JP2021503789A5 - - Google Patents
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Description
この出願は、通信分野に関する。そして、より具体的には、グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法および装置に関する。
この出願は、2017年11月17日に米国特許商標庁に出願され、そして、タイトルが“METHOD AND APPARATUS FOR DETERMINING TIME-DOMAIN RESOURCE USED FOR GRANT-FREE TRANSMISSION”である米国仮特許出願第62/588,133号について優先権を主張するものであり、その全体がここにおいて参照により組み込まれている。
アップリンク・グラントフリー送信(Uplink Grant-free)送信は、受信直後にデータが送信されるアップリンクデータ送信方法である。具体的には、データが到着すると、アップリンク送信リソースを割り当てるようにネットワーク装置に要求するために、ネットワーク装置に対してスケジューリング要求(Scheduling Request、SR)を送信すること、そして、ネットワーク装置によって送信されたグラント情報を受信した後で、ネットワーク装置にアップリンクデータを送信することの代わりに、端末装置は、ネットワーク装置によって事前に割り当てられた(pre-allocated)リソース、指定された送信パラメータ、等を使用することにより、ネットワーク装置に対してアップリンクデータを直接的に送信する。従来の「グラント要求(“request-grant”)」ベースの通信方式と比較して、アップリンク・グラントフリー送信といった、受信直後にデータを送信するアップリンクデータ送信方式は、明らかに有益な効果を有している。例えば、アップリンク・グラントフリー送信は、信号オーバヘッド、送信レイテンシ(latency)、および端末装置の電力消費を大幅に低減することができる。
アップリンク・グラントフリー送信において、ネットワーク装置は、端末装置に対してグラントフリー送信リソースを事前に割り当てる必要があり、具体的には、端末装置に対して、送信リソース、送信パラメータ、等を割り当てることを含む。送信パラメータは、主に、グラントフリー送信リソース時間領域周期、時間領域リソースオフセットパラメータ、時間領域リソースオフセットパラメータ、時間領域リソース割り当て、周波数領域リソース割り当て、ユーザ定義(user-specific)復調基準信号構成情報、変調および符号化(coding)スキーム/トランスポートブロックサイズ、反復数量、電力制御関連パラメータ、等を含んでいる。
従来技術には、2つの(dual)期間に基づいてグラントフリー送信リソースを設定するための方法が存在している。具体的に、端末装置に対してネットワーク装置によって割り当てられたグラントフリー送信リソースは、2つの時間領域周期(time-domain periods)を有しており、ここでは、グラントフリー送信リソースグループにおける最初の(first)グラントフリー送信リソースを設定するために長い時間領域周期が使用され、そして、グラントフリー送信リソースグループにおける別のグラントフリー送信リソースを設定するために短い時間領域周期が使用される。既存のグラントフリー送信リソース構成方法では、以前のグラントフリー送信リソースグループが現在のグラントフリー送信リソースグループとオーバーラップすることがあり、端末装置のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位(time unit)を決定する高い複雑性を結果として生じている。
この出願は、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースがオーバーラップしないように、グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法を提供する。
第1態様に従って、グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法が提供される。本方法は、端末装置によって、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するステップであり、ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である、ステップと、端末装置によって、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するステップと、そして、端末装置によって、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップを含んでいる。
任意的に、端末装置は、第2時間領域周期のみに基づいて、端末装置に対してネットワーク装置によって割り当てられるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
具体的には、現在の第1時間領域周期における第1タイプのグラントフリー送信リソースの後で、端末装置は、第2時間領域周期P2に基づいて、第2タイプのグラントフリー送信リソースの数量を決定する。そして、決定された第2タイプのグラントフリー送信リソースが現在の第1時間領域周期に続く第1時間領域周期に配置されている場合に、現在の第1時間領域周期に続く第1時間領域周期に配置されている決定された第2タイプのグラントフリー送信リソースを無視または廃棄する。
グラントフリー送信リソースの数量kが決定され、そして、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第1態様に関して、第1態様に係る可能な実装において、端末装置によって、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップを含む。
グラントフリー送信リソースの数量kが決定され、そして、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第1態様に関して、第1態様に係る可能な実装において、時間単位が特定的にミニスロットである場合に、本方法は、さらに、端末装置によって、ミニスロットのフォーマット情報を取得するステップを含む。ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量、および、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含み、または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置、および、各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
第2態様に従って、グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法が提供される。本方法は、端末装置によって、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するステップ、および、端末装置によって、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップを含む。ここで、第1時間領域周期の サイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。
グラントフリー送信リソースの数量kが決定され、そして、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第2態様に関して、第2態様に係る可能な実装において、端末装置によって、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップを含む。
グラントフリー送信リソースの数量kが決定され、そして、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第2態様に関して、第2態様に係る可能な実装において、時間単位が特定的にミニスロットである場合に、方法は、さらに、端末装置によって、ミニスロットのフォーマット情報を取得するステップを含む。ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量、および、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含み、または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置、および、各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
第3態様に従って、処理モジュールを含んでいる、端末装置が提供される。処理モジュールは、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するように設定されており、ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得するように設定されている。処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように設定されている。
第3態様に関して、第3態様に係る可能な実装において、処理モジュールは、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように設定されている。
第3態様に関して、第3態様に係る可能な実装において、時間単位が特定的にミニスロットである場合に、処理モジュールは、さらに、ミニスロットのフォーマット情報を取得するように設定されている。ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量、および、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含み、または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置、および、各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。これに応じて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
第4態様に従って、処理モジュールを含んでいる、ネットワーク装置が提供される。処理モジュールは、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するように設定されている。処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように設定されている。第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。
第4態様に関して、第4態様に係る可能な実装において、処理モジュールは、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように設定されている。
第4態様に関して、第4態様に係る可能な実装において、時間単位が特定的にミニスロットである場合に、処理モジュールは、さらに、ミニスロットのフォーマット情報を取得するように設定されている。ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量、および、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含み、または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置、および、各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。これに応じて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップを含む。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
であり、ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
であり、ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて決定される。
グラントフリー送信リソースの数量kが、第1時間領域周期と第2時間領域周期に基づいて決定される。そして、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、
以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップを含む。
以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップを含む。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップを含む。
ここで、Tは、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量を表している。
グラントフリー送信リソースの数量kが、第1時間領域周期と第2時間領域周期に基づいて決定される。そして、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップを含む。
ここで、Nは、反復送信回数の最大数量を表し、反復送信回数の最大数量は、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される以前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する回数の最大数量であり、そして、N≧1である。
グラントフリー送信リソースの数量kが、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および反復送信回数の最大数量に基づいて決定される。そして、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップを含む。
ここで、Tは、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量を表し、Nは、反復送信回数の最大数量を表し、反復送信回数の最大数量は、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される以前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する回数の最大数量であり、そして、N≧1である。
グラントフリー送信リソースの数量kが、第1時間領域周期、第2時間領域周期、送信時間単位の長さ、および反復送信回数の最大数量に基づいて決定される。そして、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスが、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、決定される。このように、2つの隣接する期間において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
第1態様から第4態様までの可能な実装のうち任意の1つに関して、第1態様から第4態様までに係る可能な実装において、時間単位は、以下の時間単位のうち少なくとも任意の1つを含む。無線フレーム、サブフレーム、スロット、および直交周波数分割多重化OFDMシンボル、である。
第5態様に従って、端末装置が提供される。端末装置は、メモリおよびプロセッサを含む。メモリは、命令を保管するように設定されている。プロセッサは、メモリに保管された命令を実行するように設定されており、そして、メモリに保管された命令の実行は、端 末装置が、第1態様または第1態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法を実行することを可能にする。
第6態様に従って、コンピュータで読取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータプログラムは、コンピュータで読取り可能な記憶媒体に保管されている。プログラムがプロセッサによって実行されるとき、第1態様または第1態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法が実行される。
第7態様に従って、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが端末装置の処理モジュールまたはプロセッサによって実行されるとき、端末装置は、第1態様 または第1態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法を実行することが可能にされる。
第8態様に従って、通信チップが提供される。命令が、通信チップに保管されている。命令が端末装置上で実行されるとき、端末装置は、第1態様または第1態様の可能な実装 のうち任意の1つにおける方法を実行することが可能にされる。
第9態様に従って、ネットワーク装置が提供される。ネットワーク装置は、メモリおよびプロセッサを含む。メモリは、命令を保管するように設定されている。プロセッサは、メモリに保管された命令を実行するように設定されており、そして、メモリに保管された命令の実行は、ネットワーク装置が、第2態様または第2態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法を実行することを可能にする。
第10態様に従って、コンピュータで読取り可能な記憶媒体が提供される。コンピュータプログラムは、コンピュータで読取り可能な記憶媒体に保管されている。プログラムがプロセッサによって実行されるとき、第2態様または第2態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法が実行される。
第11態様に従って、コンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがネットワーク装置の処理モジュールまたはプロセッサによって実行されるとき、ネットワーク装置は、第2態様または第2態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法を実行することが可能にされる。
第12態様に従って、通信チップが提供される。命令が、通信チップに保管されている。命令がネットワーク装置上で実行されるとき、ネットワーク装置は、第2態様または第 2態様の可能な実装のうち任意の1つにおける方法を実行することが可能にされる。
以下は、添付の図面を参照して、この出願における技術的ソリューションを説明している。
この出願の実施形態における技術的ソリューションは、種々の無線通信システムに適用することができる。例えば、将来の第5世代(5th Generation、5G)システムまたは新たな無線(New Radio、NR)システムである。
この出願の実施形態における端末装置は、無線の受信および送信機能を有する装置である。装置は、陸上で展開されてよく、例えば、屋内装置または屋外装置、ハンドヘルド装置、ウェアラブル装置、または車両搭載であり、水上に(例えば、船において)展開されてよく、または、空中に(例えば、航空機、気球、または人工衛星において)展開されてよい。端末装置は、移動電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、無線の受信および送信機能を有するコンピュータ、仮想現実(Virtual Reality、VR)端末装置、拡張現実(Augmented Reality、AR)端末装置、産業用制御(industrial control)における無線端末、自走運転(self driving)における無線端末、遠隔医療(remote medical)における無線端末、スマートグリッド(smart grid)における無線端末、輸送安全(transportation safety)における無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド装置、無線モデムに接続されたコンピュータ装置または別の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおける端末装置、将来のエボルブド・パブリック・ランド・モバイルネットワーク(Public Land Mobile Network、PLMN)における端末装置、等であり得る。アプリケーションシナリオは、この出願の実施形態に限定されるものではない。端末装置は、また、ユーザ装置(user equipment、UE)、アクセス端末装置、UEユニット、UEステーション、移動局(mobile station)、移動体コンソール、遠隔局、遠隔端末装置、移動装置、UE端末装置、端末(terminal)、無線通信装置、UEエージェント、UE装置、等としてもときどき参照される。
この出願の実施形態におけるネットワーク装置は、端末装置と通信するように設定された装置であってよい。ネットワーク装置は、無線の受信および送信機能を有する任意の装置であってもよく、これらに限定されるわけではないが、基地局(例えば、NodeB NodeB、エボルブドNodeB eNodeB、第5世代(the 5th generation、5G)通信システムにおける基地局、将来の通信システムにおける基地局またはネットワーク装置、Wi-Fiシステムにおけるアクセスノード、無線中継ノード、または、無線バックホールノード)等、を含んでいる。ネットワーク装置は、代替的に、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってよい。ネットワーク装置は、代替的に、5Gネットワークにおけるネットワーク装置、将来のエボルブド・ネットワークにおけるネットワーク装置、ウェアラブル装置、車両搭載装置、等であってよい。ネットワーク装置は、代替的に、小型セル(small cell)、送信受信ポイント(transmission reception point、TRP)、等であってよい。確かに、この出願は、それらに限定されるものではない。
この出願を容易に理解するために、この出願の記載において紹介されるいくつかの要素が、ここにおいて最初に説明される。
図1は、この出願の一つの実施形態に従った、無線通信システムの模式図である。図1に示されるように、通信システム100は、ネットワーク装置102を含み、そして、ネットワーク装置102は、1つまたはそれ以上のアンテナ、例えば、アンテナ104、106、108、110、112、および114を含んでよい。加えて、ネットワーク装置102は、送信機チェインおよび受信機チェインを追加的に含み得る。送信機チェインおよび受信機チェインの両方が、信号の送信および受信に関連する複数のコンポーネント(プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、またはアンテナ、といったもの)を含んでよいことが、当業者によって理解され得るだろう。
ネットワーク装置102は、複数の端末装置(端末装置116および端末装置122といったもの)と通信することができる。しかしながら、ネットワーク装置102は、端末装置116または端末装置122と同様な任意の数量の端末装置と通信することができることが理解され得る。端末装置116および端末装置122それぞれは、上述の任意の端末装置であってよい。
図1に示されるように、端末装置116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信する。アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク(forward link)118(ダウンリンクとしても参照されるもの)を介して端末装置116に対して情報を送信し、そして、逆方向リンク(reverse link)120(アップリンクとしても参照されるもの)を介して端末装置116から情報を受信する。加えて、端末装置122は、アンテナ104およびアンテナ106と通信する。アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124を介して端末装置122に対して情報を送信し、そして、逆方向リンク126を介して端末装置122から情報を受信する。
加えて、通信システム100は、PLMNネットワーク、D2Dネットワーク、M2Mネットワーク、または他のネットワークであってよい。図1は、簡素化された模式図の単なる例に過ぎない。ネットワークは、図1には示されていない、別のネットワーク装置をさらに含んでよい。
図2は、この出願の一つの実施形態に従った、グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法200の模式的なフローチャートである。図2における端末装置は、図1における端末装置116および端末装置122のうちの1つであってよく、そして、図2のネットワーク装置は、図1のネットワーク装置102であってよい。確かに、実際のシステムにおいて、ネットワーク装置の数量および端末装置の数量は、この実施形態または別の実施形態の例に限定されるものではない。詳細は、以下に説明されていない。方法200は、少なくとも以下のステップを含んでいる。
201.端末装置は、グラントフリー送信リソースの第1時間領域および第2時間領域を取得する。ここで、第1時間領域周期はP1時間単位であり、第2時間領域周期はP2時間単位であり、そして、P1はP2以上である。
具体的には、端末装置にグラントフリー送信リソースを割り当てる場合、ネットワーク装置は、2つの期間(例えば、第1時間領域周期および第2時間領域周期)に基づいて、端末装置に対してグラントフリー送信リソースを設定することができる。第1時間領域周期はP1時間単位を含み、第2時間領域周期はP2時間単位を含み、そして、P1はP2以上である。この出願において、1つのグラントフリー送信リソースは、また、1つのグラントフリー送信機会(transmission opportunity)としても参照され得る。これは、1つのデータブロック、例えば、1つのトランスポートブロック(transport block、TB)うち1つの送信のために使用される時間周波数リソースである。
例えば、ネットワーク装置は、端末装置に対して、第1時間領域周期に基づいて第1タイプのグラントフリー送信リソースを設定し、そして、第2時間領域周期に基づいて第2タイプのグラントフリー送信リソースを設定する。図3に示されるように、端末装置に対してネットワーク装置によって設定されたグラントフリー送信リソースにおいては、第1時間領域周期P1ごとに第1タイプのグラントフリー送信リソースが反復して現れ、そして、第2タイプの時間領域周期P2ごとに第2タイプのグラントフリー送信リソースが反復して現れる。第1時間領域周期P1に現れる第1グラントフリー送信リソースは、第1タイプのグラントフリー送信リソースであり、そして、第1時間領域周期P1における第1グラントフリー送信リソースの後で第2時間領域周期P2に基づいて設定されるグラントフリー送信リソースは、第2タイプのグラントフリー送信リソースである。
任意的に、第1時間領域周期における第1タイプのグラントフリー送信リソースは、端末装置のデータパケットの初期送信のために使用され、そして、第1時間領域周期における第2タイプのグラントフリー送信リソースは、データパケットの非初期(non-initial)送信のために使用される。従って、第1時間領域周期は、また、初期送信のために使用されるグラントフリー送信リソースの期間としても参照され、そして、第2時間領域周期は、また、非初期送信に使用されるグラントフリー送信リソースの期間としても参照される。
ネットワーク装置によって端末装置に対して割り当てられるグラントフリー送信リソースを端末装置が決定する場合に、端末装置は、最初に、例えば、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期P1および第2時間領域周期P2を取得するために、グラントフリー送信リソースに関するパラメータ情報を取得する必要があり、そして、グラントフリー送信リソースに関するパラメータ情報に基づいて、端末装置に対してネットワーク装置によって割り当てられるグラントフリー送信リソースを決定する。
任意的に、第1時間領域周期P1および第2時間領域周期P2を含むことに加えて、パラメータ情報は、少なくとも、第1時間領域周期中に任意のグラントフリー送信リソースに含まれる、反復送信(repeated transmission)回数の最大数量Nおよび時間単位の数量Tを含み得る。反復送信回数の最大数量Nは、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する最大回数Nであり、ここで、N≧1である。反復送信においては、同じアップリンクデータの同じ冗長バージョン、または、同じデータの異なる冗長バージョンが、異なる送信回数で送信され得る。
反復送信回数の最大数量Nは、アップリンクデータの初期送信を含む反復送信回数の最大数量であることに留意すべきである。
任意的に、第1時間領域周期および第2時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる任意の時間単位は、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボル、ミニスロット(mini-slot)、スロット、およびサブフレームのうち任意の1つであってよい。
任意的に、パラメータ情報は、以下の方法のうち任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。パラメータ情報は、上位(higher)レイヤシグナリング(例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリング)、またはL1/L2シグナリング(例えば、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)、もしくはメディアアクセス制御エレメント(Medium Access Control Element、MAC CE)のうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、パラメータ情報は、ネットワーク装置と端末装置との間で事前に合意(pre-agreed)されてよい。例えば、パラメータ情報は、規格において規定されている。代替的に、パラメータ情報は、デフォルト値であってよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
202.端末装置は、第1時間領域周期P1および第2時間領域周期P2に基づいて設定された第1時間領域周期において、グラントフリー送信リソースの数量kを取得する。
具体的には、201において、端末装置は、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期P1および第2時間領域周期P2を決定し、そして、202において、端末装置は、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kをさらに決定する必要がある。
この実施形態において、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースは、第1時間領域周期P1に基づいて設定されたグラントフリー送信リソース、および、第2時間領域周期P2に基づいて設定されたグラントフリー送信リソースである。k個のグラントフリー送信リソースは、第1時間領域周期に基づいて設定された1つのグラントフリー送信リソース、および、第2時間領域周期に基づいて設定された(k-1)個のグラントフリー送信リソースを含んでいる。
203.端末装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
具体的には、202において、端末装置は、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kを決定し、そして、203において、端末装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
従って、この出願のこの実施形態においては、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが決定され、そして、端末装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。このように、2つの隣接する第1時間領域周期において端末装置について設定されたグラントフリー送信リソースはオーバーラップしない。
以下は、端末装置によって、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する方法を詳細に説明している。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースは、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するための方法を説明するための例として、1つの時間単位を含んでいる。
方法1(Method 1)
端末装置は、第1時間領域周期P1および第2時間領域周期P2に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
例えば、第1時間領域周期P1に含まれる時間単位の数量が5であり、そして、第2時間領域周期に含まれる時間単位の数量が2である場合に、関係式1に従って決定される第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、以下のとおりである。
k=ceil(5/2)=3
k=ceil(5/2)=3
別の言葉で言えば、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量が3であることが決定され、そして、グラントフリー送信リソース配分の模式図が図4に示されている。
方法2
端末装置は、第1時間領域周期P1、第2時間領域周期P2、および第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量Tに基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
例えば、第1時間領域周期P1に含まれる時間単位の数量が8であり、第2時間領域周期に含まれる時間単位の数量が3である場合に、関係式(2)に従って決定される第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは以下のとおりである。
k=floor[(8−1)/3]+1=3
k=floor[(8−1)/3]+1=3
別の言葉で言えば、第1期間のグラントフリー送信リソースの数量が3であることが決定され、そして、グラントフリー送信リソース配分の模式図が図5に示されている。
方法3
端末装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および反復送信回数の最大数量Nに基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
具体的には、端末装置は、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
ここで、関数minは、所与のパラメータ[ceil(P1/P2),N]の最小値を返すことを意味している。
例えば、第1時間領域周期P1に含まれる時間単位の数量が8であり、第2時間領域周期に含まれる時間単位の数量が2であり、そして、反復送信の最大数Nが4である場合に、関係式(3)に従って決定される第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは以下のとおりである。
k=min[ceil(8/2),N]=4
k=min[ceil(8/2),N]=4
別の言葉で言えば、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量は4であることが決定され、そして、グラントフリー送信リソース配分の模式図が図6に示されている。
方法4
端末装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量T、および反復送信回数の最大数量Nに基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
例えば、第1時間領域周期P1に含まれる時間単位の数量が10であり、第2時間領域周期に含まれる時間単位の数量が2であり、反復送信の最大数Nが4である場合、関係式(4)に従って決定される第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは以下のとおりである。
k=min[floor[(10−1)/2]+1,N]=4
k=min[floor[(10−1)/2]+1,N]=4
別の言葉で言えば、第1タイプの領域内におけるグラントフリー送信リソースの数量は4であることが決定され、そして、グラントフリー送信リソース配分の模式図が図7に示されている。
方法3および方法4については、関係式(3)および関係式(4)中のNが、別のパラメータによって置き換えられてよい。例えば、関係式(3)および関係式(4)中のNが、Lに置き換えられ得る。ここで、Lは、(L-1)個の第2タイプのグラントフリー送信リソースが、第1時間領域周期の第1タイプのグラントフリー送信リソースの後で設定されていることを示すために使用されている。
任意的に、パラメータLは、以下の方法のうち任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。パラメータLは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC シグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、もしくはMAC CEのうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、パラメータLは、デフォルト値であってよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
方法5
端末装置は、第2時間領域周期に基づいて、端末装置に対してネットワーク装置によって割り当てられるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。
具体的に、現在の第1時間領域周期における第1タイプのグラントフリー送信リソースの後で、端末装置は、第2時間領域周期P2に基づいて、第2タイプのグラントフリー送信リソースの数量を決定し、そして、決定された第2タイプのグラントフリー送信リソースが現在の第1時間領域周期に続く第1時間領域周期に配置されている場合に、現在の第1時間領域周期に続く第1時間領域周期に配置されている、決定された第2タイプのグラントフリー送信リソースを無視または廃棄する。
例えば、図8に示されるように、第1時間領域周期P1に含まれる時間単位の数量が8であり、そして、第2時間領域周期に含まれる時間単位の数量が3である場合に、端末装置は、第2時間領域周期のサイズに基づいて、第1時間領域周期が2つの第2グラントフリー 送信リソースだけを含むことができると判断し、そして、端末装置は、現在の第1時間領域周期に続く第1時間領域周期に配置された第2タイプのグラントフリー送信リソースを無視または廃棄する。端末装置によって無視または廃棄された第2タイプのグラントフリー送信リソースが図8に示されている。
前述の方法に列挙された関係式は、単に例示的な説明に過ぎず、そして、この出願のこの実施形態についていかなる限定も構成するものではないことが留意されるべきである。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースが1つの時間単位を含み、かつ、時間単位がミニスロット(mini-slot)であることは、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する方法を説明するための一つの例として使用されている。
第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる任意の時間単位がミニスロットである場合は、前述のパラメータ情報を取得することに加えて、端末装置は、さらに、ミニスロットのフォーマット情報を決定する必要があることが、留意されるべきである。ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量および各スロットにおける各ミニスロットの開始(starting)OFDMシンボルの位置を含むか、または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置および各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。
以下に、端末装置によって、ミニスロットのフォーマット情報を決定し、かつ、端末装置によって、ミニスロットのフォーマット情報に基づいて、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する方法を説明する。
方法1(Method 1)
ネットワーク装置は、ミニスロットの複数のフォーマットを事前に定義(pre-define)し、そして、端末装置がミニスロットのフォーマットを決定するように、端末装置に対して、ミニスロットに対応するミニスロットフォーマット番号を配信する。
ミニスロットの各フォーマットは、スロット内のミニスロットの分布状況(distribution status)を表している。分布状況は、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量および各スロットの各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置であってよく、または、各スロットの各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置および各スロットの各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置であってよい。
フォーマット1
表1に示されるように、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、以下の情報を含んでいる。各ミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスおよび各ミニスロットによって占有されるシンボルの数量である。
表1の第1列は、ミニスロットフォーマット番号を表している。ネットワーク装置が、端末装置にミニスロットの定義されたフォーマットを通知するときに、ネットワーク装置は、フォーマット番号を端末装置に伝えることだけが必要である。表1の第2列は、1つのスロットがX個(Xは1より大きい正の整数)のミニスロットを含むことを示し、そして、スロット内のi番目のミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスがIi(0≦Ii≦13、かつ1≦i≦X)であることを示している。表1の第3列は、各ミニスロットによって占有されるOFDMシンボルの数量を表し、ここで、ni(0≦ni≦14および1≦i≦X)はi番目のミニスロットによって占有されるOFDMシンボルの数量を表しており、その開始OFDMシンボルはインデックスIiを有している。
フォーマット2
表3に示されるように、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、以下の情報を含んでいる。各ミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスおよび各ミニスロットによって占有されるシンボルの数量である。
表3の第1列は、ミニスロットフォーマット番号を表している。ネットワーク装置が、端末装置にミニスロットの定義されたフォーマットを通知するときに、ネットワーク装置は、フォーマット番号を端末装置に伝えることだけが必要である。表3の第2列は、1つのスロットがX個(Xは1より大きい正の整数)のミニスロットを含むことを示し、そして、スロット内のi番目のミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスがIi(0≦Ii≦13、かつ1≦i≦X)であることを示している。表3の第3列は、各ミニスロットによって占有されるOFDMシンボルの数量を表し、すなわち、X個のミニスロットそれぞれによって占有されるOFDMシンボルの数量である。
フォーマット3
表5に示されるように、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも以下の情報を含んでいる。各ミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスおよび各ミニスロットの終了OFDMシンボルのインデックスである。
表5の第1列は、ミニスロットフォーマット番号を表している。ネットワーク装置が、端末装置にミニスロットの定義されたフォーマットを通知するときに、ネットワーク装置は、フォーマット番号を端末装置に伝えることだけが必要である。表5の第2列は、1つのスロットがX個(Xは1より大きい正の整数)のミニスロットを含むことを示し、そして、スロット内のi番目のミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスがIi(0≦Ii≦13、かつ1≦i≦X)であることを示している。表5の第3列は、各ミニスロットの終了OFDMシンボルのインデックスを表し、ここで、Ei(0≦Ei≦14および1≦i≦X)はi番目のミニスロットのOFDMシンボルのインデックスを表しており、その開始OFDMシンボルはインデックスIiを有している。
フォーマット4
表7に示されるように、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも以下の情報を含んでいる。初期ミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックス、占有されているシンボルの数量、および、1つのスロットにおいてミニスロットが反復して現れる周期または1つのスロット内2つの隣接ミニスロット間における間隔(interval)である。
表7の第1列は、ミニスロットフォーマット番号を表している。ネットワーク装置が、端末装置にミニスロットの定義されたフォーマットを通知するときに、ネットワーク装置は、フォーマット番号を端末装置に伝えることだけが必要である。表7の第2列は、スロット内の初期ミニスロットの開始OFDMシンボルのインデックスがIsymbol(0≦Is ymbol≦13)であることを示している。表7の第3列は、ミニスロットによって占有されるシンボルの数量がnsymbol(0≦nsymbol≦14)であることを示している。表7の第4列は、1つのスロットにミニスロットが反復して現れる周期、または、2つの隣接するミニスロット間の間隔を表している。
例えば、表7のミニスロットフォーマットBが2であり、かつ、表7の第4列はミニスロットが1つのスロット内に反復して現れる周期を表す場合、ミニスロットの対応するフォーマットが表8に示されており、そして、1つのスロット内のミニスロットの対応する模式的な分布図が図12に示されている。
別の例について、表7におけるミニスロットフォーマット番号Bが2であり、かつ、表7の第4列が1つのスロット内の2つの隣接するミニスロット間の間隔を表す場合、ミニスロットの対応するフォーマットが表9に示されており、そして、1つのスロット内のミニスロットの対応する模式的な分布図が図13に示されている。
方法1においては、ミニスロットのフォーマットが、規格で規定されてよい。ネットワーク装置は、ミニスロットのフォーマットを決定し、そして、端末装置がミニスロットのフォーマット番号に基づいてミニスロットのフォーマットを決定するように、ミニスロットフォーマット番号を端末装置に伝える。この出願のこの実施態様は、これに限定されるものではない。
例えば、代替的に、ネットワーク装置は、スロット内のミニスロットのフォーマットを直接的に設定することができ、そして、以下のシグナリングのうち任意の1つのタイプを使用して、ミニスロットの特定の設定されたフォーマット情報(例えば、前述の表に記載されたフォーマット情報)を端末装置に送信することができる。シグナリングは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、またはMAC CEである。
代替的に、スロット内のミニスロットのフォーマットは、ネットワーク装置と端末装置との間で事前に合意されてよく(すなわち、フォーマットは、ネットワーク装置および端末装置によって観察される標準において合意されている)、または、フォーマットが、デフォルトフォーマットである。
端末装置についてネットワーク装置によって設定されるミニスロットのフォーマット情報を端末装置が決定した後で、端末装置は、さらに、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kを決定することができる。
具体的に、ネットワーク装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットフォーマット番号を端末装置に通知する。例えば、ネットワーク装置が、第1時間領域周期は7つのミニスロットを含み、そして、第2時間領域周期は2つのミニスロットを含むことを端末装置に通知し、かつ、ミニスロットのフォーマットは各ミニスロットが2つのOFDMシンボルを占有するものであることを端末装置に通知する場合、端末装置は、関係式(1)に従って、第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kは、以下のとおりであると決定する。
k=ceil(7/2)=4
k=ceil(7/2)=4
ネットワーク装置が、第1時間領域周期のサイズを端末装置に対して示さない場合に、端末装置がグラントフリー送信リソースの数量を決定するとき、第1時間領域周期のサイズは、デフォルトにより、1つのスロット内に含まれるミニスロットの量であることが留意されるべきである。
方法2
ネットワーク装置は、グラントフリー時間領域リソース割り当てパラメータを使用することにより、ミニスロットのフォーマット情報を伝え、そして、ミニスロットのフォーマット情報が、ミニスロットの選択された、または、決定されたフォーマットを示すために使用される。
任意的に、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロット内に含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量および各スロット内の各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含んでいる。または、各スロット内の各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置および各スロット内の各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。
具体的に、ネットワーク装置は、時間領域リソースオフセットパラメータを伝え、そして、時間領域リソースオフセットパラメータは、設定された最初の(initial)グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位(例えば、スロット)のインデックスを示すために使用され、または、グラントフリー送信リソース初期化(initialization)のための時間単位のインデックスを示すために使用される。
例えば、端末装置は、時間領域リソースオフセットパラメータによって示されるスロットの位置から開始して、グラントフリー送信リソースは、スロットに続く全てのスロットにおいて設定されており、かつ、グラントフリー送信リソースは、ミニスロットのフォーマット情報によって示されるスロット内の全てのミニスロットにおいて設定されているものと考える。
別の例について、ネットワーク装置は、グラントフリー送信リソース時間領域周期を伝える。時間領域周期は、その期間ごとに、グラントフリー送信リソースが設定されたスロットが時間領域において反復して現れる期間であり、そして、端末装置は、時間領域リソースオフセットパラメータによって示されるスロットの位置から開始して、グラントフリー送信リソースは、グラントフリー送信リソース時間領域周期によって示される期間ごとに現れるスロットだけにおいて設定されており、かつ、グラントフリー送信リソースは、ミニスロットのフォーマット情報によって示されるスロット内の全てのミニスロットにおいて設定されているものと考える。
ミニスロットフォーマット番号または全てのパラメータは、以下の方法のうち任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。ミニスロットフォーマット番号または全てのパラメータは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC シグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、もしくはMAC CEのうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、ミニスロットフォーマット番号または全てのパラメータは、ネットワーク装置と端末装置との間で事前に合意されてよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
ステップ202において、端末装置は、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する。端末装置に対してネットワーク装置によって割り当てられるグラントフリー送信リソースを使用することによりアップリンク送信を実行するために、端末装置は、さらに、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する必要がある。
以下に、端末装置についてネットワーク装置によって設定されたグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを、端末装置によって、決定する方法を説明する。
任意的に、端末装置は、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
第1時間領域周期においてグラントフリー送信リソースが複数の時間単位を含む場合に、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスは、グラントフリー送信リソースに含まれる複数の時間単位における最初の時間単位のインデックスであることが、留意されるべきである。
例えば、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースが複数のOFDMシンボルを含む場合に、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスは、複数のOFDMシンボルにおける最初のOFDMシンボルのインデックスである。
第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスは、グラントフリー送信リソースの初期化のために使用され、そして、インデックスは、Starting_indexとして示されることも、また、留意されるべきである。第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスは、以下の方法のうち少なくとも任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC シグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、もしくはMAC CEのうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスは、デフォルト値であってよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
限定されるものではないが、例示として、端末装置は、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2
(7)、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X
(8)、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2
(9)、および
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X
(10)、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2
(7)、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X
(8)、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2
(9)、および
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X
(10)、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
限定されるものではないが、例示として、端末装置は、さらに、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソース(D*k+e)が配置されている時間単位のインデックスを決定し得る。ここで、Dは第1時間領域周期のシーケンス番号を表し、kは第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量を表し、eは負でない整数であり、そして、0≦e≦(k−1)である。Dの任意の値について、eの値は、0から(k−1)まで移動する。
− TU_index=Starting_index + D*P1 +e*P2 (11)、
− TU_index=[Starting_index + D*P1 + e*P2]mod X (12)、
− TU_index=Starting_index + D*P1 + e*P2 + F2 (13)、
および
− TU_index=[Starting_index + D*P1 + e*P2 + F2]mod X (14)、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値は(D*k+e)の値に関連している。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
− TU_index=Starting_index + D*P1 +e*P2 (11)、
− TU_index=[Starting_index + D*P1 + e*P2]mod X (12)、
− TU_index=Starting_index + D*P1 + e*P2 + F2 (13)、
および
− TU_index=[Starting_index + D*P1 + e*P2 + F2]mod X (14)、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値は(D*k+e)の値に関連している。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
関係式(7)から(14)までに従って計算されたTU_indexは、時間単位のグローバルインデックスである。この出願においては、時間単位のローカルインデックスおよび時間単位のグローバルインデックスの両方が、時間単位の位置(location)を示すことができ、そして、ローカルインデックスとグローバルインデックスそれぞれは、時間単位のインデックスとして参照され得る。
時間単位が特定的にOFDMシンボルである場合、OFDMシンボルのグローバルインデックスは、OFDMシンボルが配置されている無線フレームのフレーム番号、OFDMシンボルが配置されているサブフレームの、無線フレームにおける、インデックス、OFDMシンボルが配置されているスロットの、サブフレームにおける、インデックス、スロットにおけるOFDMシンボルのインデックス、1つの無線フレームに含まれるサブフレームの数量、1つのサブフレームに含まれるスロットの数量、および、1つのスロットに含まれるシンボル数量に基づいて決定される。OFDMシンボルのローカルインデックスは、OFDMシンボルが配置されている無線フレームのフレーム番号、OFDMシンボルが配置されているサブフレームの、フレームにおける、インデックス、OFDMシンボルが配置されているスロットの、サブフレームにおける、インデックス、および、スロットにおけるOFDMシンボルのインデックスによって、一緒に表現される。
時間単位が特定的にスロット(slot)である場合、スロットのグローバルインデックスは、スロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、スロットが配置されているサブフレームの、無線フレームにおける、インデックス、サブフレームのスロットのインデックス、1つの無線フレームに含まれるサブフレームの数量、および、1つのサブフレームに含まれるスロットの数量に基づいて決定される。スロットのローカルインデックスは、スロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、スロットが配置されているサブフレームの、フレームにおける、インデックス、および、サブフレームにおけるスロットのインデックスによって、一緒に表現される。
時間単位が特定的にミニスロット(mini-slot)である場合、ミニスロットのグローバルインデックスは、ミニスロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、ミニスロットが配置されているサブフレームの、無線フレームにおける、インデックス、ミニスロットが配置されているスロットの、サブフレームにおける、インデックス、スロットにおけるミニスロットのインデックス、1つの無線フレームに含まれるサブフレームの数量、1つのサブフレームに含まれるスロットの数量、および、1つのスロットに含まれるミニスロットの数量に基づいて決定される。ミニスロットのローカルインデックスは、ミニスロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、ミニスロットが配置されているサブフレームの、無線フレームにおける、インデックス、ミニスロットが配置されているスロットの、サブフレームにおける、インデックス、および、スロットにおけるミニスロットのインデックスによって、一緒に表現される。
通信システムにおいて、時間領域リソースの3つのレベル、すなわち、無線フレーム、スロット、およびシンボル、が配置されている場合、時間単位のローカルインデックスおよび時間単位のグローバルインデックスは、代替的に、以下のようであり得る。
時間単位が特定的にOFDMシンボルである場合、OFDMシンボルのグローバルインデックスは、OFDMシンボルが配置されている無線フレームのフレーム番号、OFDMシンボルが配置されている、スロットにおける、無線フレームのインデックス、スロットにおけるOFDMシンボルのインデックス、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量、および、1つのスロットに含まれるシンボルの数量に基づいて決定される。OFDMシンボルのローカルインデックスは、OFDMシンボルが配置されている無線フレームのフレーム番号、OFDMシンボルが配置されている、スロットにおける、無線フレームのインデックス、および、スロットにおけるOFDMシンボルのインデックスによって、一緒に表現される。
時間単位が特定的にスロット(slot)である場合、スロットのグローバルインデックスは、スロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、無線フレームにおけるスロットのインデックス、および、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量に基づいて決定される。スロットのローカルインデックスは、スロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、および、無線フレームにおけるスロットのインデックスによって、一緒に表現される。
時間単位が特定的にミニスロット(mini-slot)である場合、ミニスロットのグローバルインデックスは、ミニスロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、ミニスロットが配置されている、スロットにおける、無線フレームのインデックス、スロットにおけるミニスロットのインデックス、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量、および、1つのスロットに含まれるミニスロットの数量に基づいて決定される。ミニスロットのローカルインデックスは、ミニスロットが配置されている無線フレームのフレーム番号、ミニスロットが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックス、および、スロットにおけるミニスロットのインデックスによって、一緒に表現される。
以下は、Starting_indexおよびTU_indexに対応するローカルインデックスを、異なるタイプの時間単位に関して、決定する方法を説明している。各無線フレーム(Radio Frame)は、M_subframe個のサブフレーム(subframe)を含み、各サブフレームは、M_slot個のスロット(slot)を含み、各スロットは、M_mini-slot個のミニスロット(mini-slot)を含み、そして、各スロットは、M_symbol個のOFDMシンボル(symbol)を含むことが仮定されている。1つのフレームにおけるM_subframe個のサブフレームに係るslot_indexのインデックスは、0,1,...,M_subframe-1であり、1つのサブフレームにおけるM_slot個のスロットに係るslot_indexのインデックスは、0,1,...,M_slot-1であり、1つのスロットにおけるM_mini-slot個のミニスロットに係るmini-slot_indexのインデックスは、0,1,...,M_mini-slot-1であり、そして、1つのスロットにおけるM_symbol個のシンボルに係るsymbol_indexのインデックスは、0,1,...,M_symbol-1である。
M_subframe、M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、以下の方法のうち任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。M_subframe、M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、またはMAC CEのうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末デバイスに対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、M_subframe、M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、ネットワーク装置と端末装置との間で事前に合意され得る。代替的に、M_subframe、M_slot、M_mini-slot、およびM_sym bolは、デフォルト値であってよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが、1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がスロットである場合、TU_indexは、さらに、以下のように表現され得る。
TU_index=SFN*M_subframe*M_slot + subframe_index*M_slot + slot_index
(15)、ここで、
SFNは、slot_indexのインデックスを有するスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、subframe_indexは、slot_indexのインデックスを有するスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表している。
TU_index=SFN*M_subframe*M_slot + subframe_index*M_slot + slot_index
(15)、ここで、
SFNは、slot_indexのインデックスを有するスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、subframe_indexは、slot_indexのインデックスを有するスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表している。
Starting_indexは、さらに、以下のように表現され得る。
Starting_index=SFN_Starting*M_subframe*M_slot
+ subframe_index_Starting*M_slot + slot_index_Starting
(16)、ここで、
slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスを表し、subframe_index_Startingは、slot_index_Startingのインデックスを有するスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、SFN_Startingは、slot_index_Startingのインデックスを持つスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
Starting_index=SFN_Starting*M_subframe*M_slot
+ subframe_index_Starting*M_slot + slot_index_Starting
(16)、ここで、
slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスを表し、subframe_index_Startingは、slot_index_Startingのインデックスを有するスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、SFN_Startingは、slot_index_Startingのインデックスを持つスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がミニスロットである場合、TU_indexは、さらに、以下のように表現され得る。
TU_index=SFN*M_subframe*M_slot*M_mini-slot
+ subframe_index*M_slot*M_mini-slot + slot_index*M_mini-slot
+ mini-slot_index
(17)、ここで、
SFNは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、subframe_indexは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、slot_indexは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されているスロットのインデックスを表している。
TU_index=SFN*M_subframe*M_slot*M_mini-slot
+ subframe_index*M_slot*M_mini-slot + slot_index*M_mini-slot
+ mini-slot_index
(17)、ここで、
SFNは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、subframe_indexは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、slot_indexは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されているスロットのインデックスを表している。
Starting_indexは、さらに、以下のように表現され得る。
Starting_index=SFN_Starting*M_subframe*M_slot*M_mini-slot
+ subframe_index_Starting*M_slot*M_mini-slot
+ slot_index_Starting*M_mini-slot + mini-slot_index_Starting
(18)、ここで、
mini-slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのインデックスを表し、slot_index_Startingは、mini-slot_index_Startingを有するミニスロットが配置されているスロットのインデックスを表し、subframe_index_Startingは、mini-slot_index_Startingを有するミニスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、SFN_Startingは、mini-slot_index_Startingを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
Starting_index=SFN_Starting*M_subframe*M_slot*M_mini-slot
+ subframe_index_Starting*M_slot*M_mini-slot
+ slot_index_Starting*M_mini-slot + mini-slot_index_Starting
(18)、ここで、
mini-slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのインデックスを表し、slot_index_Startingは、mini-slot_index_Startingを有するミニスロットが配置されているスロットのインデックスを表し、subframe_index_Startingは、mini-slot_index_Startingを有するミニスロットが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、SFN_Startingは、mini-slot_index_Startingを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がOFDMシンボルである場合、TU_indexは、さらに、以下のように表現され得る。
TU_index=SFN*M_subframe*M_slot*M_symbol + subframe_index*M_slot*M_symbol +
slot_index*M_symbol + symbol_index
(19)、ここで、
SFNは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、subframe_indexは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、slot_indexは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表している。
TU_index=SFN*M_subframe*M_slot*M_symbol + subframe_index*M_slot*M_symbol +
slot_index*M_symbol + symbol_index
(19)、ここで、
SFNは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、subframe_indexは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、slot_indexは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表している。
Starting_indexは、さらに、以下のように表現され得る。
Starting_index=SFN_Starting*M_subframe*M_slot*M_symbol
+ subframe_index_Starting*M_slot*M_symbol + slot_index_Starting*M_symbol + symbol_index_Starting
(20)、ここで、
symbol_index_Startingは、第1グラントフリー送信機会(transmission opprtunity)が配置されているOFDMシンボルのインデックスを表し、slot_index_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表し、subframe_index_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、SFN_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
Starting_index=SFN_Starting*M_subframe*M_slot*M_symbol
+ subframe_index_Starting*M_slot*M_symbol + slot_index_Starting*M_symbol + symbol_index_Starting
(20)、ここで、
symbol_index_Startingは、第1グラントフリー送信機会(transmission opprtunity)が配置されているOFDMシンボルのインデックスを表し、slot_index_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表し、subframe_index_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているサブフレームのインデックスを表し、そして、SFN_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
別の実施形態において、Starting_indexおよびTU_indexに対応するローカルインデックスを決定するための方法が、異なるタイプの時間単位に関して説明される。この実施形態において、各無線フレーム(Radio Frame)は、M_slot個のスロット(slot)を含み、各スロットは、M_mini-slot個のミニスロット(mini-slot)を含み、そして、各スロットは、M_symbol個のOFDMシンボル(symbol)を含むことが仮定されている。1つの無線フレームにおけるM_slot個のスロットに係るslot_indexのインデックスは、0,1,...,M_slot-1であり、1つのスロットにおけるM_mini-slot個のミニスロットに係るmini-slot_indexのインデックスは、0,1,...,M_mini-slot-1であり、そして、1つのスロットにおけるM_symbol個のシンボルに係るsymbol_indexのインデックスは、0,1,...,M_symbol-1である。
M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、以下の方法のうち任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、またはMAC CEのうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末デバイスに対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、ネットワーク装置と端末装置との間で事前に合意され得る。代替的に、M_slot、M_mini-slot、およびM_symbolは、デフォルト値であってよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが、1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がスロットである場合、TU_indexは、スロットのインデックスに基づいて決定することができ、そして、例えば、さらに、以下のように表現され得る。
TU_index=SFN*M_slot + slot_index
(15a)、ここで、
SFNは、slot_indexのインデックスを有するスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
TU_index=SFN*M_slot + slot_index
(15a)、ここで、
SFNは、slot_indexのインデックスを有するスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表している。
Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスに基づいて決定され、そして、例えば、さらに、以下のように表現され得る。
Starting_index=SFN_Starting*M_slot + slot_index_Starting
(16a)、こここで、
slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスを表し、SFN_Startingは、slot_index_Startingのインデックスを有するスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される。
Starting_index=SFN_Starting*M_slot + slot_index_Starting
(16a)、こここで、
slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスを表し、SFN_Startingは、slot_index_Startingのインデックスを有するスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がミニスロットである場合、TU_indexは、ミニスロットのインデックスに基づいて決定され、そして、例えば、さらに、以下のように表現され得る。
TU_index=SFN*M_slot*M_mini-slot + slot_index*M_mini-slot
+ mini-slot_index
(17a)、ここで、
SFNは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、slot_indexは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されているスロットのインデックスを表している。
TU_index=SFN*M_slot*M_mini-slot + slot_index*M_mini-slot
+ mini-slot_index
(17a)、ここで、
SFNは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、slot_indexは、mini-slot_indexのインデックスを有するミニスロットが配置されているスロットのインデックスを表している。
Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットの、スロットにおける、インデックスに基づいて決定されてよく、そして、例えば、さらに、以下のように表現され得る。
Starting_index=SFN_Starting*M_slot*M_mini-slot
+ slot_index_Starting*M_mini-slot + mini-slot_index_Starting
(18a)、ここで、
mini-slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットの、スロットにおける、インデックスを表し、slot_index_Startingは、mini-slot_index_Startingのインデックスを有するミニスロットが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスを表し、SFN_Startingは、mini-slot_index_Startingのインデックスを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステム番号を表し、slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定され、そして、mini-slot_index_Startingは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定される。
Starting_index=SFN_Starting*M_slot*M_mini-slot
+ slot_index_Starting*M_mini-slot + mini-slot_index_Starting
(18a)、ここで、
mini-slot_index_Startingは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットの、スロットにおける、インデックスを表し、slot_index_Startingは、mini-slot_index_Startingのインデックスを有するミニスロットが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスを表し、SFN_Startingは、mini-slot_index_Startingのインデックスを有するミニスロットが配置されている無線フレームのシステム番号を表し、slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定され、そして、mini-slot_index_Startingは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定される。
限定されるものではないが、例示として、第1時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がOFDMシンボルである場合、TU_indexは、シンボルのインデックスに基づいて決定されてよく、そして、例えば、さらに、以下のように表現され得る。
TU_index=SFN*M_slot*M_symbol + slot_index*M_symbol + symbol_index
(19a)、ここで、
SFNは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、slot_indexは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表している。
TU_index=SFN*M_slot*M_symbol + slot_index*M_symbol + symbol_index
(19a)、ここで、
SFNは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、そして、slot_indexは、symbol_indexのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表している。
Starting_indexは、第1グラントフリー送信機会が配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスに基づいて決定されてよく、そして、例えば、さらに、以下のように表現され得る。
Starting_index=SFN_Starting*M_slot*M_symbol
+ slot_index_Starting*M_symbol + symbol_index_Starting
(20a)、ここで、
symbol_index_Startingは、第1グラントフリー送信機会が配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを表し、slot_index_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスを表し、SFN_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステム番号を表し、slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定され、そして、symbol_index_Startingは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定される。
Starting_index=SFN_Starting*M_slot*M_symbol
+ slot_index_Starting*M_symbol + symbol_index_Starting
(20a)、ここで、
symbol_index_Startingは、第1グラントフリー送信機会が配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを表し、slot_index_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスを表し、SFN_Startingは、symbol_index_Startingのインデックスを有するOFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステム番号を表し、slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定され、そして、symbol_index_Startingは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定される。
任意的に、第1グラントフリー送信機会(または第1グラントフリー送信リソース)が配置されているスロットの、無線フレームまたはサブフレームにおける、インデックスは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定または取得され得る。別の言葉で言えば、時間領域リソースオフセットパラメータは、第1グラントフリー送信機会が配置されているスロットの、無線フレームまたはサブフレームにおける、インデックスを示すために使用されている。第1グラントフリー送信機会が配置されているミニスロットの、スロットにおける、インデックスは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定または取得され得る。別の言葉で言えば、時間領域リソース割り当てパラメータは、第1グラントフリー送信機会が配置されているミニスロットの、スロットにおける、インデックスを示すために使用されている。第1グラントフリー送信機会が配置されているOFDMシンボルのスロットの、スロットにおける、インデックスは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定または取得され得る。別の言葉で言えば、時間領域リソース割り当てパラメータは、第1グラントフリー送信機会が配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを示すために使用されている。
一つの実施形態において、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソース割り当てパラメータの両方が、以下の方法のうち任意の1つで、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソース割り当てパラメータは、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、または、メディアアクセスコントロール制御エレメント(Medium Access Control Element、MAC CE)のうち任意の1つのタイプを送信することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。代替的に、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソース割り当てパラメータは、ネットワーク装置と端末装置との間で事前に合意されてよい。、例えば、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソース割り当てパラメータは、規格において規定されている。代替的に、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リ ソース割り当てパラメータは、デフォルト値であってよい。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
一つの実施形態において、時間領域リソースオフセットパラメータ、時間領域リソース割り当てパラメータ、およびグラントフリー送信リソース時間領域周期は、シグナリングの1つのピース(one piece)を使用することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。例えば、3つのパラメータが、RRCシグナリングにおいて搬送される。代替的に、3つのパラメータは、シグナリングの異なるピースを使用することによって、端末装置に対してネットワーク装置によって通知され得る。例えば、グラントフリー送信リソースの時間領域周期は、RRCシグナリングを使用することにより端末装置に対して通知され、そして、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソ ース割り当てパラメータは、DCIを使用することにより端末装置に対して通知され得る。このことは、この出願に特に限定されるものではない。
グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のローカルインデックスは、関係式(7)から(14)までのいずれか、および、関係式(15)、(17)、(19)、(15a)、(17a)、および(19a)のうちいずれかに従って、決定することができる。代替的に、ローカルインデックスに基づいて決定される時間単位について、その時間単位が、グラントフリー送信リソースが配置されており、この方法で決定されている時間単位であるか否かが理解され得る。
以下に、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる任意の時間単位がミニスロットである例を使用して、端末装置のためのネットワーク装置によって設定されたグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを、端末装置によって、決定する方法を説明する。
端末装置は、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスに基づいて、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量k、すなわち、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
具体的には、例えば、ネットワーク装置によって伝えられるパラメータ情報に基づいて、端末装置は、1つのスロットがM_mini-slot=7ミニスロットを含むこと、および、任意のグラントフリー送信リソースが1つのmini-slot(すなわち、T=1)を占有することを決定し、各ミニスロットが2つのOFDMシンボルを占有することを決定し、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームがM_subframe=10サブフレームを含むこと、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームがM_slot=2スロットを含むこと、第1時間領域周期が7つのミニスロットを含むこと、および、第2時間領域周期が2つのミニスロットを含むことを決定し、そして、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号がSFN_startingであること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームのインデックスが0、すなわち、subframe_index_Starting=0であること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスが0、すなわち、slot_index_Starting=0であること、並びに、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのインデックスが0、すなわち、mini-slot_index_Starting=0であること、を決定する。
関係式(1)に従って、端末装置によって決定された第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kは、以下のとおりである。
k=ceil(7/2)=4
k=ceil(7/2)=4
端末装置は、関係式(18)に従って、グラントフリー送信リソースにおいて第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのグローバルインデックスStarting_indexが、(140*SFN_starting + 14*0 + 7*0 + 0)であると決定する。
ネットワーク装置が端末装置に対して第1時間領域周期の値を通知していない場合、端末装置は、第1時間領域周期の値が、1つのスロットに含まれるミニスロットの数量M_mini-slotであると決定し、すなわち、第1時間領域周期の値が7であると決定することが留意されるべきである。
これまで、端末装置は、第1グラントフリー送信リソースがグラントフリー送信リソース内に配置されているミニスロットのグローバルインデックスStarting_indexを決定し、そして、グラントフリー送信リソースが設定されている4つのミニスロットを含む1つの第1時間領域周期を決定した。端末装置は、関係式(7)から(10)までのうち任意の1つ、または、関係式(11)から(14)まで、関係式(17)、および関係式(18)のうち任意の1つに従って、システムフレーム番号SFN_startを有する無線フレームにおいて、無線フレーム内でグラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのインデックスを決定する。端末装置によって最終的に決定される、無線フレームにおけるグラントフリー送信リソースのリソース配分状況が、図14に示されている。
別の例について、ネットワーク装置によって伝えられるパラメータ情報に基づいて、端末装置は、1つのスロットがM_mini-slot=7ミニスロットを含むことを決定し、各ミニスロットが2つのOFDMシンボルを占有することを決定し、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームがM_subframe=10サブフレームを含むこと、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームがM_slot=2スロットを含むこと、第1時間領域周期が7つのミニスロットを含むこと、および、第2時間領域周期が2つのミニスロットを含むことを決定し、そして、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号がSFN_startingであること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームのインデックスが0、すなわち、subframe_index_Starting=0であること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスが0、すなわち、slot_index_Starting=0であること、並びに、第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのインデックスが2、すなわち、mini-slot_index_Starting=2であること、を決定する。
関係式(1)に従って、端末装置によって決定される第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kは、以下のとおりである。
k=ceil(7−2)/2=3
k=ceil(7−2)/2=3
端末装置は、関係式(14)に従って、グラントフリー送信リソースにおいて第1グラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのグローバルインデックスStarting_indexが、(140*SFN_starting + 14*0 + 7*0 + 2)であると決定する。
ネットワーク装置が端末装置に対して第1時間領域周期の値を通知していない場合、端末装置は、第1時間領域周期の値が、1つのスロットに含まれるミニスロットの数量M_mini-slotであると決定し、すなわち、第1時間領域周期の値が7であると決定することが留意されるべきである。
これまで、端末装置は、第1グラントフリー送信リソースがグラントフリー送信リソース内に配置されているミニスロットのグローバルインデックスStarting_indexを決定し、そして、グラントフリー送信リソースが設定されている3つのミニスロットを含む1つの第1時間領域周期を決定した。端末装置は、関係式(7)から(10)までのうち任意の1つ、または、関係式(11)から(14)まで、関係式(17)、および関係式(18)のうち任意の1つに従って、システムフレーム番号SFN_startを有する無線フレームにおいて、無線フレーム内でグラントフリー送信リソースが配置されているミニスロットのインデックスを決定する。端末装置によって最終的に決定される、無線フレームにおけるグラントフリー送信リソースのリソース配分状況が、図15に示されている。
以下に、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる任意の時間単位がOFDMシンボルである例を使用して、端末装置のためのネットワーク装置によって設定されたグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを、端末装置によって、決定する方法を説明する。
端末装置は、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスに基づいて、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量k、すなわち、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
具体的には、例えば、ネットワーク装置によって伝えられるパラメータ情報に基づいて、端末装置は、1つのスロットがM_symbol=14OFDMシンボルを含むこと、および、任意のグラントフリー送信リソースが2つのOFDMシンボル(すなわち、T=2)を占有することを決定し、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームがM_subframe=10サブフレームを含むこと、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームがM_slot=2スロットを含むこと、第1時間領域周期が14個のOFDMシンボルを含むこと、および、第2時間領域周期が4つのOFDMシンボルを含むことを決定し、そして、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号がSFN_startingであること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームのインデックスが0、すなわち、subframe_index_Starting=0であること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスが0、すなわち、slot_index_Starting=0であること、並びに、第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのインデックスが0、すなわち、symbol_index_Starting=0であること、を決定する。
関係式(1)に従って、端末装置によって決定された第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kは、以下のとおりである。
k=ceil(14/4)=4
k=ceil(14/4)=4
端末装置は、関係式(20)に従って、グラントフリー送信リソースにおいて第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのグローバルインデックスStarting_indexが、(280*SFN_starting + 28*0 + 14*0 + 0)であると決定する。
ネットワーク装置が端末装置に対して第1時間領域周期の値を通知していない場合、端末装置は、第1時間領域周期の値が、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数量M_sy mbolであると決定し、すなわち、第1時間領域周期の値が14であると決定することが留意されるべきである。
これまで、端末装置は、第1グラントフリー送信リソースがグラントフリー送信リソース内に配置されているOFDMシンボルのグローバルインデックスStarting_indexを決定し、そして、4つのグラントフリー送信リソースを含む1つの第1時間領域周期を決定し、そして、各グラントフリー送信リソースは2つのOFDMシンボルを含んでいる。端末装置は、関係式(7)から(10)までのうち任意の1つ、または、関係式(11)から(14)まで、関係式(19)、および関係式(20)のうち任意の1つに従って、システムフレーム番号SFN_startを有する無線フレームにおいて、無線フレーム内でグラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのインデックスを決定する。端末装置によって最終的に決定される、無線フレームにおけるグラントフリー送信リソースのリソース配分状況が、図16に示されている。
別の例について、ネットワーク装置によって伝えられるパラメータ情報に基づいて、端末装置は、1つのスロットがM_symbol=14OFDMシンボルを含むこと、および、任意のグラントフリー送信リソースが2つのOFDMシンボル(すなわち、T=2)を占有することを決定し、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームがM_subframe=10サブフレームを含むこと、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームがM_slot=2スロットを含むこと、第1時間領域周期が14個のOFDMシンボルを含むこと、および、第2時間領域周期が4つのOFDMシンボルを含むことを決定し、そして、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号がSFN_startingであること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているサブフレームのインデックスが0、すなわち、subframe_index_Starting=0であること、第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスが0、すなわち、slot_index_Starting=0であること、並びに、第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのインデックスが2、すなわち、symbol_index_Starting=2であること、を決定する。
関係式(1)に従って、端末装置によって決定される第1時間領域周期に含まれるグラントフリー送信リソースの数量kは、以下のとおりである。
k=ceil(14−2)/4=3
k=ceil(14−2)/4=3
端末装置は、関係式(20)に従って、グラントフリー送信リソースにおいて第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのグローバルインデックスStarting_indexが、(280*SFN_starting + 28*0 + 14*0 + 2)であると決定する。
ネットワーク装置が端末装置に対して第1時間領域周期の値を通知していない場合、端末装置は、第1時間領域周期の値が、1つのスロットに含まれるミニスロットの数量M_sy mbolであると決定し、すなわち、第1時間領域周期の値が14であると決定することが留意されるべきである。
これまで、端末装置は、第1グラントフリー送信リソースがグラントフリー送信リソース内に配置されているOFDMシンボルのグローバルインデックスStarting_indexを決定し、そして、1つの第1時間領域周期が3つのグラントフリー送信リソースを含むこと、および、各グラントフリー送信リソースは2つのOFDMシンボルを含むことを決定した。端末装置は、関係式(7)から(10)までのうち任意の1つ、または、関係式(11)から(14)まで、関係式(19)、および関係式(20)のうち任意の1つに従って、システムフレーム番号SFN_startを有する無線フレームにおいて、無線フレーム内でグラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのインデックスを決定する。端末装置によって最終的に決定される、無線フレームにおけるグラントフリー送信リソースのリソース配分状況が、図17に示されている。任意的に、方法200は、さらに、以下のステップを含んでよい。
204.端末装置は、決定されたグラントフリー送信リソース上でネットワーク装置に対してアップリンクデータを送信する。
具体的に、ステップ203において、端末装置は、第1時間領域周期においてグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定し、そして、ステップ204において、端末装置は、決定されたグラントフリー送信リソース上でネットワーク装置に対してアップリンクデータを送信することができる。
アップリンクデータがネットワーク装置に送信される場合、データパケットのN回反復のうち初期(initial)送信が第1タイプのグラントフリー送信リソース上でネットワーク装置に対して送信され、そして、データパケットのN回反復のうち非初期反復が第2タイプのグラントフリー送信リソース上で送信され得る。
第1タイプのグラントフリー送信リソースがデータパケット送信のN回反復のうち初期反復のために使用され、そして、第2タイプのグラントフリー送信リソースがデータパケット送信のN回反復のうち非初期反復のために使用される場合、端末装置は、以下のいくつかの実装において、ネットワーク装置によって割り当てられたグラントフリー送信リソースを使用することにより端末装置に対してデータパケットを送信する。
作法1(Manner 1)
第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが、反復の最大数量Nより小さい、例えば、k=3、N=4の場合、端末装置がネットワーク装置にアップリンクデータを送信するとき、端末装置は、現在の第1時間領域周期における3つのグラントフリー送信リソースおよび次の第1時間領域周期における第1グラントフリー送信リソースを占有することによって、データパケット1の反復送信を4回実施することができる。これに応じて、端末装置は、同様にして、データパケット2の反復送信を4回実施する。データパケット送信の模式的なフローチャートが図18に示されている。
作法2
第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが、反復の最大数量Nに等しい、例えば、k=4、N=4の場合、端末装置がネットワーク装置にアップリンクデータを送信するとき、端末装置は、現在の第1時間領域周期における4つのグラントフリー送信リソースを占有することによって、データパケット1の反復送信を4回実施することができる。これに応じて、端末装置は、同様にして、データパケット2の反復送信を4回実施する。データパケット送信の模式的なフローチャートが図19に示されている。
作法3
第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが、反復の最大数量Nより大きい、例えば、k=4、N=3の場合、端末装置がネットワーク装置にアップリンクデータを送信するとき、端末装置は、現在の第1時間領域周期における最初の(first)3つのグラントフリー送信リソースを占有することによって、データパケット1の反復送信を3回実施することができる。これに応じて、端末装置は、同様にして、データパケット2の反復送信を3回実施する。データパケット送信の模式的なフローチャートが図20に示されている。
任意的に、ネットワーク装置は、少なくとも以下の方法を使用することによって、最初にデータパケットを送信するために端末装置が第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するか否かを決定し得る。
具体的に、ネットワーク装置は、データパケットの送信レイテンシ(latency)要件に基づいて、最初にデータパケットを送信するために端末装置が第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するか否かを判断する。例えば、データパケットの送信レイテンシ要件が事前設定された送信レイテンシ閾値よりも高い場合に、ネットワーク装置は、最初にデータパケットを送信するために端末装置が第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用することを決定する。
任意的に、最初にデータパケットを送信するために端末装置が第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用することを決定した後で、端末装置は、以下の方法のうち任意の1つを使用することにより、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するように、端末装置に指示することができる。
方法1(Method 1)
ネットワーク装置は、端末装置に対して明示的に(explicitly)指示情報(indication
information)を送信し、そして、指示情報は、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するように、端末装置に指示するために使用される。
information)を送信し、そして、指示情報は、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するように、端末装置に指示するために使用される。
限定されるものではないが、例示として、ネットワーク装置は、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC シグナリング)、L1/L2シグナリング(例えば、DCI)、もしくはMAC CEを使用することによって、端末装置に対して指示情報を送信し得る。
方法2
ネットワーク装置は、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するように、暗黙のうちに(implicitly)端末装置に指示する。
具体的に、端末装置は、ネットワーク装置によって設定された第1時間領域周期に基づいて、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するか否かを決定し得る。例えば、第1時間領域周期が事前設定された期間閾値より短い場合、端末装置は、最初にデータパケットを送信するために最初のタイプのグラントフリー送信リソースを使用するように決定する。
代替的に、端末装置は、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kと、ネットワーク装置によって設定された反復送信の回数の最大数量Nとの間の値の関係に基づいて、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するか否かを決定し得る。例えば、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが、反復送信の回数の最大数量N以上である場合、端末装置は、最初にデータパケットを送信するために第1タイプのグラントフリー送信リソースを使用するように決定する。
205.ネットワーク装置は、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得する。
206.ネットワーク装置は、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、そして、P1はP2以上である。
207.ネットワーク装置は、決定されたグラントフリー送信リソース上で、端末装置によって送信されたアップリンクデータを受信する。
具体的に、端末装置によってグラントフリー送信リソース上で送信されたアップリンクデータをネットワーク装置が受信する場合に、ネットワーク装置は、また、最初に、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する必要があり、そして、決定された時間単位のインデックスによって示されるグラントフリー送信リソース上で、端末装置によって送信されたアップリンクデータを受信する。
グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを、ネットワーク装置によって、決定する方法については、端末装置側についての関連する説明を参照のこと。簡潔のために、詳細はここにおいて再度説明されない。
この出願は、また、単一期間に基づいて設定されたグラントフリー送信リソースに関して、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するための方法も提供する。以下に、簡単にその方法を説明する。
任意的に、端末装置は、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスおよび時間領域周期Pに基づいて、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
具体的に、端末装置は、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定する。
− TU_index=Starting_index + Y*P (21)、
− TU_index=[Starting_index + Y*P]mod X (22)、
− TU_index=Starting_index + Y* + F2 (23)、
− TU_index=[Starting_index + Y*P + F2]mod X (24)、
− [TU_index - Starting_index]mod P=Y (25)、
および
− [TU_index - Starting_index - F2]mod P=Y (26)、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、かつ、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
− TU_index=Starting_index + Y*P (21)、
− TU_index=[Starting_index + Y*P]mod X (22)、
− TU_index=Starting_index + Y* + F2 (23)、
− TU_index=[Starting_index + Y*P + F2]mod X (24)、
− [TU_index - Starting_index]mod P=Y (25)、
および
− [TU_index - Starting_index - F2]mod P=Y (26)、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、かつ、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
限定されるものではないが、例示として、時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つの時間単位を含み、かつ、時間単位がスロットである場合、TU_indexは、例えば、関係式(15)として表され、そして、Starting_indexは、例えば、関係式(16)として表される。
限定されるものではないが、例示として、時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つの時間単位を含み、かつ、時間単位がミニスロットである場合、TU_indexは、例えば、関係式(17)として表され、そして、Starting_indexは、例えば、関係式(18)として表される。
限定されるものではないが、例示として、時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つの時間単位を含み、かつ、時間単位がOFDMシンボルである場合、TU_indexは、例えば、関係式(19)として表され、そして、Starting_indexは、例えば、関係式(20)として表される。
限定されるものではないが、例示として、時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がスロットである場合、TU_indexは、例えば、関係式(15a)として表され、そして、Starting_indexは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定されてよく、かつ、例えば、関係式(16a)として表される。
限定されるものではないが、例示として、時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がミニスロットである場合、TU_indexは、例えば、関係式(17a)として表され、そして、Starting_indexは、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定されてよく、かつ、例えば、関係式(18a)として表される。第1グラントフリー送信機会が配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される。第1グラントフリー送信機会が配置されているミニスロットの、スロットにおける、インデックスは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定される。
限定されるものではないが、例示として、時間領域周期内の任意のグラントフリー送信リソースが1つまたはそれ以上の時間単位を含み、かつ、時間単位がOFDMシンボルである場合、TU_indexは、例えば、関係式(19a)として表され、そして、Starting_indexは、時間領域リソースオフセットパラメータおよび時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定されてよく、かつ、例えば、関係式(20a)として表される。第1グラントフリー送信機会が配置されているスロットの、無線フレームにおける、インデックスは、時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される。第1グラントフリー送信機会が配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスは、時間領域リソース割り当てパラメータに基づいて決定される。
端末装置についてネットワーク装置によって設定されたグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを、端末装置によって、決定するための具体的な実装方法については、前述の関連する説明を参照のこと。簡潔のために、詳細はここにおいて再度説明されない。
この出願に係るこの実施形態において、端末装置によって決定される、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位について、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位が利用不能な時間単位である場合(例えば、時間単位がダウンリンク送信に使用される時間単位であるか、または、時間単位が非グラントフリーアップリンク送信に使用される別の時間単位である)、端末装置は、時間単位に配置された(または、時間単位から始まる)グラントフリー送信リソースを無視または廃棄してよい。代替的に、端末装置は、以下の方法で、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位を再決定(re-determine)し得る。
具体的には、グラントフリー送信リソースYが配置されたスロット(時間単位の一例)において、グラントフリー送信のために使用され得るアップリンクシンボルの分布状況が、図21に示されている。例えば、スロットにおいて、シンボル3からシンボル8までがアップリンクデータのグラントフリー送信のために使用することができ、そして、他のシンボルはアップリンクデータのグラントフリー送信のために使用することができない。
第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルのインデックスStarting_indexは3であり、そして、従って、最初の(つまり、Y=0)グラントフリー送信機会は、シンボル3およびシンボル4において発生する(例えば、1つのグラントフリー送信リソースが2つのシンボルを占有している)。時間領域周期Pは7つのシンボルであることが仮定されており、そして、関係式(7)から(10)のうち任意の1つ、または、関係式(11)から(14)、関係式(19)、および関係式(20)のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信機会1(すなわちY=1)がシンボル10およびシンボル11において発生することが決定される。しかしながら、シンボル10およびシンボル11は、アップリンクデータのグラントフリー送信には使用できない。この場合、関係式(9)または(10)におけるF2の値は−3である。従って、F2=−3の場合、関係式(9)または(10)に従って、グラントフリー送信機会1が、シンボル7およびシンボル8において発生することが決定される。
F2の値は、以下のパラメータのうち任意の1つに関連することが留意されるべきである。すなわち、Yの値、及び/又は、フレーム構造、及び/又は、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、及び/又は、1つのグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量、である。
F2の値は、また、端末装置についてネットワーク装置によって設定されてよく、または、規格において規定され得ることも、留意されるべきである。このことは、この出願のこの実施態様に特に限定されるものではない。
任意的に、端末装置によって決定される、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位について、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位が利用不能な時間単位である(例えば、時間単位がダウンリンク送信に使用される時間単位であるか、または、時間単位が非グラントフリーアップリンク送信に使用される別の時間単位である)ときに、端末装置がグラントフリー送信リソースを無視または破棄し、かつ、端末 装置がグラントフリー送信リソース上でデータパケットのn回目(1<n≦N)の反復を送信した場合、端末装置は、データパケットのn回目の反復を放棄するように選択することができ、そして、データパケットの残りの(N-n)回の反復のうち最大回数を送信するために、次に続く(following)グラントフリー送信リソースを使用し得る。または、端末装置は、データパケットの(N-n+1)回の反復を送信するために、次に続くのグラントフリー送信リソースを使用し得る。端末装置がn回目の反復を放棄するか否かは、基地局によって設定されてよい。例えば、グラントフリー送信リソースYが利用可能な場合に、基地局は、命令を伝えるによって、n回目の反復を破棄するか否かを端末装置に通知する。代替的に、端末装置は、n回目の反復を放棄するか否かを独立して決定することができる。例えば、サービスがレイテンシについて高い要求を有する場合、端末装置は、n回目の反復を放棄し、そして、残りの(N-n)回の反復を最大回数送信するために、次に続くグラントフリー送信リソースを使用する。または、端末装置が、n回目の反復を放棄しない場合に、端 末装置は、データパケットの(N-n+1)回の反復を送信するために、次に続くグラントフリー送信リソースを使用する。別の例について、サービスが高い信頼性を要求する場合に、 端末装置は、残りの(N-n+1)回の反復を送信するために、次に続くグラントフリー送信リソースを使用する。そうでなければ、端末装置は、n回目の反復を放棄し、そして、残りの(N-n)回の反復を最大回数送信するために、次に続くグラントフリー送信リソースを使用する。
上記は、図2から図21までを参照して、この出願の実施形態において提供されるグラン トフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法を説明している。以下に、図22および図23を参照して、この出願の実施形態において提供される通信装置および通信機器を説明する。
図22は、この出願の一つの実施形態に従った、通信装置300の模式的なブロック図である。通信装置300は、処理モジュール310およびトランシーバモジュール320を含んでいる。
任意的な実装において、通信装置300は、端末装置である。
処理モジュール310は、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するように構成されている。第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、そして、P1はP2以上である。
処理モジュール310は、さらに、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得するように構成されている。
処理モジュール310は、さらに、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(7)から(10)までのうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYのインデックスを決定するように構成されている。別の実施形態において、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(11)から(14)までのうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソース(D*k+e)のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(21)から(24)までのうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて決定される。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(1)から(6)までのうち任意の1つに従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、時間ユニットが特にミニスロットである場合に、ミニスロットのフォーマット情報を取得するように構成されている。ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量、および、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含む。または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置、および、各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
任意的に、時間単位は、少なくとも、以下の時間単位のうち任意の1つを含んでいる。すなわち、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはOFDMシンボル、である。
任意的に、トランシーバモジュール320は、決定されたグラントフリー送信リソース上でアップリンクデータを送信するように構成されている。
別の任意的な実装において、通信装置300は、ネットワーク装置である。
処理モジュール310は、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得するように構成されている。
処理モジュール310は、さらに、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、そして、P1はP2以上である。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(7)から(10)までのうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。別の実施形態において、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(11)から(14)までのうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソース(D*k+e)のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(21)から(24)までのうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するように構成されている。
任意的に、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて決定される。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、前述の関係式(1)から(6)までのうち任意の1つに従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するように構成されている。
任意的に、処理モジュール310は、さらに、時間ユニットが特にミニスロットである場合に、ミニスロットのフォーマット情報を取得するように構成されている。ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの数量、および、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含む。または、各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置、および、各スロットにおける各ミニスロットの終了OFDMシンボルの位置を含んでいる。第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
任意的に、時間単位は、少なくとも、以下の時間単位のうち任意の1つを含んでいる。すなわち、無線フレーム、サブフレーム、スロット、またはOFDMシンボル、である。
任意的に、トランシーバモジュール320は、決定されたグラントフリー送信リソース上でアップリンクデータを送信するように構成されている。
本発明のこの実施形態における処理モジュール310は、プロセッサ、またはプロセッサに関連する回路コンポーネントによって実装され得ること、および、トランシーバモジュール320は、トランシーバ、またはトランシーバに関連する回路コンポーネントによって実装され得ることが理解されるべきである。
図23に示されるように、この出願の一つの実施形態は、さらに、通信装置400を提供する。通信装置400は、プロセッサ410、メモリ420、およびトランシーバ430を含んでいる。プロセッサ410は、命令またはプログラムといった、ソフトウェアによって、ハードウェアによって、または、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによって実装され得る。
任意的な実装において、通信装置400は、端末装置であり、メモリ420は、命令またはプログラムを保管し、プロセッサ410は、メモリ420に保管された命令またはプログラムを実行するように設定されている。メモリ420に保管された命令またはプログラムが実行されると、プロセッサ410は、前述の実施形態における端末装置の処理モジュール310によって実行されるオペレーションを実施するように設定されており、そして、トランシーバ430は、前述の実施形態における端末装置のトランシーバモジュール320によって実行されるオペレーションを実施するように設定されている。
別の任意的な実装において、通信装置400は、ネットワーク装置であり、メモリ420は、命令またはプログラムを保管し、プロセッサ410は、メモリ420に保管された命令またはプログラムを実行するように設定されている。メモリ420に保管された命令またはプログラムが実行されると、プロセッサ410は、前述の実施形態におけるネットワーク装置の処理モジュール310によって実行されるオペレーションを実施するように設定されており、そして、トランシーバ430は、前述の実施形態におけるネットワーク装置のトランシーバモジュール320によって実行されるオペレーションを実施するように設定されている。
別の任意的な実装において、通信装置300または通信装置400の機能の全て又はいくらかは、例えば、システムオンチップ(System on Chip、SoC)技術を使用することによって、チップを使用することにより実装され得る。チップは、カーネル、入力/出力インターフェイス、等と一体化されている。入力/出力インターフェイスは、トランシーバモジュールの機能を実装することができ、例えば、決定されたグラントフリー送信リソース上でネットワーク装置に対してアップリンクデータを送信すること、および、決定されたグラントフリー送信リソース上で、端末装置によって送信されたアップリンクデータを受信することに係るオペレーションを実行している。カーネルは、処理機能を実装することができる。例えば、第1時間領域周期と第2時間領域周期を取得するオペレーションを実行しており、ここで、第1時間領域周期のサイズがP1であり、第2時間領域周期のサイズがP2であり、そして、P1はP2以上である。または、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得するオペレーションを実行する。もしくは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するオペレーションを実行している。カーネルおよび入力/出力インターフェイスの機能は、ハードウェアによって実装されてよく、または、ハードウェアによって実行される対応するソフトウェアによって実装されてよい。ハードウェアまたはソフトウェアは、機能に対応する1つまたはそれ以上のモジュールを含んでいる。本発明の実施形態において言及されるプロセッサは、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、または、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific
Integrated Circuit、ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(Filed Programmable Gate Array、FPGA)、もしくは、別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート(discrete gate)またはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、等であってよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよく、または、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、等であってよいことが、理解されるべきである。
Integrated Circuit、ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(Filed Programmable Gate Array、FPGA)、もしくは、別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート(discrete gate)またはトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント、等であってよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよく、または、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、等であってよいことが、理解されるべきである。
さらに、本発明の実施形態で言及されるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってよく、もしくは、揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含んでよいことが、理解されるべきである。不揮発性メモリは、読出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読出し専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能プログラマブル読出し専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、または、フラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってよく、そして、外部キャッシュとして使用される。限定されるものではないが、例示として、多くの形態のRAMが使用されてよい。スタティック・ランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、および、ダイレクト・ランバス・ランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)といったものである。
プロセッサが、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、または、別のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理デバイス、もしくは、ディスクリートハードウェアコンポーネントである場合、メモリ(ストレージモジュール)はプロセッサの中に統合されていることが留意されるべきである。
本明細書に記載されているメモリは、これらに限定されるわけではないが、これらのタイプのメモリおよび任意の他の適切なタイプのメモリを含むように意図されているが留意されるべきである。
本発明は、さらに、以下の実施形態を提供する。以下の実施形態のシーケンス番号は、前述の実施形態のシーケンス番号と一致する必要はないことが留意されるべきである。
実施例1:グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法が提供され、
端末装置によって、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するステップであり、ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である、ステップと、
端末装置によって、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するステップと、
端末装置によって、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含んでいる。
端末装置によって、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するステップであり、ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である、ステップと、
端末装置によって、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するステップと、
端末装置によって、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含んでいる。
実施例2:実施例1に記載の方法に従って、端末装置によって、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、
端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
実施例3:実施例2に記載の方法に従って、端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、
端末装置によって、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
端末装置によって、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
実施例4:実施例1ないし実施例3のうち任意の1つに記載の方法に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて決定される。
実施例5:実施例4に記載の方法に従って、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
実施例6:実施例4に記載の方法に従って、端末装置によって、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
ここで、Tは、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量を表している。
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
実施例7:実施例4に記載の方法に従って、端末装置によって、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
ここで、Nは、反復送信回数の最大数量を表し、反復送信回数の最大数量は、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される以前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する回数の最大数量であり、そして、N≧1である。
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
実施例8:実施例4に記載の方法に従って、端末装置によって、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップは、
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
ここで、Tは、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量を表し、Nは、反復送信回数の最大数量を表し、反復送信回数の最大数量は、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される以前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する回数の最大数量であり、そして、N≧1である。
端末装置によって、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定するステップ、を含む。
実施例9:実施例1ないし実施例8のうち任意の1つに記載の方法に従って、時間単位が特定的にミニスロットである場合、本方法は、さらに、
端末装置によって、ミニスロットのフォーマット情報を決定するステップを含む。ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの量および各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含むか、または、各スロットにおける各ミニスロットのものである開始OFDMシンボルの位置および終了OFDMシンボルの位置を含む。そして、これに応じて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
端末装置によって、ミニスロットのフォーマット情報を決定するステップを含む。ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの量および各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含むか、または、各スロットにおける各ミニスロットのものである開始OFDMシンボルの位置および終了OFDMシンボルの位置を含む。そして、これに応じて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kが、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
実施例10:グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法が提供され、
端末装置によって、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するステップと、
端末装置によって、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含み、
ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。
端末装置によって、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するステップと、
端末装置によって、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含み、
ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。
実施例11:実施例10に記載の方法に従って、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、
端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
実施例12:実施例11に記載の方法に従って、端末装置によって、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップは、
端末装置によって、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
端末装置によって、以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定するステップ、を含む。
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
実施形態13:端末装置が提供され、
処理モジュールであり、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するように設定されており、ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である、処理モジュール、を含み、ここで、
処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得するように設定されており、かつ、
処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように設定されている。
処理モジュールであり、グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期および第2時間領域周期を取得するように設定されており、ここで、第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である、処理モジュール、を含み、ここで、
処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを取得するように設定されており、かつ、
処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定するように設定されている。
実施形態14:実施形態13に記載の端末装置に従って、処理モジュールは、さらに、
第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように設定されている。
第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリー送信のために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように設定されている。
実施形態15:実施形態14に記載の端末装置に従って、処理モジュールは、さらに、
以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されており、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
である。ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されており、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
である。ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
実施例16:実施例13ないし実施例15のうち任意の1つに記載の端末装置に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期および第2時間領域周期に基づいて決定される。
実施例18:実施例16に記載の端末装置に従って、処理モジュールは、さらに、
以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する、ように構成されており、
である。ここで、Tは、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量を表している。
以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する、ように構成されており、
実施例19:実施例16に記載の端末装置に従って、処理モジュールは、さらに、
以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する、ように構成されており、
である。ここで、Nは、反復送信回数の最大数量を表し、反復送信回数の最大数量は、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される以前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する回数の最大数量であり、そして、N≧1である。
以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する、ように構成されており、
実施例20:実施例16に記載の方法に従って、処理モジュールは、さらに、以下の関係式に従って、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kを決定する、ように構成されており、
である。ここで、Tは、第1時間領域周期における任意のグラントフリー送信リソースに含まれる時間単位の数量を表し、Nは、反復送信回数の最大数量を表し、反復送信回数の最大数量は、ネットワーク装置によって送信されたフィードバック情報が受信される以前に、ネットワーク装置に対して同じアップリンクデータを送信する回数の最大数量であり、そして、N≧1である。
実施例21:実施例13ないし実施例20のうち任意の1つに記載の端末装置に従って、時間単位が特定的にミニスロットである場合、本端末装置は、さらに、
ミニスロットのフォーマット情報を決定するように構成されており、ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの量および各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含むか、または、各スロットにおける各ミニスロットのものである開始OFDMシンボルの位置および終了OFDMシンボルの位置を含む。
ミニスロットのフォーマット情報を決定するように構成されており、ここで、ミニスロットのフォーマット情報は、少なくとも、各ミニスロットに含まれる直交周波数分割多重化OFDMシンボルの量および各スロットにおける各ミニスロットの開始OFDMシンボルの位置を含むか、または、各スロットにおける各ミニスロットのものである開始OFDMシンボルの位置および終了OFDMシンボルの位置を含む。
これに応じて、第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kは、第1時間領域周期、第2時間領域周期、およびミニスロットのフォーマット情報に基づいて決定される。
実施例22:ネットワーク装置が提供され、
グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するように構成されている、処理モジュールを含み、
処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されており、ここで、
第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。
グラントフリー送信リソースの第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソース数量kを取得するように構成されている、処理モジュールを含み、
処理モジュールは、さらに、第1時間領域周期、グラントフリー送信リソースの第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されており、ここで、
第1時間領域周期のサイズはP1時間単位であり、第2時間領域周期のサイズはP2時間単位であり、かつ、P1はP2以上である。
実施例23:実施例22に記載のネットワーク装置に従って、処理モジュールは、さらに、
第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されている。
第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックス、第1時間領域周期、第2時間領域周期、および第1時間領域周期におけるグラントフリー送信リソースの数量kに基づいて、グラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されている。
実施例24:実施例23に記載のネットワーク装置に従って、処理モジュールは、さらに、
以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されており、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
であり、ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
以下の関係式のうち任意の1つに従って、グラントフリー送信リソースYが配置されている時間単位のインデックスを決定する、ように構成されており、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2]mod X、
− TU_index=Starting_index + floor(Y/k)*P1 + (Y mod k)*P2 + F2)、または、
− TU_index=[Starting_index + floor(Y/k)* P1 + (Y mod k)*P2 + F2]mod
X、
であり、ここで、
−F2は、補正パラメータを表し、かつ、F2の値はYの値に関連している。
−Yは、負でない整数であり、そして、グラントフリー送信リソースのシーケンス番号を示すために使用される。
−Xは、事前設定された負でない整数である。
−Starting_indexは、第1グラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。そして、
−TU_indexは、第1グラントフリー送信リソースを含む任意のグラントフリー送信リソースが配置されている時間単位のインデックスを表している。
当業者であれば、この明細書において開示される実施形態を参照して説明された実施例におけるユニットおよびアルゴリズムのステップは、電子的ハードウェア、または、コンピュータソフトウェアと電子的ハードウェアとの組み合わせによって実施することができることを認識するだろう。機能がハードウェアまたはソフトウェアによって実施されるか否かは、特定のアプリケーションおよびソリューションの設計上の制約に依存する。当業者であれば、それぞれ特定のアプリケーションについて、説明された機能を実装するために異なる方法を使用し得るが、その実装がこの出願の範囲を超えるものと考えられるべきではない。
前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスについては、容易かつ簡潔な説明のために、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することが、当業者によって、明らかに理解され得る。詳細はここにおいて再度説明されない。
この出願において提供されるいくつかの実施形態においては、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方法において実装され得ることが理解されるべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる例に過ぎない。例えば、単位分割は、単に論理関数分割であり、実際の実装においては他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは組み合わされてよく、または、別のシステムの中へ統合されてよく、あるいは、いくつかの特徴が無視され、または、実行されなくてよい。加えて、表示または説明された、相互カップリング、または直接カップリング、もしくは通信接続は、いくつかのインターフェイス、装置、またはユニットを介した間接的な接続(coupling)または通信接続であってよく、そして、電気的、機械的、または他の形態において実装され得る。
別個のパーツとして説明されたユニットは、物理的に分離されていても又はいなくてよい。そして、ユニットとして表示されたパーツは、物理的ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてよく、または、複数のネットワークユニット上に分散されてよい。ユニットのいくつか又は全ては、実施形態のソリューションの目的を達成するために、実際の要件に基づいて選択されてよい。
加えて、この出願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットの中へ統合されてよく、または、ユニットそれぞれが、物理的に単独で存在してよく、もしくは、2つまたはそれ以上のユニットが、1つのユニットの中へ統合されてよい。
本機能がソフトウェアの機能ユニットの形態において実装され、そして、独立した製品として販売または使用される場合に、本機能は、コンピュータで読取り可能な記憶媒体において保管され得る。そうした理解に基づいて、この出願の技術的ソリューション、本質的には、または、従来技術に対して貢献している部分、もしくは、技術的ソリューションのいくつかは、ソフトウェア製品の形態において実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体において保管され、そして、この出願の実施形態において説明される方法に係るステップの全て又はいくつかを実行するように、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、等であり得る)に指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、プログラムコードを保管することができる任意の媒体を含む。USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスク、といったものである。
前述の説明は、この出願に係る単なる特定的な実装に過ぎないが、この出願の保護範囲を限定するように意図されたものではない。この出願において開示された技術的範囲内で、当業者によって容易に理解される変更または代替は、この出願の保護範囲内に含まれるべきものである。従って、この出願の保護範囲は、請求項に係る保護範囲に従うべきものである。
Claims (19)
- グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法であって、
端末装置によって、グラントフリー送信リソース構成情報を取得するステップであり、
前記構成情報は、時間領域リソース割り当てパラメータ、時間領域リソースオフセットパラメータ、および、グラントフリー送信リソース時間領域周期を含み、
前記時間領域リソース割り当てパラメータは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを示すために使用され、かつ、
前記時間領域リソースオフセットパラメータは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットのインデックスを示すために使用される、
ステップと、
グラントフリー送信リソースの時間領域の位置を決定するステップであり、
前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、前記スロットにおける、前記インデックス、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットの前記インデックス、および、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期に基づいて、決定する、
ステップと、
を含む、方法。 - 前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、前記スロットにおける、前記インデックス、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットの前記インデックス、および、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期に基づいて、グラントフリー送信リソースの時間領域の位置を決定する前記ステップは、
以下の等式に従って、グラントフリー送信リソースYの開始OFDMシンボルを決定するステップを含み、等式は、
SFN*M_slot*M_symbol + slot_index*M_symbol + symbol_index
= [offset*M_symbol + symbol_index_Starting + Y*P]mod X、
であり、ここで、
SFNは、前記開始OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
M_slotは、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量を表し、
M_symbolは、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数量を表し、
slot_indexは、前記開始OFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表し、
symbol_indexは、前記スロットにおける前記OFDMシンボルのインデックスを表し、
offsetは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの前記インデックスを表し、
symbol_index_Startingは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、スロットにおける、前記インデックスを表し、
Pは、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期を表し、かつ、
Xは、事前設定された負でない整数である、
請求項1に記載の方法。 - offset = SFN_start*M_slot + slot_index_Startingであり、
SFN_startは、前記インデックスsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
slot_index_Startingは、前記インデックsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている前記スロットの、前記無線フレームにおける、インデックスを表し、かつ、
slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、前記時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される、
請求項2に記載の方法。 - 前記方法は、さらに、
前記決定されたグラントフリー送信リソースYが配置されている前記スロットが利用不能である場合に、前記グラントフリー送信リソースYを破棄するステップ、または、無視するステップ、を含む、
請求項2または3に記載の方法。 - グラントフリー送信のために使用される時間領域リソースを決定する方法であって、
ネットワーク装置によって、端末装置に対してグラントフリー送信リソース構成情報を送信するステップであり、
前記構成情報は、時間領域リソース割り当てパラメータ、時間領域リソースオフセットパラメータ、および、グラントフリー送信リソース時間領域周期を含み、
前記時間領域リソース割り当てパラメータは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを示すために使用され、かつ、
前記時間領域リソースオフセットパラメータは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットのインデックスを示すために使用される、
ステップと、
前記ネットワーク装置によって、前記端末装置のグラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスを決定するステップであり、
前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、前記スロットにおける、前記インデックス、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットの前記インデックス、および、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期に基づいて、決定する、
ステップと、
を含む、方法。 - 前記ネットワーク装置によって、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、前記スロットにおける、前記インデックス、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットの前記インデックス、および、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期に基づいて、前記端末装置のグラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスを決定する前記ステップは、
以下の等式に従って、グラントフリー送信リソースYの開始OFDMシンボルを決定するステップを含み、等式は、
SFN*M_slot*M_symbol + slot_index*M_symbol + symbol_index
= [offset*M_symbol + symbol_index_Starting + Y*P]mod X、
であり、ここで、
SFNは、前記開始OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
M_slotは、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量を表し、
M_symbolは、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数量を表し、
slot_indexは、前記開始OFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表し、
symbol_indexは、前記スロットにおける前記OFDMシンボルのインデックスを表し、
offsetは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの前記インデックスを表し、
symbol_index_Startingは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、スロットにおける、前記インデックスを表し、
Pは、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期を表し、かつ、
Xは、事前設定された負でない整数である、
請求項5に記載の方法。 - offset = SFN_start*M_slot + slot_index_Startingであり、
SFN_startは、前記インデックスsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
slot_index_Startingは、前記インデックsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている前記スロットの、前記無線フレームにおける、インデックスを表し、かつ、
slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、前記時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される、
請求項6に記載の方法。 - 前記方法は、さらに、
前記決定されたグラントフリー送信リソースYが配置されている前記スロットが利用不能である場合に、前記グラントフリー送信リソースYを破棄するステップ、または、無視するステップ、を含む、
請求項6または7に記載の方法。 - 通信装置であって、
ネットワーク装置によって送信されたグラントフリー送信リソース構成情報を受信するように構成されている、受信モジュールであり、
前記構成情報は、時間領域リソース割り当てパラメータ、時間領域リソースオフセットパラメータ、および、グラントフリー送信リソース時間領域周期を含み、
前記時間領域リソース割り当てパラメータは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを示すために使用され、かつ、
前記時間領域リソースオフセットパラメータは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットのインデックスを示すために使用される、
受信モジュールと、
グラントフリー送信リソースの時間領域の位置を決定するように構成されている、処理モジュールであり、
前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、前記スロットにおける、前記インデックス、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットの前記インデックス、および、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期、に基づいて決定する、
処理モジュールと、
を含む、通信装置。 - 前記処理モジュールは、以下の等式に従って、グラントフリー送信リソースYの開始OFDMシンボルを決定するように構成されており、等式は、
SFN*M_slot*M_symbol + slot_index*M_symbol + symbol_index
= [offset*M_symbol + symbol_index_Starting + Y*P]mod X、
であり、ここで、
SFNは、前記開始OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
M_slotは、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量を表し、
M_symbolは、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数量を表し、
slot_indexは、前記開始OFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表し、
symbol_indexは、前記スロットにおける前記OFDMシンボルのインデックスを表し、
offsetは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの前記インデックスを表し、
symbol_index_Startingは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、スロットにおける、前記インデックスを表し、
Pは、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期を表し、かつ、
Xは、事前設定された負でない整数である、
請求項9に記載の通信装置。 - offset = SFN_start*M_slot + slot_index_Startingであり、
SFN_startは、前記インデックスsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
slot_index_Startingは、前記インデックsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている前記スロットの、前記無線フレームにおける、インデックスを表し、かつ、
slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、前記時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される、
請求項10に記載の通信装置。 - 前記処理モジュールは、さらに、
前記決定されたグラントフリー送信リソースYが配置されている前記スロットが利用不能である場合に、前記グラントフリー送信リソースYを破棄し、または、無視するように構成されている、
請求項10または11に記載の通信装置。 - 通信装置であって、
端末装置に対してグラントフリー送信リソース構成情報を送信するように構成されている、送信モジュールであり、
前記構成情報は、時間領域リソース割り当てパラメータ、時間領域リソースオフセットパラメータ、および、グラントフリー送信リソース時間領域周期を含み、
前記時間領域リソース割り当てパラメータは、第1グラントフリー送信リソースが配置されているOFDMシンボルの、スロットにおける、インデックスを示すために使用され、かつ、
前記時間領域リソースオフセットパラメータは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットのインデックスを示すために使用される、
送信モジュールと、
前記端末装置のグラントフリーデータを受信するために使用されるグラントフリー送信リソースが配置されているスロットのインデックスを決定するように構成されている、処理モジュールであり、
前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、前記スロットにおける、前記インデックス、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記スロットの前記インデックス、および、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期、に基づいて決定する、
処理モジュールと、
を含む、通信装置。 - 前記処理モジュールは、以下の等式に従って、グラントフリー送信リソースYの開始OFDMシンボルを決定するように構成されており、等式は、
SFN*M_slot*M_symbol + slot_index*M_symbol + symbol_index
= [offset*M_symbol + symbol_index_Starting + Y*P]mod X、
であり、ここで、
SFNは、前記開始OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
M_slotは、1つの無線フレームに含まれるスロットの数量を表し、
M_symbolは、1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの数量を表し、
slot_indexは、前記開始OFDMシンボルが配置されているスロットのインデックスを表し、
symbol_indexは、前記スロットにおける前記OFDMシンボルのインデックスを表し、
offsetは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されているスロットの前記インデックスを表し、
symbol_index_Startingは、前記第1グラントフリー送信リソースが配置されている前記OFDMシンボルの、スロットにおける、前記インデックスを表し、
Pは、前記グラントフリー送信リソースの時間領域周期を表し、かつ、
Xは、事前設定された負でない整数である、
請求項13に記載の通信装置。 - offset = SFN_start*M_slot + slot_index_Startingであり、
SFN_startは、前記インデックスsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている無線フレームのシステムフレーム番号を表し、
slot_index_Startingは、前記インデックsymbol_index_Startingを有する前記OFDMシンボルが配置されている前記スロットの、前記無線フレームにおける、インデックスを表し、かつ、
slot_index_StartingおよびSFN_Startingは、前記時間領域リソースオフセットパラメータに基づいて決定される、
請求項14に記載の通信装置。 - 前記処理モジュールは、さらに、
前記決定されたグラントフリー送信リソースYが配置されている前記スロットが利用不能である場合に、前記グラントフリー送信リソースYを破棄し、または、無視するように構成されている、
請求項14または15に記載の通信装置。 - コンピュータで読取り可能な記憶媒体であって、
前記コンピュータで読取り可能な記憶媒体にコンピュータプログラムが保管されており、かつ、
プロセッサによって前記コンピュータプログラムが実行されると、請求項1乃至8いずれか一項に記載の方法が実行される、
コンピュータで読取り可能な記憶媒体。 - コンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、
端末装置の処理モジュールまたはプロセッサによって前記コンピュータプログラムコードが実行されると、前記端末装置は、請求項1乃至4いずれか一項に記載の方法を実行することができる、
コンピュータプログラム製品。 - コンピュータプログラム製品であって、
前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、
ネットワーク装置の処理モジュールまたはプロセッサによって前記コンピュータプログラムコードが実行されると、前記ネットワーク装置は、請求項5乃至8いずれか一項に記載の方法を実行することができる、
コンピュータプログラム製品。
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