JP2021520940A - ユーザーにパーソナライズされた口腔ケアフィードバックを提供するためのシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
口腔ケアデバイスの使用セッション後にユーザーに視覚フィードバックを提供するための口腔ケアシステム及び方法。システムは、ユーザーの口腔衛生を表す長期的パラメータに関連した口腔ケアデバイスを使用した使用セッション中のデータを収集するように構成されたセンサーモジュールを含む。メモリモジュールは、データを記憶するように構成される。データ解釈モジュールは、メモリモジュールから履歴使用データを入手するように、及び、長期的パラメータの各々に関連して履歴データからの口腔衛生値を定量化するように構成される。判断モジュールは、口腔衛生値を基準値の集合と比較するように構成される。制御装置は、判断モジュールの出力に基づいて制御信号を生成するように構成される。口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールは、制御信号に従って動作するように構成される。
Description
[0001] 本開示は、一般に、口腔ケアシステム及び方法に関し、より詳細には、ユーザーにパーソナライズされた口腔ケアフィードバックを提供するシステム及び方法に関する。
[0002] 良い口腔ケア習慣を身につけること、及び維持することは口腔衛生と全身の健康との両方に重要である。しかし、医療専門家からの多くの提言にもかかわらず、口腔ケア処置計画に従ったスマート口腔ケア製品(例えば、ネットワーク接続された、又はインターネット接続された歯ブラシ)を介した専属的な指導は、多くの消費者にとって課題であり続けている。例えば、専門的な提言の影響は多くの場合、歯科医院に行った後、短期間で薄れてゆくものであり、現在利用可能なスマート口腔ケア製品はこれらのデバイスのユーザーに、特別な手順又は口腔ケア自体に無関係な特別な行動を実施すること(例えば、ユーザーの口腔ケアデバイスにペアリングされたスマートフォンにインストールされたアプリケーションを使用すること)を要求する。
[0003] したがって、ユーザーの良い口腔ケア習慣を円滑化する口腔ケアシステム及び方法に関して当技術分野において引き続き必要性が存在する。
[0004] 本開示は、ユーザーにパーソナライズされたフィードバックを提供するための本発明の口腔ケアシステム及び方法に関する。口腔ケアシステムは、ユーザーに対する1つ又は複数の口腔ケア機能(例えば、ブラッシング、フロス、口内洗浄など)を提供するように構成された口腔ケアデバイスを含む。口腔ケアデバイスは、制御装置により送信された制御信号に応答して異なる動作特性(例えば、色、パターン、シンボルなど)に従って動作するように構成された、例えば1つ又は複数の光源といった、視覚フィードバックモジュールを更に含む。
[0005] 制御装置は、例えば、カバレッジ、セッション持続期間、毎日/毎週の使用回数、適用されるブラッシング力などの、口腔ケアデバイスを使用している間のユーザーの口腔衛生を表す、又は示す1つ又は複数の長期的パラメータに関連したデータを収集するように構成された1つ又は複数のセンサーモジュールを含む。口腔衛生を表す1つ又は複数の値が、収集されたデータから定量化される。定量化された口腔衛生値が、1つ又は複数の基準値の集合との一致性又は順守性のために比較される(例えば、定量化された口腔衛生値が期待される範囲内に入っているか、又は、良い口腔衛生を示した期待される閾値、及び/又は、選択された口腔ケア処置計画を順守している期待される閾値より高い/低いかを判定される)。視覚フィードバックモジュールのための制御信号は、基準値との一致度に基づいて生成される。有益には、視覚フィードバックモジュールの動作は、各使用セッション後に自動的に更新され、このことが、口腔ケア自体に無関係な特別な手順又は行動によりユーザーの既存の口腔ケアルーチンを邪魔することなく、ユーザーの口腔衛生又は口腔ケア習慣のスナップショット又は概観を、ユーザーが迅速に、及び一貫性を伴って見ることを可能にする。
[0006] 概して、一態様において、口腔ケアシステムが提供される。口腔ケアシステムは、口腔ケアデバイスと、ユーザーの口腔衛生を表す1つ又は複数の長期的パラメータに関連した、口腔ケアデバイスを使用した使用セッション中のデータを収集するように構成されたセンサーモジュールと、データを記憶するように構成されたメモリモジュールと、メモリモジュールから履歴使用データを入手するように、及び、1つ又は複数の長期的パラメータの各々に関連して、履歴使用データからの1つ又は複数の口腔衛生値を定量化するように構成されたデータ解釈モジュールと、1つ又は複数の衛生値を1つ又は複数の基準値の集合と比較するように構成された判断モジュールと、判断モジュールの出力に基づいて制御信号を生成するように構成された制御装置と、制御信号に従って動作するように構成された口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールとを含む。
[0007] 一実施形態によると、1つ又は複数の長期的パラメータは、複数の長期的パラメータを含み、1つ又は複数の口腔衛生値は、複数の口腔衛生値を含み、データ解釈モジュールは、長期的パラメータの各々に対する口腔衛生値のうちの1つを定量化するように構成される。
[0008] 一実施形態によると、制御装置は複数の制御信号を生成するように構成され、制御信号のうちの1つが口腔衛生値の各々に関連して生成され、視覚フィードバックモジュールが制御信号の各々を使用して独立して制御可能な別々の要素を含む。
[0009] 一実施形態によると、視覚フィードバックモジュールは、1つ又は複数の光源を含む。
[0010] 一実施形態によると、制御信号は、判断モジュールの出力が1つ又は複数の基準値の集合に対する1つ又は複数の口腔衛生値の十分な一致度に関連している場合、第1の動作特性集合を使用して動作させられるように、及び、判断モジュールの出力が1つ又は複数の基準値の集合に対する1つ又は複数の口腔衛生値の不十分な一致度に関連している場合、第2の動作特性集合を使用して動作させられるように、1つ又は複数の光源に指示する。
[0011] 一実施形態によると、第1の動作特性及び第2の動作特性が、照明光源の異なる色、パターン、強度、数、又は、前述のもののうちの少なくとも1つを含む組合せを含む。
[0012] 一実施形態によると、基準値の集合が、少なくとも1つの閾値又は値の範囲を含む。
[0013] 一実施形態によると、各使用セッション中に収集されたデータは、その使用セッションに関連したデータ集合により構成される。
[0014] 一実施形態によると、1つ又は複数の口腔衛生値は、複数の口腔衛生値を含み、制御装置は、データ集合の各々に対して口腔衛生値のうちの1つを定量化するように構成される。
[0015] 一実施形態によると、履歴使用データは、直近の使用セッションと、一緒に集められた少なくとも1つの以前の使用セッションとを含む。
[0016] 一実施形態によると、システムは、口腔ケアデバイスと通信するリモートデバイスを更に備え、リモートデバイスは、制御装置を少なくとも部分的に備える。
[0017] 一実施形態によると、口腔ケアデバイスは、主本体、ワークピース、充電ステーション、又はこれらのうちの少なくとも1つを含む組合せを含む。
[0018] 概して一態様において、口腔ケアデバイスが提供される。口腔ケアデバイスは、ユーザーの口腔衛生を表す長期的パラメータに関連した、口腔ケアデバイスを使用した使用セッション中のデータを収集するように構成されたセンサーモジュールと、データを記憶するように構成されたメモリモジュールと、口腔ケアデバイスの各使用セッションの後に、自動的に、直近の使用セッションと少なくとも1つの以前の使用セッションとに対するデータを入手することと、入手されたデータからの長期的パラメータの口腔衛生値を定量化することと、口腔衛生値と1つ又は複数の基準値の集合との比較を実施することと、比較に基づいて制御信号を生成することとを行うように構成された制御装置と、制御信号に従って動作するように構成された口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールとを含む。
[0019] 概して一態様において、口腔ケアデバイスのユーザーに視覚フィードバックを提供する方法が提供される。本方法は、口腔ケアデバイスの使用セッション中にデータを収集するステップであって、データが、ユーザーの口腔衛生を表す長期的パラメータに関連している、収集するステップと、メモリモジュールにデータを記憶するステップと、メモリモジュールから履歴使用データを入手するステップと、入手されたデータからの長期的パラメータの口腔衛生値を定量化するステップと、口腔衛生値を1つ又は複数の基準値の集合と比較するステップと、比較するステップに基づいて制御信号を生成するステップと、制御信号に従って口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールを動作させるステップと、を有し、受信するステップと、定量化するステップと、比較するステップと、生成するステップとのうちの1つ又は複数が、口腔ケアデバイスの使用セッション後に自動的に行われる。
[0020] 一実施形態によると、生成するステップは、複数の制御信号を生成することを有し、視覚フィードバックモジュールは、複数の別々の要素を含み、動作させるステップは、制御信号のうちの異なるものに従って視覚フィードバックモジュールの別々の要素の各々を別々に制御することを有する。
[0021] 前述の概念及び以下で更に詳細に説明される追加的な概念のすべての組合せが(このような概念が相互に矛盾を生じないことを条件として)本明細書において開示されている本発明の主題の一部であると想定されることが理解されなければならない。特に、本開示の末尾に現れている請求項に記載された主題のすべての組合せが、本明細書において開示されている本発明の主題の一部であると想定される。参照により組み込まれる任意の開示にも現れる本明細書において明示的に使用される用語は、本明細書において開示されている特定の概念に最も整合する意味が与えられなければならないことも理解されなければならない。
[0022] 図面において、同様の参照符号は、異なる図面にわたり全般的に同じ部分を表す。更に、図は一定の縮尺とは限らず、代わりに全般的に本発明の原理を示すことに重点が置かれている。
[0028] 本開示は、ユーザーの口腔ケア使用セッションを自動的に評価するための、及び、経時的にユーザーの口腔衛生に関連した視覚フィードバックを提供するためのシステム及び方法の様々な実施形態について説明する。より概括的には、ユーザーの口腔衛生及び習慣に対するパーソナライズされたフィードバックを提供するためのシステム及び方法を提供することが有益であることを出願人は認識し、理解した。本開示の特定の実施形態の使用の特定の目標は、口腔ケア自体に無関係な特別な手順又は特別な行動を実施することをユーザーに要求することなく、経時的にユーザーの口腔衛生に関連したフィードバックをユーザーに自動的に提供することである。
[0029] 以上の観点から、様々な実施形態及び実施態様は、ユーザーにパーソナライズされたフィードバックを提供するための口腔ケアシステム及び方法に関連している。口腔ケアシステムは、ユーザーに対する1つ又は複数の口腔ケア機能(例えば、ブラッシング、フロス、口内洗浄など)を提供するように構成された口腔ケアデバイスを含む。口腔ケアデバイスは、制御装置により送信された制御信号に応答して異なる動作特性(例えば、色、パターン、シンボルなど)に従って動作するように構成された、例えば1つ又は複数の光源といった、視覚フィードバックモジュールを更に含む。
[0030] 制御装置は、例えば、カバレッジ、セッション持続期間、毎日/毎週の使用回数、適用されるブラッシング力などの、口腔ケアデバイスを使用している間のユーザーの口腔衛生を表す、又は示す1つ又は複数の長期的パラメータに関連したデータを収集するように構成された1つ又は複数のセンサーモジュールを含む。口腔衛生を表す1つ又は複数の値は、収集されたデータから定量化される。定量化された口腔衛生値は、1つ又は複数の基準値の集合との一致性又は順守性のために比較される(例えば、定量化された口腔衛生値が期待される範囲内に入っているか、又は、良い口腔衛生を示す期待される閾値、及び/又は、選択された口腔ケア処置計画を順守した期待される閾値より高いか/低いかが判定される)。視覚フィードバックモジュールのための制御信号は、基準値との一致度に基づいて生成される。有益には、視覚フィードバックモジュールの動作は各使用セッションの後に自動的に更新され、このことが、口腔ケア自体に無関係な特別な手順又は行動によりユーザーの既存の口腔ケアルーチンを邪魔することなく、ユーザーが、ユーザーの口腔衛生及び習慣のスナップショット又は概観を迅速に、及び一貫性を伴って見ることを可能にする。
[0031] 図1を参照すると、口腔ケアデバイス12と、制御装置14と、リモートデバイス15とを含む口腔ケアシステム10が示される。口腔ケアデバイス12は主本体16を含み、充電ステーション(又はベース)18及び/又はワークピース20を更に含む。示される実施形態において、口腔ケアデバイス12は電動歯ブラシ組立体の形態をとり、ワークピース20は主本体16に取り外し可能に装着可能なブラシヘッドとして提供される。この例において、主本体16は、ユーザー入力に応答して主本体16及び/又はワークピース20の事前にプログラムされた動作をもたらすように構成された、例えば口腔ケアデバイス12が主本体16における電源ボタンにより起動されたときにブラシヘッドの振動又は他のブラッシング動作をもたらすように構成された、モーター、ドライブトレイン、電池、及び、他のソフトウェア及びハードウェア要素を含む。他の実施形態において、口腔ケアデバイス12が、口内洗浄器、電気フロスデバイス、又は他の口腔ケアデバイスであってよいことが理解される。ワークピース20は、様々な異なる口腔ケア手順又は機能を可能にするための、主本体16に永久的に装着された、又は取り外し可能に装着可能な様々な異なる形態をとってよい(例えば、ワークピース20は、フロス又は洗浄ノズル、舌クリーナー、歯ブラシヘッド、又はこれらの機能のうちの1つ又は複数の組合せなどを含んでよい)。
[0032] 制御装置14は、例えば(主本体16、充電ステーション18、ワークピース20のうちの任意のものを含む)口腔ケアデバイス12、リモートデバイス15などの、システム10のコンポーネントの任意の組合せに含まれてよい。例えば、口腔ケアデバイス12及びリモートデバイス15は、本明細書において説明されている制御装置14を一緒に形成する、別々の制御装置又はコンピューティングリソースを含んでよい。言い換えると、コンピューティングコンポーネントは、それらのコンピューティングコンポーネントがシステム10のコンポーネントに組み込まれているか、又はシステム10のコンポーネントに関連して構成されているかにかかわらず、又は、それらのコンピューティングコンポーネントがシステム10のどのコンポーネントに組み込まれているか、又は、システム10のどのコンポーネントに関連して構成されているかにかかわらず、制御装置14の一部とみなされ得る。
[0033] 制御装置14は、プロセッサ22、メモリモジュール24、及び/又は通信モジュール26を含む。プロセッサ22は、ソフトウェア命令を実行するように構成された、例えば、マイクロ制御装置、複数のマイクロ制御装置、回路、単一のプロセッサ又は複数のプロセッサといった、任意の適切な形態をとってよい。メモリモジュール24は、揮発性メモリ、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、又は、不揮発性メモリ、例えば読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、又は他のデータ記憶媒体を含む任意の適切な1つ又は複数の形態をとってよい。メモリモジュール24は、その動作中におけるデータの一時的な記憶のためにプロセッサ22により使用されてよい。データ及びソフトウェア、例えば、本方法を実施するために、及び本明細書において説明されている機能を提供するために必要なアルゴリズム又はソフトウェア、及び、オペレーティングシステム、ファームウェア、又は他のアプリケーションが、メモリモジュール24にインストールされてよい。通信モジュール26はシステム10のコンポーネント間の通信を可能にするように配置されている。通信モジュール26は、Wi−Fi(例えばIEEE 802.11)、Bluetooth、セルラー、Ethernet、Zigbeeなどを包含するがこれらに限定されない技術を使用した、有線又は無線通信信号の送信及び/又は受信を可能にすることが可能な任意のモジュール、デバイス、又は手段であってよい。
[0034] 示される実施形態では、リモートデバイス15はスマートフォンの形態をとるが、リモートデバイス15は、口腔ケアデバイス12の1つ又は複数のコンポーネントと(例えば通信モジュール26を介して)データ通信が可能な任意のコンピューティングデバイスであってよいことが理解される。例えば、リモートデバイス15は、コンピュータ、ラップトップ、タブレット、モバイルコンピューティングデバイス、サーバー、ゲートウェイ、ネットワークノード、インターネット又はクラウド実装コンピューティングリソースなどであってよく、又はこれらを含んでよい。上述のように、リモートデバイス15は、一緒に制御装置14を構成する口腔ケアデバイス12からのコンピューティングリソースとともに使用される、リモートデバイス15自体の制御装置又はコンピューティングリソースを含んでよい。
[0035] 制御装置14は、ユーザーの口腔衛生を示す異なるパラメータに関連したデータを、口腔ケアデバイス12を使用している間、使用セッション中に収集するように構成されたセンサーモジュール28を更に含む。パラメータが経時的に繰り返し、及び/又は連続的に収集されるという点、及び、例えばメモリモジュール24に履歴使用データとして記憶されるという点において、パラメータは「長期的」パラメータとみなされ得る。制御装置14は、ユーザーの口腔衛生を定量化する(例えば、収集されたデータを対象物、ベースライン、及び/又は基準値の集合と比較することにより、ユーザーの口腔衛生の1つ又は複数のパラメータを表す数値を特定する)ために、収集されたデータを使用する(例えば、メモリモジュール24に記憶され、及びプロセッサ22により分析される)。センサーモジュール28、収集されたデータ、パラメータ、及び定量化されたユーザー口腔衛生値の例が、特に図3〜図4に関連して以下で更に詳細に説明される。
[0036] 口腔ケアデバイス12は、以下で更に詳細に説明される、ある期間にわたるユーザーの定量化された口腔衛生値を表す、又は示す何らかの要素又は特徴(例えば、形状、シンボル、色、グラフィック、語句など)を表示するように構成された視覚フィードバックモジュール30を更に含む。この目的を達成するために、視覚フィードバックモジュール30は、システム10により特定されたユーザーの全体的な健康ステータス又はスコアの、一定の迅速かつ簡単に見られる標示を提供することが意図される。例えば、視覚フィードバックモジュール30は、口腔ケアデバイス12の主本体16に照らされた部分32を含むものとして図1に示される。例えば、照らされた部分32は、1つ又は複数の異なる色又はパターンにより1つ又は複数のLED又は他の光源により選択的に照らされる。視覚フィードバックモジュール30は、LED及び他の光源の使用を円滑化するために、口腔ケアデバイス12に窓又は他の半透過性要素を含む(例えば、部分32が窓として、又は窓とともに構成される)。視覚フィードバックモジュール30は、ユーザーにより容易に視認可能な口腔ケアデバイス12の任意のコンポーネント、例えば、主本体16、充電ステーション18、ワークピース20などに含まれる。代替的に、又は追加的に、リモートデバイス15は、視覚フィードバックモジュール30を含む。当業者は、他の形状、サイズ、語句、色、グラフィック、シンボルなどが、視覚フィードバックモジュール30に対する異なる実施形態により使用され得ることを理解する。例えば、図2は、主本体16’の視覚フィードバックモジュール30’が、本明細書において説明されている方法により照らし、及び/又は照らされるように構成された(例えば星のような形の)アイコン34を含む代替的な実施形態を示す。
[0037] 制御装置14に対する一実施形態が図3に示される。この実施形態において、制御装置14は、メモリモジュール24、通信モジュール26、センサーモジュール28、視覚フィードバックモジュール30、データ解釈モジュール36、及び判断モジュール38を含む。メモリモジュール24はここまでに説明されており、現在のデータ(すなわち、直近の使用セッションからのデータ)、及び、履歴データ(すなわち、以前の使用セッションからのデータ)を含む、センサーモジュール28により収集されたデータを記憶するように構成される。通信モジュール26もここまでに説明されており、システム10の他のコンポーネントのうちの任意のものと通信するために制御装置14により、及び/又は、制御装置14の様々なコンポーネントが互いに通信するために使用される。データ解釈モジュール36及び判断モジュール38のうちの一方又は両方が、プロセッサ22により実施される。例えば、モジュール36及び38は、プロセッサ22により実行される異なるアルゴリズムを含む。代替的に、モジュール36及び/又は38は、プロセッサ22から独立した制御装置14に含まれる指定されたハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントを使用して実施される。
[0038] 最終的に、図3に示される制御装置14の目的は、視覚フィードバックモジュール30の動作を制御するための制御信号を提供することである。以下で更に詳細に説明されるように、センサーモジュール28により収集されたデータが経時的に記憶される。口腔ケアデバイス12を使用しているときのユーザーの口腔衛生を表す、又は示す1つ又は複数のパラメータ(「口腔衛生値」又は「定量化された口腔衛生値」)を定量化するために、記憶された(履歴の、及び現在のセッションに対する)データがデータ解釈モジュール36により分析され、判断モジュール38が定量化された口腔衛生値を1つ又は複数の基準値の集合と比較し、出力が制御信号を生成するために使用される。この手法により、視覚フィードバックモジュール30の動作は、ユーザーの全体的な口腔衛生及び/又は口腔ケア習慣に関する情報(例えば、ユーザーが口腔ケアデバイス12を適切に使用しているか否か、口腔ケアデバイス12を使用した口腔ケア処置計画に従っているか否か、及び/又は、ユーザーが口腔ケアデバイス12をどの程度適切に使用しているか、口腔ケアデバイス12を使用した口腔ケア処置計画にどの程度従っているか、など)をユーザーに迅速に伝達するために有益に使用され得る。視覚フィードバックモジュール30が口腔ケアデバイス12のユーザーに対する更新されたフィードバックを表示するために、各使用セッションが終了した後に制御信号が自動的に生成され得る。有益には、制御信号に対する自動更新、及び、フィードバックモジュール30の視覚特性は、ユーザーの典型的な口腔ケアルーチンに基づいて(すなわち、無関係な手順又は行動を実施することをユーザーに要求することなく)、口腔ケアデバイス12がユーザーの全体的なブラッシング習慣又は口腔衛生の概観を提供することを可能にする。
[0039] センサーモジュール28は、口腔ケアデバイス12を使用した使用セッションの結果としてユーザーの口腔衛生を表す、又は示す1つ又は複数のパラメータに関連したデータを収集するために使用される任意の検出技術、プロトコル、種類、又はモダリティを含む。例えば、使用中における口腔ケアデバイス12の動きを測定するための、主本体16又はワークピース20に組み込まれた慣性測定ユニット(IMU)又は接近センサーといったセンサーモジュール28が口腔ケアデバイス12のコンポーネントに組み込まれる。センサーモジュール28は、追加的に、又は代替的に、口腔ケアデバイスの外部にあってよく、例えば、リモートデバイス15に含まれ、例えば、使用セッション中に口腔ケアデバイス12又はユーザーの頭部の位置を追跡するように構成されたスマートフォンのカメラである。
[0040] 一実施形態において、センサーモジュール28は、口腔ケアデバイス12が使用された、例えば電源をオンにした回数を計数するカウンターを含む。一実施形態において、センサーモジュール28は、口腔ケアデバイス12の使用期間に関連したデータを収集するために、クロック、タイマー、又は時間センサーを含む。一実施形態において、センサーモジュール28はユーザーの歯又は組織に対して口腔ケアデバイス12により(例えばワークピース20により)印加される圧力に関連したデータを収集するように構成された力センサーを含む。一実施形態において、センサーモジュール28は、使用セッション中の口腔ケアデバイス12及び/又はユーザーの動きに関連したデータを収集するための運動センサー(例えばIMU)又は光センサー(例えばスマートフォンカメラ)を含む。
[0041] データ解釈モジュール36は、センサーモジュール28から収集されたデータを(例えば、収集されたデータが収集後にメモリモジュール24により記憶される場合、メモリモジュール24から直接的に、又は間接的に)受信するように構成される。制御装置14が(例えば、口腔ケア処置計画に対するユーザーの順守性を介して)ユーザーの全体的な健康を伝達する視覚フィードバックモジュール30のための制御信号を生成するために、データ解釈モジュール36により受信されたデータは履歴データ、すなわち、1つ又は複数の以前の使用セッションに対応したデータを含む。例えば、収集されたデータが一緒に集められた場合、この集められたデータ(又はその一部)は、データ解釈モジュール36に送信され、全体的に分析される。データは(集められたか否かに関わらず)、それが日付順にソートされること、及び、例えば傾向について分析されることを可能にし、及び/又は、より最近の履歴データが識別されることを可能にするために、タイムスタンプを付される。一実施形態において、特定の日より古いデータが削除され、又は、特定の日より最近のデータのみ(例えば過去3か月、6か月、1年、又は何らかの他の期間内からのデータのみ)が使用される。別の実施形態において、各使用セッションからのデータが関連付けられ、各使用セッションに対してデータ解釈モジュール36により別々の解釈が行われる。一実施形態において、データが個々の使用セッションに関連しており、次に、複数の使用セッションからのデータがデータ解釈モジュール36により受信され、一緒に分析される。
[0042] データ解釈モジュール36は、経時的に使用セッションの結果としてユーザーの口腔衛生を特徴付ける1つ又は複数のパラメータを定量化するために、収集されたデータを使用するように構成される。データ解釈モジュール36は、より正確な、又はより高いレベルの特定をするために、異なるセンサーの組合せからのデータを融合する。例えば、データ解釈モジュール36は、使用セッション中に使用の「カバレッジ」(すなわち、口腔ケアデバイス12のワークピース20が動かされた先のユーザーの口の位置、ワークピース20が各位置にどれくらいの時間存在したか、及び、口腔ケアデバイス12のワークピース20が各位置においてどの角度で配向されたか)を特定するために複数の異なるセンサーを必要とする。一実施形態において、使用セッションのカバレッジは、口腔ケアデバイス12の絶対位置を特定するための、例えば組み込まれたIMUといった、動きセンサー、及び、口腔ケアデバイスに対するユーザーの頭部の相対運動を考慮するための、光学又は接近センサー、例えば赤外線接近センサー、又はスマートフォンのカメラを使用することにより把握され得るユーザーに対する口腔ケアデバイス12の相対位置から少なくとも部分的に特定される。
[0043] 下記の表1はセンサーモジュール28からの生データを、様々な異なるセンサータイプに対して使用可能な解釈(すなわち、定量化された値)に変換するために使用され得るデータ解釈の例を提示している。表1の例は網羅的ではなく、したがって、本明細書における例及び本開示に基づいて、他のデータの種類に関連して作られ得る他のデータ解釈を当業者が理解することが理解される。
[0044] 判断モジュール38は、ここまでに説明されているように、データ解釈モジュール36により生成された定量化された口腔衛生値を、1つ又は複数の基準値の集合と比較するように構成される。基準値の集合は、ユーザーの良い口腔衛生を示すように示される、理解される、想定される、及び/又は推定されるものであるように選択され得る。したがって、基準値の集合は、ユーザーが口腔ケアデバイス12を適切に使用している場合に、(データ解釈モジュール36により特定された)定量化された口腔衛生値が合致する、又は一致すると想定される、知られた、又は確立されたベースライン、閾値、及び/又は範囲を含む。センサーモジュール28により収集された、又は、リモートデバイス15から送信された、及び/又は、通信モジュール26により別様に入手された履歴データから導出された基準値が、口腔ケアデバイス12又は制御装置14に(例えばメモリモジュール24に)ハードコードされてよい。基準値は、口腔ケアデバイス12の製造業者により、ユーザーにより、又は歯科衛生専門家などにより設定される。
[0045] 一実施形態において、判断モジュール38は、(例えばメモリモジュール24からの)基準値の集合及び(例えばデータ解釈モジュール36からの)定量化された口腔衛生値を入力として受信するように、及び、定量化された口腔衛生値を基準値の集合と比較するように構成された、比較器又はアルゴリズムを含む。一実施形態において、基準値の集合は1つ又は複数の範囲を含み、定量化された口腔衛生値が対応する範囲の各々に入るか否かを判定するために、定量化された口腔衛生値が比較される。一実施形態において、基準値の集合は1つ又は複数の閾値を含み、及び定量化された口腔衛生値が閾値より大きい、及び/又は閾値未満か否かを判定するために、定量化された口腔衛生値が比較される。
[0046] 一実施形態において、センサーモジュール28はカウンターを含み、データ解釈モジュール36は、例えば歯ブラシの形態をとる口腔ケアデバイス12が使用される1日当たりの回数をカウンターから特定する。この例において、基準値の集合が1日当たりの必要な回数に対して「2」の閾値を含み、それにより判断モジュール38が値「2」を、データ解釈モジュール36からの定量化された口腔衛生値と比較するように構成される。判断モジュール38は、二進出力(例えば、定量化された口腔衛生値の各々が基準値の集合により表された範囲内に入るか否か)、又は段階的な出力を生成する(例えば、1日2回未満のブラッシングは「不十分」と識別されて、視覚フィードバックモジュールが赤色光を表示することをもたらし、1日2回ブラッシングすることは「良い」と識別されて、青色光をもたらし、1日3回ブラッシングすることは「素晴らしい」と識別されて、緑色光をもたらす)。当業者はこれが非限定的な一例にすぎないこと、及び、判断モジュール38が多くの異なる口腔衛生パラメータの達成又は不足の程度を評価するために使用されてよいことを認識する。
[0047] (非限定的であるとも理解される)判断モジュール38を使用する制御装置14により使用され得る判断の追加的な例を提供するために、表2が下記に含まれる。下記のように列記された「二進値」の比較の各々に対して、各口腔衛生パラメータに対して、基準値の複数の異なる範囲の各々に対して複数の二進値比較が行われ得ることが理解される(例えば、第1の範囲が「不十分な」口腔衛生を示し、第2の範囲が「適切な」口腔衛生示し、第3の範囲が「良い」口腔衛生を示すなど)。
[0048] データ解釈モジュール36と同様に、ユーザーに対して全体的な口腔衛生ステータスを表すために視覚フィードバックモジュール30に制御信号が送信されるように、判断モジュール38に対する入力は、履歴データに関連して、及び/又は、履歴データを使用して計算された定量化された口腔衛生値使用履歴データ(すなわち、1つ又は複数の以前の使用セッション中に収集されたデータ)を含む。例えば、判断モジュール38は、履歴データを処理するために、及び/又は、比較を実施することを補助するために、任意の所望の統計モデル又は関数(例えば平均、最頻値、ばらつき、標準偏差など)を使用する。例えば、定量化された口腔衛生値の平均は、定量化された口腔衛生値と基準値の集合との間の一致度を演算するために、基準値と比較される。別の例として、履歴データが個々の使用セッションに対応したデータ集合において関連している場合、各データ集合は、判断モジュール38により別々に処理される。この例において、制御信号は、各データ集合/セッションの結果(例えば平均、より最近の使用セッションを優先した加重平均、基準値に十分に一致した定量化された口腔衛生値を伴う使用セッションの数又はパーセンテージなど)を更に処理することにより生成される。
[0049] 図4は、定量化された口腔衛生値が経時的に各セッションに対して特定されるように、収集された履歴データが個々のセッションに関連した、一実施形態によるグラフを示す。図4の例示的な実施形態では、10セッションに対する定量化された口腔衛生値が示されているが、任意の他の数の使用セッションに関連したデータが、収集され、記憶され、及び分析され得ることが理解される。この例において、本明細書において説明されている基準値に対する異なる範囲に対応する、定量化された口腔衛生値に対する第1の範囲40、第2の範囲42、及び第3の範囲44が示される。例えば、第1の範囲40は、「不十分な」口腔衛生を示すと想定される基準値を規定し、第2の範囲42は、「適切な」口腔衛生示すと想定される基準値を規定し、第3の範囲44は、「良い」口腔衛生を示すと想定される基準値を規定する。したがって、図4の例において、プロットされたデータは、ユーザーが経時的にユーザーの口腔衛生をおおむね改善したことを示す。
[0050] 図4のグラフに示される線46は、経時的な定量化された口腔衛生値の移動平均を表す。上述の説明に従って、線46により示される移動平均の値は、使用セッションの各々の後に制御信号を生成するために、判断モジュール38により基準値(例えば、範囲40、42、及び44)と比較され得る。この例において、移動平均は3番目の使用セッションの後の3の周期をもつ(すなわち、移動平均は最新の3つの使用セッションの平均として計算される)が、任意の他の数の期間が、移動平均を計算するために使用され得る。更に、上述のように、収集されたデータ、及び/又は、複数の異なる使用セッションに関連した定量化された口腔衛生値を、判断モジュール38による基準値との比較を円滑化する形態(例えば、すべての履歴データの平均、加重平均、基準値と比較されたとき十分な程度に一致した口腔衛生値をもつセッションの数又はパーセンテージなど)に簡略化するために、任意の他の種類のデータ処理(例えば統計関数)が実施される。したがって、線46により示される移動平均は判断モジュール38の動作、及び/又は、視覚フィードバックモジュール30に対する制御信号の生成を円滑化するために(例えば、データ解釈モジュール36により)実施され得るデータ処理の1つの特定の非限定的な例であることが理解される。
[0051] より具体的には図4の例に関連して、第1の、第2の、第3の、及び第4のセッション後における移動平均の値が第1の範囲40に入ることが判断モジュール38により特定され、したがって、これらのセッションの各々の後に視覚フィードバックモジュール30に送信される制御信号は、第1の範囲40に対応した第1の動作特性集合に従って動作するように視覚フィードバックモジュール30に指示する。同様に、第5の、第6の、第7の、及び第8の使用セッション後の制御信号は、これらのセッションの各々の後の移動平均の値が範囲42内に入ることが判断モジュール38により特定されるので、第2の動作特性集合に従って動作を指示する。最後に、第9の、及び第10の使用セッションの後の制御信号は、これらのセッションの後に移動平均の値が第3の範囲44に入ると判断モジュール38が特定するので、第3の動作特性集合に従って視覚フィードバックモジュール30の動作を指示する。上述のように、動作特性の異なる集合は、異なる色(例えば、範囲40、42、及び44の各々を通して口腔衛生が改善するのに伴って赤色、黄色、緑色)に対応する。別の例において、範囲の各々が満たされたときに、追加的なシンボル又はシンボルのセグメントが照らされる(例えば、複数のセグメントを含むバーが、口腔衛生が改善するにつれて次第に照らされ、完全に照らされたバーは良い口腔衛生を示し、照らされていないバーは不十分な口腔衛生を示す)。
[0052] ユーザーの口腔衛生における傾向は、更に、又は代替的に、判断モジュール38により評価され得ることが理解される。例えば、表2の第3の列は、傾向を評価するために行われ得る幾つかの線形又は非線形の判定を含む。別の例として、図4の例を参照すると、経時的にユーザーの口腔衛生における傾向を追跡するために、各使用セッションの後に線46の傾きが特定される。一実施形態において、判断モジュール38は、傾きが正(例えば図4におけるセッション5から10のうちの任意のものの後)であるか、又は、負(例えば第2の、又は第3のセッションの後)であるかを評価するように構成される。別の実施形態において、直近の使用セッションの各々からの値が、1つ又は複数の以前の使用セッションと比較される(例えば、図4においてセッション6とセッション5との間の差が負であるのに対し、セッション7とセッション6との間の差は正である)。例えば、改善された口腔衛生を示す傾向(例えば正の傾き)は、視覚フィードバックモジュール30が「正」の特性集合、例えば緑色光、親指を立てたシンボルなどを使用して動作させられることをもたらすのに対し、悪化している口腔衛生を示す傾向(例えば負の傾き)は、視覚フィードバックモジュール30が「負」の特性集合、例えば、赤色光、親指を下に向けたシンボルなどを使用して動作させられることをもたらす。
[0053] 判断モジュール38からの出力は、視覚フィードバックモジュール30に送信されて視覚フィードバックモジュール30の動作を制御する(例えば、判断モジュール38、プロセッサ22、又は制御装置14の他のコンポーネントにより生成される)制御信号を生成するために使用される。ここまでの説明において、視覚フィードバックモジュール30は、例えば、幾何学的形状、シンボル、語句、パターンなどを通して、又は、幾何学的形状、シンボル、語句、パターンなどの形態により、周辺環境においてユーザーにより光路を視認可能とする、口腔ケアデバイス12に組み込まれた光源を含む。
[0054] 視覚フィードバックモジュール30は、定量化された口腔衛生値を基準値の集合と比較したときに判断モジュール38により特定された一致度に応じて異なる動作特性を使用して動作させられる。例えば、基準値の集合が1つ又は複数の範囲を含む場合、及び、定量化された口腔衛生値がそれらの範囲に入っている場合、視覚フィードバックモジュール30が第1の動作特性集合を使用して動作させられる(例えば、第1の色、例えば緑色に照らす、又は、例えば、星、親指を立てたもの、笑顔などのシンボルを表示する)のに対し、定量化された口腔衛生値が集合の範囲の外部にある場合、制御信号はフィードバックモジュール30が第2の動作特性集合を使用して動作させられることをもたらす(例えば、照らさない、第2の色、例えば赤色に照らす、又は、シンボル、例えば親指を下に向けたもの又はしかめ面の顔を表示する)。一実施形態、特に二進値判断が判断モジュール38により行われる実施形態において、視覚フィードバックモジュール30の少なくとも1つの要素が、オン又はオフに切り替える(例えば、異なる数のLEDが給電される、ディスプレイの異なる数のセグメント又はシンボルが照らされる、など)。他の実施形態、特に判断モジュール38により(非)線形判断が行われる実施形態において、視覚フィードバックモジュール30に対する制御信号に出力スケールの連続値が割り当てられる。
[0055] 幾つかの実施形態において、1つより多い口腔衛生パラメータに対してフィードバックを提供することが望ましい。この目的を達成するために、視覚フィードバックモジュール30は、口腔ケアデバイス12からの複数の光路がユーザーにより見られることを可能にする口腔ケアデバイス12における異なる要素(例えば、光源、窓、セグメント)の組合せを含んでよい。複数の要素48a、48b、及び48cを含む視覚フィードバックモジュール30’を示す一例が図5に示される。要素48a、48b、及び48cの各々は、別々に制御され(例えば照らされ)、及び、異なる口腔衛生パラメータに関連する。例えば、要素48a〜48cの各々は、パラメータの各々に対する対応する基準値に対するユーザーの定量化された口腔衛生値の一致度に応じて、異なる色、強度などで動作させられる光源である。この例において、要素48aは、カバレッジパラメータ(又は他の第1のパラメータ)に対応し、要素48bは、圧力パラメータ(又は他の第2のパラメータ)に対応し、要素48cは、日々の計数パラメータ(又は他の第3のパラメータ)に対応し、これらのパラメータの各々はここまでに説明されている。パラメータの組合せから、ユーザーに対する全体的な健康を表す最終的なパラメータが理解され得る。有益には、視覚フィードバックモジュール30’は、ユーザーが選択されたパラメータの各々に対するフィードバックを独立して、及び、一度にすべてのパラメータを考慮することによる全体的な口腔衛生を受信することを可能にする。
[0056] 幾つかの本発明の実施形態が本明細書において説明されており、及び示されているが、当業者は本明細書において説明されている機能を実施するための、及び/又は、結果及び/又は利点のうちの1つ又は複数を得るための様々な他の手段及び/又は構造を容易に導き出し、このような変形例及び/又は変更例の各々が本明細書において説明されている本発明の実施形態の範囲に入るとみなされる。より概括的には、当業者は、本明細書において説明されているすべてのパラメータ、寸法、材料、及び構成が例示的であることが意図されること、及び、実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成が、本発明の教示が使用される1つ又は複数の特定の用途に依存することを容易に理解する。当業者は、通常の範囲を越えない実験を行うことにより、本明細書において説明されている特定の本発明の実施形態と同等な多くのものを認識する、又は把握することができる。したがって、前述の実施形態が単なる例示として提示されること、及び、添付の請求項及び請求項と均等なものの範囲において、本発明の実施形態が具体的に説明されたもの及び請求項に記載されたものとは別様に実施されてよいことが理解される。本開示の本発明の実施形態は、本明細書において説明されている個々の機能、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法の各々に関する。加えて、2つ以上のこのような特徴、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法の任意の組合せが、このような特徴、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法が相互に矛盾を生じない場合、本開示の本発明の範囲に含まれる。
[0057] 本明細書において、及び特許請求の範囲において本開示において使用される「及び/又は」という表現は、そのように等位結合された要素の「いずれか又は両方」、すなわち、幾つかの場合において連言的に存在する要素、及び、他の場合において離接的に存在する要素を意味すると理解されなければならない。「及び/又は」を使用して列挙された複数の要素は、同じ手法により、すなわち、そのように等位結合された要素のうちの「1つ又は複数」と解釈されなければならない。特に特定された要素に関連するか関連しないかにかかわらず、「及び/又は」節により特に特定された要素以外に、他の要素が任意選択的に存在してよい。本明細書において、及び特許請求の範囲において本開示において使用されるとき、「又は」は、上記のように定義された「及び/又は」と同じ意味をもつと理解されなければならない。
[0058] そうでないことが明示的に示されていない限り、1つより多いステップ又は動作を含む本明細書の請求項に記載された任意の方法において、方法のステップ又は動作の順序が方法のステップ又は動作が記載されている順序に限定されるとは限らないことも理解されなければならない。
Claims (15)
- 口腔ケアデバイスと、ユーザーの口腔衛生を表す1つ又は複数の長期的パラメータに関連した、当該口腔ケアデバイスを使用した使用セッション中のデータを収集するセンサーモジュールと、前記データを記憶するメモリモジュールと、前記メモリモジュールから履歴使用データを入手するように、及び、前記1つ又は複数の長期的パラメータの各々に関連して、前記履歴使用データからの1つ又は複数の口腔衛生値を定量化するデータ解釈モジュールと、前記1つ又は複数の口腔衛生値を1つ又は複数の基準値の集合と比較する判断モジュールと、前記判断モジュールの出力に基づいて制御信号を生成する制御装置と、前記制御信号に従って動作する前記口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールとを含む、口腔ケアシステム。
- 前記1つ又は複数の長期的パラメータは、複数の長期的パラメータを含み、前記1つ又は複数の口腔衛生値は、複数の口腔衛生値を含み、前記データ解釈モジュールは、前記長期的パラメータの各々に対する前記口腔衛生値のうちの1つを定量化する、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- 前記制御装置は複数の制御信号を生成し、前記制御信号のうちの1つが前記口腔衛生値の各々に関連して生成され、前記視覚フィードバックモジュールが、前記制御信号の各々を使用して、独立して制御可能な別々の要素を含む、請求項2に記載の口腔ケアシステム。
- 前記視覚フィードバックモジュールは、1つ又は複数の光源を含む、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- 前記制御信号は、前記判断モジュールの出力が前記1つ又は複数の基準値の集合に対する前記1つ又は複数の口腔衛生値の十分な一致度に関連している場合、第1の動作特性集合を使用して動作させられるように、及び、前記判断モジュールの出力が前記1つ又は複数の基準値の集合に対する前記1つ又は複数の口腔衛生値の不十分な一致度に関連している場合、第2の動作特性集合を使用して動作させられるように、前記1つ又は複数の光源に指示する、請求項4に記載の口腔ケアシステム。
- 前記第1の動作特性及び前記第2の動作特性が、照明光源の異なる色、パターン、強度、数、又は、これらのうちの少なくとも1つを含む組合せを含む、請求項5に記載の口腔ケアシステム。
- 前記基準値の集合が、少なくとも1つの閾値又は値の範囲を含む、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- 各使用セッション中に収集された前記データは、その使用セッションに関連したデータ集合により構成される、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- 前記1つ又は複数の口腔衛生値は、複数の口腔衛生値を含み、前記制御装置は、前記データ集合の各々に対して前記口腔衛生値のうちの1つを定量化する、請求項8に記載の口腔ケアシステム。
- 前記履歴使用データは、直近の使用セッションと一緒に集められた少なくとも1つの以前の使用セッションとを含む、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- 前記口腔ケアデバイスと通信するリモートデバイスを更に備え、前記リモートデバイスは、制御装置を少なくとも部分的に備える、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- 前記口腔ケアデバイスは、主本体、ワークピース、充電ステーション、又はこれらのうちの少なくとも1つを含む組合せを含む、請求項1に記載の口腔ケアシステム。
- ユーザーの口腔衛生を表す長期的パラメータに関連した、口腔ケアデバイスを使用した使用セッション中のデータを収集するセンサーモジュールと、前記データを記憶するメモリモジュールと、前記口腔ケアデバイスの各使用セッションの後に、自動的に、直近の使用セッションと少なくとも1つの以前の使用セッションとに対するデータを入手することと、入手された前記データからの前記長期的パラメータの口腔衛生値を定量化することと、前記口腔衛生値と1つ又は複数の基準値の集合との比較を実施することと、前記比較に基づいて制御信号を生成することとを行う制御装置と、前記制御信号に従って動作する前記口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールとを含む、口腔ケアデバイス。
- 口腔ケアデバイスのユーザーに視覚フィードバックを提供する方法であって、前記方法は、
前記口腔ケアデバイスの使用セッション中にデータを収集するステップであって、前記データが、ユーザーの口腔衛生を表す長期的パラメータに関連している、収集するステップと、
メモリモジュールにデータを記憶するステップと、
前記メモリモジュールから履歴使用データを入手するステップと、
入手された前記履歴使用データからの前記長期的パラメータの口腔衛生値を定量化するステップと、
前記口腔衛生値を1つ又は複数の基準値の集合と比較するステップと、
前記比較するステップに基づいて制御信号を生成するステップと、
前記制御信号に従って前記口腔ケアデバイスの視覚フィードバックモジュールを動作させるステップと、を有し、
前記受信するステップと、前記定量化するステップと、前記比較するステップと、前記生成するステップとのうちの1つ又は複数が、前記口腔ケアデバイスの使用セッション後に自動的に行われる、
方法。 - 前記生成するステップは、複数の制御信号を生成することを有し、前記視覚フィードバックモジュールは、複数の別々の要素を含み、前記動作させるステップは、前記制御信号のうちの異なる制御信号に従って前記視覚フィードバックモジュールの前記別々の要素の各々を別々に制御するステップを有する、請求項14に記載の方法。
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