JP2021506182A - サービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム - Google Patents
サービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021506182A JP2021506182A JP2020531626A JP2020531626A JP2021506182A JP 2021506182 A JP2021506182 A JP 2021506182A JP 2020531626 A JP2020531626 A JP 2020531626A JP 2020531626 A JP2020531626 A JP 2020531626A JP 2021506182 A JP2021506182 A JP 2021506182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- data
- transfer
- next hop
- neighboring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W40/00—Communication routing or communication path finding
- H04W40/02—Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing
- H04W40/12—Communication route or path selection, e.g. power-based or shortest path routing based on transmission quality or channel quality
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
Description
無線メッシュネットワー内の各ノードは、周期的に情報を交換して、近隣テーブルを保持及び更新し、次ホップ近隣ノードの状態情報を獲得するステップS1と、
データを転送する必要のあるノードは、ルーティング要求をブロードキャストし、ルーティング要求を受け取った近隣ノードは、目的ノードとの間の距離を算出し、データを転送する必要のあるノードにルーティング応答を返信するステップS2と、
データを転送する必要のあるノードは、受け取ったルーティング応答に基づいて、ルーティング応答を返信した近隣ノードを使用可能な近隣ノードセットとして構築し、自身と目的ノードとの距離と、近隣ノードと目的ノードとの距離との差分に応じて、使用可能な次ホップノードとして適切な近隣ノードを選択して、使用可能な次ホップノードセットを構築するステップS3と、
データを転送する必要のあるノードは、データに必要なサービス品質要求、及び、使用可能な次ホップノードとの間のチャネル容量の推定値に応じて、情報交換遅延に対するチャネル容量の比をメトリック値として設定して候補次ホップノードセットを選択し、候補次ホップノードセット内でメトリック値に基づいてノードに優先順位を付け、優先順位に従って順番にデータを転送するステップS4と、
転送データを受け取った各近隣ノードは、確認文字を返すためのタイマーを優先順位に従って設定し、データ転送を開始する時間を決定するステップS5と、
データを転送する必要のあるノードは、いずれかの候補次ホップノードから返された確認文字を受け取ると、現在のルーティングプロセスを終了するステップS6と、
ルーティングが目的ノードに辿り着くまで、上記のステップS1〜S6を繰り返すステップS7と、を含む。
であり、iは、データを転送する必要のあるノード、jは、隣接ノード、γは、経路損失係数であり、hijは、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間のチャネルゲインを表し、Bは、利用可能な帯域幅、Pは、ノード送信信号パワー、n0/2は、ホワイトノイズのパワースペクトル密度、Dist(i,j)は、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間の距離である。
であり、Dist(i,d)は、データを転送する必要のあるノードiと目的ノードdとの間の距離、Dist(j,d)は、近隣ノードjと目的ノードdとの間の距離、Dijは、距離スパン値であり、距離スパン値Dijが0よりも小さければ、近隣ノードjのほうが目的ノードdから離れており、使用可能な次ホップノードとして適切ではないとし、距離スパン値Dijが0よりも大きければ、近隣ノードjのほうが目的ノードdに近づいており、使用可能な次ホップノードとして適切であるとし、使用可能な次ホップノードセットを構築する。
使用可能な次ホップノードセットに候補次ホップノードがなければ、使用可能な近隣ノードセットから所定数のノードを選択して候補次ホップノードセットを構築し、
使用可能な次ホップノードセット内のノード数が所定の候補ノード数上限以下であれば、そのまま候補次ホップノードセットとして選択し、
使用可能な次ホップノードセット内のノード数が所定の候補ノード数上限を超えていれば、ヒューリスティックアルゴリズムにより、使用可能な次ホップノードセットから、リンク品質及びサービス品質の要求に応じて候補次ホップノードセットを選択する。
式(1)によれば、ci,j≧Rは、
と等価し、レイリーフェージングに従うチャネルにおいて、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間のチャネルゲインhij同士は、互いに独立しており、且つ、|hij|2は、パラメータがσij −2となる指数分布に従い、
もし、
とすると、ノードiは、ノードjを介する転送の成功確率が、
となり、ノードiは、近隣ノードjを介するデータ転送のシングルホップ総遅延tKが、
となり、TCは、データを転送する必要のあるノードiがチャネル媒体を競争する時間、THは、情報交換遅延、TDATAは、データ伝送の時間、TSIFSは、短いフレーム間スペース、TACKは、ACKを送信するレスポンス時間であり、
もし選択した候補次ホップノードセットF(i)にn個の候補ノードある場合、データを転送する必要のあるノードiのデータ転送のシングルホップ平均総遅延E(T(i))、シングルホップ平均チャネル容量E(C(i))の式は、
となり、pi,Kは、データを転送する必要のあるノードiから優先順位がKとなるノードまでデータ転送が成功する確率を表し、ci,Kは、データを転送する必要のあるノードiと優先順位がKとなるノードとの間のチャネル容量を表し、もし、データを転送する必要のあるノードiが、分析により、トラフィック遅延への要求がL、データ伝送速率への要求がR、ノード間の通信距離がrcであるとして決定した場合、候補次ホップノードセットF(i)の選択は、
に変換され、情報交換遅延THに対するチャネル容量の推定値ci,jの比の大きさに応じて、比が大きいほど、ノードの優先順位が高くなるようにデータ転送の優先順位を決定する。
優先順位がKとなるノードは、そのタイマーが満了になっても、優先順位のより高いノードから返されるデータ転送についての確認文字に対する確認を受け取れなかった場合、自身を次ホップノードとして、確認文字をブロードキャストし、ステップS2〜S5を繰り返してデータを転送し、
優先順位がKとなるノードは、そのタイマーが満了になる前に、他のノードによりブロードキャストされる確認文字を受け取った場合、転送データを削除してルーティングプロセスを終了する。
図1を参照して、本実施例によるサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズムは、
無線メッシュネットワー内の各ノードは、周期的に情報を交換して、近隣テーブルを保持及び更新し、次ホップ近隣ノードの状態情報を獲得するステップS1と、
データを転送する必要のあるノードは、ルーティング要求をブロードキャストし、ルーティング要求を受け取った近隣ノードは、目的ノードとの間の距離を算出し、データを転送する必要のあるノードにルーティング応答を返信するステップS2と、
データを転送する必要のあるノードは、受け取ったルーティング応答に基づいて、ルーティング応答を返信した近隣ノードを使用可能な近隣ノードセットとして構築し、自身と目的ノードとの距離と、近隣ノードと目的ノードとの距離との差分に応じて、使用可能な次ホップノードとして適切な近隣ノードを選択して、使用可能な次ホップノードセットを構築するステップS3と、
データを転送する必要のあるノードは、データに必要なサービス品質要求、及び、使用可能な次ホップノードとの間のチャネル容量の推定値に応じて、情報交換遅延に対するチャネル容量の比をメトリック値として設定して候補次ホップノードセットを選択し、候補次ホップノードセット内でメトリック値に基づいてノードに優先順位を付け、優先順位に従って順番にデータを転送するステップS4と、
転送データを受け取った各近隣ノードは、確認文字を返すためのタイマーを優先順位に従って設定し、データ転送を開始する時間を決定するステップS5と、
データを転送する必要のあるノードは、いずれかの候補次ホップノードから返された確認文字を受け取ると、現在のルーティングプロセスを終了するステップS6と、
ルーティングが目的ノードに辿り着くまで、上記のステップS1〜S6を繰り返すステップS7と、を含む。
であり、iは、データを転送する必要のあるノード、jは、隣接ノード、γは、経路損失係数であり、hijは、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間のチャネルゲインを表し、Bは、利用可能な帯域幅、Pは、ノード送信信号パワー、n0/2は、ホワイトノイズのパワースペクトル密度、Dist(i,j)は、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間の距離である。
であり、Dist(i,d)は、データを転送する必要のあるノードiと目的ノードdとの間の距離、Dist(j,d)は、近隣ノードjと目的ノードdとの間の距離、Dijは、距離スパン値であり、距離スパン値Dijが0よりも小さければ、近隣ノードjのほうが目的ノードdから離れており、使用可能な次ホップノードとして適切ではないとし、距離スパン値Dijが0よりも大きければ、近隣ノードjのほうが目的ノードdに近づいており、使用可能な次ホップノードとして適切であるとし、使用可能な次ホップノードセットを構築する。
使用可能な次ホップノードセットに候補次ホップノードがなければ、使用可能な近隣ノードセットから所定数のノードを選択して候補次ホップノードセットを構築し、
使用可能な次ホップノードセット内のノード数が所定の候補ノード数上限以下であれば、そのまま候補次ホップノードセットとして選択し、
使用可能な次ホップノードセット内のノード数が所定の候補ノード数上限を超えていれば、ヒューリスティックアルゴリズムにより、使用可能な次ホップノードセットから、リンク品質及びサービス品質の要求に応じて候補次ホップノードセットを選択する。
式(1)によれば、ci,j≧Rは、
と等価し、レイリーフェージングに従うチャネルにおいて、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間のチャネルゲインhij同士は、互いに独立しており、且つ、|hij|2は、パラメータがσij −2となる指数分布に従い、
もし、
とすると、ノードiは、ノードjを介する転送の成功確率が、
となり、ノードiは、近隣ノードjを介するデータ転送のシングルホップ総遅延tKが、
となり、TCは、データを転送する必要のあるノードiがチャネル媒体を競争する時間、THは、情報交換遅延、TDATAは、データ伝送の時間、TSIFSは、短いフレーム間スペース、TACKは、ACKを送信するレスポンス時間であり、
もし選択した候補次ホップノードセットF(i)にn個の候補ノードある場合、データを転送する必要のあるノードiのデータ転送のシングルホップ平均総遅延E(T(i))、シングルホップ平均チャネル容量E(C(i))の式は、
となり、pi,Kは、データを転送する必要のあるノードiから優先順位がKとなるノードまでデータ転送が成功する確率を表し、ci,Kは、データを転送する必要のあるノードiと優先順位がKとなるノードとの間のチャネル容量を表し、もし、データを転送する必要のあるノードiは、分析により、トラフィック遅延への要求がL、データ伝送速率への要求がR、ノード間の通信距離がrcであるとして決定した場合、候補次ホップノードセットF(i)の選択は、
に変換され、情報交換遅延THに対するチャネル容量の推定値ci,jの比の大きさに応じて、比が大きいほど、ノードの優先順位が高くなるようにデータ転送の優先順位を決定する。
優先順位がKとなるノードは、そのタイマーが満了になっても、優先順位のより高いノードから返されるデータ転送についての確認文字に対する確認を受け取れなかった場合、自身を次ホップノードとして、確認文字をブロードキャストし、ステップS2〜S5を繰り返してデータを転送し、
優先順位がKとなるノードは、そのタイマーが満了になる前に、他のノードによりブロードキャストされる確認文字を受け取った場合、転送データを削除してルーティングプロセスを終了する。
1)ノードlは、そのタイマーが満了になっても、優先順位のより高いノードjから返されるデータ転送についてのACKを受け取れなかった場合、自身を次ホップノードとしてACKをブロードキャストし、上記の過程を繰り返してデータ転送を継続し、
2)ノードlは、そのタイマーが満了になるまでに、ノードjからブロードキャストされたACKを受け取った場合、転送データを削除してルーティングプロセスを終了する。
Claims (9)
- 無線メッシュネットワー内の各ノードは、周期的に情報を交換して、近隣テーブルを保持及び更新し、次ホップ近隣ノードの状態情報を獲得するステップS1と、
データを転送する必要のあるノードは、ルーティング要求をブロードキャストし、ルーティング要求を受け取った近隣ノードは、目的ノードとの間の距離を算出し、データを転送する必要のあるノードにルーティング応答を返信するステップS2と、
データを転送する必要のあるノードは、受け取ったルーティング応答に基づいて、ルーティング応答を返信した近隣ノードを使用可能な近隣ノードセットとして構築し、自身と目的ノードとの距離と、近隣ノードと目的ノードとの距離との差分に応じて、使用可能な次ホップノードとして適切な近隣ノードを選択して、使用可能な次ホップノードセットを構築するステップS3と、
データを転送する必要のあるノードは、データに必要なサービス品質要求、及び、使用可能な次ホップノードとの間のチャネル容量の推定値に応じて、情報交換遅延に対するチャネル容量の比をメトリック値として設定して候補次ホップノードセットを選択し、候補次ホップノードセット内でメトリック値に基づいてノードに優先順位を付け、優先順位に従って順番にデータを転送するステップS4と、
転送データを受け取った各近隣ノードは、確認文字を返すためのタイマーを優先順位に従って設定し、データ転送を開始する時間を決定するステップS5と、
データを転送する必要のあるノードは、いずれかの候補次ホップノードから返された確認文字を受け取ると、現在のルーティングプロセスを終了するステップS6と、
ルーティングが目的ノードに辿り着くまで、上記のステップS1〜S6を繰り返すステップS7と、を含む
ことを特徴とするサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記ステップS1において、無線メッシュネットワーク内の各ノードは、周期的にHello電文情報を交換して、近隣ノードの状態情報であって、情報交換遅延とチャネル容量の推定値とを含む状態情報をリアルタイムに獲得する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記チャネル容量の推定値の計算式は、
であり、iは、データを転送する必要のあるノード、jは、隣接ノード、γは、経路損失係数であり、hijは、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間のチャネルゲインを表し、Bは、利用可能な帯域幅、Pは、ノード送信信号パワー、n0/2は、ホワイトノイズのパワースペクトル密度、Dist(i,j)は、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間の距離である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記ステップS2において、データを転送する必要のあるノードは、近隣ノードに目的ノードがあるかどうかを最初に判断し、あるのであれば、そのまま転送し、そうでなければ、ルーティング要求をブロードキャストする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記ステップS3において、データを転送する必要のあるノードと目的ノードとの距離と、近隣ノードと目的ノードとの距離との差分の式は、
であり、Dist(i,d)は、データを転送する必要のあるノードiと目的ノードdとの間の距離、Dist(j,d)は、近隣ノードjと目的ノードdとの間の距離、Dijは、距離スパン値であり、距離スパン値Dijが0よりも小さければ、近隣ノードjのほうが目的ノードdから離れており、使用可能な次ホップノードとして適切ではないとし、距離スパン値Dijが0よりも大きければ、近隣ノードjのほうが目的ノードdに近づいており、使用可能な次ホップノードとして適切であるとし、使用可能な次ホップノードセットを構築する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記ステップS4において、
使用可能な次ホップノードセットに候補次ホップノードがなければ、使用可能な近隣ノードセットから所定数のノードを選択して候補次ホップノードセットを構築し、
使用可能な次ホップノードセット内のノード数が所定の候補ノード数上限以下であれば、そのまま候補次ホップノードセットとして選択し、
使用可能な次ホップノードセット内のノード数が所定の候補ノード数上限を超えていれば、ヒューリスティックアルゴリズムにより、使用可能な次ホップノードセットから、リンク品質及びサービス品質の要求に応じて候補次ホップノードセットを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記サービス品質は、転送成功確率及び遅延を含み、転送成功確率について、式(1)によってチャネル容量の推定値ci,jを最初に獲得し、チャネル容量推定値ci,jがトラフィックに必要な伝送率Rよりも大きい場合に限って、近隣ノードjを介する転送が成功可能であることで、転送成功確率pi,jは、pi,j=P(ci,j≧R)となり、式(1)によれば、ci,j≧Rは、
と等価し、レイリーフェージングに従うチャネルにおいて、データを転送する必要のあるノードiと近隣ノードjとの間のチャネルゲインhij同士は、互いに独立しており、且つ、|hij|2は、パラメータがσij −2となる指数分布に従い、
もし、
とすると、ノードiは、ノードjを介する転送の成功確率が、
となり、ノードiは、近隣ノードjを介するデータ転送のシングルホップ総遅延tKが、
となり、TCは、データを転送する必要のあるノードiがチャネル媒体を競争する時間、THは、情報交換遅延、TDATAは、データ伝送の時間、TSIFSは、短いフレーム間スペース、TACKは、ACKを送信するレスポンス時間であり、もし選択した候補次ホップノードセットF(i)にn個の候補ノードある場合、データを転送する必要のあるノードiのデータ転送のシングルホップ平均総遅延E(T(i))、シングルホップ平均チャネル容量E(C(i))の式は、
となり、pi,Kは、データを転送する必要のあるノードiから優先順位がKとなるノードまでデータ転送が成功する確率を表し、ci,Kは、データを転送する必要のあるノードiと優先順位がKとなるノードとの間のチャネル容量を表し、もし、データを転送する必要のあるノードiが、分析により、トラフィック遅延への要求がL、データ伝送速率への要求がR、ノード間の通信距離がrcであるとして決定した場合、候補次ホップノードセットF(i)の選択は、
に変換され、情報交換遅延THに対するチャネル容量の推定値ci,jの比の大きさに応じて、比が大きいほど、ノードの優先順位が高くなるようにデータ転送の優先順位を決定する
ことを特徴とする請求項1又は6に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記ステップS5において、優先順位Kに従って、確認文字を返すためのタイマーK(TSIFS+TACK)を設定し、TSIFSは、短いフレーム間スペース、TACKは、確認文字を送信するレスポンス時間であり、
優先順位がKとなるノードは、そのタイマーが満了になっても、優先順位のより高いノードから返されるデータ転送についての確認文字に対する確認を受け取れなかった場合、自身を次ホップノードとして、確認文字をブロードキャストし、ステップS2〜S5を繰り返してデータを転送し、
優先順位がKとなるノードは、そのタイマーが満了になる前に、他のノードによりブロードキャストされる確認文字を受け取った場合、転送データを削除してルーティングプロセスを終了する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。 - 上記ステップS6において、データを転送する必要のあるノードは、いずれのノードからも、確認文字に対する確認情報を受け取れなかった場合、キャッシュリソースを用いて転送すべきデータを一時的にキャッシュし、ステップS2〜S6を繰り返して転送プロセスを継続し、ネットワーク状態が回復した後、適切な候補次ホップノードを見つけてデータ転送を続行する
ことを特徴とする請求項1に記載のサービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201810193473.6 | 2018-03-09 | ||
CN201810193473.6A CN109936866B (zh) | 2018-03-09 | 2018-03-09 | 一种基于服务质量保障的无线mesh网络机会路由方法 |
PCT/CN2018/111909 WO2019169874A1 (zh) | 2018-03-09 | 2018-10-25 | 一种基于服务质量保障的无线mesh网络机会路由算法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021506182A true JP2021506182A (ja) | 2021-02-18 |
JP6945897B2 JP6945897B2 (ja) | 2021-10-06 |
Family
ID=66984389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020531626A Active JP6945897B2 (ja) | 2018-03-09 | 2018-10-25 | サービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6945897B2 (ja) |
CN (1) | CN109936866B (ja) |
WO (1) | WO2019169874A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111542070B (zh) * | 2020-04-17 | 2023-03-14 | 上海海事大学 | 一种工业无线传感器网络的高效多约束部署方法 |
CN112702710A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-23 | 杭州电子科技大学 | 低占空比网络中基于链路相关性的机会路由优化方法 |
CN112291789B (zh) * | 2020-12-24 | 2021-05-11 | 江苏移动信息系统集成有限公司 | 一种面向大规模自组织网络的安全路由协议方法及系统 |
CN114245347B (zh) * | 2021-11-10 | 2024-04-30 | 华中师范大学 | 车载机会网络中基于预测与相遇历史信息的地理位置路由方法 |
CN115002108B (zh) * | 2022-05-16 | 2023-04-14 | 电子科技大学 | 一种智能手机担任计算服务节点的组网和任务卸载方法 |
CN114980170B (zh) * | 2022-05-16 | 2022-12-20 | 北京智芯微电子科技有限公司 | 多模通信设备的通信方法、通信系统、设备和芯片 |
CN116506844B (zh) * | 2023-03-20 | 2024-01-26 | 青海师范大学 | 一种基于分层和源位置隐私的水声传感器网络路由协议方法 |
CN116566973B (zh) * | 2023-06-20 | 2023-11-07 | 北京中宏立达科技发展有限公司 | 一种基于对等网络的文件传输系统 |
CN116761225B (zh) * | 2023-08-17 | 2023-11-14 | 湖南天联城市数控有限公司 | 一种无线传感网络可靠传输方法 |
CN117376214B (zh) * | 2023-12-08 | 2024-03-19 | 广州优刻谷科技有限公司 | 一种物联网异构设备数据转发方法、系统存储介质及设备 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7693939B2 (en) * | 2007-05-07 | 2010-04-06 | Microsoft Corporation | Context-based routing in multi-hop networks |
CN101677289B (zh) * | 2008-09-17 | 2012-04-25 | 华为技术有限公司 | 一种优化路由的方法和装置 |
CN101945432B (zh) * | 2010-09-16 | 2016-11-23 | 北京邮电大学 | 一种用于无线mesh网络的多速率机会路由方法 |
CN104093186B (zh) * | 2014-06-26 | 2017-07-18 | 河海大学 | 一种多跳无线传感网络机会路由方法及其系统 |
CN104284388B (zh) * | 2014-10-20 | 2018-08-14 | 上海电机学院 | 一种移动Ad Hoc网络自主分簇及路由方法 |
CN105049356B (zh) * | 2015-06-17 | 2018-03-30 | 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 | 监控网络中基于业务服务质量的数据多跳路由采集方法 |
US10575339B2 (en) * | 2015-11-29 | 2020-02-25 | Mobilicom Ltd. | Scalable mobile ad hoc networks |
-
2018
- 2018-03-09 CN CN201810193473.6A patent/CN109936866B/zh active Active
- 2018-10-25 JP JP2020531626A patent/JP6945897B2/ja active Active
- 2018-10-25 WO PCT/CN2018/111909 patent/WO2019169874A1/zh active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109936866A (zh) | 2019-06-25 |
JP6945897B2 (ja) | 2021-10-06 |
WO2019169874A1 (zh) | 2019-09-12 |
CN109936866B (zh) | 2023-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6945897B2 (ja) | サービス品質保証に基づく無線メッシュネットワーク日和見ルーティングアルゴリズム | |
JP4425863B2 (ja) | パケット転送システムおよび無線基地局 | |
JP4113131B2 (ja) | レイヤ間を統合した衝突の無い経路ルーティング | |
US20060007882A1 (en) | System and method for selecting stable routes in wireless networks | |
CN101160863A (zh) | 一种无线网状网中移动节点的路由方法及通信系统 | |
Lin et al. | An on-demand QoS routing protocol for mobile ad hoc networks | |
EP2151100A1 (en) | Multi-criteria optimization for relaying in multi-hop wireless ad hoc and sensor networks | |
CN106686680B (zh) | 一种用于车联网的路由优化系统及方法 | |
So et al. | Routing and channel assignment in multi-channel multi-hop wireless networks with single network interface | |
WO2015048995A1 (en) | Integration of cellular and ieee 802.11 networks in vanets | |
CN112383947B (zh) | 基于网络环境的无线自组网混合式路由协议方法 | |
Subburam et al. | Efficient two hop local route repair mechanism using Qos-aware routing for mobile ad hoc networks | |
Kolipaka et al. | Joint admission control and vertical handoff between WLAN and WIMAX in wireless mesh networks for QoS | |
Gupta et al. | Node-disjoint on-demand multipath routing with route utilization in ad-hoc networks | |
JP2007221568A (ja) | 転送遅延制御方法および無線端末 | |
Huang et al. | Zone-based hierarchical routing in two-tier backbone ad hoc networks | |
Zhao et al. | Ad hoc and mesh network protocols and their integration with the internet | |
Arora et al. | Performance Evaluation and Improving Bandwidth Utilization of AODV Protocol by Finding Hidden Terminals in Wireless Networks | |
Rao et al. | An elliptical routing protocol for wireless mesh networks: Performance analysis | |
Chou et al. | Topology-control-based QoS routing (TLQR) in wireless ad hoc networks | |
Mohammadi | Cross-layer design-based Multipath Routing Protocol (CMRP) for mobile ad hoc networks | |
Su et al. | A novel design of node-disjoint multi-path QoS routing in multi-hop ad hoc networks | |
Rao et al. | Impact and Suitability of Reactive Routing Protocols, Energy-Efficient and AI Techniques on QoS Parameters of WANETs | |
Van Der Werf et al. | Performance of MultiWARP routing protocol for multi-hop wireless ad-hoc network | |
Santhiya et al. | Dynamic reliable multipath routing protocol for MANET |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200723 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200722 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210506 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6945897 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |