JP2021503217A - Nrアップリンク(ul)キャリアである第1のulキャリアと補助アップリンク(sul)キャリアである第2のulキャリアとを含むnrセルであるターゲットセルへのハンドオーバ - Google Patents
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Abstract
Description
UEは競合ベースのランダムアクセス手順を開始する。この手順では、ランダムアクセスプリアンブル署名はUEによってランダムに選択されるので、2つ以上のUEが同一の署名を同時に送信することが可能になり、後の競合解決プロセスが必要になる。
RRC_CONNECTED状態にあるもののアップリンク同期しておらず、受信する必要があるUEおよびRRC_CONNECTED状態のまま、現在サーブしているセルからターゲットセルにハンドオーバするUEを使用する場合には、eNodeBは、UEに専用の署名を割り当てることによって起こる競合を防止する選択肢を有し、無競合アクセスをもたらす。これによって、UEは、RACHアクセスを開始している他のUEとPRACHリソースを争う必要がなくなるで、ハンドオーバの成功確率が改善される。無競合アクセスに関する別の利益には、競合ベースのアクセスよりも高速であるということがあり、タイムクリティカルなハンドオーバの場合には特に重要な要素である。
2G、3Gおよび4Gの無線通信システムに対して低いキャリア周波数帯域が既に配備されているので、NRは比較的より高い周波数に配備されるはずである。無線通信に関しては、伝搬損失はキャリア周波数の2乗にほぼ比例することになる。そのゆえに、高いキャリア周波数に関する無線通信のカバレッジ問題があり得る。ダウンリンクについては、gNBが、送信電力密度を増強するための強力なアンテナシステムおよび強力な増幅器を装備し得、よってDLカバレッジが増強され得る。しかしながら、ULについては、送信電力、アンテナサイズおよびコストなどいくつかの制限がある。そのゆえには、高周波におけるNRセルについては、ULとDLとの間に不整合の可能性がある。
これを解決するために、NRは、NRセルのための補助アップリンク(SUL)キャリアを導入しており、すなわち、NRセルはNR ULキャリアに加えてSULキャリアを有する。SULキャリアは、たとえば時間領域および/または周波数領域においてLTEなど他の無線アクセス技術(RAT)システムと共有され得る低周波数キャリアであると想定される。相対的に高い周波帯域に配備されるNRセルのアップリンクカバレッジを改善するためにSULキャリアが導入される。SULキャリアは、たとえばLTE帯域といった低周波数領域に配備される。このようにして、NR帯域のアップリンクカバレッジはLTEのアップリンクカバレッジに匹敵し得る。図1は、NRセルにおける、NR ULキャリアおよびSULキャリアのカバレッジを示す。図1は、対のキャリアのNR周波数の組合せとULのみに関するSULを表現するものである。
●SULキャリアに関するRACH設定に基づくNR UEの初期のアクセスに関して、
○SULキャリアに関するRACH設定はRMSIでブロードキャストされる。
○SULキャリアに関する設定情報は、UEが同SULキャリアのみでRACH手順を完成するのに十分なものである。
●詳細には、設定情報はすべての必要電力制御パラメータを含む。
○SULキャリアに関する設定情報は閾値を含む。UEがRMSIを受信するDLキャリア上でUEによって測定されたRSRPが閾値よりも低い場合に限って、UEは初期のアクセス用にこのSULキャリアを選択する。
○UEがSULキャリア上でRACH手順を開始する場合には、RACH手順は、このキャリア上で行われるすべてのアップリンク送信とともに完結される。
●ネットワークは、接続モードUEに対して、経路損失およびタイミングアドバンスを収集するためにあらゆるアップリンクキャリアに向けてRACH手順を開始することを要求できるものと予定されている。
●上記の合意に同意するLSをRAN2に送った。
− 第1のネットワークノードから、ターゲットセルの1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合された、UEのターゲットセルへのハンドオーバに関するメッセージを受信して、
− 第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセルにおけるランダムアクセスのために使用されるように適合された、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するように設定されている。
本明細書のいくつかの例示の実施形態によれば、選択されたターゲットセルがNRキャリアおよびSULキャリアを含むNRセルであるとき、ハンドオーバコマンドおよび手順は、ターゲットセルとの無線接続をセットアップするためのランダムアクセスを開始するときのULキャリア選択を考慮に入れるようにさらに拡張される。
本明細書の実施形態は、複数のキャリアを含む無線通信ネットワークにおいて、いくつかの実施形態などにおける改善された性能を有する、SULキャリアを用いるNRセルへのハンドオーバを設定するための方法を提供するものである。
本明細書のいくつかの実施形態は、ハンドオーバ手順中に、ターゲットセルにおけるRACHアクセスのためのキャリアを明示的または暗示的に指示するための、RRCシグナリングメッセージの変更を提供するものである。
例示のシナリオによれば、セル11においてサーブされているUE125は、ターゲットセル12に向かって移動し、したがって、ソースセル11からターゲットセル12へのハンドオーバを遂行する必要がある。ここにおいて、ターゲットセル12は少なくとも第1のULキャリア121および第2のULキャリア122を含み、第1のキャリアはNR ULキャリアでよく、第2のULキャリアはSULキャリアでよい。
いくつかの関連した第1、第2、第3、第4、第5および第6の実施形態が、この文献において後に説明される。
この方法は、任意の適切な順番で採用され得る以下アクションのうちの1つまたは複数を含み得る。
アクション301において、UE125は、第1のネットワークノード111から、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを受信する。メッセージは、たとえばソースセル11からターゲットセル12へのUE125のハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。
アクション302において、UE125は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのための、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定する。
アクション303において、UE125は、ターゲットセル12における決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始し得る。
アクション304において、ターゲットセル12において決定された1つまたは複数のULキャリア上でRACHアクセスなどのランダムアクセスが失敗したとき、UE125は、第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304a)と、第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304b)とのいずれかについてランダムアクセスを開始してもよい。
例示のシナリオによれば、UE125は、第1のネットワークノード111によって与えられたセル11上でキャンプし、セル11のエッジに向かって、第2のネットワークノード112によって与えられたセル12の方へ移動する。したがって、セル11からセル12へのハンドオーバが必要になる。UE125は第1のネットワークノード111からメッセージを受信する。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。メッセージは、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージでよい。
指示は、明示的と暗示的のいずれかで指示されてよい。言い換えれば、指示は明示的または暗示的に指示され得る。
例示のシナリオによれば、UE125は、ターゲットセル12においてランダムアクセスを遂行してよい。しかしながら、ターゲットセル12は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアといった2つのULキャリアを含む。メッセージの指示により、UE125は、ランダムアクセスを遂行するのは、ターゲットセル12において供給される、第1のULキャリア上か、第2のULキャリア上か、または両方においてかを決定するのを支援されることになる。前述のように、第1のキャリアはNR ULキャリアでよく、第2のULキャリアはSULキャリアでよい。
したがって、UE125は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定する。決定された1つまたは複数のULキャリアは、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのためのものである。言い換えれば、UE125は、第1のULキャリアと第2のULキャリアのうち、メッセージで指示された1つまたは複数を決定する。
第1の実施形態によれば、指示は、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示してよい。すなわち、指示は、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスまたはキャリアタイプを指示し得る。
第2の実施形態によれば、指示は、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み得る。このメッセージは、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含み得る。
次いで、UE125は、ターゲットセル12における決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始する。ランダムアクセスはたとえばRACHアクセスでよい。
開始されたランダムアクセスが、たとえば所定の要件を満たし得ないこともある。これは、たとえば、UE125が所与の期間内にRACH応答を受信しない、同一のプリアンブルを用いるRACHアクセスの試行数が最大の限度に達する、または使用されるプリアンブルの数が最大の限度を上回る、といった場合に起こり得る。
したがって、ターゲットセル12において決定された1つまたは複数のULキャリア上でランダムアクセスが失敗したとき、UE125は、第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304a)と、第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304b)とのいずれかについてランダムアクセスを開始する。
言い換えれば、UE125は、第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスで使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始し(304a)、あるいは、第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスで使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始する(304b)。
いくつかの関連した第1、第2、第3、第4、第5、および第6の実施形態が、この文献において後で説明される。
この方法は、任意の適切な順番で採用され得る以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。
アクション401において、ネットワークノード111は、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得し得る。1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
アクション402において、ネットワークノード111は、UE125に、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを送り、メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、取得または決定されるなどのたとえばターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
ネットワークノード111は、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアを、たとえば取得し得る。1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
これは、たとえば、第1のネットワークノード111もしくは第2のネットワークノード112または両方によって、2つのネットワークノードの間で、たとえばキャリアの無線チャネル品質測定、サービス品質(QoS)要件、ハンドオーバ手順に関するレイテンシバジェットなどの情報を交換することにより、遂行され得る。一例では、第1のネットワークノード111などソースセル11のネットワークノードは、たとえば第2のネットワークノード112といったターゲットセル12のネットワークノードに、ソースノードがキャリア切換えについて決定した情報を請求する。別の例では、第2のネットワークノード112がキャリア切換えに関して決定し、選択されたキャリア上で第1のネットワークノード111にインジケータを送る。さらに別のノードにおいて、ノードのうちもう一つのノードがULキャリアを選択し、別のノードがこの決定を変更してよい。
ネットワークノード111は、ターゲットネットワークノード112に対するランダムアクセス用に使用するULキャリアをUE125に指示する。ネットワークノード111はUE125にメッセージを送る。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージでよい。メッセージは、たとえば、ターゲットセル12においてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアである、ターゲットセル12においてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。言い換えれば、指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
指示は、明示的と暗示的のいずれかで指示されてよい。すなわち、指示は明示的または暗示的に指示され得る。
第2の実施形態によれば、指示は、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み得る。このメッセージは、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含み得る。
第1の実施形態では、指示はキャリアインデックスおよび/またはキャリアタイプによって表現され、明示的または暗示的に指示され得る。指示はたとえばメッセージに含まれてよく、メッセージは、たとえばRRC接続再設定メッセージといった、たとえばハンドオーバコマンドでよい。したがって、UE125は、ターゲットセル12におけるランダムアクセス用のULキャリアを選択する(決定すると言われることもある)。UE125にキャリアインデックスをシグナリングするやり方についてのいくつかの例があり得る。第1の例は、無競合ランダムアクセス(RA)に関する指示を含む情報を追加するためのやり方について詳述するように意図されており、第2の例は、競合ベースのRAに関する指示を含む情報を追加するためのやり方を詳述するように意図されている。第3の例は、キャリアについての指示を含む情報を暗示的にシグナリングするやり方についてさらに説明するものである。
第1の例では、ハンドオーバコマンドは、ここでは無競合RAのためのULキャリアのインデックスまたはタイプとしての指示を明示的に搬送してよい。そのため、RRC IEにおいてキャリアインジケータ上の新規のフィールドが追加されてよく、これは、LTE仕様におけるRACH−ConfigDedicated IEなど専用の物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)設定をシグナリングするために使用される。UEは、HOコマンドを受信すると、指示されたULキャリア上で無競合ランダムアクセスを遂行する。
第2の例では、メッセージはハンドオーバコマンドであり、ここでは競合ベースのRAのためのULキャリアについてのインデックスまたはタイプとしての指示を明示的に搬送する。キャリアインデックスは、LTE仕様におけるRACH−ConfigDedicated IEなど専用のPRACH設定をシグナリングするために使用されるRRC情報要素(IE)には存在しなくてよい。代わりに、キャリアインデックスなどの指示は、LTE仕様におけるrach−ConfigCommon IEなど、競合ベースのRA用に意図されたIEに追加されてよい。
第3の例では、キャリアインデックスおよび/またはタイプなどの明示的指示がハンドオーバコマンドなどのメッセージに追加されることなく、代わりに、暗示的指示が使用され、PRACHリソースは、ハンドオーバ手順中に、周波数領域および時間領域において、RACHアクセスのためのSULキャリアとNR ULキャリアとの間で分割される。このようにして、SULキャリアに対していくつかのプリアンブルが割り当てられ、NR ULキャリアには他のプリアンブルが割り当てられる。同様に、ターゲットセル12における時間領域のRACH送信機会は、SULキャリアとNR ULキャリアとの間で分割されてよい。時間領域におけるいくつかの位置がSULキャリアのために確保されており、残りの位置は、暗示的指示のために使用されるNR ULキャリア用に使用される。UE125は、割り当てられたPRACHリソースを受信すると、ターゲットセルにおけるRACHアクセスのために使用されるべきキャリアを見つけ出し、たとえば決定する。
第2の実施形態では、ハンドオーバコマンドにおける指示は、たとえばターゲットセル12に関する1つのRACH/PRACH設定などの1つの設定しか含まず、これは、UE125が、SULキャリアとNR ULキャリアの両方においてRACHアクセスを開始するために、この設定を使用し得ることを意味する。加えて、ハンドオーバコマンドは、RACHアクセスのための、RSRP/参照信号受信品質(RSRQ)閾値などのDL無線チャネル品質閾値など、ルールの指示を含み得る。測定されたDLチャネル品質が上記の閾値未満であれば、UE125はRACHアクセス用にSULキャリアを使用してよく、そうでなければ、UE125はNR ULキャリアを使用してよい。別の選択肢として、ハンドオーバコマンドは、DL無線チャネル品質に関する閾値を搬送しない。ハンドオーバコマンドが含むのは、SULキャリアおよびNR ULキャリア上でのRACHアクセスの間の優先順位を含むルールの指示だけである。そこで、UE125は、優先順位に従って両方のキャリア上でのRACHアクセスを別個に開始してよい。第2のULキャリア上でのRACHアクセスは第1のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗してから開始されてよく、また、順番を逆にして、第1のULキャリア上でのRACHアクセスは第2のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗してから開始されてよい。
第3の実施形態では、ハンドオーバコマンドにおける指示は、ターゲットセル12に関する2つの別個のRACH/PRACH設定を含み、PRACH設定の一方はSULキャリアに関連づけられており、他方はNR ULキャリアに関連づけられている。そこで、UE125は、最初に、SULキャリアまたはNR ULキャリアのいずれかである1つのキャリア上でRACHアクセスを遂行してよい。UE125は、第1のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗したら、第2のULキャリア上でRACHアクセスを開始する。ネットワークノード111などのネットワークは、UE125のための、RACHアクセス用の2つのULキャリア間の優先順位を規定してよい。この実施形態では、UE125は、第2のULキャリア上でRACHアクセスを開始するのに、第1のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗するのを待つ必要はない。
第4の実施形態では、ハンドオーバコマンドにおける指示が、UE125に、同一の目的の、すなわちターゲットセル12にアクセスするための、2つのRACHアクセスを開始するように命令するための情報を含み得、1つのRACHアクセスはSULキャリア上で開始され、1つのRACHアクセスはNR ULキャリア上で開始される。2つのRACHアクセス要求は、同時に、または2つの異なる時刻において、同一または異なるプリアンブルを用いて開始されてよい。このようにして、たとえば第2のネットワークノード112などのgNBは、2つの要求のうち少なくとも1つのRACHアクセス要求を識別し得る。
第5の実施形態では、第1のネットワークノード111などのネットワークは、ハンドオーバ測定メッセージの送信の後に、ハンドオーバコマンド用の応答ウィンドウを規定してよい。第1のネットワークノード111などのネットワークは、この応答ウィンドウの内部で、UE125に複数のハンドオーバコマンドメッセージを送り得る。この場合、1つのハンドオーバコマンドが、特定のキャリアに対応するものなど、SULキャリアまたはNR ULキャリアのいずれかを指示する。UE125は、ハンドオーバコマンドを受信すると、対応するキャリアなどの指示されたキャリア上でRACHアクセスを遂行する。ハンドオーバコマンドメッセージとULキャリアとの間のマッピングは、第1のネットワークノード111などのネットワークによって規定される。UE125が第1のハンドオーバコマンドを受信した際にRACHアクセスに失敗したことが指示されたときには、第1のネットワークノード111などのネットワークは第2のハンドオーバコマンドを送る。
第6の実施形態では、ハンドオーバをトリガするための測定報告がUE125に送信されたとき、UE125は、これらの実施形態では少なくとも近隣のDLキャリア(これらの測定結果は測定報告に含まれている)についての指示を含むシステム情報を読み取ってよい。たとえばSIB1といったシステム情報に含まれる指示は、UE125のハンドオーバに関して、RACHアクセスを遂行するために、SULキャリアを使用するべきとき、およびNR ULキャリアを使用するべきときについての基準および/または設定を含み得る。たとえば、UE125は、セル12についてのダウンリンク測定が所与の閾値未満であればSULキャリアを使用し、そうでなければNR ULキャリアを使用する。このようにして、UE125は、サービングセル11を提供する第1のネットワークノード111からハンドオーバコマンドを受信すると、どのセルがターゲットサービングセル12であるか決定して、ターゲットセル12上でのDL RSRPがたとえば所与の基準などのルールを満たすかどうかということを基に、ターゲットセル12におけるSULキャリアまたはNR ULキャリアをRACHアクセスのために使用することをさらに決定する。
無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間の、たとえばランダムアクセス送信などのUL送信を、たとえば管理するためおよび/または扱うための方法のアクションを遂行するために、UE125は、いくつかの実施形態では、受信モジュール510、決定モジュール520、および始動モジュール530を備え得る。当業者なら、前述のUE125内のモジュールおよび回路は、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、ならびに/あるいは、たとえばUE125に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを用いて設定された1つまたは複数のプロセッサを指し得ることも理解するであろう。ソフトウェアおよび/またはファームウェアは、前述のプロセッサなどそれぞれの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき。これらのプロセッサのうち1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向けの集積回路設計(ASIC)に含まれてよく、あるいは、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個々にパッケージ化されるかまたはシステムオンチップ(SoC)へと組み立てられて、いくつかの別個の構成要素の間に分配されてもよい。
UE125は、たとえばネットワークノード111と通信するように設定された入出力インターフェース500を備え得る。入出力インターフェースは、無線受信器(図示せず)および無線送信器(図示せず)を備え得る。
UE125は、たとえばUE125内の受信回路510または受信モジュール510によって、第1のネットワークノード110からメッセージを受信するように設定されている。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されている。
これらの実施形態では、UE125は、ターゲットセル12において、決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスが失敗したときには、たとえばUE125内の始動回路530または始動モジュール530によって、
第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始することと、
第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始することとのいずれかについてのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されてよい。
UE125は、1つまたは複数のメモリユニットを備えた記憶装置550をさらに備え得る。記憶装置はプロセッサによって実行可能な命令を含む。記憶装置は、たとえばデータ、設定、指示、およびUE125において実行されたとき本明細書の方法を遂行するアプリケーションを記憶するために使用されるように構成されている。
いくつかの実施形態では、それぞれのコンピュータプログラム560が含む命令がUE125のそれぞれの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、上記のアクションを遂行させる。
いくつかの実施形態では、それぞれのキャリア570がそれぞれのコンピュータプログラムを含み、キャリアは、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうち1つである。
無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間の、たとえばランダムアクセス送信などのUL送信をたとえば管理するためおよび/または扱うための方法のアクションを遂行するために、第1のネットワークノード111は、いくつかの実施形態では取得モジュール610および送信モジュール620を備え得る。
当業者なら、前述の第1のネットワークノード111におけるモジュールおよび回路は、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、ならびに/あるいはたとえば第1のネットワークノード111に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを用いて設定された1つまたは複数のプロセッサを指し得ることも理解するであろう。ソフトウェアおよび/またはファームウェアは、前述のプロセッサなどそれぞれの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてよく、あるいは、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個々にパッケージ化されるかまたはシステムオンチップ(SoC)へと組み立てられて、いくつかの別個の構成要素の間に分配されてもよい。
ネットワークノード111は、たとえばUE125と通信するように設定された入出力インターフェース600を備え得る。入出力インターフェースは、無線受信器(図示せず)および無線送信器(図示せず)を備え得る。
第1のネットワークノード111は、1つまたは複数のメモリユニットを備えた記憶装置640をさらに備え得る。記憶装置は第1のネットワークノード111のプロセッサによって実行可能な命令を含む。記憶装置は、たとえばデータ、設定、指示、およびネットワークノード111において実行されたとき本明細書の方法を遂行するアプリケーションを記憶するために使用されるように構成されている。
いくつかの実施形態では、それぞれのコンピュータプログラム650が含む命令がそれぞれの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノード111の少なくとも1つのプロセッサに上記のアクションを遂行させる。
いくつかの実施形態では、それぞれのキャリア660がそれぞれのコンピュータプログラムを含み、キャリアは、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
第1のネットワークノード111から、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを受信すること(301)であって、メッセージが、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む、メッセージを受信すること(301)と、
第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのための、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定すること(302)とを含む方法。
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとの、たとえば優先順位または閾値などのルールの指示をさらに含む、たとえば第3の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304)と、
第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始する(304)こととについてのランダムアクセスを開始することをさらに含む、実施形態10に記載の方法。
たとえば、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得すること(401)であって、1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、1つまたは複数のULキャリアを取得すること(401)と、
UE125に、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを送ること(402)であって、メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、取得または決定されるなどのたとえばターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含み、指示された1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、メッセージを送ること(402)とを含む方法。
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとの、たとえば優先順位または閾値などのルールの指示をさらに含む、たとえば第3の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
第1のネットワークノード111から、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合された、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するメッセージを受信して、
第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのために使用されるように適合された、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するように設定されているUE125。
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示を含むように適合されている、たとえば第3の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始することと、
第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始することとのいずれかについてのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、実施形態34に記載のUE125。
たとえば、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得することであって、1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、1つまたは複数のULキャリアを取得することと、
UE125に、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを送ることであって、メッセージがUE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、メッセージが、取得または決定されるなどの、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されており、指示された1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するように適合されている、メッセージを送ることとを行うように設定されている、第1のネットワークノード111。
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとの、たとえば優先順位または閾値などのルールの指示を含むようにさらに適合されている、たとえば第3の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
図7を参照して、一実施形態によれば、通信システムが含む、たとえば3GPPタイプセルラーネットワークなどのNRネットワークといった無線通信ネットワーク100などの電気通信ネットワーク3210は、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211およびコアネットワーク3214を含む。アクセスネットワーク3211には、第1のネットワークノード111など複数の基地局3212a、3212b、3212c、アクセスノード、AP STA NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイント3213a、3213b、3213cが備わっており、それぞれが、対応するカバレッジエリアを規定する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線または無線の接続3215を通じてコアネットワーク3214に接続可能である。たとえばカバレッジエリア3213cに配置された非AP STA 3291などのUE125といった第1のユーザ機器(UE)は、対応する基地局3212cに無線で接続するか、または基地局3212cによってページングされるように設定される。たとえばカバレッジエリア3213aにおける非AP STAなどのUE125といった第2のUE3292は、対応する基地局3212aに対して無線で接続可能である。この例では複数のUE3291、3292が図示されているが、開示された実施形態は、カバレッジエリアにUEが単独である状況や、単独のUEが対応する基地局3212に接続されている状況にも同様に適用可能である。
電気通信ネットワーク3210自体がホストコンピュータ3230に接続されており、このことは、ハードウェアおよび/またはスタンドアロンのサーバ、クラウドで実施されたサーバ、分散型サーバのソフトウェア、もしくはサーバファームにおける処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダに所有されるかもしくは制御されてよく、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダのために運営されてよい。電気通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221、3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接届いてよく、または任意選択の中間ネットワーク3220を介してもよい。中間ネットワーク3220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、ホスティングされたネットワークのうちの1つでよく、または2つ以上の組合せでもよく、存在する場合には、バックボーンネットワークまたはインターネットでよく、詳細には、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
全体としての図7の通信システムは、接続されたUE3291、3292のうちの1つとホストコンピュータ3230との間の接続を可能にする。接続はオーバーザトップ(OTT)接続3250として説明され得る。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、仲介物としてアクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220および可能なさらなるインフラストラクチュア(図示せず)を使用して、OTT接続3250を通じてデータおよび/またはシグナリングと通信するように設定されている。OTT接続3250は、OTT接続3250を通して関与する通信デバイスがアップリンク通信やダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。たとえば、基地局3212は、接続されたUE3291に転送される(たとえばハンドオーバされる)、ホストコンピュータ3230由来のデータを伴う入来ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して通知されなくてよく、通知される必要もない。同様に、基地局3212は、UE3291由来の出力の、ホストコンピュータ3230へのアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
通信システム3300は、既に言及されたUE3330をさらに備える。UE3330のハードウェア3335が含み得る無線インターフェース3337は、UE3330が今のところ位置するカバレッジエリアをサーブしている基地局との無線接続3370をセットアップして維持するように設定されている。UE3330のハードウェア3335がさらに含む処理サーキットリ3338は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE3330がさらに含むソフトウェア3331は、UE3330による記憶またはアクセスが可能であり、処理サーキットリ3338によって実行可能である。ソフトウェア3331はクライアントアプリケーション3332を含む。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310の支援の下に、UE3330を介して、人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ3310において実行中のホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終結するOTT接続3350を介して、実行中のクライアントアプリケーション3332と通信し得る。クライアントアプリケーション3332は、ユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを供給してよい。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション3332は、ユーザと相互作用して、供給するユーザデータを生成し得る。図8に図示されたホストコンピュータ3310、基地局3320およびUE3330は、それぞれ図7のホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、およびUE3291、3292のうちの1つと同一でよいことが注意される。つまり、これらのエンティティの内部作用は図8に示された通りでよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図7のものでよい。
Claims (28)
- 無線通信ネットワーク(100)においてユーザ機器(UE)(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するために前記UE(125)によって遂行される方法であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブする、方法において、
第1のネットワークノード(110)からメッセージを受信すること(301)であって、前記メッセージが、前記ターゲットセル(12)への前記UE(125)のハンドオーバに関するものであり、前記メッセージが、前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む、メッセージを受信すること(301)と、
前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアから、前記ターゲットセル(12)におけるランダムアクセスのための、前記指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定すること(302)とを含む方法。 - 前記指示が明示的または暗示的に指示される、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであり、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアである、請求項1または2に記載の方法。
- 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始すること(303)をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上での前記ランダムアクセスが失敗したとき、
前記第1のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304)と、
前記第2のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304)とのいずれかについてのランダムアクセスを開始すること(304)をさらに含む、請求項6に記載の方法。 - プロセッサ(540)によって実行されたとき、前記プロセッサ(540)に、請求項1から7のいずれか一項に記載のアクションを遂行させる命令を含むコンピュータプログラム(560)。
- 請求項8に記載のコンピュータプログラム(560)を含むキャリア(570)であって、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであるキャリア(570)。
- 無線通信ネットワーク(100)において、UE(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するために第1のネットワークノード(111)によって遂行される方法であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブする、方法において、
前記UE(125)にメッセージを送ること(402)であって、前記メッセージが、前記UE(125)の前記ターゲットセル(12)へのハンドオーバに関するものであって、前記ターゲットセル(12)においてランダムアクセスのために使用される、前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含み、前記指示された1つまたは複数のULキャリアが、前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、メッセージを送ること(402)を含む方法。 - 前記指示が明示的または暗示的に指示される、請求項10に記載の方法。
- 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであり、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアである、請求項10または11に記載の方法。
- 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示する、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含む、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
- プロセッサ(540)によって実行されたとき、前記プロセッサ(540)に、請求項10から14のいずれか一項に記載のアクションを遂行させる命令を含むコンピュータプログラム(560)。
- 請求項15に記載のコンピュータプログラム(560)を含むキャリア(570)であって、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであるキャリア(570)。
- 無線通信ネットワーク(100)においてユーザ機器(UE)(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するためのUE(125)であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブするように適合されており、前記UE(125)が、
第1のネットワークノード(110)から、前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されたメッセージであって、前記UE(125)の前記ターゲットセル(12)へのハンドオーバに関するメッセージを受信して、
前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアから、前記ターゲットセル(12)におけるランダムアクセスのために使用されるように適合された、前記指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するように設定されている、UE(125)。 - 前記指示が明示的または暗示的に指示されるように適合されている、請求項17に記載のUE(125)。
- 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであるように適合されており、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアであるように適合されている、請求項17または18に記載のUE(125)。
- 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示するように適合されている、請求項17から19のいずれか一項に記載のUE(125)。
- 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含むように適合されており、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含むように適合されている、請求項17から19のいずれか一項に記載のUE(125)。
- 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、請求項17から21のいずれか一項に記載のUE(125)。
- 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上での前記ランダムアクセスが失敗したとき、
前記第1のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始することと、
前記第2のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始することとのいずれかについてのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、請求項22に記載のUE(125)。 - 無線通信ネットワーク(100)において、UE(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するための第1のネットワークノード(111)であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブするように適合されており、前記第1のネットワークノード(111)が、
前記UE(125)にメッセージを送ることであって、前記メッセージが前記UE(125)の前記ターゲットセル(12)へのハンドオーバに関するものであり、前記メッセージが、前記ターゲットセル(12)においてランダムアクセスのために使用される前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されており、前記指示された1つまたは複数のULキャリアが、前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するように適合されている、メッセージを送ることを行うように設定されている、第1のネットワークノード(111)。 - 前記指示が明示的または暗示的に指示されるように適合されている、請求項24に記載の第1のネットワークノード(111)。
- 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであるように適合されており、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアであるように適合されている、請求項24または25に記載の第1のネットワークノード(111)。
- 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示するように適合されている、請求項24から26のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(111)。
- 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含むように適合されており、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示を含むようにさらに適合されている、請求項24から26のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(111)。
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