JP2022029266A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 導通部材の部材交換の際、コントローラ系のユニットを丸ごと外す必要が無く、装置外部からのアクセスが容易になることが求められる。【解決手段】 画像形成装置の第1の外装カバーに対して着脱可能な第2の外装カバーを設け、第2の外装カバーを取り外すことで露出する位置にアース板バネを保持するガイド部材を有する構成とした。【選択図】 図8
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリやそれらの複合機等の画像形成装置に関する。
従来の電子写真のプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、機能を大別すると原稿露光系/レーザー露光系/作像系/定着系/給紙搬送系等で構成されており、これらを制御部が制御している。
制御部の回路動作の基準となる電位としての基準点が、回路図には必ず必要となる。ここで、回路動作の基準点が不安定になると回路の誤動作の原因になるため、できるだけ安定していることが重要である。そのため、金属製の筐体(コントローラステイ、本体フレーム等)に、回路上の電位の基準点を接続し、アースに接地させるということが必要となる。
制御部は一般的に、金属の筐体(コントローラステイ)を介して、画像形成装置本体の枠体(本体フレーム)に取り付けられおり、回路の基準電位の安定のため、コントローラステイと本体フレームの接触を強化させる必要がある。このため、金属の筐体と画像形成装置の枠体とは別の金属部材(導通部材)で、コントローラステイと本体フレームを電気的に接続させる手法がある。ただし導通部材は、押圧力が劣化した場合など、交換が必要になる場合がある。
特許文献1では、交換部材に導通可能な第1の接合部材、移動可能に保持する保持部、付勢部材が備わっており、交換部材上の接合部と電気的に接続可能な第2の接合部、交換部材を第1の位置と第2の位置との間で移動させる移動機構と、移動機構を駆動する駆動部が備えられている。
しかし、特許文献1の例では、導通部材を交換する際、導通部材を交換部材ごと取り出す必要が有り、画像形成装置の外部からのアクセスが煩雑であった。従って、導通部材の交換時の作業性が悪かった。
そこで、本発明は、導通部材の交換時の作業性を向上することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、内部に画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、前記画像形成ユニットを支持する金属本体フレームと、電気素子が実装される回路基板と、前記回路基板を保持する金属筐体と、前記回路基板の電気素子実装面に対して垂直な面を有し、前記画像形成装置の外観の少なくとも一部を構成する第1の外装部材と、前記第1の外装部材に対して着脱可能な第2の外装部材と、前記金属筐体と前記金属本体フレームにそれぞれ接触し、電気的に導通させることが可能なアース用金属部材と、前記アース用金属部材を保持するガイド部材であって、前記第2の外装部材に覆われる位置に取り付けられるガイド部材と、を備え、前記アース用金属部材は、前記第2の外装部材が前記第1の外装部材に対して取り外された状態で、前記画像形成装置の外部に露出する位置に装着される、ことを特徴とする。
本発明によれば、導通部材の交換時の作業性を向上することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
<第1の実施形態>
[画像形成装置本体の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置1の断面における概略構成図である。画像形成装置の内部の各ユニットは、機能を大別すると原稿露光部2、レーザー露光部4、作像部5、定着部6、給紙搬送部3等のブロックで構成されていて、これらを制御部7が制御している。図1における矢印Aは記録材の流れを示し、破線矢印Bはレーザービームを示し、先Cは制御ブロック間のつながりを示す仮想線である。
[画像形成装置本体の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置1の断面における概略構成図である。画像形成装置の内部の各ユニットは、機能を大別すると原稿露光部2、レーザー露光部4、作像部5、定着部6、給紙搬送部3等のブロックで構成されていて、これらを制御部7が制御している。図1における矢印Aは記録材の流れを示し、破線矢印Bはレーザービームを示し、先Cは制御ブロック間のつながりを示す仮想線である。
画像読み取り部22によって原稿画像を読取り、読み取られた情報は制御部7(背面に配置、後述)に送られ、ビデオ信号化される。レーザースキャナ41は、制御部7から送られてくるビデオ信号に従い感光ドラム51上に潜像を形成する。
電子写真感光体としての感光体ドラム51と、現像ユニットがそれぞれ4個並設されている。それらの上方には、感光体ドラム51に接触するように中間転写ベルトユニット52が配置される。
感光体ドラム51は不図示の帯電器により帯電され、レーザースキャナ41からのレーザー露光により、感光体ドラム51の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム51の表面上に形成された静電潜像は、現像ユニット(不図示)によってトナー像として現像される。
同時に中間転写ベルトユニット52は、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスが印加される。そのことにより、中間転写ベルト52上に感光体ドラム51の表面のトナー像が一次転写され、一次転写された中間ベルト52上のトナー像は、二次転写部53まで搬送される。ここで、感光体ドラム51、中間転写ベルトユニット52を含む作像部5は、画像形成ユニットの一例である。
一方、上記で説明した画像形成動作と同期して、給送カセット31、給紙部32からなる給紙搬送機構によって記録材が二次転写部53へ向けて給送される。
給送カセット31は、複数の記録材を蓄えており、装置本体1から着脱自在に構成されている。ユーザは給送カセット31を引き抜き、装置本体1から取り外した後、記録材をセットし装置本体1へ挿入することで記録材の補給が完了する。
給送カセット31に収納された記録材のうち、最上位に位置する記録材は、給紙部32から給紙/搬送される。そして、給紙部32から搬送された記録材は、二次転写部53に搬送される。二次転写部53においては、正極性のバイアスを印加することにより、搬送された記録材に、中間転写ベルト52上のトナー像を二次転写することが可能である。
そして、記録材は二次転写部53から給送及び搬送され、定着装置61へと搬送される。定着装置61は、圧接部において記録材に転写された画像に熱、圧力を加えて画像を記録材上に定着させる。その後、トナー像が定着された記録材は、排出部33によって排出トレイに排出される。
図2は画像形成装置1の背面側の側面を保護している後カバー(不図示)を外した状態で、制御部7の配置を示している。図2において、矢印FR方向が画像形成装置1の前後方向であり、矢印RL方向が画像形成装置の左右方向であり、矢印FR方向と矢印RL方向とに直交する方向が本実施形態における鉛直方向である。
制御部7は、画像形成装置1の前後方向において後述する本体後側板101よりも背面側に設けられている。制御部7の主要素は、コントローラ71である。コントローラ71は、複数の電気素子を実装した回路基板であり、本体内の各ブロック及び機能を制御する回路を形成し、図2に示すように、画像形成装置1の背面(本体後側板101:後述)に、金属を材料としたコントローラステイ72(金属筐体)を介して、保持される。その際、コントローラ71は、設けられている回路上の電位の基準点(不図示)を、コントローラステイ72に接続する。
画像形成装置1の左右方向における左側の側面には、制御部7の有無に関係なく、左カバー81(第1の外装部材)が着脱可能に取り付けられており、更に、コントローラアースカバー82(第2の外装部材)が左カバー81に着脱可能に取り付けられている。ここで、左カバー81はコントローラ71の電気素子実装面に対し、垂直に配置されており、画像形成装置1の外観の一部を構成する外装カバーである。
図3は、図2のA-A断面図で、アースバネ91を介した、コントローラステイ72と、本体後側板101を電気的に導通させている状態を示している。本体後側板101は金属を材料とした画像形成装置本体の枠組みを構成する部材の一つであり、内部のユニットを支持する金属本体フレームの一例である。電位基準点安定のためのグランド強化の為、アースバネ91は金属を材料としており、コントローラステイ72と本体後側板101とに同時に、アースバネ接触部91H、91Iでそれぞれ付勢し、コントローラステイ72及び本体後側板101に接触するように略L字形状を有している。アースバネ接触部91Hは、コントローラ71の回路基板において電気素子の実装面と反対側の面に対応する位置でコントローラステイ72に接触している。
アースバネ91は、変形防止材92を介し、左カバー81に着脱可能に取り付けられる。保護のため、その上部に、コントローラアースカバー82が、左カバー81に、着脱可能に取り付けられる。コントローラアースカバー82が取りついた状態では、外部からアースバネ81の存在を確認することができない。つまり、コントローラアースカバー82を左カバー81に対して取り外した状態において、アースバネ91は画像形成装置1の外部へ露出する位置に設けられている。
図4は、変形防止材92を示す斜視図である。変形防止材92は、接地表面92A、貫通穴92B、92C、92D、92E、92F、92G、ガイド面92Hが備わっている。
図5は、アースバネ91を示す斜視図である。アースバネ91は、接地表面91A、貫通穴91B、91C、91D、突起部91E、91F、91G、アース接触面91H,91Iを備えている。アースバネ91は、変形防止材92に組付けた後、左カバー81に取りつける。ここで、貫通穴91B,91cは、第1の貫通穴の一例である。
図6は、変形防止材92にアースバネ91を組付けた状態を示している。アースバネ91は弾性変形しつつ、アースバネ突起部91E、91F、91Gがそれぞれ、変形防止材の貫通穴92E、92F、92Gに対応し、挿入される。この時、アースバネ貫通穴91B、91C、91Dは、変形防止材貫通穴92B、92C、92Dに対応する位置に配置される。また、アースバネ接触面91Hは変形防止材ガイド面92Hに対応する位置に配置される。また、アースバネ91を弾性変形させながら変形防止材92より着脱することは可能である。ここで、アースバネ91はアース用金属部材の一例であり、変形防止材92はガイド部材の一例である。また、貫通穴92B,92Cは、第2の貫通穴の一例である。
図7は左カバー81を示す。接地面81A、ボス81B、81C、弾性変形が可能な爪81D、貫通穴81E、81F、切欠き部81G、開口部81H、81I、を備えている。
図8はアースバネ91、変形防止材92、左カバー81の組み込まれる状態を示す。左カバーボス81B、81Cに、図6に示す形にアースバネ91と変形防止材92を組み込んで、その後、変形防止材貫通穴92B、92Cが、左カバーボス81B、81Cに挿入されるように組み込む。爪81Dは弾性変形しつつ、変形防止材貫通穴92Dに挿入され、左カバー接地面81Aに接触された状来で組み込まれる。なお、爪81Dを弾性変形させることで、アースバネ91、変形防止材92、は左カバー81から着脱可能である。ここで、左カバーボス81B,81Cは、アースバネ貫通穴91B,91C及び変形防止材貫通穴92B,92Cに挿通される突出部の一例である。
図9は、アースバネ91の保護の為、その上部を覆うコントローラアースカバー82を示す。貫通穴82A、爪82E、突起部82F、82Gを備える。
図10は、コントローラアースカバー82が、左カバー81に取り付く様子を示す。コントローラアースカバー突起部82F、82Gを、左カバー貫通穴81F、切欠部81Gを、それぞれ挿入し、その後、コントローラアースカバー82を傾けつつ、爪82Eを左カバー貫通穴81Eに挿入する。貫通穴82Aを設けている為、爪82Eは弾性変形しつつ、挿入される。そして、爪82E付近の部位を変形させることで、コントローラアースカバー82は左カバー81から、組み付け後も、着脱可能である。
本発明を実施するための実施例において、導通部材劣化時の部材交換の際、コントローラ系のユニット、あるいは大型の外装部材を丸ごと外す必要はなく、一部の小型の外装カバーの着脱のみで、本体外部からのアクセスが可能となった。これにより、導通部材の交換作業性を向上させることができる。そして、従来以上に、サービス性を含めた、本体と電装系のアース強化が実現された。
1 画像形成装置
2 原稿露光部
3 給紙搬送部
4 レーザー露光部
5 作像部(画像形成ユニット)
6 定着部
7 コントローラ部
71 コントローラ(回路基板)
72 コントローラステイ(金属筐体)
81 左カバー(第1の外装部材)
82 コントローラアースカバー(第2の外装部材)
91 アースバネ(アース用金属部材)
92 変形防止材(ガイド部材)
101 本体後側板(金属本体フレーム)
2 原稿露光部
3 給紙搬送部
4 レーザー露光部
5 作像部(画像形成ユニット)
6 定着部
7 コントローラ部
71 コントローラ(回路基板)
72 コントローラステイ(金属筐体)
81 左カバー(第1の外装部材)
82 コントローラアースカバー(第2の外装部材)
91 アースバネ(アース用金属部材)
92 変形防止材(ガイド部材)
101 本体後側板(金属本体フレーム)
Claims (6)
- 内部に画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、
前記画像形成ユニットを支持する金属本体フレームと、
電気素子が実装される回路基板と、
前記回路基板を保持する金属筐体と、
前記回路基板の電気素子の実装面に対して垂直な面を有し、前記画像形成装置の外観の少なくとも一部を構成する第1の外装部材と、
前記第1の外装部材に対して着脱可能な第2の外装部材と、
前記金属筐体と前記金属本体フレームにそれぞれ接触し、電気的に導通させることが可能なアース用金属部材と、
前記アース用金属部材を保持し、前記第1の外装部材に対して着脱可能なガイド部材であって、前記第2の外装部材に覆われる位置に取り付けられるガイド部材と、を備え、
前記アース用金属部材は、前記第2の外装部材が前記第1の外装部材に対して取り外された状態で、前記画像形成装置の外部に露出する位置に設けられる、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記金属筐体は、前記画像形成装置の前後方向において前記金属本体フレームよりも背面側に設けられ、
前記第1の外装部材は、前記前後方向と鉛直方向とに直交する方向に位置する前記画像形成装置の側面を覆う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記アース用金属部材は、前記金属筐体に対して、前記回路基板の前記電気素子の実装面と反対側の面に接触する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記アース用金属部材は、略L字形状を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記アース用金属部材は、前記ガイド部材に対して着脱可能である、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記アース用金属部材は、第1の貫通穴を有し、
前記ガイド部材は、前記第1の貫通穴と対応する位置に第2の貫通穴を有し、
前記第2の外装部材は、前記第1の貫通穴及び前記第2の貫通穴に挿通される突出部を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020132524A JP2022029266A (ja) | 2020-08-04 | 2020-08-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020132524A JP2022029266A (ja) | 2020-08-04 | 2020-08-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022029266A true JP2022029266A (ja) | 2022-02-17 |
Family
ID=80271358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020132524A Pending JP2022029266A (ja) | 2020-08-04 | 2020-08-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022029266A (ja) |
-
2020
- 2020-08-04 JP JP2020132524A patent/JP2022029266A/ja active Pending
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