JP2021196466A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Toshiaki Sugiyama
潤一 久保田
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Abstract

【課題】現像電圧と同一位相で、正側電圧及び負側電圧において、同一方向に一定電圧がオフセットされた現像ブレード電圧を生成すること。【解決手段】トランス212を駆動する駆動回路240と、トランス212の二次巻線212bの一端に接続されたコンデンサ214と、駆動回路240を制御するCPU201とを有し、トランス212の二次巻線212bの他端に生成された交流電圧にコンデンサ214に充電された直流電圧を重畳した現像電圧を出力する現像電圧生成回路229と、現像電圧が正電圧の場合には現像電圧生成回路229から入力された電流をダイオード224に出力し、現像電圧が負電圧の場合にはダイオード223を経由して現像電圧生成回路229から入力された電流をダイオード220に出力し、現像電圧よりも所定の電圧だけ低い現像ブレード電圧を出力するためのツェナーダイオード221を有する現像ブレード電圧生成回路218とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置、及び電源装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置には、感光体に形成された静電潜像にトナーを飛翔させるための現像ローラ、現像ローラ上のトナー量を規制する規制部材である現像ブレードを有した現像装置を備えているものが存在する。現像ブレードは、摩擦帯電によりトナーに電荷を付与する機能も有しているが、摩擦帯電だけではトナーに十分な電荷を付与しきれないことがある。そのため、現像ブレードに高電圧を印加することで、トナーに十分な電荷を付与する構成を有する現像装置も存在する。電源装置が現像ブレードに印加する高電圧の現像ブレード電圧は、現像ローラに印加する高電圧の現像電圧に対して、一定電圧、オフセットした電圧に設定される。これにより、トナーは一定電圧で帯電されるため、トナーにより安定した電荷を付与することができる。そのため、現像電圧が交流電圧の場合にトナーに安定した電荷を付与するには、現像電圧と現像ブレード電圧とは同一位相で、電源装置から常に一定の電位差をもって出力されることが望ましい。
例えば、特許文献1では、現像電圧と現像ブレード電圧を同一位相の交流電圧で生成する構成を有する現像装置が提案されている。提案されている現像装置では、現像電圧から現像ブレード電圧を生成するために、正側のオフセット電圧生成用と負側のオフセット電圧生成用に、2つのツェナーダイオードを用いる構成となっている。これにより、現像ブレード電圧を生成する専用回路を設ける必要がなくなり、その結果、回路規模の拡大を抑制し、コストダウンを実現している。
特開2001−109243号公報
しかしながら、上述した特許文献1で提案されている現像装置の構成では、現像電圧と現像ブレード電圧とは同一位相ではあるが、現像電圧の正側電圧と負側電圧におけるオフセット電圧の正負の関係が異なっている。すなわち、現像電圧に対する現像ブレード電圧が、正側の電圧においては高く、負側の電圧においては低くなっている。このような場合には、現像電圧の正側の電圧が出力されている場合と負側の電圧が出力されている場合とで、トナーに付与される電荷にむらが生じるため、画像濃度が安定しない等の課題が生じることがある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、現像電圧と同一位相で、正側電圧及び負側電圧において、同一方向に一定電圧がオフセットされた現像ブレード電圧を生成することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、以下の構成を備える。
(1)一次巻線と二次巻線を有するトランスと、前記トランスを駆動する駆動回路と、前記トランスの二次巻線の一端に接続され、直流電圧を生成する生成回路と、前記駆動回路を制御する制御手段と、を有し、前記トランスの二次巻線の他端に生成された交流電圧に、前記生成回路により生成された直流電圧を重畳した第1の出力電圧を出力する第1の電源部と、前記第1の出力電圧よりも所定の電圧低い第2の出力電圧を出力する第2の電源部と、を備え、前記第2の電源部は、前記第1の出力電圧が正電圧の場合に導通状態となる第1の整流回路と、前記第1の出力電圧が負電圧の場合に導通状態となる第2の整流回路及び第3の整流回路と、前記第1の出力電圧が正電圧の場合には前記第1の電源部から入力される電流を前記第1の整流回路に出力し、前記第1の出力電圧が負電圧の場合には前記第2の整流回路を経由して前記第1の電源部から入力される電流を前記第3の整流回路に出力し、前記第1の出力電圧よりも前記所定の電圧低い前記第2の出力電圧を出力するための定電圧素子と、を有することを特徴とする電源装置。
(2)感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段により帯電された前記感光体に静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体上の静電潜像をトナーにより現像し、トナー像を形成する現像手段と、前記現像手段により形成されたトナー像を記録材に転写するための転写手段と、前記(1)に記載の電源装置と、を備え、前記電源装置は、前記現像手段に前記第1の出力電圧及び前記第2の出力電圧を供給することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、現像電圧と同一位相で、正側電圧及び負側電圧において、同一方向に一定電圧がオフセットされた現像ブレード電圧を生成することができる。
実施例1、2の画像形成装置の構成図、現像装置の構成図 実施例1の電源装置の回路図 実施例1の電源装置の動作波形を説明する図 実施例2の電源装置の回路図 実施例2の電源装置の動作波形を説明する図
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成装置]
実施例1の電源装置を有する画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを例にあげて説明する。図1(a)に電子写真方式のプリンタの一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ300(以下、プリンタ300という)は、静電潜像が形成される感光体としての感光ドラム101、感光ドラム101を一様に帯電する帯電部317(帯電手段)を備えている。プリンタ300は、更に、感光ドラム101に静電潜像を形成する露光部319(露光手段)、感光ドラム101上(感光体上)に形成された静電潜像をトナーで現像する現像ローラ105を有する現像装置110(現像手段)を備えている。そして、感光ドラム101に現像されたトナー像をカセット316から供給された記録材としてのシート(不図示)に転写部318(転写手段)によって転写して、シートに転写したトナー像を定着器314で定着してトレイ315に排出する。この感光ドラム101、帯電部317、露光部319、現像装置110、転写部318が画像形成部である。また、プリンタ300は、後述する電源装置500を備えている。なお、画像形成装置は、図1(a)に例示したものに限定されず、例えば複数の画像形成部を備える画像形成装置であってもよい。更に、感光ドラム101上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写部と、中間転写ベルト上のトナー像をシートに転写する二次転写部を備える画像形成装置であってもよい。
プリンタ300は、画像形成部による画像形成動作や、シートの搬送動作を制御するCPUを有するコントローラ320を備えている。電源装置500は、例えばコントローラ320に電力を供給する低電圧電源と、帯電部317、現像ローラ105、転写部318の少なくとも1つに交流高電圧を供給する高電圧電源と、を備えている。電源装置500の高電圧電源は、交流電圧に直流電圧を重畳した交流電圧を出力する。
[現像装置]
図1(b)は、本実施例の現像装置110の構成を示す断面図である。現像装置110は、像担持体である感光ドラム101に対向する部分に開口部を有する現像室102と、現像室102に連通する形で内部にトナー103を収容するトナー容器104と、を備えている。また、現像室102には、開口部から一部が露出するように現像ローラ105が回転可能に配置されている。現像ローラ105は、感光ドラム101との間に微小なギャップを介して、対向するように配置されている。現像室102には、トナー容器104から搬送部材107により搬送されたトナー103を、現像ローラ105に供給するためのトナー供給部材106が収容されている。現像ローラ105の図中回転方向の開口部よりも上流側に、現像ローラ105に担持されているトナー103の層厚を規制する現像ブレード108が、現像ローラ105の表面に当接するように配置されている。現像ブレード108は、現像室102の開口部の近傍に取り付けられている。現像ローラ105の図中回転方向の下流側には、現像室102の図中下部から外部へのトナーの吹き出しを防止するための吹き出し防止シート109が設けられている。トナー容器104内のトナー103は、搬送部材107によって現像室102に搬送され、搬送されたトナー103はトナー供給部材106によって、現像ローラ105の表面に塗布される。現像ローラ105は、図中矢印方向(反時計回り方向)に回転し、現像ローラ105の表面に担持されているトナー103は、現像ブレード108で所定の層厚に規制された後、感光ドラム101と対向する現像領域に移動する。なお、現像ローラ105の表面から感光ドラム101の表面にトナー103を飛翔させて付着させるために、現像ローラ105には高電圧の交流電圧である現像電圧が印加される。また、トナー103に安定した電荷を付与するために、現像ブレード108にも、高電圧の交流電圧である現像ブレード電圧が印加される。
[高電圧電源]
次に、上述した現像装置110の現像ローラ105、現像ブレード108に印加する高電圧の交流電圧を生成する高電圧電源について説明する。図2は、本実施例の高電圧電源の現像電圧と現像ブレード電圧を生成する回路構成を示す回路図である。図2に示すように、本実施例の高電圧電源は、現像電圧と現像ブレード電圧を1つのトランス212から生成する回路構成となっている。第1の電源部である現像電圧生成回路229は、第1の出力電圧である現像電圧を生成し、第2の電源部である現像ブレード電圧生成回路218は、第2の出力電圧である現像ブレード電圧を生成する。現像電圧生成回路229により生成された現像電圧は、出力端227より出力され、図1(b)の現像ローラ105に印加される。一方、現像ブレード電圧生成回路218により生成された現像ブレード電圧は、出力端228より出力され、図1(b)の現像ブレード108に印加される。なお、本実施例における現像ブレード電圧生成回路218は、現像電圧生成回路229と出力端227との間に設けられ、現像電圧の出力端227と現像ブレード電圧の出力端228とをツェナーダイオード221を介して接続した回路構成となっている。
図3は、図2の高電圧電源のパルス信号CLKと、出力端227から出力される現像電圧、及び出力端228から出力される現像ブレード電圧との対応を説明するタイミングチャートである。図3において、(i)はパルス信号CLKの波形のハイレベル(H)、ローレベル(L)を示しており、(ii)は、図2の高電圧電源の出力端227、228から出力される電圧の変動を示し、太い実線は現像電圧を示し、破線は現像ブレード電圧を示している。横軸はいずれも時間を示している。
(現像電圧生成回路)
まず、現像ローラ105に印加される現像電圧を生成する現像電圧生成回路229の回路構成、及び回路動作について説明する。図2において、制御手段であるCPU201は、現像電圧を生成するためのパルス信号CLKの出力、停止、デューティ、オンデューティ比を制御するCPUである。デューティとはパルス信号CLKの1周期における時間幅であり、オンデューティ比とはパルス信号CLKの1周期におけるハイレベル(H)の時間幅の比率のことである。なお、CPU201は、図1(a)のプリンタ300のコントローラ320のCPUであってもよい。抵抗202、203、トランジスタ204は、CPU201から出力されるパルス信号CLKの電圧を変換する回路である。トランジスタ204は、パルス信号CLKがハイレベルのときにオンされ、パルス信号CLKがローレベルのときにオフされる。トランジスタ204は、コレクタ端子が抵抗203を介して電源電圧V1に接続され、エミッタ端子はグランド(以下、GNDとする)に接続(接地)されている。
抵抗203とトランジスタ204のコレクタ端子との接続点は、抵抗205を介してNPN型のトランジスタ208のベース端子と、抵抗206を介してPNP型のトランジスタ209のベース端子とに接続されている。トランジスタ208は、コレクタ端子に抵抗207を介して電源電圧V1が接続され、エミッタ端子にコンデンサ211を介してトランス212の一次巻線212aの一端が接続されている。トランジスタ209は、エミッタ端子にコンデンサ211を介してトランス212の一次巻線212aの一端が接続され、コレクタ端子は抵抗210を介してGNDに接続されている。トランス212の一次巻線212aの他端はGNDに接続されている。抵抗205、206、207、210、トランジスタ208、209、コンデンサ211は、トランス212に入力される交流電圧を生成するプッシュプル型の駆動回路240である。トランス212は、同極性の一次巻線212aと二次巻線212bとを有し、二次巻線212bの一端から所定の交流電圧を出力する。
トランス212の二次巻線212bの一端は、ダイオード216のアノード端子と、現像ブレード電圧生成回路218のダイオード219のアノード端子に接続されている。ダイオード219のカソード端子は、出力端保護抵抗である抵抗226の一端に接続され、抵抗226の他端は現像電圧の出力端227に接続されている。一方、ダイオード216のカソード端子は、コンデンサ215の一端と、抵抗217の一端に接続され、抵抗217の他端はGNDに接続されている。
トランス212の二次巻線212bの一端は、コンデンサ215の他端と、並列に接続された抵抗213とコンデンサ214の接続点の一方と接続されている。並列に接続された抵抗213とコンデンサ214の接続点の他方はGNDに接続されている。第1のコンデンサであるコンデンサ215と第1の抵抗である抵抗213は、直流電圧を生成する生成回路として機能する。
パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルのとき、トランジスタ204はオフ状態となる。トランジスタ204がオフすると、電源電圧V1から供給される電流は、抵抗203、205を介してトランジスタ208のベース端子に流れ込み、トランジスタ208はオンする。一方、トランジスタ209はオフする。その結果、電源電圧V1から供給される電流は、抵抗207、トランジスタ208のコレクタ端子−エミッタ端子間、コンデンサ211を介してトランス212の一次巻線212aに流れ込み、トランス212の一次巻線212aが励磁される。
トランス212の一次巻線212aが励磁されると、トランス212の二次巻線212bには、一次巻線212aと二次巻線212bとの巻数比に応じた電圧が誘起される。そして、抵抗226を介して出力端227には、二次巻線212bに誘起された電圧に応じた電圧が出力される。二次巻線212bに誘起された電圧から生じるトランス212の二次巻線212bに流れる電流は、ダイオード216を介して、コンデンサ215に流れ込む。そして、コンデンサ215には、トランス212に生じた電圧とパルス信号CLKのオンデューティ比に依存した電圧が充電される。
また、二次巻線212bに流れる電流は、ダイオード216のカソード端子に接続された抵抗217、GNDを介して、抵抗213とコンデンサ214にも流れる。コンデンサ215に充電された電圧は、抵抗213と抵抗217とで分圧される。そして、抵抗213と並列に接続されたコンデンサ214に蓄えられた電圧である直流電圧Vdcは、トランス212が生成する交流電圧に重畳される。コンデンサ214に充電された所定の直流電圧Vdc(図3(ii))は、トランス212の二次巻線212bに発生した交流電圧に重畳され、正側の現像電圧が生成される。そして、抵抗226を介して出力端227に、図3(ii)の領域Aに示す、現像電圧の正側電圧Vminが出力される。
パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルからハイ(H)レベルに遷移すると、トランジスタ204はオン状態となる。トランジスタ204がオンすると、トランジスタ208がオフし、トランジスタ209がオンする。トランジスタ209がオンすると、トランス212の一次巻線212aに流れる電流は、コンデンサ211、トランジスタ209、抵抗210を介してGNDに流れ込む。このとき、トランス212の二次巻線212bにはトランジスタ209のオフ時、すなわちパルス信号CLKの論理がロー(L)レベル時とは逆向きに電圧が誘起される。このとき、二次巻線212bに生じた電流は、抵抗213とコンデンサ214、GNDから、現像ブレード電圧生成回路218のコンデンサ222と抵抗230、ダイオード223、ツェナーダイオード221、ダイオード220を介して二次巻線212bに戻る。このとき、現像電圧の出力端227には、コンデンサ214に充電された所定の直流電圧Vdcが、トランス212の二次巻線212bに発生した交流電圧に重畳され、負側の現像電圧が生成される。そして、抵抗226を介して出力端227に、図3(ii)の領域Bに示す、現像電圧の負側電圧Vmaxが出力される。上述した動作をパルス信号CLKのデューティで繰り返すことで、図2の高電圧電源の現像電圧生成回路229は、直流電圧に重畳された交流の高電圧である現像電圧を生成する。
本実施例の現像電圧生成回路229の回路構成は、正側電圧Vminと負側電圧Vmaxの電位差が、トランス212の一次巻線212aと二次巻線212bの巻数比によって変化する構成となっている。また、上述したように、コンデンサ215には、トランス212に生じた電圧とパルス信号CLKのオンデューティ比に依存した電圧が充電されており、コンデンサ215に充電された電圧は、抵抗213と抵抗217とで分圧される。そして、抵抗213と並列に接続されたコンデンサ214に蓄えられた電圧である直流電圧Vdcは、トランス212が生成する交流電圧に重畳される。その結果、図3(ii)に示すように、正側電圧Vminは、トランス212が生成する正側の交流電圧に直流電圧Vdcを重畳した電圧となっている。一方、パルス信号CLKの論理がハイ(H)レベルのときに、トランス212の二次巻線212bに流れる電流は、ツェナーダイオード221を介して流れる。そのため、図3(ii)に示すように、負側電圧Vmaxは、トランス212が生成する負側の交流電圧に直流電圧Vdcを重畳した電圧から、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzだけ、高い電圧となっている。
(現像ブレード電圧生成回路)
次に、現像ブレード108に印加される現像ブレード電圧を生成する現像ブレード電圧生成回路218の回路構成、及び回路動作について説明する。現像ブレード電圧生成回路218において、ダイオード219は、アノード端子がトランス212の二次巻線212bの一端に接続され、カソード端子は一端が出力端227に接続された抵抗226の他端に接続されている。また、ダイオード219は、カソード端子が定電圧素子であるツェナーダイオード221のカソード端子に接続され、アノード端子はダイオード220のカソード端子と接続されている。第1のツェナーダイオードであるツェナーダイオード221のアノード端子は、ダイオード220のアノード端子、現像ブレード電圧が出力される出力端228、及びダイオード224のアノード端子と接続されている。並列に接続された抵抗231とコンデンサ225は、一端がダイオード224のカソード端子と接続され、他端はGNDに接続されている。なお、整流素子であるダイオード224、並列に接続された抵抗231とコンデンサ225は、第1の整流回路を構成する。また、整流素子であるダイオード220は、第3の整流回路を構成する。
また、ダイオード223は、カソード端子がツェナーダイオード221のカソード端子、ダイオード219のカソード端子、及び抵抗226の他端に接続されている。並列に接続された抵抗230とコンデンサ222は、一端がダイオード223のアノード端子と接続され、他端はGNDに接続されている。なお、整流素子であるダイオード223、並列に接続された抵抗230とコンデンサ222は、第2の整流回路を構成する。
現像ブレード電圧生成回路218では、パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルのとき、二次巻線212bに流れる電流は、ツェナーダイオード221に入力され、上述した第1の整流回路へと流れる。すなわち、二次巻線212bに流れる電流は、ダイオード219、ツェナーダイオード221、ダイオード224、コンデンサ225と抵抗231、GNDを介して、抵抗213とコンデンサ214に流れ込む。なお、このとき、ダイオード220、223は、カソード端子側の電圧がアノード端子側の電圧よりも高いため、非導通状態となり、電流は流れない。このように、パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルのとき、ツェナーダイオード221には、カソード端子からアノード端子の方向に電流が流れている。そのため、現像電圧が出力される出力端227と現像ブレード電圧が出力される出力端228との電位差は、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzとなる。その結果、現像ブレード電圧は、図3(ii)の領域Aに示すように、現像電圧の正側電圧Vminに対して電圧Vzだけ低い電圧として出力される。
一方、パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルからハイ(H)レベルに遷移すると、現像ブレード電圧生成回路218では、二次巻線212bに流れる電流は、次のような経路で流れる。すなわち、二次巻線212bに流れる電流は、上述した第2の整流回路を経由して、ツェナーダイオード221に入力され、上述した第3の整流回路へと流れる。詳細には、二次巻線212bに流れる電流は、抵抗213とコンデンサ214、GNDから、コンデンサ222と抵抗230、ダイオード223、ツェナーダイオード221、ダイオード220を介して、二次巻線212bに戻る。なお、このとき、ダイオード224、219は、カソード端子側の電圧がアノード端子側の電圧よりも高いため、非導通状態となり、電流は流れない。このときも、パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルの場合と同様に、ツェナーダイオード221には、カソード端子からアノード端子の方向に電流が流れている。そのため、現像電圧が出力される出力端227と現像ブレード電圧が出力される出力端228との電位差は、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzとなる。その結果、現像ブレード電圧は、図3(ii)の領域Bに示すように、現像電圧の負側電圧Vmaxに対して電圧Vzだけ低い電圧(所定の電圧低い電圧)として出力される。
上述したように、本実施例の現像ブレード電圧生成回路218は、現像電圧が正電圧のときに電流が流れる回路と、現像電圧が負電圧のときに電流が流れる回路と、を有している。現像電圧が正電圧のときに電流が流れる回路は、ダイオード224、コンデンサ225、抵抗231から構成された回路であり、現像電圧が負電圧のときに電流が流れる回路は、ダイオード223、コンデンサ222、抵抗230から構成された回路である。これにより、現像ブレード電圧生成回路218は、現像電圧が正側電圧、負側電圧の両方の場合において、ツェナーダイオード221のカソード端子からアノード端子の方向に電流が流れる導通状態となる回路構成としている。ツェナーダイオード221は、カソード端子が抵抗226を介して現像電圧の出力端227に接続され、アノード端子が現像ブレード電圧の出力端228に接続されており、ツェナー電圧Vzが現像電圧と現像ブレード電圧の電圧差となる回路構成となっている。その結果、現像電圧の正側電圧、負側電圧において、現像ブレード電圧は、現像電圧に対して、正側電圧、負側電圧の同じ方向に、一定電圧がオフセットされた電圧となっている。
なお、本実施例で説明した現像装置の構成や、現像電圧及び現像ブレード電圧を生成する高電圧電源の回路構成は一例であり、上述した構成に限定されるものではない。また、本実施例では、ツェナーダイオードを用いて現像電圧に対して一定電圧、オフセットした現像ブレード電圧を生成する実施例について説明したが、例えばツェナーダイオードの代わりにバリスタを用いて現像ブレード電圧を生成する構成でも実現可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、現像電圧と同一位相で、正側電圧及び負側電圧において、同一方向に一定電圧がオフセットされた現像ブレード電圧を生成することができる。
実施例2では、実施例1とは異なる回路構成で、現像電圧及び現像ブレード電圧を生成する高電圧電源について説明する。なお、実施例2が適用される画像形成装置、及び現像装置の構成は、実施例1と同様であり、ここでの説明は省略する。
[高電圧電源]
次に、本実施例の現像装置110の現像ローラ105、現像ブレード108に印加する高電圧の交流電圧を生成する高電圧電源について説明する。図4は、本実施例の高電圧電源の現像電圧と現像ブレード電圧を生成する回路構成を示す回路図である。本実施例の高電圧電源は、実施例1と同様に、現像電圧と現像ブレード電圧を1つのトランス212から生成する回路構成となっている。現像電圧生成回路406は、現像電圧を生成し、生成された現像電圧は出力端227より出力され、図1(b)の現像ローラ105に印加される。一方、現像ブレード電圧生成回路407は、現像ブレード電圧を生成し、生成された現像ブレード電圧は出力端228より出力され、図1(b)の現像ブレード108に印加される。なお、現像ブレード電圧生成回路407は、実施例1と同様に、現像電圧生成回路406と出力端227との間に設けられ、現像電圧の出力端227と現像ブレード電圧の出力端228とをツェナーダイオード221を介して接続した回路構成となっている。
また、図5は、図4の高電圧電源のパルス信号CLKと、出力端227から出力される現像電圧、及び出力端228から出力される現像ブレード電圧との対応を説明するタイミングチャートである。図5において、(i)はパルス信号CLKの波形のハイレベル(H)、ローレベル(L)を示しており、(ii)は、図4の高電圧電源の出力端227、228から出力される電圧の変動を示し、太い実線は現像電圧を示し、破線は現像ブレード電圧を示している。横軸はいずれも時間を示している。
(現像電圧生成回路と現像ブレード電圧生成回路)
次に、本実施例の現像電圧生成回路406、及び現像ブレード電圧生成回路407の回路構成、及び回路動作について説明する。本実施例の図4に示す現像電圧生成回路406は、実施例1の図2に示す現像電圧生成回路229と比べて、次の点が異なる。すなわち、本実施例では、実施例1のトランジスタ204の代わりに電界効果トランジスタ(以下、FETという)413が使用されている。また、本実施例では、駆動回路240の入力側にコンデンサ401、抵抗402、403から構成された回路が追加されている。更に、本実施例では、実施例1の図2に示すトランス212の二次側に設けられていたコンデンサ215、ダイオード216、抵抗217が削除されている。
また、本実施例の図4に示す現像ブレード電圧生成回路407は、実施例1の図2に示す現像ブレード電圧生成回路218と比べて、次の点が異なる。すなわち、本実施例では、実施例1の図2に示すコンデンサ225、抵抗231が削除され、第2のツェナーダイオードであるツェナーダイオード405が追加されている。なお、ツェナーダイオード405のカソード端子は、ツェナーダイオード221のアノード端子、ダイオード220のアノード端子、及び現像ブレード電圧が出力される出力端228と接続されている。一方、ツェナーダイオード405のアノード端子は、ダイオード224のアノード端子に接続され、ダイオード224のカソード端子はGNDに接続されている。なお、図4において、実施例1の図2の回路と同じ部品には同じ符号を付し、ここでの詳細な説明は省略する。
現像電圧生成回路406において、抵抗202、203、FET413は、CPU201から出力されるパルス信号CLKの電圧を変換する回路である。FET413は、パルス信号CLKがハイレベルのときにオンし、パルス信号CLKがローレベルのときにオフする。
コンデンサ401は直流成分をカットするカップリングコンデンサであり、電源電圧V1を抵抗402、403で分圧した電圧を中間電圧とする交流電圧を生成する。コンデンサ401の一端は、一端が電源電圧V1に接続された抵抗203の他端とFET413のドレイン端子とに接続されている。一方、コンデンサ401の他端は、一端が電源電圧V1と接続された抵抗402の他端、及び一端がGNDに接続された抵抗403の他端と、駆動回路240を構成する抵抗205、206の一端と接続されている。なお、抵抗205、206の他端は、それぞれトランジスタ208、209のベース端子と接続されている。パルス信号CLKに応じてオン、オフするFET413、トランス212を駆動するプッシュプル型の駆動回路240、及びトランス212の一次側の回路動作は、実施例1の図2を用いて説明した回路動作と同様であり、ここでの説明は省略する。
パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルのときに、FET413はオフし、トランジスタ208はオンする。そして、トランス212の一次巻線212aが励磁されると、トランス212の二次巻線212bには、一次巻線212aと二次巻線212bとの巻数比に応じた電圧が誘起される。二次巻線212bに誘起された電圧から生じる、二次巻線212bに流れる電流は、抵抗404、ダイオード219、ツェナーダイオード221、ツェナーダイオード405、ダイオード224、GNDを介してコンデンサ214と抵抗213に流れ込む。このとき、ダイオード220、223は、カソード端子側の電圧がアノード端子側の電圧よりも高くなるため、非導通状態となり、電流は流れない。なお、ダイオード224は、現像電圧の負側電圧が出力される区間において、逆方向に電流が流れることを防止する目的で配置されている。
本実施例では、トランス212の二次巻線212bに誘起された電圧の正側電圧は、現像ブレード電圧生成回路407のツェナーダイオード221、405によりクランプされる。そのため、現像電圧の正側の最大電圧である正側電圧Vminは、図5(ii)の領域Cに示すように、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzと、ツェナーダイオード405のツェナー電圧である電圧Vz1との和になる。このとき、ツェナーダイオード221には、カソード端子からアノード端子の方向に電流が流れている。そのため、現像電圧が出力される出力端227と現像ブレード電圧が出力される出力端228の電位差は、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzとなる。その結果、図5(ii)の領域Cに示すように、現像ブレード電圧は、現像電圧に対して電圧Vzだけ低い電圧として出力される。
パルス信号CLKの論理がロー(L)レベルからハイ(H)レベルに遷移すると、トランス212の二次巻線212bにはトランジスタ209のオフ時、すなわちパルス信号CLKの論理がロー(L)レベル時とは逆向きに電圧が誘起される。このとき、二次巻線212bに生じた電流は、コンデンサ214と抵抗213、GNDから、コンデンサ222と抵抗230、ダイオード223、ツェナーダイオード221、ダイオード220、抵抗404を介して二次巻線212bに戻る。このとき、ダイオード219、224は、カソード端子側の電圧がアノード端子側の電圧よりも高くなるため、非導通状態となり、電流は流れない。この場合も、ツェナーダイオード221には、カソード端子からアノード端子の方向に電流が流れている。そのため、現像電圧が出力される出力端227と現像ブレード電圧が出力される出力端228の電位差は、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzとなる。その結果、現像ブレード電圧は、図5(ii)の領域Dに示すように、現像電圧に対して電圧Vzだけ低い電圧として出力される。
本実施例の現像電圧生成回路406の回路構成においても、実施例1と同様に、コンデンサ214には、トランス212に生じた電圧とパルス信号CLKのオンデューティ比に依存した電圧が充電されている。そして、コンデンサ214に蓄えられた電圧である直流電圧Vdc1は、トランス212が生成する交流電圧に重畳される。ただし、本実施例では、現像電圧の正側電圧Vminはツェナーダイオード221、405によりクランプされる回路構成となっている。そのため、本実施例では、現像電圧の正側電圧Vminは、実施例1とは異なり、重畳される直流電圧Vdc1の電圧によらず、固定値(固定電圧)となる。ただし、直流電圧Vdc1は、ツェナーダイオード221、405が正常動作する直流電圧に限られる。
一方、パルス信号CLKの論理がハイ(H)レベルのときにトランス212の二次巻線212bに流れる電流は、出力端227と出力端228との間に設けられたツェナーダイオード221を流れる。そのため、現像電圧の負側電圧Vmaxは、トランス212が生成する負側の交流電圧に直流電圧Vdc1を重畳した電圧から、ツェナーダイオード221のツェナー電圧である電圧Vzだけ、現像ブレード電圧よりも高い電圧となっている。
上述したように、本実施例の現像ブレード電圧生成回路407は、現像電圧が正電圧のときに電流が流れる回路と、現像電圧が負電圧のときに電流が流れる回路と、を有している。現像電圧が正電圧のときに電流が流れる回路は、ツェナーダイオード405、ダイオード224から構成された回路であり、現像電圧が負電圧のときに電流が流れる回路は、ダイオード223、コンデンサ222、抵抗230から構成された回路である。これにより、現像ブレード電圧生成回路407は、現像電圧が正側電圧、負側電圧の両方の場合において、ツェナーダイオード221のカソード端子からアノード端子の方向に電流が流れる導通状態となる回路構成としている。また、本実施例の現像ブレード電圧生成回路407では、ツェナーダイオード221は、現像電圧の正側出力Vminをクランプするとともに、現像電圧と現像ブレード電圧の電位差を生成する回路構成となっている。これにより、現像ブレード電圧を生成するための回路規模を低減することができる。また、本実施例は、実施例1と同様に、現像電圧の正側電圧、負側電圧において、現像ブレード電圧は、現像電圧に対して、正側電圧、負側電圧の同じ方向に、一定電圧がオフセットされた電圧となっている。
なお、本実施例で説明した現像装置の構成や現像電圧及ぶ現像ブレード電圧を生成する高電圧電源の回路構成は一例であり、上述した構成に限定されるものではない。また、本実施例では、ツェナーダイオードを用いて、現像電圧に対して一定電圧、オフセットした現像ブレード電圧を生成する実施例について説明したが、ツェナーダイオードに限定されるものではなく、例えばバリスタを用いて生成する構成でも実現可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、現像電圧と同一位相で、正側電圧及び負側電圧において、同一方向に一定電圧がオフセットされた現像ブレード電圧を生成することができる。
201 CPU
212 トランス
214 コンデンサ
218 現像ブレード電圧生成回路
220、223、224 ダイオード
221 ツェナーダイオード
229 現像電圧生成回路
240 駆動回路

Claims (15)

  1. 一次巻線と二次巻線を有するトランスと、
    前記トランスを駆動する駆動回路と、
    前記トランスの二次巻線の一端に接続され、直流電圧を生成する生成回路と、
    前記駆動回路を制御する制御手段と、
    を有し、前記トランスの二次巻線の他端に生成された交流電圧に、前記生成回路により生成された直流電圧を重畳した第1の出力電圧を出力する第1の電源部と、
    前記第1の出力電圧よりも所定の電圧低い第2の出力電圧を出力する第2の電源部と、を備え、
    前記第2の電源部は、
    前記第1の出力電圧が正電圧の場合に導通状態となる第1の整流回路と、
    前記第1の出力電圧が負電圧の場合に導通状態となる第2の整流回路及び第3の整流回路と、
    前記第1の出力電圧が正電圧の場合には前記第1の電源部から入力される電流を前記第1の整流回路に出力し、前記第1の出力電圧が負電圧の場合には前記第2の整流回路を経由して前記第1の電源部から入力される電流を前記第3の整流回路に出力し、前記第1の出力電圧よりも前記所定の電圧低い前記第2の出力電圧を出力するための定電圧素子と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御手段は、前記トランスを駆動するためのパルス信号を前記駆動回路に出力することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記生成回路は、前記トランスの二次巻線の一端に接続された第1のコンデンサを有し、
    前記第1のコンデンサに充電された直流電圧が前記交流電圧に重畳されることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第1のコンデンサには、前記パルス信号の1周期におけるオン状態の時間の比率に応じた直流電圧が充電されることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記生成回路は、前記第1のコンデンサに並列に接続された第1の抵抗を有し、
    前記第1のコンデンサと前記第1の抵抗の一方の接続点は前記トランスの二次巻線の一端に接続され、前記第1のコンデンサと前記第1の抵抗の他方の接続点は接地されていることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記定電圧素子は、第1のツェナーダイオードであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 前記第2の整流回路は、ダイオードと、並列に接続されたコンデンサ及び抵抗と、を有し、
    前記ダイオードのカソード端子は前記第1のツェナーダイオードのカソード端子と接続され、
    前記コンデンサと前記抵抗の一方の接続点は前記ダイオードのアノード端子と接続され、前記コンデンサと前記抵抗の他方の接続点は接地されていることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 前記第3の整流回路は、ダイオードを有し、
    前記ダイオードは、アノード端子が前記第1のツェナーダイオードのアノード端子と接続され、カソード端子が前記トランスの二次巻線の他端と接続されていることを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
  9. 前記第1の整流回路は、ダイオードと、並列に接続されたコンデンサ及び抵抗と、を有し、
    前記ダイオードのアノード端子は前記第1のツェナーダイオードのアノード端子と接続され、
    前記コンデンサと前記抵抗の一方の接続点は前記ダイオードのカソード端子と接続され、前記コンデンサと前記抵抗の他方の接続点は接地されていることを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
  10. 前記所定の電圧は、前記第1のツェナーダイオードのツェナー電圧であり、
    前記第2の出力電圧は、前記第1の出力電圧よりも前記ツェナー電圧だけ低いことを特徴とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 前記第1の整流回路は、第2のツェナーダイオードと、ダイオードと、を有し、
    前記第2のツェナーダイオードは、カソード端子が前記第1のツェナーダイオードのアノード端子と接続され、カソード端子が前記ダイオードのアノード端子と接続され、
    前記ダイオードのカソード端子は接地されていることを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
  12. 前記所定の電圧は、前記第1のツェナーダイオードのツェナー電圧であり、
    前記第2の出力電圧は、前記第1の出力電圧よりも前記ツェナー電圧だけ低いことを特徴とする請求項11に記載の電源装置。
  13. 前記第1の出力電圧の正側の最大電圧は、前記第1のツェナーダイオードのツェナー電圧と、前記第2のツェナーダイオードのツェナー電圧との和であることを特徴とする請求項12に記載の電源装置。
  14. 感光体と、
    前記感光体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段により帯電された前記感光体に静電潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体上の静電潜像をトナーにより現像し、トナー像を形成する現像手段と、
    前記現像手段により形成されたトナー像を記録材に転写するための転写手段と、
    請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の電源装置と、
    を備え、
    前記電源装置は、前記現像手段に前記第1の出力電圧及び前記第2の出力電圧を供給することを特徴とする画像形成装置。
  15. 前記現像手段は、前記感光体上の静電潜像にトナーを付着する現像ローラと、前記現像ローラの表面のトナー量を規制する現像ブレードと、を有し、
    前記第1の出力電圧は、前記現像ローラに供給され、
    前記第2の出力電圧は、前記現像ブレードに供給されることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
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