JP2022001920A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022001920A
JP2022001920A JP2020107095A JP2020107095A JP2022001920A JP 2022001920 A JP2022001920 A JP 2022001920A JP 2020107095 A JP2020107095 A JP 2020107095A JP 2020107095 A JP2020107095 A JP 2020107095A JP 2022001920 A JP2022001920 A JP 2022001920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
unit
detection
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020107095A
Other languages
English (en)
Inventor
雅行 福永
Masayuki Fukunaga
淳 山口
Atsushi Yamaguchi
洋 山口
Hiroshi Yamaguchi
高広 横谷
Takahiro Yokotani
英史 西川
Hidefumi Nishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2020107095A priority Critical patent/JP2022001920A/ja
Publication of JP2022001920A publication Critical patent/JP2022001920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】画像を形成する位置の位置ずれを抑制可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供する。【解決手段】画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、搬送される記録媒体の搬送速度を検知する検知部と、検知される搬送速度の変動範囲に応じて、画像の形成タイミングを変更する変更部と、を備える。画像形成方法は、搬送される記録媒体の搬送速度を検知し、検知される搬送速度の変動範囲に応じて、記録媒体に画像を形成する形成タイミングを変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
複合機、プリンターなどの画像形成装置において、画像が予め形成された記録媒体(例えば、連続紙)に対して、印刷用画像(追い刷り画像)を形成する追い刷り印刷が行われる場合がある。追い刷り印刷を行う場合には、アイマークと呼ばれる画像が記録媒体に予め形成される。アイマークは、追い刷り印刷を行う際に、追い刷り画像の形成を開始するタイミングのトリガーとなるものであり、例えば、黒い四角形のマークが用いられる。
例えば、記録媒体としての連続紙に追い刷り印刷を行う場合には、画像とアイマークが連続紙に予め形成される。追い刷り印刷のため、連続紙が搬送されると、連続紙のアイマークをアイマーク検出部で検出し、この検出タイミングをトリガーとして、追い刷り画像の形成が開始される。例えば、この検出タイミングが、画像形成装置における画像形成部の感光体に対する追い刷り画像の書き出しタイミングとなり、これにより、追い刷り画像を連続紙の所望の位置に形成することができる。この結果、予め印刷された画像に合わせた位置に追い刷り画像を形成することができる。
このような画像形成装置として、特許文献1には、連続紙の単位用紙毎に設けられたアイマークを基準位置検出センサーで検出することが開示されている。この画像形成装置では、アイマークの位置を認識し、基準位置検出センサーから画像形成部の画像形成位置までの搬送長と用紙の搬送速度に基づいて、画像の書き出しタイミングを得ている。
特開2007−91347号公報
ところで、連続紙に追い刷り印刷を行う場合、当該連続紙の搬送速度が変動する影響で、所望の位置からずれた位置に画像が形成されるときがある。この要因の1つとして、画像形成装置の定着ローラーが考えられる。具体的に説明すると、連続紙を搬送する場合、定着ローラーによる搬送が連続紙の搬送速度を支配するが、定着ローラーには、その熱膨張やローラー偏芯などの変動成分がある。これらの変動により、定着ローラーの周速度が変動し、連続紙の搬送速度が変動して、所望の位置からずれた位置に画像が形成されることになる。このような変動は除去することが望ましいが、例えば、定着ローラーの熱膨張による変動を除去するためには、冷却装置などが必要となり、それは装置コストの増加を招き、現実的には困難である。
本発明の目的は、画像を形成する位置の位置ずれを抑制可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
搬送される前記記録媒体の搬送速度を検知する検知部と、
検知される前記搬送速度の変動範囲に応じて、前記画像の形成タイミングを変更する変更部と、
を備える。
本発明に係る画像形成方法は、
搬送される記録媒体の搬送速度を検知し、
検知される前記搬送速度の変動範囲に応じて、前記記録媒体に画像を形成する形成タイミングを変更する。
本発明によれば、画像を形成する位置の位置ずれを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示すブロック図である。 用紙搬送速度の変動範囲の変動中心を用いて位置合わせを実施する場合を示す図である。 用紙搬送速度の変動範囲の変動下限を用いて位置合わせを実施する場合を示す図である。 ユーザー指令の場合の画像形成の位置合わせ方法を説明するフローチャートである。 自動指令の場合の画像形成の位置合わせ方法を説明するフローチャートである。 基準速度の算出に移動平均処理を用いる場合を説明する図である。 基準速度の算出に統計解析処理を用いる場合を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[画像形成装置の構成]
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。また、図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示すブロック図である。
画像形成装置1は、枚葉紙に限らず、連続紙S(ロール紙、長尺紙)などの記録媒体に画像を形成可能なものである。そのため、画像形成装置1は、図1に示すように、画像形成装置本体100と連続紙供給部70と連続紙回収部80とを備える。連続紙供給部70は、連続紙Sの給紙を行い、連続紙回収部80は、連続紙Sの回収を行う。
画像形成装置本体100は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。即ち、画像形成装置本体100は、感光体上に形成されたCMYKの各色のトナー像を中間転写体に一次転写し、中間転写体上で4色のトナー像を重ね合わせた後、枚葉紙や連続紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。なお、CMYKは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のことである。
画像形成装置本体100には、CMYKの4色に対応する感光体を中間転写体の走行方向に直列配置し、中間転写体に一回の手順で各色のトナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
画像形成装置1は、図2に示すように、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、連続紙供給部70、連続紙回収部80、制御部200、通信部211、記憶部212などを備える。また、画像形成装置1は、搬送速度検知部91(検知部)、検知用画像検知部92などを備える。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202及びRAM(Random Access Memory)203などを備える。CPU201は、ROM202から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM203に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部212に格納されているLUT(Look Up Table)などの各種データが参照される。記憶部212は、例えば、不揮発性の半導体メモリ(所謂、フラッシュメモリ)又はハードディスクドライブで構成される。
制御部200は、通信部211を介して、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークに接続された外部の装置(例えば、パーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部200は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙に画像を形成する。通信部211は、例えば、LANカードなどの通信制御カードで構成される。
制御部200には、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、連続紙供給部70、連続紙回収部80、通信部211、記憶部212が、それぞれ接続されている。また、制御部200には、搬送速度検知部91、検知用画像検知部92も、それぞれ接続されている。これらは、制御部200の指示に基づいて所定の処理を実行する。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置12(スキャナー)などを備える。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿の画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサーに結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えば、タッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部200から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況などの表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキーなどの各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部200に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じた画像処理を行う回路などを備える。画像処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、画像形成ユニット41、中間転写ユニット42、二次転写ユニット43などを備える。画像処理部30からの画像データに基づいて、画像形成ユニット41Yは、Y成分の有色トナーによる画像を形成する。同様に、画像形成ユニット41Mは、M成分の有色トナーによる画像を形成し、画像形成ユニット41Cは、C成分の有色トナーによる画像を形成し、画像形成ユニット41Kは、K成分の有色トナーによる画像を形成する。
画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。具体的には、画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、各々、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、ドラムクリーニング装置415などを有する。なお、図1において、画像形成ユニット41M、41C、41Kにおける露光装置、現像装置、感光体ドラム、帯電装置、ドラムクリーニング装置への符号は省略する。また、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、ドラムクリーニング装置415としては、公知の技術を採用することができるため、ここでは、詳細な説明は省略する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421などを備える。中間転写ベルト421は、図示省略した複数の支持ローラーにループ状に張架され、矢印A方向に走行する。支持ローラーとしては、バックアップローラー、一次転写ローラー、駆動ローラーなどのローラーを有しているが、ここでは、これらの図示を省略する。中間転写ベルト421は感光体ドラム413に圧接されており、これにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写する。
なお、中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421の表面に摺接する板状のベルトクリーニングブレードなどを有するベルトクリーニング装置を備えた構成でもよい。ベルトクリーニング装置は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーなどを除去する。
二次転写ユニット43は、二次転写ローラー431などを備える。二次転写ローラー431は、中間転写ベルト421に圧接されている。これにより、中間転写ベルト421と二次転写ローラー431との間に二次転写ニップが形成される。
二次転写ユニット43においては、二次転写ニップに枚葉紙や連続紙Sが搬送されると、中間転写ベルト421に担持されている各色のトナー像が枚葉紙や連続紙S上に一括転写される。トナー像が転写された枚葉紙や連続紙Sは、二次転写ローラー431によって、定着部60に向けて搬送される。
なお、二次転写ユニット43としては、二次転写ローラー431などを有するローラー式の二次転写ユニットに代えて、複数の支持ローラーに張架された二次転写ベルトなどを有するベルト式の二次転写ユニットでもよい。
用紙搬送部50は、枚葉紙供給部51、給紙搬送部52、搬送経路部53、排紙搬送部54などを備える。枚葉紙供給部51は、複数の給紙トレイ、例えば、給紙トレイ511、512を有する。各給紙トレイ511、512には、坪量やサイズなどに基づいて識別された枚葉紙(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。
給紙トレイ511、512に収容されている枚葉紙は、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。画像形成部40、定着部60を経て画像形成された枚葉紙は、排紙搬送部54により機外に排紙される。
給紙搬送部52、搬送経路部53、排紙搬送部54は、例えば、複数の搬送ローラーと、これらを回転駆動する駆動モーターなどから構成される。給紙搬送部52は、連続紙供給部70から送り出された連続紙Sを搬送経路部53に搬送する。搬送経路部53は、枚葉紙や連続紙Sを画像形成部40へ搬送する。排紙搬送部54は、定着部60で定着処理された枚葉紙や連続紙Sを搬送し、連続紙Sの場合には、連続紙Sを連続紙回収部80に搬送する。
定着部60は、定着ローラー61、加圧ローラー62などを備える。定着ローラー61は、所定の定着温度に加熱されており、加圧ローラー62は、定着ローラー61との間で枚葉紙や連続紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。この定着部60では、トナー像が二次転写されて搬送されてきた枚葉紙や連続紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、枚葉紙や連続紙Sにトナー像を定着させている。
連続紙供給部70は、連続紙Sを搬送する用紙搬送方向Tにおいて、画像形成装置本体100よりも上流側に配置される。連続紙供給部70は、連続紙Sを支持する支持軸を含む装着部71、供給側調整装置72などを備える。装着部71は、巻回された連続紙Sを回転可能に支持し、画像形成処理の開始指示に基づいて、画像形成装置本体100の給紙搬送部52に連続紙Sを供給する。また、供給側調整装置72は、連続紙供給部70での連続紙Sの用紙搬送速度と画像形成装置本体100での連続紙Sの用紙搬送速度との速度差などを吸収する。
連続紙回収部80は、用紙搬送方向Tにおいて、画像形成装置本体100よりも下流側に配置される。連続紙回収部80は、連続紙Sを支持する支持軸を含む巻取部81、回収側調整装置82などを備える。巻取部81は、画像形成装置本体100の排紙搬送部54から排出された連続紙Sを支持軸周りに巻き取って回収する。また、回収側調整装置82は、画像形成装置本体100での連続紙Sの用紙搬送速度と連続紙回収部80での連続紙Sの用紙搬送速度との速度差などを吸収する。なお、連続紙Sは、必ずしもロール状に巻き取る必要はなく、ページごとにカットして収容してもよい。
連続紙供給部70と画像形成装置本体100との間には、連続紙Sを搬送する用紙搬送速度を検知する搬送速度検知部91と、連続紙Sに予め形成された検知用画像を検知する検知用画像検知部92とが設けられている。
搬送速度検知部91としては、接触型のセンサー、例えば、ロータリーエンコーダーなどが使用可能である。例えば、ロータリーエンコーダーの回転軸を連続紙Sに接触させ、連続紙の搬送による回転軸の回転数を測定することで、用紙搬送速度を検知する。また、非接触型のセンサー、例えば、光学式センサーなども使用可能である。例えば、光学式センサーからレーザー光を連続紙Sに入射し、その反射光を測定することで、用紙搬送速度を検知する。検知用画像検知部92としては、ラインセンサーやカメラなどが使用可能であり、検知用画像、例えば、アイマークなどを検知できるものであればよい。
画像形成装置1においては、検知用画像検知部92で連続紙Sの検知用画像を検知すると、制御部200(図2参照)は、検知用画像検知部92で検知用画像を検知したタイミングに基づいて、画像形成部40で画像形成処理を開始させる。これにより、画像を形成する位置(画像形成位置)が確定し、連続紙Sの所望の位置に印刷用画像を形成することができる。例えば、追い刷り印刷の場合には、予め連続紙Sに印刷された画像(以降、事前画像)に合わせた位置に追い刷り画像となる印刷用画像を形成することができる。
ところで、連続紙に追い刷り印刷を行う場合、例えば、定着ローラーの変動成分の変動により、定着ローラーの周速度が変動し、連続紙の用紙搬送速度が変動して、所望の位置からずれた位置に追い刷り画像が形成されるときがある。
特に、連続紙は、上述したように、追い刷り印刷のために検知用画像を検出しているため、検知用画像を検出した位置から画像形成位置までの距離をある程度確保する必要があり、用紙搬送速度の変動の影響を受け易い。画像の形成タイミング(以降、画像形成タイミング)をユーザーが変更することで、画像形成位置を変更することは可能である。しかしながら、用紙搬送速度がどのように変動しているかわからないと、画像形成タイミングをどのように変更すればよいかわからず、画像形成位置の位置ずれを抑制することは困難である。
そこで、本実施の形態において、画像形成装置1は、記録媒体(連続紙S)に画像を形成する画像形成部40と、搬送される記録媒体の用紙搬送速度を検知する搬送速度検知部91とを備えるようにしている。そして、画像形成装置1は、検知される用紙搬送速度の変動範囲に応じて、画像形成タイミングを変更する変更部を備えるようにしている。
変更部は、制御部200の1つの機能として構成される。変更部は、搬送速度検知部91で検知され、制御部200に入力された用紙搬送速度について、その変動範囲を求める。そして、求められた変動範囲に応じて、画像形成タイミングを変更するよう、画像形成部40を制御する。
例えば、変更部は、画像形成タイミングを変更する場合、まず、1番目の画像形成ユニット41Yの感光体ドラム413での転写の開始タイミングを変更するよう、画像形成部40を制御する。そして、他の画像形成ユニット41M、41C、41Kにおいても、画像形成ユニット41Yでの転写の開始タイミングの変更に合わせて、各々の転写の開始タイミングを変更するよう、画像形成部40を制御する。
形成された画像の位置ずれを抑制できることについて、図3を参照して、その理由を説明する。図3は、画像形成装置1における位置合わせを説明する図であって、用紙搬送速度の変動範囲の変動中心を用いて位置合わせを実施する場合を示す図である。
連続紙Sを搬送する場合、定着部60(定着ローラー61、加圧ローラー62)が連続紙Sを引っ張るように搬送することになるため、定着部60による搬送が連続紙Sの用紙搬送速度を支配することになる。その場合、連続紙Sの用紙搬送速度は、定着部60の変動成分の変動により、図3に示すように、周期的に変動する傾向を示す。
このように、周期的に変動する用紙搬送速度において、その変動範囲の変動中心の用紙搬送速度(以降、変動中心速度)に合わせて、変動中心速度で連続紙Sが搬送されたときに、連続紙Sの所望の位置に画像が形成されるように、画像形成タイミングを設定する。設定された画像形成タイミングは、ある所定期間においては、変更しないものとする。
形成された画像の位置ずれの許容範囲は、用紙搬送速度の変動範囲に対応して決定される。従って、上述した設定において、変動範囲の変動下限の用紙搬送速度(以降、変動下限速度)で画像形成を行った場合、形成された画像の位置ずれは、その許容範囲の下限(又は上限)となる。また、変動範囲の変動上限の用紙搬送速度(以降、変動上限速度)で画像形成を行った場合、形成された画像の位置ずれは、その許容範囲の上限(又は下限)となる。
そして、例えば、検知用画像検知部92が連続紙Sに予め形成された検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動中心速度であるとする。この場合、図3中の左側に示すように、予め画像形成された楕円状の事前画像Pにおいて、事前画像P内の中心位置に追い刷り画像Aを形成することになる。これは、設定通りであり、位置ずれなく、所望の位置に画像を形成することができる。
但し、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動中心速度であるとは限らない。例えば、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動下限速度であるとする。この場合、図3中の中央側に示すように、事前画像Pにおいて、その中心位置からはずれることになるが、許容範囲である事前画像P内に追い刷り画像Aを形成することになる。
これは、変動中心速度に対応する画像形成タイミングを設定したので、変動下限速度で連続紙Sが搬送される場合、追い刷り画像Aは、事前画像Pの中心位置から最大のずれ量の半分でずれることになり、事前画像Pの許容範囲内にとどまるからである。つまり、画像形成位置の位置ずれを許容範囲内に抑制することができる。
また、例えば、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動上限速度であるとする。この場合も、図3中の右側に示すように、事前画像Pにおいて、その中心位置からはずれることになるが、許容範囲である事前画像P内に追い刷り画像Aを形成することになる。
これも、変動中心速度に対応する画像形成タイミングを設定したので、変動上限速度で連続紙Sが搬送される場合、追い刷り画像Aは、事前画像Pの中心位置から最大のずれ量の半分でずれることになり、事前画像Pの許容範囲内にとどまるからである。つまり、画像形成位置の位置ずれを許容範囲内に抑制することができる。
このように、変動中心速度で連続紙Sが搬送されたときに、連続紙Sの所望の位置に画像が形成されるように、画像形成タイミングを設定する。これにより、連続紙Sが変動下限速度や変動上限速度で搬送されても、画像形成位置の位置ずれを許容範囲内に抑制することができる。
一方、図4は、用紙搬送速度の変動範囲の変動下限を用いて位置合わせを実施する場合を示す図である。つまり、図4では、周期的に変動する用紙搬送速度において、その変動下限速度に合わせて、変動下限速度で連続紙Sが搬送されたときに、連続紙Sの所望の位置に画像が形成されるように、画像形成タイミングを設定する。ここでも、設定された画像形成タイミングは、ある所定期間においては、変更しないものとする。
そして、例えば、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動下限速度であるとする。この場合、図4中の左側に示すように、事前画像Pにおいて、事前画像P内の中心位置に追い刷り画像Aを形成することになる。これは、設定通りであり、位置ずれなく、所望の位置に画像を形成することができる。
また、例えば、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動中心速度であるとする。この場合、図4中の中央側に示すように、事前画像Pにおいて、その中心位置から最大のずれ量の半分でずれることになるが、許容範囲である事前画像P内に追い刷り画像Aを形成することになる。
これは、変動下限速度に対応する画像形成タイミングを設定したので、変動中心速度で連続紙Sが搬送される場合、追い刷り画像Aは、事前画像Pの中心位置から最大のずれ量の半分でずれることになり、事前画像Pの許容範囲内にとどまるからである。つまり、画像形成位置の位置ずれを許容範囲内に抑制することができる。
また、例えば、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知したとき、連続紙Sの用紙搬送速度が変動上限速度であるとする。この場合、図4中の右側に示すように、事前画像Pにおいて、その中心位置から最大のずれ量でずれて、許容範囲である事前画像P内からはみでるように追い刷り画像Aを形成することになる。
これは、変動下限速度に対応する画像形成タイミングを設定したので、変動上限速度で連続紙Sが搬送される場合、追い刷り画像Aは、事前画像Pの中心位置から最大のずれ量でずれることになり、事前画像Pの許容範囲内にとどまらないからである。つまり、この場合、画像形成位置の位置ずれを許容範囲内に抑制することができない。
このように、変動下限速度に対応する画像形成タイミングを設定する場合、連続紙Sが変動上限速度で搬送されるとき、画像形成位置の位置ずれを抑制することができない。これは、変動上限速度に対応する画像形成タイミングを設定する場合も同様であり、連続紙Sが変動下限速度で搬送されるとき、画像形成位置の位置ずれを抑制することができない。
図3及び図4で説明したように、ある一定の所定期間において、同じ画像形成タイミングを用いる場合には、変動中心速度に合わせて、画像形成タイミングを設定することが望ましい。
ここで、画像形成装置1で実施する画像形成方法における位置合わせ方法について、図5を参照して説明する。図5は、ユーザー指令の場合の画像形成の位置合わせ方法を説明するフローチャートである。
[ユーザー指令の場合の画像形成の位置合わせ方法]
事前に、連続紙Sには、事前画像Pと検知用画像Mが予め形成される(図3を参照)。検知用画像Mとしては、例えば、図3に示すように、黒い四角形のアイマークが形成される。
事前画像Pと検知用画像Mが予め形成された連続紙Sを、連続紙供給部70の装着部71に装着する。その後、操作表示部20の操作部22において、ユーザーがスタートボタンを押下するなどして、制御部200に画像形成開始の指示が入力される。
制御部200は、画像形成開始の指示が入力されると、用紙搬送部50、連続紙供給部70及び連続紙回収部80に用紙搬送を指示して、連続紙Sの用紙搬送が開始される。
(ステップS11)
まず、制御部200は、ユーザーによる位置合わせの指令があったかどうかを確認する。ユーザーによる位置合わせの指令があった場合(YES)、ステップS12へ進み、指令がなかった場合(NO)、ステップS18へ進む。例えば、連続紙Sへの画像形成が開始され、その途中で、ユーザーが位置合わせを指令する操作を行えば、ステップS12へ進むことになる。
(ステップS12)
次に、制御部200は、指令時の用紙搬送速度を取得する。制御部200は、指令時に搬送速度検知部91で検知した連続紙Sの用紙搬送速度を取得する。
(ステップS13)
次に、制御部200は、所定期間における用紙搬送速度の変動範囲の変動中心を基準速度として算出する。
ここで、図7を参照して、所定期間及び基準速度について説明する。図7は、基準速度の算出に移動平均処理を用いる場合を説明する図である。
所定期間は、用紙搬送速度の変動周期に応じて設定され、例えば、用紙搬送速度の変動周期の少なくとも1周期以上の期間となるよう設定される。そして、制御部200は、指令があった時点(現時点)から所定期間遡った期間における用紙搬送速度の平均を算出することで、用紙搬送速度の変動範囲の変動中心を基準速度として算出する。用紙搬送速度は、経時的な変化の傾向を考慮すると、時間と共に上昇していくので、所定期間における用紙搬送速度の移動平均を基準速度として算出することが望ましい。
また、制御部200は、検知された用紙搬送速度が予め規定された規定範囲から連続して外れた場合、当初設定された所定期間より長い期間遡った期間を新たな所定期間として設定してもよい。
(ステップS14)
次に、制御部200は、指令時の用紙搬送速度が基準速度より速いかどうかを判断する。指令時の用紙搬送速度が基準速度より速い場合(YES)、ステップS15へ進み、速くない場合(NO)、ステップS16へ進む。
(ステップS15)
次に、制御部200は、用紙搬送方向Tの上流側へ画像形成位置を補正することで、画像形成位置の位置合わせを実施する。指令時の用紙搬送速度が基準速度より速い場合は、図3における変動上限での画像形成と同様に、画像形成位置が用紙搬送方向Tの下流側(図3における左側)にずれる。そのため、制御部200は、用紙搬送方向Tの上流側(図3における右側)へ画像形成位置を補正するよう、画像形成部40に指示する画像形成タイミングを変更する設定を行う。
(ステップS16)
次に、制御部200は、指令時の用紙搬送速度が基準速度より遅いかどうかを判断する。指令時の用紙搬送速度が基準速度より遅い場合(YES)、ステップS17へ進み、速くない場合(NO)、つまり、指令時の用紙搬送速度が基準速度である場合、ステップS18へ進む。指令時の用紙搬送速度が基準速度である場合、画像形成タイミングは、基準速度で連続紙Sを検知用画像検知部92から二次転写ユニット43まで搬送する時間が設定される。
(ステップS17)
次に、制御部200は、用紙搬送方向Tの下流側へ画像形成位置を補正することで、画像形成位置の位置合わせを実施する。指令時の用紙搬送速度が基準速度より遅い場合は、図3における変動下限での画像形成と同様に、画像形成位置が用紙搬送方向Tの上流側(図3における右側)にずれる。そのため、制御部200は、用紙搬送方向Tの下流側(図3における左側)へ画像形成位置を補正するよう、画像形成部40に指示する画像形成タイミングを変更する設定を行う。
(ステップS18)
次に、制御部200は、画像処理部30、画像形成部40、定着部60を制御して、画像形成処理を実施する。具体的には、制御部200は、検知用画像検知部92で検知用画像Mを検知すると、その検知をトリガーとし、設定された画像形成タイミングで画像形成を開始するよう、画像処理部30、画像形成部40、定着部60を制御して、画像形成処理を実施する。
(ステップS19)
次に、制御部200は、画像形成処理が完了したかどうかを確認する。画像形成処理が完了した場合(YES)、一連のステップを終了し、完了していない場合(NO)、ステップS11へ戻る。
図5に示す方法においては、制御部200は、搬送速度検知部91で検知され、制御部200に入力された用紙搬送速度について、その変動範囲を求め、変動範囲の変動中心の用紙搬送速度を基準速度として求める。そして、制御部200は、ユーザー指令があれば、求められた基準速度と検知される用紙搬送速度との差分に応じて、画像形成タイミングを変更するよう、画像形成部40を制御する。このようにして、画像形成タイミングを変更することで、画像形成位置の位置ずれを抑制することができる。ここでは、画像形成の位置合わせは、ユーザー指令により行われるが、位置合わせが行われるまでの期間は、図3で説明したように、変動中心速度に合わせて、画像形成タイミングを設定するので、画像形成位置の位置ずれを許容範囲内に抑制することができる。
更に、例えば、検知用画像検知部92が検知用画像Mを検知する度に、画像形成タイミングを変更する場合には、図6で説明する位置合わせ方法により、画像形成タイミングを変更すればよい。図6は、自動指令の場合の画像形成の位置合わせ方法を説明するフローチャートである。
[自動指令の場合の画像形成の位置合わせ方法]
自動指令の場合の画像形成の位置合わせ方法は、基本的には、上述したユーザー指令の場合の画像形成の位置合わせ方法と同じである。従って、ここでは、ユーザー指令の場合の画像形成の位置合わせ方法と相違する部分を主に説明する。
自動指令で画像形成の位置合わせを行う場合、例えば、操作表示部20の操作部22において、ユーザーがスタートボタンを押下する前に、自動で画像形成の位置合わせをするようユーザーが設定を行う。ここでは、検知用画像検知部92で検知用画像Mを検知する間隔で、自動で画像形成の位置合わせを実施するよう設定する。
そして、事前画像Pと検知用画像Mが予め形成された連続紙Sを、連続紙供給部70の装着部71に装着し、操作表示部20の操作部22から制御部200に画像形成開始の指示が入力されると、連続紙Sの用紙搬送が開始される。
(ステップS21)
まず、制御部200は、自動位置合わせの指令があったかどうかを確認する。自動位置合わせの指令があった場合(YES)、ステップS22へ進み、指令がなかった場合(NO)、ステップS28へ進む。上述したように、検知用画像検知部92で検知用画像Mを検知する間隔で、自動で画像形成の位置合わせを実施するよう設定しているので、検知用画像検知部92で検知用画像Mを検知する度に、自動位置合わせが指令される。
(ステップS22〜S29)
ステップS22〜S29は、上述したステップS12〜S19と同じである。従って、ここでは、重複する説明は省略するが、ここでは、検知用画像検知部92で検知用画像Mを検知する度に、自動位置合わせが実施される。
図6に示す方法においても、制御部200は、搬送速度検知部91で検知され、制御部200に入力された用紙搬送速度について、その変動範囲を求め、変動範囲の変動中心の用紙搬送速度を基準速度として求める。そして、制御部200は、検知用画像検知部92で検知用画像Mを検知する度に、求められた基準速度と検知される用紙搬送速度との差分に応じて、画像形成タイミングを変更するよう、画像形成部40を制御する。このようにして、画像形成タイミングを変更することで、画像形成位置の位置ずれをより抑制することができる。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置1は、記録媒体(連続紙S)に画像を形成する画像形成部40と、搬送される記録媒体の用紙搬送速度を検知する搬送速度検知部91とを備える。加えて、画像形成装置1は、検知される用紙搬送速度の変動範囲に応じて、画像形成タイミングを変更する変更部を備える。
このように構成した本実施の形態の画像形成装置1によれば、用紙搬送速度の変動範囲に応じて、画像形成タイミングを変更するので、画像形成位置の位置ずれを抑制することができる。
<変形例1>
上記の実施の形態では、搬送速度検知部91で連続紙Sの用紙搬送速度を検知しているが、本変形例では、搬送速度検知部91に代えて、検知用画像検知部92を複数設ける。複数の検知用画像検知部92は、用紙搬送方向Tの異なる位置に配置される。そして、制御部200は、複数の検知用画像検知部92で検知用画像Mが検知されるタイミングの差分に基づいて、連続紙Sの用紙搬送速度を検知する。
ロータリーエンコーダーなどの接触型の搬送速度検知部91は、例えば、連続紙Sが滑って、その搬送をロータリーエンコーダーの回転運動に変換できなかった場合、用紙搬送速度を正確に検知できないこともある。本変形例では、複数の検知用画像検知部92で検知用画像Mが検知されるタイミングの差分に基づいて、用紙搬送速度を検知しているので、接触型の搬送速度検知部91より安定して正確な搬送速度を検知することができる。
<変形例2>
本変形例では、上記の実施の形態の画像形成装置1において、図1及び図2中に点線で示すように、更に、検品部83(検査部)を連続紙回収部80に配置する。検品部83は、連続紙Sに形成される画像の画像形成位置を含めて、画像の色や形状などを検査するものであり、例えば、ラインセンサーやカメラなどが使用可能である。そして、制御部200は、検品部83で検査した画像形成位置の位置ずれに基づいて、上述した画像形成タイミングを変更することで、画像形成位置を補正する。
上記の実施の形態では、画像形成前の用紙搬送速度に基づいて、画像形成タイミングを変更していた。本変形例では、更に、画像形成後において、画像形成位置の位置ずれに基づいて、画像形成タイミングを変更することで、より正確に画像形成タイミングを補正して、画像形成位置の位置ずれをより抑制することができる。
<変形例3>
図8は、基準速度の算出に統計解析処理を用いる場合を説明する図である。上記の実施の形態では、所定期間の用紙搬送速度の移動平均を基準速度として算出しているが、本変形例では、図8に示すように、現時点までの用紙搬送速度について統計解析処理を行うことで、基準速度を算出するようにしている。
具体的には、本変形例では、現時点までの用紙搬送速度などを、例えば、記憶部212に記憶しておく。そして、制御部200が、現時点までの用紙搬送速度について統計解析処理を行うことで、用紙搬送速度の変動周期や基準速度を算出する。例えば、現時点を含む過去の用紙搬送速度と差分(用紙搬送速度と基準速度との差分)との関係に基づいて、統計解析を用いて、変動周期や基準速度(基準速度線)を算出する。なお、この差分に代えて、例えば、画像形成タイミングを変更する変更量などでもよい。このようにして、用紙搬送速度の変動周期や基準速度線を算出するので、用紙搬送速度の経時的な変化を統計的に把握することができ、現時点以降の用紙搬送速度の変化(図8中の白丸の部分)も予測することができる。
なお、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、又は、その主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
70 連続紙供給部
80 連続紙回収部
83 検品部
91 搬送速度検知部
92 検知用画像検知部
100 画像形成装置本体
200 制御部

Claims (14)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    搬送される前記記録媒体の搬送速度を検知する検知部と、
    検知される前記搬送速度の変動範囲に応じて、前記画像の形成タイミングを変更する変更部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記記録媒体に形成された検知用画像を検知する検知用画像検知部を備え、
    前記変更部は、前記検知用画像が検知されるタイミングと前記変動範囲とに基づいて、前記形成タイミングを変更する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知部は、前記検知用画像検知部により前記検知用画像が検知される間隔に基づいて、前記搬送速度を検知する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知部は、接触型又は非接触型のセンサーである、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記変更部は、所定期間における前記搬送速度の平均を、前記変動範囲における基準速度として算出し、前記基準速度と検知される前記搬送速度との差分に応じて、前記形成タイミングを変更する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記変更部は、前記所定期間毎に算出される前記基準速度に応じて、前記差分を算出する、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記変更部は、現時点から前記所定期間遡った期間における前記搬送速度に基づいて、前記基準速度を算出する、
    請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記変更部は、検知された前記搬送速度が予め規定された規定範囲から連続して外れた場合、前記所定期間より長い期間遡った期間における前記搬送速度に基づいて、前記基準速度を算出する、
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記変更部は、ユーザーによる指令があった場合、前記指令があった時点から前記所定期間遡った期間における前記搬送速度に基づいて、前記基準速度を算出する、
    請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  10. 前記変更部は、前記搬送速度の変動周期に応じて、前記所定期間を設定する、
    請求項5から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記変更部は、過去の前記搬送速度と前記差分との関係に基づいて、前記基準速度を算出する、
    請求項5から9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記記録媒体に形成された検知用画像を検知する検知用画像検知部を、前記記録媒体の搬送方向の異なる位置に複数配置し、
    変更部は、複数の前記検知用画像検知部で前記検知用画像が検知されるタイミングの差分に基づいて、前記搬送速度を検知する、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記記録媒体に形成される前記画像の形成位置を検査する検査部を備え、
    前記変更部は、検査される前記形成位置のずれに基づいて、前記形成タイミングを変更する、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  14. 搬送される記録媒体の搬送速度を検知し、
    検知される前記搬送速度の変動範囲に応じて、前記記録媒体に画像を形成する形成タイミングを変更する、
    画像形成方法。
JP2020107095A 2020-06-22 2020-06-22 画像形成装置及び画像形成方法 Pending JP2022001920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020107095A JP2022001920A (ja) 2020-06-22 2020-06-22 画像形成装置及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020107095A JP2022001920A (ja) 2020-06-22 2020-06-22 画像形成装置及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022001920A true JP2022001920A (ja) 2022-01-06

Family

ID=79244432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020107095A Pending JP2022001920A (ja) 2020-06-22 2020-06-22 画像形成装置及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022001920A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9442436B1 (en) Image forming apparatus and conveyance speed control method
EP3373073B1 (en) Image reading apparatus and image forming system
US20160124343A1 (en) Image forming apparatus, image forming system and concentration unevenness detecting method
JP6131928B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP5498977B2 (ja) 画像形成装置
JP2012150413A (ja) 画像形成システムおよび画像形成システムの画像濃度補正方法
JP5928494B2 (ja) 画像形成装置
JP6358245B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび歪み矯正方法
CN103809411A (zh) 图像形成装置
JP2022001920A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
EP3407139B1 (en) Image forming apparatus and conveyance control method
JP5168729B2 (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
JP7091720B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
JP6237185B2 (ja) 画像形成システム
JP6943017B2 (ja) 画像形成装置
JP6977271B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
US11849090B2 (en) Image forming apparatus, correction method, and correction program
US20210318648A1 (en) Image forming control apparatus and image forming apparatus
JP2021182108A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2022025516A (ja) 画像形成装置
JP7081221B2 (ja) 画像形成装置および中間転写ベルトの位置制御方法
JP7449490B2 (ja) 画像異常検出装置及び画像形成システム
JP2018185361A (ja) 画像形成装置および搬送制御方法
US20240078060A1 (en) Image processing apparatus, image forming system, and recording medium
JP6953793B2 (ja) 画像形成装置および搬送制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240109