JP2022001074A - 内視鏡用コネクタおよび内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 温度変化による体積変化と製造過程の結晶化による収縮でのクラックを抑制し、高い耐薬品性を有する内視鏡用コネクタの提供。【解決手段】 内視鏡用コネクタ5は、外部機器に接続されるプラグ部30と、プラグ部30に設けられ、複数の金属端子部46,47が配設され、第1の樹脂により成形された第1の成形体40と、プラグ部30に設けられ、第1の成形体40を内設し、複数の金属端子部46,47の電気接点部41,42が露出するように第2の樹脂の射出成型により第1の成形体40の外表面を覆うように成形された第2の成形体50と、を有し、第1の成形体40は、第2の成形体50を形成する第2の樹脂よりも剛性が低い第1の樹脂から形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置などの外部機器に接続される内視鏡用コネクタおよび内視鏡に関する。
医療機器である内視鏡装置は、周辺機器であるビデオプロセッサ、光源装置などに接続される。そのため、内視鏡装置は、ビデオプロセッサ、光源装置などと着脱自在に接続できるコネクタユニットである内視鏡用コネクタが信号ケーブルの延出端に配設されている。この内視鏡用コネクタは、外部機器であるビデオプロセッサ、光源装置などに接続される。
このような内視鏡の内視鏡用コネクタは、例えば、特許文献1に開示されているように、接点端子を埋め込んだ樹脂部品から形成されたプラグ部を有している。従来の内視鏡用コネクタのプラグ部は、複数の金属端子を樹脂で覆うために、これら複数の金属端子を圧入した樹脂製の1次成形体に、さらに外装となる樹脂製の2次成形体を射出成型により形成された構成となっている。
特開2017−6163号公報
ところで、従来の内視鏡コネクタは、種々の滅菌消毒工程への耐性を確保するために、樹脂材料に高い耐薬品性を有するスーパエンジニアリングプラスチックが用いられる。
そして、内視鏡用コネクタは、金属端子の位置精度の確保、並びに2次成形時の樹脂の密着性を確保するために、1次成形体にガラス繊維入りの樹脂が用いられ、2次成形体にガラス繊維無しの1次成形体と同じ樹脂が用いられる場合がある。
しかし、2次成形体に用いるガラス繊維無しの樹脂は、1次成形体に用いるガラス繊維入りに対して線膨張係数が大きいため、輸送時、保管時などの際に氷点下の低温環境下に曝されると、2次成形体の方が1次成形体よりも大きく収縮してしまい、2次成形体にクラックが発生してしまうという課題があった。
さらに、1次成形体および2次成形体を形成する樹脂に結晶性樹脂を用いた場合、1次成形体のガラス繊維入り樹脂に対して2次成形体のガラス繊維無し樹脂の方が結晶化時の収縮量が大きいため、成形後のアニール処理などにより結晶化が進むと2次成形体の方が大きく収縮して同じくクラックが発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、温度変化による体積変化と製造過程の結晶化による収縮でのクラックを抑制し、高い耐薬品性を有する内視鏡用コネクタおよび内視鏡を提供することを目的とする。
本発明の一態様における内視鏡用コネクタは、外部機器に接続されるプラグ部と、前記プラグ部に設けられ、複数の金属端子部が配設され、第1の樹脂により成形された第1の成形体と、前記プラグ部に設けられ、前記第1の成形体を内設し、前記複数の金属端子部の電気接点部が露出するように第2の樹脂の射出成型により前記第1の成形体の外表面を覆うように成形された第2の成形体と、を有し、前記第1の成形体は、前記第2の成形体を形成する前記第2の樹脂よりも剛性が低い前記第1の樹脂から形成されている。
本発明の一態様における内視鏡は、外部機器に接続されるプラグ部と、前記プラグ部に設けられ、複数の金属端子部が配設され、第1の樹脂により成形された第1の成形体と、前記プラグ部に設けられ、前記第1の成形体を内設し、前記複数の金属端子部の電気接点部が露出するように第2の樹脂の射出成型により前記第1の成形体の外表面を覆うように成形された第2の成形体と、を有し、前記第1の成形体は、前記第2の成形体を形成する前記第2の樹脂よりも剛性が低い前記第1の樹脂から形成されている内視鏡用コネクタを備えている。
本発明によれば、温度変化による体積変化と製造過程の結晶化による収縮でのクラックを抑制し、高い耐薬品性を有する内視鏡用コネクタおよび内視鏡を提供することができる。
本発明の一態様の内視鏡を示す斜視図 同、内視鏡用コネクタを示す斜視図 同、内視鏡用コネクタのプラグ部を示す斜視図 同、1次成形体および2次成形体から形成されるプラグ部の概略的な斜視図 同、1次成形体を示す斜視図 同、1次成形体に2次成形体が形成されたプラグ部を示す斜視図 同、1次成形体および2次成形体から形成されたプラグ部の縦方向の断面図 同、1次成形体および2次成形体から形成されたプラグ部の横方向の断面図
ここでは、内視鏡に設けられる内視鏡用コネクタの一態様を例に挙げて説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態に基づく図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
以下、本発明の一態様の医療機器である内視鏡の内視鏡用コネクタについて、図面に基づいて説明する。
図1は、一態様の内視鏡を示す斜視図、図2は内視鏡用コネクタを示す斜視図、図3は内視鏡用コネクタのプラグ部を示す斜視図、図4は1次成形体および2次成形体から形成されるプラグ部の概略的な斜視図、図5は1次成形体を示す斜視図、図6は1次成形体に2次成形体が形成されたプラグ部を示す斜視図、図7は1次成形体および2次成形体から形成されたプラグ部の縦方向の断面図、図8は1次成形体および2次成形体から形成されたプラグ部の横方向の断面図である。
先ず、内視鏡1は、図1に示すように、観察対象部位、ここでは大腸などの管腔内へ挿入する細長の長尺部材としての挿入部2と、この挿入部2の基端部に連設された操作部3と、この操作部3の側面より延設された複合ケーブルであるユニバーサルケーブル4と、このユニバーサルケーブル4の端部に設けられて光源装置と一体のビデオプロセッサ(不図示)である外部機器に着脱自在に接続される医療機器用コネクタである内視鏡用コネクタ5と、を有している。
なお、内視鏡1は、例示するような挿入部2が軟性のものに限定されることなく、種々の内視鏡、例えば、挿入部が硬質な外科用の内視鏡でもよい。さらに、本実施の形態の内視鏡用コネクタ5は、内視鏡用に限定されることなく、種々の医療機器用のコネクタにも適用できる技術を備えているものである。
内視鏡1の挿入部2は、先端側に撮像手段が内蔵された先端部6を有し、この先端部6の後部に湾曲自在な可動部としての湾曲部7が連続されている。
さらに、この湾曲部7の後部に軟性の管状の部材より形成される長尺で可撓性を有する可撓管部8が連設されている。この挿入部2の可撓管部8は、基端部が操作部3の折れ止9と接続されている。
内視鏡1の操作部3は、折れ止9と連設され、ユーザが使用時に把持する把持部10を備えており、挿入部2内に配設されている処置具チャンネル(不図示)の基端開口を構成する処置具挿入口11が折れ止9と把持部10の連設部分に設けられている。
また、操作部3の把持部10には、挿入部2の湾曲部7の湾曲操作を行う、ここでは2つの湾曲操作ノブ15と、これら湾曲操作ノブ15を所望の回転位置で固定するための固定レバー16と、を有する湾曲操作部17が配設されている。さらに、把持部10には、各種内視鏡機能を操作するためのスイッチ類13,14が設けられている。
なお、内視鏡1のユニバーサルケーブル4は、操作部3または内視鏡用コネクタ5と接続された両端部分の外周部を被覆するように接続強度を維持して捩れなどによる損傷を防止するための折れ止18,19が配設されている。
次に、本実施の形態の内視鏡1が備える内視鏡用コネクタ5の構成について以下に説明する。なお、本実施の形態の内視鏡用コネクタ5は、ユニバーサルケーブル4の終端となる内視鏡1の基端に配設されているため、ユニバーサルケーブル4に接続される側を先端(前方)とし、外部機器に接続される側を基端(後方)として、以下に説明する場合がある。
先ず、図2に示すように、基端側から順に、2段連設形成されて外径が異なるように一体形成された略円柱状のプラグ部30と、このプラグ部30と水密に固定される円盤状フレームである金属製のフランジ部22と、このフランジ部22と水密に接続され、ユニバーサルケーブル4側の折れ止19に向けて径が細くなった樹脂製の管状ケース体である外装ケース23と、を有している。
プラグ部30は、複数の電気接点部41,42が外表面に並設されている。プラグ部30の端面(基端面)からは、光源装置などの外部機器からの照明光が入射されるライトガイド口金21が延設されている。また、外装ケース23は、ここでは図示しない送水口金、前方送水口金、吸引口金などが設けられている。
ここで、本実施形態の要部となるプラグ部30の構成について以下に詳しく説明する。
図3に示すように、プラグ部30は、内視鏡用コネクタ5において外部に露出する略円柱状のプラグ本体31の外周一部が切り欠かれた平面部32と、この平面部32から先端側に向けた傾斜面33と、を有している。
プラグ部30は、プラグ本体31の先端側に、このプラグ本体31よりも細径となってフランジ部22が接続される柱状の接続部34が段形成されている。
プラグ部30のプラグ本体31の外周面には、複数の電気接点部42が略同一面内で露出するように並設されている。また、プラグ部30の平面部32には、複数の電気接点部41が略同一面内で露出するように並設されている。
なお、プラグ部30は、ライトガイド口金21が接続される金属管状のソケット部25が埋設されている。
プラグ部30は、図4に示すように、複数の電気接点部42の位置精度を確保できる非晶性樹脂のスーパエンジニアリングプラスチック樹脂によって射出成型された第1の成形体である1次成形体40と、この1次成形体40が内設するように、耐薬性の高い結晶性樹脂のスーパエンジニアリングプラスチック樹脂の射出成型により1次成形体40の外表面を覆った第2の成形体である2次成形体50と、を有している。なお、プラグ部30は、2次成形体50によって外装が形成される。
1次成形体40は、図5に示すように、紙面に向けて上方側となる先端分部に断面半月状の電気接点保持部43と、紙面に向けて下方側となる基端側に太径の断面半月状の電気接点配列部44と、を有するようにスーパエンジニアリングプラスチック樹脂により射出成型される。
このように形成された1次成形体40は、電気接点配列部44に複数の電気接点部41,42(なお、図5では複数の電気接点部41が死角となっている)が配列された複数の金属端子部46,47が圧入されて配設される。このとき、複数の金属端子部46,47は、電気接点部41,42と反対側の端部が電気接点保持部43の表面45から突出する。
なお、金属端子部46,47は、銅などの細長な短冊状の金属板体に複数個所、折り曲げて電気接点部41,42を形成した導電性金属部材である(図8参照)。
また、2次成形体40には、ソケット部25などが埋設されている。
この1次成形体40は、図示しない金型に収容されて、図6および図7に示すように、外表面を覆うように結晶性樹脂のスーパエンジニアリングプラスチック樹脂により2次成形体50が射出成型により形成される。
2次成形体50は、複数の金属端子部46,47、ソケット部25の表面に対して気密/水密が保持された状態で密着して接合される。
2次成形体50は、内視鏡用コネクタ5の外装ケース23の内部に位置して外部に露出しない先端側の端面53にソケット部25に連通する開口部52が形成されている。なお、2次成形体50の端面53からは、複数の金属端子部46,47の端部が突出するように2次成形体50が形成される。
即ち、複数の金属端子部46,47は、一部が2次成形体50に埋設された状態となる。なお、複数の金属端子部46,47の端部は、図示しない電気ケーブルが半田付されるものである。
以上に説明したように、本実施の形態の内視鏡用コネクタ5に用いられるプラグ部30は、1次成形体40を形成する樹脂に複数の金属端子部46,47の位置精度を確保できる非晶性樹脂のスーパエンジニアリングプラスチック樹脂が用いられる。なお、1次成形体40を形成する樹脂は、ガラス繊維入りの樹脂としてもよい。
そして、プラグ部30は、1次成形体40を覆う2次成形体50を形成する樹脂に耐薬性の高い結晶性樹脂のスーパエンジニアリングプラスチック樹脂が用いられる。
なお、1次成形体40を形成する樹脂は、2次成形体50を形成する樹脂よりも柔らかい(剛性の低い)スーパエンジニアリングプラスチック樹脂材料が用いられる。
その一例として、プラグ部30は、1次成形体40がポリフェニルサルホン樹脂(PPSU)を用いて形成され、2次成形体50がポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)を用いて形成される。
また、1次成形体40に用いられる非晶性樹脂のポリフェニルサルホン樹脂(PPSU)は、2次成形体50に用いられる結晶性樹脂のポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)よりも柔らかい(剛性の低い)スーパエンジニアリングプラスチック樹脂材料である。
このように構成された内視鏡用コネクタ5のプラグ部30は、例えば、輸送時、保管時などの際に氷点下の低温環境下に曝されて2次成形体50が1次成形体40よりも大きく収縮しても1次成形体40を剛性の低い樹脂により、図7および図8の矢印に示す内部方向への2次成形体50の収縮を吸収して、2次成形体50へのクラックの発生が抑制される。
さらに、プラグ部30は、2次成形体50を形成する耐薬性の高い樹脂にポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)などの結晶性樹脂を用いた場合、製造過程におけるアニール処理などの熱処理時に2次成形体50が大きく収縮しても、剛性の低い1次成形体40が2次成形体50の収縮を吸収して、2次成形体50へのクラックの発生が抑制される。
このように、プラグ部30は、2次成形体50の収縮を1次成形体40が変形して吸収することで2次成形体50のクラックの発生が抑制される。
なお、アニール処理などの熱処理において、2次成形体50をポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)とした場合、例えば、220℃に加熱される。そして、2次成形体50が冷却されて結晶化する過程において、1次成形体40を成形するポリフェニルサルホン樹脂(PPSU)の荷重たわみ温度(ガラス転移点)がアニール処理の温度以下である207℃となっており熱により軟化するため、2次成形体50の収縮を1次成形体40が変形して吸収する。
さらに、2次成形体50に用いられるポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)よりも溶融温度が低い材料となるポリフェニルサルホン樹脂(PPSU)を1次成形体40に用いることで、2次成形時においては、1次成形体40の表面が溶融して、2次成形体50と混ざりながら成形されるため、樹脂同士の界面が強固に密着して防水性を確保することができる。
以上の説明から、本実施の形態の内視鏡1に設けられる内視鏡用コネクタ5は、プラグ部30の外装となる2次成形体50に耐薬性の高い樹脂を用い、この2次成形体50に覆われる1次成形体40に2次成形体50よりも剛性が低く、アニール処理時の温度よりも荷重たわみ温度(ガラス転移点)が低い樹脂を用いることで、温度変化による体積変化と製造過程の結晶化による収縮による2次成形体50のクラックを抑制する構成となっている。
なお、以上に記載の本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡
2…挿入部
3…操作部
4…ユニバーサルケーブル
5…内視鏡用コネクタ
6…先端部
7…湾曲部
8…可撓管部
9,18,19…折れ止
10…把持部
11…処置具挿入口
13,14…スイッチ類
15…湾曲操作ノブ
16…固定レバー
17…湾曲操作部
21…ライトガイド口金
22…フランジ部
23…外装ケース
25…ソケット部
30…プラグ部
31…プラグ本体
32…平面部
33…傾斜面
34…接続部
40…1次成形体
41,42…電気接点部
43…電気接点保持部
44…電気接点配列部
45…表面
46,47…金属端子部
50…2次成形体
52…開口部
53…端面

Claims (7)

  1. 外部機器に接続されるプラグ部と、
    前記プラグ部に設けられ、複数の金属端子部が配設され、第1の樹脂により成形された第1の成形体と、
    前記プラグ部に設けられ、前記第1の成形体を内設し、前記複数の金属端子部の電気接点部が露出するように第2の樹脂の射出成型により前記第1の成形体の外表面を覆うように成形された第2の成形体と、
    を有し、
    前記第1の成形体は、前記第2の成形体を形成する前記第2の樹脂よりも剛性が低い前記第1の樹脂から形成されていることを特徴とする内視鏡用コネクタ。
  2. 前記プラグ部において、前記第1の成形体の熱収縮率は、前記第2の成形体の熱収縮率以下であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  3. 前記プラグ部において、前記第1の成形体の荷重たわみ温度は、前記第2の成形体のアニール処理時の温度以下であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  4. 前記第2の樹脂は、結晶性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用コネクタ。
  5. 前記第1の樹脂は、非晶性樹脂であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡用コネクタ。
  6. 前記第1の樹脂がポリフェニルサルホン樹脂であって、前記第2の樹脂がポリエーテルエーテルケトン樹脂であることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用コネクタ。
  7. 請求項1に記載の内視鏡用コネクタを備えたことを特徴とする内視鏡。
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