JP2021516618A - 加圧装置及び当該装置内の物品を冷却する方法 - Google Patents

加圧装置及び当該装置内の物品を冷却する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021516618A
JP2021516618A JP2020541986A JP2020541986A JP2021516618A JP 2021516618 A JP2021516618 A JP 2021516618A JP 2020541986 A JP2020541986 A JP 2020541986A JP 2020541986 A JP2020541986 A JP 2020541986A JP 2021516618 A JP2021516618 A JP 2021516618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure medium
pressure
heat exchange
exchange element
pressurizing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020541986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7089594B2 (ja
Inventor
サンホルム、ロゲール
ブルストローム、ペル
オロブソン、オスカル
グスタフソン、スティーブン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Quintus Technologies AB
Original Assignee
Quintus Technologies AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Quintus Technologies AB filed Critical Quintus Technologies AB
Publication of JP2021516618A publication Critical patent/JP2021516618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7089594B2 publication Critical patent/JP7089594B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • B22F3/14Both compacting and sintering simultaneously
    • B22F3/15Hot isostatic pressing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/34Heating or cooling presses or parts thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
    • B22F3/12Both compacting and sintering
    • B22F3/14Both compacting and sintering simultaneously
    • B22F3/15Hot isostatic pressing
    • B22F2003/153Hot isostatic pressing apparatus specific to HIP

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

加圧装置(100)が開示される。本加圧装置(100)は、圧力シリンダ(1)、上端閉鎖部(3)、及び下端閉鎖部(9)を備える圧力容器(2)と、圧力媒体を加熱するための炉室(18)と、複数の誘導通路(10、11、13)と、処理される少なくとも1つの物品を保持するように構成された装填区画(19)と、圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器(30、32)とを備える。本加圧装置は、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素(170)を更に備える。熱交換要素は、熱交換要素を通過する圧力媒体の流れを可能にするための少なくとも1つの通路と、圧力媒体の冷却のために少なくとも1つの回路内の冷却媒体の循環を可能にするための少なくとも1つの回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、概して、加圧処理の分野に関する。特に、本発明は、例えば熱間等方圧加圧(HIP)などの熱間加圧によって少なくとも1つの物品を処理するための加圧装置に関する。
熱間等方圧加圧(HIP)は、例えば、鋳造物(例えばタービンブレード)の耐用年数及び強度(例えば疲労強度)を実質的に増加させるために、鋳造物の多孔性を低減又は更には除去するために使用され得る。加えてHIPは、粉末を圧縮することによって製品を製造する際に使用され得、ここにおいて、粉末は、板金のカプセルに詰められ、製品に所望の形状を与える。HIPは、完全に又は実質的に完全に緻密であり、無孔又は実質的に無孔の外面等を有することが望ましい又は必要とされる製品を提供するために特に重要である。
HIPによる加圧処理を受けることになる物品は、断熱された圧力容器の装填区画又はチャンバに置かれ得る。処理サイクルは、物品を装填すること、物品を処理すること、及び物品を取り出すことを備え得る。いくつかの物品が同時に処理され得る。処理サイクルは、いくつかの部分、すなわち、加圧段階、加熱段階、及び冷却段階などの段階に分割され得る。物品を圧力容器に装填した後、それは次いで密封され得、その後に圧力媒体(例えばアルゴン含有ガスなどの不活性ガスを含む)を圧力容器及びその装填区画に導入することが続く。次いで、圧力媒体の圧力及び温度を上昇させ、その結果、物品は、選択された時間期間の間、上昇した圧力及び上昇した温度にさらされる。圧力媒体の温度の上昇は、これは次に物品の温度の上昇を引き起こし得るが、圧力容器の炉室内に配置された加熱要素又は炉によってもたらされる。圧力、温度、及び処理時間は、例えば被処理物品の所望の又は必要な材料特性、特定の応用分野、及び被処理物品の必要とされる品質に依存し得る。HIPにおける圧力は、例えば、800バールから2000バールまでなど、200バールから5000バールまでの範囲にあり得る。HIPにおける温度は、例えば、600℃から2000℃までなど、300℃から3000℃までの範囲にあり得る。
物品の加圧処理が終了したら、物品は、圧力容器から取り除かれる、すなわち取り出される前に、冷却される必要があり得る。物品の冷却の特性、例えばその速度は、被処理物品の冶金学上の特性に影響を及ぼし得る。一般に、均質に物品を冷却できること、そしてまた可能であれば冷却速度を制御できることが望ましい。HIPを受ける物品の冷却に必要な時間期間を低減する努力がなされてきた。例えば、冷却段階中、装填区画内に大きい温度差を引き起こすことなく(例えば装填区画内の温度が均一に低減されるように)、圧力媒体の温度を(そしてそれによって物品の温度も)急速に低下させることが必要とされるか、又は望まれ得る。更に、選択された時間期間の間、温度をある特定の温度レベルに、又はある特定の温度範囲内に維持し、選択された時間期間の間、温度の変動が全く又はわずかしかないことが望ましい場合がある。物品の冷却中、装填区画内の大きい温度差を回避することによって、結果として、その冷却中の物品自体の異なる部分の中に温度差が全く又はごくわずかしかなくなり得る。それによって、被処理物品の内部応力が低減され得る。
物品が比較的高い圧力を受けている間に物品の冷却が実施され得ることが企図され、これは、被処理物品の冶金学上の特性に有益であり得る。
この点と前述の背景技術のセクションでの説明とを考慮すると、本発明の関心事項は、例えばHIPによって少なくとも1つの物品の加圧処理を実施することが可能な加圧装置を提供することであり、当該加圧装置は、処理サイクルの冷却段階中、加圧処理を受ける少なくとも1つの物品を必要な又は所望の温度に比較的急速に冷却することが可能である。
本発明の更なる関心事項は、例えばHIPによる少なくとも1つの物品の加圧処理を実施することが可能な加圧装置を提供することであり、当該加圧装置は、場合によっては毎分300℃を超える圧力媒体の冷却速度で、処理サイクルの冷却段階中に、加圧処理を受ける少なくとも1つの物品の比較的高速の冷却を提供することが可能である。
これらの関心事項のうちの少なくとも1つ及び他の関心事項に対処するために、独立請求項に記載の加圧装置が提供される。好ましい実施形態が従属請求項に規定される。
本発明の第1の態様によれば、加圧装置が提供される。本加圧装置は、圧力シリンダ、上端閉鎖部、及び下端閉鎖部を備える圧力容器を備える。本加圧装置は、炉を備える炉室を更に備え、ここにおいて、炉室は、圧力媒体を加熱するために圧力容器内に配置される。本加圧装置は、圧力媒体のための複数の誘導通路を更に備え、ここにおいて、誘導通路は、炉室と流体連通しており、圧力容器内にループを形成するように圧力容器内に配置される。更に、本加圧装置は、処理される少なくとも1つの物品を保持するように構成された装填区画を備え、ここにおいて、装填区画は、炉室の内側に配置され、圧力媒体が装填区画を通過する圧力媒体の流れを可能にする。本加圧装置は、誘導通路のうちの少なくとも1つを介して圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器を更に備え、それによって、圧力媒体は、装填区画を通過するように構成される。本加圧装置は、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素を更に備える。熱交換要素は、熱交換要素及び圧力容器内を通る圧力媒体の流を可能にするために、複数の誘導通路のうちの少なくとも1つからの入口と、複数の誘導通路のうちの少なくとも1つへの出口とを備える少なくとも1つの通路を備える。熱交換要素は少なくとも1つの回路を更に備え、当該回路は、熱交換要素を流れるように構成された圧力媒体の冷却のために、冷却媒体が熱交換要素の少なくとも1つの回路内を循環することを可能にするためのものである。
本発明の第2の態様によれば、加圧装置内の少なくとも1つの物品を冷却するための方法が提供され、加圧装置は、圧力シリンダ、上端閉鎖部、及び下端閉鎖部を備える圧力容器と、圧力媒体を加熱するために圧力容器内に配置された炉室と、処理のために少なくとも1つの物品を保持するための装填区画とを備え、ここにおいて、装填区画は、炉室の内側に配置される。本方法は、圧力容器内で圧力媒体を循環させることを備え、それによって圧力媒体は、装填区画を通過するように構成される。本方法は、熱交換要素を通る圧力媒体の流れを可能にするために、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素の通路を通して圧力媒体を誘導することを更に備える。本方法は、熱交換要素を流れるように構成された圧力媒体の冷却のために、熱交換要素内で冷却媒体を循環させることを更に備える。
したがって、本発明は、例えばHIPによる少なくとも1つの物品の加圧処理を実施することが可能な加圧装置を提供する考えに基づいており、当該加圧装置は、処理サイクルの冷却段階中、加圧処理を受ける少なくとも1つの物品の比較的急速な冷却を提供することが可能である。流れ発生器(単数又は複数)の動作によって、圧力媒体は、装填区画を通過し、加圧装置の上端閉鎖部又は下端閉鎖部を通過するように構成され、当該上端閉鎖部又は下端閉鎖部に熱交換要素が配置されている。熱交換要素は、冷却媒体の循環を可能にし、その結果として圧力媒体を冷却するための1つ又は複数の回路を備える。これにより、加圧装置内を循環する圧力媒体は効率的に冷却され得、加圧装置の装填区画に配置された物品の比較的急速又は迅速な冷却をもたらす。
本発明は、冷却媒体が熱交換要素内を循環することによって達成される能動的な冷却による圧力媒体の冷却が高効率であるという点で有利である。したがって、圧力媒体と冷却媒体との効率的な熱の交換は、圧力媒体の相当かつ迅速な温度低下をもたらし、これは次いで、装填区画内の物品(単数又は複数)の比較的速い冷却をもたらす。より具体的には、熱交換要素に流入し通過する圧力媒体は、冷却媒体が上端閉鎖部又は下端閉鎖部の外側を通過するように構成される加圧装置の構成と比較して、熱交換要素と比較的密接な熱接触をし、例えば冷却媒体及び/又は熱交換要素の熱放散領域と比較的密接な熱接触をし得る。これにより本実施形態は、圧力媒体の冷却を更により効率的及び/又は急速に行うことができるという点で有利である。
本発明の進歩的な冷却概念が、加圧装置における加圧処理又は加工の後に、加圧装置内の温度を急速に低下させ得ることが理解されよう。温度の低下の結果、一般的な気体の法則により、圧力も加圧装置において比較的速い速度で低下する。したがって、本発明の冷却概念は、加圧装置の圧力処理サイクルの著しい短縮ももたらし得る。これは、単に時間の節約を考慮した加圧装置の動作の改善を意味するだけでなく、加圧装置の動作の費用効率の向上ももたらす。
本発明は、加圧装置の上端閉鎖部又は下端閉鎖部に熱交換要素を設けるというその多用な概念において更に有利である。より具体的には、本発明の概念は、熱間等方圧加圧装置に限定されず、より低い動作温度に適合された加圧装置でも実施され得る。加圧装置において加えられる圧力は、物品の材料及び/又は物品に対する工業品質要件に依存し得る。例えば、自動車産業で使用される物品(例えばアルミニウム合金を含む)の場合、50MPaの圧力が加圧装置内で加えられ得、一方、航空機産業で使用される物品(例えばアルミニウム合金を含む)の場合、100MPa以上の圧力が加えられ得る。
加圧装置は、加圧、例えばHIPなどの高温加圧による、少なくとも1つの物品の処理に好適であり得る。加圧装置は、圧力シリンダと、上端閉鎖部と、下端閉鎖部とを備える圧力容器を備える。したがって、圧力容器は、上端閉鎖部と下端閉鎖部、又はより一般的には第1の端部閉鎖部と第2の端部閉鎖部とを含み得る。炉室は、例えば、圧力媒体が炉室と下部(又は第2の)端部閉鎖部との間の空間から炉室に流入することができるように構成され得る。圧力容器又は圧力容器の圧力シリンダは、例えば、上部(又は第1の)端部閉鎖部の内面と、下部(又は第2の)端部閉鎖部の内面とが、互いに向かい合う又は実質的に向かい合うように配置され得る。上述の端部閉鎖部のうちの任意の1つの各々は、例えば、当該技術分野において既知の任意の様式により、開閉されることができるように構成され得る。
加圧装置は、炉を備える炉室を更に備え、ここにおいて、炉室は、圧力媒体を加熱するために圧力容器内に配置される。炉室は、圧力媒体が炉室に流入出することができるように構成され得る。
加圧装置は、圧力媒体のための複数の誘導通路又は誘導経路を更に備える。加圧装置で使用される圧力媒体は、例えば、加圧装置で処理されることになる物品(単数又は複数)に対して比較的低い化学的親和性を有し得る流体媒体を含み得るか、又はそれによって構成され得る。圧力媒体は、例えばガス、例えばアルゴンガスなどの不活性ガスを含み得る。
誘導通路は、炉室と流体連通しており、圧力容器内にループを形成するように構成される。更に、加圧装置は、処理される少なくとも1つの物品を保持するように構成された装填区画を備え、ここにおいて、装填区画は、炉室の内側に配置され、装填区画を通る圧力媒体の流れを可能にする。したがって、圧力媒体は、物品(単数又は複数)が提供される装填区画を、誘導通路を介して通過することを含め、圧力装置内を循環し得る。
加圧装置は、誘導通路のうちの少なくとも1つを介して圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器を更に備える。「少なくとも1つの流れ発生器」という用語は、本明細書では、1つ又は複数のファン、排出器、循環手段などを意味する。圧力媒体は、装填区画を通過するように構成される。
加圧装置は、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素を更に備える。「熱交換要素」という用語は、本明細書では、熱の交換及び/又は伝達のための実質的に任意の要素、配置、構成などを意味する。熱交換要素は、通路の入口から、通路を介して熱交換要素を通り、通路の出口から圧力容器の圧力シリンダ内に戻るような圧力媒体の流れを可能にするための少なくとも1つの通路を備える。したがって、加圧装置はこれにより、圧力媒体が、装填区画から、上端閉鎖部の内側又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素に流れ込むことを可能にするように構成され得る。圧力媒体が熱交換要素を通過した後、加圧装置は、圧力媒体が熱交換要素から流出し、圧力媒体の圧力容器内での循環のための誘導通路(単数又は複数)に流れ込むことを可能にするように構成される。熱交換要素は、少なくとも1つの回路を更に備え、これは冷却媒体が少なくとも1つの回路内を循環することを可能にするためのものでる。「少なくとも1つの回路」とは、本明細書では、例えば冷却媒体の循環を可能にするための1つ又は複数の管、ダクト、パイプ等を備える、実質的に任意の要素、配置、構成などを意味する。「冷却媒体」とは、本明細書では、実質的に任意の媒体又は冷却材、例えば、水、有機化学物質(単数又は複数)などを意味する。熱交換要素の冷却媒体は、熱交換要素を流れるように構成された圧力媒体を冷却するように構成される。
熱交換要素は、異なる要件又は要望に関して、その熱交換容量又は能力を調整又はカスタマイズするために、異なる方法で構成又は配置され得る。それによって、例えば処理サイクルの冷却段階中に、熱交換要素を通過する圧力媒体の比較的高速の冷却を達成することが可能であり得る。熱交換要素の少なくとも一部分又は一部は、金属又は比較的高い熱伝導率を有する別の材料から作製され得る。
本発明の一実施形態によれば、入口は、熱交換要素の中央部分に配置され得、出口は、熱交換要素の周辺部分に配置され得る。したがって、加圧装置はこれにより、圧力媒体が、装填区画から、中央に設けられた入口を介して、上端閉鎖部又は下端閉鎖部の内側の熱交換要素の中央部分に流れ込むことを可能にし、熱交換要素によって圧力媒体を冷却し、熱交換要素から出て、その周囲に設けられた出口を介して圧力容器内に戻るような圧力媒体の流れを可能にするように構成され得る。圧力媒体を循環させるための加圧装置の誘導通路(単数又は複数)は、多くの場合、装填区画の周囲に配置されることが理解されよう。したがって、本実施形態は、装填区画から装填区画の周囲に配置された誘導通路のうちの1つへの圧力媒体の経路が最大限に利用され得るという点で有利である。本実施形態は、圧力容器の壁に沿った誘導通路(単数又は複数)の圧力媒体の流れを可能にすることによって、圧力媒体が熱交換要素を通過した後でも、加圧装置の構成が圧力媒体の冷却を便利に継続するという点で更に有利である。
本発明の一実施形態によれば、通路は蛇行形状を有し得る。換言すれば、熱交換要素の通路は、熱交換要素の内側の圧力媒体の流れを可能にするために、曲がりくねっていても及び/又は蛇行していてもよい。本実施形態は、圧力媒体のための通路が更に長くなり、及び/又は熱交換要素のより大きい熱放散面積に圧力媒体をさらし得るという点で有利であり、それにより圧力媒体の更により効率的及び/又は迅速な冷却をもたらす。
本発明の一実施形態によれば、熱交換要素は、細長いループ形状の形態の複数の回路を備え得る。例えば、熱交換要素の通路が蛇行形状を有する場合、細長いループ形状の形態の複数の回路は、通路の形状に丁度合うか又は一致するように構成され得る。例えば、細長いループ形状の形態の複数の回路は、蛇行形状の通路の谷部に設けられ得る。
本発明の一実施形態によれば、炉室は、断熱部分と、断熱部分を少なくとも部分的に囲むハウジングとを備える断熱ケーシングによって少なくとも部分的に囲まれ得る。断熱ケーシングは、圧力媒体が炉室に流入出することができるように構成される。ループの一部は、ハウジングの少なくとも複数部分と断熱ケーシングとの間にそれぞれ形成され、炉室を通過した後の圧力媒体を誘導するように構成された少なくとも1つの第1の誘導通路を備える。ループの別の部分は、断熱ケーシングの少なくとも複数部分と圧力容器の壁との間にそれぞれ形成され、熱交換要素を通過した圧力媒体を、圧力媒体が炉室に再び流入する前に圧力シリンダの壁の内面に近接して誘導するように構成された少なくとも1つの第2の誘導通路を備える。加圧装置は、断熱ケーシング内に配置された第1の流れ発生器を更に備え、ここにおいて、少なくとも1つの第1の誘導通路は、第1の流れ発生器と流体連通している。加圧装置は、断熱ケーシングの下に配置された第2の流れ発生器を更に備え、ここにおいて、少なくとも1つの第2の誘導通路は、第2の流れ発生器と流体連通している。したがって、本発明の本実施形態では、加圧装置は、ループの少なくとも2つの部分、すなわち、装填区画の(外)壁と断熱ケーシングとの間に形成された第1の誘導通路(単数又は複数)を備える第1の部分と、ハウジングと圧力容器の壁との間に形成された第2の誘導通路(単数又は複数)を備える第2の部分とを有するように構成される。したがって、本発明の本実施形態では、加圧装置は、下部断熱部分と下端閉鎖部との間の空間から比較的冷たい圧力媒体の流れを供給するように第2の流れ発生器を動作させることによって、効率的な冷却段階を提供し得る。更に、加圧装置は、断熱ケーシング内に比較的温間の圧力媒体の流れを供給するように第1の流れ発生器を動作させることによって、効率的な加熱段階を提供し得る。
圧力媒体が炉室に再び流入する前に圧力媒体が少なくとも1つの第2の誘導通路に近接して誘導され得る内面を有する、圧力シリンダの壁は、圧力シリンダの外壁を備え得る。圧力シリンダの外壁は、例えば圧力シリンダの側壁又は周壁を備え得る。圧力シリンダの外壁の外表面上(又は圧力シリンダの包絡面(envelope surface)上)には、流路、導管、及び/又は管等が設けられ得、その中に、圧力シリンダの外壁を冷却するために冷却材の流れが提供され得る。圧力シリンダの外壁の外表面上、そして場合によっては冷却材のための任意の流路、導管、及び/又は管等上に、プレストレス手段が設けられ得る。プレストレス手段は、例えば、圧力シリンダの外壁の外表面、そしてまた場合によってはそこに設けられ得る冷却材のための任意の流路、導管、及び/又は管等の周りに、1つ又は複数の帯を、好ましくは幾層に、形成するように、複数回巻かれたワイヤ(例えば鋼鉄製)の形態で設けられ得る。プレストレス手段は、圧力シリンダに対して半径方向の圧縮力を作用させるために構成され得る。
圧力シリンダの壁の内面に近接して誘導される圧力媒体から、圧力シリンダの壁に伝達され得る熱エネルギーの量は、圧力シリンダの壁の内面に近接して通過中の圧力媒体の速度、圧力媒体が圧力シリンダの壁の内面に近接して通過中に圧力シリンダの壁の内面との(直接)接触を有する圧力媒体の量、及び圧力媒体と圧力シリンダの壁との間の相対温度差、のうちの少なくとも1つに依存し得る。圧力シリンダの壁は、圧力シリンダの外壁であり得る。
本発明の一実施形態によれば、加圧装置は、制御装置を更に備え得る。制御装置は、少なくとも1つの第1の誘導通路から第1の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御し、少なくとも1つの第2の誘導通路から第2の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御するように構成され得る。これにより制御装置は、圧力媒体の第1の(より温間の)部分及び圧力媒体の第2の(より冷間の)部分を、それぞれ第1及び第2の誘導通路を介してそれぞれの第1及び第2の流れ発生器に供給することを制御するように構成され得る。「圧力媒体の供給を制御する」という用語は、本明細書では、例えば制御装置の1つ又は複数の弁を介して供給される(例えば単位時間当たりの)圧力媒体の量の制御を意味する。本実施形態は、加圧装置内の圧力媒体の温度の制御を更に改善することができるという点で有利である。例えば、加圧装置の処理サイクルにおいて比較的急速な冷却が望まれる場合、制御装置は、例えば1つ又は複数の弁を(完全に)開くことによって、圧力媒体の第2の(より冷間の)部分の比較的大きい部分を第2の流れ発生器に供給するように構成され得る。
本発明の一実施形態によれば、制御装置は、第1の流れ発生器及び第2の流れ発生器のうちの少なくとも1つの流れ発生器の動作を制御するように更に構成され得る。「動作」という用語は、このコンテキストでは、流れ発生器がファンである場合、速度、毎分回転数などを意味し得る。代替的に、流れ発生器としての排出器の場合、「動作」という用語は流量を意味し得る。本実施形態は、加圧装置内の圧力媒体の温度を更に制御することができるという点で有利である。例えば、加圧装置の処理サイクルにおいて比較的急速な冷却が望まれる場合、制御装置は、第2の流れ発生器を比較的高速で動作させるように構成され得る。
本発明の一実施形態によれば、加圧装置は、圧力容器内に配置された熱吸収要素を備え得、ここにおいて、熱吸収要素は、圧力媒体から熱を吸収するように構成される。熱吸収要素は、炉室を通過した圧力媒体が、熱吸収要素の内部に流入することを可能にする少なくとも1つの入口を備え得る。熱吸収要素は、圧力媒体が熱吸収要素を通って熱吸収要素の少なくとも1つの出口に向かって誘導されることを可能にするように更に構成される。次に、少なくとも1つの出口は、圧力媒体が熱吸収要素から流出することを可能にする。少なくとも1つの入口は、熱吸収要素の第1の側面上に配置され、少なくとも1つの出口は、熱吸収要素の第2の側面上に配置されている。熱吸収要素の第2の側面は、上端閉鎖部の内面に向かう方向に面し、第2の誘導通路は、熱吸収要素を通過した圧力媒体を誘導するように更に構成される。熱吸収要素は、代替的にヒートシンクユニット、又は熱交換器ユニットと呼ばれ得、完全に圧力容器内に配置され得る。熱吸収要素には、冷却媒体を熱吸収要素へ又は熱吸収要素から搬送するための導管、通路、流路などがいずれも設けられなくてもよいという意味で、熱吸収要素は、「受動的」な要素であり得る。熱吸収要素は、圧力容器の外部との接続を有さなくてもよい。特に、熱吸収要素は、圧力容器の外部との流体連通を有さなくてもよい。対照的に、上端閉鎖部又は下端閉鎖部にある熱交換要素は、冷却媒体が、熱交換要素に、熱交換要素内で、及び/又は熱交換要素から離れて搬送されるという点で「能動的」な要素であることが理解されよう。本発明の実施形態は、例えば装填室に置かれ得る任意の物品の比較的迅速な冷却が、例えば処理サイクルの冷却段階中に、必要又は所望の温度まで達成され得るという点で有利である。更に、例えば、熱吸収要素を、その熱吸収容量又は能力に関して適切に構成することによって、例えば処理サイクルの冷却段階中に、物品の比較的高速の冷却を達成することが可能となり得る。加圧装置における冷却目的のために熱吸収要素及び熱交換要素を提供するという概念の間に相乗効果があることが理解されよう。したがって、本明細書で説明される実施形態のうちの1つ又は複数による、熱吸収要素と熱交換要素の両方を備える加圧装置を提供することによって、圧力媒体の更により効率的な冷却を得ることができ、その結果として、加圧処理サイクルにおける更により効率的及び/又はより短い冷却をもたらし得る。更に、本発明の実施形態により、冷却は、比較的一定の圧力下で加圧装置において行われ得る。したがって、加圧装置における加圧処理の後、冷却段階によって加圧装置の温度が低下し得、ここで、圧力は(依然として)比較的高いレベルに保持され得る。これは、加圧装置において比較的一定の圧力の間に冷却を行うことが、加圧装置において処理される物品(単数又は複数)の材料の、硬度などの、1つ又は複数の特性に有益であり得る点で有利である。
本発明の第2の態様の一実施形態によれば、本方法は、熱交換要素の中央部分にある入口から熱交換要素の周辺部分にある出口に圧力媒体を誘導することを備え得る。
本発明の第2の態様の一実施形態によれば、本方法は、選択された時間期間にわたって、装填区画内に配置された少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすことによって、少なくとも1つの物品の高圧処理を行うことを備え得る。本方法は、本発明の第2の態様の前述の実施形態のいずれか1つにしたがって装填区画内の温度を低減するステップを更に備え得る。
本発明の第2の態様の一実施形態によれば、本方法は、上述の実施形態による少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすステップと同時に、圧力容器内で圧力媒体を循環させるように第1の流れ発生器を動作させることを備え得る。したがって、本実施形態によれば、第1の流れ発生器は、処理サイクルの保持段階中に動作され得、ここで、比較的高い温度が装填区画において維持され得る。第1の流れ発生器は、保持段階中に動作され得るので、装填区画における比較的一様又は均一な温度分布が達成され得る。これは、加圧装置における加工又は処理を受ける物品(単数又は複数)が、処理サイクル中に同じ又は実質的に同じ温度(単数又は複数)にさらされ得るという点で非常に有益であり、物品(単数又は複数)の加工における適合性をもたらす。本実施形態が均一な加熱を提供可能であることは、比較的大きい装填区画が使用される場合に特に重要であり得、それによって、装填区画内で離れている物品が異なって加工されることを回避する。
本発明の第2の態様の一実施形態によれば、本方法は、少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすステップの前に、装填区画内の温度を第1の所定の温度に上昇させ、同時に、圧力容器内で圧力媒体を循環させるように第1の流れ発生器を動作させることを備え得る。
本発明の更なる目的及び利点は、例示的な実施形態によって以下に説明される。本発明が、特許請求の範囲に記載された特徴のすべての可能な組合せに関連することに留意されたい。本発明の更なる特徴及び利点は、添付の特許請求の範囲及び本明細書での説明を参酌すると明らかとなる。当業者は、本発明の異なる特徴を、本明細書で説明されるもの以外の実施形態を作り出すように組み合わせることができることを理解する。
添付図面を参照して本発明の例示的な実施形態が以下に説明される。
本発明の一実施形態による加圧装置の概略的な部分断面側面図である。 本発明の一実施形態による、加圧装置の熱交換要素の概略的な部分断面側面図である。 本発明の一実施形態による、加圧装置の概略的な部分断面側面図である。 本発明の実施形態による加圧装置の一部分の概略的な部分断面側面図である。 本発明の実施形態による加圧装置の一部分の概略的な部分断面側面図である。 本発明の一実施形態による、加圧装置内の少なくとも1つの物品を冷却するための方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一実施形態による加圧装置による高圧処理のための方法の概略的な例示である。
詳細な説明
すべての図は概略的であり、必ずしも縮尺通りではなく、一般に、本発明の実施形態を明瞭にするために必要である部分のみを示しており、他の部分は省略、又は単に示唆されているだけの場合もある。
本発明の例示的な実施形態が示されている添付図面を参照して、本発明が以下で説明される。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に記載された本発明の実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が当業者に本発明の範囲を伝えるために例として提供されている。
図1は、本発明の一実施形態による加圧装置100の概略的な部分断面側面図である。加圧装置100は、参照番号5で概略的に示される少なくとも1つの物品の加圧のために使用されることを意図している。加圧装置100は、圧力容器2を備える。図1には示されていないが、圧力容器2は、圧力容器2に及び圧力容器2から圧力媒体を供給及び排出するための、例えば、1つ又は複数のポート、入口、出口、弁等の、要素、手段、モジュール等を備え得る。
圧力容器2は、圧力シリンダ1と、上端閉鎖部3と、下端閉鎖部9とを備える。圧力容器2は炉室18を備える。炉室18は、例えば処理サイクルの加圧段階中に圧力容器において圧力媒体を加熱するための炉、すなわちヒータ又は加熱要素を備える。炉は、参照番号36によって図1に概略的に示される。図1に例示される本発明の実施形態によれば、炉36は、炉室18の下部に配置され得る。代替又は追加として、炉36は、炉室18の内側面又は側面に近接して配置され得る。炉室18に関連した、例えば炉室18内の、炉36の異なる構成及び配置が可能であることを理解されたい。炉室18に関連した、例えば炉室18内の、その構成に関する炉36の任意の実装形態が、本明細書で説明される本発明の実施形態のうちの任意の1つにおいて使用され得る。本出願のコンテキストでは、「炉」という用語は、加熱するための要素又は手段を指し、一方、「炉室」という用語は、炉及び場合によっては装填区画並びに任意の物品が位置するエリア又は領域を指す。図1に例示されるように、炉室18は、圧力容器2の内部空間全体を占有しなくてもよく、炉室18の周りに圧力容器2の内部の中間空間10を残し得る。中間空間10は、圧力媒体ための第2の誘導通路10を形成する。加圧装置100の動作中、中間空間10内の温度は、炉室18内の温度よりも低くなり得るが、中間空間10及び炉室18は、等しい又は実質的に等しい圧力にあり得る。
圧力容器2の外壁の外面には、流路、導管、又は管等(図示せず)が設けられ得、これら流路、導管、又は管は、例えば、圧力容器2の外壁の外面と接続しているように構成され得、且つ、圧力容器2の軸方向と平行するように構成され得る。圧力容器2の壁を冷却するための冷却材が、流路、導管、又は管内に供給され得、これにより、圧力容器2の壁は、圧力容器2の動作中の有害な熱の蓄積から壁を保護するために冷却され得る。流路、導管、又は管内の冷却材は、例えば水を備え得るが、別又は他のタイプの冷却材が可能である。圧力容器2の外壁の外面に設けられた流路、導管、又は管内の冷却材の例示的な流れが、圧力容器2の外側の矢印によって図1に示されている。
いずれの図にも明示されていないが、圧力容器2は、開閉されることができるように構成され得、その結果、圧力容器2内の任意の物品5が、挿入又は取り除かれ得る。開閉されることができるようにする圧力容器2の構成は、当該技術分野で既知であるように、いくつかの異なる様式で実現され得る。図1には明示されていないが、上端閉鎖部3及び下端閉鎖部9の一方又は両方が、開閉されることができるように構成され得る。
炉室18は、断熱ケーシング6、7、8によって囲まれており、圧力媒体が炉室18に流入出することができるように構成されている。図1に例示される本発明の実施形態によれば、断熱ケーシング6、7、8は、断熱部分7と、断熱部分7を部分的に囲むハウジング6と、下部断熱部分8とを備える。断熱ケーシングは、参照番号6、7、8によって集合的に参照されるが、断熱ケーシング6、7、8の要素のすべてが、断熱される又は断熱しているように構成されるわけではない場合がある。例えば、ハウジング6は、断熱される又は断熱しているように構成されない場合がある。
第1の誘導通路13が、断熱部分7の内側、つまり断熱部分7と装填区画19の壁との間に形成され、装填区画19を通過した圧力媒体を下方に誘導するように構成されている。誘導通路11が、断熱部分7とハウジング6との間に形成される。図1に例示されるように、誘導通路10、11、13は、炉室18と流体連通している圧力容器2内に配置され、圧力容器2内にループの少なくとも一部を形成するように構成されている。処理サイクルの冷却段階中の圧力媒体の流れは、図1に示される圧力容器2内の矢印によって例示されている。ループの一部は、それぞれ、ハウジング6の複数部分と断熱部分7との間に形成された誘導通路11を備える。誘導通路11は、炉室18から流出した後の圧力媒体を上端閉鎖部3に向かって誘導するように構成される。冷却(及び加熱)動作中の加圧装置100の下部における圧力媒体の流れのより詳細な説明が、図4a〜図4bにより詳細に示されていることが理解されよう。
熱交換要素170が、加圧装置100の上端閉鎖部3に配置される。加圧装置100が、組み合わせて又は代替的に、下端閉鎖部9に熱交換要素170を備えてもよいことに留意されたい。以下の説明では、加圧装置100は、上端閉鎖部3における熱交換要素170を伴って説明されるが、説明される加圧装置100の機能は、下端閉鎖部9に配置される熱交換要素170の場合と類似し得ることに留意されたい。
熱交換要素170は回路180を備え、当該回路180は、上端閉鎖部3における熱交換要素170を通過するように構成された圧力媒体の冷却のために、冷却媒体が熱交換要素170の回路180内を循環することを可能にするためのものである。圧力媒体は、ハウジング6の開口部から、上端閉鎖部3に配置された熱交換要素170の通路200を通過し得る。より具体的には、圧力媒体は、熱交換要素170の中央部分にある通路200の入口205を介して通路200に流入し、熱交換要素170の周辺部分にある出口210を介して通路200から流出し得る。その後、圧力媒体は、第2の誘導通路10に流入し得る。熱交換要素170に流入する圧力媒体が、熱交換要素170と比較的密接に熱接触し得、その回路180を通過する冷却媒体によって冷却されることが理解されよう。したがって、圧力媒体は、熱交換要素170によって効率的及び/又は迅速に冷却され得る。
熱交換要素170の回路180は、回路180に冷却媒体を供給するために流路197を介して回路180に流体接続された入口管185を備える。同様に、回路180は、回路180から冷却媒体を排出するために回路180に流体接続された出口管195を備える。これにより、熱交換要素170の動作中、冷却媒体は、上端閉鎖部3を通過する圧力媒体の熱伝達又は冷却のために、熱交換要素170の回路180内を循環するように構成される。冷却媒体の温度は圧力媒体の温度よりも著しく低いので、冷却媒体から圧力媒体への冷熱の伝達、又は同様に、圧力媒体から冷却媒体への熱の伝達がある。
図1で説明される熱交換要素170は概略的なものであり、他の構成が可能であることが理解されよう。例えば、熱交換要素170は、代替的に、上端閉鎖部3にあるものと同じ又は同様の回路180を伴って下端閉鎖部9に配置されてもよい。熱交換要素170のより詳細な説明が図2で提供される。
図1の加圧装置は、断熱ケーシング6、7、8内に配置された第1の流れ発生器30を更に備える。ここで、第1の流れ発生器30は、圧力媒体の炉室18内での循環のためのファン又は同様のものとして例示される。第1の誘導通路13は、第1の流れ発生器30と流体連通しており、その結果、第1の誘導通路13からの圧力媒体は、第1の流れ発生器30を介して装填区画19に再び流入し得る。加圧装置100は、断熱ケーシング8の下に配置された第2の流れ発生器32を更に備える。第1の流れ発生器30と同様に、第2の流れ発生器32も、圧力媒体の循環のためのファン又は同様のものとして例示される。第2の流れ発生器32は、第1の流れ発生器30と流体連通しており、その結果、第2の流れ発生器32によって循環された圧力媒体が、加圧装置100の装填区画19に更に流れ込むために第1の流れ発生器30に供給され得る。第1及び第2の流れ発生器30、32の動作のより詳細な説明は、図4a〜図4bで提供される。
加圧装置100の第2の誘導通路10は、熱交換要素170を通過及び/又は流出した圧力媒体を、圧力媒体が炉室18に再び流入する前に、圧力容器2の壁(例えば、図1に例示されるように、それぞれ圧力シリンダ1の壁)の内面29に近接して誘導するように構成される。圧力シリンダ1の壁の内面29に近接して通過中の圧力媒体から伝達され得る熱エネルギーの量は、圧力媒体の速度、圧力シリンダ1の壁の内面29との(直接)接触を有する圧力媒体の量、圧力媒体と圧力シリンダ1の壁の内面29との間の相対温度差、圧力シリンダ1の厚さ、及び圧力シリンダ1の壁の外面に設けられた流路、導管、又は管内の冷却材の任意の流れ(圧力シリンダ1の外側の矢印によって図1に示される)の温度、のうちの少なくとも1つに依存し得る。
図2は、本発明の一実施形態による、図1に概略的に示された、加圧装置100の熱交換要素170の概略的な部分断面側面図である。熱交換要素170の回路180は、回路180に冷却媒体を供給するための入口管185と、回路180から冷却媒体を排出するための出口管195とを備える。
熱交換要素170の回路180は、冷却媒体が流れるように構成された複数のサブ回路180a〜hを備える。細長いループ形状の形態を有し得るサブ回路180a〜hは、熱交換要素170の同心円に配置又は分配され得ることが理解されよう。サブ回路180a〜hの数は任意であり得るが、好ましくは100〜200個であり得る。更に、例えば熱交換要素170内で必要な冷却媒体の量に依存して、1つより多くの入口管185及び/又は1つより多くの出口管195があり得る。更に、サブ回路180a〜hの垂直長さも任意であり得るか、又は加圧装置100のサイズに調整され得るが、好ましくは0.2〜0.4mであり得る。熱交換要素170における回路180内を流れる冷却媒体の流れは、サブ回路180eに関してより詳細に示される。ここで、入口185からの冷却媒体の流れは、サブ回路180eの中央部分で下方に誘導され、サブ回路180eの周辺部分で上方に誘導され、出口管195に入る。サブ回路180e内の冷却媒体の流れは、参照番号202によって示される。
図2の熱交換要素170の概略的な例によれば、圧力媒体のための熱交換要素170の通路200は、蛇行形状を有する。より具体的には、通路200の中央に配置された入口から、通路200は、伝播の半径方向に波のように、そして伝播の半径方向に対して垂直の方向に正弦波状に展開する。これにより、通路200は、複数の同心円状に配置されたサブ回路180a〜hをたどり、それによって細長いループ形状の形態の複数の回路180a〜hは、蛇行形状又は波形状の通路200の「谷部」へと下方に延びる。熱交換要素170を通る通路200内を流れる圧力媒体の流れは、参照番号201で示されている。
これにより、熱交換要素170の動作中、冷却媒体は、熱交換要素170の通路200を通過する圧力媒体の熱伝達又は冷却のために、熱交換要素170の回路180内を循環するように構成される。
図3は、本発明の1つ又は複数の実施形態による熱交換加圧装置100の概略的な部分断面側面図である。図3の加圧装置の多くの特徴、要素等が図1の加圧装置に対応し、これにより、理解を深めるために図1を参照することが理解されよう。図3に例示されるように、圧力媒体は、装填区画19から流出し、その後に装填区画19の壁と断熱部分7との間の第1の誘導通路13を誘導され得る。その後、圧力媒体は、断熱部分7とハウジング6との間の開口部によって誘導通路11に流入し得る。断熱部分7とハウジング6との間の開口部には、場合によっては、弁又は他の任意のタイプの調節可能なスロットル若しくは圧力媒体流量制限手段が設けられ得る。図3の加圧装置100は、図3の加圧装置100が熱吸収要素20を更に備える点で、図1の加圧装置100とは異なる。熱吸収要素20は、圧力容器2内に配置され、圧力媒体から熱を吸収するように構成される。熱吸収要素20の少なくとも一部分又は一部は、例えば、金属又は比較的高い熱伝導率を有する別の材料から作製され得る。
熱吸収要素20は、炉室18から流出した圧力媒体が、熱吸収要素20の内部22に流入することを可能にする、複数の入口21を備える。熱吸収要素20は、圧力媒体が熱吸収要素20を通って熱吸収要素20の複数の出口23に向かって誘導されることを可能にするように構成される。複数の出口23は、圧力媒体が熱吸収要素20から流出することを可能にする。入口21は、熱吸収要素20の第1の側面24上に配置され、出口23は、熱吸収要素20の第2の側面25上に配置されている。複数の入口21及び複数の出口23を有する必要があるわけではないことを理解されたい。場合によっては、熱吸収要素20の第1の側面24上に1つのみの入口21があり得、場合によっては、熱吸収要素20の第2の側面25上に1つのみの出口23があり得る。
熱吸収要素20の第2の側面25は、例えば図3に例示されるように、上端閉鎖部3の内面に向かう方向に面している。図3に更に例示されるように、熱吸収要素20は、熱吸収要素20の第1の側面24が、熱吸収要素20の第2の側面25に対向しているように構成され得る。
圧力媒体が熱吸収要素20を通って誘導された後、圧力媒体は、図1及び図2並びにそれらに関連するテキストでより具体的に説明されたように、上端閉鎖部3に配置された熱交換要素170の誘導通路200を通過する。したがって、「受動的な」熱吸収要素20及び「能動的な」熱交換要素170の両方を介した圧力媒体の冷却があり得る。更に、加圧装置100が、図1に示されるように、圧力シリンダ1の壁の外面に設けられた流路、導管、又は管内の冷却材の任意の流れを備える場合、圧力媒体の更により効率的な冷却があり得る。
図4a〜図4bは、例えば図1及び図3で説明及び開示された、本発明の一実施形態による、加圧装置100の下部の概略的な部分断面側面図である。
図4aは、加圧装置の処理サイクルの冷却ステージ又は段階中の圧力媒体の流れを説明し、図4bは、加圧装置の処理サイクルの加熱ステージ又は段階中の圧力媒体の流れを説明する。図4a〜図4bにおいて、加圧装置は、断熱ケーシング内に配置された第1の流れ発生器30を備える。ここで、第1の流れ発生器30は、圧力媒体の炉室18内での循環のためのファン又は同様のものとして例示される。図1に例示される本発明の実施形態によれば、ファン30は、例えば、下部断熱部分にある上述の開口部に配置され得る。第1の誘導通路13は、第1の流れ発生器30と流体連通しており、その結果、誘導通路13からの圧力媒体は、第1の流れ発生器30を介して装填区画19に再び流入し得る。加圧装置100は、断熱ケーシングの下に配置された第2の流れ発生器32を更に備える。第1の流れ発生器30と同様に、第2の流れ発生器32も、圧力媒体の循環のためのファン又は同様のものとして例示される。第2の流れ発生器32は、管31を介して第1の流れ発生器30と流体連通しており、その結果、第2の流れ発生器32によって循環される圧力媒体が、加圧装置の装填区画に更に流れ込むために第1の流れ発生器30に供給される。
加圧装置の処理サイクルの冷却ステージ又は段階中の流れを説明する図4aでは、炉室18に向かって戻るように第2の誘導通路10を誘導される圧力媒体は、炉室18又は下部断熱部分と下端閉鎖部との間の空間に流入し得る。熱交換要素170を通過し、第2の誘導通路10を通過した圧力媒体は、ここで圧力媒体は圧力シリンダ1の壁の内面に近接して導かれることによって更に冷却されていてもよく、比較的低い温度を有し得ることが理解されよう。したがって、比較的低い温度の圧力媒体は、第2の流れ発生器32を介して、装填区画19内への更なる輸送のために第1の流れ発生器30に向かって輸送され得る。加圧装置100は、第1の誘導通路13から第1の流れ発生器30への圧力媒体の供給を制御し、第2の誘導通路10から第2の流れ発生器32への圧力媒体の供給を制御するように構成された制御装置(図示せず)を更に備え得る。制御装置は、第1の流れ発生器30及び/又は第2の流れ発生器32の動作(例えば毎分回転数(rpm))を制御するように更に構成され得る。例えば、加圧装置の処理サイクルにおいて比較的急速な冷却が望まれる場合、制御装置は、例えば1つ又は複数の弁を(完全に)開くことによって、比較的冷間の圧力媒体の比較的大きい部分を誘導通路10から第2の流れ発生器32を介して装填区画に向かって供給するように構成され得る。
加圧装置の処理サイクルの加熱ステージ又は段階中の流れを説明する図4bでは、制御装置は、(比較的冷間の)圧力媒体が管を通って第2の流れ発生器32に向かって全く又は最小限しか輸送されないように、1つ又は複数の弁を閉じることによって第2の流れ発生器32への圧力媒体の供給を停止するように構成され得る。これと組み合わせて、制御装置は、(比較的温間の)圧力媒体の循環のために、第1の流れ発生器30に圧力媒体を供給するための1つ又は複数の弁を開くように任意選択的に構成され得る。したがって、誘導通路13からの圧力媒体のみが、第1の流れ発生器30に引き込まれ、加圧装置の装填区画に更に輸送され得る。
図5は、本発明の一実施形態による、加圧装置内の少なくとも1つの物品を冷却するための方法500の概略的なフローチャートである。加圧装置は、圧力シリンダ、上端閉鎖部、及び下端閉鎖部を備える圧力容器と、圧力媒体を加熱するために圧力容器内に配置された炉室と、処理のために少なくとも1つの物品を保持するための装填区画とを備え、ここにおいて、装填区画は、炉室の内側に配置される。本方法は、圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップ510を備え得、それによって圧力媒体は装填区画を通過するように構成される。方法500は、熱交換要素を通る圧力媒体の流れを可能にするために、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素の通路を通して圧力媒体を誘導するステップ520を更に備え得る。方法500は、熱交換要素を流れるように構成された圧力媒体の冷却のために、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素内で冷却媒体を循環させるステップ530を更に備え得る。
図6は、本発明の一実施形態による加圧装置による高圧処理のための方法600の概略的な例示である。本方法は、選択された時間期間t1にわたって、装填区画内に配置された少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力P1及び第1の所定の温度T1にさらすこと610によって、少なくとも1つの物品の高圧処理を行うステップを備える。第1の所定の圧力P1は、20〜500MPa、好ましくは50〜300MPa、より好ましくは80〜250MPaであり得る。第1の所定の温度T1は、800〜3000℃、好ましくは1000〜1400℃、より好ましくは約1200℃であり得る。選択された時間期間t1は、0.1〜6時間、好ましくは0.5〜4時間、より好ましくは1〜2時間であり得る。方法600は、前述の実施形態のいずれか1つによる、時間t2の間に装填区画内の温度を低減するステップ620を更に備え得る。減温速度(すなわち冷却速度)は、少なくとも200℃/min、好ましくは少なくとも250℃/min、より好ましくは少なくとも300℃/minであり得る。1つ又は複数の前述の実施形態による熱吸収要素が使用される場合、減温の速度は、500℃/minもの速さでさえあり得る。方法600は、選択された時間期間t1の間少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力P1及び第1の所定の温度T1にさらすステップ610と同時に、圧力容器内で圧力媒体を循環させるように第1の流れ発生器を動作させるステップ630を更に備え得る。
選択された時間期間t1の間、装填区画内に配置された少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力P1及び第1の所定の温度T1にさらすこと610によって少なくとも1つの物品の高圧処理を行う前に、方法600は、時間t0の間に加圧装置内の温度を上昇させるステップ640を更に備え得ることが理解されよう。方法600は、加圧装置内の温度を上昇させるステップ640と同時に、圧力容器内で圧力媒体を循環させるように第1の流れ発生器を動作させるステップ650を更に備え得る。第1の流れ発生器を動作させる上述のステップ650は、加圧装置に優勢な圧力がある場合に行われ得ることが理解されよう。
結論として、加圧装置が開示される。加圧装置は、圧力シリンダ及び上端閉鎖部を備える圧力容器と、圧力媒体を加熱するための炉室と、圧力容器内にループを形成するように構成された、圧力媒体のための複数の誘導通路と、処理される少なくとも1つの物品を保持するように構成された装填区画と、圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器とを備える。加圧装置は、上端閉鎖部又は下端閉鎖部に配置された熱交換要素を更に備え、熱交換要素は、上端閉鎖部又は下端閉鎖部を通過するように構成された圧力媒体の冷却のために、熱交換要素の少なくとも1つの回路内で冷却媒体を循環させることを可能にするための少なくとも1つの回路を備える。
本発明が添付の図面及び上記説明において例示されたが、そのような例示は、例示的又は実例的であって限定的ではないと考えられるべきであり、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態に対する他の変形形態が、図面、開示、及び添付の特許請求の範囲の参酌から、特許請求された発明を実施する際に当業者によって理解及び達成されることができる。添付の特許請求の範囲において、「備える」という単語は他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数を除外しない。単に特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているということは、これらの手段の組合せが有利に使用できないことを示すものではない。特許請求の範囲におけるいずれの参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
本発明が添付の図面及び上記説明において例示されたが、そのような例示は、例示的又は実例的であって限定的ではないと考えられるべきであり、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態に対する他の変形形態が、図面、開示、及び添付の特許請求の範囲の参酌から、特許請求された発明を実施する際に当業者によって理解及び達成されることができる。添付の特許請求の範囲において、「備える」という単語は他の要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は複数を除外しない。単に特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているということは、これらの手段の組合せが有利に使用できないことを示すものではない。特許請求の範囲におけるいずれの参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 加圧装置(100)であって、
圧力シリンダ(1)、上端閉鎖部(3)、及び下端閉鎖部(9)を備える圧力容器(2)と、
炉を備える炉室(18)と、ここにおいて、前記炉室は、圧力媒体を加熱するために前記圧力容器内に配置され、
圧力媒体のための複数の誘導通路(10、11、13)と、ここにおいて、前記誘導通路は、前記炉室と流体連通しており、前記圧力容器内にループを形成するように前記圧力容器内に配置され、
処理される少なくとも1つの物品を保持するように構成された装填区画(19)と、ここにおいて、前記装填区画は、前記炉室の内側に配置され、前記装填区画を通過する圧力媒体の流れを可能にし、
前記誘導通路のうちの少なくとも1つを介して前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器(30、32)と、それによって、圧力媒体は、前記装填区画を通過するように構成され、
前記上端閉鎖部又は前記下端閉鎖部に配置された熱交換要素(170)と、前記熱交換要素は、前記熱交換要素及び前記圧力容器内を通る圧力媒体の流れを可能にするための、前記誘導通路のうちの少なくとも1つからの入口(205)及び前記誘導通路のうちの少なくとも1つへの出口(210)を備える少なくとも1つの通路(200)と、前記熱交換要素を流れるように構成された前記圧力媒体の冷却のための少なくとも1つの回路(180)内の冷却媒体の循環を可能にする少なくとも1つの回路と、を備える、
を備える、加圧装置。
[2] 前記入口(205)は、前記熱交換要素の中央部分に配置され、前記出口(210)は、前記熱交換要素の周辺部分に配置される、[1]に記載の加圧装置。
[3] 前記少なくとも1つの通路は蛇行形状を有する、[2]に記載の加圧装置。
[4] 前記熱交換要素は、細長いループ形状の形態の複数の回路を備える、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の加圧装置。
[5] 前記炉室は、断熱部分(7)と、前記断熱部分を少なくとも部分的に囲むハウジング(6)とを備える断熱ケーシング(6、7、8)によって少なくとも部分的に囲まれ、ここにおいて、前記断熱ケーシングは、圧力媒体が前記炉室に流入出することができるように構成され、
前記ループの一部は、前記装填区画の壁と前記断熱部分との間に形成され、前記炉室を通過した後の圧力媒体を誘導するように構成された少なくとも1つの第1の誘導通路(13)を備え、
前記ループの別の部分は、前記断熱ケーシングの少なくとも複数部分と前記圧力容器の壁との間にそれぞれ形成され、前記熱交換要素を通過した圧力媒体を、前記圧力媒体が前記炉室に再び流入する前に前記圧力シリンダの壁の内面(29)に近接して誘導するように構成された少なくとも1つの第2の誘導通路(10)を備え、
前記加圧装置は、
前記断熱ケーシング内に配置された第1の流れ発生器(30)と、ここにおいて、前記少なくとも1つの第1の誘導通路(13)は、前記第1の流れ発生器と流体連通しており、
前記断熱ケーシングの下に配置された第2の流れ発生器(32)と、ここにおいて、前記少なくとも1つの第2の誘導通路(10)は、前記第2の流れ発生器と流体連通している、
を更に備える、[1]〜[4]のいずれか一項に記載の加圧装置。
[6] 前記少なくとも1つの第1の誘導通路から前記第1の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御し、前記少なくとも1つの第2の誘導通路から前記第2の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御するように構成された制御装置を更に備える、[5]に記載の加圧装置。
[7] 前記制御装置は、前記第1の流れ発生器及び前記第2の流れ発生器のうちの少なくとも1つの流れ発生器の動作を制御するように更に構成される、[5]又は[6]に記載の加圧装置。
[8] 前記圧力容器内に配置され、前記圧力媒体から熱を吸収するように構成された熱吸収要素(20)を更に備え、前記熱吸収要素は、前記炉室を通過した圧力媒体が、前記熱吸収要素の内部(22)に流入することを可能にする少なくとも1つの入口(21)を備え、前記熱吸収要素は、圧力媒体が前記熱吸収要素を通って前記熱吸収要素の少なくとも1つの出口(23)に向かって誘導されることを可能にするように構成され、前記少なくとも1つの出口は、圧力媒体が前記熱吸収要素から流出することを可能にし、前記少なくとも1つの入口は、前記熱吸収要素の第1の側面(24)上に配置され、前記少なくとも1つの出口は、前記熱吸収要素の第2の側面(25)上に配置され、前記熱吸収要素の前記第2の側面は、前記端部閉鎖部の内面に向かう方向に面し、
前記第2の誘導通路は、前記熱吸収要素を通過した前記圧力媒体を誘導するように更に構成される、
[5]〜[7]のいずれか一項に記載の加圧装置。
[9] 加圧装置内の少なくとも1つの物品を冷却するための方法(500)であって、前記加圧装置は、圧力シリンダ、上端閉鎖部、及び下端閉鎖部を備える圧力容器と、圧力媒体を加熱するために前記圧力容器内に配置された炉室と、前記少なくとも1つの物品を保持するための装填区画とを備え、ここにおいて、前記装填区画は、前記炉室の内側に配置され、前記方法は、
前記圧力容器内で圧力媒体を循環させること(510)と、それによって前記圧力媒体は、前記装填区画を通過するように構成され、
熱交換要素を通る圧力媒体の流れを可能にするために、前記上端閉鎖部又は前記下端閉鎖部に配置された前記熱交換要素の通路を通る前記圧力媒体を誘導すること(520)と、
前記熱交換要素を流れるように構成された前記圧力媒体の冷却のために、前記熱交換要素内で冷却媒体を循環させること(530)と
を備える、方法。
[10] 前記熱交換要素の中央部分にある入口から前記熱交換要素の周辺部分にある出口に前記圧力媒体を誘導することを更に備える、[9]に記載の方法。
[11] [1]〜[8]のいずれか一項に記載の加圧装置による高圧処理のための方法(600)であって、
選択された時間期間t 1 にわたって、前記装填区画内に配置された前記少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力P 1 及び第1の所定の温度T 1 にさらすこと(610)によって、前記少なくとも1つの物品の高圧処理を行うことと、
[9]〜[10]のいずれか一項に記載の前記装填区画内の前記温度を低減すること(620)と
を備える、方法。
[12] 前記少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすステップと同時に、前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるように前記第1の流れ発生器を動作させること(630)
を更に備える、[5]〜[8]のいずれか一項に記載の加圧装置による[11]に記載の方法。
[13] 前記少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすステップの前に、前記装填区画内の前記温度を前記第1の所定の温度に上昇させ(640)、同時に、前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるように前記第1の流れ発生器を動作させること(650)を更に備える、[5]〜[8]のいずれか一項に記載の加圧装置による[11]又は[12]に記載の方法。

Claims (13)

  1. 加圧装置(100)であって、
    圧力シリンダ(1)、上端閉鎖部(3)、及び下端閉鎖部(9)を備える圧力容器(2)と、
    炉を備える炉室(18)と、ここにおいて、前記炉室は、圧力媒体を加熱するために前記圧力容器内に配置され、
    圧力媒体のための複数の誘導通路(10、11、13)と、ここにおいて、前記誘導通路は、前記炉室と流体連通しており、前記圧力容器内にループを形成するように前記圧力容器内に配置され、
    処理される少なくとも1つの物品を保持するように構成された装填区画(19)と、ここにおいて、前記装填区画は、前記炉室の内側に配置され、前記装填区画を通過する圧力媒体の流れを可能にし、
    前記誘導通路のうちの少なくとも1つを介して前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器(30、32)と、それによって、圧力媒体は、前記装填区画を通過するように構成され、
    前記上端閉鎖部又は前記下端閉鎖部に配置された熱交換要素(170)と、前記熱交換要素は、前記熱交換要素及び前記圧力容器内を通る圧力媒体の流れを可能にするための、前記誘導通路のうちの少なくとも1つからの入口(205)及び前記誘導通路のうちの少なくとも1つへの出口(210)を備える少なくとも1つの通路(200)と、前記熱交換要素を流れるように構成された前記圧力媒体の冷却のための少なくとも1つの回路(180)内の冷却媒体の循環を可能にする少なくとも1つの回路と、を備える、
    を備える、加圧装置。
  2. 前記入口(205)は、前記熱交換要素の中央部分に配置され、前記出口(210)は、前記熱交換要素の周辺部分に配置される、請求項1に記載の加圧装置。
  3. 前記少なくとも1つの通路は蛇行形状を有する、請求項2に記載の加圧装置。
  4. 前記熱交換要素は、細長いループ形状の形態の複数の回路を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の加圧装置。
  5. 前記炉室は、断熱部分(7)と、前記断熱部分を少なくとも部分的に囲むハウジング(6)とを備える断熱ケーシング(6、7、8)によって少なくとも部分的に囲まれ、ここにおいて、前記断熱ケーシングは、圧力媒体が前記炉室に流入出することができるように構成され、
    前記ループの一部は、前記装填区画の壁と前記断熱部分との間に形成され、前記炉室を通過した後の圧力媒体を誘導するように構成された少なくとも1つの第1の誘導通路(13)を備え、
    前記ループの別の部分は、前記断熱ケーシングの少なくとも複数部分と前記圧力容器の壁との間にそれぞれ形成され、前記熱交換要素を通過した圧力媒体を、前記圧力媒体が前記炉室に再び流入する前に前記圧力シリンダの壁の内面(29)に近接して誘導するように構成された少なくとも1つの第2の誘導通路(10)を備え、
    前記加圧装置は、
    前記断熱ケーシング内に配置された第1の流れ発生器(30)と、ここにおいて、前記少なくとも1つの第1の誘導通路(13)は、前記第1の流れ発生器と流体連通しており、
    前記断熱ケーシングの下に配置された第2の流れ発生器(32)と、ここにおいて、前記少なくとも1つの第2の誘導通路(10)は、前記第2の流れ発生器と流体連通している、
    を更に備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の加圧装置。
  6. 前記少なくとも1つの第1の誘導通路から前記第1の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御し、前記少なくとも1つの第2の誘導通路から前記第2の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御するように構成された制御装置を更に備える、請求項5に記載の加圧装置。
  7. 前記制御装置は、前記第1の流れ発生器及び前記第2の流れ発生器のうちの少なくとも1つの流れ発生器の動作を制御するように更に構成される、請求項5又は6に記載の加圧装置。
  8. 前記圧力容器内に配置され、前記圧力媒体から熱を吸収するように構成された熱吸収要素(20)を更に備え、前記熱吸収要素は、前記炉室を通過した圧力媒体が、前記熱吸収要素の内部(22)に流入することを可能にする少なくとも1つの入口(21)を備え、前記熱吸収要素は、圧力媒体が前記熱吸収要素を通って前記熱吸収要素の少なくとも1つの出口(23)に向かって誘導されることを可能にするように構成され、前記少なくとも1つの出口は、圧力媒体が前記熱吸収要素から流出することを可能にし、前記少なくとも1つの入口は、前記熱吸収要素の第1の側面(24)上に配置され、前記少なくとも1つの出口は、前記熱吸収要素の第2の側面(25)上に配置され、前記熱吸収要素の前記第2の側面は、前記端部閉鎖部の内面に向かう方向に面し、
    前記第2の誘導通路は、前記熱吸収要素を通過した前記圧力媒体を誘導するように更に構成される、
    請求項5〜7のいずれか一項に記載の加圧装置。
  9. 加圧装置内の少なくとも1つの物品を冷却するための方法(500)であって、前記加圧装置は、圧力シリンダ、上端閉鎖部、及び下端閉鎖部を備える圧力容器と、圧力媒体を加熱するために前記圧力容器内に配置された炉室と、前記少なくとも1つの物品を保持するための装填区画とを備え、ここにおいて、前記装填区画は、前記炉室の内側に配置され、前記方法は、
    前記圧力容器内で圧力媒体を循環させること(510)と、それによって前記圧力媒体は、前記装填区画を通過するように構成され、
    熱交換要素を通る圧力媒体の流れを可能にするために、前記上端閉鎖部又は前記下端閉鎖部に配置された前記熱交換要素の通路を通る前記圧力媒体を誘導すること(520)と、
    前記熱交換要素を流れるように構成された前記圧力媒体の冷却のために、前記熱交換要素内で冷却媒体を循環させること(530)と
    を備える、方法。
  10. 前記熱交換要素の中央部分にある入口から前記熱交換要素の周辺部分にある出口に前記圧力媒体を誘導することを更に備える、請求項9に記載の方法。
  11. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の加圧装置による高圧処理のための方法(600)であって、
    選択された時間期間t1にわたって、前記装填区画内に配置された前記少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力P1及び第1の所定の温度T1にさらすこと(610)によって、前記少なくとも1つの物品の高圧処理を行うことと、
    請求項9〜10のいずれか一項に記載の前記装填区画内の前記温度を低減すること(620)と
    を備える、方法。
  12. 前記少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすステップと同時に、前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるように前記第1の流れ発生器を動作させること(630)
    を更に備える、請求項5〜8のいずれか一項に記載の加圧装置による請求項11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの物品を第1の所定の圧力及び第1の所定の温度にさらすステップの前に、前記装填区画内の前記温度を前記第1の所定の温度に上昇させ(640)、同時に、前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるように前記第1の流れ発生器を動作させること(650)を更に備える、請求項5〜8のいずれか一項に記載の加圧装置による請求項11又は12に記載の方法。
JP2020541986A 2018-02-05 2018-02-05 加圧装置及び当該装置内の物品を冷却する方法 Active JP7089594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2018/052773 WO2019149379A1 (en) 2018-02-05 2018-02-05 Pressing arrangement and method of cooling article in said arrangement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021516618A true JP2021516618A (ja) 2021-07-08
JP7089594B2 JP7089594B2 (ja) 2022-06-22

Family

ID=61168105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020541986A Active JP7089594B2 (ja) 2018-02-05 2018-02-05 加圧装置及び当該装置内の物品を冷却する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11840040B2 (ja)
EP (1) EP3749512A1 (ja)
JP (1) JP7089594B2 (ja)
KR (1) KR102403597B1 (ja)
CN (1) CN111683806B (ja)
RU (1) RU2754674C1 (ja)
WO (1) WO2019149379A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392118B2 (ja) 2019-09-06 2023-12-05 キンタス・テクノロジーズ・エービー 熱間圧接装置内で冷却速度を制御する方法、制御モジュール、および圧接装置それ自体

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4208334A1 (en) 2020-09-02 2023-07-12 Quintus Technologies AB A press apparatus
CN117396287A (zh) 2021-06-11 2024-01-12 昆特斯技术公司 用于压制设备的方法和相关系统
KR102344720B1 (ko) * 2021-07-28 2021-12-29 (주)일신오토클레이브 비접촉 교반 이송 시스템이 구비된 정수압 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611268A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Kobe Steel Ltd 高温高圧容器の冷却装置
JP2000501780A (ja) * 1995-12-01 2000-02-15 アセア ブラウン ボベリ アクチボラグ 部品を熱間アイソスタティック成形する方法および装置
JP2007313553A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Kobe Steel Ltd 熱間等方圧プレス装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE384079B (sv) * 1974-07-30 1976-04-12 Asea Ab Tryckugn for behandling av produkter vid hogtemperatur och hogt tryck
JPH0625711A (ja) * 1992-05-13 1994-02-01 Kobe Steel Ltd 熱間等方圧加圧装置
JP5170981B2 (ja) 2006-05-22 2013-03-27 株式会社神戸製鋼所 熱間等方圧加圧装置
KR101483315B1 (ko) 2006-10-29 2015-01-15 메씨어-부가띠-다우티 다공성 제품들의 조밀화 방법
RU2455112C2 (ru) * 2007-12-14 2012-07-10 Авуре Текнолоджиз Аб Устройство для горячего изостатического прессования
EP2661361B1 (en) * 2011-01-03 2019-04-10 Quintus Technologies AB Pressing arrangement
JP6577387B2 (ja) 2016-03-04 2019-09-18 株式会社神戸製鋼所 熱間等方圧加圧装置
JP6757286B2 (ja) * 2017-04-07 2020-09-16 株式会社神戸製鋼所 熱間等方圧加圧装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611268A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Kobe Steel Ltd 高温高圧容器の冷却装置
JP2000501780A (ja) * 1995-12-01 2000-02-15 アセア ブラウン ボベリ アクチボラグ 部品を熱間アイソスタティック成形する方法および装置
JP2007313553A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Kobe Steel Ltd 熱間等方圧プレス装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392118B2 (ja) 2019-09-06 2023-12-05 キンタス・テクノロジーズ・エービー 熱間圧接装置内で冷却速度を制御する方法、制御モジュール、および圧接装置それ自体

Also Published As

Publication number Publication date
KR20200112821A (ko) 2020-10-05
CN111683806B (zh) 2022-07-15
US11840040B2 (en) 2023-12-12
WO2019149379A1 (en) 2019-08-08
KR102403597B1 (ko) 2022-05-30
US20210146645A1 (en) 2021-05-20
EP3749512A1 (en) 2020-12-16
JP7089594B2 (ja) 2022-06-22
CN111683806A (zh) 2020-09-18
RU2754674C1 (ru) 2021-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7089594B2 (ja) 加圧装置及び当該装置内の物品を冷却する方法
JP6640260B2 (ja) ファンおよびエジェクタを組み合わせた冷却を用いた加圧装置、ならびに加圧の方法
JP2011508671A (ja) 熱間静水圧プレス装置
JP5797772B2 (ja) プレス装置
JP7392118B2 (ja) 熱間圧接装置内で冷却速度を制御する方法、制御モジュール、および圧接装置それ自体
JP6888111B2 (ja) 加圧装置
KR102232721B1 (ko) 물품을 처리하는 방법 및 물품을 고압 처리하는 방법
JP5722416B2 (ja) 熱間静水圧プレス装置
EP3630478B1 (en) Pressing arrangement

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200806

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7089594

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150