JP2022001897A - 表示装置及び偏光板 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示品の低下を抑制することが可能な表示装置及び偏光板を提供することにある。【解決手段】実施形態に係る表示装置は、画像を表示する第1液晶セルと、第1液晶セルに表示される画像に応じて光源からの光の透過率を制御する第2液晶セルと、第1面及び当該第1面と対向する第2面を有し、第1面が第1液晶セルと接着され、第2面が第2液晶セルと接着される第1偏光板とを具備する。第1偏光板は、積層される第1及び第2偏光素子層を含む。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、表示装置及び偏光板に関する。
近年では、コントラストを向上させるために、画像表示用の表示パネルの下に調光用の表示パネルを貼り合わせた構造を有する表示装置が開発されている。
しかしながら、このような構造を有する表示装置においては、2枚の表示パネル間の距離が離れていることにより視差の影響を受ける場合があり、表示品位の低下を招く可能性がある。
特開平08−076139号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、表示品位の低下を抑制することが可能な表示装置及び偏光板を提供することにある。
実施形態に係る表示装置は、画像を表示する第1液晶セルと、前記第1液晶セルに表示される画像に応じて光源からの光の透過率を制御する第2液晶セルと、第1面及び当該第1面と対向する第2面を有し、前記第1面が前記第1液晶セルと接着され、前記第2面が前記第2液晶セルと接着される第1偏光板とを具備する。前記第1偏光板は、積層される第1及び第2偏光素子層を含む。
2枚の表示パネルを備える表示装置の概要について説明するための図。 実施形態の比較例に係る表示装置の構成を概略的に示す断面図。 セル間距離と表示装置における表示品位の低下の関係性について説明するための図。 視角と当該視角に応じて生じる視差との関係性をセル間距離毎に示す図。 本実施形態に係る表示装置の構成を概略的に示す断面図。 本実施形態の比較例に係る表示装置のセル間距離について説明するための図。 本実施形態に係る表示装置のセル間距離について説明するための図。 液晶表示セルの上面側に配置される偏光板及び位相差板の構造例を説明するための図。 調光セルの下面側に配置される偏光板及び位相差板の構造例を説明するための図。 液晶表示セルと調光セルとの間に配置される偏光板の他の構造例を示す図。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実施の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を省略することがある。
本実施形態は、画像表示用の表示パネル(以下、液晶表示パネルと表記)及び調光用の表示パネル(以下、調光パネルと表記)を貼り合わせた構造を有する表示装置に関する。まず、図1を参照して、2枚の表示パネルを備える表示装置の概要について説明する。
図1は、第1方向Xと、第1方向Xに垂直な第2方向Yと、第1方向X及び第2方向Yに垂直な第3方向Zとによって規定される3次元空間を示している。なお、第1方向X及び第2方向Yは、90度以外の角度で交差していてもよい。また、本実施形態においては、第3方向Zを上と定義し、第3方向Zと反対側の方向を下と定義する。「第1部材の上の第2部材」及び「第1部材の下の第2部材」とした場合、第2部材は、第1部材に接していてもよいし、第1部材から離れて位置していてもよい。また、本実施形態においては、表示装置DSPを第3方向Zと平行な方向から見ることを「平面視」という。
図1に示すように、表示装置DSPは、液晶表示パネルPNL1と、調光パネルPNL2と、バックライトユニットBLとを備える。
液晶表示パネルPNL1は、一例では矩形状である。図1に示す例では、液晶表示パネルPNL1の短辺EXは第1方向Xと平行であり、液晶表示パネルPNL1の長辺EYは第2方向Yと平行である。第3方向Zは、液晶表示パネルPNL1の厚さ方向に相当する。液晶表示パネルPNL1の主面は、第1方向Xと第2方向Yとにより規定されるX−Y平面に平行である。
液晶表示パネルPNL1は、画像を表示する表示パネルであり、表示領域DA及び当該表示領域DAの外側に位置する非表示領域NDAを有する。
表示領域DAは、液晶表示パネルPNL1において画像が表示される領域であり、例えばマトリクス状に配置された複数の画素PXを備える。図1において拡大して示すように、各画素PXは、走査線G及び信号線Sによって区画される領域に配置されており、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE及び液晶層LC等を備えている。
スイッチング素子SWは、例えば薄膜トランジスタ(TFT)によって構成され、走査線G及び信号線Sと電気的に接続されている。走査線Gは、第1方向Xに並ぶ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと電気的に接続されている。信号線Sは、第2方向Yに並ぶ画素PXの各々におけるスイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEは、スイッチング素子SWと電気的に接続されている。画素電極PEの各々は共通電極CEと対向し、画素電極PEと共通電極CEとの間に生じる電界により液晶層LCが駆動される。容量CSは、例えば共通電極CEと同電位の電極及び画素電極PEと同電位の電極の間に形成される。
非表示領域NDAは、ドライバIC及びフレキシブルプリント回路基板等が実装される端子領域MTを有する。
端子領域MTは、液晶表示パネルPNL1の短辺EXに沿って延在している。端子領域MTには端子部が形成され、液晶表示パネルPNL1は、当該端子部を介して、例えばフレキシブルプリント回路基板等の外部装置と電気的に接続される。
なお、端子領域MTに実装されるドライバIC及びフレキシブルプリント回路基板または当該端子領域に形成されている端子部等は、例えば保護樹脂(保護膜)によって覆われている。
調光パネルPNL2は、液晶表示パネルPNL1に表示される画像に応じてバックライトユニットBLからの光の透過率を制御する表示パネル(調光用のモノクロ液晶パネル)である。図1においては省略されているが、調光パネルPNL2は、液晶表示パネルPNL1と同様の構成を有する。
バックライトユニットBLは、調光パネルPNL2を介して液晶表示パネルPNL1を照明する光源として用いられる照明装置である。
上記したように表示装置DSPは、液晶表示パネルPNL1とバックライトユニットBLとの間に調光パネルPNL2が配置される構成を有する。このような表示装置DSPによれば、バックライトユニットBLからの光を調光パネルPNL2によって画素PX毎に制御して液晶表示パネルPNL1に照明することにより、当該液晶表示パネルPNL1に表示される画像のコントラストを向上させることができる。なお、液晶表示パネルPNL1と調光パネルPNL2とは、上下が逆に配置されていてもよい。
ここで、図2を参照して、本実施形態の比較例に係る表示装置の構成について説明する。図2は、本実施形態の変形例に係る表示装置DSP´の構成を概略的に示す断面図である。表示装置DSP´は、上記した表示装置DSPと同様に、液晶表示パネルPNL1と、調光パネルPNL2と、バックライトユニットBLとを備える。
まず、液晶表示パネルPNL1は、第1基板SUB11、第2基板SUB21、液晶層LC1、偏光板PL11及び偏光板PL21を備える。
第1基板SUB11は、第1透明基板11及び配向膜AL11を備える。第1透明基板11は、主面(下面)11A及び当該主面11Aの反対側の主面(上面)11Bを有する。第1透明基板11の主面11A側には、偏光板PL11が接着されている。第1透明基板11の主面11B側には、配向膜AL11が形成されている。配向膜AL11は、第1透明基板11と反対側において液晶層LC1と接している。
なお、図2においては示されていないが、第1透明基板11の主面11B側には、図1に示す走査線G、信号線S、スイッチング素子SW、画素電極PE及び共通電極CE等が更に設けられている。
また、第2基板SUB21は、第2透明基板21、遮光膜BM1、カラーフィルタCF、オーバーコート膜OC及び配向膜AL21を備える。
第2透明基板21は、主面(下面)21A及び当該主面21Aの反対側の主面(上面)21Bを有している。第2透明基板21の主面21Aは、第1透明基板11の主面11Bと対向している。遮光膜BM1は、第2透明基板21の主面21A側に設けられ、上記した走査線G及び信号線Sと同様に、各画素PXを区画している。カラーフィルタCFは、その一部が遮光膜BM1と重なっている。カラーフィルタCFは、赤色カラーフィルタCFR、緑色カラーフィルタCFG及び青色カラーフィルタCFB等を含む。オーバーコート膜OCは、カラーフィルタCFを覆っている。オーバーコート膜OCによれば、カラーフィルタCFを構成する顔料や後述する遮光膜BM1を構成する顔料が液晶層LC1に浸み出すことを抑制することができる。第2透明基板21の主面21B側には、偏光板PL21が接着されている。配向膜AL21は、オーバーコート膜OCを覆い、液晶層LC1に接するように形成されている。
なお、第1透明基板11及び第2透明基板21は、例えばガラス機材またはプラスチック基板等の絶縁基板である。遮光膜BM1は、黒色顔料等が分散された黒色樹脂によって形成されることが好ましい。配向膜AL11及びAL21は、X−Y平面に略平行な配向規制力を有する水平配向膜である。配向規制力は、ラビング処理により付与されてもよいし、光配向処理により付与されてもよい。
液晶層LC1は、上記した第1基板SUB11と第2基板SUB21との間で挟持され、図示しないシールによって封止されている。また、偏光板PL11の偏光軸と偏光板PL21の偏光軸とは、例えばクロスニコルの関係にある(つまり、90度になっている)。
次に、調光パネルPNL2は、液晶表示パネルPNL1と同様に、第1基板SUB12、第2基板SUB22、液晶層LC2、偏光板PL12及び偏光板PL22を備える。
第1基板SUB12は、第1透明基板12及び配向膜AL12を備える。第1透明基板12は、主面(下面)12A及び当該主面12Aの反対側の主面(上面)12Bを有する。第1透明基板12の主面12A側には、偏光板PL11が接着されている。第1透明基板12の主面12B側には、配向膜AL12が形成されている。配向膜AL12は、第1透明基板11と反対側において液晶層LC2と接している。
なお、図2においては示されていないが、第1透明基板12の主面12B側には、走査線G、信号線S、スイッチング素子SW、画素電極PE及び共通電極CE等が更に設けられている。
また、第2基板SUB22は、第2透明基板22、遮光膜BM2及び配向膜AL22を備える。
調光パネルPNL2は、液晶表示パネルPNL1とは異なり、明るさ(つまり、バックライトユニットBLからの光の透過率)を制御することが目的であり、カラー画像を形成する必要がない。このため、調光パネルPNL2の第2基板SUB22には、カラーフィルタCFが設けられていない。また、第2基板SUB22にカラーフィルタCFが設けられていないことから、調光パネルPNL2には、顔料が液晶層LC2に浸み出すことを抑制するためのオーバーコート膜OCも設けられていない。
第2透明基板22は、主面(下面)22A及び当該主面22Aの反対側の主面(上面)22Bを有している。第2透明基板22の主面22Aは、第1透明基板12の主面12Bと対向している。遮光膜BM2は、第2透明基板22の主面22A側に設けられ、走査線G及び信号線Sと同様に、各画素PXを区画している。なお、遮光膜BM2は、液晶表示パネルPNL1の遮光膜BM1とは異なり、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、チタン(Ti)または銀(Ag)等の不透明な金属材料により形成されることが好ましい。また、遮光膜BM2は、液晶表示パネルPNL1の遮光膜BM1と同様に、黒色顔料等が分散された黒色樹脂によって形成されていてもよい。この場合、遮光膜BM2を構成する顔料が液晶層LC2に浸み出すことを抑制するためのオーバーコート膜OCを設けることが好ましい。第2透明基板22の主面22B側には、偏光板PL22が接着されている。配向膜AL22は、第2透明基板22の主面(下面)22A及び遮光膜BM2を覆い、液晶層LC2に接するように形成されている。なお、遮光膜BM2を黒色樹脂によって形成する場合は、配向膜AL22は、オーバーコート膜OC上に形成される。
なお、第1透明基板12及び第2透明基板22は、例えばガラス機材やプラスチック基板等の絶縁基板である。配向膜AL12及びAL22は、X−Y平面に略平行な配向規制力を有する水平配向膜である。配向規制力は、ラビング処理により付与されてもよいし、光配向処理により付与されてもよい。
液晶層LC2は、上記した第1基板SUB12と第2基板SUB22との間で挟持され、図示しないシールによって封止されている。偏光板PL12の偏光軸と偏光板PL22の偏光軸とは、例えばクロスニコルの関係にある(つまり、90度になっている)。
なお、液晶表示パネルPNL1の偏光板PL11の偏光軸と調光パネルPNL2の偏光板PL22の偏光軸とは、同じ向きになっている。
また、本実施形態の比較例に係る表示装置DSP´において、液晶表示パネルPNL1及び調光パネルPNL2は、例えば透明な接着層ADによって接着されている。接着層ADは、例えばシート状のOCA(Optical Clear Adhesive)を用いて形成されるが、液体状のOCR(Optical Clear Resin)等を用いて形成されてもよい。なお、液晶表示パネルPNL1と調光パネルPNL2とで共通する構成(例えば、遮光膜BM1及び遮光膜BM2等)は、平面視において重畳するように配置(調整)されている。
バックライトユニットBLは、調光パネルPNL2の下側に配置されている。バックライトユニットBLとしては、種々の形態のバックライトユニットが利用可能であり、例えば光源として発光ダイオード(LED)を利用したものまたは冷陰極管(CCFL)を利用したもの等が利用可能である。
図2においては示されていないが、液晶表示パネルPNL1の偏光板PL21の上には、カバー部材等が更に配置されていてもよい。
また、液晶表示パネルPNL1の偏光板PL11は、調光パネルPNL2を透過した光の偏光状態を変換する位相差板と組み合わせて用いられてもよい。同様に、調光パネルPNL2の偏光板PL12は、バックライトユニットBLからの光の偏光状態を変換する位相差板と組み合わせて用いられてもよい。このような位相差板を用いる構成によれば、例えば表示装置DSP´の視野角特性(コントラスト)を向上させることができる。
なお、図2においては第1基板SUB11、第2基板SUB21、液晶層LC1、偏光板PL11及び偏光板PL21が液晶表示パネルPNL1を構成するものとして説明したが、以下の説明においては、これらのうち第1基板SUB11、第2基板SUB21及び液晶層LC1(つまり、液晶表示パネルPNL1から偏光板PL11及び偏光板PL21を除いた構成要素)を液晶表示セルC1と称する。
同様に、図2においては第1基板SUB12、第2基板SUB22、液晶層LC2、偏光板PL12及び偏光板PL22は調光パネルPNL2を構成するものとして説明したが、これらのうち第1基板SUB12、第2基板SUB22及び液晶層LC2(つまり、調光パネルPNL2から偏光板PL12及び偏光板PL22を除いた構成要素)を調光セルC2と称する。
ここで、上記した本実施形態の比較例に係る表示装置DSP´においては、バックライトユニットBLからの光の透過率を調光セルC2(調光パネルPNL2)によって画素PX毎に制御することができるため、例えばバックライトユニットBLを構成する複数のLEDの発光量を個別に制御するローカルディミングと称される技術と比較して、より細かな調光制御により、後述する表示の細りや二重像となって視認される現象を抑えることが可能となる。
なお、上記したように液晶表示セルC1に表示される画像に応じてバックライトユニットBLからの光の透過率が調光セルC2によって制御される場合、当該調光セルC2には当該画像と同等のモノクロ画像が表示されることになる。
ところで、表示装置DSP´における液晶表示セルC1と調光セルC2との間には図2に示すように偏光板PL11、接着層AD及び偏光板PL22が配置されているため、当該液晶表示セルC1と調光セルC2と間の距離が大きく(液晶表示セルC1及び調光セルC2間のギャップが厚く)なる。このように液晶表示セルと調光セルとの間の距離(以下、セル間距離と表記)が大きくなると、視差が生じ、表示装置DSP´における表示品位の低下を招く可能性がある。具体的には、図3に示すように表示装置DSP´(液晶表示パネルPNL1)を例えば視角がθとなる方向(つまり、第3方向Zに対して斜め方向)から観察した場合、液晶表示セルC1に表示される画像(カラー画像)と調光セルC2に表示される画像(モノクロ画像)との位置関係が視差によりずれることで、表示の細りや二重像となって視認される現象が生じる。なお、図3においては表示装置DSP´の断面を模式的に示しているが、便宜的に液晶表示パネルPNL1の液晶層LC1及び調光パネルPNL2の液晶層LC2については省略されている。
ここで、図4は、液晶表示パネルPNL1(の主面)に対する視角と当該視角に応じて生じる視差(寸法)との関係性をセル間距離毎に示している。図4においては、横軸が視角を表しており、縦軸が視差(寸法)を表している。なお、図4におけるセル間距離とは、液晶表示パネルPNL1の第1基板SUB11(アレイ基板)の上面から調光パネルPNL2の第2基板SUB22(カラーフィルタ基板)の下面までの距離として定義されているものとする。
図4においては、視角が大きいほど視差が大きくなることが示されているが、更に、セル間距離が大きいほど視差が更に大きくなることが示されている。
すなわち、視差が生じることを抑制(つまり、視差を低減)し、上記した表示の細りや二重像を解消するためには、セル間距離を小さくすることが有用である。
また、液晶表示セルC1に文字のような各種オブジェクトを含む画像を表示する場合において、視差を吸収するような当該オブジェクト(つまり、液晶表示セルC1に表示されるオブジェクトよりも一回りサイズが大きいオブジェクト)を調光セルC2側に表示することによって、上記した表示の細りや二重像を解消することが考えられる。しかしながら、この場合には、第3方向Zと平行な方向から表示装置DSP´を観察した際に、液晶表示セルC1に表示されたオブジェクトの周りに調光セルC2に表示されたオブジェクトが僅かに視認されてしまう(つまり、液晶表示セルC1に表示されるオブジェクトがぼけたように視認される)ため、表示品位を向上させることができない。
そこで、本実施形態に係る表示装置DSPは、セル間距離を小さく(つまり、セル間のギャップを薄く)することによって当該表示装置DSPにおける表示品位を向上させるための構成を有する。以下、本実施形態に係る表示装置DSPの構成について説明する。
図5は、本実施形態に係る表示装置DSPの構成を概略的に示す断面図である。図5においては、図2と同一部分には同一参照符号を付してその詳しい説明を省略する。ここでは、図2と異なる部分について主に説明する。
本実施形態に係る表示装置DSPにおいては、上記した表示装置DSP´とは異なり、液晶表示セルC1と調光セルC2との間の偏光板が1枚化されている。具体的には、表示装置DSPは、液晶表示セルC1と調光セルC2との間に偏光板PL1を備える。この偏光板PL1は主面(上面)1A及び当該主面1Aと反対側の主面(下面)1Bを有し、当該偏光板PL1の主面1Aは液晶表示セルC1の下面(つまり、第1基板SUB11の主面11A)と接着されており、当該偏光板PL1の主面1Bは調光セルC2の上面(つまり、第2基板22の主面22B)と接着されている。
また、表示装置DSPは、上記した図2において説明した偏光板PL21及び偏光板PL12に相当する偏光板PL2及び偏光板PL3を更に備える。偏光板PL2は、液晶表示セルC1の上面(つまり、第2基板SUB21の主面21B)と接着されている。偏光板PL3は、調光セルC2の下面(つまり、第1基板SUB12の主面12A)と接着されている。
なお、偏光板PL1の偏光軸と偏光板PL2の偏光軸とは、例えばクロスニコルの関係にある。同様に、偏光板PL1の偏光軸と偏光板PL3の偏光軸とは、例えばクロスニコルの関係にある。
上記したように本実施形態に係る表示装置DSPは、液晶表示セルC1と調光セルC2との間に1枚の偏光板PL1を配置することによって、当該偏光板PL1を液晶表示パネルPNL1及び調光パネルPNL2で共有する構成を有する。
なお、図2においては液晶表示パネルPNL1の偏光板PL11及び調光パネルPNL2の偏光板PL12が位相差板と組み合わせて用いられてもよいことを説明したが、図5に示す表示装置DSPの構成において位相差板を用いる場合、当該位相差板は、液晶表示セルC1、調光セルC2及び偏光板PL1を挟んで対向するように配置される。具体的には、例えば液晶表示セルC1の上面に位相差板の主面(下面)を接着し、当該位相差板の反対側の主面(上面)に更に偏光板PL2を接着すればよい。同様に、調光セルC2の下面に位相差板の主面(上面)を接着し、当該位相差板の反対側の主面(下面)に更に偏光板PL3を接着すればよい。
次に、本実施形態の比較例に係る表示装置DSP´(つまり、図2に示す構成)及び本実施形態に係る表示装置DSP(つまり、図5に示す構成)のセル間距離について具体的に説明する。
まず、図6を参照して、本実施形態の比較例に係る表示装置DSP´のセル間距離について説明する。
なお、図6においては、液晶表示パネルPNL1の偏光板PL11及び調光パネルPNL2の偏光板PL12が位相差板と組み合わせて用いられる構成を想定している。以下、位相差板と組み合わせて用いられる偏光板PL11及び偏光板PL12を便宜的に位相差板付き偏光板PL11及び位相差板付き偏光板PL12と称する。
また、図6において、液晶表示セルC1(液晶表示パネルPNL1)の液晶層LC1及び調光セルC2(調光パネルPNL2)の液晶層LC2は省略されている。
図6に示すように、表示装置DSP´においては、液晶表示セルC1と調光セルC2との間に、位相差板付き偏光板PL11、接着層AD及び偏光板PL22が配置されている。
この場合、位相差板付き偏光板PL11は、液晶表示セルC1の下面側に配置され、当該液晶表示セルC1側から接着層、位相差板、接着層、保護層、偏光素子層、保護層が順に積層された構造を有する。なお、接着層は、例えば上記したOCA等を含む粘着剤を用いて形成され、位相差板を液晶表示セルC1(第1基板SUB11)及び偏光板PL11(保護層)と接着する。保護層は偏光素子層を保護し、当該保護層としてはトリアセチルセルロース(TAC:Triacetylcellulose)のような保護シートが用いられる。偏光素子層は偏光板PL11の偏光特性を実現し、当該偏光素子層としてはポリビニルアルコール(PVA:Polyvinyl alcohol)のような偏光シートが用いられる。なお、偏光板PL11(位相差板付き偏光板PL11)において、偏光素子層(PVA)は、第3方向Zにおいて保護層(TAC)よりも薄く形成される。詳しい説明については省略するが、位相差板付き偏光板PL12についても、位相差板付き偏光板PL11と同様の構造を有する。
また、偏光板PL22は、調光セルC2の上面側に配置され、当該調光セルC2側から接着層(粘着剤)、保護層(TAC)、偏光素子層(PVA)、保護層(TAC)が順に積層された構造を有する。なお、偏光板PL22を構成する各層については上記した偏光板PL11において説明した通りであるため、ここではその詳しい説明を省略する。
上記した位相差板付き偏光板PL11及び偏光板PL22は、例えばOCAによって形成される接着層ADにより接着される。
図4において説明したようにセル間距離を液晶表示セルC1の第1基板SUB11の上面から調光セルC2の第2基板SUB22の下面までの距離と定義した場合、本実施形態の比較例に係る表示装置DSP´のセル間距離は、図6に示す位相差板付き偏光板PL11、接着層AD及び偏光板PL22を構成する各層の厚み(膜厚)の合計値に当該第1基板SUB11及び当該第2基板SUB22の厚みを加えた値となる。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る表示装置DSPのセル間距離について説明する。
なお、図7においては、液晶表示パネルPNL1の偏光板PL2及び調光パネルPNL2の偏光板PL3が位相差板と組み合わせて用いられる構成を想定している。以下、位相差板と組み合わせて用いられる偏光板PL2及び偏光板PL3を便宜的に位相差板付き偏光板PL2及び位相差板付き偏光板PL3と称する。
また、図7において、液晶表示セルC1の液晶層LC1及び調光セルC2の液晶層LC2は省略されている。
図7に示すように、表示装置DSPにおいては、液晶表示セルC1と調光セルC2との間に偏光板PL1が配置されている。この場合、偏光板PL1は、液晶表示セルC1の下面と調光セルC2の上面とに挟持され、当該液晶表示セルC1側から第1接着層(粘着剤)、第1保護層(TAC)、第1偏光素子層(PVA)、第2偏光素子層(PVA)、第2保護層(TAC)及び第2接着層(粘着剤)が順に積層された構造を有する。この場合、上記したように偏光素子層(PVA)は、第3方向Zにおいて保護層(TAC)よりも薄く形成されている。なお、偏光板PL1を構成する各層については図6において説明した通りであるため、ここではその詳しい説明を省略する。
ここで、例えば偏光板PL1の偏光特性(性能)を従来例の偏光板PL11及び偏光板PL22の2枚ある構成と同程度に向上させるためには、従来例の偏光板PL11 または偏光板PL22のように、偏光板PL1の偏光素子層(PVA)が単層では、偏光板が2枚(つまり、偏光素子層が2層)と同等の偏光特性を得ることは困難であり、偏光特性を向上させることができない場合がある。
このため、本実施形態において液晶表示セルC1と調光セルC2との間に配置される偏光板PL1は、図7に示すように、直接積層される第1及び第2偏光素子層と、当該第1及び第2偏光素子層を挟んで対向する第1及び第2保護層とを含む(つまり、偏光素子層を2層化する)ように構成されることにより、偏光素子層の厚膜化を実現する。
上記したようにセル間距離を液晶表示セルC1の第1基板SUB11の上面から調光セルC2の第2基板SUB22の下面までの距離と定義した場合、本実施形態に係る表示装置DSPのセル間距離は、図7に示す偏光板PL1を構成する各層の厚み(膜厚)の合計値に当該第1基板SUB11及び当該第2基板SUB22の厚みを加えた値となる。
この場合、第1基板SUB11及び第2基板SUB22(の厚み)は表示装置DSP´と表示装置DSPとで共通しており、表示装置DSPのセル間距離は、表示装置DSP´のセル間距離よりも、位相差板(及び当該位相差板を接着するための粘着剤)、2層分の保護層(TAC)及び接着層AD(OCA)の厚みの分だけ小さくなる。
なお、本実施形態に係る表示装置DSPにおいては、液晶表示セルC1の上面側に位相差板付き偏光板PL2が配置されるが、この位相差板付き偏光板PL2は、図8に示すように液晶表示セルC1側から接着層(粘着剤)、位相差板、接着層(粘着剤)、保護層(TAC)、偏光素子層(PVA)及び保護層(TAC)の順に積層された構造を有する。すなわち、表示装置DSPは、液晶表示セルC1(第2基板SUB21)の上面に位相差板の下面が接着され、当該位相差板の上面に偏光板PL2が更に接着される構成となる。
また、表示装置DSPにおいては、調光セルC2の下面側に位相差板付き偏光板PL3が配置されるが、この位相差板付き偏光板PL3は、図9に示すように調光セルC2側から接着層(粘着剤)、位相差板、接着層(粘着剤)、保護層(TAC)、偏光素子層(PVA)及び保護層(TAC)の順に積層された構造を有する。すなわち、表示装置DSPは、調光セルC2(第1基板SUB12)の下面に位相差板の上面が接着され、当該位相差板の下面に更に偏光板PL3が接着される構成となる。
上記したように本実施形態においては、偏光板PL1(第1偏光板)の主面(第1面)1Aが液晶表示セルC1(第1液晶セル)と接着され、当該偏光板PL1の反対側の主面(第1面と対向する第2面)1Bが調光セルC2(第2液晶セル)と接着される構成により、液晶表示セルC1と調光セルC2との間の偏光板を1枚化することで、液晶表示セルC1と調光セルC2との間の距離(セル間距離)を小さくすることができる。このようなセル間距離の狭小化は上記した図3において説明した二重像の解消に寄与し、表示装置DSPにおける表示品位を向上させることが可能となる。
更に、本実施形態において、偏光板PL1は、積層される第1及び第2偏光素子層を含み、偏光素子層が2層化された構造を有する。換言すれば、本実施形態において偏光板PL1に含まれる偏光素子層は、液晶表示セルC1、調光セルC2及び偏光板PL1を挟んで対向する偏光板PL2(第2偏光板)及び偏光板PL3(第3偏光板)に含まれる偏光素子層(1層)よりも厚く形成されている。本実施形態においては、このような構成により、偏光素子層の厚膜化によって偏光板PL1の偏光特性を向上させることができる。
すなわち、本実施形態においては、液晶表示セルC1と調光セルC2との間の偏光板を1枚化すること(つまり、セル間距離の狭小化)による表示品位の向上と、偏光素子層の厚膜化による偏光特性の向上とを同時に実現することが可能となる。
なお、本実施形態における偏光板PL1のように偏光素子層を2層化する構成によれば、単に偏光素子層(PVA)単層を厚膜化する場合と比較して、より容易に製造する(つまり、製造の容易性を実現する)ことができるという更なる利点もある。
また、本実施形態において、偏光板PL1は上記した第1及び第2偏光素子層を挟んで対向する第1及び第2保護層を更に含む構成により、当該第1及び第2偏光素子層を適切に保護することができる。なお、第1及び第2偏光素子層は、第1及び第2保護層よりも薄く形成される。
ここで、上記した図7においては偏光板PL1に含まれる第1及び第2偏光素子層が直接積層される構成について説明したが、偏光板PL1は、図10に示すように第3保護層(TAC)を介して第1及び第2偏光素子層が積層される構造を有していてもよい。このような偏光板PL1の場合は、図7に示す偏光板PL1の構造と比較して第3保護層の分だけセル間距離が大きくなるが、本実施形態の比較例に係る表示装置DSP´よりはセル間距離を小さくすることができ、かつ、より適切に第1及び第2偏光素子層を保護することができる。
更に、本実施形態において、偏光板PL1は上記した第1及び第2偏光素子層と第1及び第2保護層とを挟んで対向する第1及び第2接着層を更に含み、当該偏光板PL1の上面(第1面)は第1接着層を介して液晶表示セルC1の第1基板SUB11(第1基板)と接着され、当該偏光板PL1の下面(第2面)は第2接着層を介して調光セルC2の第2基板SUB22(第4基板)と接着される。このような構成によれば、上記した本実施形態の比較例において用いられる液晶表示セルC1及び調光セルC2を接着させるための接着層AD(OCA)を省略することができるため、セル間距離を小さくすることができる。
また、本実施形態において位相差板を用いる構成とする場合、表示装置DSPは、液晶表示セルC1及び調光セルC2を挟んで対向する位置に配置される一対の位相差板(第1及び第2位相差板)を備える。この場合、第1位相差板の下面(第3面)は液晶表示セルC1の第2基板SUB21(第2基板)と接着され、第2位相差板の上面(第5面)は調光セルC2の第1基板SUB12(第3基板)と接着される。また、第1位相差板の上面(第4面)は偏光板PL2と更に接着され、第2位相差板の下面(第6面)は偏光板PL3と更に接着される。このような構成によれば、視野角特性(コントラスト)を向上させるために位相差板を用いる場合であっても当該位相差板を液晶表示セルC1と調光セルC2との間に配置する必要がないため、セル間距離を小さくすることができる。
なお、本実施形態においては位相差板(つまり、位相差板付き偏光板PL2及び位相差板付き偏光板PL3)を用いる構成について主に述べたが、本実施形態は、液晶表示セルC1の上面及び調光セルC2の下面に単に偏光板PL2及びPL3のみを配置する表示装置DSPに適用することも可能である。
以上、本発明の実施形態として説明した表示装置及び偏光板を基にして、当業者が適宜設計変更して実施して実施し得る全ての表示装置及び偏光板も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変形例に想到し得るものであり、それら変形例についても本発明の範囲に属するものと解される。例えば、上述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、若しくは設計変更を行ったもの、または、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述の実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について、本明細書の記載から明らかなもの、または当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
DSP…表示装置、PNL1…液晶表示パネル、PNL2…調光パネル、BL…バックライトユニット、SUB11,SUB12…第1基板、SUB21,SUB22…第2基板、C1…液晶表示セル(第1液晶セル)、C2…調光セル(第2液晶セル)、PL1〜PL3…偏光板(第1〜第3偏光板)。

Claims (13)

  1. 画像を表示する第1液晶セルと、
    前記第1液晶セルに表示される画像に応じて光源からの光の透過率を制御する第2液晶セルと、
    第1面及び当該第1面と対向する第2面を有し、前記第1面が前記第1液晶セルと接着され、前記第2面が前記第2液晶セルと接着される第1偏光板と
    を具備し、
    前記第1偏光板は、積層される第1及び第2偏光素子層を含む
    表示装置。
  2. 前記第1偏光板は、前記第1及び第2偏光素子層を挟んで対向する第1及び第2保護層を更に含む請求項1記載の表示装置。
  3. 前記第1及び第2偏光素子層は、直接積層される請求項2記載の表示装置。
  4. 前記第1偏光板は、第3保護層を更に含み、
    前記第1及び第2偏光素子層は、前記第3保護層を介して積層される
    請求項2記載の表示装置。
  5. 前記第1偏光板は、前記第1及び第2偏光素子層と前記第1及び第2保護層とを挟んで対向する第1及び第2接着層を更に含み、
    前記第1偏光板が有する第1面は、前記第1接着層を介して前記第1液晶セルと接着され、
    前記第1偏光板が有する第2面は、前記第2接着層を介して前記第2液晶セルと接着される
    請求項2記載の表示装置。
  6. 前記第1及び第2偏光素子層は、前記第1及び第2保護層よりも薄く形成されている請求項2記載の表示装置。
  7. 第1及び第2位相差板を更に具備し、
    前記第1液晶セルは、第1基板及び第1基板と対向する第2基板を備え、
    前記第2液晶セルは、第3基板及び第3基板と対向する第4基板を備え、
    前記第1偏光板が有する第1面は、前記第1基板と接着され、
    前記第1偏光板が有する第2面は、前記第4基板と接着され、
    前記第1位相差板は、前記第2基板と接着され、
    前記第2位相差板は、前記第3基板と接着される
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 第2及び第3偏光板を更に具備し、
    前記第1位相差板は、前記第2基板と接着される第3面及び当該第3面と対向する第4面を有し、
    前記第2位相差板は、前記第3基板と接着される第5面及び当該第5面と対向する第6面を有し、
    前記第2偏光板は、前記第1位相差板が有する第4面と接着され、
    前記第3偏光板は、前記第2位相差板が有する第6面と接着される
    請求項7記載の表示装置。
  9. 画像を表示する第1液晶セルと、
    前記第1液晶セルに表示される画像に応じて光源からの光の透過率を変化させる第2液晶セルと、
    第1面及び当該第1面と対向する第2面を有し、前記第1面が前記第1液晶セルと接着され、前記第2面が前記第2液晶セルと接着される第1偏光板と、
    前記第1液晶セル、前記第2液晶セル及び前記第1偏光板を挟んで対向する第2及び第3偏光板と
    を具備し、
    前記第1乃至第3偏光板は、偏光素子層を含み、
    前記第1偏光板に含まれる偏光素子層は、前記第2及び第3偏光板に含まれる偏光素子層よりも厚く形成されている
    表示装置。
  10. 第1保護層と、
    前記第1保護層と対向する第2保護層と、
    前記第1保護層と前記第2保護層との間に位置する偏光素子層と、
    を具備し、
    前記偏光素子層は、第1偏光素子層と、前記第1偏光素子層上に設けられた第2偏光素子層と、を有し、
    前記第1偏光素子層と前記第2偏光素子層は、互いに接している、偏光板。
  11. 前記第1保護層は、第1面と前記第1面と反対側に位置し前記偏光素子層と対向する第2面と、を有し、
    前記第1保護層は、前記第1面側に接着剤層を有している、請求項10に記載の偏光板。
  12. 前記第2保護層は、前記偏光素子層と対向する第3面と前記第3面と反対側に位置する第4面と、を有し、
    前記第2保護層は、前記第4面側に接着剤層を有している、請求項10または11に記載の偏光板。
  13. 前記第1保護層及び前記第2保護層の一方は、前記偏光素子層と対向する面とは反対側の面に接着剤層を有している、請求項10に記載の偏光板。
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