JP2021503217A - Nrアップリンク(ul)キャリアである第1のulキャリアと補助アップリンク(sul)キャリアである第2のulキャリアとを含むnrセルであるターゲットセルへのハンドオーバ - Google Patents

Nrアップリンク(ul)キャリアである第1のulキャリアと補助アップリンク(sul)キャリアである第2のulキャリアとを含むnrセルであるターゲットセルへのハンドオーバ Download PDF

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Abstract

本出願は、無線通信ネットワークにおけるユーザ機器(UE)と第2のネットワークノードとの間のアップリンク(UL)送信の管理に関するものである。第2のネットワークノードは、新無線(NR)ULキャリアおよび補助UL(SUL)キャリアであり得る第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセルにサーブする。UEは、当初は第1のネットワークノードによってサーブされ、第1のネットワークノードからメッセージを受信する(301)。メッセージは、UEのターゲットセルへのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセルの1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。次いで、UEは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定する(302)。決定された1つまたは複数のULキャリアは、ターゲットセルにおけるランダムアクセスのためのものである。ランダムアクセスが、決定された1つまたは複数のULキャリアとしての第1のULキャリアまたは第2のULキャリアのうち一方において開始されて失敗したときには、ランダムアクセスは、第2のULキャリアまたは第1のULキャリアのうちの他方において開始される。【選択図】図3

Description

一般的な無線通信ネットワークでは、無線通信デバイス、移動局、局(STA)および/またはユーザ機器(UE)としても知られている無線デバイスは、Wi−Fiネットワークまたは無線アクセスネットワーク(RAN)などのローカルエリアネットワークを通じて1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。RANがカバーする地理的エリアは、ビームまたはビームグループとも称され得るサービスエリアまたはセルエリアに分割され得、それぞれのサービスエリアまたはセルエリアが、たとえばいくつかのネットワークではたとえばNodeB、eNodeB(eNB)、または5GではgNBとも表され得るWi−Fiアクセスポイントもしくは無線基地局(RBS)といった無線アクセスノードなどの無線ネットワークノードによってサーブされている。サービスエリアまたはセルエリアは、無線ネットワークノードによって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。無線ネットワークノードは、無線ネットワークノードの範囲内の無線デバイスを用いて、無線周波上で動作するエアインターフェースを通じて通信する。
第4世代(4G)ネットワークとも称されるエボルブドパケットシステム(EPS)の規格は第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の範囲内で完結しており、この業務は、たとえば5G新無線(NR)とも呼ばれる第5世代(5G)ネットワークを規定するために、次の3GPPのリリースにおいて継続する。EPSは、Long Term Evolution(LTE)無線アクセスネットワークとしても知られているエボルブドユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)コアネットワークとしても知られているエボルブドパケットコア(EPC)とを備える。3GPP無線アクセスネットワークの変形形態であるE−UTRAN/LTEでは、無線ネットワークノードが、3Gネットワークにおいて使用されるRNCではなくEPCコアネットワークに直接接続される。一般に、E−UTRAN/LTEでは、3G RNCの機能は、たとえばLTEにおけるeNodeBといった無線ネットワークノードとコアネットワークとの間に分散している。そのため、EPSのRANは、1つまたは複数のコアネットワークに直接接続された無線ネットワークノードを備える基本的に「フラットな」アーキテクチャを有し、すなわちRNCには接続されない。これを補償するために、E−UTRAN規格は、X2インターフェースと表されている、無線ネットワークノード間の直接インターフェースを規定する。
マルチアンテナ技術は、無線通信システムのデータレートおよび信頼性を大幅に向上することができる。送信器と受信器の両方が、多入力多出力(MIMO)通信チャネルをもたらす複数のアンテナを装備していれば、性能が特に改善される。そのようなシステムおよび/または関連技術は、一般にMIMOと称される。
5G計画は、より高速のピークインターネット接続速度に加えて、現行の4Gよりも大きい容量で、エリアユニットごとにより多数のモバイルブロードバンドユーザを許容し、ユーザごとに、1か月当たりユーザごとのギガバイト単位で、より大きいかまたは無制限のデータ量の消費を可能にすることを目指すものである。これによって、Wi−Fiホットスポットの届かない距離にいる人々の大部分が、自分のモバイルデバイスで、高精細度メディアに1日当たり長時間ストリーミングすることが可能になるはずである。5Gの研究開発は、4G機器よりも低コスト、より少ないバッテリ消費およびより低いレイテンシを目指して、モノのインターネットとしても知られているマシンツーマシン通信のサポートを改善することも目指している。
LTEランダムアクセス手順は2つの形態を含み、競合ベースのアクセスまたは無競合アクセスのいずれかを可能にする。
UEは競合ベースのランダムアクセス手順を開始する。この手順では、ランダムアクセスプリアンブル署名はUEによってランダムに選択されるので、2つ以上のUEが同一の署名を同時に送信することが可能になり、後の競合解決プロセスが必要になる。
RRC_CONNECTED状態にあるもののアップリンク同期しておらず、受信する必要があるUEおよびRRC_CONNECTED状態のまま、現在サーブしているセルからターゲットセルにハンドオーバするUEを使用する場合には、eNodeBは、UEに専用の署名を割り当てることによって起こる競合を防止する選択肢を有し、無競合アクセスをもたらす。これによって、UEは、RACHアクセスを開始している他のUEとPRACHリソースを争う必要がなくなるで、ハンドオーバの成功確率が改善される。無競合アクセスに関する別の利益には、競合ベースのアクセスよりも高速であるということがあり、タイムクリティカルなハンドオーバの場合には特に重要な要素である。
補助アップリンク(SUL)キャリア
2G、3Gおよび4Gの無線通信システムに対して低いキャリア周波数帯域が既に配備されているので、NRは比較的より高い周波数に配備されるはずである。無線通信に関しては、伝搬損失はキャリア周波数の2乗にほぼ比例することになる。そのゆえに、高いキャリア周波数に関する無線通信のカバレッジ問題があり得る。ダウンリンクについては、gNBが、送信電力密度を増強するための強力なアンテナシステムおよび強力な増幅器を装備し得、よってDLカバレッジが増強され得る。しかしながら、ULについては、送信電力、アンテナサイズおよびコストなどいくつかの制限がある。そのゆえには、高周波におけるNRセルについては、ULとDLとの間に不整合の可能性がある。
これを解決するために、NRは、NRセルのための補助アップリンク(SUL)キャリアを導入しており、すなわち、NRセルはNR ULキャリアに加えてSULキャリアを有する。SULキャリアは、たとえば時間領域および/または周波数領域においてLTEなど他の無線アクセス技術(RAT)システムと共有され得る低周波数キャリアであると想定される。相対的に高い周波帯域に配備されるNRセルのアップリンクカバレッジを改善するためにSULキャリアが導入される。SULキャリアは、たとえばLTE帯域といった低周波数領域に配備される。このようにして、NR帯域のアップリンクカバレッジはLTEのアップリンクカバレッジに匹敵し得る。図1は、NRセルにおける、NR ULキャリアおよびSULキャリアのカバレッジを示す。図1は、対のキャリアのNR周波数の組合せとULのみに関するSULを表現するものである。
本明細書の開発中の実施形態の一部分として、最初にビットマップ解決策の問題が識別されて論じられる。
NRセルに関する2つのアップリンク(UL)キャリアがあり得るので、ランダムアクセスは、NR ULキャリアまたはSULキャリアのいずれかで開始されてよい。UEは、ランダムアクセスのためのキャリアを閾値に基づいて選択し得ることが合意されている。UEは、閾値を基に、gNBなどのネットワークノードが近くにあると判定した場合には、NR ULキャリア上でランダムアクセス手順を終了するための無線条件が十分に優れているので、ランダムアクセス用にNR ULキャリアを選択する。そうでなければ、UEは、ランダムアクセス手順を終了するためにSULキャリアを選択する。そのようなやり方で、NRセルにおける2つのULキャリア間でランダムアクセス負荷がオフロードされ得る。
RAN1#90において、SULキャリアに関するRACHアクセスについて、いくつかのことが合意され、以下のように明らかにされている。
●SULキャリアに関するRACH設定に基づくNR UEの初期のアクセスに関して、
○SULキャリアに関するRACH設定はRMSIでブロードキャストされる。
○SULキャリアに関する設定情報は、UEが同SULキャリアのみでRACH手順を完成するのに十分なものである。
●詳細には、設定情報はすべての必要電力制御パラメータを含む。
○SULキャリアに関する設定情報は閾値を含む。UEがRMSIを受信するDLキャリア上でUEによって測定されたRSRPが閾値よりも低い場合に限って、UEは初期のアクセス用にこのSULキャリアを選択する。
○UEがSULキャリア上でRACH手順を開始する場合には、RACH手順は、このキャリア上で行われるすべてのアップリンク送信とともに完結される。
●ネットワークは、接続モードUEに対して、経路損失およびタイミングアドバンスを収集するためにあらゆるアップリンクキャリアに向けてRACH手順を開始することを要求できるものと予定されている。
●上記の合意に同意するLSをRAN2に送った。
上記の合意によれば、UEは、DLキャリア上で測定された参照信号受信電力(RSRP)が所与の閾値よりも低いとき、これはUEが多分アップリンクNRキャリアカバレッジの境界に到達することを意味するが、このときに限って、SULキャリア上で初期のアクセスを遂行する。
NRでは、事前に設定された閾値と比較した、ランダムな移動加入者アイデンティティ(RMSI)が送信された領域において測定されたDL RSRPに合致する初期のアクセスを遂行するために、アイドル状態のUEはSULキャリアを選択し得ることが合意されている。UEが、ULカバレッジ拡張のための少なくとも1つのSULキャリアおよびNR ULキャリアを含む新規のサービングセルにハンドオーバするとき、RACHアクセスを遂行するやり方は決定されていない。しかしながら、UEがターゲットセルのRMSI/SIB1を読み取ることができない可能性があるため、アイドル状態のUEに関する前述の合意は、この事例に適合しない。そこで、UEは、SULキャリアまたは通常のNRキャリアのいずれかにおいてRACHアクセスを遂行するという、2つの選択肢を有することになる。これらの懸案問題に対処するためには、基準および対応する手順が規定されなければならない。
本明細書の実施形態の目的は、無線通信ネットワークにおけるハンドオーバ手順を改善することである。
一態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と第2のネットワークノードとの間のアップリンク(UL)送信を管理するためにUEによって遂行される方法によって達成される。第2のネットワークノードは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセルにサーブする。UEは第1のネットワークノードからメッセージを受信する。メッセージは、UEのターゲットセルへのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセルの1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。次いで、UEは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定する。決定された1つまたは複数のULキャリアは、ターゲットセルにおけるランダムアクセスのためのものである。
別の態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいてUEと第2のネットワークノードとの間のアップリンク(UL)送信を管理するために第1のネットワークノードによって遂行される方法によって達成される。第2のネットワークノードは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセルにサーブし、この方法は、第1のネットワークがUEにメッセージを送ることを含む。メッセージは、UEのターゲットセルへのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセルにおいてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセルの1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
さらなる態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて、ユーザ機器(UE)と第2のネットワークノードとの間のアップリンク(UL)送信を管理するために、UEによって達成される。第2のネットワークノードは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセルにサーブするように適合されている。UEは、
− 第1のネットワークノードから、ターゲットセルの1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合された、UEのターゲットセルへのハンドオーバに関するメッセージを受信して、
− 第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセルにおけるランダムアクセスのために使用されるように適合された、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するように設定されている。
さらなる態様によれば、この目的は、無線通信ネットワークにおいて、UEと第2のネットワークノードとの間のアップリンク(UL)送信を管理するために、第1のネットワークノードによって達成される。第2のネットワークノードは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセルにサーブするように適合されている。第1のネットワークノードは、UEにメッセージを送るように設定されており、メッセージはUEのターゲットセルへのハンドオーバに関するものであり、メッセージは、ターゲットセルにおいてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセルの1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されている。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するように適合されている。
本明細書の実施形態には、UEに、ハンドオーバコマンドを受信しながらターゲットセルにおける正確なキャリア選択を遂行するための効率的な手段またはガイドラインを提供するという利点がある。これは、データ転送に関するレイテンシ低減に役立つ。サービングセル変更後の無用のキャリア切換えが回避されるので、シグナリングの過負荷も軽減される。
従来技術を図示する概略ブロック図である。 無線通信ネットワークの実施形態を図示する概略ブロック図である。 ユーザ機器における方法の実施形態を表現する流れ図である。 ネットワークノードにおける方法の実施形態を表現する流れ図である。 ユーザ機器の実施形態を図示する概略ブロック図である。 ネットワークノードの実施形態を図示する概略ブロック図である。 中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークの概略図である。 部分的無線接続によって、基地局を通じてユーザ機器と通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。 ホストコンピュータ、基地局およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実施される方法の流れ図である。 ホストコンピュータ、基地局およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実施される方法の流れ図である。 ホストコンピュータ、基地局およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実施される方法の流れ図である。 ホストコンピュータ、基地局およびユーザ機器を含む通信システムにおいて実施される方法の流れ図である。
本明細書の実施形態のさらなる目的は、選択されたターゲットセルがたとえばNR ULキャリアといった第1のULキャリアおよびたとえばSULキャリアといった第2のULキャリアなど複数のULキャリアを含むNRセルであるとき、ハンドオーバ手順を改善することである。
本明細書のいくつかの例示の実施形態によれば、選択されたターゲットセルがNRキャリアおよびSULキャリアを含むNRセルであるとき、ハンドオーバコマンドおよび手順は、ターゲットセルとの無線接続をセットアップするためのランダムアクセスを開始するときのULキャリア選択を考慮に入れるようにさらに拡張される。
本明細書の実施形態は、複数のキャリアを含む無線通信ネットワークにおいて、いくつかの実施形態などにおける改善された性能を有する、SULキャリアを用いるNRセルへのハンドオーバを設定するための方法を提供するものである。
本明細書のいくつかの実施形態は、ハンドオーバ手順中に、ターゲットセルにおけるRACHアクセスのためのキャリアを明示的または暗示的に指示するための、RRCシグナリングメッセージの変更を提供するものである。
本明細書の実施形態は、一般に無線通信ネットワークに関するものである。図2は無線通信ネットワーク100を表現する概略図である。無線通信ネットワーク100は1つまたは複数のRANおよび1つまたは複数のCNを含む。無線通信ネットワーク100はNRを使用してよいが、少し例を挙げるだけでも、5G、NB−IoT、CAT−M、Wi−Fi、eMTC、Long Term Evolution(LTE)、LTE−Advanced広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、汎欧州デジタル移動電話方式/GSMエボリューション用拡張データレート(GSM/EDGE)、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)など、複数の他の異なる技術をさらに使用し得る。
第1のネットワークノード111とも称されるネットワークノード111など、無線通信ネットワーク100において動作するネットワークノードは、地理的エリア(セル11)にわたる無線カバレッジを提供し、第2のネットワークノード112とも称されるネットワークノード112は、地理的エリア(セル12)にわたる無線カバレッジを提供する。いくつかの実施形態では、ネットワークノード111はセル11とセル12の両方を提供する。セル11およびセル12は、サービスエリア、ビームもしくはグループのビーム、複数のTRP、または複数のBWPとも称され得る。セル12は、複数のビーム、複数のTRP、または複数のBWPなど複数のULキャリアを用いて設定される。セル12は、たとえばSULキャリアとNR ULキャリアの両方を用いて設定されたNRセルでよい。セル12は少なくとも第1のULキャリア121および第2のULキャリア122を含み、第1のキャリアはNR ULキャリアでよく、第2のULキャリアはSULキャリアでよい。SULキャリアはNR ULキャリアに関連づけられてよく、すなわち、NR ULキャリアは、SULキャリアが拡張されたULカバレッジをもたらすキャリアであり得る。セル11はソースセル11と称され得、セル12はターゲットセル12と称され得る。
ネットワークノード111、112は、たとえば基地局などの無線アクセスネットワークノード、たとえばNodeB、エボルブドノードB(eNB、eNode B)、NRノードB(gNB)、ベーストランシーバ局、無線遠隔ユニット、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局の伝送配置、スタンドアロンのアクセスポイント、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント、またはアクセスポイントステーション(AP STA)、アクセスコントローラなどの無線基地局といった送信および受信のポイント、あるいは、たとえば使用される無線アクセス技術および技術用語に依拠して、与えられたセル11、12の範囲内のUEと通信することができる何らかの他のネットワークユニットでよい。ネットワークノード111および112は、UE125へのダウンリンク(DL)送信およびUE125からのアップリンク(UL)送信と通信し得る。
たとえばUE125などの無線デバイスは、無線通信ネットワーク100において動作する。UE125は、たとえば、NRデバイス、移動局、無線端末、NB−IoTデバイス、eMTCデバイス、CAT−Mデバイス、Wi−Fiデバイス、LTEデバイス、および非アクセスポイント(非AP)STA、STAなどであり得、たとえばネットワークノード111、たとえばRANといった1つまたは複数のアクセスネットワーク(AN)などの基地局を介して、1つまたは複数のコアネットワーク(CN)と通信する。「UE」は、任意の端末、無線通信端末、ユーザ機器、デバイスツーデバイス(D2D)端末、またはたとえばスマートフォン、ラップトップコンピュータ、携帯電話、センサ、中継器、モバイルタブレット、さらにはセルの内部で通信する小さな基地局といったノードを意味する非限定的な用語であることが当業者には理解されるはずである。
例示のシナリオによれば、セル11においてサーブされているUE125は、ターゲットセル12に向かって移動し、したがって、ソースセル11からターゲットセル12へのハンドオーバを遂行する必要がある。ここにおいて、ターゲットセル12は少なくとも第1のULキャリア121および第2のULキャリア122を含み、第1のキャリアはNR ULキャリアでよく、第2のULキャリアはSULキャリアでよい。
本明細書の実施形態による方法は、ネットワークノード111によって遂行され得る。代替形態として、たとえば図2に示されるようなクラウド140に含まれる分散形ノード(DN)と機能性とが、この方法を遂行するかまたは部分的に遂行するために使用され得る。
次に、無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間のたとえばランダムアクセス送信などのアップリンク(UL)送信を、たとえば管理するためおよび/または扱うために、UE125によって遂行される方法の例示的実施形態を、図3に表現された流れ図を参照しながら説明する。第2のネットワークノード112は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル12にサーブする。いくつかの実施形態では、第1のキャリアは任意のNR ULキャリアでよく、第2のULキャリア112はSULキャリアでよい。
いくつかの関連した第1、第2、第3、第4、第5および第6の実施形態が、この文献において後に説明される。
この方法は、任意の適切な順番で採用され得る以下アクションのうちの1つまたは複数を含み得る。
つまり、この方法は以下のアクションのうちの1つまたは複数を含む。
アクション301において、UE125は、第1のネットワークノード111から、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを受信する。メッセージは、たとえばソースセル11からターゲットセル12へのUE125のハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。
アクション302において、UE125は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのための、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定する。
アクション303において、UE125は、ターゲットセル12における決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始し得る。
アクション304において、ターゲットセル12において決定された1つまたは複数のULキャリア上でRACHアクセスなどのランダムアクセスが失敗したとき、UE125は、第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304a)と、第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304b)とのいずれかについてランダムアクセスを開始してもよい。
より詳細には、この方法は以下のアクションのうちの1つまたは複数を含む。アクションは、方法のアクションの後の段落において、またさらに説明される。
アクション301
例示のシナリオによれば、UE125は、第1のネットワークノード111によって与えられたセル11上でキャンプし、セル11のエッジに向かって、第2のネットワークノード112によって与えられたセル12の方へ移動する。したがって、セル11からセル12へのハンドオーバが必要になる。UE125は第1のネットワークノード111からメッセージを受信する。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。メッセージは、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージでよい。
指示は、明示的と暗示的のいずれかで指示されてよい。言い換えれば、指示は明示的または暗示的に指示され得る。
アクション302
例示のシナリオによれば、UE125は、ターゲットセル12においてランダムアクセスを遂行してよい。しかしながら、ターゲットセル12は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアといった2つのULキャリアを含む。メッセージの指示により、UE125は、ランダムアクセスを遂行するのは、ターゲットセル12において供給される、第1のULキャリア上か、第2のULキャリア上か、または両方においてかを決定するのを支援されることになる。前述のように、第1のキャリアはNR ULキャリアでよく、第2のULキャリアはSULキャリアでよい。
したがって、UE125は、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定する。決定された1つまたは複数のULキャリアは、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのためのものである。言い換えれば、UE125は、第1のULキャリアと第2のULキャリアのうち、メッセージで指示された1つまたは複数を決定する。
第1の実施形態によれば、指示は、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示してよい。すなわち、指示は、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスまたはキャリアタイプを指示し得る。
第2の実施形態によれば、指示は、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み得る。このメッセージは、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含み得る。
アクション303
次いで、UE125は、ターゲットセル12における決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始する。ランダムアクセスはたとえばRACHアクセスでよい。
アクション304
開始されたランダムアクセスが、たとえば所定の要件を満たし得ないこともある。これは、たとえば、UE125が所与の期間内にRACH応答を受信しない、同一のプリアンブルを用いるRACHアクセスの試行数が最大の限度に達する、または使用されるプリアンブルの数が最大の限度を上回る、といった場合に起こり得る。
したがって、ターゲットセル12において決定された1つまたは複数のULキャリア上でランダムアクセスが失敗したとき、UE125は、第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304a)と、第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304b)とのいずれかについてランダムアクセスを開始する。
言い換えれば、UE125は、第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスで使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始し(304a)、あるいは、第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスで使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始する(304b)。
次に、無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間のたとえばランダムアクセス送信などのアップリンク(UL)送信を、たとえば管理するためおよび/または扱うために、第1のネットワークノード111によって遂行される方法の例示的実施形態を、図4に表現された流れ図を参照しながら説明する。第2のネットワークノード112が第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル12にサーブし、たとえば第1のネットワークノード111がソースセル11においてUE125にサーブする。いくつかの実施形態では、第1のキャリアは任意のNR ULキャリアでよく、第2のULキャリア112はSULキャリアでよい。
いくつかの関連した第1、第2、第3、第4、第5、および第6の実施形態が、この文献において後で説明される。
この方法は、任意の適切な順番で採用され得る以下のアクションのうちの1つまたは複数を含み得る。
つまり、この方法は以下のアクションのうちの1つまたは複数を含む。
アクション401において、ネットワークノード111は、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得し得る。1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
アクション402において、ネットワークノード111は、UE125に、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを送り、メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、取得または決定されるなどのたとえばターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
より詳細には、この方法は以下のアクションのうち1つまたは複数を含む。以下のアクションは、方法のアクションの後の段落において、またさらに説明される。
アクション401
ネットワークノード111は、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアを、たとえば取得し得る。1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
これは、たとえば、第1のネットワークノード111もしくは第2のネットワークノード112または両方によって、2つのネットワークノードの間で、たとえばキャリアの無線チャネル品質測定、サービス品質(QoS)要件、ハンドオーバ手順に関するレイテンシバジェットなどの情報を交換することにより、遂行され得る。一例では、第1のネットワークノード111などソースセル11のネットワークノードは、たとえば第2のネットワークノード112といったターゲットセル12のネットワークノードに、ソースノードがキャリア切換えについて決定した情報を請求する。別の例では、第2のネットワークノード112がキャリア切換えに関して決定し、選択されたキャリア上で第1のネットワークノード111にインジケータを送る。さらに別のノードにおいて、ノードのうちもう一つのノードがULキャリアを選択し、別のノードがこの決定を変更してよい。
アクション402
ネットワークノード111は、ターゲットネットワークノード112に対するランダムアクセス用に使用するULキャリアをUE125に指示する。ネットワークノード111はUE125にメッセージを送る。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージでよい。メッセージは、たとえば、ターゲットセル12においてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアである、ターゲットセル12においてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。言い換えれば、指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する。
指示は、明示的と暗示的のいずれかで指示されてよい。すなわち、指示は明示的または暗示的に指示され得る。
第1の実施形態によれば、指示は、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示してよい。すなわち、指示は、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスまたはキャリアタイプを指示し得る。
第2の実施形態によれば、指示は、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み得る。このメッセージは、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含み得る。
次に、たとえば前述の第1、第2、第3、第4、第5および第6の実施形態などの本明細書の実施形態がさらに説明され、かつ例示される。以下のテキストは、前述のあらゆる適切な実施形態に適用可能であり、これらと組み合され得る。以下の実施形態では、第1のULキャリア111の一例としてNR ULキャリアが使用され、第2のULキャリア112の一例としてSULキャリアが使用される。しかしながら、以下の例はまた、同一のセルに属する任意のULキャリアに適用可能であり得る。さらに、メッセージの一例としてハンドオーバコマンドが使用される。
第1の実施形態
第1の実施形態では、指示はキャリアインデックスおよび/またはキャリアタイプによって表現され、明示的または暗示的に指示され得る。指示はたとえばメッセージに含まれてよく、メッセージは、たとえばRRC接続再設定メッセージといった、たとえばハンドオーバコマンドでよい。したがって、UE125は、ターゲットセル12におけるランダムアクセス用のULキャリアを選択する(決定すると言われることもある)。UE125にキャリアインデックスをシグナリングするやり方についてのいくつかの例があり得る。第1の例は、無競合ランダムアクセス(RA)に関する指示を含む情報を追加するためのやり方について詳述するように意図されており、第2の例は、競合ベースのRAに関する指示を含む情報を追加するためのやり方を詳述するように意図されている。第3の例は、キャリアについての指示を含む情報を暗示的にシグナリングするやり方についてさらに説明するものである。
第1の例では、ハンドオーバコマンドは、ここでは無競合RAのためのULキャリアのインデックスまたはタイプとしての指示を明示的に搬送してよい。そのため、RRC IEにおいてキャリアインジケータ上の新規のフィールドが追加されてよく、これは、LTE仕様におけるRACH−ConfigDedicated IEなど専用の物理的ランダムアクセスチャネル(PRACH)設定をシグナリングするために使用される。UEは、HOコマンドを受信すると、指示されたULキャリア上で無競合ランダムアクセスを遂行する。
Figure 2021503217
第2の例では、メッセージはハンドオーバコマンドであり、ここでは競合ベースのRAのためのULキャリアについてのインデックスまたはタイプとしての指示を明示的に搬送する。キャリアインデックスは、LTE仕様におけるRACH−ConfigDedicated IEなど専用のPRACH設定をシグナリングするために使用されるRRC情報要素(IE)には存在しなくてよい。代わりに、キャリアインデックスなどの指示は、LTE仕様におけるrach−ConfigCommon IEなど、競合ベースのRA用に意図されたIEに追加されてよい。
第3の例では、キャリアインデックスおよび/またはタイプなどの明示的指示がハンドオーバコマンドなどのメッセージに追加されることなく、代わりに、暗示的指示が使用され、PRACHリソースは、ハンドオーバ手順中に、周波数領域および時間領域において、RACHアクセスのためのSULキャリアとNR ULキャリアとの間で分割される。このようにして、SULキャリアに対していくつかのプリアンブルが割り当てられ、NR ULキャリアには他のプリアンブルが割り当てられる。同様に、ターゲットセル12における時間領域のRACH送信機会は、SULキャリアとNR ULキャリアとの間で分割されてよい。時間領域におけるいくつかの位置がSULキャリアのために確保されており、残りの位置は、暗示的指示のために使用されるNR ULキャリア用に使用される。UE125は、割り当てられたPRACHリソースを受信すると、ターゲットセルにおけるRACHアクセスのために使用されるべきキャリアを見つけ出し、たとえば決定する。
第2の実施形態
第2の実施形態では、ハンドオーバコマンドにおける指示は、たとえばターゲットセル12に関する1つのRACH/PRACH設定などの1つの設定しか含まず、これは、UE125が、SULキャリアとNR ULキャリアの両方においてRACHアクセスを開始するために、この設定を使用し得ることを意味する。加えて、ハンドオーバコマンドは、RACHアクセスのための、RSRP/参照信号受信品質(RSRQ)閾値などのDL無線チャネル品質閾値など、ルールの指示を含み得る。測定されたDLチャネル品質が上記の閾値未満であれば、UE125はRACHアクセス用にSULキャリアを使用してよく、そうでなければ、UE125はNR ULキャリアを使用してよい。別の選択肢として、ハンドオーバコマンドは、DL無線チャネル品質に関する閾値を搬送しない。ハンドオーバコマンドが含むのは、SULキャリアおよびNR ULキャリア上でのRACHアクセスの間の優先順位を含むルールの指示だけである。そこで、UE125は、優先順位に従って両方のキャリア上でのRACHアクセスを別個に開始してよい。第2のULキャリア上でのRACHアクセスは第1のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗してから開始されてよく、また、順番を逆にして、第1のULキャリア上でのRACHアクセスは第2のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗してから開始されてよい。
第3の実施形態
第3の実施形態では、ハンドオーバコマンドにおける指示は、ターゲットセル12に関する2つの別個のRACH/PRACH設定を含み、PRACH設定の一方はSULキャリアに関連づけられており、他方はNR ULキャリアに関連づけられている。そこで、UE125は、最初に、SULキャリアまたはNR ULキャリアのいずれかである1つのキャリア上でRACHアクセスを遂行してよい。UE125は、第1のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗したら、第2のULキャリア上でRACHアクセスを開始する。ネットワークノード111などのネットワークは、UE125のための、RACHアクセス用の2つのULキャリア間の優先順位を規定してよい。この実施形態では、UE125は、第2のULキャリア上でRACHアクセスを開始するのに、第1のULキャリア上でのRACHアクセスが失敗するのを待つ必要はない。
第4の実施形態
第4の実施形態では、ハンドオーバコマンドにおける指示が、UE125に、同一の目的の、すなわちターゲットセル12にアクセスするための、2つのRACHアクセスを開始するように命令するための情報を含み得、1つのRACHアクセスはSULキャリア上で開始され、1つのRACHアクセスはNR ULキャリア上で開始される。2つのRACHアクセス要求は、同時に、または2つの異なる時刻において、同一または異なるプリアンブルを用いて開始されてよい。このようにして、たとえば第2のネットワークノード112などのgNBは、2つの要求のうち少なくとも1つのRACHアクセス要求を識別し得る。
第5の実施形態
第5の実施形態では、第1のネットワークノード111などのネットワークは、ハンドオーバ測定メッセージの送信の後に、ハンドオーバコマンド用の応答ウィンドウを規定してよい。第1のネットワークノード111などのネットワークは、この応答ウィンドウの内部で、UE125に複数のハンドオーバコマンドメッセージを送り得る。この場合、1つのハンドオーバコマンドが、特定のキャリアに対応するものなど、SULキャリアまたはNR ULキャリアのいずれかを指示する。UE125は、ハンドオーバコマンドを受信すると、対応するキャリアなどの指示されたキャリア上でRACHアクセスを遂行する。ハンドオーバコマンドメッセージとULキャリアとの間のマッピングは、第1のネットワークノード111などのネットワークによって規定される。UE125が第1のハンドオーバコマンドを受信した際にRACHアクセスに失敗したことが指示されたときには、第1のネットワークノード111などのネットワークは第2のハンドオーバコマンドを送る。
第6の実施形態
第6の実施形態では、ハンドオーバをトリガするための測定報告がUE125に送信されたとき、UE125は、これらの実施形態では少なくとも近隣のDLキャリア(これらの測定結果は測定報告に含まれている)についての指示を含むシステム情報を読み取ってよい。たとえばSIB1といったシステム情報に含まれる指示は、UE125のハンドオーバに関して、RACHアクセスを遂行するために、SULキャリアを使用するべきとき、およびNR ULキャリアを使用するべきときについての基準および/または設定を含み得る。たとえば、UE125は、セル12についてのダウンリンク測定が所与の閾値未満であればSULキャリアを使用し、そうでなければNR ULキャリアを使用する。このようにして、UE125は、サービングセル11を提供する第1のネットワークノード111からハンドオーバコマンドを受信すると、どのセルがターゲットサービングセル12であるか決定して、ターゲットセル12上でのDL RSRPがたとえば所与の基準などのルールを満たすかどうかということを基に、ターゲットセル12におけるSULキャリアまたはNR ULキャリアをRACHアクセスのために使用することをさらに決定する。
無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間の、たとえばランダムアクセス送信などのUL送信を、たとえば管理するためおよび/または扱うための方法のアクションを遂行するために、UE125は、図5に表現された機構を備え得る。UE125は、たとえば受信回路510、決定回路520、および始動回路530を備え得る。
無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間の、たとえばランダムアクセス送信などのUL送信を、たとえば管理するためおよび/または扱うための方法のアクションを遂行するために、UE125は、いくつかの実施形態では、受信モジュール510、決定モジュール520、および始動モジュール530を備え得る。当業者なら、前述のUE125内のモジュールおよび回路は、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、ならびに/あるいは、たとえばUE125に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを用いて設定された1つまたは複数のプロセッサを指し得ることも理解するであろう。ソフトウェアおよび/またはファームウェアは、前述のプロセッサなどそれぞれの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき。これらのプロセッサのうち1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向けの集積回路設計(ASIC)に含まれてよく、あるいは、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個々にパッケージ化されるかまたはシステムオンチップ(SoC)へと組み立てられて、いくつかの別個の構成要素の間に分配されてもよい。
UE125は、たとえばネットワークノード111と通信するように設定された入出力インターフェース500を備え得る。入出力インターフェースは、無線受信器(図示せず)および無線送信器(図示せず)を備え得る。
UE125は、たとえばUE125内の受信回路510または受信モジュール510によって、第1のネットワークノード110からメッセージを受信するように設定されている。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されている。
UE125は、たとえばUE125内の決定回路520または決定モジュール520によって、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するようにさらに設定されている。決定された1つまたは複数のULキャリアは、ターゲットセル12におけるランダムアクセスに使用されるように適合されている。
いくつかの実施形態では、UE125は、たとえばUE125内の始動回路530または始動モジュール530により、ターゲットセル12において、決定された1つまたは複数のULキャリア上でランダムアクセスを開始するようにさらに設定されてよい。
これらの実施形態では、UE125は、ターゲットセル12において、決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスが失敗したときには、たとえばUE125内の始動回路530または始動モジュール530によって、
第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始することと、
第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始することとのいずれかについてのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されてよい。
本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを遂行するためのそれぞれのコンピュータプログラムコードとともに、図5に表現されたUE125における処理サーキットリのプロセッサ540などそれぞれのプロセッサまたは1つまたは複数のプロセッサによって実施され得るものである。前述のプログラムコードは、たとえばUE125にロードされたとき本明細書の実施形態を遂行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータキャリアの形態のコンピュータプログラム製品として提供され得る。そのようなキャリアの1つはCD ROMディスクの形態でよい。しかしながら、そのようなキャリアはメモリスティックなど他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、UE125にダウンロードされ得る。
UE125は、1つまたは複数のメモリユニットを備えた記憶装置550をさらに備え得る。記憶装置はプロセッサによって実行可能な命令を含む。記憶装置は、たとえばデータ、設定、指示、およびUE125において実行されたとき本明細書の方法を遂行するアプリケーションを記憶するために使用されるように構成されている。
いくつかの実施形態では、それぞれのコンピュータプログラム560が含む命令がUE125のそれぞれの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、上記のアクションを遂行させる。
いくつかの実施形態では、それぞれのキャリア570がそれぞれのコンピュータプログラムを含み、キャリアは、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうち1つである。
無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間のたとえばランダムアクセス送信などのUL送信を、たとえば管理するためおよび/または扱うための方法のアクションを遂行するために、第1のネットワークノード111は、図6に表現された機構を備え得る。ネットワークノード111は、たとえば取得回路610および送信回路620を備え得る。
無線通信ネットワーク100において、UE125と第2のネットワークノード112との間の、たとえばランダムアクセス送信などのUL送信をたとえば管理するためおよび/または扱うための方法のアクションを遂行するために、第1のネットワークノード111は、いくつかの実施形態では取得モジュール610および送信モジュール620を備え得る。
当業者なら、前述の第1のネットワークノード111におけるモジュールおよび回路は、アナログ回路とデジタル回路の組合せ、ならびに/あるいはたとえば第1のネットワークノード111に記憶されたソフトウェアおよび/またはファームウェアを用いて設定された1つまたは複数のプロセッサを指し得ることも理解するであろう。ソフトウェアおよび/またはファームウェアは、前述のプロセッサなどそれぞれの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき。これらのプロセッサのうちの1つまたは複数、ならびに他のデジタルハードウェアは、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてよく、あるいは、いくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個々にパッケージ化されるかまたはシステムオンチップ(SoC)へと組み立てられて、いくつかの別個の構成要素の間に分配されてもよい。
ネットワークノード111は、たとえばUE125と通信するように設定された入出力インターフェース600を備え得る。入出力インターフェースは、無線受信器(図示せず)および無線送信器(図示せず)を備え得る。
第1のネットワークノード111は、たとえば第1のネットワークノード111における取得回路610またはモジュール610によって、ターゲットセル12におけるランダムアクセス用に使用されるターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得するようにさらに設定されてよく、1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するものである。
第1のネットワークノード111は、たとえば第1のネットワークノード111における送信回路620または送信モジュール620によってUE125にメッセージを送るように設定されている。メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものである。メッセージは、ターゲットセル12においてランダムアクセスのために使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されている。指示された1つまたは複数のULキャリアは、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するように適合されている。
本明細書の実施形態は、本明細書の実施形態の機能およびアクションを遂行するためのそれぞれのコンピュータプログラムコードとともに、図6に表現された第1のネットワークノード111における処理サーキットリのプロセッサ630などそれぞれのプロセッサまたは1つまたは複数のプロセッサによって実施され得るものである。前述のプログラムコードは、たとえば第1のネットワークノード111にロードされたとき本明細書の実施形態を遂行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータキャリアの形態のコンピュータプログラム製品として提供され得る。そのようなキャリアの1つはCD ROMディスクの形態でよい。しかしながら、そのようなキャリアはメモリスティックなど他のデータキャリアで実現可能である。コンピュータプログラムコードは、さらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、第1のネットワークノード111にダウンロードされ得る。
第1のネットワークノード111は、1つまたは複数のメモリユニットを備えた記憶装置640をさらに備え得る。記憶装置は第1のネットワークノード111のプロセッサによって実行可能な命令を含む。記憶装置は、たとえばデータ、設定、指示、およびネットワークノード111において実行されたとき本明細書の方法を遂行するアプリケーションを記憶するために使用されるように構成されている。
いくつかの実施形態では、それぞれのコンピュータプログラム650が含む命令がそれぞれの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、ネットワークノード111の少なくとも1つのプロセッサに上記のアクションを遂行させる。
いくつかの実施形態では、それぞれのキャリア660がそれぞれのコンピュータプログラムを含み、キャリアは、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
1〜44と番号づけされたいくつかの例示的実施形態が以下で説明される。
以下の実施形態は図2〜図6に関係するものである。
実施形態1。無線通信ネットワーク100において、たとえばUE125と第2のネットワークノード112との間のランダムアクセス送信などのアップリンク(UL)送信をたとえば管理するためおよび/または扱うために、ユーザ機器(UE)125によって遂行される方法であって、第2のネットワークノード112が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル12にサーブする、方法において、
第1のネットワークノード111から、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを受信すること(301)であって、メッセージが、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む、メッセージを受信すること(301)と、
第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのための、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定すること(302)とを含む方法。
実施形態2。指示が明示的または暗示的に指示される、実施形態1に記載の方法。
実施形態3。第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであり、第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアである、実施形態1または2に記載の方法。
実施形態4。指示が、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示する、たとえば第1の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態5。指示が、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つのランダムアクセス設定を含み、メッセージが、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含む、たとえば第2の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態6。指示が2つの別個のランダムアクセス設定を含み、第1のランダムアクセス設定が第1のULキャリアに適用可能であり、第2のランダムアクセス設定が第2のULキャリアに適用可能であって、
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとの、たとえば優先順位または閾値などのルールの指示をさらに含む、たとえば第3の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態7。指示が、UE125に、ターゲットセル12にアクセスするための、たとえば2つのRACHアクセスなど2つのランダムアクセスを開始させるための命令を含み、たとえば1つのRACHアクセスなどの1つのランダムアクセスが第1のULキャリア上のものであり、たとえば1つのRACHアクセスなどの1つのランダムアクセスが第2のULキャリア上のものである、たとえば第4の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態8。メッセージがハンドオーバコマンドであり、指示には、ハンドオーバコマンドが第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応することが含まれる、たとえば第5の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態9。指示が前記メッセージのシステム情報に含まれる、たとえば第6の実施形態など、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態10。ターゲットセル12において、決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始すること(303)をさらに含む、実施形態1から9のいずれか1つに記載の方法。
実施形態11。決定された1つまたは複数のULキャリア上でのRACHアクセスなどのランダムアクセスが、ターゲットセル12において、たとえば、UEが所与の期間内にRACH応答を受信しないか、または同一のプリアンブルを用いるRACHアクセスの試行数が最大の限度を到達するか、または使用されたプリアンブルの数が上記の最大の限度を上回って、たとえば所定の要件を満たすことができなかったとき、
第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304)と、
第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始する(304)こととについてのランダムアクセスを開始することをさらに含む、実施形態10に記載の方法。
実施形態12。プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、実施形態1から9のいずれか1つに記載のアクションを遂行させる命令を含むコンピュータプログラム。
実施形態13。実施形態10のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであるキャリア。
実施形態14。無線通信ネットワーク100において、たとえばUE125と第2のネットワークノード112との間のランダムアクセス送信などのアップリンク(UL)送信をたとえば管理するためおよび/または扱うために、第1のネットワークノード111によって遂行される方法であって、第2のネットワークノード112が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル12にサーブし、たとえば第1のネットワークノード111がソースセル11においてUE125にサーブする、方法において、
たとえば、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得すること(401)であって、1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、1つまたは複数のULキャリアを取得すること(401)と、
UE125に、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを送ること(402)であって、メッセージは、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、取得または決定されるなどのたとえばターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の決定された1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含み、指示された1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、メッセージを送ること(402)とを含む方法。
実施形態15。指示が明示的または暗示的に指示される、実施形態14に記載の方法。
実施形態16。第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであり、第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアである、実施形態14または15に記載の方法。
実施形態17。指示が、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示する、たとえば第1の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態18。指示が、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つのランダムアクセス設定を含み、メッセージが、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含む、たとえば第2の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態19。指示が2つの別個のランダムアクセス設定を含み、第1のランダムアクセス設定が第1のULキャリアに適用可能であり、第2のランダムアクセス設定が第2のULキャリアに適用可能であって、
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとの、たとえば優先順位または閾値などのルールの指示をさらに含む、たとえば第3の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態20。指示が、UE125に、ターゲットセル12にアクセスするための、たとえば2つのRACHアクセスなど2つのランダムアクセスを開始させる命令を含み、たとえば1つのRACHアクセスなどの1つのランダムアクセスは第1のULキャリア上のものであり、たとえば1つのRACHアクセスなどの1つのランダムアクセスは第2のULキャリア上のものである、たとえば第4の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態21。メッセージがハンドオーバコマンドであり、指示には、ハンドオーバコマンドが第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応することが含まれる、たとえば第5の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態22。指示が前記メッセージのシステム情報に含まれる、たとえば第6の実施形態など、実施形態14から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態23。プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、実施形態14から24のいずれか1つに記載のアクションを遂行させる命令を含むコンピュータプログラム。
実施形態24。実施形態25に記載のコンピュータプログラムを含むキャリアであって、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうち1つであるキャリア。
実施形態25。たとえば無線通信ネットワーク100においてユーザ機器(UE)125と第2のネットワークノード112との間のアップリンク(UL)送信を管理するためのUE125であって、第2のネットワークノード112が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル12にサーブするように適合されており、UE125が、
第1のネットワークノード111から、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合された、UE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するメッセージを受信して、
第1のULキャリアおよび第2のULキャリアから、ターゲットセル12におけるランダムアクセスのために使用されるように適合された、指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するように設定されているUE125。
実施形態26。指示が明示的または暗示的に指示されるように適合されている、実施形態25に記載のUE125。
実施形態27。第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであるように適合されており、第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアであるように適合されている、実施形態25または26に記載のUE125。
実施形態28。指示が、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示するように適合されている、たとえば第1の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態29。指示が、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つのランダムアクセス設定を含むように適合されており、メッセージが、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含むように適合されている、たとえば第2の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態30。指示が2つの別個のランダムアクセス設定を含むように適合されており、第1のランダムアクセス設定が第1のULキャリアに適用可能であるように適合されており、第2のランダムアクセス設定が第2のULキャリアに適用可能であるように適合されており、
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示を含むように適合されている、たとえば第3の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態31。指示が、UE125に、ターゲットセル12にアクセスするための、第1のULキャリア上のランダムアクセスと第2のULキャリア上のランダムアクセスとの2つのランダムアクセスを開始させる命令を含むように適合されている、たとえば第4の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態32。メッセージが、ハンドオーバコマンドであるように適合されており、指示が、ハンドオーバコマンドが第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応することを含むように適合されている、たとえば第5の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態33。指示が、前記メッセージのシステム情報に含まれるように適合されている、たとえば第6の実施形態など、実施形態25から27のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態34。ターゲットセル12において、決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、実施形態25から33のいずれか1つに記載のUE125。
実施形態35。ターゲットセル12において、決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスが失敗したとき、
第1のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始することと、
第2のULキャリアが、失敗したランダムアクセスにおいて使用された、決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始することとのいずれかについてのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、実施形態34に記載のUE125。
実施形態36。無線通信ネットワーク100において、たとえばUE125と第2のネットワークノード112との間のランダムアクセス送信などのアップリンク(UL)送信を管理するためおよび/または扱うための、第1のネットワークノード111であって、第2のネットワークノード112が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル12にサーブするように適合されており、第1のネットワークノード111が、
たとえば、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを、たとえば決定するなどして取得することであって、1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、1つまたは複数のULキャリアを取得することと、
UE125に、たとえば無線リソース制御(RRC)シグナリングメッセージなどのメッセージを送ることであって、メッセージがUE125のターゲットセル12へのハンドオーバに関するものであり、メッセージが、取得または決定されるなどの、ターゲットセル12においてランダムアクセス用に使用される、ターゲットセル12の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されており、指示された1つまたは複数のULキャリアが、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するように適合されている、メッセージを送ることとを行うように設定されている、第1のネットワークノード111。
実施形態37。指示が明示的または暗示的に指示されるように適合されている、実施形態36に記載の第1のネットワークノード111。
実施形態38。第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであるように適合されており、第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアであるように適合されている、実施形態36または37に記載の第1のネットワークノード111。
実施形態39。指示が、ターゲットセル12における1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示するように適合されている、たとえば第1の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
実施形態40。指示が、第1のULキャリアと第2のULキャリアの両方に適用可能な1つのランダムアクセス設定を含むように適合されており、メッセージが、第1のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関するランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示を含むようにさらに適合されている、たとえば第2の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
実施形態41。指示が2つの別個のランダムアクセス設定を含むように適合されており、第1のランダムアクセス設定が第1のULキャリアに適用可能であるように適合されており、第2のランダムアクセス設定が第2のULキャリアに適用可能であるように適合されており、
メッセージが、少なくとも1つの第1のULキャリアに関する第1のランダムアクセス設定を使用するべきときと、第2のULキャリアに関する第2のランダムアクセス設定を使用するべきときとの、たとえば優先順位または閾値などのルールの指示を含むようにさらに適合されている、たとえば第3の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
実施形態42。指示が、UE125に、ターゲットセル12にアクセスするための、たとえば2つのRACHアクセスなど2つのランダムアクセスを開始させる命令を含むように適合されており、たとえば1つのRACHアクセスなどの1つのランダムアクセスは第1のULキャリア上のものであり、たとえば1つのRACHアクセスなどの1つのランダムアクセスは第2のULキャリア上のものである、たとえば第4の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
実施形態43。メッセージが、ハンドオーバコマンドであるように適合されており、指示が、ハンドオーバコマンドが第1のULキャリアおよび第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応することを含むように適合されている、たとえば第5の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
実施形態44。指示が、前記メッセージのシステム情報に含まれるように適合されている、たとえば第6の実施形態など、実施形態36から38のいずれか1つに記載の第1のネットワークノード111。
さらなる拡張および変形形態
図7を参照して、一実施形態によれば、通信システムが含む、たとえば3GPPタイプセルラーネットワークなどのNRネットワークといった無線通信ネットワーク100などの電気通信ネットワーク3210は、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク3211およびコアネットワーク3214を含む。アクセスネットワーク3211には、第1のネットワークノード111など複数の基地局3212a、3212b、3212c、アクセスノード、AP STA NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイント3213a、3213b、3213cが備わっており、それぞれが、対応するカバレッジエリアを規定する。各基地局3212a、3212b、3212cは、有線または無線の接続3215を通じてコアネットワーク3214に接続可能である。たとえばカバレッジエリア3213cに配置された非AP STA 3291などのUE125といった第1のユーザ機器(UE)は、対応する基地局3212cに無線で接続するか、または基地局3212cによってページングされるように設定される。たとえばカバレッジエリア3213aにおける非AP STAなどのUE125といった第2のUE3292は、対応する基地局3212aに対して無線で接続可能である。この例では複数のUE3291、3292が図示されているが、開示された実施形態は、カバレッジエリアにUEが単独である状況や、単独のUEが対応する基地局3212に接続されている状況にも同様に適用可能である。
電気通信ネットワーク3210自体がホストコンピュータ3230に接続されており、このことは、ハードウェアおよび/またはスタンドアロンのサーバ、クラウドで実施されたサーバ、分散型サーバのソフトウェア、もしくはサーバファームにおける処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ3230は、サービスプロバイダに所有されるかもしくは制御されてよく、またはサービスプロバイダによって、もしくはサービスプロバイダのために運営されてよい。電気通信ネットワーク3210とホストコンピュータ3230との間の接続3221、3222は、コアネットワーク3214からホストコンピュータ3230に直接届いてよく、または任意選択の中間ネットワーク3220を介してもよい。中間ネットワーク3220は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、ホスティングされたネットワークのうちの1つでよく、または2つ以上の組合せでもよく、存在する場合には、バックボーンネットワークまたはインターネットでよく、詳細には、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
全体としての図7の通信システムは、接続されたUE3291、3292のうちの1つとホストコンピュータ3230との間の接続を可能にする。接続はオーバーザトップ(OTT)接続3250として説明され得る。ホストコンピュータ3230および接続されたUE3291、3292は、仲介物としてアクセスネットワーク3211、コアネットワーク3214、任意の中間ネットワーク3220および可能なさらなるインフラストラクチュア(図示せず)を使用して、OTT接続3250を通じてデータおよび/またはシグナリングと通信するように設定されている。OTT接続3250は、OTT接続3250を通して関与する通信デバイスがアップリンク通信やダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。たとえば、基地局3212は、接続されたUE3291に転送される(たとえばハンドオーバされる)、ホストコンピュータ3230由来のデータを伴う入来ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して通知されなくてよく、通知される必要もない。同様に、基地局3212は、UE3291由来の出力の、ホストコンピュータ3230へのアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
次に、前節において論じられた一実施形態によるUE、基地局、およびホストコンピュータの例示の実装形態が、図8を参照しながら説明される。通信システム3300において、ホストコンピュータ3310が備えるハードウェア3315に含まれる通信インターフェース3316は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線の接続をセットアップして維持するように設定されている。ホストコンピュータ3310がさらに備える処理サーキットリ3318は、記憶能力および/または処理能力を有し得る。詳細には、処理サーキットリ3318は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ3310がさらに含むソフトウェア3311は、ホストコンピュータ3310による記憶またはアクセスが可能であり、処理サーキットリ3318によって実行可能である。ソフトウェア3311はホストアプリケーション3312を含む。ホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終結するOTT接続3350を介して接続するUE3330などの遠隔ユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。遠隔ユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312は、OTT接続3350を使用して送信されるユーザデータを供給してよい。
通信システム3300がさらに備える基地局3320は、電気通信システムに用意され、ホストコンピュータ3310およびUE3330との通信を可能にするハードウェア3325を備える。ハードウェア3325は、通信システム3300の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線の接続をセットアップして維持するための通信インターフェース3326、ならびに、少なくとも基地局3320によってサーブされたカバレッジエリア(図8には示されていない)にあるUE3330との無線接続3370をセットアップして維持するための無線インターフェース3327を含み得る。通信インターフェース3326は、ホストコンピュータ3310に対する接続3360を容易にするように設定されてよい。接続3360は直接的でよく、あるいは、電気通信システムのコアネットワーク(図8には示されていない)および/または電気通信システムの外部の1つまたは複数の中間のネットワークを介してもよい。示された実施形態では、基地局3320のハードウェア3325がさらに含む処理サーキットリ3328は、命令を実行するように適合された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局3320がさらに有するソフトウェア3321は、内部に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセスされ得る。
通信システム3300は、既に言及されたUE3330をさらに備える。UE3330のハードウェア3335が含み得る無線インターフェース3337は、UE3330が今のところ位置するカバレッジエリアをサーブしている基地局との無線接続3370をセットアップして維持するように設定されている。UE3330のハードウェア3335がさらに含む処理サーキットリ3338は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイまたはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE3330がさらに含むソフトウェア3331は、UE3330による記憶またはアクセスが可能であり、処理サーキットリ3338によって実行可能である。ソフトウェア3331はクライアントアプリケーション3332を含む。クライアントアプリケーション3332は、ホストコンピュータ3310の支援の下に、UE3330を介して、人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ3310において実行中のホストアプリケーション3312は、UE3330およびホストコンピュータ3310において終結するOTT接続3350を介して、実行中のクライアントアプリケーション3332と通信し得る。クライアントアプリケーション3332は、ユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション3312から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを供給してよい。OTT接続3350は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション3332は、ユーザと相互作用して、供給するユーザデータを生成し得る。図8に図示されたホストコンピュータ3310、基地局3320およびUE3330は、それぞれ図7のホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、およびUE3291、3292のうちの1つと同一でよいことが注意される。つまり、これらのエンティティの内部作用は図8に示された通りでよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは図7のものでよい。
図8において、OTT接続3350は、基地局3320を介したホストコンピュータ3310とユーザ機器3330との間の通信を、いかなる中間デバイスも、これらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングも、明示的に参照することなく抽象的に図示するものである。ネットワークインフラストラクチャは、ネットワークインフラストラクチャの設定が、UE3330、またはホストコンピュータ3310を運営するサービスプロバイダ、または両方から隠すように設定され得るルーティングを判定してよい。OTT接続3350がアクティブである間に、ネットワークインフラストラクチャは(たとえばネットワークのロードバランシングの検討または再設定を基に)ルーティングを動的に変更することをさらに決定してよい。
UE3330と基地局3320との間の無線接続3370は、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示によるものである。様々な実施形態のうちの1つまたは複数が、最後のセグメントが無線接続3370で形成されているOTT接続3350を使用してUE3330に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、データレート、レイテンシ、および電力消費を改善することにより、ユーザ待ち時間、ファイルサイズに対する制限の緩和、応答性の改善、バッテリ寿命の延長などの利益を提供するものである。
データレート、レイテンシならびに1つまたは複数の実施形態が改善する他の要因を監視するための測定手順が提供され得る。測定結果の変化に応答してホストコンピュータ3310とUE3330との間のOTT接続3350を再設定するための任意選択のネットワーク機能がさらにあってよい。OTT接続3350を再設定するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ3310のソフトウェア3331、またはUE3330のソフトウェア3311、または両方で実施されてよい。実施形態では、センサ(図示せず)が、OTT接続3350を通す通信デバイスの中に、または同デバイスに関連して配備されてよく、センサは、上記の例の監視された量の値または他の物理量の値を供給することによって測定手順に関与してよく、ソフトウェア3311、3331は、これらの値から、監視された量を計算するかまたは推定してよい。OTT接続3350の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、望ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局3320に影響を及ぼす必要はなく、基地局3320が分からない、または感知できないものでよい。そのような手順および機能性は、当技術において既知の実施され得るものである。ある特定の実施形態では、測定は専用のUEシグナリングを包含し得、ホストコンピュータ3310の測定のスループット、伝播時間、レイテンシなどを容易にする。実施され得る測定では、ソフトウェア3311、3331が、伝播時間、エラーなどを監視しながら、OTT接続3350を使用して、メッセージ、詳細には空すなわち「ダミー」のメッセージを送信する。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を図示する流れ図である。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図7および図8を参照しながら説明されたものでよい。本開示の簡単さのために、この段落で参照されるのは図9のみである。この方法の第1のアクション3410において、ホストコンピュータはユーザデータを供給する。第1のアクション3410の任意選択のサブアクション3411において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給する。第2のアクション3420において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示により、任意選択の第3のアクション3430において、基地局は、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。任意選択の第4のアクション3440において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連したクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を図示する流れ図である。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図7および図8を参照しながら説明されたものでよい。本開示の簡単さのために、この段落で参照されるのは図10のみである。この方法の第1のアクション3510において、ホストコンピュータはユーザデータを供給する。任意選択のサブアクション(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給する。第2のアクション3520において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。送信は、本開示を通じて説明された実施形態の教示により、基地局を介したものでよい。任意選択の第3のアクション3530において、UEは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を図示する流れ図である。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図7および図8を参照しながら説明されたものでよい。本開示の簡単さのために、この段落で参照されるのは図11のみである。この方法の任意選択の第1のアクション3610において、UEは、ホストコンピュータによって供給された入力データを受信する。それに加えて、またはその代わりに、UEは、任意選択の第2のアクション3620においてユーザデータを供給する。第2のアクション3620の任意選択のサブアクション3621において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを供給する。第1のアクション3610のさらなる任意選択のサブアクション3611において、UEは、ホストコンピュータによって供給された受信入力データに反応してユーザデータを供給するクライアントアプリケーションを実行する。実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザデータを供給するとき、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮に入れてよい。ユーザデータが供給された特定のやり方に関係なく、UEは、任意選択の第3のサブアクション3630において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。この方法の第4のアクション3640において、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示により、ホストコンピュータはUEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を図示する流れ図である。通信システムは、ホストコンピュータ、AP STAなどの基地局、および非AP STAなどのUEを含み、これらは図7および図8を参照しながら説明されたものでよい。本開示の簡単さのために、この段落で参照されるのは図12のみである。この方法の任意選択の第1のアクション3710において、本開示の全体にわたって説明された実施形態の教示により、基地局はUEからユーザデータを受信する。任意選択の第2のアクション3720において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。第3のアクション3730において、ホストコンピュータは、基地局が開始した送信で搬送されたユーザデータを受信する。
「備える」または「備えている」という語を使用するとき、非限定的に解釈されるものとし、すなわち「少なくとも〜から成る」を意味する。
本明細書の実施形態は、前述の望ましい実施形態に限定されない。様々な代替形態、修正形態および均等物が使用され得る。

Claims (28)

  1. 無線通信ネットワーク(100)においてユーザ機器(UE)(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するために前記UE(125)によって遂行される方法であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブする、方法において、
    第1のネットワークノード(110)からメッセージを受信すること(301)であって、前記メッセージが、前記ターゲットセル(12)への前記UE(125)のハンドオーバに関するものであり、前記メッセージが、前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含む、メッセージを受信すること(301)と、
    前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアから、前記ターゲットセル(12)におけるランダムアクセスのための、前記指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定すること(302)とを含む方法。
  2. 前記指示が明示的または暗示的に指示される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであり、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始すること(303)をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上での前記ランダムアクセスが失敗したとき、
    前記第1のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304)と、
    前記第2のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始すること(304)とのいずれかについてのランダムアクセスを開始すること(304)をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. プロセッサ(540)によって実行されたとき、前記プロセッサ(540)に、請求項1から7のいずれか一項に記載のアクションを遂行させる命令を含むコンピュータプログラム(560)。
  9. 請求項8に記載のコンピュータプログラム(560)を含むキャリア(570)であって、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであるキャリア(570)。
  10. 無線通信ネットワーク(100)において、UE(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するために第1のネットワークノード(111)によって遂行される方法であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブする、方法において、
    前記UE(125)にメッセージを送ること(402)であって、前記メッセージが、前記UE(125)の前記ターゲットセル(12)へのハンドオーバに関するものであって、前記ターゲットセル(12)においてランダムアクセスのために使用される、前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含み、前記指示された1つまたは複数のULキャリアが、前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応する、メッセージを送ること(402)を含む方法。
  11. 前記指示が明示的または暗示的に指示される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであり、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアである、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示する、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含み、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含む、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
  15. プロセッサ(540)によって実行されたとき、前記プロセッサ(540)に、請求項10から14のいずれか一項に記載のアクションを遂行させる命令を含むコンピュータプログラム(560)。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラム(560)を含むキャリア(570)であって、電子信号、光信号、電磁気信号、磁気信号、電気信号、無線信号、マイクロ波信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つであるキャリア(570)。
  17. 無線通信ネットワーク(100)においてユーザ機器(UE)(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するためのUE(125)であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブするように適合されており、前記UE(125)が、
    第1のネットワークノード(110)から、前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されたメッセージであって、前記UE(125)の前記ターゲットセル(12)へのハンドオーバに関するメッセージを受信して、
    前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアから、前記ターゲットセル(12)におけるランダムアクセスのために使用されるように適合された、前記指示された1つまたは複数のULキャリアに対応する1つまたは複数を決定するように設定されている、UE(125)。
  18. 前記指示が明示的または暗示的に指示されるように適合されている、請求項17に記載のUE(125)。
  19. 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであるように適合されており、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアであるように適合されている、請求項17または18に記載のUE(125)。
  20. 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示するように適合されている、請求項17から19のいずれか一項に記載のUE(125)。
  21. 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含むように適合されており、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示をさらに含むように適合されている、請求項17から19のいずれか一項に記載のUE(125)。
  22. 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上でのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、請求項17から21のいずれか一項に記載のUE(125)。
  23. 前記ターゲットセル(12)において、前記決定された1つまたは複数のULキャリア上での前記ランダムアクセスが失敗したとき、
    前記第1のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第2のULキャリア上でランダムアクセスを開始することと、
    前記第2のULキャリアが、前記失敗したランダムアクセスにおいて使用された、前記決定された1つまたは複数のULキャリアであるときには、前記第1のULキャリア上でランダムアクセスを開始することとのいずれかについてのランダムアクセスを開始するようにさらに設定されている、請求項22に記載のUE(125)。
  24. 無線通信ネットワーク(100)において、UE(125)と第2のネットワークノード(112)との間のアップリンク(UL)送信を管理するための第1のネットワークノード(111)であって、前記第2のネットワークノード(112)が、第1のULキャリアおよび第2のULキャリアを含むターゲットセル(12)にサーブするように適合されており、前記第1のネットワークノード(111)が、
    前記UE(125)にメッセージを送ることであって、前記メッセージが前記UE(125)の前記ターゲットセル(12)へのハンドオーバに関するものであり、前記メッセージが、前記ターゲットセル(12)においてランダムアクセスのために使用される前記ターゲットセル(12)の1つまたは複数のULキャリアを指示する指示を含むように適合されており、前記指示された1つまたは複数のULキャリアが、前記第1のULキャリアおよび前記第2のULキャリアからの1つまたは複数に対応するように適合されている、メッセージを送ることを行うように設定されている、第1のネットワークノード(111)。
  25. 前記指示が明示的または暗示的に指示されるように適合されている、請求項24に記載の第1のネットワークノード(111)。
  26. 前記第1のキャリアが新無線(NR)ULキャリアであるように適合されており、前記第2のULキャリアが補助UL(SUL)キャリアであるように適合されている、請求項24または25に記載の第1のネットワークノード(111)。
  27. 前記指示が、前記ターゲットセル(12)における前記1つまたは複数のULキャリアのキャリアインデックスおよびキャリアタイプのいずれかを指示するように適合されている、請求項24から26のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(111)。
  28. 前記指示が、前記第1のULキャリアと前記第2のULキャリアの両方に適用可能な1つまたは2つのランダムアクセス設定を含むように適合されており、前記メッセージが、前記第1のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときと、前記第2のULキャリアに関する前記ランダムアクセス設定を使用するべきときとのルールの指示を含むようにさらに適合されている、請求項24から26のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード(111)。
JP2020526085A 2017-11-15 2018-10-26 Nrアップリンク(ul)キャリアである第1のulキャリアと補助アップリンク(sul)キャリアである第2のulキャリアとを含むnrセルであるターゲットセルへのハンドオーバ Active JP6992180B2 (ja)

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