JP2022022661A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、そのような構成では光源から照射される光の多くを遮光してしまうこととなり、光源の光束を十分に利用することができていなかった。
(1)本発明に係る1つの態様は、光源の配設されたヒートシンクと、前記光源から放射される光を車両の前方に向かって反射するリフレクタと、前記リフレクタからの反射光を車両の前方に投射するレンズと、を備える車両用灯具であって、前記レンズおよび前記リフレクタの間に、前記リフレクタからの反射光の一部を遮るシェードが配置され、ブラケットを介して車体側の部材に取り付けられ、少なくとも前記リフレクタが、前記レンズの光軸周りに車両の左右いずれかに選択的に傾斜されて、前記ブラケットに取り付けられているものである。
(2)前記(1)の態様において、前記リフレクタが前記レンズの光軸を通る鉛直軸を基準に路肩側に傾斜した状態で前記ブラケットに取り付けられていてもよい。
(3)前記(1)または(2)の態様において、前記レンズがレンズホルダを介して前記リフレクタに連結され、一体的に車両の左右いずれかに傾斜していてもよい。
(4)前記(1)~(3)のいずれかの態様において、前記リフレクタが前記ヒートシンクに取り付けられ、前記ブラケットまたは前記ヒートシンクの一方には、車両の左右で対をなす位置決め穴が設けられ、他方には車両の左右で対をなす位置決め凸部が設けられ、前記ブラケットの左右の位置決め穴の中心同士を結ぶ中心線が、車両の前後方向に見て前記シェードの上端縁における水平部分に対し傾斜していてもよい。
図1は、本実施形態の車両用灯具を備えた車両102の平面図である。図示のように本実施形態の車両用灯具は、車両102の前側の左右のそれぞれに設けられる前照灯101L、101Rであるが、以下では単に車両用灯具と記載する。
この車両用灯具は、前側に開口したハウジング(図示せず)と、開口を覆うようにハウジングに取り付けられるアウターレンズ(図示せず)とを備え、ハウジングとアウターレンズとで形成される灯室内に灯具ユニット10(図2、3を参照)が配置されている。
光源20は、基板上に発光チップが設けられた半導体型の光源であり、本実施形態ではLEDを用いているが、LDやEL(有機EL)等を用いてもよい。基板に用いられる発光チップの形状や個数は特に限定されるものではなく、例えば、正方形状の発光チップを1つだけ基板上に配置してもよいし、複数横に並べるように基板上に配置して、長方形状の発光面を形成してもよいし、長方形状の発光チップを1つだけ基板上に配置してもよい。
ヒートシンク30は、光源20を配置するベース部31と、ベース部31から鉛直下側に突出するとともに、それぞれ左右方向(車幅方向)に延びて、前後後方向に並ぶように設けられた複数の放熱フィン32と、を備えている。また、ヒートシンク30は、ベース部31や放熱フィン32よりも前方において左右にそれぞれ設けられ、可動シェード60やレンズホルダ52を取り付ける取付部33も備えている。
リフレクタ40は、図2、3に表れているように、光源20上を覆う半ドーム状とされ、ヒートシンク30のベース部31に取り付けられている。リフレクタ40の内面には、光源20からの光を前方側に反射する反射面が設けられている。なお、反射面の第1焦点は、光源20の発光面の中心またはその近傍に位置づけられ、第2焦点は、可動シェード60のシェード部62の上端近傍に位置付けられている。
レンズ50は、リフレクタ40によって反射された光源20からの光を前方に投射するものであり、例えば、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂およびガラス等の透明な材料で形成されている。一例としてレンズ50は、図3に示すように、前方に突出した曲面からなる出射面50aと略平坦な入射面50bとを備えた非球面レンズとすればよいが、これには限定されない。
図4は、可動シェード60を前方から見た正面図であり、光源20から放射され、リフレクタ40で反射された光の一部を遮るロービーム位置の状態を示している。本実施形態の可動シェード60は、ブラケット61とシェード部62と、を備えており、シェード部62は、左右に延びる長方形の板状とされ、その上端縁62aがロービーム配光パターンのカットオフラインCF(図6A~C参照)を生成する形状とされている。
ところで、前記のようにブラケット61に設けられる左右一対の位置決め穴61bは、図4に表れているように前後方向に見て、車両右側(図では左側)の位置決め穴61bが車両左側(図では右側)よりも高い位置にある。このため、左右一対の位置決め穴61bの中心同士を結ぶ線C(中心線C)が、前後方向に見てシェード部62の上端縁62aにおける水平部分に対し、予め設定した角度αだけ図では右下がりに傾斜している。
以上、説明したように本実施形態に係る車両用灯具では、灯具ユニット10のヒートシンク30、リフレクタ40およびレンズ50が、レンズ50の光軸Z周りに車両の左右いずれかに選択的に傾斜され、可動シェード60のブラケット61を介してハウジングに取り付けられている。これにより、プロジェクタタイプの車両用前照灯において、光源から照射される光を有効に利用して配光パターンを形成することができ、光源から照射される光の利用効率を向上させることができる。また、日本国内のような左側通行と米国のような右側通行とで複数の部品を共通化でき、コストの低減が図られる。
以上、本発明の望ましい実施形態について詳述したが、本発明の構成は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形および変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、灯具ユニット10のヒートシンク30、リフレクタ40およびレンズ50が一体となって傾斜されているが、これに限らず、少なくともリフレクタ40を傾斜させれば、ヒートシンク30やレンズ50は傾斜させなくてもよい。
20 光源
30 ヒートシンク
40 リフレクタ
50 レンズ
60 可動シェード
61 ブラケット
62 シェード部(シェード)
101L,101R 前照灯(車両用灯具)
102 車両
Z レンズの光軸
Claims (4)
- 光源の配設されたヒートシンクと、
前記光源から放射される光を車両の前方に向かって反射するリフレクタと、
前記リフレクタからの反射光を車両の前方に投射するレンズと、を備える車両用灯具であって、
前記レンズおよび前記リフレクタの間に、前記リフレクタからの反射光の一部を遮るシェードが配置され、ブラケットを介して車体側の部材に取り付けられ、
少なくとも前記リフレクタが、前記レンズの光軸周りに車両の左右いずれかに選択的に傾斜されて、前記ブラケットに取り付けられている、車両用灯具。 - 前記リフレクタが前記レンズの光軸を通る鉛直軸を基準に路肩側に傾斜した状態で前記ブラケットに取り付けられている、請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記レンズがレンズホルダを介して前記リフレクタに連結され、一体的に車両の左右いずれかに傾斜している、請求項1または2のいずれかに記載の車両用灯具。
- 前記リフレクタが前記ヒートシンクに取り付けられ、
前記ブラケットまたは前記ヒートシンクの一方には、車両の左右で対をなす位置決め穴が設けられ、他方には車両の左右で対をなす位置決め凸部が設けられ、
前記ブラケットの左右の位置決め穴の中心同士を結ぶ中心線が、車両の前後方向に見て前記シェードの上端縁における水平部分に対し傾斜している、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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