JP2022025259A - 車両 - Google Patents

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淳 田端
Atsushi Tabata
弘一 奥田
Koichi Okuda
真史 山本
Masashi Yamamoto
有記 牧野
Yuki Makino
幸裕 稲葉
Yukihiro Inaba
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Abstract

【課題】運転者の不適切な操作をより適切な時期に報知する。【解決手段】運転者の不適切な操作を検出可能な検出部と、検出部により不適切な操作が検出された検出回数が閾値以上に至ったときに運転者に報知を行なう処理部と、を備える車両において、処理部は、不適切な操作の常習性があるときには、不適切な操作の常習性がないときに比して小さくなるように、不適切な操作の検出回数の閾値を設定する。これにより、運転者の不適切な操作をより適切な時期に報知することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に関する。
従来、この種の車両としては、エンジンの空吹かし状態での停止レンジから走行レンジへのシフト操作(レーシングセレクト)の回数が許容回数を超えたときに、運転者に警告を発するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-169481号公報
上述の車両では、運転者に警告を発するか否かを判定するための閾値としての許容回数が一定であるため、不要に警告を発する場合や、警告を発する前に車両の性能の悪化を招く場合がある。
本発明の車両は、運転者の不適切な操作をより適切な時期に報知することを主目的とする。
本発明の車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
運転者の不適切な操作を検出可能な検出部と、
前記検出部により前記不適切な操作が検出された検出回数が閾値以上に至ったときに、前記運転者に報知を行なう処理部と、
を備える車両であって、
前記処理部は、前記不適切な操作の常習性があるときには、前記常習性がないときに比して小さくなるように前記閾値を設定する、
ことを要旨とする。
この本発明の車両では、運転者の不適切な操作の検知回数が閾値以上に至ったときに運転者に報知を行なうものにおいて、不適切な操作の常習性があるときには、常習性がないときに比して小さくなるように閾値を設定する。これにより、運転者の不適切な操作をより適切な時期に報知することができる。ここで、「運転者の不適切な操作」としては、例えば、エンジンの回転数が所定回転数以上のときにシフトポジションをニュートラルポジションから前進ポジションに変更する操作や、前進走行中にシフトポジションを前進ポジションから後進ポジションや駐車ポジションに変更する操作を挙げることができる。また、シフトポジションがニュートラルポジションの状態で惰行運転する操作や、アクセルペダルとブレーキペダルとを同時に踏み込む操作も挙げることができる。
本発明の車両において、前記処理部は、前記不適切な操作の頻度に基づいて前記常習性の有無を判定するものとしてもよい。この場合、前記頻度は、車両の単位走行距離あたりの前記不適切な操作の回数であるものとしてもよい。また、前記頻度は、車両の単位走行時間あたりの前記不適切な操作の回数であるものとしてもよい。さらに、前記頻度は、前記運転者の操作の回数に対する前記不適切な操作の回数の割合であるものとしてもよい。
本発明の車両において、前記処理部は、前記運転者の意図の有無に基づいて前記常習性の有無を判定するものとしてもよい。この場合、車内を撮影する撮影部を備え、前記処理部は、前記撮影部が撮影した前記運転者の動作に基づいて前記常習性の有無を判定するものとしてもよい。この場合、前記動作は、前記運転者の視線および/または手の動きであるものとしてもよい。
本発明の車両において、前記処理部は、前記不適切な操作の頻度が高いほど高くなるように前記常習性の度合である常習度を設定するものとしてもよい。この場合、前記処理部は、前記常習度が高いときには、前記常習度が低いときに比して強いレベルで前記運転者に報知するものとしてもよい。この場合、前記処理部は、前記常習度が高いときには、前記常習度が低いときに比して大きい音を発生させるものとしてもよい。
本発明の車両において、前記処理部は、前記不適切な操作を報知するときには、前記不適切な操作の履歴を外部サーバに送信するものとしてもよい。また、前記不適切な操作の履歴を記憶部に記憶させるものとしてもよい。
本発明の一実施例としての自動車20の構成の概略を示す構成図である。 電子制御ユニット70により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 閾値設定用マップの一例を示す説明図である。 閾値設定用マップの一例を示す説明図である。 閾値設定用マップの一例を示す説明図である。 運転者の操作前の視線に基づいて意図の有無を判断する方法の一例を示す説明図である。 運転者の操作後の視線に基づいて意図の有無を判断する方法の一例を示す説明図である。 常習度と警告レベルとの関係の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての自動車20の構成の概略を示す構成図である。自動車20は、走行用のエンジン22を備える一般的な自動車や、エンジン22および図示しないモータを備えるパラレルタイプやシリーズタイプの各種のハイブリッド自動車として構成されており、図示するように、エンジン22に加えて、報知部30と、カメラ40と、電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、電子制御ユニット70により運転制御されている。報知部30は、音声により情報を報知するスピーカとして構成され、電子制御ユニット70により制御されている。カメラ40は、運転席周辺を撮影可能に配置されており、電子制御ユニット70と通信可能となっている。シフトレバー81は、運転者の操作により操作位置(シフトポジション)を変更可能に構成されている。
電子制御ユニット70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、不揮発性のフラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートを備える。
電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。さらに、エンジン22のクランクシャフトの回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランク角θcrも挙げることができる。また、カメラ40からの映像も挙げることができる。ここで、シフトポジションSPとしては、駐車ポジション(Pポジション)、後進ポジション(Rポジション)、ニュートラルポジション(Nポジション)、前進ポジション(Dポジション)などがある。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、エンジン22への制御信号や報知部30への制御信号を挙げることができる。電子制御ユニット70は、管理サーバ90と通信可能に構成されている。
電子制御ユニット70は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。また、電子制御ユニット70は、出荷時またはメンテナンス時からの現在までの間の車速センサ88からの車速Vの積算値として車両の走行距離Lを演算している。さらに、電子制御ユニット70は、運転者の不適切な操作を検知すると共に、車両の出荷時またはメンテナンス時から現在までの間に不適切な操作が検出された回数Nwをカウントしている。ここで、運転者の不適切な操作としては、例えば、エンジン22の回転数Neが所定回転数以上のときにシフトポジションSPをNポジションからDポジションに変更する操作や、前進走行中にシフトポジションSPをDポジションからRポジションやPポジションに変更する操作を挙げることができる。また、シフトポジションSPがNポジションの状態で惰行運転する操作や、アクセルペダル83とブレーキペダル85とを同時に踏み込む操作も挙げることができる。
管理サーバ90は、図示しないが、CPUや、ROM、RAM、記憶部などを備えるコンピュータとして構成されている。記憶部には、複数の車両に関するデータ(例えば、運転履歴や異常履歴など)が記憶されている。管理サーバ90は、複数の自動車20の電子制御ユニット70と通信可能に構成されている。
次に、こうして構成された実施例の自動車20の動作、特に、運転者に不適切な操作を行なった旨を報知する際の動作について説明する。図2は、電子制御ユニット70により実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号がオンのときに繰り返し実行される。
図2の処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、最初に、運転者の不適切な操作の回数Nwや車両の走行距離Lなどのデータを入力する(ステップS100)。ここで、運転者の不適切な操作の回数Nwは、上述したように、電子制御ユニット70により、出荷時またはメンテナンス時から現在までの間に不適切な操作として検知された回数が入力される。車両の走行距離Lは、上述のように、電子制御ユニット70により、出荷時またはメンテナンス時からの現在までの間の車速センサ88からの車速Vの積算値として演算された値が入力される。
こうしてデータを入力すると、走行距離Lを閾値Lrefと比較する(ステップS110)。ここで、閾値Lrefは、運転者の不適切な操作の常習性の有無を判定可能であるか否かを判定するための閾値である。走行距離Lが閾値Lref未満のときには、運転者の不適切な操作の常習性の有無を判定可能でない判断し、ステップS100に戻る。
ステップS110で走行距離Lが閾値Lref以上のときには、運転者の不適切な操作の常習性の有無を判定可能であると判断し、走行距離Lに基づいて閾値Nrefを設定する(ステップS120)。ここで、閾値Nrefは、運転者の不適切な操作の常習性の有無を判定するための閾値である。図3は、閾値設定用マップの一例を示す説明図である。図示するように、閾値Nrefは、走行距離Lが大きいほど大きくなるように設定される。実施例では、この閾値Nrefは、走行距離Lに比例するように、即ち、閾値Nrefを走行距離Lで除した値(Nref/L)が一定値kとなるように設定されるものとした。一定値kは、閾値Nrefを単位走行距離あたりに換算した値に相当する。なお、閾値Nrefは、走行距離Lに比例しないものとしてもよい。
続いて、運転者の不適切な操作の回数Nwを閾値Nrefと比較する(ステップS130)。実施例では、閾値Nrefが走行距離Lに比例するから、単位走行距離あたりの不適切な操作の回数(不適切な操作の頻度)としての値(Nw/L)を一定値kと比較する処理に対応する。運転者の不適切な操作の回数Nwが閾値Nref未満のとき(値(Nw/L)が一定値k未満のとき)には、常習性がないと判断し、閾値Nref2にある程度大きい値N1を設定する(ステップS140)。一方、運転者の不適切な操作の回数Nwが閾値Nref以上のとき(値(Nw/L)が一定値k以上のとき)には、常習性があると判断し、閾値Nref2に値N1より小さい値N2を設定する(ステップS150)。ここで、閾値Nref2は、運転者の不適切な操作を報知する必要があるか否かを判定するための閾値である。
こうして閾値Nref2を設定すると、運転者の不適切な操作の回数Nwを閾値Nref2と比較する(ステップS160)。運転者の不適切な操作の回数Nwが閾値Nref2未満のときには、運転者に不適切な操作を報知する必要がないと判断して、本ルーチンを終了する。これにより、運転者に不適切な操作を不要に報知するのを抑制することができる。
ステップS160で不適切な操作の回数Nwが閾値Nref2以上のときには、運転者に不適切な操作を報知して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。この処理は、報知部30から音声を発生させることにより行なわれる。これにより、運転者に不適切な操作を報知することができる。実施例では、運転者の不適切な操作の常習性の有無に基づく閾値Nref2を用いて運転者に不適切な操作を報知するか否かを判定することにより、運転者に不適切な操作を適切な時期に報知することができる。なお、実施例では、このとき、運転査の不適切な操作の履歴を電子制御ユニット70のRAMに記憶すると共に通信により管理サーバ90に送信する。管理サーバ90は、不適切な操作の履歴を受信すると、それに関する情報を記憶部に記憶する。
以上説明した実施例の自動車20では、検出された運転者の不適切な操作の回数Nwが閾値Nref2以上に至ったときに運転者に報知を行なうものにおいて、不適切な操作の常習性があるときには、常習性がないときに比して小さくなるように閾値Nref2を設定する。これにより、運転者の不適切な操作を適切な時期に報知することができる。
実施例の自動車20では、閾値Nrefは、車両の走行距離Lに基づいて設定されるものとした。しかし、閾値Nrefは、車両の走行時間Tに基づいて設定されるものとしてもよい。ここで、車両の走行時間Tは、電子制御ユニット70により、車両の出荷時またはメンテナンス時から現在までの間の時間として演算される。図4は、閾値設定用マップの一例を示す説明図である。図示するように、閾値Nrefは、走行時間Tが長いほど大きくなるように設定される。この場合、閾値Nrefは、例えば、走行時間Tに比例するように、即ち、閾値Nrefを走行時間Tで除した値が一定値k2となるように設定されるものとしてもよい。一定値k2は、閾値Nrefを単位走行時間あたりに換算した値に相当する。閾値Nrefが走行時間Tに比例する場合、図2の処理ルーチンのステップS120の処理、具体的には、運転者の不適切な操作の回数Nwを閾値Nrefと比較する処理は、単位走行時間あたりの運転者の不適切な操作の回数(不適切な操作の頻度)としての値(Nw/T)を一定値k2と比較する処理に対応する。
実施例の自動車20では、閾値Nrefは、車両の走行距離Lに基づいて設定されるものとした。しかし、閾値Nrefは、運転者の操作の回数Naに基づいて設定されるものとしてもよい。ここで、運転者の操作の回数Naは、例えば、エンジン22の回転数Neが所定回転数以上のときにシフトポジションSPをNポジションからDポジションに変更する操作を不適切な操作の回数Nwとする場合には、シフトポジションSPをNポジションからDポジションに変更する操作の回数を用いることができる。図5は、閾値設定用マップの一例を示す説明図である。図示するように、閾値Nrefは、操作の回数Naが大きいほど大きくなるように設定される。この場合、閾値Nrefは、例えば、操作の回数Naに比例するように、即ち、閾値Nrefを操作の回数Naで除した値が一定値k3となるように設定されるものとしてもよい。一定値k3は、閾値Nrefを操作の単位回数あたりに換算した値に相当する。閾値Nrefが操作の回数Naに比例する場合、図2の処理ルーチンのステップS120の処理、具体的には、運転者の不適切な操作の回数Nwを閾値Nrefと比較する処理は、運転者の操作の回数に対する不適切な操作の回数(不適切な操作の頻度)としての値(Nw/Na)を一定値k3と比較する処理に対応する。
実施例の自動車20では、運転者の不適切な操作の回数Nwと閾値Nrefとに基づいて不適切な操作の常習性の有無を判断するものとした。このとき、運転者の意図の有無に基づいて不適切な操作の常習性の有無を判断するものとしてもよい。この場合、運転者の不適切な操作のうち運転者の意図がある不適切な操作の回数Nwiが閾値Nref以上のときに不適切な操作の常習性があると判断するものとしてもよい。ここで、運転者の意図の有無は、カメラ40により撮影された運転者の視線に基づいて判断することができる。図6は、運転者の不適切な操作前の視線に基づいて意図の有無を判断する方法の一例を示す説明図である。図示するように、視線とタコメータとの距離Dltと、視線とシフトレバーとの距離Dlsと、の平面が境界線BLにより区切られ、境界線BL上および境界線BLに対して距離Dltや距離Dlsが大きい側では、意図がないと判断し、境界線BLに対して距離Dltや距離Dlsが小さい側では、意図があると判断することができる。このように判断する理由は、意図のある操作の前には、運転者がタコメータやシフトレバー81に視線を向ける傾向があり、意図のない操作の前には、運転者がタコメータやシフトレバー81に視線を向けていない傾向があると考えられるからである。図7は、運転者の不適切な操作後の視線に基づいて意図の有無を判断する方法の一例を示す説明図である。図示するように、視線とタコメータとの距離Dltと、視線とシフトレバーとの距離Dlsと、の平面が境界線BL2により区切られ、境界線BL2上および境界線BL2に対して距離Dltや距離Dlsが大きい側では、意図があると判断し、境界線BL2に対して距離Dltや距離Dlsが小さい側では、意図がないと判断することができる。このように判断する理由は、意図のある不適切な操作の後には、運転者がタコメータからシフトレバー81から視線を外す傾向があり、意図のない不適切な操作後には、運転者がタコメータやシフトレバー81に視線を向ける傾向があると考えられるからである。図6および図7を用いる場合、運転者が不適切な操作を行なったときにおいて、図6および図7の両方で意図がある判断したときに回数Nwiをカウントアップするものとしてもよいし、図6および図7のうちの少なくとも一方で意図があると判断したときに回数Nwiをカウントアップするものとしてもよい。また、図6および図7のうちの何れかだけを用いるものとしてもよい。
この変形例では、カメラ40により撮影された運転者の視線に基づいて、運転者の意図の有無を判断するものとした。しかし、これに加えてまたは代えて、カメラ40により撮影された手の動きに基づいて、運転者の意図の有無を判断するものとしてもよい。
実施例の自動車20では、運転者の不適切な操作の回数Nwと閾値Nrefとに基づいて不適切な操作の常習性の有無を判断するものとした。これに加えて、運転者の不適切な操作の頻度(例えば、値(Nw/L),(Nw/T),(Nw/Na))が大きいほど高くなるように不適切な操作の常習性の度合いである常習度を設定するものとしてもよい。この場合、常習度に基づいて設定された警告レベルに基づいて(例えば、警告レベルが高いほど大きい音を発生させ)運転者に報知を行なうものとしてもよい。図8は、常習度と警告レベルとの関係の一例を示す説明図である。図示するように、警告レベルは、常習度が高いほど高くなるように設定される。
実施例の自動車20では、不適切な操作を運転者に報知するときに、運転者の不適切な操作の履歴を電子制御ユニット70のRAMやフラッシュメモリに記憶すると共に通信により管理サーバ90に送信するものとした。しかし、不適切な操作の履歴を電子制御ユニット70のRAMやフラッシュメモリに記憶しないものとしてもよいし、不適切な操作の履歴を通信により管理サーバ90に送信しないものとしてもよい。また、不適切な操作の常習性の度合いである常習度を設定する場合には、常習度が閾値以上のときには、運転者の不適切な操作の履歴を電子制御ユニット70のRAMやフラッシュメモリに記憶すると共に通信により管理サーバ90に送信し、常習度が閾値未満のときには、不適切な操作の履歴を電子制御ユニット70のRAMやフラッシュメモリに記憶しないものや、不適切な操作の履歴を通信により管理サーバ90に送信しないものとしてもよい。
実施例の自動車20では、報知部30は、音声により情報を報知するスピーカとして構成されるものとした。しかし、情報を表示するディスプレイや、警告灯として構成されるものとしてもよい。
実施例の自動車20では、走行用のエンジン22を備えるものとした。しかし、走行用のエンジン22を備えない電気自動車の構成としてもよい。この場合、不適切な操作としては、前進走行中にシフトポジションSPをDポジションからRポジションに変更する操作を挙げることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、シフトポジションセンサ82と電子制御ユニット70とが「検出部」に相当し、報知部30と電子制御ユニット70とが「処理部」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
20 自動車、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、30 報知部、40 カメラ、70 電子制御ユニット、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 管理サーバ。

Claims (1)

  1. 運転者の不適切な操作を検出可能な検出部と、
    前記検出部により前記不適切な操作が検出された検出回数が閾値以上に至ったときに、前記運転者に報知を行なう処理部と、
    を備える車両であって、
    前記処理部は、前記不適切な操作の常習性があるときには、前記常習性がないときに比して小さくなるように前記閾値を設定する、
    車両。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20240104975A1 (en) * 2022-09-27 2024-03-28 Bendix Commercial Vehicle Systems Llc System and method for detecting and evaluating bursts of driver performance events

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