JP2022042490A - コバルト基合金構造体の製造方法、および該製造方法により得られるコバルト基合金構造体 - Google Patents
コバルト基合金構造体の製造方法、および該製造方法により得られるコバルト基合金構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022042490A JP2022042490A JP2021136907A JP2021136907A JP2022042490A JP 2022042490 A JP2022042490 A JP 2022042490A JP 2021136907 A JP2021136907 A JP 2021136907A JP 2021136907 A JP2021136907 A JP 2021136907A JP 2022042490 A JP2022042490 A JP 2022042490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- based alloy
- mass
- cobalt
- less
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】本発明は、空間部を有する第1構造部と当該空間部に埋設される第2構造部とを備えるCo基合金構造体の製造方法であって、粉末の粒度分布の範囲が5~85μmでD90の範囲が40~80μmの範囲となる第1Co基合金粉末を用いて積層造形法により前記第1構造部を造形する工程と、粉末の粒度分布の範囲が5~85μmでD90の範囲が40~80μmとなる第2Co基合金粉末を前記第1構造部の前記空間部に充填した状態で、熱間等方圧加圧法により前記空間部に前記第2構造部を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
Co基合金は、一般的に利用されているNi基合金に比較して融点が50~100℃程度高く、置換型元素の拡散係数がNi基よりも小さい。このため、Co基合金では、高温での使用中に生じる組織変化が少ない。また、Co基合金は、Ni基合金と比較して延性に富んでいる。このため、Co基合金は、鍛造,圧延,プレス等の塑性加工が容易となる。
図1は、Co基合金構造体の一例としてのタービン高温部材であるタービン静翼を示す斜視模式図である。図1に示すように、タービン静翼1は、概略的に、内輪側エンドウォール2、翼部3、および外輪側エンドウォール4により構成されている。翼部3の内部には、図示しない空気通路部が形成される。例えば、出力30MW級の発電用ガスタービンの場合、翼部3の長さ(両エンドウォールの間の距離)は170mm程度である。なお、上記タービン高温部材は、ガスタービン用途に限定されず、他のタービン用途(例えば、蒸気タービン用途)であってもよい。
第1構造部5は、第1Co基合金粉末からなる積層造形体として構成されている。すなわち、第1構造部5は、積層造形法(AM法)により造形される。AM法は、ガスアトマイズ法などにより作製した粉末を、レーザなどを熱源とした3Dプリンタを用いて選択的に溶融・凝固することにより物品を成形する方法である。第1構造部5の形成工程(後述する積層造形工程S2)に用いられる第1Co基合金粉末は、粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下でD90の範囲が40μm以上80μmとなるように構成されている。なお、第1Co基合金粉末の化学組成については後述する。
第2構造部10は、第2Co基合金粉末からなる焼結体として構成されている。第1Co基合金粉末と同様に、第2Co基合金粉末も粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下でD90の範囲が40μm以上80μmとなるように構成されている。第2Co基合金粉末の化学組成については後述する。第2構造部10は、熱間等方圧加圧法(HIP)により形成される。
図1~図3に示すように、第1構造部5には、真空引き用ポート20が設けられている。真空引き用ポート20は、後述の粉末充填および脱気工程S3で主に用いられる。この実施形態において、真空引き用ポート20は、図3の紙面右側かつ紙面手前側に配置されている。真空引き用ポート20は、略筒状に形成されている。具体的に、真空引き用ポート20は、各図の紙面において、下端部から中途部に亘る部分が略円錐状となる一方、中途部から上端部に亘る部分が略円筒状となるように形成されている。真空引き用ポート20の下端部は、本体部6の壁部8bと一体に形成されている。なお、真空引き用ポート20は、後述する表面処理工程S7を経た後に、第1構造部5から取り除かれる。
本開示の実施形態に係る製造方法に用いられる第1および第2Co基合金粉末は、粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下でD90の範囲が40μm以上80μm以下の粉末で構成される多結晶粉末である。以下、Co基合金粉末の化学組成を説明する。
C成分は、析出強化相となるMC型炭化物相(Ti、Zr、Nb、Ta、Hfおよび/またはVの炭化物相、強化炭化物相と称する場合がある)を構成する重要な成分である。上記MC型炭化物相において、「M」は遷移金属を意味し、「C」は炭素を意味する。C成分の含有率は、0.08質量%以上0.25質量%以下が好ましく、0.1質量%以上0.2質量%以下がより好ましく、0.12質量%以上0.18質量%以下が更に好ましい。C含有率が0.08質量%未満になると、強化炭化物相の析出量が不足し、機械的特性向上の作用効果が十分に得られない。一方、C含有率が0.25質量%超になると、過度に硬化することで、Co基合金を焼結して得た焼結体の延性や靭性が低下する。
B成分は、結晶粒界の接合性の向上(いわゆる粒界強化)に寄与する成分である。B成分は必須成分ではないが、含有させる場合、0.1質量%以下が好ましく、0.005質量%以上0.05質量%以下がより好ましい。B含有率が0.1質量%超になると、Co基合金の焼結時やその後の熱処理で割れが発生し易くなる。
Cr成分は、耐食性や耐酸化性の向上に寄与する成分である。Cr成分の含有率は、10質量%以上30質量%以下が好ましく、10質量%以上25質量%以下がより好ましい。Co基合金製造物の最表面に耐食性被覆層を別途設けるような場合は、Cr成分の含有率は、10質量%以上18質量%以下が更に好ましい。Cr含有率が10質量%未満になると、耐食性や耐酸化性が不十分になる。一方、Cr含有率が30質量%超になると、脆性のσ相が生成したりCr炭化物相が生成したりして機械的特性(靱性、延性、強さ)が低下する。
Ni成分は、Co成分と類似した特性を有しかつCoに比して安価なことから、Co成分の一部を置き換えるかたちで含有させることができる成分である。Ni成分は必須成分ではないが、含有させる場合、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、5質量%以上15質量%以下が更に好ましい。Ni含有率が30質量%超になると、Co基合金の特徴である耐摩耗性や局所応力への耐性が低下する。これは、Coの積層欠陥エネルギーとNiのそれとの差異に起因すると考えられる。
Fe成分は、Niよりもはるかに安価でありかつNi成分と類似した性状を有することから、Ni成分の一部を置き換えるかたちで含有させることができる成分である。すなわち、FeおよびNiの合計含有率は30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、5質量%以上15質量%以下が更に好ましい。Fe成分は必須成分ではないが、含有させる場合、Ni含有率よりも少ない範囲で5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。Fe含有率が5質量%超になると、耐食性や機械的特性の低下要因になる。
W成分およびMo成分は、母相の固溶強化に寄与する成分である。W成分および/またはMo成分の含有率は、合計で5質量%以上12質量%以下が好ましく、7質量%以上10質量%以下がより好ましい。W成分とMo成分との合計含有率が5質量%未満になると、母相の固溶強化が不十分になる。一方、W成分とMo成分との合計含有率が12質量%超になると、脆性のσ相が生成し易くなって機械的特性(靱性、延性)が低下する。
Re成分は、母相の固溶強化に寄与すると共に、耐食性の向上に寄与する成分である。Re成分は必須成分ではないが、含有させる場合、W成分またはMo成分の一部を置き換えるかたちで2質量%以下が好ましく、0.5質量%以上1.5質量%以下がより好ましい。Re含有率が2質量%超になると、Re成分の作用効果が飽和するのに加えて、材料コストの増加がデメリットになる。
Ti成分、Zr成分、Nb成分、Ta成分、Hf成分およびV成分は、強化炭化物相(MC型炭化物相)を構成する重要な成分である。Ti、Zr、Nb、Ta、HfおよびV成分の1種以上の合計含有率は、0.5質量%以上2質量%以下が好ましく、合計0.5質量%以上1.8質量%以下がより好ましい。合計含有率が0.5質量%未満になると、強化炭化物相の析出量が不足し、機械的特性向上の作用効果が十分に得られない。一方、当該合計含有率が2質量%超になると、強化炭化物相粒子が粗大化したり脆性相(例えばσ相)の生成を促進したり析出強化に寄与しない酸化物相粒子を生成したりして機械的特性が低下する。
Si成分は、脱酸素の役割を担って機械的特性の向上に寄与する成分である。Si成分は必須成分ではないが、含有させる場合、0.5質量%以下が好ましく、0.01質量%以上0.3質量%以下がより好ましい。Si含有率が0.5質量%超になると、酸化物(例えばSiO2)の粗大粒子を形成して機械的特性の低下要因になる。
Mn成分は、脱酸素および脱硫の役割を担って機械的特性の向上や耐腐食性の向上に寄与する成分である。Mn成分は必須成分ではないが、含有させる場合、0.5質量%以下が好ましく、0.01質量%以上0.3質量%以下がより好ましい。Mn含有率が0.5質量%超になると、硫化物(例えばMnS)の粗大粒子を形成して機械的特性や耐食性の低下要因になる。
N成分は、Co基合金粉末を製造する際のガスアトマイズに寄与する成分である。N成分は、上記ガスアトマイズの雰囲気によって含有量が異なる。ガスアトマイズをアルゴンガス雰囲気中で行った場合にはN成分の含有量は低くなり(N:0.003質量%以上0.04質量%以下)、ガスアトマイズを窒素ガス雰囲気中で行った場合にはN成分の含有量は高くなる(N:0.04質量%以上0.1質量%以下)。
Co成分は、本合金の主要成分の一つであり、最大含有率の成分である。前述したように、Co基合金材は、Ni基合金材と同等以上の耐食性や耐摩耗性を有する利点がある。
図4は、Co基合金構造体(ここでは、外輪側エンドウォール4)の製造方法の工程例を示すフロー図である。図4に示すように、当該製造方法は、概略的に、合金粉末用意工程S1と、積層造形工程S2と、合金粉末充填および脱気工程S3と、封止工程S4と、HIP処理工程S5と、時効処理工程S6と、表面処理工程S7と、評価工程S8と、を有する。以下、各工程について説明する。
合金粉末用意工程S1は、Co基合金構造体の出発材料となる粉末(以下「出発材料粉末」という)を用意する工程である。出発材料粉末は、上記Co基合金粉末の化学組成で示した所定の化学組成を有する。出発材料粉末を作製する方法としては、例えばガスアトマイズ法が用いられる。具体的には、ガスアトマイズ装置を用いて、高周波誘導加熱を行うことにより真空排気後の不活性ガス雰囲気中または大気中において試料の溶解を行う。その後、高圧のガス(ヘリウム(He)、アルゴン(Ar)、窒素(N2)などのガス)を出発材料融液に対して吹きつけることにより、粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下でD90の範囲が40μm以上80μm以下となる略球状の合金粉末を作製する。
積層造形工程S2は、合金粉末用意工程S1により作製された第1Co基合金粉末(粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下でD90の範囲が40μm以上80μm以下)を用いて、選択的レーザ溶融(SLM)法により所望形状の積層造形体(第1構造部5の前駆体)を形成する工程である。
合金粉末充填および脱気工程S3は、HIP処理工程S5を行うための準備工程である。具体的に、合金粉末用意工程S1で作製した第2Co基合金粉末を、真空引き用ポート20を通して第1構造部5の空間部7に充填する。第2Co基合金粉末の充填が完了した後、開口部9から所定の工具を用いて空間部7における第2Co基合金粉末の充填状態を確認する。この後、真空引き用ポート20から所定の脱気装置を用いて脱気を行う。この脱気は、300℃~600℃の温度において1.0×10-3 Pa以下の圧力下で2時間以上継続するのが好ましい。なお、真空引きポート20はCo基合金の他ステンレス鋼であってもよい。
封止工程S4は、HIP処理工程S5を行うための準備工程である。具体的に、上記工程S3を終えた後に、真空引き用ポート20の開口部9を、圧着、溶接等で封止する。封止する材質は真空引きポート20と同材であることが望ましい。
HIP処理工程S5は、合金粉末用意工程S1により作製された第2Co基合金粉末を用いて、HIP法により高密度化された第2構造部10の前駆体を形成する工程である。
時効処理工程S6は、HIP処理工程S5を経た後のCo基合金構造体の前駆体に対して時効処理を施す工程である。時効温度は980℃に設定されるのが好ましい。また、時効処理工程S6の保持時間は4~10時間が好ましい。時効処理工程S6の冷却方法としては、特に限定されず、例えば水冷、油冷、空冷、炉冷のいずれかの方法を実施すればよい。なお、時効処理工程S6では、異なる温度条件および保持時間で複数回の時効処理を実施してもよい。
表面処理工程S7では、時効処理工程S6によって得られたCo基合金構造体(ここでは、外輪側エンドウォール4)に対し、真空引きポート20を切除し最終構造とする。また、必要に応じて、表面仕上げを施してもよく、あるいは耐食性被覆層を形成してもよい。
評価工程S8では、最終的に得られたCo基合金構造体(ここでは、外輪側エンドウォール4)に対し、所定の評価装置を用いて機械的強度(0.2%耐力および引張強さ)を評価する。具体的に、評価工程S8において、最終的に得られたCo基合金構造体が、例えば室温0.2%耐力が500 MPa以上でありかつ800℃引張強さが300 MPa以上であれば、タービン静翼1に適用可能な機械的強度を有していると評価される。なお、Co基合金構造体の製造方法として、評価工程S8を省略してもよい。
この実施形態では、積層造形法により複雑な形状を有する第1構造部5を造形することが比較的容易となる。また、積層造形法により第1構造部5を造形する工程(積層造形工程S2)および熱間等方圧加圧法により第2構造部10を形成する工程(HIP処理工程S5)では、いずれも粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下でD90の範囲が40μm以上80μm以下となる第1および第2Co基合金粉末が用いられる。すなわち、第1構造部5に適用される第1合金粉末と第2構造部10に適用される第2合金粉末とでは、主な化学組成および粒径が互いに共通している。
上記実施形態では、Co基合金構造体の一例として、タービン静翼1の外輪側エンドウォール4を説明したが、これに限られない。Co基合金構造体の他例としては、燃焼器部材、摩擦攪拌接合用工具などが挙げられる。
サンプルAは、粉末作製工程と、積層造形工程と、粉末充填および脱気工程と、HIP処理工程と、時効処理工程と、評価工程と、を経て作製した。なお、サンプルAの作製過程では、封止工程および表面処理工程を省略した。
サンプルB、Cは、粉末作製工程と、積層造形工程と、粉末充填および脱気工程と、HIP処理工程と、時効処理工程と、を経て作製した。なお、サンプルB、Cの各工程に関する諸条件については、サンプルAと重複する部分は詳細な説明を省略する。以下、サンプルB、Cの各過程に関し、サンプルAの各過程と異なる点を説明する。
以上のように作製したサンプルA~Cに関し、図8~図14に基づいて、各サンプルにおける第1構造部の金属組織と第2構造部の金属組織との状態を分析した。第1構造部と第2構造部の境界位置は、各サンプルの表面を研磨した後に肉眼で視認することによって決定した。
5…第1構造部、6…本体部、7…空間部、9…開口部、10…第2構造部、
20…真空引き用ポート。
Claims (5)
- コバルト基合金構造体の製造方法であって、
前記コバルト基合金構造体は、
空間部を有する第1構造部と、
前記空間部に埋設される第2構造部と、を備え、
前記製造方法は、
粉末の粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下で体積基準90%径の範囲が40μm以上80μm以下となる第1コバルト基合金粉末を用いて積層造形法により前記第1構造部を造形する工程と、
粉末の粒度分布の範囲が5μm以上85μm以下で体積基準90%径の範囲が40μm以上80μm以下となる第2コバルト基合金粉末を前記空間部に充填した状態で熱間等方圧加圧法により前記空間部に前記第2構造部を形成する工程と、を含む、ことを特徴とするコバルト基合金構造体の製造方法。 - 請求項1に記載のコバルト基合金構造体の製造方法において、
前記第1および前記第2コバルト基合金粉末は、
0.08質量%以上0.25質量%以下の炭素と、
0.1質量%以下のホウ素と、
10質量%以上30質量%以下のクロムと、
5質量%以下の鉄と、
30質量%以下のニッケルと、を含み、
前記鉄と前記ニッケルとの合計が30質量%以下であり、
タングステンおよびモリブデンのうちの少なくとも1つを合計が5質量%以上12質量%以下で含み、
チタン、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、ハフニウムおよびバナジウムのうちの少なくとも1つを合計が0.5質量%以上2質量%以下で含み、
0.5質量%以下のケイ素と、
0.5質量%以下のマンガンと、
0.003質量%以上0.1質量%以下の窒素と、を含み、
残部がコバルトと不純物とからなる、ことを特徴とするコバルト基合金構造体の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のコバルト基合金構造体の製造方法において、
前記第1コバルト基合金粉末を再生する工程を更に含み、
当該第1コバルト基合金粉末を再生する工程は、前記第1構造部を造形する工程で未利用となった前記第1コバルト基合金粉末を回収する素工程と、回収した前記第1コバルト基合金粉末を分級する素工程とを含み、
前記第2コバルト基合金粉末の少なくとも一部は、前記第1コバルト基合金粉末を再生する工程で得られた合金粉末である、ことを特徴とするコバルト基合金構造体の製造方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコバルト基合金構造体の製造方法により製造されたコバルト基合金構造体であって、前記コバルト基合金構造体の所定部分は、500 MPa以上の室温0.2%耐力と、300 MPa以上の800℃引張強さとを有している、ことを特徴とするコバルト基合金構造体。
- 請求項4に記載のコバルト基合金構造体において、
前記コバルト基合金構造体がタービン静翼であり、
前記所定部分が外輪側エンドウォールである、ことを特徴とするコバルト基合金構造体。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020210114535A KR20220030182A (ko) | 2020-09-02 | 2021-08-30 | 코발트기 합금 구조체의 제조 방법, 및 당해 제조 방법에 의해 얻어지는 코발트기 합금 구조체 |
EP21193769.3A EP3964308A1 (en) | 2020-09-02 | 2021-08-30 | Method for manufacturing cobalt-based alloy structure, and cobalt-based alloy structure obtained thereby |
US17/463,426 US20220134428A1 (en) | 2020-09-02 | 2021-08-31 | Method for manufacturing cobalt-based alloy structure, and cobalt-based alloy structure obtained thereby |
TW110132395A TW202222451A (zh) | 2020-09-02 | 2021-09-01 | 鈷基合金構造體之製造方法、及經由該製造方法所得之鈷基合金構造體 |
CN202111025411.2A CN114192785A (zh) | 2020-09-02 | 2021-09-02 | 钴基合金结构体的制造方法和由该制造方法得到的钴基合金结构体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020147377 | 2020-09-02 | ||
JP2020147377 | 2020-09-02 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022042490A true JP2022042490A (ja) | 2022-03-14 |
Family
ID=80629573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021136907A Pending JP2022042490A (ja) | 2020-09-02 | 2021-08-25 | コバルト基合金構造体の製造方法、および該製造方法により得られるコバルト基合金構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022042490A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018145463A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 三菱重工業株式会社 | 積層造形用粉末の製造方法、再生方法、再生装置および3次元造形物の製造装置 |
JP2019173175A (ja) * | 2019-04-02 | 2019-10-10 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | コバルト基合金積層造形体の製造方法 |
US20200086555A1 (en) * | 2018-09-17 | 2020-03-19 | Caterpillar Inc. | Hybrid methods of additive manufacturing |
JP2020517821A (ja) * | 2017-04-21 | 2020-06-18 | シーアールエス ホールディングス, インコーポレイテッドCrs Holdings, Incorporated | 析出硬化型コバルト−ニッケル基超合金およびそれから製造された物品 |
-
2021
- 2021-08-25 JP JP2021136907A patent/JP2022042490A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018145463A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 三菱重工業株式会社 | 積層造形用粉末の製造方法、再生方法、再生装置および3次元造形物の製造装置 |
JP2020517821A (ja) * | 2017-04-21 | 2020-06-18 | シーアールエス ホールディングス, インコーポレイテッドCrs Holdings, Incorporated | 析出硬化型コバルト−ニッケル基超合金およびそれから製造された物品 |
US20200086555A1 (en) * | 2018-09-17 | 2020-03-19 | Caterpillar Inc. | Hybrid methods of additive manufacturing |
JP2019173175A (ja) * | 2019-04-02 | 2019-10-10 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | コバルト基合金積層造形体の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102168845B1 (ko) | 코발트기 합금 적층 조형체의 제조 방법 | |
JP6713071B2 (ja) | コバルト基合金積層造形体の製造方法 | |
KR20180115344A (ko) | 알루미늄, 코발트, 철, 및 니켈로 이루어진 fcc 재료, 및 이로 제조된 제품 | |
JP6935579B2 (ja) | コバルト基合金製造物および該製造物の製造方法 | |
CN111918976B (zh) | 钴基合金制造物 | |
WO2020121367A1 (ja) | コバルト基合金積層造形体、コバルト基合金製造物、およびそれらの製造方法 | |
WO2020179083A1 (ja) | コバルト基合金製造物およびその製造方法 | |
JP6924874B2 (ja) | コバルト基合金材料 | |
WO2020179084A1 (ja) | コバルト基合金製造物、およびコバルト基合金物品 | |
KR20180114226A (ko) | 알루미늄, 코발트, 크롬, 및 니켈로 이루어진 fcc 재료, 및 이로 제조된 제품 | |
KR20220030182A (ko) | 코발트기 합금 구조체의 제조 방법, 및 당해 제조 방법에 의해 얻어지는 코발트기 합금 구조체 | |
JP2022042490A (ja) | コバルト基合金構造体の製造方法、および該製造方法により得られるコバルト基合金構造体 | |
JP7339412B2 (ja) | 積層造形用Ni系合金粉末および積層造形体 | |
JP6952237B2 (ja) | Co基合金構造体およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20211214 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20220117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230606 |