JP2022010096A - 防水シート - Google Patents

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Abstract

Figure 2022010096000001
【課題】レベルセンサーの位置ずれの防止、トンネルの施工効率の向上、工期の短縮化を図る。
【解決手段】防水シート14は、トンネル10の長手方向に沿った長さと、トンネル10の周方向に沿った幅とを有する複数の防水シート分割体が、それらの長さ方向の端部の防水シート端部部分を重ね合わせ、重ね合わせた防水シート端部部分の箇所をそれらの幅方向の全長にわたって溶着した線状の溶着領域を形成することで構成されている。トンネル10の周方向に沿って延在するように取り付けられるレベルセンサー24は、重ね合わせた防水シート端部部分のうちの一方の防水シート端部部分で、防水シート端部部分の長さ方向において溶着領域よりも外側の箇所に取着されている。
【選択図】図10

Description

本発明は防水シートに関する。
地山が掘削されることで形成されたトンネルの内壁面を防水シートで覆ったのち、コンクリート打設型枠の外周面とトンネルの内壁面との間にコンクリートを打設することでトンネルの内壁面を覆工する覆工コンクリート打設装置が知られている(特許文献1参照)。
コンクリート打設型枠は、トンネルの長手方向および周方向に間隔をおいて複数の打設口が設けられ、覆工コンクリート打設装置ではコンクリート打設型枠の周方向の一方の半部の下方の打設口からコンクリートを打設し、次にコンクリート打設型枠の周方向の他方の半部の下方の打設口からコンクリートを打設し、このように下方から上方へとコンクリート打設型枠の外周面とトンネルの内壁面との間にコンクリートを打設する作業が行われる。
このような覆工コンクリート打設装置では、コンクリート打設型枠の外周面とトンネルの内壁面との間にコンクリートを隙間なく確実に充填させるため、打設されたコンクリートの位置を作業者が目視によって確認しつつ、打設されたコンクリートのトンネルの長手方向に沿った位置および高さに基づいて作業者がコンクリートの打設量の制御を行なっている。
一方、打設されたコンクリートの位置や高さを検出する細長のレベルセンサーが提供されている(特許文献2参照)。
特開平7-91192号公報 特許第5748499号公報
そこで、コンクリートの打設前に、このようなレベルセンサーをトンネルの周方向および長手方向に沿って延在するように防水シートの内面に取り付けておくことにより、レベルセンサーを用いて打設されたコンクリートのトンネルの長手方向に沿った位置および高さを検出し、これにより作業者の目視確認の作業を省略することが考えられる。
しかしながら、レベルセンサーの防水シートの内面への取り付け作業は、トンネルの内壁面が、天端を頂点とする湾曲面を呈しているため、トンネルの天端近傍やその両側箇所においては、作業員が足場の上で無理な姿勢をとりつつレベルセンサーの取り付け作業を行なう必要があり、作業が煩雑なものとなる。
しかも、トンネルの施工にあたっては、トンネルが数km、数十kmとなると、このようなレベルセンサーの防水シートの内面への取り付け作業を何百回といった単位で行なう必要がある。
さらにレベルセンサーの取り付け作業に不備が生じてレベルセンサーの取り付け強度が不足する場合もあり、コンクリートの打設時にレベルセンサーの位置がずれてレベルセンサーの検出精度が低下することが懸念される。
本発明は上記防水シートに着目してなされたものであり、その目的は、レベルセンサーの位置ずれの防止、トンネルの施工効率の向上、工期の短縮化を図る上で有利な防水シートを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、トンネルの内壁面に前記内壁面を覆うように取着される防水シートであって、前記防水シートに、コンクリートに接触する長さに応じて検出量が変化する細長のレベルセンサーが、その長手方向を前記トンネルの長手方向あるいは周方向に沿って延在するように取り付けられ、前記レベルセンサーは前記防水シートの内部に取り付けられ、前記レベルセンサーは、一対の電極線を絶縁材で被覆してなる細長形状を呈し、前記検出量は、前記防水シートを介してコンクリートに接触することにより前記コンクリートの比誘電率に応じて前記一対の電極線間に生じる静電容量であることを特徴とする。
また、本発明は、前記防水シートは、トンネルの長手方向に沿わせて前記内壁面に配置される長さと、トンネルの周方向に沿わせて前記内壁面に配置される幅とを有し、前記レベルセンサーは、前記防水シートの幅方向の中央部において、前記防水シートの幅方向に間隔をおいて前記防水シートの長手方向に延在させて複数取着されると共に、前記防水シートの幅方向の半部において、それぞれ前記防水シートの長手方向に間隔をおいて前記防水シートの幅方向に延在させて複数取着されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネルの内壁面は、掘削された地山の内面、あるいは、地山の内面にコンクリートが吹き付けられることで形成された一次覆工の内面であることを特徴とする。
本発明によれば、レベルセンサーが取り付けられた防水シートをトンネルの内壁面に取り付けることで同時にレベルセンサーがトンネルの内壁面に設置されるため、トンネル内でレベルセンサーを取り付ける煩雑な取り付け作業を省略することができる。
また、レベルセンサーによる検出量から打設されたコンクリートのトンネルの長手方向における位置あるいは高さが把握でき、従来の作業者による打設されたコンクリートの目視作業を省略し、コンクリート打設型枠とトンネルの内壁面との間にコンクリートを隙間なく確実に効率的に充填させることが可能となる。
また、防水シートを内壁面に取り付ける前に、レベルセンサーは防水シートに予め取着されているので、取り付け作業の不備によるレベルセンサの取り付け強度の低下が無く打設時にレベルセンサーに位置ずれが生じるなどの不具合いがなく、打設されたコンクリートの位置をレベルセンサーを利用して正確に検出する上で有利となる。
したがって、トンネルの施工効率を高め、工期の短縮化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、打設されたコンクリートのトンネルの長手方向における位置および高さを確実に検出する上で有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーを防水シートの内面に確実に取着する上で有利となり、また、レベルセンサーの取り付け作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーを防水シートに確実に取着する上で有利となる。
また、本発明によれば、打設されたコンクリートによるレベルセンサーの位置ずれを抑制する上でより有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーの取り付けは、水漏れに影響しない箇所でなされるため、レベルセンサーの取付作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本発明によれば、防水シートを取り付けるトンネルの内壁面が一次覆工の内面であっても、掘削された地山の内面であっても上記の効果を奏する上で有利となる。
また、本発明によれば、レベルセンサーの静電容量を簡単な検出回路により検出でき、打設されたコンクリートのトンネルの長手方向における位置および高さを簡単に求める上で有利となる。
第1の実施の形態の防水シートが適用されるトンネルの正面断面図である。 第1の実施の形態の防水シートがトンネルの内壁面に敷設された状態を示す説明図である。 第1の実施の形態の防水シートの展開図である。 図2のA-A線断面図である。 (A)は防水シートを内面から見た図、(B)は(A)のB-B線断面図である。 レベルセンサーの斜視図である。 レベルセンサーおよび検出回路の構成を示す説明図である。 第2の実施の形態の防水シートの部分の内面を見た図、(B)は(A)のB-B線断面図である。 レベルセンサーが防水シートの内部に取り付けられた状態を示す断面図である。 第3の実施の形態の防水シートにレベルセンサーを取り付ける場合の説明図であり、(A)は防水シート分割体の接合前の状態を示す断面図、(B)は防水シート分割体を接合した状態を示す断面図、(C)は端部部分が防水シート分割体の上に折り畳まれた状態を示す断面図、(D)は(C)の平面図である。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、地山18が掘削され、その内面にコンクリートを吹き付けることで一次覆工20が施工され、一次覆工20の内面に防水シート14が被せられ、防水シート14の内側にコンクリート打設型枠16が配置され、コンクリート打設型枠16の外周面(型枠面)と防水シート14との間にコンクリート22が打設されることでトンネル10の二次覆工がなされる。
なお、符号13はトンネル10の床版を示す。
本発明において、トンネル10の内壁面12とは、掘削された地山18の内面、あるいは、地山18の内面にコンクリートを吹き付けることで施工された一次覆工20の内面である。
本実施の形態では、トンネル10の内壁面12が一次覆工20の内面で構成されている場合について説明する。
防水シート14は、地中の水がトンネル10内に侵入することを阻止するものであり、幅と幅よりも大きい寸法の長さを有する矩形状を呈している。
防水シート14は、その長手方向をトンネル10の長手方向に沿わせて、その幅方向をトンネル10の周方向に沿わせて内壁面12を覆うように取り付けられている。
防水シート14の取り付けは、例えば、トンネル10の内壁面12に予め取り付けられた不図示のアンカーやボルトの頭部に防水シート14の箇所が溶着されることでなされる。
図2、図3、図4、図5に示すように、内壁面12と反対側に位置する防水シート14の表面1402に細長のレベルセンサー24が取り付けられている。
レベルセンサー24は、打設されたコンクリート22に接触する長さに応じて検出量が変化するものであればよく、従来公知の様々なセンサが使用可能である。
なお、本発明において、レベルセンサー24がコンクリート22に接触するとは、レベルセンサー24がコンクリート22に直接接触する場合に加え、レベルセンサー24が他の部材を介して接触する場合、例えば、防水シート14を介してコンクリート22に接近する場合を含むものとする。
本実施の形態では、レベルセンサー24としてコンクリート22に接触する長さに応じて静電容量が変化するものを用いた場合について説明する。
図6に示すように、レベルセンサー24は、一対の電極線26と、一対の電極線26を被覆する絶縁材28とを含んで構成され、細長を呈している。
レベルセンサー24は、コンクリート22に接触することによりコンクリート22の比誘電率に応じて一対の電極線26間に生じる静電容量が変化するものであり、後述するようにレベルセンサー24に接続された検出回路30(図7参照)によって検出される電圧に基づいて、打設されたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さが求められる。
本実施の形態では、絶縁材28(レベルセンサー24)は、電極線26が並べられた方向の幅と、幅よりも小さい厚さと、幅よりも大きな長さを有する帯板状を呈している。
一対の電極線26は、絶縁材28の内部で絶縁材28の幅方向に一定の間隔をおいて平行して延在している。
図3、図4、図5(A)、(B)に示すように、レベルセンサー24は複数設けられ、必要に応じてその長手方向をトンネル10の長手方向に延在するように取り付けられ、あるいは、トンネル10の周方向に沿って延在するように取り付けられ、あるいは、トンネル10の長手方向および周方向に沿って延在するように取り付けられる。
レベルセンサー24の防水シート14の表面1402への取り付けは、絶縁材28の厚さ方向の一方の面が防水シート14の一方の面に溶着されることで、あるいは、接着剤によって接着されることで、あるいは、両面粘着テープによって接着されることでなされている。
図2に示すように、防水シート14は、その長手方向をトンネル10の長手方向に沿わせて、その幅方向をトンネル10の周方向に沿わせて内壁面12に取着され、レベルセンサー24は必要に応じてその長手方向をトンネル10の内壁面12の周方向に沿って延在させた状態で、あるいは、トンネル10の長さ方向に沿って延在させた状態で、あるいは、トンネル10の長手方向および周方向に沿って延在させた状態で配置される。
本実施の形態では、レベルセンサー24は、第1~第3レベルセンサー24A、24B、24Cを備えている。
図2、図3に示すように、第1レベルセンサー24Aと第2レベルセンサー24Bは、防水シート14の幅方向の各半部において、防水シート14の長手方向に間隔をおいて防水シート14の幅方向に延在させてそれぞれ5つ取着されている。
また、第3レベルセンサー24Cは、防水シート14の幅方向の中央部において、防水シート14の幅方向に間隔をおいて防水シート14の長手方向に延在させて3つ取着されている。
したがって、防水シート14をトンネル10の内壁面12に取り付けることにより、トンネル10の天端からトンネル10の幅方向の一方の半部においてトンネル10の周方向に沿って延在する第1レベルセンサー24Aがトンネル10の長さ方向に等間隔をおいて5つ設置されることになる。
また、トンネル10の天端からトンネル10の幅方向の他方の半部において型枠本体38の周方向に沿って延在する第2レベルセンサー24Bがトンネル10の長さ方向に等間隔をおいて5つ設置されることになる。
また、トンネル10の長さ方向に延在する第3レベルセンサー24Cが、トンネル10の天端を通るように、また、天端の両側箇所を通るように3つ設置されることになる。
なお、防水シート14の幅方向の中央部において、第3レベルセンサー24Cに対して第1レベルセンサー24A、第2レベルセンサー24Bが重なる箇所においては、一方のレベルセンサー24が下に他方のレベルセンサー24が上に重ねられ取着された状態で防水シート14に取り付けられる。この場合、レベルセンサー24が重ねられた長さは、レベルセンサー24の全長に比べて極めて短く、後述するレベルセンサー24を用いた打設されたコンクリート22のトンネル10の長さ方向の位置および高さの検出に与える影響は無視できる。
次に、レベルセンサー24を用いたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さの検出について説明する。
図7に示すように、レベルセンサー24に検出回路30が接続されている。
検出回路30は、入力端子3002と、直流電源3004と、固定抵抗3006と、出力端子3008とから構成されている。
入力端子3002は、一対の電極線26の一端に接続されている。
直流電源3004は、入力端子3002に接続され、両電極線26間に一定の直流電圧Vinを印加する。
固定抵抗3006は、一対の電極線26の一端に並列に接続され、打設されるコンクリート22の比誘電率と打設コンクリート22に接触する一対の電極線26の長さに比例して一対の電極線26間に生じる静電容量の変化に応じた充電電圧Etを取り出すものである。
出力端子3008は、固定抵抗3006の両端に接続して設けられている。
コンクリート打設型枠16に打設されたコンクリート22、すなわちフレッシュコンクリート22(モルタル)中には多数のイオンが存在しているため、絶縁被覆された一対の電極線26の間及びその周囲にコンクリート22が介在されると、コンクリート22を電解質とし、かつその比誘電率に応じたコンデンサC1が形成される。
このコンデンサC1はレベルセンサー24の長さ方向に沿って並列に接続されたものとなる。そして、コンクリート22に接触するレベルセンサー24の長さLが長くなるにしたがい、並列接続されるコンデンサC1の数が増加し、静電容量が大きくなる。
ここで、空気中に晒されている電極線26間にも空気の誘電率に応じた静電容量のコンデンサC2が並列に形成される。したがって、一対の電極線26の間に生じる静電容量は、並列接続されるコンデンサC1と並列接続されるコンデンサC2とを加算した値となる。この静電容量は、コンクリート22に接触するレベルセンサー24の長さL、すなわち、打設されたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さにしたがって変化する。
なお、コンクリート22を電解質とする電極線26間の静電容量は、空気の場合の静電容量の約10倍程度である。
そこで、入力端子3002から両電極線26間に一定の直流電圧Vinを印加し、両電極線26に電荷を与え、両電極線26間の電圧を検出回路30で測定する。
この場合、検出回路30では、出力電圧Vout=Et/(R+2r)の関係が成立することになる。ただし、Rは固定抵抗3006の抵抗値、rは電極線26の固有抵抗である。
検出回路30による出力電圧Voutの測定結果は、コンクリート22の比誘電率に応じて両電極線26間に生じる静電容量に比例した出力電圧Voutとコンクリート22に接触するレベルセンサー24の長さLとが、ほぼ比例関係に近い関係となる。
予め、実験により出力電圧Voutとコンクリート22に接触するレベルセンサー24の長さLとの相関関係を示す相関式を決定しておく。
これにより、相関式に基づいて、出力電圧Voutからコンクリート22に接触するレベルセンサー24の長さL、すなわち、レベルセンサー24の長さ方向に沿ったコンクリート22の位置を算出することができる。
例えば、検出回路30から出力された出力電圧Voutを不図示のパーソナルコンピュータに供給し、パーソナルコンピュータによって出力電圧Voutから相関式に基づいてコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さを算出させることができる。
したがって、レベルセンサー24の静電容量を簡単な検出回路30により検出でき、打設されたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さを簡単に求める上で有利となる。
そして、コンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さに基づいて、コンクリート22の打設を行なう機器の制御を行わせることができる。
これにより、従来の作業者による打設されたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さの目視作業を省略し、コンクリート打設型枠16の外周面と防水シート14との間にコンクリート22を隙間なく確実に効率的に充填させることが可能となる。
本実施の形態によれば、内壁面12と反対側に位置する防水シート14の表面1402に細長のレベルセンサー24が、その長手方向を防水シート14の長手方向あるいは幅方向に沿って延在するように取り付けられている。
したがって、レベルセンサー24による検出量から打設されたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さが把握でき、従来の作業者による打設されたコンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さの目視作業を省略し、コンクリート打設型枠16の外周面とトンネル10の内壁面12との間にコンクリート22を隙間なく確実に効率的に充填させることが可能となる。
また、レベルセンサー24が取り付けられた防水シート14をトンネル10の内壁面12に取り付けることで同時にレベルセンサー24がトンネル10の内壁面12に設置されるため、トンネル10内でレベルセンサー24を取り付ける煩雑な取り付け作業を省略することができる。
また、防水シート14を内壁面12に取り付ける前に、レベルセンサー24は防水シート14に予め取着されているので、取り付け作業の不備によるレベルセンサー24の取り付け強度の低下が無く打設時にレベルセンサー24に位置ずれが生じるなどの不具合いがなく、打設されたコンクリート22の位置をレベルセンサー24を利用して正確に検出する上で有利となる。
したがって、トンネル10の施工効率を高め、工期の短縮化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、防水シート14は、その長手方向をトンネル10の長手方向に沿わせて、その幅方向をトンネル10の周方向に沿わせて内壁面12に取着され、第1レベルセンサー24Aと第2レベルセンサー24Bは、防水シート14の幅方向の各半部において、防水シート14の長手方向に間隔をおいて防水シート14の幅方向に延在させてそれぞれ5つ取着されている。
また、第3レベルセンサー24Cは、防水シート14の幅方向の中央部において、防水シート14の幅方向に間隔をおいて防水シート14の長手方向に延在させて3つ取着されている。
したがって、第1~第3レベルセンサー24A~24Cを用いることで、コンクリート22のトンネル10の長手方向における位置および高さを確実に検出する上で有利となる。
また、本実施の形態では、レベルセンサー24の防水シート14の表面1402への取り付けは、溶着、接着剤、両面粘着テープを用いて行なうようにしたので、レベルセンサー24を防水シート14の表面1402に確実に取着する上で有利となり、また、レベルセンサー24の取り付け作業の効率化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、防水シート14を取り付けるトンネル10の内壁面12が地山18の内面にコンクリート22が吹き付けることで形成された一次覆工20の内面である場合について説明したが、防水シート14を取り付けるトンネル10の内壁面12は、掘削された地山18の内面であってもよく、このような場合にも前記実施の形態と同様な効果が奏される。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図8(A)、(B)を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について重点的に説明する。
第2の実施の形態は、レベルセンサー24がシート部材32を介して防水シート14の表面1402に取り付けられている点が第1の実施の形態と異なっている。
シート部材32は、防水シート14と同じ材料でレベルセンサー24よりも大きい幅で形成された帯板状を呈している。
レベルセンサー24は、シート部材32の厚さ方向の一方の面3202にシート部材32の長手方向に沿って延在した状態で取り付けられ、シート部材32の厚さ方向の他方の面3204は防水シート14の表面1402に取り付けられている。
レベルセンサー24のシート部材32への取り付け、および、レベルセンサー24が取り付けられたシート部材32の防水シート14の表面1402への取り付けは、溶着、接着剤、両面粘着テープを用いて行なわれる。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏される他、以下の効果が奏される。
レベルセンサー24のシート部材32への取り付けは、双方が防水シート14に比べ小型であることから簡単に確実に取着する上で有利となる。
また、シート部材32の防水シート14への取り付けは、シート部材32の幅がレベルセンサー24に比べて大きいことから、レベルセンサー24を防水シート14に直接取り付ける場合に比べ簡単に確実に取着する上で有利となる。
しかも、シート部材32は防水シート14と同じ材料で形成されていることから、シート部材32の防水シート14に対する接着性は良好で、シート部材32は防水シート14に確実に取着され、したがって、レベルセンサー24を防水シート14に確実に取着する上で有利となる。
なお、レベルセンサー24の防水シート14の取り付けは、防水シート14をトンネル10の内壁面12に取り付ける前に行なえばよく、例えば、防水シート14の工場で行ってもよく、あるいは、トンネル10近傍の平坦な現場で行ってもよく、あるいは、トンネル10内の平坦な床版13上で行なうなど任意である。
また、実施の形態では、レベルセンサー24を内壁面12と反対側に位置する防水シート14の表面1402に取り付けた場合について説明した。
しかしながら、上述したようにレベルセンサー24は、打設されたコンクリート22に接触する長さに応じて検出量が変化するものであればよく、従来公知の様々なセンサが使用可能であり、本発明においてレベルセンサー24がコンクリート22に接触するとは、レベルセンサー24がコンクリート22に直接接触する場合に加え、レベルセンサー24が他の部材を介して接触する場合を含み、例えば、防水シート14を介してコンクリート22に接近する場合を含む。
したがって、レベルセンサー24を配置する箇所は、内壁面12と同じ側に位置する防水シート14の表面でもよく、また、図9に示すように、レベルセンサー24を防水シート14の内部に取り付けても良い。
これらの場合は、レベルセンサー24が防水シート14で保護されるため、打設されたコンクリート22によるレベルセンサー24の位置ずれを抑制する上でより有利となる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態は、レベルセンサー24が隣り合う防水シート14の接合部分に取り付けられている場合について説明する。
例えば、コンクリート打設型枠16のトンネル10の長手方向の寸法は10.5mであるのに対して、用いる防水シート14のトンネル10の長手方向に沿った長さは2m程度である場合には、複数の防水シート14を接合する必要が生じる。
ここでは、説明の便宜上、複数枚の防水シート分割体を幅方向に並べて互いに溶着により接合することでコンクリート打設型枠16の長さに見合う長さの防水シート14が形成される場合について説明する。
防水シート14は、トンネル10の長手方向に沿った長さと、トンネル10の周方向に沿った幅とを有する複数の防水シート分割体が、それらの長さ方向の端部の防水シート端部部分を重ね合わせ、重ね合わせた防水シート端部部分の箇所をそれらの幅方向の全長にわたって溶着した線状の溶着領域を形成することで構成されている。
トンネル10の周方向に沿って延在するように取り付けられるレベルセンサー24は、重ね合わせた防水シート端部部分のうちの一方の防水シート端部部分で、防水シート端部部分の長さ方向において溶着領域よりも外側の箇所に取着されている。
すなわち、複数枚の防水シート分割体の接合は以下のように行ない、以下では、簡単にかつ明瞭に説明するため、2枚の防水シート分割体14A、14Bを接合する場合を例にとって説明する。
図10(A)、(B)に示すように、隣合う防水シート分割体14A、14Bの長さ方向の端部を所定寸法、例えば、長さ方向に10cm程度の帯状の端部部分1410として確保し、それら端部部分1410を重ね合わせ、重ね合わせた端部部分1410の基部1412寄りの箇所に、防水シート分割体14A、14Bの幅方向の全域にわたって溶着した線状の溶着領域1420を形成する。
本例では、溶着領域1420は、防水シート分割体14A、14Bの端部部分1410の長さ方向に間隔をおいた2箇所である。
防水シート分割体14A、14Bの端部部分1410に溶着領域1420が形成されるため、防水シート分割体14A、14Bの接合箇所からの水漏れが防止される。
なお、第3の実施の形態では、図10(C)、(D)に示すように、コンクリート打設型枠16の外周面(型枠面)にレベルセンサー24が対向するように端部部分1410が防水シート分割体14Bの上に折り畳まれて使用される。
レベルセンサー24は、重ね合わせた防水シート分割体14A、14Bの端部部分1410のうちの一方の防水シート分割体14Aの端部部分1410で、端部部分1410の長さ方向において溶着領域1420よりも外側の箇所にトンネル10の周方向に沿って延在するように取り付けられている。
これレベルセンサー24の取り付けは、端部部分1410の長さ方向において溶着領域1420よりも外側の箇所でなされ、水漏れに影響しない箇所でなされるため、端部部分1410を貫通する糸やワイヤを用いて縫い付けてもよく、あるいは、端部部分1410を貫通するステープラーの針を用いてもよい。
そして、このようなレベルセンサー24の取付作業は、端部部分1410に溶着領域1420を形成する前であってもよく形成する後であってもよく、さらに、防水シート14の工場で行ってもよく、あるいは、トンネル10近傍の平坦な現場で行ってもよく、あるいは、トンネル10内の平坦な床版13上で行なうなど任意である。
したがって、第3の実施の形態によれば、レベルセンサー24の取付作業の効率化を図る上で有利となる
10 トンネル
12 内壁面
14 防水シート
1402 表面
14A、14B 防水シート分割体
1410 端部部分
1420 溶着領域
16 コンクリート打設型枠
18 地山
20 一次覆工
22 コンクリート
24 レベルセンサー
26 一対の電極線
28 絶縁材
32 シート部材
3202 一方の面
3204 他方の面
上述の目的を達成するため、本発明は、トンネルの内壁面に前記内壁面を覆うように取着される防水シートであって、前記防水シートに、コンクリートに接触する長さに応じて検出量が変化する細長のレベルセンサーが、その長手方向を前記トンネルの周方向に沿って延在するように取り付けられ、前記防水シートは、トンネルの長手方向に沿った長さと、トンネルの周方向に沿った幅とを有する複数の防水シート分割体が、それらの長さ方向の端部の防水シート端部部分を前記内壁面の径方向内側に屈曲して重ね合わせ、重ね合わせた前記防水シート端部部分の前記内壁面寄りの箇所をそれらの長さ方向の全長にわたって溶着した線状の溶着領域を形成することで構成され、前記レベルセンサーは、前記重ね合わせた前記防水シート端部部分のうちの前記溶着領域よりも外側の箇所に位置する一方の防水シート端部部分に配置され、前記一方の防水シート端部部分から他方の防水シート端部部分にわたって取着され、前記レベルセンサーは、一対の電極線を絶縁材で被覆してなる細長形状を呈し、前記検出量は、コンクリートに接触することにより前記コンクリートの比誘電率に応じて前記一対の電極線間に生じる静電容量であることを特徴とする。
また、本発明は、前記トンネルの内壁面は、掘削された地山の内面、あるいは、地山の内面にコンクリートが吹き付けられることで形成された一次覆工の内面であることを特徴とする。
レベルセンサー24は、重ね合わせた防水シート分割体14A、14Bの端部部分1410のうちの一方の防水シート分割体14Aの端部部分1410で、端部部分1410の長さ方向において溶着領域1420よりも外側の箇所にトンネル10の周方向に沿って延在するように取り付けられている。
このレベルセンサー24の取り付けは、端部部分1410の長さ方向において溶着領域1420よりも外側の箇所でなされ、水漏れに影響しない箇所でなされるため、端部部分1410を貫通する糸やワイヤを用いて縫い付けてもよく、あるいは、端部部分1410を貫通するステープラーの針を用いてもよい。
そして、このようなレベルセンサー24の取付作業は、端部部分1410に溶着領域1420を形成する前であってもよく形成する後であってもよく、さらに、防水シート14の工場で行ってもよく、あるいは、トンネル10近傍の平坦な現場で行ってもよく、あるいは、トンネル10内の平坦な床版13上で行なうなど任意である。
したがって、第3の実施の形態によれば、レベルセンサー24の取付作業の効率化を図る上で有利となる

Claims (3)

  1. トンネルの内壁面に前記内壁面を覆うように取着される防水シートであって、
    前記防水シートに、コンクリートに接触する長さに応じて検出量が変化する細長のレベルセンサーが、その長手方向を前記トンネルの長手方向あるいは周方向に沿って延在するように取り付けられ、
    前記レベルセンサーは前記防水シートの内部に取り付けられ、
    前記レベルセンサーは、一対の電極線を絶縁材で被覆してなる細長形状を呈し、
    前記検出量は、前記防水シートを介してコンクリートに接触することにより前記コンクリートの比誘電率に応じて前記一対の電極線間に生じる静電容量である、
    ことを特徴とする防水シート。
  2. 前記防水シートは、トンネルの長手方向に沿わせて前記内壁面に配置される長さと、トンネルの周方向に沿わせて前記内壁面に配置される幅とを有し、
    前記レベルセンサーは、前記防水シートの幅方向の中央部において、前記防水シートの幅方向に間隔をおいて前記防水シートの長手方向に延在させて複数取着されると共に、前記防水シートの幅方向の半部において、それぞれ前記防水シートの長手方向に間隔をおいて前記防水シートの幅方向に延在させて複数取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の防水シート。
  3. 前記トンネルの内壁面は、掘削された地山の内面、あるいは、地山の内面にコンクリートが吹き付けられることで形成された一次覆工の内面である、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の防水シート。
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