JP2021197233A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、大型化を抑制した照明器具に関するものである。
以下、本開示に係る実施の形態として、天井等の被取付部に取り付けられる照明装置1について説明する。
なお、以下の説明において方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は照明器具を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」または「後」等が挙げられる。また、以下に説明する各図において、Z軸は上下方向を示し、X軸は、左右方向すなわち横方向を示し、Y軸は、前後方向すなわち奥行方向を示す。X軸、Y軸、Z軸は、直交しており、X軸と、Y軸とは水平方向であり、Z軸は垂直方向である。なお、これらの呼称は説明のために便宜上定めたものであり、装置および部品等の配置および向き等を限定するものではない。
図1は、照明装置1の斜視図である。図2は、図1に示す照明装置1の下方向Z2側から視た分解斜視図である。図3は、図1に示す照明装置1の上方向Z1側から視た分解斜視図である。図4は、図2に示すベース部13の斜視図である。図5は、図2に示す連結部14の斜視図であり、図5の(a)は右方向X1側から視た斜視図であり、図5の(b)は左方向X2側から視た斜視図である。図6は、図5に示す連結部14をベース部13に取り付けする工程を示した参考図であり、図6の(a)は連結部14とベース部13が別々の状態を示した参考斜視図であり、図6の(b)は連結部14がベース部13に取り付けられた状態を示した参考斜視図である。図7は、図2に示す電源保持部15の斜視図であり、図7の(a)は上方向Z1側から視た斜視図であり、図7の(b)は下方向Z2側から視た斜視図である。図8は、図2に示す電源装置16のケース蓋部1632が取り外された状態において、後方向Y2側から視た斜視図である。図9は、図2に示すアーム20の斜視図である。図10は、図9に示すアーム20の展開図であり、図10の(a)は上方向Z1から視た平面図であり、図10の(b)は前方向Y1から視た正面図であり、図10の(c)は右方向X1から視た側面図である。図11は、図1に示す照明装置1のA−A′を通りX軸とZ軸に直交する平面で切断した断面図である。図12は、図11に示すB部の拡大図である。
基板112は、平板形状の電子基板である。実装基板112の一方の面である実装面1121には複数の発光素子11が実装されている。また、基板112には複数の発光素子111の電極を電気的に接続する図示を省略した配線用の導体が設けられている。また、基板112の一端側には給電用の基板端子113が設けられている。基板端子113は、電源装置16からの電力供給を受ける為に電線50が接続される。なお、基板端子113は図2において実装基板112の後方向Y2側に配設されている。
カバー部12は、上方向Z1側が開口する箱状のカバー主部121と、カバー主部121の開口の周部から水平方向XYに突出するカバー鍔部122とを有する。カバー鍔部13bには、カバー部12をベース部13に固定する為にカバー貫通孔123が形成されている。
なお、カバー部12は、カバー主部121の発光部110と対向する面に、発光素子111からの光を所定の配光に制御する図示しないレンズを設けても良い。
ベース部13は、アルミニウムなどの放熱性が良く、鉄などより軽い材料の板材をプレス加工などにより曲げて形成されている。
ベース貫通孔1311は、ベース主部131を上下方向Zに貫通する開口であり、ベース主部131の側辺に隣接するように設けられている。ベース貫通孔1311は、カバー部12がベース部13に配置された際にカバー貫通孔123と連通するように設けられている。ベース主部131の側辺は、図4において点線Aで図示する。
ベース凸部1312は、ベース主部131の上方向Z1側の面であるベース上面131aに上方向Z1側に突出するように設けられている。ベース凸部1312は、ベース主部131の側辺に沿ってベース貫通孔1311を挟むように配設されている。
ベース電線挿通部1313は、ベース主部131を上下方向Zに貫通する開口であり、電線50が挿通される。ベース電線挿通部1313は、ベース部13に発光部11が配置された状態において、発光部11の基板端子113が配置された側の端部と隣接するように設けられている。なお、図2において、ベース電線挿通部1313は後方向Y2側に設けられている。
ベース鍔部132は、鍔本体部1321と、嵌め込み部1322を有している。鍔本体部1321は、ベース主部131の一つの側辺において間を設けて2つ配設されている。嵌め込み部1322は、2つの鍔本体部1321の間の箇所であり、連結部14および電源保持部15の一部が嵌め込まれる。
また、ベース鍔部132は下方向Z2側に突出しているため、上方向Z1側に突出する場合と比較してベース13に埃または水が溜まるのを抑制することができる。
また、連結部14は鉄またはステンレスなどのベース部12と比較して強度の高い金属部材が用いられている。
取付用側部1421は、巾方向Xにおける柱主部141の一方側から突出し、落下防止用のワイヤーが取り付けられるものである。
接触用側部1422は、巾方向Xにおける柱主部141の取付用側部1421と反対側の側辺から突出しており、連結部14がベース部13に取り付けられた状態においてベース主部131と当接するように設けられている。
保持垂直部1441は、ベース固定部143よりも下方向Z2側へ突出し、嵌め込み部1322に嵌め込まれるものである。
保持水平部1442は、保持垂直部1441の下方向Z2側の端部から、図5において右方向X1側である外側から左方向X2である内側へ突出したものである。保持垂直部1442は、カバー部12および連結部14がベース部13に取り付けられた状態において、カバー鍔部122の下方向Y2側に配置されており、カバー部12の落下を抑制している。
連結部14は、図6の(a)の状態から、巾方向Xにおいて外側である右方向X1側から内側である左方向X2に向かって移動し、ベース固定部143は対に設けられたベース凸部1312の間に嵌め込まれ、保持垂直部1411は嵌め込み部1322に嵌め込まれる。また、連結部固定部1431は、カバー貫通孔123およびベース貫通孔123と上下方向Zで連続する。連結部14は、この状態においてカバー固定部材40が下方向下方向Y2側からカバー貫通孔123およびベース貫通孔123に挿通され連結部固定部1431に螺号し、ベース部13にカバー部12とともに固定される。このとき、接触用側部1421は下方向Y2側端部がベース主部131と当接する。
なお、図6に示す連結部14の取り付け方法は、対にベース部13に配設される連結部14の一方側を図示して説明しているが、他方側の連結部14も同様の方法で取り付けられる。
また、連結部14は、接触用側部1421がベース主部131と当接することで、柱部141とベース主部13に対して筋交いの効果を果たし、振動など外部から負荷があった際に柱部141が巾方向Xに変形するのを抑制することができる。よって、照明器具1の剛性を向上することができる。
電源保持部15は、保持主部151の長手方向が奥行方向Yになるようにベース部130に配置されており、対に設けられた連結部14が対向する方向と直交するように電源装置16をベース部13に固定するものである。電源保持部15は、巾方向Xにおいてベース部13よりも短く形成されており、奥行方向Yにおいてはベース部13と同じ長さになるように形成されている。電源保持部15は、ベース部13の上方向Z1側の面が露出するように電源装置16をベース部13に固定する。
主部開口部1511は、電源装置16が外気へ露出する面積が増やせるように矩形状に形成されている。また保持主部151は、放熱用開口111を設けることで軽量化をすることができる。
主部切り欠き部1512は、発光部11と電源装置16を電気的に接続する為の電線50が挿通される箇所であり、保持主部151の奥行方向Yの一端側に設けられている。主部切り欠き部1512は、図7において保持主部151の後方向Y2側に設けられている。主部切り欠き部1512は、保持主部151の巾方向Xの一方の側部から巾方向Xにそって長尺に開口するよう設けられており、電線50を巾方向Xの一方の側部から挿し込み引っ掛けることができる。
点灯回路161は、電源基板1611に入力用コネクタ1612と、出力用コネクタ1613を有する。入力用コネクタ1612は、電源基板1611の端子台162側に配されており、端子台162と接続している内部電線1614が接続されるものであり。入力用コネクタ1612は、内部電線1614を介して供給される商用電源を電力変換回路に入力するものである。
出力用コネクタ1613は、奥行方向Yにおいて電源基板1611の入力用コネクタ161とは反対側の端部に配置されている。出力用コネクタ1613は、電線50が接続されるものであり、電力変換回路および制御回路で制御された電力を出力するものである。
端子台162は、電源線差し込み口1621が設けられており、電源線差し込み口1621に電源線の端部が差し込まれることによって電源線が固定される。端子台162と点灯回路161は電気的に接続されており、端子台162と電源線を介して点灯回路161と外部電源とは電気的に接続される。端子台162は、電源線差し込み口1621が図2において奥行方向Yの前方向Y1側に向くように配設される。
ケース主部1631は、奥行方向Yに沿って長尺状に形成されており、奥行方向Yの一端側である前方向Y1側に端子台162を保持する端子台取付部1631aが設けられ、奥行方向Yの他端側である後方向Y2側に電源50が挿通されるケース切り欠き部1631bが設けられている。ケース切り欠き部1631bは、図8において奥行方向Yの後方向Y2部の端部から奥行方向Yにそって長尺に開口するよう設けられており、電線50を後方向Y2から挿し込み引っ掛けることができる。
ケース蓋部1632は、点灯回路部161を上方向Z1側から覆うように設けられており、点灯回路162に埃または水が溜まることを抑制している。
また、電線50は、主部切り欠き部1512とケース切り欠き部1631bがベース部13のベース電線貫通孔1311と上下方向Zに併設するように設けられており、発光部11の基板端子113がベース電線貫通孔1311と隣接するように設けられていることで、出力用コネクタ1613から基板端子113へ上下方向Yにおいて直線状に配置することができ、長くなるのを抑制することができる。
また、電源装置16は、電源保持部15によりベース部13に取り付けられていることで、ベース部16と間を設けて配設され、ベース部13と互いに熱の影響を受けるのを抑制することができる。光源ユニット10は、ベース主部131から上方向Z1へ立設するような放熱フィンを設けなくても放熱性を確保することができる。
アーム20は、巾方向Xに延びるよう形成されたアーム主部21と、アーム主部21から下方向Z2に向かって延びるように形成されてアーム支持部22と、奥行方向Yにおけるアーム10の両側に設けられたアームフランジ部23を有している。
主部貫通孔211は、アーム20が光源ユニットに取り付けられた状態において、ベース部13と対向する位置に設けられている。
主部貫通孔211は、第一の主部貫通孔2111と、第二の主部貫通孔2112を有している。第一のアーム主部貫通孔2111は、アーム主部21の巾方向Xにおける中央よりも右方向X1側に形成されている。第一の主部貫通孔2111は、巾方向Xに伸びる長孔と、円形の孔とが組み合わさった形状である。
第二のアーム主部貫通孔2112は、アーム基部21の奥行方向Xにおける中央よりも左方向X2側に第二の主部貫通孔2112が形成されている。第二の主部貫通孔2112は奥行方向Yに延びる長孔である。
主部貫通孔211に吊りボルトが挿し込まれ、アーム主部21が被取付部と吊りボルトと螺号するナットに挟みこまれることによって、照明装置1は被取付部に固定される。なお、第一の主部貫通孔2111と第二の主部貫通孔2112は異なる形状を説明したが、同じ形状であっても良い。
アーム支持部22は、アーム主部2の巾方向Xの端部から下方向Z2にむかうよう板状に突設している。アーム支持部22は、上方向Z1側から下方向Z2側に向かって順にアーム屈曲部221、アーム垂直部222、アーム接続部223を有している。
アーム屈曲部221は、アーム主部21から巾方向Xへ延長し、アーム垂直部222から上下方向Zへ延長し交差する箇所を円弧状に形成したものである。
アーム屈曲部221は、上方向Z1側の端部側に矩形状に貫通した屈曲部貫通孔2211が設けられている。屈曲部貫通孔2211は、巾方向Xから挿し込まれる固定金具により被取付部に取り付けられるものである。
アーム接続部223は、光源ユニット10の連結部14に接続部材30により連結される箇所である。アーム接続部223は、接続部材30がアーム挿通孔2231に挿通された状態で柱接続部1411に締結させることで、連結部14の柱主部141と当接して接続する。
アーム接続部223は、アームが光源ユニット10に取り付けられた状態において、ベース主部131よりも下方向Z2側に突出してベース鍔部132と当接するように設けられている。
アームフランジ部23は、アーム20が水平方向XYにねじれるように変形するのを抑制する。アームフランジ部23は、アーム20に光源ユニット10が取り付けられた状態において、振動などの外部からの負荷により光源ユニット20が巾方向Xに揺動しようとした際に、アーム20が巾方向Xへ変形するのを抑制することができる。特に、アームフランジ部23のアーム屈曲部221から突出する箇所がアーム支持部22とアーム垂直部222の筋交い役割となり、アーム20が変形するのを抑制することができる。
よって、アーム20は、振動などの外部から負荷によりベース部13が水平方向XYへ可動するのを抑制することがでる。また、ベース部13と連結部14の接続している箇所に負荷がかかり破損するのを抑制することができる。
アーム20が、ベース部13と連結部14の接続している箇所を覆うことで光源ユニット10への負荷を抑制できることで、ベース部13と連結部14を別々に設けることができ、ベース部13をアルミニウムなで軽量の部材で形成することができる。
照明装置1は、奥行方向Yにおいて連結部14がベース部13より短く形成されているので、ベース部13の側方の全長に連結部が設けられるよりも材料を少なくすことができ、軽量化することができる。
螺号部310は、円柱形状であり外周にネジ加工がされており、接続部1413に締め込まれるものである。
頭部320は、螺号部310の径よりも大きく形成された六角柱形状をしている。頭部320は、螺号部310が接続部1413に締め込まれることにより、螺号部320側の面でアーム接続部223を柱主部1411に押圧する。
なお、頭部320は、六角中形状でなく多角形をした柱形状でも良く、ドライバーなどの工具が挿し込める窪みが設けられたものでも良い。
また、接続部材30は、頭部320がワッシャーなどを介して柱主部144を押圧するようにしても良い。
ス鍔部132と面で接触していることで、アーム20は光源ユニット10を安定して保持することができる。
Claims (3)
- 板状のアーム主部と、前記アーム主部の両端側から対に突設するよう設けられたアーム支持部を有するアームと、
一方の面に発光部を取り付ける板状のベース主部が設けられたベース部を有し、対に設けられた前記アーム支持部の間に配置され、前記ベース主部の他方の面が前記アーム主部と対向するように前記アームに取り付けられる光源ユニットと、
を備え、
前記アームは、前記アーム主部から前記ベース部へ向かう方向において、前記アーム支持部が前記ベース主部より突設している照明装置。 - 前記ベース部は、前記ベース部の側方から前記向かう方向へ突設するベース鍔部を有しており、前記ベース鍔部は、前記アーム接続部と接触している請求項1に記載の照明装置。
- 前記ベース部は、前記他方の面に前記アームと接続する連結部が取り付けられており、
前記アーム接続部は、前記向かう方向において、前記連結部から前記ベース部に亘るように設けられている請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の照明装置。
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