JP2021535638A - 無線通信システムにおける方法、及び端末デバイスにおける方法 - Google Patents

無線通信システムにおける方法、及び端末デバイスにおける方法 Download PDF

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Abstract

本開示の実施形態は、無線通信システムにおける制御信号の伝送及び受信のための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品に関する。ネットワークデバイスで実施される方法は、制御リソース領域で、所定のサイズを有しかつ第1構成情報を含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、データリソース領域で、端末デバイスに対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送をスケジュールするための情報を含む第2制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、を含み、第1構成情報は、第2制御メッセージを検出するためのものである。【選択図】図5

Description

本開示の非限定的且つ例示的な実施形態は、一般に、無線通信の技術分野に関し、特に、無線通信システムにおける制御信号の伝送及び受信のための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品に関する。
本セクションは、本開示の理解をより容易にし得る態様を紹介する。従って、本セクションの記載は、このような観点から読まれるべきであり、先行技術に開示された又は開示されないことを自認することとして理解されるべきではない。
無線システムにおいて、端末デバイスは、ネットワークデバイスにアップリンクトラフィックを伝送し、及び/又はネットワークデバイスからダウンリンクトラフィックを受信する。通常、端末デバイスとネットワークデバイスとの間のアップリンク通信及びダウンリンク通信の両方は、ネットワークデバイスからのスケジューリング情報によって制御される。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPPP)によって開発されたロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)ネットワークでは、スケジューリング情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)におけるダウンリンク制御インジケータ(DCI:Downlink Control Indicator)において運ばれる。LTEにおけるPDCCHは、サブフレームで最初のいくつかの直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルを占有する。
PDCCHは、制御信号伝送に対して制限される容量を提供し、且つ干渉制御に関して柔軟ではないため、スケジューリング情報を含む制御信号を伝送するための新しいメカニズムが望まれている。
本開示の様々な実施形態は、主に、無線通信システムにおける制御信号の伝送及び受信のための方法、装置、及びコンピュータプログラム製品を提供することを目的としている。
本開示の第1態様では、ネットワークデバイスで実施される方法が提供される。この方法は、制御リソース領域で,所定のサイズを有しかつ第1構成情報を含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、データリソース領域で、端末デバイスに対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送をスケジュールするための情報を含む第2制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、を含み、第1構成情報は、第2制御メッセージを検出するためのものである。
いくつかの実施形態では、第1構成情報は、第2制御メッセージの存在と、第2制御メッセージ用のサーチスペースと、第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベルと、第2制御メッセージのモードと、第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組と、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかの実施形態では、第2制御メッセージのモードは、第2制御メッセージに含まれる別個のスケジューリング情報が使用される伝送/受信ポイント(TRP:transmit/reception points)の数と、第2制御メッセージによってサポートされるアップリンクプリコーディンググループの数と、第2制御メッセージによってスケジュールされるトランスポートブロックの数と、第2制御メッセージによって示される変調・符号化スキームの数と、第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組と、第2制御メッセージを検出するためのサーチスペースと、第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベルと、のうちの少なくとも1つを示してもよい。
いくつかの実施形態では、第1制御メッセージは、第1構成情報を示すための1つ又は複数のビットを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、上記方法は、第2制御メッセージ用の半静的な第2構成情報を端末デバイスに伝送することをさらに含んでもよい。いくつかの実施形態では、第2制御メッセージ用の半静的な第2構成情報は、周波数位置及び/又は時間位置と、変調・符号化スキーム(MCS:modulation and coding scheme)と、仮想リソースから物理リソースへのマッピングと、のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、制御リソース領域で第1制御メッセージを伝送することは、制御リソース領域内の複数の制御チャネル要素(CCE:control channel elements)で第1制御メッセージを伝送することを含み、複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスは、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を暗黙的に示してもよい。いくつかの実施形態では、最初のCCEの奇数インデックス及び偶数インデックスの一方は、第2制御メッセージが第1制御メッセージによってスケジュールされることを示し、最初のCCEの奇数インデックス及び偶数インデックスの他方は、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送が第1制御メッセージによってスケジュールされることを示してもよい。
いくつかの実施形態では、最初のCCEのインデックス mod N(Nは2よりも大きい整数である)の結果は、第2制御メッセージの存在と、第2制御メッセージの構成と、のうちの一方又は両方を示してもよい。
いくつかの実施形態では、複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスは、第1制御メッセージが所定の制御リソースセットで伝送される場合のみ、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を暗黙的に示してもよい。
いくつかの実施形態では、データリソース領域で第2制御メッセージを伝送することは、データリソース領域内の複数のリソースユニットで第2制御メッセージを伝送することを含み、データリソース領域内の複数のリソースユニットのうちの第1リソースユニットのインデックスは、対応するアップリンクフィードバックのためのリソースを示してもよい。
いくつかの実施形態では、第1制御メッセージは、端末デバイスに対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送用のリソース割り当て情報をさらに含んでもよい。
本開示の第2態様では、ネットワークデバイスで実施される別の方法が提供される。この方法は、制御リソース領域の第1リソースで第1制御メッセージを第1端末デバイスに伝送することと、制御リソース領域の第2リソースで第2制御メッセージを第2端末デバイスに伝送することと、データリソース領域のリソースで第3制御メッセージを第1アンテナポート組を介して第1端末デバイスに伝送することと、データリソース領域の同じリソースで第4制御メッセージを異なる第2アンテナポート組を介して第2端末デバイスに伝送することと、を含み、第1制御メッセージ及び第2制御メッセージのそれぞれは、所定のサイズを有し、第3制御メッセージ及び第4制御メッセージをそれぞれ検出するための情報を含み、第3制御メッセージ及び第4制御メッセージのそれぞれは、第1端末デバイス及び第2端末デバイスに対するデータ伝送をそれぞれスケジュールするための情報を含む。
いくつかの実施形態では、第3制御メッセージは、第1端末デバイスに対するデータ伝送用の第1リソース割り当てを示し、第4制御メッセージは、第2端末デバイスに対するデータ伝送用の第2リソース割り当てを示し、第1リソース割り当ては、第2リソース割り当てと部分的に重複しており、第3制御メッセージは、第2リソース割り当てと重複している第1リソース割り当ての第1部分において、第1端末デバイスに対するデータ伝送用の第1変調・符号化スキーム(MCS)を示し、第2リソース割り当てと重複していない第1リソース割り当ての第2部分において、第1端末デバイスに対するデータ伝送用の第2MCSを示してもよい。
本開示の第3態様では、ネットワークデバイスに実施される別の方法が提供される。この方法は、制御リソース領域で、ダウンリンク伝送用の2つのトランスポートブロックのスケジューリングをサポートする所定のサイズを有し、且つ構成指示を含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、第1制御メッセージに含まれる2つのトランスポートブロックのうちの第1トランスポートブロックに対するスケジューリング情報に基づいて、第1トランスポートブロックを使用してダウンリンクデータを伝送することと、構成指示に基づいて、2つのトランスポートブロックのうちの第2トランスポートブロックを使用してダウンリンク伝送を制御することと、を含む。
いくつかの実施形態では、構成指示に基づいて、2つのトランスポートブロックのうちの第2トランスポートブロックを使用してダウンリンク伝送を制御することは、構成指示が第1値を持つことに応答して、第2トランスポートブロックを使用して第2制御メッセージを伝送することと、構成指示が第2値を持つことに応答して、第2トランスポートブロックを使用してデータを伝送することと、を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、構成指示に基づいて、2つのトランスポートブロックのうちの第2トランスポートブロックを使用してダウンリンク伝送を制御することは、構成指示が第1値を持つことに応答して、第2トランスポートブロックを使用して第2制御メッセージを伝送することと、構成指示が第2値を持つことに応答して、第2トランスポートブロックを使用して伝送することを防止することと、を含んでもよい。
本開示の第4態様では、ネットワークデバイスで実施される別の方法が提供される。この方法は、制御リソース領域で、所定のサイズを有しかつ構成指示及びリソース割り当てを含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、リソース割り当ての第1部分を使用してダウンリンクデータを伝送することと、構成指示に基づいて、リソース割り当ての第2部分を使用してダウンリンク伝送を制御することと、を含む。
いくつかの実施形態では、構成指示に基づいて、リソース割り当ての第2部分を使用してダウンリンク伝送を制御することは、構成指示が第1値を持つことに応答して、リソース割り当ての第2部分を使用して第2制御メッセージを伝送することと、構成指示が第2値を持つことに応答して、リソース割り当ての第2部分を使用してデータを伝送することと、を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、構成指示に基づいて、リソース割り当ての第2部分を使用してダウンリンク伝送を制御することは、構成指示が第1値を持つことに応答して、リソース割り当ての第2部分を使用して第2制御メッセージを伝送することと、構成指示が第2値を持つことに応答して、リソース割り当ての第2部分を使用して伝送することを防止することと、を含んでもよい。
本開示の第5の態様では、端末デバイスで実施される方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイスから制御リソース領域で、所定のサイズを有する第1制御メッセージを受信することと、第1制御メッセージから、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を取得することと、取得された第1構成情報に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークデバイスからデータリソース領域で第2制御メッセージを検出することと、検出された第2制御メッセージに基づいて、ダウンリンクデータを検出し又はアップリンクデータを伝送することと、を含む。
本開示の第6の態様では、端末デバイスで実施される方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイスから制御リソース領域で、所定のサイズを有する第1制御メッセージを受信することと、第1制御メッセージから第2制御メッセージを検出するための構成情報を取得し、構成情報は、第2制御メッセージを検出するためのアンテナポートの組を示すことと、取得された構成情報に少なくとも部分的に基づいて、データリソース領域で、ネットワークデバイスのアンテナポートの組を介して伝送される第2制御メッセージを検出することと、検出された第2制御メッセージに基づいて、ダウンリンクデータを検出し又はアップリンクデータを伝送することと、を含む。
本開示の第7の態様では、端末デバイスで実施される方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイスから制御リソース領域で、ダウンリンク伝送用の2つのトランスポートブロックのスケジューリングをサポートする所定のサイズを有し、且つ構成指示を含む第1制御メッセージを受信することと、第1制御メッセージに含まれる2つのトランスポートブロックのうちの第1トランスポートブロックに対するスケジューリング情報に基づいて、第1トランスポートブロックを検出することと、構成指示に基づいて2つのトランスポートブロックのうちの第2トランスポートブロックの検出を制御することと、を含む。
本開示の第8の態様では、端末デバイスで実施される方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイスから制御リソース領域で、所定のサイズを有し、かつ構成指示及びリソース割り当てを含む第1制御メッセージを受信することと、受信した第1制御メッセージに基づいて、リソース割り当ての第1部分でダウンリンクデータを検出することと、構成指示に基づいて、リソース割り当ての第2部分での検出を制御することと、を含む。
本開示の第9の態様では、ネットワークデバイスが提供される。このネットワークデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって、ネットワークデバイスに少なくとも本開示の第1乃至第4態様のいずれかに記載の方法を実行させるように構成されている。
本開示の第10の態様では、端末デバイスが提供される。この端末デバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサによって、端末デバイスに少なくとも本開示の第5乃至第8態様のいずれかに記載の方法を実行させるように構成されている。
本開示の第11の態様では、コンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムは、装置によって実行されると、該装置に本開示の第1乃至第8の態様のいずれかに記載の方法を実行させる命令を含む。
本開示の第12の態様では、装置によって実行されると、該装置に本開示の第1乃至第8の態様のいずれかに記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体が提供される。
本開示の様々な実施形態の上記及び他の態様、特徴、及び利点は、添付の図面を参照した以下の詳細な説明から、より明らかになる。添付の図面において、類似する参照符号は類似又は同等の要素を示すために使用されている。図面は、本開示の実施形態の理解を容易にするために示され、縮尺で描かれる必要がない。
本開示の実施形態が実施されることができる例示的な通信ネットワークを示す。
PDCCHの伝送を模式的に示す。
拡張PDCCH(EPDCCH)の伝送を模式的に示す。
先行技術における制御信号伝送の例を示す。
本開示の一実施形態に係る2レベルDCIを示す。
本開示の一実施形態に係る2レベルDCIの第2DCIの内容を示す。
本開示の実施形態に係る2レベルDCIの第2DCIの暗黙的構成情報の例を示す。 本開示の実施形態に係る2レベルDCIの第2DCIの暗黙的構成情報の例を示す。
本開示の実施形態に係る2レベルDCIの第2DCIのマルチユーザ多重化の例を示す。
本開示の実施形態に係る第2DCIをデータ伝送と多重化させる例を示す。 本開示の実施形態に係る第2DCIをデータ伝送と多重化させる例を示す。
本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを伝送するための方法のフローチャートを示す。
本開示の実施形態に係る2レベルDCIの別の例を示す。 本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを伝送するための方法のフローチャートを示す。 本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを伝送するための方法のフローチャートを示す。 本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを伝送するための方法のフローチャートを示す。
本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを受信するための方法のフローチャートを示す。 本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを受信するための方法のフローチャートを示す。 本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを受信するための方法のフローチャートを示す。 本開示の実施形態に係る2レベル制御メッセージを受信するための方法のフローチャートを示す。
ネットワークデバイス又は端末デバイスとして具現化され、又はそれらに含まれることができる装置の簡略的なブロック図を示す。
以下、本開示の原理及び主旨を、例示的な実施形態を参照して説明する。これらの全ての実施形態は、単に当業者が本開示をよりよく理解し、さらに実施するために与えられるものであり、本開示の範囲を限定するためのものではないと理解されるべきである。例えば、1つの実施形態の一部として図示又は記載される特徴は別の実施形態とともに使用され、さらに別の実施形態を生み出すことができる。明確のために、実際の実施に関する全ての特徴が本明細書に記載されているわけではない。
明細書における「一実施形態」、「ある実施形態」、「例示的な実施形態」などに言及する場合に、記載される実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含む可能性があることを示すが、全ての実施形態が該特定の特徴、構造、又は特性を含む必要がない。また、そのような表現は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性がある実施形態に関連して記載されている場合、明示的に記載されているか否かにかかわらず、当業者の知識の範囲内で他の実施形態に関連するその特徴、構造、又は特性に適用することを意図している。
「第1」及び「第2」等の用語は、様々な要素を記述するために本明細書で使用されることがあるが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではないと理解されるべきである。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、例示的な実施形態の範囲から逸脱しない限り、第1要素は第2要素と呼ばれることができ、同様に、第2要素は第1要素と呼ばれることができる。本明細書で使用されるとき、「及び/又は」という用語は、挙げられた用語のうちの1つ又は複数の任意及びすべての組み合わせを含む。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、例示的な実施形態を限定することを意図するものではない。本明細書で使用されるとき、単数形である「1つ(a)」、「1つ(an)」及び「上記(the)」は、コンテキストからそうでないことが明確に示されていない限り、複数形も含むことを意図している。本明細書で使用される場合、「備える」、「有する」、及び/又は「含む」という用語は、記載される特徴、要素、及び/又は構成要素等の存在を特定するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、構成要素、及び/又はそれらの組み合わせの存在又は追加を排除するものではないことも理解されたい。
本明細書で使用されるとき、「無線通信ネットワーク」という用語とは、任意の適切な無線通信規格に準拠するネットワークを指す。ここでの規格は、例えば、新しい無線(NR:New Radio)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、LTE-アドバンスト(LTE-A:LTE−Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)などを含む。「無線通信ネットワーク」は「無線通信システム」と呼ばれることもある。さらに、ネットワークデバイス同士の間、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間、又は端末デバイス同士の間の無線通信ネットワークでの通信は、任意の適切な通信プロトコルに従って実行されることができる。ここでの通信プロトコルは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM:Global System for Mobile Communications)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、LTE、NR、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、及び/又は現在知られている又は将来に開発される他の適切な無線通信規格を含むが、これらに限定されない。
本明細書で使用されるとき、「ネットワークデバイス」という用語は、無線通信ネットワークにおけるノードを指し、端末デバイスは該ノードを介してネットワークにアクセスし且つ該ノードからサービスを受ける。ネットワークデバイスは、適用される用語や技術によって、基地局(BS:Base Station)又はアクセスポイント(AP:Access Point)、例えば、ノードB(NodeB又はNB)、Evolved NodeB(eNodeB又はeNB)、NR NB(gNBとも呼ばれる)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、無線ヘッダ(RH:Radio Header)、リモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リレー、及びフェムトやピコなどの低電力ノードなどを指すことができる。
「端末デバイス」という用語は、無線通信が可能である任意のエンドデバイスを指す。非限定的な例として、端末デバイスは、通信デバイス、ユーザ機器(UE:User Equipment)、加入者局(SS:Subscriber Station)、ポータブル加入者局(Portable Subscriber Station)、移動局(MS:Mobile Station)、又はアクセス端末(AT:Access Terminal)と呼ばれることもある。端末デバイスは、携帯電話、セルラー電話、スマートフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、タブレット、装着型端末デバイス、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶・再生装置、車載型無線端末デバイス、無線エンドポイント、モバイルステーション、ラップトップ組込機器(LEE:Laptop-embedded Equipment)、ラップトップ搭載機器(LME:Laptop-mounted Equipment)、USBドングル、スマートデバイス、無線顧客宅内機器(CPE:Customer-Premises Equipment)などを含んでもよいが、これらに限定されない。以下の説明では、「端末デバイス」、「通信デバイス」、「端末」、「ユーザ機器」及び「UE」という用語を互換的に使用することができる。
別の例として、IOT(Internet of Tings)シナリオにおいて、端末デバイスは、監視及び/又は測定を実行するとともに、このような監視及び/又は測定の結果を別の端末デバイス及び/又はネットワーク機器に伝送する機械又は他のデバイスを表すことがある。この場合、端末デバイスは、M2M(machine−to−machine)デバイスであってもよい。なお、M2Mデバイスは、3GPPのコンテキストでは、MTC(machine−type communication)デバイスと呼ばれることがある。特定の例として、端末デバイスは、3GPP NB-IoT(narrow band internet of things)規格を実装するUEであってもよい。このような機械又はデバイスの例としては、センサ、電力計などの計測デバイス、産業機械、又は家庭用/個人用の電化製品などが挙げられる。家庭用/個人用の電化製品には、例えば冷蔵庫、テレビ、時計のような個人用装着製品などが含まれる。他のシナリオでは、端末デバイスは、その動作状態又はその動作に関連する他の機能を監視及び/又は報告することができる車両又は他の機器を表すことができる。
本明細書で使用されるとき、ダウンリンク(DL:downlink)伝送は、ネットワークデバイスからUEへの伝送を指し、アップリンク(UL:uplink)伝送は、反対方向の伝送を指す。
図1は、本開示の実施形態が実施されることができる例示的な無線通信ネットワーク100を示す。図示されるように、無線通信ネットワーク100は、1つ又は複数のネットワークデバイス、例えば、ネットワークデバイス101を含んでもよい。ネットワークデバイス101は、基地局(BS)、ノードB(NB)、Evolved NB(eNB)、gNB、仮想BS、BTS(Base Transceiver Station)、又はBSS(Base Station Subsystem)、APなどの形態であってもよい。
この例では、ネットワークデバイス101は、その範囲においてUE102、103、104のセットに無線接続を提供する。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、より少ない又はより多くのUEにサービスを提供してもよく、この例に示されたUEの数は、本開示の範囲に対して如何なる制限を示すものではないことが理解されるべきである。
LTEネットワークにおいて、eNBは、PDCCHにおけるDCI内で運ばれる制御信号を介して、UEから/UEへのUL/DL伝送を制御する。本開示では、「制御信号」は、「制御メッセージ」と呼ばれることもある。即ち、この2つの用語は互換的に使用されることができる。
図2に模式的に示されているように、PDCCHの伝送は、サブフレーム201においてシステム帯域幅の全体及び最初のいくつかのOFDMシンボルを含む制御リソース領域210を占有する。DLデータを運ぶ物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)は、サブフレーム201においてデータリソース領域220内で伝送される。
LTE-Aでは、拡張PDCCH(EPDCCH:enhanced PDCCH)が導入されている。EPDCCHは、PDCCHとほぼ同じ機能を有し、図3に示すように、DCIをデータリソース領域320内で伝送することにより、制御信号伝送に対して拡張容量を提供する。EPDCCHは、制御リソース領域310に続くデータリソース領域におけるOFDMシンボルを占有するため、従来のPDCCHに比べて、制御信号検出のためのレイテンシーが増加する。
一方、EPDCCHはシステム帯域幅の一部のみを占有するので、EPDCCH伝送に使用される物理リソース(例えば、物理リソースブロック(PRB:physical resource block)、サブキャリア又はリソースエレメント(RE:resource element))は、周波数上連続してもよいし、連続しなくてもよい。言い換えれば、EPDCCHは、伝送のためにシステム帯域幅内のローカライズされた又は分散された周波数リソースにマッピングされてもよい。その結果、EPDCCHは、柔軟な周波数領域スケジューリングを可能にし、干渉コーディネーションを容易にする。
さらに、各EPDCCHは、EPDCCHの復調に使用される復調参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)とともに伝送される。これにより、UE側ではDMRSに基づく受信を可能にする。例えば、合計4ポートのDMRSが構成され、1UEに対するEPDCCHが、ローカルリソースマッピング用に1ポート、分散リソースマッピング用に2ポートを使用して伝送されてもよい。
UE側では、PDCCHもEPDCCHもブラインド検出される必要がある。つまり、DCIの検出が完了する前に、UEはDCIの構成(リソースやフォーマットなど)を知ることができない。
より柔軟なスケジューリングを可能にするために、2レベルDCIの概念が提案されている。特許出願WO2013/026418A1では、DLデータ伝送用の制御/スケジューリング情報を示すために、第1レベルDCIと第2レベルDCIの組み合わせが利用されている。言い換えれば、第2レベルDCIは、第1レベルDCIを補完するものとして考えられてもよい。このようなDCI構造は、スケジューリングにより多くの機能及び柔軟性を提供する。しかしながら、第1レベルDCI及び第2レベルDCIの両方は、制御リソース領域(コアセットとも呼ばれる)に位置し、UEによってブラインド検出される必要がある。別の米国(US)特許出願20160128028では、図4に模式的に示されるように、高速PDCCHと低速PDCCHの組み合わせがスケジューリングのために利用されている。特許出願WO2013/026418A1のスキームと同様に、高速PDCCHと低速PDCCHの両方は制御リソース領域に位置し、ブラインド検出される必要がある。従って、従来のPDCCHと比較して、現在の2レベルDCIは、その検出がより複雑である。
上記の問題及び他のいくつかの潜在的な問題の少なくとも一部を解決するために、本明細書で2レベル制御信号伝送のために新しい設計/構造が提案されている。提案される設計/構造は、制御信号用の柔軟なスケジューリング及びより良い干渉制御を可能にする。制御信号は、UL又はDL伝送用のスケジューリング情報を含んでもよいが、これに限定されないことが理解されるべきである。
いくつかの実施形態では、制御信号を伝送するために、第1DCI及び第2DCIを含む2レベルDCIが使用される。第1DCIは、所定のサイズを有し、制御リソース領域(例えば、3GPP新無線(NR:new radio)システムにおけるコアセット)のリソース内で送信され、一方、第2DCIは、可変サイズを有し、データリソース領域のリソース内で伝送され、例えば、PDSCHを介して伝送される。第2DCIの可変サイズは、より大きな及び/又はより柔軟なペイロードを意味する。
提案された2レベルDCIの例が図5に示されている。この例では、第1DCI501は制御リソース領域510で伝送され、第2DCI502はデータリソース領域520で伝送される。第1DCI501は、従来の設計のようにシンプル、コンパクト、かつ有限なフォーマットのままであってもよく、また、第2DCI502の検出を容易にする情報を含んでもよい。第1DCI501に含まれる情報によって、第2DCI502の検出の複雑さ(例えば、ブラインド検出)が低減されることができる。
さらに、第2DCI502は、データリソース領域で伝送されるので、伝送用の周波数リソースが適応的に(例えば、チャネル状態又は干渉レベルに基づいて)選択されることができる。従って、より良好な干渉コーディネーションを達成することができる。
図5の例では、PDSCHでのDL伝送503(又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)でのUL伝送)のスケジューリング情報は、第2DCI502から、又は第1DCI501と第2DCI502の両方から検出されてもよい。例えば、UE側では、第1DCI501と第2DCI502を順次検出し、PDSCH/PUSCH伝送503のスケジューリング情報を取得してもよい。そして、そのスケジューリング情報に基づいて、PDSCH/PUSCHを適宜検出/伝送してもよい。
DCI501及びDCI502のうちの一方又は両方が失われた場合に、LTE技術仕様書TS 36.213 v10.0.0又はNR技術仕様書TS 38.213 v15.2.0に規定されているものと同様の、従来の不連続伝送(DTX:Discontinuous Transmission)検出又はDL割り当てインジケータ(DAI:DL Assignment Indicator)に基づくメカニズムは、ミス検出を検出するために使用されてもよいことに注意されたい。
第1DCI501は、第2DCI502の検出に必要な情報の全部又は一部を含んでもよい。限定ではなく例示のために、いくつかの実施形態では、第1DCI501は、第2DCI502を検出するために必要な構成情報である第2DCI502の存在、周波数領域リソース、時間領域リソース、周波数-時間位置、変調・符号化スキーム(MCS)、仮想リソースブロックから物理リソースブロックへのマッピングルール、サーチスペース、アグリゲーションレベル(AL:Aggregation Level)などのうちの1つ又は複数を含んでもよい。いくつかの実施形態では、第2DCI502のために示される周波数-時間位置は、専用コアセットを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、第2DCI502を検出するために必要な構成情報の一部は、上位層によって、例えば、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングを介して半静的に構成され、又はメディアアクセス制御(MAC:Media Access Control)の制御要素(CE:Control Element)によって活性化されてもよい。即ち、2レベルDCIの第2DCIを検出するためのいくつかの構成情報は、物理層シグナリング(例えば、第1DCI501)を介して動的に構成されるのではなく、半永続的に構成されてもよい。DCI502のために半静的に構成される情報は、例えば、周波数領域リソース、時間領域リソース、周波数-時間位置、変調・符号化スキーム、仮想リソースブロックから物理リソースブロックへのマッピングルール、NRシステムで定義される専用コアセット、サーチスペース、及びアグリゲーションレベルなどのうちの1つ又は複数を含んでもよいが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、DCI502用の構成情報は、動的シグナリングと半静的構成の組み合わせを介して示されてもよい。例えば、第1DCI501は、第2DCI502が伝送されるか否か、及びDCI502用のサーチスペース及び/又はアグリゲーションレベルを示してもよく、一方、DCI502を伝送するためのリソース割り当て(RA)及びMCSは、RRCを介して構成されてもよい。
本明細書で提案される2レベルDCIについて、第1DCIは、明示的又は暗黙的な方法、又はそれらの組み合わせで、第2DCI用の構成情報の一部又はすべてを示してもよいことが理解されるべきである。
限定ではなく説明のために、第2DCI用の構成情報を明示的に示すためのいくつかの例を表1及び表2に示す。表1の例では、第1DCIは、第2DCIが伝送されるか否かを示すための1ビットを含む。例えば、値が「0」であるビットは、第2DCIが予期されなく、言い換えれば、PDSCH/PUSCHが第1DCIを介して直接にスケジュールされることを示す。値が「1」であるビットは、第2DCIが伝送されることを示してもよい。この場合、第2DCI又は第1DCI及び第2DCIの組み合わせは、DL又はUL伝送をスケジュールするために使用される。

表1 第2DCIの明示的な指示例1
Figure 2021535638

表2 第2DCIの明示的指示例2
Figure 2021535638
表2の例では、第1DCI内の2ビットは、第2DCIの構成を示すために使用される。例えば、2ビットの値「00」は、第2DCIを利用できないことを示し、他の値は、第2DCIの存在を示す。さらに、値「01」、「10」、「11」のそれぞれは、表2に示すように、第2DCIの異なる構成/モードを示す。2ビットの異なる値(例えば、「01」、「10」、「11」)による第2DCIのモードは、第2DCI用の異なる周波数及び/又は時間リソース、MCS、アグリゲーションレベル、サーチスペース、サイズ、又はフォーマットを示してもよい。
限定ではなく説明のためだけに、第2DCIは、複数の伝送/受信ポイント(TRP)をサポートするように構成されてもよく、各TRPに対して別個の伝送制御インジケータ(TCI:transmission control indicator)及び別個のDMRSグループを運んでもよい。TCIは、NRシステムで定義されているTRPの受信ビームを示す。この場合、第1DCIに含まれる2ビットの値「01」、「10」、「11」のそれぞれは、第2DCIによってサポートされるTRPの異なる数(例えば、2、3、4)、及びそれに対応する第2DCIの異なるサイズを示してもよい。
別の例として、第2DCIは、周波数選択プリコーディングによってアップリンク(例えば、PUSCH)伝送をサポートするように構成されてもよい。周波数選択プリコーディングに関して、周波数選択プリコーディングには複数のプリコーディンググループが定義され、かつ1つのプリコーディンググループにおいて、対象となる周波数帯域が同じプリコーダを共有する。また、第1DCIにおける1、2又はそれ以上のビットのいくつかの異なる値は、第2DCIによってサポートされるプリコーディンググループの異なる数(例えば、2、3、及び4)、及びそれに対応する第2DCIの異なるサイズを示してもよい。
代替的に、いくつかの実施形態では、第2DCIは、PDSCH伝送の複数のMCS及び/又はトランスポートブロック(TB:Transport Block)を含むように構成されてもよい。この場合、第1DCIに含まれる1、2又はそれ以上のビットの異なる値は、第2DCIによってサポートされるMCS/TBの異なる数(例えば、2、3、及び4)、及びそれに対応する第2DCIの異なるサイズを示してもよい。
代替的又は追加的に、いくつかの実施形態では、第1DCIに含まれるビットの異なる値によって示される第2DCIのモードは、第2DCIのブラインド検出を低減するためのサーチスペースの制限及びアグリゲーションレベルの制限のうちの一方又は両方を指定してもよい。例えば、第1DCIに含まれる2ビットの値「01」、「10」、「11」のそれぞれは、第2DCIのブラインド検出のための異なるセットを示してもよい。それに対応して、各値は、時間-周波数位置の異なる数及びブラインド検出の複雑さを示してもよい。
図6に示す例では、第2DCIは、2つ(又はそれ以上)のTCI601及び602、2つ(又はそれ以上)のアンテナポート構成603及び604、及び/又は2つ(又はそれ以上)のSRSリソースインジケータ605及び606を含んでもよい。そして、第1DCIに含まれる1つ又は複数のビットは、第2DCIに含まれるTCI、アンテナポート構成、及び/又はSRS構成の正確な数を示してもよい。
いくつかの実施形態では、代替的に又は追加的に、第1DCIは、第2DCI用のいくつかの構成情報を暗黙的に示してもよい。限定ではなく説明のために、第2DCIを検出するためのいくつかの情報は、第1DCI用の制御チャネル要素(CCE:Control Channel Element)のインデックスを介して暗黙的に示されてもよい。図7及び図8は、暗示的な指示の例を示す。
図7の例では、第1DCI用の最初のCCEのインデックスが奇数である場合、第1DCIに続く第2DCIがあることを示し、そうでない場合(即ち、最初のCCEのインデックスが偶数である場合)、第2DCIを利用できず、この場合、第1DCIは、DL伝送(例えば、PDSCH)又はUL伝送(例えば、PUSCH)を直接にスケジュールする。
図8に示す別の例では、第1DCI用の最初のCCEのインデックスは、図7の例よりも多くの情報を示すために使用される。例えば、最初のCCEのインデックス mod 3=0である場合、第2DCIを利用できず、即ち、第1DCIがDL/UL伝送を直接にスケジュールすることを示してもよい。モジュロ結果の他の値は、第2DCIの存在を示す。さらに、最初のCCEのインデックス mod 3=1である場合、第2DCIに対するブラインド検出の第1組を示してもよく、最初のCCEのインデックス mod 3=2である場合、第2DCIに対するブラインド検出の第2組を示してもよい。ブラインド検出の各組のそれぞれは、第2DCIのブラインド検出のための、1つ又は複数の対応するサーチスペース及びアグリゲーションレベルを有する。このような暗黙的な指示により、第1DCIは、チャネル条件に基づいて第2DCIのブラインド検出を柔軟に減少するために使用される。
図7及び図8は、例示の目的のみで提供され、本開示の実施形態は、第2DCI用の構成情報を示すための上記特定方法に限定されないことが理解されるべきである。例えば、いくつかの実施形態では、最初のCCEのインデックス mod Nの結果が、第2DCIの情報を示すために利用されてもよく、ここで、Nは2よりも大きい整数であってもよい。
第2DCI用の構成情報は、必ずしも第1DCIの最初のCCEのインデックス(のみ)を介して示されるとは限らないことに注意されたい。いくつかの実施形態では、代替的又は追加的に、第1DCIのコルセットインデックス、アグリゲーションレベル及び/又はMCSが、第2DCI用の構成情報を暗黙的に示すために使用されてもよい。例えば、第1DCIが所定のコルセットで検出された場合、端末デバイスは、第1DCI用の最初のCCEのインデックスが、第2DCI用の構成情報を暗黙的に示すために使用されていると判断してもよい。この場合、第2DCIの最初のCCEのインデックスは、スケジュールされたPDSCHに応答してPUCCHリソースを示すために使用される。一方、第1DCIが所定のコルセット以外のコルセットで検出された場合、第1DCI用の最初のCCEのインデックスは、LTE又はNRで規定されているようなメカニズムと同様に、代わりに対応するPUCCHリソースを示すために使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、本開示で提案される2レベルDCIは、リソース効率を高めるために、第2DCIのMU-MIMO伝送をサポートする。限定ではなく説明のために、2つの端末デバイス用の第2DCIのMU-MIMO伝送の例が図9に示されている。この例では、UE1用及びUE2用の別個の第1DCIがそれぞれ存在する。UE1用の第1DCI901は、アンテナポート(又はDMRSポート)1〜4を介して伝送される第2DCIをスケジュールしてもよく、UE2用の第1DCI902は、アンテナポート(又はDMRSポート)5〜8を介して伝送される第2DCIを示してもよい。このように、異なるUEに対する第2DCIは、同じ周波数-時間リソース903を占有し、且つアンテナポートによって識別される。その結果、2レベルDCIを伝送するために必要なリソース割り当てが低減される。いくつかの実施形態では、第2DCIのMU-MIMO伝送をサポートするための2レベルDCIの第1DCIは、NRシステムで規定されているようなDCIフォーマット1_1を有してもよい。
さらに、図9に示す例では、UE1用の第2DCIは、リソース904でPDSCH/PUSCH伝送をスケジュールし、UE2用の第2DCIは、リソース905でPDSCH/PUSCH伝送をスケジュールする。リソース904及びリソース905は、リソース割り当てにおいて重複又は部分的に重複してもよい(又は重複しなくてもよい)ことに注意されたい。いくつかの実施形態では、スケジュールされたPDSCH/PUSCHは、非重複リソース及び重複リソースに対してそれぞれ異なるMCSを割り当てられてもよい。例えば、重複リソース910におけるUE1用のPDSCH/PUSCHには、MCS 1A(例えば、QPSK)が割り当てられてもよく、一方、非重複リソース920におけるUE1用のPDSCH/PUSCHには、MCS 1(例えば、16QAM)が割り当てられてもよい。このようなスキームは、リンク適応に対して柔軟性を提供し、且つ干渉に対してロバストである。
代替的に、いくつかの実施形態では、提案される2レベルDCIの第1DCIによってスケジュールされた第2DCIは、図10及び図11に示すように、同じ第1DCIによってスケジュールされたDLデータ伝送(例えば、PDSCH)と多重化されてもよい。言い換えれば、第2DCIは、DLデータ伝送(例えば、PDSCH)とともに、第1DCIによってスケジュールされてもよい。第2DCIは、さらなるPDSCH/PUSCH伝送(図示せず)のためのスケジューリング許可を含んでもよい。
図10に示す例では、第1DCI1001は、2つのトランスポートブロック(TB:transport block)のスケジューリングをサポートし、第1TBはPDSCH1002に使用され、第2TBは、第2DCI1003又はPDSCHに使用されてもよいし、全く伝送されなくてもよい。この場合、第1DCI1001は、第2TBの構成、即ち、第2TBが伝送されるか否か、及び/又は、第2TBが第2DCI或いは通常のDLデータ(例えば、PDSCH)を運ぶか否かも、暗黙的又は明示的に示してもよい。限定ではなく例示のために、第1DCIが所定のコルセットで伝送される場合、端末デバイスは、第1DCIによってスケジュールされた第2TBが第2DCIを運ぶと判断し、そうでない場合、端末デバイスは、通常のデータが第2TBに含まれていると判断してもよい。又は、第1DCIは、第2TBのタイプを示すために追加ビットを含んでもよい。例えば、追加ビットの値「0」は、通常のデータが第2TBに含まれている(又は第2TBが全く伝送されない)ことを示し、追加ビットの値「1」は、第2DCIが第2TBにあることを示してもよい。
図11に示されるDCI及びデータの多重化の別の例では、第1DCI1101は、2つの部分を有するリソース割り当て(RA:resource allocation)1110のスケジューリングをサポートし、RA1110の第1部分はDLデータ(例えば、PDSCH)1103の伝送のためのものであり、RA1110の第2部分は第2DCI1102の伝送のためのものである(又は未使用のままである)。図10を参照して説明したものと同様に、図11の例では、第1DCIは、リソース割り当ての第2部分において伝送されるコンテンツ、即ち、通常のDLデータ、第2DCIがRAの第2部分において伝送されるか、又は何も伝送されないかを、暗黙的に(例えば、第1DCIのコルセットを介して)又は明示的に(例えば、第1DCIにおけるビットを介して)示してもよい。RA1110の第2部分で伝送される第2DCI1102は、さらなるPDSCH/PUSCH伝送のためのスケジューリング許可(図示せず)を含んでもよいことに注意されたい。
本開示の実施形態は、従来のソリューションと比較して、スケジューリングの柔軟性を高め、且つ第2DCIの検出の複雑さを低減する。
本開示の理解をより容易にするために、いくつかのさらなる実施形態が、図12〜20を参照して以下に提供される。
図12は、ネットワークデバイス、例えば図1のネットワークデバイス101によって実行されることができる例示的な方法1200のフローチャートを示す。説明の目的のみで、以下、方法1200を、図1に示すネットワークデバイス101及び通信ネットワーク100を参照して説明するが、本開示の実施形態はこれに限定されないことが理解されるべきである。
図12に示すように、ブロック1210において、ネットワークデバイス101は、図5に示す制御リソース領域(例えば、制御リソース領域510)で第1制御メッセージ(例えば、図5の第1DCI501)を端末デバイス、例えば、図1のUE102に伝送する。第1制御メッセージは、所定のサイズを有し、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を含む。いくつかの実施形態では、第1制御メッセージ及び第2制御メッセージは、DL又はUL伝送(例えば、PDSCH又はPUSCH)をスケジュールするために使用できる2レベルの制御メッセージを形成する。いくつかの実施形態では、第1制御メッセージ及び第2制御メッセージは、DCIの形式であってもよいが、本開示の実施形態はこれに限定されない。
いくつかの実施形態では、第1制御メッセージに含まれる、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報は、表1及び表2に示されるような第2制御メッセージの存在、第2制御メッセージ用のサーチスペース、第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベル、表2に示されるような第2制御メッセージのモード、及び第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組のうちの1つ又は複数を示してもよい。従って、第1構成情報は、UE側で第2制御メッセージの検出の複雑さを軽減するのに寄与する。
表2を参照して説明したように、第1構成情報で示される第2制御メッセージのモードは、第2制御メッセージに含まれる個別のスケジューリング情報が使用されるTRPの数を示してもよい。例えば、第2制御メッセージのモード1は、第2制御メッセージに2つのTRPのスケジューリング情報が含まれていることを示してもよく、第2制御メッセージのモード1は、第2制御メッセージに3つのTRPのスケジューリング情報が含まれていることを示してもよい。
代替的又は追加的に、第2制御メッセージのモードは、第2制御メッセージによってサポートされている/示されているアップリンクプリコーディンググループ、TB、又はMC、あるいはそれらの組み合わせの数を示してもよい。
いくつかの実施形態では、第2制御メッセージのモードは、第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組を示してもよい。例えば、モード1は、第2制御メッセージを検出するために第1組のブラインド検出が実行されることを示す一方、モード2及び3は、第2組及び第3組のブラインド検出が実行されることをそれぞれ示してもよい。代替的又は追加的に、いくつかの実施形態では、第2制御メッセージのモードは、第2制御メッセージを検出するためのサーチスペース又はアグリゲーションレベル(又はアグリゲーションレベルのセット)を示してもよい。
第1制御メッセージに含まれる第1制御情報は、明示的又は暗示的な方法で第1制御メッセージによって運ばれてもよいことに注意されたい。上述の表1及び2は、第1制御情報を明示的に示すための例を示しており、そのうち、第1制御メッセージ(例えば、第1DCI)は、第1構成情報を示すための1つ又は複数のビットを含む。
代替的に、図7及び図8は、第2制御メッセージ(例えば、第2DCI)用の第1構成情報を暗黙的に、即ち、第1制御メッセージ内の追加ビットを使用せずに示すためのスキームを模式的に示している。例えば、ネットワークデバイス101は、制御リソース領域における複数の制御チャネル要素(CCE:control channel element)で第1制御メッセージを伝送してもよく、該複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスは、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を暗黙的に示すために使用されてもよい。図7に示す例では、最初のCCEの奇数のインデックスは、第2制御メッセージが第1制御メッセージによってスケジュールされることを示すとともに、最初のCCEの偶数のインデックスは、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送が第1制御メッセージによってスケジュールされることを示す。別の例示的な実施形態では、最初のCCEの偶数のインデックスは、第2制御メッセージが第1制御メッセージによってスケジュールされることを示すとともに、最初のCCEの奇数のインデックスは、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送が第1制御メッセージによってスケジュールされることを示してもよいことが理解されるべきである。これは、最初のCCEのインデックス mod 2の結果を利用して第1構成情報を示すことと同様である。
いくつかの実施形態では、最初のCCEのインデックス mod Nの結果は、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を示すために使用されてもよく、ここで、Nは2よりも大きい整数であってもよい。図8に示す例では、最初のCCEのインデックス mod 3の結果は、第2制御メッセージの存在、及び第2制御メッセージ用の構成(例えば、ブラインド検出の組)のうちの一方又は両方を示すために使用される。
本開示の実施形態は、最初のCCEのインデックスを介して第2メッセージ用の第1構成情報を示すことに限定されないことに注意されたい。即ち、いくつかの実施形態では、第1制御メッセージの他の情報(例えば、位置、アグリゲーションレベル、MCS)は、第1構成情報を暗黙的に示すために使用されてもよい。一例として、第1制御メッセージがネットワークデバイス101によって所定の制御リソースセット(例えば、専用コルセット)で伝送される場合、第2制御メッセージを検出すべきであることを暗示し、そうでない場合、第2制御メッセージが存在しないことを暗示してもよい。別の例として、第1制御メッセージがネットワークデバイス101によって所定の制御リソースセット(例えば、専用コルセット)で伝送される場合のみ、第1制御メッセージの最初のCCEのインデックスは、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を暗黙的に示す。
第1制御メッセージによって明示的に又は暗黙的に運ばれる第1構成情報は、第2制御メッセージを検出するために必要な情報をすべて含むわけではないと理解されるべきである。即ち、第1構成情報は、第2制御メッセージのブラインド検出を回避するのではなく、第2制御メッセージのブラインド検出を低減させることのみできる。
いくつかの実施形態では、第1制御メッセージに含まれる第1構成情報の他に、ネットワークデバイス101は、図12のブロック1205に示されるように、第2制御メッセージ用の第2構成情報もUE102に伝送されてもよい。第2構成情報は半静的であってもよく、第1構成情報は動的であってもよい。即ち、第2構成情報は、ネットワークデバイス101によって上位層シグナリング、例えばRRCシグナリング、又はMAC CEを介して伝送されてもよい。限定ではなく説明のために、第2制御メッセージ用の半静的な第2構成情報は、周波数位置及び/又は時間位置、変調・符号化スキーム、MCS、及び仮想リソース(例えば、仮想リソースブロック、VRB)から物理リソース(例えば、物理リソースブロック、PRB)へのマッピングのうちの少なくとも1つを含んでもよい。
図12に示すように、ブロック1220において、ネットワークデバイス101は、第1構成情報に応じて、データリソース領域(例えば、図5のデータリソース領域520)で第2制御メッセージ(例えば、図5の第2DCI502)をUE102に伝送する。第2制御メッセージは、UE102に対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送(例えば、図5のPDSCH/PUSCH伝送503)をスケジュールするための情報を含む。
方法1200の実施形態では、第2制御メッセージのブラインド検出は低減された。さらに、いくつかの実施形態では、第1制御メッセージは、従来の設計と同様にシンプル、コンパクト、かつ有限のままであり、第2制御メッセージは、より良い干渉コーディネーション、及び柔軟性/より大きなペイロードを提供する。
いくつかのさらなる実施形態では、ブロック1220において、第2制御メッセージは、ネットワークデバイス101によってデータリソース領域内の複数のリソースユニット(例えば、CCE)で伝送されてもよく、該複数のリソースユニットのうちの最初のリソースユニット(例えば、最初のCCE)のインデックスは、対応するアップリンクフィードバック(例えば、PUCCH)用のリソースを示してもよい。
第2制御メッセージは、UE102に対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送(例えば、PDSCH/PUSCH)をスケジュールするための情報(例えば、MCS)を含むが、いくつかの実施形態では、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送は、UE側で第1制御メッセージ及び第2制御メッセージの両方に基づいて検出されてもよいことが理解されるべきである。例えば、ネットワークデバイス101によって伝送される第1制御メッセージは、図13に示すように、UE102に対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送のためのリソース割り当て情報を含んでもよい。図13の例では、第1制御メッセージ1301は、PDSCH/PUSCH伝送1303のためのリソース割り当て情報(RA2)を含み、第2制御メッセージ1302は、PDSCH/PUSCH伝送1303のためのさらなるスケジューリング情報(例えば、MCS、プリコーディング情報)を含む。第2制御メッセージ1303用のリソース割り当て情報(RA1)は、上位層シグナリングを介して半静的に予め設定されてもよい。オプションとして、この例では、第1制御メッセージ1301は、第2制御メッセージ1302を検出するための構成情報をさらに含んでもよい。
いくつかの実施形態では、リソース効率を改善するために、提案される2レベル制御メッセージの第2制御メッセージは、他の伝送と多重化されてもよい。一例として、図14は、第2制御メッセージのMU-MIMO伝送のための方法1400のフローチャートを示す。
方法1400は、ネットワークデバイス、例えば、図1のネットワークデバイス101によって実行されてもよい。説明の目的のみで、以下、方法1400を、図1のネットワークデバイス101及び通信ネットワーク100を参照して説明するが、本開示の実施形態は、これに限定されないことが理解されるべきである。
図14に示すように、ブロック1410において、ネットワークデバイス101は、制御リソース領域の第1リソースで第1制御メッセージ(例えば、図9のDCI901)を第1端末デバイス(例えば、図1のUE102)に伝送する。ブロック1420において、ネットワークデバイス101は、制御リソース領域の第2リソースで第2制御メッセージ(例えば、図9のDCI902)を第2端末デバイス(例えば、図1のUE103)に伝送する。
第1制御メッセージ及び第2制御メッセージは、それぞれ所定のサイズを有し、UE102用の第3制御メッセージ及びUE103用の第4制御メッセージをそれぞれ検出するための情報を含む。
いくつかの実施形態では、UE102用の第3制御メッセージを検出するための情報及びUE103用の第4制御メッセージを検出するための情報は、図12を参照して上述した第1構成情報と同じであってもよく、このため、関連する記述はここにも適用され、詳細は繰り返されないことに注意されたい。
さらに、第3/第4制御メッセージを検出するための情報は、図7、図8、図12及び表1、2を参照して上述したように、第1/第2制御メッセージにおいて明示的に又は暗黙的に示されてもよい。
ブロック1430において、ネットワークデバイス101は、データリソース領域のリソース(例えば、図9のリソース903)で第3制御メッセージを第1アンテナポート組(例えば、アンテナポート1〜4)を介してUE102に伝送する。そして、ブロック1440において、ネットワークデバイス101は、データリソース領域の同じリソース(例えば、図9のリソース903)で第4制御メッセージを異なる第2アンテナポート組(例えば、アンテナポート5〜8)を介してUE103に伝送する。第3制御メッセージは、UE102用の2レベルDCIの第2DCIであってもよく、第4制御メッセージは、UE103用の2レベルDCIの第2DCIであってもよい。即ち、第3制御メッセージ及び第4制御メッセージは、それぞれUE102及びUE103のためのデータ伝送をスケジュールするための情報を含んでもよい。
方法1400によれば、異なるUE用の第2DCIは、異なるアンテナポートを使用して、特殊分割多重化(SDM:Special Divisional Multiplexing)によって多重化される。従って、複数のUE用の第2DCIを伝送するために必要な時間-周波数リソースが削減される。
いくつかの実施形態では、第3制御メッセージは、UE102用のデータ伝送用の第1リソース割り当て(例えば、図9のリソース904)を示し、第4制御メッセージは、UE103用のデータ伝送用の第2リソース割り当て(例えば、図9のリソース905)を示し、図9の例に示すように、第1リソース割り当ては、第2リソース割り当てと部分的に重複してもよい。この場合、重複リソース(例えば、図9のリソース910)と非重複リソース(例えば、図9のリソース920)における干渉は異なる可能性がある。
いくつかの実施形態では、データ伝送のためのより柔軟なスケジューリングを可能にするために、及び/又はリンクのロバスト適応を提供するために、ネットワークデバイス101によって方法1400で伝送される第3制御メッセージは、第2リソース割り当てと重複している第1リソース割り当ての第1部分(例えば、図9のリソース910)において、UE102のためのデータ伝送用の第1MCSを示すとともに、第2リソース割り当てと重複していない第1リソース割り当ての第2部分(例えば、図9のリソース920)において、UE102のためのデータ伝送用の第2MCSを示してもよい。同様に、ネットワークデバイス101によってUE103に伝送される第4制御メッセージも、データ伝送のためのリソース割り当ての重複部分及び非重複部分のための第1MCS及び第2MCSを示してもよい。
方法1400のいくつかの実施形態では、表2、図8及び図12を参照して説明したように、第3/第4制御メッセージ(UE用の2レベルDCIの第2DCIであってもよい)に含まれるMCSの数は、第1/第2制御メッセージ(UE用の2レベルDCIの第1DCIであってもよい)において明示的に又は暗黙的に示されてもよい。
図15は、2レベル制御メッセージの第2制御メッセージをデータ伝送と多重化するための方法1500のフローチャートを示す。方法1500は、ネットワークデバイス、例えば、図1のネットワークデバイス101によって実行されてもよい。説明の目的のみで、以下、方法1500を、図1のネットワークデバイス101及び通信ネットワーク100を参照して説明するが、本開示の実施形態はこれに限定されないことが理解されるべきである。
図15に示すように、ブロック1510において、ネットワークデバイス101は、制御リソース領域で第1制御メッセージ(例えば、図10の第1DCI1001)を端末デバイス、例えば、図1のUE102に伝送する。第1制御メッセージは、ダウンリンク伝送(例えば、PDSCH)のための2つのトランスポートブロック(TB)のスケジューリングをサポートする所定のサイズを有し、構成指示、例えば指示ビットを含む。
ブロック1520において、ネットワークデバイス101は、第1制御メッセージに含まれる第1TB用のスケジューリング情報に基づいて、2つのTBのうちの第1TBを使用してダウンリンクデータ(例えば、図10のPDSCH1002)を伝送する。
ブロック1530において、ネットワークデバイス101は、構成指示に基づいて、2つのTBのうちの第2TBを使用してダウンリンク伝送を制御する。構成指示(例えば、指示ビット)は、第2TBで運ばれるコンテンツ、又は第2TBの存在を示してもよい。
限定ではなく例示のために、ブロック1530において、指示ビットが第1値(例えば、1)を持つ場合、ネットワークデバイス101は、第2TBを使用して第2制御メッセージ(例えば、図10の第2DCI1003)を伝送する。一方、指示ビットが第2値(例えば、0)を持つ場合、ネットワークデバイス101は、第2TBを使用してデータを伝送し、又は第2TBを全く伝送しない(即ち、第2トランスポートブロックを使用して伝送することを防止する)ようにしてもよい。
いくつかの実施形態では、指示ビットは省略されてもよく、代わりに暗黙的な構成指示が使用されてもよい。例えば、第1DCIが専用コルセットで伝送される場合、第2制御メッセージは第2TBで伝送され、そうでない場合、データは第2TBを使用して伝送されるか、又は第2TBは伝送されない。
図16は、2レベル制御メッセージの第2制御メッセージをデータ伝送と多重化するための別の方法1600のフローチャートを示す。方法1600は、ネットワークデバイス、例えば、図1のネットワークデバイス101によって実行されてもよい。説明の目的のみで、以下、方法1600を、図1のネットワークデバイス101及び通信ネットワーク100を参照して説明するが、本開示の実施形態はこれに限定されないことが理解されるべきである。
図16に示すように、ブロック1610において、ネットワークデバイス101は、制御リソース領域で第1制御メッセージ(例えば、図11の第1DCI1101)を端末デバイス(例えば、図1のUE102)に伝送する。第1制御メッセージは、所定のサイズを有し、構成指示、例えば指示ビット、及びリソース割り当て(RA:resource allocation)を含む。
ネットワークデバイス101は、ブロック1620において、リソース割り当ての第1部分(例えば、図11のリソース1110)を使用してダウンリンクデータ(例えば、図11のPDSCH1003)を伝送し、ブロック1630において、構成指示に基づいて、リソース割り当ての第2部分を使用してダウンリンク伝送を制御する。構成指示は、リソースの第2部分で運ばれるコンテンツを示すか、又はリソースの第2部分を伝送に使用するか否かを示すことができる。
限定ではなく例示のために、ブロック1630において、指示ビットが第1値(例えば、1)を持つ場合、ネットワークデバイス101は、RAの第2部分を使用して、第2制御メッセージ(例えば、図11の第2DCI1102)を伝送する。一方、指示ビットが第2値(例えば、0)を持つ場合、ネットワークデバイス101は、RAの第2部分を使用してデータを伝送するか、又は、このUE102のためにRAの第2部分を未使用のままにする(即ち、RAの第2部分を使用して伝送することを防止する)ことができる。
いくつかの実施形態では、指示ビットは省略されてもよく、代わりに暗黙の構成指示が使用されてもよいことに注意されたい。例えば、第1DCIが専用コルセットで伝送される場合、第2制御メッセージはRAの第2部分で伝送され、そうでない場合、データは第2部分を使用して伝送されるか、又はRAの第2部分はUE102のために、未使用のままにされる。
図17〜20は、端末デバイス側での信号検出のためのいくつかの例示的な方法を示す。これらの方法は、本開示で提案されるような2レベルの制御メッセージを検出するために、端末デバイス(例えば、UE102、103又は104)によって使用されてもよい。説明の目的のみで、以下、方法1700〜2000を、図1に示すUE102及び通信ネットワーク100を参照して説明するが、本開示の実施形態はこれに限定されないことが理解されるべきである。
図7に示す方法1700では、ブロック1710において、UE102は、ネットワークデバイス(例えば、図1のネットワークデバイス101)から制御リソース領域(例えば、図5の制御リソース領域510)で第1制御メッセージ(例えば、図5の2レベルDCIの第1DCI501)を受信する。第1制御メッセージは、所定のサイズを有する。
ブロック1720において、UE102は、第1制御メッセージから、第2制御メッセージ(例えば、図5の第2DCI502)を検出するための第1構成情報を取得する。いくつかの実施形態では、第1構成情報は、方法1200及び図12を参照して説明したものと同じであってもよく、このため、関連する説明はここにも適用され、詳細は繰り返されない。第1構成情報は、第2制御メッセージのブラインド検出を低減させる。
いくつかの実施形態では、第1構成情報は、1つ又は複数のビットとして第1制御メッセージで明示的に運ばれてもよい。そのような実施形態では、ブロック1720において、UE102は、第1制御メッセージに含まれる1つ又は複数のビットに基づいて第1構成情報を取得する。1つ又は複数のビット及びその意味の例は、表1及び表2に記載されている。なお、実施形態はこれらに限定されないことが理解されるべきである。
代替的又は追加的に、第1構成情報の一部又は全部は、第1制御メッセージに暗黙的に運ばれてもよい。例えば、ブロック1710において、UE102は、制御リソース領域内の複数のCCEで第1制御メッセージを受信してもよく、そして、ブロック1720において、UE102は、複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスに基づいて第1構成情報を取得してもよい。即ち、図7及び図8の例に示すように、第1制御メッセージの最初のCCEは、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を暗黙的に示す。いくつかの実施形態では、最初のCCEのインデックスが奇数(又は偶数)である場合、UE102は、第2制御メッセージが第1制御メッセージによってスケジュールされると判断し、最初のCCEのインデックスが偶数(又は奇数)である場合、UE102は、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送(例えば、PDSCH又はPUSCH)が第1制御メッセージによって直接にスケジュールされると判断するようにしてもよい。
別の実施形態では、UE102は、最初のCCEのインデックス mod Nの結果に基づいて第1構成情報を取得してもよく、ここで、Nは2よりも大きい所定の正の整数である。例えば、UE102は、第2制御メッセージの存在に関する情報、及び/又は第2制御メッセージ用の構成情報を、モジュロ結果に基づいて取得してもよい。
いくつかの実施形態では、UE102は、ブロック1710において所定の制御リソースセットで第1制御メッセージを受信した場合のみ、複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスに基づいて第1構成情報を取得してもよい。
ブロック1730において、UE102は、取得された第1構成情報に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークデバイス101からデータリソース領域(例えば、図2のデータリソース領域520)で第2制御メッセージ(例えば、図5の第2DCI502)を検出する。
いくつかの実施形態では、図17のブロック1705において、第2制御メッセージを検出するためのいくつかのさらなる情報は、UEによって別のメッセージ、例えば上位層シグナリングを介して受信されてもよい。さらなる情報は、第2制御メッセージのための第2構成情報と呼ばれてもよい。この場合、ブロック1730において、UE102は、さらに受信した第2構成情報に基づいて、第2制御メッセージを検出してもよい。第2構成情報は、半静的であってもよく、周波数位置及び/又は時間位置、変調・符号化スキーム、MCS、及び第2制御メッセージのための仮想リソースから物理リソースへのマッピングのうちの少なくとも1つを示してもよい。
第2制御メッセージは、DL又はULデータ伝送(例えば、図5のPDSCH/PUSCH503)のためのスケジューリング情報を含む。従って、ブロック1740において、UE102は、検出された第2制御メッセージに基づいて、ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送する。いくつかの実施形態では、ブロック1710で受信した第1制御メッセージは、DL又はULデータ伝送のためのリソース割り当てを示し、このような実施形態では、ブロック1740において、UE102は、第1制御メッセージによって割り当てられたリソースでDLデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送する。
いくつかの実施形態では、ブロック1730において、UE102は、データリソース領域内の複数のリソースユニット(例えば、CCE)で第2制御メッセージを検出してもよく、UE102は、第2制御メッセージ用の複数のリソースユニットのうちの最初のリソースユニットのインデックスに基づいて、対応するアップリンクフィードバック用のリソースを決定してもよい。
図17を参照して説明した2レベル制御メッセージ検出方法は、従来の解決策と比較して、UE側で低減された検出の複雑さを必要とする。
いくつかの実施形態では、UE102によって受信される第2制御メッセージは、方法1400を参照して説明したように、ネットワークデバイス101によってMU−MIMO方式で伝送されてもよい。この場合、UE側では、第2制御メッセージは、UE102によって、第1制御メッセージによって示されるアンテナポートの組から受信されてもよい。
図18に示す例示的な方法1800では、ブロック1810において、UE102は、制御リソース領域でネットワークデバイス101から第1制御メッセージ(例えば、図9の第1DCI910)を受信する。第1制御メッセージは、所定のサイズを有する。
ブロック1820において、UE102は、第1制御メッセージから、第2制御メッセージ(例えば、図9の第2DCI903)を検出するための構成情報を取得する。構成情報は、第2制御メッセージを検出するためのアンテナポートの組(例えば、アンテナポート1〜4)を示す。
ブロック1830において、UE102は、取得された構成情報に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークデバイス101のアンテナポートの組からデータリソース領域で第2制御メッセージを検出する。
ブロック1840において、UEは、検出された第2制御メッセージに基づいて、ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送する。
いくつかの実施形態では、図5〜17を参照して上述した第1制御メッセージ及び第2メッセージの特徴がここにも適用され得ることに注意されたい。このため、詳細は繰り返されない。
第2制御メッセージ、又は、第1制御メッセージ及び第2制御メッセージの両方は、DL/UL伝送のためのスケジューリング情報を含む(例えば、図9のリソース904におけるPDSCH/PUSCH)。いくつかの実施形態では、DL/UL伝送のために割り当てられたリソースは、別のUE(例えば、図1のUE103)のための伝送/別のUE(例えば、図1のUE103)の伝送と重複してもよい。この場合、ブロック1820においてUE102によって第2制御メッセージから取得られる構成情報は、第1リソースのMCSと、第2リソースの第2MCSとを含んでもよい。それに対応して、ブロック1840において、UE102は、第1リソースで第1MCSに基づいてダウンリンクデータを検出する/アップリンクデータを伝送するとともに、第2リソースで第2MCSに基づいてダウンリンクデータを検出する/アップリンクデータを伝送する。この実施形態は、リンク適応に対してより多くの柔軟性を提供する。
図15〜16を参照して説明したように、第2制御メッセージは、データ伝送と多重化されてもよい。そのような2レベル制御メッセージを検出するために使用できる例示的な方法1900が図19に示されている。
図19の例では、ブロック1910において、UE102は、制御リソース領域でネットワークデバイス101から第1制御メッセージ(例えば、図10の第1DCI1001)を受信する。第1制御メッセージは、ダウンリンク伝送のための2つのTBのスケジューリングをサポートする所定のサイズを有し、構成指示、例えば指示ビットを含む。指示ビットは、2つのTBのうちの第2TBの内容/存在を示す。
ブロック1920において、UE102は、第1制御メッセージに含まれる第1TBに対するスケジューリング情報に基づいて、2つのTBのうちの第1TBを検出する。ブロック1930において、UE102は、構成指示、例えば指示ビットに基づいて、2つのTBのうちの第2TBの検出を制御する。
限定ではなく例示のために、指示ビットが第1値(例えば、1)を持つ場合、ブロック1930において、UE102は、第2TBから第2制御メッセージを検出してもよい。一方、指示ビットが第2値(例えば、0)を持つ場合、ブロック1930において、UE102は、第2TBからデータを検出し、又は第2TBを検出することを防止してもよい。
代替的に、いくつかの実施形態では、ブロック1910で受信した第1制御メッセージは、指示ビットを含まず、その代わりに、例えば第1制御メッセージの位置によって、2つのTBのうちの第2TBの内容/存在に関する構成指示を暗黙的に提供する。この場合、ブロック1930において、UE102は、暗黙的な構成指示に基づいて、2つのTBのうちの第2TBの検出を制御する。
2レベル制御メッセージを検出するために使用できる別の例示的な方法2000が図20に示されている。図20の例では、ブロック2010において、UE102は、制御リソース領域でネットワークデバイス101から第1制御メッセージ(例えば、図11の第1DCI1101)を受信する。第1制御メッセージは、所定のサイズを有し、構成指示、例えば指示ビット、及びRAを含む。
ブロック2020において、UE102は、受信した第1制御メッセージに基づいて、RAの第1部分でDLデータを検出する。ブロック2030において、UE102は、構成指示、例えば指示ビットに基づいて、RAの第2部分での検出を制御する。
いくつかの実施形態では、指示ビットが第1値(例えば、1)を持つ場合、ブロック2030において、UE102は、RAの第2部分で第2制御メッセージを検出してもよい。一方、指示ビットが第2値(例えば、0)を持つ場合、ブロック1930において、UE102は、RAの第2部分でデータを検出し、又はRAの第2部分で検出することを防止してもよい。
同様に、いくつかの実施形態では、ブロック2010で受信した第1制御メッセージは、指示ビットを含まず、その代わりに、例えば第1制御メッセージの位置によって、2つのTBのうちの第2TBの内容、又は第2TBの存在に関する構成指示を暗黙的に提供する。この場合、ブロック2030において、UE102は、暗黙的な指示に基づいて、RAの第2部分の検出を制御する。
図10の第2TB又は図11のRAの第2部分で伝送されることができる第2制御メッセージは、UE102のさらなるPDSCH/PUSCH伝送のためのスケジューリング情報を含んでもよい。
図18〜20を参照して説明した方法は、リソース効率をさらに向上させる。
図21は、ネットワークデバイス(例えば、図1のネットワークデバイス101)又は端末デバイス(例えば、図1のUE102、103又は104)として具現化され/それらに含まれることができる装置2100の簡略的なブロック図を示す。本装置は、無線通信システムにおける信号検出のために使用されてもよい。信号は、2レベル制御メッセージを含んでもよい。
図21の例で示されるように、装置2100は、装置2100の動作及び機能を制御するプロセッサ2110を備える。例えば、いくつかの実施形態では、プロセッサ2110は、それに接続されたメモリ2120に格納された命令2130によって様々な操作を実施してもよい。メモリ2120は、ローカル技術環境に適した任意の適切なタイプであってもよく、非限定的な例として、半導体ベースのメモリ端末デバイス、磁気メモリ端末デバイス及びシステム、光メモリ端末デバイス及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなどの任意の適切なデータ記憶技術を使用して実装されてもよい。図21には1つのメモリユニットのみが示されているが、物理的に異なる複数のメモリユニットが装置2100に存在してもよい。
プロセッサ2110は、ローカル技術環境に適した任意の適切なタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つ又は複数を含んでもよい。装置2100は、複数のプロセッサ2110を備えてもよい。
プロセッサ2110は、情報の受信及び伝送を可能にするトランシーバ2140にも接続されてもよい。例えば、プロセッサ2110及びメモリ2120は、図12〜16を参照して説明した方法1200〜1600のいずれか、又は図17〜20を参照して説明した方法1700〜2000のいずれかを実施するように、組み合わせて動作することができる。図5〜20を参照して上述したすべての特徴は、装置2100にも適用されるので、ここでは詳細に説明しない。
本開示の様々な実施形態は、プロセッサ(例えば、図21のプロセッサ2110)、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらの組み合わせのうちの1つ又は複数によって実行可能なコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品によって実施されてもよい。
上記の説明の一部は、図1に示す通信ネットワークのコンテキストで行われたが、本開示の主旨及び範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。本開示の原理及び概念は、他のシナリオにより一般的に適用され得る。
さらに、本開示は、上述したようなコンピュータプログラム(例えば、図21のコンピュータ命令/プログラム2130)を含むキャリアも提供できる。キャリアは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体と伝送媒体を含む。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、光学コンパクトディスク、又はRAM(random access memory)、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、磁気テープ、CD−ROM、DVD、ブルーレイディスク等のような電子メモリデバイスを含んでもよい。伝送媒体は、例えば、電気、光学、ラジオ、音響又は他の形態の伝搬信号、例えば搬送波、赤外線信号などを含んでもよい。
本明細書に説明された技術は、様々な手段によって実施されてもよい。そのため、実施形態で説明された対応する装置の1つ又は複数の機能を実施する装置は、先行技術の手段だけでなく、対応する装置の1つ又は複数の機能を実施するための手段を備え、別々の機能ごとに別々の手段を備えてもよいし、2つ以上の機能を実施するように構成された手段を備えてもよい。例えば、これらの技術は、ハードウェア(例えば、回路又はプロセッサ)、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせで実施されてもよい。ファームウェア又はソフトウェアの場合、本明細書に説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)を介して実施されてもよい。
いくつかの例示的な実施形態は、上記のように、方法及び装置のブロック図及びフローチャート図を参照して説明された。ブロック図及びフローチャート図の各ブロック、ならびにブロック図及びフローチャート図における各ブロックの組み合わせは、それぞれ、コンピュータプログラム命令を含む様々な手段によって実施できることが理解されるべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされてマシンを形成することで、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置で実行される命令が、フローチャートのブロックで特定された機能を実行するための手段を形成してもよい。
本明細書には多くの特定の実装の詳細が記載されているが、これらは、いかなる実施の範囲又は特許請求の範囲に対する制限として解釈されるべきではなく、むしろ、特定の実施の特定の実施形態に特有である特徴の説明として解釈されるべきである。本明細書において別々の実施形態のコンテキストで説明された特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実施されることもできる。逆に、単一の実施形態のコンテキストで説明された様々な特徴は、別々に又は任意の適切なサブコンビネーションで複数の実施形態で実施されることもできる。さらに、特徴は、特定の組み合わせで作用するように上記のように説明され、当初はそのように特許請求されていても、請求された組み合わせからの1つ又は複数の特徴は、場合によって、その組み合わせから除外されることができ、請求された組み合わせは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションのバリエーションに向けられることがある。
技術の進歩につれて、本発明の概念が様々な方法で実施できることは、当業者にとって明らかである。上述した実施形態は、本開示を限定するのではなく説明するために与えられたものであり、当業者であれば容易に理解できるように、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、修正及び変更することができることが理解される。そのような修正及び変更は、本開示の範囲及び添付の特許請求の範囲内にあると見なされる。本開示の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (44)

  1. 制御リソース領域で、所定のサイズを有しかつ第1構成情報を含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、
    前記第1構成情報に応じて、データリソース領域で、前記端末デバイスに対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送をスケジュールするための情報を含む第2制御メッセージを前記端末デバイスに伝送することと、
    を含み、
    前記第1構成情報は、前記第2制御メッセージを検出するためのものである、
    無線通信システムにおける方法。
  2. 前記第1構成情報は、
    前記第2制御メッセージの存在と、
    前記第2制御メッセージ用のサーチスペースと、
    前記第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベルと、
    前記第2制御メッセージのモードと、
    前記第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組と、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2制御メッセージの前記モードは、
    前記第2制御メッセージに含まれる別個のスケジューリング情報が使用される伝送/受信ポイント(TRP:transmit/reception point)の数と、
    前記第2制御メッセージによってサポートされるアップリンクプリコーディンググループの数と、
    前記第2制御メッセージによってスケジュールされるトランスポートブロックの数と、
    前記第2制御メッセージによって示される変調・符号化スキームの数と、
    前記第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組と、
    前記第2制御メッセージを検出するためのサーチスペースと、
    前記第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベルと、
    のうちの少なくとも1つを示す、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1制御メッセージは、前記第1構成情報を示すための1つ又は複数のビットを含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2制御メッセージ用の半静的な第2構成情報を前記端末デバイスに伝送することをさらに含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第2制御メッセージ用の前記半静的な第2構成情報は、
    周波数位置及び/又は時間位置と、
    変調・符号化スキーム(MCS:modulation and coding scheme)と、
    仮想リソースから物理リソースへのマッピングと、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記制御リソース領域で前記第1制御メッセージを伝送することは、
    前記制御リソース領域内の複数の制御チャネル要素(CCE:control channel element)で前記第1制御メッセージを伝送することを含み、
    前記複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスは、前記第2制御メッセージを検出するための前記第1構成情報を暗黙的に示す、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記最初のCCEの奇数インデックス及び偶数インデックスの一方は、前記第2制御メッセージが前記第1制御メッセージによってスケジュールされることを示し、前記最初のCCEの前記奇数インデックス及び前記偶数インデックスの他方は、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送が前記第1制御メッセージによってスケジュールされることを示す、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記最初のCCEの前記インデックス mod Nの結果は、
    前記第2制御メッセージの存在と、
    前記第2制御メッセージの構成と、
    のうちの一方又は両方を示し、
    前記Nは2よりも大きい整数である、
    請求項7に記載の方法。
  10. 前記複数のCCEのうちの前記最初のCCEの前記インデックスは、前記第1制御メッセージが所定の制御リソースセットで伝送される場合のみ、前記第2制御メッセージを検出するための前記第1構成情報を暗黙的に示す、
    請求項7に記載の方法。
  11. データリソース領域で前記第2制御メッセージを伝送することは、
    前記データリソース領域内の複数の制御チャネル要素(CCE:control channel element)で前記第2制御メッセージを伝送することを含み、
    前記複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスは、対応するアップリンクフィードバックのためのリソースを示す、
    請求項7に記載の方法。
  12. 前記第1制御メッセージは、前記端末デバイスに対するダウンリンク又はアップリンクデータ伝送用のリソース割り当て情報をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  13. 制御リソース領域の第1リソースで第1制御メッセージを第1端末デバイスに伝送することと、
    前記制御リソース領域の第2リソースで第2制御メッセージを第2端末デバイスに伝送することと、
    データリソース領域のリソースで第3制御メッセージを第1アンテナポート組を介して前記第1端末デバイスに伝送することと、
    前記データリソース領域の同じリソースで第4制御メッセージを異なる第2アンテナポート組を介して前記第2端末デバイスに伝送することと、
    を含み、
    前記第1制御メッセージ及び前記第2制御メッセージのそれぞれは、所定のサイズを有し、前記第3制御メッセージ及び前記第4制御メッセージをそれぞれ検出するための情報を含み、
    前記第3制御メッセージ及び前記第4制御メッセージのそれぞれは、前記第1端末デバイス及び前記第2端末デバイスに対するデータ伝送をそれぞれスケジュールするための情報を含む、
    無線通信システムにおける方法。
  14. 前記第3制御メッセージは、前記第1端末デバイスに対するデータ伝送用の第1リソース割り当てを示し、前記第4制御メッセージは、前記第2端末デバイスに対するデータ伝送用の第2リソース割り当てを示し、前記第1リソース割り当ては、前記第2リソース割り当てと部分的に重複しており、
    前記第3制御メッセージは、
    前記第2リソース割り当てと重複している前記第1リソース割り当ての第1部分において、前記第1端末デバイスに対する前記データ伝送用の第1変調・符号化スキーム(MCS:modulation and coding scheme)を示し、
    前記第2リソース割り当てと重複していない前記第1リソース割り当ての第2部分において、前記第1端末デバイスに対する前記データ伝送用の第2MCSを示す、
    請求項13に記載の方法。
  15. 制御リソース領域で、ダウンリンク伝送用の2つのトランスポートブロックのスケジューリングをサポートする所定のサイズを有し、且つ構成指示を含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、
    前記第1制御メッセージに含まれる前記2つのトランスポートブロックのうちの第1トランスポートブロックに対するスケジューリング情報に基づいて、前記第1トランスポートブロックを使用してダウンリンクデータを伝送することと、
    前記構成指示に基づいて、前記2つのトランスポートブロックのうちの第2トランスポートブロックを使用してダウンリンク伝送を制御することと、
    を含む、
    無線通信システムにおける方法。
  16. 前記構成指示に基づいて、前記2つのトランスポートブロックのうちの前記第2トランスポートブロックを使用して前記ダウンリンク伝送を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックを使用して第2制御メッセージを伝送することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックを使用してデータを伝送することと、
    を含む、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記構成指示に基づいて、前記2つのトランスポートブロックのうちの前記第2トランスポートブロックを使用して前記ダウンリンク伝送を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックを使用して第2制御メッセージを伝送することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックを使用して伝送することを防止することと、
    を含む、
    請求項15に記載の方法。
  18. 制御リソース領域で、所定のサイズを有しかつ構成指示及びリソース割り当てを含む第1制御メッセージを端末デバイスに伝送することと、
    前記リソース割り当ての第1部分を使用してダウンリンクデータを伝送することと、
    前記構成指示に基づいて、前記リソース割り当ての第2部分を使用して前記ダウンリンク伝送を制御することと、
    を含む、
    無線通信システムにおける方法。
  19. 前記構成指示に基づいて、前記リソース割り当ての前記第2部分を使用して前記ダウンリンク伝送を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分を使用して第2制御メッセージを伝送することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分を使用してデータを伝送することと、
    を含む、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記構成指示に基づいて、前記リソース割り当ての前記第2部分を使用して前記ダウンリンク伝送を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分を使用して第2制御メッセージを伝送することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分を使用して伝送することを防止することと、
    を含む、
    請求項18に記載の方法。
  21. ネットワークデバイスから制御リソース領域で、所定のサイズを有する第1制御メッセージを受信することと、
    前記第1制御メッセージから、第2制御メッセージを検出するための第1構成情報を取得することと、
    前記取得された第1構成情報に少なくとも部分的に基づいて、前記ネットワークデバイスからデータリソース領域で前記第2制御メッセージを検出することと、
    前記検出された第2制御メッセージに基づいて、ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送することと、
    を含む、
    端末デバイスにおける方法。
  22. 前記第1構成情報は、
    前記第2制御メッセージの存在と、
    前記第2制御メッセージ用のサーチスペースと、
    前記第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベルと、
    前記第2制御メッセージのモードと、
    前記第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組と、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記第2制御メッセージの前記モードは、
    第2制御メッセージに含まれる別個のスケジューリング情報が使用される伝送/受信ポイント(TRP)の数と、
    前記第2制御メッセージによってサポートされるアップリンクプリコーディンググループの数と、
    前記第2制御メッセージによってスケジュールされるトランスポートブロックの数と、
    前記第2制御メッセージによって示される変調・符号化スキームの数と、
    前記第2制御メッセージに対して実行されるブラインド検出の組と、
    前記第2制御メッセージを検出するためのサーチスペースと、
    前記第2制御メッセージ用のアグリゲーションレベルと、
    のうちの少なくとも1つを示す、
    請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1構成情報を取得することは、
    前記第1制御メッセージに含まれる1つ又は複数のビットに基づいて前記第1構成情報を取得することを含む、
    請求項21乃至23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記ネットワークデバイスから前記第2制御メッセージ用の半静的な第2構成情報を受信することをさらに含み、
    前記第2制御メッセージを検出することは、さらに前記受信した第2構成情報に基づいて行われる、
    請求項21乃至23のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第2制御メッセージ用の前記半静的な第2構成情報は、
    周波数位置及び/又は時間位置と、
    変調・符号化スキーム(MCS)と、
    仮想リソースから物理リソースへのマッピングと、
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1制御メッセージを受信することは、
    前記制御リソース領域内の複数の制御チャネル要素(CCE)で前記第1制御メッセージを受信することを含み、
    前記第1構成情報を取得することは、
    前記複数のCCEのうちの最初のCCEのインデックスに基づいて前記第1構成情報を取得することを含む、
    請求項21に記載の方法。
  28. 前記複数のCCEのうちの前記最初のCCEのインデックスに基づいて前記第1構成情報を取得することは、
    前記最初のCCEの奇数インデックス及び偶数インデックスの一方に応答して、前記第2制御メッセージが前記第1制御メッセージによってスケジュールされると判断することと、
    前記最初のCCEの奇数インデックス及び偶数インデックスの他方に応答して、ダウンリンク又はアップリンクデータ伝送が前記第1制御メッセージによってスケジュールされると判断することと、
    を含む、
    請求項27に記載の方法。
  29. 前記複数のCCEのうちの前記最初のCCEのインデックスに基づいて前記第1構成情報を取得することは、
    前記最初のCCEのインデックス mod N(Nは2よりも大きい所定の正の整数である)の結果に基づいて、前記第2制御メッセージの存在と、前記第2制御メッセージの構成とのうちの一方又は両方を決定することを含む、
    請求項27に記載の方法。
  30. 前記複数のCCEのうちの前記最初のCCEのインデックスに基づいて前記第1構成情報を取得することは、
    所定の制御リソースセットで前記第1制御メッセージを受信することに応答して、前記複数のCCEのうちの前記最初のCCEのインデックスに基づいて前記第1構成情報を取得することを含む、
    請求項27に記載の方法。
  31. 前記第2制御メッセージを検出することは、
    前記第2制御メッセージを、前記データリソース領域内の複数の制御チャネル要素(CCE)で検出することを含み、
    前記方法は、
    前記複数のCCEのうちの前記最初のCCEのインデックスに基づいて、対応するアップリンクフィードバックのためのリソースを決定することをさらに含む、
    請求項27に記載の方法。
  32. ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送することは、
    前記第1制御メッセージによって割り当てられたリソースで、ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送することを含む、
    請求項21に記載の方法。
  33. ネットワークデバイスから制御リソース領域で、所定のサイズを有する第1制御メッセージを受信することと、
    前記第1制御メッセージから第2制御メッセージを検出するための構成情報を取得し、前記構成情報は、前記第2制御メッセージを検出するためのアンテナポートの組を示すことと、
    前記取得された構成情報に少なくとも部分的に基づいて、データリソース領域で、前記ネットワークデバイスの前記アンテナポートの組を介して伝送される前記第2制御メッセージを検出することと、
    前記検出された第2制御メッセージに基づいて、ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送することと、
    を含む、
    端末デバイスにおける方法。
  34. 前記構成情報は、第1リソース用の第1変調・符号化スキーム(MCS:modulation and coding scheme)と、第2リソース用の第2MCSと、を含み、
    ダウンリンクデータを検出し、又はアップリンクデータを伝送することは、
    前記第1リソースで前記第1MCSに基づいて前記ダウンリンクデータを検出し、又は前記アップリンクデータを伝送することと、前記第2リソースで前記第2MCSに基づいて前記ダウンリンクデータを検出し、又は前記アップリンクデータを伝送することと、を含む、
    請求項33に記載の方法。
  35. ネットワークデバイスから制御リソース領域で、ダウンリンク伝送用の2つのトランスポートブロックのスケジューリングをサポートする所定のサイズを有し、且つ構成指示を含む第1制御メッセージを受信することと、
    前記第1制御メッセージに含まれる前記2つのトランスポートブロックのうちの第1トランスポートブロックに対するスケジューリング情報に基づいて、前記第1トランスポートブロックを検出することと、
    前記構成指示に基づいて前記2つのトランスポートブロックのうちの第2トランスポートブロックの検出を制御することと、
    を含む、
    端末デバイスにおける方法。
  36. 前記構成指示に基づいて前記2つのトランスポートブロックのうちの前記第2トランスポートブロックの検出を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックから第2制御メッセージを検出することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックからデータを検出することと、
    を含む、
    請求項35に記載の方法。
  37. 前記構成指示に基づいて前記2つのトランスポートブロックのうちの前記第2トランスポートブロックの検出を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックから第2制御メッセージを検出することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記第2トランスポートブロックを検出することを防止することと、
    を含む、
    請求項35に記載の方法。
  38. ネットワークデバイスから制御リソース領域で、所定のサイズを有し、かつ構成指示及びリソース割り当てを含む第1制御メッセージを受信することと、
    前記受信した第1制御メッセージに基づいて、前記リソース割り当ての第1部分でダウンリンクデータを検出することと、
    前記構成指示に基づいて、前記リソース割り当ての第2部分での検出を制御することと、
    を含む、
    端末デバイスにおける方法。
  39. 前記構成指示に基づいて前記リソース割り当ての前記第2部分での検出を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分で第2制御メッセージを検出することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分でデータを検出することと、
    を含む、
    請求項38に記載の方法。
  40. 前記構成指示に基づいて前記リソース割り当ての前記第2部分での検出を制御することは、
    前記構成指示が第1値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての前記第2部分で第2制御メッセージを検出することと、
    前記構成指示が第2値を持つことに応答して、前記リソース割り当ての第2部分で検出することを防止することと、
    を含む、
    請求項38に記載の方法。
  41. ネットワークデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、
    前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記ネットワークデバイスに少なくとも請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成されている、
    ネットワークデバイス。
  42. 端末デバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備え、
    前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記端末デバイスに少なくとも請求項21〜40のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成されている、
    端末デバイス。
  43. デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記デバイスに請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
  44. デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記デバイスに請求項21〜40のいずれか一項に記載の方法を実行するコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な媒体。
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