JP2022041775A - Web会議アプリケーション用の音声中継装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オンライン会議において2つのWeb会議アプリを同時に利用する際、音声を共有する場合、従来はパソコンを2台用意して一方のパソコンのスピーカ音をもう一方のパソコンのマイクで拾わせる方法が採られてきたが、この方法では周囲の雑音を拾う等の課題があった。【解決手段】 音声伝達を音波ではなく電気信号で直接中継を担う装置である。Web会議アプリAを用いるパソコンをA、Web会議アプリBを用いるパソコンをBとし、パソコンAのライン出力を減衰器を通してパソコンBのマイク入力に接続し、一方のパソコンBのライン出力を減衰器を通してパソコンAのマイク入力に接続することにより音波を介さず、従って周囲の雑音を拾うこともなく高音質で会議の音声を共有する。【選択図】図2
Description
本発明は二つのWeb会議アプリケーションを同時に使用し、その会議音声を双方の会議に伝え、利用者に好適な音声中継装置に関する。
従来、遠隔地を結ぶ会議ではTV会議や電話会議が使われてきた。その後、IT技術の進展によりでWeb会議アプリケーションを使う例が増えてきた。Web会議アプリケーションは最近では10種類程度が多く使われているがデファクトスタンダードが無いためアプリケーション間の横の連携が出来ないという課題がある。
Web会議アプリケーションは会社等では一般的に特定のアプリケーションのベンダーと契約し、そのアプリケーションのみ使用を認めているケースが大部分である。
会議の主催者が使用するアプリケーションに対して異なるWEB会議アプリケーションの使用のみを許諾された参加者はテレビ会議での参加を余儀なくされている。
この場合、テレビ会議の音声をパソコンのマイクで受けるため、音声品質が劣化するという課題があり、またテレビ会議を別途に設定するという煩雑な作業を強いられている。
一方、テレビ会議を使用せずWeb会議アプリケーションのみで行う方法も考えられる。
会議の主催者が使用するアプリケーションに対して異なるWEB会議アプリケーションの使用のみを許諾された参加者はテレビ会議での参加を余儀なくされている。
この場合、テレビ会議の音声をパソコンのマイクで受けるため、音声品質が劣化するという課題があり、またテレビ会議を別途に設定するという煩雑な作業を強いられている。
一方、テレビ会議を使用せずWeb会議アプリケーションのみで行う方法も考えられる。
調査した範囲では無い。
セキュリティの観点から例えば会社AはWeb会議のアプリケーションAのみ使用が認められ、会社BはWeb会議のアプリケーションBのみ使用が認められているというのが一般的である。
Web会議の概念を図1に示す。単一のWeb会議アプリAを使う場合、パソコンPC-A1の参加者はそのパソコンのマイクで発言し、スピーカーで他の参加者、例えばパソコンPC-A2の発言を聞く。パソコンPC-A2の参加者も同様である。これはごく一般的な場合である。
一方、Web会議アプリAが使えず、Web会議アプリBが利用可能な会議参加者がいる場合、中継のため、PC-A0とPC-B0を用意し、かつスピーカーとマイクの位置を調整して音声を中継することとなる。つまり両者のパソコンの音波によって中継しており、品質の低下や周囲の雑音などが混入するという課題がある。
本発明はこれらの課題を解決する。
以下、この発明の実施例について、図2を参照して説明する。
音声伝達を音波ではなく電気信号で直接中継を担う装置である。
以下、この発明の実施例について、図2を参照して説明する。
音声伝達を音波ではなく電気信号で直接中継を担う装置である。
図2の20が本装置の全てであり、構成要素はケーブル、コネクタ、減衰器である。
パソコンのヘッドフォンコネクタ端子には一般的にマイク入力とライン出力がある。ライン出力はヘッドフォンあるいは外部スピーカを駆動する信号である。なお、パソコンによってはマイク入力とライン出力が別々の端子になっているものがあるが本質的な差はない。マイク入力とライン出力が別々のものに対しては分岐ケーブルで対応が出来る。
パソコンのヘッドフォンコネクタ端子には一般的にマイク入力とライン出力がある。ライン出力はヘッドフォンあるいは外部スピーカを駆動する信号である。なお、パソコンによってはマイク入力とライン出力が別々の端子になっているものがあるが本質的な差はない。マイク入力とライン出力が別々のものに対しては分岐ケーブルで対応が出来る。
パソコンAにはWeb会議アプリAが搭載、パソコンBにはWeb会議アプリBが搭載されているとする。
パソコンAのヘッドフォンコネクタ端子には本装置のプラグ21を挿入し、同様にパソコンBのヘッドフォンコネクタ端子には本装置のプラグ22を挿入する。
ここから信号の流れを説明する。パソコンAのライン出力は減衰器に入力され減衰器の出力はパソコンBのマイク入力に入る。同様に、パソコンBのライン出力は減衰器を通ってパソコンAのマイク入力に入る。
パソコンAのヘッドフォンコネクタ端子には本装置のプラグ21を挿入し、同様にパソコンBのヘッドフォンコネクタ端子には本装置のプラグ22を挿入する。
ここから信号の流れを説明する。パソコンAのライン出力は減衰器に入力され減衰器の出力はパソコンBのマイク入力に入る。同様に、パソコンBのライン出力は減衰器を通ってパソコンAのマイク入力に入る。
ここで、減衰器について説明する。
パソコンのマイクはダイナミック型や焦電型が使われ、マイク入力の信号レベルは一般的に数mVである。一方、ライン出力は主にイアフォンやヘッドフォンを駆動するため信号レベルは数百mV程度である。
従って、ライン出力は約1/100に減衰させてマイク入力信号とする。
パソコンのマイクはダイナミック型や焦電型が使われ、マイク入力の信号レベルは一般的に数mVである。一方、ライン出力は主にイアフォンやヘッドフォンを駆動するため信号レベルは数百mV程度である。
従って、ライン出力は約1/100に減衰させてマイク入力信号とする。
補足説明を図3で説明する。アプリAの参加者とアプリBの参加者が本発明の中継装置により中継されて会議が実施できることが示されている。中継装置ではマイクやスピーカーで使用する音波は一切使用しないことを特徴としている。
本発明により二つの異なるWeb会議アプリケーションを同時に使用し、その会議音声を双方の会議に音波ではなく電子信号で伝えることが出来、音波利用の際に外部雑音を拾う、音質が低下するなどの問題を回避して、会議の参加者に良質な音声信号を届けることが出来る。
本発明は二つのWeb会議アプリケーションを同時に使用し、その会議音声を双方の会議に伝え、利用者に好適な音声中継装置に関する。
従来、遠隔地を結ぶ会議ではTV会議や電話会議が使われてきた。その後、IT技術の進展によりでWeb会議アプリケーションを使う例が増えてきた。Web会議アプリケーションは最近では10種類程度が多く使われているがデファクトスタンダードが無いためアプリケーション間の横の連携が出来ないという課題がある。
Web会議アプリケーションは会社等では一般的に特定のアプリケーションのベンダーと契約し、そのアプリケーションのみ使用を認めているケースが大部分である。
会議の主催者が使用するアプリケーションに対して異なるWEB会議アプリケーションの使用のみを許諾された参加者はテレビ会議での参加を余儀なくされている。
この場合、テレビ会議の音声をパソコンのマイクで受けるため、音声品質が劣化するという課題があり、またテレビ会議を別途に設定するという煩雑な作業を強いられている。
一方、テレビ会議を使用せずWeb会議アプリケーションのみで行う方法も考えられる。
会議の主催者が使用するアプリケーションに対して異なるWEB会議アプリケーションの使用のみを許諾された参加者はテレビ会議での参加を余儀なくされている。
この場合、テレビ会議の音声をパソコンのマイクで受けるため、音声品質が劣化するという課題があり、またテレビ会議を別途に設定するという煩雑な作業を強いられている。
一方、テレビ会議を使用せずWeb会議アプリケーションのみで行う方法も考えられる。
調査した範囲では無い。
セキュリティの観点から例えば会社AはWeb会議のアプリケーションAのみ使用が認められ、会社BはWeb会議のアプリケーションBのみ使用が認められているというのが一般的である。
Web会議の概念を図1に示す。単一のWeb会議アプリAを使う場合、パソコンPC-A1の参加者はそのパソコンのマイクで発言し、スピーカーで他の参加者、例えばパソコンPC-A2の発言を聞く。パソコンPC-A2の参加者も同様である。これはごく一般的な場合である。
一方、Web会議アプリAが使えず、Web会議アプリBが利用可能な会議参加者がいる場合、中継のため、PC-A0とPC-B0を用意し、かつスピーカーとマイクの位置を調整して音声を中継することとなる。つまり両者のパソコンの音波によって中継しており、品質の低下や周囲の雑音などが混入するという課題がある。
本発明はこれらの課題を解決する。
以下、この発明の実施例について、図2を参照して説明する。
音声伝達を音波ではなく電気信号で直接中継を担う装置である。
以下、この発明の実施例について、図2を参照して説明する。
音声伝達を音波ではなく電気信号で直接中継を担う装置である。
図2の20が本装置の全てであり、構成要素はケーブル、コネクタ、減衰器である。パソコンのヘッドフォンコネクタ端子には一般的にマイク入力とライン出力がある。ライン出力はヘッドフォンあるいは外部スピーカを駆動する信号である。なお、パソコンによってはマイク入力とライン出力が別々の端子になっているものがあるが本質的な差はない。マイク入力とライン出力が別々のものに対しては分岐ケーブルで対応が出来る。
パソコンAにはWeb会議アプリAが搭載、パソコンBにはWeb会議アプリBが搭載されているとする。パソコンAのヘッドフォンコネクタ端子には本装置のプラグ21を挿入し、同様にパソコンBのヘッドフォンコネクタ端子には本装置のプラグ22を挿入する。
ここから信号の流れを説明する。パソコンAのライン出力は減衰器に入力され減衰器の出力はパソコンBのマイク入力に入る。同様に、パソコンBのライン出力は減衰器を通ってパソコンAのマイク入力に入る。
ここから信号の流れを説明する。パソコンAのライン出力は減衰器に入力され減衰器の出力はパソコンBのマイク入力に入る。同様に、パソコンBのライン出力は減衰器を通ってパソコンAのマイク入力に入る。
ここで、減衰器について説明する。
パソコンのマイクはダイナミック型や焦電型が使われ、マイク入力の信号レベルは一般的に数mVである。一方、ライン出力は主にイアフォンやヘッドフォンを駆動するため信号レベルは数百mV程度である。従って、ライン出力は約1/100に減衰させてマイク入力信号とする。
パソコンのマイクはダイナミック型や焦電型が使われ、マイク入力の信号レベルは一般的に数mVである。一方、ライン出力は主にイアフォンやヘッドフォンを駆動するため信号レベルは数百mV程度である。従って、ライン出力は約1/100に減衰させてマイク入力信号とする。
補足説明を図3で説明する。アプリAの参加者とアプリBの参加者が本発明の中継装置により中継されて会議が実施できることが示されている。中継装置ではマイクやスピーカーで使用する音波は一切使用しないことを特徴としている。
本発明により二つの異なるWeb会議アプリケーションを同時に使用し、その会議音声を双方の会議に音波ではなく電子信号で伝えることが出来、音波利用の際に外部雑音を拾う、音質が低下するなどの問題を回避して、会議の参加者に良質な音声信号を届けることが出来る。
Claims (1)
- パソコンのヘッドフォン用入力端子に挿入するピンジャックを2個具備し、1方のピンジャックのライン出力を減衰器を通してもう1方のピンジャックのマイク入力に接続し、同じく、もう1方のピンジャックのライン出力を減衰器を通してもう1方のピンジャックのマイク入力に接続する配線構成を成す音声中継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020155860A JP2022041775A (ja) | 2020-08-31 | 2020-08-31 | Web会議アプリケーション用の音声中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020155860A JP2022041775A (ja) | 2020-08-31 | 2020-08-31 | Web会議アプリケーション用の音声中継装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022041775A true JP2022041775A (ja) | 2022-03-11 |
Family
ID=80499987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020155860A Pending JP2022041775A (ja) | 2020-08-31 | 2020-08-31 | Web会議アプリケーション用の音声中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022041775A (ja) |
-
2020
- 2020-08-31 JP JP2020155860A patent/JP2022041775A/ja active Pending
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Legal Events
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