JP2022029615A - 情報処理装置 - Google Patents

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亜衣 宮田
Ai Miyata
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Shin Sakurada
修一 澤田
Shuichi Sawada
聡史 駒嶺
Satoshi Komamine
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Abstract

【課題】行政サービスを利用する資格の有無をユーザに通知する情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理システムにおいて、情報処理装置は、ユーザの行動を示す行動履歴情報を取得することと、行政サービスを受けるための資格情報を記憶したサービス記憶部から、資格情報を取得し、資格情報とユーザの行動履歴情報とに基づき、ユーザについて、行政サービスを利用する資格の有無を判定することと、ユーザが用いる端末又はユーザへの行政サービスの提供を担当する担当者の端末へ判定の結果を通知することと、を実行する。【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザが利用するサービスに関する情報を提供する技術に関する。
ユーザに行政サービスに関する情報を提供する技術がある。例えば、特許文献1の情報提供システムは、住民の情報と行政サービスに関する情報とを取得し、行政サービスの条件と、住民の条件とを比較する手段と、そのサービス内容の、その住民に対しての有用性を評価する手段とを備えている。そして、この情報提供システムは、評価結果と行政サービスに関する情報を合わせて住民に提供する。
特開2004-334615号公報
特許文献1の情報提供システムでは、利用者情報記憶部に格納されている利用者の情報に基づいて提供される行政サービスの情報が定められるため、利用者情報記憶部に格納されている利用者の情報が適切でない場合には、適切な行政サービスの情報が提供されないという問題があった。例えば、扶養家族が新たに増えた場合や、老化により必要な介護のレベルが高くなったような場合など、利用者の状況が変化した場合、この情報が直ちに利用者情報記憶部に反映されるとは限らず、適切な行政サービスの情報が提供されないことがあった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、適切な行政サービスの情報を提供可能とすることを目的とする。
本開示の一態様に係る情報処理装置は、
ユーザの行動を示す行動履歴情報を取得することと、
行政サービスを受けるための資格情報を記憶したサービス記憶部から、前記資格情報を取得し、前記資格情報と前記ユーザの前記行動履歴情報とに基づき、前記ユーザについて、前記行政サービスを利用する資格の有無を判定することと、
前記ユーザが用いる端末又は前記ユーザへの行政サービスの提供を担当する担当者の端末へ前記判定の結果を通知することと、
を実行する制御部を備える。
本開示によれば、適切な行政サービスの情報を提供可能とすることができる。
情報処理装置を含む情報処理システムの概略構成を示す図である。 コンピュータのハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置の制御部が実行する機能を示す機能ブロック図である。 サービス記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 ユーザ情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 ユーザ情報サーバの説明図である。 情報処理装置の制御部が実行する処理のフローチャートである。
行政サービスは、多岐にわたるため、各ユーザが適切に行政サービスを受けているとは限らない。例えば、家族が増えた場合や、障がいを負った場合等に、行政サービスを受ける資格があっても、その存在を知らないために、申請をせず、行政サービスを受けていないことがある。また、行政サービスを受けているユーザの状況が変化し、その行政サービスを受ける資格が無くなった場合でも、それに気づかず、資格が無いまま行政サービスを受け続けていることもある。
そこで、本実施形態の情報処理装置は、ユーザが実際に行動した履歴に基づいて、行政サービスを受ける資格の有無を判定し、その結果を通知することで、適切な行政サービスを受けられるようにしている。
具体的には、本実施形態に係る情報処理装置は、ユーザの行動を示す行動履歴情報を取得すること等を行う制御部を備える。また、制御部は、行政サービスを受けるための資格情報を記憶したサービス記憶部から、前記資格情報を取得し、前記資格情報と前記ユーザの前記行動履歴情報とに基づき、前記ユーザについて、前記行政サービスを利用する資格の有無を判定する。更に、制御部は、前記ユーザが用いる端末又は前記ユーザへの行政サービスの提供を担当する担当者の端末へ前記判定の結果を通知する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、情報処理システム100は、情報処理装置10、店舗管理サーバ20、金融機関サーバ30、交通機関サーバ40、保険会社サーバ50、カメラ管理サーバ60、医療機関サーバ70、ユーザ情報サーバを有している。なお、図1の例では、各サーバ20~80を一つずつ示したが、これに限らず、各サーバ20~80は、複数備えられても一部が省略されてもよい。情報処理装置10は、ネットワークNを介して各サーバ20~80、ユーザ端末91及び担当者端末92と通信可能となっている。
店舗管理サーバ20は、ユーザが利用する店舗に備えられ、ユーザが利用した際の行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。ここで店舗は、例えば、衣料品店、雑貨店、薬店などの各種小売店や、映画館、パチンコ店、フィットネスジムなどのサービスを提供する店、遊園地、博物館、競馬場、野球場、サッカー場、宿泊施設、これらを複合した商業施設等が挙げられる。
店舗管理サーバ20は、ユーザが来店したことをユーザの行動とし、この行動を示す情報として、購入した商品やサービス、利用時刻などを示す情報を行動履歴情報とし、情報処理装置10へ送信する。
金融機関サーバ30は、ユーザが利用する銀行や郵便局等の金融機関に備えられ、ユーザが利用した際の行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。金融機関サーバ30は、例えば、ユーザが入金又は出金したことをユーザの行動とし、この行動を示す情報として、入金金額や出金金額、利用時刻などを示す情報を行動履歴情報とし、情報処理装置10へ送信する。なお、本実施形態では、ユーザが務める会社から給料が振り込まれた場合や、クレジットカード会社による引き落としがあったことも、ユーザが収入を得た、或いはユーザが支払いを行ったという行動としてもよい。即ち、ユーザの口座への入金や口座からの出金などを示す情報を行動履歴情報として情報処理装置10へ送信してもよい。
交通機関サーバ40は、電車やバスを運行する交通機関に備えられ、ユーザが利用した
際の行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。交通機関サーバ40は、例えば、ユーザが、ICカードを利用して電車やバスに乗車した場合に、乗降した駅又はバス停、乗車運賃、乗車時刻などを示す情報を行動履歴情報とし、情報処理装置10へ送信する。また、交通機関サーバ40は、監視カメラで撮影した画像等に基づき、ユーザが一人で利用したことや、車椅子で利用したことなど、利用状況を示す情報を行動履歴情報に含めてもよい。
保険会社サーバ50は、保険会社に備えられ、ユーザが利用した際の行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。保険会社サーバ50は、例えば、ユーザが事故を起こした場合や、事故の被害者となった場合に、怪我の程度や賠償金額などを示す情報を行動履歴情報として情報処理装置10へ送信する。
カメラ管理サーバ60は、街路や公園等の監視カメラを管理する機関に備えられ、監視カメラが撮影したユーザの行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。カメラ管理サーバ60は、例えば、撮影した画像を画像処理してユーザを特定し、ユーザが歩いて通行したことや、車椅子で通行したことなど、通行状況を示す情報や、通行時刻を行動履歴情報として情報処理装置10へ送信する。
医療機関サーバ70は、ユーザが利用する医療機関に備えられ、ユーザが利用した際の行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。医療機関サーバ70は、例えば、ユーザが受診したことをユーザの行動とし、受診した際の傷病名、症状、完治までの期間、処方された薬等を示す情報を行動履歴情報とし、情報処理装置10へ送信する。
ユーザ情報サーバ80は、ユーザの自宅に備えられ、ユーザの自宅内での行動を示す行動履歴情報を生成し、情報処理装置10へ送信する。ユーザ情報サーバ80は、例えば、ユーザの自宅内をセンシングし、ユーザと同居している家族の人数、育児の状況、介護の状況などを示す情報を行動履歴情報とし、情報処理装置10へ送信する。
各サーバ20~80、ユーザ端末91及び担当者端末92は、それぞれコンピュータである。図2は、コンピュータ200のハードウェア構成を示す図である。コンピュータ200は、接続バス221によって相互に接続された制御部222、メモリ223、入出力IF(インターフェース)224、通信IF225を有する。制御部222は、入力された情報を処理し、処理結果を出力することにより、コンピュータ全体の制御等を行う。制御部222は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-processing unit)、又はプロセッサとも呼ばれる。制御部222は、単一のプロセッサに限られず、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のチップ内に複数のコアを有したマルチコア構成であってもよい。
メモリ223は、主記憶装置と補助記憶装置とを含む。主記憶装置は、制御部222の作業領域、制御部222で処理される情報を一時的に記憶する記憶領域、通信データのバッファ領域として使用される。主記憶装置は、制御部222がプログラムやデータをキャッシュしたり、作業領域を展開したりするための記憶媒体である。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリを含む。補助記憶装置は、制御部222により実行されるプログラムや、情報処理に用いられるデータ、動作の設定情報などを記憶する記憶媒体である。補助記憶装置は、例えば、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、USBメモリ、メモリカード等である。
入出力IF224は、コンピュータ200に接続する機器との間でデータの入出力を行
うインターフェースである。入出力IF224は、例えば、CDやDVD等の記憶媒体からデータを読み取るディスクドライブ、操作部、表示装置等の機器との間でデータの入出力を行う。操作部は、マウスやキーボード、タッチパネル等、オペレータの操作によってコンピュータ200に対する情報が入力される入力部である。表示装置は、処理結果などの情報をオペレータに対して表示出力する出力部である。
通信IF225は、ネットワーク(通信回線)Nを介して他の装置との通信を行うインターフェース(通信モジュール)であり、CCU(Communication Control Unit)とも称す。なお、図2に示したコンピュータ200の構成要素はそれぞれ複数設けられてもよいし、一部の構成要素を設けないようにしてもよい。
本実施形態のコンピュータ200では、制御部222が、アプリケーションプログラムを実行することにより、各種の処理部として機能する。例えば、図3は、情報処理装置10の制御部222が実行する機能を示す機能ブロック図である。即ち、情報処理装置10の制御部222は、図3に示すように、履歴情報取得部231と、判定部232と、通知部233として機能する。なお、上記各処理部の一部又は全部が、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の専用LSI(large scale integration)、論理回
路、その他のデジタル回路といったハードウェアで形成されたものであってもよい。また、上記各処理部の少なくとも一部にアナログ回路を含む構成としてもよい。
図3に示す履歴情報取得部231は、ネットワークNを介して各サーバ20~80から、ユーザの行動を示す行動履歴情報を取得し、メモリ223に記憶させる。
判定部232は、メモリ223から行政サービスを受けるための資格情報を取得し、資格情報とユーザの行動履歴情報とに基づき、当該ユーザについて、行政サービスを利用する資格の有無を判定する。
通知部233は、ユーザが用いるユーザ端末91とユーザへの行政サービスの提供を担当する担当者が用いる担当者端末92へ判定の結果を通知する。なお、通知部233は、ユーザ端末91と担当者端末92のうち、何れか一方に判定の結果を通知する構成としてもよい。
メモリ223は、行政サービスを受けるための資格情報を記憶しており、サービス記憶部241としても機能する。また、メモリ223は、ユーザの属性情報を記憶しており、ユーザ情報記憶部242としても機能する。
図4は、サービス記憶部241に記憶される情報の例を示す図、図5は、ユーザ情報記憶部242に記憶される情報の例を示す図である。
図4に示すように、サービス記憶部241は、行政サービスを識別するためのサービスIDと、サービス名称と、行政サービスの資格情報とを対応付けて記憶している。例えば、出産一時金給付制度の場合、資格情報として、世帯収入〇〇〇万円以下、新生児と同居などの情報が記憶されている。また、介護制度(要支援2)の場合、資格情報として、調理可、歩行速度〇〇以下などの情報が記憶され、介護制度(要介護5)の場合、資格情報として、寝たきり、寝返り不可などの情報が記憶されている。
また、図5に示すように、ユーザ情報記憶部242は、ユーザを識別するためのユーザID、住所、生年月日、世帯主との続柄、所得、利用している行政サービス等の情報を対応付けて記憶している。例えば、ユーザIDが001のユーザが、サービスID101の
行政サービスを利用していること、ユーザIDが009のユーザが、サービスID402の行政サービスを利用していること等が記憶されている。また、続柄として、世帯主のユーザIDとその続柄が記憶されているため、同一のユーザIDを世帯主としているユーザを同居家族とし、同居家族の人数や、同居家族が受けている行政サービスが求められる。
図6は、ユーザ情報サーバ80の説明図である。ユーザ情報サーバ80は、ユーザの自宅内に設置された複数のセンサを用いて、ユーザの行動を取得し、この行動を示す行動履歴情報を生成する。
なお、複数のユーザが同居している場合、顔認証や、各ユーザの特徴量の違いなどによって各ユーザを識別し、ユーザ毎に行動を取得する。
センサ群800は、屋内に設置された複数のセンサを含んで構成される。複数のセンサは、ユーザの行動を検出するためのデータを取得可能なものであれば、その種類は問わない。例えば、可視光画像や赤外線画像を取得するカメラ(画像センサ)であってもよいし、距離画像センサであってもよい。また、これらの組み合わせであってもよい。
複数のセンサは、センサデータを出力可能に構成される。センサが画像センサである場合、センサデータは画像データであってもよい。
センサ群800に含まれるセンサは、ユーザの行動範囲をセンシングできるよう、複数の箇所にそれぞれ設置されていることが好ましい。例えば、ユーザの自宅が対象である場合、複数の部屋にセンサが設置されていてもよい。
なお、本実施形態では屋内を例示するが、センサの設置箇所は屋内に限られない。例えば、屋外で作業を行うユーザをセンシング対象としてもよい。
ユーザ情報サーバ80の制御部222は、データ取得部801と、特徴量算出部802と、姿勢判定部803と、評価部804の4つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
データ取得部801は、センサ群800に含まれるセンサからセンサデータを取得する。取得するセンサデータは、画像データ(可視光画像や赤外線画像)であってもよいし、距離画像データであってもよい。また、これらのうちの二つ以上の組み合わせであってもよい。また、データ取得部801は、各ユーザの顔や体の特徴量に基づいてユーザを識別し、ユーザIDを特定してもよい。データ取得部801が取得したセンサデータは、特徴量算出部802へ送信される。なお、センサデータが、ユーザの存在を示していない場合、データ取得部801は、取得したセンサデータを破棄してもよい。
特徴量算出部802は、データ取得部801が取得したセンサデータ(例えば、画像データや距離画像データ)を、人の行動を表す特徴量に変換する。
人の姿勢を表す特徴量を算出する代表的な方法として、身体部位の座標を利用する方法がある。例えば、センサデータを解析することで、頭、首、左右の肩、左右の肘、左右の掌、左右の股関節といった身体部位を検出し、対応する座標(例えば、対象である身体部位の中心に対応する2次元座標または3次元座標)を取得する。
特徴量算出部802は、このようにして得られた複数の座標を特徴量に変換する。特徴量は、例えば、複数の座標の集合(ベクトル)であってもよい。これにより、各部位の向
きや動きを判別できるようにしている。
姿勢判定部803は、特徴量算出部802が算出した特徴量に基づいて、ユーザの姿勢を所定のクラスに分類する。寝ている、座っている、一人で立っている、歩行している、付き添われて移動している等、所定の状態(クラス)の何れに該当するかを分類する。
評価部804は、特徴量算出部802で求めたユーザ毎の特徴量やクラスから各ユーザの行動を評価する。例えば、ユーザが寝た状態で、一人で移動した履歴が無い場合に、特徴量から求めた身長が所定値以下の場合、ユーザが新生児であると評価し、身長が所定値より大きい場合、寝たきりのユーザと評価する。また、寝たきりのユーザの場合、一人で体の向きを変えた履歴が無ければ、寝返り不可と評価し、一人で体の向きを変えた履歴があれば、寝返り可と評価する。
ユーザが、トイレへ移動する際に、一人で歩行している場合、自律歩行可と評価し、他のユーザと一緒に移動している場合、歩行介助要と評価する。また、ユーザが、一日中トイレに移動した履歴がない場合、排便介護要と評価する。また、ユーザが一人で歩行している際に、単位時間当たりの移動量から歩行速度を評価する。
更に、ユーザが台所で、所定時間一人で立って作業している場合に、調理可と評価し、一日中台所で作業が行われなかった場合に調理不可と評価する。
評価部804は、これらの評価に基づいて、新生児の人数、同居家族の合計人数、ユーザの歩行速度、介護の要否などを示す情報を行動履歴情報とし、情報処理装置10へ送信する。
図7は、情報処理装置10の制御部222が実行する処理のフローチャートである。情報処理装置10は、世帯主となっているユーザ毎に、図7の処理を所定の周期(例えば1日一度)で実行する。
ステップS10にて、情報処理装置10は、世帯主となっているユーザについて、各サーバ20~80から受信した行動履歴情報をメモリ223から取得する。
ステップS20にて、情報処理装置10は、ユーザ情報記憶部242に記憶されているユーザ情報を取得し、このユーザ情報に基づき、ユーザ及び同居家族が利用していない行政サービスをサービス記憶部241から抽出する。
ステップS30にて、情報処理装置10は、ステップS20で抽出した行政サービスの資格情報をサービス記憶部241から取得し、この資格情報とステップS10で取得した行動履歴情報とから、当該ユーザが行政サービスを受ける資格が有るか否かを判定する。例えば、情報処理装置10は、ユーザの行動履歴情報に基づき、ユーザの歩行速度、歩行時に介助されていること、又は寝たきりであること等のユーザの行動が、介護制度の資格を満たす場合に、この介護制度(行政サービス)を受ける資格があると判定する。また、情報処理装置10は、行動履歴情報に基づき、同居の新生児がいた場合に、出産一時金給付制度及び医療費支給制度(小児)の資格が有ると判定する。なお、新生児がいることの判定は、ユーザ情報サーバ80によるものに限らず、店舗管理サーバ20から受信した行動履歴情報に、粉ミルク、新生児用の紙おむつ、又は新生児用の衣料を購入したことが含まれていた場合に、同居の新生児がいると判定してもよい。
上記の行政サービス及び資格情報は、一例であり、これに限定されるものではない。例えば、保険会社サーバ50又は医療機関サーバから受信した行動履歴情報に、ユーザが重
症を負ったことを示す情報が含まれていた場合、高額医療費支給制度を受ける資格があると判定してもよい。また、カメラ管理サーバ60から受信した行動履歴情報に、ユーザが車椅子で移動していることを示す情報が含まれていた場合、障がい者支援制度を受ける資格があると判定してもよい。このように、各サーバ20~80から受信した行動履歴情報に基づいて、サービス記憶部241に記憶した資格情報を満たすか否かを判定できるものであればよく、図4等に示した行政サービス以外についても適用できる。
ステップS30で、肯定判定であれば、情報処理装置10は、ステップS40へ移行し、利用資格のある行政サービスのサービス名を抽出して記憶する。
ステップS50にて、情報処理装置10は、ユーザが利用しているサービスの資格情報とステップS10で取得した行動履歴情報とから、当該ユーザについて、行政サービスを受ける資格を失ったものが有るか否かを判定する。例えば、生活保護を受けていたユーザが、所定以上の収入を得るようになった場合、生活保護の資格を失ったと判定する。また、パチンコ店や競馬場などのギャンブルに支払った金額が、所定値以上となった場合に、生活保護の資格を失ったと判定してもよい。なお、情報処理装置10は、例えば、金融機関サーバ30から受信したユーザの前年度分の収入を合計してユーザの収入額を求める。これに限らず、情報処理装置10は、店舗管理サーバ20から受信した商品及びサービスの購入額を合計し、前年度分の支払い額をユーザの収入額と見做してもよい。また、これに限らず、交通機関サーバ40又はカメラ管理サーバ60から受信した行動履歴情報に、ユーザが一人で移動していることを示す情報が含まれていた場合、要介護制度を受ける資格を失ったと判定してもよい。このように、各サーバ20~80から受信した行動履歴情報に基づいて、サービス記憶部241に記憶した資格情報を満たさなくなったか否かを判定できるものであればよく、図4等に示した行政サービス以外についても適用できる。
ステップS50で、肯定判定であれば、情報処理装置10は、ステップS60へ移行し、利用資格を失った行政サービスのサービス名を抽出して記憶する。
ステップS70にて、情報処理装置10は、ステップS40で抽出した利用資格のある行政サービスと、ステップS60で抽出した利用資格を失った行政サービスのリストをユーザ端末91及び担当者端末92へ通知する。これにより、ユーザへ、利用資格のある行政サービスの利用を促すと共に、利用資格を失った票制サービスの解約を促すことができる。
以上のように、本実施形態では、ユーザが実際に行動した履歴に基づいて、行政サービルの資格の有無を判定することで、適切な行政サービスの情報をユーザに提供できる。
<その他>
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
コンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサが、このコンピュータプログラムを読み出して実行することによって、上記の実施形態で説明した機能を実現することも可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体
によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスクである。また、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
10 :情報処理装置
20 :店舗管理サーバ
30 :金融機関サーバ
40 :交通機関サーバ
50 :保険会社サーバ
60 :カメラ管理サーバ
70 :医療機関サーバ
80 :ユーザ情報サーバ
91 :ユーザ端末
92 :担当者端末
100:情報処理システム
N :ネットワーク

Claims (1)

  1. ユーザの行動を示す行動履歴情報を取得することと、
    行政サービスを受けるための資格情報を記憶したサービス記憶部から、前記資格情報を取得し、前記資格情報と前記ユーザの前記行動履歴情報とに基づき、前記ユーザについて、前記行政サービスを利用する資格の有無を判定することと、
    前記ユーザが用いる端末又は前記ユーザへの行政サービスの提供を担当する担当者の端末へ前記判定の結果を通知することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210249A1 (ja) * 2022-04-26 2023-11-02 インフィック株式会社 情報処理装置及び情報処理方法

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