JP2022032335A - 変圧器及び部分放電判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部分放電を検出するための物理量を適切に計測することができる変圧器及び部分放電判定方法を提供することである。【解決手段】実施形態の変圧器は、絶縁性を有するガスを密閉する筐体と、コイル装置と、冷却部と、ファンと、センサとを持つ。コイル装置は、筐体内に位置する。冷却部は、筐体に位置し、ガスから熱を奪う。ファンは、コイル装置と冷却部との間に位置し、ガスを圧送する。センサは、筐体のうちファンが位置する箇所と異なる箇所に位置し、コイル装置から生じる部分放電に関する物理量を測定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施態様は、変圧器及び部分放電判定方法に関する。
電力機器の絶縁破壊の前触れとして、電力機器から部分放電が発生することがある。このような特性を利用し、部分放電によって変化する物理量をセンサを用いて計測することによって、電力機器の絶縁破壊を予測する技術が知られている。
特許第6588781号公報
電力機器の一具体例として、コイルを、絶縁性を有するガスを密閉するタンクに格納することで、巻線とタンクとの絶縁を確保した変圧器がある。このような変圧器について、部分放電の検出を行うことが望まれる。
本発明が解決しようとする課題は、部分放電を検出するための物理量を適切に計測することができる変圧器及び部分放電判定方法を提供することである。
実施形態の変圧器は、絶縁性を有するガスを密閉する筐体と、コイル装置と、冷却部と、ファンと、センサとを持つ。コイル装置は、筐体内に位置する。冷却部は、筐体に位置し、ガスから熱を奪う。ファンは、コイル装置と冷却部との間に位置し、ガスを圧送する。センサは、筐体のうちファンが位置する箇所と異なる箇所に位置し、コイル装置から生じる部分放電に関する物理量を測定する。
第1の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る変圧器の断面図である。 第1の実施形態に係る検査装置の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る検査装置の構成を示す概略ブロック図である。 第3の実施形態に係る検査装置による部分放電の判定方法を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第5の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第6の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第7の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。 第8の実施形態に係る変圧器の構成を示す斜視図である。
以下、実施形態の変圧器及び部分放電判定方法を、図面を参照して説明する。
〈第1の実施形態〉
《変圧器10の構成》
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る変圧器10の断面図である。第1の実施形態に係る変圧器10は、三相三巻線変圧器である。
変圧器10は、図1に示すように、3つのコイル装置11、コイルタンク13、熱交換器15、接続管17、センサ19を備える。
3つのコイル装置11は、コイルタンク13内に収容される。コイルタンク13は、加圧空気を密閉する。加圧空気は、少なくとも1気圧以上で加圧される。コイルタンク13は、例えば鋼板により構成される。熱交換器15は、コイルタンク13に充填される加圧空気から熱を奪い、大気中に放出する。接続管17は、コイルタンク13と熱交換器15とを接続し、加圧空気を流通させる。センサ19は、コイルタンク13のTEV(Transient Earth Voltage、過渡設置電圧)を計測する。具体的には、センサ19は、コイル装置11との間で形成される浮遊容量を介して検出されるコイルタンク13の表面電位を検出する。コイル装置11の部分放電が生じると、コイルタンク13の接地電圧が過渡的に変化する。そのため、センサ19によりTEVを計測することで、部分放電の検出を行うことができる。つまり、TEVは、部分放電に関する物理量の一例である。
加圧空気は、コイルタンク13、熱交換器15、及び接続管17によって密封される。つまり、コイルタンク13、熱交換器15、及び接続管17は、変圧器10の筐体を構成する。
《コイル装置11の構成》
3つのコイル装置11は、図1に示すように、それぞれコイルタンク13内に、一列に並べて設置される。すなわち、コイルタンク13は、コイル装置11を収容する第1筐体の一例である。3つのコイル装置11は、それぞれU相、V相、及びW相に対応する。各コイル装置11は、図2に示すように、鉄心111とコイル112と口出し線113とを備える。
コイル112は、高圧側巻線112a、低圧側巻線112b、空隙部112c、及び被覆部112dを有する。
高圧側巻線112a及び低圧側巻線112bは、鉄心111に巻回されて構成される。高圧側巻線112aは、変圧器10を電力系統に適用する際に高圧電力が入力される一次側の巻線として機能する。低圧側巻線112bは、変圧器を電力系統に適用する際に低圧電力を出力する二次側の巻線として機能する。高圧側巻線112aは、低圧側巻線112bの外側に設けられる。
空隙部112cは、高圧側巻線112aと低圧側巻線112bとの間に形成される。
被覆部112dは、エポキシ樹脂などの絶縁性の高い絶縁部材で形成される。高圧側巻線112a及び低圧側巻線112bを被覆する。被覆部112dは、例えば高圧側巻線112a及び低圧側巻線112bを絶縁部材に浸漬させ、当該絶縁部材を硬化させることで形成される。
口出し線113は、高圧側巻線112aから引き出される高圧側口出し線113a及び低圧側巻線112bから引き出される低圧側口出し線113bを備える。
《コイルタンク13の構成》
コイルタンク13は、脚部131、底板132、側壁133、蓋板134、高圧側端子135、低圧側端子136、上部クランプ137、下部クランプ138、接地極139を備える。
脚部131は、コイルタンク13を下方から支持する。
底板132は、脚部131の上に設けられる。底板132の上にはコイル装置11が設置される。側壁133は、底板132の端縁から上方に立ち上がるように設けられる。蓋板134は、側壁133の上部を覆うように設けられる。底板132、側壁133及び蓋板134は、鋼板によって構成される。
側壁133には、コイルタンク13の周方向にコイルタンク13を補強するための複数の補強部133aが設けられる。補強部133aは、側壁133から外方向に突出する水平方向に伸びる部分である。つまり、側壁133の外面は、補強部133aによって一方向に伸びる凹部と凸部が形成される。
補強部133aは、例えば鋼板を折り曲げて形成された断面C字状のチャンネル部材(リップ溝形鋼)や角形鋼管であってよい。この場合、補強部133aのリップが側壁133に接着又は溶接される。また、補強部133aは、例えば側壁133が波型に折り曲げて形成されることで生じる凸部であってもよい。
高圧側端子135及び低圧側端子136は、蓋板134を上下方向に貫通して設けられる。高圧側端子135及び低圧側端子136は、例えばT型ブッシングやダイレクトモールドブッシングによって構成される。高圧側端子135のコイルタンク13内側の端は、高圧側口出し線113aを介して高圧側巻線112aに接続される。低圧側端子136のコイルタンク13内側の端は、低圧側口出し線113bを介して低圧側巻線112bに接続される。高圧側端子135及び低圧側端子136は、コイル装置11と電気的に接続された取出端子である。
上部クランプ137は、3つのコイル装置11に亘って設けられ、各コイル装置11の鉄心111の上端部を挟み込んだ状態で固定される。
下部クランプ138は、3つのコイル装置11に亘って設けられ、各コイル装置11の鉄心111の下端部を挟み込んだ状態で固定される。下部クランプ138は、底板132に固定される。
上部クランプ137及び下部クランプ138は、例えば鋼板を折り曲げて形成されるチャンネル部材(溝形鋼)やアングル部材(山形鋼)によって構成されてよい。
接地極139は、大地に埋設され、接地線を介してコイルタンク13の外壁(例えば、側壁133)に接続される。これにより、コイルタンク13の底板132、側壁133及び蓋板134、並びにコイルタンク13に接続される接続管17及び熱交換器15が接地される。
《熱交換器15の構成》
熱交換器15は、コイルタンク13に対してコイル装置11の並び方向に交差する方向に設けられる。例えば、コイル装置11の並び方向をコイルタンク13の左右方向と定義すると、熱交換器15は、コイルタンク13の後方に設けられる。熱交換器15は、例えば加圧空気が通る複数のチューブと大気との表面積を稼ぐフィンとからなる熱交換部を有する。すなわち、熱交換器15は、冷却部(熱交換部)を有する第2筐体の一例である。
接続管17は、熱交換器15の上部とコイルタンク13の上部とを接続する上部接続管171と、熱交換器15の下部とコイルタンク13の下部とを接続する下部接続管172とを有する。上部接続管171は、コイル装置11により熱せられた加圧空気を熱交換器15に流通させる。下部接続管172は、熱交換器15により冷却された加圧空気をコイルタンク13に流通させる。下部接続管172には、熱交換器15からコイルタンク13へ加圧空気を圧送するファン172aが設けられる。ファン172aは、必ずしも送風機でなくてよく、圧力比の高いブロワ等であってもよい。また、他の実施形態では、上部接続管171に、コイルタンク13から熱交換器15へ加圧空気を圧送するファンが設けられてもよい。
《センサ19の配置》
センサ19は、コイルタンク13の側壁133の外面に取り付けられる。
具体的には、センサ19は、側壁133のうち、熱交換器15と対向する面の反対側の面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち中央のコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。すなわち、センサ19は、コイルタンク13の前面に設けられる。また、センサ19は、側壁133の補強部133aを避けて、補強部133aのない凹部平面に取り付けられる。なお、第1の実施形態において、側壁133のうち3つのコイル装置11のうち中央のコイル装置11に対向する位置は、コイル装置11の外周面との距離が最も短い箇所である。
つまり、第1の実施形態に係るセンサ19は、ファン172aが設けられた下部接続管172と異なる位置に取り付けられる。これにより、センサ19の計測値に、ファン172aの駆動によって生じるノイズが混入することを防ぐことができる。
また、センサ19が補強部133a、高圧側端子135及び低圧側端子136を避けて取り付けられる。これにより、センサ19とコイル装置11との距離を短くすることができる。センサ19とコイル装置11との距離が短いほど、センサ19はコイル装置11から発せられるTEVを感度よく検出することができる。
《変圧器10の部分放電の検知方法》
第1の実施形態に係る変圧器10の部分放電の有無は、変圧器10の外部に設けられた検査装置30によって判定される。検査装置30は、PC(Personal Computer)などのコンピュータである。検査装置30は、演算装置31とディスプレイ32とを備える。
図3は、第1の実施形態に係る検査装置30の構成を示す概略ブロック図である。
検査装置30は、取得部311、判定部312、及び出力部313を備える。
取得部311は、センサ19から計測値を取得する。
判定部312は、取得部311が取得した計測値に基づいて部分放電の発生の有無を判定する。
出力部313は、判定部312による判定結果をディスプレイ32に出力する。
判定部312は、例えば以下の方法で部分放電を検知する。
判定部312は、取得部311がセンサ19から取得した計測値から、所定の中心周波数に係る電圧波形を抽出する。中心周波数は、実験等によりコイル装置11のTEVに係る周波数を計測しておくことなどで定められる。判定部312は、抽出した波形を観測し、部分放電の発生の有無を判定する。部分放電の発生の有無は、例えば、電圧波形の大きさが所定の閾値を超えた状態の継続時間、電圧が閾値を超える頻度等によって判定される。閾値は、実験等により3つのコイル装置11のうちセンサ19から最も遠いもののTEVの値を計測しておくことなどで定められる。部分放電は、間欠放電となって現れることが多いことから、判定部312は、例えば電圧が所定の閾値を超える回数が所定回数を超えたときに、部分放電が発生していると判定する。
なお、判定部312は、例えば以下の方法で部分放電を検知してもよい。取得部311は、接地極139に接続された図示しないセンサによる計測値をさらに取得し、判定部312は、接地極139に係る計測値と、センサ19の計測値の差分を算出する。判定部312は、当該差分に係る電流波形を観測し、パルス電流の発生の有無を判定する。センサによる計測値に重畳されるノイズが強い場合、判定部312は、部分放電の可能性がある箇所の計測値と部分放電がない箇所の計測値の差分を取ることで、ノイズを打ち消すことができる。
すなわち、変圧器10の部分放電の検査を行う検査者は、コイルタンク13の側壁133のうち、熱交換器15と対向する面の反対側の面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち中央のコイル装置11に対向する位置にセンサ19を取り付ける。そして、センサ19と検査装置30とを接続し、検査装置30に部分放電検査プログラムを実行させる。これにより、検査装置30は、センサ19の計測値に基づいてコイル装置11の部分放電の有無を判定する。検査装置30は、判定結果をディスプレイ32に出力する。
《作用・効果》
このように、第1の実施形態に係る変圧器10のセンサ19は、コイルタンク13のうちファン172aが配置された位置と異なる位置に取り付けられる。これにより、変圧器10は、センサ19の計測値に、ファン172aの駆動によるノイズが重畳することを防ぐことができる。したがって、第1の実施形態に係る検査装置30は、センサ19の計測値に基づいて精度よく部分放電の有無を判定することができる。
また、第1の実施形態に係る変圧器10のセンサ19は、コイルタンク13のうち熱交換器15に対向しない面に取り付けられる。熱交換器15とコイルタンク13との間は狭いため、センサ19は、コイルタンク13のうち熱交換器15に対向しない面に取り付けられることで、検査者は、センサ19に容易にアクセスすることができる。
また、第1の実施形態に係るセンサ19は、3つのコイル装置11のうち中央のコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。これにより、1つのセンサ19によって3つのコイル装置11のTEVを検出することができる。なお、他の実施形態において、コイル装置11が偶数個である場合には、センサ19は、中央の2つのコイル装置11の間に対応する箇所に取り付けられてもよい。
〈第2の実施形態〉
図4は、第2の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第1の実施形態に係るセンサ19は、コイルタンク13の前面に取り付けられる。これに対し、第2の実施形態に係るセンサ19は、コイルタンク13の蓋板134に取り付けられる。
《センサ19の配置》
第2の実施形態に係る変圧器10の構成は、第1の実施形態とセンサ19の取り付け位置のみが異なる。
第2の実施形態に係るセンサ19は、コイルタンク13の蓋板134のうち、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち中央のコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。また、センサ19は、蓋板134の高圧側端子135及び低圧側端子136を避けて、端子のない平面に取り付けられる。これにより、センサ19とコイル装置11との距離が短くなり、センサ19は、コイル装置11のTEVを感度よく計測することができる。
〈第3の実施形態〉
図5は、第3の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る変圧器10は、1つのセンサ19によって、3つのコイル装置11の何れかから発生されるTEVを検出する。これに対し、第2の実施形態に係る変圧器10は、2つのセンサ19によってTEVを検出することで、検査装置30がいずれのコイル装置11に部分放電が生じているかを特定する。
《センサ19の配置》
第3の実施形態に係る変圧器10は、センサ19に代えて、第1センサ19a及び第2センサ19bを備える。
第1センサ19aは、側壁133のうち、熱交換器15と対向する面と反対の面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち、並び方向の第1側の端に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。例えば、第1センサ19aは、最も左側に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。
第2センサ19bは、側壁133のうち、熱交換器15と対向する面と反対の面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち、並び方向の第2側の端に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。例えば、第2センサ19bは、最も右側に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。
第1センサ19a及び第2センサ19bは、側壁133の補強部133aを避けて、補強部133aのない凹部平面に取り付けられる。
《検査装置30の構成》
図6は、第3の実施形態に係る検査装置30の構成を示す概略ブロック図である。
第3の実施形態に係る検査装置30は、第1の実施形態の構成に加え、さらに特定部314を備える。
取得部311は、第1センサ19a及び第2センサ19bと有線又は無線で接続され、第1センサ19a及び第2センサ19bそれぞれから計測値を取得する。
判定部312は、第1センサ19a及び第2センサ19bそれぞれの計測値に基づいて、部分放電の有無を判定する。
特定部314は、第1センサ19a及び第2センサ19bそれぞれの計測値に基づいて、3つのコイル装置11の何れに部分放電が発生しているかを特定する。
出力部313は、判定部312及び特定部314による判定結果をディスプレイ32に出力する。
《変圧器10の部分放電の検知方法》
第3の実施形態に係る検査装置30は、例えば以下の方法で部分放電を検知する。
図7は、第3の実施形態に係る検査装置30による部分放電の判定方法を示すフローチャートである。
検査装置30の判定部312は、第1センサ19a及び第2センサ19bそれぞれについて、第1の実施形態と同様の方法により、部分放電の有無を判定する(ステップS1)。判定部312が第1センサ19a及び第2センサ19bの両方の計測値について、部分放電が発生していないと判定した場合(ステップS1:NO)、出力部313は、変圧器10に部分放電が発生していないことを示す判定結果を出力する(ステップS2)。
他方、判定部312が第1センサ19a及び第2センサ19bの少なくとも一方の計測値について、部分放電が発生していると判定した場合(ステップS1:YES)、特定部314は、第1センサ19aが計測したTEVと第2センサ19bが計測したTEVの差が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS3)。第1センサ19aが計測したTEVと第2センサ19bが計測したTEVの差が所定値未満である場合(ステップS3:NO)、出力部313は、3つのコイル装置11のうち中央に設置されたものに、部分放電が生じていることを示す判定結果を出力する(ステップS4)。
第1センサ19aが計測したTEVと第2センサ19bが計測したTEVの差が所定値以上である場合(ステップS3:NO)、特定部314は、第1センサ19aが計測したTEVが第2センサ19bが計測したTEVより大きいか否かを判定する(ステップS5)。第1センサ19aが計測したTEVが第2センサ19bが計測したTEVより大きい場合(ステップS5:YES)、出力部313は、3つのコイル装置11のうち第1センサ19aに対向するもの、すなわち最も左側に位置するコイル装置11に、部分放電が生じていることを示す判定結果を出力する(ステップS6)。
他方、第1センサ19aが計測したTEVが第2センサ19bが計測したTEVより小さい場合(ステップS5:NO)、出力部313は、3つのコイル装置11のうち第2センサ19bに対向するもの、すなわち最も右側に位置するコイル装置11に、部分放電が生じていることを示す判定結果を出力する(ステップS7)。
このように、第3の実施形態によれば、検査装置30は、第1センサ19a及び第2センサ19bによって、3つのコイル装置11の何れに部分放電が発生しているかを特定することができる。
〈第4の実施形態〉
図8は、第4の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第3の実施形態に係る第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の前面に取り付けられる。これに対し、第4の実施形態に係る第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の側面に取り付けられる。
《センサ19の配置》
第4の実施形態に係る変圧器10の構成は、第3の実施形態と第1センサ19a及び第2センサ19bの取り付け位置のみが異なる。
第4の実施形態に係る第1センサ19aは、コイル装置11の並び方向の第1側の側壁133のうち、並び方向の第1側の端に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。例えば、第1センサ19aは、コイルタンク13の左側面のうち、最も左側に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。
第4の実施形態に係る第2センサ19bは、コイル装置11の並び方向の第2側の側壁133のうち、並び方向の第2側の端に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。例えば、第1センサ19aは、コイルタンク13の右側面のうち、最も右側に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。
第1センサ19a及び第2センサ19bは、側壁133の補強部133aを避けて、補強部133aのない凹部平面に取り付けられる。
〈第5の実施形態〉
図9は、第5の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第3の実施形態に係る第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の前面に取り付けられる。これに対し、第5の実施形態に係る第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の背面に取り付けられる。
《センサ19の配置》
第5の実施形態に係る変圧器10の構成は、第3の実施形態と第1センサ19a及び第2センサ19bの取り付け位置のみが異なる。
第5の実施形態に係る第1センサ19aは、側壁133のうち、熱交換器15と対向する面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち、並び方向の第1側の端に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。例えば、第1センサ19aは、最も左側に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。
第5の実施形態に係る第2センサ19bは、側壁133のうち、熱交換器15と対向する面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち、並び方向の第2側の端に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。例えば、第2センサ19bは、最も右側に位置するコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。
第1センサ19a及び第2センサ19bは、側壁133の補強部133aを避けて、補強部133aのない凹部平面に取り付けられる。また、第1センサ19a及び第2センサ19bは、ファン172aを有する下部接続管172が配置された位置と異なる位置に取り付けられる。これにより、センサ19の計測値に、ファン172aの駆動によって生じるノイズが混入することを防ぐことができる。
〈第6の実施形態〉
図10は、第6の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第3の実施形態に係る第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の前面に取り付けられる。これに対し、第6の実施形態に係る第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の底面に取り付けられる。
《センサ19の配置》
第6の実施形態に係る変圧器10の構成は、第3の実施形態と第1センサ19a及び第2センサ19bの取り付け位置のみが異なる。
第6の実施形態に係る第1センサ19aは、側壁133のうち、並び方向の第1側の端に位置するコイル装置11に対向する位置よりも外側に取り付けられる。例えば、第1センサ19aは、最も左側に位置するコイル装置11に対向する位置よりさらに左側に取り付けられる。
第6の実施形態に係る第2センサ19bは、側壁133のうち、並び方向の第2側の端に位置するコイル装置11に対向する位置よりも外側に取り付けられる。例えば、第2センサ19bは、最も右側に位置するコイル装置11に対向する位置よりさらに右側に取り付けられる。
第6の実施形態に係る変圧器10の第1センサ19a及び第2センサ19bは、コイルタンク13の底面に取り付けられる。コイルタンク13の底面の高さは低いため、第1センサ19a及び第2センサ19bが、コイルタンク13のうち熱交換器15に対向しない面に取り付けられることで、検査者は、第1センサ19a及び第2センサ19bに容易にアクセスすることができる。
〈第7の実施形態〉
図11は、第7の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る熱交換器15は、コイルタンク13の後方に設けられる。これに対し、第7の実施形態に係る熱交換器15は、コイルタンク13の上に設けられる。すなわち、第7の実施形態において、熱交換器15とコイル装置11とは互いに高さが異なる位置に設けられる。
《センサ19の配置》
センサ19は、側壁133のうち、熱交換器15と対向する面の反対側の面であって、並んで設けられた3つのコイル装置11のうち中央のコイル装置11に対向する位置に取り付けられる。また、センサ19は、側壁133の補強部133aを避けて、補強部133aのない凹部平面に取り付けられる。
〈第8の実施形態〉
図12は、第8の実施形態に係る変圧器10の構成を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る検査装置30は、変圧器10と別個に設けられる。これに対し、第8の実施形態に係る変圧器10は、変圧器10に備えられる制御装置21が検査装置として機能する。
例えば、図12に示す例では、制御装置21は、変圧器10の蓋板134の上に設けられる。制御装置21は、変圧器10の挙動を制御しながら、定期的にセンサ19の計測値に基づいて部分放電の検出を行う。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照していくつかの実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。すなわち、他の実施形態においては、上述の処理の順序が適宜変更されてもよい。また、一部の処理が並列に実行されてもよい。
上述した実施形態に係る検査装置30は、単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、検査装置30の構成を複数のコンピュータに分けて配置し、複数のコンピュータが互いに協働することで検査装置30として機能するものであってもよい。このとき、検査装置30を構成する一部のコンピュータが変圧器10に搭載され、他のコンピュータが変圧器10の外部に設けられてもよい。
上述した実施形態に係るセンサ19は、コイル装置11のTEVを計測するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係るセンサ19は、コイル装置11の部分放電に由来する電流、電磁波、音波又は振動を測定できるセンサであればどのようなセンサであってもよい。
上述した実施形態に係る変圧器10は、3つのコイル装置11を備えるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る変圧器10は、2つ以下のコイル装置11を備えるものであってもよいし、4つ以上のコイル装置11を備えるものであってもよい。
上述した実施形態では、冷却部としてラジエータによる熱交換器15を備えるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る冷却部は、ヒートポンプによって加圧空気を冷却するものであってもよい。
上述した実施形態では、変圧器10が加圧空気を密閉するが、これに限られない。例えば、他の実施形態では、変圧器10がSF6ガスなどの他の絶縁性を有するガスを密閉してもよい。また、他の実施形態では、コイル112は必ずしもモールドされなくてよい。
上述した実施形態では、変圧器10の筐体がコイルタンク13と熱交換器15と接続管17で構成されるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る変圧器10は、コイルタンク13と熱交換器15とが一体となった筐体を有していてもよい。
〈コンピュータ構成〉
検査装置30及び制御装置21は、バスで接続されたプロセッサ、メモリ、補助記憶装置などを備え、部分放電検出プログラムを実行することによって、取得部311、判定部312、及び出力部313を備える装置として機能する。プロセッサの例としては、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、マイクロプロセッサなどが挙げられる。
部分放電検出プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶装置である。部分放電検出プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
なお、検査装置30又は制御装置21の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)等のカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を用いて実現されてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。このような集積回路も、プロセッサの一例に含まれる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、変圧器10が、筐体のうちファン172aが配置された箇所と異なる箇所に、部分放電に関する物理量を測定するセンサを持つことにより、部分放電を検出するための物理量を適切に計測することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…変圧器、11…コイル装置、13…コイルタンク、15…熱交換器、17…接続管、171…上部接続管、172…下部接続管、172a…ファン、19…センサ、30…検査装置、311…取得部、312…判定部、313…出力部、314…特定部

Claims (17)

  1. 絶縁性を有するガスを密閉する筐体と、
    前記筐体内に位置するコイル装置と、
    前記筐体に位置し、前記ガスから熱を奪う冷却部と、
    前記コイル装置と前記冷却部との間に位置し、前記ガスを圧送するファンと、
    前記筐体のうち前記ファンが位置する箇所と異なる箇所に位置し、前記コイル装置から生じる部分放電に関する物理量を測定するセンサと
    を備える変圧器。
  2. 前記筐体は、前記コイル装置を収容する第1筐体と、前記冷却部を有する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを接続する接続管とを備え、
    前記ファンは前記接続管内に位置し、
    前記センサは前記第1筐体に位置する
    請求項1に記載の変圧器。
  3. 前記センサは、前記第1筐体のうち前記第2筐体に対向しない面に取り付けられる
    請求項2に記載の変圧器。
  4. 前記センサは、前記第1筐体のうち前記第2筐体に対向する面であって、前記接続管が配置された箇所と異なる箇所に位置する
    請求項2に記載の変圧器。
  5. 前記冷却部と前記コイル装置とが互いに高さが異なる箇所に位置し、
    前記センサは、前記筐体のうち前記コイル装置に対向する面に位置する
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の変圧器。
  6. 前記コイル装置を含む、前記筐体内に一方向に並んだ複数のコイル装置を備え、
    前記センサは、前記筐体のうち前記複数のコイル装置の中央部分に対向する面に位置する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の変圧器。
  7. 前記コイル装置を含む、前記筐体内に一方向に並んだ複数のコイル装置を備え、
    前記センサは、前記物理量を測定する第1センサ及び第2センサとを備え、
    前記第1センサは、前記筐体のうち前記複数のコイル装置のうち前記一方向の第1端に設けられたものに対向する面に位置し、
    前記第2センサは、前記筐体のうち前記複数のコイル装置のうち前記一方向の第2端に設けられたものに対向する面に位置する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の変圧器。
  8. 前記第1センサは、前記筐体の前記第1端側の面に位置し、
    前記第2センサは、前記筐体の前記第2端側の面に位置する
    請求項7に記載の変圧器。
  9. 前記センサは、前記筐体の面のうち前記コイル装置の外周面との距離が最も短い箇所に位置する
    請求項1から請求項8の何れか1項に記載の変圧器。
  10. 前記筐体の外面は、一方向に伸びる凹部と凸部とを有し、
    前記センサは前記凹部に位置する
    請求項1から請求項9の何れか1項に記載の変圧器。
  11. 前記筐体の外面に、前記コイル装置と電気的に接続された取出端子が位置し、
    前記センサは、前記取出端子が配置された箇所と異なる箇所に位置する
    請求項1から請求項10の何れか1項に記載の変圧器。
  12. 前記センサは、前記筐体の下面であって、前記コイル装置に対向しない箇所に位置する
    請求項1または請求項2に記載の変圧器。
  13. 前記筐体は1気圧以上の前記ガスを密閉し、
    前記コイル装置の表面は、絶縁部材で覆われている
    請求項1から請求項12の何れか1項に記載の変圧器。
  14. 前記センサは、前記筐体の外面に位置する
    請求項1から請求項13の何れか1項に記載の変圧器。
  15. 前記センサの計測値に基づいて、前記コイル装置の部分放電の有無を判定する判定部を備える
    請求項1から請求項14の何れか1項に記載の変圧器。
  16. 前記第1センサの計測値と前記第2センサの計測値とに基づいて、前記複数のコイル装置のうち部分放電を生じているコイル装置を特定する特定部を備える
    請求項7または請求項8に記載の変圧器。
  17. 絶縁性を有するガスを密閉する筐体と、前記筐体内に位置するコイル装置と、前記筐体に位置し、前記ガスから熱を奪う冷却部と、前記コイル装置と前記冷却部との間に位置し、前記ガスを圧送するファンと、を備える変圧器の前記筐体のうち、前記ファンが位置する箇所と異なる箇所に、前記コイル装置から生じる部分放電に関する物理量を測定するセンサを取り付けるステップと、
    前記センサの計測値に基づいて、前記コイル装置の部分放電の有無を判定するステップと
    を有する部分放電判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023210048A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 株式会社日立産機システム 部分放電検出装置

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