JP2021196729A - セットアップシステムおよびセットアッププログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理装置を制御する制御プログラムを端末装置にセットアップするセットアップシステムであって、その制御プログラムのセットアップに関するユーザの手間を軽減する技術を提供すること。【解決手段】MFP5と、プリントアプリ23をPC1にセットアップするインストーラ22と、プリントアプリ43をモバイル装置3にセットアップするセットアッププログラム44と、を備えるシステム100において、インストーラ22は、ユーザIDを取得し、ユーザIF13を介してセットアップ情報を受け付け、受け付けたセットアップ情報をPC1に登録し、セットアップ情報の少なくとも一部を、ユーザIDと関連付けてサーバ7に記憶する。セットアッププログラム44は、ユーザIDを取得し、ユーザIDと関連付けてサーバ7に記憶されているセットアップ情報を読み出し、読み出したセットアップ情報をモバイル装置3に登録する。【選択図】図1
Description
本発明は、制御プログラムを端末装置にセットアップするセットアップシステムおよびセットアッププログラムに関する。
画像処理装置を制御する機能を有する制御プログラムを、端末装置にセットアップする技術が知られている。制御プログラムのセットアップでは、デバイス選択や各種パラメータの設定が行われる。例えば、特許文献1には、FAX装置を制御するFAXドライバをインストールするためのインストーラが開示されている。
一人のユーザがプラットフォームの異なる複数の端末装置で、同じ画像処理装置を利用する場合がある。その場合、プラットフォームが異なる各端末装置にその画像処理装置を制御するプログラムをセットアップすることになるが、それぞれの端末装置において、セットアップのための複数の操作を行う必要があり、ユーザにとって手間である。
本明細書は、画像処理装置を制御する制御プログラムを端末装置にセットアップするセットアップシステムであって、その制御プログラムのセットアップに関するユーザの手間を軽減する技術を開示する。
この課題の解決を目的としてなされたセットアップシステムは、画像処理装置と、前記画像処理装置を制御する機能を有する第1制御プログラムを、第1プラットフォームに対応する第1端末装置にセットアップする第1セットアッププログラムと、前記画像処理装置を制御する機能を有する第2制御プログラムを、第2プラットフォームに対応する第2端末装置にセットアップする第2セットアッププログラムと、を備え、前記第1セットアッププログラムは、ユーザを識別する識別情報を取得する第1識別取得処理と、前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、セットアップ情報を受け付ける第1情報受付処理と、前記第1情報受付処理にて受け付けた前記セットアップ情報を、前記第1制御プログラムの前記セットアップ情報として、前記第1端末装置に登録する第1登録処理と、前記第1登録処理にて登録した前記セットアップ情報の少なくとも一部を、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて、ネットワーク上のストレージに記憶する記憶処理と、を前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、前記第2セットアッププログラムは、ユーザを識別する前記識別情報を取得する第2識別取得処理と、前記ストレージに記憶されている前記セットアップ情報のうち、前記第2識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて記憶されている前記セットアップ情報を読み出す読出し処理と、前記読出し処理にて読み出した前記セットアップ情報を、前記第2制御プログラムの前記セットアップ情報として、前記第2端末装置に登録する自動登録処理と、を前記第2端末装置のコンピュータに実行させ、前記第1制御プログラムは、前記画像処理装置を前記第1端末装置に登録された前記セットアップ情報に従う第1条件で動作させる第1コマンドを、前記第1端末装置に登録された前記セットアップ情報に従って前記画像処理装置に出力する第1コマンド出力処理を、前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、前記第2制御プログラムは、前記画像処理装置を前記第2端末装置に登録された前記セットアップ情報に従う第2条件で動作させる第2コマンドを、前記第2端末装置に登録された前記セットアップ情報に従って前記画像処理装置に出力する第2コマンド出力処理を、前記第2端末装置のコンピュータに実行させる、ことを特徴としている。
本明細書に開示されるセットアップシステムによれば、異なるプラットフォームの端末装置にて同じ画像処理装置を利用するために各装置に制御プログラムをセットアップする場合、一方の端末装置のセットアップ後、そのセットアップに用いたセットアップ情報の少なくとも一部を、ネットワーク上のストレージを介して他方の端末装置に渡し、他方の端末装置でのセットアップにその情報を利用する。従って、両方の端末装置で画像処理装置を同じ設定で利用するユーザの場合、異なるプラットフォーム間であっても、そのセットアップ情報を受け付けるための操作を省くことができ、セットアップに関するユーザの手間が軽減される。
上記システムによって実現される制御方法、プログラム、当該プログラムを実行する情報処理装置、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、画像処理装置を制御する制御プログラムを端末装置にセットアップするセットアップシステムであって、その制御プログラムのセットアップに関するユーザの手間を軽減する技術が実現される。
以下、プログラムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)と、モバイル装置と、複合機(以下、「MFP」とする)と、を含むシステムを開示するものである。
本形態のシステム100は、図1に示すように、PC1と、モバイル装置3と、MFP5と、サーバ7と、を含み、これらが互いに通信可能に接続されている構成のものである。システム100は、セットアップシステムの一例である。MFP5は、プリント機能、スキャン機能等の画像処理機能を少なくとも1つ有する装置であり、画像処理装置の一例である。
本形態のPC1は、各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)を実行可能な装置であり、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。CPU11は、コンピュータの一例である。また、PC1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。
本形態のモバイル装置3は、PC1と同様に、各種のアプリを実行可能な装置であり、図1に示すように、CPU31と、メモリ32と、を含むコントローラ30を備えている。CPU31は、コンピュータの一例である。また、モバイル装置3は、ユーザIF33と、通信IF34と、を備え、これらがコントローラ30に電気的に接続されている。なお、図1中のコントローラ10、30は、PC1やモバイル装置3の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1やモバイル装置3に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11、31は、それぞれ、メモリ12、32から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12、32は、例えば、ROM、RAM、HDD、フラッシュメモリであり、PC1やモバイル装置3を起動するための起動プログラム等の各種のプログラムや各種のデータが記憶される記憶領域である。メモリ12、32は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。なお、CPU11、31が備えるバッファも、メモリの一例である。
メモリの一例は、PC1やモバイル装置3に内蔵されるHDD等に限らず、CPU11、31が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
ユーザIF13、33は、情報を画面に表示するハードウェアと、ユーザによる入力操作を受け付けるハードウェアと、を含む。ユーザIF13、33は、表示用のディスプレイと、キーボード、マウス等との組み合わせであっても良いし、表示機能と入力受付機能とを備えるタッチパネルであっても良い。
通信IF14、34は、MFP5やサーバ7等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14、34の通信方式は、有線でも無線でも良いし、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、USB、LAN等、どのような規格の方式でもよい。また、通信IF14、34は、複数の方式の構成を含んでいても良い。
PC1のメモリ12には、図1に示すように、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)21と、インストーラ22と、が組み込まれている。OS21は、例えば、Windows(登録商標)、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)である。インストーラ22は、例えば、MFP5のベンダによって提供されるプログラムである。インストーラ22は、プリントアプリ23をPC1に組み込むためのプログラムであって、PC1にインストールしたプリントアプリ23をセットアップする処理も実行する。なお、図1に示しているのは、PC1にインストーラ22を組み込んだ後であって、インストーラ22によるインストールの処理の実行前の状態である。インストーラ22によるインストールの実行後には、プリントアプリ23がPC1に組み込まれ、インストーラ22は削除されても良い。
モバイル装置3のメモリ32には、図1に示すように、OS41と、プリントアプリ43と、が組み込まれている。OS41は、例えば、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、である。なお、OS41は、メモリ32にアプリを組み込むための独自のインストール用のプログラムを有している。なお、図1に示しているのは、OS41の備えるインストール用のプログラムを用いてプリントアプリ43のインストールを完了した状態のモバイル装置3である。
PC1とモバイル装置3とは、対応するプラットフォームが異なる。具体的には、PC1とモバイル装置3とは、OSの種類が異なり、ベンダによって提供されるインストーラによるインストールの実行が許容されているか否かが異なり、プリントアプリをセットアップするプログラムが異なる。具体的には、PC1では、インストーラ22がプリントアプリ23のインストールおよびセットアップを実行するのに対し、モバイル装置3では、インストール後のプリントアプリ43が自身をセットアップする。PC1とモバイル装置3とは、一方が第1プラットフォームに対応する装置の一例であり、他方が第2プラットフォームに対応する装置の一例である。
プリントアプリ23、43は、MFP5を制御する機能、例えば、MFP5に印刷を行わせるための印刷データの生成を行う機能、を有するプログラムであり、印刷用プログラムの一例である。なお、図1中に破線で示すセットアップ情報25、45は、プリントアプリ23、43のセットアップが実行されることでメモリ12、32に記憶される情報である。セットアップ情報25、45は、セットアップ時に新たに設けられても良いし、デフォルトの情報や過去に使用したアプリなどで用いたセットアップ情報が有る場合には、その情報を更新して記憶されても良い。セットアップ情報25、45は、MFP5を利用するためにプリントアプリ23、43によって参照される。各セットアップ情報には、デバイス情報とパラメータ情報とが含まれる。
サーバ7は、例えば、インターネット上に用意されるストレージであり、MFP5のベンダによって提供されるWEBページの情報を記憶する。MFP5のユーザは、そのWEBページを介して、インストーラ22やプリントアプリ43をダウンロードすることができる。なお、インストーラ22は、CD、DVD等の媒体によって提供されてもよい。本形態のサーバ7には、図1に示すように、設定情報データベース(以下、「設定情報DB」とする)71が記憶されている。サーバ7は、製品ごとの使用者登録を受け付け、使用者ごとの設定に関する情報を設定情報DB71に記憶する。サーバ7は、ネットワーク上のストレージの一例である。
次に、PC1やモバイル装置3にプリントアプリ23、43をセットアップする手順について、フローチャートを参照して説明する。なお、以下の処理およびフローチャートの各処理ステップは、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPUの処理を示す。また、CPUによる判断の処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。すなわち、以下の説明における「判断」、「取得」等の処理は、CPUの処理を表している。CPUによる処理は、PC1やモバイル装置3のOSのAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OSの記載を省略して各プログラムの動作を説明する。
なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「要求する」、「指示する」とは、要求していることを示す情報や、指示していることを示す情報を相手に出力することを示す概念である。また、要求していることを示す情報や指示していることを示す情報のことを、単に、「要求」、「指示」とも記載する。
以下、PC1にて実行されるインストール処理の手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。このインストール処理は、PC1にてインストーラ22が起動されたことを契機に、PC1のCPU11にて実行される。
インストール処理では、CPU11は、まず、インストーラ22に記憶される所定のURLを用いて、サーバ7にアクセスし(S101)、使用者登録のログイン画面をユーザIF13に表示させる(S102)。そして、CPU11は、表示中のログイン画面にて、新規のアカウントを作成する指示を受け付けたか否かを判断する(S103)。
アカウント作成の指示を受け付けていないと判断した場合(S103:NO)、CPU11は、ログインに成功したか否かを判断する(S104)。アカウント作成の指示ではなく、ログインの指示を受け付けた場合、CPU11は、受け付けたアカウント情報をサーバ7に送信して、ログインの成否の情報をサーバ7から受け取る。ログインに成功しなかったと判断した場合(S104:NO)、CPU11は、アカウント作成の指示を受け付けるか、ログインに成功するか、のいずれかとなるまでS103とS104の判断を繰り返す。なお、ログイン操作は、ユーザIDとパスワード等の入力によっても良いし、IDカード等の読み取りによっても良い。
アカウント作成の指示を受け付けたと判断した場合(S103:YES)、CPU11は、アカウント作成のための情報として、ユーザに関する情報を受け付ける(S105)。ユーザに関する情報には、例えば、ユーザを識別する情報であるユーザIDとパスワードとが含まれる。ユーザIDは、ユーザを識別する識別情報の一例であり、S105は、第1識別取得処理の一例である。さらに、CPU11は、受け付けた情報をサーバ7に送信し(S106)、サーバ7にてアカウント作成の処理を行わせる。なお、アカウントの作成に失敗した場合、CPU11は、再度ユーザに関する情報の入力を受け付ける。
一方、ログインに成功したと判断した場合(S104:YES)、CPU11は、このユーザのユーザIDに関連付けて、サーバ7の設定情報DB71に情報が記憶されているか否かを判断する(S107)。サーバ7の設定情報DB71は、セットアップの実行後にサーバ7に登録される情報であり、例えば、アカウントの作成のみを行ってセットアップが未実行であれば、サーバ7の設定情報DB71には情報が記憶されていない。サーバ7の設定情報DB71に記憶される情報については、後述する。
S106によるアカウント作成の後、または、設定情報DB71に情報が記憶されていないと判断した場合(S107:NO)、CPU11は、接続可能なデバイスの検索を行う(S111)。CPU11は、例えば、通信IF14を介して、デバイス検索信号を出力し、デバイスから応答信号を受信する。そして、CPU11は、デバイスの一覧をユーザIF13に表示させ(S112)、ユーザの選択を受け付ける(S113)。MFP5から応答信号を受信した場合、MFP5が選択可能に表示される。S113にて選択されたデバイスを特定する情報は、デバイス情報の一例である。S113は、デバイス受付処理の一例である。
さらに、CPU11は、選択されたデバイスに実行させる機能の選択を受け付ける(S114)。機能の選択肢には、例えば、印刷機能、読み取り機能、FAX機能がある。CPU11は、さらに、選択された機能の実行時に用いるデフォルトの設定の選択を受け付ける(S115)。例えば、印刷機能の設定には、用紙種類、用紙サイズ、トレイの指定、両面印刷の指定等の複数の項目が含まれ、項目ごとに複数の選択肢からの選択が可能である。印刷機能の設定は、印刷に関するパラメータの設定の一例であって、パラメータ情報の一例である。S115は、パラメータ受付処理の一例である。S113〜S115は、第1情報受付処理の一例である。
CPU11は、S113〜S115にて受け付けた各種の選択結果に基づいて、プリントアプリ23をインストールし(S116)、インストールしたプリントアプリ23のセットアップを行う(S117)。S117では、CPU11は、さらに、プリントアプリ23に関連付けて、セットアップ情報25(図1参照)をメモリ12に記憶する。セットアップ情報25には、S113にて取得したデバイスに関する情報であるデバイス情報251と、S114〜S115にて受け付けたパラメータに関する情報であるパラメータ情報252と、が記憶される。セットアップ情報25は、セットアップ済みのプリントアプリ23が起動された際に、プリントアプリ23によって読み出される。S113〜S115にて受け付けたユーザの選択に基づいて、セットアップを行う場合、S117は、第1登録処理の一例であり、第1デバイス登録処理と第1パラメータ登録処理との組み合わせの一例である。
S116のインストールとS117のセットアップとが終了した後、CPU11は、選択されたデバイス情報やパラメータ情報をサーバ7に登録するか否かについて、ユーザによる選択を受け付ける(S118)。登録する指示を受け付けたと判断した場合(S118:YES)、CPU11は、セットアップに用いた各情報をサーバ7に送信して登録を指示し(S119)、インストール処理を終了する。サーバ7は、受信した情報を、ログイン中のユーザのユーザIDに関連付けて、設定情報DB71に記憶する。S119は、記憶処理の一例である。登録しない指示を受け付けたと判断した場合(S118:NO)、CPU11は、サーバ7に情報を送信せずにインストール処理を終了する。
設定情報DB71には、例えば、図3に示すように、インストールを実行したユーザのユーザID、使用対象のデバイス、選択された機能、選択された設定、セットアップの処理を実行したOSのプラットフォーム、登録日、等の情報が1つのレコードとして、関連付けて記憶される。ユーザIDは、ログインユーザを特定する情報であり、ログイン時やS106にてサーバ7に送信された情報に含まれる。使用デバイスの情報は、S113にて受け付けたセットアップの対象であるデバイスを特定する情報であり、例えば、MFP5のモデル情報、IPアドレス等のデバイスを識別する識別情報を含む。選択された機能や選択された設定は、S114やS115にて受け付けた情報である。OSのプラットフォームは、例えば、PCかモバイル装置かを区別する情報である。なお、プラットフォームの情報のみでなく、PC1を識別する情報が記憶されても良い。
ユーザによって入力された情報に基づいて、PC1からサーバ7の設定情報DB71に情報を記憶させる場合、PC1は、第1端末装置および先行端末装置の一例であり、インストーラ22は、第1セットアッププログラムの一例であり、プリントアプリ23は、第1制御プログラムの一例である。
一方、ログインに成功したユーザIDに関連付けて、設定情報DB71に情報が記憶されていると判断した場合(S107:YES)、CPU11は、既存処理を実行する(S121)。設定情報DB71に情報が記憶されている場合、このユーザは、他のPCやモバイル装置で、プリントアプリのセットアップの処理を行ったことがある。既存処理の手順について、図4のフローチャートを参照して説明する。
既存処理では、CPU11は、まず、ログイン中のユーザのユーザIDに関連付けて、サーバ7の設定情報DB71に記憶されているレコードの情報を取得する(S201)。さらに、CPU11は、取得した情報をユーザIF13に表示させて、今回のセットアップにてその情報を使用するか否かに関するユーザの選択を受け付ける(S202)。具体的には、CPU11は、登録済みの情報と同じ製品を使用するか否か、同じ設定を使用するか否か、について、例えば、図5に示すように、4通りの選択肢からユーザの選択を受け付ける。S202は、利用受付処理および利用選択処理の一例である。なお、S201ではユーザIDに関連付けて記憶されている情報の一部を取得して、S202では取得した情報のみを表示させてもよい。例えば、図5に示すように、使用デバイスのモデル情報と登録日のみを表示させてもよい。
CPU11は、同じ製品を使用するとの選択を受け付けたか否かを判断する(S203)。同じ製品を使用するとの選択を受け付けたと判断した場合(S203:YES)、CPU11は、サーバ7から使用デバイスに関する情報、例えば、モデル情報、接続形態の情報、IPアドレスの情報、を取得する(S204)。これらの情報をS201にて取得済みであれば、CPU11は、その情報を使用すると決定する。デバイスの情報の取得には、例えば、デバイス検索のための時間や選択の手間がかかる。サーバ7から読み出した情報を使用することで、セットアップにおけるデバイス検索の手間を省くことができる。
別の製品を使用するとの選択を受け付けたと判断した場合(S203:NO)、CPU11は、デバイスの選択を受け付ける(S205)。S205は、インストール処理のS111〜S113と同様の処理である。S205は、第2情報受付処理およびデバイス選択受付処理の一例である。
さらに、CPU11は、同じ設定を使用するとの選択を受け付けたか否かを判断する(S206)。同じ設定を使用するとの選択を受け付けたと判断した場合(S206:YES)、CPU11は、サーバ7から選択済みの設定に関する情報、例えば、選択された機能の情報、各種のパラメータの情報、を取得する(S207)。これらの情報をS201にて取得済みであれば、CPU11は、その情報を使用すると決定する。S207は、パラメータ読出し処理の一例である。印刷の処理に用いるパラメータは、項目数が多く、入力に手間がかかる。サーバ7から読み出したパラメータ情報を使用することで、セットアップにおけるユーザの手間を省くことができる。
別の設定を使用するとの選択を受け付けたと判断した場合(S206:NO)、CPU11は、設定の選択を受け付ける(S208)。S208は、インストール処理のS114〜S115と同様の処理である。S208は、第2情報受付処理の一例である。S207またはS208の後、CPU11は、既存処理を終了する。
図2のインストール処理の説明に戻る。S121の既存処理の終了後、CPU11は、既存処理にて決定したデバイスの情報とパラメータの情報とを用いて、S116のインストールとS117のセットアップとを実行する。S117では、前述したように、CPU11は、セットアップ情報25に各情報を登録する。この場合、デバイス情報251とパラメータ情報252には、既存処理にて決定した情報が記憶される。
S204にてサーバ7から読み出したデバイスの情報を登録する場合、PC1は、第2端末装置の一例であり、インストーラ22は、第2セットアッププログラムの一例であり、プリントアプリ23は、第2制御プログラムの一例である。また、S117は、第2デバイス登録処理の一例である。S207にてサーバ7から読み出したパラメータの情報を登録する場合、S117は、パラメータ自動登録処理および第2パラメータ登録処理の一例である。また、S205にて受け付けたデバイスの情報とS208にて受け付けたパラメータの情報との少なくとも一方を登録する場合、S117は、第2登録処理の一例である。S205にて受け付けたデバイスの情報を登録する場合、S117は、デバイス登録処理の一例である。
さらに、CPU11は、前述したように、ユーザの選択に基づいて、実行済みのセットアップの情報をサーバ7に送信して登録させ(S118〜S119)、インストール処理を終了する。サーバ7は、新たなデバイスの情報を受信した場合、設定情報DB71に情報を追加して記憶する。サーバ7は、同じデバイスの新たな設定を受信した場合、設定情報DB71に登録済みの情報を更新しても良いし、新たな設定として追加して記憶しても良い。また、同じデバイスを同じ設定で使用するセットアップが行われた場合、CPU11は、サーバ7に情報を送信しないとしてもよいし、送信した場合、サーバ7は、登録日を更新するのみとしても良いし、何も更新しないとしても良い。
本形態のシステム100では、PC1とモバイル装置3とは同じユーザによって使用され、このユーザは、PC1とモバイル装置3とのいずれからもMFP5を利用する、という状況を想定している。その場合、PC1にプリントアプリ23を、モバイル装置3にプリントアプリ43を、それぞれ組み込むことが必要である。詳細については後述するが、モバイル装置3にてプリントアプリ43のセットアップを行った場合にも、サーバ7の設定情報DB71には情報が記憶される。
つまり、既存処理のS204とS207にてサーバ7から取得するデバイスの情報やパラメータの情報は、モバイル装置3等の異なるプラットフォームのOSにて登録された情報であってもよい。例えば、同じユーザが、先にモバイル装置3にてプリントアプリ43のセットアップを行い、その後、PC1にてインストーラ22を起動した場合、PC1のCPU11がサーバ7から取得する情報は、モバイル装置3から送信された情報である。この場合、モバイル装置3は、第1端末装置および先行端末装置の一例であり、PC1は、第2端末装置および後続端末装置の一例であり、インストーラ22は、第2セットアッププログラムの一例である。また、インストール処理のS104にてログイン手続きによってユーザIDを取得する処理は、第2識別取得処理の一例であり、既存処理のS204とS207は、読出し処理の一例であり、インストール処理のS117は、自動登録処理の一例である。
次に、モバイル装置3で実行されるセットアップ処理の手順について、図6および図7のフローチャートを参照して説明する。このセットアップ処理は、モバイル装置3にてセットアッププログラム44が起動されたことを契機に、モバイル装置3のCPU31にて実行される。セットアッププログラム44は、例えば、プリントアプリ43の初回の起動時に起動される。具体的には、モバイル装置3のCPU31は、プリントアプリ43が起動された時に、プリントアプリ43のセットアップが完了しているか否かを判断し、セットアップが完了していないと判断した場合に、プリントアプリ43からセットアッププログラム44を呼び出して実行する。
モバイル装置3のセットアッププログラム44によるセットアップ処理は、図2に示したPC1によるインストール処理のうち、S116のインストール手順を除き、さらに、図4に示した既存処理を図7に示すモバイル既存処理に変更した処理である。インストール処理と同じ手順については、同じ符号を付して、説明を省略する。
セットアップ処理では、CPU31は、インストール処理と同様にサーバ7にアクセスする(S101〜S107)。サーバ7の設定情報DB71に、このユーザの情報が記憶されていない場合(S106の後、または、S107にてNOの場合)、CPU31は、S111〜S115を実行し、デバイスの情報やパラメータの情報を取得して、取得した情報をメモリ32のセットアップ情報45に記憶する(S117)。これにより、メモリ32には、図1に示したデバイス情報451とパラメータ情報452とが記憶される。
ただし、セットアップ処理では、CPU31は、セットアップ情報45として、プリントアプリ43にて使用可能なパラメータの情報のみを受け付ける。モバイル装置3は、PC1とはプラットフォームが異なり、プラットフォームの違いによる制限がある場合がある。例えば、モバイル装置3は、表示画面のサイズやメモリ容量がPC1より小さい場合が多く、セットアップ対象のプログラムにて利用可能なメモリ容量に制限が設けられている場合がある。そのため、同じMFP5を利用するためのプリントアプリであっても、モバイル装置3用のプリントアプリ43は、PC1用のプリントアプリ23に比較して、選択可能なパラメータの選択肢が少ない。例えば、プリントアプリ43は、用紙サイズの選択肢として、CDレーベルへの印刷等の特殊サイズの用紙を含まない。
さらに、CPU31は、ユーザの希望に基づいて、サーバ7に情報を送信して記憶させる(S119)。この場合、モバイル装置3は、第1端末装置および先行端末装置の一例であり、セットアッププログラム44は、第1セットアッププログラムの一例であり、プリントアプリ43は、第1制御プログラムの一例である。
一方、ログインに成功し、サーバ7に登録済みの情報が有ると判断した場合(S107:YES)、CPU31は、モバイル既存処理を実行する(S301)。モバイル装置3によるモバイル既存処理は、図7のフローチャートに示すように、図4に示したPC1による既存処理の各手順に、S401〜S402の手順を追加した処理である。以下では、既存処理と同じ手順については、同じ符号を付して、説明を省略する。
モバイル既存処理では、CPU31は、サーバ7から情報を取得し、ユーザの選択に基づいて、その情報を利用するか否かを判断する。CPU31は、サーバ7から取得した機能やパラメータの情報を利用すると選択された場合、機能やパラメータの設定を、そのままプリントアプリ43にて利用可能であるか否かを判断する(S401)。前述したように、サーバ7から取得した情報が、PC1にて登録されたパラメータである場合、プリントアプリ23では適用可能であってもプリントアプリ43では適用不可能な場合がある。
サーバ7から取得した情報に含まれる設定値に、モバイル装置3では利用不可能な値が含まれていると判断した場合(S401:NO)、CPU31は、利用不可能な値を利用可能な値に変更する(S402)。CPU31は、利用不可能な設定値を、例えば、デフォルトの設定値に変更する。あるいは、CPU31は、ユーザに問い合わせて、利用可能な設定値のうちから選択を受け付けても良い。これにより、プラットフォームの違いによって設定可能な設定値が異なっていても、実行時の不具合を回避できる。CPU31は、変更したことや変更後の値を報知しても良い。
S208の後、S402の後、または、全ての設定値がモバイル装置3で利用可能であると判断した場合(S401:YES)、CPU31は、モバイル既存処理を終了して、セットアップ処理に戻る。セットアップ処理では、CPU31は、モバイル既存処理にて決定したデバイスの情報とパラメータの情報とを、セットアップ情報45に記憶し(S117)、さらに、ユーザの希望に基づいて、サーバ7に登録する(S119)。
同じユーザが、先にPC1にてインストーラ22を実行し、その後、モバイル装置3にてプリントアプリ43のセットアップを行った場合、モバイル装置3のCPU31がサーバ7から取得する情報は、PC1から送信された情報である。この場合、PC1は、第1端末装置および先行端末装置の一例であり、モバイル装置3は、第2端末装置および後続端末装置の一例であり、セットアッププログラム44は、第2セットアッププログラムの一例であり、プリントアプリ43は、第2制御プログラムの一例である。また、セットアップ処理のS104にてログイン手続きによってユーザIDを取得する処理は、第2識別取得処理の一例であり、モバイル既存処理のS204とS207は、読出し処理の一例であり、セットアップ処理のS117は、自動登録処理の一例である。
次に、PC1に組み込まれたプリントアプリ23、または、モバイル装置3に組み込まれたプリントアプリ43、によるプリント処理の手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。プリントアプリ23、43は、例えば、ユーザによる印刷実行の指示を受け付け、受け付けた指示に基づいて印刷ジョブを生成するアプリである。以下では、モバイル装置3にてプリントアプリ43が起動されたことを契機に、モバイル装置3のCPU31にて実行されるプリント処理について説明する。なお、PC1にてプリントアプリ23が起動された場合には、PC1のCPU11にてプリント処理が実行される。
プリント処理では、CPU31は、セットアップ情報45がメモリ32に記憶されているか否かを判断する(S501)。記憶されていないと判断した場合(S501:NO)、CPU31は、セットアッププログラム44を起動させ、前述したセットアップの処理を実行する(S502)。なお、PC1ではインストーラ22がセットアップを行うのであれば、プリントアプリ23によるプリント処理には、S501とS502の処理は不要であり省略される。
S502の後、または、セットアップ情報45がメモリ32に記憶されていると判断した場合(S501:YES)、CPU31は、セットアップ情報45を読み出し、デバイス情報451とパラメータ情報452とを取得する(S503)。さらに、CPU31は、取得したセットアップ情報45に基づいて、MFP5の情報や印刷パラメータのデフォルトの設定値の情報をユーザIF33に表示させる(S504)。CPU31は、S504にて表示させた画面中で、パラメータの変更の指示、印刷実行の指示、プリントアプリ43の終了の指示等の、各種の指示を受け付ける。
そして、CPU31は、パラメータの変更の指示を受け付けたか否かを判断する(S511)。パラメータの変更は、例えば、表示中の設定値の少なくとも1つが変更されることによって受け付ける。パラメータの変更の指示を受け付けていないと判断した場合(S511:NO)、CPU31は、印刷実行の指示を受け付けたか否かを判断する(S512)。印刷の指示を受け付けていないと判断した場合(S512:NO)、CPU31は、プリントアプリ43の終了の指示を受け付けたか否かを判断する(S513)。終了の指示も受け付けていないと判断した場合(S513:NO)、CPU31は、いずれかの指示を受け付けるまで待機する。
パラメータの変更の指示を受け付けたと判断した場合(S511:YES)、CPU31は、アップロードの指示を受け付けたか否かを判断する(S515)。CPU31は、S504にて表示させたパラメータが変更された場合、ユーザIF13に、例えば、アップロードボタンを表示させ、変更後のパラメータをサーバ7にアップロードする指示を受け付ける。アップロードの指示は、デフォルトの設定値を変更する指示であり、更新指示の一例である。S515は、更新受付処理の一例である。
アップロードの指示を受け付けたと判断した場合(S515:YES)、CPU31は、変更後のパラメータをメモリ32のセットアップ情報45に記憶し、さらに、アップロードするユーザを識別するユーザIDを取得する(S516)。S516は、第3識別取得処理の一例である。サーバ7にログイン済みであれば、CPU31は、ログインに用いたユーザIDを取得する。さらに、CPU31は、S516にて取得したユーザIDと変更後のパラメータとをサーバ7に送信し(S517)、ユーザIDに関連付けて記憶されている設定情報DB71の更新を指示する。サーバ7は、受信した指示に基づいて、設定情報DB71に記憶されている情報を更新する。S517は、更新処理の一例である。設定情報DB71の更新後にこのユーザが他の装置でプリントアプリのセットアップを行う場合、更新後の情報をセットアップ情報として利用できる。
また、印刷実行の指示を受け付けたと判断した場合(S512:YES)、CPU31は、印刷パラメータに基づいて、MFP5に対応する印刷ジョブを生成してMFP5に出力する(S518)。CPU31は、例えば、画像データに基づいて印刷ジョブを生成し、MFP5を宛先として指定してOS41に渡すことで、印刷ジョブがMFP5に送信されるようにする。印刷ジョブが、OS41を介してMFP5に送信されることにより、MFP5は、受信した印刷ジョブに基づいて動作する。なお、プリントアプリ43は、印刷ジョブを生成するための情報をOS41に渡し、OS41が印刷ジョブを生成して送信する構成であっても良い。
プリントアプリ43が第1制御プログラムの一例である場合、セットアップ情報45から読み出した印刷パラメータの情報は、第1条件の一例であり、S518は、第1コマンド出力処理の一例であり、生成される印刷ジョブは、第1コマンドの一例である。一方、プリントアプリ43が第2制御プログラムの一例である場合、セットアップ情報45から読み出した印刷パラメータの情報は、第2条件の一例であり、S518は、第2コマンド出力処理の一例であり、生成される印刷ジョブは、第2コマンドの一例である。同じパラメータ情報を用いて、PC1用のプリントアプリ23とモバイル装置3用のプリントアプリ43とをセットアップした場合、デフォルトの設定値が同じであることから、同じ条件での印刷が実行される可能性が高い。
S517またはS518の後、CPU31は、S511に戻り、さらにユーザの指示を待機する。そして、プリントアプリ43を終了する指示を受け付けたと判断した場合(S513:YES)、CPU31は、プリント処理を終了する。
以上、詳細に説明したように、本形態のシステム100によれば、異なるプラットフォームのPC1とモバイル装置3で、同じユーザが同じMFP5を利用するためのプリントアプリ23、43をセットアップする場合、一方でのセットアップに用いたセットアップ情報の少なくとも一部を、サーバ7を介して他方に渡す。従って、PC1とモバイル装置3とでMFP5を同じ設定で利用するユーザの場合、そのセットアップ情報を入力する操作を省くことができ、セットアップに関するユーザの手間が軽減される。
さらに、本形態では、PC1のプリントアプリ23のセットアップを先に行い、モバイル装置3のプリントアプリ43のセットアップを後で行えば、操作性の高いPC1のユーザIF13にて入力した情報をモバイル装置3でも利用できることで、モバイル装置3でのセットアップにおけるユーザの手間が軽減される。一方、モバイル装置3のプリントアプリ43のセットアップを先に行い、PC1のプリントアプリ23のセットアップを後で行えば、例えば、MFP5の近くで入力した情報を、MFP5から離れた位置にあるPC1でも利用できることで、PC1でのセットアップにおけるユーザの手間が軽減される。
さらに、本形態では、セットアップが完了した後、パラメータ情報等が変更された場合、変更をサーバ7にアップロードすることができる。アップロード後に他の装置でプリントアプリがセットアップされた場合に、変更後の情報を利用できることから、ユーザの変更の手間を軽減できる。
さらに、本形態では、サーバ7に登録済みの情報を利用するか否かについてユーザの選択を受け付けるので、セットアップの自由度が高まる。特に、本形態では、デバイス情報とパラメータ情報との一方のみの利用を選択できることから、例えば、デバイス情報のみを利用すれば、デバイス検索の手間を省くことができる。あるいは、別のデバイスを同じ設定で利用する場合には、パラメータ情報の入力の手間を省くことができる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、画像処理装置の一例は、MFPに限らず、家庭用ないしオフィス用のプリンタ、スキャナ、ラベルプリンタ、産業用プリンタ、3Dプリンタ、FAX装置、ミシン、画像データに従った加工を行う工作機械等であっても良い。つまり、セットアップの対象となるプログラムは、印刷に関するプログラムであるプリントアプリに限らず、スキャナドライバ、FAXドライバ、縫製指示プログラム、刺繍指示プログラム、加工指示プログラムでも良い。また、PC、モバイル装置、MFP等の数、表示メッセージの文言等は、いずれも、図示の例に限らない。
また、本形態では、セットアップ情報25、45として、デバイス情報とパラメータ情報とを含む例を示しているが、両方を含むものに限らず、いずれか一方のみでも良いし、デバイス情報とパラメータ情報とを組み合わせた組み合わせ情報として記憶しても良い。
また、本形態では、PC1では、インストーラ22がプリントアプリ23のセットアップを行い、モバイル装置3では、プリントアプリ43が自身に含まれるセットアッププログラム44を用いて自身のセットアップを行うとしたが、これに限らない。PC1でもプリントアプリ23が自身のセットアップを行っても良いし、モバイル装置3のセットアッププログラム44は、プリントアプリ43に含まれなくても良い。また、本形態では、モバイル装置3のセットアッププログラム44は、サーバ7から読み出した設定がモバイル装置3でも利用可能であるか否かを判断するとしたが、PC1のインストーラ22がプリントアプリ23をセットアップする際にも,同様の処理を実行しても良い。
また、本形態では、サーバ7へログインするためのログイン画面を、インストーラ22やセットアッププログラム44が表示させるとしたが、ログイン画面は、サーバ7によって提供されるWebページであっても良い。その場合、インストール処理またはセットアップ処理のS103〜S107は、サーバ7の処理として実行される。そして、サーバ7は、S107にて、設定情報DB71にログインユーザに関連付けた情報が有ると判断した場合にはその情報を、情報が無いと判断した場合には無いことを示す情報を、PC1やモバイル装置3に送信する。
また、本形態では、サーバ7の設定情報DB71にユーザIDに関連付けて情報が記憶されている場合に、サーバ7の情報を利用するか否かをユーザに問い合わせる、としたが、問い合わせるタイミングはこれに限らない。例えば、セットアップの処理を開始した直後でも良いし、ログインに成功した直後でも良い。また、ユーザに問い合わせることなく、サーバ7の情報を利用してデフォルトの設定値のセットアップを行うとしても良い。
また、本形態では、PC1とモバイル装置3とから1台のMFP5を利用する例を示したが、1人のユーザが複数の端末装置から複数のMFP等を利用するシステムにも適用可能である。その場合、サーバ7には、対象のMFPごとにそれぞれ、同じユーザIDに関連付けたレコードが記憶されると良い。そして、別の端末装置でのセットアップでは、情報を利用するレコードの選択を受け付けて、選択されたレコードから情報を読み出すようにすれば、MFPごとに異なる設定でセットアップを行うこともできる。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
3 モバイル装置
5 MFP
7 サーバ
11、31 CPU
13、33 ユーザIF
3 モバイル装置
5 MFP
7 サーバ
11、31 CPU
13、33 ユーザIF
Claims (14)
- 画像処理装置と、
前記画像処理装置を制御する機能を有する第1制御プログラムを、第1プラットフォームに対応する第1端末装置にセットアップする第1セットアッププログラムと、
前記画像処理装置を制御する機能を有する第2制御プログラムを、第2プラットフォームに対応する第2端末装置にセットアップする第2セットアッププログラムと、
を備え、
前記第1セットアッププログラムは、
ユーザを識別する識別情報を取得する第1識別取得処理と、
前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、セットアップ情報を受け付ける第1情報受付処理と、
前記第1情報受付処理にて受け付けた前記セットアップ情報を、前記第1制御プログラムの前記セットアップ情報として、前記第1端末装置に登録する第1登録処理と、
前記第1登録処理にて登録した前記セットアップ情報の少なくとも一部を、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて、ネットワーク上のストレージに記憶する記憶処理と、
を前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第2セットアッププログラムは、
ユーザを識別する前記識別情報を取得する第2識別取得処理と、
前記ストレージに記憶されている前記セットアップ情報のうち、前記第2識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて記憶されている前記セットアップ情報を読み出す読出し処理と、
前記読出し処理にて読み出した前記セットアップ情報を、前記第2制御プログラムの前記セットアップ情報として、前記第2端末装置に登録する自動登録処理と、
を前記第2端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第1制御プログラムは、
前記画像処理装置を前記第1端末装置に登録された前記セットアップ情報に従う第1条件で動作させる第1コマンドを、前記第1端末装置に登録された前記セットアップ情報に従って前記画像処理装置に出力する第1コマンド出力処理を、前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第2制御プログラムは、
前記画像処理装置を前記第2端末装置に登録された前記セットアップ情報に従う第2条件で動作させる第2コマンドを、前記第2端末装置に登録された前記セットアップ情報に従って前記画像処理装置に出力する第2コマンド出力処理を、前記第2端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項1に記載するセットアップシステムにおいて、
前記第1セットアッププログラムは、前記第1制御プログラムを前記第1端末装置にインストールするインストーラであり、前記第1制御プログラムのインストールを行う場合に、前記第1端末装置にインストールされた前記第1制御プログラムを対象とするセットアップとして、前記第1識別取得処理、前記第1情報受付処理、前記第1登録処理、および前記記憶処理を、前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第2セットアッププログラムは、前記第2制御プログラムによって実行されるプログラムであり、前記第1セットアッププログラムによって前記第1制御プログラムが前記第1端末装置にセットアップされた後に、前記第2端末装置にインストールされた前記第2制御プログラムを対象とするセットアップとして、前記第2識別取得処理、前記読出し処理、および前記自動登録処理を、前記第2端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項2に記載するセットアップシステムにおいて、
前記画像処理装置は、印刷機能を有する装置であり、
前記第1セットアッププログラムは、前記第1制御プログラムである印刷用プログラムを前記第1端末装置にインストールする前記インストーラであり、
前記第2セットアッププログラムは、前記第2制御プログラムである印刷用プログラムによって実行されるプログラムである、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項1に記載するセットアップシステムにおいて、
前記第1セットアッププログラムは、前記第1制御プログラムによって実行されるプログラムであり、前記第1端末装置にインストールされた前記第1制御プログラムを対象とするセットアップとして、前記第1識別取得処理、前記第1情報受付処理、前記第1登録処理、および前記記憶処理を、前記第1端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第2セットアッププログラムは、前記第2制御プログラムを前記第2端末装置にインストールするインストーラであり、前記第1セットアッププログラムによって前記第1制御プログラムが前記第1端末装置にセットアップされた後、前記第2制御プログラムのインストールを行う場合に、前記第2端末装置にインストールされた前記第2制御プログラムを対象とするセットアップとして、前記第2識別取得処理、前記読出し処理、および前記自動登録処理を、前記第2端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項4に記載するセットアップシステムにおいて、
前記画像処理装置は、印刷機能を有する装置であり、
前記第1セットアッププログラムは、前記第1制御プログラムである印刷用プログラムによって実行されるプログラムであり、
前記第2セットアッププログラムは、前記第2制御プログラムである印刷用プログラムを前記第2端末装置にインストールする前記インストーラである、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するセットアップシステムにおいて、
前記第1制御プログラムは、
ユーザを識別する前記識別情報を取得する第3識別取得処理と、
前記第1セットアッププログラムの前記第1登録処理によって前記第1制御プログラムの前記セットアップ情報が前記第1端末装置に登録された後、前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、前記ストレージに記憶されている前記セットアップ情報を更新する更新指示を受け付ける更新受付処理と、
前記更新受付処理にて前記更新指示を受け付けた場合に、更新された前記セットアップ情報を用いて、前記ストレージに記憶されている前記セットアップ情報のうち、前記第3識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて記憶されている前記セットアップ情報を更新する更新処理と、
を前記第1端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載するセットアップシステムにおいて、
前記第2セットアッププログラムは、
前記第2端末装置のユーザインタフェースを介して、前記ストレージに記憶されている前記セットアップ情報を利用するか否かの選択を受け付ける利用受付処理を前記第2端末装置のコンピュータに実行させ、
前記利用受付処理にて前記セットアップ情報を利用することが選択された場合に、
前記読出し処理および前記自動登録処理を前記第2端末装置のコンピュータに実行させ、
前記利用受付処理にて前記セットアップ情報を利用しないことが選択された場合に、
前記第2端末装置のユーザインタフェースを介して、前記第2制御プログラムのセットアップに用いるセットアップ情報を受け付ける第2情報受付処理と、
前記第2情報受付処理にて受け付けた前記セットアップ情報を、前記第2端末装置に登録する第2登録処理と、
を前記第2端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するセットアップシステムにおいて、
前記第1セットアッププログラムの前記第1情報受付処理では、
前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、前記セットアップ情報として少なくとも前記画像処理装置を制御するパラメータの設定を受け付け、
前記第1セットアッププログラムの前記第1登録処理では、
前記第1情報受付処理にて受け付けた前記パラメータの設定を、前記第1端末装置に登録し、
前記第1セットアッププログラムの前記記憶処理では、
前記第1登録処理にて登録した前記パラメータの設定を示すパラメータ情報を、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて、前記ストレージに記憶する、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項8に記載するセットアップシステムにおいて、
前記第2セットアッププログラムの前記自動登録処理では、
前記読出し処理にて読み出した前記パラメータ情報に含まれる設定のうち前記第2プラットフォームに対応しない設定を、前記第2プラットフォームに対応する設定に変更し、変更後のパラメータの設定を、前記第2端末装置に登録する、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項8または請求項9に記載するセットアップシステムにおいて、
前記第1セットアッププログラムの前記第1情報受付処理では、
前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、前記セットアップ情報として前記画像処理装置の選択も受け付け、
前記第1セットアッププログラムの前記第1登録処理では、
前記第1情報受付処理にて受け付けた前記画像処理装置を特定するデバイス情報も、前記第1端末装置に登録し、
前記第1セットアッププログラムの前記記憶処理では、
前記第1登録処理にて登録した前記デバイス情報および前記パラメータ情報を、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて、前記ストレージに記憶する、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 請求項10に記載するセットアップシステムにおいて、
前記第2セットアッププログラムは、
前記第2端末装置のユーザインタフェースを介して、前記ストレージに記憶されている前記デバイス情報を利用するか否かの選択を受け付ける利用選択処理を、前記第2端末装置のコンピュータに実行させ、
前記利用選択処理にて前記デバイス情報を利用することが選択された場合に、
前記読出し処理および前記自動登録処理を前記第2端末装置のコンピュータに実行させ、
前記利用選択処理にて前記デバイス情報を利用しないことが選択された場合に、
前記読出し処理および前記自動登録処理を前記第2端末装置のコンピュータに実行させず、
前記第2端末装置のユーザインタフェースを介して、前記画像処理装置の選択を受け付けるデバイス選択受付処理と、
前記デバイス選択受付処理にて受け付けた前記画像処理装置を特定するデバイス情報を、前記第2端末装置に登録するデバイス登録処理と、
前記ストレージに記憶されている前記パラメータ情報のうち、前記第2識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて記憶されている前記パラメータ情報を読み出すパラメータ読出し処理と、
前記パラメータ読出し処理にて読み出した前記パラメータ情報によって示される設定を、前記第2端末装置に登録するパラメータ自動登録処理と、
を前記第2端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。 - 第1プラットフォームに対応する第1端末装置のコンピュータに、
ユーザを識別する識別情報を取得する第1識別取得処理と、
前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、セットアップ情報を受け付ける第1情報受付処理と、
前記第1情報受付処理にて受け付けた前記セットアップ情報を、画像処理装置を制御する機能を有する第1制御プログラムが用いる前記セットアップ情報として、前記第1端末装置に登録する第1登録処理と、
前記第1登録処理にて登録した前記セットアップ情報の少なくとも一部を、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて、ネットワーク上のストレージに記憶する記憶処理と、を実行させ、前記ストレージに記憶された前記セットアップ情報は、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と同じ識別情報を取得した第2端末装置によって読み出され、前記第2端末装置は、第2プラットフォームに対応し、さらに前記第2端末装置は、前記画像処理装置を制御する機能を有する第2制御プログラムのセットアップとして、前記ストレージから読み出した前記セットアップ情報を、前記第2端末装置に登録する、
ことを特徴とするセットアッププログラム。 - 第2プラットフォームに対応する第2端末装置のコンピュータに、
ユーザを識別する識別情報を取得する第2識別取得処理と、
ネットワーク上のストレージに記憶されているセットアップ情報のうち、前記第2識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて記憶されている前記セットアップ情報を読み出す読出し処理と、を実行させ、前記ストレージに記憶されている前記セットアップ情報は、前記第2識別取得処理にて取得した前記識別情報と同じ識別情報を取得した第1端末装置によって、前記ストレージに記憶されたものであり、前記第1端末装置は、第1プラットフォームに対応し、さらに前記第1端末装置は、前記第1端末装置のユーザインタフェースを介して、画像処理装置を制御する機能を有する第1制御プログラムのセットアップに用いる前記セットアップ情報を受け付け、前記第1制御プログラムのセットアップとして、受け付けた前記セットアップ情報を、前記第1端末装置に登録し、さらに前記識別情報を取得し、受け付けた前記セットアップ情報を、取得した前記識別情報と関連付けて前記ストレージに記憶し、
さらに前記第2端末装置のコンピュータに、
前記読出し処理にて読み出した前記セットアップ情報を、前記画像処理装置を制御する機能を有する第2制御プログラムが用いる前記セットアップ情報として、前記第2端末装置に登録する自動登録処理を実行させる、
ことを特徴とするセットアッププログラム。 - 画像処理装置と、
前記画像処理装置を制御する機能を有する第1制御プログラムを、先行端末装置にセットアップする第1セットアッププログラムと、
前記画像処理装置を制御する機能を有する第2制御プログラムを、後続端末装置にセットアップする第2セットアッププログラムと、
を備え、
前記第1セットアッププログラムは、
ユーザを識別する識別情報を取得する第1識別取得処理と、
前記先行端末装置のユーザインタフェースを介して、前記画像処理装置の選択を受け付けるデバイス受付処理と、
前記デバイス受付処理にて選択された前記画像処理装置を特定するデバイス情報を、前記第1制御プログラムが用いる前記デバイス情報として、前記先行端末装置に登録する第1デバイス登録処理と、
前記先行端末装置のユーザインタフェースを介して、前記画像処理装置を制御するパラメータの設定を受け付けるパラメータ受付処理と、
前記パラメータ受付処理にて受け付けた前記パラメータの設定を、前記第1制御プログラムが用いる前記パラメータの設定として、前記先行端末装置に登録する第1パラメータ登録処理と、
前記第1デバイス登録処理にて登録した前記デバイス情報と、前記第1パラメータ登録処理にて登録した前記パラメータの設定を示すパラメータ情報とを、前記第1識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて、ネットワーク上のストレージに記憶する記憶処理と、
を前記先行端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第2セットアッププログラムは、
ユーザを識別する前記識別情報を取得する第2識別取得処理と、
前記ストレージに記憶されている前記デバイス情報および前記パラメータ情報のうち、前記第2識別取得処理にて取得した前記識別情報と関連付けて記憶されている前記デバイス情報および前記パラメータ情報を読み出す読出し処理と、
前記読出し処理にて読み出した前記デバイス情報を、前記第2制御プログラムが用いる前記デバイス情報として、前記後続端末装置に登録する第2デバイス登録処理と、
前記読出し処理にて読み出した前記パラメータ情報に基づくパラメータの設定を、前記第2制御プログラムが用いる前記パラメータの設定として、前記後続端末装置に登録する第2パラメータ登録処理と、
を前記後続端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第1制御プログラムは、
前記画像処理装置を前記先行端末装置に登録された前記パラメータの設定に従う第1条件で動作させる第1コマンドを、前記先行端末装置に登録された前記デバイス情報を用いて、前記画像処理装置に出力する第1コマンド出力処理を、前記先行端末装置のコンピュータに実行させ、
前記第2制御プログラムは、
前記画像処理装置を前記後続端末装置に登録された前記パラメータの設定に従う第2条件で動作させる第2コマンドを、前記後続端末装置に登録された前記デバイス情報を用いて、前記画像処理装置に出力する第2コマンド出力処理を、前記後続端末装置のコンピュータに実行させる、
ことを特徴とするセットアップシステム。
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