JP2022020354A - ドア駆動装置、およびドアシステム - Google Patents

ドア駆動装置、およびドアシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ドアの駆動を安定的に行うことのできるドア駆動装置、およびこれを備えるドアシステムを提供する。【解決手段】回転して開閉するドアの回転軸から離れた位置において前記ドアに配置される移動部と、地面または天井において前記移動部の弧状の移動経路に沿って配置されるベース部と、を有し、前記ベース部と前記移動部との間で生じた力を用いて、前記移動部を移動させることにより、前記ドアの開閉の少なくとも一方を実現させる、ドア駆動装置とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ドア駆動装置およびこれを用いたドアシステムに関する。
従来、ドアの開閉に用いられるドア駆動装置が知られている。例えば特許文献1には、次のようなドア駆動装置が開示されている。
特許文献1のドア駆動装置は、開放側駆動装置と、閉鎖側駆動装置と、ドア保持補助装置と、を有する。上記開放側駆動装置は、回転軸を軸として開閉するドアの下部に当接する位置であって、ドアの開放側壁面近傍の位置に設置される。上記閉鎖側駆動装置は、ドアの閉鎖側壁面近傍かつドアが出入り口を閉鎖できる位置に設置される。ドアの下部には、開放側駆動装置および閉鎖側駆動装置でドアを保持するためのドア保持補助装置を設置する。
特開2001-254568号公報
上記特許文献1のドア駆動装置では、ドアを開ける場合、閉鎖側駆動装置が保持装置を非通電状態としてドアの保持を解除し、押し出し装置によってドアを開放側駆動装置へ向かって押し出す。開放側駆動装置は、保持装置に通電することにより保持装置の保持面を磁石化し、金属体であるドア保持補助装置との引き付け合いによりドアを保持する。ドアを閉める場合も同様の動作となる。
しかしながら上記のドア駆動装置では、ドアの状況によっては、ドアを押し出しても保持装置とドア保持補助装置との引き付け合いが生じる位置までドアを移動させ難くなる可能性もあり、その場合はドアの開閉に不具合が生じる。また、上記特許文献1は、住宅などの屋内のドアの駆動に適しており、例えば屋外の重量の大きな門扉の駆動には適していない問題もある。
本発明は上記問題点に鑑み、小さい力でドアの駆動を安定的に行うことが容易となるドア駆動装置、およびこれを備えるドアシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るドア駆動装置は、回転して開閉するドアの回転軸から離れた位置において前記ドアに配置される移動部と、地面または天井において前記移動部の弧状の移動経路に沿って配置されるベース部と、を有し、前記ベース部と前記移動部との間で生じた力を用いて、前記移動部を移動させることにより、前記ドアの開閉の少なくとも一方を実現させる構成とする。なおここでの「地面」は、ベース部が配置可能であってドアの下側に位置するものであり、その具体的形態は特に限定されず、建築物の床面等も含む概念である。また「天井」は、ベース部が配置可能であってドアの上側に位置するものであり、その具体的形態は特に限定されない。
本構成によれば、移動部の移動経路に沿ったベース部と移動部との間で生じた力を利用してドアを駆動するため、ドアの駆動を安定的に行うことが容易となる。また更に、移動部をドアの回転軸から離れた位置に配置してドアの駆動に必要な力のモーメントを抑え、小さい力でドアの駆動を行うことが容易となる。
また、上記構成において、前記ベース部は、前記弧状に延びる隙間を有し、前記移動部は、前記隙間に嵌ったまま移動するように当該隙間に向けて突出する突出部を有し、前記ベース部と前記突出部との間で生じた力を用いて移動する構成としてもよい。本構成によれば、駆動源として回転モータやリニアモータ等を容易に適用することができ、また、突出部を常時隙間に嵌ったままとして異物の衝突等から保護することが可能となる。
また、上記構成において、前記移動部は回転モータを有し、前記突出部は、前記回転モータの出力軸を有し、前記回転モータが発生させる駆動力により、前記移動部を移動させる構成としてもよい。
また、上記構成において、前記出力軸は、鉛直方向に延び、前記突出部は、前記出力軸に固定される歯車を有し、前記ベース部の前記弧状に延びる面には、前記歯車と噛み合う歯が形成され、前記歯は、前記鉛直方向に沿って切られている構成としてもよい。
また、上記構成において、前記ベース部は、前記弧状に延びる凸部を有し、前記移動部は、前記凸部に嵌ったまま移動する凹部を有し、前記凸部と前記凹部との間で生じた力を用いて移動する構成としてもよい。
また、上記構成において、前記ベース部に設けられる固定子および前記移動部に設けられる可動子を有するリニアモータを備え、前記リニアモータが発生させる駆動力により、前記移動部を移動させる構成としてもよい。
また、本発明に係るドアシステムは、上記いずれかの構成のドア駆動装置と、前記移動部が配置されるドアと、を備える構成とする。また、当該ドアシステムにおいて、前記移動部は、前記ドアにおける回転軸とは反対側の端部に配置される構成としてもよい。本構成によれば、ドアの駆動に必要な力のモーメントを極力抑え、小さい力でドアの駆動を行うことが可能となる。
本発明に係るドア駆動装置によれば、小さい力でドアの駆動を安定的に行うことが容易となる。また本発明に係るドアシステムによれば、当該ドア駆動装置の利点を享受することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るドアシステムの全体構成を示す正面図である。 図1に示すドアシステムを上方から視た平面図である。 図1におけるドア駆動装置の要部拡大図である。 歯部材の一部構成を示す模式的な斜視図である。 ドア駆動装置の変形例を示す要部拡大斜視図である。 ウォームとウォームホイールとの噛み合いを要部的かつ模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係るドアシステムの全体構成を示す斜視図である。 図7に示すドア駆動装置の要部拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係るドアシステムの構成を示す斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について各図面を参照しながら説明する。なお、以下、上下方向は鉛直方向と一致し、図面において、上方をZ1、下方をZ2として図示する。また、水平方向は、上下方向(鉛直方向)と直交する。
<第1実施形態>
<<ドアシステムの全体構成>>
図1は、本発明の第1実施形態に係るドアシステムの全体構成を示す正面図である。なお、図1は、ドアが閉まった状態を示す。
図1に示すドアシステム10は、屋外に設置される。例えば、ドアシステム10は、住宅や工場などが配置される敷地の出入り口として設置される。
図1に示すように、ドアシステム10は、ドア1と、丁番2A,2Bと、支柱3A,3Bと、制御ボックス4と、ドア駆動装置5と、を備えている。
ドア1は、正面視で水平方向および上下方向に延びる略四角形状を有する門扉であり、鋼製パイプ11と、金網12と、を有する。鋼製パイプ11は、正面視で四角形環状を有し、内部に空洞を有する管状部材である。金網12は、金属製のメッシュであり、その周囲を鋼製パイプ11が取り囲む。
丁番2A,2Bは、上下に配置され、鋼製パイプ11の水平方向一端部と、地面に設置される支柱3Aとの間を接続する。これにより、ドア1は、支柱3Aに対して上下方向に延びる回転軸J周りに回転可能に支持される。すなわち、ドア1は、回転軸J周りに回転して開閉可能である。ドア1は、図1において、紙面奥側に回転することで開く。
制御ボックス4は制御装置40を内蔵する箱であり、支柱3Aに取り付けられる。制御装置40は、後述する移動部51を駆動制御する。支柱3Bは、閉まった状態のドア1に対して、鋼製パイプ11の水平方向他方側端部と水平方向に対向して地面に設置される。閉まった状態のドア1と支柱3Bにより侵入者の侵入が防止される。なお、後述する図2に示すように、支柱3Aの水平方向一方側には塀12Aが設置され、支柱3Bの水平方向他方側には塀12Bが設置される。
ドア駆動装置5は、移動部51と、ベース部52と、を有する。移動部51は、鋼製パイプ11の下方かつ水平方向他方側の端部に固定される。ベース部52は、地面に埋設されるコンクリート土間101の内部に設置される。移動部51とベース部52との間で生じる力により移動部51が移動し、ドア1が開閉駆動される。移動部51とベース部52の詳細については後述する。なお、支柱3A,3Bは、コンクリート土間101に固定される。
<<ドア駆動装置の構成>>
図2は、ドアシステム10を上方から視た平面図である。図3は、図1におけるドア駆動装置5の要部拡大図である。
移動部51は、固定アングル511と、回転モータ512と、歯車513と、を有する。固定アングル511(図1)は、略L字状の例えば鋼製の部材であり、鋼製パイプ11の下方かつ水平方向他方側の端部に固定される。
回転モータ512は、固定アングル511に固定される。図3に示すように、回転モータ512は、本体部512Aと、出力軸(シャフト)512Bと、を有する。本体部512Aは、固定アングル511に固定され、不図示のロータやステータなどを内蔵する。出力軸512Bは、本体部512Aから突出する棒状部材である。本体部512Aが固定アングル511に固定された状態で、出力軸512Bは上下方向(鉛直方向)に延び、下方へ向けて突出する。なお、固定アングル511および回転モータ512は、その一部が鋼製パイプ11に内蔵、他の一部が鋼製パイプ11の外部に配置されてもよいし、その全部が鋼製パイプ11に内蔵または外付けであってもよい。
歯車513は、出力軸512Bの先端部に固定される。歯車513は、平歯車であり、出力軸512Bの延びる方向と平行に切られた歯を有する。回転モータ512により、出力軸512Bとともに歯車513が上下方向に延びる回転軸C1周りに回転駆動される。
また、図3に示すように、ベース部52は、ベースアングル521,522を有する。ベースアングル521,522は、ともに図2に示すように回転軸J周りの弧状に延びて形成される。ベースアングル522は、ベースアングル521よりも回転軸Jに対する径方向内側に配置される。なお、以下、「径方向」とは、回転軸Jに対する径方向であるとする。
ベースアングル521は、弧状に延びる方向の各接線に垂直な各断面において略L字状を有し、図3に示すように天板部521Aと、側板部521Bと、を一体的に有する。天板部521A(図2)は、水平面に平行に配置され、その天面(上面)が地表に露出している。側板部521Bは、天板部521Aの径方向外側端部から下方へ突出して形成される。ここで、コンクリート土間101は、上記弧状に延びる溝部101Aを有する。溝部101Aは、地表に向けて開口している。天板部521Aおよび側板部521Bそれぞれの径方向外端面は、溝部101Aの径方向外端面に固定される。
ベースアングル522は、弧状に延びる方向の各接線に垂直な各断面において略L字状を有し、図3に示すように天板部522Aと、側板部522Bと、を一体的に有する。天板部522A(図2)は、水平面に平行に配置され、その天面(上面)が地表に露出している。側板部522Bは、天板部522Aの径方向内側端部から下方へ突出して形成される。天板部522Aおよび側板部522Bそれぞれの径方向内端面は、溝部101Aの径方向内端面に固定される。
このように、ベースアングル521,522は、溝部101A内部にてコンクリート土間101に固定される。この固定された状態で、ベースアングル521,522は、径方向に対向する。ベースアングル521と522の間には、隙間SP(図3)が形成される。隙間SPは、天板部521Aと522Aとの間の空間と、側板部521Bと522Bとの間の空間とからなる。すなわち、ベース部52は、弧状に延びる隙間SPを有する。
出力軸512Bは、隙間SP内部に向けて突出する。歯車513は、隙間SP内部に配置される。ベース部52は、歯部材523をさらに有する。歯部材523は、弧状に延びて形成され、側板部521Bの径方向内側側面に固定される。図4は、歯部材523の一部構成を示す模式的な斜視図である。歯部材523は、上下方向(鉛直方向)に平行に切られた歯523Aを有する。歯523Aは、歯部材523の弧状に延びる方向に配列される。歯523Aは、歯車513と噛み合う。すなわち、ベース部52の弧状に延びる面には、歯車513と噛み合う歯523Aが形成され、歯523Aは、鉛直方向に沿って切られている。なお、歯車513の歯と歯部材523の歯は、斜歯であってもよい。
回転モータ512により歯車513が回転駆動されると、歯車513は歯523Aとの噛み合いによって回転しながら歯部材523に対して弧状に移動する。従って、移動部51が弧状に移動する。すなわち、突出部TS(図3)が出力軸512Bと歯車513とからなるとすると、移動部51は、隙間SPに嵌ったまま移動するように隙間SPに向けて突出する突出部TSを有し、ベース部52と突出部TSとの間で生じた力を用いて移動する。
歯車513が正転すると、移動部51とともにドア1が図2で示す開方向OPに移動し、ドア1が開く。また、歯車513が逆転すると、移動部51とともにドア1が図2で示す閉方向CLに移動し、ドア1が閉まる。なお、図2では、一例として実線で示したドア1が閉状態であり、破線で示したドア1が開状態である。すなわち、この場合、ドア1は、回転軸J周りに90度の可動域を有する。
このように、本実施形態のドア駆動装置5は、ドア1の回転軸Jから離れた位置においてドア1に配置される移動部51と、地面において移動部51の弧状の移動経路に沿って配置されるベース部52と、を有し、ベース部52と移動部51との間で生じた力を用いて、移動部51を移動させることにより、ドア1の開閉を実現している。これにより、ドア1の開閉時にベース部52と移動部51との間に生じる力を常時用いて移動部51を移動させるので、ドア1を安定的に開閉することができる。
本実施形態では、移動部51は、ドア1における回転軸Jとは反対側の端部に配置されている。このように移動部51をドア1の回転軸Jから最も離れた位置に配置することで、ドア1の駆動に必要な力のモーメントを極力抑え、出来るだけ小さい力でドア1の駆動を行うことが可能である。
なお、ベース部52は、地面の代わりに、地面と上下方向に対向する天井に設置されていてもよい。この場合、ベース部52は、上下方向を逆とする。また、移動部51は、上下方向を逆とし、鋼製パイプ11の上方かつ水平方向他方側の端部に配置する。また、歯部材523は、側板部521Bの代わりに、側板部522Bに固定されていてもよい。
<<制御装置による制御>>
次に、制御ボックス4に内蔵される制御装置40によるドアシステム10の制御について説明する。図1および図2には、太い破線にて制御装置40に関する配線を示す。制御装置40には、電源ラインPLにより電源が供給される。電源ラインPLは、地面に埋設された部分からコンクリート土間101内部および支柱3A内部を引き回されて制御装置40に接続される。
また、制御装置40は、信号ラインSLにより安全センサ6(図2)との間で信号の通信を行う。図2に示すように、安全センサ6は、送信部6Aと受信部6Bとからなる。送信部6Aから赤外線などの信号を受信部6Bに向けて送信する。例えば、人などの物体が送信部6Aと受信部6Bとの間に位置する場合、送信部6Aから送信した信号が上記物体により遮られて、受信部6Bには受信されない。これにより、安全センサ6は、物体を検知することができる。なお、送信部6Aから受信部6Bへ信号を送信する経路SS(図2)は、上方視においてドア1の移動経路と重なる。信号ラインSLは、地面に埋設された部分からコンクリート土間101内部および支柱3A内部を引き回されて制御装置40に接続される。
また、駆動ラインDLにより制御装置40は駆動信号を回転モータ512に供給する。駆動ラインDLは、制御装置40に接続される端部から支柱3A内部を引き回され、丁番2Aを介して鋼製パイプ11の空洞内部を引き回され、回転モータ512に接続される。
制御装置40は、不図示のリモコン装置から開信号または閉信号を受けることが可能である。制御装置40は、リモコン装置から開信号を受けると、回転モータ512に正転させる駆動信号を送信し、移動部51およびドア1を開方向OP(図2)に移動させる。一方、制御装置40は、リモコン装置から閉信号を受けると、回転モータ512に逆転させる駆動信号を送信し、移動部51およびドア1を閉方向CLに移動させる。これにより、リモコン装置によりドア1を遠隔操作で開閉させることができる。
なお、制御装置40は、開信号または閉信号を受けた場合に、安全センサ6からの信号により物体が検知されていると判断した場合は、回転モータ512を回転駆動させない。これにより、ドア1が物体に衝突することを回避できる。
<<ドア駆動装置の変形例>>
図5は、ドア駆動装置5の変形例を示す要部拡大斜視図である。図5に示す変形例における移動部51は、回転モータ512と、ウォーム514と、ウォームホイール515と、平歯車516,517と、シャフト518と、を有する。図6には、ウォーム514とウォームホイール515との噛み合いを要部的かつ模式的に示す。
回転モータ512は、本体部512Aと、本体部512Aから下方へ向けて突出する出力軸512Bと、を有する。ウォーム514は、ねじ状の歯車であり、出力軸512Bの先端部に固定される。ウォームホイール515は、ウォーム514に噛み合う斜歯歯車である。平歯車516,517とウォームホイール515は、水平方向に延びるシャフト518によって接続される。平歯車516,517は、それぞれウォームホイール515の水平方向他方側、一方側に配置される。平歯車516,517の歯は、シャフト518が延びる方向と平行に切られている。
一方、ベース部52は、ベースアングル521,522を有する。ベースアングル521,522の構成は、基本的に先述した実施形態のものと同様であるが、本実施形態では、側板部521B,522Bのそれぞれの下面に歯G1,G2が形成される。歯G1,G2は、水平方向に切られ、ベースアングル521,522が延びる弧状に配列される。
このような構成によれば、回転モータ512により出力軸512Bおよびウォーム514が回転駆動されると、ウォームホイール515の歯が送られてウォームホイール515とともに平歯車516,517がシャフト518の軸周りに回転駆動される。平歯車516,517は、それぞれ歯G1,G2と噛み合うので、移動部51は弧状の移動経路に沿って移動する。このような変形例であっても、ドア1を安定的に開閉駆動させることができる。
<第2実施形態>
<<ドアシステムの全体構成>>
図7は、本発明の第2実施形態に係るドアシステム15の全体構成を示す斜視図である。図7に示すドアシステム15は、住宅やビルなどの建物の屋内に配置される。なお、図7は、屋内の部屋側から視た図である。
ドアシステム15は、ドア21と、丁番22A~22Cと、制御装置23と、ドア駆動装置24と、安全センサ25,26と、を有する。
ドア21の水平方向一方側端部は、上下方向に配列される丁番22A~22Cにより建物に接続される。これにより、ドア21は、上下方向に延びる回転軸J周りに回転し、開方向OPおよび閉方向CLの両方に移動することができる。ドア21は、閉状態では建物の壁Wに設けられる開口部30に収容される。
制御装置23は、壁Wの内側(部屋側)と外側の両方から操作できる手動スイッチ(不図示)を有し、後述するドア駆動装置24を制御する。上記手動スイッチにより、ドア21の開閉を操作できる。
ドア駆動装置24は、移動部241と、ベース部242と、を有し、ドア21を開閉駆動する。ドア駆動装置24の詳細については後述する。
安全センサ25は、ドア21の内側面に設置され、安全センサ25の下方に位置する人などの物体を検知する。安全センサ26は、部屋の天井に埋設されるセンサであり、安全センサ26の下方に位置する物体を検知する。なお、安全センサ25,26について、いずれか一方の設置を省略してもよい。
<<ドア駆動装置の構成>>
図8は、ドア駆動装置24の要部拡大断面図である。なお、図8は、回転軸J周りの弧状の接線に垂直な方向の切断面で切断した状態の図である。
移動部241は、ドア21の下面における水平方向他方側の端部に配置される。移動部241は、回転軸J周りの弧状に沿って延び、上記弧状の各接線に垂直な各断面での断面視において下方に開いた略コ字状を有する。移動部241は、上記断面視で下方に開いた略コ字状の基部241Aと、基部241Aに固定される永久磁石241B,241Cと、を有する。基部241Aは、上方に向かって凹む凹部241A1を有する。永久磁石241B,241Cは、それぞれ凹部241A1の径方向内側側面、径方向外側側面に固定される。凹部2411は、永久磁石241B,241Cに径方向に挟まれて形成される。
一方、ベース部242は、基台部242Aと、ベース凸部242Bと、を一体的に有する。図7に示すように、ベース部242は、回転軸J周りの弧状に沿って延びる。基台部242Aは、水平面に平行に配置される。ベース凸部242Bは、基台部242Aの径方向中央部から上方へ向かって突出する
ベース部242は、電磁石242C,242Dをさらに有する。電磁石242C,242Dはそれぞれ、弧状に延びるベース凸部242Bの径方向内側側面、外側側面に沿って固定される。電磁石242C,242Dは、駆動コイルを有し、当該駆動コイルに電流を流すことで磁界を発生させる。図8に示す例では、ベース部242は、ベニヤ下地42上に設置され、かつフローリング41に埋設される。
ベース凸部242Bと電磁石242C,242Dとからなり弧状に延びる凸部TS2は、凹部2411に嵌合する。その状態で、永久磁石241Bと電磁石242Cとが、永久磁石241Cと電磁石242Dとが、それぞれ径方向に隙間を介して対向する。また、凸部TS2と凹部2411との間には、上下方向に隙間が形成される。
永久磁石241Bは、径方向外側にN極とS極の一方の磁極を有し、永久磁石241Cは、径方向内側に他方の磁極を有する。なお、永久磁石241B,241Cは、それぞれ複数の磁極を有してもよい。その場合、弧状に沿ってN極とS極が交互に配列され、径方向に対向する磁極は互いに反対の磁極となる。
電磁石242C,242Dの駆動制御により、弧状に沿って配置される電磁石242C,242Dの磁極の制御を行うことで、異なる磁極の引き合い、同じ磁極の反発により、移動部241に推進力が発生する。これにより、移動部241は、弧状に沿った移動経路で移動する。移動部241の移動とともに、ドア21は回転軸J周りに回転駆動される。
すなわち、ベース部242は、弧状に延びる凸部TS2を有し、移動部241は、凸部TS2に嵌ったまま移動する凹部2411を有し、凸部TS2と凹部2411との間で生じた力を用いて移動する。
また、ベース部242を固定子、移動部241を可動子と捉えれば、ドア駆動装置24は、固定子および可動子を有するリニアモータを備えるともいえる。そして、リニアモータが発生させる駆動力により、移動部241は移動させられる。
このような第2実施形態に係るドア駆動装置24であっても、ドア21の回転軸Jから離れた位置においてドア21に配置される移動部241と、床面において移動部241の弧状の移動経路に沿って配置されるベース部242と、を有し、ベース部242と移動部241との間で生じた力を用いて、移動部241を移動させることにより、ドア21の開閉を実現している。従って、本実施形態であっても、ドア21を安定的に開閉駆動させることができる。
なお、ベース部242を床面の代わりに、天井に配置してもよい。その場合、ベース部242は、上下方向を逆とする。また、移動部241は、上下方向を逆とし、ドア21の上面における水平方向他方側の端部に配置させる。
また、上記のようなリニアモータ方式において、固定子と可動子とで凹凸を逆としてもよい。また、移動部241は、ドア21に対して外付けに限らず、その少なくとも一部がドア21内部に埋設されていてもよい。
<<制御装置による制御>>
図7に示すように、制御装置23に対しては各種配線の接続が行われる。制御装置23には、電源ラインPL2を介して電源が供給される。制御装置23は、信号ラインSL1を介して安全センサ25との間で信号の通信を行う。制御装置23は、信号ラインSL2を介して安全センサ26との間で信号の通信を行う。制御装置23は、駆動ラインDL2を介してドア駆動装置24における電磁石242C,242Dに駆動信号を送信する。
ドア21が閉まった状態で部屋の外側に位置する操作者により制御装置23における壁W外側の手動スイッチの開操作がされると、制御装置23は、駆動信号をドア駆動装置24に送信して移動部241を移動させる。これにより、ドア21は、開方向OPに移動して開く。なお、上記開操作がされたときに安全センサ25,26の少なくとも一方により物体が検知されている場合は、制御装置23は、移動部241を移動させない。これにより、ドア21が開いて人などの物体に衝突することを回避できる。
ドア21が開いてから操作者が部屋の中に入り、制御装置23における壁W内側の手動スイッチを閉操作すると、制御装置23は、駆動信号をドア駆動装置24に送信して移動部241を移動させる。これにより、ドア21は、閉方向CLに移動して閉まる。なお、上記閉操作がされたときに安全センサ26により物体が検知されている場合は、制御装置23は、移動部241を移動させない。これにより、ドア21が閉まって物体に衝突することを回避できる。
部屋の中に位置する操作者が部屋の外に出る場合の操作、すなわち制御装置23における壁W内側の手動スイッチによる開操作、および壁W外側の手動スイッチによる閉操作がされた場合も、上記の開操作および閉操作がされた場合と同様の動作が行われる。なお、開操作によりドア21が開いた後、自動的に移動部241が移動してドア21が閉まるようにしてもよい。
<第3実施形態>
次に、第2実施形態の変形例である第3実施形態について述べる。図9は、第3実施形態に係るドアシステム15’の構成を概略的に示す図である。本実施形態に係るドアシステム15’においては、ドア駆動装置24’が備えられる。ドア駆動装置24’は、移動部241’
と、ベース部242’と、を有する。
移動部241’は、ドア21における下方部分に埋設される。なお、移動部241’の下面は、ドア21の下面と同じ上下位置であってもよいし、当該下面と上下位置が上下のいずれかにずれていてもよい。
ベース部242’は、回転軸J周りの弧状に沿って延び、その上面242’S全体はフラットである。当該上面は、床面Fと上下位置が一致する。これにより、床面Fは、ベース部242’の上面も含めてフラットとなる。ベース部242’の上面と、移動部241’の下面とは、上下方向に隙間SZをもって対向する。
移動部241’は、図示しない永久磁石を有する。当該永久磁石は、上下方向に異なる磁極を有し、その下面にはN極とS極の一方を有する。ベース部242’は、上記弧状に沿ってベース部242’が延びる方向に配列される図示しない電磁石を有する。
上記電磁石の駆動制御により磁極の制御を行うことで、異なる磁極の引き合い、同じ磁極の反発により、移動部241’に推進力が発生する。これにより、移動部241’は、弧状に沿った移動経路で移動する。移動部241’の移動とともに、ドア21は回転軸J周りに回転駆動される。
このような本実施形態では、床面をできるだけ平坦にすることが可能であり、床面を歩く歩行者が歩行しやすくなる等の利点が得られる。なお本実施形態のように、ドア側と床面(地面)側の一方の凸部が他方の凹部に嵌っていなくても、ドアは同じ軌道で回転するように丁番で支持されており、ドアの軌道は問題なく確保される。また上記何れの実施形態においても、ドアは地面から僅かに浮いた状態を維持するように丁番で回転可能に支持されており、ドア駆動装置はドアの重量を負担する必要がなく、小さい動力源でドアを動かすことが可能である。
<その他>
以上に説明したとおり、各実施形態のドア駆動装置は、回転して開閉するドアの回転軸から離れた位置において当該ドアに配置される移動部と、地面または天井において移動部の弧状の移動経路に沿って配置されるベース部と、を有する。また当該ドア駆動装置は、ベース部と移動部との間で生じた力を用いて、移動部を移動させることにより、当該ドアの開閉の少なくとも一方を実現させる。
そのため当該ドア駆動装置によれば、移動部の移動経路に沿ったベース部と移動部との間で生じた力を利用してドアを駆動するため、ドアの駆動を安定的に行うことが容易となっている。また更に、移動部をドアの回転軸から離れた位置に配置してドアの駆動に必要な力のモーメントを抑え、小さい力でドアの駆動を行うことが容易となっている。
更に各実施形態のドア駆動装置において、ベース部は、前記弧状に延びる隙間を有する。また移動部は、この隙間に嵌ったまま移動するように当該隙間に向けて突出する突出部を有し、ベース部と突出部との間で生じた力を用いて移動する。そのため、駆動源として回転モータやリニアモータ等を容易に適用することができ、また、突出部を常時隙間に嵌ったままとして異物の衝突等から保護することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は上記実施形態に限られず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、回転して開閉する各種用途のドアの駆動装置に利用可能である。
1 ドア
2A,2B 丁番
3A,3B 支柱
4 制御ボックス
5 ドア駆動装置
6 安全センサ
6A 送信部
6B 受信部
10 ドアシステム
11 鋼製パイプ
12 金網
12A,12B 塀
15 ドアシステム
21 ドア
22A~22C 丁番
23 制御装置
24 ドア駆動装置
25,26 安全センサ
30 開口部
40 制御装置
41 フローリング
42 ベニヤ下地
51 移動部
52 ベース部
101 コンクリート土間
101A 溝部
241 移動部
241A 基部
241A1 凹部
241B,241C 永久磁石
242 ベース部
242A 基台部
242B ベース凸部
242C,242D 電磁石
511 固定アングル
512 回転モータ
512A 本体部
512B 出力軸
513 歯車
514 ウォーム
515 ウォームホイール
516,517 平歯車
518 シャフト
521,522 ベースアングル
521A 天板部
521B 側板部
522A 天板部
522B 側板部
523 歯部材
523A 歯
2411 凹部
C1 回転軸
CL 閉方向
DL 駆動ライン
DL2 駆動ライン
G1,G2 歯
J 回転軸
OP 開方向
PL 電源ライン
PL2 電源ライン
SL 信号ライン
SL1 信号ライン
SL2 信号ライン
SP 隙間
SS 経路
TS1 突出部
TS2 凸部
W 壁

Claims (8)

  1. 回転して開閉するドアの回転軸から離れた位置において前記ドアに配置される移動部と、
    地面または天井において前記移動部の弧状の移動経路に沿って配置されるベース部と、
    を有し、
    前記ベース部と前記移動部との間で生じた力を用いて、前記移動部を移動させることにより、前記ドアの開閉の少なくとも一方を実現させることを特徴とするドア駆動装置。
  2. 前記ベース部は、前記弧状に延びる隙間を有し、
    前記移動部は、前記隙間に嵌ったまま移動するように当該隙間に向けて突出する突出部を有し、前記ベース部と前記突出部との間で生じた力を用いて移動することを特徴とする請求項1に記載のドア駆動装置。
  3. 前記移動部は回転モータを有し、
    前記突出部は、前記回転モータの出力軸を有し、
    前記回転モータが発生させる駆動力により、前記移動部を移動させることを特徴とする請求項2に記載のドア駆動装置。
  4. 前記出力軸は、鉛直方向に延び、
    前記突出部は、前記出力軸に固定される歯車を有し、
    前記ベース部の前記弧状に延びる面には、前記歯車と噛み合う歯が形成され、
    前記歯は、前記鉛直方向に沿って切られていることを特徴とする請求項3に記載のドア駆動装置。
  5. 前記ベース部は、前記弧状に延びる凸部を有し、
    前記移動部は、前記凸部に嵌ったまま移動する凹部を有し、前記凸部と前記凹部との間で生じた力を用いて移動することを特徴とする請求項1に記載のドア駆動装置。
  6. 前記ベース部に設けられる固定子および前記移動部に設けられる可動子を有するリニアモータを備え、
    前記リニアモータが発生させる駆動力により、前記移動部を移動させることを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項5に記載のドア駆動装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のドア駆動装置と、
    前記移動部が配置されるドアと、を備えることを特徴とするドアシステム。
  8. 前記移動部は、前記ドアにおける回転軸とは反対側の端部に配置されたことを特徴とする請求項7に記載のドアシステム。
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