JP2022018073A - メカニカルシール装置 - Google Patents

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祐規 中村
Yuuki Nakamura
繁行 藤永
Shigeyuki Fujinaga
優司 柿崎
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Abstract

【課題】低速回転する回転機器であっても必要流量の封液を循環させることができるメカニカルシール装置を提供する。【解決手段】メカニカルシール装置1の循環ポンプ機構30は、回転軸51に取り付けられたロータ31と、ロータ31の外周面31bに対して出没自在な複数のベーン32と、各ベーン32を突出させる方向に付勢する複数の付勢部材33と、ロータ31の外周面31bに対して偏心して形成されるとともにロータ31の回転に伴ってベーン32の突出端32aが摺動する内周面35bを有しシールケース2に取り付けられたハウジング34と、ロータ31の外周面31bとハウジング34の内周面35bとの間において、複数のベーン32により区画された複数のポンプ室38と、を備える。ハウジング34は、ポンプ室38に封液を吸い込む吸込口36aと、ポンプ室38から封液を吐出する吐出口37aと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、メカニカルシール装置に関する。
回転機器に設置されるメカニカルシールは、回転密封環及び固定密封環のシール面同士の潤滑性を高めるとともに、前記シール面同士の間で発生した摺動熱を除去するために、封液を循環させる循環構造を備えている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のメカニカルシールは、前記循環構造として、回転機器の回転軸の回転による遠心力を利用して封液を循環させるポンピングリングを備えている。
国際公開第2014/208235号
特許文献1のメカニカルシールでは、封液の循環流量は、遠心力の大きさに左右される。このため、ポンプ等の高速回転する回転機器では遠心力が大きくなるので、必要流量の封液を循環させることはできるが、撹拌機等の低速回転する回転機器では遠心力が小さくなるので、必要流量の封液を循環させることができない場合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、低速回転する回転機器であっても必要流量の封液を循環させることができるメカニカルシール装置を提供することを目的とする。
本発明のメカニカルシール装置は、回転機器の回転軸を包囲し、前記回転機器の機内領域と機外領域とを区画するシールケースと、前記シールケースと前記回転軸との間に配置された少なくとも1つのメカニカルシールと、前記シールケース内に形成され、前記メカニカルシールの摺動部を潤滑する封液が導入される環状の封液室と、前記封液室内の封液を循環させる循環ポンプ機構と、を備え、前記循環ポンプ機構は、前記回転軸側に一体回転可能に取り付けられたロータと、前記ロータの周方向に所定間隔をあけて設けられ、前記ロータの外周面に対して出没自在な複数のベーンと、前記ロータに設けられ、前記各ベーンを前記ロータの外周面から突出させる方向に付勢する複数の付勢部材と、前記ロータの外周面に対して偏心して形成されるとともに前記ロータの回転に伴って前記ベーンの突出端が摺動する摺動面を内周に有し、前記シールケースに取り付けられたハウジングと、前記ロータの外周面と前記ハウジングの摺動面との間において、前記複数のベーンにより区画された複数のポンプ室と、を備え、前記ハウジングは、前記封液室から前記ポンプ室に封液を吸い込む吸込口と、前記ポンプ室から前記封液室に封液を吐出する吐出口と、を有する、メカニカルシール装置。
本発明によれば、循環ポンプ機構において、回転機器の回転軸と共にロータが回転すると、付勢部材により突出する方向に付勢された各ベーンの突出端が、ハウジングの偏心した摺動面を摺動しながら回転することで、各ポンプ室の容積が変化する。その容積変化により、封液室の封液を吸込口からポンプ室に吸い込む作用、及びポンプ室の封液を吐出口から封液室に吐出する作用が発生することで、封液室内の封液を循環させることができる。これにより、循環ポンプ機構は、ベーンポンプとして機能し、ロータの1回転毎に一定容積の封液を循環させることができるので、低速回転する回転機器であっても必要流量の封液を循環させることができる。
前記ハウジングは、前記摺動面である内周面を有するカムリングと、前記カムリングの軸方向両側に配置された一対の外側板と、を有し、前記カムリング、及び前記一対の外側板は、前記シールケースに対して軸方向に移動自在に取り付けられており、前記メカニカルシール装置は、前記一対の外側板のいずれか一方を、前記カムリング側となる軸方向一方側へ向けて押圧する押圧部と、前記一対の外側板のいずれか他方が、前記シールケースに対して所定位置よりも前記軸方向一方側へ移動するのを規制する規制部と、を備えるのが好ましい。
この場合、ハウジングにおけるカムリング及び一対の外側板は、押圧部により軸方向一方側に押圧された状態で、規制部と押圧部とにより軸方向両側から挟まれた状態で保持される。これにより、カムリングの軸方向両側に各外側板が密着するので、ポンプ室内の封液が外部へ漏洩するのを抑制することができる。その結果、封液の循環効率が低下するのを抑制することができる。また、カムリング及び一対の外側板は、押圧部の押圧力に抗して軸方向他方側へ移動自在であるため、回転軸が軸ぶれ等により軸方向他方側へ移動しても、その移動に追従してハウジング全体を軸方向他方側へ移動させることができる。その結果、循環ポンプ機構が破損するのを抑制することができる。
前記少なくとも1つのメカニカルシールは、機内領域側に配置された第1メカニカルシールと、機外領域側に配置された第2メカニカルシールと、を含むのが好ましい。
この場合、第1メカニカルシールと第2メカニカルシールとによりダブル型メカニカルシールを構成するメカニカルシール装置では、各メカニカルシールの摺動部をそれぞれ潤滑するために比較的多くの封液を循環させる必要がある。しかし、そのようなメカニカルシール装置においても、上記のようにロータの1回転毎に一定容積の封液を循環させることができるので、低速回転する回転機器であっても必要流量の封液を循環させることができる。
前記循環ポンプ機構は、前記第1メカニカルシールと前記第2メカニカルシールとの間に配置されているのが好ましい。
この場合、循環ポンプ機構は、第1メカニカルシール及び第2メカニカルシールと径方向に重なることはないので、メカニカルシール装置を径方向にコンパクトに構成することができる。
前記シールケースは、前記封液室に封液を供給する供給路と、前記封液室の封液を排出する排出路と、を有し、前記メカニカルシール装置は、前記排出路から排出された封液を前記供給路に戻す循環路と、前記循環路に設けられ、封液を冷却する第1冷却機構と、を備えるのが好ましい。
この場合、封液室においてメカニカルシールの摺動部で発生した摺動熱等により封液の温度が上昇しても、その昇温した封液が排出路から循環路を通過して供給路に戻されるまでの間に、当該封液を第1冷却機構により冷却することができる。
前記第1冷却機構は、前記封液を一時的に貯留するタンクと、前記タンク内に設けられ、内部に冷却媒体が流れる冷却コイルと、を有するのが好ましい。
この場合、昇温した封液がタンク内に一時的に貯留されるときに、当該封液を冷却コイルによって冷却することができる。これにより、封液を一時的に貯留するタンクを、第1冷却機構の一部として利用することができるので、第1冷却機構の構成を簡素化することができる。
前記メカニカルシール装置は、前記循環路において前記第1冷却機構よりも前記供給路側に設けられ、封液を冷却する第2冷却機構を備えるのが好ましい。
この場合、第1冷却機構で冷却しきれなかった封液を、第2冷却機構により冷却することができるので、封液の冷却能力を向上させることができる。
本発明によれば、低速回転する回転機器であっても必要流量の封液を循環させることができる。
本発明の第1実施形態に係るメカニカルシール装置の断面図である。 図1のI-I矢視断面図である。 循環ポンプ機構を示す図1の要部拡大断面図である。 第1外側板を機外側から見た側面図である。 第2外側板を機外側から見た側面図である。 本発明の第2実施形態に係るメカニカルシール装置の概略構成図である。 第2実施形態の第1冷却機構の断面図である。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係るメカニカルシール装置の断面図である。メカニカルシール装置1は、被密封流体を取り扱うポンプや撹拌機等の回転機器50に設けられている。メカニカルシール装置1は、シールケース2と、第1メカニカルシール6と、第2メカニカルシール7と、封液室8と、循環ポンプ機構30と、を備えている。
シールケース2は、回転機器50のケーシング(図示省略)に固定されており、回転機器50の機内領域Aと機外領域Bとを区画している。本実施形態のシールケース2は、機外領域B側から機内領域A側へ向かって順に、第1ケース体3、第2ケース体4、及び第3ケース体5を有している。第1ケース体3、第2ケース体4、及び第3ケース体5は、それぞれ環状に形成されており、回転機器50の回転軸51を包囲している。以下、本明細書において、機内領域A側を機内側といい、機外領域B側を機外側という。
第1メカニカルシール6及び第2メカニカルシール7は、ダブル型メカニカルシールを構成しており、シールケース2と回転軸51との間において、回転軸51の軸方向(以下、単に「軸方向」という)に所定間隔をあけて配置されている。第1メカニカルシール6は機内側に配置され、機内領域Aと封液室8(後述)との間をシールしている。第2メカニカルシール7は機外側に配置され、機外領域Bと封液室8との間をシールしている。
第1メカニカルシール6は、スプリングリテーナ11、スプリング12、ドライブピン13、ドライブカラー14、リテーナ15、回転密封環16、静止密封環17、セットスクリュー18、ピン19、Oリング20、及びOリング21を備えている。
スプリングリテーナ11は、環状に形成されており、回転軸51の外周側においてスリーブ9を介して固定されている。スプリングリテーナ11には、径方向に貫通する複数のねじ孔11a(図1では1つのみ図示)が周方向に所定間隔をあけて形成されている。各ねじ孔11aにはセットスクリュー18が螺合されており、セットスクリュー18の先端部はスリーブ9の外周面を押し付けている。これにより、スプリングリテーナ11は、セットスクリュー18によって回転軸51側に固定されている。
スプリングリテーナ11には、軸方向に貫通する複数の貫通孔11b(図1では1つのみ図示)が周方向に所定間隔をあけて形成されている。各貫通孔11bにはドライブピン13が挿入されており、ドライブピン13は、スプリングリテーナ11に対して軸方向の所定範囲で移動自在に保持されている。
ドライブピン13の機内側の端部は、スプリングリテーナ11よりも機内側において、スリーブ9の外周面に対して軸方向に移動可能に取り付けられた環状のドライブカラー14に固定されている。具体的には、ドライブカラー14には、軸方向に貫通する複数のねじ孔14a(図1では1つのみ図示)が周方向に所定間隔をあけて形成されている。各ねじ孔14aには、各ドライブピン13の機内側の端部に形成された雄ねじ部13aが螺合されている。これにより、ドライブカラー14は、ドライブピン13を介してスプリングリテーナ11に対して軸方向に移動可能に保持されながら、スプリングリテーナ11に対する相対回転が規制されている。
スプリングリテーナ11は、周方向に所定間隔をあけて複数のスプリング12(図1では1つのみ図示)の一端部を保持している。スプリング12の他端部は、ドライブカラー14の機外側の端面に当接している。これにより、ドライブカラー14は、スプリング12の付勢力によって機内側に付勢されている。
ドライブカラー14よりも機内側には、環状のリテーナ15が隣接して配置されている。リテーナ15は、スリーブ9の外周面に対して軸方向に移動可能に取り付けられている。リテーナ15の機外側の端面には、機外側に突出する複数の係合ピン15a(図1では1つのみ図示)が周方向に所定間隔をあけて設けられている。
各係合ピン15aは、ドライブカラー14に形成された係合孔14bに係合されている。これにより、リテーナ15は、ドライブカラー14と共に回転軸51に対して軸方向に移動可能に保持されながら、ドライブカラー14に対する相対回転が規制されている。リテーナ15の内周には、スリーブ9の外周面との間をシール(二次シール)するゴム製のOリング20が設けられている。
リテーナ15の機内側には、環状の回転密封環16が嵌合して固定されている。回転密封環16の機内側の端面は、シール面16aとされている。回転密封環16よりも機内側には、静止密封環17が隣接して配置されている。静止密封環17は、第3ケース体5の内周側に嵌合して固定されている。静止密封環17の機外側の端面は、回転密封環16のシール面16aが摺動するシール面17aとされている。
静止密封環17の機内側には、複数のピン溝17b(図1では1つのみ図示)が周方向に所定間隔をあけて形成されている。各ピン溝17bには、第3ケース体5の内周側において機外側に突出して固定されたピン19が挿入されている。これにより、静止密封環17は、第3ケース体5に対する相対回転が規制されている。静止密封環17の外周には、第3ケース体5の内周面との間をシール(二次シール)するゴム製のOリング21が設けられている。
第2メカニカルシール7は、第1メカニカルシール6と同様に、スプリングリテーナ11、スプリング12、ドライブピン13、ドライブカラー14、リテーナ15、回転密封環16、静止密封環17、セットスクリュー18、ピン19、Oリング20、及びOリング21を備えている。第2メカニカルシール7の構成部材であるスプリングリテーナ11~Oリング21は、循環ポンプ機構30を挟んで、第1メカニカルシール6の構成部材であるスプリングリテーナ11~Oリング21と軸方向に対称に配置されている。
第2メカニカルシール7のピン19は、第1ケース体3の内周側において機内側に突出して固定されている。第2メカニカルシール7のOリング21は、静止密封環17と第1ケース体3との間をシール(二次シール)している。第2メカニカルシール7の他の構成は、第1メカニカルシール6と同様の構成であるため、説明を省略する。
封液室8は、シールケース2内に形成された環状の空間である。封液室8には、第1メカニカルシール6のシール面16a,17a同士の摺動部、及び第2メカニカルシール7のシール面16a,17a同士の摺動部を潤滑及び冷却する封液が導入される。封液としては、被密封流体に応じて、被密封流体内に混入しても支障のない水,油,溶剤等が使用される。
第2ケース体4には、外部から封液室8に封液を供給する供給路4aが形成されている。第1ケース体3には、封液室8から外部に封液を排出する排出路3aが形成されている。これにより、回転機器50の運転中に供給路4aから封液室8に供給された封液は、第1及び第2メカニカルシール6,7の各摺動部を潤滑及び冷却し、排出路3aから外部に排出される。
[循環ポンプ機構]
図2は、図1のI-I矢視断面図である。図1及び図2において、循環ポンプ機構30は、封液室8内の封液を循環させるものであり、シールケース2内において第1メカニカルシール6と第2メカニカルシール7との間に配置されている。循環ポンプ機構30は、ロータ31と、複数のベーン32と、複数の付勢部材33と、ハウジング34と、複数のポンプ室38と、を備えている。
ロータ31は、ステンレス等の金属製の環状部材からなり、スリーブ9の外周側に固定されている。具体的には、スリーブ9の外周に固定されたキー39が、ロータ31の内周側に形成されたキー溝31aに係合することで、スリーブ9の外周側にロータ31が固定されている。これにより、ロータ31は、回転軸51側に一体回転可能に取り付けられ、回転軸51の回転トルクは、スリーブ9を介してロータ31に伝達される。
図3は、循環ポンプ機構30を示す図1の要部拡大断面図である。図2及び図3において、ロータ31には、その外周面31bで開口する取付溝31cが、周方向に所定間隔をあけて複数(図2では4つ)形成されている。各取付溝31cは、ロータ31の幅方向(図3の左右方向)全体にわたって形成されている。
各取付溝31cには、ベーン32が、ロータ31の外周面31bに対して出没自在に挿入されている。ベーン32は、例えば平板部材からなり、ベーン32の幅は、取付溝31c(ロータ31)の幅と略同一寸法に設定されている。また、各取付溝31cにおけるベーン32よりも奥側には、所定数(図3では3つ)の付勢部材33が、ロータ31の幅方向に並べて配置されている。付勢部材33は、例えば圧縮コイルばねからなり、ベーン32をロータ31の外周面31bから突出させる方向に付勢している。
ハウジング34は、シールケース2に取り付けられており、カムリング35と、カムリング35の軸方向両側に配置された第1外側板36及び第2外側板37と、を有している。
カムリング35は、例えばステンレス等の金属製の環状部材からなり、第1ケース体3とロータ31との間に配置されている。
カムリング35の幅は、ロータ31の幅と略同一寸法に設定されている。カムリング35の外周面35aは、回転軸51の軸線C1を中心とする円周面とされている。カムリング35の内周面35bは、回転軸51の軸線C1に対して偏心した位置を中心C2とする円周面とされている。これにより、カムリング35の内周面35bは、ロータ31の外周面31bに対して偏心している。カムリング35の内周面35bは、ロータ31の回転に伴って各ベーン32の突出端32aが摺動する摺動面とされている。
第1外側板36及び第2外側板37は、例えばカーボン製の円板部材からなり、第1ケース体3とスリーブ9との間に配置されている。第1外側板36の機外側の側面、及び第2外側板37の機内側の側面には、ロータ31の軸方向両側面がそれぞれ摺動するようになっている。
以上の構成により、ハウジング34の内部におけるロータ31の外周面31bとカムリング35の内周面35bとの間には、周方向に隣り合うベーン32,32により区画されたポンプ室38が複数(図2では4つ)形成されている。各ポンプ室38の容積は、ロータ31の回転に伴って変化する。例えば本実施形態では、ロータ31が矢印E方向に1回転するたびに、図2の6時から12時までの第1角度範囲θ1ではポンプ室38の容積は徐々に増加するように変化し、図2の12時から6時までの第2角度範囲θ2ではポンプ室38の容積は徐々に減少するように変化する。
図4は、第1外側板36を機外側から見た側面図である。図1及び図4に示すように、第1外側板36の第1角度範囲θ1には、複数(図4では3つ)の吸込口36aが周方向に所定間隔をあけて形成されている。これにより、ロータ31の回転により各ポンプ室38が第1角度範囲θ1を通過する際に、ポンプ室38の容積が徐々に増加することで、ポンプ室38内は正圧から負圧に変化する。このようにポンプ室38内が負圧になることで、各吸込口36aからポンプ室38に封液を吸い込む作用が発生する。これにより、封液室8の封液は、各吸込口36aからポンプ室38に吸い込まれる。
図5は、第2外側板37を機外側から見た側面図である。図1及び図5に示すように、第2外側板37の第2角度範囲θ2には、複数(図4では3つ)の吐出口37aが周方向に所定間隔をあけて形成されている。これにより、ロータ31の回転により各ポンプ室38が第2角度範囲θ2を通過する際に、ポンプ室38の容積が徐々に減少することで、ポンプ室38内は負圧から正圧に変化する。このようにポンプ室38内が正圧になることで、各吐出口37aからポンプ室38の外部へ封液を吐出する作用が発生する。これにより、ポンプ室38の封液は、各吐出口37aから封液室8に吐出される。
以上の構成により、循環ポンプ機構30はベーンポンプとして機能し、ロータ31の1回転毎に一定容積の封液を循環させることができる。なお、図1では、分かり易くするために、吸込口36a及び吐出口37aの位置をずらして示している(図3も同様)。
[押圧部及び規制部]
図3において、第1ケース体3の内周には、第2メカニカルシール7よりも機内側において、環状の段差面3bが形成されている。第2ケース体4の内周には、第1ケース体3の内周面よりも径内側において 機外側に突出する環状の突出部4bが形成されている。突出部4bの突出端面4cは、第1メカニカルシール6よりも機外側に配置され、かつ第1ケース体3の段差面3bに対して軸方向に対向して配置されている。突出部4bの外周には、第1ケース体3の内周面との間をシール(二次シール)するゴム製のOリング25が設けられている。
循環ポンプ機構30のハウジング34は、第1ケース体3の段差面3bと、第2ケース体4の突出端面4cとの間に配置されている。ハウジング34の軸方向の幅は、段差面3bと突出端面4cとの間の軸方向距離よりも短く形成されている。これにより、ハウジング34のカムリング35、第1外側板36、及び第2外側板37は、シールケース2に対して軸方向に移動自在に取り付けられている。
図1及び図2に示すように、カムリング35には、周方向に所定間隔をあけて複数(図2では3つ)の貫通孔35cが軸方向に貫通して形成されている。図1及び図4に示すように、第1外側板36には、周方向に所定間隔をあけて複数(図4では3つ)の貫通孔36cが軸方向に貫通して形成されている。図1及び図5に示すように、第2外側板37には、周方向に所定間隔をあけて複数(図5では3つ)の貫通孔37cが軸方向に貫通して形成されている。
図1に示すように、カムリング35、第1外側板36、及び第2外側板37の各貫通孔35c,36c,37cには、ピン40が貫通している。ピン40の機内側の端部は、第2ケース体4に形成されたピン溝4dに挿入されている。ピン40の機外側の端部は、第1ケース体3に形成されたピン溝3dに挿入されている。これにより、カムリング35、第1外側板36、及び第2外側板37は、ピン40によりシールケース2に対する相対回転が規制されている。
図3に示すように、第2ケース体4の突出部4bには、突出端面4cで開口する取付溝4eが、周方向に所定間隔をあけて複数(図3では1つのみ)形成されている。各取付溝4eには、例えば圧縮コイルばねからなる押圧部41が挿入されている。押圧部41の一端部は、取付溝4eの底部に当接しており、押圧部41の他端部は、突出端面4cよりも機外側へ突出し、第1外側板36の機内側の側面に当接している。これにより、押圧部41は、第1外側板36を機外側(軸方向一方側)へ向けて押圧している。
上記のように押圧部41が第1外側板36を機外側へ押圧することで、ハウジング34は、第1ケース体3の段差面3bと第2ケース体4の突出端面4cとの間において、機外側へ偏って配置され、第2外側板37の機外側の側面は、第1ケース体3の段差面3bに当接している。
したがって、第1ケース体3の段差面3bは、第2外側板37がシールケース2に対して所定位置よりも機外側(軸方向一方側)へ移動するのを規制する規制部として機能する。これにより、ハウジング34は、規制部(段差面)3bと押圧部41とにより軸方向両側から挟まれた状態で保持されており、押圧部41の押圧力に抗して機内側(軸方向他方側)へ移動自在とされている。
以上より、メカニカルシール装置1は、ハウジング34を軸方向両側から挟み込んだ状態で保持するとともにハウジング34の機内側への移動を許容する、規制部(段差面)3bと押圧部41とを備えている。ハウジング34が規制部3bと押圧部41とにより軸方向両側から挟み込まれることで、第1外側板36の機外側の側面、及び第2外側板37の機内側の側面は、カムリング35の軸方向両側面にそれぞれ密着している。なお、規制部は、第1ケース体3と別体に設けられていてもよい。
[第1実施形態の作用効果]
以上、本実施形態のメカニカルシール装置1によれば、循環ポンプ機構30において、回転機器50の回転軸51と共にロータ31が回転すると、付勢部材33により突出する方向に付勢された各ベーン32の突出端32aが、ハウジング34の偏心した内周面35bを摺動しながら回転することで、各ポンプ室38の容積が変化する。その容積変化により、封液室8の封液を吸込口36aからポンプ室38に吸い込む作用、及びポンプ室38の封液を吐出口37aから封液室8に吐出する作用が発生することで、封液室8内の封液を循環させることができる。
これにより、循環ポンプ機構30は、ベーンポンプとして機能し、ロータ31の1回転毎に一定容積の封液を循環させることができるので、低速回転する回転機器50であっても必要流量の封液を循環させることができる。特に、本実施形態のようにダブル型メカニカルシールを備えたメカニカルシール装置1では、各メカニカルシール6,7の摺動部をそれぞれ潤滑及び冷却するために比較的多くの封液を循環させる必要があるので、本発明を適用することがより有効となる。
また、循環ポンプ機構30のハウジング34は、押圧部41により機外側へ押圧された状態で、規制部3bと押圧部41とにより軸方向両側から挟まれた状態で保持されている。これにより、第1外側板36及び第2外側板37がカムリング35の軸方向両側に密着するので、ポンプ室38内の封液が外部へ漏洩するのを抑制することができる。その結果、封液の循環効率が低下するのを抑制することができる。また、カムリング35、第1外側板36、及び第2外側板37は、押圧部41の押圧力に抗して機内側へ移動自在であるため、回転軸51が軸ぶれ等により機内側へ移動しても、その移動に追従してハウジング34全体を機内側へ移動させることができる。その結果、循環ポンプ機構30が破損するのを抑制することができる。
また、循環ポンプ機構30は、第1メカニカルシール6と第2メカニカルシール7との間に配置されているので、循環ポンプ機構30が、第1メカニカルシール6及び第2メカニカルシール7と径方向に重なることはない。その結果、メカニカルシール装置1を径方向にコンパクトに構成することができる。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態に係るメカニカルシール装置の概略構成図である。本実施形態のメカニカルシール装置1は、封液を冷却する冷却機構を備えている点で第1実施形態と相違する。本実施形態のメカニカルシール装置1は、シールケース2の外部に設けられた循環路60と、循環路60に設けられた第1冷却機構70及び第2冷却機構80と、を備えている。
[循環路]
循環路60は、シールケース2の排出路3aから外部に排出された封液を供給路4aに戻すための流路である。本実施形態の循環路60は、第1流路61、第2流路62、及び第3流路63を有している。第1流路61、第2流路62、及び第3流路63は、例えば配管からなる。
第1流路61の一端は、シールケース2の排出路3aに接続され、第1流路61の他端は、第1冷却機構70の入口71a(後述)に接続されている。第1流路61には、当該第1流路61を開閉する第1開閉弁64が設けられている。
第2流路62の一端は、第1冷却機構70の出口71b(後述)に接続され、第2流路62の他端は、第2冷却機構80の入口81(後述)に接続されている。第2流路62には、当該第2流路62を開閉する第2開閉弁65が設けられている。
第3流路63の一端は、第2冷却機構80の出口82(後述)に接続され、第3流路63の他端は、シールケース2の供給路4aに接続されている。
以上の構成により、排出路3aから排出された封液は、第1流路61、第1冷却機構70、第2流路62、第2冷却機構80、及び第3流路63をこの順に通過した後、供給路4aに戻される。
[第1冷却機構]
図7は、第1冷却機構70の断面図である。第1冷却機構70は、排出路3aから排出された封液を冷却する。本実施形態の第1冷却機構70は、タンク71と、冷却コイル76と、を有している。
タンク71は、その内部に封液を一時的に貯留する。本実施形態のタンク71は、図示しないコンプレッサにより内部空間が加圧される加圧タンクからなる。
タンク71は、円筒状のタンク本体部72と、タンク本体部72の軸方向一端側(図6の左側)の開口を閉塞する第1壁部73と、タンク本体部72の軸方向他端側(図6の右側)の開口を閉塞する第2壁部74と、を有している。
タンク本体部72の周方向の所定箇所には、タンク71内に封液を流入するための入口71aが形成されている。第1壁部73は、タンク本体部72の軸方向一端側に形成されたフランジ72aに、ボルト75により固定されている。第2壁部74には、タンク71内の封液を外部に流出するための出口71bが形成されている。
冷却コイル76は、タンク71内に設けられている、冷却コイル76は、例えば配管からなり、その内部を冷却媒体が流れるようになっている。冷却媒体としては、例えば水等の液体や、空気等の気体が用いられる。本実施形態では、冷却媒体として、低温の水が用いられる。
本実施形態の冷却コイル76は、螺旋管77と、第1直管78と、第2直管79と、を有している。螺旋管77は、螺旋状に形成され、タンク本体部72の軸方向に延びている。第1直管78は、螺旋管77の軸方向一端(図6の左端)から第1壁部73に向かって直線状に延びている。第2直管79は、螺旋管77の軸方向他端(図6の右端)から、第1壁部73に向かって直線状に延びている。第2直管79は、螺旋管77よりもタンク本体部72の径方向内側に配置されている。
第1壁部73には、外部から冷却コイル76に冷却媒体を供給する供給ポート71cと、冷却コイル76から外部に冷却媒体を排出する排出ポート71dが形成されている。供給ポート71cには、冷却コイル76の第1直管78の端部が接続されている。排出ポート71dには、冷却コイル76の第2直管79の端部が接続されている。これにより、冷却媒体は、供給ポート71cから、冷却コイル76の第1直管78、螺旋管77、及び第2直管79をこの順に通過した後、排出ポート71dから外部に排出される。
[第2冷却機構]
図6において、第2冷却機構80は、第1冷却機構70よりもシールケース2の供給路4a側に設けられ、第1冷却機構70で冷却された封液をさらに冷却する。第2冷却機構80は、例えばコイル式クーラーからなり、図示を省略するコイル(螺旋状の配管)内を流れる封液を、コイルの外側で循環する冷却媒体(水や空気等)により冷却する。
第2冷却機構80は、前記コイル内に封液を流入するための入口81、及び前記コイル内の封液を外部に流出するための出口82を有している。
本実施形態の他の構成は、第1実施形態と同様であるため、同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第2実施形態の作用効果]
以上、本実施形態のメカニカルシール装置1によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、以下の作用効果を奏する。
封液室8において第1メカニカルシール6及び第2メカニカルシール7の各摺動部で発生した摺動熱により封液の温度が上昇する場合がある。しかし、封液の温度が上昇しても、その昇温した封液が排出路3aから循環路60を通過して供給路4aに戻されるまでの間に、当該封液を第1冷却機構70により冷却することができる。特に、被密封流体が高温である場合、被密封流体の温度と前記摺動熱の両方の影響により封液が上昇しやすいので、このような場合に有効となる。
また、第1冷却機構70は、昇温した封液がタンク71内に一時的に貯留されるときに、当該封液を冷却コイル76によって冷却することができる。これにより、封液を一時的に貯留するタンク71を、第1冷却機構70の一部として利用することができるので、第1冷却機構70の構成を簡素化することができる。
また、第1冷却機構70で冷却しきれなかった封液を、第2冷却機構80により冷却することができるので、封液の冷却能力を向上させることができる。
<その他>
本発明のメカニカルシール装置は、ダブル型メカニカルシールを備えているが、シングル型メカニカルシールなど、少なくとも1つのメカニカルシールを備えていればよい。
上記実施形態における押圧部41は、第1外側板36を機外側へ押圧しているが、第2外側板37を機内側へ押圧してもよい。その場合、第2ケース体4の突出部4bの突出端面4cを、第1外側板36がシールケース2に対して所定位置よりも機内側(軸方向一方側)へ移動するのを規制する規制部としてもよいし、その規制部を第2ケース体4とは別体に設けてもよい。
第2実施形態のメカニカルシール装置1は、第1冷却機構70及び第2冷却機構80を備えているが、少なくとも第1冷却機構70を備えていればよい。第1冷却機構70は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば第2冷却機構80と同じコイル式クーラーであってもよい。第2冷却機構80は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、例えば第1冷却機構70と同様の構成であってもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 メカニカルシール装置
2 シールケース
3a 排出路
3b 段差面(規制部)
4a 供給路
6 第1メカニカルシール(メカニカルシール)
7 第2メカニカルシール(メカニカルシール)
8 封液室
30 循環ポンプ機構
31 ロータ
31b 外周面
32 ベーン
32a 突出端
33 付勢部材
34 ハウジング
35 カムリング
35b 内周面(摺動面)
36 第1外側板(外側板)
36a 吸込口
37 第2外側板(外側板)
37a 吐出口
38 ポンプ室
41 押圧部
50 回転機器
51 回転軸
60 循環路
70 第1冷却機構
71 タンク
76 冷却コイル
80 第2冷却機構
A 機内領域
B 機外領域

Claims (7)

  1. 回転機器の回転軸を包囲し、前記回転機器の機内領域と機外領域とを区画するシールケースと、
    前記シールケースと前記回転軸との間に配置された少なくとも1つのメカニカルシールと、
    前記シールケース内に形成され、前記メカニカルシールの摺動部を潤滑する封液が導入される環状の封液室と、
    前記封液室内の封液を循環させる循環ポンプ機構と、を備え、
    前記循環ポンプ機構は、
    前記回転軸側に一体回転可能に取り付けられたロータと、
    前記ロータの周方向に所定間隔をあけて設けられ、前記ロータの外周面に対して出没自在な複数のベーンと、
    前記ロータに設けられ、前記各ベーンを前記ロータの外周面から突出させる方向に付勢する複数の付勢部材と、
    前記ロータの外周面に対して偏心して形成されるとともに前記ロータの回転に伴って前記ベーンの突出端が摺動する摺動面を内周に有し、前記シールケースに取り付けられたハウジングと、
    前記ロータの外周面と前記ハウジングの摺動面との間において、前記複数のベーンにより区画された複数のポンプ室と、を備え、
    前記ハウジングは、前記封液室から前記ポンプ室に封液を吸い込む吸込口と、前記ポンプ室から前記封液室に封液を吐出する吐出口と、を有する、メカニカルシール装置。
  2. 前記ハウジングは、前記摺動面である内周面を有するカムリングと、前記カムリングの軸方向両側に配置された一対の外側板と、を有し、
    前記カムリング、及び前記一対の外側板は、前記シールケースに対して軸方向に移動自在に取り付けられており、
    前記一対の外側板のいずれか一方を、前記カムリング側となる軸方向一方側へ向けて押圧する押圧部と、
    前記一対の外側板のいずれか他方が、前記シールケースに対して所定位置よりも前記軸方向一方側へ移動するのを規制する規制部と、を備える請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記少なくとも1つのメカニカルシールは、機内領域側に配置された第1メカニカルシールと、機外領域側に配置された第2メカニカルシールと、を含む、請求項1又は請求項2に記載のメカニカルシール装置。
  4. 前記循環ポンプ機構は、前記第1メカニカルシールと前記第2メカニカルシールとの間に配置されている、請求項3に記載のメカニカルシール装置。
  5. 前記シールケースは、前記封液室に封液を供給する供給路と、前記封液室の封液を排出する排出路と、を有し、
    前記排出路から排出された封液を前記供給路に戻す循環路と、
    前記循環路に設けられ、封液を冷却する第1冷却機構と、を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のメカニカルシール装置。
  6. 前記第1冷却機構は、
    前記封液を一時的に貯留するタンクと、
    前記タンク内に設けられ、内部に冷却媒体が流れる冷却コイルと、を有する、請求項5に記載のメカニカルシール装置。
  7. 前記循環路において前記第1冷却機構よりも前記供給路側に設けられ、封液を冷却する第2冷却機構を備える請求項5又は請求項6に記載のメカニカルシール装置。
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WO2023243126A1 (ja) * 2022-06-16 2023-12-21 日本ピラー工業株式会社 メカニカルシール装置

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