JP2021508289A - 物品を加工するための方法および物品の高圧処理のための方法 - Google Patents

物品を加工するための方法および物品の高圧処理のための方法 Download PDF

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Abstract

加圧装置内で少なくとも1つの物品を加工するための方法(100)が、提供される。方法は、炉チャンバ内の少なくとも1つの加熱要素によって負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ(110)と、上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップ(120)と、温度を上昇させるステップおよび上昇した温度を維持するステップ中、少なくとも1つの流れ発生器によって圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップ(130)とを備える。

Description

本発明は、一般に、圧力処理の分野に関する。詳細には、本発明は、熱間加圧、たとえば熱間静水圧加圧(HIP)などによる物品および/または製品の処理中、温度を上昇させ、維持するための方法に関する。
熱間静水圧加圧(HIP)は、用途のますますの広がりが見られる技術である。たとえば、HIPは、鋳造品(たとえばタービンブレード)の寿命および強度(たとえばその疲労強度)を実質的に増大させるためにこれらの多孔度を低減するか、またはさらには解消するためにも使用され得る。HIPは、加えて、粉末を圧縮することによって製品を製造することにおいて使用されてもよく、ここにおいて、粉末は、シート金属カプセル内に詰められて、製品に所望の形状を与える。HIPは、完全にまたは実質的に完全に隙間がなく、孔を有さず、または実質的に孔を有さない外側表面を有することなどが望まれるか、または必要とされる製品を提供する上で特に関心のある事項である。
HIPによる圧力処理を受ける物品は、熱的に絶縁された圧力容器の負荷コンパートメントまたはチャンバ内に位置決めされ得る。処理サイクルは、物品を装填することと、物品を処理することと、物品を取り外すこととを備えることができる。いくつかの物品は、同時に処理され得る。処理サイクルは、複数の部分または段階に、たとえば圧力段階、加熱段階、および冷却段階に分割され得る。物品を圧力容器内に装填した後、これは、次いでシールされ、続いて(たとえばアルゴン含有ガスなどの不活性ガスを備える)圧力媒体が圧力容器およびその負荷コンパートメント内に導入され得る。圧力媒体の圧力および温度は、次いで、選択された時間期間中、物品が圧力上昇および温度上昇を受けるように上昇される。物品の温度上昇も引き起こし得る圧力媒体の温度上昇は、圧力容器の炉チャンバ内に配置された加熱要素または加熱炉によって提供される。圧力、温度、および処理時間は、たとえば、処理される物品の、望まれるか、または必要とされる材料特性、用途の具体的な分野、および処理される物品の必要とされる品質によって決まり得る。HIP内の圧力は、たとえば、800バールから2000バールなどの200バールから5000バールの範囲内であり得る。HIP内の温度は、たとえば、500℃から2000℃などの300℃から3000℃の範囲内であり得る。
自然対流を使用する高温ガス再循環によるオートクレーブが、現況技術から知られており、ここでは、存在するか、または必要とされる(外壁上の加熱または冷却の)温度差によるオートクレーブ内の圧力分布が、使用され得る。オートクレーブでは、熱力学の法則に従って、より低温の流体は下方に落ち、より高温の流体は上昇する。加熱中、炉チャンバ内の加熱要素または炉は、圧力媒体の流れを開始し、ここにおいて、その流れは、加熱要素または炉の配置によって決まり得る。
圧力容器内の温度上昇の特性および温度上昇の維持は、処理される物品の治金学的特性に影響を与えることが理解されよう。非一様な加熱は、たとえば、物品または製品内の内部応力、負荷コンパートメント内のさまざまな場所内に配置された物品または製品の不均一な処理、加熱を制御する難しさなどをもたらし得る。故に、一様な加熱を提供できること、また可能であれば、加熱および/または加熱速度を制御できることが、通常望まれる。たとえば、負荷コンパートメント内に大きな温度変動を引き起こすことなく、圧力媒体(したがって物品)の温度を上昇させ、維持することが必要とされるか、または望まれ得る。しかし、これまで説明された従来技術の装置および方法は、作動中、圧力容器内で比較的大きな温度差を被り得ることに留意されたい。これは、特に、コストおよび/または効率性の理由でより大きいおよび/またはより多くの物品および/または製品を処理する能力に合わせてより大型の加圧装置を開発するにあたっての課題であり、その理由は、比較的大型の加圧装置に使用される従来技術は、加圧装置の作動中、負荷コンパートメント内により大きいおよび/またはより頻繁に起こる温度差をもたらし得るためである。
故に、物品および/または製品の処理において、特に熱間静水圧加圧のための加圧装置内で、(実質的に)均一な加熱が達成され得るように加熱段階を改良することが、望まれる。
上記に鑑みて、本発明の課題は、たとえばHIPによって加圧装置内で少なくとも1つの物品を加工するための方法であって、加圧装置の負荷コンパートメント内の(実質的に)一様な加熱が、処理サイクルの加熱および/または保持段階中に得られ得る、方法を提供することである。
これらの課題および他の課題の少なくとも1つに対処するために、独立請求項による方法が提供される。好ましい実施形態は、従属請求項によって定義される。
本発明の第1の態様によれば、加圧装置内で少なくとも1つの物品を加工するための方法が提供される。加圧装置は、圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器を備える。炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントとを備え、ここにおいて、負荷コンパートメントは、炉チャンバの内側に配置される。加圧装置は、圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器をさらに備える。方法は、炉チャンバ内の少なくとも1つの加熱要素によって負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップを備える。方法は、上昇した温度を選択された時間の期間の間所定の温度レベルに維持するステップをさらに備える。温度を上昇させるステップおよび上昇した温度を維持するステップ中、方法は、少なくとも1つの流れ発生器によって圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップをさらに備える。
故に、本発明は、加圧装置内で1つまたは複数の物品を加工するための方法、たとえば、物品の圧力処理をたとえばHIPによって実施できる方法を提供するという着想に基づく。方法は、物品が配置される負荷コンパートメント内の温度を上昇させ、温度のこの上昇中、圧力容器内で圧力媒体を循環させるために少なくとも1つの流れ発生器を作動させることができる。さらに、所定または所望の温度が負荷コンパートメント内で達せられたとき、方法は、少なくとも1つの流れ発生器が圧力容器内で圧力媒体を循環させるために作動される間の所定または所望の時間期間中、この温度を維持することができる。故に、負荷コンパートメント内の温度を上昇させる第1の副段階中、そしてその後の、上昇した温度を負荷コンパートメント内で維持する第2の副段階中、本方法の加圧位置の流れ発生器を作動させることによる加圧装置内の強制対流により、負荷コンパートメント内に(少なくとも実質的に)均一な加熱が得られ得る。
本発明は、温度が負荷コンパートメント内で上昇される加熱段階中、ならびに上昇した温度が負荷コンパートメント内で維持される保持段階中の両方における流れ発生器の作動が、負荷コンパートメント内の比較的等しいまたは均一な温度分布をもたらす点で有利である。これは、加圧装置内で加工または処理にかけられる物品が、処理サイクル中、同じ、または実質的に同じ温度を受けることができ、物品の加工における適合性をもたらす点で極めて有益である。本発明が均一加熱を提供できることは、比較的大きい負荷コンパートメントが使用される場合に特に重要になり得、それによって負荷コンパートメント内に離間されて置かれた物品が異なって加工されることを回避する。本発明の別の利益は、均一加熱が物品の材料の析出硬化を含むプロセスを改良し得ることである。より詳細には、析出硬化プロセスの前の溶媒処理が温度変動に過敏になることがあり、その結果、処理された物品の材料特性の劣化をもたらし得ることに留意されたい。本発明は、処理サイクル中、均一加熱を提供するその革新的な概念によってこの問題を克服することができる。
本発明は、均一で等しい加熱および/または冷却が、物品の材料内の内部応力の発生のリスクを低減し得る点でさらに有利である。
本発明は、均一加熱が処理サイクルの加熱段階の制御を向上し得る点でさらに有利である。
本発明の革新的な加熱概念が、加圧装置の処理サイクルの短縮をさらにもたらし得ることが理解されよう。これは、時間の節約を考慮した加圧装置の作動の改善を意味するだけでなく、加圧装置の作動のコスト効率の改良ももたらす。
加圧装置内で少なくとも1つの物品を加工するための方法が、提供される。加圧装置は、加圧による、たとえばHIPなどの熱間加圧による少なくとも1つの物品の加工に適し得る。加圧装置は、圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器を備える。加圧装置内で使用される圧力媒体は、たとえば、加圧装置内で処理される物品に関連して比較的低い化学的親和力を有することができる流体媒体を備えることができるか、またはその流体媒体によって構成され得る。圧力媒体は、たとえば、ガス、たとえばアルゴンガスなどの不活性ガスを備えることができる。炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントとを備え、ここにおいて、負荷コンパートメントは、炉チャンバの内側に配置される。加圧装置は、圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器をさらに備える。用語「流れ発生器」とは、本明細書では、ファン、イジェクタ、循環手段などの、(圧力媒体)の流れを発生させることができる任意の要素、デバイス、配置などを意味する。
方法は、炉チャンバ内の少なくとも1つの加熱要素によって負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップを備える。方法は、上昇した温度を選択された時間期間の間所定の温度レベルに維持するか、または保持するステップをさらに備える。温度を上昇させるステップおよび上昇した温度を維持するステップ中、方法は、少なくとも1つの流れ発生器によって圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップをさらに備える。換言すれば、方法は、加圧装置の負荷コンパートメント内の温度を上昇させ、上昇した温度を維持するときに1つまたは複数の流れ発生器を作動させることを備える。
本発明の実施形態によれば、方法は、温度を上昇させるステップ中、少なくとも1つの流れ発生器を第1の速度で作動させることによって圧力容器内で圧力媒体を循環させることをさらに備えることができる。さらに、上昇した温度を維持するステップ中、方法は、少なくとも1つの流れ発生器を第2の速度で作動させることによって圧力容器内で圧力媒体を循環させるように構成され、ここにおいて、第2の速度は、第1の速度より遅い。用語「速度」とは、本明細書では、作動速度、たとえば流れ発生器の1分あたりの回転(rpm)を意味する。上昇した温度を負荷コンパートメント内で維持する副段階において、温度を上昇させる副段階における流れ発生器の作動の第1の速度より遅い第2の速度で流れ発生器を作動させることにより、第2の速度は、圧力容器内で強制対流を維持するために比較的遅くなることができ、および/または最小値に保たれ得る。
本発明の実施形態によれば、方法は、圧力媒体の少なくとも1つの特性に応じて少なくとも1つの流れ発生器を作動させることをさらに備えることができる。故に、温度を上昇させるステップおよび/または上昇した圧力を圧力容器内で維持するステップ中、方法は、圧力媒体の1つまたは複数の流体特性によって決まる速度で少なくとも1つの流れ発生器を作動させることによって、圧力容器内で圧力媒体を循環させるように構成される。圧力媒体の流体特性が、圧力媒体の圧力および/または温度、圧力媒体の加熱速度などのさまざまなパラメータによって決まり得ることが理解されよう。圧力媒体の流体特性の例は、圧力媒体の密度、加熱(熱)容量、および/または伝熱性であり得る。本実施形態は、温度を上昇させるステップおよび/または上昇した温度を圧力容器内で維持するステップが、より一層高い温度で制御され得るという点で有利である。
本発明の実施形態によれば、方法は、温度を上昇させるステップ中、少なくとも10℃/分、好ましくは少なくとも30℃/分の速度で温度を上昇させることをさらに備えることができる。本実施形態は、均一加熱の利点を提供しながらも、比較的早い温度上昇が得られ得るという点で有利である。
本発明の実施形態によれば、方法は、温度を上昇させるステップ中、負荷コンパートメント内の温度差を、50℃、好ましくは35℃、最も好ましくは20℃の温度間隔ΔT内に維持することをさらに備えることができる。故に、方法の実施形態は、温度を上昇させるステップ中、負荷コンパートメント内に比較的小さい温度差をもたらすことができる。本実施形態は、より一層均一な加熱手順が加圧装置内でもたらされ得るという点で有利である。
本発明の実施形態によれば、方法は、上昇した温度を維持するステップ中、負荷コンパートメント内の温度差を8℃、好ましくは5℃、最も好ましくは2℃の温度間隔ΔT内に維持することをさらに備えることができる。本実施形態は、方法が負荷コンパートメント内で比較的小さい温度差を達成することができ、加圧装置内の物品の加工中、物品のより一層高度な均一加熱をもたらし得る点で有利である。
本発明の実施形態によれば、方法は、負荷コンパートメント内の圧力を上昇させるステップをさらに備えることができる。方法は、さらに、上昇した圧力を選択された時間期間t3の間所定の圧力レベルPiに維持するステップを備えることができる。上昇した圧力を負荷コンパートメント内で維持するステップは、上昇した温度を負荷コンパートメント内で維持するこれまで説明されたステップ中に行われ得るが、必ずしもそうではない。故に、方法は、温度を上昇させ、圧力を上昇させること、およびその後の上昇した温度および上昇した圧力を維持することの組合せを備えることができ、ここにおいて、方法は、それと同時に、負荷コンパートメント内の強制対流を達成するように流れ発生器を作動させることができる。本発明は、方法によって提供された均一加熱の利益が、相対的に高い温度および高い圧力が提供される加圧装置、たとえばHIP用の加圧装置内で好都合に提供され得る点で有利である。
本発明の実施形態によれば、方法は、温度を上昇させるステップおよび上昇した温度を維持するステップの後、負荷コンパートメント内の温度を低下させることをさらに備えることができる。故に、物品の(高)圧力処理が終了したとき、物品は、任意のその後の加工ステップを受ける前、または圧力容器から取り出されるか、または取り外される前に冷却される必要があり得る。物品の冷却の特性、たとえばその速度は、処理される物品の冶金学的特性に影響を与えることが理解されよう。本実施形態は、方法が、説明されるような有利な加熱段階および保持段階と組み合わせて、処理サイクルにおいて効率的で迅速な冷却段階も提供し得る点で有利である。本発明は、これにより、物品の所望の材料特性を達成する能力、ならびに比較的短い冷却サイクルを得、それによって加工時間/およびコストを削減する可能性の両方において有利である。
本発明の実施形態によれば、加圧装置の圧力容器は、上端閉鎖部と、底端閉鎖部とをさらに備えることができる。方法は、圧力容器内で圧力媒体を循環させることと、ここでは、圧力媒体は負荷コンパートメントを通過するように配置される、圧力媒体の冷却のために上端閉鎖部および底端閉鎖部の少なくとも1つを過ぎるように圧力媒体を案内することとをさらに備えることができる。上端閉鎖部および/または底端閉鎖部は、上端閉鎖部および/または底端閉鎖部と(熱)接触するように配置された圧力媒体から熱を離すように伝達することによって放熱体として作用し得ることが理解されよう。本実施形態は、圧力媒体の冷却が、上端閉鎖部および/または底端閉鎖部を圧力媒体用の放熱体として使用することによって、比較的高速で好都合な形で実行され得る点で有利である。
本発明の実施形態によれば、加圧装置は、圧力媒体を冷却するための少なくとも1つの要素を備えることができ、方法は、圧力媒体が少なくとも1つの要素を通過することを可能にすることによって圧力媒体を冷却するステップをさらに備えることができる。本実施形態は、処理サイクル内の冷却段階が一層短縮しおよび/またはより効率的になり得る点で有利である。
本発明の実施形態によれば、加圧装置の圧力容器は、上端閉鎖部および底端閉鎖部と、上端閉鎖部および底端閉鎖部の少なくとも1つ内に配置された少なくとも1つの熱交換要素とをさらに備えることができる。方法は、圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップをさらに備えることができ、ここでは、圧力媒体は、負荷コンパートメントを通過するように配置される。方法は、圧力媒体の流れが少なくとも1つの熱交換要素を通ることを可能にするための少なくとも1つの熱交換要素の通路を通るように圧力媒体を案内するステップをさらに備えることができる。方法は、少なくとも1つの熱交換要素を通って流れるように配置された圧力媒体の冷却のために少なくとも1つの熱交換要素内で冷却媒体を循環させるステップをさらに備えることができる。圧力媒体は、これにより、負荷コンパートメントを通過し、1つまたは複数の熱交換要素が内部に配置された加圧装置の上端閉鎖部および/または底端閉鎖部を通過するように配置される。本実施形態による熱交換要素が、熱交換要素まで、その中で、および/またはそれから離れるように冷却媒体が運ばれる点で、「能動的」要素であることが理解されよう。本発明の実施形態は、圧力媒体の冷却が、熱交換要素内の冷却媒体の循環による能動的冷却によって極めて効率的である点で有利である。故に、圧力媒体と冷却媒体との間の効率的な熱交換は、圧力媒体のかなりの、また高速の温度低下をもたらし、これはさらに、負荷コンパートメント内の物品の比較的高速の冷却をもたらす。本発明の実施形態は、これが加圧装置の圧力処理サイクルの短縮をもたらし得るという点でさらに有利である。これは、時間の削減を考慮した加圧装置の作動の改善を意味するだけでなく、加圧装置の作動のコスト効率の改良ももたらし得ることに留意されたい。
本発明の実施形態によれば、加圧装置の圧力容器は、圧力容器内に配置され、圧力媒体から熱を吸収するように構成された熱吸収要素をさらに備えることができる。方法は、圧力容器内で圧力媒体を循環させることをさらに備えることができ、ここでは、圧力媒体は、熱吸収要素を通過するように配置される。代替的にはヒートシンクユニットまたは熱交換ユニットと呼ばれ得る熱吸収要素が、圧力容器内に全体的に配置され得る。熱吸収要素は、冷却媒体を熱吸収要素まで、またはそこから運ぶための任意の導管、通路、チャネルなどが設けられなくてもよいという意味で「受動的」要素であり得る。熱吸収要素は、圧力容器の外部との関連性を有さなくてもよい。特に、熱吸収要素は、圧力容器の外部と流体連通を有さなくてもよい。それとは対照的に、上端閉鎖部内の熱交換要素は、熱交換要素まで、その内部で、および/またはそこから離れるように冷却媒体が運ばれるという点で、「能動的」要素であることが理解されよう。本発明の実施形態は、負荷チャンバ内に置かれた任意の物品の、必要とされるか、または望まれる温度への比較的すばやい冷却が、たとえば処理サイクルの冷却段階中に達成され得る点で有利である。さらに、たとえば熱吸収要素をその熱吸収容量または能力に関して適切に構成することにより、たとえば処理サイクルの冷却段階中、物品の冷却の比較的早い速度を達成することが可能になり得る。加圧装置内に熱吸収要素および冷却目的の熱交換要素を設ける概念間に相乗効果があることが理解されよう。故に、本明細書に説明される実施形態の1つまたは複数による、熱吸収要素と熱交換要素の両方を備える加圧装置により、圧力媒体のより一層効率的な冷却が得られ得る。その結果、これは、加圧装置内で圧力処理サイクルのより一層効率的でおよび/またはより短縮した冷却をもたらし得る。
本発明の実施形態によれば、炉チャンバは、断熱部分と、断熱部分を少なくとも部分的に封入するハウジングとを備える断熱されたケーシングによって少なくとも部分的に封入され得る。加圧装置は、断熱されたケーシング内に配置された第1の流れ発生器と、断熱されたケーシングの下に配置された第2の流れ発生器とをさらに備えることができる。方法は、第1の流れ発生器および第2の流れ発生器の少なくとも1つへの圧力媒体の供給を制御するステップをさらに備えることができる。方法は、これにより、それぞれの第1および第2の流れ発生器への圧力媒体の第1の(より暖かい)部分の供給および圧力媒体の第2の(より低温の)部分の供給を制御することができる。用語「圧力媒体の供給を制御する」とは、(たとえば時間単位あたりの)供給される圧力媒体の量を制御することを意味する。本実施形態は、加圧装置内の圧力媒体の温度の制御がさらに一層改良され得る点で有利である。たとえば、加圧装置の処理サイクルにおける加熱段階中、制御装置は、比較的低温の圧力媒体を循環させるように構成された(第2の)流れ発生器への圧力媒体のいかなる供給も停止させるように構成され得る。これは、(比較的低温の)圧力媒体が流れ発生器に向かって全く、または最小限しか移送されないように1つまたは複数の弁を閉じることによって達成され得る。これと組み合わせて、制御装置は、任意選択により、(比較的暖かい)圧力媒体の循環のために(第1の)流れ発生器に圧力媒体を供給するために1つまたは複数の弁を開くように構成され得る。これとは対照的に、加圧装置の処理サイクルにおいて比較的迅速な冷却が望まれる場合、方法は、たとえば1つまたは複数の弁を(完全に)開くことによって、圧力媒体の第2の(より低温の)部分の比較的大部分を(第2の)流れ発生器に供給することができる。
本発明の実施形態によれば、方法は、第1の流れ発生器および第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御することをさらに備えることができる。用語「作動」は、この文脈では、流れ発生器がファンである場合、速度、1分あたりの回転などを意味し得る。あるいは、流れ発生器とするイジェクタの場合、用語「作動」は、流量を意味し得る。本実施形態は、加圧装置内の圧力媒体の温度がより一層広い範囲で制御され得るという点で有利である。たとえば、加熱段階の場合、方法は、第1の流れ発生器を比較的高速で作動させることができる。あるいは、加圧装置の処理サイクルにおいて比較的迅速な冷却が望まれる場合、方法は、第2の流れ発生器を比較的高速で作動させることができる。
本発明の実施形態によれば、加圧装置内での少なくとも1つの物品の高圧処理のための方法であって、加圧装置が、圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器と、ここにおいて、炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントとを備え、ここにおいて、負荷コンパートメントは、炉チャンバの内側に配置される、圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器とを備える、方法が提供される。方法は、一連のステップ、すなわち加工される少なくとも1つの物品を負荷コンパートメントの内側に配置するステップと、負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップと、負荷コンパートメント内の圧力を上昇させるステップとを備えることができる。負荷コンパートメント内の温度を上昇させ、圧力を上昇させるステップは、同時に実行され得ることに留意されたい。方法は、これまで説明された実施形態の1つまたは複数による方法を実行することによって、上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップと、上昇した圧力を、選択された時間期間t3の間所定の圧力レベルPiに維持するステップと、これまで説明された実施形態の1つまたは複数による方法を実行することによって、負荷コンパートメント内の温度を低減するステップとをさらに備えることができる。故に、本実施形態は、圧力処理が実行される間、負荷コンパートメント内の温度を上昇させ、温度を維持する熱サイクル段階をさらに包含する、HIPなどの熱間加圧に関することができる。(HIP)処理後、物品が圧力容器から取り出され得る前に(迅速な)冷却が実行される。本発明の実施形態は、(高い)温度および(高い)圧力処理の方法が、これまで説明された方法実施形態の1つまたは複数による加熱、維持、および冷却の有利な副段階を備えることができ、より一層効率的な処理サイクルをもたらす点で有利である。
本発明の実施形態によれば、高圧処理のための上記で述べられた方法は、この特徴を説明するこれまで説明された実施形態による、圧力媒体の供給を制御するステップをさらに備えることができる。
本発明の実施形態によれば、高圧処理のための上記で述べられた方法は、この特徴を説明する上記で説明された実施形態による、第1の流れ発生器および第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御するステップをさらに備えることができる。
本発明のさらなる目的および利点は、例示的な実施形態によって以下において説明される。本発明が特許請求の範囲に列挙される特徴のすべての可能な組合せに関することが留意される。本発明のさらなる特徴および本発明による利点は、添付の特許請求の範囲および本明細書の説明を検討することで明確になるであろう。本明細書で説明されるもの以外の実施形態を作りだすために、本発明のさまざまな特徴が組み合わせられ得ることを当業者は認識する。
本発明の例示的な実施形態は、添付の図を参照して以下で説明される。
加圧装置の概略的な部分的断面の側面図。 加圧装置の底部分の概略的な部分的断面の側面図。 加圧装置の底部分の概略的な部分的断面の別の側面図。 加圧装置の概略的な部分的断面の側面図。 本発明の実施形態による方法の概略図。 本発明の実施形態による方法の別の概略図。 本発明の実施形態による方法の別の概略図。 本発明の実施形態による方法の別の概略図。
すべての図は、概略的であり、必ずしも原寸比ではなく、全般的には本発明の実施形態を解明するために必要である部分のみを示し、ここにおいて、他の部分は省略されるか、または提案されるのみになり得る。
次に本発明は、これ以後、本発明の例示的な実施形態が示される添付の図を参照して説明される。しかし、本発明は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、また、本明細書に記載される本発明の実施形態に限定されると解釈されてはならず、そうではなく、これらの実施形態は、本開示が本発明の範囲を当業者に伝えられるように例として提供される。
図1は、加圧装置100の概略的な部分的断面の側面図である。加圧装置100は、参照番号5で概略的に示された少なくとも1つの物品の加圧のために使用されるように意図される。加圧装置100は、圧力容器2を備える。図1には示されないが、圧力容器2は、圧力容器2へのおよび圧力容器2からの圧力媒体の供給および排出のために1つまたは複数のポート、入口、出口、弁などの要素、手段、モジュールなどを備えることができる。
圧力容器2は、圧力シリンダ1と、上端閉鎖部3と、底端閉鎖部9とを備える。圧力容器2は、炉チャンバ18を備える。炉チャンバ18は、たとえば処理サイクルの加圧段階中に圧力容器内で圧力媒体を加熱するために、炉、または加熱器もしくは加熱要素を備える。炉は、参照番号36によって図1に概略的に示される。図1に示される本発明の実施形態によると、炉36は、炉チャンバ18の下側部分に配置され得る。代替的にまたは加えて、炉36は、炉チャンバ18の内側、または横方向の表面の近傍に配置され得る。炉チャンバ18に関連する、たとえば炉チャンバ18内の炉36のさまざまな構成および配置が可能であることを理解されたい。炉チャンバ18に関連する、たとえば炉チャンバ18内の炉36のその配置に関する任意の実装が、本明細書に説明される本発明の実施形態のいずれか1つで使用され得る。本出願の文脈では、用語「炉」は、加熱を提供するための要素または手段を指し、一方で用語「炉チャンバ」は、炉、場合によっては負荷構成要素および任意の物品が位置するエリアまたは領域を指す。図1に示されるように、炉チャンバ18は、圧力容器2の内側空間全体を占有しなくてよく、炉チャンバ18周りの圧力容器2の内部の中間空間10を残してもよい。中間空間10は、圧力媒体案内通路10を形成する。加圧装置100の作動中、中間空間10内の温度は、炉チャンバ18内の温度より低くなり得るが、中間空間10および炉チャンバ18は、等しい、または実質的に等しい圧力であり得る。
圧力容器2の外壁の外面には、チャネル、導管またはチューブなど(図示せず)が設けられてもよく、このチャネル、導管、またはチューブは、たとえば、圧力容器2の外壁の外面に連結するように配置され、圧力容器2の軸方向に平行に通るように配置され得る。圧力容器2の壁の冷却のための冷却剤は、チャネル、導管、またはチューブ内に提供されてもよく、ここでは、圧力容器2の壁は、圧力容器2の作動中に高くなる有害な熱から壁を保護するために冷却され得る。チャネル、導管、またはチューブ内の冷却剤は、たとえば水を備えることができるが、別のまたは他のタイプの冷却剤も可能である。圧力容器2の外壁の外面上に設けられたチャネル、導管、またはチューブ内の冷却剤の例示的な流れは、圧力容器2の外側の矢印によって図1に示される。
いずれの図にも明示的に示されていないが、圧力容器2は、圧力容器2内の任意の物品5が挿入されるか、または取り出され得るように開閉され得るように配置され得る。開閉され得るように圧力容器2を配置することは、当技術分野で知られているようないくつかの異なる方法で実現され得る。図1には明示的に示されていないが、上端閉鎖部3および底端閉鎖部9の一方または両方が、開閉され得るように配置され得る。
炉チャンバ18は、断熱されたケーシング6、7、8によって封入され、圧力媒体が炉チャンバ18に出入りできるように配置される。図1に示される本発明の実施形態によると、断熱されたケーシング6、7、8は、断熱部分7と、断熱部分7を部分的に封入するハウジング6と、底部絶縁部分8とを備える。断熱されたケーシングは参照番号6、7、8によって集合的に参照されるが、断熱されたケーシング6、7、8の要素すべてが、断熱されるようにまたは断熱するように配置されなくてもよい。たとえば、ハウジング6は、断熱されるようにまたは断熱するように配置されなくてもよい。
第1の案内通路13が、断熱部分7と負荷コンパートメント19の壁との間の、断熱部分7の内側に形成され、負荷コンパートメント19を通過した圧力媒体を下方向に案内するように配置される。案内通路11が、断熱部分7とハウジング6との間に形成される。図1に示されるように、案内通路10、11、13は、圧力容器2内にループの少なくとも一部を形成するように配置される。処理サイクル段階中の圧力媒体の流れは、図1に示される圧力容器2内の矢印によって示される。ループの一部は、それぞれハウジング6の部分と断熱部分7との間に形成された圧力媒体案内通路11を備える。圧力媒体案内通路11は、炉チャンバ18を出た後の圧力媒体を上端閉鎖部3に向かって案内するように配置される。
図1の加圧装置は、断熱されたケーシング6、7、8内に配置された第1の流れ発生器30をさらに備える。本明細書では、第1の流れ発生器30は、炉チャンバ18内の圧力媒体の循環のためのファンなどとして例示される。案内通路13は、第1の流れ発生器30と流体連通しており、それにより、案内通路13からの圧力媒体は、第1の流れ発生器30を介して負荷コンパートメントに再度入ることができる。加圧装置100は、断熱されたケーシング8の下に配置された第2の流れ発生器32をさらに備える。第1の流れ発生器30と同様に、第2の流れ発生器32もまた、圧力媒体の循環のためのファンなどとして例示される。第2の流れ発生器32は、第1の流れ発生器30と流体連通しており、それにより、第2の流れ発生器32によって循環された圧力媒体は、加圧装置100の負荷コンパートメント19内へのさらなる送り出しのために第1の流れ発生器30に送り出される。
図2a〜bは、たとえば図1に説明され開示されるような、加圧装置100の底部分の概略的な部分的断面の側面図である。
図2aは、加圧装置の処理サイクルの冷却段または段階中の圧力媒体の流れを説明し、図2bは、加圧装置の処理サイクルの加熱段または段階中の圧力媒体の流れを説明する。図2a〜bでは、加圧装置は、断熱されたケーシング内に配置された第1の流れ発生器30を備える。本明細書では、第1の流れ発生器30は、炉チャンバ18内の圧縮媒体の循環のためのファンなどとして例示される。図1に示される本発明の実施形態によると、ファン30は、たとえば、底部絶縁部分内の上記で述べられた開口部に配置され得る。第1の案内通路13は、第1の流れ発生器30と流体連通しており、それにより、案内通路13からの圧力媒体は、第1の流れ発生器30を介して負荷コンパートメント19に再度入ることができる。加圧装置100は、断熱されたケーシングの下に配置された第2の流れ発生器32をさらに備える。第1の流れ発生器30と同様に、第2の流れ発生器32もまた、圧力媒体の循環のためのファンなどとして例示される。第2の流れ発生器32は、チューブ31を介して第1の流れ発生器30と流体連通しており、それにより、第2の流れ発生器32によって循環される圧力媒体は、加圧装置の負荷コンパートメント内にさらに送り出すために第1の流れ発生器30に送り出される。
加圧装置の処理サイクルの冷却段または段階中の流れを説明する図2aでは、第2の案内通路10内で案内されて炉チャンバ18に向かって戻る圧力媒体は、炉チャンバ18または底部絶縁部分と、底端閉鎖部との間の空間に入ることができる。圧力媒体が第2の案内通路10を通過し、この案内通路内では、圧力媒体は圧力シリンダの壁の内面の近傍に導かれることによってさらに冷却され得るため、圧力媒体が比較的低温となり得ることが理解されよう。故に、比較的低温の圧力媒体は、負荷コンパートメント内へのさらなる移送のために、第1の流れ発生器30に向かって、第2の流れ発生器32を介して移送され得る。加圧装置100は、第1の案内通路13から第1の流れ発生器30への圧力媒体の供給を制御するように構成され、第2の案内通路10から第2の流れ発生器32への圧力媒体の供給を制御するように構成された制御装置(図示せず)をさらに備えることができる。制御装置は、第1の流れ発生器30および/または第2の流れ発生器32の作動(たとえば1分あたりの回転、rpm)を制御するようにさらに構成され得る。たとえば、加圧装置の処理サイクルの比較的迅速な冷却が望まれる場合、制御装置は、たとえば1つまたは複数の弁を(完全に)開くことによって、第2の流れ発生器32を介して負荷コンパートメントに向かって案内通路10から比較的低温の圧力媒体の比較的大部分を供給するように構成され得る。
加圧装置の処理サイクルの加熱段または段階中の流れを説明する図2bでは、制御装置は、1つまたは複数の弁を閉じることによって第2の流れ発生器32への圧力媒体のいかなる供給も停止するように構成されてもよく、それにより、チューブ31を通り、第1の流れ発生器30に向かって移送される(比較的低温の)圧力媒体は、全くまたは最小限しか移送されないようになる。これと組み合わせて、制御装置は、任意選択により、(比較的暖かい)圧力媒体の循環のための第1の流れ発生器30への圧力媒体の供給のために1つまたは複数の弁を開くように構成されてもよい。故に、案内通路13から圧力媒体のみが、第1の流れ発生器30内に引っ張られ、加圧装置の負荷コンパートメント内にさらに移送され得る。
図3は、例示的な実施形態による加圧装置100の概略的な部分的断面の側面図である。図示されるような加圧装置100は、図1に示す加圧装置と共通の多くの特徴および構成要素を有し、これにより、簡単にするために図1に参照されることが理解されよう。図3では、熱交換要素170が、加圧装置100の上端閉鎖部3内に配置される。熱交換要素170は、回路180を備え、この回路は、上端閉鎖部3内の熱交換要素170を通過するように配置された圧力媒体の冷却のために熱交換要素170の回路180内での冷却媒体の循環を可能する。ハウジング6の開口部からの圧力媒体は、上端閉鎖部3内に配置された熱交換要素170の通路200を通過する。より詳細には、圧力媒体は、熱交換要素170の中央部分にある通路200の入口205を介して通路200に入り、熱交換要素170の周囲部分にある出口210を介して通路200を出ることができる。その後、圧力媒体は、第2の案内通路10内に入ることができる。熱交換要素170に入る圧力媒体が、熱交換要素の回路180を通過する冷却媒体によって冷却されている熱交換要素170と比較的緊密に熱接触し得ることが理解されよう。故に、圧力媒体は、熱交換要素170によって効率的におよび/またはすばやく冷却され得る。熱交換要素170の回路180は、回路180への冷却媒体の供給のためにチャネル197を介して回路180に流体的に連結された入口チューブ185を備える。同様に、回路180は、回路180からの冷却媒体の排出のために回路180に流体的に連結された出口チューブ195を備える。熱交換要素170の作動中、冷却媒体は、これにより、上端閉鎖部3を過ぎる圧力媒体の熱伝達または冷却のために熱交換要素170の回路180内で循環するように配置される。冷却媒体の温度は圧力媒体の温度よりかなり低いため、冷却媒体から圧力媒体への低温の伝達、または同様に圧力媒体から冷却媒体への熱の伝達も存在する。図3に説明されるような熱交換要素170は、概略的であり、他の構成が可能であることが理解されよう。たとえば、熱交換要素170は、代替的には、上端閉鎖部3内と同じまたは類似の回路180を備えた底端閉鎖部9内に配置されてもよい。
図4は、たとえば図1に例示されるような加圧装置100内での少なくとも1つの物品の処理のための本発明の実施形態による方法101の概略図である。第1に、方法101は、炉チャンバ内の少なくとも1つの加熱要素によって、1つまたは複数の物品が内部に配置された負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ110を備える。方法101は、時間t0中、温度を上昇させる110ことができ、ここにおいて、t0は、処理されるかまたは加工される物品の材料、加圧装置のサイズおよび/または構成などの要因によって決まり得る。時間t0は、たとえば、5時間、好ましくは3時間、より好ましくは1.5時間であり得る。
方法101は、任意の、すなわち非特異的な形で温度を上昇させること110ができる。しかし、また好ましい実施形態によれば、方法101は、少なくとも10℃/分、好ましくは少なくとも30℃/分の速度(勾配)ΔTi、Δtで負荷コンパートメント内の温度を上昇させる110ことができる。さらに、また好ましい実施形態によれば、方法101は、温度を上昇させる110のステップ中、50℃、好ましくは35℃、最も好ましくは20℃の温度間隔ΔT0内の温度差を負荷コンパートメント内で維持することができる。
方法101の、加圧装置100の負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ110後、負荷コンパートメント内の温度レベルTiは、500〜3000℃、好ましくは1000〜1400℃、より好ましくはおよそ1200℃となり得る。
加圧装置100内の温度を上昇させるステップ110後、方法101は、(上昇した)温度を選択された時間期間tiの間、上記で述べられた所定の温度レベルTiに維持するステップ120をさらに備えることができる。Tiを維持する選択された時間期間tiは、0.1〜6時間、好ましくは0.5〜4時間、より好ましくは1〜2時間であり得る。好ましい実施形態によれば、方法101は、上昇した温度を負荷コンパートメント内で維持するステップ120中、8℃、好ましくは5℃、最も好ましくは2℃の温度間隔ΔTi内の温度差を負荷コンパートメント内で維持することができる。
方法101は、温度を上昇させるステップ110および上昇した温度を加圧装置内で維持するステップ120の後、負荷コンパートメント内の温度を低下させるステップ140をさらに備えることができる。負荷コンパートメント内の温度は、時間t2中、低下され得る140。温度低減の速度(勾配)ΔTd/Δt(すなわち冷却速度)は、少なくとも200℃/分、好ましくは少なくとも250℃/分、より好ましくは少なくとも300℃/分であり得る。
温度を上昇させるステップ110および上昇した温度を加圧装置の負荷コンパートメント19内で維持するステップ120中、図4に概略的に示されるように、方法101は、加圧装置内の少なくとも1つの流れ発生器によって圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップ130をさらに備える。故に、方法101は、方法101が負荷コンパートメント内の温度を上昇させる110の加熱段階中、ならびに方法101が上昇した温度を負荷コンパートメント内で維持する120の保持段階中の両方において流れ発生器の1つまたは複数を作動させることを備える。方法101は、これにより、温度を上昇させる110副段階(加熱段階)中ならびに上昇した温度を維持する120副段階(保持段階)中の両方において、負荷コンパートメント内の比較的等しいまたは均一な温度分布をもたらすことが理解されよう。換言すれば、温度を上昇させるステップ110中の加圧装置の負荷コンパートメント内の温度差ΔT0および温度を維持するステップ120中の加圧装置の負荷コンパートメント内の温度差ΔT1は、本発明の革新的な方法によって比較的小さくなり得る。
図4は、本発明の方法101のさらなる実施形態を示す。本明細書では、圧力容器内の圧力媒体は、負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ110中、少なくとも1つの流れ発生器を第1の速度R1で作動させることによって循環される。さらに、圧力容器内の圧力媒体は、負荷コンパートメント内の温度を維持するステップ120中、少なくとも1つの流れ発生器を第2の速度R2で作動させることによって循環され、ここにおいて、第2の速度R2は、第1の速度R1より遅く、すなわちR2<R1である。たとえば、方法101は、流れ発生器の1つまたは複数を、t0中は速度R1で、t1中は速度R2で作動させることができる。さらに、方法101は、圧力容器内で流れ発生器による強制対流を維持するために、第2の速度R2を比較的遅く、たとえば最低速度に保つことができる。方法101は、さらに、流れ発生器の1つまたは複数を圧力媒体の流体特性に応じた速度で作動させることができる。故に、温度を上昇させるステップ110および/または上昇した温度を維持するステップ120中、方法は、圧力媒体の流体特性によって決まる速度で流れ発生器を作動させることによって、圧力容器内で圧力媒体を循環させるように構成され得る。
図5は、たとえば図1に例示されるような加圧装置100内の少なくとも1つの物品の処理のための本発明の実施形態による方法200の概略図である。さらに、方法200のステップが、文章内および図4によってこれまで説明されたような方法101のステップの1つまたは複数を含み、これにより、理解を高めるために述べられた文章および図に参照されることが理解されよう。最初に、図5のT、P図の最も左の部分において、加熱(すなわち温度上昇T)は、真空下で実行され、ここでは、圧力Pは、大気圧レベルからわずかに低下する。その後、また1つまたは複数の流れ発生器の作動中、圧力容器の負荷コンパートメント内の温度を上昇させ、維持し、および/または冷却するこれまで説明されたステップと組み合わせて、方法200は、負荷コンパートメント内で圧力を上昇させるステップ210をさらに備える。方法200は、上昇した圧力を選択された時間期間t3の間所定の圧力レベルPiに維持するステップ220をさらに備える。所定の圧力Piは、20〜500MPa、好ましくは50〜300MPa、より好ましくは80〜250MPaであり得る。負荷コンパートメント内で圧力を維持するステップ220が、(必ずしもそうではないが)負荷コンパートメント内の温度を維持するこれまで説明されたステップと同時に実行され得ることが理解されよう。換言すれば、Piを維持する選択された時間期間t3は、負荷コンパートメント内でTiを維持する選択された時間期間tiに対応することができる。
図6は、少なくとも1つの物品の処理のための本発明の1つまたは複数の実施形態による方法400の概略図である。たとえば図1に例示されるような加圧装置は、圧力媒体を冷却するための少なくとも1つの要素をさらに備えることができる。故に、温度を上昇させるステップおよび上昇した温度を維持するステップの後、方法400は、この要素によって負荷コンパートメント内の温度を低下させるステップ410を備えることができる。たとえば、要素は、図3に説明されるような加圧装置の上端閉鎖部内に配置された熱交換要素を構成するか、または備えることができる。より詳細には、熱交換要素は、回路を備えることができ、この回路は、上端閉鎖部内の熱交換要素を通過するように配置された圧力媒体の冷却のために熱交換要素の回路内での冷却媒体の循環を可能にする。要素は、代替的に、またはこれと組み合わせて、加圧装置の底端閉鎖部内に配置された熱交換要素を構成するか、または備えることができる。代替的には、またはこれと組み合わせて、要素は、さらに、圧力容器内に配置され、圧力媒体から熱を吸収するように構成された熱吸収要素を構成するか、または備えることができる。方法400は、圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップ420をさらに備えることができ、ここでは、圧力媒体は、負荷コンパートメントを通過するように配置される。加圧装置が加圧装置の上端閉鎖部内に配置された熱交換要素を備える場合、方法400は、圧力媒体の流れが熱交換要素を通るのを可能にするための熱交換要素の通路を通るように圧力媒体を案内するステップ430と、熱交換要素を通って流れるように配置された圧力媒体の冷却のために熱交換要素内で冷却媒体を循環させること440とをさらに備えることができる。代替的には、または熱交換要素と組み合わせて、加圧装置は、圧力容器内に配置された熱吸収要素を備えることができる。方法400は、それによって、圧力容器内で圧力媒体を循環させること450をさらに備えることができ、ここでは、圧力媒体は、熱吸収要素を通過するように配置される。
方法400は、ステップ410、420、430、440、および/または450の1つまたは複数中、1つまたは複数の流れ発生器の少なくとも1つへの圧力媒体の供給を制御するステップ460をさらに備えることができる。方法400は、さらに、ステップ410、420、430、440および450の1つまたは複数中、1つまたは複数の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御するステップ470を備えることができる。図1に例示されるような加圧装置100によれば、圧力媒体案内通路内で案内され、炉チャンバに向かって戻る圧力媒体は、炉チャンバまたは底部絶縁部分と、底端閉鎖部との間の空間に入ることができる。圧力媒体は熱交換要素を過ぎ、第2の案内通路を通り過ぎ、案内通路内では圧力媒体は圧力シリンダの壁の内面の近傍に導かれることによってさらに冷却され得るため、圧力媒体が比較的低温となり得ることが理解されよう。故に、比較的低温の圧力媒体は、負荷コンパートメント内へのさらなる移送のために、第1の流れ発生器に向かって、第2の流れ発生器を介して移送され得る。故に、第1および/または第2の流れ発生器への圧力媒体の供給を制御するステップ460および/または第1および/または第2の流れ発生器の作動(たとえば1分あたりの回転、rpm)を制御するステップにより、処理サイクルのより一層制御されたおよび/またはより高速の加熱、保持、および/または冷却段階が、方法400によって達成され得る。たとえば、方法400は、1つまたは複数の弁を閉じることによって第2の流れ発生器への圧力媒体のいかなる供給も停止することができ、それにより、(比較的低温の)圧力媒体は全く、または最小限しか循環されないようになる。これと組み合わせて、制御装置は、任意選択により、(比較的暖かい)圧力媒体の循環のための第1の流れ発生器への圧力媒体の供給のために1つまたは複数の弁を開くように構成され得る。
図7は、少なくとも1つの物品の処理のための本発明の1つまたは複数の実施形態による方法500の概略図である。方法500は、第1に、加工される少なくとも1つの物品を加圧装置の負荷コンパートメントの内側に配置するステップ510を備えることができる。方法500は、その後、負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ520と、負荷コンパートメント内の圧力を上昇させるステップ530とを備えることができる。負荷コンパートメント内における温度を上昇させるステップ520および圧力を上昇させるステップ530が同時に実行されてもよいことに留意されたい。方法500は、これまで説明された方法100、200、400の1つまたは複数の少なくとも1つのステップを実行することによって、上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップ540をさらに備えることができる。方法500は、上昇した圧力を選択された時間期間t3の間所定の圧力レベルPiに維持するステップ550をさらに備えることができる。上昇した温度を維持するステップ540および上昇した圧力を維持するステップ550は、同時に実行されてもよく、すなわち、Piを維持する選択された時間期間t3は、負荷コンパートメント内でTiを維持する選択された時間期間tiに対応することができる。方法500は、これまで説明された方法100、200、400の1つまたは複数の少なくとも1つのステップを実行することによって、負荷コンパートメント内の温度を低減するステップ560をさらに備えることができる。方法500は、圧力媒体の供給を制御すること570と、第1および第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御すること580とをさらに備えることができる。
結論として、少なくとも1つの物品を加圧装置内で加工するための方法が、開示される。加圧装置は、圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器を備える。炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントとを備え、ここにおいて、負荷コンパートメントは、炉チャンバの内側に配置される。加圧装置は、圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器をさらに備える。方法は、炉チャンバ内の少なくとも1つの加熱要素によって負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップを備える。方法は、上昇した温度を選択された時間期間の間所定の温度レベルに維持するステップをさらに備える。温度を上昇させるステップおよび上昇した温度を維持するステップ中、方法は、少なくとも1つの流れ発生器によって圧力容器内で圧力媒体を循環させるステップをさらに備える。
本発明は添付の図および前述の説明において説明されてきたが、そのような説明は、制限的ではなく、説明的または例示的であると考えられるものであり、本発明は、開示される実施形態に限定されない。開示される実施形態に対する他の変形形態が、図、本開示、および添付の特許請求の範囲を検討することから、特許請求される発明を実践する当業者によって理解され、もたらされ得る。添付の特許請求の範囲では、単語「備えている」は、他の要素またはステップを排除せず、不定冠詞「1つ(a)」または「1つ(an)」は、複数を排除しない。特定の手段が相互に異なる従属請求項で列挙されるという事実だけで、これらの手段の組合せが有効に使用できないことを示すものではない。特許請求の範囲内のいずれの参照記号も、範囲を限定すると解釈されてはならない。
本発明は添付の図および前述の説明において説明されてきたが、そのような説明は、制限的ではなく、説明的または例示的であると考えられるものであり、本発明は、開示される実施形態に限定されない。開示される実施形態に対する他の変形形態が、図、本開示、および添付の特許請求の範囲を検討することから、特許請求される発明を実践する当業者によって理解され、もたらされ得る。添付の特許請求の範囲では、単語「備えている」は、他の要素またはステップを排除せず、不定冠詞「1つ(a)」または「1つ(an)」は、複数を排除しない。特定の手段が相互に異なる従属請求項で列挙されるという事実だけで、これらの手段の組合せが有効に使用できないことを示すものではない。特許請求の範囲内のいずれの参照記号も、範囲を限定すると解釈されてはならない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 加圧装置内で少なくとも1つの物品を加工するための方法(100)であって、前記加圧装置が、
圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器と、ここにおいて、前記炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、前記少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントとを備え、ここにおいて、前記負荷コンパートメントは、前記炉チャンバ内の内側に配置される、
前記圧力容器内の圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器とを備え、ここにおいて、前記方法が、
前記炉チャンバ内の前記少なくとも1つの加熱要素によって前記負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ(110)と、
上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップ(120)と、
温度を上昇させる前記ステップおよび上昇した温度を維持する前記ステップ中、
前記少なくとも1つの流れ発生器によって前記圧力容器内で前記圧力媒体を循環させるステップ(130)とを備える、方法。
[2] 温度を上昇させる前記ステップ中、
前記少なくとも1つの流れ発生器を第1の速度R 1 で作動させることによって前記圧力容器内で前記圧力媒体を循環させることと、
上昇した温度を維持する前記ステップ中、
前記少なくとも1つの流れ発生器を第2の速度R 2 で作動させることによって前記圧力容器内で前記圧力媒体を循環させることとをさらに備え、
ここにおいて、前記第2の速度は、前記第1の速度より遅い、[1]に記載の方法。
[3] 温度を上昇させる前記ステップ中、
前記温度を少なくとも10℃/分の速度、好ましくは少なくとも30℃/分の速度で上昇させることをさらに備える、[1]または[2]に記載の方法。
[4] 温度を上昇させる前記ステップ中、
前記負荷コンパートメント内の温度差を50℃、好ましくは35℃、最も好ましくは20℃の温度間隔ΔT 0 内に維持することをさらに備える、[1]から[3]のいずれか一項に記載の方法。
[5] 上昇した温度を維持する前記ステップ中、
前記負荷コンパートメント内の温度差を8℃、好ましくは5℃、最も好ましくは2℃の温度間隔ΔT 1 内に維持することをさらに備える、[1]から[4]のいずれか一項に記載の方法。
[6] 前記負荷コンパートメント内の圧力を上昇させることと、
上昇した温度を選択された時間期間t 3 の間所定の圧力レベルPiに維持することとをさらに備える、[1]から[5]のいずれか一項に記載の方法。
[7] 温度を上昇させる前記ステップおよび上昇した温度を維持する前記ステップの後、
前記負荷コンパートメント内の温度を低下させること(140)をさらに備える、[1]から[6]のいずれか一項に記載の方法。
[8] 前記加圧装置が、前記圧力媒体を冷却するための少なくとも1つの要素を備え、前記方法が、
圧力媒体が前記少なくとも1つの要素を通過することを可能にすることによって前記圧力媒体を冷却するステップ(410)をさらに備える、[1]から[7]のいずれか一項に記載の方法。
[9] 前記加圧装置の前記圧力容器が、上端閉鎖部および底端閉鎖部と、前記上端閉鎖部および前記底端閉鎖部の少なくとも1つ内に配置された少なくとも1つの熱交換要素とをさらに備え、ここにおいて、前記方法が、
前記圧力容器内で圧力媒体を循環させること(420)と、ここでは、前記圧力媒体は、前記負荷コンパートメントを通過するように配置され、
圧力媒体の流れが前記少なくとも1つの熱交換要素を通るのを可能にするための前記少なくとも1つの熱交換要素の通路を通るように前記圧力媒体を案内すること(430)と、
前記少なくとも1つの熱交換要素を通って流れるように配置された前記圧力媒体の冷却のために前記少なくとも1つの熱交換要素内で冷却媒体を循環させること(440)とをさらに備える、[8]に記載の方法。
[10] 前記加圧装置の前記圧力容器が、前記圧力容器内に配置され、前記圧力媒体から熱を吸収するように構成された熱吸収要素をさらに備え、ここにおいて、前記方法が、
前記圧力容器内で圧力媒体を循環させること(450)、ここでは、前記圧力媒体は、前記熱吸収要素を通過するように配置される、
をさらに備える、[8]または[9]に記載の方法。
[11] 前記炉チャンバが、断熱部分(7)と、前記断熱部分を少なくとも部分的に封入するハウジング(6)とを備える断熱されたケーシング(6、7、8)によって少なくとも部分的に封入され、ここにおいて、前記加圧装置が、前記断熱されたケーシング内に配置された第1の流れ発生器(30)と、前記断熱されたケーシングの下に配置された第2の流れ発生器(32)とをさらに備え、ここにおいて、前記方法が、
前記第1の流れ発生器および前記第2の流れ発生器の少なくとも1つへの圧力媒体の供給を制御すること(460)をさらに備える、[1]から[10]のいずれか一項に記載の方法。
[12] 前記第1の流れ発生器および前記第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御すること(470)をさらに備える、[11]に記載の方法。
[13] 加圧装置内での少なくとも1つの物品の高圧処理のための方法(500)であって、前記加圧装置が、
圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器と、ここにおいて、前記炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、前記少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントと備え、ここにおいて、前記負荷コンパートメントは、前記炉チャンバ内の内側に配置される、
前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器とを備え、ここにおいて、前記方法が、一連のステップ、すなわち
加工される少なくとも1つの物品を前記負荷コンパートメントの内側に配置するステップ(510)と、
前記負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ(520)、および前記負荷コンパートメント内で圧力を上昇させるステップ(530)と、
[1]から[6]のいずれか一項に記載の方法を実行することによって、上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップ(540)、および上昇した温度を選択された時間期間t 3 の間所定の圧力レベルPiに維持するステップ(550)と、
[7]から[10]のいずれか一項に記載の方法を実行することによって、前記負荷コンパートメント内の温度を低減するステップ(560)とを備える、方法(500)。
[14] [11]に記載の圧力媒体の供給を制御すること(570)をさらに備える、[13]に記載の方法。
[15] [12]に記載の前記第1の流れ発生器および前記第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御すること(580)をさらに備える、[13]または[14]に記載の方法。


Claims (15)

  1. 加圧装置内で少なくとも1つの物品を加工するための方法(100)であって、前記加圧装置が、
    圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器と、ここにおいて、前記炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、前記少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントとを備え、ここにおいて、前記負荷コンパートメントは、前記炉チャンバ内の内側に配置される、
    前記圧力容器内の圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器とを備え、ここにおいて、前記方法が、
    前記炉チャンバ内の前記少なくとも1つの加熱要素によって前記負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ(110)と、
    上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップ(120)と、
    温度を上昇させる前記ステップおよび上昇した温度を維持する前記ステップ中、
    前記少なくとも1つの流れ発生器によって前記圧力容器内で前記圧力媒体を循環させるステップ(130)とを備える、方法。
  2. 温度を上昇させる前記ステップ中、
    前記少なくとも1つの流れ発生器を第1の速度R1で作動させることによって前記圧力容器内で前記圧力媒体を循環させることと、
    上昇した温度を維持する前記ステップ中、
    前記少なくとも1つの流れ発生器を第2の速度R2で作動させることによって前記圧力容器内で前記圧力媒体を循環させることとをさらに備え、
    ここにおいて、前記第2の速度は、前記第1の速度より遅い、請求項1に記載の方法。
  3. 温度を上昇させる前記ステップ中、
    前記温度を少なくとも10℃/分の速度、好ましくは少なくとも30℃/分の速度で上昇させることをさらに備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 温度を上昇させる前記ステップ中、
    前記負荷コンパートメント内の温度差を50℃、好ましくは35℃、最も好ましくは20℃の温度間隔ΔT0内に維持することをさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 上昇した温度を維持する前記ステップ中、
    前記負荷コンパートメント内の温度差を8℃、好ましくは5℃、最も好ましくは2℃の温度間隔ΔT1内に維持することをさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記負荷コンパートメント内の圧力を上昇させることと、
    上昇した温度を選択された時間期間t3の間所定の圧力レベルPiに維持することとをさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 温度を上昇させる前記ステップおよび上昇した温度を維持する前記ステップの後、
    前記負荷コンパートメント内の温度を低下させること(140)をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記加圧装置が、前記圧力媒体を冷却するための少なくとも1つの要素を備え、前記方法が、
    圧力媒体が前記少なくとも1つの要素を通過することを可能にすることによって前記圧力媒体を冷却するステップ(410)をさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記加圧装置の前記圧力容器が、上端閉鎖部および底端閉鎖部と、前記上端閉鎖部および前記底端閉鎖部の少なくとも1つ内に配置された少なくとも1つの熱交換要素とをさらに備え、ここにおいて、前記方法が、
    前記圧力容器内で圧力媒体を循環させること(420)と、ここでは、前記圧力媒体は、前記負荷コンパートメントを通過するように配置され、
    圧力媒体の流れが前記少なくとも1つの熱交換要素を通るのを可能にするための前記少なくとも1つの熱交換要素の通路を通るように前記圧力媒体を案内すること(430)と、
    前記少なくとも1つの熱交換要素を通って流れるように配置された前記圧力媒体の冷却のために前記少なくとも1つの熱交換要素内で冷却媒体を循環させること(440)とをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記加圧装置の前記圧力容器が、前記圧力容器内に配置され、前記圧力媒体から熱を吸収するように構成された熱吸収要素をさらに備え、ここにおいて、前記方法が、
    前記圧力容器内で圧力媒体を循環させること(450)、ここでは、前記圧力媒体は、前記熱吸収要素を通過するように配置される、
    をさらに備える、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記炉チャンバが、断熱部分(7)と、前記断熱部分を少なくとも部分的に封入するハウジング(6)とを備える断熱されたケーシング(6、7、8)によって少なくとも部分的に封入され、ここにおいて、前記加圧装置が、前記断熱されたケーシング内に配置された第1の流れ発生器(30)と、前記断熱されたケーシングの下に配置された第2の流れ発生器(32)とをさらに備え、ここにおいて、前記方法が、
    前記第1の流れ発生器および前記第2の流れ発生器の少なくとも1つへの圧力媒体の供給を制御すること(460)をさらに備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1の流れ発生器および前記第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御すること(470)をさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 加圧装置内での少なくとも1つの物品の高圧処理のための方法(500)であって、前記加圧装置が、
    圧力シリンダと、圧力媒体を加熱するために内部に配置された炉チャンバとを備える圧力容器と、ここにおいて、前記炉チャンバは、少なくとも1つの加熱要素と、前記少なくとも1つの物品を保持するための負荷コンパートメントと備え、ここにおいて、前記負荷コンパートメントは、前記炉チャンバ内の内側に配置される、
    前記圧力容器内で圧力媒体を循環させるための少なくとも1つの流れ発生器とを備え、ここにおいて、前記方法が、一連のステップ、すなわち
    加工される少なくとも1つの物品を前記負荷コンパートメントの内側に配置するステップ(510)と、
    前記負荷コンパートメント内の温度を上昇させるステップ(520)、および前記負荷コンパートメント内で圧力を上昇させるステップ(530)と、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を実行することによって、上昇した温度を選択された時間期間tiの間所定の温度レベルTiに維持するステップ(540)、および上昇した温度を選択された時間期間t3の間所定の圧力レベルPiに維持するステップ(550)と、
    請求項7から10のいずれか一項に記載の方法を実行することによって、前記負荷コンパートメント内の温度を低減するステップ(560)とを備える、方法(500)。
  14. 請求項11に記載の圧力媒体の供給を制御すること(570)をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 請求項12に記載の前記第1の流れ発生器および前記第2の流れ発生器の少なくとも1つの作動を制御すること(580)をさらに備える、請求項13または14に記載の方法。
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