JP2021532194A - 農薬およびその使用方法 - Google Patents

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Abstract

本明細書に記載された発明は、低い毒性および少ない環境影響を有する空中野外施用のための新規農薬の発明である。本発明は、親水コロイド、特にガム、好ましくは天然ガムの物理的特性を活用して、本明細書に記載された噴霧可能な農薬製剤を実施化する。本農薬のレオロジー性質は、圧力下で工業用噴霧ノズルから出ること、ならびに微細液滴がその後合体して、標的茎葉上の液滴に遭遇する小型昆虫に対する粘着性のトラップとして作用する十分なサイズおよび接着性の液滴となることを可能にする。本農薬は、環境に害がある化学物質を含まず、生態系および生命に害がないという点で独特である。むしろ、本発明の農薬は、小型の軟体昆虫およびクモ形類などの標的害虫を一定の場所に捕捉し、それらが不動化され、最終的に死亡するようにする。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、米国仮特許出願第62/714,461号の優先権の利益を主張し、その内容は全体が参照により本明細書に組み込まれる。
連邦政府による資金提供を受けた研究開発の記載
本発明は、連邦政府の資金提供の利益を享受せずに着想され、実施化された。
多くの農薬活性成分、特に殺虫剤は、施用される環境に対して悪影響を有し得ることから固有の欠点を有し、米国環境保護庁(EPA)およびそれに相当する外国機関などの政府機関によりその使用が厳しく規制されている。例えば、世界市場における優勢なクラスの殺虫剤であるオルガノホスフェートは、標的とする昆虫以外のヒトおよび他の動物へのその毒性に起因して精査されており、一部の製品は、一部または全部の使用についてEPAにより登録を抹消されている。このことは、有機農法などの取り組みの発展につながっており、これは、環境に害がある化学物質の施用の局地的な減少につながると同時に、消費者の食費の上昇にもつながる。したがって、多くの従来施用されているクラスの殺虫剤および他の農薬に代わる非毒性の手段の新興市場が存在する。
ガムベース農薬製剤の大きな利点は、そのような製剤が、既存の市販製品に典型的に含有されるものよりもはるかに環境に優しいことであることに注目することが重要である。本発明において用いられるガムは、多くの市販の化学農薬とは異なり、非毒性かつ生分解性である。ある特定の農薬の使用の結果生じる水路および多くの壊れやすい生態系への損害は、近年、活動家団体およびEPAの関心を集めており、EPAへのいくつかの農薬登録の取り消し、およびある特定のクラスの農薬の使用に対してその環境影響プロファイルに起因して法的限定を課すEPAの使用制限製品目録の拡大につながっている。欧州食品安全機関(EFSA)もまた、ある特定の殺虫剤がハチ個体数に及ぼす害に関する論議に参加しており、この問題を深刻な環境上の懸念として認識している。
多くの商品作物は、食物源、シェルター、交配の場または病原微生物の伝播の場として、多くの昆虫およびクモ形類の種を含む様々な害虫により標的とされることが問題となっている。実例として、世界の殺虫剤市場は、1人当たりの耕地面積の減少および農産業の成長などの因子のために、今後5年以内に200億ドル近くに達すると推定される。世界人口の増加は、現在、特に開発途上国において、世界の食物生産量を上回っている。したがって、市販の成分の有効性とその環境影響を減少させる必要性とのバランスを取りながら、除草剤、殺菌剤、殺虫剤および殺ダニ剤などの農薬、ならびに活性成分の有効性を改善する製剤添加剤の使用により、4046.86m2(1エーカー)当たりの作物生産量を増加させるために農家が使用することができる方法の必要性が経時的に高まっている。
本明細書に記載された発明は、作物保護の分野に関し、より具体的には農薬に関し、好ましい実施形態では、農薬接着剤組成物、ならびに作物生産量に悪影響を及ぼし、かつ組成物による防除に対して感受性を有する昆虫、ダニおよび他の害虫に対して作物を保護するためのその使用方法に関する。本出願人は、水溶液中の低レベルのある特定の親水コロイド、好ましくはガムを利用して、本明細書に記載された農薬を製剤化した。本発明の好ましい実施形態では、親水コロイドはガムであり、ガムは、環境に無害であり、適当な粘性の接着剤液滴の標的作物への付着を可能にすると同時に、現在利用可能な作物保護設備およびインフラを使用した農薬接着剤組成物の標的作物への噴霧施用を可能とするレオロジー性質を示す。付着した液滴の粘度および接着特性は、小型の軟体昆虫および他の感受性害虫を恒久的に不動化し、殺すために捕捉することを可能にする。
本出願人は、広範な研究および試験により、ある特定の親水コロイド、好ましくはガム、より好ましくは天然ガムおよびそれらの組合せが、追加の構成成分の有無にかかわらず、標的作物に噴霧された場合に農薬活性を示すことを発見した。好ましい実施形態では、本明細書に記載された組成物は、アブラムシ、キジラミ、およびリグスバグ(lygus bug)、ならびにダニなどの小型節足動物を含むがこれらに限定されないある特定の小型昆虫が寄生している標的作物に噴霧された場合に殺虫活性を示す。本出願人は、標的作物に噴霧液滴として施用された本明細書に記載された組成物が、小型昆虫が液滴に入るが、出ないことを可能にする表面張力、粘度およびレオロジーの独特の組合せを示すことを観察した。液滴の接着性質は、標的作物および液滴に遭遇する小型昆虫などへの接着を可能にする。
本明細書に記載された農薬接着剤組成物の物理的特性化は、本質的に次の2要素からなる:第1に、標的作物に施用された接着剤液滴の外表面張力は、作物害虫、特に小型昆虫が、例えば、1つまたは複数の付属肢を1つまたは複数の液滴に挿入することにより、液滴の外表面を貫通し得るようなものである。第2に、本明細書に記載された組成物のレオロジーは、標準的な農業用噴霧設備を通る流動(変形)およびその後の静粘度への回復を可能にするある特定の粘度で液体形態の組成物に背圧を印加することができるようなものであり、これは、標的作物への接着を可能にし、噴霧液滴が小型昆虫などを捕捉する能力に寄与する。例えば、そのような小型昆虫およびダニが挿入された付属肢を液滴から除去するのに必要なg力(g−force)は、これらの害虫が加えることができるg力よりも大きく、害虫は液滴により捕捉されたままの状態になる。
野外においてある特定の害虫を防除する新たに発見された潜在性を有する本発明の組成物は、ある特定のガムおよびそれらのブレンドの水性調製物を含む。ガムは、主として様々な植物材料または微生物発酵プロセスから得られる親水コロイドである。それらは、水溶性かつ非毒性であり、作物保護において使用される多くの従来のクラスの化学物質よりも環境への害が少ない。本出願人は、これらの親水コロイドが、標的作物に比較的低い濃度で施用された場合に農薬接着剤として有効であることを観察したが、それらは、既存の農薬と比較して改善された有効性のためにより高い使用レベルで施用されてもよく、その施用量は、悪い環境影響を回避するための環境規制により限定される。
ガムは、幅広い濃度にわたって均一な溶液のままであることを可能にする方式で水に結合し、これを秩序化する多糖および糖タンパク質である。ガムのこれらの独特の特性により、本出願人は、野外における蒸発および流出に耐え、かつ環境に優しい噴霧可能な農薬接着剤を製剤化することができた。本明細書に開示された実施形態に関連して、ある特定のガムおよびガムの組合せが水に結合し、これを秩序化する能力は、溶液の粘度の増加または維持、および噴霧液滴の比較的高い表面張力を可能にし、これにより、平坦化または蒸発することなく被寄生植物の葉などの標的表面に接着すると同時に、噴霧液滴が実質的に球状のままであることが可能となる。この特徴は、特に、表面張力を低下させる傾向がある界面活性剤の利用から遠ざかる教示をしている。
好ましい実施形態のガムは、沈降することなく溶液のままであることにより均一な稠度を維持し、このことは、噴霧施用における予測可能性に役立つ。ある特定の実施形態例では、本明細書に記載された農薬接着剤組成物において使用されるガムは、キサントモナス・カンペストリス(Xanthamonis campestris)細菌の発酵産物であるキサンタンガム、および主にグルコマンナンを含むコンニャク植物の乾燥した球茎から得られる物質であるコンニャクである。キサンタンガムおよびコンニャクは、独立して、溶解したままでありながら水溶液中の粘度を上昇させることができるが、これらの2種のガムの組合せは、同じ総量の両方のガムが溶液に添加された場合、いずれかのガム単独よりも水溶液の粘度をはるかに上昇させることができる。したがって、ある特定の実施形態例では、農薬接着剤組成物は、水性溶媒に1:1の比で添加されたキサンタンガムおよびコンニャクを含むか、またはこれらから本質的になる。
親水コロイドを農薬製剤に組み込む試みが以前になされているが、毒性のまたは施用される環境にある程度害がある他の化学物質が添加されていないわけではない。そのような添加剤の例は、合成品であり、かつ必ずしも生分解性でない界面活性剤、共溶媒、誘引剤、保存剤および着色剤を含む。本発明の目的は、本明細書に記載された組成物から環境に害がある化学物質を排除し、溶液中の親水コロイド、好ましくはガムまたはそれらの組合せの性質に主としてまたはもっぱら依拠して、標的作物に施用し、その多様な害虫の寄生を防除することができる噴霧可能な農薬接着剤製剤を達成することである。しかしながら、本段落で示唆される添加剤のクラスのある特定の例は、例示的組成物の環境影響を増加させない場合があり、組成物の性質を調整するために使用することができる可能性がある。
本発明の農薬に遭遇した後にブロッコリーの葉上で不動化されたアブラムシを示す図である。サイズ目盛りを左下隅に提示する。 本発明の農薬に接した後にブロッコリーの葉上で不動化されたアブラムシを示す図である。サイズ目盛りを左下隅に提示する。 本発明の農薬に接した後にブロッコリーの葉上で不動化されたアブラムシを示す図である。サイズ目盛りを左下隅に提示する。 制御された温室条件下での、未処理対照(黒色バー)および市販のアセタミプリド殺虫剤であるAssail 30 SG(灰色バー)と比較した、キサンタンガムおよびコンニャクの1:1ブレンド(0.25%)を含む様々な濃度の水性組成物(薄灰色バー)を噴霧したブロッコリー植物上のモモアカアブラムシ成虫の平均数の減少を示す図である。処理後1、3および6日の時点でアブラムシをカウントした。 野外における、未処理対照(黒色バー)および市販のアセタミプリド殺虫剤であるAssail 30 SG(灰色バー)と比較した、キサンタンガムおよびコンニャクの1:1ブレンド(0.25%)を含む様々な濃度の水性組成物(薄灰色バー)を噴霧したブロッコリー植物上のモモアカアブラムシ成虫の平均数の減少を示す図である。処理後1、3および6日の時点でアブラムシをカウントした。 制御された温室条件下での、未処理対照(黒色バー)および市販のアセタミプリド殺虫剤であるAssail 30 SG(灰色バー)と比較した、キサンタンガムおよびコンニャクの1:1ブレンド(0.25%)を含む様々な濃度の水性組成物(薄灰色バー)を噴霧したブロッコリー植物上のモモアカアブラムシ幼虫の平均数の減少を示す図である。処理後1、3および6日の時点でアブラムシをカウントした。 野外における、未処理対照(黒色バー)および市販のアセタミプリド殺虫剤であるAssail 30 SG(灰色バー)と比較した、キサンタンガムおよびコンニャクの1:1ブレンド(0.25%)を含む様々な濃度の水性組成物(薄灰色バー)を噴霧したブロッコリー植物上のモモアカアブラムシ幼虫の平均数の減少を示す図である。処理後1、3および6日の時点でアブラムシをカウントした。 水性溶媒中に様々な濃度で1:1の比のキサンタンガムとコンニャクを含む組成物についての流動曲線を示す図である。剪断力の増加に応答して経時的に取得された複数の粘度測定値から流動曲線を導出する。 水性溶媒中に様々な濃度で4:1の比のアラビアガムとカルボキシメチルセルロースを含む組成物についての流動曲線を示す図である。剪断力の増加に応答して経時的に取得された複数の粘度測定値から流動曲線を導出する。 水性溶媒中に様々な濃度で7:5:1の比のアラビアガムとキサンタンガムとヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む組成物についての流動曲線を示す図である。剪断力の増加に応答して経時的に取得された複数の粘度測定値から流動曲線を導出する。 対象物を試験された物質から除去するのに必要な力(g・m・s2)として測定された、本明細書に記載された農薬接着剤濃縮物のいくつかの製剤の相対的粘着性を示す図である。 対象物を試験された物質から除去するのに必要なg力として測定された、本明細書に記載された農薬接着剤濃縮物のいくつかの製剤の相対的粘着性を示す図である。試験された組成物は、図9〜11の流動曲線により示されたものである。
本明細書に記載された発明は、作物に対して有害な影響を有する作物害虫、例えば、限定するものではないが、ある特定の小型の昆虫またはクモ形類を防除する方法に焦点を合わせている。本明細書に記載された農薬接着剤製剤は、腹吻類亜目のものなどの小型の軟体昆虫、およびダニ類(Acari)分類群のものなどの小型クモ形類が寄生している作物に施用された場合に特に良好に働く。本出願人は、高解像度ビデオ技術を使用して農薬接着剤に遭遇するある特定の標的害虫に何が起きるかを詳細に研究し、水溶液中のガムが、被寄生作物に施用された場合、完全なまたは部分的な不動化、疲労および窒息を含むがこれらに限定されない1つまたは複数の手段により昆虫を殺すことを実証した。
本明細書に記載されたガムベース農薬接着剤を用いた標的害虫の防除は、非常に少ない環境影響を有する方法を使用して達成される。本明細書に記載された様々なガム構成成分は、水溶性かつ非毒性であり、実際、多くのガム製品が、ヒトの食物および動物飼料において様々な目的で使用される。本明細書に記載された組成物は、標的作物に比較的低い濃度で施用されてもよいが、より高い濃度で施用された場合でも他の生物に害がなく、これにより、世界の農産業により現在使用されているほとんどの農薬よりも魅力的となる。例えば、作物害虫を防除するために現在環境に施用されているネオニコチノイドなどの多くの殺虫剤は、ハチなどの標的外生物に害があり、これにより、これらの製品は、本発明に代わる望ましくない害虫防除手段となる。
例示的な実施形態では、本明細書に記載された発明は、害虫が本明細書に記載された農薬接着剤を含有する噴霧液滴に遭遇した場合に生じる不動化、疲労、窒息またはそれらの組合せにより、宿主植物上のアブラムシ、ハダニ、キジラミおよびリグスバグを防除する方法を対象とする。これらの小型の植物害虫は、中でも、ペカン、ブロッコリー、綿およびピーマンなどの多くの作物の農家にとって大きな問題である。例えば、アブラムシは、食物および繊維作物への定着に成功しており、宿主植物の消費および植物ウイルスの伝播により収量を減少させている吸汁昆虫である。何百種ものアブラムシが存在し、それらは、温暖な栽培地域において最も大きな被害をもたらす作物害虫の1つであり、防除が非常に困難である。例えば、アブラムシの防除における本明細書に記載された農薬接着剤組成物の有効性は、当業者に本発明の新規性および有用性を説明する。
その好ましい実施形態では、本明細書に記載された発明は、既存の施用手段を使用した組成物の標的作物への噴霧施用を可能にする濃度範囲内の水溶液中の1種または複数のガムから本質的になる農薬接着剤組成物の発明である。噴霧施用の方法は、手持ち噴霧装置、条植え作物噴霧用のトラクターもしくは同等のものに取り付けられた噴霧装置を使用した施用、または航空機搭載式噴霧装置などによる空中施用、および柑橘類作物害虫を防除するために用いられるものなどの高圧送風施用を含むがこれらに限定されない。本発明の重要な特徴は、農薬接着剤組成物のレオロジー性質が、当業者に認められる圧力を組成物に印加して、許容される標的作物の被覆を可能にする様式で、組成物を1つまたは複数の噴霧ノズル(これもまた当業者によく知られている)を通して推進させるようなものであることである。例えば、103.42〜1206.58kPa(15〜175ポンド毎平方インチ(psi))の範囲の背圧は、上で言及された装置のタイプに共通する。したがって、本発明のさらなる利点は、前段落で述べたものを含むがこれらに限定されない植物摂食昆虫およびダニ類の駆除において使用するための農薬接着剤組成物を施用するための本明細書に記載された方法を実施するために、特別な設備が必要でないことである。
本発明のさらなる利益は、本明細書に記載された農薬接着剤組成物のレオロジー性質が、当技術分野で一般的な噴霧施用が可能であると同時に、時間依存性の粘度、または「チキソトロピー」も示すことである。例えば、例示的な実施形態では、本明細書に記載された農薬接着剤組成物は、使用者(すなわち、農場労働者)により大型タンクの水性溶媒に噴霧施用のための所定の「タンクミックス(tank mix)」濃度に到達するまで希釈される濃縮物として調製される。濃縮物およびタンクミックスの各々は、単一点粘度を有する。圧力下でノズルを通して標的作物領域に噴霧された場合、タンクミックスの単一点粘度は、ノズルから出るときに印加された剪断力に応答して減少する(図8〜11を参照)。しかしながら、ノズルを出た後に、噴霧液滴は合体し、液滴が標的とする作物上に落下する時点までに粘度が増加する。このことは重要であり、その理由は、使用される製剤の粘度は、農薬接着剤組成物が良好に付着し、アブラムシなどの標的害虫が液滴に遭遇することを可能にするのに適当な期間にわたって標的作物に接着するよう保証するために管理しなければならない特性の1つであるからである。したがって、本発明の主要な属性は、使用者が、粘度を指標として使用して、施用に使用される設備、標的作物上の液滴の所望の滞留時間、および噴霧液滴による所望の被覆レベルに最も好適な施用のためのタンクミックス濃度を選択することができることである。表1は、(農薬接着剤濃縮物の)数種のサンプル濃度範囲を、試験された濃縮物の各々の粘度およびpHとともに掲載している。
上で論じたように、製剤化プロセス中の単一点粘度測定は、以前に測定され、その後、様々な噴霧施用器を用いて温室または野外実験において試験された製剤と類似のデータに対して比較すると、本明細書に記載された農薬接着剤組成物の代替的製剤の開発に有用である。同じく上で述べたように、農薬接着剤の製剤における使用を検討されるガムおよびそれらの組合せの多くは、それらを本発明の目的に特に好適なものにするチキソトロピー性を呈する。候補物質が剪断力に応答した時間依存性の粘度減少に関していかに機能し得るかを研究するために、流動曲線を作成し、それにより、様々な候補製剤を経時的な剪断力の増加に供し、粘度に対する影響を測定した。図8〜11は、本明細書に記載された農薬接着剤の最適化された調製のための選択プロセスにおいて使用された、ある特定の候補物質の水に対する比較を提示する。
Figure 2021532194
本明細書に記載された発明のある特定の実施形態では、本出願人の性能要件に関して、組み合わせた2種以上のガムは、いずれかのガム単独よりも高い有効性を示す。最も広範に試験された実施形態では、組み合わせて使用されるガムは、キサンタンガムおよびコンニャクからなる群から選択される。ある特定の実施形態例では、本出願人により発明された農薬接着剤組成物は、使用の場でそれからタンクミックスを調製することができる濃縮物としての使用に適切なレベルに水性溶媒中に溶解されたキサンタンガムおよびコンニャクの1:1ブレンドから本質的になる。ある特定の実施形態では、農薬接着剤濃縮物は、水性溶媒中に0.125〜0.25%の濃度で存在するキサンタンガムおよびコンニャクの1:1ブレンドを含むか、またはこれから本質的になり、噴霧施用のための0.0375〜0.15%の範囲の最終タンクミックス濃度にさらに希釈される。本明細書で言及される濃縮物およびタンクミックスの百分率は、別段の指定がない限り、溶液中の質量/体積(w/v)百分率を表す。
本明細書に記載された農薬接着剤組成物(タンクミックス)についての希釈率、または「使用量(usage rate)」は、施用手段のタイプ、標的植物または作物、施用時期、ならびに温度および湿度などの他の環境因子に基づいて変動し、当業者が適切に選択することができる。ある特定の実施形態例では、使用量は、約29.57mL(1オンス)/378.54L(100ガロン)の最終溶液〜約15.14L(4ガロン)/378.54L(100ガロン)の最終溶液である。ある特定の実施形態例では、使用量は、約473.18mL(1パイント)/378.54L(100ガロン)〜946.35mL(1クオート)/378.54L(100ガロン)の最終施用溶液である。
最終施用溶液の投与についての施用パラメーターは、施用機構に依存し、当業者が適切に選択することができる。空中施用については、流量は、典型的には4.68×10-3〜23.41×10-3L/m2(5〜25ガロン毎エーカー(gpa))である。車両(典型的にはトラックまたはトラクター)搭載式の施用は、典型的には23.41×10-3L/m2(25gpa)であるが、9.37×10-3〜140.48×10-3L/m2(10〜150gpa)の範囲であり得る。手持ち施用は、典型的には93.65×10-3〜234.13×10-3L/m2(100〜250gpa)の範囲である。背負式噴霧器による施用は、典型的には28.10×10-3〜93.65×10-3L/m2(30〜100gpa)である。圧力範囲は、典型的には、噴霧ノズルおよび施用タイプに依存し、当業者が適切に選択することができる。典型的な圧力範囲は、103.42〜792.90kPa(15〜115ポンド毎平方インチ)の背圧である。本明細書に開示されたガムベース殺虫剤は、水と比較した、最大275.79kPa(40psi)の圧力で噴霧された場合の体積当たりの直径100μm以上である液滴の百分率の、水と比較した増加による、標的外の噴霧ドリフトの大幅な減少からさらに利益を享受し、性能は、試験された市販の標準物質に匹敵する。
本明細書に記載された発明の好ましい実施形態は、小型の軟体昆虫、クモ形類など、例えば、体長5ミリメートル(mm)未満のものに対して有効な農薬、とりわけ殺虫剤としてのその作用機序を提供すると説明される接着性質を示さなければならない。「接着性」の正確なレベルを特定することは困難であり、タンクミックスの噴霧液滴は、標的作物領域に噴霧されたときに、標的害虫の不動化またはその他の防除に有効性を示さなければならず、要件は、不動化すべき害虫のサイズおよび強度に基づいて変動し得る。しかしながら、すべての事例において、対象物を本明細書に記載された農薬接着剤濃縮物から除去するのに必要な平均g力を測定することができる。本明細書で使用される場合、試験対象物を除去するのに必要なg力(「除去力」)が大きいほど、試験された製剤が「より粘着性」である。図12は、試験されたいくつかの組成物の「粘着性」のグラフ表示である。上記のアブラムシおよび同様のサイズの害虫を標的とする場合において、本出願人は、1gよりもさらに小さい除去力を必要とする粘着性を有する農薬接着剤濃縮物を利用して、害虫の捕捉(すなわち、不動化)およびその後の死亡による害虫の防除において有用なタンクミックスを調製することに成功した。ハチなどのより大型の昆虫種は、遭遇し得る液滴から逃れることができることが注目される。
本明細書に開示された実施形態は、作物害虫、例えば、アブラムシ、キジラミ、リグスバグおよびハダニなどの小型の昆虫およびクモ形類害虫の不動化、疲労および場合により窒息に有効な活性成分としてのガムを含むか、またはこれから本質的になる新規農薬接着剤組成物を代表する。本発明の大きな利益は、多くの一般的な化学農薬と比較した活性成分の水溶性および生分解性に由来する少ない環境影響、ならびに所与のエーカー数をまかなうのに必要な活性成分の量および費用の減少である。これらの利益は、害虫を防除し、作物収量を改善するために農業および関連産業によりとられた措置に起因して環境中に放出される非生分解性かつ潜在的に危険な化学物質の量を減少させることにより、環境への良い影響をもたらす。
本明細書に記載された農薬接着剤の環境影響の減少は、それらが生物学的有機体に毒性でないという事実に大部分は起因し、むしろ、本発明の方法に従って標的作物に施用された噴霧液滴は、害虫の不動化に有用な粘着性のトラップとなる。例えば、図1は、本明細書に開示された農薬接着剤液滴中で固定されたアブラムシを示す。ビデオ映像により、昆虫が液滴から抜け出し逃れることができず、有効に不動化され、これにより、植物の周りを移動し、摂食するその能力が限定され、その結果、抜け出し逃れようとするときの昆虫の身体的疲労、または捕捉された付属肢の喪失も生じ得ることが本出願人に明らかになった。農薬接着剤は、標的害虫の気道を閉塞させ、その呼吸能力を損ない、窒息につながる場合もある。いずれの想定された様式も死亡を引き起こし、このことは、図4〜7に示す温室および野外実験において実証された。
これらの防除方法は、農業において現在使用されているより一般的に使用される農薬の防除方法とは全く異なり、害虫を防除するために施用される毒性化学物質の最大の実例は、殺虫剤である。例えば、多くの殺虫剤は、昆虫の神経系を標的とし、すなわち、定義上神経毒である。昆虫は、他の生命体といくつかの共通の神経系の特性を共有しており、したがって、昆虫神経毒である化学物質はまた、ナトリウムチャネルを遮断することまたは神経伝達に関与する酵素を阻害することにより、哺乳動物などの高等生物に影響を及ぼす場合がある。実際、多くの殺虫剤は、これらの理由で市場から規制されているが、残存しているものもある。神経系を標的としない化学殺虫剤でも、筋肉のカルシウムチャネルなどの他の重要な生物学的機構を標的とする場合がある。
例示的組成物
農薬接着剤組成物の一部は、各個々のガム単独とは著しく異なる特性を示すガムのブレンドを含む。表2は、本出願人らにより試験された乾燥ガムブレンドのいくつかの実施形態例および乾燥質量に関する有用な比の範囲を掲載している。本明細書に開示された実施形態に関連して、ある特定のガムおよびガムの組合せが水と相互作用する能力は、粘度の増加または維持を可能にする。加えて、ある特定のガムおよびガムの組合せは、溶液が噴霧された場合に比較的大きな液滴(すなわち、≧100mm)を形成することができるよう確保するのに必要なレオロジー特性を示す。したがって、有用なガムベース農薬の調製において、本出願人らにより調製された乾燥ガムおよびガムブレンドを、水性溶媒に、本出願を通じて列挙された濃度で添加した。
Figure 2021532194

ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:6、1:3、1:2、2:3、5:6、1:1、6:5、3:2、2:1、3:1、または6:1の比のキサンタンガムおよびコンニャクから本質的になる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のカラギーナンおよびMCから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のMCおよびアルギン酸ナトリウムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:6、1:3、1:2、2:3、5:6、1:1、6:5、3:2、2:1、3:1、または6:1の比のCMCおよびMCから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のMCおよびコンニャクから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:6、1:3、1:2、2:3、5:6、1:1、6:5、3:2、2:1、3:1、6:1、5:4、5:3、5:2、5:1、4:3、または4:1の比のMCおよびグアーガムから本質的になるか、またはこれらからなる。一実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のMCおよびキサンタンガムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:2、1:1、または2:1の比のMCおよびペクチンから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のカラギーナンおよびHPMCから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のHPMCおよびアルギン酸ナトリウムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:6、1:3、1:2、2:3、5:6、1:1、6:5、3:2、または2:1の比のCMCおよびHPMCから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のHPMCおよびコンニャクから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:6、1:3、1:2、2:3、5:6、1:1、6:5、3:2、2:1、3:1、6:1、5:4、5:3、5:2、5:1、4:3、または4:1の比のHPMCおよびグアーガムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のHPMCおよびキサンタンガムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:8、1:4、3:8、1:2、5:8、3:4、7:8、1:1、8:7、4:3、8:5、2:1、8:3、4:1、または8:1の比のHPMCおよびペクチンから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:3、2:3、1:1、3:2、3:1、4:3、2:1、または4:1の比のカラギーナンおよびPGAから本質的になるか、またはこれらからなる。
ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:8、1:4、3:8、1:2、5:8、3:4、7:8、1:1、8:7、4:3、8:5、2:1、8:3、4:1、または8:1の比のCMCおよびPGAから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のPGAおよびコンニャクから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガム(bum)ブレンドは、それぞれ1:6、1:3、1:2、2:3、5:6、1:1、6:5、3:2、2:1、3:1、6:1、5:4、5:3、5:2、5:1、4:3、または4:1の比のPGAおよびグアーガムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:4、1:2、3:4、1:1、4:3、2:1、または4:1の比のPGAおよびキサンタンガムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ1:8、1:4、3:8、1:2、5:8、3:4、7:8、1:1、8:7、4:3、8:5、2:1、8:3、4:1、または8:1の比のPGAおよびペクチンから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ3:2、3:1、1:1、4:3、2:1、4:1、5:4、5:3、5:2、5:1、6:5、3:1、6:1、7:6、7:5、7:4、7:3、7:2、7:1、8:7、8:5、8:3、8:1、9:8、9:7、9:5、9:4、9:2、9:1、10:9、10:8、10:3、10:1、11:10、11:9、11:8、11:7、11:6、11:5、11:4、11:3、11:2、11:1、12:11、12:7、12:5、または12:1の比のアカシアガムおよびキサンタンガムから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、乾燥ガムブレンドは、それぞれ3:2、3:1、1:1、4:3、2:1、4:1、5:4、5:3、5:2、5:1、6:5、3:1、6:1、7:6、7:5、7:4、7:3、7:2、7:1、8:7、8:5、8:3、8:1、9:8、9:7、9:5、9:4、9:2、9:1、10:9、10:8、10:3、10:1、11:10、11:9、11:8、11:7、11:6、11:5、11:4、11:3、11:2、11:1、12:11、12:7、12:5、または12:1の比の改質アラビアガム(MGA)およびキサンタンガムから本質的になるか、またはこれらからなる。
ある特定の実施形態例では、ガムは、アカシアガム、MGA、グアーガム、セルロース化合物、キサンタンガム、コンニャク、カラギーナン、アルギネートおよびペクチンを含み得る。本開示を通じて使用される場合、「約」という用語は、厳密な値である濃度を示すために使用される。
ある特定の実施形態例では、キサンタンガムおよびコンニャクのブレンドは、水性溶媒に、約0.1%〜約2.5%、約0.1%〜約1%、約0.1%〜約0.9%、約0.1%〜約0.8%、約0.1%〜約0.7%、約0.1%〜約0.6%、約0.1%〜約0.5%、約0.1%〜約0.4%、約0.1%〜約0.3%、約0.1%〜約0.2%、約1%〜約2.5%、約1%〜約2.4%、約1%〜約2.3%、約1%〜約2.2%、約1%〜約2.1%、約1%〜約2.0%、約1%〜約1.9%、約1%〜約1.8%、約1%〜約1.7%、約1%〜約1.6%、約1%〜約1.5%、約1%〜約1.4%、約1%〜約1.3%、約1%〜約1.2%、約1%〜約1.1%、約2.0%〜約2.5%、約2.0%〜約2.4%、または約2.0%〜約2.3%、約2.0%〜約2.2%、約2.0%〜約2.1%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、アジュバント組成物は、カルボキシメチルセルロース(CMC)およびヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、それぞれカルボキシメチルまたはヒドロキシプロピルメチル基でエーテル化されて可溶性繊維を生成する綿リンターまたは木材パルプから抽出された不溶性セルロース繊維から得られる多糖を含む。得られたセルロースエーテルは、様々なレベルの粘度発現、成膜能、およびHPMCの場合、温度誘導性のゲル化を含む水溶液中での独特のレオロジー特性を提供する。一実施形態例では、アジュバント組成物は、CMCおよびHPMCを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、CMCおよびHPMCは、1:1の比で添加される。
ある特定の実施形態例では、CMCおよびHPMCのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、CMCおよびHPMCのブレンドは、水性溶媒に、約0.1%〜約13%、約1%〜約12%、約1%〜約11%、約1%〜約10%、約1%〜約9%、約1%〜約8%、約1%〜約7%、約1%〜約6%、約1%〜約5%、約1%〜約4%、約1%〜約3%、約1%〜約2%、約0.1%〜約1%、約0.1%〜約0.9%、約0.1%〜約0.8%、約0.1%〜約0.7%、約0.1%〜約0.6%、約0.1%〜約0.5%、約0.1%〜約0.4%、約0.1%〜約0.3%、約0.1%〜約0.2%、約1%〜約1.5%、約1%〜約1.4%、約1%〜約1.3%、約1%〜約1.2%、または約1%〜約1.1%の濃度で添加される。ある特定の実施形態例では、得られたアジュバント組成物は、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約15%、約7%〜約15%、約8%〜約15%、約9%〜約15%、約10%〜約15%、約11%〜約15%、約12%〜約15%、約13%〜約15%、または約14%〜約15%の濃度で添加されたアカシアガムをさらに含んでもよい。
別の実施形態例では、アジュバント組成物において使用されるガムは、カラギーナンおよびアルギン酸プロピレングリコール(PGA)である。カラギーナンは、様々な種の紅藻から得られ、多種多様な粘度およびゲル形成特性を有する多糖である。PGAは、様々な種の褐藻から得られ、プロピレンオキシドおよびアルギン酸の反応生成物である。
ある特定の実施形態例では、アジュバント組成物は、カラギーナンおよびPGAを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびPGAは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびPGAのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約30%、約7%〜約30%、約8%〜約30% 約9%〜約30%、10%〜約30%、約11%〜約30%、約12%〜約30%、約13%〜約30%、約14%〜約30%、約15%〜約30%、約16%〜約30%、約17%〜約30%、約18%〜約30%、約19%〜約30%、約20%〜約30%、約21%〜約30%、約22%〜約30%、約23%〜約30%、約24%〜約30%、約25%〜約30%、約26%〜約30%、約27%〜約30%、約28%〜約30%、約29%〜約30%、約6%〜約29%、約7%〜約28%、約8%〜約27%、約9%〜約26%、約10%〜約25%、約11%〜約24%、約12%〜約23%、約13%〜約22%、約14%〜約21%、約15%〜約20%、約16%〜約19%、または約17%〜約18%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびPGAの1:1ブレンドは、約0.1%〜約13%、約1%〜約12%、約1%〜約11%、約1%〜約10%、約1%〜約9%、約1%〜約8%、約1%〜約7%、約1%〜約6%、約1%〜約5%、約1%〜約4%、1%〜約3%、約1%〜約2%、約1%〜約1.5%、0.1%〜約1%、約0.1%〜約0.9%、約0.1%〜約0.8%、約0.1%〜約0.7%、約0.1%〜約0.6%、約0.1%〜約0.5%、約0.1%〜約0.4%、約0.1%〜約0.3%、約0.1%〜約0.2%、約1%〜約1.5%、約1%〜約1.4%、約1%〜約1.3%、約1%〜約1.2%、または約1%〜約1.1%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、アジュバント組成物は、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約15%、約7%〜約15%、約8%〜約15%、約9%〜約15%、約10%〜約15%、約11%〜約15%、約12%〜約15%、約13%〜約15%、または約14%〜約15%の濃度で添加されたアカシアガムをさらに含んでもよい。
別の実施形態例では、アジュバント組成物において使用されるガムは、ペクチンおよびメチルセルロース(MC)である。ペクチンは、柑橘類の果皮またはリンゴの絞りかす(pumice)から抽出され、粘度、成膜、およびゲル特性を提供する多糖である。MCは、CMCおよびヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)と同じ基材で作製され、メチル基でエーテル化されて可溶性繊維を生成するセルロースである。MCは、HPMCと同様の熱ゲル化特性および優れた成膜性を備える。したがって、ある特定の実施形態例では、アジュバント組成物は、1:1の比で添加されたペクチンおよびMCを含む。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、MCおよびペクチンを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、MCおよびペクチンは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、MCおよびペクチンのブレンドは、水性溶媒に、5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約30%、約7%〜約30%、約8%〜約30% 約9%〜約30%、10%〜約30%、約11%〜約30%、約12%〜約30%、約13%〜約30%、約14%〜約30%、約15%〜約30%、約16%〜約30%、約17%〜約30%、約18%〜約30%、約19%〜約30%、約20%〜約30%、約21%〜約30%、約22%〜約30%、約23%〜約30%、約24%〜約30%、約25%〜約30%、約26%〜約30%、約27%〜約30%、約28%〜約30%、約29%〜約30%、約6%〜約29%、約7%〜約28%、約8%〜約27%、約9%〜約26%、約10%〜約25%、約11%〜約24%、約12%〜約23%、約13%〜約22%、約14%〜約21%、約15%〜約20%、約16%〜約19%、または約17%〜約18%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、ペクチンおよびMCの1:1ブレンドは、約0.1%〜約20%、約1%〜約20%、約1%〜約19%、約1%〜約18%、約1%〜約17%、約1%〜約16%、約1%〜約15%、約1%〜約14%、約1%〜約13%、約1%〜約12%、約1%〜約11%、約1%〜約10%、約1%〜約9%、約1%〜約8%、約1%〜約7%、約1%〜約6%、約1%〜約5%、約1%〜約4%、1%〜約3%、約1%〜約2%、約1%〜約1.5%、0.1%〜約1%、約0.1%〜約0.9%、約0.1%〜約0.8%、約0.1%〜約0.7%、約0.1%〜約0.6%、約0.1%〜約0.5%、約0.1%〜約0.4%、約0.1%〜約0.3%、約0.1%〜約0.2%、約1%〜約1.5%、約1%〜約1.4%、約1%〜約1.3%、約1%〜約1.2%、約1%〜約1.1%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、アジュバント組成物は、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約15%、約7%〜約15%、約8%〜約15%、約9%〜約15%、約10%〜約15%、約11%〜約15%、約12%〜約15%、約13%〜約15%、または約14%〜約15%の濃度で添加されたアカシアガムをさらに含んでもよい。
ある特定の実施形態例では、アジュバント組成物は、カラギーナンおよびMCを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびMCは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびMCのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
別の実施形態例では、アジュバント組成物は、MCならびにアルギン酸ナトリウム、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カルシウム、PGAおよびそれらの組合せからなる群から選択されるアルギネートを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、MCおよびアルギネートは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、MCおよびアルギネートのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、CMCおよびMCを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、CMCおよびMCは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、CMCおよびMCのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約30%、約7%〜約30%、約8%〜約30% 約9%〜約30%、10%〜約30%、約11%〜約30%、約12%〜約30%、約13%〜約30%、約14%〜約30%、約15%〜約30%、約16%〜約30%、約17%〜約30%、約18%〜約30%、約19%〜約30%、約20%〜約30%、約21%〜約30%、約22%〜約30%、約23%〜約30%、約24%〜約30%、約25%〜約30%、約26%〜約30%、約27%〜約30%、約28%〜約30%、約29%〜約30%、約6%〜約29%、約7%〜約28%、約8%〜約27%、約9%〜約26%、約10%〜約25%、約11%〜約24%、約12%〜約23%、約13%〜約22%、約14%〜約21%、約15%〜約20%、約16%〜約19%、または約17%〜約18%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、MCおよびコンニャクを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、MCおよびコンニャクは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、MCおよびコンニャクのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、MCおよびグアーガムを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、MCおよびグアーガムは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、MCおよびグアーガムのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約30%、約7%〜約30%、約8%〜約30% 約9%〜約30%、10%〜約30%、約11%〜約30%、約12%〜約30%、約13%〜約30%、約14%〜約30%、約15%〜約30%、約16%〜約30%、約17%〜約30%、約18%〜約30%、19%〜約30%、20%〜約30%、約21%〜約30%、約22%〜約30%、約23%〜約30%、約24%〜約30%、約25%〜約30%、約26%〜約30%、約27%〜約30%、約28%〜約30%、約29%〜約30%、約6%〜約29%、約7%〜約28%、約8%〜約27%、約9%〜約26%、約10%〜約25%、約11%〜約24%、約12%〜約23%、約13%〜約22%、約14%〜約21%、約15%〜約20%、約16%〜約19%、または約17%〜約18%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、MCおよびキサンタンガムを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、MCおよびキサンタンガムは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、MCおよびキサンタンガムのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、カラギーナンおよびHPMCを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびHPMCは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、カラギーナンおよびHPMCのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
別の実施形態例では、アジュバント組成物は、HPMCならびにアルギン酸ナトリウム、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カルシウムおよびPGAからなる群から選択されるアルギネートを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびアルギネートは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびアルギネートのブレンドは、水性溶媒に、5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、HPMCおよびコンニャクを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびコンニャクは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびコンニャクのブレンドは、水性溶媒に、5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、HPMCおよびグアーガムを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびグアーガムは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびグアーガムのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約30%、約7%〜約30%、約8%〜約30% 約9%〜約30%、10%〜約30%、約11%〜約30%、約12%〜約30%、約13%〜約30%、約14%〜約30%、約15%〜約30%、約16%〜約30%、約17%〜約30%、約18%〜約30%、約19%〜約30%、約20%〜約30%、約21%〜約30%、約22%〜約30%、約23%〜約30%、約24%〜約30%、約25%〜約30%、約26%〜約30%、約27%〜約30%、約28%〜約30%、約29%〜約30%、約6%〜約29%、約7%〜約28%、約8%〜約27%、約9%〜約26%、約10%〜約25%、約11%〜約24%、約12%〜約23%、約13%〜約22%、約14%〜約21%、約15%〜約20%、約16%〜約19%、または約17%〜約18%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、HPMCおよびキサンタンガムを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびキサンタンガムは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびキサンタンガムのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、HPMCおよびペクチンを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびペクチンは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、HPMCおよびペクチンのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約40%、約5%〜約39%、約5%〜約38%、約5%〜約37%、約5%〜約36%、約5%〜約35%、約5%〜約34%、約5%〜約33%、約5%〜約32%、約5%〜約31%、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約40%、約7%〜約40%、約8%〜約40%、約9%〜約40%、約10%〜約40%、約11%〜約40%、約12%〜約40%、約13%〜約40%、約14%〜約40%、約15%〜約40%、約16%〜約40%、約17%〜約40%、約18%〜約40%、約19%〜約40%、約20%〜約40%、約21%〜約40%、約22%〜約40%、約23%〜約40%、約24%〜約40%、約25%〜約40%、約26%〜約40%、約27%〜約40%、約28%〜約40%、約29%〜約40%、約30%〜約40%、約31%〜約40%、約32%〜約40%、約33%〜約40%、約34%〜約40%、約35%〜約40%、約36%〜約40%、約37%〜約40%、約38%〜約40%、約39%〜約40%、約6%〜約39%、約7%〜約38%、約8%〜約37%、約9%〜約36%、約10%〜約35%、約11%〜約34%、約12%〜約33%、約13%〜約32%、約14%〜約31%、約15%〜約30%、約16%〜約29%、約17%〜約28%、約18%〜約27%、約19%〜約26%、約20%〜約25%、約21%〜約24%、または約22%〜約23%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、CMCおよびPGAを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、CMCおよびPGAは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、CMCおよびPGAのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約40%、約5%〜約39%、約5%〜約38%、約5%〜約37%、約5%〜約36%、約5%〜約35%、約5%〜約34%、約5%〜約33%、約5%〜約32%、約5%〜約31%、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約40%、約7%〜約40%、約8%〜約40%、約9%〜約40%、約10%〜約40%、約11%〜約40%、約12%〜約40%、約13%〜約40%、約14%〜約40%、約15%〜約40%、約16%〜約40%、約17%〜約40%、約18%〜約40%、約19%〜約40%、約20%〜約40%、約21%〜約40%、約22%〜約40%、約23%〜約40%、約24%〜約40%、約25%〜約40%、約26%〜約40%、約27%〜約40%、約28%〜約40%、約29%〜約40%、約30%〜約40%、約31%〜約40%、約32%〜約40%、約33%〜約40%、約34%〜約40%、約35%〜約40%、約36%〜約40%、約37%〜約40%、約38%〜約40%、約39%〜約40%、約6%〜約39%、約7%〜約38%、約8%〜約37%、約9%〜約36%、約10%〜約35%、約11%〜約34%、約12%〜約33%、約13%〜約32%、約14%〜約31%、約15%〜約30%、約16%〜約29%、約17%〜約28%、約18%〜約27%、約19%〜約26%、約20%〜約25%、約21%〜約24%、または約22%〜約23%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、PGAおよびコンニャクを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、PGAおよびコンニャクは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、PGAおよびコンニャクのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、PGAおよびグアーガムを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、PGAおよびグアーガムは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、PGAおよびグアーガムのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約30%、約7%〜約30%、約8%〜約30% 約9%〜約30%、10%〜約30%、約11%〜約30%、約12%〜約30%、約13%〜約30%、約14%〜約30%、約15%〜約30%、約16%〜約30%、約17%〜約30%、約18%〜約30%、約19%〜約30%、約20%〜約30%、約21%〜約30%、約22%〜約30%、約23%〜約30%、約24%〜約30%、約25%〜約30%、約26%〜約30%、約27%〜約30%、約28%〜約30%、約29%〜約30%、約6%〜約29%、約7%〜約28%、約8%〜約27%、約9%〜約26%、約10%〜約25%、約11%〜約24%、約12%〜約23%、約13%〜約22%、約14%〜約21%、約15%〜約20%、約16%〜約19%、または約17%〜約18%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、PGAおよびキサンタンを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、PGAおよびキサンタンガムは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、PGAおよびキサンタンガムのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、PGAおよびペクチンを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、PGAおよびペクチンは、1:1の比で添加される。ある特定の実施形態例では、PGAおよびペクチンのブレンドは、水性溶媒に、約5%〜約40%、約5%〜約39%、約5%〜約38%、約5%〜約37%、約5%〜約36%、約5%〜約35%、約5%〜約34%、約5%〜約33%、約5%〜約32%、約5%〜約31%、約5%〜約30%、約5%〜約29%、約5%〜約28%、約5%〜約27%、約5%〜約26%、約5%〜約25%、約5%〜約24%、約5%〜約23%、約5%〜約22%、約5%〜約21%、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約40%、約7%〜約40%、約8%〜約40%、約9%〜約40%、約10%〜約40%、約11%〜約40%、約12%〜約40%、約13%〜約40%、約14%〜約40%、約15%〜約40%、約16%〜約40%、約17%〜約40%、約18%〜約40%、約19%〜約40%、約20%〜約40%、約21%〜約40%、約22%〜約40%、約23%〜約40%、約24%〜約40%、約25%〜約40%、約26%〜約40%、約27%〜約40%、約28%〜約40%、約29%〜約40%、約30%〜約40%、約31%〜約40%、約32%〜約40%、約33%〜約40%、約34%〜約40%、約35%〜約40%、約36%〜約40%、約37%〜約40%、約38%〜約40%、約39%〜約40%、約6%〜約39%、約7%〜約38%、約8%〜約37%、約9%〜約36%、約10%〜約35%、約11%〜約34%、約12%〜約33%、約13%〜約32%、約14%〜約31%、約15%〜約30%、約16%〜約29%、約17%〜約28%、約18%〜約27%、約19%〜約26%、約20%〜約25%、約21%〜約24%、または約22%〜約23%の濃度で添加される。
一実施形態例では、アジュバント組成物は、アカシアガムおよびキサンタンガムを含むか、これらから本質的になるか、またはこれらからなる。ある特定の実施形態例では、アカシアガムの代わりにMGAを使用することができる。ある特定の実施形態例では、アカシアガムまたはMGAは、アジュバント組成物に、約30%〜約60%、約30%〜約59%、約30%〜約58%、約30%〜約57%、約30%〜約56%、約30%〜約55%、約30%〜約54%、約30%〜約53%、約30%〜約52%、約30%〜約51%、約30%〜約50%、約30%〜約49%、約30%〜約48%、約30%〜約47%、約30%〜約46%、約30%〜約45%、約30%〜約44%、約30%〜約43%、約30%〜約42%、約30%〜約41%、約30%〜約40%、約30%〜約39%、約30%〜約38%、約30%〜約37%、約30%〜約36%、約30%〜約35%、約30%〜約34%、約30%〜約33%、約30%〜約32%、約30%〜約31%、約31%〜約60%、約32%〜約60%、約33%〜約60%、約34%〜約60%、約35%〜約60%、約36%〜約60%、約37%〜約60%、約38%〜約60%、約39%〜約60%、約40%〜約60%、約41%〜約60%、約42%〜約60%、約43%〜約60%、約44%〜約60%、約45%〜約46%、約47%〜約60%、約48%〜約60%、約49%〜約60%、約50%〜約60%、約51%〜約60%、約52%〜約60%、約53%〜約60%、約54%〜約60%、約55%〜約60%、約56%〜約60%、約57%〜約60%、約58%〜約60%、約59%〜約60%、約31%〜約59%、約32%〜約58%、約33%〜約57%、約34%〜約56%、約35%〜約55%、約36%〜約54%、約37%〜約53%、約38%〜約52%、約39%〜約51%、約40%〜約50%、約41%〜約49%、約42%〜約48%、約43%〜約47%、または約44%〜約46%の濃度で添加される。
ある特定の実施形態例では、キサンタンガムは、アジュバント組成物に、約5%〜約20%、約5%〜約19%、約5%〜約18%、約5%〜約17%、約5%〜約16%、約5%〜約15%、約5%〜約14%、約5%〜約13%、約5%〜約12%、約5%〜約11%、約5%〜約10%、約5%〜約9%、約5%〜約8%、約5%〜約7%、約5%〜約6%、約6%〜約20%、約7%〜約20%、約8%〜約20%、約9%〜約20%、10%〜約20%、約11%〜約20%、約12%〜約20%、約13%〜約20%、約14%〜約20%、約15%〜約20%、約16%〜約20%、約17%〜約20%、約18%〜約20%、約19%〜約20%、約5%〜約19%、約6%〜約18%、約7%〜約17%、約8%〜約16%、約9%〜約15%、約10%〜約14%、または約11%〜約13%の濃度で添加される。
前述の製剤はいずれも、選択されたガム組成物に応じて、0.005%〜0.04%の範囲の最終タンクミックス濃度に希釈することができる。タンクミックス濃度の選択は、使用の直前に施用の場で使用者により決められる。本段落に列挙された範囲内のすべての部分範囲が有用であると考えられ、各ミックスは、温度、相対湿度、噴霧施用方法、および本出願人がその市販製品に関して提供する使用指示に従う場合に合理的に考慮すべき他の任意の因子に基づいてカスタマイズすべきである。
ある特定の他のガムを上記の実施形態の代わりに容易に使用することができ、またはこれに加えて容易に添加することができると認識され、予期される。上記のガムの代わりにまたはこれに加えて使用することができる追加のガムは、ベータグルカン、ガティガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、ラーチガム、カラヤガム、タラガム、トラガカント、フェヌグリーク、寒天、プルラン、およびアマニガムを含む。
使用されるガムに応じて、本発明の水性農薬接着剤製剤は、1×10-3〜1500×10-3Pa・s(1〜1500センチポアズ(cP))、5×10-3〜1400×10-3Pa・s(5〜1400cP)、10×10-3〜1300×10-3Pa・s(10〜1300cP)、20×10-3〜1000×10-3Pa・s(20〜1000cP)、50×10-3〜750×10-3Pa・s(50〜750cP)、100×10-3〜600×10-3Pa・s(100〜600cP)、200×10-3〜500×10-3Pa・s(200〜500cP)、または300×10-3〜400×10-3Pa・s(300〜400cP)の単一点静粘度を示し得る。あるいは、単一点静粘度は、1×10-3〜750×10-3Pa・s(1〜750cP)、5×10-3〜700×10-3Pa・s(5〜700cP)、10×10-3〜650×10-3Pa・s(10〜650cP)、20×10-3〜600×10-3Pa・s(20〜600cP)、25×10-3〜550×10-3Pa・s(25〜550cP)、30×10-3〜540×10-3Pa・s(30〜540cP)、35×10-3〜525×10-3Pa・s(35〜525cP)、40×10-3〜500×10-3Pa・s(40〜500cP)、50×10-3〜400×10-3Pa・s(50〜400cP)、75×10-3〜300×10-3Pa・s(75〜300cP)または100×10-3〜200×10-3Pa・s(100〜200cP)であり得る。あるいは、単一点静粘度は、750×10-3〜1500×10-3Pa・s(750〜1500cP)、800×10-3〜1400×10-3Pa・s(800〜1400cP)、900×10-3〜1300×10-3Pa・s(900〜1300cP)、1000×10-3〜1250×10-3Pa・s(1000〜1250cP)または1050×10-3〜1200×10-3Pa・s(1050〜1200cP)であり得る。

Claims (15)

  1. 標的植物上の生存する昆虫またはクモ形類害虫の数を減少させる方法であって、
    キサンタンガム、コンニャク、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カラギーナン、アルギン酸プロピレングリコール、メチルセルロース、アカシアガム、ペクチンおよびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種のガムの有効量を含むガム濃縮物を調製するステップと、
    ガム濃縮物を水性溶媒に希釈して、水性農薬を形成するステップであって、水性農薬の単一点粘度が、剪断力が印加されない場合に1.0×10-3〜3.0×10-3Pa・s(1.0〜3.0センチポアズ)であり、100単位の剪断力が印加された場合に1.0×10-3Pa・s(1.0センチポアズ)未満である、ステップと、
    水性農薬を103.42p〜1206.58kPa(15〜175ポンド毎平方インチ)の圧力下で噴霧ノズルを通して標的植物に噴霧して、標的植物に接着した噴霧液滴を形成するステップと
    を含み、
    昆虫またはクモ形類害虫が噴霧液滴と接触し、その結果、噴霧液滴中に捕捉され、
    各昆虫またはクモ形類害虫が噴霧液滴のいずれか1つから逃れるのに必要な平均g力が、少なくとも350である、方法。
  2. ガム濃縮物中の少なくとも1種のガムの濃度が、0.05〜30%w/vである、請求項1に記載の方法。
  3. 水性農薬中の少なくとも1種のガムの濃度が、0.0375〜0.15%w/vである、請求項1に記載の方法。
  4. 噴霧液滴が、蒸発に耐性を有する、請求項1に記載の方法。
  5. ガム濃縮物が、アラビトール、エリトリトール、グリセロール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトールおよびそれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の糖アルコールをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 水性濃縮物中の少なくとも1種の糖アルコールの濃度が、0.6〜50%w/vである、請求項5に記載の方法。
  7. 噴霧液滴が、蒸発に耐性を有する、請求項5に記載の方法。
  8. 少なくとも1種のガムが、キサンタンガム、コンニャクおよびアカシアガムを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 少なくとも1種のガムが、キサンタンガム、コンニャクおよびアカシアガムを含む、請求項5に記載の方法。
  10. 少なくとも1種のガムが、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースおよびアカシアガムを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 少なくとも1種のガムが、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロースおよびアカシアガムを含む、請求項5に記載の方法。
  12. 標的植物上の生存する昆虫またはクモ形類害虫の数を、少なくとも50%減少させる、請求項1に記載の方法。
  13. 水性農薬の単一点粘度が、剪断力が印加されない場合に1×10-3〜1500×10-3Pa・s(1〜1500センチポアズ)であり、
    水性農薬の単一点粘度が、100単位の剪断力が印加された場合に1.0×10-3Pa・s(1.0センチポアズ)未満であり、
    剪断力が印加された後の組成物の液滴サイズが、少なくとも100μmである、請求項1に記載の水性農薬。
  14. 標的植物上の昆虫またはクモ形類害虫の数を減少させる方法であって、
    請求項1に記載の噴霧液滴を103.42〜1206.58kPa(15〜175ポンド毎平方インチ)の圧力で噴霧ノズルを通して標的植物に施用するステップを含み、
    施用された噴霧液滴が、少なくとも直径100μmの複数の実質的に球状の農薬接着剤領域を画定し、
    標的植物領域内に存在する少なくとも1つの標的害虫が、少なくとも1つの農薬接着剤領域に遭遇し、恒久的に不動化される、方法。
  15. 昆虫またはクモ形類害虫の体長が、1〜5mmである、請求項14に記載の方法。
JP2021529251A 2018-08-03 2019-08-02 農薬およびその使用方法 Pending JP2021532194A (ja)

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