JP2022035944A - 管理サーバ、配達管理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

管理サーバ、配達管理方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】所定の配達員のみが所定のスペースに入ることを認容するとともに、この所定のスペースに入った配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら受取人に配達完了通知を送ることができる配達管理サーバ、配達管理方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。【解決手段】配達管理サーバ10において、配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける登録情報受付手段14、受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの複数のエッジ端末に送信する登録情報送信手段16、荷物の配達に関する情報を受け付ける配達情報受付手段18、配達完了通知を受け付ける配達完了通知受付手段24及び配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末50に配達完了通知を送信する配達完了通知送信手段26を備えている。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和2年 7月17日にプロパティエージェント株式会社の会議室にて公開
本発明は、管理サーバ、配達管理方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、配達会社による荷物の配達業務において、あらかじめ荷物の受取人により指定された場所に非対面で荷物を届けるサービス(いわゆる「置き配」)が用いられるようになっている。このような置き配サービスでは、例えばオートロック設備のある集合住宅に荷物を配達する際に、適切にオートロックを開錠する必要がある。このような課題を解決するにあたり、特許文献1には、建築物のエントランス入口に設置されたオートロックの自動ドアを開くための開錠装置を制御する制御サーバに係る発明が開示されている。
特開2020-53047号公報
置き配サービスでは、例えばオートロック設備のある集合住宅に荷物を配達する際に、配達員が誰でも集合住宅の内部に入ることができるようにした場合には管理上の問題がある。また、荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら、配達が完了したことを受取人に通知することが望ましい。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、所定の配達員のみが所定のスペースに入ることを認容するとともに、この所定のスペースに入った配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら受取人に配達完了通知を送ることができる管理サーバ、配達管理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の管理サーバは、
配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバであって、
配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける登録情報受付手段と、
前記登録情報受付手段により受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にする登録情報送信手段と、
荷物の受取人の端末から荷物の配達に関する情報を受け付ける配達情報受付手段と、
前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける配達完了通知受付手段と、
前記配達完了通知受付手段により配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する配達完了通知送信手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の配達管理方法は、
配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバによる配達管理方法であって、
配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける工程と、
受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にする工程と、
荷物の受取人の端末から荷物の配達に関する情報を受け付ける工程と、
前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける工程と、
配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、
プロセッサにより実行される、配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバにより配達管理方法を行うためのプログラムであって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付け、
受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にし、
荷物の配達に関する情報を受け付け、
前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付け、
配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末に配達完了通知を送信することを特徴とする。
本発明の記録媒体は、
プロセッサにより実行される、配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバにより配達管理方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体であって、
前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付け、
受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にし、
荷物の配達に関する情報を受け付け、
前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付け、
配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末に配達完了通知を送信することを特徴とする。
本発明の管理サーバ、配達管理方法、プログラムおよび記録媒体によれば、所定の配達員のみが所定のスペースに入ることを認容するとともに、この所定のスペースに入った配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら受取人に配達完了通知を送ることができる。
本発明の実施の形態による配達管理システムを概略的に示す図である。 図1に示す配達管理システムにおける管理サーバの構成の一例を示す構成図である。 図2に示す管理サーバを用いた配達管理方法の流れを示す説明図である。 図1に示す配達管理システムにおける管理サーバの構成の他の例を示す構成図である。 図4に示す管理サーバを用いた配達管理方法の流れを示す説明図である。 図1に示す配達管理システムにおける管理サーバの構成の更に他の例を示す構成図である。 図6に示す管理サーバを用いた配達管理方法の流れを示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図7は、本実施の形態に係る管理サーバを備えた配達管理システムおよびこのような配達管理システムにより行われる配達管理方法を示す図である。
本実施の形態による配達管理システムの概要について図1を用いて説明する。図1に示すように、配達管理システムは管理サーバ10を備えており、この管理サーバ10は例えばインターネット回線等のネットワークを介して配達会社の管理システム40および配達会社の各営業所の配達員管理システム42A~42Cにそれぞれ通信可能に接続されている。ここで、配達会社は、荷物の配達先を複数のエリア(例えば、エリアA~エリアC)に区分けしており、各エリアに営業所が設置されている。そして、例えばエリアAに設置されている営業所の配達員は、このエリアAにある配達先に荷物を配達するようになっている。
また、例えばオートロック設備のある集合住宅においてエントランスにはエッジ端末44A~44Fが設置されている。各エッジ端末44A~44Fは、集合住宅の内部に入ろうとする人の顔認証を行うようになっており、集合住宅の内部に入ることが認められている人であると認証された場合にのみオートロック設備のロックが解除されて集合住宅の内部に入ることが可能となる。本実施の形態の配達管理システムではこれらのエッジ端末44A~44Fも例えばインターネット回線等のネットワークを介して管理サーバ10に通信可能に接続されている。
また、管理サーバ10には、荷物の受取人のスマートフォン等の端末50も例えばインターネット回線等のネットワークを介して通信可能に接続されている。具体的には、ユーザのスマートフォン等の端末50には配達確認アプリをインストールすることができるようになっており、このような配達確認アプリをユーザが使用しているときに管理サーバ10と端末50との間で通信を行うことができるようになる。このような端末50の詳細については後述する。
次に、このような配達管理システムの各構成要素の詳細について説明する。
管理サーバ10は例えばコンピュータ等から構成されており、当該管理サーバ10は本実施の形態による配達管理方法を実施するものである。図2に示すように、管理サーバ10は、CPU等のプロセッサ12と、メモリ(記録媒体)30と、通信部32とを有している。プロセッサ12は、登録情報受付手段14と、登録情報送信手段16と、配達情報受付手段18と、配達情報送信手段20と、トークン情報受付手段22と、配達完了通知受付手段24と、配達完了通知送信手段26とを有している。そして、プロセッサ12は、メモリ30に記憶されているプログラムを実行することにより各手段14、16、18、20、22、24、26の処理を行うようになっている。
なお、プロセッサ12により実行されるプログラムはメモリ30に記憶されているものに限定されることはない。外部装置から管理サーバ10に送信されたプログラムや、管理サーバ10に着脱自在に装着される記録媒体に記憶されているプログラムをプロセッサ12が実行することにより、各手段14、16、18、20、22、24、26の処理が行われてもよい。また、プロセッサ12は、通信部32によりインターネット回線等のネットワークを介して配達会社の管理システム40、配達会社の営業所の各配達員管理システム42A~42C、各エッジ端末44A~44F、荷物の受取人の端末50等と信号の送受信を行うようになっている。
登録情報受付手段14は、配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける。登録情報送信手段16は、登録情報受付手段14により受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアのエッジ端末44A~44Fに送信することにより当該エッジ端末44A~44Fでの配達員の顔認証を可能にする。配達情報受付手段18は、荷物の配達に関する情報(具体的には、例えば荷物の受取人の端末の電話番号)を受け付ける。配達情報送信手段20は、配達情報受付手段18により荷物の配達に関する情報を受け付けると、荷物の配達に関する情報を配達会社の管理システム40に送信する。トークン情報受付手段22は、荷物の配達に関する情報に紐づけられたトークン情報を配達会社の管理システム40から受け付ける。配達完了通知受付手段24は、配達会社の管理システム40から配達完了通知(具体的には、トークン情報)を受け付ける。配達完了通知送信手段26は、配達完了通知受付手段24により配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末50に配達完了通知を送信する。これらの各手段14、16、18、20、22、24、26の機能の詳細については後述する。
配達会社の管理システム40は、全体の荷物の配達状況を管理するようになっている。例えば、集荷所である荷物の配達が受け付けられると、管理システム40はこの荷物の配達状況の管理を開始し、現在この荷物がどこにあるかを追跡する。また、管理システム40は、例えば配達員の端末から配達完了通知を受け取ると、荷物の配達が完了したと判断する。
各営業所に設置されている配達員管理システム42A~42Cは、この営業所の配達員の情報を管理する。具体的には、各営業所にはパーソナルコンピュータ等が設置されており、このパーソナルコンピュータを操作することにより各営業所に対応する配達員管理システム42A~42Cにアクセスすることができるようになっている。より詳細に説明すると、各配達員管理システム42A~42Cは、対応する営業所の配達員の識別情報(例えば、配達員の氏名および社員番号)と、配達員の顔画像に関する情報とを管理する。配達員の顔画像に関する情報とは、配達員の顔画像データそのものであってもよく、あるいは配達員の顔画像データから所定のハッシュ関数により求めたハッシュ値であってもよい。また、営業所の所長等の管理者は営業所に設置しているパーソナルコンピュータを操作することによりこの営業所に対応する配達員管理システム42A~42にアクセスして配達員の情報の追加、修正、削除等を行うことができるようになっている。なお、各営業所の配達員管理システム42A~42Cにより管理される配達員の情報は、この配達員管理システム42A~42Cに対応する営業所に所属する配達員の情報に限られ、他の営業所に所属する配達員の情報は管理されない。また、各配達員管理システム42A~42は配達会社の管理システム40にも通信可能に接続されている。
各エッジ端末44A~44Fは、例えばオートロック設備のある集合住宅においてエントランスに設置されるものであり、配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容するものである。具体的には、各エッジ端末44A~44Fには、これらのエッジ端末44A~44Fが設置されているエリアの営業所の配達員の顔画像に関する情報(配達員の顔画像データそのものまたはハッシュ値)が記録されている。また、各エッジ端末44A~44Fは例えばカメラを有しており、カメラにより撮像された配達員の顔画像に関する情報が、当該エッジ端末44A~44Fに記録されている配達員の顔画像に関する情報と略一致する場合には、オートロック設備のロックが解除されて配達員は集合住宅の内部に入ることが可能となる。具体的には、各エッジ端末44A~44Fのカメラにより撮像された配達員の顔画像データと、各エッジ端末44A~44Fに記録されている配達員の顔画像データとの一致率が所定の閾値(例えば、90%)を超える場合には、オートロック設備のロックが解除されて配達員は集合住宅の内部に入ることが可能となる。あるいは、配達員の顔画像データではなくハッシュ値が配達員の顔画像に関する情報として各エッジ端末44A~44Fに記録されている場合は、各エッジ端末44A~44Fのカメラにより撮像された配達員の顔画像データからハッシュ関数により算出されるハッシュ値と、各エッジ端末44A~44Fに記録されている各配達員のハッシュ値との一致率が所定の閾値(例えば、90%)を超える場合には、オートロック設備のロックが解除されて配達員は集合住宅の内部に入ることが可能となる。
ここで、例えばエリアAの営業所の配達員がエリアA内で配達を行う動作について説明する。まず、エリアAの営業所に所属する配達員A、B等は、このエリアAの営業所の配達員管理システム42Aに配達員の識別情報(例えば、配達員の氏名および社員番号)および配達員の顔画像に関する情報を登録する。登録された情報は配達員管理システム42Aから管理サーバ10に送信される。このことにより、管理サーバ10の登録情報受付手段14は、配達員のエリア情報(すなわち、配達員がエリアAで配達を行うという情報)、識別情報および顔画像に関する情報を受け付ける。また、管理サーバ10の登録情報送信手段16は、登録情報受付手段14により受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアAのエッジ端末44A、44Bに送信する。このことにより、エッジ端末44A、44Bには、これらのエッジ端末44A、44Bが設置されているエリアAの営業所の配達員A、Bの顔画像に関する情報が記録される。具体的には、配達員A、Bの顔画像データそのものまたは配達員A、Bの顔画像データから抽出されたハッシュ値がエッジ端末44A、44Bに記録される。
このことにより、エリアAにおいて例えばオートロック設備のある集合住宅で配達員Aが置き配を行う場合は、この集合住宅のエントランスに設置されているエッジ端末Aで顔認証を行うことにより当該集合住宅の内部に入ることが可能となる。また、エッジ端末Aで配達員Aの顔認証が行われると、エッジ端末A(エッジ端末44A)から顔認証の結果に係る情報が管理サーバ10に送信される。このことにより、管理サーバ10は配達員Aの集合住宅への入場履歴の管理を行うことができるようになる。
一方、エリアAの営業所に所属する配達員AがエリアBの集合住宅の内部に入ろうとした場合は、このエリアBにあるエッジ端末C、D(エッジ端末44C、44D)には配達員Aの顔画像に関する情報は記録されていないため、エッジ端末C、Dによる配達員Aの顔認証を行うことができずこの配達員AはエリアBの集合住宅の内部に入ることができない。
このように、本実施の形態では、配達員が置き配を行う場合にエリア毎に配達員の入場管理を行うことにより、管理上のトラブルを抑制することができるようになる。具体的には、あるエリアの営業所に所属する配達員が、別のエリアの集合住宅の内部に入ることができないようにすることにより、例えば集合住宅で不法侵入者の通報等のトラブルがあった場合でも配達会社はこの集合住宅に入ることができる配達員が限られた者であることを示すことができる。また、本実施の形態では、配達員の入場管理を行うにあたり、エリア管理に加え時間管理も行うことができるようになっていてもよい。具体的には、配達営業時間を限定することができるようになっていてもよい。
また、各エッジ端末44A~44Fにおいてある配達員の顔認証が所定の期間(例えば、1カ月)行われなかった場合には、管理サーバ10はこの配達員の顔認証が所定の期間行われなかったという情報を当該配達員が所属する営業所の配達員管理システム42A~42Cに送信し、この情報を営業所に設置されているパーソナルコンピュータのモニタに表示させる。このことにより、営業所の管理者は、例えば配達員が退職したのに配達員管理システム42A~42Cからこの配達員の情報を除去することを忘れていたことに気づくことができるようになる。
次に、荷物を配達する際の出品から配達完了までの流れについて説明する。例えばEC(電子商取引)の出品者等、配達元の人(荷物の配達を行いたい人)は、配達会社の伝票に配達先の情報を記入することにより送り状を作成し、集荷所に荷物および送り状を持ち込む。集荷所で受付が行われると、集荷所にあるコンピュータにより配達の登録を行う。この際に、登録情報として、配達元(荷物の配達を行いたい人)の住所および電話番号、ならびに配達先の受取人の住所および電話番号に係る情報等がコンピュータに入力される。コンピュータに入力された登録情報は配達会社の管理システム40に送信される。また、集荷所のコンピュータは配達会社の管理システム40と通信を行うことにより管理システム40から送り状番号が発行され、管理システム40では送り状番号と登録情報とが紐づけられて記録される。また、送り状番号に係る情報が管理システム40から集荷所のコンピュータに送信される。このことにより、荷物の配達を行いたい人に送り状番号が通知される。具体的には、送り状番号が付された控えが荷物の配達を行いたい人に手渡される。その後、荷物および伝票を受け取った集荷所から、この荷物の配達先のエリアの営業所に荷物および伝票が輸送される。このような荷物等の輸送は配達会社の管理システム40により管理される。
荷物の配達先のエリアの営業所に荷物および伝票が輸送されると、この営業所の配達員は荷物を配達先に配達する。配達員が荷物の受取人に荷物を直接手渡したり、荷物の受取人により指定された場所に荷物を置いたりすることにより荷物の配達が完了すると、配達員はスマートフォン等の端末により配達完了通知を配達会社の管理システム40に送信する。このことにより、配達会社の管理システム40は、荷物の配達が完了したことを認識することができる。
荷物を集荷所に預けた人は、例えば配達会社のウエブサイトにおいて送り状番号を入力することにより荷物の配達状況を知ることができるようになっている。具体的には、配達会社のウエブサイトにおいて送り状番号が入力されると、送り状番号に係る情報が配達会社の管理システム40に送信される。また、上述したように配達会社の管理システム40は荷物の配達状況を管理しているため、現在荷物がどこにあるかおよびいつ荷物が受取人に配達されるか等の情報を管理システム40はウエブサイトに表示させる。このように、本実施の形態では荷物を集荷所に預けた人は送り状番号に基づいて荷物の配達状況を知ることができるようになっている。また、荷物の受取人も、送り状番号に係る情報をEC(電子商取引)の出品者等、配達元の人から教えてもらうことにより、配達会社のウエブサイト等において荷物の配達状況を知ることができる。
次に、配達員が置き配を行った場合に受取人に置き配が行われたことを通知する動作について図3を用いて説明する。
最初に、置き配サービスを利用しようとする受取人は荷物の配達に関する情報の登録を行う。具体的には、置き配サービスを利用しようとする受取人は、まずスマートフォン等の端末50に配達確認アプリをインターネットの配信サイト等からインストールする。そして、受取人は、置き配サービスを利用する際に荷物の配達に関する情報を端末50に入力する。具体的には、図3の左上に示す端末50の配達確認アプリの画面においてこの端末50の電話番号を入力することによりお届け先番号登録を行う。お届け先番号登録を行うと、端末50には「お届け先電話番号として登録完了しました。」というメッセージが表示される。
置き配サービスを利用しようとする受取人が端末50によりお届け先番号登録を行うと、荷物の配達に関する情報が端末50から管理サーバ10に送信される(図3の(1))。このことにより、管理サーバ10の配達情報受付手段18は、荷物の配達に関する情報(具体的には、荷物の受取人の端末50の電話番号に係る情報)を受け付ける。そして、管理サーバ10の配達情報送信手段20は、配達情報受付手段18により荷物の配達に関する情報を受け付けると、荷物の配達に関する情報(すなわち、荷物の受取人の端末50の電話番号に係る情報)を配達会社の管理システム40に送信する(図3の(2))。
配達会社の管理システム40は、管理サーバ10から荷物の配達に関する情報(具体的には、荷物の受取人の端末の電話番号に係る情報)を受け付けると、この荷物の配達に関する情報に対応するトークン情報を発行する。トークン情報とは、荷物の配達に関する情報(具体的には、荷物の受取人の端末の電話番号に係る情報)に1対1で対応する例えば数桁または数十桁の数字やローマ字を組み合わせたものである。配達会社の管理システム40では、荷物の配達に関する情報および発行されたトークン情報が紐づけられた状態で記録される。また、管理システム40は、発行されたトークン情報を管理サーバ10に返信する(図3の(3))。このことにより、管理サーバ10のトークン情報受付手段22は、荷物の配達に関する情報に紐づけられたトークン情報を配達会社の管理システム40から受け付ける。管理サーバ10のメモリ30には、荷物の配達に関する情報および発行されたトークン情報が紐づけられた状態で記録される。このようにして、管理サーバ10における荷物の配達に関する情報の登録が完了する。
次に、配達員が実際に置き配を行った場合に受取人に置き配が行われたことを通知する動作について説明する。荷物の受取人により指定された場所に配達員が荷物を置くことにより荷物の配達が完了すると、配達員はスマートフォン等の端末により配達完了通知(具体的には、荷物の配達が完了した送り状番号)を配達会社の管理システム40に送信する(図3の(4))。このことにより、配達会社の管理システム40は、荷物の配達が完了したことを認識する。また、配達員がスマートフォン等の端末により配達完了通知として送り状番号を配達会社の管理システム40に送信すると、送り状番号に紐づけられて管理システム40に記録されている登録情報のうち荷物の受取人の端末50の電話番号が、発行されたトークン情報に紐づけられて管理システム40に記録されている荷物の受取人の端末50の電話番号に一致する場合には、この端末50の電話番号に対応するトークン情報が配達完了通知として配達会社の管理システム40から管理サーバ10に送信される(図3の(5))。
管理サーバ10の配達完了通知受付手段24は、配達会社の管理システム40から配達完了通知としてトークン情報を受け付けると、配達完了通知送信手段26は、この受け付けたトークン情報に紐づけられている端末50の電話番号に基づいて、荷物の受取人の端末50に配達完了通知を送信する(図3の(6))。このことにより、荷物の受取人の端末50の配達確認アプリが起動され、図3の左下に示すように「○○運輸により置き配があります」というメッセージが画面に表示される。このようにして、荷物の受取人は置き配が行われたことを認識することができる。
このような管理サーバ10および当該管理サーバ10による配達管理方法によれば、配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら受取人に配達完了通知を送ることができる。とりわけ、配達員がスマートフォン等の端末により配達完了通知を配達会社の管理システム40に送信すると、配達会社の管理システム40からトークン情報が配達完了通知として管理サーバ10に即座に送信された後、管理サーバ10から荷物の受取人の端末50に配達完了通知が即座に送信されるため、置き配が行われたことを受取人はリアルタイムで知ることができる。また、荷物の受取人は、荷物の配達に関する情報として端末50の電話番号だけではなく自宅の電話番号も登録する等、様々な組み合わせで登録することができる。また、配達会社の管理システム40から管理サーバ10には荷物の配達に関する情報ではなくトークン情報が送信されるため、配達員による荷物の配達が行われるときに荷物の配達に関する情報が外部に漏洩してしまうことを抑制することができる。
また、配達会社の管理システム40は荷物の配達に関する情報そのものではなく当該管理システム40に記録されているトークン情報を管理サーバ10に送信するため、管理サーバ10は管理システム40から荷物の配達に関する情報を受け付ける場合と比較して処理負荷を格段に下げることができる。具体的には、宅配サービスを行う全ての受取人が管理サーバ10に荷物の配達に関する情報を登録するのではなく、このような登録を行うのは受取人の一部である。このため、配達会社の管理システム40において荷物の配達に関する情報および発行されたトークン情報が紐づけられた状態で記録されるのは、一部の受取人のみである。このことにより、配達員から配達完了通知が配達会社の管理システム40に送られた後、トークン情報が管理システム40から管理サーバ10に送られるのも一部の受取人についてのみであるため、管理サーバ10が受け付ける情報量は、例えば宅配サービスを行う全ての受取人の電話番号や送り状番号が管理システム40から管理サーバ10に送られる場合と比較して格段に少なくなる。このため、管理サーバ10の処理が滞ってしまうことを抑制することができる。
なお、図1乃至図3に示す管理サーバ10や荷物配達方法において、配達情報受付手段18により受け付ける荷物の配達に関する情報は、荷物の受取人の端末50の電話番号に限定されることはない。配達情報受付手段18により受け付ける荷物の配達に関する情報の他の例として、荷物の受取人のメールアドレス、荷物の受取人の端末50の識別番号、荷物の受取人のSNSのアカウント名等、荷物の受取人の端末50の電話番号以外の様々な情報が用いられてもよい。
また、本実施の形態による管理サーバや配達管理方法は上述した態様に限定されることはない。図4および図5は、管理サーバや配達管理方法の他の態様を示す図である。このうち、図4は、図1に示す配達管理システムにおける管理サーバの構成の他の例(管理サーバ10a)を示す構成図であり、図5は、図4に示す管理サーバ10aを用いた配達管理方法の流れを示す説明図である。
変形例に係る管理サーバ10aは例えばコンピュータ等から構成されており、当該管理サーバ10aは本実施の形態による他の配達管理方法を実施するものである。図4に示すように、管理サーバ10aは、CPU等のプロセッサ12aと、メモリ(記録媒体)30aと、通信部32aとを有している。プロセッサ12aは、登録情報受付手段14aと、登録情報送信手段16aと、配達情報受付手段18aと、送り状番号送信手段20aと、配達完了通知受付手段24aと、配達完了通知送信手段26aとを有している。そして、プロセッサ12aは、メモリ30aに記憶されているプログラムを実行することにより各手段14a、16a、18a、20a、24a、26aの処理を行うようになっている。
なお、プロセッサ12aにより実行されるプログラムはメモリ30aに記憶されているものに限定されることはない。外部装置から管理サーバ10aに送信されたプログラムや、管理サーバ10aに着脱自在に装着される記録媒体に記憶されているプログラムをプロセッサ12aが実行することにより、各手段14a、16a、18a、20a、24a、26aの処理が行われてもよい。また、プロセッサ12aは、通信部32aによりインターネット回線等のネットワークを介して配達会社の管理システム40、配達会社の営業所の各配達員管理システム42A~42C、各エッジ端末44A~44F、荷物の受取人の端末50等と信号の送受信を行うようになっている。
登録情報受付手段14aは、配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける。登録情報送信手段16aは、登録情報受付手段14aにより受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアのエッジ端末44A~44Fに送信することにより当該エッジ端末44A~44Fでの配達員の顔認証を可能にする。なお、登録情報受付手段14aおよび登録情報送信手段16aは、図2等に示す管理サーバ10の登録情報受付手段14および登録情報送信手段16と略同一の機能を有するため、詳細の説明を省略する。配達情報受付手段18aは、荷物の配達に関する情報(具体的には、送り状番号)を受け付ける。送り状番号送信手段20aは、配達情報受付手段18aにより送り状番号を受け付けると、この送り状番号を配達会社の管理システム40に送信する。配達完了通知受付手段24aは、配達会社の管理システム40から配達完了通知を受け付ける。配達完了通知送信手段26aは、配達完了通知受付手段24aにより配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末50に配達完了通知を送信する。これらの各手段18a、20a、24a、26aの機能の詳細については後述する。
次に、図4に示すような管理サーバ10aを用いた場合において、配達員が置き配を行った場合に受取人に置き配が行われたことを通知する動作について図5を用いて説明する。
最初に、置き配サービスを利用しようとする受取人は荷物の配達に関する情報の登録を行う。具体的には、置き配サービスを利用しようとする受取人は、まずスマートフォン等の端末50に配達確認アプリをインターネットの配信サイト等からインストールする。そして、受取人は、置き配サービスを利用する際に荷物の配達に関する情報を端末50に入力する。なお、図4および図5に示すような管理サーバ10aおよび配達管理方法において、荷物の配達に関する情報に送り状番号が含まれる。具体的には、受取人はまず配達元の人(荷物の配達を行いたい人)から送り状番号および配達会社の名前(配達業者名)を教えてもらう。このことにより、受取人は配達会社のウエブサイト等において送り状番号を入力することにより荷物の配達状況を知ることができるようになる。また、受取人は、端末50において配達確認アプリを起動させた後、図5の左上に示す端末50の配達確認アプリの画面において送り状番号および配達会社の名前を入力することにより送り状番号登録を行う。送り状番号登録を行うと、端末50には「送り状番号を登録しました。配達状況を確認します。」というメッセージが表示される。
置き配サービスを利用しようとする受取人が端末50により送り状番号登録を行うと、荷物の配達に関する情報(具体的には、送り状番号)が端末50から管理サーバ10aに送信される(図5の(1))。このことにより、管理サーバ10aの配達情報受付手段18aは、荷物の配達に関する情報を受け付ける。そして、配達情報受付手段18aにより荷物の配達に関する情報(具体的には、送り状番号)を受け付けると、管理サーバ10aの送り状番号送信手段20aは送り状番号を、受取人により端末50に入力された配達会社の管理システム40に定期的に送信する(図5の(2))。
配達会社の管理システム40は、管理サーバ10aから送り状番号を受け付けると、この送り状番号に対応する荷物の配達において配達員から配達完了通知を受け付けているか否かを確認する。そして、配達会社の管理システム40は、配達状況に係る情報を管理サーバ10aに返信する(図5の(3))。具体的には、配達会社の管理システム40は、管理サーバ10aから受け付けた送り状番号に対応する荷物の配達において配達員から配達完了通知を受け付けていない場合には、配達が完了していない旨の情報を管理サーバ10aに返信する。一方、荷物の受取人により指定された場所に配達員が荷物を置くことにより荷物の配達が完了すると、配達員はスマートフォン等の端末により配達完了通知(具体的には、荷物の配達が完了した送り状番号)を配達会社の管理システム40に送信する(図5の(4))。また、配達員がスマートフォン等の端末により配達完了通知として送り状番号を配達会社の管理システム40に送信すると、配達会社の管理システム40は、管理サーバ10aから受け付けた送り状番号に対応する荷物の配達が完了したことを認識する。そして、配達会社の管理システム40は、配達が完了した旨の情報を送り状番号とともに管理サーバ10aに送信する。このようにして、管理サーバ10aの配達完了通知受付手段24aは、配達会社の管理システム40から配達完了通知を受け付ける。
管理サーバ10aの配達完了通知受付手段24aが配達会社の管理システム40から配達完了通知を受け付けると、配達完了通知送信手段26aは、送り状番号を登録したユーザの端末50に配達完了通知を送信する(図5の(5))。このことにより、荷物の受取人の端末50の配達確認アプリが起動され、図5の左下に示すように「○○運輸により置き配があります」というメッセージが画面に表示される。このようにして、荷物の受取人は置き配が行われたことを認識することができる。
このような管理サーバ10aおよび当該管理サーバ10aによる配達管理方法によれば、配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら受取人に配達完了通知を送ることができる。とりわけ、受取人により送り状番号を端末50の配達確認アプリに入力してもらうことができるため、この情報に基づいて配達会社に問い合わせることが可能である。また、APIでのデータ問い合わせのみで他のシステムとの連動が発生しないため、比較的容易に配達管理システムを構築することができる。一方、管理サーバ10aの送り状番号送信手段20aは送り状番号を配達会社の管理システム40に定期的に送信し、配達会社の管理システム40は管理サーバ10aから送り状番号を受け付けると配達状況に係る情報を管理サーバ10aに返信するため、配達員が荷物の配達を完了してから受取人の端末50に配達完了通知が送信されるまでタイムラグが生じるおそれがある。
また、図6および図7は、管理サーバや配達管理方法の更に他の態様を示す図である。このうち、図6は、図1に示す配達管理システムにおける管理サーバの構成の更に他の例(管理サーバ10b)を示す構成図であり、図7は、図6に示す管理サーバ10bを用いた配達管理方法の流れを示す説明図である。
更なる変形例に係る管理サーバ10bは例えばコンピュータ等から構成されており、当該管理サーバ10bは本実施の形態による更に他の配達管理方法を実施するものである。図6に示すように、管理サーバ10bは、CPU等のプロセッサ12bと、メモリ(記録媒体)30bと、通信部32bとを有している。プロセッサ12bは、登録情報受付手段14bと、登録情報送信手段16bと、配達情報受付手段18bと、配達完了通知受付手段24bと、配達完了通知送信手段26bとを有している。そして、プロセッサ12bは、メモリ30bに記憶されているプログラムを実行することにより各手段14b、16b、18b、24b、26bの処理を行うようになっている。
なお、プロセッサ12bにより実行されるプログラムはメモリ30bに記憶されているものに限定されることはない。外部装置から管理サーバ10bに送信されたプログラムや、管理サーバ10bに着脱自在に装着される記録媒体に記憶されているプログラムをプロセッサ12bが実行することにより、各手段14b、16b、18b、24b、26bの処理が行われてもよい。また、プロセッサ12bは、通信部32bによりインターネット回線等のネットワークを介して配達会社の管理システム40、配達会社の営業所の各配達員管理システム42A~42C、各エッジ端末44A~44F、荷物の受取人の端末50等と信号の送受信を行うようになっている。
登録情報受付手段14bは、配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける。登録情報送信手段16bは、登録情報受付手段14bにより受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアのエッジ端末44A~44Fに送信することにより当該エッジ端末44A~44Fでの配達員の顔認証を可能にする。なお、登録情報受付手段14bおよび登録情報送信手段16bは、図2等に示す管理サーバ10の登録情報受付手段14および登録情報送信手段16と略同一の機能を有するため、詳細の説明を省略する。配達情報受付手段18bは、荷物の配達に関する情報(具体的には、荷物の受取人の端末の電話番号)を受け付ける。配達完了通知受付手段24bは、配達会社の管理システム40から配達完了通知を受け付ける。配達完了通知送信手段26bは、配達完了通知受付手段24bにより配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末50に配達完了通知を送信する。これらの各手段18b、24b、26bの機能の詳細については後述する。
次に、図6に示すような管理サーバ10bを用いた場合において、配達員が置き配を行った場合に受取人に置き配が行われたことを通知する動作について図7を用いて説明する。
最初に、置き配サービスを利用しようとする受取人は荷物の配達に関する情報の登録を行う。具体的には、置き配サービスを利用しようとする受取人は、まずスマートフォン等の端末50に配達確認アプリをインターネットの配信サイト等からインストールする。そして、受取人は、置き配サービスを利用する際に荷物の配達に関する情報を端末50に入力する。なお、図6および図7に示すような管理サーバ10bおよび配達管理方法において、荷物の配達に関する情報に荷物の受取人の端末50の電話番号が含まれる。具体的には、受取人は端末50において配達確認アプリを起動させた後、図7の左上に示す端末50の配達確認アプリの画面において端末50の電話番号を入力することによりお届け先番号登録を行う。お届け先番号登録を行うと、端末50には「お届け先電話番号として登録完了しました。」というメッセージが表示される。
置き配サービスを利用しようとする受取人が端末50によりお届け先番号登録を行うと、荷物の配達に関する情報が端末50から管理サーバ10bに送信される(図7の(1))。このことにより、管理サーバ10bの配達情報受付手段18bは、荷物の配達に関する情報(具体的には、荷物の受取人の端末の電話番号に係る情報)を受け付ける。
次に、配達員が実際に置き配を行った場合に受取人に置き配が行われたことを通知する動作について説明する。荷物の受取人により指定された場所に配達員が荷物を置くことにより荷物の配達が完了すると、配達員はスマートフォン等の端末により配達完了通知(具体的には、荷物の配達が完了した送り状番号)を配達会社の管理システム40に送信する(図7の(2))。このことにより、配達会社の管理システム40は、この送り状番号に関する荷物の配達が完了したことを認識する。また、配達員がスマートフォン等の端末により配達完了通知として送り状番号を配達会社の管理システム40に送信すると、送り状番号に紐づけられて管理システム40に記録されている登録情報のうち荷物の受取人の端末50の電話番号が配達完了通知として配達会社の管理システム40から管理サーバ10bに送信される(図7の(3))。
管理サーバ10bの配達完了通知受付手段24bは、配達会社の管理システム40から配達完了通知として荷物の受取人の端末50の電話番号を受け付ける。そして、配達完了通知送信手段26bは、配達会社の管理システム40から受け付けた端末50の電話番号が、最初に荷物の受取人の端末50から配達情報受付手段18bが受け付けた端末50の電話番号と一致する場合には、荷物の受取人の端末50に配達完了通知を送信する(図7の(4))。このことにより、荷物の受取人の端末50の配達確認アプリが起動され、図7の左下に示すように「○○運輸により置き配があります」というメッセージが画面に表示される。このようにして、荷物の受取人は置き配が行われたことを認識することができる。
このような管理サーバ10bおよび当該管理サーバ10bによる配達管理方法によれば、配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら受取人に配達完了通知を送ることができる。とりわけ、配達員がスマートフォン等の端末により配達完了通知を配達会社の管理システム40に送信すると、配達会社の管理システム40から荷物の受取人の端末50の電話番号が配達完了通知として管理サーバ10bに即座に送信される。そして、管理サーバ10bが配達会社の管理システム40から受け付けた端末50の電話番号が、最初に配達情報受付手段18bが受け付けた端末50の電話番号と一致する場合には、管理サーバ10bから荷物の受取人の端末50に配達完了通知が即座に送信される。このため、置き配が行われたことを受取人はリアルタイムで知ることができる。また、荷物の受取人は、荷物の配達に関する情報として端末50の電話番号だけではなく自宅の電話番号も登録する等、様々な組み合わせで登録することができる。
なお、本発明による管理サーバや配達管理方法は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、管理サーバ10、10a、10bの変形例として、プロセッサ12、12a、12bが登録情報受付手段14、14a、14bおよび登録情報送信手段16、16a、16bを有するが、配達情報受付手段18、18a、18b、配達情報送信手段20、送り状番号送信手段20a、トークン情報受付手段22、配達完了通知受付手段24、24a、24b、配達完了通知送信手段26、26a、26bを有さないものが用いられてもよい。このような変形例に係る管理サーバ10、10a、10bでは、プロセッサ12、12a、12bが登録情報受付手段14、14a、14bおよび登録情報送信手段16、16a、16bを有することにより、配達員が置き配を行う場合にエリア毎に配達員の入場管理を行うことにより、管理上のトラブルを抑制することができるようになる。具体的には、あるエリアの営業所に所属する配達員が、別のエリアの集合住宅の内部に入ることができないようにすることにより、例えば集合住宅で不法侵入者の通報等のトラブルがあった場合でも配達会社はこの集合住宅に入ることができる配達員が限られた者であることを示すことができる。
また、管理サーバ10、10a、10bの更なる変形例として、プロセッサ12、12a、12bが配達情報受付手段18、18a、18b、配達情報送信手段20、送り状番号送信手段20a、トークン情報受付手段22、配達完了通知受付手段24、24a、24b、配達完了通知送信手段26、26a、26bを有するが、登録情報受付手段14、14a、14bおよび登録情報送信手段16、16a、16bを有さないものが用いられてもよい。このような更なる変形例に係る管理サーバ10、10a、10bでは、配達員によって荷物の受取人により指定された場所に荷物が置かれたら(言い換えると、置き配が行われたら)、受取人に配達完了通知を送ることができる。
10、10a、10b 管理サーバ
12、12a、12b プロセッサ
14、14a、14b 登録情報受付手段
16、16a、16b 登録情報送信手段
18、18a、18b 配達情報受付手段
20 配達情報送信手段
20a 送り状番号送信手段
22 トークン情報受付手段
24、24a、24b 配達完了通知受付手段
26、26a、26b 配達完了通知送信手段
30、30a、30b メモリ
32、32a、32b 通信部
40 管理システム
42A、42B、42C 配達員管理システム
44A、44B、44C、44D、44E、44F エッジ端末
50 荷物の受取人の端末

Claims (14)

  1. 配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバであって、
    配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける登録情報受付手段と、
    前記登録情報受付手段により受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にする登録情報送信手段と、
    荷物の受取人の端末から荷物の配達に関する情報を受け付ける配達情報受付手段と、
    前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける配達完了通知受付手段と、
    前記配達完了通知受付手段により配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する配達完了通知送信手段と、
    を備えた、管理サーバ。
  2. 荷物の受取人の前記端末には配達確認アプリをインストールすることができるようになっており、
    前記配達情報受付手段は、荷物の受取人の前記端末にインストールされた配達確認アプリから荷物の配達に関する情報を受け付ける、請求項1記載の管理サーバ。
  3. 前記配達完了通知送信手段は、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信することにより、当該端末にインストールされた配達確認アプリにより配達完了通知を荷物の受取人に対して行う、請求項2記載の管理サーバ。
  4. 前記配達情報受付手段により荷物の配達に関する情報を受け付けると、荷物の配達に関する情報を前記配達会社の前記管理システムに送信する配達情報送信手段と、
    荷物の配達に関する情報に紐づけられたトークン情報を前記配達会社の前記管理システムから受け付けるトークン情報受付手段と、
    を更に備え、
    前記管理サーバにおいて、前記配達情報受付手段により受け付けた荷物の配達に関する情報と前記トークン情報受付手段により受け付けたトークン情報とが紐づけられて管理され、
    前記配達完了通知受付手段は、前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知としてトークン情報を受け付け、
    前記配達完了通知送信手段は、前記配達完了通知受付手段により配達完了通知としてトークン情報を受け付けると、当該トークン情報に紐づけられている荷物の配達に関する情報に基づいて、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  5. 前記配達情報受付手段により受け付ける荷物の配達に関する情報は、荷物の受取人の前記端末の電話番号である、請求項4記載の管理サーバ。
  6. 前記配達情報受付手段により受け付ける荷物の配達に関する情報は、荷物の送り状番号に係る情報であり、
    前記配達情報受付手段により荷物の配達に関する情報として荷物の送り状番号に係る情報を受け付けると、荷物の送り状番号に係る情報を前記配達会社の前記管理システムに定期的に送信する送り状番号送信手段を更に備え、
    前記配達完了通知送信手段は、前記配達完了通知受付手段により配達完了通知を受け付けると、前記配達情報受付手段により荷物の配達に関する情報を受け付けた前記端末に配達完了通知を送信する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  7. 前記配達情報受付手段により受け付ける荷物の配達に関する情報は、荷物の受取人の前記端末の電話番号であり、
    前記配達完了通知受付手段は、前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける際に荷物の受取人の前記端末の電話番号に関する情報も受け付け、
    前記配達完了通知送信手段は、前記配達情報受付手段により受け付けた荷物の受取人の前記端末の電話番号が、前記配達完了通知受付手段により受け付けた荷物の受取人の前記端末の電話番号と一致すると、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  8. 配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバによる配達管理方法であって、
    配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付ける工程と、
    受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にする工程と、
    荷物の受取人の端末から荷物の配達に関する情報を受け付ける工程と、
    前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける工程と、
    配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する工程と、
    を備えた、配達管理方法。
  9. 荷物の配達に関する情報を受け付けると、荷物の配達に関する情報を前記配達会社の前記管理システムに送信する工程と、
    荷物の配達に関する情報に紐づけられたトークン情報を前記配達会社の前記管理システムから受け付ける工程と、
    を更に備え、
    前記管理サーバにおいて、受け付けた荷物の配達に関する情報と受け付けたトークン情報とが紐づけられて管理され、
    前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知としてトークン情報を受け付け、
    配達完了通知としてトークン情報を受け付けると、当該トークン情報に紐づけられている荷物の配達に関する情報に基づいて、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する、請求項8記載の配達管理方法。
  10. 荷物の配達に関する情報は、荷物の受取人の前記端末の電話番号である、請求項9記載の配達管理方法。
  11. 荷物の配達に関する情報は、荷物の送り状番号に係る情報であり、
    荷物の配達に関する情報として荷物の送り状番号に係る情報を受け付けると、荷物の送り状番号に係る情報を前記配達会社の前記管理システムに定期的に送信する工程を更に備え、
    配達完了通知を受け付けると、荷物の配達に関する情報を受け付けた前記端末に配達完了通知を送信する、請求項8記載の配達管理方法。
  12. 荷物の配達に関する情報は、荷物の受取人の前記端末の電話番号であり、
    前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける際に荷物の受取人の前記端末の電話番号に関する情報も受け付け、
    荷物の受取人の前記端末から受け付けた荷物の受取人の前記端末の電話番号が、前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付ける際に受け付けた荷物の受取人の前記端末の電話番号と一致すると、荷物の受取人の前記端末に配達完了通知を送信する、請求項8記載の配達管理方法。
  13. プロセッサにより実行される、配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバにより配達管理方法を行うためのプログラムであって、
    前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
    配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付け、
    受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にし、
    荷物の配達に関する情報を受け付け、
    前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付け、
    配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末に配達完了通知を送信する、プログラム。
  14. プロセッサにより実行される、配達員の顔認証を行うことにより配達員が所定のスペースに入ることを認容する複数のエッジ端末および配達会社の管理システムにそれぞれ通信可能に接続された管理サーバにより配達管理方法を行うためのプログラムが記録された記録媒体であって、
    前記プロセッサが前記プログラムを実行することにより、
    配達員のエリア情報および顔画像に関する情報を受け付け、
    受け付けた配達員の顔画像に関する情報を、当該顔画像に対応する配達員により荷物が配達されるエリアの前記エッジ端末に送信することにより当該エッジ端末での配達員の顔認証を可能にし、
    荷物の配達に関する情報を受け付け、
    前記配達会社の前記管理システムから配達完了通知を受け付け、
    配達完了通知を受け付けると、荷物の受取人の端末に配達完了通知を送信する、記録媒体。
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