JP2021515610A - 栄養供給チューブのハブを洗浄するためのカプラ - Google Patents

栄養供給チューブのハブを洗浄するためのカプラ Download PDF

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Abstract

プラグ内部を貫通して延びている管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、雄型カプラと外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えた栄養供給チューブのハブを閉塞するためのプラグであって、プラグは、栄養供給チューブのハブの外側カラー内として環状空間の少なくとも一部を、着脱可能に覆うべく構成されているベースと、ベースから延在しているプラグのプラグインサートとを含有する。プラグのプラグインサートは、結合軸線に沿って栄養供給チューブのハブの管腔に嵌入されるべく構成されている。プラグのプラグインサートが栄養供給チューブのハブの管腔を閉塞している間に、栄養供給チューブのハブの外側カラー内として画定される環状空間へのアクセスを提供するために、少なくとも1つの通路が、ベースを貫通して延びている。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年3月1日出願の米国仮特許出願第62/636,924号明細書に対する優先権を主張するものである。また、本出願は、2015年1月28日出願の米国非仮特許出願第62/108,824号明細書に対する優先権を主張する2016年1月28日出願の米国非仮特許出願第15/009,073号明細書、2018年12月18日出願の米国非仮特許出願第16/223,917号明細書、及び2018年10月8日出願の米国非仮特許出願第16/154,479号明細書の一部継続出願である。上記出願の内容の全体は、全ての目的のために、参照により本明細書中に援用される。
(技術分野)
本発明は、一般的に医療デバイスの分野に関し、より詳細には、経腸流体用コンテナのための嵌合用コネクタ等の流体輸送用コネクタを用いた洗浄(クリーニング)デバイスと、その使用方法とに関する。
新生児及び他の健康問題を抱える患者は、通常、流体用コンテナ、シリンジ、栄養供給チューブ、及び他の構成要素を含む送達システムを利用して、多くの場合、薬物、栄養流体、及びサプリメント等の流体が、経腸流体送達デバイスを介して投与される。これらの構成要素は、多くの場合、ルアーコネクタ等のコネクタ又はカプラ、あるいは近年開発されたENFit型コネクタ(ISO 80369−3)によって相互接続される。
いくつかの実施形態では、これらの経腸コネクタ又は経腸カプラは、外ハウジング形状を備える場合がある。また、この外ハウジング形状の領域又は凹状部では、細菌が繁殖し得る、又は他の潜在的な汚染物質を含み得る少量の不使用栄養供給液が保持される恐れがある。参照により本明細書中に援用される米国特許出願第14/844,956号明細書では、外ハウジング内に栄養供給液又は他の汚染物質が保持される可能性を排除又は低減するための排水用通路又はベントを備えるハウジング構造を有した、排水式ENFit型雄型経腸カプラ又は排水式ENFit型雄型経腸コネクタが開示されている。2016年1月28日出願の米国非仮特許出願第15/009,073号明細書、2015年1月28日出願の米国仮特許出願第62/108,824号明細書、及び2017年12月18日出願の米国仮特許出願第62/599,912号明細書で開示されている洗浄ツールが開発されており、その出願内容の全体は、全ての目的のために、参照により本明細書中に援用される。場合によっては、洗浄ツールの製造には複数の製造工程及び金型が必要となり、コストアップにつながることがある。この分野における改善が望まれており、本発明は、主に低コストの洗浄ツール及びその使用方法の提供を目的としている。
例示的な実施形態では、本発明は、栄養供給チューブのハブを洗浄するための洗浄ツール及びその使用方法を提供する。
一態様では、本発明は、栄養供給チューブのハブを閉塞するためのプラグに関する。栄養供給チューブのハブは、カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、雄型カプラと外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えている。また、栄養供給チューブのハブのプラグは、栄養供給チューブのハブの管腔を閉塞するための中央プラグ部材と、中央プラグ部材から延在しているボディとを備えている。例示的な実施形態では、栄養供給チューブのハブの管腔Lから中央プラグ部材を抜出することなく、環状空間へアクセス可能となるために、ボディ内に、少なくとも1つの開口部又は切欠部が画定される。
別の態様では、本発明は、ブラシ端部と、ブラシ端部に対して連結されている把持部とを備えたプラグ部材を有する栄養供給チューブのハブを洗浄するための洗浄ツールに関し、該プラグ部材は複数の毛を有している。例示的な実施形態では、栄養供給チューブのハブは、該ハブを洗浄するために洗浄ツールの少なくとも一部を受容する、1つ又は複数の開口部を備えたプラグを有する。
さらに別の態様では、本発明は、栄養供給チューブのハブのプラグ及び洗浄ツールを含む、経腸栄養供給のための洗浄システムに関する。例示的な実施形態では、栄養供給チューブのハブのプラグは、中央プラグ部材と、中央プラグ部材から延在しているボディと、ボディ内に画定される少なくとも1つの開口部又は切欠部とを備える。洗浄ツールは、ブラシ端部と把持部とを備える細長部材から成る。ブラシ端部は、ブラシ端部から延在している複数の毛を有する。例示的な実施形態では、ブラシ端部の少なくとも一部分は、少なくとも1つの開口部又は切欠部を介して、栄養供給チューブのハブの環状空間へとアクセス可能となるべく構成されている。
さらに別の態様では、本発明は、コネクタとシリンジの嵌合のための雄型−雌型カプラに関する。例示的な実施形態では、該カプラは、栄養供給チューブのコネクタのENFit準拠型雄型カプラと、シリンジのENFit準拠型雌型カプラとに対する篏合が構成されている。
さらに別の態様では、本発明は、栄養供給チューブのハブを洗浄するための方法であって、カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、雄型カプラと外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えており、かつ、栄養供給チューブの管腔と連通している栄養供給チューブのハブを提供するステップと、洗浄ツールを提供するステップと、栄養供給チューブのハブのプラグであって、雄型カプラの管腔に対する封止篏合のためのプラグ部材と、プラグ部材から延在しているボディと、ボディ内に画定される少なくとも1つの開口部又は切欠部とを備えたプラグを提供するステップと、雄型カプラの管腔を封止するために栄養供給チューブのハブにプラグ部材を取り付けるステップと、ブラシ端部の少なくとも一部が栄養供給チューブのハブの環状空間内を占有するために、少なくとも1つの開口部内又は切欠部内に、洗浄ツールの少なくとも一部を挿入するステップと、洗浄ツールが環状空間の少なくとも一部内を占有した状態で、プラグを栄養供給チューブのハブに対して回転させるステップと、栄養供給チューブのハブのプラグの少なくとも1つの開口部又は切欠部から、洗浄ツールを取り外すステップとから成る方法に関する。
さらに別の態様では、本発明は、ボディと、中央プラグ部材と、シリンジチップカプラと、ボディを貫通して延在する1つ又は複数のチャネルとを備えた栄養供給チューブのコネクタのためのプラグに関する。例示的な実施形態では、中央プラグ部材は、栄養供給チューブのハブの管腔を閉塞するために、ボディの第1の側面から延びている。例示的な実施形態では、シリンジチップカプラは、ボディの第2の側面から延びており、かつ、シリンジチップに対する互換的な篏合が構成されている。例示的な実施形態では、ボディを貫通する1つ又は複数のチャネルは、環状空間内を洗浄する目的で、シリンジチップカプラの内部に導入された洗浄用流体が、ボディを介して環状空間内へと流通すべく構成されている。
さらに別の態様では、本開示は、内部を貫通して延びている管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、雄型カプラと外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えた栄養供給チューブのハブを閉塞するためのプラグに関する。プラグは、栄養供給チューブのハブの外側カラー内として環状空間の少なくとも一部を、着脱可能に覆うべく構成されているベースと、ベースから延在しているプラグのプラグインサートとを含有する。プラグのプラグインサートは、結合軸線に沿って栄養供給チューブのハブの管腔に嵌入されるべく構成されている。プラグのプラグインサートが栄養供給チューブのハブの管腔を閉塞している間に、栄養供給チューブのハブの外側カラー内として画定される環状空間へのアクセスを提供するために、少なくとも1つの通路が、ベースを貫通して延びている。
さらなる態様では、本開示は、カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、雄型カプラと外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えた栄養供給チューブのハブを洗浄するためのカプラであって、栄養供給チューブのハブの外側カラー内に画定されている環状空間の少なくとも一部を、着脱可能に覆うべく構成されているベースと、栄養供給チューブのハブの管腔に対して着脱可能な封止が構成されている封止部と、封止部が栄養供給チューブのハブの管腔を封止している間に、流体源から所定体積の流体を受容し、かつ、所定体積の流体を栄養供給チューブのハブの外側カラー内の環状空間へと送達すべく構成された流体用導管とを備えているカプラに関する。
別の態様では、本開示は、カップリングシステムであって、流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラと、流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラから離間されているISO 80369−3準拠型雄型カプラのハブと、流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラ及びISO 80369−3準拠型雄型カプラのハブから離間されており、かつ、ISO 80369−3準拠型雄型カプラに対して着脱可能に嵌合されているISO 80369−3準拠型雌型カプラと、流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラに対して着脱可能に嵌合されているISO 80369−3準拠型雄型カプラとを含むカプラとを備えているカップリングシステムに関する。
本発明における上述の態様及び他の態様、特徴、ならびに利点は、本明細書の図面及び詳細な説明を参照することで理解され、特に、特許請求の範囲で主張している、様々な要素及び組み合わせによって実現されるであろう。上述の一般的な説明及び図面に関する以下の簡単な説明の両方、ならびに例示的な実施形態の詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明しており、請求項に記載されているように本発明を限定するものではないことを理解されたい。
図1は、本開示の例示的な一実施形態による、洗浄ツールが内部に挿入された状態で、栄養供給チューブのハブを閉塞している栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的斜視図である。 図2は、図1に示されている、栄養供給チューブのハブ、栄養供給チューブのハブのプラグ、及び洗浄ツールについての分解組立図である。 図3は、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブのプラグが単独で示された斜視図である。 図4は、図3に示されている栄養供給チューブのハブのプラグについての側面図である。 図5は、図3に示されている栄養供給チューブのハブのプラグについての上面図である。 図6は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図7は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図8は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図9は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図10は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図11は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図12は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図13は、本開示のさらなる例示的な実施形態による、図1〜図2に示されている栄養供給チューブのハブ及び洗浄ツールと協働して機能できる、栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面図である。 図14は、本開示の別の例示的な実施形態による、シリンジチップのコネクタを備えた栄養供給チューブのハブのプラグについての模式的上面斜視図である。 図15は、図14に示されている栄養供給チューブのハブのプラグについての底面斜視図である。 図16は、本開示の別の実施形態による、栄養供給チューブのハブ、シリンジ、及び雄型−雌型コネクタから成るシステムについての模式的斜視図である。 図17は、図16に示されているシステムについての分解組立図である。 図18は、図16〜図17に示されている雄型−雌型コネクタが単独で示されている正面斜視図である。 図19は、図18に示されている雄型−雌型コネクタが単独で示されている背面斜視図である。 図20は、本開示の別の例示的な実施形態による、クリップコネクタを有する雄型−雌型コネクタについての模式的斜視図である。 図21は、本開示の別の例示的な実施形態による、雄型−雌型コネクタ及び栄養供給チューブのハブのプラグの模式的正面斜視図である。 図22は、図21に示されている雄型−雌型コネクタ及び栄養供給チューブのハブのプラグの背面斜視図である。 図23は、図21〜図22に示されている雄型−雌型コネクタ及び栄養供給チューブのハブのプラグについての正面図である。 図24は、図21〜図22に示されている雄型−雌型コネクタ及び栄養供給チューブのハブのプラグについての背面図である。
本発明は、後述の、本開示の一部を構成する添付の図面に関連する例示的な実施形態の詳細な説明を参照することによって、より容易に理解され得る。本発明は、本明細書に記載及び/又は示されている特定のデバイス、方法、条件、又はパラメータに限定されず、また、本明細書にて使用されている用語は、単なる例示として特定の実施形態を説明することを目的としており、請求項に係る発明を限定することを意図したものではないことを理解されたい。本明細書に記載されているすべての特許及び他の刊行物は、本明細書中にそのすべてが記載されているかのように、参照によって本発明に組み込まれる。
また、特許請求の範囲を含む明細書で使用されているように、単数形「a」、「an」、及び「the」は、複数形を含み、特定の数値への参照は、文脈によって明らかに別段の指示が与えられていない限り、少なくともその特定の値を含む。本明細書では、範囲は、「約」又は「およそ」を冠するある特定の値から、及び/又は、「約」又は「およそ」を冠する別の特定の値までを表すことができる。このような範囲が表現される場合、別の実施形態では、ある特定の値から、及び/又は、別の特定の値までが含まれる。同様に、値が近似値として表現される場合、先行詞「約」の使用により、この特定の値が別の実施形態を形成していることが理解されるであろう。
図面を参照すると、いくつかの図面を通じて対応している部材には、同様の参照番号を付している。図1〜図2は、本発明の例示的な実施形態による、栄養供給チューブのハブ又はコネクタCを結合軸線L1に沿って封止するための、栄養供給チューブのハブのプラグ10を示している。例示的な実施形態では、プラグ10は、カプラの管腔L又は栄養供給チューブのコネクタCのコネクタMを封止又は閉塞するための、プラグ部材12又はプラグインサートを備えている。例示的な実施形態では、本発明の栄養供給チューブのコネクタCは、参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願第14/844,956号明細書にて開示されている、栄養供給液又は他の汚染物質が外部ハウジングに保持される可能性を排除又は低減するための排水通路又はベントを備えるハウジング構造を有した、排水式ENFit型雄型経腸カプラ又は排水式ENFit型雄型経腸コネクタと実質的に関連する。プラグ10は、コネクタC上の溝付表面GS又は凹状部に固定される保持リング55又はファスナを有するテザー50を備えてもよい。溝付表面GSは、コネクタCの周方向に延在するチャネルであってもよい。テザー50は、可撓性を有してもよく、また、使用者がプラグ10を把持してコネクタCに対する結合軸線L1についてプラグ10を回転できるように、図1に示すようにハンドルのような形状を有してもよい。
例示的な実施形態によれば、コネクタMと外側カラーOCのねじ付き内表面との間に画定される環状空間Aでは、細菌が繁殖し得る、又は他の潜在的な汚染物質を含み得る少量の不使用栄養供給液が保持される恐れがある。したがって、本明細書に記載のプラグ10は、コネクタMの管腔Lがプラグ部材12によって封止されている間に、コネクタCの環状空間Aを効果的に洗浄できることが好ましい。プラグ10の少なくとも一部には、環状空間Aへのアクセスを提供するために、1つ又は複数の開口部(後述)が画定され、これにより、ブラシ又は他の洗浄ツール80は、環状空間Aの洗浄するために、1つ又は複数の開口部を介して環状空間A内へと挿入可能となる。
例示的な実施形態では、洗浄ツール80は、一般的にブラシ端部82及び把持部84を備えた細長のブラシ部材を備える。ブラシ端部82は、強固な(例えば、ステンレス鋼の)柱から放射状に延在している、可撓性を有する複数の(例えば、ナイロンの)毛を備えており、また把持部84は、ブラシ端部の動作を制御するための強固な(例えば、プラスチックの)軸を備える。任意選択で、洗浄ツール80は、他のプラスチック、金属、天然素材、合成素材、及び/又はそれらの組み合わせから形成されてもよい。例示的な実施形態では、ブラシ端部82は、一般的に直線的な経路に沿って延びており、かつ、把持部84と同軸に配置されている。別の例示的な実施形態では、ブラシ端部82は、把持部84に対して傾斜を有する直線的な経路に沿って延在してもよく、又は、例えばブラシ端部の一部又は複数部が、非直線的な経路に沿って延在してもよい。
いくつかの例示的な実施形態によれば、洗浄ツール80は、1つ又は複数の開口部を介して挿入される前に、液体、洗浄用溶剤、又は洗浄用流体によってコーティングされるか湿らされてもよい。任意選択で、洗浄ツール80を挿入して洗浄する前に、洗浄用流体が環状空間A内に設けられていてもよい。例示的な一実施形態によれば、洗浄用流体は、1つ又は複数の開口部30を通過して環状空間A内へ流入する少なくとも1つの流体を排水可能であるコンテナ内又は他のリザーバ内に収容される。いくつかの例示的な実施形態によれば、シリンジ、他のコンテナ、又は排水手段が、洗浄用流体を環状空間内へと排出する目的でカプラと接続され得るために、カプラ又は他のコネクタが、ボディ20の一部上に設けられても(さらに環状空間Aと連通されても)よい。その後、ブラシ端部82が、1つ又は複数の開口部を介して挿入され、洗浄が開始され得る。さらなる例示的な実施形態によれば、プラグは、環状空間内へ洗浄用流体を排出するために、洗浄用流体を含有するシリンジ又は他のデバイスが接続することを可能にするカプラをさらに備えてもよい。
栄養供給チューブのハブCが患者の栄養供給に使用された後、プラグ10は、ハブCに再接続され、プラグ部材12によってハブCの管腔Lが封止される。その後、洗浄ツール80のブラシ端部82が開口部30内に挿入され、ブラシ端部82によって、一般的に環状空間Aの少なくとも一部が占有される。続いて、ブラシ端部82が環状空間Aの少なくとも一部を占有し、かつ、プラグ部材12が管腔Lを封止している状態で、プラグ10及び洗浄ツール80の全体が、ハブ底部にデブリを掃き出すために、ハブCに対する結合軸線L1について(例えば、いくつかの例示的な実施形態によれば、360°)回転させられる。いくつかの例示的な実施形態によれば、プラグ10及び洗浄ツール80の回転の後、洗浄ツール80は、環状空間Aを貫通してハブCの底部から突出するためにさらに挿入され、例えば、少なくともブラシ端部82が、一般的にハブCの底部に設けられたベント機構部から貫通して突出する。その後、プラグ10がハブCと篏合した状態で、洗浄ツール80が開口部から除去されて廃棄される。いくつかの例示的な実施形態によれば、洗浄ツール80は、複数回の使用又は洗浄のために構成してもよく、その場合、次回の洗浄のために洗浄ツール80は洗浄して保管される。
プラグ10は、プラグ部材12が栄養供給チューブのハブCのコネクタMの管腔Lを封止した状態で、洗浄ツール80が環状空間A内へアクセス可能となるべく所望の通りに構成されることが好ましい。図3〜図5に示されている例示的な実施形態では、本明細書に記載のプラグ10は、プラグ部材12又はプラグインサートと、プラグ部材12が延びているボディ20と、1つ又は複数の開口部30又は挿入路と、環状空間Aを洗浄する目的で、洗浄ツール80を栄養供給チューブのハブCの環状空間Aへとアクセス可能にするためのチャネル又はアクセス用開口部(後述)とを備えている。例示的な実施形態では、例えば、一般的にプラグ10を栄養供給チューブのハブCに係留する目的で、プラグ10は、(例えば、栄養供給チューブのハブCにプラグ10を取り付けるために/栄養供給チューブのハブCからプラグ10を取り外すために把持される)把持部40又はハンドルと、テザー50と、保持リング55とをさらに備えてもよい。使用時には、テザー50は、把持されて、栄養供給チューブのハブCに対してプラグ10を回転するためのハンドルとして機能できる。
ボディ20は、開口部30の幾何形状によって遮断される外周部22を備えた、一般的に平坦な幾何形状を有してもよい。ボディ20は、追加でブラシ80を挿入するためにカラー内にギャップを残しながら、特に図3〜図4で示されているように開口部30又は切欠部によって遮断されるとともに、一般的に下方へと延び得るカラー又はスカート14を備えてもよい。プラグ10は、洗浄ツールが環状空間Aを占有している間に、ハブCから着脱できる。
図6〜図13は、図1〜図5で説明したプラグ(10)として効果的に機能できるプラグの設計例を示している。図6〜図13に示されているプラグは、栄養供給チューブのハブCのコネクタMの管腔L内に挿入するためのプラグ部材12の具備を含み、図1〜図2のプラグ(10)と同様の形状を有してもよい。図6は、ボディ20a又はベースの一部、例えば一般的に把持部40a又はハンドルの一側面の中央部を貫通して延在する単一円筒状の開口部30a又はアパーチャを備えた、プラグ10aを示している。ボディ20aは、一般的に周状である外周部22aを備えた平面ディスク状であってもよく、またテザー50aによって連結されてもよい。上述の説明の通り、使用時には、洗浄ツール80のブラシ端部82は、コネクタCの環状空間Aを洗浄するために開口部30aを介して挿入される。
図7は、上述の設計と同様の、ボディ20b、周状を有する外周部22b、把持部40b、及びテザー50bを備えた、プラグ10bの設計を示している。プラグ10bは、把持部40bの一側面に沿ってボディ20bの一部を貫通して形成された湾曲形通路又は弓形通路を画定する、開口部30bを含む。開口部30bは、細長い半円形状を有することができ、一般的に外周部22bの曲線形状に従う。上述の説明の通り、使用時には、洗浄ツール80のブラシ端部82は、コネクタCの環状空間Aを洗浄するために開口部30bを介して挿入される。開口部30bの細長形状によって、使用中にブラシ端部82の向きと位置を変更することが可能となる。
図8は、上述の設計と同様の、ボディ20c、周状を有する外周部22c、把持部40c、及びテザー50cを備えた、プラグ10cの設計を示している。プラグ10は、ボディの一部から外周部22cまでの一般的に細長のチャネルを画定する、開口部30cを含む。上述の説明の通り、使用時には、洗浄ツール80のブラシ端部82は、コネクタCの環状空間Aを洗浄するために開口部30cを介して挿入される。図示の通り、把持部40cの近傍に画定される開口部30cの一部は、例えば、いくつかの例示的な実施形態によれば、洗浄ツール80の把持部84の外表面を挟装するために、一般的に丸みを帯びている。
図9は、上述の設計と同様の、ボディ20d、周状を有する外周部22d、把持部40d、及びテザー50dを備えた、プラグ10dの設計を示している。プラグ10dは、把持部40dの両側面に沿ってボディ20dの一部を貫通して形成された湾曲形通路又は弓形通路を画定する、対向して配置された一対の開口部30dを含む。開口部30dは、細長い半円形状を有することができ、一般的に外周部22dの曲線形状に従う。上述の説明の通り、使用時には、洗浄ツール80のブラシ端部82は、コネクタCの環状空間Aを洗浄するために開口部30dを介して挿入される。開口部30dの細長形状によって、使用中にブラシ端部82の向きと位置を変更することが可能となる。
図10は、上述の設計と同様の、ボディ20e、周状を有する外周部22e、把持部40e、及びテザー50eを備えた、プラグ10eの設計を示している。プラグ10eは、ボディ20eを貫通して形成され、かつ、把持部40e方向の軸線に対してミラーリングされた、ノッチ形状あるいは一般的に矩形状又は多角形状を有する開口部が対向して配置された、一対の開口部30eを含む。上述の説明の通り、使用時には、洗浄ツール80のブラシ端部82は、コネクタCの環状空間Aを洗浄するために開口部30eを介して挿入される。開口部30eの細長形状によって、使用中にブラシ端部82の向きと位置を変更することが可能となる。
図11は、上述の設計と同様の、ボディ20f、周状を有する外周部22f、把持部40f、及びテザー50fを備えた、プラグ10fの設計を示している。プラグ10fは、把持部40fの両側面に沿ってボディ20fの一部を貫通して形成された幾何形状を画定する、対向して配置された一対の開口部30fを含む。図11は、一般的に図9のプラグ(10d)と同様であるが、把持部40fの延長部と実質的に整列されるように開口部30f又はチャネルの放射状内部側壁が除去されているために、開口部30fはより大きなサイズを有し、使用中の洗浄ツール80のブラシ端部82の向きと動作が、より可撓性を有することとなる。
図12は、上述の設計と同様の、ボディ20g、周状を有する外周部22g、把持部40g、及びテザー50gを備えた、プラグ10gの設計を示している。図12は、位置的に離間された複数の開口部30g、例えば、ボディ20gの一部を貫通して延びている4つの円筒状の開口部又はアパーチャを示している。これらの開口部又はアパーチャは、洗浄ツール80のブラシ端部82へ様々なアクセス位置を提供するために、所望の通りの形状及び位置を有することができる。例示的な実施形態では、開口部30gは実質的に円筒形状を有しているが、他の実施形態では、所望に応じて、例えば、卵形(oval)、楕円形(elliptical)、矩形、多角形、又は他の所望の形状を有する開口部を備えてもよい。例示的な一実施形態によれば、1つ又は複数の離間された開口部30gは、例えば、開口部が直線的に配列されるように、ボディ20gを所望の配置で貫通して形成されてもよい。例示的な一実施形態によれば、1つ又は複数の開口部は、実質的に環状空間Aと整合している。
図13は、上述の設計と同様の、ボディ20h、周状を有する外周部22h、把持部40h、及びテザー50hを備えた、プラグ10hの設計を示している。プラグ10hは、例えば、外周部22hからの大切欠部を画定するためにその前面部分全体が除去された、開口部30hを含む。
図14〜図15は、本発明の別の例示的な実施形態による、プラグ100を示している。例示的な実施形態では、プラグ100は、一般的に上述のプラグ10と同様であり、例えば、プラグ部材112と、ボディ120と、カラー122又はスカートによって画定される1つ又は複数の切欠部124を有するカラー122又はスカートと、プラグ部材112が管腔Lに対して封止篏合する間に、ブラシ端部82が栄養供給チューブのコネクタCの環状空間Aへアクセス可能となるための、1つ又は複数の通路又はアクセス用開口部134とを備えている。プラグ100は、さらに、シリンジチップカプラ140か、シリンジチップに対する嵌合を受容すべく構成されたカラーかを備える。プラグ100は、また、上述の把持部(40)と同様に動作する把持部142又はハンドルを備えてもよい。図示されている把持部142は、シリンジチップカプラ140から延在しており、かつ、同一平面状に存在するフランジ対を備えてもよい。
例示的な実施形態では、シリンジチップカプラ140内に導入された洗浄用流体が、栄養供給チューブのコネクタCの環状空間A内へと排水又は噴出されるために、1つ又は複数の、開口部、噴出部、又はチャネル130が、ボディ120を貫通して延びている。チャネル130は、互いが互いの外側部から離間され、かつ、一般的にプラグ部材112を囲繞することで、一般的に円筒形状を有した6つ程のチャネル130から成る円形アレイを画定する。チャネル130は、各々がシリンジチップカプラ140の開放受容領域内に収まって配置されているため、シリンジチップカプラ内に受容された流体は、開口部を止め処なく流れる。別の実施形態では、所望に応じて、6つよりも多い又は少ない数の開口部が設けられてもよい。
例示的な一実施形態によれば、チャネル130は、洗浄用流体を外側(一般的に、プラグ部材112から離れる方向)へと導くために、結合軸線L1から離れる方向に時計回り又は反時計回りで配置及び配向される。例示的な実施形態では、チャネル130は、洗浄用流体が、環状空間Aだけでなく、環状空間Aの周部及びコネクタCのカラーのねじ部も流れることを補助すべく構成されている。例えば、チャネル130は、洗浄用流体が、環状空間Aを通過する際、結合軸線L1に対して螺旋状に効果的に流れるか、概して螺旋経路に沿って流れるように、栄養供給チューブのコネクタCを洗浄するための噴出システムを提供することが好ましい。別の例示的な実施形態では、1つ又は複数のチャネル130は、例えば、環状空間A内の不要なデブリ、細菌、又は他の望ましくないものを除去及び洗浄する際、洗浄用流体の効果を最大にするために、所望の通りにサイズ調整、配置、及び配向されてもよい。また、上述の説明の通り、ブラシ端部82は、環状空間Aを洗浄するために、切欠部134内に挿入され環状空間Aの少なくとも一部を占有してもよい。
別の例示的な実施形態によれば、本発明は、雄型−雌型カプラ又はハブコネクタに関する。図示されている通り、図16〜図20は、本発明の例示的な一実施形態による、雄型−雌型カプラ又はハブコネクタ200を示している。例示的な実施形態では、ハブコネクタ200は、第1の結合端212及び第2の結合端214を備えており、第1の結合端212は、ISO 80369−3(ENFit)と互換性を有する、又はISO 80369−3(ENFit)に準拠している雄型カプラを備えており、第2の結合端214は、ISO 80369−3(ENFit)と互換性を有する、又はISO 80369−3(ENFit)に準拠する雌型カプラを備えている。例示的な実施形態では、雄型−雌型カプラ200は、上述の栄養供給チューブのハブ又は栄養供給チューブのコネクタCとISO 80369−3(ENFit)互換型雌型カプラSCとの間で篏合されている。例えば、雄型−雌型カプラ200の第1の結合端212におけるISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラは、シリンジSの雌型カプラSCに対して互換的な篏合が構成されており、カプラの第2の結合端214におけるISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラは、栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラに対して互換的な篏合が構成されている。例示的な実施形態では、栄養供給チューブのコネクタCは、排水可能である。参照により本明細書に組み込まれる米国特許出願第14/844,956号明細書は、栄養供給液又は他の汚染物質が外部ハウジングに保持される可能性を排除又は低減するための排水用通路又はベントを備えたハウジング構造を有する、排水式ISO 80369−3(ENFit)型雄型経腸カプラ又は排水式ISO 80369−3(ENFit)型雄型経腸コネクタを開示している。
例示的な実施形態では、洗浄ツール又は他の洗浄方法を用いて、(例えば、栄養供給液が保持される恐れのある領域又は凹状部にて)細菌が繁殖し得る、又は他の潜在的な汚染物質を含む可能性がある少量の不使用栄養供給液を排除するのではなく、雄型−雌型カプラ200が、例えば、不使用栄養供給液が栄養供給チューブのコネクタの一部内又は複数部内で溢れ出る可能性を実質的に排除する溶液か、使い捨て溶液かを提供することが好ましい。例えば、雄型−雌型カプラ200は、シリンジのISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラと栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラとの間に、仲介用導管を提供する。このように、所望量の栄養供給液又は他の流体が、シリンジSから供給され、雄型−雌型カプラ200内を流通し、さらに栄養供給チューブのコネクタC内を流通した後、(また、さらに患者への送達を担う栄養供給チューブFT内を流通した後、)これらの構成要素は、全体ではないものの実質的に全ての栄養供給液について、栄養供給チューブのコネクタCの1つ又は複数の凹状部内又は領域内への溢れ出し及び侵入を妨げるべく、離断されてもよい。これにより、例えば、栄養供給チューブのコネクタ(又はその一部)は、使用後の洗浄を必要としないこととなる。例えば、本出願は、米国特許出願第15/009,073号明細書(その出願内容の全体は、参照により本明細書中に援用されている)等に記載の洗浄用デバイスを使用するのではなく、雄型−雌型カプラ200が、シリンジSと栄養供給チューブのコネクタCとの間の仲介用カプラとして提供されてもよい。
例示的な一実施形態によれば、栄養供給の後、雄型−雌型カプラ200が接続された状態で栄養供給チューブのコネクタCからシリンジSを離断することが望まれる場合、雄型−雌型カプラ200の第2の結合端214は、(第1の結合端212のISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラが、シリンジSのISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラと篏合したまま、)栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラから離断される。不使用栄養供給液が、雄型−雌型カプラ200の導管内に留められ、栄養供給液が、栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラの導管及び栄養供給チューブのコネクタCの1つ又は複数の凹状部内又は領域内からの溢れ出し又は外部への脱出を妨げられることが好ましい。別の例示的な実施形態によれば、雄型−雌型カプラ200が間に接続された状態で、雄型−雌型カプラ200の第1の結合端212が、(第2の結合端214のISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラが、栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラと篏合したまま、)シリンジSのISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラから離断される。その後、雄型−雌型カプラ200の第2の結合端214は、栄養供給チューブのコネクタCから離断されてもよい。
例示的な実施形態では、シリンジSと栄養供給チューブFTとの間に延在している導管は、減圧され得るか、一般的に加圧され得る。例えば、3つの構成要素(シリンジ、雄型−雌型カプラ200、及びコネクタC)のうちの2つが初めて離断されると、一般的に減圧状態又は加圧状態から開放される。これにより、一般的に少なくともいくらかの栄養供給液の残留物は、溢れ出るか、一般的に大気に曝されることとなり、その内のいくらかは、構成要素内の1つ又は複数の凹状部内又は領域内へと侵入し得る。したがって、本発明の例示的な実施形態では、好ましくは、不使用栄養供給液が、栄養供給チューブのコネクタCの1つ又は複数の凹状部内又は領域内へと溢れ出すことを防止し、コネクタCを、洗浄ツールが不必要である清潔かつ無菌状態に維持するために、不使用栄養供給液が溢れ出る又は露出される位置の方向転換又は再配置を提供する。
第1の結合端212の外側カラーは、使用者がコネクタC又はシリンジSから雄型−雌型カプラ200を着脱することを援助する改良把持面を提供する目的で、1つ又は複数の表面特性218あるいは他の凹状部、凹部(indentions)、凸部(projections)、又は他の機構を備えてもよい。例示的な一実施形態によれば、外側カラーは、例えば、雄型−雌型カプラ200が窒息の危険性を有さないことを確実にするために、及び16 CFR§1501.4に準拠するために、円盤状フランジ(図示せず)又は他の外向きに突出する部材を備える。
図20に示されている別の例示的な実施形態によれば、雄型−雌型カプラ300は、ディレクタブリィ(delectably)な弾力性を有し、かつ、栄養供給チューブのコネクタCに対する第2の篏合が提供されている1つ又は複数のフィンガー、クリップ320、又はアンカー部を含む受けカラー316を備えてもよい。図示されている通り、クリップ320は、固定端とアンカー部の可撓自由端との間に延在している。雄型−雌型カプラ300は、第1の結合端212のISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラ及び第2の結合端214のISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラを含み、上述の雄型−雌型カプラ200と同様の構造を有する。図示されているように、受けカラー316は、第2の結合端214のISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラの周部に延在している。受けカラー316の内径は、その内部に外側カラーOCを受容するために、コネクタCの外側カラーOC(図2参照)の外径より大きくてもよい。(内向きの突出端部を備える)対向する一対のクリップ320は、雄型−雌型カプラ300の第2の結合端314にて提供される。さらに、例えば、第2の結合端214のISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラが栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラに対して完全に篏合された際に、クリップ320は、一般的に栄養供給チューブのコネクタCの外側部と着脱可能に嵌合又は係止され、例えば、凹部又は凸部が、栄養供給チューブのコネクタCのボディ外側に沿って形成された溝付表面GS(図2参照)と嵌合する。このように、例示的な実施形態では、クリップ320は、第1の篏合が、雄型−雌型カプラ300のISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラのラグと栄養供給チューブのコネクタCのねじ付カラーとの間に提供されており、また、第2の篏合が、クリップ320と栄養供給チューブのコネクタCの外側部との間に提供されている、二重の嵌合又はロック機構を提供することが好ましい。任意選択で、他のクリップ又は他の相補的な嵌合機構が所望の通りに提供されることが可能で、例えば、両者の間に追加の篏合が提供されてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、クリップ320は、使用者が一部分を押すか作動させるかすることでクリップを栄養供給チューブのコネクタCとの篏合から離断できる、着脱可能型篏合を構成されてもよい。
任意選択で、クリップ320は、栄養供給チューブのコネクタCと恒久的に嵌合されるべく構成されてもよい。別の例示的な実施形態によれば、雄型−雌型カプラ300と栄養供給チューブのコネクタCとの間の結合軸線L1に対する軸方向変位によって、クリップ320又は他の嵌合機構を、栄養供給チューブのコネクタに対する篏合から離断する目的で、クリップ又は他の嵌合機構が設けられてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、雄型−雌型カプラ300の外側スリーブ又は受けカラー316は、栄養供給チューブのコネクタCの外周部に沿って形成された1つ又は複数の凸部と相補的に篏合するためのチャネルを備えてもよい。
いくつかの例示的な実施形態によれば、雄型−雌型カプラは、雌型カプラと雄型−雌型カプラの雄型カプラとの篏合が、恒久的な篏合となるべく構成される。例えば、例示的な実施形態によれば、雄型−雌型カプラは、初回篏合時に、互換型カプラに対する嵌合が恒久的となり得る機構を備えている。したがって、いくつかの例示的な実施形態によれば、該機構は、シリンジ及び/又は延長セットの再使用防止に役立つ。
他の例示的な実施形態によれば、シリンジS及び/又は雄型−雌型カプラ200は、例えば、不使用栄養供給液の溢れ出しを(完全ではないものの)さらに低減するために、管腔延長チップ、又は、例えば小径管腔を含む低用量チップを備えてもよい。これにより、管腔の体積は、シリンジが栄養供給チューブのコネクタへ直接接続された場合と実質的に同様の体積へと減少する。例えば、シリンジSは管腔延長チップSLDTを備えてもよく、雄型−雌型カプラ200は管腔延長チップを備えてもよい。また、その両方はISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラの導管の少なくとも一部分を占有すべく構成されており、それによって導管内の体積が減少する。2016年7月14日出願の米国特許出願第15/210,282号明細書及び米国特許出願第15/659,323号明細書は、管腔延長チップを備えるシリンジ及びカプラ/コネクタを開示しており、その出願内容の全体は、参照により本明細書中に援用されている。
別の例示的な実施形態によれば、雄型−雌型カプラ200はまた、例えば、16 CFR§1501.4に準拠し(例えば、§1501.4で規定されている試験用シリンダとは完全には嵌合しない)、かつ、栄養供給チューブのコネクタCのISO 80369−3(ENFit)準拠型雄型カプラの管腔又は導管の閉塞を提供するために、図1〜図5で篏合されているプラグ10等のテザー付きプラグを備えてもよい。
いくつかの例示的な実施形態によれば、任意選択で、1つ又は複数のクリップ(320)は、シリンジSのISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラに対して、着脱可能型嵌合又は恒久的嵌合を提供してもよく、例えば、本明細書に記載されているカプラの第2の結合端214のねじ付き外側カラーは、シリンジのISO 80369−3(ENFit)準拠型雌型カプラに対して、二重動作式の取り付け及び取り外しを提供するように改変されてもよい。任意選択で、栄養供給チューブのコネクタCの外側カラーは、同様に、本明細書に記載の受けカラー316及びクリップ320と同様の構造を有した、改変型カラー又はクリップ付きカラーを備えてもよい。米国特許出願第15/454,761号明細書、米国特許出願第15/078,674号明細書、米国特許出願第15/185,583号明細書、米国特許出願第14/844,922号明細書、米国意匠特許出願第29/521,665号明細書、及び米国意匠特許出願第29/533,173号明細書は、参照により本明細書中に援用されており、雄型−雌型カプラ200、雄型−雌型カプラ300、及び/又は栄養供給チューブのコネクタCの同軸結合式外側カラーを代替する、クリップ式、スナップ式、及び二重動作式を有する取り付け機構及び取り外し機構を開示している。
図21〜図24は、本発明における追加的かつ例示的な実施形態による、栄養供給チューブのコネクタCの管腔L(図1〜図2参照)を閉塞するためのプラグ400を示している。例えば、プラグ400は、図1〜図2に示されている実施形態と同様に、一般的に栄養供給チューブのコネクタCに係留されている。また、管腔Lが封止され、かつ、洗浄用流体を含有するシリンジS又は他のデバイスが1つ又は複数の開口部を介して接続及び排水可能であるとともに、プラグ400は、栄養供給チューブのコネクタCへと接続できる。これにより、洗浄用流体は、コネクタCの環状空間Aを通過し、環状空間内を洗浄する。例示的な実施形態では、プラグ400は、栄養供給チューブのコネクタCに対して嵌合する第1の結合端402と、シリンジSのシリンジチップSTに対して嵌合する第2の結合端404とを備えている。例示的な一実施形態によれば、シリンジSは、標準的な経口シリンジチップを有する経口シリンジを備えている。
例示的な実施形態では、第1の結合端402は、栄養供給チューブのコネクタCのコネクタ80369−3準拠型雄型カプラに対する嵌合を提供するISO 80369−3準拠型カプラを備えている。例示的な実施形態では、第1の結合端402は、コネクタMによって占有されるリザーバ410を画定し、プラグ部材412は、コネクタMの管腔Lに対して封止篏合を提供するために、一般的にリザーバ410の中央に配置される。1つ又は複数のチャネル、ジェット、又は開口部430は、一般的にプラグ部材412に近傍に定義され、第2の結合端404と連通する。例示的な実施形態では、第2の結合端404は、(例えば、シリンジチップSTに対する嵌合のための)内側のシリンジカプラ420と、一般的にシリンジカプラ420を囲繞する外側カラー422とを備えている。例示的な実施形態では、1つ又は複数の開口部430は、シリンジカプラ420及び第1の結合端402のリザーバとの間を連通すべく構成されている。開口部又は導管432は、第1の結合端602の一部上に設けられる。1つ又は複数の開口部430は、ボディを貫通して形成された6つのチャネルによる円形アレイを介して、導管432と流体連結することができ、また各チャネルは、一般的に中央のプラグ部材から離れる外側方向に対して時計回り又は反時計回りで延在している。チャネル中を流れる洗浄用流体は、開口部430から導管432への排出経路で環状空間内を通過する間に、らせん状に流れる、又は一般的にらせん経路に沿って流れる。
例示的な実施形態では、導管432は、複数の開口部430を通過する洗浄用流体が、栄養供給チューブのコネクタCのカラーの内側部に沿って画定された1つ又は複数のねじ山部に沿った経路及び環状空間A内を流れるようにガイド又はディレクトされるためのパスを提供する。例えば、コネクタMが一般的に第1の結合端402のリザーバ410内の大半を占有しており、かつ、プラグ部材412がコネクタMの管腔Lと封止篏合している状態では、シリンジカプラ420内に導入されたあらゆる洗浄用流体は、1つ又は複数の開口部430を通過し、リザーバ410内を流れる。しかし、コネクタMがリザーバ410内の相当量を占有するにしたがって(また、一般的に両部材間の封止篏合が進行するにしたがって)、内部の洗浄用流体はリザーバ410からの流出を防止されているものの、代わりに最も抵抗が少ない流路を選択し、導管432を通過して、環状空間A内及び栄養供給チューブのコネクタCのカラーのねじ山部に沿った経路を流れる。例示的な一実施形態によれば、1つの導管432が、第1の結合端402を貫通して形成される。別の例示的な実施形態では、2つ以上の導管が、第1の結合端402を貫通して形成されてもよい。
さらなる実施形態は、プラグ(10)(図1〜図5参照)に同様のプラグ構造の要素と、それぞれ図16〜図19及び図23〜24に記載されたカプラ(200及び400)の構造の要素とを含むことができる。上述したこれらの実施形態の組み合わせは、その実施可能性について、明示的な説明をすることなく決定できる。上述のプラグ(10)と同様に、この追加のプラグは、プラグ部材と、プラグ部材が延びているボディと、ボディから延在するテザーとを備える。また、スカート又は外フランジは、例えば、プラグがコネクタMの管腔Lに対して封止篏合されている間に一般的にコネクタCの端部と当接する、ボディの外周部に沿って形成されてもよい。さらに、プラグ部材が備わった側面と一般的に対向している側面は、図16〜図19に示されているカプラ(200)の第1の端部(212)と同様のシリンジチップカプラと、シリンジチップカプラから一般的に外向きに延びる1つ又は複数の翼部又は把持部とを備えている。上述の説明と同様に、図23〜図24の開口部(430)と同様の1つ又は複数の開口部は、洗浄用流体がプラグを介して、コネクタCの環状空間内へと流通し、環状空間内を洗浄するための流路を提供するために、ボディを貫通して形成される。開口部は、シリンジチップカプラに導入された洗浄用流体が、ボディを流通し、プラグ部材から離間された位置から排出され、栄養供給チューブのコネクタCのカラーのねじ山に沿って環状空間A内をさらに流れるために、ボディを貫通して位置決め及び形成されてもよい。上述したプラグ(10)と同様に、1つ又は複数の表面減少空隙部又は切欠部は、ブラシ又は洗浄ツール80が、環状空間内を洗浄するために内部を貫通して環状空間の1つ又は複数の部分を占有することができるように、ボディの内部として画定されてもよい。
例示的な実施形態では、ボディは、その周囲の少なくとも一部が周在しているスカートを含むことができる。例示的な実施形態では、スカートの少なくとも一部は、1つ又は複数の表面減少通路又は切欠部を備える。例示的な実施形態では、ボディは、ブラシ80(及びブラシ端部82)が環状空間A内にアクセスすることを可能にするための単一切欠部を備える。上述の説明と同様に、ブラシ端部82が環状空間A内の少なくとも一部を占有しており、かつ、プラグ部材で管腔Lを封止している間、ブラシ端部82が環状空間Aを画定する表面全体にアクセスして洗浄することが可能となるために、プラグが、時計回り又は反時計回りで回転されてもよい。
例示的な実施形態によれば、本明細書に記載されているいくつかのプラグは、環状空間A内へのアクセスと、環状空間内への洗浄用流体の導入との両方を提供することが可能であり、いずれもコネクタMの管腔Lが封止されたままの状態で達成され得る。
例示的な実施形態を参照して本発明を説明してきたが、以下の特許請求の範囲で画定されるように、様々な修正、追加、及び削除が本発明の範囲内にあることは、熟練の当業者に理解されるであろう。

Claims (35)

  1. カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、前記雄型カプラと前記外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えた栄養供給チューブのハブを閉塞するためのプラグであって、
    前記プラグは、
    前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内に画定されている前記環状空間の少なくとも一部を、着脱可能に覆うべく構成されているベースと、
    前記ベースから延びており、かつ、結合軸線に沿って前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔に嵌入されるべく構成されているプラグインサートとを備えており、
    前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内に画定されている前記環状空間へのアクセスを提供するために、少なくとも1つの通路が前記ベースを貫通して延びているプラグ。
  2. 請求項1に記載のプラグであって、
    前記ベースが、前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記環状空間に対する前記結合軸線について回転可能であるプラグ。
  3. 請求項2に記載のプラグであって、
    前記プラグが、前記ベースから延びたハンドルを備えており、
    前記ハンドルが、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記環状空間に対する前記結合軸線についての、前記ベースの前記回転の操作に用いられるべく構成されているプラグ。
  4. 請求項3に記載のプラグであって、
    前記ハンドルが、前記栄養供給チューブの前記ハブに回転可能な状態で固定されているテザーを備えており、
    前記テザーが、前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、可撓性のある把持形状を形成すべく構成されているプラグ。
  5. 請求項3に記載のプラグであって、
    前記ハンドルが、中心軸線の周りに延在するフランジを備えており、
    前記フランジが、前記ベースを貫通して延びている前記少なくとも1つの通路を覆わないように構成されているプラグ。
  6. 請求項1に記載のプラグであって、
    前記ベースの前記少なくとも1つの通路が、前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記環状空間内へ、洗浄ツールの挿入を許容すべく構成されているプラグ。
  7. 請求項6に記載のプラグであって、
    前記ベースの前記少なくとも1つの通路が、前記ベースを貫通して延びるアパーチャを含んでいるプラグ。
  8. 請求項6に記載のプラグであって、
    前記ベースの前記少なくとも1つの通路が、前記ベースから切欠された切欠部を含んでいるプラグ。
  9. 請求項1に記載のプラグであって、
    前記ベースが、前記プラグインサートについて配向されたスカートを備えており、
    前記スカートが、前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラーに対して着脱可能に嵌合されるべく構成されているプラグ。
  10. 請求項9に記載のプラグであって、
    前記ベースを貫通して延びている前記少なくとも1つの通路が、前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、前記スカートと前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラーとの間に開口部を提供すべく前記スカート内に構成された少なくとも1つの面積が減少した表面領域を有しているプラグ。
  11. 請求項1に記載のプラグであって、
    前記ベースから、前記プラグインサートから離れる方向に向かって延在している流体用導管をさらに備えており、
    前記流体用導管は、
    流体源から所定体積の流体を受容し、
    前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞している間に、前記所定体積の流体を、前記ベース内に存在する前記少なくとも1つの通路を介して、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内の前記環状空間へと送達するように構成されているプラグ。
  12. 請求項11に記載のプラグであって、
    前記流体用導管が、前記結合軸線について配向されたカラーを備えているプラグ。
  13. 請求項11に記載のプラグであって、
    前記流体用導管が、シリンジチップのコネクタを備えているプラグ。
  14. 請求項11に記載のプラグであって、
    前記プラグが、前記プラグインサート及び前記結合軸線に対する前記少なくとも1つの通路の外部に配置された流体排出口を備えており、
    前記流体排出口が、前記プラグインサートが前記栄養供給チューブの前記管腔を閉塞している間に、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内の前記環状空間にて受容された前記所定体積の流体を排出すべく構成されているプラグ。
  15. 請求項14に記載のプラグであって、
    前記流体排出口が、前記ベースから延在し、かつ、前記プラグインサートについて配向されているスカートに、少なくとも1つの面積が減少した表面領域を有しているプラグ。
  16. カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、前記雄型カプラと前記外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えた栄養供給チューブのハブを洗浄するためのカプラであって、
    前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内に画定されている前記環状空間の少なくとも一部を、着脱可能に覆うべく構成されているベースと、
    前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔に対して着脱可能な封止が構成されている封止部と、
    前記封止部が前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を封止している間に、流体源から所定体積の流体を受容し、かつ、前記所定体積の流体を前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内の前記環状空間へと送達すべく構成された流体用導管とを備えたカプラ。
  17. 請求項16に記載のカプラであって、
    前記流体用導管が、シリンジチップのコネクタを備えているカプラ。
  18. 請求項16に記載のカプラであって、
    前記封止部が前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を封止している間に、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記外側カラー内の前記環状空間にて受容された前記所定体積の流体を排出すべく構成された流体排出口をさらに備えているカプラ。
  19. 請求項18に記載のカプラであって、
    前記流体排出口が、前記ベースから延在し、かつ、前記封止部について配向されているスカートに、少なくとも1つの面積が減少した表面領域を有しているカプラ。
  20. 請求項16に記載のカプラであって、
    前記流体用導管が、前記ベースを貫通して延びている少なくとも1つのアパーチャを備えているカプラ。
  21. 請求項16に記載のカプラであって、
    前記ベースが、前記流体源から前記所定体積の流体を受容するためのISO 80369−3準拠型雄型カプラと、前記栄養供給チューブの前記ハブを嵌合するためのISO 80369−3準拠型雌型カプラとを備えているカプラ。
  22. カップリングシステムであって、
    流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラと、
    前記流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラから離間されているISO 80369−3準拠型雄型カプラのハブと、
    前記流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラ及び前記ISO 80369−3準拠型雄型カプラのハブから離間されており、かつ、前記ISO 80369−3準拠型雄型カプラに対して着脱可能に嵌合されているISO 80369−3準拠型雌型カプラと、前記流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラに対して着脱可能に嵌合されているISO 80369−3準拠型雄型カプラとを含むカプラとを備えているカップリングシステム。
  23. 請求項22に記載のカップリングシステムであって、
    前記カプラが、前記カプラ内部を貫通して延びる導管を備えており、
    前記導管が、前記流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラと前記ISO 80369−3準拠型雄型カプラの前記ハブとを流体連結すべく構成されているカップリングシステム。
  24. 請求項23に記載のカップリングシステムであって、
    前記流体送達用ISO 80369−3準拠型雌型カプラがシリンジの一部であって、かつ、前記ISO 80369−3準拠型雄型カプラの前記ハブが栄養供給チューブの一部であるカップリングシステム。
  25. 請求項24に記載のカップリングシステムであって、
    前記栄養供給チューブに対して着脱可能に係止されている少なくとも1つのアンカー部をさらに備えているカップリングシステム。
  26. 請求項25に記載のカップリングシステムであって、
    前記少なくとも1つのアンカー部が、クリップを備えているカップリングシステム。
  27. 請求項26に記載のカップリングシステムであって、
    前記クリップが、固定端とクリップ端部との間に延在する弾力的かつ可撓性を有したアーム部を備えているカップリングシステム。
  28. 請求項25に記載のカップリングシステムであって、
    前記カプラの前記ISO 80369−3準拠型雌型カプラについて配向されており、かつ、前記ISO 80369−3準拠型雄型カプラの前記ハブを内部に受容すべく構成されたカラーをさらに備えているカップリングシステム。
  29. 栄養供給チューブのハブを洗浄する方法であって、
    カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、前記雄型カプラと前記外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えており、かつ、前記栄養供給チューブの前記管腔と連通している前記栄養供給チューブの前記ハブを提供するステップと、
    洗浄ツールを提供するステップと、
    前記栄養供給チューブの前記ハブのプラグであって、前記雄型カプラの前記管腔に対する封止篏合のためのプラグ部材と、前記プラグ部材から延在しているボディと、前記ボディ内に画定される少なくとも1つの開口部又は切欠部とを備えたプラグを提供するステップと、
    前記雄型カプラの前記管腔を封止するために前記栄養供給チューブの前記ハブに前記プラグ部材を取り付けるステップと、
    ブラシ端部の少なくとも一部が前記栄養供給チューブの前記ハブの前記環状空間内を占有するために、前記少なくとも1つの開口部内又は切欠部内に、前記洗浄ツールの少なくとも一部を挿入するステップと、
    前記洗浄ツールが前記環状空間の少なくとも一部内を占有した状態で、前記プラグを前記栄養供給チューブの前記ハブに対して回転させるステップと、
    前記栄養供給チューブの前記ハブの前記プラグの前記少なくとも1つの開口部又は切欠部から、前記洗浄ツールを取り外すステップとから成る方法。
  30. 請求項29に記載の方法であって、
    前記洗浄ツールを前記環状空間内に挿入する前に、前記洗浄ツールに洗浄用流体を適用するステップをさらに含む方法。
  31. 請求項29に記載の方法であって、
    前記洗浄ツールを前記環状空間内に挿入する前に、少なくともいくらかの洗浄用流体を、前記環状空間内に直接排水するステップをさらに含む方法。
  32. 栄養供給チューブのコネクタのためのプラグであって、
    前記栄養供給チューブのハブが、カプラ内部を貫通して延びる管腔を画定する雄型カプラと、外側カラーと、前記雄型カプラと前記外側カラーとの間に画定される環状空間とを備えており、
    前記栄養供給チューブの前記ハブの前記プラグが、
    ボディと、
    前記ボディの第1の側面から延びている、前記栄養供給チューブの前記ハブの前記管腔を閉塞するための中央プラグ部材と、
    前記ボディの第2の側面から延びており、かつ、シリンジチップに対して互換的な篏合が構成されているカプラと、
    前記ボディを貫通する1つ又は複数のチャネルであって、前記環状空間内を洗浄する目的で、前記シリンジチップの前記カプラの内部に導入された洗浄用流体が、前記ボディを介して前記環状空間内へと流れるためのチャネルとを備えるプラグ。
  33. 請求項32に記載のプラグであって、
    前記ボディの第1の側面から延びており、かつ、前記ボディを貫通して形成された6つのチャネルによる円形アレイを備えており、
    前記円形アレイのチャネルの各々が、一般的に前記中央プラグ部材から離れる外側方向に対して時計回り又は反時計回りで延在しているプラグ。
  34. 請求項33に記載のプラグであって、
    前記チャネル中を流れる前記洗浄用流体が、一般的にらせん経路に沿って、又はらせん状に流れているプラグ。
  35. 請求項32に記載のプラグであって、
    前記ハブの前記管腔から前記中央プラグ部材を抜出することなく前記環状空間へアクセス可能とするために、前記ボディ内に少なくとも1つの開口部又は切欠部が画定されているプラグ。
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