JP2021196986A - 応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ - Google Patents

応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2021196986A
JP2021196986A JP2020104214A JP2020104214A JP2021196986A JP 2021196986 A JP2021196986 A JP 2021196986A JP 2020104214 A JP2020104214 A JP 2020104214A JP 2020104214 A JP2020104214 A JP 2020104214A JP 2021196986 A JP2021196986 A JP 2021196986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inquiry
information
response
database
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020104214A
Other languages
English (en)
Inventor
智久 鈴木
Tomohisa Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2020104214A priority Critical patent/JP2021196986A/ja
Publication of JP2021196986A publication Critical patent/JP2021196986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】水道事業者間での問合せ対応業務の効率的な統合を支援可能とする応答データ管理システム、応答データ管理方法及びサーバを提供する。【解決手段】応答データ管理装置であるサーバ100において、記憶装置101は、複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベース127と、複数の水道事業者の間で、問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベース126を保持する。演算装置104は、問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予め機械学習した学習モデルに、水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定し、特定した情報を含む統合提案を事業者端末に通知し、統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を共通データベースに格納する。【選択図】図2

Description

本発明は、応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバに関する。
人口減少に伴う水道料収入の減少など、水道事業者の経営環境は厳しさを増している。それ故、水道事業の経営課題と政府方針等を踏まえると、今後は複数の中小水道事業者が広域連携し事業を統合していくことが想定される。また、そうした組織統合の過渡期においては、問合せ対応業務等のサービスやオペレーションも、事業者間で統合されることが見込まれている。
上述の問合せ対応業務に対応する従来技術としては、例えば、複数のデータベースに対するデータ参照の問い合わせを受け付け、各データベースから問い合わせに係るデータを取得するデータベース統合参照装置であって、問い合わせ結果の出力に用いるタグ付き文書の構造、当該タグ付き文書中の各要素と各データベースの各要素との対応関係、並びに、各データベース間の各要素の対応関係が規定された統合用メタデータを記憶する統合用メタデータ記憶手段と、前記タグ付き文書に対する問い合わせ形式でデータ参照の問い合わせを受け付け、前記統合用メタデータを参照し、各データベースに対して必要な問い合わせを行ってデータを取得して、前記タグ付き文書の構造で問い合わせ結果を生成する問い合わせ処理手段と、を備えたデータベース統合参照装置(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2005−208757号公報
ところで、水道事業者には、利用者からの問合せを受ける専用コールセンタの運用ができない事業者も存在する。そうした水道事業者では、職員が通常業務と並行して問合せに対応しているケースもある。その場合の問合せ対応業務の効率は好ましいものではなく、業務効率改善が望まれている。
一方、既に述べたように、水道事業者の統合に伴い、問合せ対応業務も統合するとした場合、問合せ対応業務用のデータベースが、水道事業者ごとに異なる形態で運用されていることもあり、単純にデータベース統合してチャットボット等の自動化システムを導入するのも困難である。また、水道事業者が管理する情報のうち、契約者の個人情報や契約情報など、他事業者との共有、統合が難しいものも存在する。
そこで本発明は、水道事業者間での問合せ対応業務の効率的な統合を支援可能とすることを目的とする。
上記課題を解決する本発明の応答データ管理システムは、複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベースと、前記複数の水道事業者の間で、前記問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベースと、を保持する記憶装置と、 前記問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予め
機械学習した学習モデルに、前記水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、前記問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定する処理と、前記特定した情報を含む統合提案を、水道事業者の事業者端末に通知して統
合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納する処理と、を実行する演算装置と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の応答データ管理方法は、情報処理システムが、複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベースと、前記複数の水道事業者の間で、前記問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベースと、を記憶装置で保持し、 前記問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予
め機械学習した学習モデルに、前記水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、前記問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定する処理と、前記特定した情報を含む統合提案を、水道事業者の事業者端末に通知して統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のサーバは、複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベースと、前記複数の水道事業者の間で、前記問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベースと、を保持する記憶装置と、 前記問合せ対
応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予め機械学習した学習モデルに、前記水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、前記問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定する処理と、前記特定した情報を含む統合提案を、水道事業者の事業者端末に通知して統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納する処理と、を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、水道事業者間での問合せ対応業務の効率的な統合を支援可能となる。
本実施形態の応答データ管理装置(サーバ)を含むネットワーク構成例を示す図である。 本実施形態における応答データ管理装置(サーバ)のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の契約者データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の共通データベースのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の個別データベース(事業体A)のデータ構成例を示す図である。 本実施形態の個別データベース(事業体B)のデータ構成例を示す図である。 本実施形態における応答データ管理方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における応答データ管理方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。 本実施形態における応答データ管理方法のフロー例を示す図である。 本実施形態における画面例を示す図である。
<<ネットワーク構成>>
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の応答データ管理装置であるサーバ100を含むネットワーク構成図である。図1に示す応答データ管理システム100は、水道事業者間での問合せ対応業務の効率的な統合を支援可能とするコンピュータシステムである。
図1のネットワーク構成例で示すように、本実施形態の応答データ管理システム10は、ネットワーク1を介し、互いに通信可能に接続された、サーバ100、クライアント端末200、及び事業者端末300で構成されている。なお、ネットワーク1は、インターネットやLAN(Local Area Network)など適宜なネットワークを想定できる。
このうちサーバ100は、主として応答データ管理システム10を構成するサーバ装置である。このサーバ100は、少なくとも問合せ対応業務に関して統合を図る水道事業者間で運用される、或いは利用されるものを想定しうる。すなわち、こうした統合を支援するサーバ装置として、各水道事業者に寄せられる問合せへの対応業務を適宜に管理し、それを可能な範囲で共通化して統合を推進するものとなる。
また、クライアント端末200は、水道事業者の契約者が利用する端末である。この契約者は、水道事業者と水道利用の契約を結んでいる者となる。
そのため、これら契約者においては、その水道利用に際し、様々な疑問や水道の不具合等について、問合せを行う事案が生じうる。
なお、このクライアント端末200は、一般的な情報処理装置を想定しうる。例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、フィーチャーフォン、などが該当する。
また、事業者端末300は、水道事業者が利用する端末である。この事業者端末300は、サーバ100からの提案を表示し、当該水道事業者の担当者等による、当該提案の受諾判断の結果入力を受け付け、これをサーバ100に返す処理を実行しうる。
なお、この事業者端末300は、一般的な情報処理装置を想定しうる。例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、フィーチャーフォン、などが該当する。
<<ハードウェア構成>>
続いて、上述のサーバ100のハードウェア構成について、図2に基づき説明する。本実施形態のサーバ100は、記憶装置101、メモリ103、演算装置104、及び通信装置105を備えている。
このうち記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される。
また、演算装置104は、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUである。
なお、上述のプログラム102は、機械学習エンジン110及び学習モデル111を保持して利用可能であるとする。
このうち機械学習エンジン110は、各水道事業者の個別データベース127の格納情報と、当該格納情報に関して、水道事業者の担当者等により共通データベース126への格納が許諾されたか否かのフラグを入力として、学習モデル111を生成するエンジンである。機械学習エンジン110自体は、一般的な既存エンジンを適用すればよい。生成さ
れる学習モデル111は、問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通しうる情報(問合せと回答の各内容の組)を判定するアルゴリズムとなる。
また、通信装置105は、ネットワーク1と接続して、クライアント端末200や事業者端末300といった他装置との通信処理を担うネットワークインターフェイスカードである。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の応答データ管理装置として必要な機能を実装する為の上述のプログラム102に加えて、契約者データベース125、共通データベース126、及び個別データベース127が少なくとも記憶されている。ただし、これら各データベースの詳細については後述する。
また、サーバ100は、上述の構成に加えて、入力装置及び出力装置を備えるとしてもよい。入力装置は、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付ける、キーボードやマウス、マイクなどの適宜な装置である。また、出力装置は、演算装置104での処理データの表示を行うディスプレイ、スピーカー等の適宜な装置である。
<<データ構造例>>
続いて、本実施形態のサーバ100が用いるデータベースについて説明する。図3に、本実施形態における契約者データベース125の一例を示す。
契約者データベース125は、水道事業者と水道利用の契約を結んだ契約者に関する情報を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、契約者を一意に特定する契約番号をキーとして、当該契約者の氏名、契約先、住所、及び電話番号、といったデータから成るレコードの集合体である。
また図4に、本実施形態の共通データベース126の一例を示す。本実施形態における共通データベース126は、水道事業者別の個別データベースの格納情報すなわち問合せとその回答の組のうち、水道事業者間で共通化できると判断されたものを蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、当該情報を一意に特定するレコードIDをキーとして、問合せ内容、回答内容、登録日付、及び登録者、といったデータから成るレコードの集合体である。
また図5および図6に、本実施形態の個別データベース127の一例を示す。ここでは、図5に水道事業者「事業体A」の個別データベース127A、図6に水道事業者「事業体B」の個別データベース127Bを例示している。
本実施形態における個別データベース127は、クライアント端末200から受け付けた問合せとその回答を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、問合せを一意に特定する問合せIDをキーとして、問合せ区分、問合せ内容、回答内容、登録日付、登録者、及び推薦履歴、といったデータから成るレコードの集合体である。
このうち問合せ区分は、クライアント端末200から受信した問合せに付帯する契約者の識別情報すなわち契約番号に基づき、サーバ100が契約者データベース125で判定した「契約先」の水道事業者、である。
また、推薦履歴は、問合せ内容について、サーバ100が学習モデル111に適用して
判定した結果、共通データベース125への格納すなわち共通化が可能なものと特定され、当該水道事業者の事業者端末300に統合提案すなわち推薦を行った際の判断結果が格納されている。ただし、全ての格納情報が統合提案の対象となるわけではなく、そうした統合提案の対象外となったレコードについては、推薦履歴欄には「−」が設定されている。
<<フロー例:問合せに対する回答処理>>
以下、本実施形態における応答データ管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する応答データ管理方法に対応する各種動作は、応答データ管理システム10を構成するサーバ100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図7は、本実施形態における応答データ管理方法のフロー例を示す図である。ここではまず、サーバ100が、クライアント端末200から問合せを受けたことに応じて、適宜な回答を応答する処理の流れについて説明する。
この場合、サーバ100は、クライアント端末200から問合せ希望を受信したとする(s1)。また、サーバ100は、ここで受信した問合せ希望が含む契約番号を抽出し、当該契約番号をキーに、契約者データベース125で検索を実行し、当該契約者の契約先となる水道事業者を特定する(s2)。
続いて、サーバ100は、s2で特定した水道事業者に関する個別データベース127を記憶装置101で特定し、チャットボットを起動する(s3)。特段図示しないが、サーバ100は、各水道事業者の問合せ対応業務を遂行するチャットボットアプリを利用可能に保持し、必要に応じて適宜呼び出して実行出来るものとする。
また、サーバ100は、起動したチャットボットを介して、上述の契約者による問合せ内容を取得し、これをキーに共通データベース126の検索を実行する(s4)。
上述の検索の結果、共通データベース126において、上述の問合せ内容に対応する回答が特定できなかった場合(s5:N)、サーバ100は、処理をs7に遷移させる。
一方、上述の検索の結果、共通データベース126において、上述の問合せ内容に対応する回答を特定できた場合(s5:Y)、サーバ100は、特定できた回答の内容を、上述のクライアント端末200に応答(図8の画面1000参照)し(s6)、処理を終了する。
他方、s7におけるサーバ100は、問合せ内容をキーに、s3で特定した個別データベース127での検索を実行する。
上述の検索の結果、個別データベース127において、上述の問合せ内容に対応する回答が特定できなかった場合(s8:N)、サーバ100は、処理をs9に遷移させる。このs9の処理については後述する。
一方、上述の検索の結果、個別データベース127において、上述の問合せ内容に対応する回答を特定できた場合(s8:Y)、サーバ100は、特定できた回答の内容を、上述のクライアント端末200に応答し(s10)、処理を終了する。
<<フロー例:職員対応のケース>>
上述のフローにおけるs9の処理、すなわちクライアント端末200からの問合せに対し、共通データベース126でも個別データベース127でも回答の内容を検索できなか
った場合のフローについて説明する。
この場合、サーバ100は、チャットボットでこのまま対応できないと判定し、職員による電話対応を提案するメッセージ(図10の画面1100参照)を、チャットボットの出力画面上に表示する(s20)。
続いて、サーバ100は、例えば、s2で特定している水道事業者の電話応答システムにアクセスし、当該水道事業者の問合せ対応業務の担当者と、上述の問合せを行ってきた契約者との間の通話内容を録音し、その録音データを記憶装置101に格納する(s21)。 なお、サーバ100は、上述の電話応答システムから通話内容を取得可能な設定となっているものとする。
また、サーバ100は、s21で得た録音データを、例えば音声認識サービス又は自身で保持する音声認識機能に入力し、上述の契約者と担当者との間の会話内容に対応したテキストデータに変換する(s22)。
サーバ100は、s22の変換で得たテキストデータを、契約者による問合せ内容と、それに対する担当者の回答内容の組として、対応する水道事業者の個別データベース127に格納し(s23)、処理を終了する。
<<フロー例:統合提案に関する処理>>
続いて、個別データベース127の格納のうち、共通データベース126に格納しうるものについて、水道事業者の担当者等に提案し、その承認結果に基づき格納を実行するフローについて説明する。
この場合、サーバ100は、各水道事業者の個別データベース127から、その格納情報を抽出する(s30)。この処理は、一定期間内に個別データベース127に格納された情報を対象にするか、或いは格納機会があるごとに実行することを想定できる。なお、サーバ100は、問合せ内容に、「水漏れ」、「漏水」といった水漏れに関するキーワードが含まれるものは、この抽出対象から除外する。
また、サーバ100は、s30で抽出した各情報を、学習モデル111に適用し、共通データベース126への格納対象を特定する(s31)。
続いて、サーバ100は、s31で特定した情報、すなわち、個別データベース127の格納情報である、問合せ内容と回答内容の組、を共通データベース126に格納することを示唆する統合提案(図12の画面1200参照)を、水道事業者の事業者端末300に通知する(s32)。
この時、通知対象となる事業者端末300は、統合提案の対象となった情報の格納元の個別データベース127の運用対象たる水道事業者の端末である。勿論、他の水道事業者の事業者端末にも同報して、その承認に関して合意形成を図るといった運用を行ってもよい。
一方、s32でサーバ100から送信された統合提案を受けた事業者端末300では、これを出力し、当該水道事業者の担当者等による確認に供する。この担当者は、統合提案の内容である、問合せ内容と回答内容の組の情報を確認し、共通データベース126に格納すべきもの、すなわち水道事業者間で共通の問合せ対応業務の情報としてよいか判断することになる。
事業者端末300は、こうした担当者の判断結果である、承認/却下の値を、サーバ1
00に応答する。
サーバ100は、事業者端末300から、上述の判断結果を受信し、統合提案の承認か否か判定する(s33)。
上述の判定の結果、統合提案が却下された場合(s33:N)、サーバ100は、処理をs35に遷移させる。
一方、上述の判定の結果、統合提案が承認された場合(s33:Y)、サーバ100は、統合提案の対象となった情報を共通データベース126に格納し、さらには、格納元であった個別データベース127における推薦履歴欄に「承認」を設定し(s34)、処理を終了する。
他方、s35におけるサーバ100は、統合提案が却下されたことに応じて、統合提案の対象となった情報の格納元であった個別データベース127における推薦履歴欄に「却下」を設定し、処理を終了する。
こうして、統合提案の対象となった情報に関して、承認/却下の値が設定されることで、サーバ100が、後に学習モデル111を生成ないしチューニングする際の教師データとなりうる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、水道事業者間での問合せ対応業務の効率的な統合を支援可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の応答データ管理システムにおいて、前記演算装置は、前記水道事業者の契約者のクライアント端末から受信した問合せの内容と、当該問合せに対して前記問合せ対応業務にて前記水道事業者側から前記クライアント端末に応答した回答の内容とを、当該水道事業者の前記個別データベースに格納し、前記統合しうるものを特定する処理に際し、前記個別データベースの格納情報である前記問合せの内容と前記回答の内容との組のうち、水道事業者間で統合しうるものを特定し、前記事業者端末から統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納するものである、としてもよい。
これによれば、いわゆるFAQに基づく問合せ対応業務や、それを自動化するチャットボットを運用するにあたり、適切な回答内容を効率的に特定しうるデータベースの品質を好適に維持可能となる。このことを通じて、問合せ対応業務が継続するほど共通データベースが充実することとなる。ひいては、水道事業者間での問合せ対応業務のより効率的な統合を支援可能となる。
また、本実施形態の応答データ管理システムにおいて、前記演算装置は、前記問合せ対応業務に対応するチャットボットの機能を有しており、前記クライアント端末から前記問合せを受信したことに伴い、前記チャットボットを起動し、当該問合せの内容を、前記共通データベースに照合して、当該問合せの内容を含む前記組が特定できた場合、前記特定した組が示す回答の内容を、前記チャットボットを通じて前記クライアント端末に応答する処理をさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、問合せ対応業務を自動化し、その運用を効率化することが可能となるた
め、問合せ対応業務に伴う共通データベースの充実がさらに図られることとなる。ひいては、水道事業者間での問合せ対応業務のより効率的な統合を支援可能となる。
また、本実施形態の応答データ管理システムにおいて、前記演算装置は、前記共通データベースにおいて前記組が特定できなかった場合、前記問合せに伴い前記クライアント端末から受信した当該契約者の識別情報に基づいて、当該識別情報が示す水道事業者の個別データベースを特定し、当該個別データベースに前記問合せの内容を照合して、当該問合せの内容を含む前記組が特定できた場合、前記特定した組が示す回答の内容を、前記チャットボットを通じて前記クライアント端末に応答する処理をさらに実行するものである、としてもよい。
これによれば、共通データベースと個別データベースとで、回答探索の対象として優先順位を付けた運用が可能となり、問合せ対応業務の継続に伴い、共通データベースの充実がさらに効率的に図られることになる。 ひいては、水道事業者間での問合せ対応業務のより効率的な統合を支援可能となる。
また、本実施形態の応答データ管理システムにおいて、前記演算装置は、前記統合しうるものを特定する処理に際し、前記個別データベースの格納情報である前記問合せの内容と前記回答の内容との組のうち、水漏れに関する問合せについてのものを除外して、水道事業者間で統合しうるものを特定し、前記それぞれの事業者端末のうち少なくともいずれかから統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納し、前記クライアント端末から前記問合せを受信したことに伴い、前記チャットボットを起動し、当該問合せの内容が水漏れに関するものである場合、前記クライアント端末から受信した当該契約者の識別情報に基づいて、当該識別情報が示す水道事業者の個別データベースを特定し、当該個別データベースに前記問合せの内容を照合して、当該問合せの内容を含む前記組が特定できた場合、前記特定した組が示す回答の内容を、前記チャットボットを通じて前記クライアント端末に応答するものである、としてもよい。
これによれば、水道事業者それぞれの特有の事情が反映されやすい、漏水に関する問合せ対応については、業務を統合するための処理を予め回避し、全体として業務効率向上を図ることが可能となる。ひいては、水道事業者間での問合せ対応業務のより効率的な統合を支援可能となる。
1 ネットワーク
10 応答データ管理システム
100 サーバ
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
110 機械学習エンジン
111 学習モデル
125 契約者データベース
126 共通データベース
127 個別データベース
127A 個別データベース(事業体A)
127B 個別データベース(事業体B)
200 クライアント端末
300 事業者端末

Claims (7)

  1. 複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベースと、前記複数の水道事業者の間で、前記問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベースと、を保持する記憶装置と、
    前記問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予め機械学習した学習モデルに、前記水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、前記問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定する処理と、前記特定した情報を含む統合提案を、水道事業者の事業者端末に通知して統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納する処理と、を実行する演算装置と、
    を含むことを特徴とする応答データ管理システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記水道事業者の契約者のクライアント端末から受信した問合せの内容と、当該問合せに対して前記問合せ対応業務にて前記水道事業者側から前記クライアント端末に応答した回答の内容とを、当該水道事業者の前記個別データベースに格納し、
    前記統合しうるものを特定する処理に際し、 前記個別データベースの格納情報である
    前記問合せの内容と前記回答の内容との組のうち、水道事業者間で統合しうるものを特定し、前記事業者端末から統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の応答データ管理システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記問合せ対応業務に対応するチャットボットの機能を有しており、
    前記クライアント端末から前記問合せを受信したことに伴い、前記チャットボットを起動し、当該問合せの内容を、前記共通データベースに照合して、当該問合せの内容を含む前記組が特定できた場合、前記特定した組が示す回答の内容を、前記チャットボットを通じて前記クライアント端末に応答する処理をさらに実行するものである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の応答データ管理システム。
  4. 前記演算装置は、
    前記共通データベースにおいて前記組が特定できなかった場合、前記問合せに伴い前記クライアント端末から受信した当該契約者の識別情報に基づいて、当該識別情報が示す水道事業者の個別データベースを特定し、当該個別データベースに前記問合せの内容を照合して、当該問合せの内容を含む前記組が特定できた場合、前記特定した組が示す回答の内容を、前記チャットボットを通じて前記クライアント端末に応答する処理をさらに実行するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の応答データ管理システム。
  5. 前記演算装置は、
    前記統合しうるものを特定する処理に際し、 前記個別データベースの格納情報である
    前記問合せの内容と前記回答の内容との組のうち、水漏れに関する問合せについてのものを除外して、水道事業者間で統合しうるものを特定し、前記それぞれの事業者端末のうち少なくともいずれかから統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納し、
    前記クライアント端末から前記問合せを受信したことに伴い、前記チャットボットを起動し、当該問合せの内容が水漏れに関するものである場合、前記クライアント端末から受信した当該契約者の識別情報に基づいて、当該識別情報が示す水道事業者の個別データベースを特定し、当該個別データベースに前記問合せの内容を照合して、当該問合せの内容
    を含む前記組が特定できた場合、前記特定した組が示す回答の内容を、前記チャットボットを通じて前記クライアント端末に応答するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の応答データ管理システム。
  6. 情報処理システムが、
    複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベースと、前記複数の水道事業者の間で、前記問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベースと、を記憶装置で保持し、
    前記問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予め機械学習した学習モデルに、前記水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、前記問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定する処理と、前記特定した情報を含む統合提案を、水道事業者の事業者端末に通知して統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納する処理と、
    を実行することを特徴とする応答データ管理方法。
  7. 複数の水道事業者それぞれの問合せ対応業務に関する情報を格納する個別データベースと、前記複数の水道事業者の間で、前記問合せ対応業務に関して共通する情報を格納する共通データベースと、を保持する記憶装置と、
    前記問合せ対応業務に関して水道事業者間で共通する情報について予め機械学習した学習モデルに、前記水道事業者それぞれの個別データベースの格納情報を適用して、水道事業者間で、前記問合せ対応業務に関する情報のうち統合しうるものを特定する処理と、前記特定した情報を含む統合提案を、水道事業者の事業者端末に通知して統合受諾の応答を受けた場合、当該情報を前記共通データベースに格納する処理と、を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
JP2020104214A 2020-06-17 2020-06-17 応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ Pending JP2021196986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020104214A JP2021196986A (ja) 2020-06-17 2020-06-17 応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020104214A JP2021196986A (ja) 2020-06-17 2020-06-17 応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021196986A true JP2021196986A (ja) 2021-12-27

Family

ID=79195654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020104214A Pending JP2021196986A (ja) 2020-06-17 2020-06-17 応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021196986A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10972509B2 (en) Data processing and scanning systems for generating and populating a data inventory
US10565236B1 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
US10275614B2 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
US10437860B2 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
US20210200898A1 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
US11915173B2 (en) Computer-based supplier knowledge management system and method
US10642870B2 (en) Data processing systems and methods for automatically detecting and documenting privacy-related aspects of computer software
US8676792B1 (en) Method and system for an invitation triggered automated search
US20210158302A1 (en) System and method of authenticating candidates for job positions
US20220229856A1 (en) Data processing systems and methods for automatically detecting and documenting privacy-related aspects of computer software
US10282700B2 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
US20210241215A1 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
JP6369968B1 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、プログラム
KR20190130193A (ko) 투자 중개 시스템 및 그 중개 방법
CN111667303A (zh) 智能订单生成方法、装置、设备和介质
JP2021196986A (ja) 応答データ管理システム、応答データ管理方法、及びサーバ
US20190043020A1 (en) Generating and enhancing meeting-related objects based on image data
US11138242B2 (en) Data processing systems and methods for automatically detecting and documenting privacy-related aspects of computer software
US11544667B2 (en) Data processing systems for generating and populating a data inventory
US20240161131A1 (en) Systems and methods for handling incoming calls
JP2016170652A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2022135067A (ja) 情報共有支援方法及び情報共有支援装置
JP2023101063A (ja) 情報処理装置及びプログラム
CN114493501A (zh) 数据的处理方法、装置、电子设备及存储介质
Hansen A Digital Tool to Improve the Efficiency of IT Forensic Investigations