JP2022026710A - 車載電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄電装置からの安定した電力供給を可能とする。【解決手段】車載電源装置10は、車両の走行系負荷であるインバータ12、及び走行モータ13に接続された、充放電可能な蓄電装置11と、車両外との電力授受のためのコネクタ14と、コネクタ14に接続される配線であって、走行系負荷には接続されない高圧ライン18A、18Bと、高圧ライン18A、18Bと蓄電装置11との間に設けられた双方向DC/DCコンバータ19と、を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、車載電源装置に関する。
例えば特許文献1に見られるように、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車のように、二次電池やコンデンサなどの充放電可能な蓄電装置を備えるとともに、車両外部からの給電により蓄電装置を充電することが可能な車両がある。こうした車両の電源装置における蓄電装置は、走行用のモータや同モータの電力制御用のインバータなどの走行系負荷に加えて、走行系負荷以外の車載電装機器にも電力を供給する。また、近年、車載電源装置の蓄電装置から車外へ電力を供給する需要も高まっている。
蓄電装置の端子間電圧は、充電状態等により大きく変化する。そのため、蓄電装置から電力供給を受ける車載電装機器や車外の電器機器は、広い電圧範囲に対応できるように設計する必要がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、蓄電装置からの電圧が安定した電力供給を可能とした車載電源装置を提供することにある。
上記課題を解決する車載電源装置は、車両の走行系負荷に接続される、充放電可能な蓄電装置と、車両外との電力授受のためのコネクタと、前記コネクタに接続される配電線であって、前記走行系負荷には接続されない高圧ラインと、前記高圧ラインと前記蓄電装置との間に設けられた双方向DC/DCコンバータと、を備える。
上記のように構成された車載電源装置では、コネクタを通じて車外から供給された直流電圧を双方向DC/DCコンバータにより蓄電装置の端子間電圧に対応した電圧に変換して蓄電装置を充電できる。さらに、蓄電装置の端子間電圧が充電状態により変化しても、双方向DC/DCコンバータにより安定した直流電圧に変換して高圧ラインに供給できる。
上記車載電源装置における前記双方向DC/DCコンバータには、絶縁型のものを採用してもよい。
上記車載電源装置における上記高圧ラインには、同高圧ライン上の直流電圧を交流電圧に変換して出力するDC/ACコンバータや、同高圧ライン上の直流電圧を降圧して出力する補機用DC/DCコンバータを接続してもよい。
上記車載電源装置における上記高圧ラインには、同高圧ライン上の直流電圧を交流電圧に変換して出力するDC/ACコンバータや、同高圧ライン上の直流電圧を降圧して出力する補機用DC/DCコンバータを接続してもよい。
上記車載電源装置は、前記蓄電装置から前記双方向DC/DCコンバータ、前記高圧ラインを経て前記コネクタに至る経路を通じて車外への給電を行うように構成してもよい。
上記車載電源装置は、前記高圧ライン及び前記双方向DC/DCコンバータを通らずに、前記コネクタと前記蓄電装置とを直結する直結ラインと、前記直結ラインに設けられたリレーである第1リレーと、を備えるようにするとよい。さらに、前記コネクタと前記高圧ラインとの間に設けられたリレーである第2リレーを備えるようにしてもよい。こうした場合、前記コネクタを通じた車外からの給電による前記蓄電装置の充電に際して、前記第1リレー及び前記第2リレーのうちで閉じるリレーを、車外から前記コネクタへの給電方式に応じて切替えるようにしてもよい。
上記車載電源装置は、前記高圧ライン及び前記双方向DC/DCコンバータを通らずに、前記コネクタと前記蓄電装置とを直結する直結ラインと、前記直結ラインに設けられたリレーである第1リレーと、を備えるようにするとよい。さらに、前記コネクタと前記高圧ラインとの間に設けられたリレーである第2リレーを備えるようにしてもよい。こうした場合、前記コネクタを通じた車外からの給電による前記蓄電装置の充電に際して、前記第1リレー及び前記第2リレーのうちで閉じるリレーを、車外から前記コネクタへの給電方式に応じて切替えるようにしてもよい。
本発明によれば、蓄電装置から電圧が安定した電力の供給が可能となる。
以下、車載電源装置の一実施形態を、図1~図5を参照して説明する。本実施形態の車載電源装置は、電動自動車やプラグイン・ハイブリッド車などの外部充電可能な車両に搭載される。
図1に示すように、本実施形態の車載電源装置10は、充放電可能な蓄電装置11を備えている。本実施形態では、蓄電装置11として、例えばリチウムイオン二次電池のような二次電池を採用している。蓄電装置11は、インバータ12を介して走行モータ13に接続されている。本実施形態の車載電源装置10では、インバータ12及び走行モータ13が、車両の走行に係る電気負荷である走行系負荷に該当する。
また、車載電源装置10は、直流充電用の車両コネクタであるコネクタ14を備えている。コネクタ14は、車両外部から供給される直流電圧が印加される高電位側、及び低電位側の電力用端子14A、14Bと、車両外部との通信に用いる通信用端子14Cと、を備えている。コネクタ14の高電位側の電力用端子14Aは、高電位側の直結ライン15Aを介して蓄電装置11の高電位側の端子11Aに接続されている。また、コネクタ14の低電位側の電力用端子14Bは、低電位側の直結ライン15Bを介して蓄電装置11の低電位側の端子11Bに接続されている。本実施形態の車載電源装置では、直結ライン15A、15Bにより、コネクタ14に入力された直流電圧を、電圧を変換せずに蓄電装置11に送る送電経路が構成されている。本実施形態の車載電源装置10は、コネクタ14として、車両の直流急速充電方法の規格の一つである「CHAdeMO」規格に準拠した車両コネクタ、又は「CHAdeMO」規格に準拠した車両コネクタと互換性を有するコネクタを採用している。
直結ライン15A、15Bにはそれぞれ第1リレー16A、16Bが設置されている。第1リレー16A、16Bはそれぞれ、外部からの電気信号により開閉される。直結ライン15A、15Bを通じたコネクタ14から蓄電装置11への送電経路は、第1リレー16A、16Bの開閉に応じて断接される。本実施形態の車載電源装置10では、第1リレー16A、16Bとして無接点リレーを採用している。
さらに、コネクタ14の電力用端子14A、14Bはそれぞれ、第2リレー17A、17Bを介して高圧ライン18A、18Bに接続されている。より詳しくは、コネクタ14の高電位側の電力用端子14Aは、高電位側の第2リレー17Aを介して、高電位側の高圧ライン18Aに接続されている。また、コネクタ14の低電位側の電力用端子14Bは、低電位側の第2リレー17Bを介して低電位側の高圧ライン18Bに接続されている。第2リレー17A、17Bはそれぞれ、外部からの電気信号により開閉される。本実施形態の車載電源装置10では、第2リレー17A、17Bとして無接点リレーを採用している。
高圧ライン18A、18Bは、双方向DC/DCコンバータ19を介して蓄電装置11の高電位側、低電位側の端子11A、11Bにそれぞれ接続されている。本実施形態では、双方向DC/DCコンバータ19として、絶縁型のコンバータが採用されている。双方向DC/DCコンバータ19は、外部から入力される駆動信号に応じて駆動されるスイッチング素子を複数有している。そして、双方向DC/DCコンバータ19は、各スイッチング素子の開閉駆動を通じて、高圧ライン18A、18Bと蓄電装置11との間の直流電力の伝達方向や出力電圧・出力電流を制御する。
一方、高圧ライン18A、18Bには、DC/ACコンバータ20が接続されている。DC/ACコンバータ20は、高圧ライン18A、18B上の直流電圧を、商用電源と同じ電圧振幅と周波数を有する交流電圧に変換して、車内に設けられた交流電圧取出し用のアウトレット21に出力する。
さらに、高圧ライン18A、18Bには、補機用DC/DCコンバータ22が接続されている。補機用DC/DCコンバータ22は、高圧ライン18A、18B上の高圧の直流電圧を降圧して、車両に設けられた各種の補機23に出力する。補機23には、例えばライトやワイパー、電動ポンプ、オーディオ類、計器類、低圧蓄電装置が含まれる。本実施形態では、補機用DC/DCコンバータ22は、高圧ライン18A、18Bから供給される高圧の直流電圧を直流の12V(11Vから16V)に変換する。
一方、本実施形態の車載電源装置10は、制御部24を備えている。制御部24は、第1リレー16A、16B、第2リレー17A、17B、及び双方向DC/DCコンバータ19を制御する。制御部24は、車内通信回線25を介してコネクタ14の通信用端子14Cに接続されている。また、制御部24には、蓄電装置11の端子間電圧を検出する電圧センサ26、蓄電装置11の入出力電流を検出する電流センサ28、及び蓄電装置11の温度を検出する温度センサ27の検出信号が入力されている。また、制御部24は、電圧センサ26等の検出結果に基づき、蓄電装置11の充電状態を推定している。
本実施形態の車載電源装置10の作用を説明する。
以下の説明では、コネクタ14を通じた車外からの給電による蓄電装置11の充電を外部充電と記載する。また、以下の説明では、コネクタ14を通じての、蓄電装置11から車外への給電を外部給電と記載する。本実施形態の車載電源装置10における制御部24は、例えば車両の走行中のように、外部充電、及び外部給電のいずれも行わないときには、第1リレー16A、16B、及び第2リレー17A、17Bをすべて開いた状態としている。
以下の説明では、コネクタ14を通じた車外からの給電による蓄電装置11の充電を外部充電と記載する。また、以下の説明では、コネクタ14を通じての、蓄電装置11から車外への給電を外部給電と記載する。本実施形態の車載電源装置10における制御部24は、例えば車両の走行中のように、外部充電、及び外部給電のいずれも行わないときには、第1リレー16A、16B、及び第2リレー17A、17Bをすべて開いた状態としている。
本実施形態の車載電源装置10では、車両の走行中、インバータ12の駆動制御により、走行モータ13の力行/回生運転が行われる。走行モータ13の力行運転は、蓄電装置11の端子間直流電圧をインバータ12が交流電圧に変換して走行モータ13に供給することで行われる。また、走行モータ13の回生運転により発電された交流電圧は、インバータ12により直流電圧に変換されて蓄電装置11に充電される。
また、車両の走行中に制御部24は、蓄電装置11の端子間電圧を一定の直流電圧(高圧ライン電圧VB)、例えば400Vの直流電圧に変換して高圧ライン18A、18Bに出力するように双方向DC/DCコンバータ19を駆動する。高圧ライン電圧VBは、補機23の駆動電圧(本実施形態では12V)よりも高い電圧となっている。なお、高圧ライン18A、18B上の高圧ライン電圧VBは、補機用DC/DCコンバータ22により降圧されて補機23に供給される。また、高圧ライン18A、18B上の高圧ライン電圧VBは、DC/ACコンバータ20により商用電源と同じ電圧振幅と周波数を有する交流電圧に変換されてアウトレット21に供給される。
続いて、本実施形態の車載電源装置10における外部充電の実施態様を説明する。上述のように車載電源装置10は、直流急速充電方法の規格の一つである「CHAdeMO」規格に準拠したコネクタ14を備えており、同じく「CHAdeMO」規格に準拠した直流急速充電器による蓄電装置11の外部充電が可能となっている。
図2に、本実施形態の車載電源装置10における直流急速充電器100による蓄電装置11の外部充電の実施態様を示す。直流急速充電器100は、「CHAdeMO」規格に準拠した車外の充電器である。直流急速充電器100は、AC/DCコンバータ102、DC/DCコンバータ103、充電ケーブル104、及び制御部105を備えている。AC/DCコンバータ102は、電力系統から変圧設備等を介して供給された交流電圧を直流電圧に変換するとともに、力率を制御する。DC/DCコンバータ103は、AC/DCコンバータ102が出力する直流電圧の電圧変換を行う。充電ケーブル104には、DC/DCコンバータ103の出力側に接続された高電位側、及び低電位側の電力線104A、104Bと、制御部105に接続された信号線104Cと、が設けられている。AC/DCコンバータ102と電力線104A、104Bとは、法規等による要請に応じて、DC/DCコンバータ103により絶縁される。また、充電ケーブル104は、車載電源装置10のコネクタ14に連結可能な充電プラグ107をその先端部に有している。制御部105は、AC/DCコンバータ102、及びDC/DCコンバータ103の駆動制御を行う。制御部105は、車両側との通信機能を有している。
充電プラグ107が車両のコネクタ14に連結されると、高電位側の電力線104Aは高電位側の電力用端子14Aに、低電位側の電力線104Bは低電位側の電力用端子14Bに、それぞれ接続される。また、充電プラグ107がコネクタ14に連結されると、コネクタ14の通信用端子14Cを介して充電ケーブル104の信号線104Cと車内通信回線25とが接続されて、車載電源装置10の制御部24と直流急速充電器100の制御部105との通信が確立される。
直流急速充電器100の制御部105は、充電プラグ107が車両のコネクタ14に連結されて、車載電源装置10の制御部24との通信が確立されると、直流急速充電器100の給電方式に関する情報を制御部24に送信する。このときの制御部105が送信する情報には、直流急速充電器100が車両に供給する直流電圧の可変範囲の情報が含まれる。車載電源装置10の制御部24は、制御部105から直流急速充電器100の給電方式に関する情報を受信すると、第1リレー16A、16Bを閉じる一方で、第2リレー17A、17Bを開く。これにより、直流急速充電器100と蓄電装置11とが直結ライン15A、15Bを介して接続される。
その後、制御部24は、給電開始の要求を直流急速充電器100の制御部105に送信する。制御部105は、この要求を受けて、AC/DCコンバータ102、及びDC/DCコンバータ103を駆動して、車両への給電を開始する。制御部24は、直流急速充電器100による外部充電中に周期的に、蓄電装置11の充電電圧の要求値である要求充電電圧を直流急速充電器100の制御部105に送信する。制御部24は、送信する要求充電電圧を、蓄電装置11の端子間電圧、温度、充電状態等に基づき演算している。これに対して、直流急速充電器100の制御部105は、要求充電電圧に応じた直流電圧を車両に供給すべく、DC/DCコンバータ103を駆動する。なお、制御部24は、蓄電装置11の充電が完了したと判定すると、直流急速充電器100の制御部105に給電の停止要求を送信する。直流急速充電器100の制御部105は、この給電停止の要求を受けて、AC/DCコンバータ102、及びDC/DCコンバータ103の駆動を停止する。このように、直流急速充電器100による外部充電時には、直流急速充電器100のDC/DCコンバータ103により蓄電装置11の充電電圧の調整が行われる。なお、こうした直流急速充電器100による外部充電中に制御部24は、補機23やアウトレット21への給電が必要な場合には、蓄電装置11から高圧ライン18A、18Bに高圧ライン電圧VBを供給すべく双方向DC/DCコンバータ19を駆動している。
さらに、実施形態の車載電源装置10は、直流急速充電器100のようなDC/DCコンバータ103を備えていない簡易型直流充電器による外部充電にも対応している。
図3に、本実施形態の車載電源装置10における簡易型直流充電器200による外部充電の実施態様を示す。簡易型直流充電器200は、AC/DCコンバータ202、制御部203、充電ケーブル204を備えている。AC/DCコンバータ202は、商用交流電源201から供給された交流電圧を直流電圧に変換するとともに、力率を制御する。なお、AC/DCコンバータ202が出力する直流電圧は、高圧ライン電圧VBとなっている。充電ケーブル204には、AC/DCコンバータ202の出力側に接続された高電位側、及び低電位側の電力線204A、204Bと、制御部203に接続された信号線204Cと、が設けられている。さらに、充電ケーブル204は、車載電源装置10のコネクタ14に連結可能な充電プラグ205をその先端部に有している。制御部203は、AC/DCコンバータ202の駆動制御を行う。また、制御部203は、通信機能を有している。
図3に、本実施形態の車載電源装置10における簡易型直流充電器200による外部充電の実施態様を示す。簡易型直流充電器200は、AC/DCコンバータ202、制御部203、充電ケーブル204を備えている。AC/DCコンバータ202は、商用交流電源201から供給された交流電圧を直流電圧に変換するとともに、力率を制御する。なお、AC/DCコンバータ202が出力する直流電圧は、高圧ライン電圧VBとなっている。充電ケーブル204には、AC/DCコンバータ202の出力側に接続された高電位側、及び低電位側の電力線204A、204Bと、制御部203に接続された信号線204Cと、が設けられている。さらに、充電ケーブル204は、車載電源装置10のコネクタ14に連結可能な充電プラグ205をその先端部に有している。制御部203は、AC/DCコンバータ202の駆動制御を行う。また、制御部203は、通信機能を有している。
簡易型直流充電器200の充電プラグ205が車両のコネクタ14に連結されると、高電位側の電力線204Aは高電位側の電力用端子14Aに、低電位側の電力線204Bは低電位側の電力用端子14Bに、それぞれ接続される。また、充電プラグ205がコネクタ14に連結されると、コネクタ14の通信用端子14Cを介して充電ケーブル204の信号線204Cと車内通信回線25とが接続されて、車載電源装置10の制御部24と簡易型直流充電器200の制御部203との通信が確立される。
簡易型直流充電器200の制御部203は、充電プラグ205が車両のコネクタ14に連結されて、車載電源装置10の制御部24との通信が確立されると、簡易型直流充電器200の給電方式に関する情報を制御部24に送信する。このときの制御部203が送信する情報には、簡易型直流充電器200の給電方式が、高圧ライン電圧VBに電圧を固定した直流給電であることを示す情報が含まれる。車載電源装置10の制御部24は、制御部203から簡易型直流充電器200の給電方式に関する情報を受信すると、第1リレー16A、16Bを開く一方で、第2リレー17A、17Bを閉じる。これにより、簡易型直流充電器200と蓄電装置11とが、高圧ライン18A、18Bと双方向DC/DCコンバータ19とを通じて接続される。
その後、制御部24は、給電開始の要求を簡易型直流充電器200の制御部203に送信する。制御部203は、この要求を受けて、AC/DCコンバータ202を駆動して、車両への給電を開始する。車載電源装置10の制御部24は、簡易型直流充電器200からの給電が開始されると、双方向DC/DCコンバータ19の駆動を開始する。このときの制御部24は、双方向DC/DCコンバータ19が蓄電装置11に出力する電圧、すなわち蓄電装置11の充電電圧を、蓄電装置11の端子間電圧、温度、充電状態等に基づき制御している。なお、制御部24は、蓄電装置11の充電が完了したと判定すると、双方向DC/DCコンバータ19の駆動を停止する。このように、簡易型直流充電器200による外部充電時には、車載電源装置10の双方向DC/DCコンバータ19により、蓄電装置11の充電電圧を調整している。
さらに、本実施形態の車載電源装置10は、後述する電力変換アダプタを用いることで、交流充電器による蓄電装置11の外部充電が可能となっている。
図4に、本実施形態の車載電源装置10における交流充電器300による外部充電の実施態様を示す。交流充電器300は、例えば交流充電方法の規格の一つである「SAE J1772」に対応した交流充電用の充電プラグ300Aを有したスタンドタイプやコンセントタイプの充電器である。
図4に、本実施形態の車載電源装置10における交流充電器300による外部充電の実施態様を示す。交流充電器300は、例えば交流充電方法の規格の一つである「SAE J1772」に対応した交流充電用の充電プラグ300Aを有したスタンドタイプやコンセントタイプの充電器である。
交流充電器300の充電プラグ300Aは、電力変換アダプタ310を介して車両のコネクタ14に連結される。電力変換アダプタ310は、交流充電器300の充電プラグ300Aと連結可能なコネクタ311と、コネクタ14に連結可能な充電プラグ312と、を有している。すなわち、電力変換アダプタ310のコネクタ311は、交流充電用車両コネクタと互換性を有したコネクタであり、充電プラグ312は、直流充電用車両コネクタに連結可能な充電プラグである。
電力変換アダプタ310は、コネクタ311と充電プラグ312との間に接続されたAC/DCコンバータ313をその内部に有している。AC/DCコンバータ313は、コネクタ311から入力された商用交流電圧を高圧ライン電圧VBに変換して充電プラグ312に出力する。AC/DCコンバータ313は絶縁型であり、力率制御機能を有している。さらに、この電力変換アダプタ310では、充電プラグ312から入力された高圧ライン電圧VBを商用電源と同じ電圧振幅と周波数を有する交流電圧に変換してコネクタ311に出力する機能も兼ね備えた双方向のAC/DCコンバータ313を採用している。
また、電力変換アダプタ310は、通信回路314をその内部に有している。通信回路314は、信号線314Aを介して充電プラグ312に接続されている。信号線314Aは、充電プラグ312がコネクタ14に連結されたときにコネクタ14の通信用端子14Cに接続される。そのため、充電プラグ312がコネクタ14に連結されると、通信回路314と車載電源装置10の制御部24との間に通信が確立される。通信の確立後に通信回路314は、車載電源装置10の制御部24に対して、高圧ライン電圧VBに電圧が固定された直流給電であることを示す情報を給電方式の情報として出力する。その後、車載電源装置10の制御部24は、簡易型直流充電器200の場合と同様の態様で蓄電装置11の外部充電を実施する。
さらに、本実施形態の車載電源装置10は、蓄電装置11に蓄えられた電力を車外に給電することも可能である。
図5には、本実施形態の車載電源装置10における車外給電の実施態様の一例を示す。なお、同図には、V2H機器400を通じて、車両の蓄電装置11と住宅との間で電力の授受が行われる状況が示されている。
図5には、本実施形態の車載電源装置10における車外給電の実施態様の一例を示す。なお、同図には、V2H機器400を通じて、車両の蓄電装置11と住宅との間で電力の授受が行われる状況が示されている。
V2H機器400は、電力系統から供給された商用電源を分配する分電盤401に接続された双方向のAC/DCコンバータ402と、充電ケーブル403と、制御部404と、を備えている。AC/DCコンバータ402の動作は、交直変換動作と直交変換動作とに切替え可能である。交直変換動作は、分電盤401から入力された商用交流電圧を高圧ライン電圧VBに変換して充電ケーブル403に出力する動作である。このとき、AC/DCコンバータは、力率の制御も行う。また、直交変換動作は、充電ケーブル403を通じて入力された高圧ライン電圧VBを商用電源と同じ電圧振幅と周波数を有する交流電圧に変換して分電盤401に出力する動作である。AC/DCコンバータ402の動作は、制御部404により制御される。
充電ケーブル403は、コネクタ14に連結可能な充電プラグ405をその先端部に有している。また、充電ケーブル403には、電力線403A、403Bと通信線403Cとが通されている。充電プラグ405が車両のコネクタ14に連結されたときには、電力線403A、403Bを通じてAC/DCコンバータ402とコネクタ14の電力用端子14A、14Bとが接続される。また、充電プラグ405が車両のコネクタ14に連結されたときには、通信線403Cを通じてコネクタ14の通信用端子14Cと制御部404とが接続される。そしてこれにより、車載電源装置10の制御部24とV2H機器400の制御部404との通信が確立される。制御部404は、車載電源装置10の制御部24との通信機能を兼ね備えている。
また、充電ケーブル403には、DC/DCコンバータ406を介して太陽光発電パネル407が接続されている。DC/DCコンバータ406は、太陽光発電パネル407で発生した電圧を高圧ライン電圧VBに変換して電力線403A、403Bに出力する。
こうしたV2H機器400では、太陽光発電パネル407によって発電された電力を車両の蓄電装置11に蓄えておき、その蓄えた電力を車両から住宅に給電することで、夜間などの太陽光発電を行えないときに利用できる。太陽光発電パネル407が発電した電力は、DC/DCコンバータ406により電圧を調整したうえで供給される。また、V2H機器400のAC/DCコンバータ402は、分電盤401を通じて供給された商用交流電圧を高圧ライン電圧VBに変換する。よって、V2H機器400は、電力系統から供給された電力、及び太陽光発電パネル407が発電した電力を、それぞれ個別に、或いは双方合わせて車両に供給できる。このときの車両には、高圧ライン電圧VBが供給されるため、簡易型直流充電器200の場合と同様の態様で蓄電装置11の外部充電を実施できる。
さて、車載電源装置10の蓄電装置11から住宅への外部給電に際して制御部24は、第1リレー16A、16Bを開く一方で、第2リレー17A、17Bを閉じる。また、このときの制御部24は、蓄電装置11端子間電圧を高圧ライン電圧VBに変換して高圧ライン18A、18Bに出力するように双方向DC/DCコンバータ19を駆動する。これにより、車両のコネクタ14からV2H機器400の充電プラグ405へと、高圧ライン電圧VBが出力される。一方、このときのV2H機器400の制御部404は、充電ケーブル403の電力線403A、403Bに入力された高圧ライン電圧VBを商用電源と同じ電圧振幅と周波数を有する交流電圧に変換して分電盤401に出力するようにAC/DCコンバータ402を駆動する。
このように車載電源装置10は、充電状態に応じた蓄電装置11の端子間電圧の変化に拘わらず、安定した電圧の直流電圧を車外に供給する。そのため、車外の電気機器において電圧を安定化せずとも、車両から供給された電力を利用できる。
本実施形態の車載電源装置10は、上記以外の態様でも車外給電を行える。例えば、コネクタ14に連結可能なプラグを両端に有したケーブル等を用いて車載電源装置10を備える車両同士を接続して、車両間の給電を行うことができる。また、結合機を用いた複数の車両からの外部給電を行うこともできる。結合機は、複数の車両から供給された電力を纏めて出力する装置である。各車両からの出力を直接並列に接続する場合、各車両から供給された電圧が異なれば、結合機において、同結合機への出力電圧が高い車両から同出力電圧の低い車両へと電力が流れてしまう。また、車両への逆流防止措置を施すと、電圧の最も高い車両からのみ電力が供給され、その他の車両からの電力供給は途絶える。そのため、各車両の出力電圧がそれぞれの蓄電装置11の充電状態に応じて変化する場合には、電圧を一定とするためのDC/DCコンバータを、接続可能な車両の数分、結合機に設けなければならなくなる。その点、本実施形態の車載電源装置10は、充電状態に応じた蓄電装置11の出力電圧の変化に拘わらず、電圧の安定した直流電力を車外に供給でき、上記のようなDC/DCコンバータを結合機に設ける必要がない。
以上の本実施形態の車載電源装置10によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態では、車両の走行系負荷であるインバータ12、及び走行モータ13に接続された、充放電可能な蓄電装置11と、車両内外の電力の入出力口となるコネクタ14と、コネクタ14に接続される配線であって、走行系負荷には接続されない高圧ライン18A、18Bと、高圧ライン18A、18Bと蓄電装置11との間に設けられた双方向DC/DCコンバータ19と、を備えている。こうした車載電源装置10では、蓄電装置11の端子間電圧を定電圧の直流電圧に変換して高圧ライン18A、18Bに出力できる。そのため、充電状態に応じた蓄電装置11の端子間電圧の変化に拘わらず、電圧の安定した電力を車内及び車外に供給できる。
(1)本実施形態では、車両の走行系負荷であるインバータ12、及び走行モータ13に接続された、充放電可能な蓄電装置11と、車両内外の電力の入出力口となるコネクタ14と、コネクタ14に接続される配線であって、走行系負荷には接続されない高圧ライン18A、18Bと、高圧ライン18A、18Bと蓄電装置11との間に設けられた双方向DC/DCコンバータ19と、を備えている。こうした車載電源装置10では、蓄電装置11の端子間電圧を定電圧の直流電圧に変換して高圧ライン18A、18Bに出力できる。そのため、充電状態に応じた蓄電装置11の端子間電圧の変化に拘わらず、電圧の安定した電力を車内及び車外に供給できる。
(2)双方向DC/DCコンバータ19は、蓄電装置11の外部充電時の電圧制御にも用いられる。よって、車外から供給される電圧を、蓄電装置11の端子間電圧に合わせる必要がなくなる。
(3)双方向DC/DCコンバータ19として絶縁型のコンバータを採用している。そのため、外部充電や外部給電に際して、車外に露出するコネクタ14や同コネクタ14に連結された車外の機器と蓄電装置11とが絶縁される。また、車内の高圧ライン18A、18Bへも電圧の安定した電力を供給する。そして、高圧ライン18A、18Bから、DC/ACインバータ20が電力の供給を受ける。そのため、DC/ACインバータ20内に絶縁回路を設けなくても、蓄電装置11とアウトレット21からの交流出力とを絶縁できる。
(4)アウトレット21に交流電圧を出力するDC/ACコンバータ20、及び補機23に補機駆動電圧の直流電圧を出力する補機用DC/DCコンバータ22が高圧ライン18A、18Bが接続されている。高圧ライン18A、18Bには、双方向DC/DCコンバータ19から安定した直流電圧が供給される。そのため、DC/ACコンバータ20や補機用DC/DCコンバータ22を広い入力電圧範囲に対して設計する必要がなく、電力変換効率の高いDC/ACコンバータ20や補機用DC/DCコンバータ22の実現が可能となる。また、蓄電装置11の外部充電中も、高圧ライン18A、18Bに高圧ライン電圧VBを供給できるため、アウトレット21や補機23への給電を外部充電中も継続できる。
(5)高圧ライン18A、18B及び双方向DC/DCコンバータ19を通らずに、コネクタ14と蓄電装置11とを直結する直結ライン15A、15Bと、直結ライン15A、15Bに設けられたリレーである第1リレー16A、16Bと、を備えている。そのため、直流急速充電器100による蓄電装置11の外部充電にも対応できる。
(6)コネクタ14と高圧ライン18A、18Bとの間に設けられたリレーである第2リレー17A、17Bを備えている。直流急速充電器100による蓄電装置11の外部充電中に、第1リレー16A、16Bを閉じるとともに、第2リレー17A、17Bを開くことで、直流急速充電器100から蓄電装置11への送電経路から高圧ライン18A、18Bを分離できる。そのため、直流急速充電器100による蓄電装置11の外部充電中も、双方向DC/DCコンバータ19による高圧ライン18A、18Bへの高圧ライン電圧VBの供給を継続できる。
(7)車載電源装置10の制御部24は、コネクタ14を通じた車外からの給電による蓄電装置11の充電に際して、第1リレー16A、16B及び第2リレー17A、17Bのうちで閉じるリレーを、車外からコネクタ14への給電方式に応じて切替えている。そのため、給電方式に応じた、コネクタ14から蓄電装置11への送電経路の切替えを自動で行える。
(8)制御部24は、コネクタ14に連結された充電器等との通信により、給電方式を取得している。そのため、給電方式の確認を的確に行える。
(9)交流充電器が供給する交流電圧を直流電圧に変換する電力変換アダプタを用いることで、交流充電器による蓄電装置11の外部充電にも対応できる。
(9)交流充電器が供給する交流電圧を直流電圧に変換する電力変換アダプタを用いることで、交流充電器による蓄電装置11の外部充電にも対応できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
〇交流電圧取出し用のアウトレット21を備えていない車両に適用する場合等には、DC/ACコンバータ20を割愛してもよい。
〇交流電圧取出し用のアウトレット21を備えていない車両に適用する場合等には、DC/ACコンバータ20を割愛してもよい。
〇直流急速充電器100からの蓄電装置11の外部充電中に、高圧ライン18A、18Bを通じたアウトレット21や補機23への給電を行わないのであれば、第2リレー17A、17Bを割愛してもよい。その場合の直流急速充電器100による蓄電装置11の外部充電は、第1リレー16A、16Bを閉じるとともに、双方向DC/DCコンバータ19を停止した状態で実施することになる。
〇直流急速充電器100による外部充電に対応しない場合には、直結ライン15A、15B、及び第1リレー16A、16Bを割愛してもよい。
〇双方向DC/DCコンバータ19として、非絶縁型のコンバータを採用してもよい。双方向DC/DCコンバータ19として非絶縁型コンバータを用いる場合には、DC/ACコンバータ20に絶縁回路を設ける必要がある。
〇双方向DC/DCコンバータ19として、非絶縁型のコンバータを採用してもよい。双方向DC/DCコンバータ19として非絶縁型コンバータを用いる場合には、DC/ACコンバータ20に絶縁回路を設ける必要がある。
〇上記実施形態では、制御部24は、コネクタ14に連結された車外の充電器等との通信を通じて給電方式に関する情報を取得していたが、それ以外の態様で給電方式を確認してもよい。例えば、給電方式により車両に供給する電圧や電流には違いがあるため、車外からコネクタ14への入力電圧や入力電流に基づき、給電方式を確認することができる。また、コネクタ14への連結後に充電器が、給電方式毎に固有の波形パターンで電力を車両に出力するものとし、その波形パターンから制御部24が給電方式を確認するようにしてもよい。さらに、制御部24に、充電器の位置、及びその給電方式の種別の情報を予め記憶しておき、車両のGPS装置から取得した車両の位置情報との照合により、外部充電を行う充電器の給電方式の種別情報を取得するようにするなど、給電装置との通信以外の方法で給電方式の種別情報を取得してもよい。
〇蓄電装置11として二次電池を採用していたが、充放電可能な二次電池以外の装置、例えばキャパシタを蓄電装置11として採用してもよい。
10…車載電源装置、11…蓄電装置、12…インバータ、13…走行モータ、14…コネクタ、15A、15B…直結ライン、16A、16B…第1リレー、17A、17B…第2リレー、18A、18B…高圧ライン、19…双方向DC/DCコンバータ、20…DC/ACコンバータ、22…補機用DC/DCコンバータ、24…制御部。
Claims (8)
- 車両の走行系負荷に接続された、充放電可能な蓄電装置と、
車両外との電力授受のためのコネクタと、
前記コネクタに接続される配線であって、前記走行系負荷には接続されない高圧ラインと、
前記高圧ラインと前記蓄電装置との間に設けられた双方向DC/DCコンバータと、
を備えることを特徴とする車載電源装置。 - 前記双方向DC/DCコンバータは、絶縁型である請求項1に記載の車載電源装置。
- 前記高圧ラインには、同高圧ライン上の直流電圧を交流電圧に変換して出力するDC/ACコンバータが接続されている請求項1又は請求項2に記載の車載電源装置。
- 前記高圧ラインには、同高圧ライン上の直流電圧を降圧して出力する補機用DC/DCコンバータが接続されている請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の車載電源装置。
- 当該車載電源装置は、前記蓄電装置から前記双方向DC/DCコンバータ、前記高圧ラインを経て前記コネクタに至る経路を通じて車外への給電を行う請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の車載電源装置。
- 前記高圧ライン及び前記双方向DC/DCコンバータを通らずに、前記コネクタと前記蓄電装置とを直結する直結ラインと、
前記直結ラインに設けられたリレーである第1リレーと、
を備える請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の車載電源装置。 - 前記コネクタと前記高圧ラインとの間に設けられたリレーである第2リレーを備える請求項6に記載の車載電源装置。
- 前記コネクタを通じた車外からの給電による前記蓄電装置の充電に際して、前記第1リレー及び前記第2リレーのうちで閉じるリレーを、車外から前記コネクタへの給電方式に応じて切替える請求項7に記載の車載電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020130303A JP2022026710A (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | 車載電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020130303A JP2022026710A (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | 車載電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022026710A true JP2022026710A (ja) | 2022-02-10 |
Family
ID=80263553
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JP2020130303A Pending JP2022026710A (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | 車載電源装置 |
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JP (1) | JP2022026710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102560386B1 (ko) * | 2022-04-29 | 2023-07-31 | 김영조 | IoT 기반이 가능한 이동체용 스마트 배터리모듈장치 및 그에서의 제어방법 |
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2020
- 2020-07-31 JP JP2020130303A patent/JP2022026710A/ja active Pending
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KR102560386B1 (ko) * | 2022-04-29 | 2023-07-31 | 김영조 | IoT 기반이 가능한 이동체용 스마트 배터리모듈장치 및 그에서의 제어방법 |
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