JP2021525023A - セルラネットワークによる短応答時間データサービスのためのシステム及び方法 - Google Patents

セルラネットワークによる短応答時間データサービスのためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

データを送受信するためにユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)セルラネットワークに接続可能なモデムであって、アイドル状態、1つ又は複数の中間状態、及び専用チャネル状態を有し、(a)アイドル状態ではモデムはUMTSセルラネットワークに接続されず、(b)専用チャネル状態ではモデムが専用通信チャネルによってUMTSセルラネットワークに接続され、(c)中間状態のそれぞれではモデムが専用通信チャネルによってUMTSセルラネットワークに接続されず、対応する中間状態から専用チャネル状態に遷移するのにかかる第1の期間はアイドル状態から専用チャネル状態に遷移するのにかかる第2の期間よりも短い、モデムと、UEの状態遷移制度を維持するように構成される処理資源であって、状態遷移制度は(a)少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態へのUEの少なくとも1つの遷移を阻止すること、及び(b)UEをアイドル状態に周期的に遷移させ、それによりモデムがUMTSセルラネットワークからLTEセルラネットワークに切り替わることを可能にすることを含む、処理資源とを含む、ユーザ機器(UE)。

Description

技術分野
本発明は、セルラネットワークによる短応答時間データサービスのためのシステム及び方法に関する。
背景
セルラネットワーク上のデータサービスは、セルラネットワークにモデム経由で接続される様々なユーザ機器(UE)(例えば携帯電話、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートフォン、スマートウォッチ、モノのインターネット装置等)を使用してユーザにサービスを提供するための一般的な方法になっている。移動体通信事業者(MNO)はセルラ方式によるデータサービスをユーザに提供する。MNOがデータサービスの適切なレベル(セットアップ時間、レイテンシ等)を維持するには、データサービスがセルラネットワーク資源を利用するやり方に特別な配慮をなすべきである。
不十分なユーザエクスペリエンスを招かないやり方でサービスが動作するように、データサービスの一部は短い応答時間を必要とする。Push to Talk over Cellular(PoC)サービスは、そのような短い応答時間を必要とするデータサービスの一例である。PoCはユーザが自分のUEを携帯用無線電話器としてセルラネットワーク上で使用することを可能にするデータサービスであり、ボタンを一押しすることで単一のユーザが別のユーザ又はユーザ群とPoCセッションを確立することを可能にする。典型的なプッシュツートーク接続はPoCセッションをほぼ即座に確立すべきである。
ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)セルラネットワーク(即ち3G及び3.5Gセルラネットワーク)向けの現行の実装は、これらのデータサービスを消費するUE上のアプリケーションによって必要とされる短い応答時間を維持するためにセルラネットワークを「回線交換」式に利用する。この方法により、データサービスに参加している各UEに専用物理チャネルが継続的に割り当てられる。この方法は、データトラフィックが適用されていないときでさえ高コストのネットワーク資源を維持することを必要とし、モデムが常に使用されるのでUEの高エネルギ消費量の原因になり、従ってUEの電池残時間を短くする。UMTSセルラネットワークを使用する現行のPoC実装はセルラモデムをアイドル状態から専用チャネル状態に活性化し、UEがセルラネットワークを介してデータを送受信できるようにするとき長いセットアップ時間定数を要する。これらの時間定数は幾らかの秒数かかることがあり、従来の携帯用無線電話器と比較して不十分なユーザエクスペリエンスを与える可能性がある。
セルラネットワーク資源の効率的使用を保ちながら、不十分なユーザエクスペリエンスを生じさせないやり方で短応答時間データサービスのための効率的なシステム及び方法を提供する必要がある。従って、セルラネットワークによる短応答時間データサービスのための新規の方法及びシステムが当技術分野で求められている。
本明細書で開示する内容の背景として関連すると考える参考文献を以下に列挙する。本明細書の参考文献を承認することは、それらの参考文献が本明細書で開示する内容の特許性に多少なりとも関連することを意味するものだと推論すべきではない。
HSPAデータネットワークにおけるレイテンシ(Mohan, Siddharth, Rohit Kapoor, and Bibhu Mohanty. Latency in HSPA data networks. White paper of Qualcomm (2011))は、レイテンシ及びスループットが通信ネットワークの2つの重大な性能測定基準だと開示している。近年、高次変調、MIMO、及び帯域幅の集約(マルチキャリア)等の物理層及びMAC層の技法を使用することによって無線広域ネットワーク(WWAN)のスループット(又はスペクトル効率)を改善することに多くの注目が集まっている。一部のデータアプリケーションは高データ転送速度の恩恵を直接受けるが、多くのアプリケーションでは高データ転送速度はレイテンシが低くない限りユーザエクスペリエンスの改善にはならない。本明細書では、HSPAデータシステムにおける制御プレーン(C−plane)及びユーザプレーン(U−plane)のレイテンシを検討する。本発明者らは、(現在の慣習である専用チャネルとは対照的に)HS−DSCHチャネル及びE−DCHチャネル上で信号を搬送することによってHSPA内で著しいC−planeのレイテンシの低減を実現できることを示す。本発明者らは、比較可能なスペクトル効率を有するHSPA及びLTEのC−planeレイテンシ及びU−planeレイテンシも比較する。
2011年4月12日に公開された米国特許第7,925,290号(Rosenら)は、無線通信ネットワーク上のプッシュツートーク(PTT)通信のための高性能ディスパッチサービスを提供するためのシステム及び方法を開示する。無線装置に電源が投入されると、無線装置はサーバに登録し、アイドル状態ではなくページング状態に遷移する。無線装置がPTT通信を伝送する準備が整うと、無線装置はサーバにメッセージを送信し、サーバから確認を受信したら伝送状態に遷移する。伝送状態になると、無線装置はサーバにPTT通信を伝送する準備が整う。
2014年9月30日に公開された米国特許第8,848,553号(Songら)は、ユーザ機器(UE)がアプリケーションサーバによって調停される少なくとも1つの他のUEと通信セッションを開始することに決める実施形態を開示する。UEは、通信セッションの種類(例えば遅延敏感型、PTT等)及び/又はアプリケーションサーバによる通信セッションの開始を要求するためにUEによって送信されるコールメッセージのサイズを決定する。UEは、決定した通信セッションの種類及び/又は決定したコールメッセージのサイズに少なくとも部分的に基づき、その上でコールメッセージを伝送する逆方向リンクチャネルを選択する。UEは、選択された逆方向リンクチャネル上の伝送をサポートする所与の状態(例えばCELL_FACH、CELL_DCH等)に遷移する。所与の状態に遷移した後、UEは選択された逆方向リンクチャネル上でコールメッセージを伝送する。
2005年6月30日に公開された米国特許出願第2005/0141541号(Cunyら)は、サービングアクセスネットワークによってユーザ機器とメディア通信サーバとの間でリアルタイムメディアセッションが確立されることを開示する。この発明によれば、リアルタイムメディアセッションの非活性期間中に専用チャネルを維持するために、又はアクセスネットワークにおける専用チャネルの早期セットアップを引き起こすためにダミーデータ(例えばダミーメッセージ)が送信される。このようにして、リアルタイムメディア(例えばPoC)セッションにログオンしているユーザ機器が無線資源アイドル状態になるのが阻止され、それによりリアルタイムメディア(例えばPoC)サービス使用中の潜在的な長い追加遅延を回避する。この発明は、送信側及び受信側のユーザ機器が、伝送側ユーザ機器のスタートツートーク手続き中に既に専用チャネル(DCH)をセットアップすることを更に可能にし、そのことはひいては会話中のエンドツーエンド遅延を潜在的に減らす。
2017年12月5日に公開された米国特許第9,838,964号(Singhaiら)は、無線通信ネットワーク内で動作可能なユーザ機器、RNC、又はアプリケーション、及びアプリケーション駆動スキームによって制御される休止状態にユーザ機器を遷移させることができる方法を開示する。アプリケーション駆動スキームに従い、休止状態に入るように無線装置をトリガするためにアプリケーションサーバにおけるアクティブプロセスから要求が受信され、或る時間間隔に対応するネットワークトラフィック情報が無線装置から受信される。その時間間隔中に無線装置のトランスポート層におけるネットワークトラフィックにアクティブプロセスだけが関与することをネットワークトラフィック情報が示す場合、無線装置が休止状態に入るように1つ又は複数のコマンドが無線装置に伝送される。
2015年4月14日に公開された米国特許第9,008,023号(Khay−Ibbat)は、ユーザ機器(UE)がアプリケーションサーバによって調停される少なくとも1つの他のUEと通信セッションを開始することに決めることを開示する。UEは、通信セッションの種類(例えば遅延敏感型、PTT等)及び/又はアプリケーションサーバによる通信セッションの開始を要求するためにUEによって送信されるコールメッセージのサイズを決定する。UEは、決定した通信セッションの種類及び/又は決定したコールメッセージのサイズに少なくとも部分的に基づき、その上でコールメッセージを伝送する逆方向リンクチャネルを選択する。UEは、選択された逆方向リンクチャネル上の伝送をサポートする所与の状態(例えばCELL_FACH、CELL_DCH等)に遷移する。所与の状態に遷移した後、UEは選択された逆方向リンクチャネル上でコールメッセージを伝送する。
2016年10月11日に公開された米国特許第9,467,917号(Farnsworthら)は、回線交換通話を確立するためのユーザ機器における方法を開示し、ユーザ機器はCell Forward Access CHannel(CELL_FACH)状態、Cell Paging CHannel(CELL_PCH)状態、又はUTRAN Registration Area Paging CHannel(URA_PCH)状態にあり、この方法は回線交換通話が保留中であるという指示を受信し、Cell Dedicated CHannel(CELL_DCH)状態に遷移するようにユーザ機器を促すためのメッセージをネットワーク要素に送信し、メッセージは保留中のアップリンクデータが閾値を上回ることを示すトラフィック量インジケータ情報要素を有するセル更新メッセージ又はRRCConnectionRequestメッセージのうちの1つであり、回線交換通話を確立する。
2012年9月11日に公開された米国特許第8,265,039号(Rezaら)は、無線通信装置におけるハンドオフ操作を助けるための方法及び機器を提供するを開示する。この方法は、複数のパイロット信号を無線通信装置によって受信することであって、複数のパイロット信号はアクティブパイロット信号及び1つ又は複数の候補パイロット信号を含む、受信すること、アクティブパイロット信号と比較するための少なくとも1つの公称アクティブパイロット信号強度値を選択すること、少なくとも1つの候補パイロット信号に対応するハンドオフ要因に基づいて1つ又は複数の候補パイロット信号を複数の階層のそれぞれに分類することであって、複数の階層は1つ又は複数のハンドオフ要因に従って分割される、分類すること、及び複数の階層のそれぞれについて少なくとも1つの閾値ハンドオフ値を選択することであって、少なくとも1つの閾値ハンドオフ値は少なくとも1つの公称アクティブパイロット信号強度値の1つに部分的に依存する、選択することを含み得る。
2014年9月30日に公開された米国特許第8,849,961号(Hartikainenら)は、常時オンアプリケーションクライアント通信を維持するシステム及び方法を提供するを開示する。常時オンアプリケーションクライアントをホストする装置上に実装されるアプリケーションプログラミングインタフェースが、装置が動作するネットワーク内にネットワークベースのキープアライブ機能が存在するかどうかを判定する。ネットワークベースのキープアライブ機能が存在する場合、ネットワーク要素は装置の代わりにアプリケーションサーバにキープアライブメッセージを伝送するように指示される。ネットワーク要素は様々な既存のネットワーク要素によって又はかかるネットワーク要素として、例えばGPRSゲートウェイサービングノード又は独立型のキープアライブネットワーク要素として実装することができる。或いは、常時オンアプリケーションクライアントに通信可能に接続されるアプリケーションサーバが、ネットワークベースのキープアライブ機能が存在するかどうかをクエリすることができる。ネットワークベースのキープアライブ機能が存在する場合、アプリケーションサーバが常時オンアプリケーションクライアントとネゴシエートして、ネットワークベースのキープアライブ機能を実装するためのアプリケーション固有メカニズムを決定する。アプリケーションサーバがネットワークベースのキープアライブ機能をクエリするとき、アプリケーションプログラミングインタフェースを利用する必要はない。
2016年9月20日に公開された米国特許第9,451,383号(Bulutら)は、クラウド計算環境内で1つ又は複数の通信セッションを確立し、システム資源及び電力資源の消費を管理しながら1つ又は複数の通信セッションの確立を保つための手法を開示する。この手法は、少なくとも1つの装置と1つ又は複数の他の装置との間で1つ又は複数の通信セッションを少なくとも部分的に確立させることを含み、通信セッションは1つ又は複数の通知メッセージを少なくとも部分的に伝える。この手法は、1つ又は複数の通信セッションを維持するための1つ又は複数のハートビート信号を生成するための1つ又は複数のパラメータを決定するために、装置資源情報、装置機能情報、ネットワーク資源情報、又はそれらのものの組み合わせを処理すること及び/又は処理するのを助けることも含む。
概要
本明細書で開示する内容の第1の態様によれば、データを送受信するためにユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)セルラネットワークに接続可能なモデムであって、アイドル状態、1つ又は複数の中間状態、及び専用チャネル状態を有し、(a)アイドル状態ではモデムはUMTSセルラネットワークに接続されず、(b)専用チャネル状態ではモデムが専用通信チャネルによってUMTSセルラネットワークに接続され、(c)中間状態のそれぞれではモデムが専用通信チャネルによってUMTSセルラネットワークに接続されず、対応する中間状態から専用チャネル状態に遷移するのにかかる第1の期間はアイドル状態から専用チャネル状態に遷移するのにかかる第2の期間よりも短い、モデムと、UEの状態遷移制度を維持するように構成される処理資源であって、状態遷移制度は少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態へのUEの少なくとも1つの遷移を阻止することを含む、処理資源とを含む、ユーザ機器(UE)が提供される。
一部の事例では、モデムがロングタームエボリューション(LTE)セルラネットワークに更に接続可能であり、処理資源がUEをアイドル状態に周期的に遷移させ、それによりモデムがUMTSセルラネットワークからLTEセルラネットワークに切り替わることを可能にするように更に構成される。
一部の事例では、アイドル状態にあるUEの第1の電力消費量が中間状態にあるUEの第2の電力消費量よりも低く、中間状態にあるUEの第2の電力消費量が専用チャネル状態にあるUEの第3の電力消費量よりも低い。
一部の事例では、中間状態がURA_PCH状態、CELL_PCH状態、又はCELL_FACH状態のうちの1つ又は複数である。
一部の事例では、処理資源が阻止のためにUMTSセルラネットワークにメッセージを周期的に伝送するように構成される。
一部の事例では、処理資源がデータサービスを助けるためにモデムを利用してデータを送受信するように更に構成される。
一部の事例では、データサービスがUMTSセルラネットワーク上の又はLTEセルラネットワーク上のプッシュツートーク(PTT)である。
一部の事例では、UMTSセルラネットワーク上のPTTセッションがUEによって1秒足らずで開始される。
一部の事例では、UEが携帯電話装置である。
一部の事例では、UEがマイクロフォン及びスピーカを更に含み、UEのユーザがUEを使用して会話を行うことを可能にする。
本明細書で開示する内容の第2の態様によれば、データを送受信するためにセルラネットワークに接続可能なモデムであって、少なくともアイドル状態及び専用チャネル状態を有し、(a)アイドル状態ではモデムはセルラネットワークに接続されず、(b)専用チャネル状態ではモデムが専用通信チャネルによってセルラネットワークに接続される、モデムと、UEの状態遷移制度を維持するように構成される処理資源であって、状態遷移制度はUEを専用チャネル状態に周期的に遷移させ、それによりUEに関連する発見情報をセルラネットワークに更新させる、処理資源とを含む、UEが提供される。
図面の簡単な説明
本明細書で開示する内容を理解し、それを実際にどのように実行できるのかを知るために、次に添付図面を参照して本内容を専ら非限定的な例として説明する。
本明細書で開示する内容による、セルラネットワーク上で動作するデータサービスの概略図である。 本明細書で開示する内容による、セルラネットワークによる短応答時間データサービスのためのシステムの一例を概略的に示すブロック図である。 本明細書で開示する内容による、UEが取り得る状態の一例を概略的に示すブロック図である。 本明細書で開示する内容による、アイドル状態へのUEの少なくとも1つの遷移を阻止するために実行される一連の操作の一例を示す流れ図である。 本明細書で開示する内容による、UEに関連する発見情報をセルラネットワークに更新させるために実行される一連の操作の一例を示す流れ図である。 本明細書で開示する内容による、アイドル状態へのUEの少なくとも1つの遷移を阻止するためにUEにおいて実行されるアルゴリズムの一例を示す流れ図である。
詳細な説明
以下の詳細な説明では、本明細書で開示する内容の完全な理解を可能にするために数多くの具体的詳細を記載する。但し、それらの具体的詳細なしに本明細書で開示する内容を実践できることを当業者なら理解されよう。他の例では、本明細書で開示する内容を不明瞭にしないために、よく知られている方法、手続き、及びコンポーネントについて詳しくは説明していない。
記載する図面及び説明では、同一の参照番号は様々な実施形態又は構成に共通のコンポーネントを示す。
別段の定めがない限り、以下の解説から明らかなように本明細書の全体を通して「維持する」、「遷移する」、「応答する」、「充てる」、「動作する」等の用語を用いた解説は、データを他のデータに操作する及び/又は変換するコンピュータのアクション及び/又はプロセスを含み、前述のデータは例えば電子量等の物理量として表され、及び/又は対象物を表す。「コンピュータ」、「プロセッサ」、及び「コントローラ」という用語は、非限定的な例としてパーソナルデスクトップ/ラップトップコンピュータ、サーバ、計算システム、通信装置、スマートフォン、タブレットコンピュータ、スマートテレビ、プロセッサ(例えばデジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラ、書換可能ゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等)、様々なタスクの性能を共有する複数の物理機械のグループ、単一の物理機械上で一緒に常駐する仮想サーバ、他の任意の電子計算装置、及び/又はそれらのものの任意の組み合わせを含む、データ処理機能を有する任意の種類の電子装置を含むと拡張的に解釈すべきである。
本明細書の教示による操作は所望の目的のために特別に構築されたコンピュータによって、又は非一時的コンピュータ可読記憶媒体の中に記憶されるコンピュータプログラムによって所望の目的のために特別に構成された汎用コンピュータによって実行され得る。「非一時的」という用語は、本明細書では一時的な伝搬信号を除外するために使用するが、そうでない場合は本願に適した任意の揮発性又は不揮発性コンピュータメモリ技術を含むように使用する。
本明細書で使用するとき、「例えば」、「等」、「例として」という語句、及びその異形体は本明細書で開示する内容の非限定的な実施形態を表す。本明細書での「一事例」、「一部の事例」、「他の事例」、又はその異形体への言及は、実施形態に関連して説明する特定の特徴、構造、又は特性が本明細書で開示する内容の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、「一事例」、「一部の事例」、「他の事例」、又はその異形体の登場は必ずしも同じ実施形態に言及しているとは限らない。
別段の定めがない限り、明瞭にするために別々の実施形態の脈絡で説明する本明細書で開示する内容の特定の特徴は単一の実施形態の中で組み合わせによっても提供できることが理解されよう。逆に、簡潔にするために単一の実施形態の脈絡で説明する本明細書で開示する内容の様々な特徴を別々に又は任意の適切なサブコンビネーションによって提供することもできる。
本明細書で開示する内容の実施形態では、図4〜図5に示すよりも少ない段階、多い段階、及び/又は示されている段階と異なる段階が実行され得る。本明細書で開示する内容の実施形態では、図4〜図5に示す1つ又は複数の段階を異なる順序で実行することができ、及び/又は段階の1つ若しくは複数のグループを同時に実行することができる。図1〜図3は、本明細書で開示する内容の実施形態によるシステムアーキテクチャの全般的な概略図を示す。図1〜図3の各モジュールは、本明細書で定め説明する機能を実行するソフトウェア、ハードウェア、及び/又はファームウェアの任意の組み合わせで構成することができる。図1〜図3のモジュールは1つの位置に集中化することができ、又は複数の位置に分散させることができる。本明細書で開示する内容の他の実施形態では、システムが図1〜図3に示すよりも少ないモジュール、多いモジュール、及び/又は示されているモジュールと異なるモジュールを含み得る。
本明細書での方法への如何なる言及も、その方法を実行可能なシステムに必要な変更を加えて適用されるべきであり、コンピュータによって実行されるときにその方法の実行をもたらす命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に必要な変更を加えて適用されるべきである。
本明細書でのシステムへの如何なる言及も、システムによって実行され得る方法に必要な変更を加えて適用されるべきであり、システムによって実行され得る命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体に必要な変更を加えて適用されるべきである。
本明細書での非一時的コンピュータ可読媒体への如何なる言及も、非一時的コンピュータ可読媒体の中に記憶される命令を実行可能なシステムに必要な変更を加えて適用されるべきであり、非一時的コンピュータ可読媒体の中に記憶される命令を読み取るコンピュータによって実行され得る方法に必要な変更を加えて適用されるべきである。
このことを念頭に置き、本明細書で開示する内容による、セルラネットワーク上で動作するデータサービスの概略図である図1に注目する。
本明細書で開示する内容によれば、環境100はセルラネットワーク110を含む。セルラネットワーク110は地上のセルにわたって分布する通信ネットワークである。セルラネットワーク110は、UMTS型セルラネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE)型セルラネットワーク、高速パケットアクセス(HSPA)型セルラネットワーク、他の種類のセルラネットワーク、又はそれらのものの任意の組み合わせであり得る。セルラネットワーク110は複数のデータサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)を含み得る。
環境100は、セルラネットワーク110上でデータサービスを消費するためにユーザによって使用される装置(例えば携帯電話、ラップトップコンピュータ、タブレット、スマートフォン、スマートウォッチ等)であるUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)を更に含み得る。データサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)はセルラネットワーク110の機能を利用してUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)との間でデータを送受信する。
UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)は、セルラネットワーク110によってデータサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)に接続することができる。UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)はデータサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)との間でセルラネットワーク110上でデータを送受信することができ、データサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)は、宛先UE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)に到達するようにセルラネットワーク110によってデータをルーティングし、それによりUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)のユーザにデータに基づくサービスを提供することができる。
不十分なユーザエクスペリエンスを招かないやり方でサービスが動作するように、データサービスの一部はUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)の短い応答時間を必要とする。PoCサービスは、そのような短い応答時間を必要とするデータサービスの一例である。PoCはユーザが自分のUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)を携帯用無線電話器としてセルラネットワーク110上で使用することを可能にするデータサービスであり、ボタンを一押しすることで単一のユーザがPoCセッションを確立し、別の単一のUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)又はUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)のアクティブトークグループに到達することを可能にする。典型的なプッシュツートーク接続はUE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)をグループにほぼ即座に接続すべきである。例えば1秒未満でPoCセッションを開始し、呼び出しに接続する。PoCデータサービスのセットアップでは、データサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)の1つ又は複数がPoCサーバとして動作し、とりわけ集中型のPoCセッション処理、メディア配信、入セッションに対するポリシ強制、セッションリレー管理、及び参加者情報の管理を行う。
セルラネットワーク110の一部の種類上の、例えばUMTS型セルラネットワーク110(即ち3G及び3.5Gセルラネットワーク)上の現行の短応答時間データサービス実装は、データサービスに参加するUE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)に要求される短い応答時間を維持するためにセルラネットワーク110を「回線交換」式に利用することに留意すべきである。この方法では、データサービスに参加している各UE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)に専用物理チャネルが継続的に割り当てられる。専用物理チャネルを継続的に割り当てることは、UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)とデータサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)との間で、専用チャネルを使用しない場合の発見時間及び接続時間と比較して即座の発見及び接続を可能にする。この動作方法は非効率であり、データトラフィックが適用されていないときでさえ高コストのネットワーク通信資源を維持することを必要とし、UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)のモデムが常に使用されるのでUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)における高エネルギ消費量の原因になる。
UMTS型セルラネットワーク110上の現行のPoC実装は同じ「回線交換」方法を適用する。この方法は、参加している各UE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)が非常に短いセットアップ時間で単一呼び出し又はグループ呼び出しを確立することを可能にし、ほぼ即座の応答時間をユーザに保証する。例えば1秒未満でPoCセッションをセットアップし、呼び出しに接続する。それでもなお、この方法はセルラネットワーク110の資源を専用的に利用すること(アイドルのときでさえPoCセッション中に各参加UE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)にセルラネットワーク110の資源を割り当てること)を必要とする。PoCデータサービスのためのこの動作方法は非効率であり、高コストのセルラネットワーク資源を無駄に割り当てることを必要とし、モデムが常にデータ伝送モードで機能するのでUE(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)における高エネルギ消費量の原因になる。
本明細書に示す通り本明細書で開示する内容は、各参加UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)に専用チャネルを継続的に割り当てることを必要とせず、且つモデムが常にデータ伝送モードで機能することを必要とせず、従ってセルラネットワーク110の通信資源及びUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)上のエネルギを節約しながら、不十分なユーザエクスペリエンスを招かないやり方で動作する、セルラネットワーク110による短応答時間データサービスのためのシステム及び方法に言及する。このことは、本明細書で更に詳述するようにアイドル状態へのUE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)の少なくとも1つの遷移を阻止する、UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)内の遷移制度を維持することによって実現することができる。
図1に示す非限定的な例では、セルラネットワーク110がUMTS型セルラネットワーク110又はLTE型セルラネットワーク110であり得る。データサービスサーバ(データサービスサーバA 120−a、データサービスサーバB 120−b、...、データサービスサーバN 120−n)はPoCサーバとすることができ、UE(ユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−n)はモデム経由でセルラネットワーク110に接続可能なスマートフォンであり得る。この非限定的な例では、ユーザ機器B 130−b及びユーザ機器C 130−cがアクティブトークグループに参加している。ユーザ機器A 130−aのモデムは中間状態に保たれる。つまり、ユーザ機器A 130−aとセルラネットワーク110との間に専用通信チャネルは割り当てられていない。このことは、ユーザ機器A 130−aのエネルギ消費量の方が、ユーザ機器A 130−aのモデムが専用チャネル状態に保たれる場合のユーザ機器A 130−aのエネルギ消費量よりも低いことも意味する。ユーザ機器A 130−aが単一の呼び出しに接続したい又はトークグループに参加したい場合、ユーザ機器A 130−aのモデムが専用チャネル状態に遷移し、ユーザ機器A 130−aとデータサービスサーバA 120−aとの間の接続がセルラネットワーク110によって確立される。接続を確立する前にユーザ機器A 130−aのモデムがアイドル状態にある場合、中間状態から専用チャネル状態にユーザ機器A 130−aのモデムを遷移させるのにかかる期間は、アイドル状態から専用チャネル状態にユーザ機器A 130−aのモデムを遷移させるのにかかる期間よりも短いことに留意すべきである。この非限定的な例では、アイドル状態から専用チャネル状態に遷移するときにPoCセッションを開始する場合の3秒を超えるレイテンシとは対照的に、ユーザ機器A 130−aはPoCセッションを1秒未満で開始することができる。
本明細書で開示する内容による、セルラネットワークによる短応答時間データサービスのためのシステムの一例を概略的に示すブロック図である図2に注目する。
本明細書で開示する内容の特定の例によれば、UE130(例えばユーザ機器A 130−a、ユーザ機器B 130−b、ユーザ機器C 130−c、...、ユーザ機器N 130−nの何れか1つ)は、セルラネットワーク110との間でデータを転送するために1つ又は複数のセルラネットワーク110に接続可能なモデム210を含み得る。セルラネットワーク110は、UMTS型セルラネットワーク、LTE型セルラネットワーク、HSPA型セルラネットワーク、他の種類のセルラネットワーク、又はそれらのものの任意の組み合わせであり得る。
UE130は、とりわけデータサービスを確立するとき及びデータサービスに参加するとき等にUE130を識別するための1つ又は複数の識別パラメータを含むデータを記憶するように構成されるデータリポジトリ200(例えばデータベース、記憶システム、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、又は他の任意の種類のメモリを含むメモリ等)を更に含むことができ、或いはかかるデータリポジトリ200に更に関連し得る。データリポジトリ200は、記憶済みデータの取得及び/又は更新及び/又は削除を可能にするように更に構成され得る。一部の事例では、例えばUE130がモデム210経由で接続するセルラネットワーク110を介して、データリポジトリ200上に記憶されている情報へのアクセスをUE130が有しながらデータリポジトリ200が分散されてもよい。
UE130は1つ又は複数の処理資源220を更に含む。処理資源220は、UE130の関連資源を制御するためのデータ及びUE130の資源に関係する動作を可能にするためのデータを独立に又は協同して処理するように適合される複数の及び/又は並列の及び/又は分散された処理ユニットを含む、1つ又は複数の処理ユニット(例えば中央処理装置)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、又は他の任意の計算装置若しくはモジュールであり得る。
処理資源220は、状態遷移制度モジュール230、データサービスモジュール240、及び発見情報更新モジュール250のうちの1つ又は複数を含み得る。
本明細書で開示する内容の一部の例によれば、状態遷移制度モジュール230は、とりわけ図3に関して本明細書で更に詳述するように状態遷移制度プロセスを実行するように構成され得る。データサービスモジュール240は、とりわけ図4に関して本明細書で更に詳述するようにデータサービスプロセスを実行するように構成され得る。発見情報更新モジュール250は、とりわけ図5に関して本明細書で更に詳述するように発見情報更新プロセスを実行するように構成され得る。
本明細書で説明するように、各UE130はモデム210、データリポジトリ200、及び処理資源220を含む。先に述べたように、モデム210は1つ又は複数のセルラネットワーク110にUE130を接続することができ、かかるセルラネットワーク110の少なくとも1つはUMTS型セルラネットワーク110である。UE130のモデム210は次の非限定的な状態、つまりアイドル状態、1つ又は複数の中間状態、及び専用チャネル状態のうちの1つにあり得る。アイドル状態では、モデム210がセルラネットワーク110に接続されない。専用チャネル状態では、モデム210が専用通信チャネルによってセルラネットワーク110に接続される。中間状態のそれぞれにおいて、モデム210は専用通信チャネルによってセルラネットワーク110に接続されず、対応する中間状態の1つから専用チャネル状態に遷移するのにかかる期間は、アイドル状態から専用チャネル状態に遷移するのにかかる期間よりも短い。UE130の処理資源220は、UE130の状態遷移制度を維持するように構成され、状態遷移制度は少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態へのUE130の少なくとも1つの遷移を阻止することを含む。とりわけ図3に関して更なる説明を本明細書で行う。
中間状態にあるUE130の電力消費量は、専用チャネル状態にあるUE130の電力消費量よりも低いことに留意すべきである。
更なる実施形態では、モデム210がLTE型セルラネットワーク110にUE130を更に接続することができる。UMTS型セルラネットワーク110からLTE型セルラネットワーク110にUE130が切り替わるために、モデム210はアイドル状態になければならない。この実施形態では、UE130をアイドル状態に、例えば中間状態からアイドル状態に周期的に遷移させ、それによりモデム210がUMTS型セルラネットワーク110からLTE型セルラネットワーク110に、かかる切り替えが可能な場合に切り替わることを可能にするように処理資源220が更に構成され得る。
更なる実施形態では、処理資源220がUE130の状態遷移制度を維持するように更に構成され、状態遷移制度はUE130を専用チャネル状態に周期的に遷移させ、それによりUE130に関連する発見情報をセルラネットワーク110に更新させることを含む。
本明細書で開示する内容による、UEが取り得る状態の一例を概略的に示すブロック図である図3に注目する。
本明細書で開示する内容の特定の例によれば、本明細書で更に詳述するように、UE130は例えば状態遷移制度モジュール230を利用してモデム210の状態遷移制度を制御するように構成され得る。
モデム210は次の非限定的な状態、つまりアイドル状態310、1つ又は複数の中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)、及び専用チャネル状態330のうちの1つにあり得る。
アイドル状態310では、モデム210がセルラネットワーク110に接続されない。専用チャネル状態330では、モデム210が専用通信チャネルによってセルラネットワーク110に接続される。中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)のそれぞれにおいて、モデム210は専用通信チャネルによってセルラネットワーク110に接続されず、対応する中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)の1つから専用チャネル状態330に遷移するのにかかる期間は、アイドル状態310から専用チャネル状態330に直接遷移するのにかかる期間よりも短い。
状態遷移制度モジュール230は、モデム210の状態をアイドル状態310から専用チャネル状態330に(及びその逆に)直接変更することができる。状態遷移制度モジュール230は、モデム210の状態をアイドル状態310から中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)の1つに(及びその逆に)、及び中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)の1つから専用チャネル状態330に(及びその逆に)変更することができる。
モデム210が中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)の1つにある間のUE130の電力消費量は、モデム210が専用チャネル状態330にあるときのUE130の電力消費量よりも低いことに留意すべきである。
開示する内容の一実施形態では、中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)が、無線資源制御(RRC)プロトコルによって定められるURA_PCH(UTRAN登録エリアページングチャネル)状態、CELL_PCH(セルページングチャネル)状態、又はCELL_FACH(フォワードアクセスチャネル)状態のうちの1つ又は複数である。
このことを念頭に置き、本明細書で開示する内容による、アイドル状態へのUEの少なくとも1つの遷移を阻止するために実行される一連の操作の一例を示す流れ図である図4に注目する。
本明細書で開示する内容の特定の例によれば、UE130は、例えばデータサービスモジュール240を利用してデータサービスプロセス400を実行するように構成され得る。
そのために、UE130はUE130の状態遷移制度を維持するように構成することができ、状態遷移制度は少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態310へのUE130の少なくとも1つの遷移を阻止し、それによりUE130を中間状態(即ち中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)の1つに保つことを含む。
そのために、UE130はモデム210経由でセルラネットワーク110にメッセージを周期的に伝送し、それによりアイドル状態310へのモデム210の遷移を阻止するように構成することができる(ブロック410)。非限定的な例では、UE130がreturn_to_idle期間以上の期間にわたってセルラネットワーク110との間でメッセージを送受信しない場合、モデム210がアイドル状態310に遷移するやり方でUE130が構成される。この例では、メッセージの周期的伝送がreturn_to_idle期間よりも小さい伝送間の期間の範囲内にあり得る。現実世界の例は、60秒であるように構成されるreturn_to_idle期間及びメッセージが25秒ごとにモデム210によって伝送され、従ってアイドル状態310への遷移を阻止するものであり得る。
UE130はUE130をアイドル状態310に周期的に遷移させ、それによりモデム210がUMTS型セルラネットワーク110から、UMTS型セルラネットワーク110と比較して高速の通信速度を有するLTE型セルラネットワーク110に、かかるLTEネットワークがモデム210によって発見可能な場合に切り替わることを可能にするように更に構成され得る(ブロック420)。非限定的な例は、UE130が5分ごとにアイドル状態310に周期的に遷移し、40秒の期間にわたってアイドル状態310にとどまるものであり得る。
UE130の状態遷移制度を制御するために処理資源220によって実行されるアルゴリズムの一例をとりわけ図6に関して本明細書で更に詳述することができる。
図4に関して、ブロックの一部は統合ブロックにまとめることができ又は幾つかのブロックに細分できること、及び/又は他のブロックが追加されてもよいことに留意すべきである。更に一部の事例では、本明細書に記載するのと異なる順序でブロックを実行することができる(例えばブロック410の前にブロック420を実行すること等ができる)。ブロックの一部は任意選択的であることに更に留意すべきである。流れ図は、流れ図を実現するシステム要素に関しても説明するが、これは決して義務的ではなく、本明細書に記載する以外の要素によってブロックは実行できることにも留意すべきである。
図5に移り、本明細書で開示する内容による、UEに関連する発見情報をセルラネットワークに更新させるために実行される一連の操作の一例を示す流れ図が示されている。
この実施形態では、モデム210が少なくともアイドル状態310及び専用チャネル状態330を有し、アイドル状態310ではモデム210はセルラネットワーク110に接続されず、専用チャネル状態330ではモデム210は専用通信チャネルによってセルラネットワーク110に接続される。
本明細書で開示する内容の特定の例によれば、UE130は、例えば発見情報更新モジュール250を利用して発見情報更新プロセス500を実行するように構成され得る。
そのために、UE130はモデム210の状態を管理する、UE130の状態遷移制度を維持するように構成され得る(ブロック510)。
UE130は、UE130を専用チャネル状態330に周期的に遷移させ、それによりUE130に関連する発見情報をセルラネットワーク110に更新させるように更に構成される。このことはセルラネットワーク110がUE130に関する最新の発見情報を有することを可能にし、UE130に到達するのに必要な通信経路を発見する長いプロセスの必要性を防ぐ(ブロック520)。
例えば、データサービスサーバA 120−aによって提供されるデータサービスにユーザ機器A 130−aが参加している場合がある。データサービスサーバA 120−aがデータサービスを提供するために、データサービスサーバA 120−aはユーザ機器A 130−aに到達するのに必要なセルラネットワーク110上の通信経路に関連する発見情報を維持する。この発見情報は、ユーザ機器A 130−aが専用チャネル状態330にあるとき更新される。ユーザ機器A 130−aが専用チャネル状態330にない場合、発見情報は更新されず、ユーザ機器A 130−aまでの発見経路は時間と共に変わり得るので重要でなくなる可能性があり、例えばユーザ機器A 130−aがセルラネットワーク110の特定のセルラ方式のセルによって到達することができ、ユーザ機器A 130−aの位置が変わったことでユーザ機器A 130−aが今度はセルラネットワーク110の別のセルラ方式のセルによって到達される場合、どのセルによってユーザ機器A 130−aに到達するのかについての情報を更新すべきである。ユーザ機器A 130−aは専用チャネル状態330に周期的に遷移するように構成され、それによりユーザ機器A 130−aに関連する発見情報をセルラネットワーク110に更新させ、発見情報を関連性のあるもの且つ最新に保つ。
図5に関して、ブロックの一部は統合ブロックにまとめることができ又は幾つかのブロックに細分できること、及び/又は他のブロックが追加されてもよいことに留意すべきである。更に一部の事例では、本明細書に記載するのと異なる順序でブロックを実行することができる(例えばブロック510の前にブロック520を実行すること等ができる)。ブロックの一部は任意選択的であることに更に留意すべきである。流れ図は、流れ図を実現するシステム要素に関しても説明するが、これは決して義務的ではなく、本明細書に記載する以外の要素によってブロックは実行できることにも留意すべきである。
このことを念頭に置き、本明細書で開示する内容による、アイドル状態へのUEの少なくとも1つの遷移を阻止するためにUEにおいて実行されるアルゴリズムの一例を示す流れ図である図6に注目する。
そのために、処理資源220は初期状態モードにあるように構成することができ、初期状態モードではモデム210が次の状態、つまりアイドル状態310、1つ又は複数の中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)、及び専用チャネル状態330のうちの1つにある(ブロック610)。
モデム210がLTE型セルラネットワーク110に接続されているかどうかを確認することにより、処理資源220はモデム210がLTEモードにあるかどうかを確認することができる。モデム210がLTE型セルラネットワーク110に接続されている場合、処理資源220はブロック610に戻るように構成される。さもなければ処理資源220はブロック630に進み(ブロック620)、モデム210を中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)に遷移させるように構成される。モデム210は(中間状態にない場合は)中間状態に遷移し、Intermediate_Timer期間(例えば1秒間、2秒間等)にわたって中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)にとどまることができる。一実施形態では、中間状態(中間状態A 320−a、中間状態B 320−b、...、中間状態N 320−n)からの遷移を阻止するために、モデム210がUMTS型セルラネットワーク110にIntermediate_Timer期間中にメッセージを周期的に伝送することができる(ブロック630)。
Intermediate_Timer期間の後、処理資源220はモデム210をアイドル状態310に遷移させることができる。モデム210は、Idle_Timer期間(例えば1秒間、2秒間等)にわたってアイドル状態310にとどまることができる(ブロック640)。UMTS型セルラネットワーク110からLTE型セルラネットワーク110への切り替えはモデム210がアイドル状態310にあるときにしか行うことができないので、アイドル状態310にとどめることはモデム210がUMTS型セルラネットワーク110から、UMTS型セルラネットワーク110と比較して高速の通信速度を有するLTE型セルラネットワーク110に、かかるLTEネットワークがモデム210によって発見可能な場合に切り替わることを可能にする。
処理資源220はモデム210を利用し、接続のためにLTE型セルラネットワーク110がモデム210にとって利用可能かどうかを確認することができる。LTE型セルラネットワーク110が利用可能である場合、処理資源220はブロック660に進むように構成され、さもなければ処理資源220はブロック630に戻るように構成される(ブロック650)。
処理資源220はモデム210を利用してLTE型セルラネットワーク110に接続し、その後ブロック610に戻る(ブロック660)。
図6に関して、ブロックの一部は統合ブロックにまとめることができ又は幾つかのブロックに細分できること、及び/又は他のブロックが追加されてもよいことに留意すべきである。更に一部の事例では、本明細書に記載するのと異なる順序でブロックを実行することができる。ブロックの一部は任意選択的であることに更に留意すべきである。流れ図は、流れ図を実現するシステム要素に関しても説明するが、これは決して義務的ではなく、本明細書に記載する以外の要素によってブロックは実行できることにも留意すべきである。
本明細書で開示した内容は、本明細書に含まれる説明の中で記載されている又は図面に示されている詳細への適用に限定されないことを理解すべきである。本明細書で開示した内容は他の実施形態が可能であり、様々なやり方で実践し実行することができる。従って本明細書で使用した表現及び用語は説明を目的としており、限定と見なすべきではない。そのため、本開示が基づく概念は本明細書で開示した内容の幾つかの目的を実行するための他の構造、方法、及びシステムを設計するための基礎として容易に利用できることを当業者なら理解されよう。
本明細書で開示した内容によるシステムは、適切にプログラムされたコンピュータとして少なくとも部分的に実装できることも理解されよう。同様に、本明細書で開示した内容は、開示した方法を実行するためのコンピュータによって読み取り可能なコンピュータプログラムを予期する。本明細書で開示した内容は、開示した方法を実行するための機械によって実行可能な命令のプログラムを有形に実装する機械可読メモリを更に予期する。

Claims (19)

  1. データを送受信するためにロングタームエボリューション(LTE)セルラネットワークに接続可能であり且つユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)セルラネットワークに接続可能なモデムであって、前記モデムは前記UMTSセルラネットワークに接続されるときアイドル状態、1つ又は複数の中間状態、及び専用チャネル状態を有し、(a)前記専用チャネル状態では前記モデムが専用通信チャネルによって前記UMTSセルラネットワークに接続され、(b)前記中間状態のそれぞれでは前記モデムが前記専用通信チャネルによって前記UMTSセルラネットワークに接続されず、前記対応する中間状態から前記専用チャネル状態に遷移するのにかかる第1の期間は前記アイドル状態から前記専用チャネル状態に遷移するのにかかる第2の期間よりも短い、モデムと、
    前記モデムが前記UMTSセルラネットワークに接続されるときユーザ機器(UE)の状態遷移制度を維持するように構成される処理資源であって、前記状態遷移制度は(a)少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態への前記UEの少なくとも1つの遷移を阻止すること、及び(b)前記UEを前記アイドル状態に周期的に遷移させ、それにより前記モデムが前記UMTSセルラネットワークから前記LTEセルラネットワークに切り替わることを可能にすることを含む、処理資源と
    を含む、UE。
  2. 前記状態遷移制度が前記UEを前記専用チャネル状態に周期的に遷移させ、それにより前記UEに関連する発見情報を前記セルラネットワークに更新させることを更に含む、請求項1に記載のUE。
  3. 前記アイドル状態にある前記UEの第1の電力消費量が前記中間状態にある前記UEの第2の電力消費量よりも低く、前記中間状態にある前記UEの前記第2の電力消費量が前記専用チャネル状態にある前記UEの第3の電力消費量よりも低い、請求項1に記載のUE。
  4. 前記中間状態がURA_PCH状態、CELL_PCH状態、又はCELL_FACH状態のうちの1つ又は複数である、請求項1に記載のUE。
  5. 前記処理資源が前記阻止のために前記UMTSセルラネットワークにメッセージを周期的に伝送するように構成される、請求項1に記載のUE。
  6. 前記処理資源がデータサービスを助けるために前記モデムを利用してデータを送受信するように更に構成される、請求項1に記載のUE。
  7. 前記データサービスが前記UMTSセルラネットワーク上の又は前記LTEセルラネットワーク上のプッシュツートーク(PTT)である、請求項6に記載のUE。
  8. 前記UEが携帯電話装置である、請求項1に記載のUE。
  9. マイクロフォン及びスピーカを更に含み、前記UEのユーザが前記UEを使用して会話を行うことを可能にする、請求項8に記載のUE。
  10. データを送受信するために、モデムを含むユーザ機器(UE)をユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)セルラネットワークに接続することであって、前記モデムは前記UEをロングタームエボリューション(LTE)セルラネットワークに接続可能であり且つ前記UEを前記UMTSセルラネットワークに接続可能であり、前記モデムは前記UMTSセルラネットワークに接続されるときアイドル状態、1つ又は複数の中間状態、及び専用チャネル状態を有し、(a)前記専用チャネル状態では前記モデムが専用通信チャネルによって前記UMTSセルラネットワークに接続され、(b)前記中間状態のそれぞれでは前記モデムが前記専用通信チャネルによって前記UMTSセルラネットワークに接続されず、前記対応する中間状態から前記専用チャネル状態に遷移するのにかかる第1の期間は前記アイドル状態から前記専用チャネル状態に遷移するのにかかる第2の期間よりも短い、接続すること、及び
    前記モデムが前記UMTSセルラネットワークに接続されるとき前記UEの状態遷移制度を前記UEの処理資源によって維持することであって、前記状態遷移制度は(a)少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態への前記UEの少なくとも1つの遷移を阻止すること、及び(b)前記UEを前記アイドル状態に周期的に遷移させ、それにより前記モデムが前記UMTSセルラネットワークから前記LTEセルラネットワークに切り替わることを可能にすることを含む、維持すること
    を含む、方法。
  11. 前記状態遷移制度が前記UEを前記専用チャネル状態に周期的に遷移させ、それにより前記UEに関連する発見情報を前記セルラネットワークに更新させることを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記アイドル状態にある前記UEの第1の電力消費量が前記中間状態にある前記UEの第2の電力消費量よりも低く、前記中間状態にある前記UEの前記第2の電力消費量が前記専用チャネル状態にある前記UEの第3の電力消費量よりも低い、請求項10に記載の方法。
  13. 前記中間状態がURA_PCH状態、CELL_PCH状態、又はCELL_FACH状態のうちの1つ又は複数である、請求項10に記載の方法。
  14. 前記阻止のために前記UMTSセルラネットワークにメッセージを前記処理資源によって周期的に伝送することを更に含む、請求項10に記載の方法。
  15. データサービスを助けるために前記モデムを利用して前記処理資源によってデータを送受信することを更に含む、請求項10に記載の方法。
  16. 前記データサービスが前記UMTSセルラネットワーク上の又は前記LTEセルラネットワーク上のプッシュツートーク(PTT)である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記UEが携帯電話装置である、請求項10に記載の方法。
  18. 前記UEがマイクロフォン及びスピーカを更に含み、前記UEのユーザが前記UEを使用して会話を行うことを可能にする、請求項17に記載の方法。
  19. コンピュータ可読プログラムコードが一緒に実装される非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読プログラムコードは、
    データを送受信するためにユーザ機器(UE)をユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)セルラネットワークに接続することであって、モデムは前記UEをロングタームエボリューション(LTE)セルラネットワークに接続可能であり且つ前記UEを前記UMTSセルラネットワークに接続可能であり、前記モデムは前記UMTSセルラネットワークに接続されるときアイドル状態、1つ又は複数の中間状態、及び専用チャネル状態を有し、(a)前記専用チャネル状態では前記モデムが専用通信チャネルによって前記UMTSセルラネットワークに接続され、(b)前記中間状態のそれぞれでは前記モデムが前記専用通信チャネルによって前記UMTSセルラネットワークに接続されず、前記対応する中間状態から前記専用チャネル状態に遷移するのにかかる第1の期間は前記アイドル状態から前記専用チャネル状態に遷移するのにかかる第2の期間よりも短い、接続すること、及び
    前記モデムが前記UMTSセルラネットワークに接続されるとき前記UEの状態遷移制度を維持することであって、前記状態遷移制度は(a)少なくとも1つの期間にわたってアイドル状態への前記UEの少なくとも1つの遷移を阻止すること、及び(b)前記UEを前記アイドル状態に周期的に遷移させ、それにより前記モデムが前記UMTSセルラネットワークから前記LTEセルラネットワークに切り替わることを可能にすることを含む、維持すること
    を含む方法を実行するために、前記モデムを含む前記UEの少なくとも1つのプロセッサによって実行可能である、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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