JP2022042582A - 注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】注水制御の信頼性を高めることができる注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】注水制御システムは、副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から井戸への注水を調整する調圧弁と、副配管への注水を調整する注水電磁弁と、副配管から、注水電磁弁と調圧弁との間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
近年、地下水を井戸からくみ上げて、温熱源又は冷熱源として利用する地中熱利用システムが提案されている。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、帯水層から取水した水の熱を、熱交換器を介して利用し、帯水層へ環水する地中熱利用システムが開示されている。
特開2018-173256号公報
特許文献1に開示された地中熱利用システムは、調圧弁を介して、配管から井戸へ注水している。
しかし、特許文献1に開示された地中熱利用システムでは、検知された配管内の圧力に関連して調圧弁が開閉するため、配管内に過渡的な圧力変化が生じると、調圧弁が動作しないことがある。
このため、注水制御の信頼性が低くなることがある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、注水制御の信頼性を高めることができる注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る注水制御システムは、副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、前記副配管への注水を調整する注水電磁弁と、前記副配管から、前記注水電磁弁と前記調圧弁との間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁と、を備える注水制御システムと、を備える。
本開示に係る制御装置は、副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御する第一制御部と、前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する第二制御部と、を備える。
本開示に係る制御方法は、副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御し、前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する。
本開示に係るプログラムは、コンピュータに、副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御し、前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する方法を実行させるためのプログラムである。
本開示の注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラムによれば、注水制御の信頼性を高めることができる。
本開示の実施形態に係る地中熱利用システムの系統図である。 本開示の実施形態に係る調圧弁の部分断面図を含む注水制御システムの系統図である。 本開示の実施形態に係る制御装置のブロック図である。 本開示の実施形態に係る制御方法の手順を示すフローチャートである。 本開示の比較例に係る調圧弁の部分断面図を含む注水制御システムの系統図である。 本開示の比較例に係る注水弁操作時におけるパイロット弁の断面図である。 本開示の比較例に係る注水弁閉鎖時におけるパイロット弁の断面図である。 本開示の実施形態に係る制御装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
<実施形態>
本開示に係る地中熱利用システムの実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
(地中熱利用システムの構成)
図1に示すように、地中熱利用システム9は、注水制御システム1と、井戸2と、主配管3と、熱交換器4と、ポンプ5と、を備える。
例えば、地中熱利用システム9は、複数の注水制御システム1と、複数の井戸2と、主配管3と、熱交換器4と、複数のポンプ5と、を備えてもよい。
(井戸の構成)
複数の井戸2は、地上OGから帯水層LY内に延びている。
例えば、複数の井戸2は、揚水井戸21と、注水井戸22と、を含んでもよい。
以下、「揚水井戸21」、「注水井戸22」と呼んでいるが、地中熱利用システム9は、揚水井戸21からくみ上げた貯水を熱利用しているだけではなく、注水井戸22からくみ上げた貯水を熱利用している。ただし、以下説明を簡略化するために、揚水井戸21内の貯水を主配管3にくみ上げて熱交換を行う場合を中心に説明する。
各井戸2は、地上OGから帯水層LYに至る地下に向かって掘削された掘削孔HOLに埋め込まれたケーシング2aを備える。
ケーシング2aには、例えば複数のスリットからなるストレーナー2bを有する。
ストレーナー2bによって、井戸2は、帯水層LYの地下水をケーシング2aの内部に取り込んだり、ケーシング2aの内部から帯水層LYへ貯水を戻したりできるように構成されている。
例えば、各井戸2に、注水制御システム1と、ポンプ5と、が設けられていてもよい。
(主配管の構成)
主配管3は、井戸2の内部に延びている。
例えば、主配管3は、揚水井戸21と注水井戸22とを接続するように、揚水井戸21と注水井戸22との各貯水に両端が浸漬されていてもよい。
例えば、主配管3の各端は、注水制御システム1を介して貯水に浸漬されていてもよい。
例えば、ポンプ5によりくみ上げられた貯水が、揚水井戸21から注水井戸22に向かって流れることができるように、主配管3の一端は揚水井戸21内に設けられ、主配管3の他端は注水井戸22に設けられていてもよい。
(熱交換器の構成)
熱交換器4は、主配管3を介して主配管3内の水と熱交換する。
例えば、熱交換器4と井戸2からくみ上げられて主配管3内を流れる水との間で熱交換が行われ、熱交換が行われた後の水は、主配管3内を流れ、井戸2に注水されてもよい。
例えば、熱交換器4は、地上OGにおいて、主配管3の途中に設けられていてもよい。
(ポンプの構成)
ポンプ5は、井戸2から主配管3に揚水する。
例えば、ポンプ5は、注水制御システム1を介して、主配管3内へ井戸2内の貯水をくみ上げてもよい。
例えば、ポンプ5は、主配管3の両端に設けられ、井戸2内の貯水に浸漬されていてもよい。
例えば、ポンプ5は、インバータ制御により出力を変更できてもよい。
(注水制御システムの構成)
図2に示すように、注水制御システム1は、調圧弁11と、注水電磁弁12と、排水電磁弁13と、を備える。
例えば、注水制御システム1は、副配管14と、排水管15と、逆止弁16と、圧力センサ17と、制御弁18と、制御装置19と、をさらに備えてもよい。
例えば、注水制御システム1は、注水電磁弁12が副配管14を閉じると共に、排水電磁弁13が排水管15を開くことにより、調圧弁11が開いてもよい。
例えば、注水制御システム1は、注水電磁弁12が副配管14を開くと共に、排水電磁弁13が排水管15を閉じることにより、調圧弁11が閉じてもよい。
(調圧弁の構成)
調圧弁11は、副配管14からの注水圧に関連して、井戸2の内部に延びる主配管3から井戸2への注水を調整する。
調圧弁11は、主配管3の各端に接続され、主配管3の各端を開閉可能に構成されている。
例えば、調圧弁11は、弁体調整室111と、弁体112と、流路113と、を備えてもよい。
例えば、調圧弁11は、弁体調整室111への注水圧に関連して、井戸2への注水を調整してもよい。その際、副配管14は弁体調整室111に連通しており、副配管14からの注水圧が、弁体調整室111に加わってもよい。
例えば、調圧弁11は、弁体調整室111内の注水圧と、ばねや調整ネジ等により設定される設定圧力と、に関連して、弁体112が作動することにより、弁体112が流路113を開閉するように構成されてもよい。その際、調圧弁11は、弁体調整室111内の注水圧に、ばねや調整ネジ等により設定される設定圧力を加えた圧力により生じる押す力で、流路113を閉じるように構成されてもよい。
例えば、注水電磁弁12が副配管14を閉じると共に、排水電磁弁13が排水管15を開く場合、副配管14から弁体調整室111に注水圧が加えられないことで、設定圧力以上の圧力を有する主配管3に対し、調圧弁11が開いてもよい。
例えば、注水電磁弁12が副配管14を開くと共に、排水電磁弁13が排水管15を閉じる場合、副配管14から弁体調整室111に注水圧が加えられることで、設定圧力以上の圧力を有する主配管3に対し、調圧弁11が閉じてもよい。
これにより、調圧弁11による主配管3の開閉に亘り主配管3内を加圧状態に保ちながら、注水制御システム1は、調圧弁11を作動させることができる。
(注水電磁弁の構成)
注水電磁弁12は、副配管14への注水を調整する。
例えば、注水電磁弁12は、制御装置19からの第一制御信号SG1に関連して開閉可能な電磁弁であってもよい。
例えば、注水電磁弁12は、副配管14の途中に設けられ、副配管14の流路を開閉してもよい。
例えば、注水電磁弁12は、副配管14のうち、主配管3と排水管15との間に設けられていてもよい。
例えば、注水電磁弁12は、地上OGに設けられていてもよい。
(排水電磁弁の構成)
排水電磁弁13は、副配管14から排水管15への排水を調整する。
例えば、排水電磁弁13は、制御装置19からの第二制御信号SG2に関連して開閉可能な電磁弁であってもよい。
例えば、排水電磁弁13は、排水管15の途中に設けられ、排水管15の流路を開閉してもよい。
例えば、排水電磁弁13は、地上OGに設けられていてもよい。
(副配管の構成)
副配管14は、調圧弁11に向かって延びている。
副配管14は、一端に注入された水を、他端に接続された調圧弁11に注入するように構成されている。
例えば、副配管14は、主配管3から分岐し、調圧弁11に延びていてもよい。
例えば、主配管3内を流れる水の一部が副配管14を介して調圧弁11に流れるように、副配管14は、地上OGにおいて一端が主配管3から分岐し、井戸2内において他端が調圧弁11の弁体調整室111に接続するように構成されてもよい。
例えば、副配管14は、熱交換器4と調圧弁11との間の第一分岐点PB1で、主配管3から分岐してもよい。
(排水管の構成)
排水管15は、副配管14から、注水電磁弁12と調圧弁11との間で分岐している。
排水管15は、副配管14内に注入された水を排出できるように構成されている。
例えば、排水管15は、排水電磁弁13を介して、副配管14内に注入された水を排出できるように構成されてもよい。
例えば、排水管15は、注水電磁弁12と調圧弁11との間の第二分岐点PB2で、副配管14から分岐していてもよい。
例えば、副配管14内を流れる水の一部が排水管15に流れるように、排水管15は、副配管14から分岐してもよい。
(逆止弁の構成)
逆止弁16は、主配管3に対し調圧弁11と並列に、主配管3の各端に接続されている。
逆止弁16は、ポンプ5と主配管3との間に設けられ、ポンプ5と主配管3との間の流水の向きを一方通行としている。
例えば、逆止弁16は、ポンプ5から主配管3に向かって水が流れ、主配管3からポンプ5に向かって水が流れないように構成されてもよい。その際、少なくとも主配管3からポンプ5に向かって主配管3内の水の流れを閉鎖することによって、逆止弁16は、ポンプ5から主配管3に向かって加圧可能に構成され、少なくとも調圧弁11が閉じている間、加圧密閉回路を形成してもよい。
これにより、逆止弁16と調圧弁11とは、ポンプ5からの揚水を主配管3に、主配管3からの注水を井戸2のケーシング2a内に放出する切換え弁の役割を担っている。
例えば、逆止弁16の一端がポンプ5に接続され、逆止弁16の他端が主配管3に接続されてもよい。
例えば、各井戸2内において、逆止弁16は、ポンプ5の加圧側に設けられてもよい。
例えば、各井戸2内において、逆止弁16は、ポンプ5よりも上方に設けてられてもよい。
例えば、逆止弁16は、調圧弁11と一体に形成されてもよい。
ここで、揚水井戸21側の逆止弁16と注水井戸22側の調圧弁11との関係の一例について説明する。
揚水井戸21側において、ポンプ5から主配管3に向かって加わる圧力が、逆止弁16の作動圧力に達すると、逆止弁16はポンプ5から主配管3に向かって水を開放する。そして、逆止弁16が水を開放すると、ポンプ5から主配管3に向かって作動圧力が加わる。
なお、このとき揚水井戸21側の調圧弁11は、閉じている。
他方、注水井戸22側において、調圧弁11が主配管3から井戸2に向かって水を開放する設定圧力は、この逆止弁16の作動圧力よりも大きくなるように設定されている。したがって、ポンプ5から主配管3に向かって加わる圧力が、逆止弁16の作動圧力に達すると、主配管3内の圧力は、少なくとも逆止弁16の作動圧力となる。
揚水井戸21側のポンプ5により、ポンプ5から主配管3に向かって加わる圧力をさらに大きくすると、主配管3内の圧力は、調圧弁11の設定圧力まで大きくなる。主配管3内の圧力が、注水井戸22側の調圧弁11の設定圧力より大きくなると、上述のとおり、調圧弁11は、主配管3から注水井戸22に向かって主配管3内の水を開放する。
したがって、調圧弁11の設定圧力を、貯水の気泡の発生を抑制できる圧力に設定すれば、地中熱利用システム9は、揚水井戸21からくみ上げた主配管3内の貯水を、気泡の発生を抑制しつつ注水井戸22に注水することができる。
(圧力センサの構成)
圧力センサ17は、主配管3内の圧力を検出する。
例えば、圧力センサ17は、検出した圧力に関連する圧力情報を、制御弁18に出力してもよい。
例えば、圧力センサ17は、主配管3の途中に設けられていてもよい。
例えば、圧力センサ17は、制御弁18と熱交換器4との間の主配管3に設けられており、制御弁18より熱交換器4側の主配管3内の圧力を検出してもよい。
例えば、圧力センサ17は、第一分岐点PB1と熱交換器4との間の主配管3に設けられており、第一分岐点PB1より熱交換器4側の主配管3内の圧力を検出してもよい。
例えば、圧力センサ17は、井戸2の蓋付近に設けられてもよい。
(制御弁の構成)
制御弁18は、主配管3を開閉可能であり、主配管3内の圧力を調整できてもよい。
例えば、制御弁18は、電磁弁であってもよい。
例えば、地中熱利用システム9の運転時において、ポンプ5が起動されたら、注水制御システム1は、制御弁18を全開、排水電磁弁13を全開、注水電磁弁12を全閉にして、調圧弁11が開き、注水できるようにしてもよい。
さらにその際、ポンプ5は、井戸2への注水圧一定にインバータ制御を行い、注水制御システム1は、圧力一定制御で制御弁18の制御弁開度を調整してもよい。
例えば、地中熱利用システム9の停止時において、注水制御システム1は、制御弁18を前回の設定のままに設定し、排水電磁弁13を全開とし、注水電磁弁12を全閉にして、調圧弁11が閉め、密閉状態にし、主配管3内の圧力を制圧に保つようにしてもよい。
例えば、制御弁18は、主配管3内の圧力制御情報として、ポンプ5のインバータ周波数等の出力情報を、取得してもよい。
例えば、制御弁18は、主配管3内の圧力制御情報として、圧力センサ17で検出した圧力に関連する圧力情報を、取得してもよい。
例えば、制御弁18は、主配管3の途中に設けられ、主配管3の流路を開閉してもよい。
例えば、制御弁18は、調圧弁11と熱交換器4との間の主配管3に設けられてもよい。
例えば、制御弁18は、調圧弁11と第一分岐点PB1との間の主配管3に設けられていてもよい。
例えば、圧力センサ17は、井戸2の蓋付近に設けられてもよい。
(制御装置の構成)
図3に示すように、制御装置19は、第一制御部192と、第二制御部193と、を備える。
例えば、制御装置19は、取得部191をさらに備えてもよい。
取得部191は、調圧弁11の開閉に関連する指令を取得する。
例えば、取得部191は、操作者や他の装置から、調圧弁11を開く旨の指令又は閉じる旨の指令を取得してもよい。
例えば、取得部191は、制御装置19内に予め記憶されたシーケンスに基づき、調圧弁11を開く旨又は閉じる旨の指令を取得してもよい。
第一制御部192は、注水電磁弁12を制御する。
例えば、第一制御部192は、注水電磁弁12に第一制御信号SG1を送信してもよい。
例えば、取得部191が調圧弁11を開く旨の指令を取得した場合、第一制御部192は、注水電磁弁12に、第一制御信号SG1として、副配管14を閉じる旨の信号を送信してもよい。
例えば、取得部191が調圧弁11を閉じる旨の指令を取得した場合、第一制御部192は、注水電磁弁12に、第一制御信号SG1として、副配管14を開く旨の信号を送信してもよい。
第二制御部193は、排水電磁弁13を制御する。
例えば、第二制御部193は、排水電磁弁13に第二制御信号SG2を送信してもよい。
例えば、取得部191が調圧弁11を開く旨の指令を取得した場合、第一制御部192は、排水電磁弁13に、第二制御信号SG2として、副配管14を開く旨の信号を送信してもよい。
例えば、取得部191が調圧弁11を閉じる旨の指令を取得した場合、第一制御部192は、排水電磁弁13に、第二制御信号SG2として、副配管14を閉じる旨の信号を送信してもよい。
(制御装置の動作)
本実施形態の制御装置19の動作について説明する。
制御装置19の動作は、制御方法の実施形態に相当する。
制御装置19は、図4に示す各ステップを実施する。
まず、取得部191は、調圧弁11の開閉に関連する指令を取得する(ST01:指令を取得するステップ)。
ST01の実施に続いて、第一制御部192は、注水電磁弁12を制御する(ST02:注水電磁弁を制御するステップ)。
ST01の実施に続いて、第二制御部193は、排水電磁弁13を制御する(ST03:排水電磁弁を制御するステップ)。
例えば、ST02とST03とは、並列に実施してもよい。
例えば、ST02とST03とは、同時に実施してもよい。
(作用及び効果)
本実施形態によれば、注水制御システム1は、注水電磁弁12及び排水電磁弁13で調整される副配管14からの注水圧により、調圧弁11を調整している。
このため、調圧弁11の動作が、主配管3内の圧力変化に影響されにくい。
したがって、注水制御システム1は、注水制御の信頼性を高めることができる。
また本実施形態の一例によれば、注水電磁弁12と排水電磁弁13とが、地上OGに設けられているため、地上OGにおいて注水電磁弁12と排水電磁弁13の動作をモニタリングできる。
このため、トラブルの原因等が特定しやすく、注水制御システム1のメンテナンスが容易となる。
また本実施形態の一例によれば、副配管14が主配管3から分岐し、調圧弁11に延びているため、注水制御システム1は、主配管3からの注水圧で副配管14内を加圧することができる。
このため、注水制御システム1の構成を簡素化できる。
ここで比較例として、図5~図7に示すような、副配管14からの調圧弁11への注水圧を、主配管3から分岐している副配管14に設けたパイロット弁950で調整する注水制御システム901を挙げる。その際、注水制御システム901は、副配管14の水圧でパイロット弁950が動作する方式を取っている。
他方、注水制御システム901において、調圧弁11が開くと主配管3内の水圧と共に副配管14が下がり、調圧弁11が閉じる主配管3内の水圧と共に副配管14が上がる。
このため、調圧弁11が開閉を繰り返し、場合によっては調圧弁11が開かず、主配管3の圧力が上昇することがある。
これに対し、本実施形態の一例によれば、上述のとおり副配管14が主配管3から分岐しているものの、注水電磁弁12及び排水電磁弁13で副配管14からの注水圧を調整しているため、調圧弁11の動作が、主配管3内の過渡的な圧力変化に影響されにくい。
また本実施形態の一例によれば、注水電磁弁12が副配管14を閉じると共に、排水電磁弁13が排水管15を開くことにより、調圧弁11が開くため、副配管14からの注水圧が調圧弁11にかからない場合に調圧弁11が開く。
このため、副配管14内が加圧される前の起動状態において、注水制御システム1は、調圧弁11を開くことができる。
したがって、主配管3内の過渡的な圧力上昇が抑制できる。
また本実施形態の一例によれば、注水電磁弁12が副配管14を開くと共に、排水電磁弁13が排水管15を閉じることにより、調圧弁11が閉じるため、副配管14からの注水圧が調圧弁11にかかっている場合に調圧弁11が閉じる。
このため、副配管14内が加圧された後の定常状態において、注水制御システム1は、調圧弁11を閉じることができる。
したがって、注水制御システム1は、主配管3から井戸2への注水を停止できる。
また本実施形態の一例によれば、注水制御システム1は、主配管3を開閉可能な制御弁18をさらに備えるため、注水制御システム1は、制御弁18により主配管3内の圧力を制御できる。
また本実施形態の一例によれば、注水制御システム1は、主配管3内の圧力を検出する圧力センサ17をさらに備え、検出された圧力に関連して制御弁18を制御するため、注水制御システム1は、検出された圧力に基づき、主配管3内の圧力を制御できる。
また本実施形態の一例によれば、注水制御システム1は、調圧弁11による主配管3の開閉に亘り主配管3内を加圧状態に保っているので、主配管3内を常時加圧できる。
このため、井戸2の水の酸化による水酸化第二鉄等のフロックの発生や、地下水中の揮発性ガスによる気泡を原因とする井戸スクリーンの閉塞を抑制できる。
また本実施形態の一例によれば、地中熱利用システム9は、注水制御システム1と、井戸2と、主配管3と、井戸2から主配管3に揚水するポンプ5と、主配管3と熱交換する熱交換器4と、備えるため、地中熱利用システム9は、井戸2の貯水と熱交換器4との間で熱交換できる。
このため、井戸2からくみ上げた貯水を熱利用できる。
<変形例>
本実施形態の一例では、注水電磁弁12が副配管14を閉じると共に、排水電磁弁13が排水管15を開くことにより、調圧弁11を開いているが、副配管14からの注水圧に関連して、主配管3から井戸2への注水を調整できるなら、注水制御システム1はどのように構成されてもよい。
変形例として、例えば主配管3内の過渡的な圧力変化等が課題とならない場合、注水制御システム1は、注水電磁弁12が副配管14を開くと共に、排水電磁弁13が排水管15を閉じることにより、調圧弁11が開くように構成されてもよい。
本実施形態の一例では、注水電磁弁12が副配管14を開くと共に、排水電磁弁13が排水管15を閉じることにより、調圧弁11が閉じているが、副配管14からの注水圧に関連して、主配管3から井戸2への注水を調整できるなら、注水制御システム1はどのように構成されてもよい。
変形例として、注水制御システム1は、注水電磁弁12が副配管14を閉じると共に、排水電磁弁13が排水管15を開くことにより、調圧弁11が閉じるように構成されてもよい。
本実施形態の一例では、副配管14が、主配管3から分岐し、調圧弁11に延びているが、調圧弁11に加える注水圧を副配管14内に生じさせることができれば、副配管14はどのように構成されてもよい。
変形例として、注水制御システム1において、副配管14にポンプ等を設け、副配管14に設けられたポンプ等により、調圧弁11に加える注水圧が副配管14内に生じるように構成されてもよい。その際、第一分岐点PB1において副配管14の一端が主配管3から分岐せず主配管3と分離され、主配管3内を流れる水が副配管14に流れないように構成されてもよい。
本実施形態の一例では、ST02とST03とは、同時に実施しているが、副配管14からの注水圧を調整できるなら、注水電磁弁12及び排水電磁弁13はどのように制御されてもよい。
変形例として、ST02の実施に続いて、ST03を実施してもよい。
他の変形例として、ST03の実施に続いて、ST02を実施してもよい。
なお、上述の各実施形態においては、制御装置19の各種機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
上述の各実施形態において、制御装置19の各種機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータ190のハードウェア構成の例について説明する。
図8に示すように、制御装置19が備えるコンピュータ190は、プロセッサ195と、メモリ196と、記憶/再生装置197と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)198と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)199と、を備える。
例えば、プロセッサ195は、CPUであってもよい。
例えば、メモリ196は、制御装置19で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体であってもよい。
例えば、記憶/再生装置197は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置であってもよい。
例えば、IO I/F198は、制御装置19と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースであってもよい。
例えば、通信I/F199は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、制御装置19と他の装置との間で通信を行うインタフェースであってもよい。
<その他の実施形態>
以上、本開示の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として示したものであり、本開示の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、本開示の範囲や要旨に含まれると同様に、本開示の範囲とその均等の範囲に含まれるものとする。
<付記>
上述の実施形態に記載の注水制御システム、地中熱利用システム、制御装置、制御方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る注水制御システム1は、副配管14からの注水圧に関連して、井戸2の内部に延びる主配管3から井戸2への注水を調整する調圧弁11と、副配管14への注水を調整する注水電磁弁12と、副配管14から、注水電磁弁12と調圧弁11との間で分岐している排水管15への排水を調整する排水電磁弁13と、を備える。
本態様によれば、注水制御システム1は、注水電磁弁12及び排水電磁弁13で調整される副配管14からの注水圧により、調圧弁11を調整している。
このため、調圧弁11の動作が、主配管3内の過渡的な圧力変化に影響されにくい。
したがって、注水制御システム1は、注水制御の信頼性を高めることができる。
(2)第2の態様に係る注水制御システム1は、注水電磁弁12と排水電磁弁13とが、地上OGに設けられている(2)の注水制御システム1である。
本態様によれば、注水制御システム1は、地上OGにおいて注水電磁弁12と排水電磁弁13の動作をモニタリングできる。
このため、トラブルの原因等が特定しやすく、注水制御システム1のメンテナンスが容易となる。
(3)第3の態様に係る注水制御システム1は、副配管14が主配管3から分岐し、調圧弁11に延びている(1)又は(2)の注水制御システム1である。
本態様によれば、注水制御システム1は、主配管3からの注水圧で副配管14内を加圧することができる。
このため、注水制御システム1の構成を簡素化できる。
(4)第4の態様に係る注水制御システム1は、注水電磁弁12が副配管14を閉じると共に、排水電磁弁13が排水管15を開くことにより、調圧弁11が開く(1)から(3)のいずれかの注水制御システム1である。
本態様によれば、副配管14からの注水圧が調圧弁11にかからない場合に調圧弁11が開く。
このため、副配管14内が加圧される前の起動状態において、注水制御システム1は、調圧弁11を開くことができる。
したがって、主配管3内の過渡的な圧力上昇が抑制できる。
(5)第5の態様に係る注水制御システム1は、注水電磁弁12が副配管14を開くと共に、排水電磁弁13が排水管15を閉じることにより、調圧弁11が閉じる(1)から(4)のいずれかの注水制御システム1である。
本態様によれば、副配管14からの注水圧が調圧弁11にかかっている場合に調圧弁11が閉じる。
このため、副配管14内が加圧された後の定常状態において、注水制御システム1は、調圧弁11を閉じることができる。
したがって、注水制御システム1は、主配管3から井戸2への注水を停止できる。
(6)第6の態様に係る注水制御システム1は、主配管3を開閉可能な制御弁18をさらに備える(1)から(5)のいずれかの注水制御システム1である。
本態様によれば、注水制御システム1は、制御弁18により主配管3内の圧力を制御できる。
(7)第7の態様に係る注水制御システム1は、主配管3内の圧力を検出する圧力センサ17をさらに備え、検出された圧力に関連して制御弁18を制御する(6)の注水制御システム1である。
本態様によれば、注水制御システム1は、検出された圧力に基づき、主配管3内の圧力を制御できる。
(8)第8の態様に係る地中熱利用システム9は、(1)から(7)のいずれかの注水制御システム1と、井戸2と、主配管3と、井戸2から主配管3に揚水するポンプ5と、主配管3と熱交換する熱交換器4と、備える。
本態様によれば、地中熱利用システム9は、井戸2の貯水と熱交換器4との間で熱交換できる。
このため、井戸2からくみ上げた貯水を熱利用できる。
(9)第9の態様に係る制御装置19は、副配管14への注水を調整する注水電磁弁12を制御する第一制御部192と、副配管14から、注水電磁弁12と、副配管14からの注水圧に関連して、井戸2の内部に延びる主配管3から井戸2への注水を調整する調圧弁11と、の間で分岐している排水管15への排水を調整する排水電磁弁13を制御する第二制御部193と、を備える。
本態様によれば、制御装置19は、注水電磁弁12及び排水電磁弁13で調整される副配管14からの注水圧により、調圧弁11を調整している。
このため、調圧弁11の動作が、主配管3内の過渡的な圧力変化に影響されにくい。
したがって、制御装置19は、注水制御の信頼性を高めることができる。
(10)第10の態様に係る制御方法は、副配管14への注水を調整する注水電磁弁12を制御し、副配管14から、注水電磁弁12と、副配管14からの注水圧に関連して、井戸2の内部に延びる主配管3から井戸2への注水を調整する調圧弁11と、の間で分岐している排水管15への排水を調整する排水電磁弁13を制御する。
本態様によれば、制御方法は、注水電磁弁12及び排水電磁弁13で調整される副配管14からの注水圧により、調圧弁11を調整している。
このため、調圧弁11の動作が、主配管3内の過渡的な圧力変化に影響されにくい。
したがって、制御方法は、注水制御の信頼性を高めることができる。
(11)第11の態様に係るプログラムは、コンピュータに、副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御し、前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する方法を実行させる。
本態様によれば、プログラムが実行されるコンピュータは、注水電磁弁12及び排水電磁弁13で調整される副配管14からの注水圧により、調圧弁11を調整している。
このため、調圧弁11の動作が、主配管3内の過渡的な圧力変化に影響されにくい。
したがって、プログラムは、注水制御の信頼性を高めることができる。
1 注水制御システム
2 井戸
2a ケーシング
2b ストレーナー
3 主配管
4 熱交換器
5 ポンプ
9 地中熱利用システム
11 調圧弁
12 注水電磁弁
13 排水電磁弁
14 副配管
15 排水管
16 逆止弁
17 圧力センサ
18 制御弁
19 制御装置
21 揚水井戸
22 注水井戸
111 弁体調整室
112 弁体
113 流路
190 コンピュータ
191 取得部
192 第一制御部
193 第二制御部
195 プロセッサ
196 メモリ
197 記憶/再生装置
198 IO I/F
199 通信I/F
901 注水制御システム
950 パイロット弁
HOL 掘削孔
LY 帯水層
OG 地上
PB1 第一分岐点
PB2 第二分岐点
SG1 第一制御信号
SG2 第二制御信号

Claims (11)

  1. 副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、
    前記副配管への注水を調整する注水電磁弁と、
    前記副配管から、前記注水電磁弁と前記調圧弁との間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁と、
    を備える注水制御システム。
  2. 前記注水電磁弁と前記排水電磁弁とが、地上に設けられている請求項1に記載の注水制御システム。
  3. 前記副配管が前記主配管から分岐し、前記調圧弁に延びている請求項1又は2に記載の注水制御システム。
  4. 前記注水電磁弁が前記副配管を閉じると共に、前記排水電磁弁が前記排水管を開くことにより、前記調圧弁が開く請求項1から3のいずれか一項に記載の注水制御システム。
  5. 前記注水電磁弁が前記副配管を開くと共に、前記排水電磁弁が前記排水管を閉じることにより、前記調圧弁が閉じる請求項1から4のいずれか一項に記載の注水制御システム。
  6. 前記主配管を開閉可能な制御弁をさらに備える請求項1から5のいずれか一項に記載の注水制御システム。
  7. 前記主配管内の圧力を検出する圧力センサをさらに備え、
    検出された前記圧力に関連して前記制御弁を制御する請求項6に記載の注水制御システム。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の注水制御システムと、
    前記井戸と、
    前記主配管と、
    前記井戸から前記主配管に揚水するポンプと、
    前記主配管と熱交換する熱交換器と、
    を備える地中熱利用システム。
  9. 副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御する第一制御部と、
    前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する第二制御部と、
    を備える制御装置。
  10. 副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御し、
    前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する
    制御方法。
  11. コンピュータに、
    副配管への注水を調整する注水電磁弁を制御し、
    前記副配管から、前記注水電磁弁と、前記副配管からの注水圧に関連して、井戸の内部に延びる主配管から前記井戸への注水を調整する調圧弁と、の間で分岐している排水管への排水を調整する排水電磁弁を制御する
    方法を実行させるためのプログラム。
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