JP2022031233A - 新規なプレキャスト組み立て橋脚 - Google Patents

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    • E01DCONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
    • E01D19/00Structural or constructional details of bridges
    • E01D19/02Piers; Abutments ; Protecting same against drifting ice

Abstract

【課題】新規なプレキャスト組み立て橋脚を提供する。【解決手段】フーチング8と、プレキャスト橋脚セグメント2とを含み、プレキャスト橋脚セグメントは、フーチング頂部に設置され、プレキャスト橋脚セグメント内部には、プレストレスト筋が設けられ、プレストレスト筋は、プレキャスト橋脚セグメントと打設接着され、フーチング内部には、鋼板が設けられ、プレストレスト筋は、鋼板と拘束接続され、鋼板は、フーチングと打設コンクリートによって接着され、プレキャスト橋脚セグメント内部には、第1の連結鋼部材が設けられ、第1の連結鋼部材は、T字状ように設置され、第1の連結鋼部材の一端は、プレキャスト橋脚セグメントを貫通してプレキャスト橋脚セグメントの外部まで延びる。【選択図】図1

Description

本発明は、橋梁工事技術分野に関し、具体的には、新規なプレキャスト組み立て橋脚に関する。
橋梁構造体は、交通中枢におけるノード工事であり、地震作用下での安全性を確保する必要がある。組み立て式建築は、土木工事の発展の新方向になっており、近年力強く発展している。中国は橋梁大国であり、プレキャスト組み立て橋脚を発展させて建設時間を最大限に短縮し、生態環境への破壊及び都市への汚染を減少することが、橋梁業界のコンセンサスになっている。
縫目のタイプによって、プレキャストセグメント組み立て橋脚は、次の二種類がある。セグメントの間に後打設コンクリートを介してウェットジョイントを形成し、プレキャストセグメントを組み立て一体型橋脚に設計する。
縫目のところの縦方向鉄筋を切断し、橋脚を揺動体系に設計し、セグメントの間を後張予備応力の方式により一体に連接し、予備応力セグメントのプレキャスト組み立て橋脚を形成する。組み立て一体型橋脚の耐震性能が比較的に良いが、現場で鉄筋を接続することが困難であり、施工進度が遅く、しかも震災後の残存歪みも大きく、迅速施工に適用しない。予備応力プレキャストセグメント組み立て揺動橋脚は、迅速施工、自己復帰能力などの多くの利点があり、プレキャストセグメント橋脚の発展方向になっている。しかしながら、このような橋脚は、エネルギー消耗能力が低く、耐せん断能力不足、地震作用下でセグメントコンクリートが圧力を受けると、破砕しやすいなどの欠点があり、実際の工事での応用は非常に大きな制限を受けるともに、プレキャスト組み立て橋脚技術の発展を阻害した。
(一)解決しようとする課題
従来技術の欠点に対して、本発明は、上記背景技術で言及された問題を解決するための新規なプレキャスト組み立て橋脚を提供する。
(二)技術案
上記目的を達成するために、本発明は、以下の技術案によって実現される。
フーチングと、プレキャスト橋脚セグメントとを含む新規なプレキャスト組み立て橋脚であって、前記プレキャスト橋脚セグメントは、フーチング頂部に設置され、前記プレキャスト橋脚セグメント内部には、プレストレスト筋が設けられ、前記プレストレスト筋は、プレキャスト橋脚セグメントと打設接着され、前記プレストレスト筋の一端は、プレキャスト橋脚セグメントを貫通してフーチングの内部まで延び、前記フーチング内部には、鋼板が設けられ、前記プレストレスト筋は、鋼板と拘束接続され、前記鋼板は、フーチングと打設コンクリートによって接着され、前記プレキャスト橋脚セグメント内部には、第1の連結鋼部材が設けられ、前記第1の連結鋼部材は、T字状ように設置され、前記第1の連結鋼部材の一端は、プレキャスト橋脚セグメントを貫通してプレキャスト橋脚セグメントの外部まで延び、前記第1の連結鋼部材は、プレキャスト橋脚セグメントと打設コンクリートによって接着され、前記第1の連結鋼部材は、プレキャスト橋脚セグメントの周りに配置され、前記プレキャスト橋脚セグメントの前側の第1の連結鋼部材は、プレキャスト橋脚セグメントの後側の第1の連結鋼部材とがプレキャスト橋脚セグメントの中心に対して対称にし、前記プレキャスト橋脚セグメントの一側の第1の連結鋼部材は、プレキャスト橋脚セグメントの他方の第1の連結鋼部材とがプレキャスト橋脚セグメントに対して対称にし、前記プレキャスト橋脚セグメント内部には、連結鉄筋が設けられ、前記連結鉄筋の両端は、プレキャスト橋脚セグメントの前側、後側及びプレキャスト橋脚セグメントの両側に位置する第1の連結鋼部材とそれぞれアンカー接続され、前記第1の連結鋼部材外側には、第2の連結鋼部材が設けられ、前記第2の連結鋼部材は、第1の連結鋼部材の形状とマッチングし、かつ第1の連結鋼部材に可動挿着され、前記第2の連結鋼部材外側には、高強度ボルトが設けられ、前記高強度ボルトは、第1の連結鋼部材と第2の連結鋼部材を貫通し、前記第1の連結鋼部材と第2の連結鋼部材とは、高強度ボルトを介して着脱可能に接続され、前記第2の連結鋼部材の一側には、補強板が固定接続され、前記補強板は、前記第2の連結鋼部材に溶接され、前記第2の連結鋼部材と補強板とは、いずれもフーチングとコンクリート予備埋設によって接着され、前記第2の連結鋼部材底部には、スチール溶接スタッドが設けられ、前記スチール溶接スタッドは、フーチングとコンクリート予備埋設によって接着され、前記スチール溶接スタッド頂部は、第2の連結鋼部材底部に溶接される。
好ましくは、前記第1の連結鋼部材には、余裕孔が開設され、前記余裕孔は、楕円形に配置され、前記第2の連結鋼部材には、制限挿通孔が開設され、前記制限挿通孔は、円形に配置され、前記第1の連結鋼部材及び第2の連結鋼部材は、いずれも耐候性鋼とする。
好ましくは、複数の前記高強度ボルトは、ねじりせん断タイプ又は大六角タイプであってもよく、前記高強度ボルトのサイズは、所要の締付力に応じて決定される。
好ましくは、前記高強度ボルトは、1組の制限挿通孔、余裕孔及び別の組の制限挿通孔のうちの一つを順次通過し、前記余裕孔は、制限挿通孔と1対1で対応し、前記余裕孔及び制限挿通孔のサイズは、高強度ボルトのサイズにマッチングする。
好ましくは、前記プレキャスト橋脚セグメントのセグメントは、工場にてプレハブ加工し、養生し、プレキャスト橋脚セグメントの施工品質を保証し、養生完了後、工事現場まで輸送して取り付けられる。
好ましくは、複数の第1の連結鋼部材は、プレキャスト橋脚セグメントを吊り上げる時の吊上げ点として用いられることができ、追加のプレキャスト橋脚セグメントの吊り上げ設計を行う必要がなく、複数の第1の連結鋼部材に第2の連結鋼部材が挿入され、プレキャスト橋脚セグメントの吊り上げ位置決めに用いられることができる。
好ましくは、前記プレストレスト筋は、ワイヤロープ又は炭素繊維ロープとすることができる。
好ましくは、複数の第1の連結鋼部材の余裕孔は、縦方向に一定の隙間を配置し、隙間の高さは、プレキャスト橋脚セグメントの頂部の変位需要に応じて決定される。
好ましくは、高強度ボルトの数は、プレキャスト橋脚セグメントに必要な地震エネルギー消耗に応じて決定され、前記高強度ボルトの摩擦滑りエネルギー消耗能力は、プレキャスト橋脚セグメントの地震エネルギー消耗能力と一致する。
本発明は、新規なプレキャスト組み立て橋脚を提供し、以下の有益な効果を有する。
1、この新規なプレキャスト組み立て橋脚は、小規模地震と中規模地震の作用下で、高強度ボルトは摺動せず、プレキャスト橋脚セグメントは弾性範囲内に保持され、大地震の作用下で、高強度ボルトは摺動し、第1の連結鋼部材と第2の連結鋼部材の接触面の滑り摩擦、高強度ボルトの外側と余裕孔及び制限挿通孔との押し出しは、いずれもエネルギー散逸が生じ、プレキャスト橋脚セグメントの地震作用を軽減し、地震後、高強度ボルトは、解体と再取り付けが可能であり、良好な震後回復性を持ち、震後の正常な使用に影響を与えない。本発明は、高強度ボルト接続及びエネルギー消耗を採用しており、地震区の自己復帰橋脚システムと制震システムに適用し、地震後の橋梁交通機能の迅速回復のためにサポートを提供する。
2、この新規なプレキャスト組み立て橋脚は、コンクリートの受圧接触領域で鋼板接触を採用し、鋼板は、一方で、接触面の受力を分散させ、コンクリートの受力を減少させ、もう一方では、コンクリートが三方向受圧状態にあることを保証し、コンクリートの耐圧能力を向上させることにより、コンクリートの受圧破砕破壊を防止する。
3、この新規なプレキャスト組み立て橋脚は、高強度ボルトを介してプレキャスト橋脚セグメントとフーチング接続領域との耐せん断能力を強化させ、プレキャスト橋脚セグメントの安定性及び接続の信頼性を向上させ、プレキャスト橋脚セグメントとフーチングとの接続のせん断力による破壊を防止する。
本発明の全体構成概略図である。 本発明の局部断面図である。 本発明の第1の連結鋼部材は、第2の連結鋼部材と連結する構造概略図である。 本発明のプレキャスト橋脚セグメントの平面図である。 本発明の各部材の受力概略図である。 本発明の第1の連結鋼部材の構造概略図である。 本発明の第2の連結鋼部材の構造概略図である。
本発明の実施例は、新規なプレキャスト組み立て橋脚を提供し、図1~7に示すように、この新規なプレキャスト組み立て橋脚は、フーチング8と、プレキャスト橋脚セグメント2とを含み、プレキャスト橋脚セグメント2は、フーチング8頂部に設置され、プレキャスト橋脚セグメント2内部には、プレストレスト筋1が設けられ、プレストレスト筋1は、プレキャスト橋脚セグメント2と打設接着され、プレキャスト橋脚セグメント2のセグメントは、工場にてプレハブ加工し、養生し、プレキャスト橋脚セグメント2の施工品質を保証し、養生完了後、工事現場まで輸送して取り付けられ、プレストレスト筋1の一端は、プレキャスト橋脚セグメント2を貫通してフーチング8の内部まで延び、フーチング8内部には、鋼板が設けられ、プレストレスト筋1は、鋼板と拘束接続され、鋼板は、フーチング8と打設コンクリートによって接着され、プレキャスト橋脚セグメント2内部には、第1の連結鋼部材4が設けられ、第1の連結鋼部材4は、T字状に設置され、第1の連結鋼部材4の一端は、プレキャスト橋脚セグメント2を貫通してプレキャスト橋脚セグメント2の外部まで延び、第1の連結鋼部材4は、プレキャスト橋脚セグメント2と打設コンクリートによって接着され、第1の連結鋼部材4は、プレキャスト橋脚セグメント2の周りに配置され、プレキャスト橋脚セグメント2の前側の第1の連結鋼部材4は、プレキャスト橋脚セグメント2の後側の第1の連結鋼部材4とがプレキャスト橋脚セグメント2の中心に対して対称にし、プレキャスト橋脚セグメント2の一側の第1の連結鋼部材4は、プレキャスト橋脚セグメント2の他方の第1の連結鋼部材4とがプレキャスト橋脚セグメント2に対して対称にし、複数の第1の連結鋼部材4は、プレキャスト橋脚セグメント2内部に予備埋設され、アンカー方式は、橋脚柱を貫通する複数の連結鉄筋3であってもよいし、スチール溶接スタッド7により追加的に接続されてもよく、プレキャスト橋脚セグメント2内部には、連結鉄筋3が設けられ、連結鉄筋3の両端は、プレキャスト橋脚セグメント2の前側、後側及びプレキャスト橋脚セグメント2の両側に位置する第1の連結鋼部材4とそれぞれアンカー接続され、第1の連結鋼部材4外側には、第2の連結鋼部材6が設けられ、第2の連結鋼部材6は、第1の連結鋼部材4の形状とマッチングし、かつ第1の連結鋼部材4に可動挿着され、第2の連結鋼部材6外側には、高強度ボルト5が設けられ、複数の高強度ボルト5は、ねじりせん断タイプ又は大六角タイプであってもよく、高強度ボルト5のサイズは、所要の締付力に応じて決定され、高強度ボルト5は、第1の連結鋼部材4と第2の連結鋼部材6を貫通し、第1の連結鋼部材4と第2の連結鋼部材6とは、高強度ボルト5を介して着脱可能に接続され、合理的な設計を行うことにより、第1の連結鋼部材4及び第2の連結鋼部材6の高強度ボルト5と高強度ボルト5とのアンカー固定を保証し、外部負荷の作用下で相対変形が生じなくなり、第2の連結鋼部材6の一側には、補強板11が固定接続され、補強板11は、第2の連結鋼部材6に溶接され、第2の連結鋼部材6と補強板11とは、いずれもフーチング8とコンクリート予備埋設によって接着され、補強板11は、コンクリート打設後の連結作用を強化することができ、第2の連結鋼部材6底部には、スチール溶接スタッド7が設けられ、スチール溶接スタッド7は、フーチング8とコンクリート予備埋設によって接着され、スチール溶接スタッド7頂部は、第2の連結鋼部材6底部に溶接される。
具体的には、第1の連結鋼部材4には、余裕孔9が開設され、余裕孔9は、楕円形に配置され、一定の可動余裕を提供し、第2の連結鋼部材6には、制限挿通孔10が開設され、制限挿通孔10は、円形に配置され、高強度ボルト5の挿入と位置合わせをより便利にし、第1の連結鋼部材4及び第2の連結鋼部材6は、いずれも耐候性鋼とし、複数の第1の連結鋼部材4は、プレキャスト橋脚セグメント2を吊り上げる時の吊上げ点として用いられることができ、追加のプレキャスト橋脚セグメント2の吊り上げ設計を行う必要がなく、複数の第1の連結鋼部材4に第2の連結鋼部材6が挿入され、プレキャスト橋脚セグメント2の吊り上げ位置決めに用いられることができ、高強度ボルト5は、1組の制限挿通孔10、余裕孔9及び別の組の制限挿通孔10のうちの一つを順次通過し、余裕孔9は、制限挿通孔10と1対1で対応し、余裕孔9及び制限挿通孔10のサイズは、高強度ボルト5のサイズにマッチングする。
さらに説明するように、プレストレスト筋1は、ワイヤロープ又は炭素繊維ロープFRPとすることができる。
さらに、複数の第1の連結鋼部材4の余裕孔9は、縦方向に一定の隙間を配置し、隙間の高さは、プレキャスト橋脚セグメント2の頂部の変位需要に応じて決定される。
具体的な実施形態は、プレキャスト橋脚セグメント2を工場にてプレハブ加工し、養生し、プレキャスト橋脚セグメント2の施工品質を保証し、養生完了後、搬送工具を用いてプレキャスト橋脚セグメント2を工事現場まで輸送して取り付けられ、その内部にプレストレスト筋1を引っ張り、その後、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との間を第1の連結鋼部材4、第2の連結鋼部材6及び高強度ボルト5でアンカー固定される。本発明の突出した状況を十分に説明するために、以下では、本発明におけるプレキャスト橋脚セグメント2の受力タイプ及びその使用状態に対して具体的な分析を行い、それにより本発明がプレキャスト橋脚の迅速施工、管理可信頼、耐震性能特に優れ、震災後の回復可能などの目標を実現でき、プレキャスト組み立て橋脚の技術発展を促進できることを証明する。
一:実際の使用過程でのプレキャスト橋脚セグメント2の受力タイプに基づいて、本発明の具体的な実現は、以下のように分類される。
状況一、プレキャスト橋脚セグメント2が縦方向荷重を受ける場合、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面を介してフーチング8に直接伝達され、高強度ボルト5と第1の連結鋼部材4と第2の連結鋼部材6との間には、基本的に力を受けない。
状況二、プレキャスト橋脚セグメント2が水平せん断力を受ける場合、一方で、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面の摩擦力を介してフーチング8に伝達され、もう一方では、高強度ボルト5と第1の連結鋼部材4と第2の連結鋼部材6を介してフーチング8に伝達される。
状況三、プレキャスト橋脚セグメント2が曲げモーメントを受ける場合、一側の高強度ボルト5とプレストレスト筋1が引っ張られること、及び他方のプレキャスト橋脚セグメント2が受圧されることを介してフーチング8に伝達され、プレストレスト筋1が設けられていなければ、一方の高強度ボルト5が引っ張られること及び他方のプレキャスト橋脚セグメント2が受圧されることを介してフーチング8に伝達される。
さらに、プレキャスト橋脚セグメント2が複数種類の荷重(縦方向荷重、水平せん断力及び曲げモーメントを含む)を受ける場合、各部材の受力は、それぞれ上記の三つの状況の重ね合せである。
二、プレキャスト橋脚セグメント2の実際の使用過程での使用状態に基づいて、本発明の具体的な実現は、以下のように分類される。
状況一、正常な使用状況下で、プレキャスト橋脚セグメント2は、主に縦方向荷重と一定の水平荷重を受け、高強度ボルト5は滑りが発生せず、プレキャスト橋脚セグメント2の荷重は、主にプレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面を介してフーチング8に伝達され、高強度ボルト5と第1の連結鋼部材4及び第2の連結鋼部材6が受ける荷重は非常に小さい。
状況二、小規模地震と中規模地震の作用下で、プレキャスト橋脚セグメント2は、比較的大きい縦方向荷重と水平荷重を受け、高強度ボルト5は滑りが発生せず、縦方向荷重は、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面を介してフーチング8に伝達され、水平せん断力は、主にプレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面の摩擦力、及び高強度ボルト5と第1の連結鋼部材4及び第2の連結鋼部材6を介してフーチング8に伝達され、曲げモーメントは、主に高強度ボルト5とプレキャスト橋脚セグメント2が受圧されることを介してフーチング8に伝達される。
状況三、大地震の作用下で、プレキャスト橋脚セグメント2は、比較的大きい縦方向荷重と水平荷重を受け、高強度ボルト5は滑りが発生し、縦方向荷重は、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面を介してフーチング8に伝達され、水平せん断力は、主にプレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接触面の摩擦力、及び高強度ボルト5と第1の連結鋼部材4及び第2の連結鋼部材6を介してフーチング8に伝達され、曲げモーメントは、高強度ボルト5とプレストレスト筋1が引っ張られること及び他方のプレキャスト橋脚セグメント2が受圧されることを介してフーチング8に伝達される。
動作原理:プレキャスト橋脚セグメント2は、第1の連結鋼部材4、第2の連結鋼部材6及び高強度ボルト5を用いてアンカー固定され、コンクリートを現場にて打設する必要がなく、コンクリートの受圧接触領域で鋼板を用いて接触させ、鋼板は、一方で、接触面の受力を分散させ、コンクリートの受力を減少させ、もう一方では、コンクリートが三方向受圧状態にあることを保証し、コンクリートの耐圧能力を向上させることにより、コンクリートの受圧破砕破壊を防止する。高強度ボルト5は、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との間の接続領域の耐せん断能力を強化させ、プレキャスト橋脚セグメント2の安定性及び接続の信頼性を向上させ、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との接続のせん断力による破壊を防止し、小規模地震と中規模地震の作用下で、高強度ボルト5は摺動せず、プレキャスト橋脚セグメント2は弾性範囲内に保持され、大地震の作用下で、高強度ボルト5は摺動し、接触面の滑り摩擦、高強度ボルト5の外壁と余裕孔9及び制限挿通孔10との押し出しは、いずれもエネルギー散逸が生じ、プレキャスト橋脚セグメント2及びフーチング8が受ける地震作用を軽減し、地震発生後、高強度ボルト5は、解体と再取り付けが可能であり、良好な震後回復性を持ち、震後の正常な使用に影響を与えない。高強度ボルト5は、強度が強く、エネルギー消耗能力が強く、加工と取り付けが簡単であるなどの利点があり、高強度ボルト5を組み立て橋脚の製作工程に導入し、プレキャスト橋脚セグメント2とフーチング8との間に高強度ボルト5を用いてアンカー固定を行うことにより、プレキャスト橋脚セグメント2の取り付け効率を効果的に向上させることができる。もう一方では、合理的な設計により、強地震の作用下で、高強度ボルト5と第1の連結鋼部材4と第2の連結鋼部材6とが摩擦滑りが発生し、大量の地震エネルギー入力を散逸させ、製造後の橋脚の耐震性能を向上させることができ、また、震災後の高強度ボルト5の解体と再取り付けが簡単で、橋面上部交通の正常通行に影響を与えることなく震災後の迅速修復を実現する。
以上、本発明の基本原理、主な特徴および本発明の利点を開示、説明した。上述した実施例および明細書に記載されているのは、本発明の原理を説明するためであり、本発明の範囲を限定するためではない。当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、これらの実施例に対して様々な変更及び改善を行うことができ、これらの変更および改善も本発明の保護範囲内に含まれるものとすることを理解する。本発明の範囲は、特許請求の範囲とその等価物により限定される。
1 プレストレスト筋
2 プレキャスト橋脚セグメント
3 連結鉄筋
4 第1の連結鋼部材
5 高強度ボルト
6 第2の連結鋼部材
7 スチール溶接スタッド
8 フーチング
9 余裕孔
10 制限挿通孔
11 補強板

Claims (9)

  1. フーチング(8)と、プレキャスト橋脚セグメント(2)とを含む新規なプレキャスト組み立て橋脚であって、前記プレキャスト橋脚セグメント(2)は、フーチング(8)頂部に設置され、前記プレキャスト橋脚セグメント(2)内部には、プレストレスト筋(1)が設けられ、前記プレストレスト筋(1)は、プレキャスト橋脚セグメント(2)と打設接着され、前記プレストレスト筋(1)の一端は、プレキャスト橋脚セグメント(2)を貫通してフーチング(8)の内部まで延び、前記フーチング(8)内部には、鋼板が設けられ、前記プレストレスト筋(1)は、鋼板と拘束接続され、前記鋼板は、フーチング(8)と打設コンクリートによって接着され、前記プレキャスト橋脚セグメント(2)内部には、第1の連結鋼部材(4)が設けられ、前記第1の連結鋼部材(4)は、T字状ように設置され、前記第1の連結鋼部材(4)の一端は、プレキャスト橋脚セグメント(2)を貫通してプレキャスト橋脚セグメント(2)の外部まで延び、前記第1の連結鋼部材(4)は、プレキャスト橋脚セグメント(2)と打設コンクリートによって接着され、前記第1の連結鋼部材(4)は、プレキャスト橋脚セグメント(2)の周りに配置され、前記プレキャスト橋脚セグメント(2)の前側の第1の連結鋼部材(4)は、プレキャスト橋脚セグメント(2)の後側の第1の連結鋼部材(4)とがプレキャスト橋脚セグメント(2)の中心に対して対称にし、前記プレキャスト橋脚セグメント(2)の一側の第1の連結鋼部材(4)は、プレキャスト橋脚セグメント(2)の他方の第1の連結鋼部材(4)とがプレキャスト橋脚セグメント(2)に対して対称にし、前記プレキャスト橋脚セグメント(2)内部には、連結鉄筋(3)が設けられ、前記連結鉄筋(3)の両端は、プレキャスト橋脚セグメント(2)の前側、後側及びプレキャスト橋脚セグメント(2)の両側に位置する第1の連結鋼部材(4)とそれぞれアンカー接続され、前記第1の連結鋼部材(4)外側には、第2の連結鋼部材(6)が設けられ、前記第2の連結鋼部材(6)は、第1の連結鋼部材(4)の形状とマッチングし、かつ第1の連結鋼部材(4)に可動挿着され、前記第2の連結鋼部材(6)外側には、高強度ボルト(5)が設けられ、前記高強度ボルト(5)は、第1の連結鋼部材(4)と第2の連結鋼部材(6)を貫通し、前記第1の連結鋼部材(4)と第2の連結鋼部材(6)とは、高強度ボルト(5)を介して着脱可能に接続され、前記第2の連結鋼部材(6)の一側には、補強板(11)が固定接続され、前記補強板(11)は、前記第2の連結鋼部材(6)に溶接され、前記第2の連結鋼部材(6)と補強板(11)とは、いずれもフーチング(8)とコンクリート予備埋設によって接着され、前記第2の連結鋼部材(6)底部には、スチール溶接スタッド(7)が設けられ、前記スチール溶接スタッド(7)は、フーチング(8)とコンクリート予備埋設によって接着され、前記スチール溶接スタッド(7)頂部は、第2の連結鋼部材(6)底部に溶接される、ことを特徴とする新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  2. 前記第1の連結鋼部材(4)には、余裕孔(9)が開設され、前記余裕孔(9)は、楕円形に配置され、前記第2の連結鋼部材(6)には、制限挿通孔(10)が開設され、前記制限挿通孔(10)は、円形に配置され、前記第1の連結鋼部材(4)及び第2の連結鋼部材(6)は、いずれも耐候性鋼とする、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  3. 複数の前記高強度ボルト(5)は、ねじりせん断タイプ又は大六角タイプであってもよく、前記高強度ボルト(5)のサイズは、所要の締付力に応じて決定される、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  4. 前記高強度ボルト(5)は、1組の制限挿通孔(10)、余裕孔(9)及び別の組の制限挿通孔(10)のうちの一つを順次通過し、前記余裕孔(9)は、制限挿通孔(10)と1対1で対応し、前記余裕孔(9)及び制限挿通孔(10)のサイズは、高強度ボルト(5)のサイズにマッチングする、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  5. 前記プレキャスト橋脚セグメント(2)のセグメントは、工場にてプレハブ加工し、養生し、プレキャスト橋脚セグメント(2)の施工品質を保証し、養生完了後、工事現場まで輸送して取り付けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  6. 複数の第1の連結鋼部材(4)は、プレキャスト橋脚セグメント(2)を吊り上げる時の吊上げ点として用いられることができ、追加のプレキャスト橋脚セグメント(2)の吊り上げ設計を行う必要がなく、複数の第1の連結鋼部材(4)に第2の連結鋼部材(6)が挿入され、プレキャスト橋脚セグメント(2)の吊り上げ位置決めに用いられることができる、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  7. 前記プレストレスト筋(1)は、ワイヤロープ又は炭素繊維ロープ(FRP)とすることができる、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  8. 複数の第1の連結鋼部材(4)の余裕孔(9)は、縦方向に一定の隙間を配置し、隙間の高さは、プレキャスト橋脚セグメント(2)の頂部の変位需要に応じて決定される、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
  9. 高強度ボルト(5)の数は、プレキャスト橋脚セグメント(2)に必要な地震エネルギー消耗に応じて決定され、前記高強度ボルト(5)の摩擦滑りエネルギー消耗能力は、プレキャスト橋脚セグメント(2)の地震エネルギー消耗能力と一致する、ことを特徴とする請求項1に記載の新規なプレキャスト組み立て橋脚。
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