JP2022039721A - 通信装置、通信方法、および通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法、および通信プログラム Download PDF

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真吾 大塚
Shingo Otsuka
敦士 太田
Atsushi Ota
和彦 阪上
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Abstract

【課題】所望の情報を優先的に取得すること。【解決手段】通信装置は、通信速度制限されているか否かを検出する検出部と、検出部が通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求部と、サーバにおいて、通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、通信方法、および通信プログラムに関する。
ユーザが持つ通信装置と、各種の情報を記憶するサーバとの間に、代行サーバを設けた通信システムが知られている。
例えば、特許文献1には、代行サーバが通信装置からのデータ取得要求を解釈して要求データの取得に適した方法を選択し、その選択方法で要求データを取得して端末装置に転送する技術が記載されている。
特開平10-312351号公報
通信装置からサーバに情報取得要求を行った場合、サーバから送信される情報には、ユーザが所望しない情報をも含むことがある。また、予め定められたデータ通信量の上限を超えると、通信速度が低速に制限(以下、通信速度制限)されることがある。通信速度制限下では、所定時間内に取得できるデータ量は少なくなるため、サーバから送信される情報を全て受信するまでに時間が掛かってしまう。通信速度制限下において、ユーザの所望の情報を優先的に取得することのできる技術が望まれている。
本発明は、所望の情報を優先的に取得することのできる通信装置、通信方法、および通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る通信装置は、通信速度制限されているか否かを検出する検出部と、前記検出部が通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求部と、前記サーバにおいて、前記通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信部と、を備える。
本発明の一態様に係る通信方法は、通信速度制限されているか否かを検出する検出ステップと、前記検出ステップで通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求ステップと、前記サーバにおいて、前記通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信ステップと、を含む。
本発明の一態様に係る通信プログラムは、通信速度制限されているか否かを検出する検出機能と、前記検出機能で通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求機能と、前記サーバにおいて、前記通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信機能と、をコンピュータに実現させる。
本発明によれば、所望の情報を優先的に取得することができる。
図1は、実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る通信装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る基地局の構成例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図5は、実施形態に係る通信装置の処理の流れの概要を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に通信装置の処理の流れの詳細の一例を示すフローチャートである。 図7は、優先取得情報を説明するための図である。 図8は、実施形態に係る基地局の処理の流れの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[実施形態]
[通信システム]
図1を用いて、実施形態に係る通信システムの構成例について説明する。図1は、実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、通信システム1は、通信装置100aと、通信装置100bと、基地局200と、サーバ300aと、サーバ300bと、サーバ300cと、を含む。通信装置100aと、通信装置100bとを区別する必要のない場合には、通信装置100と総称することもある。サーバ300aと、サーバ300bと、サーバ300cとを区別する必要のない場合には、サーバ300と総称することもある。通信システム1において、通信装置100の数に特に制限はない。通信システム1において、サーバ300の数に特に制限はない。
通信装置100は、他の装置との間で無線通信を行う無線通信装置である。通信装置100は、例えば、基地局200との間で無線通信を行う。通信装置100と、基地局200とは、例えば、電話回線網などの公衆回線網で通信可能に接続されている。通信装置100は、例えば、予め定められた通信量の上限を超えた際に、基地局200から通信速度制限開始通知を受信する。通信装置100は、例えば、スマートフォンである。通信装置100は、例えば、携帯電話端末、タブレット端末、ウェアラブル端末などであってもよい。
基地局200は、他の装置の間で有線通信または無線通信を行う通信装置である。基地局200は、例えば、通信装置100との間で無線通信を行う。基地局200は、例えば、通信装置100が予め定められた通信量の上限を超えた際に、通信装置100の通信速度を制限するとともに、通信装置100に対して通信速度が制限された旨を示す通信速度制限開始通知を送信する。基地局200は、有線または無線のネットワークNを介して、サーバ300と接続されている。基地局200は、ネットワークNを介して、サーバ300との間で通信を行う。ネットワークNとしては、インターネット網が例示されるが、これに限定されない。基地局200は、代行サーバと呼ばれることもある。
サーバ300は、各種の情報を記憶する記憶装置である。サーバ300aと、サーバ300bと、サーバ300cとは、例えば、それぞれが異なる事業者に設置された異なる情報を記憶している。
通信装置100は、サーバ300から取得したい情報がある場合には、情報取得要求を含むアップリンク信号を基地局200に送信する。基地局200は、情報取得要求に従ってサーバ300から情報を取得する。基地局200は、サーバ300から取得した情報を含むダウンリンク信号を通信装置100に送信する。
通信装置100は、通信速度が制限されて、アップリンク信号およびダウンリンク信号の通信速度が低速になることがある。図1に示す例では、通信装置100aは通信速度が制限された通信装置であり、通信装置100bは通信速度が制限されていない通信装置であるものとする。この場合、通信装置100aが基地局200に対して送信するアップリンク信号11は、通信装置100bが基地局200に対して送信するアップリンク信号13よりも低速になる。同様に、通信装置100aが基地局200から受信するダウンリンク信号12は、通信装置100bが基地局200から受信するダウンリンク信号14よりも低速になる。本実施形態は、アップリンク信号およびダウンリンク信号の通信速度が低速になった場合に、ユーザが所望する情報を優先的に取得する処理を行う。ここでは、アップリンク信号およびダウンリンク信号の双方の通信速度が低速になる場合について説明しているが、アップリンク信号またはダウンリンク信号の一方の通信速度が低速になった場合であっても、ユーザが所望する情報を優先的に取得する処理を行うように構成しても構わない。
[通信装置]
図2を用いて、実施形態に係る通信装置について説明する。図2は、実施形態に係る通信装置の構成例を示すブロック図である
図2に示すように、通信装置100は、通信部110と、マイク120と、表示部140と、操作部150と、記憶部160と、制御部170と、を備える。
通信部110は、基地局200との間で情報通信を行う。通信部110は、受信部111と、送信部112と、を備える。
受信部111は、基地局200から送信されたダウンリンク信号を、アンテナAN1を介して受信する。受信部111で受信するダウンリンク信号には、各種の情報が含まれ得る。
送信部112は、基地局200に対してアップリンク信号を、アンテナAN1を介して送信する。送信部122で送信するアップリンク信号には、各種の情報が含まれ得る。
マイク120は、通信装置100の周囲の音声を収音する。マイク120は、例えば、ユーザの音声を収音して電気信号に変換する。マイク120は、電気信号に変換された音声を音声通話信号として制御部170に出力する。スピーカ130は、種々の音声を出力する。スピーカ130は、例えば他の通信装置100から受信した音声信号を、音声として出力する。
表示部140は、種々の情報を表示する。表示部140は、例えば、通信装置100の状態および通信状況などを表示する。表示部140は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等を含むディスプレイで構成される。
操作部150は、通信装置100に対するユーザからの種々の操作を受け付ける。操作部150は、例えば、物理的なスイッチ等で構成されている。操作部150は、表示部140に設けられたタッチパネルで構成されてもよい。すなわち、操作部150と表示部140とを一体的に構成してもよい。
記憶部160は、半導体メモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などで構成されており、各種データを記憶する。記憶部160は、例えば、基地局200から受信した通信速度制限開始通知を記憶する。
制御部170は、通信装置100の各部の動作を制御する。制御部170は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、図示しない記憶部に記憶されたプログラム(例えば、本発明に係る通信プログラム)がRAM(Random Access Memory)等を作業領域として実行されることにより実現される。制御部170は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。制御部170は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
制御部170は、検出部171と、要求部172と、生成部173と、通信制御部174と、実行部175と、を含む。
検出部171は、通信装置100の各種の状態を検出する。検出部171は、例えば、通信装置100の通信速度が制限されているか否かを判定する。検出部171は、記憶部160に通信速度制限開始通知が記憶されているか否かに基づいて、通信速度が制限されているか否かを判定する。検出部171は、記憶部160に通信速度制限開始通知が記憶されていることを検出した場合に、通信速度が制限された状態であると判定する。ここで、通信装置100が基地局200から通信速度制限開始通知を受信していない場合であっても、検出部171によって通信状態を監視し、通信速度制限が行われていない平時の通信速度を記憶しておき、平時の通信速度と比較して通信速度の低下が所定値以上である場合に、通信速度制限されていると判定し、記憶部160に通信速度制限開始通知を記憶するように構成しても構わない。また、基地局200に対して各種の要求を行う際に、通信速度制限開始通知が記憶されていない場合であっても、上述の通信速度制限の判定を行い、平時の通信速度と比較して通信速度の低下が所定値以上である場合に、通信速度制限されていると判定し、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含めて情報取得要求を行うように構成しても構わない。平時の通信速度と比較して通信速度の低下が所定値以上でない場合は、通常モードでの情報取得を試みるように構成しても構わない。平時の通信速度は、所定の測定期間および所定の測定間隔で通信速度を測定し、所定の測定期間の通信速度の平均値を記憶部160に記憶するように構成しても構わない。通信速度の低下を判定するための所定値、所定の測定期間、所定の測定間隔は、記憶部160に記憶するように構成しても構わない。
要求部172は、通信部110の送信部112を介して、基地局200に対して各種の要求を行う。要求部172は、検出部171が通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバ300に対して行う情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含めて情報取得要求を行う。具体的には、要求部172は、情報取得時に使用するHTTPリクエストのメッセージボディに所定の様式に従って通信速度が制限されている旨を記述する。要求部172は、ユーザが優先的に取得を所望する優先情報に関する優先取得情報をHTTPリクエストのメッセージボディに記述する。優先取得情報には、取得する情報を検索する際に用いた検索語、取得する情報に関するタグ情報が含まれる。要求部172は、通信速度制限情報および優先取得情報を含む情報取得要求を基地局200に送信する。
生成部173は、各種の情報を生成する。生成部173は、通信速度制限情報に基づいて、基地局200から所定の順序で送信される情報取得要求に応じた情報を構成する複数の構成要素情報に基づいて、再構成情報を生成する。ここで、構成要素情報は、制限された通信速度に応じて、ユーザが所望する情報を複数の要素に分解した情報を意味する。再構成情報は、生成部173が複数の構成要素情報に基づいて生成した、優先情報のことを意味する。
通信制御部174は、通信装置100と、他の装置との間の情報通信を制御する。通信制御部174は、通信装置100と、基地局200との間の通信を制御する。通信制御部174は、例えば、基地局200から優先情報を受信する処理を制御する。
実行部175は、各種の処理を行う。実行部175は、各種の判定を行う。実行部175は、例えば、スピーカ130から音声を出力させる処理を行う。実行部175は、例えば、表示部140に映像を表示させる処理を行う。実行部175は、例えば、表示部140に生成部173が生成した再構成情報を表示させる処理を行う。実行部175は、例えば、基地局200から受信した通信速度開始制限通知を記憶部160に記憶する処理を実行する。
[基地局]
図3を用いて、実施形態に係る基地局の構成について説明する。図3は、実施形態に係る基地局の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、基地局200は、第1通信部210aと、第2通信部210bと、記憶部220と、制御部230と、を備える。
第1通信部210aは、通信装置100との間で情報通信を行う。第1通信部210aは、通信装置100から送信されたアップリンク信号を、アンテナAN2を介して受信する。第1通信部210aは、アンテナAN2を介して、通信装置100に対してダウンリンク信号を送信する。
第2通信部210bは、ネットワークNを介して、サーバ300と情報通信を行う。第2通信部210bは、例えば、通信装置100から受信した情報取得要求に従って、所定の情報をサーバ300から取得する。
記憶部220は、半導体メモリ、SSD、HDDなどで構成されており、各種データを記憶する。記憶部220は、例えば、通信装置100から受信した優先取得情報を記憶する。
制御部230は、基地局200の各部の動作を制御する。制御部230は、例えば、基地局200と、通信装置100との間の情報通信を制御する。制御部230は、例えば、基地局200と、サーバ300との間の情報通信を制御する。制御部230は、例えば、CPUやMPUなどによって、図示しない記憶部に記憶されたプログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。制御部230は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。制御部230は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
[通信システムの処理]
図4を用いて、実施形態に係る通信システムの処理について説明する。図4は、実施形態に係る通信システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
通信装置100は、通信速度制限情報を含む優先取得情報に関する情報をメッセージボディに記述したHTTPリクエストを基地局200に送信する(ステップS10)。通信装置100は、条件付情報取得モードに遷移する(ステップS11)。条件付情報取得モードは、優先情報を取得するための専用モードである。
基地局200は、HTTPリクエストを受信すると、優先情報取得モードに切り替える(ステップS12)。基地局200は、ステップS10で受信したHTTPリクエストに応じたHTTPリクエスト(例えば、優先取得情報を含むURL(Uniform Resource Locator))をサーバ300に送信する(ステップS13)。サーバ300は、受信したHTTPリクエストに応じたHTTPレスポンスを基地局200に送信する(ステップS14)。基地局200と、サーバ300とは、ステップS13と、ステップS14との処理を、優先情報を全て受信するまで繰り返し行う。
基地局200は、サーバ300から受信したHTTPレスポンスを通信装置100に送信するために、送信順序を入れ替える(ステップS15)。基地局200は、サーバ300から取得した優先情報をHTTPレスポンスとして通信装置100に送信する(ステップS16)。基地局200は、サーバ300から取得した全ての優先情報の送信が完了するまでステップS16の処理を繰り返す。言い換えれば、基地局200は、制限された通信速度に応じて、複数回に渡って優先情報の送信を繰り返す。基地局200は、取得済データの送信が完了すると、全ての優先情報の送信終了を示すHTTPレスポンスを通信装置100に送信する(ステップS17)。
通信装置100は、全ての取得済データの送信終了を示すHTTPレスポンスを受信すると、通信装置100は、優先情報を表示する(ステップS18)。通信装置100は、優先情報を表示すると、条件付情報取得モードから通常モードに切り替える(ステップS18)。
なお、通信装置100は、ステップS10でHTTPリクエストを送信後、基地局200との接続を切ってもよい。この場合、基地局200は。サーバ300から優先情報を取得し、送信順序を入れ替えた後、基地局200から通信装置100に接続処理を行って、優先情報を送信してもよい。
[通信装置の処理の概要]
図5を用いて、実施形態に係る通信装置の処理の概要について説明する。図5は、通信装置の処理の流れの概要を示すフローチャートである。
制御部170は、通信装置100に通信速度制限があるか否かを判定する(ステップS100)。具体的には、検出部171は、記憶部160に通信速度制限開始通知が記憶されている場合に、通信速度制限があることを検出する。通信速度制限が有ると判定された場合(ステップS100;Yes)、ステップS110に進む。通信速度制限が無いと判定された場合(ステップS100;No)、ステップS140に進む。
ステップS100でYesと判定された場合、制御部170は、通信速度制限情報を含めて情報取得要求を行う(ステップS110)。具体的には、要求部172は、通信速度制限情報を含むHTTPリクエストを基地局200に送信することで情報取得要求を行う。
制御部170は、再構成要素情報を受信する(ステップS120)。具体的には、生成部173は、受信部111を介して、通信速度制限情報に基づいて、基地局200から所定の順序で送信された情報取得要求に関する複数の再構成要素情報を受信する。そして、ステップS130に進む。
制御部170は、再構成情報を生成する(ステップS130)。具体的には、生成部173は、ステップS120で受信した再構成情報に基づいて、再構成情報を生成する。そして、図5の処理を終了する。
ステップS100でNoと判定された場合、制御部170は、通常の情報取得処理を行う(ステップS140)。具体的には、要求部172は、周知の方法でHTTPリクエストを基地局200に送信する。この場合、制御部170は、周知の方法で取得された情報を表示する。そして、図5の処理を終了する。
[通信装置の処理の詳細]
図6を用いて、実施形態に係る通信装置の処理の詳細について説明する。図6は、実施形態に係る通信装置の処理の流れの詳細を示すフローチャートである。
ステップS200の処理は、図5に図示のステップS100の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
ステップS200でYesと判定された場合、制御部170は、HTTPリクエストを作成する(ステップS210)。具体的には、要求部172は、HTTPリクエストのメッセージボディに通信速度制限情報と、優先取得情報とを記述する。言い換えれば、要求部172は、HTTPリクエストに情報を取得する際の取得条件を付加する。そして、ステップS220に進む。
図7は、優先取得情報を説明するための図である。優先取得情報には、優先順位と、優先情報とが対応付けられている。図7に示す例では、優先順位が「1」の優先情報は「P1」であり、優先順位が「2」の優先情報は「P2」であり、優先順位が「3」の優先情報は「P3」であることが示されている。図7に示す例では、「P1」、「P2」、「P3」の順に情報が取得される。図7に示す例では、優先情報は「P1」、「P2」、「P3」といったように概念的に示しているが、実際には、例えば、所望の情報が提示されてURLなどが示される。
図6に戻る。制御部170は、条件付情報取得モードに切り替える(ステップS220)。具体的には、通信制御部174は、優先取得情報を受信するための専用のモードに切り替える。そして、ステップS230に進む。
制御部170は、タイムアウトを設定する(ステップS230)。具体的には、実行部175は、HTTPリクエストを送信後、タイムアウトするまでの待ち時間を設定する。そして、ステップS240に進む。
制御部170は、HTTPリクエストを送信する(ステップS240)。具体的には、要求部172は、送信部112を介して、ステップS210で作成したHTTPリクエストを基地局200に対して送信することで情報取得要求を行う。そして、ステップS250に進む。
制御部170は、タイムアウトしたか否かを判定する(ステップS250)。具体的には、実行部175は、HTTPリクエストを送信した後、ステップS230で設定したタイムアウトの時間を経過したか否かを判定する。タイムアウトしていないと判定された場合(ステップS250;No)、ステップS260に進む。タイムアウトしたと判定された場合、ステップS310に進む。
ステップS250でNoと判定された場合、制御部170は、HTTPレスポンスを受信する(ステップS260)。具体的には、生成部173は、HTTPリクエストに対して基地局200から送信されたHTTPレスポンスを受信する。そして、ステップS270に進む。
制御部170は、受信した情報を表示する(ステップS270)。具体的には、実行部175は、生成部173がHTTPレスポンスに基づいて生成した優先取得情報に関する再構成情報を生成し、表示部140に表示させる。そして、ステップS280に進む。
制御部170は、優先情報の送信が終了したことを示す優先取得終了情報を受信したか否かを判定する(ステップS280)。優先取得終了情報を受信したと判定された場合(ステップS280;Yes)、ステップS290に進む。優先取得終了情報を受信していないと判定された場合(ステップS250に進む)。すなわち、制御部170は、タイムアウトするか、または優先取得終了情報を受信するまでの間は、ステップS250~ステップS280の処理を繰り返し実行する。
ステップS280でYesと判定された場合、制御部170は、通常モードに切り替える(ステップS290)。具体的には、通信制御部174は、通常の通信を行う通常モードに切り替える。そして、図6の処理を終了する。
ステップS300の処理は、図5に図示のステップS140の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
ステップS250でYesと判定された場合、制御部170は、情報取得の失敗を表示する(ステップS310)。具体的には、実行部175は、優先情報の取得失敗をしたことを示す表示を表示部140に表示させる。実行部176は、例えば、「優先情報の取得に失敗しました。」といった文字を表示部140に表示させる。そして、ステップS290に進む。すなわち、制御部170は、タイムアウトが発生した場合には、優先情報の取得処理を終了する。
なお、図6に示す処理では、タイムアウトが発生した場合には優先情報の取得処理を終了したが、本実施形態の処理はこれに限られない。例えば、制御部170は、タイムアウトが発生した場合には、優先情報の取得処理を終了せずに、優先情報の再取得処理を行ってもよい。また、ここでは取得出来た所までで取得処理を終了し、優先取得情報に関する再構成情報を生成するとともに、再構成情報を表示する際に、取得出来なかった箇所は受信が失敗していることを示す表示を行うように構成しても良い。
また、通信装置100が通信速度制限開始通知を基地局200から受信した場合に、実行部175は通信速度制限開始通知を記憶部160に記憶しなくてもよい。この場合、通信装置100は、基地局200に対して通常の情報取得処理を実行し、基地局200から通信速度が制限されている旨の通知を受けた場合に、図6に示すステップS210~ステップS290の処理を実行してもよい。
また、図6では、優先情報取得モードでの情報取得が完了した後に、通常取得モードに戻すように構成しているが、通常取得モードに復帰するための復帰条件に基づいて通常取得モードに戻すか否かを決定するように構成しても構わない。例えば、復帰条件として、通信装置100は速度制限通知を受信した日時を記憶しておき、所定期間は優先情報取得モードを継続するように構成しても良い。また、復帰条件は、通信装置100をユーザが操作し、手動で復帰条件を設定するように構成しても構わない。例えば、通信速度制限がかかっていることをユーザが認識し、新たに通信容量を追加購入した場合は、手動で復帰条件を設定し、通常取得モードに復帰させることができるように構成しても良い。
[基地局の処理]
図8を用いて、実施形態に係る基地局の処理について説明する。図8は、基地局の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
基地局200は、通信装置100からHTTPリクエストを受信する(ステップS400)。基地局200は、受信したHTTPリクエストが取得条件付であるか否かを判定する(ステップS410)。取得条件付であると判定された場合(ステップS410;Yes)、ステップS420に進む。取得情報付でないと判定された場合(ステップS410;No)、ステップS500に進む。
ステップS410でYesと判定された場合、基地局200は、HTTPリクエストに含まれる優先取得情報を記憶する(ステップS420)。基地局200は、サーバ300に対してHTTPリクエストを送信する(ステップS430)。基地局200は、HTTPリクエストに対するHTTPレスポンスをサーバ300から受信する(ステップS440)。
基地局200は、ユーザが所望する全ての優先情報をサーバ300から取得したか否かを判定する(ステップS450)。全ての優先情報を取得したと判定された場合(ステップS450;Yes)、ステップS460に進む。全ての優先情報を取得していないと判定された場合(ステップS450;No)、ステップS430に進む。すなわち、基地局200は、ユーザが所望する全情報を取得するまで、ステップS430~ステップS450の処理を繰り返す。
ステップS450でYesと判定された場合、基地局200は、ステップS420で記憶された優先取得情報に基づいて、送信順序を入れ替える(ステップS460)。具体的には、基地局200は、優先順位が高い優先情報ほど先に送信されるように、送信順序を入れ替える。
基地局200は、取得した優先情報を含むHTTPレスポンスを通信装置100に送信する(ステップS470)。基地局200は、全ての優先情報の送信が完了したか否かを判定する(ステップS480)。全ての優先情報の送信が完了したと判定された場合(ステップS480;Yes)、ステップS490に進む。全ての優先情報の送信が完了していないと判定された場合(ステップS480;No)、ステップS470に進む。すなわち、基地局200は、通信装置100に対し指定された情報の送信が完了するまで、ステップS470と、ステップS480との処理を繰り返す。
ステップS480でYesと判定された場合、基地局200は、優先取得終了情報を含むHTTPレスポンスを通信装置100に送信する(ステップS490)。そして、図8の処理を終了する。
ステップS410でNoと判定された場合、基地局200は、通常の情報取得処理をサーバ300に対して実行する(ステップS500)。そして、図8の処理を終了する。
なお、基地局200は、ステップS470において、通信装置100に対して送信する情報の容量が大きい場合には、情報を圧縮したり、加工したりしてから通信装置100に送信してもよい。
また、基地局200は、ステップS460において、「通信速度制限における情報量の上限値≧サーバ300から取得した情報量」である場合には、送信順序を入れ替えなくてもよい。
また、基地局200は、ステップS490において、指定された情報以外の情報がある場合には、優先取得終了情報を送信せずに、指定された情報以外の情報を通信装置100に送信するようにしてもよい。
上述のとおり、本実施形態は、通信速度が制限されている場合おいて、通信速度が制限されていることを示す情報と、取得を所望する情報とを含めて、情報取得要求を行う。これにより、本実施形態は、通信速度が制限されている場合であっても、ユーザが所望する情報を優先的に取得して、表示することができる。
また、本実施形態は、ユーザが所望する情報を取得した時点で通信装置100と基地局200の間の通信を止めることも出来るので、通信量の増加を抑制し、かつバッテリ残量の低減を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 通信システム
100 通信装置
110 通信部
111 受信部
112 送信部
120 マイク
130 スピーカ
140 表示部
150 操作部
160 記憶部
170 制御部
171 検出部
172 要求部
173 生成部
174 通信制御部
175 実行部
200 基地局
210a 第1通信部
210b 第2通信部
220 記憶部
230 制御部
300 サーバ

Claims (5)

  1. 通信速度制限されているか否かを検出する検出部と、
    前記検出部が通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求部と、
    前記サーバにおいて、前記通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信部と、
    を備える、通信装置。
  2. 前記要求部は、ユーザが優先的に取得を所望する、優先情報に関する優先取得情報を前記情報取得要求に含め、
    前記サーバから送信される情報は、複数の構成要素に分けられ所定の順序で送信され、 前記通信部は、前記通信速度制限情報に基づいて、前記サーバで決められた構成要素の順序となる情報を受信する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記サーバに前記情報取得要求を行った後、所定時間経過した時点で前記サーバからの送信が完了しない場合、受信を停止するように通信部を制御する通信制御部と、
    前記所定時間の間に取得した情報に基づいて再構成情報を生成する生成部と、
    を備える、請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 通信速度制限されているか否かを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求ステップと、
    前記サーバにおいて、前記通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信ステップと、
    を含む、通信方法。
  5. 通信速度制限されているか否かを検出する検出機能と、
    前記検出機能で通信速度制限されていることを検出した場合、情報が蓄積されたサーバに対する情報取得要求に、通信速度制限されていることを示す通信速度制限情報を含める要求機能と、
    前記サーバにおいて、前記通信速度制限情報に基づいて構築され、送信される情報を受信する通信機能と、
    をコンピュータに実現させる、通信プログラム。
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