JP2022042368A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示プレートを、電子機器内で簡便に固定できる構造を実現する。【解決手段】電子機器(1)であって、カード(20)の挿入口が形成されているカード収容部(21)と、当該挿入口から出し入れ可能な表示プレート(30)を収容するプレート収容部(31)とを備え、プレート収容部(31)は、表示プレート(30)に押圧力を加えて表示プレート(30)の位置を固定する固定部(50)を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末等の電子機器に関する。
IMEI(International Mobile Equipment Identifier)は、国際移動体装置識別番号(端末識別番号)を意味し、携帯電話機およびデータ通信カード等がそれぞれ保有している識別番号である。原則として、携帯端末等はそれぞれ、個別の端末識別番号を有する。このIMEIおよび製造番号等の重要情報は、携帯端末の筐体内に設けられたトレイに記載される場合がある。
携帯端末ではスペースの関係で、当該トレイの周囲に、SDカード収容部またはSIMカード収容部等のカード収容部が配置されることがある。特許文献1には、カード用コネクタからSIMカード等を取り出すときに、同時にIMEI等が記載された表示プレートを取り出すことができる携帯端末が開示されている。
特開2015-41230号公報
特許文献1に開示された携帯端末では、IMEI等が記載された表示プレートは、SIMカード等と同じ挿入口から出し入れされる。ここで、表示プレートが携帯端末内で十分に固定されていない場合、SIMカード等の出し入れ時に、表示プレートがSIMカード等の動きを妨げる位置に移動してしまうという問題点があった。
本発明の一態様は、表示プレートを、電子機器内で簡便に固定できる構造を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電子機器は、電子機器に対して出し入れ可能なカードの挿入口が形成されており、前記カードを収容するカード収容部と、前記挿入口から出し入れ可能な表示プレートを収容するプレート収容部と、を備え、前記プレート収容部は、前記表示プレートが収容された状態で、前記表示プレートに押圧力を加えて前記表示プレートの位置を固定する固定部を有する。
本発明の一態様によれば、表示プレートを、電子機器内で簡便に固定できる構造を実現することができる。
実施形態1に係る電子機器を示す斜視断面図である。 図1に示す斜視断面図の一部を示す拡大図である。 実施形態1に係る電子機器の内部構造を示す分解図である。 実施形態1に係る電子機器の一部を示す断面図である。 実施形態2に係る電子機器の一部を示す断面図である。 実施形態3に係る電子機器の一部を示す断面図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1から図4を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスマートフォン(電子機器)1の、厚さ方向および長手方向と平行な断面を示す斜視断面図である。図1に示す領域R1の部分については、図2に拡大図として示している。なお、本発明の一実施形態に係る電子機器は、スマートフォン1に限られない。電子機器としては、例えば、タブレット型端末、携帯電話機、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型PC(Personal Computer)、電子辞書、電卓およびゲーム機が挙げられる。
(スマートフォン1の概要)
図1に示すように、スマートフォン1は、筐体10と、表示部11とを備えている。スマートフォン1が内蔵する各種部品は、筐体10と表示部11とにより形成される内部空間に配置されている。本明細書では、スマートフォン1において、表示部11が設けられている側を表側とし、その反対側を裏側とする。ただし、スマートフォン1の方向はこれに限定されない。
筐体10には、SIM(Subscriber Identity Module)カードおよびSD(Secure Digital)カード等の、スマートフォン1に対して出し入れ可能なカードの挿入口12aが形成されている。挿入口12aは、これらのカードを出し入れするとき以外は、カバー12により塞がれていることが好ましい。
図1および図2に示すように、スマートフォン1は、筐体10と表示部11とにより形成される内部空間に、基板13と、基板シールド14と、カード収容部21と、プレート収容部31とを備えている。
基板13には、スマートフォン1を機能させるための各種の電子部品が配置されている。基板13に配置されたこれらの電子部品は、基板シールド14により覆われている。
(カード収容部21)
カード収容部21は、スマートフォン1に対して出し入れ可能であり、SIMカードおよびSDカードが配置されるトレイであるSIMSDトレイ(カード)20を収容する。カード収容部21には、SIMSDトレイ20を収容するための空間が形成されている。スマートフォン1の例では、カード収容部21は、筐体10と、表示部11と、基板13とにより構成されている。しかし、カード収容部21を構成する部材はこれに限られない。SIMSDトレイ20を収容できる空間の周囲に配置されるいかなる部材も、カード収容部21を構成する部材となり得る。
カード収容部21における、SIMSDトレイ20を収容する空間は、挿入口12aに通じている。すなわち、カード収容部21には挿入口12aが形成されているといえる。SIMSDトレイ20は、挿入口12aから、スマートフォン1に対して出し入れ可能となっている。
スマートフォン1では、SIMカードおよびSDカードは、SIMSDトレイ20を介してスマートフォン1に対して出し入れされ、カード収容部21に収容される。しかしながら、SIMカードおよびSDカードは、SIMSDトレイ20を介さず、直接的にカード収容部21に収容される構成であってもよい。また、カード収容部21は、SIMカードとSDカードとのいずれか一方のみを収容するものであってもよいし、その他の種類のカードを収容するものであってもよい。
(プレート収容部31)
プレート収容部31は、スマートフォン1に対して出し入れ可能な表示プレート30を収容する空間が形成されている部材である。スマートフォン1の例では、プレート収容部31は、筐体10と、基板13と、基板シールド14とにより構成されている。しかし、プレート収容部31を構成する部材はこれに限られず、表示プレート30を収容できる空間の周囲に配置されるいかなる部材も、プレート収容部31を構成する部材となり得る。
表示プレート30には、スマートフォン1固有のIMEIおよび製造番号等の重要情報が記載されている。これらの重要情報は、印刷および刻印等によって表示プレート30に直接記載されていてもよく、ラベル等に記載された上で、当該ラベルが表示プレート30に貼り付けられていてもよい。スマートフォン1のユーザ等は、表示プレート30をスマートフォン1から引き出すことで、これらの重要情報を確認できる。
プレート収容部31における、表示プレート30を収容する空間は、挿入口12aに通じている。表示プレート30は、挿入口12aから、スマートフォン1に対して出し入れ可能となっている。すなわち、プレート収容部31には挿入口12aが形成されているといえる。ここで、上述の通り挿入口12aはカード収容部21にも通じており、カード収容部21とプレート収容部31とは、同じ挿入口12aを共有している。言い換えれば、SIMSDトレイ20と表示プレート30とは、同じ挿入口12aから、スマートフォン1に対して出し入れ可能となっている。
図3を参照して、表示プレート30がプレート収容部31に収容された状態と、プレート収容部31から引き出された状態とについて説明する。図3において、符号301は、表示プレート30がプレート収容部31に収容された状態を示し、符号302は、表示プレート30がプレート収容部31から引き出された状態を示す。
図1から図3に示すように、プレート収容部31には、ガイドシート(ガイド部)40が配置されている。ガイドシート40は、表示プレート30をプレート収容部31から出し入れする方向をガイドする部材である。表示プレート30には、表示プレート30がプレート収容部31に挿入される方向の奥側の端部に、開口部30aが形成されている。開口部30aにガイドシート40が挿入され、表示プレート30とガイドシート40とが、表示プレート30がガイドシート40に沿って移動可能なように係合する構造となっている。このような構造により、表示プレート30が挿入口12aから出し入れされるとき、表示プレート30の移動する方向について、ガイドシート40に沿った方向に制限できる。
また、ガイドシート40の挿入口12a側の端部には、表示プレート30に形成された開口部30aよりも大きい形状のストッパー41が形成されている。そのため、表示プレート30は、開口部30aの形成位置が、ストッパー41よりもスマートフォン1の外側の位置には移動できない。したがって、表示プレート30が、スマートフォン1から必要以上に外側に引き出されることを防止できる。
表示プレート30には、プレート収容部31に収容された状態におけるカバー12側の端部に、開口部30bが形成されている。スマートフォン1では、開口部30bは、SIMSDトレイ20に形成されている突起(不図示)に係合する。当該構造により、SIMSDトレイ20の出し入れに付随して、表示プレート30が出し入れされる。このような構成によれば、スマートフォン1に対して、表示プレート30を容易に出し入れできる。なお、表示プレート30の出し入れが、SIMSDトレイ20の出し入れに付随して行われる構造は必須ではない。SIMSDトレイ20の出し入れと、表示プレート30の出し入れとは、それぞれ独立して行われる構造であってもよい。
(固定部50)
図4は、図1に示す領域R2の部分の拡大図である。図4に示すように、プレート収容部31は、クッション(固定部)50を有する。
クッション50は、表示プレート30がプレート収容部31に収容された状態で、表示プレート30に押圧力を加えて表示プレート30の位置を固定する。表示プレート30の略全体がプレート収容部31に収容されると、クッション50が表示プレート30の奥側の端部に当接する。クッション50は弾性体により形成されており、クッション50は、表示プレート30の奥側の端部を、表示プレート30の裏側から押圧する。
クッション50から加えられる押圧力により、表示プレート30の表側の面の一部は、基板シールド14に押し付けられる。これにより、表示プレート30はプレート収容部31内で固定された状態となる。このような構成によれば、表示プレート30は、プレート収容部31に収容されている状態では、クッション50と基板シールド14とに挟み込まれて固定されるため、位置がずれない。したがって、表示プレート30の位置がプレート収容部31内でずれてしまい、挿入口12a周辺で、SIMSDトレイ20と筐体10との間に表示プレート30が噛み込む等により、SIMSDトレイ20の出し入れが妨げられることを防止できる。
表示プレート30が、クッション50からの押圧力により押し付けられる部材は、基板シールド14に限定されない。スマートフォン1の内部構成によっては、表示プレート30が押しつけられる部材は、基板シールド14以外で有り得る。表示プレート30は、表示プレート30の表側の面に対向して配置される部材に対して押し付けられればよい。
また、クッション50は筐体10の内面ではなく、基板シールド14に配置されていてもよい。この場合、クッション50は、表示プレート30の表側から押圧し、これにより、表示プレート30の裏側の面が、ガイドシート40等に押し付けられてもよい。
また、クッション50が配置される位置は、表示プレート30の表側または裏側の面を押圧可能な位置に限られず、例えば、表示プレート30のいずれかの側面を押圧可能な位置であってもよい。クッション50は、表示プレート30に側面から押圧力を加える場合でも、表示プレート30は当該押圧力によりスマートフォン1内部のいずれかの部材に押し当てられる。したがって、このような配置のクッション50によっても、表示プレート30の位置を固定できる。
また、プレート収容部31には1つのクッション50が設けられているが、クッション50は複数設けられていてもよい。例えば、2つのクッション50が、表示プレート30の表側および裏側の両方から表示プレート30を押圧し、表示プレート30がそれぞれのクッション50に押し付けられることで、その位置が固定されてもよい。また、プレート収容部31には3つ以上のクッション50が設けられていてもよい。
また、クッション50は、プレート収容部31において、表示プレート30が挿入される方向の奥側の端部に形成されている。このような構成によれば、クッション50は、表示プレート30の略全体がプレート収容部31に収容されるまでは、表示プレート30を押圧しない。したがって、表示プレート30の収容時には、表示プレート30をクッション50により固定できる一方で、表示プレート30の出し入れ時には、表示プレート30の移動をスムーズに行うことができる。
このように、表示プレート30の収容時の固定と、出し入れ時のスムーズな移動とを両立させるためには、クッション50は、プレート収容部31において、表示プレート30が挿入される方向の中央部分よりも奥側に配置されていることが好ましい。クッション50が配置される位置は、表示プレート30に押圧力を加えることができる限りにおいて、プレート収容部31の、表示プレート30が挿入される方向の奥側であるほど好ましい。
クッション50は、弾性体により形成されている。したがって、クッション50は、表示プレート30に対して過度に大きい押圧力を加えることがない。したがって、表示プレート30のプレート収容部31への出し入れをスムーズに行うことができ、また、表示プレート30の損傷を防止できる。
クッション50を形成する弾性体としては特に限定されないが、例えば、ゴム様の弾性体であってもよく、軟質の樹脂材料であってもよく、バネを含むものであってもよい。このような弾性体の好ましい例としては、クッションおよびシリコンゴム等が挙げられる。
以上のように、スマートフォン1は、クッション50を有するプレート収容部31を備えている。クッション50により、プレート収容部31の大型化または過度な複雑化を要せず、表示プレート30を、スマートフォン1内で簡便に固定できる構造が実現する。このような構成によれば、従来問題となっていた、SIMSDトレイ20の出し入れ時に、表示プレート30がSIMSDトレイ20の動きを妨げる位置に移動してしまうことを、効果的に防止できる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図5に示すように、本実施形態に係るスマートフォン2は、プレート収容部31に、クッション50ではなく凸部(固定部)51を有している点において、実施形態1に係るスマートフォン1と異なる。
スマートフォン2では、ガイドシート40上に、表示プレート30に向かって凸となる凸部51が形成されている。凸部51は、実施形態1におけるクッション50と同様に、表示プレート30に押圧力を加える。凸部51から加えられる押圧力により、表示プレート30の表側の面の一部が、基板シールド14に押し付けられる。これにより、表示プレート30はプレート収容部31内で固定された状態となる。
このような構成によれば、表示プレート30は、プレート収容部31に収容されている状態では凸部51と基板シールド14とに挟み込まれて固定されるため、位置がずれない。したがって、表示プレート30の位置がプレート収容部31内でずれてしまい、挿入口12a周辺で、SIMSDトレイ20の出し入れが妨げられることを防止できる。
凸部51は上述のクッション50と同様に、プレート収容部31において、表示プレート30に押圧力を加えることができる位置であれば、いかなる位置に配置されていてもよい。また、プレート収容部31が有する凸部51は1つであってもよく、2つ以上であってもよい。また、プレート収容部31は、凸部51とクッション50との両方を有していてもよい。
凸部51は、上述のクッション50と同様に、弾性体によって形成されていてもよく、弾性体以外の材料によって形成されていてもよい。弾性体以外の材料としては、例えば、ガイドシート40と同じ材料であってもよく、硬質な樹脂材料であってもよく、金属材料であってもよい。凸部51がガイドシート40と同じ材料により形成されている場合、凸部51とガイドシート40とは一体的に製造できるため、スマートフォン2の部品点数を低減できる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図6を参照して以下に説明する。図6に示すように、本実施形態に係るスマートフォン3は、クッション50を有しておらず、ガイドシート40の一部である奥側端部(固定部)52が表示プレート30に押圧力を加える点において、実施形態1に係るスマートフォン1と異なる。
ガイドシート40の奥側端部52は、ガイドシート40の一部として形成されている。スマートフォン3では、ガイドシート40は、表示プレート30が挿入される方向に向かって略平行となるように延伸し、その途中からは、スマートフォン3の表側に向かう方向に延伸方向が変化している。ガイドシート40の奥側端部52とは、ガイドシート40において、延伸方向の変化する部分から、表示プレート30が挿入される方向の奥側の端までの部分を示す。
奥側端部52は、表示プレート30が挿入される方向に対して斜めに、スマートフォン3の表側に向かう方向に延伸している。したがって、表示プレート30は、奥側端部52によって、スマートフォン3の表側の方向への押圧力を加えられる。奥側端部52から加えられる押圧力により、表示プレート30の表側の面の一部が基板シールド14に押し付けられる。これにより、表示プレート30はプレート収容部31内で固定された状態となる。
このような構成によれば、表示プレート30は、プレート収容部31に収容されている状態では奥側端部52と基板シールド14とに挟み込まれて固定されるため、位置がずれない。したがって、表示プレート30の位置がプレート収容部31内でずれてしまい、挿入口12a周辺で、SIMSDトレイ20の出し入れが妨げられることを防止できる。
奥側端部52は、ガイドシート40において、表示プレート30が挿入される方向の奥側の端部に形成されている。このような構成によれば、奥側端部52は、表示プレート30の略全体がプレート収容部31に収容されるまでは、表示プレート30を押圧しない。したがって、表示プレート30の収容時には、表示プレート30を奥側端部52により固定できる一方で、表示プレート30の出し入れ時には、表示プレート30の移動をスムーズに行うことができる。
このように、表示プレート30の収容時の固定と、出し入れ時のスムーズな移動とを両立させるためには、奥側端部52は、ガイドシート40において、表示プレート30が挿入される方向の中央部分よりも奥側に形成されていることが好ましい。奥側端部52の位置は、表示プレート30に押圧力を加えることができる限りにおいて、ガイドシート40の、表示プレート30が挿入される方向の奥側であるほど好ましい。
このように、奥側端部52がガイドシート40の一部として形成されている構成によれば、スマートフォン3は、表示プレート30に押圧力を加えるために、追加の部材を備える必要がない。したがって、スマートフォン3の部品点数を低減できる。
なお、ガイドシート40の全体が、奥側端部52として構成されていてもよい。言い換えれば、ガイドシート40の一部ではなく全体が、表示プレート30に押圧力を加える固定部として形成されていてもよい。この場合、ガイドシート40は、挿入口12a側の端部から、その反対側の端部まで、スマートフォン3の表側に向かって傾くように延伸していてもよい。
このような構成によれば、表示プレート30には、プレート収容部31への挿入が進むにつれて、奥側端部52から加えられる押圧力が少しずつ増加していく。表示プレート30がプレート収容部31に収容された状態では、表示プレート30の略全体に対して奥側端部52からの押圧力が加わるため、表示プレート30の固定を強固にすることが容易である。
また、スマートフォン3は、奥側端部52を有するガイドシート40に加え、上述のクッション50を有していてもよく、上述の凸部51を有していてもよく、クッション50および凸部51の両方を有していてもよい。このように、スマートフォン3が、表示プレート30に押圧力を加える複数の部材を備えている構成によれば、表示プレート30の固定を容易に強固にできる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電子機器は、電子機器に対して出し入れ可能なカードの挿入口が形成されており、前記カードを収容するカード収容部と、前記挿入口から出し入れ可能な表示プレートを収容するプレート収容部と、を備え、前記プレート収容部は、前記表示プレートが収容された状態で、前記表示プレートに押圧力を加えて前記表示プレートの位置を固定する固定部を有する。
本発明の態様2に係る電子機器は、上記態様1において、前記固定部は、弾性体により形成されていてもよい。
本発明の態様3に係る電子機器は、上記態様1または2において、前記固定部は、前記プレート収容部において、前記表示プレートが挿入される方向の中央部分よりも奥側に配置されていてもよい。
本発明の態様4に係る電子機器は、上記態様1から3において、前記固定部は、前記表示プレートを前記プレート収容部から出し入れする方向をガイドするガイド部に形成された、前記表示プレートに向かって凸となる凸部であってもよい。
本発明の態様5に係る電子機器は、上記態様1から3において、前記固定部は、前記表示プレートを前記プレート収容部から出し入れする方向をガイドするガイド部の少なくとも一部であって、前記ガイド部の少なくとも一部が、前記表示プレートに押圧力を加えてもよい。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、2、3 スマートフォン(電子機器)
12a 挿入口
20 SIMSDトレイ(カード)
21 カード収容部
30 表示プレート
31 プレート収容部
40 ガイドシート(ガイド部)
50 クッション(固定部)
51 凸部(固定部)
52 奥側端部(固定部)

Claims (5)

  1. 電子機器に対して出し入れ可能なカードの挿入口が形成されており、前記カードを収容するカード収容部と、
    前記挿入口から出し入れ可能な表示プレートを収容するプレート収容部と、を備え、
    前記プレート収容部は、前記表示プレートが収容された状態で、前記表示プレートに押圧力を加えて前記表示プレートの位置を固定する固定部を有することを特徴とする、電子機器。
  2. 前記固定部は、弾性体により形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記固定部は、前記プレート収容部において、前記表示プレートが挿入される方向の中央部分よりも奥側に配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記固定部は、前記表示プレートを前記プレート収容部から出し入れする方向をガイドするガイド部に形成された、前記表示プレートに向かって凸となる凸部であることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記固定部は、前記表示プレートを前記プレート収容部から出し入れする方向をガイドするガイド部の少なくとも一部であって、
    前記ガイド部の少なくとも一部が、前記表示プレートに押圧力を加えることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の電子機器。
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