JP2022016162A - 情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生プログラム、コンテンツ再生方法 - Google Patents

情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生プログラム、コンテンツ再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの端末からの要求にしたがってコンテンツを送信する際に、適切に再生を制限する。【解決手段】通信システム1において、端末20にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置(サーバ10)は、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信部と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、判定部による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、再生制御部が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生プログラム、並びに、コンテンツ再生方法に関する。
従来、コンテンツをユーザの端末に配信する配信サービスがある。特許文献1には、コンテンツの種別を指定し、指定した種別のコンテンツを配信するシステムが開示されている。
特許第5857405号
本発明の第一の態様は、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置であって、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部と、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信部と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、判定部による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、再生制御部が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新部と、を備える。
本発明の第二の態様は、端末と、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置とを含む通信システムであって、情報処理装置は、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部と、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する第1受信部と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、判定部による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、再生制御部が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新部と、を備え、端末は、態様指定情報に関する入力を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた態様指定情報と、コンテンツ要求情報と、ユーザ識別情報と、を情報処理装置に送信する送信部と、情報処理装置からコンテンツ要求情報に基づくコンテンツを受信する第2受信部と、第2受信部が受信したコンテンツを出力する出力部と、を備える。
本発明の第三の態様は、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置のコンピュータにより実行されるコンテンツ再生プログラムであって、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信機能と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定機能と、判定機能による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御機能と、再生制御機能が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新機能と、を実現させる。
本発明の第四の態様は、端末に コンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置によるコンテンツ再生方法であって、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部にアクセス可能な情報処理装置が、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信ステップと、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定ステップと、判定ステップによる判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御ステップと、再生制御ステップが第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新ステップと、を実行する。
通信システムの構成例を示し、端末及びサーバの構成例を示すブロック図である。 ユーザ情報のデータ構成例を示すデータ概念図である。 通信システムにおける各装置のやり取りの一例を示すシーケンス図である。 図3に関連する端末の動作例を示すフローチャートである。 図3に関連するサーバの動作例を示すフローチャートである。 (a)~(d)は、端末に表示される画面例を示す図である。 端末の動作例を示すフローチャートである。
<法的事項の遵守>
本明細書に記載の開示は、通信の秘密など、本開示の実施に必要な実施国の法的事項遵守を前提とすることに留意されたい。
本開示に係る端末による送信または受信に係る状況を確認できる表示方法等を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A,端末20B,端末20C)とが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよいし、そうでなくてもよい。ネットワーク30は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDN(integrated service digital networks)、無線LAN、LTE(long term evolution)、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、端末20は情報処理端末と表現されてもよい。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、端末20について説明する。また、必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末20Xと表現し、ユーザXまたは端末20Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、限定でなく例として、サーバ装置、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。また、サーバ10は情報処理装置と表現されてもよい。サーバ10と端末20とを区別する必要がない場合は、サーバ10と端末20とは、それぞれ情報処理装置と表現されてもよいし、されなくてもよい。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末20は、制御部21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶部28、通信I/F22(インタフェース)、入出力部23、表示部24、位置情報取得部25を備える。端末20のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、端末20のHW構成として、すべての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、端末20は、マイク232、カメラ234、位置情報取得部25等、個々の構成要素、または複数の構成要素を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御部21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御部21に伝達する。また、通信I/F22を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F22が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力部23は、入力部と出力部が一体化していてもよいし、入力部と出力部に分離していてもよいし、そうでなくてもよい。
入力部は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御部21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力部は、限定でなく例として、タッチパネル231、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ234(動画像を介した操作入力)、マイク232(音声による操作入力)を含む。
出力部は、制御部21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力部は、限定でなく例として、 タッチパネル、タッチディスプレイ、スピーカ233(音声出力)、レンズ(限定でなく例として3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含む。
表示部24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示部24は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよいし、そうでなくてもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置を含む。なお、これらの表示部24は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。
入出力部23がタッチパネルの場合、入出力部23と表示部24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていてもよい。
制御部21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
制御部21は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)を含む。
記憶部28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部28は、限定でなく例として、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体を含む。また、記憶部28は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
端末20は、プログラムPを記憶部28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部21が、制御部21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御部21が実行する各機能を実現させる。また、このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
マイク232は、音声データの入力に利用される。スピーカ233は、音声データの出力に利用される。カメラ234は、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御部11(CPU)、記憶部15、通信I/F14(インタフェース)、入出力部12、表示部13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。なお、サーバ10のHWは、サーバ10のHWの構成として、全ての構成要素を含むことは必須ではない。限定ではなく例として、サーバ10のHWは、表示部13を取り外すような構成であってもよいし、そうでなくてもよい。
制御部11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、限定でなく例として、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御部11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよいし、そうでなくてもよい。本開示において、制御部11は、これらに限定されない。
記憶部15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶部15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶部15は、これらに限定されない。また、記憶部15は、メモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御部11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信I/F14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御部11に伝達する。また、通信I/F14を単に通信部と表現する場合もある。また、通信I/F14が物理的に構造化された回路で構成される場合には、通信回路と表現する場合もある。
入出力部12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力部12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御部11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力部12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力部12、限定でなく例として、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよいし、そうでなくてもよい。ただし、本開示において、入出力部12は、これらに限定されない。
表示部13は、代表的にはモニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、表示部13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよいし、そうでなくてもよい。なお、これらの表示部13は、3Dで表示データを表示可能であってもよいし、そうでなくてもよい。ただし、本開示において、表示部13は、これらに限定されない。
サーバ10は、プログラムPを記憶部15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御部11が、制御部11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶部15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御部11が実行する各機能を実現させる。このプログラムPは、プログラムモジュールと表現されてもよいし、されなくてもよい。
本開示の各実施形態においては、端末20および/または、サーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御部21、および/または、サーバ10の制御部11は、制御回路を有するCPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよいし、そうでなくてもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよいし、そうでなくてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。そのため、制御部21は、制御回路と表現されてもよいし、されなくてもよい。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(限定ではなく、例として、ソフトウェアプログラム、コンピュータプログラム、またはプログラムモジュール)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよいし、されなくてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムPを記憶可能である。また、プログラムPは、本開示の各実施形態の機能の一部を実現するためのものであってもよいし、そうでなくてもよい。さらに、本開示の各実施形態の機能を記憶媒体にすでに記録されているプログラムPとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよいし、そうでなくてもよい。
記憶媒体は、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カード、またはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。また、記憶媒体をメモリ(memory)と表現されてもよいし、されなくてもよい。
サーバ10および/または端末20は、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPDDは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよいし、されなくてもよい。サーバ10および/または端末20は、限定でなく例として、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、端末20の制御部21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。この場合、サーバ10の制御部11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよいし、そうでなくてもよい。
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよいし、そうでなくてもよい。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装される。
<実施の形態>
本実施形態に係るサーバ10は、端末20に対してコンテンツを送信するサービスを提供する。
ここで、コンテンツとは、音楽や動画などであり、小説や漫画などであってもよい。本実施形態においては、基本的に、コンテンツを音楽であるとして説明する。
また、サーバ10からサービスの提供を受けるユーザは、サービスを受けるにあたって対価(主に金銭)を支払ってサーバ10が提供するサービスを利用できる有料会員と、対価を支払わない代わりに有料会員よりも受けることができるサービスが制限される無料会員とを含む。また、有料会員は、支払う対価の大きさ(限定ではなく一例として支払う金銭の額面)によって受けることができるサービスの質が異なるものを含んでもよい。
限定ではなく一例として、コンテンツが音楽である場合に、有料会員であれば、視聴制限をしないのに対して、無料会員であれば、最初の30秒だけ視聴できる、あるいは、単位期間(限定ではなく一例として1ヶ月)中に再生可能な回数を制限する。この再生制限は、曲単位の再生回数により制限することとしてもよいし、単位期間内の総再生回数により制限することとしてもよいし、単位期間内の総再生時間により制限することとしてもよい。
ところで、サーバ10は、各コンテンツについて、そのコンテンツの一部の要素を除いた状態のコンテンツを提供することもできる。具体的には、コンテンツが音楽である場合に、サーバ10は、ボーカルの要素を含む状態と、ボーカルの要素を除いた状態での提供をすることができる。また、あるいは、例えば、コンテンツが動画(例えば、映画)である場合には、サーバ10は、通常の映画と、無声映画としての提供を行うこともできる。
このときサーバ10は、コンテンツの提供対象がコンテンツの提供が制限される会員である場合に、提供したコンテンツが全ての要素を含むものであっても、一部の要素を除いた状態のコンテンツであっても、コンテンツを提供したものとして、次回以降のコンテンツの提供における制限の根拠としてカウントして、各ユーザのコンテンツの提供に係る管理を実行する。以下、詳細に説明する。
(1)端末20の機能構成
図1に示すように、端末20の制御部21は、コンテンツ要求部211と、再生部212と、表示処理部213と、を備える。
コンテンツ要求部211は、ユーザからの入出力部23に対するコンテンツの指定と、当該コンテンツを再生する態様の指定と、を受け付けて、通信I/F22を介して、サーバ10に指定されたコンテンツを要求するコンテンツ要求情報を送信する。このとき、コンテンツ要求部211は、コンテンツ要求情報に対応付けて、端末20のユーザを識別するユーザ識別情報(ユーザIDともいう)を送信してもよい。サーバ10が提供するサービスが、サーバ10が提供するサービスサイトにログインした状態でのサービスの提供を受けるものである場合にはサーバ10にはユーザIDが特定できていることから、ユーザ識別情報を送信しなくてもよい。また、コンテンツ要求部211は、コンテンツ要求情報に対応付けて、指定されているコンテンツの再生態様を指定する態様指定情報を送信してもよい。
ここで、コンテンツの再生の態様とは、コンテンツをそのまま送信する、即ち、コンテンツから一部の要素を除く処理を行わない第1態様か、コンテンツから一部の要素を除く処理による第2態様のいずれかを指定するものであってよい。ここで、一部の要素とは人の音声であってよい。つまり、コンテンツが音楽である場合に、所謂、オンボーカル、オフボーカルを指定する情報であってよい。
また、ユーザからの入出力部23に対するコンテンツの品質を指定する入力を受け付けている場合には、コンテンツ要求部211は、コンテンツ要求情報に対応付けて、コンテンツの品質を指定する品質情報を送信してもよい。ここでいうコンテンツの品質とは、コンテンツが音声を含むものであれば音質(限定ではなく一例として、周波数特性や歪率、SN比、ダイナミックレンジなど)を意味し、コンテンツが画像を含むものであれば画質(限定ではなく一例として、解像度やフレームレート)を意味することとしてよい。
再生部212は、通信I/F22を介して、サーバ10から送信されたコンテンツを受信して、受信したコンテンツを再生する。即ち、コンテンツが音楽である場合に、入出力部23のスピーカから、音声を出力する。また、再生部212は、ユーザからの入出力部23に対する入力を受け付けて、コンテンツの早送りや指定された再生位置からの再生など、一般的な音楽プレイヤーが実現可能な機能を実行する。再生部212によるコンテンツの再生は、ストリーミングなどの形式は問わない。
表示処理部213は、サーバ10が提供するコンテンツに関する情報を、表示部24の表示領域に表示するように指示する。表示処理部213は、例えば、コンテンツの一覧や、コンテンツを要求する際のコンテンツの態様や品質の入力を受け付けるためのメニュー等を表示する。
以上が、端末20の機能構成である。
(2)サーバ10の機能構成
図2に示すように、サーバ10は、判定部111と、再生制御部112と、履歴更新部113と、を備える。
判定部111は、通信I/F14を介して受信したコンテンツ要求情報に対応するユーザのユーザ識別情報に対応付けられている会員種別が、有料会員であるか無料会員であるかを特定する。制御部11は、通信I/F14を介して受信した情報(コンテンツ要求情報、態様指定情報、品質情報)を記憶部15に記憶する。判定部111は、ユーザ識別情報に対応付けられている会員種別が無料会員である場合に、対応付けられている利用履歴に基づいて、コンテンツの再生の可否を判定する。
判定部111は、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別が有料会員である場合には、コンテンツの再生が可能であると判定する。
一方、判定部111は、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別が無料会員である場合には、ユーザ識別情報に対応する利用履歴を参照して、コンテンツ識別情報で示されるコンテンツを再生した回数を特定する。そして、特定した回数が、所定の閾値(限定ではなく一例として、一回)未満であるかを判定する。特定した回数が、所定の閾値未満である場合には、判定部111は、コンテンツの再生が可能であると判定する。特定した回数が所定の閾値未満でない(閾値以上である)場合には、判定部111は、コンテンツの再生が不可能であると判定する。
再生制御部112は、判定部111による判定にしたがって、端末20に、コンテンツを送信する。
再生制御部112は、判定部111がコンテンツの再生が可能であると判定した場合に、通信I/F14を介して、対応するコンテンツ要求情報に含まれるユーザ識別情報で示されるユーザの端末20に、コンテンツ識別情報で示されるコンテンツを送信する。このとき、再生制御部112は、コンテンツ要求情報とともに態様指定情報を受け付けている場合であって、態様指定情報が第2態様、即ち、オフボーカルを指定しているときには、コンテンツに対して、ボーカルの音声波長を消去する処理を行ってオフボーカルとしたコンテンツ(第2態様のコンテンツ)を、送信する。また、再生制御部112は、品質情報を受け付けている場合には、品質情報で指定される品質となるようにコンテンツを処理して、処理後のコンテンツを送信する。なお、態様指定情報がない場合には、第1態様でのコンテンツの送信をすることとしてもよい。また、品質情報がない場合には、標準品質のコンテンツを送信することとしてよいが、これはその限りではなく、品質情報がない場合に、高品質のコンテンツを送信することをデフォルトとしてもよい。
なお、ここでは、再生制御部112による処理を行って指定される態様や品質となるコンテンツを送信することとしているが、予め、各種の態様、品質のコンテンツを記憶部15に記憶しておき、再生制御部112は、指定される態様、品質のコンテンツを読み出して送信することとしてもよい。
一方で、再生制御部112は、判定部111がコンテンツの再生が不可能であると判定した場合には、通信I/F14を介して、対応するコンテンツ要求情報に含まれるユーザ識別情報で示されるユーザの端末20に、制限情報を送信する。制限情報は、コンテンツの再生が不可であることを示す情報である。
履歴更新部113は、再生制御部112が、端末20にコンテンツを送信した場合に、送信先の端末20に対応するユーザのユーザ識別情報に対応する、履歴情報を更新する。即ち、ユーザ識別情報に、送信したコンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられていない場合には、履歴情報に、そのコンテンツ識別情報と再生回数を対応付けて更新する。また、ユーザ識別情報に、送信したコンテンツのコンテンツ識別情報が対応付けられている場合には、その再生回数を1加算して更新する。
以上が、サーバ10の機能構成である。なお、サーバ10は、1台のサーバ装置により実現されてもよいし、複数のサーバ装置により実現されてもよい。複数のサーバ装置により実現する場合には、各サーバ装置がサーバ10としての全機能を保持していてもよいし、サーバ10の一部の機能のみを分散して保持し、連携してサーバ10としての機能を実現する態様であってもよい。
<データ>
図2は、サーバ10の記憶部15に記憶されている情報であって、サーバ10がサービスを提供する各ユーザに関するユーザ管理情報200の構成例を示すデータ概念図である。サーバ10は、ユーザ管理情報200を、コンテンツを要求しているユーザが制限の係る無料会員であるか、有料会員であるかを判定することや、コンテンツを送信してもよいかの可否を判定するために用いる。
図2に示すように、ユーザ管理情報200は、ユーザID201と、ユーザ名202と、会員種別203と、利用履歴204とが、対応付けられた情報である。
ユーザID201は、サーバ10が提供するサービスを享受するユーザを識別するためのユーザの識別情報である。
ユーザ名202は、対応するユーザID201で示されるユーザIDを有するユーザの名前である。ユーザ名202は、本名であってもよいし、ハンドルネームであってもよい。
会員種別203は、対応するユーザID201で示されるユーザIDを有するユーザの会員の種別を示す情報であり、ここでは、有料会員と無料会員の2種があるものとするが、その他の種類があってもよいし、有料会員の中に複数の種類があってもよい。
利用履歴204は、対応するユーザID201で示されるユーザによって視聴されたコンテンツと、その視聴回数を示す情報である。また、図2には示していないが、各コンテンツについて、視聴された日時の情報も保持してよい。本実施形態では、利用履歴204は、所定のタイミング(限定ではなく一例として、月末から月初への切り替わりのタイミング)で、リセットされることとする。これにより、無料会員であるユーザの各コンテンツについての再生回数のカウントが容易になる。なお、リセットのタイミングは、一律で実行せずともよく、ユーザ識別情報ごとに、ユーザの情報が登録された日付を基準にリセットするようにしてもよい。また、リセットしない場合には、コンテンツの再生日時を履歴情報として保持しておくことで、所定期間内における再生回数を特定するようにしてもよい。
なお、ユーザ管理情報200において、ユーザ名202は必須の情報ではない。また、ユーザ管理情報200には、図2に示した情報以外のユーザに関連する情報が登録されていてもよい。
<動作>
図3は、通信システム1における端末20とサーバ10との間のやり取りの例を示すシーケンス図である。
図3に示すように、端末20は、コンテンツの指定と、そのコンテンツを再生する態様の指定を受け付ける(ステップS301)。端末20は、ユーザIDと、指定されているコンテンツのコンテンツIDを含むコンテンツ要求情報と、指定されている再生の態様を示す態様指定情報と、をサーバ10に送信する(ステップS302)。
サーバ10は、ユーザIDと、コンテンツ要求情報と、態様指定情報と、を受信すると、受信したユーザIDに関連付けられている会員種別を特定する(ステップS303)。そして、サーバ10は、その会員種別が無料会員である場合にコンテンツの再生可否を判定する(ステップS304)。サーバ10は、コンテンツの再生が可能であると判定すると、態様指定情報で指定された態様のコンテンツを送信する(ステップS305)。
端末20は、サーバ10から受信したコンテンツを再生する(ステップS306)。
また、コンテンツの送信後、サーバ10は、送信したコンテンツが第1態様であっても第2態様であっても、送信先の端末20を所持するユーザの利用履歴を更新する(ステップS307)。
図4は、図3に示すやり取りを実現するための端末20の動作例を示すフローチャートである。図4に示す処理は、ユーザが所望のコンテンツを選択するところからの処理を示している。
図4に示すように、端末20の入出力部23は、ユーザからユーザが所望するコンテンツを指定する入力を受け付ける(ステップS401)。入出力部23は、受け付けた入力内容を、制御部21に送信する。
次に、入出力部23は、ユーザから、コンテンツの再生の態様の指定を受け付ける(ステップS402)。入出力部23は、受け付けた入力内容を、制御部21に送信する。
制御部21のコンテンツ要求部211は、通信I/F22を介してサーバ10に、指定されたコンテンツの識別情報を含むコンテンツ要求情報と、そのコンテンツの再生の態様を指定する態様指定情報と、を送信する。このとき、コンテンツ要求部211は、端末20のユーザを識別するユーザIDも併せて送信してもよい(ステップS403)。
制御部21は、通信I/F22を介して、要求したコンテンツを受信しているかを判定する(ステップS404)。コンテンツを受信した場合には(ステップS404のYES)、制御部21の再生部212は、コンテンツの再生を実行する(ステップS405)。コンテンツを受信していない場合には(ステップS404のNO)、制御部21は、通信I/F22を介して、制限情報を受信しているか否かを判定する(ステップS406)。制限情報を受信していない場合には(ステップS406のNO)、ステップS404の処理に戻る。
制限情報を受信していた場合には(ステップS406のYES)、表示処理部213は、受信した制限情報を、表示部24の表示領域に表示する(ステップS407)。
制御部21は、ユーザからの終了入力があるか否かを判定する(ステップS408)。ここでいう終了入力は、コンテンツを再生するためのアプリの終了入力であってもよいし、端末の電源を切る、スリープさせるなどの入力であってもよい。終了入力がない場合には(ステップS408のNO)、ステップS401の処理に戻り、終了入力があった場合には(ステップS408のYES)、処理を終了する。
なお、図4において、ステップS402の処理は、省略することとしてもよい。また、ステップS402においては、コンテンツの品質を指定する品質情報の指定を受け付けてもよく、その場合には、ステップS403において、コンテンツ要求部211は、品質情報も送信することとしてよい。
図5は、図3に示すやり取りを実現するためのサーバ10の動作例を示すフローチャートである。図5に示す処理は、1つのコンテンツ要求情報を受信した場合にサーバ10が実行する処理を示している。
サーバ10の通信I/F14は、端末20から、ユーザIDと、コンテンツ要求情報と、態様指定情報と、を受信する(ステップS501)。通信I/F14は、受信した各情報を制御部11に送信する。制御部11は、受信した情報を記憶部15に記憶させる。
制御部11の判定部111は、受信したユーザIDと、記憶部15に記憶されているユーザ管理情報200を参照して、ユーザIDに対応付けられている会員種別203が、無料会員であるか否かを判定する(ステップS502)。無料会員ではない、つまり、有料会員である場合には(ステップS502のNO)、ステップS504の処理に移行する。
受信したユーザIDに会員種別として、無料会員であることを示す情報が対応付けられていた場合には(ステップS502のYES)、判定部111は、ユーザ管理情報200の利用履歴204を参照して、受信したユーザIDに対応付けられている利用履歴204の中に、受信したコンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報があるか否かを確認する。利用履歴204の中に、受信したコンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報がある場合には、判定部111は、その再生回数を特定する。利用履歴204の中に、受信したコンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報がない場合には、判定部111は、その再生回数を0として特定する。そして、判定部111は、特定した再生回数が、予め定められた閾値未満であるか否かを判定する(ステップS503)。再生回数が予め定められた閾値未満である場合には(ステップS503のYES)、判定部111は、コンテンツの再生が可能であると判定する。
再生制御部112は、判定部111によりコンテンツが再生可能であると判定された場合に、再生制御部112は、コンテンツ要求情報に対応する態様指定情報の指定が、第1態様または第2態様のいずれであるか、即ち、オンボーカルであるかオフボーカルであるかを判定する。態様指定情報の指定が、オフボーカルを指定するものである場合には(ステップS504のYES)、再生制御部112は、コンテンツ要求情報のコンテンツ識別情報で示されるコンテンツに対して、ボーカルの波長(特定の周波数)を除去する処理を行って、オフボーカル(第2態様)のコンテンツを生成する(ステップS505)。当該処理には、既存の技術を利用することができる。
再生制御部112は、指定された態様に変換したコンテンツ、即ち、ボーカルなしの音楽を、通信I/F14を介して、受信しているユーザIDで示されるユーザの端末20に送信する(ステップS506)。
態様指定情報の指定がオンボーカル(第1態様)を指定している、または、態様指定情報がない場合には(ステップS504のNO)、再生制御部112は、コンテンツ要求情報のコンテンツ識別情報で示されるコンテンツを、そのまま、通信I/F14を介して、受信しているユーザIDで示されるユーザの端末20に送信する(ステップS509)。
コンテンツの送信後に再生制御部112は、コンテンツを送信した対象のユーザIDと、コンテンツの識別情報と、を履歴更新部113に伝達する。
履歴更新部113は、ユーザ管理情報200において、受信したユーザIDに対応する利用履歴204に、受信したコンテンツ識別情報が登録されている場合には、その再生回数を1加算してユーザ管理情報200を更新し、受信したコンテンツ識別情報が登録されている場合には、そのコンテンツ識別情報に、再生回数1を対応付けた情報を追加登録してユーザ管理情報200を更新し、処理を終了する。
一方、ステップS503において、再生回数が予め定められた閾値未満でない場合、つまり、閾値以上である場合には(ステップS503のNO)、判定部111は、コンテンツの再生が不可能であると判定する。
そして、再生制御部112は、コンテンツの再生ができない旨を示す制限情報を、通信I/F14を介して、ユーザIDで示されるユーザの端末20に送信し(ステップS508)、処理を終了する。
なお、図5には示していないが、コンテンツの再生の品質を指定する指定情報をステップS501で受信している場合には、ステップS505において、指定されている品質のコンテンツに変換する処理を行う。
また、ステップS501において受信した各情報は、互いに対応付けられることがサーバ10にて判断できる態様になっていれば、それぞれ個別に受信してもよい。
<表示例>
図6は、端末20における表示画面例を示す図である。
図6(a)は、端末20の表示部24の表示領域に表示されるコンテンツ一覧の表示例である。ユーザは、表示されたコンテンツ一覧の中から所望のコンテンツを選択(タップ)する。ここでは、例えば、「0007 DDDD」を選択したとする。
すると、端末20は、図6(b)に示すように、選択したコンテンツのダウンロードの実行の許可を求めるメニューを表示する。このメニューには、コンテンツの再生の態様を指定する情報として、「オンボーカル」、「オフボーカル」、を選択するためのボタンも共に表示されてもよい。
ユーザが有料会員、もしくは、無料会員で選択したコンテンツを視聴した回数が閾値に達していない場合には、サーバ10からユーザが選択したコンテンツが送信される。そして、サーバ10から指定したコンテンツが送信されてきた場合には、図6(c)に示すように、端末20は、コンテンツの再生を実行する。
一方で、サーバ10からコンテンツではなく、制限情報を受信した場合には、端末20は、図6(d)に示すように、制限情報を表示する。ここで、制限情報は、ユーザが指定したコンテンツがダウンロードできないことを示す情報である。このとき、図6(d)に示すように、コンテンツ再生の制限がない有料会員へのグレードアップを勧める情報を表示するようにしてもよいし、しなくてもよい。
<変形例>
本発明に係る態様は、上記実施形態に限定するものではない。以下、各種変形例について説明する。
(1) 上記実施形態においては、コンテンツの再生制限について、コンテンツ毎の再生回数に基づく制限を行う例を示しているが、上述したように制限の方法はこれに限定するものではない。以下、その他の例について具体的に説明する。
上記実施形態では、コンテンツそれぞれで、その再生回数が所定の閾値以上になった場合に再生を制限する例を示しているが、再生制御部112は、コンテンツそれぞれではなく、所定期間におけるコンテンツの再生総回数が所定の閾値以上になった場合に再生を制限することとしてもよい。即ち、いずれのコンテンツ(同じコンテンツを要求し続けてもよい)を要求しても、再生回数1回として計上され、その回数の総計が所定の閾値を超えるか否かで、再生を制限するように構成してもよい。この場合、利用履歴204としては、コンテンツ識別情報を記憶することなく、回数のみを記憶することとしてもよい。
また、再生の制限は、再生総時間を基準に実行することとしてもよい。即ち、無料会員である場合には、単位期間あたりの再生総時間(限定ではなく一例として、1ヶ月当たり5時間)が定められる。端末20からコンテンツ要求情報があって、そのコンテンツ要求情報で示されるコンテンツが端末20において再生された場合に、端末20は、その再生時間をサーバ10に送信する。サーバ10は、受信した再生時間を逐次加算していき、ユーザ管理情報200の利用履歴204として記憶する。ユーザの端末20から、コンテンツ要求情報があったときに、ユーザIDに対応する利用履歴204に記憶されている再生総時間が、所定の閾値を超えている場合に、再生制御部112は、端末20にコンテンツを送信しない。このように、端末20で再生された総時間で制限するように構成してもよい。
(2) 上記実施形態では、コンテンツとして音楽を例に説明しているが、上述の通り、動画や、何らかのテキストデータや画像などであってもよい。コンテンツが動画である場合には、一部の要素としては、動画中の人物の会話音を除去対象として、無声の動画としたものを第2態様のコンテンツとしてもよい。また、コンテンツが小説等である場合には、その小説を、例えば、一部の要素として、小説中の一部の章を削除したデータを第2態様のコンテンツとしてもよい。また、コンテンツが漫画などである場合には、登場人物のセリフを一部の要素として除去したコンテンツを第2態様のコンテンツとしてもよい。
(3) 上記実施の形態において、再生制御部112は、コンテンツの再生回数が閾値に達した場合には(ステップS503のNO)、制限情報を端末20に送信する(ステップS508)こととしているが、これは、その限りではない。制限情報に代えて、再生制御部112は、コンテンツの一部(限定ではなく一例として冒頭から30秒分)、所謂サンプルデータを、端末20に送信することとしてもよい。
(4) 上記実施の形態において、端末20は、所謂カラオケ機能を備えてもよい。即ち、端末20から、態様指定情報として、第2態様(オフボーカル)のコンテンツをサーバ10に要求してオフボーカルのコンテンツを受信した場合(第1態様(オンボーカル)のコンテンツでもよい)に、入出力部23のマイク232を介してユーザの歌声を集音し、受信したコンテンツとともに、スピーカ233から出力することとしてもよい。以下、図7を用いて説明する。図7は、端末20のコンテンツ再生時の動作例を示すフローチャートである。
図7に示すように、端末20の通信I/F22は、サーバ10からコンテンツを受信する(ステップS701)。通信I/F22は、受信したコンテンツを制御部21に伝達する。
このとき、再生部212は、入出力部23を介して、ユーザからカラオケモードの設定入力がされているか否かを判定する(ステップS702)。
カラオケモードが設定されていない場合(ステップS703のNO)は、そのまま受信したコンテンツを出力し(ステップS706)、ステップS707の処理に移行する。
カラオケモードが設定されている場合(ステップS703のYES)は、再生部212は、更に、エフェクトの設定がされているかを判定する(ステップS703)。ここでエフェクトとは、音声に対して何らかの編集を施すことをいい、限定ではなく一例として、エコー効果、変声効果(男性の声を女性の声に、又は、女性の声を男性の声に、あるいは、動物のような声に変更すること)などの効果が含まれてよい。
エフェクトの設定がされている場合には(ステップS703のYES)、再生部212は、マイク232から集音されるユーザの声に、指定されているエフェクトの処理を施し、スピーカ233から、コンテンツの音とともに出力する(ステップS704)。
エフェクトの設定がされていない場合には(ステップS703のNO)、再生部212は、マイク232から集音されるユーザの声とともに、コンテンツの音を出力する(ステップS705)。
制御部21は、ユーザからの終了入力があるか否かを判定する(ステップS707)。ここでいう終了入力は、コンテンツを再生するためのアプリの終了入力であってもよいし、端末の電源を切る、スリープさせるなどの入力であってもよい。終了入力がない場合には(ステップS707のNO)、ステップS401の処理に戻り、終了入力があった場合には(ステップS707のYES)、処理を終了する。
このように、端末20は、コンテンツ再生時にユーザの声と共に出力することとしてよく、所謂カラオケ機能を実現してもよい。
(5) 上記実施形態において、コンテンツの態様や品質を指定できる旨を説明したが、これらの指定は、コンテンツの利用途中に切り替えることができることとしてもよい。限定ではなく一例として、最初に端末20において第1態様のコンテンツを再生している途中で、ユーザが第2態様での再生を指定する入力をした場合に、第2態様でのコンテンツの再生に変更することとしてよい。この切替は、サーバ10から送信するコンテンツの態様を切り替えて端末20に送信することで実現してもよいし、サーバ10が元々第1態様、第2態様のいずれでも再生可能なコンテンツを端末20に送信し、端末20で切り替えて再生の態様を切り替えることで実現することとしてもよい。これはコンテンツの品質の切替であっても同様である。
(6) 上記補足(3)においては、再生回数が閾値に達している場合には、サンプル再生ができる旨を説明しているが、再生回数が閾値に達していなくても、ユーザは端末20を介して、サンプル再生を指定できてもよい。サンプル再生とは、コンテンツの時間軸方向においてコンテンツの一部のみが再生できる再生手法であり、音楽の場合であれば、冒頭の所定時間(限定ではなく一例として30秒)のみの再生であったり、サビのみの再生であったりしてよい。サンプル再生の指定を受け付けた場合には、サーバ10は、サンプル用のコンテンツを端末20に送信する。サンプル用のコンテンツは、予め記憶部15に記憶されていてもよいし、通常のコンテンツから時間軸方向で一部をきりとったものであってもよい。そして、サンプル再生の場合には、サーバ10は、利用履歴204を更新しない。なお、第1態様または第2態様のコンテンツは、時間軸方向でフル再生が可能なコンテンツである。
また、最初にサンプル再生を指定している場合に、途中で、第1態様での再生や第2態様での再生に切り替えることができてもよい。途中でサンプル再生から第1態様または第2態様での再生に切り替えられた場合には、サーバ10は、利用履歴204を更新する。
(7) 上記実施形態においてサーバ10は、コンテンツの再生に係る品質情報を受け付ける例を示しているが、受け付けることができるコンテンツの再生に係る情報(設定情報ともいう)は、上記実施形態に示した情報に限定するものではない。設定情報は、限定ではなく一例として、コンテンツが動画など画像を含むものであれば再生の輝度であってもよいし、色調の指定であってもよい。また、設定情報は、動画に対する字幕の有無の指定であってもよい。また、コンテンツが音楽である場合には、設定情報は、重低音の強調指定であってもよいし、特定の音域のカット指定であってもよいし、再生速度の速度指定であってもよい。
<実施形態の効果>
上記実施形態に係るサーバ10は、端末20からコンテンツを要求するコンテンツ要求情報に応じて、コンテンツを送信した場合に、そのコンテンツの態様が第1態様と第2態様のいずれであっても、そのコンテンツを視聴したものとして、利用履歴として計上する。そして、サーバ10は、利用履歴に基づいて、コンテンツの配信の可否を判断し、コンテンツの利用を制限することができる。
これにより、サーバ10は、コンテンツの配信の態様の指定を受け付けて、受け付けた態様でのコンテンツの配信を行うことができるとともに、コンテンツの配信の態様が第1態様と第2態様のいずれであっても、利用履歴として計上することで、コンテンツを再生する際に制限することができる。これにより、ユーザがコンテンツの利用の制限を解除するために、限定ではなく一例として、有料会員としての登録を促すことができる。
また、サーバ10は、コンテンツの単位期間あたりの利用回数が所定の閾値を超える場合に、ユーザによるコンテンツの利用が不可であると判定してもよい。また、あるいは、サーバ10は、コンテンツの単位期間あたりの総利用時間が所定の閾値を超える場合に、ユーザによるコンテンツの利用が不可であると判定してもよい。
これにより、サーバ10は、定量的に、ユーザにコンテンツを提供してよいかどうかを判断することができる。
また、サーバ10は、コンテンツの態様としての態様指定情報の他、コンテンツの品質に係る指定を受け付けて、指定された品質のコンテンツを、端末20に送信することとしてもよい。
これにより、サーバ10は、コンテンツの再生の態様の他、品質を指定する入力を受け付けて、指定された品質のコンテンツを提供することができる。したがって、サーバ10は、ユーザにより高い質のサービスを提供することができる。
また、サーバ10は、コンテンツの態様として第2態様の指定を受け付けている場合に、元々記憶しているコンテンツから一部の要素を取り除く処理を施し、処理後のコンテンツを端末20に送信することとしてもよい。サーバ10は、コンテンツが音楽である場合には、特定の音、例えば、ボーカル相当の周波数を除去してボーカルなしの音声を生成することとしてもよい。
これにより、サーバ10は、各態様に応じたコンテンツを用意しておかなくとも済むので、記憶容量の削減を実現することができる。
また、サーバ10が提供するコンテンツは、音楽又は動画であってよく、その場合に除去される一部の要素は、人の音声であってもよい。
これにより、サーバ10は、音楽であればオフボーカルの音楽を提供することができ、動画の場合であれば、無声動画を提供することができる。したがって、サーバ10は、様々なバリエーションのコンテンツを提供することができる。
また、サーバ10が、提供するサービスを享受するユーザの会員としての種別には、サービスを受けるにあたって、対価を支払っている有料会員と、対価を支払っていない無料会員と、が含まれてよい。そして、無料会員である場合に、コンテンツの提供を制限することとしてもよい。
これにより、有料会員と無料会員とを区別し、無料会員に足して有料会員になるモチベーションを与えることができる。
1 通信システム
10 サーバ
11 制御部
111 判定部
112 再生制御部
113 履歴更新部
12 入出力部
13 表示部
14 通信I/F(通信部)
15 記憶部
20 端末
21 制御部
211 コンテンツ要求部
212 再生部
213 表示処理部
22 通信I/F
23 入出力部
231 タッチパネル
232 マイク
233 スピーカ
234 カメラ
24 表示部(ディスプレイ)
25 位置情報取得部
28 記憶部
30 ネットワーク
本発明の第一の態様は、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置であって、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部と、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信部と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、判定部による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、再生制御部が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新部と、を備え、コンテンツは音楽を含み、再生制御部は、第2態様によるコンテンツの再生として、第1態様によって再生されるコンテンツデータに対して一部の要素を取り除く処理を施したデータを再生させるものであって、一部の要素としてボーカルに相当する波長を取り除く処理を施したデータを再生させる。
本発明の第二の態様は、端末と、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置とを含む通信システムであって、情報処理装置は、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部と、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する第1受信部と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、判定部による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、再生制御部が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新部と、を備え、端末は、態様指定情報に関する入力を受け付ける受付部と、受付部が受け付けた態様指定情報と、コンテンツ要求情報と、ユーザ識別情報と、を情報処理装置に送信する送信部と、情報処理装置からコンテンツ要求情報に基づくコンテンツを受信する第2受信部と、第2受信部が受信したコンテンツを出力する出力部と、を備え、コンテンツは音楽を含み、再生制御部は、第2態様によるコンテンツの再生として、第1態様によって再生されるコンテンツデータに対して一部の要素を取り除く処理を施したデータを再生させるものであって、一部の要素としてボーカルに相当する波長を取り除く処理を施したデータを再生させる。
本発明の第三の態様は、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置のコンピュータであって、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信機能と、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定機能と、判定機能による判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御機能と、再生制御機能が第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新機能と、を実現させ、コンテンツは音楽を含み、再生制御機能は、第2態様によるコンテンツの再生として、第1態様によって再生されるコンテンツデータに対して一部の要素を取り除く処理を施したデータを再生させるものであって、一部の要素としてボーカルに相当する波長を取り除く処理を施したデータを再生させる。
本発明の第四の態様は、端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置であって、ユーザ識別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部にアクセス可能な情報処理装置が、ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信ステップと、コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定ステップと、判定ステップによる判定に基づき、コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、端末にてコンテンツを再生させる再生制御ステップと、再生制御ステップが第1態様あるいは第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、利用履歴を更新する履歴更新ステップと、を実行し、コンテンツは音楽を含み、再生制御ステップは、第2態様によるコンテンツの再生として、第1態様によって再生されるコンテンツデータに対して一部の要素を取り除く処理を施したデータを再生させるものであって、一部の要素としてボーカルに相当する波長を取り除く処理を施したデータを再生する。

Claims (12)

  1. 端末に コンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置であって、
    ユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部と、
    前記ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信部と、
    前記コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、
    前記判定部による判定に基づき、 前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、前記端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、
    前記再生制御部が前記第1態様あるいは前記第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、前記利用履歴を更新する履歴更新部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記判定部は、単位期間当たりのコンテンツの利用回数が所定の閾値を超える場合にコンテンツ再生不可であると判定する。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記判定部は、単位期間あたりのコンテンツの総利用時間が所定の閾値を超える場合にコンテンツ再生不可であると判定する。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記受信部は、前記コンテンツが音楽または動画である場合に、音質または画質の少なくともいずれかを指定する品質情報をさらに受信し、
    前記再生制御部は、受信した前記品質情報に基づいてコンテンツを再生させる。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記再生制御部は、前記第2態様によるコンテンツの再生として、前記第1態様によって再生されるコンテンツデータに対して一部の要素を取り除く処理を施したデータを再生させる。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記コンテンツは音楽であり、
    前記再生制御部は、前記一部の要素としてボーカルに相当する波長を取り除く処理を施したデータを再生させる。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記コンテンツは、音楽又は動画であり、
    前記一部の要素は、人の音声である。
  8. 請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記会員種別情報で示される前記サービスを享受する会員の種別には、前記サービスに対して対価を支払っている有料会員と、前記サービスに対して対価を支払っていない無料会員とが含まれる。
  9. 端末と、前記端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置とを含む通信システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部と、
    前記ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する第1受信部と、
    前記コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定部と、
    前記判定部による判定に基づき、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、前記端末にてコンテンツを再生させる再生制御部と、
    前記再生制御部が前記第1態様あるいは前記第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、前記利用履歴を更新する履歴更新部と、を備え、
    前記端末は、
    前記態様指定情報に関する入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記態様指定情報と、前記コンテンツ要求情報と、前記ユーザ識別情報と、を前記情報処理装置に送信する送信部と、
    前記情報処理装置から前記コンテンツ要求情報に基づくコンテンツを受信する第2受信部と、
    前記第2受信部が受信したコンテンツを出力する出力部と、を備える。
  10. 請求項9に記載の通信システムであって、
    前記第2受信部は、前記コンテンツとして、ボーカルが取り除かれた音楽データを受信し、
    音声の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記出力部は、前記第2受信部が受信した音楽データに基づく音楽に、前記入力部が受け付けた音声を合成した音声を出力する。
  11. 端末にコンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置のコンピュータであって、ユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部にアクセス可能なコンピュータに、
    前記ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信機能と、
    前記コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定機能と、
    前記判定機能による判定に基づき、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、前記端末にてコンテンツを再生させる再生制御機能と、
    前記再生制御機能が前記第1態様あるいは前記第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、前記利用履歴を更新する履歴更新機能と、
    を実現させるコンテンツ再生プログラム。
  12. 端末に コンテンツを送信するサービスを提供する情報処理装置であって、ユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる会員種別情報と、前記ユーザ識別情報に関連付けられる利用履歴と、を記憶する記憶部にアクセス可能な情報処理装置が、
    前記ユーザ識別情報と、コンテンツ識別情報を含むコンテンツ要求情報と、コンテンツ再生の態様を指定する態様指定情報を受信する受信ステップと、
    前記コンテンツ要求情報に対応するユーザ識別情報の会員種別情報と利用履歴とに基づいて、コンテンツ再生の可否を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定に基づき、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツ識別情報に係るコンテンツを第1態様、あるいは第1態様から一部の要素が除かれた第2態様によって、前記端末にてコンテンツを再生させる再生制御ステップと、
    前記再生制御ステップが前記第1態様あるいは前記第2態様によってコンテンツを再生させたことに基づいて、前記利用履歴を更新する履歴更新ステップと、
    を実行するコンテンツ再生方法。
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