JP2021524472A - 乾癬性関節炎の治療方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乾癬性関節炎(PsA)の治療のための式Iによる本発明の化合物の医学的使用に関する。本発明は、式Iによる本発明の化合物を投与することによる、PsAの治療及び/又は予防方法も提供する。
乾癬性関節炎(PsA)は、関節炎の炎症形態であり、乾癬患者の最大30パーセントに影響を及ぼしている。乾癬性関節炎は、関節内及び関節周囲の腫脹、硬直、及び疼痛を引き起し、爪の変化及び全体的な疲労を引き起こし得る。研究により、乾癬性関節炎の治療をわずか6か月遅らせると、恒久的な関節障害が生じ得ることが示されている。乾癬性関節炎の早期の認識、診断、及び治療は、疼痛及び炎症を緩和し、かつ関節障害の予防を助けるのに極めて重要である。いくつかの治療選択肢が利用可能であるにもかかわらず、ほとんどの現在の治療は、関節及び皮膚の腱付着部炎及び症状を効果的に緩和しない。
本発明は、化合物Iが、乾癬性関節炎の治療において、好ましいベネフィット・リスクプロファイルを伴って、その予想外の高い能力を示したという発見に関する。第IIa相試験(本明細書中の報告実施例1)において、乾癬性関節炎に罹患している患者の治療における化合物Iの使用から16週間後の最大80%のACR20が示されている。さらなる特別な発見は、以下の本発明の説明で明白になるであろう。
以下の用語は、それとともに以下に提示される意味を有するものとし、本発明の説明及び意図される範囲を理解する際に有用である。
−TJC68≦1
−SJC66≦1
−PASI≦1又はBSA≦3%
−患者によるPsA疼痛強度の包括的評価のスコア≦15(0〜100mm VAS)
−患者による疾患活動性の包括的評価≦20(0〜100mm VAS)
−HAQ-DI≦0.5
−SPARCC腱付着部炎指数≦1
のうちの5つが満たされたときにMDAを達成しているものとして分類される。
式Iによる本発明の化合物が広範囲にプロファイリングされており、データは、WO 2010/149769号(Menet及びSmitsの文献、2010)に開示されている。塩及び好適な製剤の合成は、WO2015/117980号、WO2015/117981号、及びPCT/US2018/022027号に記載されている。
(a.試験の目的)
本試験の主要な目的は、治療から16週間後のACR20によって評価される、プラセボと比較した乾癬性関節炎に対する化合物Iの効果を評価することである。
−プラセボと比較した:
・MDAによって評価されるPsAの兆候及び症状
・ACR50及びACR70応答、DAS28(CRP)、SDAI、CDAI、EULAR、PsARC、医師及び患者による疾患活動性の包括的評価、患者によるPsA疼痛強度の包括的評価、66/68-関節数、並びにCRP測定によって評価される末梢関節炎の兆候及び症状
・PASI、PASI50、PASI75、PASI90、及びPASI100(体表面積[BSA]を含む)、医師及び患者による乾癬の包括的評価、mNAPSI、並びに掻痒NRSによって評価される乾癬
・SPARCC腱付着部炎指数及びリーズ腱付着部炎指数によって評価される腱付着部炎
・LDIによって評価される指趾炎
・HAQ-DIによって評価される身体機能
・FACIT-疲労、SF-36、及びPsAIDによって評価される疲労及び全体的な生活の質
に対する化合物Iの効果を評価すること
−化合物Iの安全性及び忍容性を評価すること
である。
−BASDAIによって評価される脊髄症状に対する化合物Iの効果を評価すること
−PASDASによって評価されるPsAの全ての特徴に対する化合物Iの効果を評価すること
−この集団における化合物I及びその活性代謝物の集団PK及びPDを特徴付けること
である。
これは、従来型疾患修飾療法に対して不十分な応答を有するか又は従来型疾患修飾療法に対して忍容性のない中等度から重度の活動性PsAを有する対象における多施設第2相二重盲検プラセボ対照試験である。合計約124人の対象が2つの治療群: 200mgの化合物I q.d.又はマッチするプラセボq.d.のうちの1つに1:1の比で無作為に割り付けられる。治療群への無作為割り付けは、現在のcDMARD使用(あり又はなし)及び過去の抗TNF医薬品使用(あり又はなし)によって層化される。
(1.3.1.サンプルサイズ)
中等度から重度のPsAを有する約124人の対象が200mgの化合物I又はマッチするプラセボに無作為に割り付けられることを保証するために、十分な数の対象をスクリーニングする。
以下の基準の全てを満たす対象は、本試験を受ける資格がある:
1.インフォームドコンセントに署名する日に18歳以上である男性又は女性対象
2.スクリーニング前の少なくとも12週間のPsAの診断、及び乾癬性関節炎の分類基準(CASPAR)を現在満たしている。
3.スクリーニング時及びベースライン時に5以上の腫脹関節(66腫脹関節数[SJC]から)及び5以上の圧痛関節(68圧痛関節数[TJC]から)(単一の腫脹関節としての、及び圧痛がある場合、同様に単一の圧痛関節としての、指趾の測定可能な指趾炎の数)と定義される活動性PsAを有する。
4.文書に記録された斑状乾癬の既往又は現在活動性の斑状乾癬を有する。
5. cDMARD療法を使用する場合、対象は以下の薬物のうちの1つを使用することしか許可されず、それを、ベースライン前の少なくとも4週間は安定用量(安定な投与経路を含む)で、スクリーニング前の12週間服用しなければならない:
−最大25mg/週の経口又は非経口メトトレキセート(葉酸又はフォリン酸補給の併用に関しては、局所標準治療が遵守されなければならない);
−最大20mg/日の経口レフルノミド;
−最大3g/日の経口スルファサラジン;
−最大400mg/日のヒドロキシクロロキン又は最大250mg/日のクロロキン
6.非薬物療法(物理療法を含む)を使用する場合、これらは、スクリーニング期間中、安定に維持されるべきである。
7.異性間性交を行う男性及び妊娠の可能性がある女性対象は、極めて効果的な避妊方法を使用することに同意しなければならない。
8.妊娠の可能性がある女性は、スクリーニング時の血清妊娠検査で陰性かつベースライン時の尿妊娠検査で陰性でなければならない。
9.独立倫理委員会(IEC)によって承認されたインフォームドコンセントフォーム(ICF)に署名できる又はその意志がある。スクリーニング評価を開始する前に、書面による合意が提供されなければならない。対象は、ICFを読み、それを理解しなければならず、試験の要件を完全に理解しなければならず、かつ全ての試験来院及び評価に応じる意志がなければならない。
(1.3.3.除外基準)
以下の基準のうちの1つ又は複数を満たす対象は、本試験に選択されることができない:
1.以下の治療のうちのいずれかの使用:
−強力なオピオイド鎮痛剤(例えば、メサドン、ヒドロモルホン、モルヒネ、又はオキシコドン)の現在の使用;
−任意の時点でのアルキル化剤、例えば、クロランブシル又はシクロホスファミドの使用;
−任意の時点での化合物Iを含む、開発中又は承認済みのJAK阻害剤の使用;
−任意の時点での複数のTNF阻害剤(臨床試験における有効性について承認済みのTNF阻害剤との等価性が証明された提案中のバイオシミラーを含む)の事前使用。TNF阻害剤の事前使用は、スクリーニング前の以下の最小ウォッシュアウト期間で許可される:
i.エタネルセプト: 4週間
ii.アダリムマブ、セルトリズマブペゴル、ゴリムマブ: 8週間
iii.インフリキシマブ: 12週間;
−任意の時点での、限定されないが:細胞除去生物剤(例えば、抗CD20、CAMPATH、抗CD4、抗CD3)、デノスマブ、抗IL-6(例えば、トシリズマブ)、抗IL-17(例えば、セクキヌマブ、イキセキズマブ、ブロダルマブ)、抗IL-12/IL-23(例えば、ウステキムマブ(ustekimumab))、抗IL-23(例えば、ティルドラキズマブ、グセルクマブ)、リツキシマブを含む、上に記載されていない任意の他の開発中又は承認済みの生物学的免疫調節剤の使用;
−スクリーニング前4週間以内の任意の筋肉内又は静脈内コルチコステロイド治療;
−>10mg/日のプレドニゾンもしくはプレドニゾン同等品の用量での又はベースライン前の少なくとも4週間安定していない用量での経口ステロイドの使用;
−スクリーニング前4週間以内の関節内注射による任意の療法(例えば、コルチコステロイド、ヒアルロン酸塩);
−複数種のNSAID又はシクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)阻害剤の使用。NSAID又はCOX-2阻害剤を使用する場合、それは、地域の使用上の注意(local labeling)によって許可されている最大用量を超えてはならず、かつベースライン前の少なくとも2週間は安定用量で使用されていなければならない。さらに、対象は、心臓病予防のために、≦325mg q.d.の用量でアセチルサリチル酸を服用することを許可されている;
−ベースライン前12週間以内に又はウォッシュアウト処置(例えば、コレスチラミン)が実施されている場合、ベースライン前4週間以内に中止されている場合のレフルノミド;
−スクリーニング前4週間以内の以下の全身用免疫調節療法のいずれか。これには、限定されないが: 6-メルカプトプリン、アザチオプリン、シクロスポリン、もしくは他のカルシニューリン阻害剤(例えば、シロリムス、タクロリムス)、ダプソン、フマル酸誘導体、金療法、中止されている場合のMTX、ミコフェノレート、中止されている場合の抗マラリア薬(例えば、ヒドロキシクロロキン、クロロキン)、中止されている場合のSSZ、アプレミラスト、又はチオグアニンが含まれる;
−以下のようなベースライン前の指定された最小ウォッシュアウト期間内の禁止されている乾癬治療/薬物療法の現在の使用:
iv.経口レチノイド(タザロテンを含む)又はビタミンD類似体: 4週間
v.ソラレンを使用するもしくは使用しない光線療法(UVAもしくはUVB)又は日光浴もしくは日焼け用ベッドを使用する自己療法: 4週間
vi.限定されないが:αもしくはβヒドロキシ酸、アントラリン、コルチコステロイド(顔面、頭皮、腋窩部及び生殖器部への効果の弱いコルチコステロイドを除く)、>3%サリチル酸製剤、タザロテンを含むレチノイド、タール製剤、又はウレアを含む、任意の局所療法: 2週間;
−いずれかの強力なP-糖タンパク質(P-gp)誘導物質(例えば、カルバマゼピン、クロトリマゾール、シクロスポリン、デキサメタゾン、フェノチアジン、フェニトイン、レチノイン酸、リファンピン、セントジョンズワート、及びベンラファキシン)による治療。強力なP-gp誘導物質は、ベースライン前3週間のウォッシュアウトを必要とする;
−スクリーニング前4週間又は5半減期以内のいずれか長い方のまだ言及されていない任意の試験薬及び/又は装置の使用
2.試験薬成分に対する既知の過敏症
3. 4以上の関節における及び/又はスクリーニングの最後の12週間以内の滑膜切除術及び関節形成術を含むPsAの外科治療を受けたことがある
4.スクリーニング前の最後の12週間以内の(局部もしくは全身麻酔を必要とする)大手術の前歴又は試験期間中に計画されている外科手術
5.いずれかの全身性筋骨格障害、例えば、全身性変形性関節症、又はPsA以外の全身性炎症状態、例えば、限定されないが、RA、若年性慢性関節炎、強直性脊椎炎、反応性関節炎、IBD関連関節症、全身エリテマトーデス、強皮症、炎症性ミオパチー、混合性結合組織疾患、オーバーラップ症候群、又は全身性血管炎の診断を有する。対象が尿酸低下療法で良好に管理されており、かつ前年の疾患フレア及び現在の尿酸レベル<7.0mg/dLの証拠がない場合、痛風は許容される。
6.非常に不良な機能状態の存在又は身の回りのことを行うことができない。
7.全身又は局所療法を必要とする活動性IBD、現在の消化性潰瘍疾患の存在、又は重度憩室炎(すなわち、入院の必要がある)もしくは過去の消化管穿孔の前歴。
8.限定されないが、以下のものを含む、重大な医学的状態:制御されていない高血圧(≧160/95mmHg)、鬱血性心不全(ニューヨーク心臓協会のクラスIII又はIVの状態)、制御されていない糖尿病、脳血管発作、心筋梗塞、不安定狭心症、不安定不整脈、又は治験責任医師の意見では、試験に参加することにより、対象をリスクに晒すスクリーニング前の過去24週間の任意の他の心血管疾患。
9.スクリーニング前の過去5年以内の悪性腫瘍又は骨髄もしくはリンパ増殖性障害の前歴(適切に治療された皮膚の基底細胞癌又は治療された再発の証拠がない上皮内子宮頸癌の3回以下の生涯発生を除く)。
10.骨髄又は臓器移植の前歴。
11.以下の所見のいずれかに基づく、治療されていない又は不適切に治療された活動型又は潜伏性TB感染症(LTBI):
−QuantiFERON-TBゴールド検査結果陽性(注意: QuantiFERON-TBゴールド検査結果が不確定である場合、これをもう一度繰り返し、再検査で不確定もしくは陽性である場合、対象は不適格とする)又は
−スクリーニング前12週間以内もしくはスクリーニング時に撮影され、資格のある放射線科医もしくは呼吸器科医によって読み取られた、現在の活動性TBもしくは過去の非活動性TBの証拠がない胸部X線写真(前後方向の写真)又は
−最初の試験薬投与前12週間におけるTBを伴う臨床的な意義を有する病気を示唆する症状。
LTBI又は活動性TB感染の適切な治療を受けている対象は、治験依頼者の承認を受けた試験に参加することを許可されてもよく;この治療は、文書に記録されなければならず、以下のように定義される:
i.過去にTBの治療を受けた対象、すなわち、対象が過去に、潜伏性TBの適切な治療コース(36週間のイソニアジド又は他の許容し得るレジメン、初期の多剤耐性TB感染率が<5%である場所に住んでいる)又は活動性TBの適切な治療コース(許容し得る多剤レジメン)のいずれかを終了している場合、QuantiFERON-TBゴールド検査を得る必要はないが、スクリーニング前12週間以内にそうしない場合又は結果が治験現場で入手可能でない場合、胸部X線写真を得なければならない。
新たに特定されたLTBIを有する対象、すなわち、新たに確認された陽性の診断的TB検査結果を有する(任意のQuantiFERON-TBゴールド検査で陽性又は2つの別々のQuantiFERON-TBゴールド検査で不確定の検査結果と定義された)対象であって、胸部X線写真陰性を有することを含め、活動性TBの可能性が排除されている対象、及びLTBIの適当な治療が開始され、最初の試験薬投与前の少なくとも4週間継続され、かつスクリーニング時に継続している場合、試験期間中、終了するまで継続するように計画される対象。LTBIの適切な治療は、米国(US)疾病管理センター指針に従って定義される。
12.ヒト免疫不全ウイルス(HIV) 1もしくは2、B型肝炎ウイルス(すなわち、B型肝炎ウイルス表面抗原[HBsAg]もしくはコア抗体[Ab]陽性)、又はC型肝炎ウイルス(HCV)(すなわち、HCV Ab陽性)の血清学的検査陽性、或いはA型肝炎を除く任意の原因による感染性肝炎の既往。
13.侵襲性もしくは日和見感染(例えば、リステリア症、ニューモシスチス、もしくはヒスト プラスマ症)又は免疫不全症候群の既往。
14.治験責任医師の判断により臨床的に意義のある活動性感染症、又は入院もしくはスクリーニング前30日以内の静脈内抗感染症薬による治療を必要とする任意の感染症、又はスクリーニングから14日以内の経口抗感染症薬療法を必要とする任意の感染症。
15.現在、慢性感染(例えば、ニューモシスチス、サイトメガロウイルス、単純ヘルペス、帯状疱疹、及び非定型マイコバクテリア)の任意の治療を受けている。
16.スクリーニング前12週間以内の症候性帯状疱疹もしくは単純ヘルペス感染の既往又は散在性もしくは合併帯状疱疹感染(例えば、多皮膚、目、もしくはCNS病変)の既往を随時有する。
17.散在性黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)感染の既往。
18.人工補綴がまだその場にある関節補綴の感染の既往。
19.ベースライン前12週間以内の生又は弱毒化ワクチンの投与。
20.治験責任医師の意見による過去2年以内の薬物もしくはアルコール乱用の既往又は現在の薬物もしくはアルコール乱用の証拠。
21.国又は地方の法令に適用される場合、行政又は裁判所からの命令で施設に入所しているという履歴。
22.試験への登録期間中又は試験薬の最後の投与から35日以内に、妊娠中、母乳育児中、又は妊娠計画中である。
23.リスク・ベネフィット評価を複雑にする可能性があるため、治験責任医師の臨床的評価に基づき、対象が試験の不適切な候補になる、不安定な随伴性医学状態又は活動性線維筋痛を含む任意の状態。
24.治験責任医師又は治験依頼者の意見では、対象が試験を終了する可能性が低くなるもしくは試験を終了することができなくなるか、又は試験の手順及び要件に適合する可能性が低くなるもしくは試験の手順及び要件に適合することができなくなる場合がある、任意の状態又は状況。
−ベースライン前12週間以内の重大な失血(>450mL)又は任意の血液製剤の輸血。
−スクリーニング時に中央検査室で行われた以下の実験検査の結果が、以下の基準:
−ヘモグロビン<8.5g/dL(国際単位系[SI]:<85g/L);
−白血球細胞<3.0×103細胞/mm3(SI:<3.0×109細胞/L);
−好中球<1.5×103細胞/mm3(SI:<1.5×109細胞/L);
−リンパ球<0.5×103細胞/mm3(SI:<0.5×109細胞/L);
−血小板<100×103細胞/mm3(SI:<100×109細胞/L);
−アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)又はアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)≧1.5×ULN;
−対象がジルベール病と診断され、かつこれが明確に文書に記録されていない限り、総ビリルビンレベル≧2×ULN;
−コッククロフト・ゴールト式により、クレアチニンクリアランス<40mL/分
のいずれかを満たす。
別途特記されない限り、PsA及び末梢関節炎、乾癬、腱付着部炎、指趾炎、脊椎炎の兆候及び症状、並びに身体機能を推定するための有効性評価は、ベースライン時(1日目)及び第1、2、4、8、12、16週、又は該当する場合、早期中止訪問(EDV)時に実施される。ACR応答基準の個々の要素は、スクリーニング時及び試験の全体を通して得られる。
対象の血清CRPは、試験フローチャートに示されている時点でのhsCRP検査を用いて測定される。ベースライン後CRPの結果は、データベースロックまで治験責任医師及び治験依頼者に対して盲検化される。
プロトコルに記載されている時点で、66関節の各々が腫脹について評価され(SJC66)、68関節の各々が圧痛について評価される(TJC68)。
対象の関節炎疾患活動性の包括的評価は、関節評価を利用できる医師によって行われる(第1.4.2節)。縦線が、視覚的評価スケール(VAS)で、定規を用いて描かれ、mm単位の10-cmライン(末端は「極度の疾患活動性」を示す)上の「疾患活動性なし」のアンカーと印の間の距離は、0〜100のスコアである。
腱付着部炎は、SPARCC腱付着部炎指数を用いて評価される。16の身体部位が触診によって圧痛について評価され、0(圧痛なし)又は1(圧痛あり)でスコアリングされる。全腱付着部炎スコアは、全部位スコアの総和であり、最大16である。スコアが高ければ高いほど、腱付着部炎の負荷は大きい。
指趾炎は、LDIを用いる全ての手指及び足指の大きさ及び圧痛の評価によって評価される。LDIは、リーズダクティロメータを用いて、罹患した指趾の外周と対側手又は対側足の指趾の外周の比を測定する。指趾炎の指趾は、10%の最小差によって定義される。対側指趾も指趾炎である場合、比較を提供するために、人口平均に基づく規範的な値の表が使用される。外周の比に、2成分の圧痛スコア(圧痛なしの場合は0、圧痛ありの場合は1)を乗じる。その後、指趾炎を有する各々の指趾からの結果を合計して、最終的なスコアを出す。
PASIスコアは、乾癬の重症度及び度合いを測定するために使用される。乾癬の代表的な部分が、各々の身体領域(頭、腕、胴、及び脚)について選択される。乾癬の紅斑、硬結、及び落屑の強度は、なし(0)、軽度(1)、中等度(2)、重度(3)、又は極めて重度(4)と評価される。
医師による乾癬の包括的評価は、所与の時点での対象の乾癬病変を全体的に決定するために使用される。対象の乾癬疾患活動性は、0(解消)〜5(重度)の範囲に及ぶ6点スケール(下の1.5.1参照)を用いて、医師によって評価される。
mNAPSIは、爪母乾癬及び爪床乾癬の重症度を評価する(Cassell S.らの文献、「改変された爪乾癬重症度指数:乾癬性関節炎を有する患者における乾癬性爪病変を評価するツールの検証(The modified Nail Psoriasis Severity Index: validation of an instrument to assess psoriatic nail involvement in patients with psoriatic arthritis.)」、J Rheumatol., pp. 34(1):123-9, 2007)。爪母乾癬の特徴としては、陥凹、爪甲白斑、爪半月の赤い斑点、及び爪甲の崩壊が挙げられる。乾癬によって影響を受ける爪床の特徴としては、油滴状の色素異常、爪甲剥離、爪床角質増殖、及び線状出血が挙げられる。
−爪甲剥離及び油滴状(サーモンパッチ)色素異常(一緒に考慮される)
−爪陥凹
−爪甲の崩壊。
−爪甲白斑
−爪半月の赤い斑点
−爪床角質増殖
−線状出血。
対象によるその関節炎疾患活動性の包括的評価は、0〜100mm VASで記録される。縦線が、VASで、定規を用いて描かれ、mm単位の10-cmライン上のこの線の始点と印の間の距離は、0〜100のスコアである。「乾癬性関節炎があなたに影響を及ぼす全ての様式を考慮して、今日の調子はどのくらいですか?」という質問に対して、スコア0は「非常に良い」を示し、100は「非常に悪い」を示す。
患者による乾癬の包括的評価は、「解消」(0点−乾癬なし)〜「重度」(4点)の範囲に及ぶ5つのカテゴリースケールを用いて、特定の時点における乾癬関連皮膚疾患の全体的な度合いを評価するために使用される単一項目の患者記入式評価である。
患者による疼痛の評価は、「あなたが今日、乾癬性関節炎によって経験した最大の疼痛を水平線の端から端までの間で垂直記号( | )で示してください」という質問の後、「疼痛なし」〜「耐え難い疼痛」の範囲に及ぶ0〜100mm VASを用いて行われる。0から患者の印までの線の長さが記録される。この評価は、関節検査の前に終了されるべきである。この疼痛スコアは、ACR20/50/70を得るためにも使用される。
HAQ-DIは、対象の自己評価による身体機能又は障害をモニタリングするために使用される。この20の質問文書は、ある人が8つの機能領域(衣服の着脱、起立、食事、歩行、睡眠、衛生、届く範囲、握力、家事と雑用)における課題を達成する際に有する困難の度合いを評価する。応答は、困難なしを示す0からその領域で課題を行うことができないこと示す3までの4点リッカートスケールでスコアリングされる。補助/装置又は他人からの手助けの必要性も記録される。HAQ-DIの合計スコアは、0〜3の範囲であり、より高いスコアは、より大きな機能不全を示している。
患者によって報告される対象の疾患活動性は、BASDAIを用いて評価される(Sieper J.らの文献、「国際脊椎関節炎評価学会(ASAS)ハンドブック:脊椎関節炎を評価するための指針(The Assessment of SpondyloArthritis international Society (ASAS) handbook: a guide to assess spondyloarthritis.)」、Ann Rheum Dis., pp. 68 Suppl 2:ii1-44, 2009)。これは、項目が0〜10のNRSで記録される6項目の指数(疲労、脊椎疼痛、末梢関節炎、腱付着部炎、朝のこわばりの強度及び持続期間)である。合計スコアは0〜10の範囲であり、4以上のスコアは、準最適な疾患の管理を示唆する。
対象は、各々の試験訪問日に、番号が付いた間隔(整数)を有する視覚的評価スケールを用いて掻痒の評価を記入するように依頼される。対象は、その期間中に経験した掻痒の最も重度の発作の24時間の回顧期間に基づいて、掻痒の強度を評価する。対象は、その掻痒を0(掻痒なし)〜10(考えられる最悪の掻痒)のスケールで評価するように依頼される。
FACIT-疲労スケール(バージョン4)は、過去1週間にわたるその通常の日常活動中の個人の疲労のレベルを測定する。これは、0が「全く疲れがない」を示し、4が「非常に疲れている」を示す5点リッカートスケールでの7日の回顧期間を有する13の質問からなる。合計スコアは、0〜52の範囲である。スコアが高ければ高いほど、生活の質はより良好である。
対象の健康関連の生活の質は、1週間の回顧期間を有するSF-36(バージョン2、SF-36v2(登録商標)健康調査)を用いて評価される。これは、2つの構成要素中の8つの領域に属する36の質問からなる。:
−身体的幸福: 4領域:身体機能(10項目)、日常役割機能(4項目)、身体的疼痛(2項目)、及び全体的健康感(5項目)。
−精神的幸福: 4領域:活力(4項目)、社会的機能(2項目)、精神に関する日常役割機能(3項目)、及び心の健康(5項目)。
PsAID質問票は、人の生命に対するPsAの影響を評価する。現在の試験のために、臨床試験用のEULAR PsAID質問票PsAID9が使用される。これは、各々の項目が0〜10でスコアリングされる9項目の質問票である。全ての項目は、それが表す健康領域の重要性に応じて、優先順位を付けられる。各々の領域の重みは、合計PsAIDスコアで考慮される。PsAIDでのスコアがより高いことは、疾患の影響がより大きいことを示す。10のうち4未満のスコアは、患者に受け入れ可能な状況とみなされる。3以上の点数の変化は、関連性のある絶対的な変化とみなされる。
(1.5.1. ACR20/50/70)
末梢関節炎の兆候及び症状は、ACR20/50/70を用いて測定される。ACR応答は、複数の疾患評価基準における改善の測定である。
−患者による疾患活動性の包括的評価(0〜100mm VAS)
−医師による疾患活動性の包括的評価(0〜100mm VAS)
−患者によるPsA疼痛強度の包括的評価(0〜100mm VAS)
−HAQ-DIによって測定される患者による身体機能の評価
−mg/dL又はmg/L単位のCRP
のうちの3つ以上における少なくとも20%の改善と定義される。
表1−ACR20
PsAにおける疾患活動性は、疾患寛解を示すための尺度であるMDAを用いて測定される。MDAは、7つの領域の合成スコアに基づいている。7つの以下の基準のうちの5つが満たされる場合、患者は、MDAを達成していると分類される:
−TJC68≦1
−SJC66≦1
−PASI≦1又はBSA≦3%
−患者によるPsA疼痛強度の包括的評価スコア≦15(0〜100mm VAS)
−患者による疾患活動性の包括的評価≦20(0〜100mm VAS)
−HAQ-DI≦0.5
−SPARCC腱付着部炎指数≦1
表4−MDA
頭(h)、上肢(u)、胴(t)、及び下肢(l)という4つの疾患部位は、その各々が0〜4の重症度スケール(0=なし、1=軽度、2=中等度、3=重度、及び4=極めて重度)で等級付けられる紅斑(E)、硬結(I)、及び落屑(D)という3つのパラメータを使用することにより、別々にスコアリングされる(第1.4.6節)。障害部位の面積式(area-wise)障害率は: 1=10%未満の面積; 2=10〜29%; 3=30〜49%; 4=50〜69%; 5=70〜89%;及び6=90%超と計算される。PASIスコアの最終的な式は、以下のものである:
−ベースラインからのPASI変化
−PASIの50%改善(PASI50)
−PASIの75%改善(PASI75)
−PASIの90%改善(PASI90)
−PASIの100%改善又は全ての疾患の完全消散(PASI100)
表5−PASI
腱付着部炎は、SPARCC腱付着部炎指数及びリーズ腱付着部炎指数(LEI)を用いて評価される。腱付着部炎パラメータは、ベースライン時に腱付着部炎(LEI>0)を有する対象の亜集団でのみ解析される。解析は、ベースラインからの変化に重点を置いている。
表7−LEIスコア(ベースラインからの変化)
HAQ-DIは、0〜3のスケールでスコアリングされ、ベースラインからの変化が報告される。ベースラインと比較した少なくとも0.22ポイントの減少は、臨床的に意義があるとみなされる。
HAQ-DI
Claims (15)
- 前記化合物が1日に1回(q.d.)又は2回(b.i.d.)投与される、請求項1記載の使用のための化合物。
- 前記化合物が、少なくとも1、2、3、4、6、8、10、12、又は16週間の期間投与される、請求項1又は2記載の使用のための化合物。
- 前記治療が、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%のACR20によって特徴付けられる治療効果を誘導する、請求項1、2、又は3記載の使用のための化合物。
- 前記治療が、少なくとも40%、少なくとも41%、少なくとも42%、少なくとも43%、少なくとも44%、少なくとも45%のACR50によって特徴付けられる治療効果を誘導する、請求項1、2、又は3記載の使用のための化合物。
- 前記乾癬性関節炎と診断された患者が腱付着部炎の臨床兆候及び症状を示す、請求項1〜5のいずれか一項記載の使用のための化合物。
- 前記乾癬性関節炎と診断された患者が、0を上回るか、0.5を上回るか、又は1.0を上回るリーズ腱付着部炎指数(LEI)スコアを有する、請求項1〜6のいずれか一項記載の使用のための化合物。
- 前記治療が、少なくとも0.8、少なくとも0.9、少なくとも1.0、少なくとも1.1、少なくとも1.2、少なくとも1.3、少なくとも1.4、少なくとも1.5、少なくとも1.6、少なくとも1.7、少なくとも1.8、又は少なくとも1.9のLEIスコアの低下によって特徴付けられる治療効果を誘導する、請求項6又は7記載の使用のための化合物。
- 前記治療が、少なくとも0.35、少なくとも少なくとも0.40、少なくとも0.43、少なくとも0.44、少なくとも0.45、少なくとも0.46、少なくとも0.47、少なくとも0.48、少なくとも0.49、少なくとも0.50、少なくとも0.51、少なくとも0.52、少なくとも0.53、少なくとも0.54、少なくとも0.55、又は少なくとも0.57のHAQ-DIスコアの低下によって特徴付けられる治療効果を誘導する、請求項1〜8のいずれか一項記載の使用のための化合物。
- 前記治療効果が前記治療の第12週で見られる、請求項4、5、又は8記載の使用のための化合物。
- 前記治療効果が前記治療の第16週で見られる、請求項4、5、又は8記載の使用のための化合物。
- 前記乾癬性関節炎と診断された患者が3%を超えるBSA乾癬を示す、請求項1〜6のいずれか一項記載の使用のための化合物。
- 前記患者が乾癬性関節炎の任意の追加治療を同時に受けないか、又は該患者が任意の抗TNF治療を同時に受けない、請求項1〜11のいずれか一項記載の使用のための化合物。
- 前記患者が抗TNF治療を一度も受けたことがない、請求項1〜11のいずれか一項記載の使用のための化合物。
- 前記患者が事前の抗TNF治療に対して不十分な応答を有した、請求項1〜11のいずれか一項記載の使用のための化合物。
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