JP2022025593A - 電子機器、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022025593000001
【課題】電圧変換部の入力電圧と電圧変換部の出力電圧との差が小さい場合であっても、安定した出力電圧を供給できるようにする。
【解決手段】電子機器は、給電機器から供給された電圧を第1の制御手段に供給するスイッチ手段と、電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記第1の制御手段への電力供給とを行う給電手段と、前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが所定の閾値を超えていることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにし、前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが前記所定の閾値以下であることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにする第2の制御手段とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、給電機器から供給される電力で動作可能な電子機器およびその制御方法並びにプログラムに関する。
特許文献1には、電池と電源回路との間に、DC-DC変換器を経由する経路とDC-DC変換器を経由しない経路とを設け、これらの2つの経路のいずれかを介して電池の出力を電源回路に供給する方法が記載されている。
特開2006-280028号公報
特許文献1に記載されている方法では、DC-DC変換器のような電圧変換部の入力電圧と電圧変換部の出力電圧との差が小さい場合でもあっても、電圧変換部を動作させる場合があるため、安定した出力電圧を供給できない可能がある。
そこで、本発明は、電圧変換回路の入力電圧と電圧変換回路の出力電圧との差が所定値よりも小さい場合であっても、安定した出力電圧を供給できるようにすることを目的とする。
本発明に係る電子機器は、給電機器から供給された電圧を第1の制御手段に供給するスイッチ手段と、電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記第1の制御手段への電力供給とを行う給電手段と、前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが所定の閾値を超えていることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにし、前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが前記所定の閾値以下であることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにする第2の制御手段とを有する。
本発明に係る電子機器は、給電機器から供給された電圧を第1の制御手段に供給するスイッチ手段と、電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記第1の制御手段への電力供給とを行う給電手段と、前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値よりも小さい場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにし、前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値以上の場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにする第2の制御手段とを有する。
本発明によれば、電圧変換部の入力電圧と電圧変換部の出力電圧との差が小さい場合であっても、安定した出力電圧を供給することができる。
実施形態1および2における電子機器100および給電機器201の接続例を説明するための図である。 実施形態1および2における電子機器100の構成要素を説明するためのブロック図である。 実施形態1における充電・給電制御部109および充電・給電監視部110の構成要素を説明するためのブロック図である。 給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータおよびデューティ監視部308の構成要素を説明するための図である。 給電制御部303がPWM制御を行っている場合におけるチャージコンデンサ413の電圧変化を説明するためのタイムチャートである。 実施形態1における電子機器100がサブ制御部108を介して給電機器201とUSB接続された場合に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 実施形態2における充電・給電制御部109および充電・給電監視部110の構成要素を説明するためのブロック図である。 実施形態2における電子機器100がサブ制御部108を介して給電機器201とUSB接続された場合に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 実施形態2における降圧型スイッチングレギュレータの出力電圧の安定領域を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は、実施形態1および2における電子機器100および給電機器201の接続例を説明するための図である。実施形態1では、電子機器100がデジタルカメラとして動作可能な電子機器である場合を説明する。ただし、電子機器100は、デジタルカメラとして動作可能な電子機器に限るものではなく、メディアプレーヤ、スマートフォンまたはパーソナルコンピュータとして動作可能な電子機器であってもよい。
電子機器100は、後述する撮像部102、操作部104および接続部111などから構成され、電池112が挿抜可能であり、電池112の電力で動作することができる。
給電機器201は、ACアダプタまたはモバイルバッテリとして動作可能である。
接続部111は、USB(Universal Serial Bus) Type-C規格に準拠したコネクタであり、USB Type-Cケーブル200を介して給電機器201と接続可能である。給電機器201は、USB Type-Cケーブル200を介して接続部111に電力を供給することができる。電子機器100は、電池112または給電機器201からの供給電力で動作することができる。電子機器100は、給電機器201からの供給電力で電池112を充電することもできる。
実施形態1におけるVBUS端子の入出力の関係から給電機器201はSource機器であり、電子機器100がSink機器となる。
次に、図2を参照して、電子機器100の構成要素を説明する。
メイン制御部101は、電子機器100の構成要素を制御するためのハードウェアプロセッサを有する。メイン制御部101は、メモリ107に記憶されている後述のプログラムに従って電子機器100の構成要素を制御することができる。
撮像部102は、撮像部102に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、メイン制御部101にて所定の演算を行い、記録媒体103に記録される。
記録媒体103は、撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体103は、電子機器100から取り外し可能な構成であってもよいし、電子機器100から容易に取り外せないような構成であってもよい。いずれにしても電子機器100は記録媒体103にアクセスする手段を有する。
操作部104は、ユーザ指示をユーザから受け付け、メイン制御部101またはサブ制御部108にユーザ指示に対応する信号を通知する。操作部104は例えば、ユーザが電子機器100を電源ON状態または電源OFF状態にするための電源ボタン、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、ズーム操作を指示するためのズームレバーなどの操作部材を含む。また、画像データの再生を指示するための再生ボタン、電子機器100の起動モードを指示するモードダイヤル、後述する表示部105に形成されるタッチパネルも操作部104に含まれる。なお、レリーズスイッチは、第1スイッチ信号SW1または第2スイッチ信号SW2を出力する。レリーズスイッチが、半押し状態となることにより、第1スイッチ信号SW1がON状態となる。これにより、メイン制御部101は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理などの撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、全押し状態となることにより、第2スイッチ信号SW2がON状態となる。これにより、メイン制御部101は、撮影を行うための指示を受け付ける。
表示部105は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部105は必ずしも電子機器100が内蔵する必要はない。
メモリ106は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリ、表示部105の画像表示用メモリ、メイン制御部101の作業領域などとして使用される。
メモリ107は、例えば、不揮発性メモリであり、メイン制御部101で実行される後述のプログラムなどが格納されている。
サブ制御部108は、電子機器100の構成要素の一部を制御するためのハードウェアプロセッサを有する。サブ制御部108は、サブ制御部108に接続されたメモリに記憶されているプログラムに従って電子機器100の構成要素の一部を制御することができる。サブ制御部108は、メイン制御部101よりも低消費電力で動作可能であり、後述する充電・給電制御部109を制御可能な電力制御回路として動作し、メイン制御部101と通信が可能である。
充電・給電制御部109は、接続部111により給電機器201から受け取った電力を電子機器100の各構成要素に供給すると同時に、充電・給電制御部109は接続部111から受け取った電力で電池112を充電することができる電力供給制御回路である。
充電・給電監視部110は、充電・給電制御部109の動作状態を監視し、サブ制御部108に通知する監視回路である。
接続部111は、給電機器201と接続するためのインターフェースである。電子機器100は、接続部111を介して、給電機器201とデータの授受を行うことができる。また接続部111を介して給電機器201から電力の供給を受けることができる。なお、実施形態1では、電子機器100はUSBデバイス機器として動作するものとし、接続部111には給電機器201とUSBで通信するためのインターフェースコネクタ、およびUSBデバイスコントローラを含む。メイン制御部101は、接続部111を制御することで給電機器201とのUSBによる通信およびUSBによる充電を行う。
電池112は、電子機器100を動作させるための電力を供給する。電池112は、電子機器100から取り外し可能に構成され、接続部111から充電・給電制御部109を介して電力を受け取り充電可能である。電池112は電池認証処理を行う認証部を有し、電池112の認証部は電子機器100のメイン制御部101またはサブ制御部108との間で電池認証処理を行う。
電源制御部113は、電子機器100の状態に応じて、電池112または充電・給電制御部109から電子機器100の各構成要素への電力の供給および遮断を制御する。電源制御部113は、メイン制御部101またはサブ制御部108により制御される。
ジャイロセンサ114は、撮影時の手振れなどによる電子機器100の回転動作を検出し、検出結果としてのデジタルデータまたはアナログデータをメイン制御部101に出力する。メイン制御部101はジャイロセンサ114からのデータに基づいて、光学補正するためのレンズ駆動信号の出力、撮像部102から取得した画像データの補正を行う。ジャイロセンサ114は、外乱の影響を受けやすく、電源変動により偽信号を発生してしまうという特性がある。
次に、図3を参照して、充電・給電制御部109および充電・給電監視部110の構成要素を説明する。
情報取得部301は、接続部111のCC端子に接続されており、USB PD(Power Delivery)規格に準拠した通信を行うPD通信制御回路として動作する。情報取得部301はCC端子の端子電圧で、接続している給電機器201の給電能力を検出すること、さらにはCC端子を用いた通信で、接続している給電機器201に供給電力をネゴシエーションすることができる。
入力制御部302は、接続部111であるUSBコネクタのVBUS端子に接続されている。入力制御部302は、VBUS端子と接続している給電機器201から電力を受け取ることができ、情報取得部301からの情報に基づいて電力供給先を給電制御部303またはスイッチ部304に切り替える。
給電制御部303は、降圧型スイッチングレギュレータを含む。給電制御部303は、降圧型スイッチングレギュレータのPWM制御を行うことで入力制御部302を介して供給されたVBUS電圧を電源制御部113および、後述する充電制御部305で受けられる電圧に変換する制御を行う。実施形態1において、給電制御部303は、5Vまたは9Vで受けた電圧を降圧して、適正な電池電圧まで電圧を下げる。実施形態1では、電池112が1セル電池であるため、4.2Vで満充電となるようにCC/CV充電されるが、電池112が2セル電池である場合は9Vを降圧して8.4Vで満充電となるようにCC/CV充電される。電池112が接続されていない場合、給電制御部303は、入力制御部302を介して供給されたVBUS電圧を電源制御部113において効率が最もよい電圧(例えば、3.7V)に変換するための制御処理を行う。
また、給電制御部303は情報取得部301で得られた給電機器201の給電能力をもとに、サブ制御部108の指示に従い、供給できる電流の制限も行うことができる。例えば、給電機器201の給電能力が9V/3Aであった場合、給電制御部303は、電池電圧である4.2Vに向けて、所定の電圧に降圧し、3.0A以上の電流が流れないようにするための制御処理を行う。さらに、給電制御部303は、サブ制御部108の指示に従い、降圧型スイッチングレギュレータの動作を停止し、電源制御部113と後述する充電制御部305とへの電力供給を停止するようにする。なお、構成によっては給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータが停止した場合、後述する充電制御部305の動作も停止する可能性もある。
スイッチ部304は、入力制御部302を介して供給されたVBUS電圧を給電制御部303を介さずに、電源制御部113および、後述する充電制御部305に供給するように電力供給路を制御するパワーパススイッチである。スイッチ部304は、サブ制御部108によりON状態またはOFF状態に制御される。スイッチ部304がON状態では導通状態となり、OFF状態では非導通状態となる。スイッチ部304は、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作時にはON状態にならないように制御される。
充電制御部305は、給電制御部303またはスイッチ部304を介して、VBUS端子で受け取った電力で、後述する接続部306に接続している電池112を充電することができる。充電制御部305は、電池112に流れる電流または電池112に供給される電圧適切に制御することにより、定電流充電(CC充電)および定電圧充電(CV充電)を制御する。
接続部306は、電池112を接続可能なホルダである。接続部306は、電力を供給する電源端子、GND端子と、電池112の認証部との接続端子、電池112が有するサーミスタ端子とが接続されるように構成されている。
VBUS監視部307は入力されたVBUS電圧を監視し、取得した電圧をサブ制御部108に通知する給電電圧監視回路である。そこで、例えば、VBUS監視部307は給電機器201の給電能力が5V/3Aであった場合、給電機器201が想定以上の高い電圧(15Vなど)を出力していないか否かを監視する。または、電子機器100が異常状態となってショートなどをすることによって、5Vを大きく下回っていないか否かを監視する。必要に応じて、サブ制御部108は入力制御部302の停止、および、情報取得部301を介して、給電機器201に出力停止の指示を出力する。
デューティ監視部308は、給電制御部303が行っているPWM制御のデューティ比を監視し、デューティ比に応じたデータをサブ制御部108に供給する回路である。
次に、図4を参照して、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの構成要素を説明する。
デューティ制御部401は、PWM制御を行い、デューティ比は出力電圧からのフィードバックを基づいて決定される。デューティ制御部401は、デューティのHigh期間ではハイサイドFET402をON状態、ローサイドFET403をOFF状態とする。また、デューティ制御部401は、Low期間ではハイサイドFET402をOFF状態、ローサイドFET403をON状態とする。電池112の高温状態(70℃など)、過電圧(4.4Vなど)などの異常状態を検出した場合、ハイサイドFET402とローサイドFET403をOFF状態にし、電圧変換制御を停止する。さらに、サブ制御部108からの指示に従い、電圧変換制御を停止する制御を行うことも可能である。
ハイサイドFET402は、デューティ制御部401からの制御によりON状態またはOFF状態に切り替えられる。ハイサイドFET402は、ON状態では導通状態となり、OFF状態では非導通状態となる。ローサイドFET403は、デューティ制御部401の制御によりON状態またはOFF状態に切り替えられる。ローサイドFET403は、ON状態では導通状態となり、OFF状態では非導通状態となる。デューティのHigh期間は入力ラインとLXラインが導通状態となって、LXラインはHighレベルとなる。デューティのLow期間はGNDとLXラインが導通状態となって、LXラインはLレベルとなり、LXラインにはデューティ比に対応したパルス電圧が生成される。
インダクタ404と出力コンデンサ405はLCフィルタを構成しており、LXラインのパルス電圧を直流に平滑化して出力する。
次に、図4を参照して、充電・給電監視部110のデューティ監視部308の構成要素を説明する。
チャージFET411は、LXがHレベルのときにデューティ制御部401からの指示によりON状態となる。一方、チャージFET411はLXがLレベルのときにはデューティ制御部401からの指示によりOFF状態となる。デューティ制御部401からの信号電圧ではチャージFET411をON状態にできない場合、デューティ制御部401とチャージFET411の間にレベルシフタを設けてもよい。また、LXラインをチャージFET411のゲート端子に直接接続してもよい。チャージFET411はON状態にされることで導通状態となり、プルアップしている電源から抵抗412を介してチャージコンデンサ413にチャージされる。チャージコンデンサ413がチャージされることで電圧が上昇するが、チャージFET411がON期間のチャージコンデンサ413の電圧上昇率は、抵抗412の抵抗値とチャージコンデンサ413の静電容量によって決まる。給電制御部303のPWM周波数が1MHzである場合、例えば、抵抗412は1kΩ、チャージコンデンサ413は0.1μFで構成される。
タイマ414は、一定期間ごとにディスチャージFET415をON状態またはOFF状態に制御する。ディスチャージFET415はタイマ414の制御によりON状態またはOFF状態に切り替えられる。ディスチャージFET415は、ON状態では導通状態となり、OFF状態では非導通状態となる。ディスチャージFET415がON期間はチャージコンデンサ413に蓄えられた電荷が開放されることでチャージコンデンサ413の電圧が0Vとなる。
次に、図5を参照して、給電制御部303がPWM制御を行っている場合におけるチャージコンデンサ413の電圧変化を説明する。
チャージFET411は、デューティ制御部401が決めるデューティ比に同期してON状態またはOFF状態になる。チャージFET411のON期間(T501)とチャージFET411のOFF期間(T502)の比がデューティ比である。T501期間はプルアップしている電源から抵抗412を介してチャージコンデンサ413にチャージされるため、チャージコンデンサ413の電圧は上昇する。一方、T502期間はチャージFET411が非導通状態となるため、チャージコンデンサ413の電圧は変化しない。1周期内でT501期間が長いと1周期内でのチャージコンデンサ413の電圧上昇幅は大きくなる。このように、デューティ比に応じて電圧上昇幅が変化するため、一定期間内の電圧上昇幅からデューティ比を求めることができる。
ディスチャージFET415のOFF期間(T503)は、上述したように給電制御部303のデューティ比に応じてチャージコンデンサ413の電圧が上昇する。しかしながら、ディスチャージFET415のON期間(T504)は、チャージFET411がON状態であるか否かによらずチャージコンデンサ413の電圧は0Vとなる。
増幅器416は、チャージコンデンサ413の電圧を増幅し、A/Dコンバータ417に出力する。A/Dコンバータ417は、増幅器416からの信号をデジタルデータに変換してサブ制御部108に出力する。サブ制御部108は、A/Dコンバータ417から一定期間ごとに取得した電圧データをもとに、給電制御部303のデューティ比を計算する。
実施形態1では、タイマ414およびA/Dコンバータ417はデューティ監視部308の構成要素に含まれているが、サブ制御部108を含んでいてもよい。
次に、図6のフローチャートを参照して、実施形態1における電子機器100のサブ制御部108が給電機器201とUSB接続された場合に行われる処理の一例を説明する。
ステップS601において、サブ制御部108は、接続部111に給電機器201が接続されたことを検出する。接続検出はVBUS監視部307によってVBUS電圧を検出してもよいし、情報取得部301によるCC端子の電圧レベルで判定してもよい。サブ制御部108は、接続部111に給電機器201が接続されたことを検出するまで次のステップには進まず、接続が検出されるとステップS602に進む。
ステップS602において、サブ制御部108は、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を開始し、スイッチ部304をOFF状態にする。
ステップS603において、サブ制御部108は、電子機器100の電源状態に基づいてメイン制御部101への電力供給状態を判定する。サブ制御部108は、メイン制御部101への電力供給がON状態であった場合はステップS604に進み、メイン制御部101への電力供給がOFF状態であった場合はステップS607に進む。
ステップS604において、サブ制御部108は、給電機器201から供給されているVBUS電圧を検出し、VBUS電圧が所定の電圧(例えば、5V)であるか否かを判定する。VBUS電圧検出は、VBUS監視部307で直接VBUS電圧を検出してもよいし、情報取得部301により検出した給電機器201の情報を用いて判定してもよい。
サブ制御部108は、VBUS電圧が5Vであった場合はステップS605に進み、VBUS電圧が5Vではない場合はステップS607に進む。
ステップS605において、サブ制御部108は、デューティ監視部308およびサブ制御部108において給電制御部303のPWM制御のデューティ比を求める。
ステップS606において、サブ制御部108は、給電制御部303のPWM制御のデューティ比が所定の閾値以下(例えば95%以下)であるか否かを判定する。サブ制御部108は、デューティ比が所定の閾値以下であると判定した場合はステップS607に進み、デューティ比が所定の閾値を超えると判定した場合はステップS608に進む。
ステップS603でメイン制御部101への電力供給がOFF状態であった場合、給電制御部303の出力変動の影響を受けやすいジャイロセンサ114などの動作も停止しているため、給電制御部303の出力変動を懸念する必要がない。そのため、ステップS605におけるデューティ監視を行わずに、ステップS607に進む。
また、給電機器201がUSB PD規格に準拠した機器であった場合、情報取得部301と給電機器201のCC通信により5Vより大きい、例えば9Vでのネゴシエーションが完了することが考えられる。VBUS電圧9Vを給電制御部303が満充電4.2Vの1セル電池の充電に適した電圧に変換する場合、給電制御部303のPWM制御のデューティ比は100%よりも十分に小さくなる。そのため、ステップS604において、VBUS電圧が所定の電圧(例えば、5V)を超える場合、ステップS605におけるデューティ監視を行わずに、ステップS607に進む。
ステップS607において、サブ制御部108は、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出するまでステップS603以降の処理を繰り返し、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出した場合はステップS612に進む。
ステップS612において、サブ制御部108は、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を停止し、スイッチ部304をOFF状態にし、ステップS612の処理を終了する。
ステップS606において、デューティ比が所定の閾値を超える場合、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの出力が不安定になることが懸念される。このため、ステップS608において、サブ制御部108は、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を停止し、スイッチ部304をON状態にし、給電機器201からのVBUS電圧を直接電源制御部113および充電制御部305に供給する。
ステップS609において、サブ制御部108は、電子機器100の電源状態に基づいてメイン制御部101への電力供給状態を判定する。サブ制御部108は、メイン制御部101への電力供給がOFF状態であった場合はステップS602に戻り、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を開始し、スイッチ部304をOFF状態にする。また、サブ制御部108は、メイン制御部101への電力供給がON状態であった場合はステップS610に進む。
ステップS610において、サブ制御部108は、VBUS電圧が5Vよりも大きいか否かを判定する。サブ制御部108は、VBUS電圧が5Vよりも大きい場合にはステップS602に戻り、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を開始し、スイッチ部304をOFF状態にする。また、サブ制御部108は、VBUS電圧が5Vである場合はステップS611に進む。
ステップS611において、サブ制御部108は、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出するまでステップS609以降の処理を繰り返し、給電機器201からのVBUS電圧を直接電源制御部113および充電制御部305に供給し続ける。ステップS611において、サブ制御部108は、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出した場合はステップS612に進み、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を停止し、スイッチ部304をOFF状態にして、ステップS611の処理を終了する。
以上のように、実施形態1によれば、給電制御部303の出力電圧が不安定になるか否かを給電制御部303のPWM制御のデューティ比に基づいて判定する。そして、給電制御部303の出力電圧が不安定になる状態には給電機器201からのVBUS電圧を給電制御部303のスイッチングレギュレータを介さずに直接電源制御部113および充電制御部305に供給する。これにより、給電制御部303のスイッチングレギュレータの入力電圧と出力電圧との差が小さい場合であっても安定した電圧を供給することができる。
[実施形態2]
実施形態1では、給電制御部303の出力電圧が不安定になるか否かをPWM制御のデューティ比より判定していた。これに対して、実施形態2では、給電制御部303の出力電圧が不安定になるか否かを後述する電圧差と負荷電流とに基づいて判定する。
なお、実施形態2では、実施形態1と異なる構成要素、機能、処理または動作を説明する。実施形態2における電子機器100の構成要素のうち、実施形態1における電子機器100と同様の構成要素については、それらの説明を省略する。
図7は、実施形態2における充電・給電制御部109および充電・給電監視部110の構成要素を説明するためのブロック図である。図7において、図3と同じ符号が付されている構成要素は、実施形態1における図3の構成要素と同じであるため、それらの説明を省略する。
電流監視部801は、給電制御部303およびスイッチ部304の出力電流を監視し、取得した電流をサブ制御部108に通知する監視回路である。
電池電圧監視部802は、接続部306を介して接続されている電池112の電圧を監視し、取得した電圧をサブ制御部108に通知する監視回路である。
次に、図8のフローチャートを参照して、実施形態2における電子機器100がサブ制御部108を介して給電機器201とUSB接続された場合に行われる処理の一例を説明する。
ステップS801で行われる処理は、図6のステップS601で行われる処理と同様の処理である。ステップS802で行われる処理は、図6のステップS602で行われる処理と同様の処理である。
ステップS803において、サブ制御部108は、電子機器100の電源状態に基づいてメイン制御部101への電力供給状態を判定する。サブ制御部108は、メイン制御部101への電力供給がON状態であった場合はステップS804に進み、メイン制御部101への電力供給がOFF状態であった場合はステップS806に進む。
ステップS804において、サブ制御部108は、VBUS監視部307で検出された電圧と、電池電圧監視部802で検出された電圧とを取得し、電流監視部801で検出された電流を負荷電流として取得する。
サブ制御部108に接続されたメモリは、給電制御部303の安定領域マップを示す情報を予め記憶している。給電制御部303の安定領域マップを図9に例示する。安定領域マップは、給電制御部303が動作した場合における電圧差(VBUS監視部307で検出された電圧-(電池電圧監視部802で検出された電圧+100mV))と負荷電流(電流監視部801で検出された電流)で示される。図9において、安定領域は、負荷電流に対する電圧差が所定の値以上であって、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域である。不安定領域は、負荷電流に対する電圧差が所定の値より小さく、給電制御部303のPWM制御のデューティがハンチングすることで出力電圧が不安定となる領域である。準安定領域は、安定領域と不安定領域の間にあって、給電制御部303の出力電圧は安定であるが、電圧差または負荷電流が少しでも変化すると不安定領域に入ってしまう可能性のある領域である。
ステップS805において、サブ制御部108は、サブ制御部108が記憶している安定領域マップとステップS804で取得された電圧および電流とに基づいて、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域か否かを判定する。ここで、電子機器100が現在の動作モードに対応する消費電流を記憶している場合は、電流監視部801で検出された電流の代わりに、現在の動作モードに対応する消費電流を負荷電流として用いてもよい。
ステップS805において、サブ制御部108は、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域であると判定した場合は、ステップS806に進み、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域ではないと判定した場合はステップS807に進む。
ステップS803においてメイン制御部101への電力供給がOFF状態であった場合、給電制御部303の出力変動の影響を受けやすいジャイロセンサ114などの動作も停止しているため、給電制御部303の出力変動を懸念する必要がない。そのため、ステップS805における安定領域か否かの判定は行わず、ステップS806に進む。
ステップS806において、サブ制御部108は、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出するまでステップS803以降の処理を繰り返し、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出した場合はステップS813に進む。
ステップS805において、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域ではないと判定された場合、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの出力が不安定になることが懸念される。そのため、ステップS807において、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を停止し、スイッチ部304をON状態にすることにより、給電機器201からのVBUS電圧を直接電源制御部113および充電制御部305に供給する。
ステップS808において、サブ制御部108は、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータ、および、スイッチ部304が短期間でON状態とOFF状態が繰り返されないようにWAIT期間を設ける。
ステップS809において、サブ制御部108は、電子機器100の電源状態に基づいてメイン制御部101への電力供給状態を判定する。サブ制御部108は、メイン制御部101への電力供給がON状態であった場合はステップS810に進む。また、サブ制御部108は、メイン制御部101への電力供給がOFF状態であった場合はステップS802に戻り、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を開始し、スイッチ部304をOFF状態にする。
ステップS810において、サブ制御部108は、ステップS804と同様に、VBUS監視部307で検出された電圧と、電池電圧監視部802で検出された電圧とを取得し、電流監視部801で検出された電流を負荷電流として取得する。
ステップS811において、サブ制御部108は、ステップS805と同様に、サブ制御部108が記憶している安定領域マップとステップS804で取得された電圧および電流とに基づいて、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域か否かを判定する。ここで、短期間でON状態とOFF状態とが繰り返されないように安定領域を判定する場合に、図9の安定領域マップにヒステリシスを設けてもよい。
ステップS811において、サブ制御部108は、給電制御部303が安定した電圧を出力できる領域であると判定した場合はステップS802に戻り、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を開始し、スイッチ部304をOFF状態にする。
ステップS812において、サブ制御部108は、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出するまで、給電機器201からのVBUS電圧を直接電源制御部113および充電制御部305に供給し続ける。
ステップS812において、サブ制御部108は、接続部111から給電機器201が取り外されたことを検出した場合はステップS813に進む。
ステップS813において、サブ制御部108は、給電制御部303の降圧型スイッチングレギュレータの動作を停止し、スイッチ部304をOFF状態にして、ステップS813の処理を終了する。
以上のように、実施形態2によれば、給電制御部303の出力電圧が不安定になるか否かを電圧差および負荷電流により判定する。そして、給電制御部303の出力電圧が不安定になる状態には給電機器201からのVBUS電圧を給電制御部303のスイッチングレギュレータを介さずに直接電源制御部113および充電制御部305に供給する。これにより、給電制御部303のスイッチングレギュレータの入力電圧と出力電圧との差が小さい場合であっても安定した電圧を供給することができる。
[実施形態3]
上述の実施形態で説明した様々な機能、処理または方法は、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)またはマイクロプロセッサがプログラムを実行することによって実現することもできる。以下、実施形態3では、パーソナルコンピュータ、マイクロコンピュータ、CPU(Central Processing Unit)またはマイクロプロセッサを「コンピュータX」と呼ぶ。また、実施形態3では、コンピュータXを制御するためのプログラムであって、上述の実施形態で説明した様々な機能、処理または方法を実現するためのプログラムを「プログラムY」と呼ぶ。
上述の実施形態で説明した様々な機能、処理または方法は、コンピュータXがプログラムYを実行することによって実現される。この場合において、プログラムYは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してコンピュータXに供給される。実施形態3におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ハードディスク装置、磁気記憶装置、光記憶装置、光磁気記憶装置、メモリカード、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどの少なくとも一つを含む。実施形態3におけるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、non-transitoryな記憶媒体である。
100…電子機器、101…メイン制御部、108…サブ制御部、109…充電・給電制御部、110…充電・給電監視部、112…電池、201…給電機器、303…給電制御部、304…スイッチ部

Claims (11)

  1. 給電機器から供給された電圧を第1の制御手段に供給するスイッチ手段と、
    電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記第1の制御手段への電力供給とを行う給電手段と、
    前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが所定の閾値を超えていることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにし、前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが前記所定の閾値以下であることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにする第2の制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが所定の閾値を超えていることが検出された場合は、前記第2の制御手段は、前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記スイッチ手段を介さずに、前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給が行われている場合において、前記電子機器が電源OFF状態の場合には、前記電圧変換手段のPWM制御のデューティの監視を行わないことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記電圧変換手段を介さずに、前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給が行われている場合において、前記給電機器から供給された電圧が所定の電圧を超えていることが検出された場合には、前記第2の制御手段は、前記スイッチ手段を介さずに、前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにすることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 給電機器から供給された電圧を第1の制御手段に供給するスイッチ手段と、
    電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記第1の制御手段への電力供給とを行う給電手段と、
    前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値よりも小さい場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにし、前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値以上の場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにする第2の制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  6. 前記スイッチ手段を介さずに、前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給が行われている場合において、前記電子機器が電源OFF状態の場合には、前記第2の制御手段は、前記給電機器から供給された電圧の監視と前記電池の電圧の監視とを行わないようにすることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記第1の制御手段に電力供給が行われている場合において、前記電子機器が電源OFF状態の場合は、前記第2の制御手段は、前記電圧変換手段を介して前記第1の制御手段に電力供給を行うようにすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器は、
    給電機器から供給された電圧を制御手段に供給するスイッチ手段と、
    電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記制御手段への電力供給とを行う給電手段と
    を有し、
    前記制御方法は、
    前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが所定の閾値を超えていることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと、
    前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが前記所定の閾値以下であることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  9. 電子機器の制御方法であって、
    前記電子機器は、
    給電機器から供給された電圧を制御手段に供給するスイッチ手段と、
    電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記制御手段への電力供給とを行う給電手段と
    を有し、
    前記制御方法は、
    前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値よりも小さい場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと、
    前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値以上の場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 給電機器から供給された電圧を制御手段に供給するスイッチ手段と、
    電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記制御手段への電力供給とを行う給電手段と
    を有する電子機器のコンピュータに、
    前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが所定の閾値を超えていることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと、
    前記電圧変換手段のPWM制御のデューティが前記所定の閾値以下であることが検出された場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと
    を実行させるためのプログラム。
  11. 給電機器から供給された電圧を制御手段に供給するスイッチ手段と、
    電池の電圧に応じて、前記給電機器から供給された電圧を出力電圧に変換する電圧変換手段と、
    前記給電機器から供給された電圧で前記電池の充電と前記制御手段への電力供給とを行う給電手段と
    を有する電子機器のコンピュータに、
    前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値よりも小さい場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介さずに前記スイッチ手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと、
    前記給電機器から供給された電圧と前記電池の電圧との差が所定の値以上の場合には、前記給電手段が前記電圧変換手段を介して前記制御手段に電力供給を行うようにするステップと
    を実行させるためのプログラム。
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