JP2022023450A - 充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電池の冷却に要する時間の短縮を図ることが可能な充電システムを提供する。【解決手段】充電システム1は、走行用の駆動力源であるモータと、モータを駆動するための電力を蓄える電池23とを含む車両2と、電池23を充電するための外部電源31を含む充電施設3とを備える。車両2は、冷却水を循環させることによって電池23を冷却する冷却装置26を含む。充電施設3は、冷却装置26の冷却水の熱を回収する熱回収部32を含む。充電システム1は、外部電源31を用いた電池23の充電が行われる前に、冷却装置26によって電池23の冷却が行われる際に、熱回収部32で冷却水の熱が回収されるように構成されている。【選択図】図3
Description
本発明は、充電システムに関する。
従来、車両および充電装置を備える充電システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
車両は、走行用の駆動力源であるモータと、そのモータを駆動するための電力を蓄える電池とを含んでいる。充電装置は、建物の近傍に設置される充電ステーションおよびヒートポンプ機構を含んでいる。充電ステーションは、外部電源を用いて電池を充電するために設けられている。ヒートポンプ機構は、建物における給湯設備を構成している。
この充電システムは、外部電源を用いた電池の充電時に、冷却風によって電池を冷却するように構成されている。そして、冷却風が電池を冷却する際に暖められることによって温風になり、その温風がヒートポンプ機構の熱交換器(エバポレータ)に供給されるようになっている。これにより、電池の排熱が給湯に利用されるので、エネルギの利用効率を高くすることが可能である。
ここで、車両の電池の温度が高い場合には、外部電源を用いた電池の充電が行われる前に、電池の温度を下げる必要がある。そこで、車両に搭載された電池冷却装置によって電池を充電前に冷却することが考えられるが、電池の冷却に要する時間が長くなると、充電の開始時刻が遅くなり、冷却の開始から充電の完了までの全体の時間が長くなるおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、電池の冷却に要する時間の短縮を図ることが可能な充電システムを提供することである。
本発明による充電システムは、走行用の駆動力源であるモータと、モータを駆動するための電力を蓄える電池とを含む車両と、電池を充電するための外部電源を含む充電施設とを備える。車両は、冷却水を循環させることによって電池を冷却する冷却装置を含む。充電施設は、冷却装置の冷却水の熱を回収する熱回収部を含む。充電システムは、外部電源を用いた電池の充電が行われる前に、冷却装置によって電池の冷却が行われる際に、熱回収部で冷却水の熱が回収されるように構成されている。
このように構成することによって、充電施設の熱回収部で冷却水の熱が回収されることにより、冷却水の放熱量が大きくなるので、電池の冷却に要する時間の短縮を図ることができる。
本発明の充電システムによれば、電池の冷却に要する時間の短縮を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を説明する。
まず、図1~図3を参照して、本発明の一実施形態による充電システム1の概略構成について説明する。
充電システム1は、図1に示すように、車両2および充電施設3を備えている。車両2はたとえば電動車両であり、充電施設3は車両2の電池23を充電可能に構成されている。
車両2は、モータ21と、PCU22と、電池23とを含んでいる。モータ21は、走行用の駆動力源であり、電力を用いて走行用の駆動力を出力可能に構成されている。モータ21は、主に電動機として機能し、状況によっては発電機としても機能する。PCU22は、インバータなどを有し、モータ21を制御するために設けられている。電池23は、充放電可能であり、モータ21を駆動するための電力を蓄えるように構成されている。電池23は、モータ21で発電された電力を充電可能であるとともに、充電施設3の外部電源31(図3参照)によって充電可能に構成されている。この車両2にはインレット24が設けられ、インレット24は充電ケーブル33のコネクタ33aを着脱可能に構成されている。
充電施設3は、図3に示すように、外部電源31と、熱回収部32と、充電ケーブル33(図1参照)とを含んでいる。外部電源31は、たとえば系統電源(図示省略)からの電力を車両2に供給可能に構成されている。熱回収部32は、車両2の後述する冷却装置26の冷却水の熱を回収するために設けられている。充電ケーブル33のコネクタ33aが車両2のインレット24に挿し込まれた場合には、外部電源31と車両2の後述する充電器27とが電気的に接続されるとともに、熱回収部32の冷却水通路と冷却装置26の冷却水通路とが連通されるようになっている。
また、車両2は、空調装置25と、冷却装置26と、充電器27と、ECU28(図2参照)とを含んでいる。
空調装置25は、車室内を冷房するために設けられ、送風空気を発生させる送風機(図示省略)と、送風空気を冷却するための冷凍サイクル装置とを含んでいる。冷凍サイクル装置は、圧縮機251と、コンデンサ252と、エバポレータ253と、チラー264と、膨張弁253aおよび254aと、電磁弁253bおよび254bとを含んでいる。
圧縮機251は、電動式であり、冷媒を冷媒回路で循環させるために設けられている。コンデンサ252は、内部を流通する冷媒を冷却して凝縮させるように構成されている。このコンデンサ252は、水冷式であってもよいし、空冷式であってもよい。
電磁弁253bは、冷媒通路を開閉可能であり、冷媒をエバポレータ253に流すか否かを切り替えるために設けられている。電磁弁253bは、空調装置25による冷房時に開放されるように構成されている。膨張弁253aは、通過する冷媒を減圧して膨張させるように構成されている。エバポレータ253は、送風空気の通路である送風ダクト内に配置され、送風空気を冷却するように構成されている。エバポレータ253によって冷却された空調風は、吹出口から車室に吹き出されるようになっている。
電磁弁254bは、冷媒通路を開閉可能であり、冷媒をチラー264に流すか否かを切り替えるために設けられている。電磁弁254bは、冷却装置26の冷却水の冷却時に開放されるように構成されている。膨張弁254aは、通過する冷媒を減圧して膨張させるように構成されている。チラー264は、冷凍サイクル装置の冷媒と冷却装置26の冷却水との間で熱交換させる熱交換器であり、冷媒によって冷却水の熱を奪うように構成されている。
冷却装置26は、冷却水を用いて電池23を冷却するために設けられている。この冷却装置26は、ウォータポンプ261と、冷却器262と、ラジエータ263と、チラー264と、充電施設3の熱交換器322と、バルブ265aおよび265bとを含んでいる。
ウォータポンプ261は、電動式であり、冷却水を冷却水回路で循環させるために設けられている。冷却器262は、電池23を冷却するために設けられている。冷却器262は、冷却水が流通する冷却水流通部を有し、その冷却水流通部を流通する冷却水が電池23の熱を奪うように構成されている。たとえば、冷却器262に電池23が載置されている。
ラジエータ263は、内部を流通する冷却水と外気とで熱交換させることにより、外気によって冷却水を冷却するために設けられている。このラジエータ263は、走行風やラジエータファン(図示省略)によって冷やされるようになっている。チラー264は、冷却装置26の冷却水と冷凍サイクル装置の冷媒とで熱交換させることにより、冷媒によって冷却水を冷却するために設けられている。
ここで、充電施設3の熱回収部32は、温水装置321および熱交換器322を含んでいる。温水装置321および熱交換器322の間には冷却水が循環されるようになっている。熱交換器322は、冷却装置26の冷却水と温水装置321の冷却水とで熱交換させることにより、冷却装置26の冷却水を冷却するように構成されている。熱交換器322による冷却水の冷却能力は、ラジエータ263による冷却水の冷却能力よりも高く、チラー264による冷却水の冷却能力よりも高い。なお、冷却装置26の冷却水から奪われた熱は、温水装置321で利用される。
バルブ265aおよび265bは、冷却水回路において冷却水が循環される経路を切り替えるために設けられている。この冷却水回路は、第1循環経路F1~第3循環経路F3を含んでいる。第1循環経路F1にはラジエータ263が配置され、第2循環経路F2にはチラー264が配置され、第3循環経路F3には熱交換器322が配置されている。
第1循環経路F1が形成される場合には、バルブ265aによってウォータポンプ261の吐出口およびラジエータ263の冷却水入口が接続されるとともに、バルブ265bによって冷却器262の冷却水入口およびラジエータ263の冷却水出口が接続されている。このため、第1循環経路F1が形成されている場合には、ウォータポンプ261から吐出された冷却水は、ラジエータ263および冷却器262の順に流れてウォータポンプ261に戻される。冷却水が第1循環経路F1で循環され、冷却水がラジエータ263で冷却されるときには、ラジエータファンが駆動される場合がある。
第2循環経路F2が形成される場合には、バルブ265aによってウォータポンプ261の吐出口およびチラー264の冷却水入口が接続されるとともに、バルブ265bによって冷却器262の冷却水入口およびチラー264の冷却水出口が接続されている。このため、第2循環経路F2が形成されている場合には、ウォータポンプ261から吐出された冷却水は、チラー264および冷却器262の順に流れてウォータポンプ261に戻される。冷却水が第2循環経路F2で循環され、冷却水がチラー264で冷却されるときには、冷凍サイクル装置が電磁弁254bを開いた状態で駆動される。
第3循環経路F3が形成される場合には、バルブ265aによってウォータポンプ261の吐出口および熱交換器322の冷却水入口が接続されるとともに、バルブ265bによって冷却器262の冷却水入口および熱交換器322の冷却水出口が接続されている。このため、第3循環経路F3が形成されている場合には、ウォータポンプ261から吐出された冷却水は、熱交換器322および冷却器262の順に流れてウォータポンプ261に戻される。冷却水が第3循環経路F3で循環され、冷却水が熱交換器322で冷却されるときには、温水装置321および熱交換器322の間で冷却水が循環される。なお、第3循環経路F3は、充電施設3の充電ケーブル33が車両2に接続されている場合に利用可能であり、充電ケーブル33が車両2に接続されていない場合や、充電施設(図示省略)に熱回収部が設けられていない場合には利用することができない。
充電器27は、充電施設3の充電ケーブル33が車両2に接続されている場合に、外部電源31を用いて電池23を充電するために設けられている。
図2に示すように、ECU28は、演算部および記憶部(図示省略)などを含み、車両2を制御するように構成されている。ECU28には、電池23(図1参照)の温度を検出する電池温度センサ23aなどの各センサが接続されている。また、ECU28は、充電ケーブル33が車両2に接続されている場合に、信号線(図示省略)によって充電施設3と接続され、充電施設3と通信可能に構成されている。そして、ECU28は、各センサや充電施設3からの入力などに基づいて、車両2のPCU22、空調装置25、冷却装置26および充電器27などを制御するように構成されている。
本実施形態のECU28は、外部電源31(図3参照)を用いた電池23の充電が行われる前に、電池23の冷却を行う必要があるか否かを判断するように構成されている。次に、ECU28は、外部電源31を用いた電池23の充電前に冷却が必要である場合に、充電施設3の熱回収部32(図3参照)を利用可能であるか否かを判断するように構成されている。そして、ECU28は、外部電源31を用いた電池23の充電前に冷却が必要である場合に、熱回収部32を利用可能なときに、冷却装置26による第3循環経路F3(図3参照)を用いた電池23の冷却を行うように構成されている。その後、ECU28は、電池23の冷却が完了された場合に、外部電源31を用いた電池23の充電を行うように構成されている。
-外部電源を用いた充電-
次に、図4を参照して、本実施形態の充電システム1における外部電源31を用いた充電時の動作について説明する。この外部電源31を用いた充電時の動作は、たとえば、充電ケーブル33のコネクタ33aが車両2のインレット24に挿し込まれた場合に行われる。なお、以下の各ステップは、ECU28により実行される。
次に、図4を参照して、本実施形態の充電システム1における外部電源31を用いた充電時の動作について説明する。この外部電源31を用いた充電時の動作は、たとえば、充電ケーブル33のコネクタ33aが車両2のインレット24に挿し込まれた場合に行われる。なお、以下の各ステップは、ECU28により実行される。
まず、図4のステップS1において、電池23の冷却を行う必要があるか否かが判断される。たとえば、電池温度センサ23aによって検出される電池23の温度が所定値以上の場合に、電池23の冷却を行う必要があると判断される。この所定値は、たとえば、充電時に電池23が過熱しないように予め設定された値である。そして、電池23の冷却を行う必要があると判断された場合には、ステップS2に移る。その一方、電池23の冷却を行う必要がないと判断された場合には、ステップS6に移る。
次に、ステップS2において、充電施設3と通信が行われることにより、熱回収部32を利用可能であるか否かが判断される。なお、熱回収部32が利用できない場合の一例としては、充電施設(図示省略)に熱回収部が設けられていない場合を挙げることができる。そして、熱回収部32を利用可能であると判断された場合には、冷却装置26で第3循環経路F3を形成可能であることから、ステップS3に移る。その一方、熱回収部32を利用できないと判断された場合には、冷却装置26で第3循環経路F3を形成できないことから、ステップS4に移る。
次に、ステップS3では、熱回収部32を利用した電池23の冷却が開始される。すなわち、冷却装置26で第3循環経路F3が形成され、冷却水の熱が熱交換器322で排出される。具体的には、温水装置321および熱交換器322の間で冷却水が循環されており、ウォータポンプ261から吐出された冷却水が熱交換器322を通過する際に冷却され、熱交換器322で冷却された冷却水が冷却器262を通過する際に電池23を冷却し、電池23から熱を奪った冷却水がウォータポンプ261に戻される。なお、熱交換器322で冷却装置26の冷却水から奪われた熱は、温水装置321で利用される。
また、ステップS4では、熱回収部32を利用しない電池23の冷却が開始される。すなわち、冷却装置26で第1循環経路F1または第2循環経路F2が形成され、冷却水の熱がラジエータ263またはチラー264で排出される。
具体的には、第1循環経路F1が形成された場合には、たとえばラジエータファンが駆動されており、ウォータポンプ261から吐出された冷却水がラジエータ263を通過する際に冷却され、ラジエータ263で冷却された冷却水が冷却器262を通過する際に電池23を冷却し、電池23から熱を奪った冷却水がウォータポンプ261に戻される。
また、第2循環経路F2が形成された場合には、冷凍サイクル装置が電磁弁254bを開いた状態で駆動されており、ウォータポンプ261から吐出された冷却水がチラー264を通過する際に冷却され、チラー264で冷却された冷却水が冷却器262を通過する際に電池23を冷却し、電池23から熱を奪った冷却水がウォータポンプ261に戻される。
次に、ステップS5において、電池23の冷却が完了されたか否かが判断される。たとえば、電池温度センサ23aによって検出される電池23の温度が所定値未満の場合に、電池23の冷却が完了されたと判断される。この所定値は、たとえば、充電時に電池23が過熱しないように予め設定された値である。そして、電池23の冷却が完了されたと判断された場合には、冷却装置26による電池23の冷却が終了され、ステップS6に移る。その一方、電池23の冷却が完了していないと判断された場合には、ステップS5が繰り返し行われる。すなわち、冷却装置26による電池23の冷却が継続される。
次に、ステップS6において、充電器27により、外部電源31を用いた電池23の充電が開始される。そして、ステップS7において、電池23の充電が完了されたか否かが判断される。たとえば、電池23が満充電になった場合に、電池23の充電が完了されたと判断される。そして、電池23の充電が完了されたと判断された場合には、充電器27による電池23の充電が終了され、エンドに移る。その一方、電池23の充電が完了していないと判断された場合には、ステップS7が繰り返し行われる。すなわち、充電器27による電池23の充電が継続される。
-効果-
本実施形態では、上記のように、外部電源31を用いた電池23の充電が行われる前に、冷却装置26によって電池23の冷却が行われる際に、熱回収部32で冷却水の熱が回収されることにより、冷却水の放熱量が大きくなるので、電池23の冷却に要する時間の短縮を図ることができる。したがって、充電の開始時刻を早くすることができるので、冷却の開始から充電の完了までの全体の時間を短くすることができる。その結果、充電施設3において充電の順番待ちをしている車両2の発生を抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、外部電源31を用いた電池23の充電が行われる前に、冷却装置26によって電池23の冷却が行われる際に、熱回収部32で冷却水の熱が回収されることにより、冷却水の放熱量が大きくなるので、電池23の冷却に要する時間の短縮を図ることができる。したがって、充電の開始時刻を早くすることができるので、冷却の開始から充電の完了までの全体の時間を短くすることができる。その結果、充電施設3において充電の順番待ちをしている車両2の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、第3循環経路F3が形成され、冷却水の熱が熱交換器322で排出される場合には、冷凍サイクル装置やラジエータファンを駆動させる必要がないので、消費電力の低減を図ることができる。
また、本実施形態では、冷却装置26の冷却水から回収された熱が温水装置321で利用されることによって、エネルギの利用効率を高くすることができる。
また、本実施形態では、電池23の充電前の冷却が不要な場合に、電池23の充電前の冷却が行われないことによって、電池23の充電を早期に開始することができる。
また、本実施形態では、熱回収部32が利用できない場合に、第1循環経路F1または第2循環経路F2が形成されることによって、熱回収部32が利用できなくても、電池23の充電前の冷却を行うことができる。
-他の実施形態-
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、車両2が走行用の駆動力源としてモータを備える電動車両である例を示したが、これに限らず、車両が走行用の駆動力源としてモータおよび内燃機関を備えるハイブリッド車両であってもよい。
また、上記実施形態では、温水装置321が熱回収部32に設けられる例を示したが、これに限らず、温水装置以外の空調装置などが熱回収部に設けられていてもよい。この場合、空調装置などにおいて、冷却水から回収された熱が利用されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、外部電源31を用いた電池23の充電が行われているときに、冷却装置26による電池23の冷却が行われない例を示したが、これに限らず、外部電源を用いた電池の充電が行われているときに、冷却装置による電池の冷却が行われるようにしてもよい。この場合、第1循環経路~第3循環経路のいずれが形成されていてもよい。たとえば、電池の充電前の冷却時の冷却水の経路と、電池の充電時(充電中)の冷却水の経路とが同じであってもよい。
また、上記実施形態では、ラジエータ263およびチラー264が冷却装置26に設けられる例を示したが、これに限らず、ラジエータおよびチラーの一方のみが冷却装置に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、熱回収部32を利用しない電池23の冷却時に、第1循環経路F1または第2循環経路F2が形成される例を示したが、これに限らず、熱回収部を利用しない電池の冷却時に、第1循環経路および第2循環経路が形成されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、充電施設3において充電ケーブル33が接続された状態で充電が行われる例を示したが、これに限らず、充電施設においてワイヤレスで充電が行われるようにしてもよい。この場合には、充電施設の熱回収部と車両の冷却装置とを接続するケーブルが設けられていてもよい。
また、上記実施形態において、ステップS1の所定値とステップS5の所定値とが、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
本発明は、走行用の駆動力源であるモータと、モータを駆動するための電力を蓄える電池とを含む車両と、電池を充電するための外部電源を含む充電施設とを備える充電システムに利用可能である。
1 充電システム
2 車両
3 充電施設
21 モータ
23 電池
26 冷却装置
31 外部電源
32 熱回収部
2 車両
3 充電施設
21 モータ
23 電池
26 冷却装置
31 外部電源
32 熱回収部
Claims (1)
- 走行用の駆動力源であるモータと、前記モータを駆動するための電力を蓄える電池とを含む車両と、
前記電池を充電するための外部電源を含む充電施設とを備える充電システムであって、
前記車両は、冷却水を循環させることによって前記電池を冷却する冷却装置を含み、
前記充電施設は、前記冷却装置の冷却水の熱を回収する熱回収部を含み、
前記外部電源を用いた前記電池の充電が行われる前に、前記冷却装置によって前記電池の冷却が行われる際に、前記熱回収部で冷却水の熱が回収されるように構成されていることを特徴とする充電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020126398A JP2022023450A (ja) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | 充電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020126398A JP2022023450A (ja) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | 充電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022023450A true JP2022023450A (ja) | 2022-02-08 |
Family
ID=80226470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020126398A Pending JP2022023450A (ja) | 2020-07-27 | 2020-07-27 | 充電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022023450A (ja) |
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2020
- 2020-07-27 JP JP2020126398A patent/JP2022023450A/ja active Pending
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