本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2018年8月31日に中国国家知識産権局に出願された「REFERENCE SIGNAL SENDING METHOD, REFERENCE SIGNAL RECEIVING METHOD, DEVICE, AND SYSTEM」と題する中国特許出願第PCT/CN2018/103666号の優先権を主張する。
本出願は、通信技術の分野に関し、詳細には、参照信号送信方法、参照信号受信方法、デバイス、及びシステムに関する。
ワイヤレス通信システムでは、端末デバイスは2つの状態を有する。1つは接続状態であり、これは、端末デバイスがネットワークデバイスへの接続を確立しており、通信を直接実施することができることを示す。1つはアイドル状態であるか、又はスリープ状態と呼ばれ、これは、端末デバイスがネットワークデバイスと直接通信することができないことを示す。端末デバイスが、送信するか又は受信すべきサービスデータを有しないとき、端末デバイスは、電力消費量を低減するためにアイドル状態に入り得る。ネットワークデバイスが、端末デバイスにサービスデータを送信する必要があるか、又は何らかのサービスデータを報告するように端末デバイスに要求するとき、ネットワークデバイスは、ページング機構を使用することによって端末デバイスに通知し得る。アイドル状態における端末デバイスは、周期的にウェイクアップして物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)を監視し、PDCCH中にページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出する。ページングスケジューリングメッセージが存在し、ページングスケジューリングがその端末デバイスに固有である場合、アイドル状態における端末デバイスは、接続状態に切り替わって、サービスデータを送信するか又は受信する。端末デバイスがウェイクアップするロケーションはページング機会(paging occasion、PO)と呼ばれる。
しかし、現在のモノのインターネットでは、多くのサービスはアクティブ報告タイプであり、即ち、アップリンク送信が主に実施され、ページング確率は比較的低い。従って、ネットワークデバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、ほとんどのPDCCHサーチスペース中で、対応するページングスケジューリングメッセージを送らないが、端末デバイスは、端末デバイスに対応する各POにおいてPDCCHを監視し始める必要が依然としてある。開始サブフレームが、各POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペースでは、端末デバイスは、PDCCHサーチスペースの第1の候補ロケーションから開始して、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施し、次いで、ページングスケジューリングメッセージが存在しないと決定する。これは、端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
これに基づいて、現在の技術では、ネットワークデバイスは、POの前に端末デバイスにウェイクアップ信号(wakeup signal、WUS)を送信し得るし、WUSは、端末デバイスがPDCCHを監視する必要があるかどうかを示すために使用される。端末デバイスがPOの前にWUSを検出するとき、端末デバイスは、PDCCHを監視し続ける必要がある。端末デバイスがPOの前にWUSを検出しない場合、それは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ネットワークデバイスが、対応するページングスケジューリングメッセージを送らず、端末デバイスがPDCCHを監視する必要がないことを示す。
しかし、端末デバイスが、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、ネットワークデバイスがページング機会の前にWUSを送らない場合でも、端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始める必要があり、最大WUS持続時間(maximum WUS duration)が終了した後にのみ、端末デバイスは、WUSが存在しないことを知る。これも、端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
従って、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを端末デバイスが検出するとき、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかを端末デバイスが検出するとき、どのように端末デバイスの電力消費量を低減すべきかが、現在解決されるよう喫緊に求められている問題である。
本出願の実施形態は、端末デバイスの電力消費量を低減するための、参照信号受信方法、参照信号送信方法、デバイス、及びシステムを提供する。
上記の目的を達成するために、本出願の実施形態において以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、参照信号送信方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスが、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。ネットワークデバイスは、時間領域リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。言い換えれば、本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信方法によれば、一態様では、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。別の態様では、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
第2の態様によれば、参照信号受信方法が提供される。本方法は、端末デバイスが、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。端末デバイスは、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。言い換えれば、本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第1の態様又は第2の態様に関して、可能な設計では、例えば、時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースであり得る。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、同じ周波数領域リソースであり得る。
代替として、第1の態様又は第2の態様に関して、可能な設計では、周波数領域リソースは、代替として、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースでないことがある。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、異なる周波数領域リソースであり得る。この場合、ネットワークデバイスは、第1の周波数領域リソースインジケーションパラメータを使用することによって端末デバイスに、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースを示し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様に関して、可能な設計では、時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、又は1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装では、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、又は1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装方法では、第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。代替として、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の、最初のX1個の(連続する)サブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。第1の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、ページング機会に対応するサブフレームは、ページング機会が位置するサブフレームであり得るか、又はページング機会の後の第1の有効サブフレームであり得るし、X1個の(連続する)サブフレームは、X1個の(連続する)有効サブフレームであり、Y1個の(連続する)サブフレームは、Y1個の(連続する)有効サブフレームである。連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第1の構成情報を送信することをさらに含む。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第1の構成情報を受信することをさらに含む。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。このようにして、ネットワークデバイスから第1の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第1の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第1の構成情報が、第1の持続時間と、X1及びY1のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第1の構成情報が、X1及びY1のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。代替として、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第2の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。ウェイクアップ信号の開始サブフレームが有効サブフレームであるので、第2の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、X2個の(連続する)サブフレームは、X2個の(連続する)有効サブフレームであり、Y2個の(連続する)サブフレームは、Y2個の(連続する)有効サブフレームである。連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第2の構成情報を送信することをさらに含む。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第2の構成情報を受信することをさらに含む。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。このようにして、ネットワークデバイスから第2の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第2の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第2の構成情報が、第1の持続時間と、X2及びY2のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第2の構成情報が、X2及びY2のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、F1ビットのビットマップによって表され得るし、F1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F1個のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F1は、第1の持続時間中の全てのページング機会の数量である。
代替として、第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第3の構成情報を送信することをさらに含む。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第3の構成情報を受信することをさらに含む。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。このようにして、端末デバイスは、第3の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、F2ビットのビットマップによって表され得るし、F2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F2個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F2は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号の数量である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第4の構成情報を送信することをさらに含む。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第4の構成情報を受信することをさらに含む。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。このようにして、端末デバイスは、第4の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X1とY1の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第1の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X1及びY1は、式X1+Y1=min{4T/nB,a}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、aは、第1の指定された値である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X2とY2の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第2の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X2及びY2は、式X2+Y2=min{4T/nB,b}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、bは、第2の指定された値である。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに第1のインジケーション情報を送信することをさらに含む。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから第1のインジケーション情報を受信することをさらに含む。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
もちろん、本出願のこの実施形態では、代替として、第1のインジケーション情報は構成されなくてよいが、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることが、プロトコルにおいてあらかじめ決定される。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスから第2のインジケーション情報を受信することをさらに含む。第2のインジケーション情報は、端末デバイスが、前もってウェイクアップ信号及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示すために使用される。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスに第2のインジケーション情報を送信することをさらに含む。第2のインジケーション情報は、端末デバイスが、前もってウェイクアップ信号及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示すために使用される。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースが第3の時間領域リソースと重複する(overlap)とき、参照信号は、それらの2つの時間領域リソースのユニオン集合上で送信され得る。第3の時間領域リソースは、候補ロケーションに対応する時間領域リソース、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前のT1個のサブフレーム、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後のT2個のサブフレームを含み、T1は0以上の整数であり、T2は0以上の整数である。例えば、NB−IoTシステムでは、T2は10に等しいことがあり、T2は4に等しいことがある。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、時間領域リソースは、第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第3の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会に対応するサブフレーム、M3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、又はM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M3は1以上の整数であり、N3は1以上の整数であり、M3はN3以上であり、X5は0以上の整数であり、Y5は0以上の整数であり、M3は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第4の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、M4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、又はM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY6個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M4は1以上の整数であり、N4は1以上の整数であり、M4はN4以上であり、X6は0以上の整数であり、Y6は0以上の整数であり、M4は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3ビットのビットマップによって表され、M3ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M3個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4ビットのビットマップによって表され、M4ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M4個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M3が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、M3が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はM3が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第5の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M3は、式M3=max{α1×(4/T)×nB,1}を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α1は、第5の指定された値である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M4が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、M4が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はM4が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第6の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M4は、式M4=max{α2×(4/T)×nB,1}を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α2は、第6の指定された値である。
第3の態様によれば、参照信号送信方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに測定サブフレームに関する情報を送信することを含む。ネットワークデバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。ネットワークデバイスは、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第4の態様によれば、参照信号受信方法が提供され、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから測定サブフレームに関する情報を受信することを含む。端末デバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。端末デバイスは、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、端末デバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第3の態様又は第4の態様に関して、可能な設計では、測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
第3の態様又は第4の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップを含み得る。
第3の態様又は第4の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
第5の態様によれば、参照信号送信方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。ネットワークデバイスは、時間領域リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、第1の持続時間中の決定された時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第6の態様によれば、参照信号受信方法が提供され、本方法は、端末デバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。端末デバイスは、時間領域リソース上で、ネットワークデバイスによって送られた参照信号を受信する。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、端末デバイスは、第1の持続時間中の決定された時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第5の態様又は第6の態様の関係する実装については、第1の態様又は第2の態様を参照されたい。例えば、違いは、第5の態様又は第6の態様では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームの和が、第3の指定された値に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX4個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY4個のサブフレームの和が、第4の指定された値に関係するが、第1の態様又は第2の態様では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームの和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームの和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することにある。他の関係する説明については、第1の態様又は第2の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第3の指定された値及び/又は第4の指定された値は、システムメッセージ若しくは上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいてあらかじめ決定され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第7の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様による方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装され得るか、又は対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第8の態様によれば、プロセッサ及びメモリを含む、ネットワークデバイスが提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。ネットワークデバイスが走らされたとき、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、ネットワークデバイスは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施する。
第9の態様によれば、プロセッサを含む、ネットワークデバイスが提供される。プロセッサは、メモリに結合し、メモリ中の命令を読み取り、次いで、命令に従って、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施するように構成される。
第10の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶する。命令がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施することを可能にされる。
第11の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施することを可能にされる。
第12の態様によれば、装置(例えば、装置はチップシステムであり得る)が提供される。本装置は、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様における機能、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際にネットワークデバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、本装置はメモリをさらに含む。メモリは、ネットワークデバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。本装置がチップシステムであるとき、チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。
第7の態様から第12の態様におけるいずれかの設計方式の技術的効果については、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様における様々な設計方式の技術的効果を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第13の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様による方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装され得るか、又は対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第14の態様によれば、プロセッサ及びメモリを含む、端末デバイスが提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。端末デバイスが走らされたとき、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、端末デバイスは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施する。
第15の態様によれば、プロセッサを含む、端末デバイスが提供される。プロセッサは、メモリに結合し、メモリ中の命令を読み取り、次いで、命令に従って、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様による参照信号送信方法を実施するように構成される。
第16の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶する。命令がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施することを可能にされる。
第17の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施することを可能にされる。
第18の態様によれば、装置(例えば、装置はチップシステムであり得る)が提供される。本装置は、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様における機能、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際に端末デバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、本装置はメモリをさらに含む。メモリは、端末デバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。本装置がチップシステムであるとき、チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。
第13の態様から第18の態様におけるいずれかの設計方式の技術的効果については、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様における様々な設計方式の技術的効果を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第19の態様によれば、通信システムが提供される。通信システムは、端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。ネットワークデバイスは、本出願の実施形態において提供される第1の態様又は解決策においてネットワークデバイスによって実施されるステップを実施するように構成され、端末デバイスは、本出願の実施形態において提供される第2の態様又は解決策において端末デバイスによって実施されるステップを実施するように構成される。代替として、ネットワークデバイスは、本出願の実施形態において提供される第3の態様又は解決策においてネットワークデバイスによって実施されるステップを実施するように構成され、端末デバイスは、本出願の実施形態において提供される第4の態様又は解決策において端末デバイスによって実施されるステップを実施するように構成される。代替として、ネットワークデバイスは、本出願の実施形態において提供される第5の態様又は解決策においてネットワークデバイスによって実施されるステップを実施するように構成され、端末デバイスは、本出願の実施形態において提供される第6の態様又は解決策において端末デバイスによって実施されるステップを実施するように構成される。
本出願のこれらの態様又は他の態様は、以下の実施形態の説明においてより明らかであり、より理解しやすい。
現在の技術におけるNB−IoTシステムにおいてNPDCCHサーチスペース中で検出を実施する概略図である。
現在の技術においてDRX期間中にネットワークデバイス上で構成されたPOロケーションの概略図である。
異なるnBに対応し、現在の技術におけるNB−IoTシステムにおいてDRX期間中にネットワークデバイス上で構成されたPOロケーションの概略図である。
現在の技術においてWUSの開始サブフレームを決定する概略図である。
本出願の実施形態による通信システムの概略アーキテクチャ図である。
本出願の実施形態による端末デバイス及びネットワークデバイスのハードウェア構造の概略図である。
本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法の概略フローチャート1である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図1である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図2である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図3である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図4である。
本出願の実施形態によるNB−IoTシステムにおいてNPDCCHサーチスペース中で検出を実施する概略図である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図5である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図6である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図7である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図8である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図9である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図10である。
本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法の概略フローチャート2である。
本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法の概略フローチャート3である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図11である。
本出願の実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図12である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図13である。
本出願の実施形態における技術的解決策を理解しやすくするために、本出願の関係する技術について、最初に以下で手短に説明される。
1.PO
端末デバイスがアイドル状態にあるとき、ネットワークデバイスは、ページング機構を使用することによって、端末デバイスが接続状態に入って情報を交換する必要があるかどうかを端末デバイスに通知する。この場合、端末デバイスは、後続の応答を実施するためにPDCCHを監視する必要がある。しかし、端末デバイスがアイドル状態でPDCCHを監視し続けた場合、端末デバイスの大きい電力消費量が生じる。アイドル状態では、間欠受信(discontinuous reception、DRX)期間に基づく動作機構は固定であり、固定のDRX期間が使用される。電力消費量を低減するために、ネットワークデバイスと端末デバイスは、互いにネゴシエートし、端末デバイスは、開始サブフレームが、DRX期間中のPOが位置するサブフレームである(このサブフレームは以下でPOロケーションと呼ばれることもある)、PDCCHサーチスペース中でのみ、ブラインド検出の形態でPDCCH検出を実施する。PDCCHサーチスペースは、ターゲットPDCCHが現れ得る可能な候補(candidate)ロケーションのセットであり、POロケーションは、端末デバイスがPDCCHを監視する開始ロケーションを示し、それにより、PDCCHサーチスペースの開始ロケーションが決定され、次いで、PDCCHサーチスペースの開始ロケーションに基づいてブラインドPDCCH検出が実施される。PDCCHサーチスペースでは、ブロックは候補と見なされ得る。
本出願の実施形態では、PDCCHは、狭帯域モノのインターネット(narrowband internet of things、NB−IoT)における狭帯域PDCCH(narrowband、NPDCCH)であり得るか、又は別のPDCCHであり得ることに留意されたい。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。例えば、図1に示されているように、NB−IoTシステムにおいて、NPDCCHサーチスペースは、候補0、候補1、候補2、…、及び候補7と示されている、最大8つの候補ロケーションを含む。本出願の実施形態では、候補ロケーションは、h個のサブフレームを占有し、hは、候補ロケーションにおけるNPDCCHの繰り返し数量であり、hは正の整数である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。現在の技術では、端末デバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、検出が成功するまで、様々な候補上でブラインド検出を連続的に実施する。検出が成功しない場合、次のDRX期間において、端末デバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、NPDCCHを監視し続け、以下同様である。図1のRmaxは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペースの長さを示し、NPDCCHの繰り返しの最大数量として理解されてもよい。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願の実施形態では、DRX期間は、端末デバイス上で事前構成され得るか、又はシステムメッセージを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。DRX期間は、アイドル状態における端末デバイスがそれに基づいて周期的にウェイクアップする期間として見なされてもよい。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
図2は、DRX期間中にネットワークデバイス上で構成されたPOロケーションの概略図である。図2から、複数のPOが、ネットワークデバイスのために1つのDRX期間において構成され得ることがわかる。ネットワークデバイスと通信している複数の端末デバイスのいずれか1つについて、その端末デバイスは、DRX期間中に1つのPOロケーションにおいてのみウェイクアップする。従って、DRXが構成された場合、端末デバイスは、端末デバイスが起こり得るページングを監視するためにDRX期間中にウェイクアップする必要がある時間を正確に計算する必要がある。以下で、端末デバイスがウェイクアップするPOロケーションを決定する方式を提供する。
POロケーションは、システムフレーム番号(system frame number、SFN)とサブフレーム番号の両方を使用することによって決定される。言い換えれば、SFN及びサブフレーム番号は、POロケーション、即ち、ページングスケジューリングメッセージが現れるべきであるNPDCCHサーチスペースの開始ロケーションを識別するために使用され得る。SFNは、ページングスケジューリングメッセージが現れるべきであるNPDCCHサーチスペースの開始ロケーションのシステムフレームロケーションを識別する。サブフレーム番号は、ページングスケジューリングメッセージが現れるべきであるNPDCCHサーチスペースの開始ロケーションの、システムフレーム中の、サブフレームロケーションを識別する。1つのシステムフレームは、10個のサブフレーム、例えば、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム3、…、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願の実施形態では、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られたページング構成パラメータに基づいて、POに対応するSFN及びサブフレーム番号を決定し得る。例えば、以下の式(1)を満たすSFNが、POに対応するSFNとして使用され得る。
SFN mod T=(T div N)×(UEID mod N) 式(1)
modはモジュロを示し、divは整除、即ち、丸めを示し、TはDRX期間を示し、Nの値は、min(T,nB)、即ち、TとnBとのうちのより小さい値に等しく、値範囲は{T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32,T/64,T/128,T/256,T/512,T/1024}であり、nBは、ページング密度、即ち、DRX期間中のPOの数量を示し、値範囲は{4T,2T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32,T/64,T/128,T/256,T/512,T/1024}であり、UEIDの値は、(国際モバイル加入者識別情報(international mobile subscriber identity, IMSI) mod 4096)に等しく、各端末デバイスは一意のIMSIを有する。
例えば、POに対応するサブフレーム番号は、以下の式(2)を使用することによって決定され得る。
i_s=floor(UEID/N) mod Ns 式(2)
floorは切り捨てを示し、Ns=max(1,nB/T)であり、POをもつシステムフレーム中のPOの数量を示し、値範囲は(4,2,1)であり、i_sは、サブフレーム番号のインデックスを示し、即ち、i_sが計算された後に、POに対応するサブフレーム番号がテーブルルックアップを通して取得され得るし、mod、N、及びUEIDの関係する説明については、式(1)を参照されたく、詳細について本明細書で再び説明されない。
式(1)及び式(2)から、T、nB、及びUEIDパラメータが決定されると、端末デバイスは、式(1)に基づいて1つのDRX期間中にただ1つのSFNを決定し得るし、端末デバイスは、式(2)に基づいて1つのシステムフレーム中にただ1つのサブフレーム番号を決定し得るし、従って、端末デバイスは、システムフレーム番号及びサブフレーム番号に基づいて、端末デバイスがDRX期間中にウェイクアップするただ1つのPOロケーションを決定し得ることがわかる。
同様に、ネットワークデバイスと通信している複数の端末デバイスのいずれか1つについて、ネットワークデバイスも、式(1)及び式(2)に基づいて、端末デバイスが1つのDRX期間中にウェイクアップするただ1つのPOロケーションを決定し得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
加えて、現在の技術では、端末デバイスとネットワークデバイスの両方は、T、nB、及びUEIDパラメータを使用することによって、1つのDRX期間中にネットワークデバイス上で構成された全てのPOロケーションを決定し得る。例えば、図3に示されているように、例としてNB−IoTシステムを使用して、nB=4Tは、1つのシステムフレームが、4つのPOを含み、4つのPOの時間領域リソースが、サブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9であることを示す。nB=2Tは、1つのシステムフレームが、2つのPOを含み、2つのPOの時間領域リソースが、サブフレーム4及びサブフレーム9であることを示す。nB=Tは、1つのシステムフレームが、1つのPOを含み、POの時間領域リソースが、サブフレーム9であることを示す。nB=T/2は、2つのシステムフレームが、1つのPOを含み、POの時間領域リソースが、2つのシステムフレームのうちの1つ中のサブフレーム9であることを示す。図3では、説明は、POの時間領域リソースが、示されている第2のシステムフレームのサブフレーム9、及び示されている第4のシステムフレームのサブフレーム9である例を使用することによって提供されている。nB=T/4は、4つのシステムフレームが、1つのPOを含み、POの時間領域リソースが、4つのシステムフレームのうちの1つ中のサブフレーム9であることを示す。図2では、説明は、POの時間領域リソースが、示されている第2のシステムフレームのサブフレーム9である例を使用することによって提供されている。他の場合はアナロジーによって取得され得る。
現在のNB−IoTシステムは、アンカー(anchor)キャリア及び非アンカー(non−anchor)キャリアという、2つのタイプのキャリアを含む。アンカーキャリアは、狭帯域1次同期信号(narrowband primary synchronization signal、NPSS)、狭帯域2次同期信号(narrowband secondary synchronization signal、NSSS)、狭帯域物理ブロードキャストチャネル(narrowband physical broadcast channel、NPBCH)、NPDCCH、及び狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(narrowband physical downlink shared channel、NPDSCH)を搬送するキャリアである。非アンカーキャリアは、NPDCCH及びNPDSCHのみを搬送するが、NPSS、NSSS、又はNPBCHを搬送しないキャリアである。非アンカーキャリア上では、端末デバイスが式(1)及び式(2)を使用することによってPOロケーションを計算するとき、端末デバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを知らない。従って、端末デバイスは、ブラインドNPDCCH検出を実施する必要がある。開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するとき、ネットワークデバイスは、端末デバイスがページングスケジューリングメッセージを検出することができる候補ロケーションにおいて狭帯域参照信号(narrowband reference signal、NRS)を送信し、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム中の、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレーム中の、ページングスケジューリングメッセージが検出された候補ロケーションにおいてNRSを送信する。開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在しないとき、ネットワークデバイスは、上記のロケーションにおいてNRSを送らない。
従って、現在の技術では、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在しないとき、端末デバイスが、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスである場合でも、端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の第1の候補ロケーションから開始して、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施する必要があり、次いで、ページングスケジューリングメッセージが存在しないと決定することができる。しかし、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスは、強い検出能力を有し、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを知るために繰り返しNPDCCH上で検出を実施する必要がない。これは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
本出願の実施形態では、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスは、いくつかのインジケータにおいて比較的良好な性能をもつ端末デバイスであり、例えば、参照信号受信電力(reference signal received power、RSRP)が比較的良好である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
2.WUS
現在、ネットワークデバイスは、POの前に、端末デバイスにWUSを送信し得る。WUSは、端末デバイスがPDCCHを監視する必要があるかどうかを示すために使用される。端末デバイスがPOの前にWUSを検出するとき、端末デバイスは、PDCCHを監視し続ける必要がある。端末デバイスがPOの前にWUSを検出しない場合、それは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ネットワークデバイスが、対応するページングスケジューリングメッセージを送らず、端末デバイスがPDCCHを監視する必要がないことを示す。
ネットワークデバイスがWUSを送信する必要があるとき、ネットワークデバイスは、システムメッセージを使用することによって端末デバイスに、関係するパラメータを示す。パラメータは、第1のスケーリングファクタ(scaling factor)、WUSの終了ロケーションとPOロケーションとの間のギャップ(gap)、及びRmaxを含む。WUSの終了ロケーションとPOとの間のギャップは、DRXのギャップ、eDRX(extended DRX、eDRX)の短いギャップ、及びeDRXの長いギャップのうちの少なくとも1つであり得る。第1のスケーリングファクタの範囲は{1/128,1/64,1/32,1/16,1/8,1/4,1/2}である。Rmaxの関係する説明については、図1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
端末デバイスは、以下の式(3)に基づいて最大WUS持続時間(maximum WUS duration)を取得する。
最大WUS持続時間=Rmax×第1スケーリングファクタ 式(3)
POロケーションは式(1)及び式(2)を使用することによって決定されることが可能であるので、POロケーション、ギャップ、及び最大WUS持続時間が知られているとき、端末デバイスは、図4に示されているように、WUSの開始ロケーション(又はWUSの開始サブフレーム)を決定し得る。図4における実際のWUS持続時間(WUS actual duration)は、量が2のべき乗倍に等しいサブフレーム、例えば、1、2、4、8、…、又は最大のWUS持続時間を含む。
同様に、ネットワークデバイスと通信している複数の端末デバイスのいずれか1つについて、ネットワークデバイスも、上記の方式でWUSの開始ロケーションを決定し得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
加えて、POの上記の説明から、端末デバイスとネットワークデバイスの両方は、T、nB、及びUEIDパラメータを使用することによって、1つのDRX期間中にネットワークデバイス上で構成された全てのPOロケーションを決定し得ることがわかる。従って、WUSの開始ロケーションを決定する上記の方式に従って、端末デバイスとネットワークデバイスの両方は、1つのDRX期間中にネットワークデバイス上で構成された全てのWUSの開始ロケーションを決定し得る。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
目下、現在の技術では、端末デバイスが、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、ネットワークデバイスがページング機会の前にWUSを送らず、端末デバイスが良好なチャネル条件をもつ端末デバイスである場合でも、端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始める必要があり、最大WUS持続時間(maximum WUS duration)が終了した後にのみ、端末デバイスは、WUSが存在しないことを知る。これも、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
以下で、本出願の実施形態における添付の図面を参照しながら、本出願の実施形態における技術的解決策について説明する。本出願の説明では、別段に規定されていない限り、「/」は、関連するオブジェクト間の「又は」関係を示す。例えば、A/Bは、A又はBを示し得る。本出願では、「及び/又は」は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係のみを記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、及びBのみが存在するという、3つの場合を示し得る。A及びBは、単数又は複数であり得る。加えて、本出願の説明では、「複数の」は、2又は2よりも大きいを意味する。「以下のうちの少なくとも1つ」又はそれの同様の表現は、以下の任意の組合せを示し、以下のうちの1つ又は複数の任意の組合せを含む。例えば、a、b、又はcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a及びb、a及びc、b及びc、又はa、b、及びcを示し得るし、a、b、及びcは、単数又は複数であり得る。加えて、本出願の実施形態における技術的解決策について明らかに説明するために、本出願の実施形態では、基本的に同じ機能及び使用法を有する同じ項目又は同様の項目の間で区別するために「第1の」及び「第2の」などの用語が使用される。当業者であれば、「第1の」及び「第2の」などの用語が量又は実行順序を限定することを意図されておらず、「第1の」及び「第2の」などの用語が明確な差異を示さないことを理解することができる。
加えて、本出願の実施形態において説明されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策についてより明らかに説明することを意図されており、本出願の実施形態において提供される技術的解決策に対する限定とはならない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの発展及び新しいサービスシナリオの出現とともに、本出願の実施形態において提供される技術的解決策は、同様の技術的問題にも適用可能であることを知っているであろう。
図5は、本出願の実施形態による通信システム50を示す。通信システム50は、ネットワークデバイス60と、ネットワークデバイス60に接続された1つ又は複数の端末デバイス70とを含む。以下で、アクセスデバイス60がいずれかの端末デバイス70と対話する例を使用することによって説明を提供する。
開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかが検出される必要がある、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかが検出されるとき、ネットワークデバイス60は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、ここで、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースであり、次いで、ネットワークデバイス60は、時間−周波数リソース上で端末デバイス70に参照信号を送信する。この場合、端末デバイス70は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、端末デバイス70は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイス60から参照信号を受信する。
代替として、任意選択で、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかが検出される必要がある、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかが検出されるとき、ネットワークデバイス60は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、ここで、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースであり、次いで、ネットワークデバイス60は、時間−周波数リソース上で端末デバイス70に参照信号を送信する。この場合、端末デバイス70は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、端末デバイス70は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイス60から参照信号を受信する。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。
代替として、任意選択で、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかが検出される必要がある、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかが検出されるとき、ネットワークデバイス60は、端末デバイス70に、測定サブフレームに関する情報を送信し、ネットワークデバイス60は、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、ここで、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースであり、ネットワークデバイス60は、時間−周波数リソース上で端末デバイス70に参照信号を送信する。端末デバイス70は、ネットワークデバイス60から測定サブフレームに関する情報を受信し、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。次いで、端末デバイス70は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイス60から参照信号を受信する。
上記の解決策の特定の実装については、以下の実施形態において詳細に説明されており、詳細について本明細書で説明されない。
本出願のこの実施形態において提供される通信システムによれば、一態様では、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。別の態様では、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
図6は、本出願の実施形態によるネットワークデバイス60及び端末デバイス70のハードウェア構造の概略図である。
端末デバイス70は、少なくとも1つのプロセッサ701(図6では、説明は、1つのプロセッサ701が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのメモリ702(図6では、説明は、1つのメモリ702が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのトランシーバ703(図6では、説明は、1つのトランシーバ703が含まれる例を使用することによって提供されている)とを含む。任意選択で、端末デバイス70は、出力デバイス704及び入力デバイス705をさらに含み得る。
プロセッサ701、メモリ702、及びトランシーバ703は、通信回線を使用することによって接続される。通信回線は、上記の構成要素間で情報を送信するためのチャネルを含み得る。
プロセッサ701は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、又は本出願の解決策におけるプログラムの実行を制御するように構成された1つ又は複数の集積回路であり得る。特定の実装では、実施形態では、プロセッサ701は、代替として複数のCPUを含み得るし、プロセッサ701は、シングルCPU(single−CPU)プロセッサ又はマルチCPU(multi−CPU)プロセッサであり得る。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つ又は複数のデバイス、回路、又は処理コアであり得る。
メモリ702は、読取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、静的情報及び命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、若しくは情報及び命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであり得るか、又は電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(electrically erasable programmable read−only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読取り専用メモリ(compact disc read−only memory、CD−ROM)若しくは別の光ディスクストレージ、(コンパクト光ディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−rayディスクなどを含む)光ディスクストレージ、磁気ディスク記憶媒体若しくは別の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形態の予想されるプログラムコードを搬送若しくは記憶するように構成されることが可能であり、コンピュータによってアクセスされることが可能な任意の他の媒体であり得る。しかし、これは、本明細書における限定とはならない。メモリ702は、独立して存在し得るし、通信回線を使用することによってプロセッサ701に接続される。代替として、メモリ702は、プロセッサ701と一体化され得る。
メモリ702は、本出願の解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ701は、コンピュータ実行可能命令の実行を制御する。特に、プロセッサ701は、メモリ702に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本出願の実施形態において参照信号受信方法を実装するように構成される。任意選択で、本出願のこの実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコード又はコンピュータプログラムコードと呼ばれることもある。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
トランシーバ703は、トランシーバのような任意の装置を使用することによって、別のデバイス又は通信ネットワーク、例えば、イーサネット、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、又はワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)と通信するように構成され得る。トランシーバ703は、送信機Tx及び受信機Rxを含む。
出力デバイス704は、プロセッサ701と通信し、複数の方式で情報を表示し得る。例えば、出力デバイス704は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイデバイス、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイデバイス、又はプロジェクタ(projector)であり得る。
入力デバイス705は、プロセッサ701と通信し、複数の方式でユーザ入力を受信し得る。例えば、入力デバイス705は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、又は感知デバイスであり得る。
ネットワークデバイス60は、少なくとも1つのプロセッサ601(図6では、説明は、1つのプロセッサ601が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのメモリ602(図6では、説明は、1つのメモリ602が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのトランシーバ603(図6では、説明は、1つのトランシーバ603が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのネットワークインターフェース604(図6では、説明は、1つのネットワークインターフェース604が含まれる例を使用することによって提供されている)とを含む。プロセッサ601、メモリ602、トランシーバ603、及びネットワークインターフェース604は、通信回線を使用することによって接続される。ネットワークインターフェース604は、リンク(例えば、S1インターフェース)を使用することによってコアネットワークデバイスに接続するか、又は(図6に示されていない)ワイヤード若しくはワイヤレスリンク(例えば、X2インターフェース)を使用することによって別のネットワークデバイスのネットワークインターフェースに接続するように構成される。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。加えて、プロセッサ601、メモリ602、及びトランシーバ603の関係する説明については、端末デバイス70中のプロセッサ701、メモリ702、及びトランシーバ703の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態におけるネットワークデバイス60は、コアネットワークにアクセスするデバイスである。例えば、ネットワークデバイス60は、基地局、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband network gateway、BNG)、アグリゲーションスイッチ、非3GPPネットワークデバイス、若しくはロングタームエボリューション(LTE)システム(例えば、上記のNB−IoTシステム)における図6のものと同様の構造をもつデバイス、モバイル通信用グローバルシステム(global system for mobile communication、GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(universal mobile telecommunications system、UMTS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、又は将来の発展型パブリックランドモバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)であり得る。基地局は、様々な形態の基地局、例えば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、リレー局、又はアクセスポイントを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における端末デバイス70は、端末、チップなどであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。端末は、ユーザ機器(user equipment、UE)、アクセス端末、端末ユニット、端末局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ワイヤレス端末、端末エージェント、端末装置、又はLTEシステム(例えば、上記のNB−IoTシステム)、GSM、UMTS、CDMAシステム、若しくは将来の発展型PLMNにおける図6に示されているものと同様の構造をもつデバイスであり得る。ワイヤレス端末は、モバイルフォン(又は「セルラー」フォンと呼ばれる)、セルラーフォン、コードレスフォン、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又は将来の5Gネットワークにおける端末デバイスなどであり得る。これは、本出願の実施形態では限定されない。
以下で、図1から図6を参照しながら本出願の実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法について詳細に説明する。
本出願の以下の実施形態におけるネットワーク要素間のメッセージの名前、メッセージ中のパラメータの名前などは例にすぎず、特定の実装では他の名前があり得ることに留意されたい。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。
図7は、本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法を示す。本方法は以下のステップを含む。
S701.ネットワークデバイスが、不連続受信期間(即ち、上記のDRX期間)中のページング機会(即ち、上記のPO)の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。
S702.ネットワークデバイスが、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。
S703.端末デバイスが、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。
任意選択で、例えば、ステップS701からS703における参照信号は、NB−IoTシステム中のNRSであり得るか、又は別の参照信号であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、例えば、ステップS701からS703における第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間であり得る。例えば、第1の持続時間は、第1の期間で乗算された第2のスケーリングファクタに等しい。本明細書における第2のスケーリングファクタは、1に等しくなり得るか、又は0よりも大きく1よりも小さい小数であり得る。例えば、第2のスケーリングファクタは0.5又は1/3に等しい。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。本明細書における第1の期間は、DRX期間に関係する期間である。例えば、第1の期間は、DRX期間で乗算された第3のスケーリングファクタに等しい。本明細書における第3のスケーリングファクタは、1以上の整数、例えば、1、2、3、…であり得るか、又は0よりも大きい小数、例えば、0.5又は1.5であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。本出願のこの実施形態における第2のスケーリングファクタ及び/又は第3のスケーリングファクタは、ネットワークデバイスによって端末デバイスに示され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースであり得る。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、同じ周波数領域リソースであり得る。
任意選択で、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、代替として、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースでないことがある。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、異なる周波数領域リソースであり得る。この場合、ネットワークデバイスは、第1の周波数領域リソースインジケーションパラメータを使用することによって端末デバイスに、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースを示し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含み得る。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、又は1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装では、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。
第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、又は1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装方法では、第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。
本出願のこの実施形態では、説明は、各ページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X1であり、各ページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量が、同じであり、Y1であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X2であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、Y2である、例を使用することによって提供されていることに留意されたい。もちろん、異なるページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X1とY1の和がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第1の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第1の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X2とY2の和がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第2の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第2の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第3の時間領域リソース及び第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含み得る。第3の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会に対応するサブフレーム、M3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、又はM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M3は1以上の整数であり、N3は1以上の整数であり、M3はN3以上であり、X5は0以上の整数であり、Y5は0以上の整数であり、M3は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第4の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、M4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、又はM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX6個のサブフレームの後のY6個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M4は1以上の整数であり、N4は1以上の整数であり、M4はN4以上であり、X6は0以上の整数であり、Y6は0以上の整数であり、M4は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
本出願のこの実施形態では、説明は、各ページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X5であり、各ページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量が、同じであり、Y5であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X6であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、Y6である、例を使用することによって提供されていることに留意されたい。もちろん、異なるページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M3がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、M3が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第5の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第5の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M4がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、M4が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第6の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第6の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
シナリオ1:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第1の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースを含む。この場合、X1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり得るし、Y1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームであり得る。代替として、X1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の最初のX1個の(連続する)サブフレームであり得るし、ここで、Z1は、ネットワークデバイスによって通知され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z1が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームであり得る。
例えば、X1とY1の和は、以下の式(4)を満たす。
X1+Y1=min{4T/nB,a}−1 式(4)
nBは、DRX期間中のページング機会の数量を示し、ページング密度と呼ばれることもあり、TはDRX期間を示し、aは第1の指定された値である。POロケーションは図3に示され、16≦a<32であると仮定される。
nB=4T及びX1+Y1=0であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(a)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9を含む。
nB=2T及びX1+Y1=1であるとき、X1=1及びY1=0と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(b)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、及び各ページング機会の前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。
nB=T及びX1+Y1=3であるとき、X1=0及びY1=3と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(c)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、及び各ページング機会の後にありそれに連続する、3つの連続するサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム9、並びにページング機会が位置するシステムフレームに連続する次のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム1、及びサブフレーム2を含む。
nB=T/2及びX1+Y1=7であるとき、X1=6及びY1=1と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(d)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、各ページング機会の前にありそれに連続する、6つの連続するサブフレーム、及び各ページング機会の後にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3からサブフレーム9、及びページング機会が位置するシステムフレームにおける連続する次のシステムフレーム中のサブフレーム0を含む。
nB=T/4及びX1+Y1=15であるとき、X1=11及びY1=4と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(e)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、各ページング機会の前にありそれに連続する、11個の連続するサブフレーム、及び各ページング機会の後にありそれに連続する、4つの連続するサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレームに連続する、前のシステムフレーム中のサブフレーム8及びサブフレーム9、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム0からサブフレーム9、並びにPOが位置するシステムフレームに連続する次のシステムフレーム中のサブフレーム0からサブフレーム3を含む。
nB<T/4及びX1+Y1=a−1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースに関する詳細については、図8の(a)から(e)を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第1の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され、例えば、式(4)に基づいて決定され得るか、又はX1とY1の和は、例えば、表1若しくは表2に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。第1の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、ページング機会に対応するサブフレームは、ページング機会が位置するサブフレームであり得るか、又はページング機会の後の第1の有効サブフレームであり得るし、X1個の(連続する)サブフレームは、X1個の(連続する)有効サブフレームであり、Y1個の(連続する)サブフレームは、Y1個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。例えば、図8の(b)において、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3は、有効サブフレームでなく、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム2は、有効サブフレームであると仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図9に示されているように、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム2、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含み得る。
任意選択で、シナリオ1では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第1の構成情報を送信することをさらに含み得る。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間(period)、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット(offset)、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間及び第1の持続時間の関係する説明については、上記の部分を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。第1の期間中の第1の持続時間のオフセットは、S1個のシステムフレーム又はS2個のサブフレームであり得るし、S1は、0又は正の整数であり、S2は、0又は正の整数である。第1の持続時間の繰り返し数量は、正の整数であり、(第1の持続時間×第1の持続時間の繰り返し数量)は、第1の期間の持続時間以下であり、第1の期間中の第1の持続時間のオフセットは、第1の期間の持続時間と、(第1の持続時間×第1の持続時間の繰り返し数量)との間の差以下である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第1の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第1の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第1の構成情報が、第1の持続時間と、X1及びY1のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第1の構成情報が、X1及びY1のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、DRX期間=128個のシステムフレーム、第1の期間=0.5×DRX期間=64個のシステムフレーム、第1の持続時間=(1/32)×第1の期間であり、第1の期間中の第1の持続時間のオフセットが1つのシステムフレームであり、第1の持続時間の繰り返し数量が2であり、nB=2Tであるとき、参照信号に対応する時間領域リソースが図8の(b)に示されていると仮定される。この場合、nB=2Tであるとき、第1の期間中の時間領域リソースは、図10に示されているように、第1の期間中の第2のシステムフレームから第5のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含み得る。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第1の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第1の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージは、システム情報ブロック(system information block、SIB)又はマスタ情報ブロック(master information block、MIB)であり得るし、上位レイヤシグナリングは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を送信する必要がない。代替として、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第1の構成情報は、X1又はY1のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法が、非アンカーキャリア上で、NB−IoTシステムにおいて使用される場合、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在しないとき、ネットワークデバイスは、対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスにNRSを送信し得るし、時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースであり、このようにして、端末デバイスは、NRSに基づいて測定を実施し得る。開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するとき、ネットワークデバイスは、対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスにNRSを送信し得るし、時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースであり、このようにして、端末デバイスは、NRSに基づいて測定を実施し得る。加えて、ネットワークデバイスは、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム中の、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレーム中の、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションにおいてNRSを送信し、それにより、端末デバイスは、NRSに基づいて復調を実施し得る。復調のために使用されるNRSと、測定のために使用されるNRSが重複する(overlap)とき、ネットワークデバイスは、時間−周波数リソースのユニオン集合、並びにページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーション、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレームを使用することによって、NRSを送信する。
例えば、図11に示されているように、nB=4Tであり、第1の持続時間は4つのシステムフレームである。この場合、第1の時間領域リソースを決定する上記の方式に従って、ネットワークデバイスが、測定のために第1の持続時間中に各POにおいてNRSを送信し得ると仮定される。図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0が、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションであるとき(即ち、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションが、1つのサブフレームを占有すると仮定すると)、ネットワークデバイスは、復調のために、図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0、図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0の前の10個のサブフレーム、及び図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0の後の4つのサブフレーム中で、NRSを送信し得る。要約すれば、ネットワークデバイスは、第1のシステムフレーム及び第2のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9、第3のシステムフレーム中の全てのサブフレーム、並びに第4のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9中で、NRSを送信し得る。この場合、第3のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9、並びに第4のシステムフレーム中のサブフレーム0及びサブフレームは、測定のためにNRSを送信するために使用され得るだけでなく、復調のためにNRSを送信するためにも使用され得るし、言い換えれば、ネットワークデバイスは、測定と復調の両方のために上記のサブフレーム中でNRSを送信する。
開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスがPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを知らないので、端末デバイスは、NRSが明確に存在するサブフレームを使用することによって測定を実施し、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム中の、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレーム中の、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションに場合によっては存在するNRSを使用することによって復調を実施する。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施して信号対干渉プラス雑音比(signal to interference plus noise ratio、SINR)を取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し得る。例えば、図12に示されているように、カバーされた端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の最初の3つの候補ロケーション上でのみ検出を実施した後に、前もって検出を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ2:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第2の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第2の時間領域リソースを含む。この場合、X2個のサブフレームは、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり得るし、Y2個のサブフレームは、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームであり得る。代替として、X2個のサブフレームは、1つ又は複数のページングウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり得るし、ここで、Z2は、ネットワークデバイスによって通知され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z2が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y2個のサブフレームは、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームであり得る。
例えば、X2とY2の和は、以下の式(5)を満たす。
X2+Y2=min{4T/nB,b}−1 式(5)
nBは、DRX期間中のページング機会の数量を示し、ページング密度と呼ばれることもあり、Tは、DRX期間を示し、bは、第2の指定された値であり、プロトコルにおいて同意され得るか、又はネットワークデバイスによって構成され得るし、これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、POロケーションが図3に示され、16≦a<32、ギャップ=30ms、及び最大WUS持続時間=2msであると仮定される。
nB=4T及びX2+Y2=0であるとき、各POロケーションに対応するWUSの開始サブフレームが図13の(a)に示されると仮定され、これは、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム7であることを含む。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは図13の(a)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、例えば、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム2、サブフレーム3、及びサブフレーム7を含む。
nB=2T及びX1+Y1=1であるとき、各POロケーションに対応するWUSの開始サブフレームが図13の(b)に示されると仮定され、これは、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム7であることを含む。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは図13の(b)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、及び各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム6、及びサブフレーム7を含む。
nB=T及びX2+Y2=3、又はnB=T/2及びX2+Y2=7、又はnB=T/4及びX2+Y2=15、又はnB<T/4及びX2+Y2=a−1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースに関する詳細については、図13の(a)及び(b)を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第2の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され得るし、例えば、式(5)に基づいて決定され得るか、又はX2とY2の和は、例えば、表3若しくは表4に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第2の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。ウェイクアップ信号の開始サブフレームが有効サブフレームであるので、第2の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、X2個の(連続する)サブフレームは、X2個の(連続する)有効サブフレームであり、Y2個の(連続する)サブフレームは、Y2個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。例えば、図13の(b)において、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム6は、有効サブフレームでなく、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム5は、有効サブフレームであると仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図14に示されているように、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム5、及びサブフレーム7を含み得る。
任意選択で、シナリオ2では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第2の構成情報を送信することをさらに含み得る。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第2の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第2の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第2の構成情報が、第1の持続時間と、X2及びY2のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第2の構成情報が、X2及びY2のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、DRX期間=128個のシステムフレーム、第1の期間=0.5×DRX期間=64個のシステムフレーム、第1の持続時間=(1/32)×第1の期間であり、第1の期間中の第1の持続時間のオフセットが1つのシステムフレームであり、第1の持続時間の繰り返し数量が2であると仮定され、nB=2Tであるとき、参照信号に対応する時間領域リソースが図13の(b)に示される。この場合、nB=2Tであるとき、第1の期間中の時間領域リソースは、図15に示されているように、第1の期間中の第2のシステムフレームから第5のシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム6、及びサブフレーム7を含み得る。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第2の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第2の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第1の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を送信する必要がない。代替として、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第1の構成情報は、X2及びY2のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、WUSがPOの前に存在するかどうかを検出するとき、WUSをサポートする端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ3:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースを含み得る。
このシナリオでは、第1の時間領域リソース(即ち、ページング機会に関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ1の方式で決定され得るし、第2の時間領域リソース(即ち、ウェイクアップ信号の開始サブフレームに関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ2の方式で決定され得る。関係する説明については、シナリオ1及びシナリオ2の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
例えば、nB=4Tであるとき、第1の時間領域リソースが図8の(a)に示され、第2の時間領域リソースが図13の(a)に示されると仮定される。このシナリオでは、参照信号に対応する時間領域リソースは図16の(a)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、及び各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9、並びにウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム2、サブフレーム3、及びサブフレーム7を含む。
代替として、例えば、nB=2Tであるとき、第1の時間領域リソースが図8の(b)に示され、第2の時間領域リソースが図13の(b)に示されると仮定される。このシナリオでは、参照信号に対応する時間領域リソースは図16の(b)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、各ページング機会の前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、及び各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9、並びにウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム6、及びサブフレーム7を含む。
任意選択で、シナリオ3では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第5の構成情報を送信することをさらに含み得る。第5の構成情報は、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第5の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第5の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。関係する説明については、シナリオ1及びシナリオ2を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第5の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第5の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第1の構成情報は、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を送信する必要がない。代替として、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第1の構成情報は、X1、Y1、X2、及びY2のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X1はY1と同じであり得るし、X2はY2と同じであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。この場合、第5の構成情報は、X1(又はX2)、Y1(又はY2)、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
シナリオ1からシナリオ3では、関係する説明は、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第1の時間領域リソース、第2の時間領域リソース、又は第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースを含み得る例を使用することによって提供されている。全ての所与の例は、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会が、第1の持続時間中の全てのページング機会を含み、及び/又は第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号が、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号を含む例を使用することによって説明されている。任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのいくつかを含み得るか、及び/又は第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのいくつかを含む。詳細について以下で説明される。
最初に、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会が、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのいくつかを含み得ることについて以下で説明される。
可能な実装では、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのいくつかは、ビットマップによって表され得る。例えば、第1の持続時間中の全てのページング機会の数量がF1であると仮定すると、ページング機会は、F1ビットのビットマップによって表され得るし、F1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F1個のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F1は正の整数である。
例えば、nB=4Tであるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(a)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、16個のページング機会を含む。ビットマップは1110 0100 0000 0000であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(a)に示されているように、第1のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、及びサブフレーム5、並びに第2のシステムフレーム中のサブフレーム4を含み得る。
代替として、例えば、nB=2Tであるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(b)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、8つのページング機会を含む。ビットマップは1100 0000であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(b)に示されているように、第1のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含み得る。
代替として、例えば、nB=Tであるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(c)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、4つのページング機会を含む。ビットマップは0100であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(c)に示されているように、第2のシステムフレーム中のサブフレーム9、並びに第3のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム1、及びサブフレーム2を含み得る。
代替として、例えば、nB=T/2であるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(d)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、4つのページング機会を含む。ビットマップは01であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(d)に示されているように、第4のシステムフレーム中のサブフレーム3からサブフレーム9、及び第5のシステムフレーム中のサブフレーム1を含み得る。
代替として、例えば、nB<T/2であるとき、関係する例については、上記の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
別の可能な実装では、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であり得るか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であり得るか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
例えば、nB=2Tであり、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(b)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、8つのページング機会を含む。M1=4及びN1=2であると仮定される。
2つのページング機会は、4つ毎のページング機会における、最初の2つのページング機会であり得る。この場合、第1の時間−周波数リソースは、図18の(a)に示されているように、第1のシステムフレーム及び第3のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。
代替として、2つのページング機会は、4つ毎のページング機会における、最後の2つのページング機会であり得る。この場合、第1の時間−周波数リソースは、図18の(b)に示されているように、第2のシステムフレーム及び第4のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。
代替として、2つのページング機会は、4ビットのビットマップによって表され得る。4ビットのビットマップは0110であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、第1の時間−周波数リソースは、図18の(c)に示されているように、第1のシステムフレーム及び第3のシステムフレーム中のサブフレーム8及びサブフレーム9、並びに第2のシステムフレーム及び第4のシステム中のサブフレーム3及びサブフレーム4を含む。
本出願のこの実施形態における全ての上記の例は、ビット値「1」が、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」が、参照信号が送信されないことを示す例を使用することによって説明されていることに留意されたい。もちろん、代替として、ビット値「0」は、参照信号が送信されることを示し得るし、ビット値「1」は、参照信号が送信されないことを示し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。この説明は、以下の実施形態にも適用可能である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第3の構成情報を送信することをさらに含み得る。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。例えば、N1個のページング機会が、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であり得るか、若しくはN1個のページング機会が、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であり得るとき、第3の構成情報は、M1及びN1を含み得るか、又はN1個のページング機会が、M1ビットのビットマップによって表されるとき、第3の構成情報は、M1ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第3の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第3の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第3の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第3の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。もちろん、M1及びN1、又はM1ビットのビットマップは、代替として、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における第1の構成情報及び第3の構成情報は、1つのメッセージ若しくは1つのシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又は異なるメッセージ若しくはシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
次に、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号が、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのいくつかを含み得ることについて以下で説明される。
可能な実装では、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのいくつかは、ビットマップによって表され得る。例えば、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号の数量がF2であると仮定すると、ウェイクアップ信号は、F2ビットのビットマップによって表され得るし、F2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F2個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F2は正の整数である。関係する例については、図17を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
別の可能な実装では、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。関係する例については、図18を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第4の構成情報を送信することをさらに含み得る。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。例えば、N2個のページング機会が、M2個毎のページング機会における、最初のN2個の連続するページング機会であり得るか、若しくはN2個のページング機会が、M2個毎のページング機会における、最後のN2個の連続するページング機会であり得るとき、第4の構成情報は、M2及びN2を含み得るか、又はN2個のページング機会が、M2ビットのビットマップによって表されるとき、第4の構成情報は、M2ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第4の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第4の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第4の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第4の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。もちろん、M2及びN2、又はM2ビットのビットマップは、代替として、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における第2の構成情報及び第4の構成情報は、1つのメッセージ若しくは1つのシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又は異なるメッセージ若しくはシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M1はM2と同じであり得るし、N1はN2と同じであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
シナリオ4:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第3の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第3の時間領域リソースを含む。この場合、X5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり得るし、Y5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。代替として、X5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のZ3個のサブフレーム中の、最初のX5個の連続するサブフレームであり得るし、ここで、Z3は、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z3が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
例えば、M3は、以下の式(6)を満たす。
M3=max{α1×(4/T)×nB,1} 式(6)
nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α1は、第5の指定された値である。POロケーションは図3に示され、α1=1、及びN3=1であると仮定される。
nB=4T及びM3=16であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(a)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの16個毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。図24の(a)及び図24の(b)から(e)は、X5=1及びY5=0である例を使用することによって説明されている。もちろん、X5及びY5は、代替として他の値であってよい。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
nB=2T及びM3=8であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(b)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの8つ毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T及びM3=4であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(c)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの4つ毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T/2及びM3=2であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(d)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの2つ毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T/4及びM3=1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(e)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会の各々に関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB<T/4及びM3=1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(e)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会の各々に関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nBの異なる値について、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレームは、同じであるか又は異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。加えて、X5及びY5は、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M3は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第5の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され得るし、例えば、式(6)に基づいて決定され得るか、又はM3は、例えば、表5に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第3の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。第3の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、ページング機会に対応するサブフレームは、ページング機会が位置するサブフレームであり得るか、又はページング機会の後の第1の有効サブフレームであり得るし、X5個の(連続する)サブフレームは、X5個の(連続する)有効サブフレームであり、Y5個の(連続する)サブフレームは、Y5個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。詳細については、図9に示されているような、シナリオ1における説明を参照されたい。
任意選択で、シナリオ4では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第6の構成情報を送信することをさらに含み得る。第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第6の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第6の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第6の構成情報が、第1の持続時間と、X2及びY2のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第6の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第6の構成情報が、X2及びY2のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第6の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第6の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第6の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第6の構成情報を送信する必要がない。代替として、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第6の構成情報は、X5及びY5のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X5とY5の和の値については、シナリオ1におけるX1とY1の和の関係する説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し得る。例えば、図12に示されているように、カバーされた端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の最初の3つの候補ロケーション上でのみ検出を実施した後に、前もって検出を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ5:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第4の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第4の時間領域リソースを含む。この場合、X6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり得るし、Y6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。代替として、X6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のZ4個のサブフレーム中の、最初のX6個の連続するサブフレームであり得るし、ここで、Z4は、ネットワークデバイスによって通知され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z4が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
例えば、M4は、以下の式(7)を満たす。
M4=max{α2×(4/T)×nB,1} 式(7)
nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α2は、第6の指定された値である。POロケーションは図3に示され、α2=1、及びN4=1であると仮定される。
nB=4T及びM4=16であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図25の(a)、即ち、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちの16個毎のウェイクアップ信号のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ウェイクアップ信号に関係するサブフレームは、ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、及びウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY6個のサブフレームを含む。図25の(a)及び図25の(b)は、X6=1及びY6=0である例を使用することによって説明されている。もちろん、X6及びY6は、代替として他の値であってよい。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
nB=2T及びM4=8であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図25の(b)、即ち、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちの8つ毎のウェイクアップ信号のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ウェイクアップ信号に関係するサブフレームは、ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T及びM4=4、又はnB=T/2及びM4=2、又はnB=T/4及びM4=1、又はnB<T/4及びM4=1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースに関する詳細については、図25の(a)及び(b)を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
nBの異なる値について、ページング機会に対応するサブフレームの前のX6個のサブフレームは、同じであるか又は異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。加えて、X6及びY6は、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M4は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第6の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され得るし、例えば、式(7)に基づいて決定され得るか、又はM4は、例えば、表6に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第4の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。ウェイクアップ信号の開始サブフレームが有効サブフレームであるので、第4の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、X6個の(連続する)サブフレームは、X6個の(連続する)有効サブフレームであり、Y6個の(連続する)サブフレームは、Y6個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。詳細については、図13に示されているような、シナリオ2における説明を参照されたい。
任意選択で、シナリオ5では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第7の構成情報を送信することをさらに含み得る。第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第7の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第7の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第7の構成情報が、第1の持続時間と、X6及びY6のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第7の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第7の構成情報が、X6及びY6のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第7の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第7の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第7の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第7の構成情報を送信する必要がない。代替として、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第7の構成情報は、X6及びY6のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X6とY6の和の値については、シナリオ2におけるX2とY2の和の関係する説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、WUSがPOの前に存在するかどうかを検出するとき、WUSをサポートする端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームからリスニングすることを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUSリスニングを終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ6:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第3の時間領域リソース及び第4の時間領域リソースを含み得る。
このシナリオでは、第3の時間領域リソース(即ち、ページング機会に関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ4の方式で決定され得るし、第4の時間領域リソース(即ち、ウェイクアップ信号の開始サブフレームに関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ5の方式で決定され得る。関係する説明については、シナリオ4及びシナリオ5の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、シナリオ6では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第8の構成情報を送信することをさらに含み得る。第8の構成情報は、X5、Y5、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第9の構成情報を送信することをさらに含み得る。第9の構成情報は、N3を含むか、又はM3ビットのビットマップを含む。例えば、N3個のページング機会が、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であり得るか、若しくはN3個のページング機会が、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であり得るとき、第9の構成情報は、N3を含み得るか、又はN3個のページング機会が、M3ビットのビットマップによって表されるとき、第9の構成情報は、M3ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第9の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第9の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第10の構成情報を送信することをさらに含み得る。第10の構成情報は、N4を含むか、又はM4ビットのビットマップを含む。例えば、N4個のウェイクアップ信号が、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、若しくはN4個のウェイクアップ信号が、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であり得るとき、第10の構成情報は、N4を含み得るか、又はN4個のウェイクアップ信号が、M4ビットのビットマップによって表されるとき、第10の構成情報は、M4ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第10の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第10の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
シナリオ4からシナリオ6では、M3が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値Aよりも大きいとき、M3が1よりも大きいこと、又は不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値A以下であるとき、M3が1に等しいことを含む。M4が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値Bよりも大きいとき、M4が1よりも大きいこと、又は不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値B以下であるとき、M4が1に等しいことを含む。しきい値A及びしきい値Bは、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは本明細書では限定されない。しきい値Aとしきい値Bの値は、同じであるか又は異なり得る。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ6では、ページング機会に対応するサブフレームの後のY1個の連続するサブフレームは、POを含まず、開始サブフレームがPOであるPDCCHサーチスペース中にある、最初のY1個の連続するサブフレームであり得るし、ページング機会に対応するサブフレームの後のY3個の連続するサブフレームは、POを含まず、開始サブフレームがPOであるPDCCHサーチスペース中にある、最初のY3個の連続するサブフレームであり得るし、ページング機会に対応するサブフレームの後のY5個の連続するサブフレームは、POを含まず、開始サブフレームがPOであるPDCCHサーチスペース中にある、最初のY5個の連続するサブフレームであり得る。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに第1のインジケーション情報を送信し、それにより、端末デバイスが、ネットワークデバイスから第1のインジケーション情報を受信することをさらに含み得る。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1のインジケーション情報は、明示的インジケーション情報であり得るか、又は暗黙的インジケーション情報であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、第1のインジケーション情報は、ビットでの候補値によって表され得る。ビットは、2つの候補値、例えば、0又は1を含む。候補値0は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示し得るし、候補値1は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示し得る。代替として、候補値0は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示し得るし、候補値1は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示し得る。
代替として、例えば、第1のインジケーション情報は、指定された値であり得る。例えば、指定された値を送信することは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示し、指定された値を送らないことは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示す。代替として、指定された値を送信することは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示し、指定された値を送らないことは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示す。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1のインジケーション情報は、システムメッセージ、上位レイヤシグナリング、若しくは他のシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいてあらかじめ決定され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得るし、他のシグナリングは(ダウンリンク制御情報、DCI)シグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1のインジケーション情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、第3の構成情報、及び第4の構成情報のうちの少なくとも1つとともに端末デバイスのために構成され得るか、又は端末デバイスのために別々に構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、代替として、第1のインジケーション情報は構成されなくてよいが、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることが、プロトコルにおいてあらかじめ決定される。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、端末デバイスは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であるかどうかを、ネットワークデバイスにさらに報告し得る。例えば、端末デバイスは、ネットワークデバイスに第2のインジケーション情報を送信し得るし、第2のインジケーション情報は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示すために使用される。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第2のインジケーション情報は、明示的インジケーション情報であり得るか、又は暗黙的インジケーション情報であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、第2のインジケーション情報は、ビットでの候補値によって表され得る。ビットは、2つの候補値、例えば、0又は1を含む。候補値0は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示し得るし、候補値1は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示し得る。代替として、候補値0は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示し得るし、候補値1は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示し得る。
代替として、例えば、第2のインジケーション情報は、指定された値であり得る。例えば、指定された値を送信することは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示し、指定された値を送らないことは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示す。代替として、指定された値を送信することは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示し、指定された値を送らないことは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示す。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、参照信号が、ページング機会に対応するサブフレーム及び/又はウェイクアップ信号の開始サブフレーム中で送信され得る例を使用することによって説明される。任意選択で、代替として、参照信号は、ページング機会に対応するサブフレーム及び/又はウェイクアップ信号の開始サブフレーム中で送信されないことがある。具体的には、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のP1個のサブフレーム、及び第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のQ1個のサブフレームを含み、P1は0以上の整数であり、Q1は0以上の整数であり、P1とQ1の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係し、P1とQ1の和は1以上であるか、又は第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のP2個のサブフレーム、及び第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のQ2個のサブフレームを含み、P2は0以上の整数であり、Q2は0以上の整数であり、P2とQ2の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係し、P2とQ2の和は1以上である。この場合は、本出願のこの実施形態では特に限定されない。この場合に対応する関係する説明については、参照信号が、ページング機会に対応するサブフレーム及び/又はウェイクアップ信号の開始サブフレーム中で送信され得ることに関する上記の説明を参照されたい。例えば、違いは、X1+Y1+1=P1+Q1であることにある。詳細について本明細書で再び説明されない。
本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で参照信号を送信する。従って、一態様では、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し得る。例えば、図12に示されているように、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の最初の3つの候補ロケーション上でのみ検出を実施した後に、前もって検出を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。別の態様では、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
ステップS701からS703におけるネットワークデバイスの行為は、メモリ602に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得るし、ステップS701からS703における端末デバイスの行為は、メモリ702に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、図19は、本出願の実施形態による別の参照信号送信及び受信方法を示す。本方法は以下のステップを含む。
S1901.ネットワークデバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。
時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX4個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY4個のサブフレームを含み、X4は0以上の整数であり、Y4は0以上の整数であり、X4とY4の和は、第4の指定された値に関係する。
S1902.ネットワークデバイスが、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。
S1903.端末デバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。
ステップS1901からS1903の関係する説明については、ステップS701からS703を参照されたい。例えば、違いは、本出願のこの実施形態では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームの和が、第3の指定された値に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX4個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY4個のサブフレームの和が、第4の指定された値に関係するが、ステップS701からS703では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームの和が、DRX期間中のページング機会の数量に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームの和が、DRX期間中のページング機会の数量に関係することにある。他の関係する説明については、ステップS701からS703を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第3の指定された値及び/又は第4の指定された値は、システムメッセージ若しくは上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいてあらかじめ決定され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、第1の持続時間中の決定された時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、図7に示されている本実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
ステップS1901からS1903におけるネットワークデバイスの行為は、メモリ602に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得るし、ステップS1901からS1903における端末デバイスの行為は、メモリ702に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、図20は、本出願の実施形態による別の参照信号送信及び受信方法を示す。本方法は以下のステップを含む。
S2001.ネットワークデバイスが、端末デバイスに、測定サブフレームに関する情報を送信する。
S2002.端末デバイスが、ネットワークデバイスから測定サブフレームに関する情報を受信する。
S2003.ネットワークデバイスが、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。
S2004.ネットワークデバイスが、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。
S2005.端末デバイスが、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。
ステップS2001からS2005における参照信号、第1の持続時間、及び時間−周波数リソース中の周波数領域リソースの関係する説明については、図7に示されている実施形態における関係する説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、ステップS2001からS2005における測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され得るし、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
例えば、nビットのビットマップ中のビットの候補値が1であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームであり、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要があることを示し、ビットの候補値が0であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームでなく、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要がないことを示す。代替として、nビットのビットマップ中のビットの候補値が0であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームであり、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要があることを示し、ビットの候補値が1であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームでなく、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要がないことを示す。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスは、nビットのビットマップによって表されるサブフレームと、有効サブフレームビットマップによって表される有効サブフレームとの交わり集合又はユニオン集合中で参照信号を送信し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、期間(period)、オフセット(offset)、繰り返し数量などが、測定サブフレームのためにさらにフレキシブルに構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ビットマップの期間は、1、2、…、又はK1などの正の整数であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ビットマップのオフセットは、K2個のシステムフレーム又はK3個のサブフレームであり得るし、K2は0又は正の整数であり、K3は0又は正の整数である。ビットマップのオフセットは、第1の持続時間と(ビットマップの長さ×ビットマップの繰り返し数量)との間の差以下である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ビットマップの繰り返し数量は、1、2、…、又はK4などの正の整数であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、第1の持続時間は4つのシステムフレームであり、nB=4T、n=10であり、ビットマップの期間は3つのシステムフレームであり、ビットマップのオフセットは1つのシステムフレームであり、ビットマップの繰り返し数量は1であり、nビットのビットマップ中のビットの候補値が1であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームであり、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要があることを示し、ビットの候補値が0であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームでなく、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要がないことを示す。この場合、第1の持続時間中の時間領域リソースは、図21に示されているように、第3のシステムフレーム中のサブフレーム2及びサブフレーム7を含み得る。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、期間(period)、オフセット(offset)、及び繰り返し数量が測定サブフレームのために構成される必要がないとき、ネットワークデバイスによって端末デバイスに送られる測定サブフレームに関する情報は、nビットのビットマップを含み得るか、又は期間(period)、オフセット(offset)、若しくは繰り返し数量が測定サブフレームのために構成される必要があるとき、ネットワークデバイスによって端末デバイスに送られる測定サブフレームに関する情報は、nビットのビットマップと、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つとを含み得る。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
言い換えれば、本出願のこの実施形態では、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量は、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、測定サブフレームに関する情報は、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中でネットワークデバイスによって端末デバイスに送られ得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、図7に示されている本実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
ステップS2001からS2005におけるネットワークデバイスの行為は、メモリ602に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得るし、ステップS2001からS2005における端末デバイスの行為は、メモリ702に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得る。これは、この実施形態では限定されない。
上記は、ネットワーク要素間の対話の観点から、本出願の実施形態において提供される解決策について主に説明している。上記の機能を実装するために、上記のネットワークデバイス又は端末デバイスは、機能を実装するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解されよう。当業者は、本明細書で開示される実施形態において説明されるユニット及びアルゴリズムステップの例と組み合わせて、本出願が、ハードウェア、又はハードウェアとコンピュータソフトウェアの組合せによって実装されることが可能であることに容易に気づいているはずである。機能がハードウェアによって実施されるか、コンピュータソフトウェアによって駆動されたハードウェアによって実施されるかは、特定の適用例及び技術的解決策の設計制約に依存する。当業者は、特定の適用例毎に説明される機能を実装するために異なる方法を使用してよいが、その実装が本出願の範囲を越えると考えられるべきではない。
本出願の実施形態では、機能モジュールへの分割が、上記の方法例に基づいてネットワークデバイス又は端末デバイス上で実施されてよい。例えば、各機能モジュールが、各機能に対応する分割を通して取得され得るか、又は2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化され得る。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装され得るか、又はソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。本出願の実施形態では、モジュールへの分割は例であり、論理的機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装では、別の分割方式が使用されてよい。
例えば、機能モジュールが、一体化方式における分割を通して取得されたときの、図22は、ネットワークデバイス220の概略構造図である。ネットワークデバイス220は、処理モジュール2201及びトランシーバモジュール2202を含む。
可能な実装では、処理モジュール2201は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2202は、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信するように構成される。
任意選択で、時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、又は1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装では、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、又は1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装方法では、第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
任意選択で、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。代替として、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の、最初のX1個の(連続する)サブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第1の構成情報を送信するようにさらに構成される。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。代替として、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第2の構成情報を送信するようにさらに構成される。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
任意選択で、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第3の構成情報を送信するようにさらに構成される。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
任意選択で、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第4の構成情報を送信するようにさらに構成される。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。
任意選択で、X1とY1の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第1の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X1及びY1は、式X1+Y1=min{4T/nB,a}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、aは、第1の指定された値である。
任意選択で、X2とY2の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第2の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X2及びY2は、式X2+Y2=min{4T/nB,b}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、bは、第2の指定された値である。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに第1のインジケーション情報を送信するようにさらに構成される。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
代替として、任意選択で、時間領域リソースは、第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースの関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。代替として、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ3個のサブフレーム中の、最初のX5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第6の構成情報を送信するようにさらに構成される。第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。代替として、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ4個のサブフレーム中の、最初のX6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第7の構成情報を送信するようにさらに構成される。第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、N3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3ビットのビットマップによって表され、M3ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M3個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第8の構成情報を送信するようにさらに構成される。第8の構成情報は、N3を含むか、又はM3ビットのビットマップを含む。
任意選択で、N4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4ビットのビットマップによって表され、M4ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M4個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第9の構成情報を送信するようにさらに構成される。第9の構成情報は、N4を含むか、又はM4ビットのビットマップを含む。
任意選択で、M3及びM4の値の関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
別の可能な実装では、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに、測定サブフレームに関する情報を送信するように構成される。処理モジュール2201は、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2202は、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信するようにさらに構成される。
任意選択で、測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップを含み得る。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
さらに別の可能な実装では、処理モジュール2201は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2202は、時間領域リソース上で端末デバイスに参照信号を送信するように構成される。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。
上記の方法実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
この実施形態では、ネットワークデバイス220は、一体化方式における分割を通して取得された機能モジュールの形態で提示されている。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、プロセッサ、及び1つ又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するメモリ、集積論理回路、及び/又は上記の機能を提供することができる別の部分であり得る。単純な実施形態では、当業者は、ネットワークデバイス220が、図6に示されているネットワークデバイス60の形態であってよいことを理解されよう。
例えば、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601は、メモリ602に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、ネットワークデバイス220が、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法におけるネットワークデバイスによって実施されるステップを実施することを可能にし得る。
特に、図22の処理モジュール2201の機能/実装処理は、メモリ602に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって実装され得る。代替として、図22のトランシーバモジュール2202の機能/実装処理は、図6に示されているネットワークデバイス60中のトランシーバ603によって実装され得る。
この実施形態において提供されるネットワークデバイスは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法におけるネットワークデバイスによって実施されるステップを実施し得る。従って、ネットワークデバイスによって達成されることが可能な技術的効果については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法におけるネットワークデバイスによって実施されるステップ、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際にネットワークデバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはメモリをさらに含む。メモリは、ネットワークデバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。もちろん、メモリは、代替として、チップシステム中に存在しなくてよい。チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、機能モジュールが、一体化方式における分割を通して取得されたときの、図23は、端末デバイス230の概略構造図である。端末デバイス230は、処理モジュール2301及びトランシーバモジュール2302を含む。
可能な実装では、処理モジュール2301は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2302は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信するように構成される。
任意選択で、時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソース又は第2の時間領域リソースの関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。代替として、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の、最初のX1個の(連続する)サブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第1の構成情報を受信するようにさらに構成される。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。代替として、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第2の構成情報を受信するようにさらに構成される。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
任意選択で、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第3の構成情報を受信するようにさらに構成される。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
任意選択で、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第4の構成情報を受信するようにさらに構成される。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。
任意選択で、X1とY1の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第1の指定された値に基づいて端末デバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X1及びY1は、式X1+Y1=min{4T/nB,a}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、aは、第1の指定された値である。
任意選択で、X2とY2の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第2の指定された値に基づいて端末デバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X2及びY2は、式X2+Y2=min{4T/nB,b}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、bは、第2の指定された値である。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから第1のインジケーション情報を受信するようにさらに構成される。第1のインジケーション情報は、端末デバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
別の可能な実装では、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから測定サブフレームに関する情報を受信するように構成される。処理モジュール2301は、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2302は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信するようにさらに構成される。
任意選択で、測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップを含み得る。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
さらに別の可能な実装では、処理モジュール2301は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2302は、時間領域リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信するように構成される。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。
代替として、任意選択で、時間領域リソースは、第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースの関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。代替として、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ3個のサブフレーム中の、最初のX5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第6の構成情報を受信するようにさらに構成される。第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。代替として、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ4個のサブフレーム中の、最初のX6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第7の構成情報を受信するようにさらに構成される。第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、N3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3ビットのビットマップによって表され、M3ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M3個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュールは、ネットワークデバイスから参照信号の第8の構成情報を受信するようにさらに構成される。第8の構成情報は、N3を含むか、又はM3ビットのビットマップを含む。
任意選択で、N4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4ビットのビットマップによって表され、M4ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M4個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第9の構成情報を受信するようにさらに構成される。第9の構成情報は、N4を含むか、又はM4ビットのビットマップを含む。
任意選択で、M3又はM4の値の関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
上記の方法実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
この実施形態では、端末デバイス230は、一体化方式における分割を通して取得された機能モジュールの形態で提示されている。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、プロセッサ、及び1つ又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するメモリ、集積論理回路、及び/又は上記の機能を提供することができる別の部分であり得る。単純な実施形態では、当業者は、端末デバイス230が、図6に示されている端末デバイス70の形態であってよいことを理解されよう。
例えば、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701は、メモリ702に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、端末デバイス230が、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法における端末デバイスによって実施されるステップを実施することを可能にし得る。
特に、図23の処理モジュール2301の機能/実装処理は、メモリ702に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって実装され得る。代替として、図23のトランシーバモジュール2302の機能/実装処理は、図6に示されている端末デバイス70中のトランシーバ703によって実装され得る。
この実施形態において提供される端末デバイスは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法における端末デバイスによって実施されるステップを実施し得る。従って、端末デバイスによって達成されることが可能な技術的効果については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法における端末デバイスによって実施されるステップ、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際に端末デバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはメモリをさらに含む。メモリは、端末デバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。もちろん、メモリは、代替として、チップシステム中に存在しなくてよい。チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せによって実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアプログラムが使用されるとき、実施形態の全部又は一部はコンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ、実行されたとき、本出願の実施形態による手順又は機能が、全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得るか、又は1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。例えば、コンピュータ命令は、ワイヤード(例えば、同軸ケーブル、光ファイバー、若しくはデジタル加入者回線(digital subscriber line、DSL))又はワイヤレス(例えば、赤外線、ワイヤレス、又はマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、1つ又は複数の使用可能な媒体を組み込んでいる、サーバ又はデータセンターなどのコンピュータ又はデータ記憶デバイスによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
本出願について実施形態に関して説明されたが、保護を請求する本出願を実装する処理において、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び添付の特許請求の範囲を閲覧することによって、開示された実施形態の別の変形を理解及び実装し得る。特許請求の範囲において、「備える」(comprising)という用語は、別の構成要素又は別のステップを除外せず、「a」又は「one」は、複数の場合を除外しない。単一のプロセッサ又は別のユニットは、特許請求の範囲において列挙されたいくつかの機能を実装し得る。いくつかの手段が、互いに異なる従属請求項に記録されているが、これは、これらの手段が、より良い効果を奏するために組み合わされることが不可能であることを意味しない。
本出願について特定の特徴及びそれの実施形態に関して説明されたが、本出願の趣旨及び範囲から逸脱することなくそれらに対して様々な修正及び組合せが行われ得ることが明らかである。対応して、本明細書及び添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本出願の例示的な説明にすぎず、本出願の範囲内のあらゆる又は全ての修正、変形、組合せ、又は均等物を包含することを意図されている。当業者は、本出願の趣旨及び範囲から逸脱することなく本出願に対して様々な修正及び変形を行うことができることが明らかである。本出願は、以下の特許請求の範囲によって定義される保護の範囲及びその等価な技術内にそれらが入るという条件で、本出願のこれらの修正及び変形を包含することを意図されている。
本出願は、通信技術の分野に関し、詳細には、参照信号送信方法、参照信号受信方法、デバイス、及びシステムに関する。
ワイヤレス通信システムでは、端末デバイスは2つの状態を有する。1つは接続状態であり、これは、端末デバイスがネットワークデバイスへの接続を確立しており、通信を直接実施することができることを示す。1つはアイドル状態であるか、又はスリープ状態と呼ばれ、これは、端末デバイスがネットワークデバイスと直接通信することができないことを示す。端末デバイスが、送信するか又は受信すべきサービスデータを有しないとき、端末デバイスは、電力消費量を低減するためにアイドル状態に入り得る。ネットワークデバイスが、端末デバイスにサービスデータを送信する必要があるか、又は何らかのサービスデータを報告するように端末デバイスに要求するとき、ネットワークデバイスは、ページング機構を使用することによって端末デバイスに通知し得る。アイドル状態における端末デバイスは、周期的にウェイクアップして物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)を監視し、PDCCH中にページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出する。ページングスケジューリングメッセージが存在し、ページングスケジューリングがその端末デバイスに固有である場合、アイドル状態における端末デバイスは、接続状態に切り替わって、サービスデータを送信するか又は受信する。端末デバイスがウェイクアップするロケーションはページング機会(paging occasion、PO)と呼ばれる。
しかし、現在のモノのインターネットでは、多くのサービスはアクティブ報告タイプであり、即ち、アップリンク送信が主に実施され、ページング確率は比較的低い。従って、ネットワークデバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、ほとんどのPDCCHサーチスペース中で、対応するページングスケジューリングメッセージを送らないが、端末デバイスは、端末デバイスに対応する各POにおいてPDCCHを監視し始める必要が依然としてある。開始サブフレームが、各POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペースでは、端末デバイスは、PDCCHサーチスペースの第1の候補ロケーションから開始して、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施し、次いで、ページングスケジューリングメッセージが存在しないと決定する。これは、端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
これに基づいて、現在の技術では、ネットワークデバイスは、POの前に端末デバイスにウェイクアップ信号(wakeup signal、WUS)を送信し得るし、WUSは、端末デバイスがPDCCHを監視する必要があるかどうかを示すために使用される。端末デバイスがPOの前にWUSを検出するとき、端末デバイスは、PDCCHを監視し続ける必要がある。端末デバイスがPOの前にWUSを検出しない場合、それは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ネットワークデバイスが、対応するページングスケジューリングメッセージを送らず、端末デバイスがPDCCHを監視する必要がないことを示す。
しかし、端末デバイスが、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、ネットワークデバイスがページング機会の前にWUSを送らない場合でも、端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始める必要があり、最大WUS持続時間(maximum WUS duration)が終了した後にのみ、端末デバイスは、WUSが存在しないことを知る。これも、端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
従って、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを端末デバイスが検出するとき、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかを端末デバイスが検出するとき、どのように端末デバイスの電力消費量を低減すべきかが、現在解決されるよう喫緊に求められている問題である。
本出願の実施形態は、端末デバイスの電力消費量を低減するための、参照信号受信方法、参照信号送信方法、デバイス、及びシステムを提供する。
上記の目的を達成するために、本出願の実施形態において以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、参照信号送信方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスが、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。ネットワークデバイスは、時間領域リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。言い換えれば、本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信方法によれば、一態様では、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。別の態様では、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
第2の態様によれば、参照信号受信方法が提供される。本方法は、端末デバイスが、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。端末デバイスは、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。言い換えれば、本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第1の態様又は第2の態様に関して、可能な設計では、例えば、時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースであり得る。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、同じ周波数領域リソースであり得る。
代替として、第1の態様又は第2の態様に関して、可能な設計では、周波数領域リソースは、代替として、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースでないことがある。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、異なる周波数領域リソースであり得る。この場合、ネットワークデバイスは、第1の周波数領域リソースインジケーションパラメータを使用することによって端末デバイスに、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースを示し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様に関して、可能な設計では、時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、又は1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装では、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、又は1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装方法では、第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。代替として、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の、最初のX1個の(連続する)サブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。第1の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、ページング機会に対応するサブフレームは、ページング機会が位置するサブフレームであり得るか、又はページング機会の後の第1の有効サブフレームであり得るし、X1個の(連続する)サブフレームは、X1個の(連続する)有効サブフレームであり、Y1個の(連続する)サブフレームは、Y1個の(連続する)有効サブフレームである。連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第1の構成情報を送信することをさらに含む。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第1の構成情報を受信することをさらに含む。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。このようにして、ネットワークデバイスから第1の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第1の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第1の構成情報が、第1の持続時間と、X1及びY1のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第1の構成情報が、X1及びY1のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。代替として、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第2の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。ウェイクアップ信号の開始サブフレームが有効サブフレームであるので、第2の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、X2個の(連続する)サブフレームは、X2個の(連続する)有効サブフレームであり、Y2個の(連続する)サブフレームは、Y2個の(連続する)有効サブフレームである。連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第2の構成情報を送信することをさらに含む。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第2の構成情報を受信することをさらに含む。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。このようにして、ネットワークデバイスから第2の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第2の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第2の構成情報が、第1の持続時間と、X2及びY2のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第2の構成情報が、X2及びY2のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及び不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、F1ビットのビットマップによって表され得るし、F1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F1個のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F1は、第1の持続時間中の全てのページング機会の数量である。
代替として、第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第3の構成情報を送信することをさらに含む。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第3の構成情報を受信することをさらに含む。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。このようにして、端末デバイスは、第3の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、F2ビットのビットマップによって表され得るし、F2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F2個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F2は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号の数量である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第4の構成情報を送信することをさらに含む。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから参照信号の第4の構成情報を受信することをさらに含む。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。このようにして、端末デバイスは、第4の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X1とY1の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第1の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X1及びY1は、式X1+Y1=min{4T/nB,a}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、aは、第1の指定された値である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X2とY2の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第2の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X2及びY2は、式X2+Y2=min{4T/nB,b}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、bは、第2の指定された値である。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに第1のインジケーション情報を送信することをさらに含む。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから第1のインジケーション情報を受信することをさらに含む。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
もちろん、本出願のこの実施形態では、代替として、第1のインジケーション情報は構成されなくてよいが、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることが、プロトコルにおいてあらかじめ決定される。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスから第2のインジケーション情報を受信することをさらに含む。第2のインジケーション情報は、端末デバイスが、前もってウェイクアップ信号及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示すために使用される。
第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスに第2のインジケーション情報を送信することをさらに含む。第2のインジケーション情報は、端末デバイスが、前もってウェイクアップ信号及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示すために使用される。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースが第3の時間領域リソースと重複する(overlap)とき、参照信号は、それらの2つの時間領域リソースのユニオン集合上で送信され得る。第3の時間領域リソースは、候補ロケーションに対応する時間領域リソース、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前のT1個のサブフレーム、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後のT2個のサブフレームを含み、T1は0以上の整数であり、T2は0以上の整数である。例えば、NB−IoTシステムでは、T1は10に等しいことがあり、T2は4に等しいことがある。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、時間領域リソースは、第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第3の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会に対応するサブフレーム、M3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、又はM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M3は1以上の整数であり、N3は1以上の整数であり、M3はN3以上であり、X5は0以上の整数であり、Y5は0以上の整数であり、M3は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第4の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、M4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、又はM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY6個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M4は1以上の整数であり、N4は1以上の整数であり、M4はN4以上であり、X6は0以上の整数であり、Y6は0以上の整数であり、M4は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3ビットのビットマップによって表され、M3ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M3個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、N4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4ビットのビットマップによって表され、M4ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M4個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M3が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、M3が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はM3が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第5の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M3は、式M3=max{α1×(4/T)×nB,1}を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α1は、第5の指定された値である。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M4が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、M4が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はM4が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第6の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
第1の態様又は第2の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、M4は、式M4=max{α2×(4/T)×nB,1}を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α2は、第6の指定された値である。
第3の態様によれば、参照信号送信方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに測定サブフレームに関する情報を送信することを含む。ネットワークデバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。ネットワークデバイスは、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第4の態様によれば、参照信号受信方法が提供され、本方法は、端末デバイスが、ネットワークデバイスから測定サブフレームに関する情報を受信することを含む。端末デバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。端末デバイスは、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、端末デバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第3の態様又は第4の態様に関して、可能な設計では、測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
第3の態様又は第4の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップを含み得る。
第3の態様又は第4の態様の上記の可能な設計のいずれか1つに関して、可能な設計では、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
第5の態様によれば、参照信号送信方法が提供され、本方法は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。ネットワークデバイスは、時間領域リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、第1の持続時間中の決定された時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第6の態様によれば、参照信号受信方法が提供され、本方法は、端末デバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することであって、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである、ことを含む。端末デバイスは、時間領域リソース上で、ネットワークデバイスによって送られた参照信号を受信する。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。言い換えれば、ネットワークデバイスが、ページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、端末デバイスは、第1の持続時間中の決定された時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、第1の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第5の態様又は第6の態様の関係する実装については、第1の態様又は第2の態様を参照されたい。例えば、違いは、第5の態様又は第6の態様では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームの和が、第3の指定された値に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX4個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY4個のサブフレームの和が、第4の指定された値に関係するが、第1の態様又は第2の態様では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームの和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームの和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することにある。他の関係する説明については、第1の態様又は第2の態様を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第3の指定された値及び/又は第4の指定された値は、システムメッセージ若しくは上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいてあらかじめ決定され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第7の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様による方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装され得るか、又は対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第8の態様によれば、プロセッサ及びメモリを含む、ネットワークデバイスが提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。ネットワークデバイスが走らされたとき、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、ネットワークデバイスは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施する。
第9の態様によれば、プロセッサを含む、ネットワークデバイスが提供される。プロセッサは、メモリに結合し、メモリ中の命令を読み取り、次いで、命令に従って、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施するように構成される。
第10の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶する。命令がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施することを可能にされる。
第11の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様のいずれか1つによる参照信号送信方法を実施することを可能にされる。
第12の態様によれば、装置(例えば、装置はチップシステムであり得る)が提供される。本装置は、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様における機能、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際にネットワークデバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、本装置はメモリをさらに含む。メモリは、ネットワークデバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。本装置がチップシステムであるとき、チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。
第7の態様から第12の態様におけるいずれかの設計方式の技術的効果については、第1の態様、第3の態様、又は第5の態様における様々な設計方式の技術的効果を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第13の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様による方法を実装する機能を有する。機能は、ハードウェアによって実装され得るか、又は対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実装され得る。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ又は複数のモジュールを含む。
第14の態様によれば、プロセッサ及びメモリを含む、端末デバイスが提供される。メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成される。端末デバイスが走らされたとき、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、端末デバイスは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様のいずれか1つによる参照信号受信方法を実施する。
第15の態様によれば、プロセッサを含む、端末デバイスが提供される。プロセッサは、メモリに結合し、メモリ中の命令を読み取り、次いで、命令に従って、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様による参照信号送信方法を実施するように構成される。
第16の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶する。命令がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様のいずれか1つによる参照信号受信方法を実施することを可能にされる。
第17の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で走らされたとき、コンピュータは、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様のいずれか1つによる参照信号受信方法を実施することを可能にされる。
第18の態様によれば、装置(例えば、装置はチップシステムであり得る)が提供される。本装置は、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様における機能、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際に端末デバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、本装置はメモリをさらに含む。メモリは、端末デバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。本装置がチップシステムであるとき、チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。
第13の態様から第18の態様におけるいずれかの設計方式の技術的効果については、第2の態様、第4の態様、又は第6の態様における様々な設計方式の技術的効果を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
第19の態様によれば、通信システムが提供される。通信システムは、端末デバイス及びネットワークデバイスを含む。ネットワークデバイスは、本出願の実施形態において提供される第1の態様又は解決策においてネットワークデバイスによって実施されるステップを実施するように構成され、端末デバイスは、本出願の実施形態において提供される第2の態様又は解決策において端末デバイスによって実施されるステップを実施するように構成される。代替として、ネットワークデバイスは、本出願の実施形態において提供される第3の態様又は解決策においてネットワークデバイスによって実施されるステップを実施するように構成され、端末デバイスは、本出願の実施形態において提供される第4の態様又は解決策において端末デバイスによって実施されるステップを実施するように構成される。代替として、ネットワークデバイスは、本出願の実施形態において提供される第5の態様又は解決策においてネットワークデバイスによって実施されるステップを実施するように構成され、端末デバイスは、本出願の実施形態において提供される第6の態様又は解決策において端末デバイスによって実施されるステップを実施するように構成される。
本出願のこれらの態様又は他の態様は、以下の実施形態の説明においてより明らかであり、より理解しやすい。
現在の技術におけるNB−IoTシステムにおいてNPDCCHサーチスペース中で検出を実施する概略図である。
現在の技術においてDRX期間中にネットワークデバイス上で構成されたPOロケーションの概略図である。
異なるnBに対応し、現在の技術におけるNB−IoTシステムにおいてDRX期間中にネットワークデバイス上で構成されたPOロケーションの概略図である。
現在の技術においてWUSの開始サブフレームを決定する概略図である。
本出願の実施形態による通信システムの概略アーキテクチャ図である。
本出願の実施形態による端末デバイス及びネットワークデバイスのハードウェア構造の概略図である。
本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法の概略フローチャート1である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図1である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図2である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図3である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図4である。
本出願の実施形態によるNB−IoTシステムにおいてNPDCCHサーチスペース中で検出を実施する概略図である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図5である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図6である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図7である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図8である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図9である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図10である。
本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法の概略フローチャート2である。
本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法の概略フローチャート3である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図11である。
本出願の実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図12である。
本出願の実施形態による参照信号に対応する時間領域リソースの概略図13である。
本出願の実施形態における技術的解決策を理解しやすくするために、本出願の関係する技術について、最初に以下で手短に説明される。
1.PO
端末デバイスがアイドル状態にあるとき、ネットワークデバイスは、ページング機構を使用することによって、端末デバイスが接続状態に入って情報を交換する必要があるかどうかを端末デバイスに通知する。この場合、端末デバイスは、後続の応答を実施するためにPDCCHを監視する必要がある。しかし、端末デバイスがアイドル状態でPDCCHを監視し続けた場合、端末デバイスの大きい電力消費量が生じる。アイドル状態では、間欠受信(discontinuous reception、DRX)期間に基づく動作機構は固定であり、固定のDRX期間が使用される。電力消費量を低減するために、ネットワークデバイスと端末デバイスは、互いにネゴシエートし、端末デバイスは、開始サブフレームが、DRX期間中のPOが位置するサブフレームである(このサブフレームは以下でPOロケーションと呼ばれることもある)、PDCCHサーチスペース中でのみ、ブラインド検出の形態でPDCCH検出を実施する。PDCCHサーチスペースは、ターゲットPDCCHが現れ得る可能な候補(candidate)ロケーションのセットであり、POロケーションは、端末デバイスがPDCCHを監視する開始ロケーションを示し、それにより、PDCCHサーチスペースの開始ロケーションが決定され、次いで、PDCCHサーチスペースの開始ロケーションに基づいてブラインドPDCCH検出が実施される。PDCCHサーチスペースでは、ブロックは候補と見なされ得る。
本出願の実施形態では、PDCCHは、狭帯域モノのインターネット(narrowband internet of things、NB−IoT)における狭帯域PDCCH(narrowband PDCCH、NPDCCH)であり得るか、又は別のPDCCHであり得ることに留意されたい。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。例えば、図1に示されているように、NB−IoTシステムにおいて、NPDCCHサーチスペースは、候補0、候補1、候補2、…、及び候補7と示されている、最大8つの候補ロケーションを含む。本出願の実施形態では、候補ロケーションは、h個のサブフレームを占有し、hは、候補ロケーションにおけるNPDCCHの繰り返し数量であり、hは正の整数である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。現在の技術では、端末デバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、検出が成功するまで、様々な候補上でブラインド検出を連続的に実施する。検出が成功しない場合、次のDRX期間において、端末デバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、NPDCCHを監視し続け、以下同様である。図1のRmaxは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペースの長さを示し、NPDCCHの繰り返しの最大数量として理解されてもよい。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願の実施形態では、DRX期間は、端末デバイス上で事前構成され得るか、又はシステムメッセージを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。DRX期間は、アイドル状態における端末デバイスがそれに基づいて周期的にウェイクアップする期間として見なされてもよい。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
図2は、DRX期間中にネットワークデバイス上で構成されたPOロケーションの概略図である。図2から、複数のPOが、ネットワークデバイスのために1つのDRX期間において構成され得ることがわかる。ネットワークデバイスと通信している複数の端末デバイスのいずれか1つについて、その端末デバイスは、DRX期間中に1つのPOロケーションにおいてのみウェイクアップする。従って、DRXが構成された場合、端末デバイスは、端末デバイスが起こり得るページングを監視するためにDRX期間中にウェイクアップする必要がある時間を正確に計算する必要がある。以下で、端末デバイスがウェイクアップするPOロケーションを決定する方式を提供する。
POロケーションは、システムフレーム番号(system frame number、SFN)とサブフレーム番号の両方を使用することによって決定される。言い換えれば、SFN及びサブフレーム番号は、POロケーション、即ち、ページングスケジューリングメッセージが現れるべきであるNPDCCHサーチスペースの開始ロケーションを識別するために使用され得る。SFNは、ページングスケジューリングメッセージが現れるべきであるNPDCCHサーチスペースの開始ロケーションのシステムフレームロケーションを識別する。サブフレーム番号は、ページングスケジューリングメッセージが現れるべきであるNPDCCHサーチスペースの開始ロケーションの、システムフレーム中の、サブフレームロケーションを識別する。1つのシステムフレームは、10個のサブフレーム、例えば、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム3、…、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願の実施形態では、端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送られたページング構成パラメータに基づいて、POに対応するSFN及びサブフレーム番号を決定し得る。例えば、以下の式(1)を満たすSFNが、POに対応するSFNとして使用され得る。
SFN mod T=(T div N)×(UEID mod N) 式(1)
modはモジュロを示し、divは整除、即ち、丸めを示し、TはDRX期間を示し、Nの値は、min(T,nB)、即ち、TとnBとのうちのより小さい値に等しく、値範囲は{T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32,T/64,T/128,T/256,T/512,T/1024}であり、nBは、ページング密度、即ち、DRX期間中のPOの数量を示し、値範囲は{4T,2T,T/2,T/4,T/8,T/16,T/32,T/64,T/128,T/256,T/512,T/1024}であり、UEIDの値は、(国際モバイル加入者識別情報(international mobile subscriber identity, IMSI) mod 4096)に等しく、各端末デバイスは一意のIMSIを有する。
例えば、POに対応するサブフレーム番号は、以下の式(2)を使用することによって決定され得る。
i_s=floor(UEID/N) mod Ns 式(2)
floorは切り捨てを示し、Ns=max(1,nB/T)であり、POをもつシステムフレーム中のPOの数量を示し、値範囲は(4,2,1)であり、i_sは、サブフレーム番号のインデックスを示し、即ち、i_sが計算された後に、POに対応するサブフレーム番号がテーブルルックアップを通して取得され得るし、mod、N、及びUEIDの関係する説明については、式(1)を参照されたく、詳細について本明細書で再び説明されない。
式(1)及び式(2)から、T、nB、及びUEIDパラメータが決定されると、端末デバイスは、式(1)に基づいて1つのDRX期間中にただ1つのSFNを決定し得るし、端末デバイスは、式(2)に基づいて1つのシステムフレーム中にただ1つのサブフレーム番号を決定し得るし、従って、端末デバイスは、システムフレーム番号及びサブフレーム番号に基づいて、端末デバイスがDRX期間中にウェイクアップするただ1つのPOロケーションを決定し得ることがわかる。
同様に、ネットワークデバイスと通信している複数の端末デバイスのいずれか1つについて、ネットワークデバイスも、式(1)及び式(2)に基づいて、端末デバイスが1つのDRX期間中にウェイクアップするただ1つのPOロケーションを決定し得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
加えて、現在の技術では、端末デバイスとネットワークデバイスの両方は、T、nB、及びUEIDパラメータを使用することによって、1つのDRX期間中にネットワークデバイス上で構成された全てのPOロケーションを決定し得る。例えば、図3に示されているように、例としてNB−IoTシステムを使用して、nB=4Tは、1つのシステムフレームが、4つのPOを含み、4つのPOの時間領域リソースが、サブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9であることを示す。nB=2Tは、1つのシステムフレームが、2つのPOを含み、2つのPOの時間領域リソースが、サブフレーム4及びサブフレーム9であることを示す。nB=Tは、1つのシステムフレームが、1つのPOを含み、POの時間領域リソースが、サブフレーム9であることを示す。nB=T/2は、2つのシステムフレームが、1つのPOを含み、POの時間領域リソースが、2つのシステムフレームのうちの1つ中のサブフレーム9であることを示す。図3では、説明は、POの時間領域リソースが、示されている第2のシステムフレームのサブフレーム9、及び示されている第4のシステムフレームのサブフレーム9である例を使用することによって提供されている。nB=T/4は、4つのシステムフレームが、1つのPOを含み、POの時間領域リソースが、4つのシステムフレームのうちの1つ中のサブフレーム9であることを示す。図2では、説明は、POの時間領域リソースが、示されている第2のシステムフレームのサブフレーム9である例を使用することによって提供されている。他の場合はアナロジーによって取得され得る。
現在のNB−IoTシステムは、アンカー(anchor)キャリア及び非アンカー(non−anchor)キャリアという、2つのタイプのキャリアを含む。アンカーキャリアは、狭帯域1次同期信号(narrowband primary synchronization signal、NPSS)、狭帯域2次同期信号(narrowband secondary synchronization signal、NSSS)、狭帯域物理ブロードキャストチャネル(narrowband physical broadcast channel、NPBCH)、NPDCCH、及び狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル(narrowband physical downlink shared channel、NPDSCH)を搬送するキャリアである。非アンカーキャリアは、NPDCCH及びNPDSCHのみを搬送するが、NPSS、NSSS、又はNPBCHを搬送しないキャリアである。非アンカーキャリア上では、端末デバイスが式(1)及び式(2)を使用することによってPOロケーションを計算するとき、端末デバイスは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを知らない。従って、端末デバイスは、ブラインドNPDCCH検出を実施する必要がある。開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するとき、ネットワークデバイスは、端末デバイスがページングスケジューリングメッセージを検出することができる候補ロケーションにおいて狭帯域参照信号(narrowband reference signal、NRS)を送信し、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム中の、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレーム中の、ページングスケジューリングメッセージが検出された候補ロケーションにおいてNRSを送信する。開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在しないとき、ネットワークデバイスは、上記のロケーションにおいてNRSを送らない。
従って、現在の技術では、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在しないとき、端末デバイスが、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスである場合でも、端末デバイスは、NPDCCHサーチスペース中の第1の候補ロケーションから開始して、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施する必要があり、次いで、ページングスケジューリングメッセージが存在しないと決定することができる。しかし、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスは、強い検出能力を有し、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを知るために繰り返しNPDCCH上で検出を実施する必要がない。これは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
本出願の実施形態では、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスは、いくつかのインジケータにおいて比較的良好な性能をもつ端末デバイスであり、例えば、参照信号受信電力(reference signal received power、RSRP)が比較的良好である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
2.WUS
現在、ネットワークデバイスは、POの前に、端末デバイスにWUSを送信し得る。WUSは、端末デバイスがPDCCHを監視する必要があるかどうかを示すために使用される。端末デバイスがPOの前にWUSを検出するとき、端末デバイスは、PDCCHを監視し続ける必要がある。端末デバイスがPOの前にWUSを検出しない場合、それは、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ネットワークデバイスが、対応するページングスケジューリングメッセージを送らず、端末デバイスがPDCCHを監視する必要がないことを示す。
ネットワークデバイスがWUSを送信する必要があるとき、ネットワークデバイスは、システムメッセージを使用することによって端末デバイスに、関係するパラメータを示す。パラメータは、第1のスケーリングファクタ(scaling factor)、WUSの終了ロケーションとPOロケーションとの間のギャップ(gap)、及びRmaxを含む。WUSの終了ロケーションとPOロケーションとの間のギャップは、DRXのギャップ、eDRX(extended DRX、eDRX)の短いギャップ、及びeDRXの長いギャップのうちの少なくとも1つであり得る。第1のスケーリングファクタの範囲は{1/128,1/64,1/32,1/16,1/8,1/4,1/2}である。Rmaxの関係する説明については、図1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
端末デバイスは、以下の式(3)に基づいて最大WUS持続時間(maximum WUS duration)を取得する。
最大WUS持続時間=Rmax×第1スケーリングファクタ 式(3)
POロケーションは式(1)及び式(2)を使用することによって決定されることが可能であるので、POロケーション、ギャップ、及び最大WUS持続時間が知られているとき、端末デバイスは、図4に示されているように、WUSの開始ロケーション(又はWUSの開始サブフレーム)を決定し得る。図4における実際のWUS持続時間(WUS actual duration)は、量が2のべき乗倍に等しいサブフレーム、例えば、1、2、4、8、…、又は最大のWUS持続時間を含む。
同様に、ネットワークデバイスと通信している複数の端末デバイスのいずれか1つについて、ネットワークデバイスも、上記の方式でWUSの開始ロケーションを決定し得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
加えて、POの上記の説明から、端末デバイスとネットワークデバイスの両方は、T、nB、及びUEIDパラメータを使用することによって、1つのDRX期間中にネットワークデバイス上で構成された全てのPOロケーションを決定し得ることがわかる。従って、WUSの開始ロケーションを決定する上記の方式に従って、端末デバイスとネットワークデバイスの両方は、1つのDRX期間中にネットワークデバイス上で構成された全てのWUSの開始ロケーションを決定し得る。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
目下、現在の技術では、端末デバイスが、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、ネットワークデバイスがページング機会の前にWUSを送らず、端末デバイスが良好なチャネル条件をもつ端末デバイスである場合でも、端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始める必要があり、最大WUS持続時間(maximum WUS duration)が終了した後にのみ、端末デバイスは、WUSが存在しないことを知る。これも、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスの余分の電力消費を引き起こす。
以下で、本出願の実施形態における添付の図面を参照しながら、本出願の実施形態における技術的解決策について説明する。本出願の説明では、別段に規定されていない限り、「/」は、関連するオブジェクト間の「又は」関係を示す。例えば、A/Bは、A又はBを示し得る。本出願では、「及び/又は」は、関連するオブジェクトを記述するための関連付け関係のみを記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、及びBのみが存在するという、3つの場合を示し得る。A及びBは、単数又は複数であり得る。加えて、本出願の説明では、「複数の」は、2又は2よりも大きいを意味する。「以下のうちの少なくとも1つ」又はそれの同様の表現は、以下の任意の組合せを示し、以下のうちの1つ又は複数の任意の組合せを含む。例えば、a、b、又はcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、a及びb、a及びc、b及びc、又はa、b、及びcを示し得るし、a、b、及びcは、単数又は複数であり得る。加えて、本出願の実施形態における技術的解決策について明らかに説明するために、本出願の実施形態では、基本的に同じ機能及び使用法を有する同じ項目又は同様の項目の間で区別するために「第1の」及び「第2の」などの用語が使用される。当業者であれば、「第1の」及び「第2の」などの用語が量又は実行順序を限定することを意図されておらず、「第1の」及び「第2の」などの用語が明確な差異を示さないことを理解することができる。
加えて、本出願の実施形態において説明されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本出願の実施形態における技術的解決策についてより明らかに説明することを意図されており、本出願の実施形態において提供される技術的解決策に対する限定とはならない。当業者であれば、ネットワークアーキテクチャの発展及び新しいサービスシナリオの出現とともに、本出願の実施形態において提供される技術的解決策は、同様の技術的問題にも適用可能であることを知っているであろう。
図5は、本出願の実施形態による通信システム50を示す。通信システム50は、ネットワークデバイス60と、ネットワークデバイス60に接続された1つ又は複数の端末デバイス70とを含む。以下で、ネットワークデバイス60がいずれかの端末デバイス70と対話する例を使用することによって説明を提供する。
開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかが検出される必要がある、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかが検出されるとき、ネットワークデバイス60は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、ここで、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースであり、次いで、ネットワークデバイス60は、時間−周波数リソース上で端末デバイス70に参照信号を送信する。この場合、端末デバイス70は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、端末デバイス70は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイス60から参照信号を受信する。
代替として、任意選択で、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかが検出される必要がある、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかが検出されるとき、ネットワークデバイス60は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、ここで、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースであり、次いで、ネットワークデバイス60は、時間−周波数リソース上で端末デバイス70に参照信号を送信する。この場合、端末デバイス70は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、端末デバイス70は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイス60から参照信号を受信する。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。
代替として、任意選択で、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかが検出される必要がある、及び/又はWUSがPOの前に存在するかどうかが検出されるとき、ネットワークデバイス60は、端末デバイス70に、測定サブフレームに関する情報を送信し、ネットワークデバイス60は、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、ここで、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースであり、ネットワークデバイス60は、時間−周波数リソース上で端末デバイス70に参照信号を送信する。端末デバイス70は、ネットワークデバイス60から測定サブフレームに関する情報を受信し、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。次いで、端末デバイス70は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイス60から参照信号を受信する。
上記の解決策の特定の実装については、以下の実施形態において詳細に説明されており、詳細について本明細書で説明されない。
本出願のこの実施形態において提供される通信システムによれば、一態様では、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。別の態様では、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
図6は、本出願の実施形態によるネットワークデバイス60及び端末デバイス70のハードウェア構造の概略図である。
端末デバイス70は、少なくとも1つのプロセッサ701(図6では、説明は、1つのプロセッサ701が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのメモリ702(図6では、説明は、1つのメモリ702が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのトランシーバ703(図6では、説明は、1つのトランシーバ703が含まれる例を使用することによって提供されている)とを含む。任意選択で、端末デバイス70は、出力デバイス704及び入力デバイス705をさらに含み得る。
プロセッサ701、メモリ702、及びトランシーバ703は、通信回線を使用することによって接続される。通信回線は、上記の構成要素間で情報を送信するためのチャネルを含み得る。
プロセッサ701は、汎用中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、又は本出願の解決策におけるプログラムの実行を制御するように構成された1つ又は複数の集積回路であり得る。特定の実装では、実施形態では、プロセッサ701は、代替として複数のCPUを含み得るし、プロセッサ701は、シングルCPU(single−CPU)プロセッサ又はマルチCPU(multi−CPU)プロセッサであり得る。本明細書におけるプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つ又は複数のデバイス、回路、又は処理コアであり得る。
メモリ702は、読取り専用メモリ(read−only memory、ROM)、静的情報及び命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、若しくは情報及び命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイスであり得るか、又は電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(electrically erasable programmable read−only memory、EEPROM)、コンパクトディスク読取り専用メモリ(compact disc read−only memory、CD−ROM)若しくは別の光ディスクストレージ、(コンパクト光ディスク、レーザーディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−rayディスクなどを含む)光ディスクストレージ、磁気ディスク記憶媒体若しくは別の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造の形態の予想されるプログラムコードを搬送若しくは記憶するように構成されることが可能であり、コンピュータによってアクセスされることが可能な任意の他の媒体であり得る。しかし、これは、本明細書における限定とはならない。メモリ702は、独立して存在し得るし、通信回線を使用することによってプロセッサ701に接続される。代替として、メモリ702は、プロセッサ701と一体化され得る。
メモリ702は、本出願の解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ701は、コンピュータ実行可能命令の実行を制御する。特に、プロセッサ701は、メモリ702に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行して、本出願の実施形態において参照信号受信方法を実装するように構成される。任意選択で、本出願のこの実施形態におけるコンピュータ実行可能命令は、アプリケーションプログラムコード又はコンピュータプログラムコードと呼ばれることもある。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
トランシーバ703は、トランシーバのような任意の装置を使用することによって、別のデバイス又は通信ネットワーク、例えば、イーサネット、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)、又はワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network、WLAN)と通信するように構成され得る。トランシーバ703は、送信機Tx及び受信機Rxを含む。
出力デバイス704は、プロセッサ701と通信し、複数の方式で情報を表示し得る。例えば、出力デバイス704は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイデバイス、陰極線管(cathode ray tube、CRT)ディスプレイデバイス、又はプロジェクタ(projector)であり得る。
入力デバイス705は、プロセッサ701と通信し、複数の方式でユーザ入力を受信し得る。例えば、入力デバイス705は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、又は感知デバイスであり得る。
ネットワークデバイス60は、少なくとも1つのプロセッサ601(図6では、説明は、1つのプロセッサ601が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのメモリ602(図6では、説明は、1つのメモリ602が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのトランシーバ603(図6では、説明は、1つのトランシーバ603が含まれる例を使用することによって提供されている)と、少なくとも1つのネットワークインターフェース604(図6では、説明は、1つのネットワークインターフェース604が含まれる例を使用することによって提供されている)とを含む。プロセッサ601、メモリ602、トランシーバ603、及びネットワークインターフェース604は、通信回線を使用することによって接続される。ネットワークインターフェース604は、リンク(例えば、S1インターフェース)を使用することによってコアネットワークデバイスに接続するか、又は(図6に示されていない)ワイヤード若しくはワイヤレスリンク(例えば、X2インターフェース)を使用することによって別のネットワークデバイスのネットワークインターフェースに接続するように構成される。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。加えて、プロセッサ601、メモリ602、及びトランシーバ603の関係する説明については、端末デバイス70中のプロセッサ701、メモリ702、及びトランシーバ703の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態におけるネットワークデバイス60は、コアネットワークにアクセスするデバイスである。例えば、ネットワークデバイス60は、基地局、ブロードバンドネットワークゲートウェイ(broadband network gateway、BNG)、アグリゲーションスイッチ、非3GPPネットワークデバイス、若しくはロングタームエボリューション(LTE)システム(例えば、上記のNB−IoTシステム)における図6のものと同様の構造をもつデバイス、モバイル通信用グローバルシステム(global system for mobile communications、GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(universal mobile telecommunications system、UMTS)、符号分割多元接続(code division multiple access、CDMA)システム、又は将来の発展型パブリックランドモバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)であり得る。基地局は、様々な形態の基地局、例えば、マクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、リレー局、又はアクセスポイントを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における端末デバイス70は、端末、チップなどであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。端末は、ユーザ機器(user equipment、UE)、アクセス端末、端末ユニット、端末局、移動局、モバイルコンソール、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ワイヤレス端末、端末エージェント、端末装置、又はLTEシステム(例えば、上記のNB−IoTシステム)、GSM、UMTS、CDMAシステム、若しくは将来の発展型PLMNにおける図6に示されているものと同様の構造をもつデバイスであり得る。ワイヤレス端末は、モバイルフォン(又は「セルラー」フォンと呼ばれる)、セルラーフォン、コードレスフォン、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又は将来の5Gネットワークにおける端末デバイスなどであり得る。これは、本出願の実施形態では限定されない。
以下で、図1から図6を参照しながら本出願の実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法について詳細に説明する。
本出願の以下の実施形態におけるネットワーク要素間のメッセージの名前、メッセージ中のパラメータの名前などは例にすぎず、特定の実装では他の名前があり得ることに留意されたい。これは、本出願の実施形態では特に限定されない。
図7は、本出願の実施形態による参照信号送信及び受信方法を示す。本方法は以下のステップを含む。
S701.ネットワークデバイスが、不連続受信期間(即ち、上記のDRX期間)中のページング機会(即ち、上記のPO)の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。
S702.ネットワークデバイスが、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。
S703.端末デバイスが、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。
任意選択で、例えば、ステップS701からS703における参照信号は、NB−IoTシステム中のNRSであり得るか、又は別の参照信号であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、例えば、ステップS701からS703における第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間であり得る。例えば、第1の持続時間は、第1の期間で乗算された第2のスケーリングファクタに等しい。本明細書における第2のスケーリングファクタは、1に等しくなり得るか、又は0よりも大きく1よりも小さい小数であり得る。例えば、第2のスケーリングファクタは0.5又は1/3に等しい。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。本明細書における第1の期間は、DRX期間に関係する期間である。例えば、第1の期間は、DRX期間で乗算された第3のスケーリングファクタに等しい。本明細書における第3のスケーリングファクタは、1以上の整数、例えば、1、2、3、…であり得るか、又は0よりも大きい小数、例えば、0.5又は1.5であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。本出願のこの実施形態における第2のスケーリングファクタ及び/又は第3のスケーリングファクタは、ネットワークデバイスによって端末デバイスに示され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースであり得る。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、同じ周波数領域リソースであり得る。
任意選択で、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、代替として、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースでないことがある。言い換えれば、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースと、ページング機会又はウェイクアップ信号が現在位置する時間−周波数リソース中の周波数領域リソースは、異なる周波数領域リソースであり得る。この場合、ネットワークデバイスは、第1の周波数領域リソースインジケーションパラメータを使用することによって端末デバイスに、参照信号を送信するための時間−周波数リソース中の周波数領域リソースを示し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含み得る。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、又は1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装では、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。
第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、又は1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装方法では、第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。
本出願のこの実施形態では、説明は、各ページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X1であり、各ページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量が、同じであり、Y1であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X2であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のサブフレームの数量が、同じであり、Y2である、例を使用することによって提供されていることに留意されたい。もちろん、異なるページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X1とY1の和がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第1の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第1の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X2とY2の和がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第2の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第2の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第3の時間領域リソース及び第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含み得る。第3の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会に対応するサブフレーム、M3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、又はM3個毎のページング機会中のN3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M3は1以上の整数であり、N3は1以上の整数であり、M3はN3以上であり、X5は0以上の整数であり、Y5は0以上の整数であり、M3は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第4の時間領域リソースは、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、M4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、又はM4個毎のウェイクアップ信号中のN4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY6個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、M4は1以上の整数であり、N4は1以上の整数であり、M4はN4以上であり、X6は0以上の整数であり、Y6は0以上の整数であり、M4は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
本出願のこの実施形態では、説明は、各ページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X5であり、各ページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量が、同じであり、Y5であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量が、同じであり、X6であり、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のサブフレームの数量が、同じであり、Y6である、例を使用することによって提供されていることに留意されたい。もちろん、異なるページング機会に対応するサブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるページング機会に対応するサブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のサブフレームの数量は、異なり得るか、又は異なるウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のサブフレームの数量は、異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M3がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、M3が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第5の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第5の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M4がDRX期間中のページング機会の数量に関係することは、M4が、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第6の指定された値に関係することを含み得る。本出願のこの実施形態では、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第6の指定された値のうちの少なくとも1つが、プロトコルにおいて同意され得るか、又は端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
シナリオ1:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第1の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースを含む。この場合、X1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり得るし、Y1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームであり得る。代替として、X1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の最初のX1個の(連続する)サブフレームであり得るし、ここで、Z1は、ネットワークデバイスによって通知され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z1が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y1個のサブフレームは、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームであり得る。
例えば、X1とY1の和は、以下の式(4)を満たす。
X1+Y1=min{4T/nB,a}−1 式(4)
nBは、DRX期間中のページング機会の数量を示し、ページング密度と呼ばれることもあり、TはDRX期間を示し、aは第1の指定された値である。POロケーションは図3に示され、16≦a<32であると仮定される。
nB=4T及びX1+Y1=0であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(a)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9を含む。
nB=2T及びX1+Y1=1であるとき、X1=1及びY1=0と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(b)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、及び各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。
nB=T及びX1+Y1=3であるとき、X1=0及びY1=3と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(c)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、及び各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、3つの連続するサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム9、並びにページング機会が位置するシステムフレームに連続する次のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム1、及びサブフレーム2を含む。
nB=T/2及びX1+Y1=7であるとき、X1=6及びY1=1と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(d)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、6つの連続するサブフレーム、及び各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3からサブフレーム9、及びページング機会が位置するシステムフレームにおける連続する次のシステムフレーム中のサブフレーム0を含む。
nB=T/4及びX1+Y1=15であるとき、X1=11及びY1=4と仮定すると、参照信号に対応する時間領域リソースは図8の(e)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、11個の連続するサブフレーム、及び各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、4つの連続するサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレームに連続する、前のシステムフレーム中のサブフレーム8及びサブフレーム9、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム0からサブフレーム9、並びにPOが位置するシステムフレームに連続する次のシステムフレーム中のサブフレーム0からサブフレーム3を含む。
nB<T/4及びX1+Y1=a−1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースに関する詳細については、図8の(a)から(e)を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第1の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され、例えば、式(4)に基づいて決定され得るか、又はX1とY1の和は、例えば、表1若しくは表2に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。第1の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、ページング機会に対応するサブフレームは、ページング機会が位置するサブフレームであり得るか、又はページング機会の後の第1の有効サブフレームであり得るし、X1個の(連続する)サブフレームは、X1個の(連続する)有効サブフレームであり、Y1個の(連続する)サブフレームは、Y1個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。例えば、図8の(b)において、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3は、有効サブフレームでなく、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム2は、有効サブフレームであると仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図9に示されているように、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム2、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含み得る。
任意選択で、シナリオ1では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第1の構成情報を送信することをさらに含み得る。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間(period)、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット(offset)、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間及び第1の持続時間の関係する説明については、上記の部分を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。第1の期間中の第1の持続時間のオフセットは、S1個のシステムフレーム又はS2個のサブフレームであり得るし、S1は、0又は正の整数であり、S2は、0又は正の整数である。第1の持続時間の繰り返し数量は、正の整数であり、(第1の持続時間×第1の持続時間の繰り返し数量)は、第1の期間の持続時間以下であり、第1の期間中の第1の持続時間のオフセットは、第1の期間の持続時間と、(第1の持続時間×第1の持続時間の繰り返し数量)との間の差以下である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第1の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第1の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第1の構成情報が、第1の持続時間と、X1及びY1のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第1の構成情報が、X1及びY1のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第1の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、DRX期間=128個のシステムフレーム、第1の期間=0.5×DRX期間=64個のシステムフレーム、第1の持続時間=(1/32)×第1の期間であり、第1の期間中の第1の持続時間のオフセットが1つのシステムフレームであり、第1の持続時間の繰り返し数量が2であり、nB=2Tであるとき、参照信号に対応する時間領域リソースが図8の(b)に示されていると仮定される。この場合、nB=2Tであるとき、第1の期間中の時間領域リソースは、図10に示されているように、第1の期間中の第2のシステムフレームから第5のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含み得る。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第1の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第1の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージは、システム情報ブロック(system information block、SIB)又はマスタ情報ブロック(master information block、MIB)であり得るし、上位レイヤシグナリングは、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第1の構成情報を送信する必要がない。代替として、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第1の構成情報は、X1又はY1のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法が、非アンカーキャリア上で、NB−IoTシステムにおいて使用される場合、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在しないとき、ネットワークデバイスは、対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスにNRSを送信し得るし、時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースであり、このようにして、端末デバイスは、NRSに基づいて測定を実施し得る。開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、NPDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するとき、ネットワークデバイスは、対応する時間−周波数リソース上で端末デバイスにNRSを送信し得るし、時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第1の時間領域リソースであり、このようにして、端末デバイスは、NRSに基づいて測定を実施し得る。加えて、ネットワークデバイスは、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム中の、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレーム中の、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションにおいてNRSを送信し、それにより、端末デバイスは、NRSに基づいて復調を実施し得る。復調のために使用されるNRSと、測定のために使用されるNRSが重複する(overlap)とき、ネットワークデバイスは、時間−周波数リソースのユニオン集合、並びにページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーション、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレームを使用することによって、NRSを送信する。
例えば、図11に示されているように、nB=4Tであり、第1の持続時間は4つのシステムフレームである。この場合、第1の時間領域リソースを決定する上記の方式に従って、ネットワークデバイスが、測定のために第1の持続時間中に各POにおいてNRSを送信し得ると仮定される。図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0が、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションであるとき(即ち、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションが、1つのサブフレームを占有すると仮定すると)、ネットワークデバイスは、復調のために、図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0、図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0の前の10個のサブフレーム、及び図11の第4のシステムフレーム中のサブフレーム0の後の4つのサブフレーム中で、NRSを送信し得る。要約すれば、ネットワークデバイスは、第1のシステムフレーム及び第2のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9、第3のシステムフレーム中の全てのサブフレーム、並びに第4のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9中で、NRSを送信し得る。この場合、第3のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9、並びに第4のシステムフレーム中のサブフレーム0及びサブフレーム4は、測定のためにNRSを送信するために使用され得るだけでなく、復調のためにNRSを送信するためにも使用され得るし、言い換えれば、ネットワークデバイスは、測定と復調の両方のために上記のサブフレーム中でNRSを送信する。
開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスがPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを知らないので、端末デバイスは、サブフレーム内に明確に存在するNRSを使用することによって測定を実施し、候補ロケーションにおける第1のサブフレームの前の10個のサブフレーム中の、及び候補ロケーションにおける最後のサブフレームの後の4つのサブフレーム中の、ページングスケジューリングメッセージが検出されることが可能な候補ロケーションに場合によっては存在するNRSを使用することによって復調を実施する。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施して信号対干渉プラス雑音比(signal to interference plus noise ratio、SINR)を取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し得る。例えば、図12に示されているように、カバーされた端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の最初の3つの候補ロケーション上でのみ検出を実施した後に、前もって検出を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ2:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第2の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第2の時間領域リソースを含む。この場合、X2個のサブフレームは、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり得るし、Y2個のサブフレームは、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームであり得る。代替として、X2個のサブフレームは、1つ又は複数のページングウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり得るし、ここで、Z2は、ネットワークデバイスによって通知され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z2が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y2個のサブフレームは、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームであり得る。
例えば、X2とY2の和は、以下の式(5)を満たす。
X2+Y2=min{4T/nB,b}−1 式(5)
nBは、DRX期間中のページング機会の数量を示し、ページング密度と呼ばれることもあり、Tは、DRX期間を示し、bは、第2の指定された値であり、プロトコルにおいて同意され得るか、又はネットワークデバイスによって構成され得るし、これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、POロケーションが図3に示され、16≦a<32、ギャップ=30ms、及び最大WUS持続時間=2msであると仮定される。
nB=4T及びX2+Y2=0であるとき、各POロケーションに対応するWUSの開始サブフレームが図13の(a)に示されると仮定される。示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム5に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム3であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム7である。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは図13の(a)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、例えば、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム2、サブフレーム3、及びサブフレーム7を含む。
nB=2T及びX1+Y1=1であるとき、各POロケーションに対応するWUSの開始サブフレームが図13の(b)に示されると仮定される。示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第1のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第5のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第2のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第6のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第3のシステムフレーム中のサブフレーム7であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム4に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム2であり、示されない第7のシステムフレーム中のサブフレーム9に対応するWUSの開始サブフレームが、示されている第4のシステムフレーム中のサブフレーム7である。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは図13の(b)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、及び各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム6、及びサブフレーム7を含む。
nB=T及びX2+Y2=3、又はnB=T/2及びX2+Y2=7、又はnB=T/4及びX2+Y2=15、又はnB<T/4及びX2+Y2=a−1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースに関する詳細については、図13の(a)及び(b)を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第2の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され得るし、例えば、式(5)に基づいて決定され得るか、又はX2とY2の和は、例えば、表3若しくは表4に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第2の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。ウェイクアップ信号の開始サブフレームが有効サブフレームであるので、第2の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、X2個の(連続する)サブフレームは、X2個の(連続する)有効サブフレームであり、Y2個の(連続する)サブフレームは、Y2個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。例えば、図13の(b)において、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム6は、有効サブフレームでなく、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム5は、有効サブフレームであると仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図14に示されているように、ウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム5、及びサブフレーム7を含み得る。
任意選択で、シナリオ2では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第2の構成情報を送信することをさらに含み得る。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第2の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第2の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第2の構成情報が、第1の持続時間と、X2及びY2のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第2の構成情報が、X2及びY2のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第2の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、DRX期間=128個のシステムフレーム、第1の期間=0.5×DRX期間=64個のシステムフレーム、第1の持続時間=(1/32)×第1の期間であり、第1の期間中の第1の持続時間のオフセットが1つのシステムフレームであり、第1の持続時間の繰り返し数量が2であると仮定され、nB=2Tであるとき、参照信号に対応する時間領域リソースが図13の(b)に示される。この場合、nB=2Tであるとき、第1の期間中の時間領域リソースは、図15に示されているように、第1の期間中の第2のシステムフレームから第5のシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム6、及びサブフレーム7を含み得る。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第2の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第2の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第2の構成情報を送信する必要がない。代替として、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第2の構成情報は、X2及びY2のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、WUSがPOの前に存在するかどうかを検出するとき、WUSをサポートする端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ3:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースを含み得る。
このシナリオでは、第1の時間領域リソース(即ち、ページング機会に関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ1の方式で決定され得るし、第2の時間領域リソース(即ち、ウェイクアップ信号の開始サブフレームに関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ2の方式で決定され得る。関係する説明については、シナリオ1及びシナリオ2の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
例えば、nB=4Tであるとき、第1の時間領域リソースが図8の(a)に示され、第2の時間領域リソースが図13の(a)に示されると仮定される。このシナリオでは、参照信号に対応する時間領域リソースは図16の(a)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、及び各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、サブフレーム5、及びサブフレーム9、並びにウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム2、サブフレーム3、及びサブフレーム7を含む。
代替として、例えば、nB=2Tであるとき、第1の時間領域リソースが図8の(b)に示され、第2の時間領域リソースが図13の(b)に示されると仮定される。このシナリオでは、参照信号に対応する時間領域リソースは図16の(b)に示され得るし、即ち、時間領域リソースは、第1の持続時間中の各ページング機会に対応するサブフレーム、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、各ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、及び各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、1つのサブフレーム、例えば、ページング機会が位置するシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9、並びにウェイクアップ信号の開始サブフレームが位置するシステムフレーム中のサブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム6、及びサブフレーム7を含む。
任意選択で、シナリオ3では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第5の構成情報を送信することをさらに含み得る。第5の構成情報は、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第5の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第5の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。関係する説明については、シナリオ1及びシナリオ2を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第5の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第5の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第5の構成情報は、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第5の構成情報を送信する必要がない。代替として、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X1、Y1、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第5の構成情報は、X1、Y1、X2、及びY2のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X1はY1と同じであり得るし、X2はY2と同じであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。この場合、第5の構成情報は、X1(又はX2)、Y1(又はY2)、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
シナリオ1からシナリオ3では、関係する説明は、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第1の時間領域リソース、第2の時間領域リソース、又は第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースを含み得る例を使用することによって提供されている。全ての所与の例は、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会が、第1の持続時間中の全てのページング機会を含み、及び/又は第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号が、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号を含む例を使用することによって説明されている。任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのいくつかを含み得るか、及び/又は第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのいくつかを含む。詳細について以下で説明される。
最初に、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会が、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのいくつかを含み得ることについて以下で説明される。
可能な実装では、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのいくつかは、ビットマップによって表され得る。例えば、第1の持続時間中の全てのページング機会の数量がF1であると仮定すると、ページング機会は、F1ビットのビットマップによって表され得るし、F1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F1個のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F1は正の整数である。
例えば、nB=4Tであるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(a)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、16個のページング機会を含む。ビットマップは1110 0100 0000 0000であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(a)に示されているように、第1のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム4、及びサブフレーム5、並びに第2のシステムフレーム中のサブフレーム4を含み得る。
代替として、例えば、nB=2Tであるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(b)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、8つのページング機会を含む。ビットマップは1100 0000であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(b)に示されているように、第1のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含み得る。
代替として、例えば、nB=Tであるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(c)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、4つのページング機会を含む。ビットマップは0100であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(c)に示されているように、第2のシステムフレーム中のサブフレーム9、並びに第3のシステムフレーム中のサブフレーム0、サブフレーム1、及びサブフレーム2を含み得る。
代替として、例えば、nB=T/2であるとき、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(d)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、4つのページング機会を含む。ビットマップは01であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、参照信号に対応する時間領域リソースは、図17の(d)に示されているように、第4のシステムフレーム中のサブフレーム3からサブフレーム9、及び第5のシステムフレーム中のサブフレーム1を含み得る。
代替として、例えば、nB<T/2であるとき、関係する例については、上記の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
別の可能な実装では、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であり得るか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であり得るか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
例えば、nB=2Tであり、第1の持続時間は4つのシステムフレームであると仮定される。図8の(b)を参照すると、これらの4つのシステムフレームは、8つのページング機会を含む。M1=4及びN1=2であると仮定される。
2つのページング機会は、4つ毎のページング機会における、最初の2つのページング機会であり得る。この場合、第1の時間−周波数リソースは、図18の(a)に示されているように、第1のシステムフレーム及び第3のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。
代替として、2つのページング機会は、4つ毎のページング機会における、最後の2つのページング機会であり得る。この場合、第1の時間−周波数リソースは、図18の(b)に示されているように、第2のシステムフレーム及び第4のシステムフレーム中のサブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム8、及びサブフレーム9を含む。
代替として、2つのページング機会は、4ビットのビットマップによって表され得る。4ビットのビットマップは0110であり、ビット値「1」は、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」は、参照信号が送信されないことを示すと仮定される。この場合、第1の時間−周波数リソースは、図18の(c)に示されているように、第1のシステムフレーム及び第3のシステムフレーム中のサブフレーム8及びサブフレーム9、並びに第2のシステムフレーム及び第4のシステムフレーム中のサブフレーム3及びサブフレーム4を含む。
本出願のこの実施形態における全ての上記の例は、ビット値「1」が、参照信号が送信されることを示し、ビット値「0」が、参照信号が送信されないことを示す例を使用することによって説明されていることに留意されたい。もちろん、代替として、ビット値「0」は、参照信号が送信されることを示し得るし、ビット値「1」は、参照信号が送信されないことを示し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。この説明は、以下の実施形態にも適用可能である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第3の構成情報を送信することをさらに含み得る。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。例えば、N1個のページング機会が、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であり得るか、若しくはN1個のページング機会が、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であり得るとき、第3の構成情報は、M1及びN1を含み得るか、又はN1個のページング機会が、M1ビットのビットマップによって表されるとき、第3の構成情報は、M1ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第3の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第3の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第3の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第3の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。もちろん、M1及びN1、又はM1ビットのビットマップは、代替として、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における第1の構成情報及び第3の構成情報は、1つのメッセージ若しくは1つのシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又は異なるメッセージ若しくはシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
次に、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号が、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのいくつかを含み得ることについて以下で説明される。
可能な実装では、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのいくつかは、ビットマップによって表され得る。例えば、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号の数量がF2であると仮定すると、ウェイクアップ信号は、F2ビットのビットマップによって表され得るし、F2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、F2個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用され、F2は正の整数である。関係する例については、図17を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
別の可能な実装では、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。関係する例については、図18を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第4の構成情報を送信することをさらに含み得る。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。例えば、N2個のウェイクアップ信号が、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、若しくはN2個のウェイクアップ信号が、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であり得るとき、第4の構成情報は、M2及びN2を含み得るか、又はN2個のウェイクアップ信号が、M2ビットのビットマップによって表されるとき、第4の構成情報は、M2ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第4の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第4の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第4の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第4の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。もちろん、M2及びN2、又はM2ビットのビットマップは、代替として、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態における第2の構成情報及び第4の構成情報は、1つのメッセージ若しくは1つのシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又は異なるメッセージ若しくはシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M1はM2と同じであり得るし、N1はN2と同じであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
シナリオ4:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第3の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第3の時間領域リソースを含む。この場合、X5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり得るし、Y5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。代替として、X5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のZ3個のサブフレーム中の、最初のX5個の連続するサブフレームであり得るし、ここで、Z3は、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z3が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y5個のサブフレームは、M3個毎のページング機会における、N3個のページング機会の各々に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
例えば、M3は、以下の式(6)を満たす。
M3=max{α1×(4/T)×nB,1} 式(6)
nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α1は、第5の指定された値である。POロケーションは図3に示され、α1=1、及びN3=1であると仮定される。
nB=4T及びM3=16であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(a)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの16個毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。図24の(a)及び図24の(b)から(e)は、X5=1及びY5=0である例を使用することによって説明されている。もちろん、X5及びY5は、代替として他の値であってよい。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
nB=2T及びM3=8であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(b)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの8つ毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T及びM3=4であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(c)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの4つ毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T/2及びM3=2であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(d)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちの2つ毎のページング機会のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB=T/4及びM3=1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(e)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会の各々に関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nB<T/4及びM3=1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図24の(e)、即ち、第1の持続時間中の全てのページング機会の各々に関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ページング機会に関係するサブフレームは、ページング機会に対応するサブフレーム、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレーム、及びページング機会に対応するサブフレームの後のY5個のサブフレームを含む。
nBの異なる値について、ページング機会に対応するサブフレームの前のX5個のサブフレームは、同じであるか又は異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。加えて、X5及びY5は、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M3は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第5の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され得るし、例えば、式(6)に基づいて決定され得るか、又はM3は、例えば、表5に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第3の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。第3の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、ページング機会に対応するサブフレームは、ページング機会が位置するサブフレームであり得るか、又はページング機会の後の第1の有効サブフレームであり得るし、X5個の(連続する)サブフレームは、X5個の(連続する)有効サブフレームであり、Y5個の(連続する)サブフレームは、Y5個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。詳細については、図9に示されているような、シナリオ1における説明を参照されたい。
任意選択で、シナリオ4では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第6の構成情報を送信することをさらに含み得る。第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第6の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第6の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第6の構成情報が、第1の持続時間と、X5及びY5のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第6の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第6の構成情報が、X5及びY5のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第6の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第6の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第6の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第6の構成情報を送信する必要がない。代替として、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第6の構成情報は、X5及びY5のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X5とY5の和の値については、シナリオ1におけるX1とY1の和の関係する説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、開始サブフレームが、POに対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し得る。例えば、図12に示されているように、カバーされた端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の最初の3つの候補ロケーション上でのみ検出を実施した後に、前もって検出を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ5:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第4の時間領域リソースを含み得る。
例えば、ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースは、第4の時間領域リソースを含む。この場合、X6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり得るし、Y6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。代替として、X6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のZ4個のサブフレーム中の、最初のX6個の連続するサブフレームであり得るし、ここで、Z4は、ネットワークデバイスによって通知され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得るし、例えば、Z4が10に等しいことがプロトコルにおいて同意され、Y6個のサブフレームは、M4個毎のウェイクアップ信号における、N4個のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
例えば、M4は、以下の式(7)を満たす。
M4=max{α2×(4/T)×nB,1} 式(7)
nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、α2は、第6の指定された値である。POロケーションは図3に示され、α2=1、及びN4=1であると仮定される。
nB=4T及びM4=16であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図25の(a)、即ち、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちの16個毎のウェイクアップ信号のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ウェイクアップ信号に関係するサブフレームは、ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、及びウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY6個のサブフレームを含む。図25の(a)及び図25の(b)は、X6=1及びY6=0である例を使用することによって説明されている。もちろん、X6及びY6は、代替として他の値であってよい。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
nB=2T及びM4=8であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースは、図25の(b)、即ち、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちの8つ毎のウェイクアップ信号のうちの1つに関係するサブフレームに示され得るし、ここで、ウェイクアップ信号に関係するサブフレームは、ウェイクアップ信号の開始サブフレーム、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX6個のサブフレーム、及びウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY6個のサブフレームを含む。
nB=T及びM4=4、又はnB=T/2及びM4=2、又はnB=T/4及びM4=1、又はnB<T/4及びM4=1であるとき、参照信号に対応する時間領域リソースに関する詳細については、図25の(a)及び(b)を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
nBの異なる値について、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX6個のサブフレームは、同じであるか又は異なり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。加えて、X6及びY6は、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、M4は、DRX期間中のページング機会の数量、DRX期間、及び第6の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定され得るし、例えば、式(7)に基づいて決定され得るか、又はM4は、例えば、表6に示されているように、DRX期間中のページング機会の数量に対応する指定された値である。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第4の時間領域リソース上のサブフレームは、通常サブフレームを含み得るか、又は有効(valid)サブフレームを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。ウェイクアップ信号の開始サブフレームが有効サブフレームであるので、第4の時間領域リソース上の全てのサブフレームが有効サブフレームであるとき、X6個の(連続する)サブフレームは、X6個の(連続する)有効サブフレームであり、Y6個の(連続する)サブフレームは、Y6個の(連続する)有効サブフレームである。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
本出願のこの実施形態では、連続する有効サブフレームは、2つの有効サブフレーム間に他の有効サブフレームが存在しないことを意味する。詳細については、図13に示されているような、シナリオ2における説明を参照されたい。
任意選択で、シナリオ5では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第7の構成情報を送信することをさらに含み得る。第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第7の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第7の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソース又は第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。例えば、第7の構成情報が、第1の持続時間と、X6及びY6のうちの少なくとも1つとを含むと仮定すると、端末デバイスは、第7の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。代替として、例えば、第7の構成情報が、X6及びY6のうちの少なくとも1つ、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つ、第1の期間、及び第1の持続時間を含むと仮定すると、端末デバイスは、第7の構成情報及びDRX期間中のページング機会の数量に基づいて第1の期間中の時間領域リソースを決定し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、上記の実施形態は、ネットワークデバイスが端末デバイスに第7の構成情報を送信する例を使用することによって説明される。ネットワークデバイスは、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中で端末デバイスに第7の構成情報を送信し得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、即ち、第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量を含む。代替として、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の全ての情報は、プロトコルにおいて同意され得る。この場合、ネットワークデバイスは、端末デバイスに第7の構成情報を送信する必要がない。代替として、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るし、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量の一部の情報が、プロトコルにおいて同意され得る。例えば、第7の構成情報は、X6及びY6のうちの少なくとも1つを含み得るし、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量は、プロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、X6とY6の和の値については、シナリオ2におけるX2とY2の和の関係する説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、WUSがPOの前に存在するかどうかを検出するとき、WUSをサポートする端末デバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信し、次いで、参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームからリスニングすることを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUSリスニングを終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
シナリオ6:ステップS701からS703における時間−周波数リソース中の時間領域リソースが、第3の時間領域リソース及び第4の時間領域リソースを含み得る。
このシナリオでは、第3の時間領域リソース(即ち、ページング機会に関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ4の方式で決定され得るし、第4の時間領域リソース(即ち、ウェイクアップ信号の開始サブフレームに関係する参照信号を送信するための時間領域リソース)は、シナリオ5の方式で決定され得る。関係する説明については、シナリオ4及びシナリオ5の説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、シナリオ6では、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第8の構成情報を送信することをさらに含み得る。第8の構成情報は、X5、Y5、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
第1の期間、第1の持続時間、及び第1の期間中の第1の持続時間のオフセットの関係する説明については、シナリオ1を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第9の構成情報を送信することをさらに含み得る。第9の構成情報は、N3を含むか、又はM3ビットのビットマップを含む。例えば、N3個のページング機会が、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であり得るか、若しくはN3個のページング機会が、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であり得るとき、第9の構成情報は、N3を含み得るか、又はN3個のページング機会が、M3ビットのビットマップによって表されるとき、第9の構成情報は、M3ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第9の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第9の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに参照信号の第10の構成情報を送信することをさらに含み得る。第10の構成情報は、N4を含むか、又はM4ビットのビットマップを含む。例えば、N4個のウェイクアップ信号が、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であり得るか、若しくはN4個のウェイクアップ信号が、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であり得るとき、第10の構成情報は、N4を含み得るか、又はN4個のウェイクアップ信号が、M4ビットのビットマップによって表されるとき、第10の構成情報は、M4ビットのビットマップを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
このようにして、ネットワークデバイスから第10の構成情報を受信した後に、端末デバイスは、第10の構成情報を参照して第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し得る。詳細については、図18に示されている例を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
シナリオ4からシナリオ6では、M3が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値Aよりも大きいとき、M3が1よりも大きいこと、又は不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値A以下であるとき、M3が1に等しいことを含む。M4が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値Bよりも大きいとき、M4が1よりも大きいこと、又は不連続受信期間中のページング機会の数量がしきい値B以下であるとき、M4が1に等しいことを含む。しきい値A及びしきい値Bは、ネットワークによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは本明細書では限定されない。しきい値Aとしきい値Bの値は、同じであるか又は異なり得る。
任意選択で、シナリオ1からシナリオ6では、ページング機会に対応するサブフレームの後のY1個の連続するサブフレームは、POを含まず、開始サブフレームがPOであるPDCCHサーチスペース中にある、最初のY1個の連続するサブフレームであり得るし、ページング機会に対応するサブフレームの後のY3個の連続するサブフレームは、POを含まず、開始サブフレームがPOであるPDCCHサーチスペース中にある、最初のY3個の連続するサブフレームであり得るし、ページング機会に対応するサブフレームの後のY5個の連続するサブフレームは、POを含まず、開始サブフレームがPOであるPDCCHサーチスペース中にある、最初のY5個の連続するサブフレームであり得る。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、ネットワークデバイスが、端末デバイスに第1のインジケーション情報を送信し、それにより、端末デバイスが、ネットワークデバイスから第1のインジケーション情報を受信することをさらに含み得る。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1のインジケーション情報は、明示的インジケーション情報であり得るか、又は暗黙的インジケーション情報であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、第1のインジケーション情報は、ビットでの候補値によって表され得る。ビットは、2つの候補値、例えば、0又は1を含む。候補値0は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示し得るし、候補値1は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示し得る。代替として、候補値0は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示し得るし、候補値1は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示し得る。
代替として、例えば、第1のインジケーション情報は、指定された値であり得る。例えば、指定された値を送信することは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示し、指定された値を送らないことは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示す。代替として、指定された値を送信することは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートしないことを示し、指定された値を送らないことは、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示す。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1のインジケーション情報は、システムメッセージ、上位レイヤシグナリング、若しくは他のシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいてあらかじめ決定され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得るし、他のシグナリングは、ダウンリンク制御情報(DCI)シグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第1のインジケーション情報は、第1の構成情報、第2の構成情報、第3の構成情報、及び第4の構成情報のうちの少なくとも1つとともに端末デバイスのために構成され得るか、又は端末デバイスのために別々に構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、代替として、第1のインジケーション情報は構成されなくてよいが、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることが、プロトコルにおいてあらかじめ決定される。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、端末デバイスは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であるかどうかを、ネットワークデバイスにさらに報告し得る。例えば、端末デバイスは、ネットワークデバイスに第2のインジケーション情報を送信し得るし、第2のインジケーション情報は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示すために使用される。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第2のインジケーション情報は、明示的インジケーション情報であり得るか、又は暗黙的インジケーション情報であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、第2のインジケーション情報は、ビットでの候補値によって表され得る。ビットは、2つの候補値、例えば、0又は1を含む。候補値0は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示し得るし、候補値1は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示し得る。代替として、候補値0は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示し得るし、候補値1は、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示し得る。
代替として、例えば、第2のインジケーション情報は、指定された値であり得る。例えば、指定された値を送信することは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示し、指定された値を送らないことは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示す。代替として、指定された値を送信することは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが不可能であることを示し、指定された値を送らないことは、端末デバイスが前もってWUS及びPDCCHのうちの少なくとも1つ上で監視することを終了することが可能であることを示す。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法は、参照信号が、ページング機会に対応するサブフレーム及び/又はウェイクアップ信号の開始サブフレーム中で送信され得る例を使用することによって説明される。任意選択で、代替として、参照信号は、ページング機会に対応するサブフレーム及び/又はウェイクアップ信号の開始サブフレーム中で送信されないことがある。具体的には、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のP1個のサブフレーム、及び第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のQ1個のサブフレームを含み、P1は0以上の整数であり、Q1は0以上の整数であり、P1とQ1の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係し、P1とQ1の和は1以上であるか、又は第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のP2個のサブフレーム、及び第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のQ2個のサブフレームを含み、P2は0以上の整数であり、Q2は0以上の整数であり、P2とQ2の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係し、P2とQ2の和は1以上である。この場合は、本出願のこの実施形態では特に限定されない。この場合に対応する関係する説明については、参照信号が、ページング機会に対応するサブフレーム及び/又はウェイクアップ信号の開始サブフレーム中で送信され得ることに関する上記の説明を参照されたい。例えば、違いは、X1+Y1+1=P1+Q1であることにある。詳細について本明細書で再び説明されない。
本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で参照信号を送信する。従って、一態様では、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出し、ページング機会においてウェイクアップしてPDCCHを監視するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施して測定結果を取得し、例えば、RSRP測定を実施してSINRを取得し得る。測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。さらに、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、端末デバイスは、全ての候補ロケーション上でブラインド検出を実施することなしに、いくつかの候補ロケーション上でのみブラインド検出を実施することによってページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを決定し得る。例えば、図12に示されているように、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスは、PDCCHサーチスペース中の最初の3つの候補ロケーション上でのみ検出を実施した後に、前もって検出を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。別の態様では、WUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、端末デバイスは、第1の持続時間中のいくつかの参照信号を使用することによって測定を実施し得る。従って、測定結果が特定の条件を満たすとき、端末デバイスは、良好なチャネル条件をもつ端末デバイスと見なされ得る。端末デバイスは、WUSの開始サブフレームから監視することを実施し始め、WUSが存在しないことを知るために最大WUS持続時間が終了するまで待つことなしに、前もってWUS監視を終了し、それにより、端末デバイスの電力消費量を低減し得る。
ステップS701からS703におけるネットワークデバイスの行為は、メモリ602に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得るし、ステップS701からS703における端末デバイスの行為は、メモリ702に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって命令された端末デバイスによって実施され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、図19は、本出願の実施形態による別の参照信号送信及び受信方法を示す。本方法は以下のステップを含む。
S1901.ネットワークデバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。
時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX4個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY4個のサブフレームを含み、X4は0以上の整数であり、Y4は0以上の整数であり、X4とY4の和は、第4の指定された値に関係する。
S1902.ネットワークデバイスが、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。
S1903.端末デバイスが、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。
ステップS1901からS1903の関係する説明については、ステップS701からS703を参照されたい。例えば、違いは、本出願のこの実施形態では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームの和が、第3の指定された値に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX4個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY4個のサブフレームの和が、第4の指定された値に関係するが、ステップS701からS703では、ページング機会に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレームと、ページング機会に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームの和が、DRX期間中のページング機会の数量に関係し、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレームと、ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームの和が、DRX期間中のページング機会の数量に関係することにある。他の関係する説明については、ステップS701からS703を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、第3の指定された値及び/又は第4の指定された値は、システムメッセージ若しくは上位レイヤシグナリングを使用することによって端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいてあらかじめ決定され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、第1の持続時間中の決定された時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、図7に示されている本実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
ステップS1901からS1903におけるネットワークデバイスの行為は、メモリ602に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得るし、ステップS1901からS1903における端末デバイスの行為は、メモリ702に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得る。これは、この実施形態では限定されない。
任意選択で、図20は、本出願の実施形態による別の参照信号送信及び受信方法を示す。本方法は以下のステップを含む。
S2001.ネットワークデバイスが、端末デバイスに、測定サブフレームに関する情報を送信する。
S2002.端末デバイスが、ネットワークデバイスから測定サブフレームに関する情報を受信する。
S2003.ネットワークデバイスが、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、時間領域リソースが、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。
S2004.ネットワークデバイスが、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信する。
S2005.端末デバイスが、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定し、次いで、対応する時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信する。
ステップS2001からS2005における参照信号、第1の持続時間、及び時間−周波数リソース中の周波数領域リソースの関係する説明については、図7に示されている実施形態における関係する説明を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、ステップS2001からS2005における測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され得るし、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
例えば、nビットのビットマップ中のビットの候補値が1であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームであり、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要があることを示し、ビットの候補値が0であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームでなく、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要がないことを示す。代替として、nビットのビットマップ中のビットの候補値が0であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームであり、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要があることを示し、ビットの候補値が1であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームでなく、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要がないことを示す。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ネットワークデバイスは、nビットのビットマップによって表されるサブフレームと、有効サブフレームビットマップによって表される有効サブフレームとの交わり集合又はユニオン集合中で参照信号を送信し得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、期間(period)、オフセット(offset)、繰り返し数量などが、測定サブフレームのためにさらにフレキシブルに構成され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ビットマップの期間は、1、2、…、又はK1などの正の整数であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ビットマップのオフセットは、K2個のシステムフレーム又はK3個のサブフレームであり得るし、K2は0又は正の整数であり、K3は0又は正の整数である。ビットマップのオフセットは、第1の持続時間と(ビットマップの長さ×ビットマップの繰り返し数量)との間の差以下である。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、ビットマップの繰り返し数量は、1、2、…、又はK4などの正の整数であり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、第1の持続時間は4つのシステムフレームであり、nB=4T、n=10であり、ビットマップの期間は3つのシステムフレームであり、ビットマップのオフセットは1つのシステムフレームであり、ビットマップの繰り返し数量は1であり、nビットのビットマップ中のビットの候補値が1であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームであり、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要があることを示し、ビットの候補値が0であるとき、それは、ビットに対応するサブフレームが測定サブフレームでなく、ネットワークデバイスがサブフレーム中で参照信号を送信する必要がないことを示す。この場合、第1の持続時間中の時間領域リソースは、図21に示されているように、第3のシステムフレーム中のサブフレーム2及びサブフレーム7を含み得る。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、期間(period)、オフセット(offset)、及び繰り返し数量が測定サブフレームのために構成される必要がないとき、ネットワークデバイスによって端末デバイスに送られる測定サブフレームに関する情報は、nビットのビットマップを含み得るか、又は期間(period)、オフセット(offset)、若しくは繰り返し数量が測定サブフレームのために構成される必要があるとき、ネットワークデバイスによって端末デバイスに送られる測定サブフレームに関する情報は、nビットのビットマップと、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つとを含み得る。これは本明細書において一律に記述され、詳細について以下で再び説明されない。
言い換えれば、本出願のこの実施形態では、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量は、端末デバイスのためにネットワークデバイスによって構成され得るか、又はプロトコルにおいて同意され得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
任意選択で、本出願のこの実施形態では、測定サブフレームに関する情報は、システムメッセージ又は上位レイヤシグナリング中でネットワークデバイスによって端末デバイスに送られ得る。例えば、システムメッセージはSIB又はMIBであり得るし、上位レイヤシグナリングはRRCシグナリングであり得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、ネットワークデバイスがページング機会において対応するページングスケジューリングメッセージを送信するかどうかにかかわらず、ネットワークデバイスは、測定サブフレームに関する情報に基づいて決定された第1の持続時間中の時間領域リソースに対応する時間−周波数リソース上で参照信号を送信する。従って、本出願のこの実施形態において提供される参照信号送信及び受信方法によれば、端末デバイスの電力消費量は、端末デバイスが、開始サブフレームが、ページング機会に対応するサブフレームである、PDCCHサーチスペース中で、ページングスケジューリングメッセージが存在するかどうかを検出するとき、及び/又はWUSがページング機会の前に存在するかどうかを検出するとき、低減されることが可能である。関係する技術的効果の分析については、図7に示されている本実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
ステップS2001からS2005におけるネットワークデバイスの行為は、メモリ602に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって命令されたネットワークデバイスによって実施され得るし、ステップS2001からS2005における端末デバイスの行為は、メモリ702に記憶されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって命令された端末デバイスによって実施され得る。これは、この実施形態では限定されない。
上記は、ネットワーク要素間の対話の観点から、本出願の実施形態において提供される解決策について主に説明している。上記の機能を実装するために、上記のネットワークデバイス又は端末デバイスは、機能を実装するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解されよう。当業者は、本明細書で開示される実施形態において説明されるユニット及びアルゴリズムステップの例と組み合わせて、本出願が、ハードウェア、又はハードウェアとコンピュータソフトウェアの組合せによって実装されることが可能であることに容易に気づいているはずである。機能がハードウェアによって実施されるか、コンピュータソフトウェアによって駆動されたハードウェアによって実施されるかは、特定の適用例及び技術的解決策の設計制約に依存する。当業者は、特定の適用例毎に説明される機能を実装するために異なる方法を使用してよいが、その実装が本出願の範囲を越えると考えられるべきではない。
本出願の実施形態では、機能モジュールへの分割が、上記の方法例に基づいてネットワークデバイス又は端末デバイス上で実施されてよい。例えば、各機能モジュールが、各機能に対応する分割を通して取得され得るか、又は2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化され得る。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装され得るか、又はソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。本出願の実施形態では、モジュールへの分割は例であり、論理的機能分割に過ぎないことに留意されたい。実際の実装では、別の分割方式が使用されてよい。
例えば、機能モジュールが、一体化方式における分割を通して取得されたときの、図22は、ネットワークデバイス220の概略構造図である。ネットワークデバイス220は、処理モジュール2201及びトランシーバモジュール2202を含む。
可能な実装では、処理モジュール2201は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2202は、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信するように構成される。
任意選択で、時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、又は1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装では、第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX1個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY1個のサブフレームを含み、X1は0以上の整数であり、Y1は0以上の整数であり、X1とY1の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、又は1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームのうちの少なくとも1つを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、DRX期間中のページング機会の数量に関係する。特定の実装方法では、第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの前のX2個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレームの後のY2個のサブフレームを含み、X2は0以上の整数であり、Y2は0以上の整数であり、X2とY2の和は、不連続受信期間中のページング機会の数量に関係する。
任意選択で、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。代替として、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の、最初のX1個の(連続する)サブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第1の構成情報を送信するようにさらに構成される。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。代替として、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第2の構成情報を送信するようにさらに構成される。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
任意選択で、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第3の構成情報を送信するようにさらに構成される。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
任意選択で、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第4の構成情報を送信するようにさらに構成される。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。
任意選択で、X1とY1の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第1の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X1及びY1は、式X1+Y1=min{4T/nB,a}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、aは、第1の指定された値である。
任意選択で、X2とY2の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第2の指定された値に基づいてネットワークデバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X2及びY2は、式X2+Y2=min{4T/nB,b}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、bは、第2の指定された値である。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに第1のインジケーション情報を送信するようにさらに構成される。第1のインジケーション情報は、ネットワークデバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
代替として、任意選択で、時間領域リソースは、第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースの関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。代替として、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ3個のサブフレーム中の、最初のX5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第6の構成情報を送信するようにさらに構成される。第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。代替として、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ4個のサブフレーム中の、最初のX6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第7の構成情報を送信するようにさらに構成される。第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、N3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3ビットのビットマップによって表され、M3ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M3個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第8の構成情報を送信するようにさらに構成される。第8の構成情報は、N3を含むか、又はM3ビットのビットマップを含む。
任意選択で、N4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4ビットのビットマップによって表され、M4ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M4個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに参照信号の第9の構成情報を送信するようにさらに構成される。第9の構成情報は、N4を含むか、又はM4ビットのビットマップを含む。
任意選択で、M3及びM4の値の関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
別の可能な実装では、トランシーバモジュール2202は、端末デバイスに、測定サブフレームに関する情報を送信するように構成される。処理モジュール2201は、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2202は、時間−周波数リソース上で端末デバイスに参照信号を送信するようにさらに構成される。
任意選択で、測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップを含み得る。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
さらに別の可能な実装では、処理モジュール2201は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2202は、時間領域リソース上で端末デバイスに参照信号を送信するように構成される。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。
上記の方法実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
この実施形態では、ネットワークデバイス220は、一体化方式における分割を通して取得された機能モジュールの形態で提示されている。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、プロセッサ、及び1つ又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するメモリ、集積論理回路、及び/又は上記の機能を提供することができる別の部分であり得る。単純な実施形態では、当業者は、ネットワークデバイス220が、図6に示されているネットワークデバイス60の形態であってよいことを理解されよう。
例えば、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601は、メモリ602に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、ネットワークデバイス220が、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法におけるネットワークデバイスによって実施されるステップを実施することを可能にし得る。
特に、図22の処理モジュール2201の機能/実装処理は、メモリ602に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図6に示されているネットワークデバイス60中のプロセッサ601によって実装され得る。代替として、図22のトランシーバモジュール2202の機能/実装処理は、図6に示されているネットワークデバイス60中のトランシーバ603によって実装され得る。
この実施形態において提供されるネットワークデバイスは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法におけるネットワークデバイスによって実施されるステップを実施し得る。従って、ネットワークデバイスによって達成されることが可能な技術的効果については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法におけるネットワークデバイスによって実施されるステップ、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際にネットワークデバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはメモリをさらに含む。メモリは、ネットワークデバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。もちろん、メモリは、代替として、チップシステム中に存在しなくてよい。チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
例えば、機能モジュールが、一体化方式における分割を通して取得されたときの、図23は、端末デバイス230の概略構造図である。端末デバイス230は、処理モジュール2301及びトランシーバモジュール2302を含む。
可能な実装では、処理モジュール2301は、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2302は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信するように構成される。
任意選択で、時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソース又は第2の時間領域リソースの関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X1個の連続するサブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。代替として、X1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ1個のサブフレーム中の、最初のX1個の(連続する)サブフレームであり、Y1個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y1個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第1の構成情報を受信するようにさらに構成される。第1の構成情報は、X1、Y1、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、及び第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。代替として、X2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ2個のサブフレーム中の、最初のX2個の連続するサブフレームであり、Y2個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y2個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第2の構成情報を受信するようにさらに構成される。第2の構成情報は、X2、Y2、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会は、第1の持続時間中の全てのページング機会のうちのM1個毎のページング機会中にN1個のページング機会を含み、M1は1以上の整数であり、N1は1以上の整数であり、M1はN1以上である。
任意選択で、N1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最初のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1個毎のページング機会における、最後のN1個の連続するページング機会であるか、又はN1個のページング機会は、M1ビットのビットマップによって表され、M1ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M1個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第3の構成情報を受信するようにさらに構成される。第3の構成情報は、M1及びN1を含むか、又はM1ビットのビットマップを含む。
任意選択で、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号は、第1の持続時間中の全てのウェイクアップ信号のうちのM2個毎のウェイクアップ信号中にN2個のウェイクアップ信号を含み、M2は1以上の整数であり、N2は1以上の整数であり、M2はN2以上である。
任意選択で、N2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最初のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2個毎のウェイクアップ信号における、最後のN2個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN2個のウェイクアップ信号は、M2ビットのビットマップによって表され、M2ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M2個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第4の構成情報を受信するようにさらに構成される。第4の構成情報は、M2及びN2を含むか、又はM2ビットのビットマップを含む。
任意選択で、X1とY1の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX1とY1の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第1の指定された値に基づいて端末デバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X1及びY1は、式X1+Y1=min{4T/nB,a}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、aは、第1の指定された値である。
任意選択で、X2とY2の和が不連続受信期間中のページング機会の数量に関係することは、X2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量に対応する指定された値であること、又はX2とY2の和が、不連続受信期間中のページング機会の数量、不連続受信期間、及び第2の指定された値に基づいて端末デバイスによって決定されることを含む。
任意選択で、X2及びY2は、式X2+Y2=min{4T/nB,b}−1を満たし、nBは、不連続受信期間中のページング機会の数量を示し、Tは、不連続受信期間を示し、bは、第2の指定された値である。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから第1のインジケーション情報を受信するようにさらに構成される。第1のインジケーション情報は、端末デバイスが、第1の持続時間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することをサポートすることを示すために使用される。
別の可能な実装では、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから測定サブフレームに関する情報を受信するように構成される。処理モジュール2301は、測定サブフレームに関する情報に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2302は、時間−周波数リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信するようにさらに構成される。
任意選択で、測定サブフレームは、nビットのビットマップによって表され、nビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号がn個のサブフレームの各々中で送信されるかどうかを示すために使用され、nは正の整数である。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップを含み得る。
任意選択で、測定サブフレームに関する情報は、ビットマップの期間、ビットマップのオフセット、及びビットマップの繰り返し数量のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。
さらに別の可能な実装では、処理モジュール2301は、第1の持続時間中の時間領域リソースを決定するように構成され、時間領域リソースは、参照信号を送信するために使用される時間−周波数リソース中の時間領域リソースである。トランシーバモジュール2302は、時間領域リソース上でネットワークデバイスから参照信号を受信するように構成される。時間領域リソースは、第1の時間領域リソース及び第2の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第1の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のページング機会に対応するサブフレーム、1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のページング機会の各々に対応するサブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第3の指定された値に関係する。第2の時間領域リソースは、第1の持続時間中の1つ又は複数のウェイクアップ信号の開始サブフレーム、1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のX3個のサブフレーム、及び1つ又は複数のウェイクアップ信号の各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後のY3個のサブフレームを含み、X3は0以上の整数であり、Y3は0以上の整数であり、X3とY3の和は、第4の指定された値に関係する。
代替として、任意選択で、時間領域リソースは、第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースのうちの少なくとも1つを含む。第3の時間領域リソース又は第4の時間領域リソースの関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前にありそれに連続する、X5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。代替として、X5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの前のZ3個のサブフレーム中の、最初のX5個の連続するサブフレームであり、Y5個のサブフレームは、各ページング機会に対応するサブフレームの後にありそれに連続する、Y5個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第6の構成情報を受信するようにさらに構成される。第6の構成情報は、X5、Y5、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前にありそれに連続する、X6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。代替として、X6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの前のZ4個のサブフレーム中の、最初のX6個の連続するサブフレームであり、Y6個のサブフレームは、各ウェイクアップ信号の開始サブフレームの後にありそれに連続する、Y6個の連続するサブフレームである。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第7の構成情報を受信するようにさらに構成される。第7の構成情報は、X6、Y6、第1の期間、第1の持続時間、第1の期間中の第1の持続時間のオフセット、又は第1の持続時間の繰り返し数量のうちの少なくとも1つを含む。第1の期間は、不連続受信期間に関係する期間である。第1の持続時間は、第1の期間中の時間期間である。
任意選択で、N3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最初のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3個毎のページング機会における、最後のN3個の連続するページング機会であるか、又はN3個のページング機会は、M3ビットのビットマップによって表され、M3ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M3個毎のページング機会の各々に対応するサブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュールは、ネットワークデバイスから参照信号の第8の構成情報を受信するようにさらに構成される。第8の構成情報は、N3を含むか、又はM3ビットのビットマップを含む。
任意選択で、N4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最初のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4個毎のウェイクアップ信号における、最後のN4個の連続するウェイクアップ信号であるか、又はN4個のウェイクアップ信号は、M4ビットのビットマップによって表され、M4ビットのビットマップ中の各ビットは、参照信号が、M4個毎のウェイクアップ信号の各々の開始サブフレーム中で送信されるかどうかを示すために使用される。
任意選択で、トランシーバモジュール2302は、ネットワークデバイスから参照信号の第9の構成情報を受信するようにさらに構成される。第9の構成情報は、N4を含むか、又はM4ビットのビットマップを含む。
任意選択で、M3又はM4の値の関係する説明については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
上記の方法実施形態におけるステップの全ての関係する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用され得る。詳細について本明細書で再び説明されない。
この実施形態では、端末デバイス230は、一体化方式における分割を通して取得された機能モジュールの形態で提示されている。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、プロセッサ、及び1つ又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するメモリ、集積論理回路、及び/又は上記の機能を提供することができる別の部分であり得る。単純な実施形態では、当業者は、端末デバイス230が、図6に示されている端末デバイス70の形態であってよいことを理解されよう。
例えば、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701は、メモリ702に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出して、端末デバイス230が、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法における端末デバイスによって実施されるステップを実施することを可能にし得る。
特に、図23の処理モジュール2301の機能/実装処理は、メモリ702に記憶されたコンピュータ実行可能命令を呼び出すことによって、図6に示されている端末デバイス70中のプロセッサ701によって実装され得る。代替として、図23のトランシーバモジュール2302の機能/実装処理は、図6に示されている端末デバイス70中のトランシーバ703によって実装され得る。
この実施形態において提供される端末デバイスは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法における端末デバイスによって実施されるステップを実施し得る。従って、端末デバイスによって達成されることが可能な技術的効果については、上記の方法実施形態を参照されたい。詳細について本明細書で再び説明されない。
任意選択で、本出願の実施形態は、チップシステムをさらに提供する。チップシステムは、上記の方法実施形態における参照信号送信及び受信方法における端末デバイスによって実施されるステップ、例えば、不連続受信期間中のページング機会の数量に基づいて第1の持続時間中の時間領域リソースを決定することを実装する際に端末デバイスをサポートするように構成された、プロセッサを含む。可能な設計では、チップシステムはメモリをさらに含む。メモリは、端末デバイスのために必要であるプログラム命令及びデータを記憶するように構成される。もちろん、メモリは、代替として、チップシステム中に存在しなくてよい。チップシステムは、チップを含み得るか、又はチップ及び別の個別デバイスを含み得る。これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せによって実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアプログラムが使用されるとき、実施形態の全部又は一部はコンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ、実行されたとき、本出願の実施形態による手順又は機能が、全て又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得るか、又は1つのコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信され得る。例えば、コンピュータ命令は、ワイヤード(例えば、同軸ケーブル、光ファイバー、若しくはデジタル加入者回線(digital subscriber line、DSL))又はワイヤレス(例えば、赤外線、ワイヤレス、又はマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンターに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、1つ又は複数の使用可能な媒体を組み込んでいる、サーバ又はデータセンターなどのコンピュータ又はデータ記憶デバイスによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
本出願について実施形態に関して説明されたが、保護を請求する本出願を実装する処理において、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び添付の特許請求の範囲を閲覧することによって、開示された実施形態の別の変形を理解及び実装し得る。特許請求の範囲において、「備える」(comprising)という用語は、別の構成要素又は別のステップを除外せず、「a」又は「one」は、複数の場合を除外しない。単一のプロセッサ又は別のユニットは、特許請求の範囲において列挙されたいくつかの機能を実装し得る。いくつかの手段が、互いに異なる従属請求項に記録されているが、これは、これらの手段が、より良い効果を奏するために組み合わされることが不可能であることを意味しない。
本出願について特定の特徴及びそれの実施形態に関して説明されたが、本出願の趣旨及び範囲から逸脱することなくそれらに対して様々な修正及び組合せが行われ得ることが明らかである。対応して、本明細書及び添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本出願の例示的な説明にすぎず、本出願の範囲内のあらゆる又は全ての修正、変形、組合せ、又は均等物を包含することを意図されている。当業者は、本出願の趣旨及び範囲から逸脱することなく本出願に対して様々な修正及び変形を行うことができることが明らかである。本出願は、以下の特許請求の範囲によって定義される保護の範囲及びその等価な技術内にそれらが入るという条件で、本出願のこれらの修正及び変形を包含することを意図されている。