JP2022009468A - 位置決め装置および位置決め方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】治療時の位置決めを容易に行うことができる位置決め装置および位置決め方法を提供する。【解決手段】この発明の位置決め装置は、X線撮像系を備え、放射線治療装置1とともに使用される。位置合わせ部43の機能は、DRR画像とDR画像のずれ量が最小となる並進・回転の最適解を求めるための位置決めアルゴリズムを用いて、透視投影の回転および平行移動に関する各パラメータの最適化演算の実行にある。位置合わせ部43は、最適化機能を実現する構成要素として、3軸最適化部45、6軸最適化部46、および、1次元最適化部47を備える。3軸最適化部45、6軸最適化部46、および、1次元最適化部47の機能は、プログラムとしてメモリに格納され、CPUの作用により実行される。【選択図】図2

Description

この発明は、患者に対して放射線治療を行うときに患者の位置決めを行う位置決め装置および位置決め方法に関する。
患者の患部に向けて、X線、電子線、粒子線等の放射線を照射する放射線治療においては、治療用放射線を患部に正確に照射する必要がある。このような放射線治療では、まず、X線CT(Computed Tomography)スキャンが行われ、治療計画が策定される。そして、放射線治療装置による治療を実行するときには、治療ビームの照射標的と照射中心を一致させるため、患者を診療台に横たわらせた状態で、位置決めが実行されている。
患者の位置決めにX線透視画像やCTデータを用いる装置では、治療台に固定具で拘束された患者の患部およびその周辺の実透視画像であるDR(Digital Radiography)画像の取得と、治療計画策定時のX線CTスキャンにより得られた3次元画像データに対する仮想的透視投影であるDRR(Degital Reconstructed Radiography)画像の作成が実行される。そして、DR画像とDRR画像との類似性を評価すること(画像レジストレーション)により、患者の実際の放射線治療時の位置と治療計画時の位置とのずれ量を算出している(特許文献1および特許文献2参照)。
なお、このようなDR画像とDRR画像を一致させる位置決めアルゴリズムに従った位置決めの前には、粗位置決めとも呼称される初期セットアップが実行されている。初期セットアップには、例えば、レーザ墨出し器を用いた操作者の手動による位置調整や、操作者が入力装置を操作してディスプレイに表示されたDR画像とDRR画像との重ね合わせることによる、大まかなずれ量調整がある。
特開2007-282877号公報 特開2009-201556号公報
DR画像とDRR画像の一致度が最大となるように、CTデータの回転・平行移動に関する透視投影パラメータを最適化する位置決めアルゴリズムでは、初期セットアップ後のDR画像とDRR画像のずれ量が、最適化の初期値となる。従来のパラメータの最適化では、画像の解像度を低解像度から高解像度に変えながら、3次元空間の直交する3軸の平行移動および各軸周り回転移動の6自由度の全てで同時に最適化演算が実行される。
初期セットアップは、操作者の手動により行われるため、DR画像とDRR画像のずれの程度に個人差が生じる。パラメータの最適化を開始するときのDR画像とDRR画像の初期のずれ量が大きい場合(例えば、1cm以上)には、6自由度の全てで同時に最適化演算を実行すると、位置決めに失敗することがあった。この失敗の原因としては、平行移動の最適化が完了する前に回転で無理に合わせようとしたことによる、最適化演算の進行の停滞が考えられる。そして、位置決めに失敗したときは、再度、初期セットアップからやり直す必要があり、患者が治療台に横たわってから治療ビームを照射できるまでの間の時間が長くなっていた。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、治療時の位置決めを容易に行うことができる位置決め装置および位置決め方法を提供することを目的とする。
第1の発明では、治療台上の被検体の患部に向けて治療ビームを照射する放射線治療を行うときに、前記被検体の位置決めを行う位置決め装置であって、放射線照射部と放射線検出器を有する撮像系から前記被検体の異なる2方向の2次元放射線画像を取得する画像取得部と、空間に前記撮像系の幾何学的配置を再現し、予めコンピュータ断層撮影により収集されたCTデータに仮想的に透視投影を行うことにより、前記被検体の異なる2方向のDRR画像を作成するDRR画像作成部と、前記放射線画像と前記DRR画像の位置合わせを実行する位置合わせ部と、前記位置合わせ部により算出された前記放射線画像と前記DRR画像のずれ量から前記治療台の移動量を出力する移動量算出部と、を備え、前記位置合わせ部は、空間座標系における平行移動および回転の6自由度のパラメータのうち、平行移動の3自由度のパラメータの最適化演算を実行することにより、前記放射線画像と前記DRR画像の平行方向のずれ量を求める3軸最適化部と、前記3軸最適化部における最適化演算の結果を反映した後に、6自由度のパラメータ、または、前記治療台の移動軸に対応する4自由度または5自由度のパラメータの最適化演算を実行することにより、前記放射線画像と前記DRR画像の平行方向および回転方向のずれ量を求める多軸最適化部と、を備えること、を特徴とする。
第2の発明では、前記位置合わせ部は、前記放射線画像と前記DRR画像の解像度を低解像度から高解像度に段階的に変えながら、位置合わせを実行し、前記3軸最適化部は、最も低い解像度で前記平行移動の3自由度のパラメータの最適化演算を実行する。
第3の発明では、前記移動量算出部は、前記多軸最適化部において6自由度のパラメータの最適化演算を実行したときには、前記放射線画像と前記DRR画像との間の平行方向および回転方向のずれ量から6方向の移動量を算出し、前記6方向の移動量のうち、前記治療台の移動軸に対応する移動量を出力する。
第4の発明では、前記位置合わせ部は、前記撮像系の撮影方向に沿った1次元平行移動に関するパラメータの最適化演算を実行する1次元最適化部を備える。
第5の発明では、治療台上の被検体の患部に向けて治療ビームを照射する放射線治療を行うときに、前記被検体の位置決めを行う位置決め方法であって、放射線照射部と放射線検出器を有する撮像系から前記被検体の異なる2方向の2次元放射線画像を取得する画像取得工程と、空間に前記撮像系の幾何学的配置を再現し、予めコンピュータ断層撮影により収集されたCTデータに仮想的に透視投影を行うことにより、前記被検体の異なる2方向のDRR画像を作成するDRR画像作成工程と、前記放射線画像と前記DRR画像の位置合わせを実行する位置合わせ工程と、前記位置合わせ工程により算出された前記放射線画像と前記DRR画像のずれ量から前記治療台の移動量を出力する移動量算出工程と、を備え、前記位置合わせ工程は、空間座標系における平行移動および回転の6自由度のパラメータのうち、平行移動の3自由度のパラメータを最適化する最適化演算を実行する3軸最適化工程と、前記3軸最適化工程における最適化演算の結果を反映した後に、6自由度のパラメータまたは、前記治療台の移動軸に対応する4自由度または5自由度のパラメータの最適化演算を実行する多軸最適化工程と、を備えること、を特徴とする。
第1から第5の発明によれば、平行移動の3自由度についてパラメータの最適化を行った後に、平行移動に回転を含めた自由度についてパラメータの最適化を行うことから、撮像系から取得した放射線画像とCTデータに仮想的透視投影を行って作成したDRR画像との初期位置のずれ量が大きい場合でも、パラメータの最適化演算で局所解に陥ることを防ぐことができる。このように、放射線画像とDRR画像との初期位置のずれ量の許容範囲が大きくなったことから、最適化演算の進行が停滞することなく、従来のように初期セットアップからやり直すケースを減少させることができる。したがって、放射線治療装置での治療時のワークフローを短縮することが可能となる。
第2の発明によれば、放射線画像とDRR画像の解像度を低解像度から高解像度に段階的に上げて位置決めを行うときに、平行移動の3自由度のパラメータの最適化を、最適化の初期の最も低い解像度で行うことにより、最適化の計算コストを低減することが可能となる。
第3の発明によれば、6自由度のパラメータの最適化により得られた放射線画像とDRR画像のずれ量から6方向の移動量を算出した後、治療台の移動軸に対応する必要な移動量のみを治療台側に出力することから、治療台の移動軸の自由度ごとに位置決めアルゴリズムを用意しなくてもよく、容易に位置決めを行うことができるともに、治療台の移動軸の自由度のパラメータの最適化を行う場合よりも、位置決め誤差を小さくすることが可能となる。
第4の発明によれば、撮影系の撮影方向に沿った1次元最適化を行うことから、患者に対して傾斜各を持った2方向から撮影を行う撮影系のように、SID(Sourse Image Distance)が長くなる場合でも、最適化演算の進行が停滞することを防ぐことができる。また、最適化経路を最短とし、位置決め時間を短縮することが可能となる。
この発明に係る位置決め装置を適用する放射線治療装置の概要図である。 この発明に係る位置決め装置を含む制御系のブロック図である。 被検体の位置決め手順を示すフローチャートである。 パラメータの最適化の手順を示すフローチャートである。 この発明の1次元最適化演算を実行したときの評価関数の谷構造と画像の類似度の最適化の過程を模式的に示す説明図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る位置決め装置を適用した放射線治療装置1の概要図である。
この発明の位置決め装置は、X線撮像系を備え、放射線治療装置1とともに使用される。放射線治療装置1は、治療台30の天板31上の患者(被検体)に対して放射線治療を行うものであり、治療ビームを出射するヘッド55と、治療室の床面に設置された基台52に回転可能に支持されたガントリー53を備える。放射線治療装置1は、ガントリー53が回転することで、治療ビームの照射方向を変更することができる。
X線撮像系は、治療台30の天板31上に仰臥した患者の患部の位置を特定するためにX線透視を行うためのものであり、放射線照射部としてのX線管11a~11dと、被検体および天板31を透過したX線を検出する放射線検出器であるフラットパネルディテクタ21a~21dとを備える。X線管11a~11dおよびフラットパネルディテクタ21a~21dとは、被検体に対して斜め方向からのX線透視を行う位置に配置される。なお、図1においては図示していないが、X線管11a~11dは床面に形成された凹部に配置され、凹部は床の一部を構成する蓋部材により覆われている。また、放射線検出器としてはイメージインテンシファイア(I.I)を使用してもよい。
X線管11aから照射されたX線は、フラットパネルディテクタ21aにより検出され、X線管11aとフラットパネルディテクタ21aとは、第1撮像系を構成する。X線管11bから照射されたX線は、フラットパネルディテクタ21bにより検出され、X線管11bとフラットパネルディテクタ21bとは、第2撮像系を構成する。X線管11cから照射されたX線は、フラットパネルディテクタ21cにより検出され、X線管11cとフラットパネルディテクタ21cとは、第3撮像系を構成する。X線管11dから照射されたX線は、フラットパネルディテクタ21dにより検出され、X線管11dとフラットパネルディテクタ21dとは、第4撮像系を構成する。被検体の位置決めを行う際には、ガントリー53が撮影視野に重ならないように第1~第4撮像系のうち、2つの撮像系が選択され、被検体に対して異なる2方向からのX線透視が行われる。
図2は、この発明に係る位置決め装置を含む制御系のブロック図である。
この位置決め装置は、論理演算実行するCPU(Central Processing Unit)、各種画像処理を実行するGPU(Graphics Processing Unit)、装置の制御に必要なプログラムが格納されたROM、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM等のメモリを備えるコンピュータによって実現される制御部40を備える。
制御部40は、X線管11a~11dからのX線の照射を制御するX線管制御部10と、フラットパネルディテクタ21a~21dの各々と接続されている。X線管制御部10は、X線管11a~11dに接続され、X線透視時には、X線管11a~11dのうち選択されている撮像系の2個にX線を照射するために必要な管電圧・管電流を供給する。また、制御部40は、ネットワーク17、表示部15、入力部16、放射線治療装置1および治療台30とも接続されている。なお、治療台30の天板31は、天板移動機構32により水平移動および回転の6軸の移動が可能となっている。
制御部40は、機能的構成として、フラットパネルディテクタ21a~21dのうち、選択された撮像系の2個で検出された2次元放射線画像(DR画像)の情報を取得する画像取得部41と、ネットワーク17を介して、事前のコンピュータ断層撮影(X線CT撮影)により収集した3次元CTデータに対して仮想的に透視投影を行うことにより異なる2方向のDRR画像を作成するDRR画像作成部42と、2つの撮像系で透視を実行して得たDR画像をDRR画像に合わせる位置合わせ部43と、画像間のずれ量から天板31の移動量を算出する移動量算出部44と、を備える。これらの機能的構成は、プログラムとしてメモリに格納され、CPUの作用により実行される。
位置合わせ部43は、DR画像とDRR画像のずれ量が最小となる並進・回転の最適解を求めるための位置決めアルゴリズムを用いて、透視投影の回転および平行移動に関する各パラメータの最適化演算を実行する機能を有する。そして、最適化演算は、放射線治療装置1の照射野に位置するターゲットアイソセンターを中心として、実行される。位置合わせ部43は、パラメータの最適化を実現する構成要素として、3軸最適化部45、6軸最適化部46、および、1次元最適化部47を備える。3軸最適化部45、6軸最適化部46、および、1次元最適化部47の機能は、プログラムとしてメモリに格納され、CPUの作用により実行される。
次に、上述した構成の位置決め装置における位置決め方法について説明する。図3は、被検体の位置決め手順を示すフローチャートである。
治療台30の天板31上の被検体に対し、第1~第4撮像系から選択された2つの撮像系によるX線透視を実行し、フラットパネルディテクタ21a~21dのうちの2つから画像情報を取得し、異なる2方向からのDR画像を得る(ステップS1:画像取得工程)。
コンピュータ上の仮想空間に撮像系のジオメトリ(幾何学的配置)を再現し、予め取得した3次元CTデータに対して仮想的透視投影が実行される。CTデータは、治療計画策定時にX線CT装置により取得し、図示を省略した患者DBに格納しておく。制御部40は、ネットワーク17を介して治療計画およびCTデータを取得する。しかる後、DRR画像作成部42の作用により、3次元CTデータへの仮想的透視投影により被検体の異なる2方向の2次元DRR画像が作成される(ステップS2:DRR画像作成工程)。
X線透視撮影のジオメトリには、選択された2つの撮像系におけるX線管11a~11dのいずれか2個、フラットパネルディテクタ21a~21dのいずれか2個の位置および天板31の位置・姿勢が含まれる。これらの要素の機械的設置精度は、最終的な位置決め精度に影響を与えるため、定期的に設置位置の構成を行い、X線透視撮影のジオメトリに校正結果を反映している。
DRR画像作成時には、選択された撮像系におけるX線管11a~11dのいずれかの焦点からフラットパネルディテクタ21a~21dのいずれかへの投影線に沿って、CT画像データのボクセル値が積算(線積分)される。
DR画像とDRR画像が一致するように、透視投影の平行移動および回転に関するパラメータの最適化が行われ、位置合わせが実行される(ステップS3:位置合わせ工程)。ここで、2つの画像の一致度を評価する評価関数としては、正規化相互情報量(NMI:Nomalized Mutual Information)、勾配差(GD:Gradient Difference)、ゼロ平均正規化相互相関(ZNCC:Nero-means Normalized Cross-Correlation)など、従来からマルチモダリティの画像位置合わせに用いられている評価関数を採用することができる。なお、NMI、GD、ZNCCを組み合わせて使用することで、DR画像とDRR画像の一致度の評価精度を向上させることもできる。
評価関数の計算は、画像中の被検体が写っている領域のみで行うことが好ましい。また、被検体内で動きのある臓器や関節など、CTデータと再現性のない変形を伴う部位は、この評価関数の計算の対象外とすることが望ましい。
位置合わせ部43の作用による位置合わせの結果得られたDR画像とDRR画像との位置ずれ量は、制御部40を構成するCPUの作用により移動量算出部44の機能が実行されることで、天板移動量に換算される(ステップS4:移動量算出工程)。そして、この移動量が、移動量算出部44から治療台30の天板移動機構32に送信される。しかる後、天板移動機構32の動作により天板31が移動する(ステップS5:天板移動工程)。このように、DR画像とCTデータから作成したDRR画像との位置ずれ量だけ被検体が転置するように天板31を移動させることで、被検体は、放射線治療装置1から照射される治療ビームに対して治療計画通りの位置・角度に位置決めされる。なお、天板31を転置して被検体の位置決めを行った後には、再度X線透視を行って、そのときのDR画像とDRR画像とを表示部15に表示させ、それらの画像が一致しているか否かがユーザによる目視確認により行われる。そして、放射線治療装置1のヘッド55から治療ビームが被検体の患部に向けて照射される。
位置合わせ部43の構成要素である、3軸最適化部45、6軸最適化部46、および、1次元最適化部47の機能について、さらに詳細に説明する。図4は、パラメータの最適化の手順を示すフローチャートである。
この実施形態では、最適化演算の手法として、BFGS公式による準ニュートン法を用いる。準ニュートン法は、k次元の関数f(x)の極小値、極大値を求めることができる方法である。最適化演算では、DRR画像とDR画像の一致を評価する評価関数をf(x)としたとき、治療室空間の点の初期値xからi+1番目でのxi+1が十分小さくなるまで、下記式(1)により反復計算する。
Figure 2022009468000002
ここで、Hはヘッセ行列の逆行列の近似である。また、Hの近似式はいくつか提案されているが、以下の式(2)(3)で与えられるBFGS公式が最も計算効率が良い。
Figure 2022009468000003
Figure 2022009468000004
画像レジストレーションを行うに際し、治療室の空間座標系のX軸、Y軸、Z軸の各軸の平行移動の3自由度と、回転の3自由度の計6自由度について、パラメータの最適化を行う。この発明においては、平行方向の3軸と回転方向の3軸の計6軸の最適化を同時に行う前に、まず、平行方向の3軸(3自由度)について、最適化を実行する(ステップS31:3軸最適化工程)。この3軸最適化工程では、評価関数f(x)を3次元の関数として、3次元位置xを上記式(1)に従って更新する。平行方向の3軸についてのずれ量が目標とする値に収束するまで、反復計算が実行される。なお、3軸最適化は、CPUが3軸最適化部45から読み込んだプログラムを実行することにより実現される。
平行方向の3軸についての最適化が終了すれば、回転方向を含めた6軸についての最適化が実行される(ステップS32:6軸最適化工程)。6軸最適化工程では、評価関数f(x)が、平行移動および回転の6自由度に関する6つの独立変数に依存する6次関数であるとして、6次元位置xを上記式(1)に従って更新する。6次元位置xの初期値xは、先の3軸最適化工程で平行移動の3軸のパラメータが最適化された後の位置になる。そして、予め設定した時間内または予め設定した回数の計算を繰り返す間に、平行移動の3軸および回転の3軸の計6軸についてのずれ量が収束すれば(ステップS33)、最適化演算は終了する。一方で、6軸のずれ量が収束しなければ、1次元最適化を行う(ステップS34:1次元最適化工程)。なお、6軸最適化は、CPUが6軸最適化部46から読み込んだプログラムを実行することにより実現される。また、6軸最適化部46および6軸最適化工程は、この発明の多軸最適化部および多軸最適化工程に相当する。この発明において、多軸とは、平行移動の3軸に回転の軸が加わった4~6自由度の移動軸を意味する。
ここで、X線透視は、選択された2つの撮像系により異なる2方向から行われており、6軸最適化後のDRR画像とDR画像との一致を評価する評価関数の値も、異なる2方向について得られる。ステップS33での2つの画像のずれ量が目標とする値に収束したか否かの判定は、評価関数の値が収束判定値に到達したかどうかで判定される。そして、異なる2方向の評価関数の値をF1、F2としたとき、異なる2方向の評価関数の和F1+F2を収束判定値と対比する評価関数の値としている。なお、異なる2方向のいずれか一方が、位置決めにおいてより重要な場合には、単純なF1、F2の和ではなく、いずれか一方に重み付けをして和をとるようにしてもよい。また、3軸最適化の後にも6軸最適化のステップに進むか否かの判定が行われるが、平行移動の3軸を合わせた後に6軸最適化を行うため、3軸最適化後では、6軸最適化後の収束判定(ステップS33)ほど収束判定値を厳しく設定して最適化の収束判定を行なわなくてもよく、予め設定した回数の計算が終了すれば、次の6軸最適化のステップに進むようにしてもよい。
6軸最適化の計算終了後のステップS33での判定が「No」であった場合には、1次元最適化を実行する(ステップS34)。この1次元最適化工程では、選択された2つの撮像系における撮影方向に沿った1次元平行移動に関するパラメータが最適化される。1次元最適化工程における評価関数は、撮影方向に沿った1次元平行移動に関する1つの変数に依存する1次関数である。ここでの最適化では、Brent法や黄金分割法などを用いることができる。
図5は、この発明の1次元最適化演算を実行したときの評価関数の谷構造とパラメータの最適化の過程を模式的に示す説明図である。
1次元最適化部47において、撮影方向に沿った1次元平行移動に関するパラメータを最適化したことで、最適化の経路は、谷構造に沿って進行する。このため、最適化の序盤だけではなく、最適化の終盤まで撮影方向を考慮した最適化が可能となり、図1に示すような、被検体に対して傾斜角を持った異なる2方向からX線透視を行った場合にSIDが長くなることによる最適化演算の進行の停滞問題を解決している。これにより、最短経路で効率よく最適化演算が行われ、全体の計算時間を従来よりも短くすることができ、かつ、位置決め精度も向上させることが可能となる。
ステップS35で収束判定に用いられる最終的な評価関数値は、3軸最適化および6軸最適化の場合と同様に、異なる2方向の評価関数値をそれぞれF1、F2としたとき、異なる2方向の評価関数値の和F1+F2を用いてもよいが、値の大きな評価関数(F1またはF2のどちらか一方)のみを用いること方がより好ましい。すなわち、最適化の経路が評価関数の谷構造に沿っているときは、値の小さい評価関数は最適化への寄与が小さいため、位置ずれが撮影方向に沿っていない側の値の大きな目的関数のみで最適化を行うことで、計算の高速化が可能となる。
1次元最適化は、評価関数の値が収束判定値に到達するまで(ステップS35:収束判定工程)、繰り返し実行される。なお、この実施形態では、3軸および6軸の最適化と1次元最適化とで、異なる評価関数を用い、評価関数の値の収束判定値に異なる値を用いている。このように、それぞれに適した評価関数、収束判定値を用いることで、より適切にパラメータの最適化を行うことができる。また、1次元最適化は、異なる2方向の評価関数値F1、F2の差が小さいときには、省略してもよい。
さらに、所定の計算時間または所定の計算回数に達しても収束判定値に到達しない場合は、最適化の繰り返し計算を打ち切る(ステップS36:打ち切り判断工程)。このような、時間的な制限を設けることで、同じ姿勢で天板31上に固定される患者の負担や放射線治療装置1のスループットの低下が軽減される。
また、上述した最適化演算は、ダウンサンプリング法を利用してDR画像とDRR画像の解像度を低解像度から高解像度に段階的に変えながら実行する。例えば、画像の解像度を低解像度から高解像度に4段階で順次上げていきながら計算を繰り返す。解像度を下げると情報量が減少するため、このような計算領域を限定した計算を導入することで、計算を高速化することができる。
また、各解像度で3軸最適化を行う必要はなく、最も解像度の低い計算でのみ、3軸最適化を行うのが効果的である。例えば、評価関数が局所解に陥ってしまう頻度は高解像度ほど高い傾向にある。したがって、DR画像とDRR画像の初期位置ずれの大きさの影響を最も受ける最適化の初期段階の最も低い解像度で3軸最適化を実行し、大きなずれ量を小さくしておけば、それ以降の高解像度の最適化演算で、6軸最適化のみを実行しても、評価関数が局所解に陥ることを防ぐことができる。情報量の少ない低解像度側で、平行移動の3軸の最適化を先に行うので、計算負担も増えることがなく、その後の6軸最適化での最適化の進行の停滞も低減されることから、最適解に至るまでの計算時間も短縮することができる。
さらに、1次元最適化についても、解像度ごとに1次元最適化を行うか否かを切り替えてもよい。すなわち、撮影方向を考慮しなくても解空間での最適化の方向が好ましい解の探索方向から大きくはずれることがない低解像度側で1次元最適化を省略することで、さらに、最適化演算を高速化することが可能となる。
上述した被検体の位置決めでは、DR画像とCTデータから作成したDRR画像との位置合わせの結果を、放射線治療装置1から治療ビームを照射する前の天板31の移動に利用しているが、必ずしも天板31を移動させる必要はない。例えば、治療中に位置ずれがないか確認するために、位置合わせの結果を利用してもよい。
この実施形態では、治療台30に、天板31を6軸移動させるものを採用していることから、移動量算出部44で算出された天板31の移動量は、対応する軸の6方向の全てについて天板移動機構32に出力される。この実施形態では、治療台の移動軸に対応しているか否かにかかわらず、6自由度のパラメータの最適化を実行し、得られたDR画像とDRR画像のずれ量に基づく移動量を、治療台の対応する移動軸の分だけ天板移動機構32に送信するようにしている。例えば、治療台30が天板31を4軸移動(3軸平行移動+鉛直軸回転)させるものであれば、移動量算出部44からは対応する移動軸の4方向の移動量のみが出力される。なお、治療台の移動軸の数を変数とする4次元の最適化を行って得た解よりも、6次元の最適化を行って大域的最適解を計算した後に、動かない軸についての拘束条件に射影して得た解の方が、最適解からの距離が最短の解となり、位置決め誤差が小さくなることがこの発明の発明者により実験的に確認されている。
この実施形態では、上述したように6軸のずれ量を算出し、治療台の移動軸が4軸であれば、4軸分を天板移動機構32に送信する構成を採用しているが、この発明は、実施形態に限定されるものではない。例えば、6軸最適化演算にかえて、治療台の移動軸に対応する、例えば、4自由度や5自由度のパラメータを最適化する4軸、5軸最適化演算を実行し、各移動軸の移動量を天板移動機構32に送信するようにしてもよい。
1 放射線治療装置
10 X線管制御部
11 X線管
15 表示部
16 入力部
17 ネットワーク
21 フラットパネルディテクタ
30 治療台
31 天板
32 天板移動機構
40 制御部
41 画像取得部
42 DRR画像作成部
43 位置合わせ部
44 移動量算出部
45 3軸最適化部
46 6軸最適化部
47 1次元最適化部

Claims (12)

  1. 治療台上の被検体の患部に向けて治療ビームを照射する放射線治療を行うときに、前記被検体の位置決めを行う位置決め装置であって、
    放射線照射部と放射線検出器を有する撮像系から前記被検体の異なる2方向の2次元放射線画像を取得する画像取得部と、
    空間に前記撮像系の幾何学的配置を再現し、予めコンピュータ断層撮影により収集されたCTデータに仮想的に透視投影を行うことにより、前記被検体の異なる2方向のDRR画像を作成するDRR画像作成部と、
    前記放射線画像と前記DRR画像の位置合わせを実行する位置合わせ部と、
    前記位置合わせ部により算出された前記放射線画像と前記DRR画像のずれ量から前記治療台の移動量を出力する移動量算出部と、
    を備え、
    前記位置合わせ部は、
    空間座標系における平行移動および回転の6自由度のパラメータのうち、平行移動の3自由度のパラメータを独立変数とする3次元関数を用いて該3自由度のパラメータの最適化演算を実行することにより、前記放射線画像と前記DRR画像の3軸の平行方向のずれ量を求める3軸最適化部と
    前記3軸最適化部における最適化演算の結果を反映した後に、6自由度のパラメータ、または、前記治療台の移動軸に対応する4自由度または5自由度のパラメータを独立変数とする6次元関数、4次元関数、又は5次元関数を用いて該6自由度、4自由度、又は5自由度のパラメータの最適化演算を実行することにより、前記放射線画像と前記DRR画像の3軸の平行方向および該3軸の回転方向のずれ量を求める多軸最適化部と、
    を備えること、を特徴とする位置決め装置。
  2. 請求項1に記載の位置決め装置において、
    前記3軸最適化部における最適化演算は、粗位置決めである初期セットアップのあとに実行される、位置決め装置。
  3. 請求項1に記載の位置決め装置において、
    前記3軸最適化部は、前記3次元関数として、前記放射線画像と前記DRR画像との一致度を評価する3次元の評価関数を用い、前記3軸の平行方向のずれ量が目標とする値に収束するまで反復計算を実行する、位置決め装置。
  4. 請求項3に記載の位置決め装置において、
    前記3軸最適化部は、下記式(1)に基づいて3軸についてのずれ量が目標とする値に収束するまで反復計算を実行する、位置決め装置。
    Figure 2022009468000005
    上記式(1)において、f(x)は、放射線画像とDRR画像との一致度を評価する評価関数を、xは放射線画像及びDRR画像に被検体が写っている領域内の3次元位置を、Hはヘッセ行列の逆行列の近似式を、∇はベクトル演算子を、それぞれ表す。
  5. 請求項1に記載の位置決め装置において、
    前記位置合わせ部は、前記放射線画像と前記DRR画像の解像度を低解像度から高解像度に段階的に変えながら、位置合わせを実行し、
    前記3軸最適化部は、最も低い解像度で前記平行移動の3自由度のパラメータの最適化演算を実行する位置決め装置。
  6. 請求項1に記載の位置決め装置において、
    前記移動量算出部は、前記多軸最適化部において6自由度のパラメータの最適化演算を実行したときには、前記放射線画像と前記DRR画像との間の平行方向および回転方向のずれ量から6方向の移動量を算出し、前記6方向の移動量のうち、前記治療台の移動軸に対応する移動量を出力する位置決め装置。
  7. 治療台上の被検体の患部に向けて治療ビームを照射する放射線治療を行うときに、前記被検体の位置決めを行う位置決め装置であって、
    放射線照射部と放射線検出器を有する撮像系から前記被検体の異なる2方向の2次元放射線画像を取得する画像取得部と、
    空間に前記撮像系の幾何学的配置を再現し、予めコンピュータ断層撮影により収集されたCTデータに仮想的に透視投影を行うことにより、前記被検体の異なる2方向のDRR画像を作成するDRR画像作成部と、
    前記放射線画像と前記DRR画像の位置合わせを実行する位置合わせ部と、
    前記位置合わせ部により算出された前記放射線画像と前記DRR画像のずれ量から前記治療台の移動量を出力する移動量算出部と、
    を備え、
    前記位置合わせ部は、
    空間座標系における平行移動および回転の6自由度のパラメータのうち、平行移動の3自由度のパラメータの最適化演算を同時に実行することにより、前記放射線画像と前記DRR画像の平行方向のずれ量を求める3軸最適化部と、
    前記3軸最適化部における最適化演算の結果を反映した後に、6自由度のパラメータ、または、前記治療台の移動軸に対応する4自由度または5自由度のパラメータの最適化演算を同時に実行することにより、前記放射線画像と前記DRR画像の平行方向および回転方向のずれ量を求める多軸最適化部と、
    前記多軸最適化部による最適化演算の結果、ずれ量が目標とする値に収束したか否かを判定し、収束しなかったと判断した場合に、前記撮像系の撮影方向に沿った1次元平行移動に関するパラメータの最適化演算を実行する1次元最適化部と、
    を備えること、を特徴とする位置決め装置。
  8. 請求項7に記載の位置決め装置において、
    前記多軸最適化部による最適化演算の結果、ずれ量が目標とする値に収束したか否かの判定は、前記異なる2方向の評価関数の和と収束判定値との対比により行われる、位置決め装置。
  9. 請求項7に記載の位置決め装置において、
    前記一次元最適化部による最適化演算の結果、ずれ量が目標とする値に収束したか否かの判定は、前記異なる2方向の評価関数のうち値が大きい方と収束判定値との対比により行われる、位置決め装置。
  10. 請求項7に記載の位置決め装置において、
    前記3軸最適化部、前記多軸最適化部、および、前記1次元最適化部による各評価関数はそれぞれ異なる評価関数が用いられている、位置決め装置。
  11. 請求項7に記載の位置決め装置において、
    前記位置合わせ部は、前記1次元最適化部による演算が所定時間または所定回数に達しても収束判定値に到達しない場合に、最適化演算を打ち切る、位置決め装置。
  12. 治療台上の被検体の患部に向けて治療ビームを照射する放射線治療を行うときに、前記被検体の位置決めを行う請求項1~11のいずれかに記載の位置決め装置の作動方法であって、
    画像取得部が、放射線照射部と放射線検出器を有する撮像系から前記被検体の異なる2方向の2次元放射線画像を取得する画像取得工程と、
    DRR画像作成部が、空間に前記撮像系の幾何学的配置を再現し、予めコンピュータ断層撮影により収集されたCTデータに仮想的に透視投影を行うことにより、前記被検体の異なる2方向のDRR画像を作成するDRR画像作成工程と、
    位置合わせ部が、前記放射線画像と前記DRR画像の位置合わせを実行する位置合わせ工程と、
    移動量算出部が、前記位置合わせ工程により算出された前記放射線画像と前記DRR画像のずれ量から前記治療台の移動量を出力する移動量算出工程と、
    を備え、
    前記位置合わせ工程は、
    3軸最適化部が、空間座標系における平行移動および回転の6自由度のパラメータのうち、平行移動の3自由度のパラメータを独立変数とする3次元関数を用いて該3自由度のパラメータの最適化演算を実行する3軸最適化工程と、
    多軸最適化部が、前記3軸最適化工程における最適化演算の結果を反映した後に、6自由度のパラメータまたは、前記治療台の移動軸に対応する4自由度または5自由度のパラメータを独立変数とする6次元関数、4次元関数、又は5次元関数を用いて該6自由度、4自由度、又は5自由度のパラメータの最適化演算を実行する多軸最適化工程と、
    を備えること、を特徴とする位置決め装置の作動方法。
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