JP2022017978A - カテーテル - Google Patents
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Abstract
【課題】拡張媒体の流通を阻害することなく、かつコアワイヤをインナーシャフトに確実に係止することが可能なカテーテルの提供を目的とする。【解決手段】カテーテル1は、筒状のインナーシャフト11と、インナーシャフト11を覆うように配置された筒状のアウターシャフト41と、インナーシャフト11とアウターシャフト41との間の内腔41hに挿通され、インナーシャフト11の長軸方向に沿って延びるコアワイヤ51と、コアワイヤ51に接合され、少なくとも一部がインナーシャフト11の壁内11wに埋設された補強体61と、を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、カテーテルに関する。
例えば、血管内に挿入して病変部の治療を行う医療器具として、バルーンカテーテルなどのカテーテルが知られている。
上述のカテーテルの一形態として、例えば、ガイドワイヤ用チューブと、このチューブを覆うように設けられたシャフトとを備え、ガイドワイヤ用チューブとシャフトとの間の内腔に、長軸方向に沿って補強体が配置されたカテーテルが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなカテーテルによれば、補強体が内腔に配置されていることで、例えば、長軸方向におけるカテーテルの剛性等を調整することができる。
ここで、血管内におけるカテーテルの押し込み性を向上する場合、例えば、上述した補強体のようなコアワイヤを用いてその先端部をガイドワイヤ用チューブ(インナーシャフト)に係止させる必要がある。このため、コアワイヤと、バルーンを拡縮するための拡張液とが共存する内腔においては、コアワイヤの係止構造によっては液体の流通が阻害され、バルーンの迅速な拡縮等が妨げられる虞がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、拡張媒体の流通を阻害することなく、かつコアワイヤをインナーシャフトに確実に係止することが可能なカテーテルを提供することにある。
本開示のいくつかの態様は、
(1)筒状のインナーシャフトと、
前記インナーシャフトを覆うように配置された筒状のアウターシャフトと、
前記インナーシャフトと前記アウターシャフトとの間の内腔に挿通され、前記インナーシャフトの長軸方向に沿って延びるコアワイヤと、
前記コアワイヤに接合され、少なくとも一部が前記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体と、を備えているカテーテル、
(2)前記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体の部位は、前記インナーシャフトの壁内において前記インナーシャフトの長軸廻りに螺旋状に形成されている前記(1)に記載のカテーテル、および
(3)前記補強体の基端部は、前記コアワイヤの先端部に接合され、この接合された基端部と反対側の端部が前記インナーシャフトの壁内に埋設されている前記(1)または(2)に記載のカテーテル、である。
(1)筒状のインナーシャフトと、
前記インナーシャフトを覆うように配置された筒状のアウターシャフトと、
前記インナーシャフトと前記アウターシャフトとの間の内腔に挿通され、前記インナーシャフトの長軸方向に沿って延びるコアワイヤと、
前記コアワイヤに接合され、少なくとも一部が前記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体と、を備えているカテーテル、
(2)前記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体の部位は、前記インナーシャフトの壁内において前記インナーシャフトの長軸廻りに螺旋状に形成されている前記(1)に記載のカテーテル、および
(3)前記補強体の基端部は、前記コアワイヤの先端部に接合され、この接合された基端部と反対側の端部が前記インナーシャフトの壁内に埋設されている前記(1)または(2)に記載のカテーテル、である。
なお、本明細書において、「先端側」とは、インナーシャフトの軸方向に沿う方向であって、カテーテルが治療部位に向って進行する方向を意味する。「基端側」とは、インナーシャフトの軸方向に沿う方向であって、上記先端側と反対の方向を意味する。また、「先端」とは、任意の部材または部位における先端側の端部、「基端」とは、任意の部材または部位における基端側の端部をそれぞれ示す。「長軸方向」とは、特に限定がない限り、カテーテルの長手方向に沿った軸方向を指す。
本発明は、拡張媒体の流通を阻害することなく、かつコアワイヤをインナーシャフトに確実に係止することが可能なカテーテルを提供することができる。
本開示のカテーテルは、筒状のインナーシャフトと、上記インナーシャフトを覆うように配置された筒状のアウターシャフトと、上記インナーシャフトと上記アウターシャフトとの間の内腔に挿通され、上記インナーシャフトの長軸方向に沿って延びるコアワイヤと、上記コアワイヤに接合され、少なくとも一部が上記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体と、を備えている。
以下、本発明の第1および第2の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、当該図面に記載の実施形態にのみ限定されるものではない。また、各図面に示したカテーテルの寸法は、実施内容の理解を容易にするために示した寸法であり、実際の寸法に対応するものではない。また、各図面において、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、右側が医師等の手技者によって操作される基端側(近位側、手元側)である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態を示す概略的断面図である。当該カテーテル1は、図1に示すように、概略的に、インナーシャフト11と、先端チップ21と、バルーン31と、アウターシャフト41と、コアワイヤ51と、補強体61と、コネクタ71とにより構成されている。
図1は、第1の実施形態を示す概略的断面図である。当該カテーテル1は、図1に示すように、概略的に、インナーシャフト11と、先端チップ21と、バルーン31と、アウターシャフト41と、コアワイヤ51と、補強体61と、コネクタ71とにより構成されている。
インナーシャフト11は、筒状(中空形状)のシャフトである。インナーシャフト11は、先端の開口、基端の開口、およびこれらの開口に連通し先端から基端に亘って貫通する内腔11hを有している。インナーシャフト11の先端部は、例えば、後述する先端チップ21に接続することができる。インナーシャフト11の基端部は、例えば、後述するアウターシャフト41の長軸方向における中途(先端側アウターシャフト部411の基端)に接続され、基端の開口11aが外部に臨むように配置することができる。
先端チップ21は、インナーシャフト11の先端に接続された筒状(中空形状)の部材である。先端チップ21は、具体的には、例えば、長軸方向に沿って貫通する内腔21hを備え、かつ先端部が先端側に向かって略尖鋭形状となるように形成することができる。当該カテーテル1は、先端チップ21を備えることで、例えば、体腔内を前進する際の抵抗を減らし、当該カテーテル1を円滑に進行させることができる。
ここで、上述した内腔11hと内腔21hとは連通しており、これらによりルーメンL1が形成されている。ルーメンL1には、例えば、ガイドワイヤや治療デバイスなどの医療器具等(不図示)が挿入される。
バルーン31は、インナーシャフト11外周の少なくとも一部を覆うように配置された拡縮可能な部材である。バルーン31は、例えば、先端がインナーシャフト11の先端および/または先端チップ21の基端に接合され、基端が後述するアウターシャフト41の先端に接合されてる。バルーン31は、内部に拡張媒体(例えば、液体)が注入されることで膨らみ、例えば、血管の内壁を押し拡げたり、ステントを拡張したりすることができる。
アウターシャフト41は、インナーシャフト11を覆うように配置された筒状(中空形状)のシャフトである。アウターシャフト41とインナーシャフト11との間には、長軸方向に沿って延びる内腔41hが形成されている。アウターシャフト41の先端は、バルーン31の基端に接合されている。アウターシャフト41は、例えば、先端側から先端側アウターシャフト部411、基端側アウターシャフト部412の順で構成することができる。これら先端側アウターシャフト部411および基端側アウターシャフト部412は、一体的に形成されたものであってもよく、別体どうしを接合したものであってもよい。
先端側アウターシャフト部411は、アウターシャフト41の内の最も先端側に位置する部位である。当該カテーテル1では、先端側アウターシャフト部411の先端がバルーン31の基端に接合されていると共に、先端側アウターシャフト部411の基端がインナーシャフト412の基端に接合されている。基端側アウターシャフト部412は、アウターシャフト41において先端側アウターシャフト部411の基端側に位置する部位である。
上述したインナーシャフト11、先端チップ21、バルーン31およびアウターシャフト41を構成する材料としては、これらが体腔内に挿通されることから、抗血栓性、可撓性および生体適合性を有していることが好ましい。上記材料としては、例えば、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、シリコーン、フッ素樹脂など樹脂材料等を採用することができる。なお、基端側アウターシャフト部412を構成する材料は、上記材料に代えて、例えば、ステンレス鋼(SUS304など)、超弾性合金(ニッケル-チタン合金など)などの金属材料等を採用してもよい。
インナーシャフト11、先端チップ21、バルーン31およびアウターシャフト41どうしの接合方法としては、本発明の効果を損なわない限り特に限定されない。上記接合方法としては、例えば、樹脂材料どうしを加熱により溶着する方法、接着剤を用いて接着する方法等を採用することができる。
コアワイヤ51は、インナーシャフト11とアウターシャフト41との間の内腔41hに挿通され、インナーシャフト11の長軸方向に沿って延びる長手形状の部材である。コアワイヤ51は、後述する補強体61およびコネクタ71等に接合されている。
コアワイヤ51を構成する材料としては、カテーテル1の押し込み性を確保する観点から、高い剛性を有していることが好ましい。このような材料としては、例えば、SUS304などのステンレス鋼、ニッケルチタン合金、コバルトクロム合金などの金属材料等が挙げられる。また、コアワイヤは、樹脂材料によって被覆されてもよい。樹脂材料としては、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエチレン(PE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ナイロン、ウレタンなどが挙げられる。
補強体61は、コアワイヤ51に接合され、少なくとも一部がインナーシャフト11の壁内11wに埋設された部材である。補強体61は、具体的には、図2に示すように、例えば、基端部がコアワイヤ51の先端部51aに接合され、この接合された基端部と反対側の端部がインナーシャフト11の壁内11wに埋設するように構成することができる。これにより、補強体61の基端部と反対側の端部がインナーシャフト11から露出していない分、上記端部により他の部材等を傷つけたりするのを防止することができる。
インナーシャフト11の壁内11wに埋設された補強体61の部位は、例えば、インナーシャフト11の壁内11wにおいてインナーシャフト11の長軸廻りに螺旋状に形成されていてもよい。上記螺旋状の部位は、具体的には、例えば、補強体61を構成する素線がインナーシャフト11の壁内11wにおいて長軸廻りにコイル体を形成するように構成することができる。これにより、コアワイヤ51をインナーシャフト11により確実に係止することができる。
補強体61を構成する材料としては、例えば、コアワイヤ51の材料やコアワイヤ51を被覆する樹脂材料として例示したものと同様の材料等が挙げられる。
上述したコアワイヤ51および補強体61は、全体として単一の部材で形成されていてもよく、異なる部材どうしを連結(接合)したものであってもよい。また、コアワイヤ51および補強体61は、同一の材料で形成されていてもよく、異なる材料で形成されていてもよい。
コネクタ71は、オペレータが当該カテーテル1を把持する部材である。コネクタ71は、例えば、アウターシャフト41の基端に接続されている。コネクタ71は、長軸方向に沿って貫通し基端に開口71aが形成された内腔71hを有している。この内腔71hに面する内壁面71b等には、上述したコアワイヤ51(例えば、コアワイヤの基端部など)が接合されていてもよい(図1の接合部51b参照)。
ここで、上述した内腔41hと内腔71hとは連通しており、これらによりルーメンL2が形成される。ルーメンL2の内部には、例えば、コアワイヤ51が挿通される。また、当該カテーテル1では、ルーメンをL2介してバルーン31を拡縮するための拡張液が流通する。
次に、当該カテーテル1の使用態様について説明する。ここでは、カテーテル1がバルーンカテーテルであり、このカテーテル1を用いて心臓の冠動脈中に存する狭窄部(治療部位)を拡張する手技について説明する。
まず、カテーテル1(以下、「バルーンカテーテル1」とも称する)の挿入に先立ち、ガイドワイヤ(不図示)を治療部位まで押し進めておく。次いで、バルーン31が縮径した状態のバルーンカテーテル1を用い、ガイドワイヤの基端をバルーンカテーテル1の開口21aを通してルーメンL1に差し入れ、バルーンカテーテル1をその先端から血管に挿入し、バルーン31をガイドワイヤに沿って治療部位まで押し進める。
次に、バルーン31が狭窄部の内側に達した状態にてバルーンカテーテル1を留置した後、開口71aからルーメンL2を介して生理食塩水などの拡張媒体をバルーン31内に注入することでバルーン31を拡張する。この際、拡張したバルーン31の外周面が狭窄部の内壁に当接しながら押し広げることで狭窄部が拡張される。
次に、狭窄部の拡張が終了した後、ルーメンL2を介して拡張液をバルーン31内から排出して縮径させる。次いで、バルーン31が縮径した後、バルーンカテーテル1を後退させながら体外に抜去することでバルーンカテーテル1の使用が完了する。
以上のように、当該カテーテル1は、上記構成であるので、拡張媒体の流通を阻害することなく、かつコアワイヤ51をインナーシャフト11に確実に係止(固定)することができる。その結果、拡張媒体の円滑な流通と優れた押し込み性との両立を図ることができる。
また、当該カテーテル1は、インナーシャフト11とアウターシャフト41との間の内腔41hにおける拡張媒体の円滑な流通を図ることができるため、優れた押し込み性を必要とするバルーンカテーテルに好適に適用することができる。
[第2の実施形態]
図3および図4は、第2の実施形態を示す概略図である。当該カテーテル2は、図3,図4に示すように、概略的に、インナーシャフト12と、先端チップ21(不図示)と、バルーン31と、アウターシャフト41と、コアワイヤ51と、補強体62と、コネクタ71(不図示)とにより構成されている。当該カテーテル2は、インナーシャフト12および補強体62が第1の実施形態の構成と異なっている。なお、先端チップ21、バルーン31、アウターシャフト41、コアワイヤ51およびコネクタ71の構成は第1の実施形態の構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。また、以下に示すインナーシャフト12および補強体62の構成以外の構成、並びにカテーテル2の使用態様は第1の実施形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
図3および図4は、第2の実施形態を示す概略図である。当該カテーテル2は、図3,図4に示すように、概略的に、インナーシャフト12と、先端チップ21(不図示)と、バルーン31と、アウターシャフト41と、コアワイヤ51と、補強体62と、コネクタ71(不図示)とにより構成されている。当該カテーテル2は、インナーシャフト12および補強体62が第1の実施形態の構成と異なっている。なお、先端チップ21、バルーン31、アウターシャフト41、コアワイヤ51およびコネクタ71の構成は第1の実施形態の構成と同様であるので、同一部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。また、以下に示すインナーシャフト12および補強体62の構成以外の構成、並びにカテーテル2の使用態様は第1の実施形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
インナーシャフト12は、筒状(中空形状)のシャフトである。インナーシャフト12は、先端の開口、基端の開口、およびこれらの開口に連通し先端から基端に亘って貫通する内腔12hを有している。インナーシャフト12は、先端が先端チップ21に、基端がアウターシャフト41の長軸方向における中途(先端側アウターシャフト部411の基端)に接続されている。
補強体62は、コアワイヤに接合され、少なくとも一部がインナーシャフトの壁内に埋設された部材である。本実施形態の補強体62は、基端部がコアワイヤ51の先端部51aに接合され、この接合された基端部と反対側の端部がインナーシャフト11の壁内12wに埋設するように配置されている。また、補強体62は、インナーシャフト12の壁内12wにおいて、インナーシャフト12の長軸方向に沿って略直線状になるように配置されている。これにより、簡易かつ作製容易な構成でコアワイヤ51をインナーシャフト12に確実に係止することができる。
以上のように、当該カテーテル2は、上記構成であるので、拡張媒体の流通を阻害することなく、かつコアワイヤ51をインナーシャフト12に確実に係止(固定)することができる。その結果、拡張媒体の円滑な流通と優れた押し込み性との両立を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上述した実施形態では、コアワイヤ51の先端部51aと補強体61,62の基端部とが接合したカテーテル1,2について説明した。しかしながら、コアワイヤに対する補強体の配置(接合位置)は特に限定されず、例えば、補強体がコアワイヤの長手方向における中途に設けられていてもよい。かかる場合、図5に示すように、補強体61Aより先端側に位置するコアワイヤ51Aの部位は、インナーシャフト11Aの外部に露出していてもよい。
また、上述した実施形態では、一つの補強体61,62を有するカテーテル1,2について説明した。しかしながら、図6に示すように、コアワイヤ51Bの異なる部位に二以上の補強体61B1,61B2が接合されていてもよい。
また、上述した第2の実施形態では、インナーシャフト12の長軸方向に沿って略直線状になるように配置された補強体62について説明した。しかしながら、埋設された補強体の部位には、各種形状を採用することができる。例えば、図7に示すように、補強体62Aは、長軸方向に対して直交する方向の延設されていてもよい。また、図8に示すように、補強体62Bは、カテーテルの基端側に向かって折り返されるように設けられていてもよい。
また、上述した実施形態では、バルーン31を備えているカテーテル1,2を例示して説明した。しかしながら、バルーンを備えていないカテーテルも本開示の意図する範囲内である。バルーンを備えていないカテーテルとしては、例えば、アウターシャフトの先端と先端チップの基端とが接合されているカテーテル(不図示)等が挙げられる。
また、上述した実施形態では、所謂、ラピッドエクスチェンジ(RX)タイプのカテーテル1,2について説明した。しかしながら、当該カテーテルは、例えば、インナーシャフトの基端部がアウターシャフトの基端部まで延設されているカテーテル(不図示)(所謂、オーバー・ザ・ワイヤー(OTW)タイプのカテーテル)等であってもよい。
1,2 カテーテル
11,12 インナーシャフト
11w,12w 壁内
41 アウターシャフト
51 コアワイヤ
61,62 補強体
11,12 インナーシャフト
11w,12w 壁内
41 アウターシャフト
51 コアワイヤ
61,62 補強体
Claims (3)
- 筒状のインナーシャフトと、
前記インナーシャフトを覆うように配置された筒状のアウターシャフトと、
前記インナーシャフトと前記アウターシャフトとの間の内腔に挿通され、前記インナーシャフトの長軸方向に沿って延びるコアワイヤと、
前記コアワイヤに接合され、少なくとも一部が前記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体と、を備えているカテーテル。 - 前記インナーシャフトの壁内に埋設された補強体の部位は、前記インナーシャフトの壁内において前記インナーシャフトの長軸廻りに螺旋状に形成されている請求項1に記載のカテーテル。
- 前記補強体の基端部は、前記コアワイヤの先端部に接合され、この接合された基端部と反対側の端部が前記インナーシャフトの壁内に埋設されている請求項1または請求項2に記載のカテーテル。
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JP2020120880A Pending JP2022017978A (ja) | 2020-07-14 | 2020-07-14 | カテーテル |
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JP (1) | JP2022017978A (ja) |
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2020
- 2020-07-14 JP JP2020120880A patent/JP2022017978A/ja active Pending
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