JP2022028807A5 - - Google Patents

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JP2022028807A5
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Description

この表面非点収差は、目によって補償することができない眼鏡レンズの光学屈折力の非鮮鋭さを装用者に対してもたらす。したがって、上記の方法で製造された全ての累進屈折力眼鏡レンズは、遠用から近用への遷移における「中間累進帯」と呼ばれる、鮮鋭視領域の側へのイメージング収差(残余非点収差)に直面する。より正確には、ミンクウィッツ定理による臍線に沿った平均表面屈折力の増大と、それにより示される側方表面非点収差との関係は、主に、累進屈折力眼鏡レンズにおける垂直屈折度数増大と、それにより示される、中間累進帯における眼鏡装用者にとっての非点収差(残余非点収差)の側方増大との関係に対応する。ここで、DIN EN ISO13666:2012、セクション14.1.25によれば、中間累進帯とは、遠用と近用との間の中間範囲に明確視を提供する累進屈折力眼鏡レンズの領域である。垂直屈折度数増大は、垂直方向における中間累進帯での眼鏡装用者にとっての眼鏡レンズの平均屈折力の増大として理解される。近用領域では、遠用領域の平均屈折力に、処方された加入屈折力が加算されたものが得られる。累進屈折力眼鏡レンズの各視点において、2つの主経線屈折力からなる合焦効果は、主光線に沿った対応する視線方向において眼鏡装用者にとって出現する。これらの主経線屈折力の算術平均が平均屈折力である。
中間累進帯の幅が増大するような中間累進帯の側への残余非点収差の低減は、相当な改良であるとみなされるべきである。この幅は、眼鏡装用者によって苛立ちとして知覚される残余非点収差の境界によって定義される。この境界は、通常、0.25ジオプタ~0.50ジオプタの範囲にある。更に、中間領域、好ましくは主視線から20mmの水平距離における最大残余非点収差を低減することも可能である。
別の言い方をすれば、本発明の主題は、
(a)累進屈折力眼鏡レンズ及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示、又は
(b)コンピュータ可読データの形態における、データ媒体に配置された累進屈折力眼鏡レンズの表現及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示、又は
(c)コンピュータ可読データの形態における累進屈折力眼鏡レンズの仮想表現を有するデータ媒体及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示、又は
(d)コンピュータ可読データ信号の形態における、累進屈折力眼鏡レンズの表現及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示
を含む製品であって、
- 累進屈折力眼鏡レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料からなり、
- 前面及び/又は後面は、自由形態表面ジオメトリを有し、
- 累進屈折力眼鏡レンズは、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有し、
- 累進屈折力眼鏡レンズは、以下の光学要件:
(1)遠用部設計基準点における処方屈折度数が、DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内にあり、及び近用部設計基準点における処方屈折度数が、DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内にあること、
(2)屈折度数が遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間で連続して単調に増加すること、
(3)中間累進帯であって、
(a)0.25ジオプタ、
(b)0.38ジオプタ、
(c)0.50ジオプタ
の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯があること
を満たす、製品を含む。
別の言い方をすれば、本発明の主題は、
a)累進屈折力眼鏡レンズ及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示、又は
b)コンピュータ可読データの形態における、データ媒体に配置された累進屈折力眼鏡レンズの表現及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示、又は
c)コンピュータ可読データの形態における累進屈折力眼鏡レンズの仮想表現を有するデータ媒体及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示、又は
d)コンピュータ可読データ信号の形態における、累進屈折力眼鏡レンズの表現及び累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示
を含む製品であって、
- 累進屈折力眼鏡レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料からなり、前面は、前面ジオメトリを有し、及び後面は、後面ジオメトリを有し、
- 前面ジオメトリ及び/又は後面ジオメトリは、自由形態表面ジオメトリであり、
- 累進屈折力眼鏡レンズは、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有し、
- 累進屈折力眼鏡レンズは、以下の光学要件:
(1)遠用部設計基準点における処方屈折度数が、DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内にあり、及び近用部設計基準点における処方屈折度数が、DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内にあること、
(2)屈折度数が遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間で連続して単調に増加すること、
(3)中間累進帯であって、
(a)0.25ジオプタ、
(b)0.38ジオプタ、
(c)0.50ジオプタ
の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯があること
を満たす、製品を含む。
累進屈折力眼鏡レンズの前面が自由形態表面ジオメトリを有する場合、前面の自由形態表面ジオメトリは、対照累進屈折力眼鏡レンズに関連して変更され、当該対照累進屈折力眼鏡レンズ、同じ後面ジオメトリと、同じ屈折度数プロファイルと、累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示に基づく、主視線を通る眼鏡装用者ビーム路について同じ残余非点収差を有し当該対照累進屈折力眼鏡レンズはさらに、空間的に変化する屈折率を有する材料で作られた基板を有する累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前面上の主視線の点において、累進屈折力眼鏡レンズの基板の材料の空間的に変化する屈折率の値に対応する値を有する、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板を有する。累進屈折力眼鏡レンズの前面の、上記のとおり変更された自由形態表面ジオメトリ及び、上記の屈折率の空間的な変化は、この累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、主視線上の場所であって、この累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される前面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、主視線上の場所であって、この対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する対照累進屈折力眼鏡レンズの前面の表面非点収差の第2の値よりも大きい、という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整される
累進屈折力眼鏡レンズの後面が自由形態表面ジオメトリを有する場合、後面の自由形態表面ジオメトリは、対照累進屈折力眼鏡レンズに関連して変更され、当該対照累進屈折力眼鏡レンズ、同じ前面ジオメトリと、同じ屈折度数プロファイルと、累進屈折力眼鏡レンズを使用するための指示に基づく、主視線を通る眼鏡装用者ビーム路について同じ残余非点収差を有し当該対照累進屈折力眼鏡レンズはさらに、空間的に変化する屈折率を有する材料で作られた基板を有する累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、後面上の主視線の点における累進屈折力眼鏡レンズの基板の材料の空間的に変化する屈折率の値に対応する値を有する、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板を有する。更に、累進屈折力眼鏡レンズの後面の、上記のとおり変更された自由形態表面ジオメトリ及び、上記の屈折率の空間的な変化は、この累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、主視線上の場所であって、この累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される後面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、主視線上の場所であって、この対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する対照累進屈折力眼鏡レンズの後面の表面非点収差の第2の値よりも大きい、という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整される
本発明による、累進屈折力眼鏡レンズを設計するコンピュータ実施方法であって、累進屈折力眼鏡レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料から構成され、累進屈折力眼鏡レンズの前面及び/又は後面は、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有する自由形態表面ジオメトリを有し、及び累進屈折力眼鏡レンズは、以下の光学要件:
(1)DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内の遠用部設計基準点における処方屈折度数及びDIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内の近用部設計基準点における処方屈折度数、
(2)主視線上の遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間の処方屈折度数の単調増加勾配、
(3)中間累進帯であって、
(a)0.25ジオプタ、
(b)0.38ジオプタ、
(c)0.50ジオプタ
の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯
を満たす、コンピュータ実施方法において、
(i)累進屈折力眼鏡レンズの前面及び/又は後面の自由形態表面ジオメトリ並びに屈折率の空間的変動は、同じジオメトリを有するが、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板に基づく対照累進屈折力眼鏡レンズが光学要件(1)~(3)の少なくとも1つを満たさないように互いに適合されること、又は
(ii)累進屈折力眼鏡レンズの前面及び/又は後面の自由形態表面ジオメトリ並びに、上記の屈折率の空間的な変化は、この累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、主視線の場所であって、この累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する表面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、主視線上の場所であって、この対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する対照累進屈折力眼鏡レンズの表面の表面非点収差の第2の値よりも大きい、という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整され、対照累進屈折力眼鏡レンズは、自由形態表面ジオメトリを有する表面の同じ相対位置及び対向する表面の同じジオメトリ、主視線に沿った同じ屈折度数プロファイルを有し、さらに、対照累進屈折力眼鏡レンズの屈折率は、空間的に変化する屈折率を有する材料で作られた基板を有する累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前面上の主視線の点における基板の屈折率の値に対応する値を有すること
を特徴とするコンピュータ実施方法である。
ミンクウィッツ定理を示すために、一定の屈折率を有する材料で作られた基板を有する累進屈折力眼鏡レンズ(従来技術)のイソ残余非点収差分布を有する図を示す。 一定の屈折率n=1.60を有する材料で作られた基板を有する累進屈折力眼鏡レンズ(従来技術)の光学特性 a)平均屈折力、 b)残余非点収差、 c)平均表面屈折度数、 d)表面非点収差を示す。 変化する屈折率を有する材料で作られた基板を有する、本発明による累進屈折力眼鏡レンズの光学特性 a)平均屈折力、 b)残余非点収差、 c)屈折率n=1.60に関連する平均表面屈折度数、 d)屈折率n=1.60に関連する表面非点収差、 e)屈折率分布、 f)屈折率分布のフリンジ-ゼルニケ係数を示す。 一定の屈折率n=1.60を有する材料で作られた基板に基づいて計算された、図3による本発明による累進屈折力眼鏡レンズと同じジオメトリを有する対照累進屈折力眼鏡レンズの光学特性 a)平均屈折力、 b)残余非点収差を示す。
図2b)に示される従来技術による累進屈折力眼鏡レンズの残余非点収差プロファイルは、ミンクウィッツ定理によって予期される主視線に直交する方向における残余非点収差の増大を示す。示される例では、残余非点収差<1dptの領域(中間累進帯)の幅について以下の値が現れる:
0.25*加入屈折力の場合:6.1mm、
0.50*加入屈折力の場合:4.6mm、
0.75*加入屈折力の場合:5.0mm。
図2d)から収集することができる従来技術による累進屈折力眼鏡レンズの後面の表面非点収差の分布は、この場合、眼鏡レンズの残余非点収差に厳密に対応する:遠用部及び中間累進帯における非点収差消失、中間累進帯の側に向かって急速に増大する非点収差。
図3b)に示される残余非点収差プロファイルは、主視線に直交する方向における残余非点収差の増大を示し、これは、従来技術よりも本発明によるGRIN累進屈折力眼鏡レンズにおいてはるかに低い。示される例では、残余非点収差<1dptの領域(中間累進帯)の幅について以下の値が現れる:
0.25*加入屈折力の場合:7.3mm、
0.50*加入屈折力の場合:6.0mm、
0.75*加入屈折力の場合:6.5mm。
図4a)及び図4b)に示される平均屈折力及び残余非点収差の分布は、使用可能な累進屈折力眼鏡レンズ、特に本明細書に記載される使用条件及び眼鏡装用者に必要とされる光学矯正に必要な特性を有さない。図4b)から収集することができるように、少なくとも0.75dptの残余非点収差が既に遠用部に存在する。したがって、この累進屈折力眼鏡レンズは、本明細書で考慮される正視眼鏡装用者にとって有用ではない。図4a)から収集することができるように、必要とされる近用部屈折力2.5dptは、いずれの箇所でも達成されない。更に、図4b)に示されるように、残余非点収差は近用部の広い領域で1dpt超である。
1.(i)累進屈折力レンズ、(ii)データ媒体に配置された累進屈折力眼鏡レンズの表現、又は(iii)累進屈折力眼鏡レンズの仮想表現を有するデータ媒体を含む製品であって、
- 累進屈折力レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料から構成され
- 前面及び/又は後面は、自由形態表面ジオメトリを有し、
- 累進屈折力レンズは、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有し、
- 累進屈折力レンズは、以下の光学要件:
(1)DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内の遠用部設計基準点における処方屈折度数及びDIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内の近用部設計基準点における処方屈折度数、
(2)主視線上の遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間の屈折度数の単調増加勾配、
(3)遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を囲む中間累進帯であって、
(a)0.25ジオプタ、
(b)0.38ジオプタ、
(c)0.50ジオプタ
の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯
を満たす、製品において、
(i)累進屈折力眼鏡レンズの前面及び/又は後面の自由形態表面ジオメトリ並びに屈折率の空間的変動は、同じジオメトリを有するが、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板に基づく対照累進屈折力眼鏡レンズが光学要件(1)~(3)の少なくとも1つを満たさないように互いに適合されること、又は
(ii)累進屈折力眼鏡レンズの前面及び/又は後面の自由形態表面ジオメトリ並びに、上記の屈折率の空間的な変化は、このレンズについて、これに係る眼鏡装用者ビームが、主視線の場所であって、このレンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する表面の第1の表面非点収差の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料を有する対照累進屈折力眼鏡レンズについてこれに係る眼鏡装用者ビームが、主視線上の場所であって、この対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する対照累進屈折力眼鏡レンズの表面の第2の表面非点収差の値よりも大きい、という条件に適合するようにそれぞれが調整され、対照累進屈折力眼鏡レンズは、自由形態表面ジオメトリを有する表面の同じ相対位置及び対向する表面の同じジオメトリ、主視線に沿った同じ屈折度数プロファイルを有し、さらに、対照累進屈折力眼鏡レンズの屈折率は、空間的に変化する屈折率を有する材料で作られた基板を有する累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前面上の主視線の点における基板の屈折率の値に対応する値を有すること
を特徴とする製品。

Claims (10)

  1. (a)累進屈折力眼鏡レンズを含む製品であって、
    - 前記累進屈折力眼鏡レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料から構成され、前記前面は、前面ジオメトリを有し、及び前記後面は、後面ジオメトリを有し、
    - 前記前面ジオメトリ又は前記後面ジオメトリは、自由形態表面ジオメトリであり、
    - 前記累進屈折力眼鏡レンズは、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有し、
    - 前記累進屈折力眼鏡レンズは、以下の光学要件:
    (1)DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内の前記遠用部設計基準点における処方屈折度数及びDIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した前記許容限度偏差内の前記近用部設計基準点における処方屈折度数、
    (2)主視線上の遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間の前記屈折度数の単調増加勾配、
    (3)中間累進帯であって、
    (a)0.25ジオプタ、
    (b)0.38ジオプタ、
    (c)0.50ジオプタ
    の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯
    を満たす、製品において、
    (ii)前記累進屈折力眼鏡レンズの前記前面が自由形態表面ジオメトリを有する場合、
    前記前面の前記自由形態表面ジオメトリは、対照累進屈折力眼鏡レンズに関連して変更されるものであり、当該対照累進屈折力眼鏡レンズ、同じ後面ジオメトリと、同じ屈折度数プロファイルと、主視線を通る眼鏡ビーム路について同じ残余非点収差を有するものであって当該対照累進屈折力眼鏡レンズはさらに、空間的に変化する屈折率を有する前記材料で作られた前記基板を有する前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前記前面上の前記主視線の点において、前記累進屈折力眼鏡レンズの前記基板の前記材料の前記空間的に変化する屈折率の値に対応する値を有する、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板を有するものであり、
    前記累進屈折力眼鏡レンズの前記前面の、上記のとおり変更された自由形態表面ジオメトリ及び、上記の屈折率の空間的な変化は、
    前記累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線の場所であって、前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される前記前面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの前記対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線上の場所であって、前記対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する前記対照累進屈折力眼鏡レンズの前面の表面非点収差の第2の値よりも大きい
    という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整されていること、又は
    (iii)前記累進屈折力眼鏡レンズの前記後面が自由形態表面ジオメトリを有する場合、
    前記後面の前記自由形態表面ジオメトリは、対照累進屈折力眼鏡レンズに関連して変更されるものであり、当該対照累進屈折力眼鏡レンズ、同じ前面ジオメトリと、同じ屈折度数プロファイルと、主視線を通る眼鏡装用者ビーム路について同じ残余非点収差を有するものであって当該対照累進屈折力眼鏡レンズはさらに、空間的に変化する屈折率を有する前記材料で作られた前記基板を有する前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前記後面上の前記主視線の点において、前記累進屈折力眼鏡レンズの前記基板の前記材料の前記空間的に変化する屈折率の値に対応する値を有する、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板を有するものであり、
    前記累進屈折力眼鏡レンズの前記後面の、上述のとおり変更された自由形態表面ジオメトリ及び、上述の屈折率の空間的な変化は、
    前記累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線の場所であって、前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される前記後面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの前記対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線上の場所であって、前記対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する前記対照累進屈折力眼鏡レンズの後面の表面非点収差の第2の値よりも大きい
    という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整されていること
    を特徴とする製品。
  2. (b)コンピュータ可読データの形態における、データ媒体に配置された累進屈折力眼鏡レンズの表現であって、加法的方法によるその製造についての指示を有する表現、又は(d)コンピュータ可読データ信号の形態における、前記累進屈折力眼鏡レンズの表現であって、加法的方法によるその製造についての指示を有する表現を含む製品であって、
    - 前記累進屈折力眼鏡レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料から構成され、前記前面は、前面ジオメトリを有し、及び前記後面は、後面ジオメトリを有し、
    - 前記前面ジオメトリ又は前記後面ジオメトリは、自由形態表面ジオメトリであり、
    - 前記累進屈折力眼鏡レンズは、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有し、
    - 前記累進屈折力眼鏡レンズは、以下の光学要件:
    (1)DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内の前記遠用部設計基準点における処方屈折度数及びDIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した前記許容限度偏差内の前記近用部設計基準点における処方屈折度数、
    (2)主視線上の遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間の前記屈折度数の単調増加勾配、
    (3)中間累進帯であって、
    (a)0.25ジオプタ、
    (b)0.38ジオプタ、
    (c)0.50ジオプタ
    の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯
    を満たす、製品において、
    (ii)前記累進屈折力眼鏡レンズの前記前面が自由形態表面ジオメトリを有する場合、
    前記前面の前記自由形態表面ジオメトリは、対照累進屈折力眼鏡レンズに関連して変更されるものであり、当該対照累進屈折力眼鏡レンズ、同じ後面ジオメトリと、同じ屈折度数プロファイルと、主視線を通る眼鏡ビーム路について同じ残余非点収差を有するものであって当該対照累進屈折力眼鏡レンズはさらに、空間的に変化する屈折率を有する前記材料で作られた前記基板を有する前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前記前面上の前記主視線の点において、前記累進屈折力眼鏡レンズの前記基板の前記材料の前記空間的に変化する屈折率の値に対応する値を有する、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板を有するものであり、
    前記累進屈折力眼鏡レンズの前記前面の、上記のとおり変更された自由形態表面ジオメトリ及び、上記の屈折率の空間的な変化は、
    前記累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線の場所であって、前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される前記前面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの前記対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線上の場所であって、前記対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する前記対照累進屈折力眼鏡レンズの前面の表面非点収差の第2の値よりも大きい
    という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整されていること、又は
    (iii)前記累進屈折力眼鏡レンズの前記後面が自由形態表面ジオメトリを有する場合、
    前記後面の前記自由形態表面ジオメトリは、対照累進屈折力眼鏡レンズに関連して変更されるものであり、当該対照累進屈折力眼鏡レンズ、同じ前面ジオメトリと、同じ屈折度数プロファイルと、主視線を通る眼鏡装用者ビーム路について同じ残余非点収差を有するものであって当該対照累進屈折力眼鏡レンズはさらに、空間的に変化する屈折率を有する前記材料で作られた前記基板を有する前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前記後面上の前記主視線の点において、前記累進屈折力眼鏡レンズの前記基板の前記材料の前記空間的に変化する屈折率の値に対応する値を有する、空間的に変化しない屈折率を有する材料で作られた基板を有するものであり、
    前記累進屈折力眼鏡レンズの前記後面の、上記のとおり変更された自由形態表面ジオメトリ及び、上記の屈折率の空間的な変化は、
    前記累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線の場所であって、前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される前記後面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの前記対照累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線上の場所であって、前記対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、自由形態表面ジオメトリを有する前記対照累進屈折力眼鏡レンズの前記後面の前記表面非点収差の第2の値よりも大きい
    という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整されていること
    を特徴とする製品。
  3. 計算によって確認される前記第1の表面非点収差の前記値は、
    - 計算によって確認される前記第2の表面非点収差の前記値よりも少なくとも0.25ジオプタ大きいか、又は
    - 計算によって確認される前記第2の表面非点収差の前記値よりも近用加入屈折力の値の少なくとも1/3だけ大きいことを特徴とする、請求項1又は2に記載の製品。
  4. 計算によって確認される前記第1の表面非点収差の前記値は、1つの点のみならず、前記累進屈折力眼鏡レンズ及び前記対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて前記全体屈折度数増加の1/4~3/4となる、前記主視線に沿った領域においても、計算によって確認される前記第2の表面非点収差の前記値より大きいことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の製品。
  5. 累進屈折力眼鏡レンズを設計するコンピュータ実施方法であって、前記累進屈折力眼鏡レンズは、前面及び後面を有する基板を含み、前記基板は、空間的に変化する屈折率を有する材料から構成され、前記累進屈折力眼鏡レンズの前記前面及び/又は前記後面は、遠用部設計基準点及び近用部設計基準点を有する自由形態表面ジオメトリを有し、及び前記累進屈折力眼鏡レンズは、以下の光学要件:
    (1)前記遠用部設計基準点における処方屈折度数が、DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した許容限度偏差内にあり、及び前記近用部設計基準点における処方屈折度数が、DIN EN ISO 8980-2:2004に準拠した前記許容限度偏差内にあること、
    (2)遠用部設計基準点と近用部設計基準点との間の前記処方屈折度数の単調増加勾配が主視線上にあること、
    (3)中間累進帯であって、
    (a)0.25ジオプタ、
    (b)0.38ジオプタ、
    (c)0.50ジオプタ
    の群からの値未満にある残余非点収差によって定義される中間累進帯があること
    を満たす、コンピュータ実施方法において、
    (ii)前記累進屈折力眼鏡レンズの前記前面及び/又は前記後面の前記自由形態表面ジオメトリ並びに、上記の屈折率の空間的な変化は、
    前記累進屈折力眼鏡レンズについて、これに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線の場所であって、前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、前記自由形態表面ジオメトリを有する表面の表面非点収差の第1の値が、空間的に変化しない屈折率を有する材料からの対照累進屈折力眼鏡レンズについてこれに係る眼鏡装用者ビーム路が、前記主視線上の場所であって、前記対照累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体平均屈折力増加の半分となる場所を通して延びる点における、計算によって確認される、前記自由形態表面ジオメトリを有する前記対照累進屈折力眼鏡レンズの表面の表面非点収差の第2の値よりも大きい
    という条件に適合するようにそれぞれが互いに調整され
    前記対照累進屈折力眼鏡レンズは、前記自由形態表面ジオメトリを有する前記表面の同じ相対位置及び対向する表面の同じジオメトリ、前記主視線に沿った同じ屈折度数プロファイルを有し、さらに、前記対照累進屈折力眼鏡レンズの前記屈折率は、空間的に変化する屈折率を有する前記材料で作られた前記基板を有する前記累進屈折力眼鏡レンズにおいて全体屈折度数増加の半分となる、前記前面上の前記主視線の点において、前記基板の前記屈折率の値に対応する値を有すること
    を特徴とするコンピュータ実施方法。
  6. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがコンピュータにロードされ、且つ/又はコンピュータ上で実行されると、請求項5に記載の全ての方法ステップを実行するプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
  7. 請求項6に記載のコンピュータプログラムを含むコンピュータ可読媒体。
  8. 請求項5に記載の方法によって設計された累進屈折力眼鏡レンズを製造する方法。
  9. 前記製造は、アディティブ製造法を使用して実施されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. プロセッサと、請求項6に記載のコンピュータプログラムが記憶されるメモリとを含むコンピュータであって、請求項5に記載の方法を実行するように準備されるコンピュータ。
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