JP2021532919A - 液体製品のアプリケーター器具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、流体またはペースト状の製品をケラチン繊維または皮膚(表皮)に塗布するためのアプリケーター器具(1)に関するものであり、長手方向軸Xに沿って延びる細長いコア(2)と、そのコアに分布した縦長円筒形を有する複数の突起(10)を備え、突起の各々は、コアにおける固定端から自由端に向かって延びており、かつ、コアと一体となっており、そして、固定端から自由端にかけて、近位段、ブリッジセクション、遠位段を備えており、近位段とブジッジセクションの少なくとも1つが、柔軟性の高いリンクを形成する。

Description

本発明は、液体またはペースト状の製品をケラチン繊維または皮膚に塗布するためのアプリケーター器具に関する。とりわけ、本発明は、コスメティック用品、メイクアップ用品、またはケア用品を、毛髪、まつげ、眉毛、皮膚または唇に塗布するためのアプリケーター器具に関する。
一般には、例えばマスカラブラシのように、液体またはペースト状の製品をケラチン繊維に塗布するためのアプリケーター器具があり、そのアプリケーター器具は、長手方向軸に沿って延びる細長い形状をした中心コアと、少なくとも1つの、コアに埋め込まれた第1の端部と自由な第2に端部を有する、細長いスパイクの列を備える。通常、スパイクとコアは成形により1つの部品として形成され、互いに一体となっている。例えば、特許文献1は、そのようなアプリケーター器具について述べている。このタイプの製造における1つの欠点は、スパイクがモノリシックであり、とりわけ技術的な成形上の理由から、コアに埋め込まれた端部が、自由端におけるスパイクの断面より大きい断面を有することである。このため、スパイクは、用いられる素材に関わらず、比較的柔軟性に欠ける。実際に、スパイクは、アプリケーター器具の使用時において、自由端がケラチン繊維(または皮膚)と正面からまたは側面から接触した際、一定の抵抗を与え得る。その結果、スパイクは、例えば、まつ毛を化粧する際にまぶたを突く、あるいは、眉毛の処理において皮膚を突く、その他にも唇や頭皮を突くことにもなる。
この快適性の問題に対する第1の解決策は、従来と同様に大きい断面積を有する円錐状の固定端と、スパイクの先端が皮膚を突かないように折れ曲がることを可能にするだけの柔軟性を有する自由端とを備えるスパイクについて記載した、特許文献2によって提供されている。しかし、この解決策には2つの欠点がある。第1に、自由端の柔軟性、およびそれが後ろに曲がっているという事実により、使用中にケラチン繊維を解きほぐすことができなくなるということがある。他にも、スパイクの基部が高い剛性を有するため、その剛性の高いスパイクの基部の間にある製品が、ケラチン繊維または皮膚に当てられるスパイクの自由端まで上昇することができない。
仏国特許第2937514号公報 米国特許出願公開第2012/170965号明細書
本発明における目的の1つは、ユーザーに対し、向上させた快適さを感じながら製品の最適な塗布を可能にする、液体またはペースト状の製品を塗布するためのアプリケーター器具を提供することである。
この目的のため、本発明によれば、液体またはペースト状の製品をケラチン繊維や皮膚(表皮)に塗布するためのアプリケーター器具であって、長手方向軸Xに沿って延びた縦長円筒形の細長いコアと、
コア上に分布する多数のスパイクであって、
スパイクの各々が、コアにおける固定端から自由端まで延びており、
コアと一体となっているスパイクと
を備え、
それぞれのスパイクが、固定端から自由端までにおいて、近位段、ブリッジ、および遠位段を備え、近位段およびブリッジのうちの少なくとも1つが柔軟性の高いリンクを形成することを特徴とする、アプリケーター器具を提供する。
したがって、このような構造のスパイクは、ケラチン繊維をガイドしながら解きほぐすことができるよう、十分な剛性を有する遠位段を保持することを可能にし、ダンパーとして機能する近位段、および/またはブリッジによって形成された柔軟性の高いリンクは、スパイクの自由端が皮膚と接触する際に、突く感覚を解消することを可能にする。このような、使用中におけるスパイクの基部で得られた変形は、この時点で存在する製品をスパイクの自由端へ上昇させることを可能にする。
任意ではあるが、有利には、本発明によるアプリケーター器具は、以下の技術的特徴のうちの少なくとも1つを有する:
−近位段は、固定端とブリッジの間に、柔軟性の高いリンクを形成する;
−ブリッジは、近位段と遠位段の間に、柔軟性の高いリンクを形成する;
−近位段は、湾曲した形状、特に円弧状を有する;
−スパイクは、ブリッジとコアの間に延び、遠位段を支持する柔軟性の高い脚を備える;
−近位段は、2つの脚を備える柔軟性の高いアーチを備え、ブリッジはアーチの中央に配置される;
−隣接する2つのスパイクは、それぞれ柔軟性の高いアーチを備え、その隣接する2つの柔軟性の高い前記アーチは、互いに共通の脚を備える;
−共通の脚は、アーチの外周面から離れた位置に伸びている;
−遠位段は、主延長部と、少なくとも1つの副延長部を備える;
−副延長部は主延長部から突出して延びている;
−副延長部はブリッジから突出して延びている;
−遠位段は、2つから4つの副延長部を備えている;
−各副延長部は、柔軟性の高いリンクを形成する、独立した関連ブリッジから突出して延びている;
−コアは、中空である;
−コアは、長手方向軸Xに平行な縦のスリットを備える;
−アプリケーター器具は、サポートを備え、コアがサポート上で受容されるように展開することができる;
−サポートは、製品をサポートの端部または中空のコアに導くための導管を備える;
−アプリケーター器具は、導管内の製品Pの流れを付与するための手段を、さらに備える;
−スパイクは、コア上に隣接する列となって分布しており、同じ列のスパイクは同一の方向を向いており、隣接する列のスパイクは異なる方向を向いている;
−隣接する列のスパイクは、90°または180°に向けられている。
本発明の他の特徴および利点は、本発明の実施形態の以下の説明を読むことで明らかになるであろう。
本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第1の実施形態を示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第1の実施形態を示す平面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第1の実施形態を示す側面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第1の実施形態を示す正面図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図1に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図1に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図1に示すスパイクの、変形例を側面図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図1に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図1に示すスパイクの、変形例の側面図である。 図1に示すスパイクの、変形例の正面図である。 図1に示すスパイクの、変形例を側面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図1の複数のスパイクを備えた実施形態を示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第2の実施形態を示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第2の実施形態を示す平面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第2の実施形態を示す側面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第2の実施形態を示す正面図である。 図16に示すスパイクの、変形例の側面図である。 図16に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図16に示すスパイクの、変形例を示す図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図16の複数のスパイクを備えた実施形態を示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図16の複数のスパイクを備えた実施形態を示す正面図である。 図19に示すアプリケーター器具の、変形例の側面図である。 図19に示すアプリケーター器具の、変形例の側面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図25および図26に示す複数のスパイクを備えた実施形態の立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図25および図26に示す複数のスパイクを備えた実施形態の正面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第3の実施形態を示す立体図および立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、スパイクの第3の実施形態を示す立体図および平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図25に示すスパイクの、変形例を示す図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の側面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例を正面図である。 図25に示すスパイクの、変形例を平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例を側面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の立体図である。 図25に示すスパイクの、変形例の側面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の平面図である。 図25に示すスパイクの、変形例の正面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図14に示す複数のスパイクを備えた実施形態を示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図14に示す複数のスパイクを備えた実施形態を示す正面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図27および図34に示す複数のスパイクを備えた実施形態を示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図14に示す複数のスパイクを備えた実施形態を示す正面図である。 本発明によるアプリケーター器具の、図2に示す複数のスパイクを備えた実施形態の立体図である。 展開可能な、中空のコアの第1の実施形態の立体図である。 展開可能な、中空のコアの第1の実施形態を展開したときの立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、関連するサポートの第1の実施形態における、図42のコアの取り付けを示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、関連するサポートの第1の実施形態における、図42のコアの取り付けを示す立体図である。 本発明によるアプリケーター器具の、関連するサポートの第1の実施形態における、図42のコアの取り付けを示す立体図である。 展開可能な中空のコアの、第2の実施形態を示す立体図である。 展開可能な中空のコアの、第2の実施形態を示す正面図である。 展開可能な中空のコアの、第2の実施形態を示す側面図である。 本発明によるアプリケーターデバイスの、関連するサポートの第2の実施形態における、図44に示したコアの取り付けを示す立体図である。 本発明によるアプリケーターデバイスの、関連するサポートの第2の実施形態における、図44に示したコアの取り付けを示す立体図である。 本発明によるアプリケーターデバイスの、関連するサポートの第2の実施形態における、図44に示したコアの取り付けを示す立体図である。 図44に示す、コアに関連するサポートの第2の実施形態の、変形例を示す図である。 図44に示す、コアに関連するサポートの第2の実施形態の、変形例の立体図である。 図44に示す、コアに関連するサポートの第2の実施形態の、変形例の側面図である。 図44に示す、コアに関連するサポートの第2の実施形態の、変形例の立体図である。 図44に示す、コアに関連するサポートの第2の実施形態の、変形例の側面図である。 図44に示す、コアに関連するサポートの第2の実施形態の、変形例を示す図である。 図45に示す、コアに関連するサポートの変形例の、LI−LIに沿った平面図である。 図45に示す、コアに関連するサポートの変形例の、LI−LIに沿った断面図である。 図44に示す、中空のコアが取り付けられた図50のコアに関連するサポートの立体図であり、コスメティック用品の流れを示す図である。 図46に示す、コアに関連するサポートの変形例の、LIV−LIVに沿った平面図である。 図46に示す、コアに関連するサポートの変形例の、LIV−LIVに沿った断面図である。 中空のコアが取り付けられた図53のコアに関連したサポートと、コスメティック用品の流れを示した立体図である。 中空のコアが取り付けられた図53のコアに関連したサポートと、コスメティック用品の流れを示した立体図である。 本発明よるアプリケーター器具の、図53から図56に示したコアに関連するサポートを備えた変形例の側面図である。 本発明よるアプリケーター器具の、図53から図56に示したコアに関連するサポートを備えた変形例の側面図である。
より明確にするために、同一または類似の要素は、図全体を通して同一の符号によって識別される。
図15を参照して、本発明によるアプリケーター器具1の第1の実施形態を、以下に説明する。本発明によるアプリケーター器具1は、ここでは、マスカラブラシである。ここでは、マスカラブラシは長手方向軸Xに沿って、縦に延びるコア2を備える。コア2が有する断面積は、長さ方向にわたって一定であっても、そうでなくてもよい。最も一般的な実施形態では、断面は一定であるか、チューブ及び/又はグリップシャフトと係合する近位端から遠位自由端に向かって断面積が減少するかの、いずれかである。一般に、コア2は全体的に円筒形状であり、好ましくは、回転軸は長手方向軸Xである。したがって、コア2の断面は、円形、多角形、楕円形、または他の形状を有することができる。軸対称とすることも可能である。コア2は、中実であっても、中空であってもよい。当業者は、経済的および/または技術的制約に従って、最も適切なコアを選択するだろう。
また、本発明によるアプリケーター器具1は、コア2上に分布した複数のスパイク10を備える。スパイク10は、コア2の外表面から突出して延びている。スパイク10は、例えば、コア2と一体で作られる。とりわけ、スパイク10はコア2と一緒に、成形によって得られる。図中に示されるように、スパイク10は、長手方向軸Xに対して平行に延びた一対の隣接する列に分布している。同じ列のスパイク10は、コア2から互いに平行に、同じ配向に従って同一方向に延びている。ここで、2つの隣接する列を考慮すると、隣接する列の一方のスパイク10は、例えば図15に示すように、隣接する列の他方のスパイク10とは異なる方向に、例えば180°で配向される。変形例としては、配向は90°である。
図1を参照して、本発明によるアプリケーター器具に対するスパイク10の、第1の実施形態に関するより詳細な説明を、以下に述べる。スパイク10は、固定端14および自由端12を備える。固定端14は、本発明によるアプリケーター器具1のコア2に連結されている。それゆえ、スパイク10は、平面Pを対称に、固定端14から自由端12まで延びている。スパイク10は、固定端14から近位段13とそれに続くブリッジ15、次いで自由端12によって終端される遠位段11を備える。ブリッジ15は、近位段13と遠位段11との間の接合部として機能する。ここで遠位段11は、テーパー形状を有する主延長部を備える。近位段13は、ここでは、クロスのような湾曲した形状であり、その頂点は、ここでは、その頂点の位置より低い位置に設置されるブリッジ15から離れて配置されている。変形例として、ブリッジ15は、近位段13の湾曲した形状の頂点レベルに配置される。この近位段13の湾曲した形状は、近位段13に一定の柔軟性を与えることを可能にする。このように、近位段13は、固定端14(それゆえ、本発明によるアプリケーター器具1のコア2)とブリッジ15との間に柔軟性の高いリンクを形成する。
異なる変形例によれば、ブリッジ15は、近位段13の湾曲した形状における自由端上に配置されており、この近位段13の湾曲した形状における自由端は、軸Xに対して平行となり得る方向(すなわち、ブリッジ15は、近位段13の湾曲した形状における頂点レベルに位置する)、または、軸Xにより近づく方向(すなわち、ブリッジ15は、近位段13の湾曲した形状における頂点レベルより低い高さに位置する)、あるいは、逆に、軸Xから遠ざかる方向に、エプロンを形成する。
図2に示されたスパイク10の変形例によれば、スパイク110の近位段113は、4分の1円弧の形状をしている。
図3に示されるスパイク10の第2の変形例よれば、スパイク210の近位段213は、より薄くされ、対称面P内に含まれる平面201を有する。この平面201は、ブリッジ215において、近位段213に加えられた一定の柔軟性を、ブリッジ215にも付与するよう継続されている。ここでも、ブリッジ15に関する異なる変形例によれば、ブリッジ215は、近位段213の湾曲した形状における自由端上に配置されており、この近位段213の湾曲した形状における自由端は、軸Xに対して平行となり得る方向(すなわち、ブリッジ215は、近位段213の湾曲した形状における頂点レベルに位置する)、または、軸Xにより近づく方向(すなわち、ブリッジ215は、近位段213の湾曲した形状における頂点レベルより低い高さに位置する)、あるいは、逆に、軸Xから遠ざかる方向に、エプロンを形成する。
図4に示されたスパイク10の第3の変形例によれば、スパイク310の近位段313は、前述と同様に薄くされ、対称面P内に含まれる平面301を有する。また、遠位段311は、その一部をより薄くし、同様に対称面P内に含まれる平面302を有する。この配置は、近位段313が対称面Pの片側に延びているのに対し、遠位段311は対称面Pの反対側に延びるようになっている。また、平面302は、ブリッジ315内で継続され、近位段313の柔軟性に追加される一定の柔軟性をブリッジ315に付与する。ここでも、ブリッジ15、215に関する異なる変形例によれば、ブリッジ315は、近位段313の湾曲した形状における自由端上に配置されており、この近位段313の湾曲した形状における自由端は、軸Xに対して平行となり得る方向(すなわち、ブリッジ315は、近位段313の湾曲した形状における頂点レベルに位置する)、または、軸Xにより近づく方向(すなわち、ブリッジ315は、近位段313の湾曲した形状における頂点レベルより低い高さに位置する)、あるいは、逆に、軸Xから遠ざかる方向に、エプロンを形成する。
図5は、スパイク10の第4の変形例を示している。スパイク410は、主延長部が対称面Pと角度αを形成するように配向された遠位段11を備えるという点で、スパイク10と区別される。図6に示す変形例411においては、主延長部は対称面P内にあるが、縦方向に対して角度が付いている。より一般的には、この変形例では、主延長部は頂点2で角度αの円錐内に含まれる配向を有し、その頂点2はブリッジ15のレベルに位置する。
図7から図9には、スパイク10の第5の変形例が示されており、そこでは傾斜が図示されている。スパイク101は、ブリッジ15から突出し、互いに角度を形成して延びる主延長部11a、および副延長部11bを含む遠位段を備えている。スパイク102は、主延長部11aと、主延長部11aの側壁面から突出して延びる副延長部17を含む遠位段を備えている。スパイク103は、近位段13から突出して延びる主延長部11aおよび副延長部18を含む遠位段を備えている。
スパイク10の第6の変形例が、図10に示されている。スパイク104は、その近位段13において、ブリッジ15とコア2との間に延び、遠位段11を支持する、柔軟性の高い脚16をさらに備える。柔軟性の高い脚16の柔軟性は、近位段13がスパイク104の自由端12を押圧したときに、ブリッジ15と固定端14との間に柔軟性の高いリンクを静置するようなものである。ただし、柔軟性の高い脚16は、スパイク104が、使用中に、その自由端12で、液体製品を含むチューブのスキージのリップと接触するとき、および本発明によるアプリケーター器具1が格納されているとき、延伸または後方への傾斜から防止しながら、スパイク104を保持する。図11および図12は、それぞれ柔軟性の高い脚16を構成するスパイク102および101の変形例105および106を、それぞれ示している。
図13は、スパイク10の第7の変形例を示している。この変形例のスパイク510は、固定端14から自由端12までにおいて、近位段513、ブリッジ515、および遠位段511を備える。さらに、スパイク510は、スパイク510の全高にわたって延在し、円Cに係合する側面514を備える。円Cは、長手方向軸Xに対して直角な平面内にあり、長手方向軸Xと円C上の円C面との交点にある。スパイクの面を支持する円Cのこのような構成は、より包括的な情報について参照することができる、特許文献1に詳細に記載されている。
ここでまた、ブリッジ15、215、315に関する異なる変形例によれば、ブリッジ515は、近位段513の湾曲した形状における自由端上に配置されており、この近位段313の湾曲した形状における自由端は、軸Xに対して平行となり得る方向(すなわち、ブリッジ515は、近位段513の湾曲した形状における頂点レベルに位置する)、または、軸Xにより近づく方向(すなわち、ブリッジ515は、近位段313の湾曲した形状における頂点レベルより低い高さに位置する)、あるいは、逆に、軸Xから遠ざかる方向に、エプロンを形成する。
スパイク10の第8の変形例が図14に示されている。この変形例のスパイク610は、固定端14から自由端12まで、近位段613、ブリッジ615、および遠位段611を備える。ここでの主な相違点は、固定端14がブリッジ615に対して実質的に垂直に位置しており、スパイク610が横から見たときに歪んだS字形状を与えているという事実にある(図14a)。正面から見た場合(図14b)、スパイク610は、対称面Pに含まれる。
図37および図38は、本発明によるアプリケーター器具5の実施形態における、複数のスパイク610の配列を示している。前述の通り、同じ列のスパイク610は、コア2から、互いに平行に、同一の方向に延びている。ここでは、スパイク610の対称面Pは長手方向軸Xに対して実質的に直角である。ここでも、2つの隣接する列を考えると、隣接する列の一方のスパイクは互いに長手方向にオフセットされながら、もう一方のスパイクとは180°異なって配向される。したがって、図38に示された正面図においては、本発明によるアプリケーター器具5はコア2の円周上に一様に分布する一連のローブ(ここでは5個)を提示する。
図40は、本発明によるアプリケーター器具7の一実施形態における、複数のスパイク610の別の配列を示している。同じ列のスパイク610は、コア2から互いに平行に、同じ配向に従って同一方向に延びているが、ここでは、スパイク610の対称面Pは実質的に長手方向軸Xに沿っている。またここでも、2つの隣接する列を考えると、隣接する列の一方のスパイクは互いに長手方向にオフセットされながら、もう一方のスパイクとは180°異なって配向される。
図41は、本発明によるアプリケーター器具8の一実施形態における、複数のスパイク110の同様の配列を示している。
次いで、図16から図22を参照し、本発明によるアプリケーター器具用のスパイク710の第2の実施形態の説明が、以下に述べられる。スパイク710は、近位段が、互いに鏡写しとなる対称な2つの湾曲した形状713によって作り出されたアーチを構成するという点で、前述のスパイク10とは異なる。ここで、湾曲した形状713の各々は、前述したスパイク10の近位段13に類似している。ブリッジ715は、それぞれが固定端14から延びる固定脚を形成する2つの湾曲した形状713の接合部に位置している。遠位段11は、ブリッジ715から自由端12まで延びている。
図17に示される第1の変形例において、スパイク720は対称面Pに含まれる平面726を有する、より薄いアーチ723を備えている。この平面726はブリッジ725で接続され、近位段の柔軟性に追加される一定の柔軟性を提供する。
図18に示された第2の変形例において、スパイク730はそれぞれが対称面P内に含まれる平坦な面726および736を有する、2つのより薄い湾曲した形状733および734によって形成されたアーチを備える。この配置では、湾曲した形状のうちの一方の湾曲した形状733が対称面Pの一方に延びているのに対し、もう一方の湾曲した形状734は対称面Pの他方側に延びているようになっている。
ここでまた、ブリッジ15,215,315に関する異なる変形例によれば、ブリッジ715,725は、近位段713,723,733,734の湾曲した形状の自由端上に配置されており、この近位段713,723,733,734の湾曲した形状の自由端は、X軸に平行となり得る方向(すなわち、ブリッジ715,725は、近位段713,723,733,734の湾曲した形状における頂点のレベルに位置している)か、X軸に近づく方向(ブリッジ715,725は、近位段713、723,733,734の湾曲した形状における頂点の高さよりも、低い高さに位置している)か、あるいは、それとは逆に、軸Xから遠ざかる方向に、エプロンを形成している。
図19および図20は、本発明によるアプリケーター器具3における、複数のスパイク710の配列を示している。前述の通り、同じ列のスパイク710は、コア2から互いに平行に、同じ配向に従って同一方向に延びている。例えば、上から下への列は、対称面Pが長手方向軸Xに対して実質的に直角であるスパイク710を備えており、一方、上から下へのこれら2つの列に隣接する列のスパイク710は、対称面Pがコア2の長手方向軸Xを実質的に通過するよう90°に配向されている。また、スパイク710は、上から1つと近接する列から2つの、3つの隣接するスパイク710が共通の固定脚713aを有するように配置されている。図21に示される変形例では、本発明によるアプリケーター器具3aにおいて、この共通の固定脚713bが、静止時に、コア周辺の表面から離れた位置および対面する位置に延びるよう短くされている。この場合、固定脚713bは、本発明によるアプリケーター器具3aの使用過程において、この共通の固定脚713bを有するスパイク716の柔軟性を変更することを可能にするベアリング台として機能する。図22に示されるもうひとつの変形例では、本発明によるアプリケーター器具3bの共通の固定脚713cは、スパイク718の間の一つの接合部に減じている。共通の固定脚713a、713bおよび713cはスパイク710、716、717および718と、同じ配列で混在させることが可能である。それにより、本発明によるアプリケーター器具のスパイクの柔軟性を変調することが可能となる。
次いで、図23から図26を参照し、本発明によるアプリケーター器具4用のスパイクの第3の実施形態を以下に述べる。スパイク1010は、固定端14から近位段1013、ブリッジ1015、および自由端12まで延びる、遠位段11、1011を備える。ここで、遠位端はブリッジ1015から延びる主延長部11と、ブリッジ1015から主延長部1011に沿って、かつ、主延長部11から離れた位置に延びる副延長部1011を備える。ここで、近位段1013と遠位段11、1011の間に柔軟性の高いリンクを形成するのは、ブリッジ1015である。副延長部1011は、主延長部11と対称面P内で角度を形成する。図26に示されたスパイク1010bの変形例では、副延長部1011bもまた、対称面Pとの角度を形成する。
図23および図24に、本発明によるアプリケーター器具4の一実施形態における複数のスパイク1010および1010bの配列が示されている。ここでは、スパイク1010は第1の長手方向の列を形成し、スパイク1010bは第1の長手方向の列に隣接する第2の長手方向の列を形成する。ここで、スパイク1010は同一方向に配向され、これらの対称面Pは長手方向軸Xに対して直角であり、スパイク1010bはスパイク1010に対して90°の方向に配向され、対称面Pは長手方向軸Xを通過している。他の配列は、スパイクの他の実施形態に関連して既に説明したものから派生させることが可能である。
図27および図28は、スパイク1010の変形例1110、およびスパイク1010の変形例1110bを示している。これらの変形例は、先に述べた第1の副延長部と対称性を有する、第2の副延長部1011および1011bを、それぞれ備えている。
図29において、変形例1110cは、主延長部1111がテーパー形状ではなく、インカーブ状であるということによって、先行する2つのもの、特にスパイク1110と区別されている。
図30において、スパイク1210は、副延長部1011、1011bが互いに90°の位置にあるスパイク1110、1110bの変形例である。図31において、スパイク1310は、副延長部1011、1011bが高さ方向にオフセットしたブリッジ1015上に配置されているスパイク1210の変形例である。このように、副延長部1011、1011bの各々は、関連する独立した柔軟なブリッジ1015から突出して延びている。
図33は、その一部として、3つの二次延長部1011,1011bからなるスパイクの異形1410,1410bを示している。図34は、その一部として、4つの二次延長部1011,1011bからなるスパイクの異形1510,1510bを示している。異なる二次延長部は、主延長部11の周りに一様に分布していてもよいし、分布していなくてもよい。
図32は、スパイク1010のもう1つの変形例を示している。この変形例のスパイク1610は、固定端14から自由端12まで、近位段1613と、ブリッジ1615と、遠位段1611、1617を備えている。遠位段は、主延長部1611と、主延長部1611に沿って、かつ主延長部1611から離れた位置でブリッジ1615から延びる副延長部1617を備える。さらに、スパイク1610は、近位段1613、ブリッジ1615、および主延長部1611に沿って、スパイク1610の全高にわたって延び、円C上に係合する第1の側面1612を備える。円Cは、長手方向軸Xに対して直角な平面内にあり、長手方向軸Xと円C上の円C面との交点にある。スパイクの面を支持する円Cのこのような構成は、より包括的な情報について参照することができる、特許文献1に詳細に記載されている。また、副延長部1617は、第1の面1612に対して対向する方向に配向され、円Dに係合する第2の側面1618を備える。
複数のスパイク1110、1510の配列を備えた、本発明によるアプリケーター器具6が、図39に示されている。この配列は、スパイク1510の長手方向の列からなり、これらの列の各々は、スパイク1110からなる長手方向の隣接する列で両側に囲まれている。
図35は、本発明によるアプリケーター器具用のスパイク1710の、もう1つの変形例を示している。スパイク1710は、固定端14から、近位段1713と、ブリッジ1715と、自由端12まで延びる遠位段1711,1717を備えている。遠位段は、ブリッジ1715を介して近位段1713に沿って延びる主延長部1717を備える。主延長部1717は、スパイク1710の平面P内に位置する内部平面1717aを備える。遠位段はさらに、主延長部1717に沿って、かつ主延長部1717から離れて延びる副延長部1711を備える。副延長部1711は、平面Pには付随せず、かつ、後者から離れて延びる平坦な内面1711aを備える。
図36は、本発明によるアプリケーター器具用のスパイク1810の、さらに別の変形例を示している。スパイク1810は、固定端14から、近位段1813、ブリッジ1815、および自由端12まで延びる遠位段1711、1717を備える。遠位段は、ブリッジ1815を介して近位段1813に沿って延びている、互いに鏡写しとなる対称な2つの分岐1717を有する主延長部を備える。分岐1717は、スパイク1810の平面P内に位置する内部平面1717aを備える。遠位段はさらに、主延長部に沿って、かつ主延長部から離れた位置に延びる副延長部1711を備える。副延長部1711は、平面Pには付随せず、かつ、後者から離れて延びる平坦な内面1711aを備える。
延長部1717および/または1711は、各々が直線的な形で、あるいは、単一または複数のカーブに沿って湾曲した形で、垂直方向に延びている。
これまでのところ、本発明によるアプリケーター器具は、主にマスカラブラシまたはそれに似た形式で述べられてきた。以降の形態は、表皮(皮膚、唇)に対する適用に必要なものである。
図42および図43を参照して、本発明によるアプリケーター器具2020の、もう1つの実施形態を以下に述べる。本発明によるこのアプリケーター器具2020は、長手方向スリット2002を備えているチューブ2001を備える、中空のコア2000を備える。チューブ2001の外表面は、先に説明したスパイクの1つの構造を有することができるスパイク2010の配列を備える。このような構造の中空のコア2000は、図42bに示されるように、平面になるように展開することができる。これにより、実質的に円筒であるチューブ形状において複雑なスパイクを備えたコアの成形を可能とし、前述したようなその複雑なスパイクまたは平面および/またはコアの展開した形状で直接抜き取り成形することが極めて困難であり、不可能ですらあるようなそれ以外の抜き取り成形を可能とする。
本発明によるアプリケーター器具2020は、ランナー2022によって片側で縁取られた受容ハウジング2023を備えるサポート2021を、さらに備えている。コア2000は、一度展開されると、ランナー2022に沿ってスライドさせることにより、受容ハウジング2023に導入される。本発明によるアプリケーター器具2020は、表皮に液体またはペースト状の製品を塗布するためのスパチュラを形成する。
図44を参照し、展開可能な中空のコア3000の第2の実施形態を以下に述べる。この変形例では、コア3000は長手方向スリット3002を備えるチューブ3001を備えている。チューブ3001の外表面は、前述したいずれかのスパイクの構造を有することが可能なスパイク10の配列を備える。一方の端部では、コア3000は本質的にテーパー形状のノーズコーン3003を備える。ノーズコーン3003が配置される端部におけるチューブ3001は、傾斜した切欠き3004を備える。この切欠きは、ノーズコーン3003によって妨げられることなく、チューブ3001を展開することを可能にする。コア3000は、図中に示されるように、チューブ3001の厚さを貫通し、スパイク19の長手方向の列の間に配置された、長手方向のオリフィス3005を備えている。変形例では、コア3000は長手方向のオリフィス3005は含まない。
図45に参照されるように、本発明によるアプリケーター器具3020は、スライドすることによってコア3000を受容することを意図したサポート3021を備える。サポートは上面に開口しており、塗布される液体またはペースト状の製品を受容することを意図した2つの長手方向のリザーバー3022を備えるエペ状の胴部3023を備えている。胴部3023は、ガード3024によって終端されている。図45に示されるように、展開可能な中空のコア3000はスライド式にサポート3021の本体3023に入れられ、胴部3023の形態は、コア3000がガード3024に対してベアリング接触するようになるまで、チューブ3001を漸次展開するように形取られており、ノーズコーン3003はサポート3021の胴部の先端を受容する。所定の位置に配置されると、長手方向オリフィス3005は、リザーバー3022に貯えられた製品がスパイク10に到達することを可能にする。
図46は、胴部3123が中実であり、リザーバーがないサポート3120の第1の変形例を示している。
図47は、コア3000がサポート3220上に配置されることにより、胴部3223が製品のリザーバーとして機能する凹部3222を備える、サポート3220の第2の変形例を示す。
図48は、胴部3323がコア3000によって覆われた上面から突出して延びる一連の突起部3322を備えているサポート3320の第3の変形例を示しており、サポート3320が一旦設置されると、突起部3322の間の空間が製品のリザーバーを形成する。加えて、これらの空間は、サポート3320の上面とコア3000の内部面との間に「空隙」を残すことに留意すべきである。このように、これらの「空隙」はコア3000がコスメティック用品の塗布時に曲がることを可能にし、塗布行為をより柔らかく、より触覚的(快適さの感覚)に与え、その後スパイクは、サポート3320の間隔とわずかに反対側に「つぶれる」コア3000を押している。
図49はサポートが配置されることにより、胴部3423がコア3000によって覆われた面と反対側の面上にスパイク10(前述の構造を取ることができる)の先行的なサポートの1つの変形例3420を示している。
図50から図52は、先行的なサポートの1つ、とりわけサポート3021の変形例3520を示している。サポート3520は、ガード3024のハンドル3026と同軸で貫通し、胴部3023の上部に開口した長手方向のリザーバー3022において出現する導管3025も備えているという点以外で、サポート3021と類似している。図52に示される使用において、コスメティック用品またはケア用品Pは、ハンドル3026の後部から導管3025の中に注入され、次いでリザーバー3022に流入し、サポート3520上に設置されたコア3000の長手方向のオリフィス3005を通じて出てくることによって、矢印FPによって示された流れに従う。
図53から図56を参照し、先行的なサポートの1つとして、限定されることはないが、とりわけサポート3120の変形例3620の説明を以下に述べる。サポート3620は、ガード3024のハンドル3026の端部から胴部3123の端部3126までサポート3620を長手方向に貫通する導管3125を備えているという点以外で、サポート3120と類似している。図55または図56に示される使用において、化粧品またはケア製品Pは、シャープペンシルの芯のように、ハンドル3026の後部から導管3125に注入され、次いで導管3125に沿って流れ、端部3126を通って出てくることによって、矢印FPによって示された流れに従う。
サポート3620は、ここでは、導管3125の出力端3126に自由な部分を残すようにサポート3620に適合された、前述した中空のコア3000の変形例である中空のコア3009に取り付けられる。また、サポート3620は通常、コア3009が取り付けられているサポート3620の面と対向した、特有の構造を有する面3624を備えている(多数のコーティング、例えばスポンジのようなセルを有する軟質材料の追加層、面3624の微細構造、あるいは、ユーザーが自然に使用する指先端の領域と同じ効果を有する、軟質材料および微細構造を呈する材料の任意の層など)。
図57および図58に示される、本発明によるアプリケーター器具の変形例では、サポート3620のハンドル3026に取り付けられたシャフト3700を備えており、矢印FPで示された製品Pの流れを実現するための手段3701および手段3710を備えている。手段3701は、押し込み動作3702が製品Pの流れを付与するような、プッシュボタン3701である。また、手段3710は、リング3710の回転3712が製品Pの流れを付与するように取り付けられた、リング3710である。プッシュボタン3701またはリング3710は、シャフト3700に配置された製品Pの吐出システムとして作用する。この吐出システムは、使用される製品Pの整合性に応じては、ポンプまたは機械的なペンシル型システムとなる。
本発明によるアプリケーター器具用の、前述したスパイクのそのような構造は、ケラチン繊維をガイドしながら解きほぐすことができるよう、十分に剛性を有する遠位段を保持することを可能にし、近位段によって形成された柔軟なリンクおよび/またはブリッジがダンパーとして機能することによって、スパイクの自由端が下地の皮膚と接触するときに突く感覚を解消することを可能にすることが、上記から判る。また、スパイクの基部で使用中に得られる変形は、その時点で存在する製品がスパイクの自由端まで上昇することを可能にする。
最終的に、本発明によるアプリケーター器具は、その使用者に最適な快適さの感覚を提供しながら、コスメティック用品またはケア用品のチャージを改善し、(その最適な分離を確保しながら)ケラチン繊維または表皮への適用を改善することを可能にする。
明らかに、その範囲から決して逸脱することなく、本発明に多くの修正を加えることができる。

Claims (20)

  1. 液体またはペースト状の製品をケラチン繊維または皮膚に塗布するためのアプリケーター器具(1;3;3a;3B;4;5;6;7;8;2020;3020)であって、
    長手方向軸Xに沿って延びた縦長円筒形の細長いコア(2;2000;3000;3009)と、
    前記コア上に分布する多数のスパイクであって、
    前記スパイクの各々が、前記コアにおける固定端(14)から自由端(12)まで延 びており、
    前記コアと一体となっている、スパイクと
    を備え
    それぞれのスパイクが、固定端から自由端までにおいて、
    近位段(3、113、213、313、513、613、713、723、73 3、734、1013、1613、1713、1813)と、
    ブリッジ(15、215、315、515、615、715、725、1015 、1615、1715、1815)と、
    遠位段(11、311、11a、11b、17、18、511、611、101 1、1011B、1111、1611、1617、1711、1717)を備え、
    前記近位段および前記ブリッジのうち、少なくともなくとも1つが柔軟性の高いリンク
    を形成することを特徴とするとするアプリケーター器具。
  2. 請求項1に記載のアプリケーター器具であって、前記近位段は、前記固定端と前記ブリッジの間に、前記柔軟性の高いリンクを形成することを特徴とするアプリケーター器具。
  3. 請求項1または2に記載のアプリケーター器具であって、前記ブリッジは、前記近位段と前記遠位段の間に、前記柔軟性の高いリンクを形成することを特徴とするアプリケーター器具。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のアプリケーター器具であって、前記近位段(13、113、213、313、513、613、713、723、733、734)は、湾曲した形状、特に円弧状を有することを特徴とするアプリケーター器具。
  5. 請求項4に記載のアプリケーター器具であって、前記スパイクは、前記ブリッジと前記コアの間に延び、前記遠位段を支持する柔軟性の高い脚(16)を備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のアプリケーター器具であって、前記近位段(713、723、733、734)は、2つ脚を備える柔軟性の高いアーチを備え、前記ブリッジは前記アーチの中央に配置されることを特徴とするアプリケーター器具。
  7. 請求項6に記載のアプリケーター器具であって、隣接する2つの前記スパイクは、それぞれ柔軟性の高いアーチを備え、隣接する2つの前記柔軟性の高いアーチは、互いに共通の脚を備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  8. 請求項7に記載のアプリケーター器具であって、前記共通の脚(713b、713c)は、前記アーチの外周面から離れた位置に伸びていることを特徴とするアプリケーター器具。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のアプリケーター器具であって、前記遠位段は、
    主延長部(11、311、11a、511、611、1111、1611、1717 )と、
    少なくとも1つの副延長部(11b、17、18、1011、1011b、1617 、1711)と、
    を備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  10. 請求項9に記載のアプリケーター器具であって、前記副延長部は、前記主延長部から突出して延びていることを特徴とするアプリケーター器具。
  11. 請求項9に記載のアプリケーター器具であって、前記副延長部は、前記ブリッジから突出して延びていることを特徴とするアプリケーター器具。
  12. 請求項9から11のいずれかに記載のアプリケーター器具であって、前記遠位段は、2つから4つの前記副延長部を備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  13. 請求項12に記載のアプリケーター器具であって、各々の前記副延長部は、独立に関連付けられた前記ブリッジを形成する柔軟性の高いリンクから突出して伸びていることを特徴とするアプリケーター器具。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載のアプリケーター器具であって、前記コア(2000、3000、3009)は、中空であることを特徴とするアプリケーター器具。
  15. 請求項14に記載のアプリケーター器具であって、前記コア(2000、3000)は、長手方向軸Xに平行な縦のスリットを備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  16. 請求項14または15に記載のアプリケーター器具であって、前記アプリケーター器具は、
    サポート(2021、3021、3120、3220、3320、3420、352 0、3620)を備え、
    前記コアが前記サポート上で受容されるように展開することができる
    ことを特徴とするアプリケーター器具。
  17. 請求項16に記載のアプリケーター器具であって、前記サポート(3520、3620)は、製品を前記サポートの端部または中空の前記コアに導くための導管(3025、3125)を備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  18. 請求項17に記載のアプリケーター器具であって、前記アプリケーター器具は、前記導管内の製品Pの流れを付与するための手段を、さらに備えることを特徴とするアプリケーター器具。
  19. 請求項1から18のいずれかに記載のアプリケーター器具であって、前記スパイクは、前記コア上に隣接する列となって分布しており、同じ列の前記スパイクは同一の方向を向いており、隣接する列の前記スパイクは異なる方向を向いていることを特徴とするアプリケーター器具。
  20. 請求項19に記載のアプリケーター器具であって、前記隣接する列のスパイクは、90°または180°に向けられていることを特徴とするアプリケーター器具。
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