JP2022037989A - 電子処方箋のアクセス情報管理装置、アクセス情報管理方法、及びアクセス情報管理プログラム - Google Patents

電子処方箋のアクセス情報管理装置、アクセス情報管理方法、及びアクセス情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022037989000001
【課題】医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達する手間を低減する。
【解決手段】本発明の一側面に係る電子処方箋のアクセス情報管理装置は、利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付け、利用者の識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付け、アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子処方箋のアクセス情報管理装置、アクセス情報管理方法、及びアクセス情報管理プログラムに関する。
近年、お薬手帳の電子化が進んでいる。例えば、非特許文献1では、スマートフォン等の携帯端末向けに、電子お薬手帳のアプリケーションが提供されている。電子お薬手帳によれば、写真撮影を行う、符号化コード(例えば、二次元コード)を読み取る等の方法で、紙媒体で発行された処方箋の情報を携帯端末に取り込み、管理することができる。また、電子お薬手帳によれば、利用者が薬局に訪問する前に、取り込んだ処方箋の情報を薬局の電子システムに送信することで、利用者が薬局にたどり着くまでに処方箋に基づく調剤を開始することができ、これにより、利用者は、当該薬局にて待ち時間なく対象の薬を購入することができる。
また、近年では、処方箋の電子化も進められている。例えば、非特許文献2では、電子処方箋の運用ガイドラインが提案されている。具体的には、電子処方箋を希望する利用者(患者)に対して薬を処方した際に、医療機関は、電子処方箋サーバに対して、電子処方箋の登録を依頼すると共に、その電子処方箋に対するアクセス情報(運用ガイドラインでは、アクセスコード及び確認番号)の発行を要求する。医療機関は、発行されたアクセス情報を電子処方箋サーバから受け取り、受け取ったアクセス情報を利用者に伝達する。利用者は、医療機関から受け取ったアクセス情報を薬局において提示する。薬局の薬剤師は、利用者から提示されたアクセス情報に基づき電子処方箋サーバにアクセスして、当該利用者の電子処方箋の情報を電子処方箋サーバから取得し、取得した電子処方箋に基づいて調剤を開始する。非特許文献2の運用ガイドラインでは、このような方法で、調剤を行う薬局に対して、医療機関の依頼により登録された電子処方箋の情報を提供し、かつ電子処方箋を発行した医師及び調剤を行う薬局以外は電子処方箋にアクセスできないようにすることが提案されている。
"eお薬手帳"、[online]、[令和2年8月18日検索]、インターネット<URL: https://www.nichiyaku.or.jp/e-okusuri/index.html> "電子処方箋の運用ガイドライン"、[online]、[令和2年8月18日検索]、インターネット<URL: https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000626722.pdf>
本件発明者は、上記電子処方箋のシステムに関して、次のような問題があることを見出した。すなわち、利用者(患者)が自分で医療機関を選ぶフリーアクセスの原則から、電子処方箋データを医療機関がサーバに送信することと、薬局がその電子処方箋データを取得することとは分断されている。その上で、利用者が自ら薬局を選び、そのサーバ上の電子処方箋データへのアクセスのためのアクセス情報を薬局に提示することで、フリーアクセスの原則が満たされている。しかしながら、上記運用ガイドラインでは、電子処方箋へのアクセス情報を電子お薬手帳に提供する方法は検討されておらず、医療機関では、二次元コード等により紙媒体でアクセス情報を利用者に伝達することが想定されている。これにより医療機関から伝達されたアクセス情報を利用者が薬局に自ら出向いて提示するようにすると、上記電子お薬手帳のシステムで既に得られている事前調剤のメリットを享受することができなくなってしまう。
そこで、これを解決する方法として、処方箋と同様に、医療機関で紙媒体に発行されたアクセス情報を利用者が自ら携帯端末で取り込み、電子お薬手帳のアプリケーションから薬局の電子システムにアクセス情報を送信することが考えられる。しかしながら、この方法では、処方箋が電子化されているにも拘らず、利用者がアクセス情報を自身の携帯端末に取り込む分だけ手間がかかってしまう。この点を考慮して、他の方法を更に検討すると、医療機関の電子システムから利用者の電子お薬手帳にアクセス情報を送信するようにすることが考えられる。しかしながら、薬局が運営するもの、サービス会社が運営するもの等、電子お薬手帳は数多く存在し、利用者が薬局を選ぶまで、利用者の使用する電子お薬手帳は特定されない。また、利用者(患者)の利用する電子お薬手帳の情報を管理する手間が医療機関に生じてしまい、このような電子お薬手帳の情報を管理する業務は医療機関の本来業務ではない。そのため、医療機関の電子システムから利用者の電子お薬手帳にアクセス情報を直接的に送信する方法は現実的ではない。また、薬局に紐づく電子お薬手帳に医療機関から直接的にアクセス情報を送信することは、フリーアクセスの原則にも反する可能性がある。
本発明は、一側面では、このような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達する手間を低減する技術を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る電子処方箋のアクセス情報管理装置は、利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付ける利用者登録受付部と、利用者の前記識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付けるアクセス情報受付部と、前記アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された前記通知先情報により示される通知先に前記アクセス情報を送信するアクセス情報送信部と、を備える。
当該構成に係るアクセス情報管理装置によれば、医療機関の電子システム及び電子お薬手帳の電子システムの間に介在して、利用者の識別情報に基づいて、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報と電子お薬手帳の通知先とを関連付けることができる。これにより、利用者の利用する電子お薬手帳を特定した上で、医療機関の電子システムから得た電子処方箋へのアクセス情報を電子お薬手帳の電子システムに送信することができ、その結果、電子お薬手帳の電子システムに対して利用者の端末にアクセス情報を通知させることができる。したがって、当該構成によれば、医療機関に利用者の電子お薬手帳の情報を管理する手間、及び利用者にアクセス情報を端末に取り込む手間を生じさせることなく、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達することができる。よって、アクセス情報を薬局に伝達する手間を低減することができる。
上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記識別情報は、健康保険の保険証に記載された被保険者番号、記号、及び番号により構成されてよい。保険証の情報を管理することは医療機関の本来業務である。したがって、当該構成によれば、電子処方箋へのアクセス情報と電子お薬手帳の通知先との関連付けに用いる利用者の識別情報を、新たな手間の発生を招くことなく管理することができる。或いは、上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記識別情報は、マイナンバーとして付与された個人番号により構成されてよい。
上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記アクセス情報は、電子処方箋のアクセスコード及び確認番号により構成されてよい。当該構成によれば、上記運用ガイドラインで提案されている電子処方箋のシステム上で、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達する手間を低減することができる。
上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記利用者登録受付部が前記識別情報及び前記通知先情報の登録を受け付けた際に、前記アクセス情報送信部は、当該登録を受け付けた利用者の前記識別情報に関連付けられた前記アクセス情報が既に登録されているか否かを判定し、前記アクセス情報が既に登録されている場合、登録された前記アクセス情報を前記通知先情報により示される通知先に送信するように構成されてよい。当該構成によれば、医療機関で発行されたアクセス情報が登録された後に、利用者の電子お薬手帳の通知先情報が登録された場合でも、既に登録されたアクセス情報を利用者の電子お薬手帳の電子システムに送信することができる。
上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記アクセス情報受付部は、前記アクセス情報を受け付けた日時を前記アクセス情報と共に登録するように構成されてよい。そして、上記一側面に係るアクセス情報管理装置は、登録された前記アクセス情報に関連付けられた日時から所定時間経過しているか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて、所定時間経過している日時のアクセス情報を除外する有効期限管理部を更に備えてよい。当該構成によれば、有効期限の切れた電子処方箋へのアクセス情報を除外することができる。
上記各形態に係るアクセス情報管理装置の別の態様として、本発明の一側面は、以上の各構成要素の全部又はその一部を実現する情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記憶した、コンピュータその他装置、機械等が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記憶媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
例えば、本発明の一側面に係る電子処方箋のアクセス情報管理方法は、コンピュータが、利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付けるステップと、利用者の前記識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付けるステップと、前記アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された前記通知先情報により示される通知先に前記アクセス情報を送信するステップと、を実行する、情報処理方法である。
また、例えば、本発明の一側面に係る電子処方箋のアクセス情報管理プログラムは、コンピュータに、利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付けるステップと、利用者の前記識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付けるステップと、前記アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された前記通知先情報により示される通知先に前記アクセス情報を送信するステップと、実行させるための、プログラムである。
本発明によれば、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達する手間を低減することができる。
図1は、本発明が適用される場面の一例を模式的に例示する。 図2は、実施の形態に係るアクセス情報管理装置のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図3は、実施の形態に係るアクセス情報管理装置のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する。 図4は、実施の形態に係る管理データベースの一例を模式的に例示する。 図5は、実施の形態に係るアクセス情報のやり取りに関する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図6は、実施の形態に係るアクセス情報管理装置によるアクセス情報の受け付けに関する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態に係る利用者の登録に関する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態に係るアクセス情報管理装置による利用者の登録に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態に係るアクセス情報管理装置による電子処方箋へのアクセス情報の有効期限の管理に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。
§1 適用例
図1は、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1の適用場面の一例を模式的に例示する。アクセス情報管理装置1は、医療機関の電子システム2から受信したアクセス情報、及び電子お薬手帳の電子システム4から受信した利用者の情報を管理するように構成されたコンピュータである。
まず、電子処方箋を希望する利用者(患者)に対して薬を処方した際に、医療機関の医師は、電子システム2(例えば、端末)を利用して、電子処方箋サーバ3に対して、電子処方箋の登録を依頼すると共に、その電子処方箋に対するアクセス情報の発行を要求する。これにより、電子処方箋サーバ3には、利用者に対して発行された電子処方箋のデータが蓄積される。また、この電子処方箋のデータにアクセスするためのアクセス情報が発行され、発行されたアクセス情報が電子処方箋サーバ3から電子システム2に送信される。
医療機関の医師は、電子システム2を利用して、利用者を識別するための識別情報に関連付けて、電子処方箋サーバ3から受信したアクセス情報をアクセス情報管理装置1に対して送信する。アクセス情報管理装置1は、利用者の識別情報に関連付けて、電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システム2から受け付けるように構成されている。アクセス情報管理装置1は、医療機関の電子システム2から受信した利用者の識別情報及びアクセス情報を関連付けて記憶する。
また、アクセス情報管理装置1は、利用者の識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システム4から受け付けるように構成されている。電子お薬手帳の電子システム4は、利用者の識別情報に関連付けて、通知先情報をアクセス情報管理装置1に対して送信する。アクセス情報管理装置1は、お薬手帳の電子システム4から受信した利用者の識別情報及び通知先情報を関連付けて記憶する。この利用者の情報の登録は、任意のタイミングに行われてよい。一例として、電子お薬手帳の電子システム4は、電子お薬手帳の実装されたユーザ端末5からの要求に応じて、利用者の識別情報及び通知先情報をアクセス情報管理装置1に送信するように構成されてよい。
アクセス情報の登録を受け付けた後に、アクセス情報管理装置1は、該当する利用者の識別情報に関連付けられて登録された通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信する。これにより、医療機関で発行されたアクセス情報を、アクセス情報管理装置1を介して、利用者の使用する電子お薬手帳の電子システム4に通知することができる。電子お薬手帳の電子システム4は、アクセス情報管理装置1から受信したアクセス情報を利用者のユーザ端末5に適宜通知してよい。
なお、各情報(アクセス情報、識別情報、通知先情報)の登録先は、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。本実施形態では、アクセス情報管理装置1は、管理データベース125を備えてよく、各情報は、この管理データベース125に登録されてよい。また、アクセス情報管理装置1の、医療機関の電子システム2に対してアクセス情報の登録を受け付ける処理、電子お薬手帳の電子システム4に対して利用者の情報の登録を受け付ける処理、及び電子お薬手帳の電子システム4に対してアクセス情報を通知する処理は、API(Application Programming Interface)により提供されてよい。
以上のとおり、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1によれば、医療機関の電子システム2及び電子お薬手帳の電子システム4の間に介在して、利用者の識別情報に基づいて、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報と電子お薬手帳の通知先とを関連付けることができる。これにより、利用者の利用する電子お薬手帳を特定した上で、医療機関の電子システム2から得た電子処方箋へのアクセス情報を電子お薬手帳の電子システム4に送信することができる。その結果、電子お薬手帳の電子システム4に対して利用者のユーザ端末5にアクセス情報を通知させることができる。そして、利用者に対して、ユーザ端末5上で動作する電子お薬手帳により、電子お薬手帳の電子システム4から送信されるアクセス情報を受信させ、受信したアクセス情報を薬局の電子システム6に送信させることができる。
したがって、本実施形態によれば、医療機関に利用者の電子お薬手帳の情報を管理する手間、及び利用者にアクセス情報をユーザ端末5に取り込む手間を生じさせることなく、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達することができる。よって、アクセス情報を薬局に伝達する手間を低減することができる。また、薬局の薬剤師は、薬局の電子システム6(例えば、端末)を利用して、利用者のユーザ端末5から受信したアクセス情報に基づき電子処方箋サーバ3にアクセスして、当該利用者に対して発行された電子処方箋のデータを電子処方箋サーバ3から取得することができる。これにより、薬剤師は、利用者が薬局にたどり着くまでに電子処方箋に基づく調剤を開始することができ、その結果、利用者は、当該薬局にて待ち時間なく対象の薬を購入することができる。また、患者が医療機関に行かずネットワーク経由で診察を受けるオンライン診療においても、発行された処方箋に関して、患者は自宅にいながら電子お薬手帳を用いて、薬局に対して電子処方箋へのアクセス情報の伝達を行うことができる。薬局での調剤及びオンラインでの服薬指導、更にはその後の薬剤の自宅までの配送も合わせれば、自宅にいながら診察から処方薬の入手までが実現できる。
なお、図1の例において、それぞれの間でのデータのやり取りは、ネットワークを介して行われてよい。それぞれの間のネットワークの種類は、例えば、インターネット、無線通信網、移動通信網、電話網、専用網等から適宜選択されてよい。また、医療機関の電子システム2及び薬局の電子システム6は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、汎用のサーバ装置、汎用のPC(Personal Computer)、タブレットPC、携帯端末(例えば、スマートフォン)等の1又は複数のコンピュータにより構成されてよい。電子システム2は、医療機関毎に運用されてよい。電子システム6は、薬局毎に運用されてよい。電子処方箋サーバ3及び電子お薬手帳の電子システム4は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、汎用のサーバ装置、汎用のPC等の1又は複数のコンピュータにより構成されてよい。電子システム4は、電子お薬手帳の提供者毎に運用されてよい。ユーザ端末5は、汎用のPC、タブレットPC、携帯端末等の1又は複数のコンピュータにより構成されてよい。利用者は、複数の電子お薬手帳を利用してもよい。
§2 構成例
[ハードウェア構成]
図2は、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。図2に示されるとおり、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1は、制御部11、記憶部12、通信インタフェース13、入力装置14、出力装置15、及びドライブ16が電気的に接続されたコンピュータである。なお、図2では、通信インタフェースを「通信I/F」と記載している。
制御部11は、ハードウェアプロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、プログラム及び各種データに基づいて情報処理を実行するように構成される。記憶部12は、メモリの一例であり、例えば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等で構成される。本実施形態では、記憶部12は、アクセス情報管理プログラム81(図2では、「管理プログラム」と記載している)、管理データベース125等の各種情報を記憶する。
アクセス情報管理プログラム81は、電子処方箋へのアクセス情報及び利用者の通信先情報の管理に関する後述の情報処理(図5~図9)をアクセス情報管理装置1に実行させるためのプログラムである。アクセス情報管理プログラム81は、当該情報処理の一連の命令を含む。管理データベース125は、登録される各種情報(アクセス情報、識別情報、通信先情報)を保持するために利用される。詳細は後述する。
通信インタフェース13は、例えば、有線LAN(Local Area Network)モジュール、無線LANモジュール等であり、ネットワークを介した有線又は無線通信を行うためのインタフェースである。アクセス情報管理装置1は、通信インタフェース13を利用して、他の情報処理装置(例えば、医療機関の電子システム2、電子お薬手帳の電子システム4)との間で、ネットワークを介したデータ通信を実行することができる。
入力装置14は、例えば、マウス、キーボード等の入力を行うための装置である。また、出力装置15は、例えば、ディスプレイ、スピーカ等の出力を行うための装置である。オペレータは、入力装置14及び出力装置15を利用することで、アクセス情報管理装置1を操作することができる。
ドライブ16は、例えば、CDドライブ、DVDドライブ等であり、記憶媒体91に記憶されたプログラム等の各種情報を読み込むためのドライブ装置である。記憶媒体91は、コンピュータその他装置、機械等が、記憶されたプログラム等の各種情報を読み取り可能なように、当該プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって蓄積する媒体である。上記アクセス情報管理プログラム81及び管理データベース125の少なくともいずれかは、記憶媒体91に記憶されていてもよい。アクセス情報管理装置1は、この記憶媒体91から、上記アクセス情報管理プログラム81及び管理データベース125の少なくともいずれかを取得してもよい。なお、図2では、記憶媒体91の一例として、CD、DVD等のディスク型の記憶媒体を例示している。しかしながら、記憶媒体91の種類は、ディスク型に限られなくてもよく、ディスク型以外であってもよい。ディスク型以外の記憶媒体として、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリを挙げることができる。ドライブ16の種類は、記憶媒体91の種類に応じて任意に選択されてよい。
なお、アクセス情報管理装置1の具体的なハードウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換及び追加が可能である。例えば、制御部11は、複数のハードウェアプロセッサを含んでもよい。ハードウェアプロセッサは、マイクロプロセッサ等で構成されてよい。記憶部12は、制御部11に含まれるRAM及びROMにより構成されてもよい。通信インタフェース13、入力装置14、出力装置15及びドライブ16の少なくともいずれかは省略されてもよい。アクセス情報管理装置1は、複数台のコンピュータで構成されてもよい。この場合、各コンピュータのハードウェア構成は、一致していてもよいし、一致していなくてもよい。また、アクセス情報管理装置1は、提供されるサービス専用に設計された情報処理装置の他、汎用のサーバ装置、汎用のPC等の1又は複数のコンピュータにより構成されてよい。
[ソフトウェア構成]
図3は、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1のソフトウェア構成の一例を模式的に例示する。アクセス情報管理装置1の制御部11は、記憶部12に記憶されたアクセス情報管理プログラム81に含まれる命令をCPUにより解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これにより、図3に示されるとおり、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1は、利用者登録受付部111、アクセス情報受付部112、アクセス情報送信部113、及び有効期限管理部114をソフトウェアモジュールとして備えるコンピュータとして動作する。
利用者登録受付部111は、利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システム4から受け付けるように構成される。通知先情報の構成は、所望のコンピュータに情報を通知可能であれば、特に限定されなくてよく、実施の形態(例えば、電子お薬手帳の電子システム4の構成)に応じて適宜決定されてよい。通知先は、例えば、URL(Uniform Resource Locator)等により指定されてよい。その他の一例として、通知先は直接的に示されるのではなく、電子お薬手帳の識別子等の情報を介して間接的に示されてもよい。この場合、通知先情報は、電子お薬手帳の識別子等の情報により構成されてよく、通知先は、識別子等の情報から変換することで得られてよい。変換には、データテーブル等の任意の参照情報が用いられてよい。アクセス情報受付部112は、利用者の識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバ3に記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システム2から受け付けるように構成される。本実施形態では、アクセス情報管理装置1は管理データベース125を備えてよく、各情報は管理データベース125に登録されてよい。
識別情報の構成は、利用者を特定可能であれば、特に限定されなくてよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。本実施形態では、識別情報は、健康保険の保険証に記載された被保険者番号、記号、及び番号により構成されてよい。保険証の情報を管理することは医療機関の本来業務である。したがって、このように保険証の情報により識別情報を構成することで、医療機関において、新たな手間の発生を招くことなく利用者の識別情報を管理することができる。その他の一例として、識別情報は、マイナンバーとして付与された個人番号により構成されてよい。個人番号が保険証の代わりに利用される場合、識別情報を個人番号により構成することで、上記と同様に、医療機関において、新たな手間の発生を招くことなく利用者の識別情報を管理することができる。
また、アクセス情報の構成は、電子処方箋サーバ3に記録された電子処方箋のデータにアクセスするための情報が含まれていれば、特に限定されなくてよく、実施の形態(例えば、電子処方箋サーバ3の構成)に応じて適宜決定されてよい。本実施形態では、アクセス情報は、電子処方箋のアクセスコード及び確認番号により構成されてよい。これにより、上記運用ガイドラインで提案されている電子処方箋のシステム上で本実施形態に係るシステムを運用することができる。
アクセス情報送信部113は、アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信するように構成される。アクセス情報を送信するタイミングは、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。本実施形態では、アクセス情報送信部113は、アクセス情報の登録を受け付けたことに応じて、対象の利用者の通知先情報が登録されているか否かを判定し、通知先情報が既に登録されている場合に、登録された通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信するように構成されてよい。
また、本実施形態では、アクセス情報送信部113は、利用者登録受付部111が識別情報及び通知先情報の登録を受け付けた際に、当該登録を受け付けた利用者の識別情報に関連付けられたアクセス情報が既に登録されているか否かを判定し、アクセス情報が既に登録されている場合、登録されたアクセス情報を通知先情報により示される通知先に送信するように構成されてよい。これにより、医療機関で発行されたアクセス情報が登録された後に、利用者の電子お薬手帳の通知先情報が登録された場合でも、既に登録されたアクセス情報を利用者の電子お薬手帳の電子システム4に送信することができる。
更に、本実施形態では、アクセス情報受付部112は、アクセス情報を受け付けた日時をアクセス情報と共に登録するように構成される。これに応じて、有効期限管理部114は、登録されたアクセス情報に関連付けられた日時から所定時間経過しているか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて、所定時間経過している日時のアクセス情報を除外するように構成される。これにより、有効期限の切れた電子処方箋へのアクセス情報を除外することができる。なお、登録される日時は、電子処方箋の有効期限を評価可能であればよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。登録される日時には、例えば、アクセス情報を受信した日時、アクセス情報を管理データベース125に登録する日時、医療機関で指定された日時(例えば、電子処方箋を発行した日時、電子処方箋サーバ3に電子処方箋を登録した日時等)等を採用してよい。日時の情報は、タイマ(不図示)等から適宜取得されてよい。
<管理データベース>
図4は、本実施形態に係る管理データベース125の構成の一例を模式的に例示する。図4の例では、管理データベース125は、テーブル形式の構造を有しており、各レコードは、識別子、アクセス情報(アクセスコード及び確認番号)、日時、識別情報(被保険者番号、記号及び番号)、及び通知先情報の各種情報を格納するフィールドを有している。識別子は、各レコードのデータを識別するために利用される。本実施形態では、1件のレコードは、1つの電子お薬手帳の電子システム4に1件のアクセス情報を通知するための情報を保持している。ただし、管理データベース125の構成は、アクセス情報、識別情報及び通知先情報を管理可能であれば、このような例に限定されなくてよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。他の一例として、医療機関の電子システム4から受信するアクセス情報及び電子お薬手帳の電子システム4から受信する通信先情報は、別々のデータベースで管理されてもよい。
なお、図4の例では、識別子「1」及び「2」のレコードが、電子お薬手帳の電子システム4から受信した利用者の情報、及び医療機関の電子システム2から受信したアクセス情報の両方を登録した状態の一例を示している。識別子「3」及び「4」のレコードが、同一の利用者が2つの異なる電子お薬手帳を利用しており、電子お薬手帳の電子システム4から受信した当該利用者の情報のみを登録し、医療機関の電子システム2から当該利用者のアクセス情報を受信していない(すなわち、利用者の情報が登録済みで、アクセス情報が未登録である)状態の一例を示している。識別子「5」のレコードが、医療機関の電子システム2から受信したアクセス情報のみを登録し、電子お薬手帳の電子システム4から当該利用者の情報を受信していない(すなわち、アクセス情報が登録済みで、利用者の情報が未登録である)状態の一例を示す。
<その他>
本実施形態では、アクセス情報管理装置1の各ソフトウェアモジュールがいずれも汎用のCPUによって実現される例について説明している。しかしながら、上記ソフトウェアモジュールの一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。すなわち、上記各モジュールは、ハードウェアモジュールとして実現されてもよい。また、アクセス情報管理装置1のソフトウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、ソフトウェアモジュールの省略、置換及び追加が行われてもよい。
§3動作例
(1)アクセス情報の登録及び通知
図5は、本実施形態に係るアクセス情報のやり取りに関する処理手順の一例を示すシーケンス図である。ただし、以下のアクセス情報のやり取りに関する処理手順は、一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてよい。また、以下のアクセス情報のやり取りに関する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
まず、電子処方箋を希望する利用者に対して薬が処方された際に、医療機関の電子システム2は、医師の操作等に応じて、電子処方箋サーバ3に対して、電子処方箋の登録を依頼すると共に、その電子処方箋に対するアクセス情報の発行を要求する。これにより、電子システム2は、電子処方箋のデータを電子処方箋サーバ3に登録し、電子処方箋サーバ3からこの電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報を取得する。
ステップS11では、電子システム2は、利用者の識別情報に関連付けて、アクセス情報をアクセス情報管理装置1に対して送信する。利用者の識別情報は、医療機関の電子システム2のデータベースに予め登録されていてよい。ステップS12では、アクセス情報管理装置1の制御部11は、利用者の識別情報及びアクセス情報を電子システム2から受信し、受信した利用者の識別情報及びアクセス情報を登録する処理を実行する。
図6は、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1におけるステップS12の処理手順の一例を示すフローチャートである。ステップS121では、制御部11は、アクセス情報受付部112として動作し、アクセス情報の登録を受け付けた結果として、利用者の識別情報及びアクセス情報を医療機関の電子システム2から受信する。ステップS122では、制御部11は、対象利用者の通知先情報が既に登録済みであるか否かを判定する。本実施形態では、制御部11は、管理データベース125の各レコードの識別情報のフィールドを参照し、医療機関の電子システム2から受信した識別情報と一致するレコードが存在するか否かを判定する。対象利用者の通知先情報が登録済み(すなわち、該当レコードが存在する)場合、制御部11は、次のステップS123に処理を進める。一方、対象利用者の通知先情報が登録されていない(すなわち、該当レコードが存在しない)場合、制御部11は、ステップS125に処理を進める。
ステップS123では、制御部11は、アクセス情報受付部112として動作し、利用者の識別情報及び通知先情報に関連付けてアクセス情報を日時と共に登録する。本実施形態では、制御部11は、ステップS122の処理で抽出されたレコードの該当フィールドにアクセス情報を格納する。或いは、制御部11は、ステップS122で抽出されたレコードから通知先情報を取得し、アクセス情報、日時、識別情報及び通知先情報を格納した新たなレコードを生成し、生成されたレコードを管理データベース125に追加してもよい。この処理により、図4の例における識別子「1」「2」のレコードのような、アクセス情報、日時、識別情報及び通知先情報を格納したレコードが生成される。複数の電子お薬手帳の通知先情報が登録されている場合は、全ての電子お薬手帳について、アクセス情報を記入したレコードが生成される。
ステップS124では、制御部11は、アクセス情報送信部113として動作し、登録された通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信する(すなわち、電子お薬手帳の電子システム4を呼び出す)ための呼出情報を生成する。本実施形態では、制御部11は、ステップS123で生成されたレコードの各フィールドの値を使用して、呼出情報を生成する。一例として、電子システム4の呼び出しがAPIにより実装される場合、呼出情報は、「https://wwr.com/notice.php? hi="630001"&k="99"&num="56789"&id="1234567890123456"&pass="abcd"」のように、識別情報に関連付けてアクセス情報を通知可能に構成されてよい。呼出情報の生成が完了すると、制御部11は、ステップS12の処理を終了し、次のステップS13に処理を進める。
ステップS125では、制御部11は、アクセス情報受付部112として動作し、利用者の識別情報に関連付けてアクセス情報を日時と共に登録する。本実施形態では、制御部11は、アクセス情報、日時、及び識別情報を格納した新たなレコードを生成し、生成されたレコードを管理データベース125に追加する。この処理により、図4の例における識別子「5」のレコードのような、アクセス情報、日時、及び識別情報が格納され、通知先情報が格納されていないレコードが生成される。アクセス情報の登録が完了すると、制御部11は、ステップS12の処理を終了し、ステップS13以降の処理を省略して、本動作例に係る処理手順を終了する。
図5に戻り、ステップS13では、制御部11は、アクセス情報送信部113として動作し、ステップS124の処理で生成された呼出情報を使用して、通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信する。これにより、対象利用者の使用する電子お薬手帳の電子システム4は、対象利用者に対して発行された電子処方箋へのアクセス情報を受信する。電子システム4は、識別情報により特定される対象利用者の電子お薬手帳(ユーザ端末5)にアクセス情報を適宜通知してよい。ステップS14では、電子システム4は、アクセス情報の受信が完了したことを知らせる通知をアクセス情報管理装置1に返信する。これに応じて、ステップS15では、アクセス情報管理装置1の制御部11は、電子お薬手帳の電子システム4へのアクセス情報の通知が完了したことを知らせる通知を医療機関の電子システム2に返信する。ステップS15の処理が完了すると、本動作例に係る処理手順を終了する。
(2)利用者の登録
図7は、本実施形態に係る利用者の登録に関する処理手順の一例を示すシーケンス図である。ただし、以下の利用者の登録に関する処理手順は、一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてよい。また、以下の利用者の登録に関する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
ステップS21では、電子お薬手帳の電子システム4は、利用者の識別情報及び通知先情報をアクセス情報管理装置1に対して送信する。一例として、電子お薬手帳を使用する利用者のユーザ端末5からの要求に応じて、電子システム4は、ステップS21の処理を実行してよい。ステップS22では、アクセス情報管理装置1の制御部11は、利用者の識別情報及び通信先情報を電子システム4から受信し、受信した利用者の識別情報及び通信先情報を登録する処理を実行する。
図8は、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1におけるステップS22の処理手順の一例を示すフローチャートである。ステップS221では、制御部11は、利用者登録受付部111として動作し、利用者の登録を受け付けた結果として、識別情報及び通知先情報を受信する。ステップS222では、制御部11は、アクセス情報送信部113として動作し、登録を受け付けた対象利用者の識別情報に関連付けられたアクセス情報が既に登録されているか否かを判定する。本実施形態では、制御部11は、管理データベース125の各レコードの識別情報のフィールドを参照し、図4の例における識別子「5」のレコードのようにアクセス情報及び識別情報が登録され、通知先情報の登録されていないレコードのうち、電子お薬手帳の電子システム4から受信した識別情報と一致するレコードが存在するか否かを判定する。対象利用者のアクセス情報が登録済み(すなわち、該当レコードが存在する)場合、制御部11は、次のステップS223に処理を進める。一方、対象利用者のアクセス情報が登録されていない(すなわち、該当レコードが存在しない)場合、制御部11は、ステップS225に処理を進める。
ステップS223では、制御部11は、利用者登録受付部111として動作し、利用者のアクセス情報及び識別情報に関連付けて通知先情報を登録する。本実施形態では、制御部11は、ステップS222の処理で抽出されたレコードの該当フィールドに通知先情報を格納する。複数件のアクセス情報が登録済みである場合、ステップS222の処理では複数のレコードが抽出され、抽出された各レコードの該当フィールドに通知先情報が格納される。この処理により、図4の例における識別子「1」「2」のレコードのような、アクセス情報、日時、識別情報及び通知先情報を格納したレコードが生成される。ステップS224では、制御部11は、上記ステップS124と同様に、アクセス情報送信部113として動作し、登録された通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信する(すなわち、電子お薬手帳の電子システム4を呼び出す)ための呼出情報を生成する。呼出情報の生成が完了すると、制御部11は、ステップS22の処理を終了し、次のステップS23に処理を進める。
ステップS225では、制御部11は、利用者登録受付部111として動作し、利用者の識別情報及び通知先情報を登録する。本実施形態では、制御部11は、識別情報及び通知先情報を格納した新たなレコードを生成し、生成されたレコードを管理データベース125に追加する。この処理により、図4の例における識別子「3」「4」のような、識別情報及び通知先情報が格納され、アクセス情報及び日時が格納されていないレコードが生成される。なお、上記ステップS223においても、制御部11は、ステップS222の処理で抽出されたレコードの該当フィールドに通知先情報を格納すると共に、ステップS225の処理と同様に、識別情報及び通知先情報を格納した新たなレコードを生成し、生成されたレコードを管理データベース125に追加してもよい。通知先情報の登録が完了すると、制御部11は、ステップS22の処理を終了し、ステップS23以降の処理を省略して、本動作例に係る処理手順を終了する。
図7に戻り、ステップS23では、制御部11は、アクセス情報送信部113として動作し、ステップS224の処理で生成された呼出情報を使用して、通知先情報により示される通知先にアクセス情報を送信する。これにより、対象利用者の使用する電子お薬手帳の電子システム4は、対象利用者に対して発行された電子処方箋へのアクセス情報を受信する。電子システム4は、識別情報により特定される対象利用者の電子お薬手帳(ユーザ端末5)にアクセス情報を適宜通知してよい。ステップS23の処理の後、ステップS14及びステップS15の処理が実行されてよい。ステップS23の処理が完了すると、本動作例に係る処理手順を終了する。
(3)有効期限の管理
図9は、本実施形態に係るアクセス情報管理装置1による電子処方箋へのアクセス情報の有効期限の管理に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。上記(1)、上記(2)及び当該(3)の処理手順は、アクセス情報管理方法の一例である。ただし、以下の有効期限の管理に関する処理手順は、一例に過ぎず、各ステップは可能な限り変更されてよい。また、以下の有効期限の管理に関する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
ステップS301では、制御部11は、有効期限管理部114として動作し、登録されたアクセス情報に関連付けられた日時から所定時間経過しているか否かを判定する。本実施形態では、制御部11は、管理データベース125の各レコードの日時のフィールドの値を参照し、所定時間を経過しているレコードを抽出する。所定時間を経過したアクセス情報が存在する(すなわち、該当レコードが存在する)場合、制御部11は、次のステップS302に処理を進める。一方、所定時間を経過したアクセス情報が存在しない(すなわち、該当レコードが存在しない)場合、制御部11は、ステップS302の処理を省略し、本動作例に係る処理手順を終了する。
ステップS302では、制御部11は、有効期限管理部114として動作し、所定時間を経過している日時のアクセス情報を除外する。この除外処理の内容は、有効期限の切れたアクセス情報と有効期限の切れていないアクセス情報とを区別可能にすることであれば、特に限定されなくてよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。アクセス情報を除外することは、例えば、管理データベース125から該当レコードを消去すること、該当レコードを別のデータベース(有効期限切れのアクセス情報を管理するデータベース)に移動すること、該当レコードに有効期限切れのフラグを立てること等により構成されてよい。アクセス情報の除外が完了すると、制御部11は、本動作例に係る処理手順を終了する。なお、ステップS301及びステップS302の処理は、任意のタイミングに実行されてよい。
[特徴]
以上のとおり、本実施形態によれば、ステップS12及びステップS22の処理により、利用者の識別情報に基づいて、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報と電子お薬手帳の通知先情報とを関連付けることができる。これにより、ステップS13及びステップS23の処理では、利用者の利用する電子お薬手帳を特定した上で、医療機関の電子システム2から得た電子処方箋へのアクセス情報を電子お薬手帳の電子システム4に送信することができる。その結果、電子お薬手帳の電子システム4に対して利用者のユーザ端末5にアクセス情報を通知させることができる。そして、利用者に対して、ユーザ端末5上で動作する電子お薬手帳により、電子お薬手帳の電子システム4から送信されるアクセス情報を受信させ、受信したアクセス情報を薬局の電子システム6に送信させることができる。したがって、本実施形態によれば、医療機関に利用者の電子お薬手帳の情報を管理する手間、及び利用者にアクセス情報をユーザ端末5に取り込む手間を生じさせることなく、医療機関で発行された電子処方箋へのアクセス情報を薬局に伝達することができる。よって、アクセス情報を薬局に伝達する手間を低減することができる。
§4 変形例
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良又は変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
上記実施形態において、有効期限の管理に関する処理は省略されてよい。この場合、アクセス情報管理装置1のソフトウェア構成において、有効期限管理部114は省略されてよい。管理データベース125の各レコードにおいて、日時のフィールドは省略されてよい。アクセス情報管理装置1の処理手順からステップS301及びステップS302の処理が省略されてよい。また、上記実施形態において、管理データベース125は、アクセス情報管理装置1内に保持されていなくてよい。その他の一例として、管理データベース125は、アクセス情報管理装置1からアクセス可能に構成された外部の記憶装置に保持されていてもよい。また、上記実施形態において、電子お薬手帳には、電子処方箋に関する任意のアプリケーションが含まれてよい。電子お薬手帳には、電子処方箋へのアクセス情報の送信のみを目的としたアプリケーションも含まれてよい。
1…アクセス情報管理装置、
11…制御部、12…記憶部、13…通信インタフェース、
14…入力装置、15…出力装置、16…ドライブ、
81…アクセス情報管理プログラム、91…記憶媒体、
111…利用者登録受付部、112…アクセス情報受付部、
113…アクセス情報送信部、114…有効期限管理部、
125…管理データベース、
2…(医療機関の)電子システム、3…電子処方箋サーバ、
4…(電子お薬手帳の)電子システム、5…ユーザ端末、
6…(薬局の)電子システム
上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記識別情報は、健康保険の保険証に記載された保険者番号、記号、及び番号により構成されてよい。保険証の情報を管理することは医療機関の本来業務である。したがって、当該構成によれば、電子処方箋へのアクセス情報と電子お薬手帳の通知先との関連付けに用いる利用者の識別情報を、新たな手間の発生を招くことなく管理することができる。或いは、上記一側面に係るアクセス情報管理装置において、前記識別情報は、マイナンバーとして付与された個人番号により構成されてよい。
識別情報の構成は、利用者を特定可能であれば、特に限定されなくてよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。本実施形態では、識別情報は、健康保険の保険証に記載された保険者番号、記号、及び番号により構成されてよい。保険証の情報を管理することは医療機関の本来業務である。したがって、このように保険証の情報により識別情報を構成することで、医療機関において、新たな手間の発生を招くことなく利用者の識別情報を管理することができる。その他の一例として、識別情報は、マイナンバーとして付与された個人番号により構成されてよい。個人番号が保険証の代わりに利用される場合、識別情報を個人番号により構成することで、上記と同様に、医療機関において、新たな手間の発生を招くことなく利用者の識別情報を管理することができる。
<管理データベース>
図4は、本実施形態に係る管理データベース125の構成の一例を模式的に例示する。図4の例では、管理データベース125は、テーブル形式の構造を有しており、各レコードは、識別子、アクセス情報(アクセスコード及び確認番号)、日時、識別情報(保険者番号、記号及び番号)、及び通知先情報の各種情報を格納するフィールドを有している。識別子は、各レコードのデータを識別するために利用される。本実施形態では、1件のレコードは、1つの電子お薬手帳の電子システム4に1件のアクセス情報を通知するための情報を保持している。ただし、管理データベース125の構成は、アクセス情報、識別情報及び通知先情報を管理可能であれば、このような例に限定されなくてよく、実施の形態に応じて適宜決定されてよい。他の一例として、医療機関の電子システム4から受信するアクセス情報及び電子お薬手帳の電子システム4から受信する通信先情報は、別々のデータベースで管理されてもよい。

Claims (7)

  1. 利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付ける利用者登録受付部と、
    利用者の前記識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付けるアクセス情報受付部と、
    前記アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された前記通知先情報により示される通知先に前記アクセス情報を送信するアクセス情報送信部と、
    を備える、
    電子処方箋のアクセス情報管理装置。
  2. 前記識別情報は、健康保険の保険証に記載された被保険者番号、記号、及び番号により構成される、
    請求項1に記載のアクセス情報管理装置。
  3. 前記アクセス情報は、電子処方箋のアクセスコード及び確認番号により構成される、
    請求項1又は2に記載のアクセス情報管理装置。
  4. 前記利用者登録受付部が前記識別情報及び前記通知先情報の登録を受け付けた際に、前記アクセス情報送信部は、当該登録を受け付けた利用者の前記識別情報に関連付けられた前記アクセス情報が既に登録されているか否かを判定し、前記アクセス情報が既に登録されている場合、登録された前記アクセス情報を前記通知先情報により示される通知先に送信するように構成される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のアクセス情報管理装置。
  5. 前記アクセス情報受付部は、前記アクセス情報を受け付けた日時を前記アクセス情報と共に登録するように構成され、
    前記アクセス情報管理装置は、登録された前記アクセス情報に関連付けられた日時から所定時間経過しているか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて、所定時間経過している日時のアクセス情報を除外する有効期限管理部を更に備える、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のアクセス情報管理装置。
  6. コンピュータが、
    利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付けるステップと、
    利用者の前記識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付けるステップと、
    前記アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された前記通知先情報により示される通知先に前記アクセス情報を送信するステップと、
    を実行する、
    電子処方箋のアクセス情報管理方法。
  7. コンピュータに、
    利用者を識別するための識別情報及び利用者の電子お薬手帳に情報を通知するための通知先情報の登録を電子お薬手帳の電子システムから受け付けるステップと、
    利用者の前記識別情報に関連付けて、利用者に対して発行された電子処方箋であって、電子処方箋サーバに記録された電子処方箋にアクセスするためのアクセス情報の登録を医療機関の電子システムから受け付けるステップと、
    前記アクセス情報の登録を受け付けた後に、登録された前記通知先情報により示される通知先に前記アクセス情報を送信するステップと、
    実行させるための、
    電子処方箋のアクセス情報管理プログラム。
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