JP2021500012A5 - - Google Patents

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本発明の好ましい実施形態を本願に示し記載したが、斯かる実施形態は例としてのみ提供されていると言う事は当業者には自明であろう。本発明から逸脱する事なしに、数々の変形、変更、及び置換が今や当業者には思い浮かぶであろう。本発明を実施する際には、本願に記載される本発明の実施形態の種々の代替が何れかの組み合わせで使用され得ると言う事は理解される筈である。次の請求項が本発明の範囲を定義すると言う事と、此れ等の請求項の範囲内の方法及び構造並びに其れ等の均等物が其れ等に依ってカバーされると言う事とが意図されている。
〔付記1〕
マイクロ流体デバイスであって、
a)少なくとも1つの流体注入口及び少なくとも1つの流体排出口の間に其れ等と流体連通して配設される複数のトラップ堰を含み、各トラップ堰はマイクロ流体デバイスを通過する流体中の懸濁物体を保持する様に構成され、
i)各トラップ堰は、物体の最も小さい寸法の約3分の1よりも小さい少なくとも1つの寸法の狭窄部を含み、
ii)トラップ堰を通過する流体流路の物に対するトラップ堰をバイパスする流体流路の流体抵抗の比が少なくとも0.4である、
マイクロ流体デバイス。
〔付記2〕
流体抵抗の比が少なくとも0.75である、付記1に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記3〕
流体抵抗の比が少なくとも1.0である、付記1又は2に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記4〕
流体抵抗の比が少なくとも1.25である、付記1〜3の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記5〕
マイクロ流体デバイスであって、
a)少なくとも1つの流体注入口及び少なくとも1つの流体排出口の間に其れ等と流体連通して配設される複数のトラップ堰を含み、各トラップ堰はマイクロ流体デバイスを通過する流体中の懸濁物体を保持する様に構成され、
i)各トラップ堰は入口領域、内側領域、及び出口領域を含み、此れ等は、集合的に、流体抵抗R を有するトラップ堰を通る内側流体流路を構成し、
ii)トラップ堰の大多数の各トラップ堰は、流体抵抗R を有する1つの長いバイパス流体流れチャネルと、且つ夫々R よりも小さい流体抵抗を有する1又は2つの短いバイパス流体流れチャネルと流体連通し、各バイパス流体流れチャネルはトラップ堰の出口領域を別のトラップ堰の入口領域に接続し;
iii)比R /R が少なくとも1.0である、
マイクロ流体デバイス。
〔付記6〕
マイクロ流体デバイスであって、
a)少なくとも1つの流体注入口及び少なくとも1つの流体排出口の間に其れ等と流体連通して配設される複数のトラップ堰を含み、各トラップ堰はマイクロ流体デバイスを通過する流体中の懸濁物体を保持する様に構成され、
i)各トラップ堰は入口領域、内側領域、及び出口領域を含み、此れ等は、集合的に、流体抵抗R を有するトラップ堰を通る内側流体流路を構成し、
ii)トラップ堰の大多数の各トラップ堰は、流体抵抗R を有する1つの長いバイパス流体流れチャネルと、且つ夫々R よりも小さい流体抵抗を有する1又は2つの短いバイパス流体流れチャネルと流体連通し、各バイパス流体流れチャネルは、トラップ堰の出口領域を別のトラップ堰の入口領域に接続し、
iii)流体は、トラップ堰が未占有である場合には第1の方向に、トラップ堰が物体に依って占有される場合には第2の方向に、隣り合う短いバイパスチャネルを流れる、
マイクロ流体デバイス。
〔付記7〕
比R /R が少なくとも1.1である、付記5又は6に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記8〕
比R /R が少なくとも1.2である、付記5〜7の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記9〕
比R /R が少なくとも1.3である、付記5〜8の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記10〕
比R /R が少なくとも1.4である、付記5〜9の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記11〕
比R /R が少なくとも1.45である、付記5〜10の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記12〕
各トラップ堰が、物体の最も小さい寸法の約2分の1よりも小さい空間寸法を有する少なくとも1つの狭窄部を含む、付記5〜11の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記13〕
各トラップ堰が、懸濁物体の最も小さい寸法の約3分の1よりも小さい空間寸法を有する少なくとも1つの狭窄部を含む、付記5〜12の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記14〕
各トラップ堰が、約1.5μmから約6μmの範囲である空間寸法を有する少なくとも1つの狭窄部を含む、付記5〜13の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記15〕
比R /R が少なくとも1.2であり、個々のトラップ堰が第1の接触時に懸濁物体を保持する捕捉確率が少なくとも0.36である、付記5〜14の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記16〕
比R /R が少なくとも1.45であり、個々のトラップ堰が第1の接触時に懸濁物体を保持する捕捉確率が少なくとも0.60である、付記5〜15の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記17〕
各トラップ堰が出口領域にフリット構造を含み、フリット構造は、懸濁物体の最も小さい寸法よりも小さい空間寸法を有する1つ以上の狭窄部を含む、付記5〜16の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記18〕
複数のトラップ堰が少なくとも100個のトラップ堰を含む、付記1〜17の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記19〕
複数のトラップ堰が少なくとも1,000個のトラップ堰を含む、付記1〜18の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記20〕
複数のトラップ堰が少なくとも10,000個のトラップ堰を含む、付記1〜19の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記21〕
複数のトラップ堰が少なくとも100,000個のトラップ堰を含む、付記1〜20の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記22〕
懸濁物体をトラップする飽和前トラップ効率が少なくとも20%である、付記1〜21の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記23〕
懸濁物体をトラップする飽和前トラップ効率が少なくとも50%である、付記1〜21の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記24〕
懸濁物体をトラップする飽和前トラップ効率が少なくとも80%である、付記1〜23の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記25〕
懸濁物体をトラップする飽和前トラップ効率が少なくとも90%である、付記1〜24の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記26〕
懸濁物体をトラップする飽和前トラップ効率が少なくとも95%である、付記1〜25の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記27〕
更にb)取り外し可能な蓋を含む、付記1〜26の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記28〕
1つ以上のトラップ堰の内側領域が、トラップ堰の内側領域内の細胞のリシス時に細胞の分子コンポーネントに結合又はハイブリダイゼーションさせられ得る固有の分子識別子を含む、付記1〜27の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
〔付記29〕
方法が、
a)付記1〜27の何れか1項に記載のマイクロ流体デバイスを提供する事と、
b)物体を含む流体をマイクロ流体デバイスに流して、物体を複数のトラップ堰の1つ以上にトラップする事と、
を含む、流体中の懸濁物体をトラップする為の方法。
〔付記30〕
各トラップ堰が出口領域にフリット構造を含み、フリット構造が、物体の最も小さい寸法よりも小さい空間寸法を有する1つ以上の狭窄部を含む、付記29に記載の方法。
〔付記31〕
(b)の流す事が第1の流体力学的圧力で行われ、其れに依って、1つ以上のトラップ堰の入口領域の狭窄部に物体をトラップする、付記29又は30に記載の方法。
〔付記32〕
物体が変形可能な物体を含み、方法が、1つ以上のトラップ堰の入口領域(単数又は複数)の狭窄部にトラップされた物体(単数又は複数)に第1の流体力学的圧力よりも高い第2の流体力学的圧力を掛ける事を更に含み、其れに依って、変形可能な物体(単数又は複数)を1つ以上のトラップ堰の入口領域(単数又は複数)の狭窄部から内側領域に押し込む、付記31に記載の方法。
〔付記33〕
第1の流体力学的圧力が約1から約100mbarの範囲である、付記31又は32に記載の方法。
〔付記34〕
第2の流体力学的圧力が約100mbarから約1,000mbarの範囲である、付記32又は33に記載の方法。
〔付記35〕
第1の流体力学的圧力に対する第2の流体力学的圧力の比が約10×から約20×の範囲である、付記32〜34の何れか1項に記載の方法。
〔付記36〕
物体が細胞又はビーズである、付記29〜35の何れか1項に記載の方法。
〔付記37〕
(b)の流す事が少なくとも1回反復され、其れに依って、少なくとも2つの物体が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に閉じ込められる事を許す、付記32〜36の何れか1項に記載の方法。
〔付記38〕
(b)の流す事が、第1の場合に用いられた物と同じ物体を含む流体を用いて少なくとも1回反復される、付記37に記載の方法。
〔付記39〕
(b)の流す事が、第1の場合に用いられた物とは異なる物体を含む流体を用いて少なくとも1回反復される、付記37に記載の方法。
〔付記40〕
1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に閉じ込められた少なくとも2つの物体が、少なくとも2つの同じ細胞、少なくとも2つの異なる細胞、少なくとも2つの同じビーズ、少なくとも2つの異なるビーズ、又は少なくとも1つの細胞及び1つのビーズを含む、付記37〜39の何れか1項に記載の方法。
〔付記41〕
非混和性の流体をマイクロ流体デバイスに流す事に依って複数のトラップ堰をシールする事を更に含む、付記29〜40の何れか1項に記載の方法。
〔付記42〕
非混和性の流体が油又は空気である、付記41に記載の方法。
〔付記43〕
物体が細胞であり、細胞が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於いて1日以上の期間に渡って培養される、付記32〜42の何れか1項に記載の方法。
〔付記44〕
細胞が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於いて1週以上の期間に渡って培養される、付記43に記載の方法。
〔付記45〕
細胞が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於いて1ヶ月以上の期間に渡って培養される、付記43に記載の方法。
〔付記46〕
物体が細胞であり、方法が、1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)の細胞を表現型解析する為のイメージング技術の使用を更に含む、付記32〜45の何れか1項に記載の方法。
〔付記47〕
イメージング技術が、明視野イメージング、蛍光イメージング、2光子蛍光イメージング、又は其れ等の何れかの組み合わせから成る群から選択される、付記46に記載の方法。
〔付記48〕
複数のトラップ堰の内側領域が夫々固有の分子識別子を含み、此れ等は、トラップ堰の内側領域内の細胞のリシス時に細胞の分子コンポーネントに結合又はハイブリダイゼーションさせられ得る、付記32〜47の何れか1項に記載の方法。
〔付記49〕
分子コンポーネントが蛋白質、ペプチド、DNA分子、RNA分子、mRNA分子、又は其れ等の何れかの組み合わせを含む、付記48に記載の方法。
〔付記50〕
固有の分子識別子が、DNAシーケンシング、遺伝子発現分析、又はクロマチン分析を行う為に用いられる、付記49に記載の方法。
〔付記51〕
外部から適用される電場が、固有の分子識別子に対する核酸分子コンポーネントのハイブリダイゼーションを容易化する為に用いられる、付記50に記載の方法。
〔付記52〕
マイクロ流体デバイスが更に取り外し可能な蓋を含む、付記32〜51の何れか1項に記載の方法。
〔付記53〕
変形可能な物体が細胞であり、1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於ける細胞(単数又は複数)のトラップ後に、生体適合性のハイドロゲルがマイクロ流体デバイス内に灌流され、重合する事を許される、付記52に記載の方法。
〔付記54〕
ハイドロゲルの重合後に、マイクロ流体デバイスの蓋が取り外されて、トラップされた細胞へのアクセスを許す、付記53に記載の方法。
〔付記55〕
生体適合性のハイドロゲルが、細胞のリシス時にトラップされた細胞のゲノム材料を閉じ込める為に用いられる、付記53〜54の何れか1項に記載の方法。

Claims (36)

  1. マイクロ流体デバイスであって、
    なくとも1つの流体注入口及び少なくとも1つの流体排出口の間に其れ等と流体連通して配設される複数のトラップ堰を含み、各トラップ堰はマイクロ流体デバイスを通過する流体中の懸濁物体を保持する様に構成され、
    a)前記複数のトラップ堰の各トラップ堰は、
    i)物体の最も小さい寸法の約3分の1よりも小さい少なくとも1つの寸法の狭窄部と、
    ii)入口領域、内側領域、及び出口領域であって、2又は3つの外側流体流路が、上流側のトラップ堰の前記出口領域から1つまたは複数の下流側のトラップ堰の前記入口領域に流れる、前記入口領域、前記内側領域、及び前記出口領域と、を含み、
    b)トラップ堰を通過する流体流路の物に対するトラップ堰をバイパスする流体流路の流体抵抗の比が少なくとも0.4である、
    マイクロ流体デバイス。
  2. 流体抵抗の比が少なくとも0.75である、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  3. 流体抵抗の比が少なくとも1.0である、請求項に記載のマイクロ流体デバイス。
  4. 流体抵抗の比が少なくとも1.25である、請求項に記載のマイクロ流体デバイス。
  5. 取り外し可能な蓋をさらに備える、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  6. 各トラップ堰が、懸濁物体の最も小さい寸法の約3分の1よりも小さい空間寸法を有する少なくとも1つの狭窄部を含む、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  7. 各トラップ堰が、約1.5μmから約6μmの範囲である空間寸法を有する少なくとも1つの狭窄部を含む、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  8. 各トラップ堰が出口領域にフリット構造を含み、フリット構造は、懸濁物体の最も小さい寸法よりも小さい空間寸法を有する1つ以上の狭窄部を含む、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  9. 1つ以上のトラップ堰の内側領域が、トラップ堰の内側領域内の細胞のリシス時に細胞の分子コンポーネントに結合又はハイブリダイゼーションさせられ得る固有の分子識別子を含む、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  10. 方法が、
    a)請求項1に記載のマイクロ流体デバイスを提供する事と、
    b)物体を含む流体をマイクロ流体デバイスに流して、物体を複数のトラップ堰の1つ以上にトラップする事と、
    を含む、流体中の懸濁物体をトラップする為の方法。
  11. 各トラップ堰が出口領域にフリット構造を含み、フリット構造が、物体の最も小さい寸法よりも小さい空間寸法を有する1つ以上の狭窄部を含む、請求項10に記載の方法。
  12. (b)の流す事が第1の流体力学的圧力で行われ、其れに依って、1つ以上のトラップ堰の入口領域の狭窄部に物体をトラップする、請求項10に記載の方法。
  13. 物体が変形可能な物体を含み、方法が、1つ以上のトラップ堰の入口領域(単数又は複数)の狭窄部にトラップされた物体(単数又は複数)に第1の流体力学的圧力よりも高い第2の流体力学的圧力を掛ける事を更に含み、其れに依って、変形可能な物体(単数又は複数)を1つ以上のトラップ堰の入口領域(単数又は複数)の狭窄部から内側領域に押し込む、請求項12に記載の方法。
  14. 第1の流体力学的圧力が約1から約100mbarの範囲である、請求項12に記載の方法。
  15. 第2の流体力学的圧力が約100mbarから約1,000mbarの範囲である、請求項13に記載の方法。
  16. 物体が細胞又はビーズである、請求項10に記載の方法。
  17. (b)の流す事が少なくとも1回反復され、其れに依って、少なくとも2つの物体が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に閉じ込められる事を許す、請求項13に記載の方法。
  18. (b)の流す事が、第1の場合に用いられた物と同じ物体を含む流体を用いて少なくとも1回反復される、請求項17に記載の方法。
  19. (b)の流す事が、第1の場合に用いられた物とは異なる物体を含む流体を用いて少なくとも1回反復される、請求項17に記載の方法。
  20. 1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に閉じ込められた少なくとも2つの物体が、少なくとも2つの同じ細胞、少なくとも2つの異なる細胞、少なくとも2つの同じビーズ、少なくとも2つの異なるビーズ、又は少なくとも1つの細胞及び1つのビーズを含む、請求項17に記載の方法。
  21. 非混和性の流体をマイクロ流体デバイスに流す事に依って複数のトラップ堰をシールする事を更に含む、請求項10に記載の方法。
  22. 非混和性の流体が油又は空気である、請求項21に記載の方法。
  23. 物体が細胞であり、細胞が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於いて1日以上の期間に渡って培養される、請求項13に記載の方法。
  24. 細胞が1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於いて1週以上の期間に渡って培養される、請求項23に記載の方法。
  25. 物体が細胞であり、方法が、1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)の細胞を表現型解析する為のイメージング技術の使用を更に含む、請求項13に記載の方法。
  26. イメージング技術が、明視野イメージング、蛍光イメージング、2光子蛍光イメージング、又は其れ等の何れかの組み合わせから成る群から選択される、請求項25に記載の方法。
  27. 複数のトラップ堰の内側領域が夫々固有の分子識別子を含み、此れ等は、トラップ堰の内側領域内の細胞のリシス時に細胞の分子コンポーネントに結合又はハイブリダイゼーションさせられ得る、請求項13に記載の方法。
  28. 分子コンポーネントが蛋白質、ペプチド、DNA分子、RNA分子、mRNA分子、又は其れ等の何れかの組み合わせを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 固有の分子識別子が、DNAシーケンシング、遺伝子発現分析、又はクロマチン分析を行う為に用いられる、請求項28に記載の方法。
  30. 外部から適用される電場が、固有の分子識別子に対する核酸分子コンポーネントのハイブリダイゼーションを容易化する為に用いられる、請求項29に記載の方法。
  31. マイクロ流体デバイスが更に取り外し可能な蓋を含む、請求項13に記載の方法。
  32. 変形可能な物体が細胞であり、1つ以上のトラップ堰の内側領域(単数又は複数)に於ける細胞(単数又は複数)のトラップ後に、生体適合性のハイドロゲルがマイクロ流体デバイス内に灌流され、重合する事を許される、請求項31に記載の方法。
  33. ハイドロゲルの重合後に、マイクロ流体デバイスの蓋が取り外されて、トラップされた細胞へのアクセスを許す、請求項32に記載の方法。
  34. 生体適合性のハイドロゲルが、細胞のリシス時にトラップされた細胞のゲノム材料を閉じ込める為に用いられる、請求項32に記載の方法。
  35. 生体適合性のハイドロゲルが、コラーゲン、ラミニン、ヒアルロン酸、フィブロネクチン、ビトロネクチン、ヘパリン、ゼラチン、マトリゲル、ポリエチレングリコール、DNA、成長因子、ペプチド、または細胞外マトリックスの他の成分のうち、任意の組み合わせを含む、請求項32に記載の方法。
  36. 前記マイクロ流体デバイスが、取り外し可能な蓋をさらに備える、請求項10に記載の方法。
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