JP2021196312A - ガス漏洩検知システム及びガス漏洩検知方法 - Google Patents

ガス漏洩検知システム及びガス漏洩検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実際のガス濃度を測定できるようにする。【解決手段】ガス漏洩検知システム10は、光を照射する照射部と、前記光を受光する受光部と、を有する複数のガス漏洩検知装置10を備え、一のガス漏洩検知装置10の照射部から照射される光と、他のガス漏洩検知装置10の照射部から照射される光とが、予め定められた角度を有して重なる。【選択図】図1

Description

本発明は、ガス漏洩検知システム及びガス漏洩検知方法に関するものである。
ガス漏洩検知システムとしては、車両にレーザ式ガスセンサを搭載し、車両で走行しながら路面上にレーザを照射して、路面上でのガス漏洩の有無を検知する検知装置を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−42965号公報
特許文献1の検知装置では、レーザを路面上の一地点に照射するものであるため、当該検知装置で測定できる数値は、レーザの照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」である。このため、実際のガス濃度「ppm」が測定できなかった。
本発明は、実際のガス濃度を測定できるようにすることを目的とする。
第1態様に係るガス漏洩検知システムは、光を照射する照射部と、前記光を受光する受光部と、を有する複数のガス漏洩検知装置を備え、一のガス漏洩検知装置の照射部から照射される光と、他のガス漏洩検知装置の照射部から照射される光とが、予め定められた角度を有して重なる。
このように、第1態様に係るガス漏洩検知システムでは、一のガス漏洩検知装置の照射部から照射される光と、他のガス漏洩検知装置の照射部から照射される光とが、予め定められた角度を有して重なるので、光の異なる照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」が、ガス漏洩検知装置の各々の測定値として測定できる。
そして、ガス漏洩検知装置ごとに測定された複数の測定値を用いることで、距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を測定することができる。
第2態様に係るガス漏洩検知システムでは、前記複数のガス漏洩検知装置の各々は、前記照射部から照射された光としてのレーザを一方向へ拡張する拡張部を有している。
このように、第2態様に係るガス漏洩検知システムでは、ガス漏洩検知装置の各々の拡張部が、照射部から照射された光としてのレーザを一方向へ拡張するので、ガス漏洩検知装置の各々において、ガスの漏洩を検知できる検知範囲を広くできる。
第3態様に係るガス漏洩検知システムでは、前記拡張部は、前記照射部からのレーザを前記一方向に沿って走査して、当該一方向へ拡張する走査部である。
このように、第3態様に係るガス漏洩検知システムでは、走査部が、照射部からのレーザを一方向に沿って走査して、一方向へ拡張するので、走査する幅や角度を変えることで、拡張幅を調整できる。このため、ガスの漏洩を検知できる検知範囲の調整が容易となる。
第3態様の走査部としては、第4態様に記載されるように、回転するポリゴンミラーを有する構成とすることができる。
第5態様に係るガス漏洩検知システムでは、前記拡張部は、前記照射部から照射されたレーザを一方向へ拡張する光学素子である。
このように、第5態様に係るガス漏洩検知システムでは、光学素子が、照射部から照射されたレーザを一方向へ拡張する。このため、拡張部を駆動しなくても、レーザを拡張できる。
第5態様の光学素子としては、第6態様に記載されるように、平凹シリンドリカルレンズを用いることができる。
第7態様に係るガス漏洩検知システムでは、前記複数のガス漏洩検知装置は、撮影方向が予め定められた角度を有し且つ撮像範囲が重なるように配置された複数の赤外線カメラである。
このように、第7態様に係るガス漏洩検知システムでは、複数の赤外線カメラが、撮影方向が予め定められた角度を有し且つ撮像範囲が重なるように配置されているので、異なる視点から撮影された、視差を有する複数の画像を得ることができる。そして、この複数の画像間でステレオマッチングを行うことで、照射方向におけるガスの厚みを求めることができる。これにより、測定された「ppm・m」から距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出することができる。
第8態様に係るガス漏洩検知システムでは、前記複数のガス漏洩検知装置は、一対のガス漏洩検知装置で構成されている。
このように、第8態様に係るガス漏洩検知システムでは、最小数のガス漏洩検知装置で構成されるので、ガス漏洩検知システムの大型化が抑制される。
第9態様に係るガス漏洩検知方法は、光を照射する照射部と、前記光を受光する受光部と、を有する複数のガス漏洩検知装置を用い、一のガス漏洩検知装置の照射部からの光と、他のガス漏洩検知装置の照射部からの光とが、予め定められた角度を有して重なるように、当該光を照射する。
このように、第9態様に係るガス漏洩検知方法では、一のガス漏洩検知装置の照射部からの光と、他のガス漏洩検知装置の照射部からの光とが、予め定められた角度を有して重なるように、当該光を照射するので、光の異なる照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」が、ガス漏洩検知装置の各々の測定値として測定できる。
そして、ガス漏洩検知装置ごとに測定された複数の測定値を用いることで、距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を測定することができる。
本発明は、上記構成としたので、実際のガス濃度を測定できるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係るガス漏洩検知システムの構成を示す概略図である。 第1実施形態に係るガス漏洩検知システムに備えられたガス漏洩検知装置の構成を示す概略図である。 メタンの光吸収スペクトルを示す線図である。 第1実施形態に係るガス漏洩検知装置において、照射対象へレーザが照射された状態を示す概略図である。 図4における4A部分の拡大図である。 第2実施形態に係るガス漏洩検知システムの構成を示す概略図である。 第2実施形態に係るガス漏洩検知システムに備えられたガス漏洩検知装置の構成を示す概略図である。 第2実施形態に係るガス漏洩検知装置の平凹シリンドリカルレンズの構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係るガス漏洩検知装置において、照射対象へレーザが照射された状態を示す概略図である。 第3実施形態に係るガス漏洩検知システムの構成を示す概略図である。 第3実施形態に係るガス漏洩検知システムに備えられたガス漏洩検知装置の構成を示す概略図である。 第4実施形態に係るガス漏洩検知システムの構成を示す概略図である。 第4実施形態に係るガス漏洩検知システムに備えられたガス漏洩検知装置の構成を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
《第1実施形態》
(ガス漏洩検知システム100)
まず、第1実施形態に係るガス漏洩検知システム100の構成を説明する。図1は、第1実施形態に係るガス漏洩検知システム100の構成を示す概略図である。なお、各図では、ガス漏洩検知システム100の構成を模式的に示しており、各構成部同士の寸法比は、実際の寸法比と異なる場合がある。
図1に示されるガス漏洩検知システム100は、ガスの漏洩を検知するシステムである。具体的には、ガス漏洩検知システム100は、ガスが収容されたガス収容部からのガスの漏洩を検知する。検知の対象となるガスとしては、メタン(具体的には、メタンを主成分とする都市ガス)が挙げられる。
なお、検知の対象となるガスとしては、メタンに限られず、メタン以外炭化水素(例えば、ブタン、プロパン等)を含むものであってもよい。さらに、ガスとしては、前述のものに限られず、一酸化炭素、硫化水素、塩化水素、その他の気体を含むものであってもよい。各図では、ガスを符号GAにて示している。
前述の「ガス収容部」としては、ガスが流通するガス配管、及びガスが貯留されたガスタンクなどが挙げられる。なお、ガス収容部としては、前述のものに限られず、ガスが収容された収容部であればよい。
前述の「ガスの漏洩を検知する」とは、ガスの漏洩の有無を特定することであるが、「ガスの漏洩を検知する」には、漏洩したガスの濃度を特定することを含んでいる。また、「ガスの漏洩を検知する」には、ガスが漏洩している箇所、及び漏洩したガスの分布の広がり等を特定することが含まれていてもよい。
ガス漏洩検知システム100は、具体的には、図1に示されるように、一対のガス漏洩検知装置10と、処理装置50と、を備えている。一対のガス漏洩検知装置10は、特許請求の範囲における複数のガス漏洩検知装置の一例である。
(ガス漏洩検知装置10)
ガス漏洩検知装置10は、ガス(具体的には、メタン)の漏洩を検知する装置である。具体的には、ガス漏洩検知装置10は、図2に示されるように、筐体12と、レーザ照射部20と、走査部30と、レーザ受光部40と、を有している。
以下、ガス漏洩検知装置10の各部(筐体12、レーザ照射部20、走査部30、及びレーザ受光部40)の構成を説明する。なお、一対のガス漏洩検知装置10は、レーザの照射方向が異なる点を除いて、同様に構成されている。
(筐体12)
筐体12は、図2に示されるように、レーザ照射部20、走査部30、及びレーザ受光部40等の構成部を収容する箱体(ケーシング)である。筐体12の内部には、各構成部を支持する支持体(図示省略)が設けられている。また、筐体12は、レーザ照射部20からのレーザ、及びレーザ受光部40に向かう反射光を通過させる開口(図示省略)、又は、当該レーザ及び当該反射光を透過する透過部(図示省略)を有している。なお、各図では、レーザ照射部20からのレーザが符号L1にて示され、レーザ受光部40に向かう反射光が符号L2にて示されている。
(レーザ照射部20)
図2に示されるレーザ照射部20は、特許請求の範囲における照射部の一例である。このレーザ照射部20は、レーザを照射する機能を有している。具体的には、レーザ照射部20は、図4に示されるように、照射対象28へ向けて赤外線レーザ(すなわち、赤外領域の波長を有するレーザ)を照射する。
照射対象28は、レーザ照射部20がレーザを照射する対象である。例えば、ガス漏洩検知装置10が、地中に埋められたガス配管からのガスの漏洩を検知する場合には、地面が照射対象28となる。
なお、赤外線レーザは、特許請求の範囲における光の一例である。また、赤外線レーザは、赤外光の一例ともいえる。赤外光とは、赤外領域を含む波長領域の光である。
レーザ照射部20は、さらに具体的には、近赤外領域の波長(およそ0.7μm以上2.5μm未満)又は、中赤外領域の波長(およそ2.5μm以上4μm未満)を有するレーザを出射する。さらに言えば、レーザ照射部20は、以下のように、検知対象であるメタンの光吸収スペクトルに応じた波長のレーザを照射する。
ここで、メタンの光吸収スペクトルは、図3に示されるように、1μmから5μmまでの波長の範囲において、波長3.3(μm)付近で吸収率が最も高い。そこで、レーザ照射部20は、一例として、波長3.3(μm)付近の波長を有するレーザを照射する。なお、メタンの光吸収スペクトルは、波長1.6(μm)付近でも相対的に高くなっているため、レーザ照射部20は、波長1.6(μm)付近の波長を有するレーザを照射する構成であってもよい。
このように、レーザ照射部20は、検知対象であるガスの光吸収スペクトルに応じた波長のレーザを照射する。したがって、メタン以外のガスを検知対象とする場合には、当該ガスの光吸収スペクトルにおいて、吸収率が相対的に高い波長のレーザを照射するように構成される。
(走査部30)
図4に示される走査部30は、特許請求の範囲における拡張部の一例であり、特許請求の範囲における走査部の一例である。
走査部30は、図4に示されるように、レーザ照射部20から照射されたレーザを予め定められた走査方向(図中のX方向)に沿って走査して、当該走査方向へ拡張する。走査方向は、特許請求の範囲における一方向の一例である。
走査部30は、具体的には、図4に示されるように、ポリゴンミラー32(回転多面鏡)と、駆動部34と、を有している。ポリゴンミラー32は、平面視にて、正多角形状に形成されている。ポリゴンミラー32の外周面(外側面)には、反射面33が形成されている。
走査部30では、ポリゴンミラー32が駆動部34によって、図4における反時計回り方向へ回転駆動される。これにより、ポリゴンミラー32が、レーザ照射部20から照射されたレーザを走査方向に沿って走査して、当該走査方向へ拡張する。
具体的には、図5に示されるように、ポリゴンミラー32の接線に沿って、レーザ照射部20からレーザが照射される。すなわち、平面視にて、ポリゴンミラー32の特定の回転位置における反射面33Aに沿った方向に、レーザ照射部20からレーザが照射される。このときのレーザは、符号L1Aの位置に照射される。そして、ポリゴンミラー32の回転により、反射面33Aが符号33Bの位置に移動しながら、レーザが反射されることで、レーザは、符号L1Aの位置から符号L1Bの位置までの範囲で照射される。このため、ポリゴンミラー32の多角形の外角の2倍の角度の範囲でレーザが走査される。
(レーザ受光部40)
図4に示されるレーザ受光部40は、特許請求の範囲における受光部の一例である。レーザ受光部40は、図4に示されるように、走査部30で拡張されたレーザを受光する。具体的には、レーザ受光部40は、走査部30で拡張された後、照射対象28で反射し、筐体12の開口(図示省略)又は透過部(図示省略)を通じて筐体12内部に進入した反射光を受光する。
なお、本実施形態では、レーザ受光部40がレーザ照射部20と別体で設けられていたが、これに限られない。例えば、レーザ受光部40とレーザ照射部20とが一体で形成される構成であってもよい。
レーザ受光部40は、図2に示されるように、処理装置50と電気的に接続されており、レーザ受光部40におけるレーザの検知結果がレーザ受光部40から処理装置50へ送られる。すなわち、レーザ受光部40は、レーザを受光すると、受光したレーザのレーザ情報(具体的には、例えば、レーザ強度等の情報)を処理装置50へ送る。なお、本実施形態では、一対のガス漏洩検知装置10の各々のレーザ受光部40から処理装置50へレーザ情報が送られる。
(処理装置50)
図1及び図2に示される処理装置50は、レーザ受光部40から取得したレーザ情報を処理(分析)し、処理した結果を、外部(ガス漏洩検知装置10の使用者)に対して提示する。具体的には、処理装置50は、図1及び図2に示されるように、処理部52と、提示部54と、を有している。なお、処理装置50は、一対のガス漏洩検知装置10の外部に設けられた外部装置して構成されていてもよいし、ガス漏洩検知装置10に設けられた装置として構成されていてもよい。
(処理部52)
図1及び図2に示される処理部52は、一方のガス漏洩検知装置10のレーザ受光部40が検知したレーザ強度に基づき、ガスの厚み分の距離をガス濃度に対して乗じた値「ppm・m」を算出する。
さらに、処理部52は、他方のガス漏洩検知装置10のレーザ受光部40が検知したレーザ強度に基づき、ガスの厚み分の距離をガス濃度に対して乗じた値「ppm・m」を算出する。ガスの厚み分の距離とは、レーザ照射部20の照射方向におけるガスの厚み分の距離である。
このように、本実施形態では、レーザの異なる照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」が、一対のガス漏洩検知装置10の各々における算出値(測定値)として算出される。
そして、処理部52は、ガス漏洩検知装置10ごとに算出された複数の算出値(測定値)を用いることで、距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出(測定)する。具体的には、処理部52では、一対のガス漏洩検知装置10によって得られた複数のレーザ情報(データ)間で、ステレオマッチングを行うことで、ガスの厚み分の距離を求めることができる。そして、処理部52では、前述のように算出された「ppm・m」から、ガスGAの厚み分の距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出することができる。
なお、処理部52は、プロブラムが記録されたROM(ロム)やストレージ等で構成された記録部と、プログラムに従って動作するプロセッサと、を有する制御部(制御基板)を有して構成されている。
(提示部54)
図1及び図2に示される提示部54は、外部(ガス漏洩検知装置10の使用者)に対して、処理結果を提示する。具体的には、提示部54は、一例として、処理装置50に設けられた、表示画面を有する表示部により構成されている。提示部54では、処理部52にて算出したガス濃度「ppm」を表示部に表示することで、外部へ提示する。なお、提示部54は、ガスの漏洩を検知しなかった場合には、例えば、ガスの漏洩を検知しなかったことを示す情報(例えば、「0ppm」)を表示する。なお、提示部54は、他の提示手段により外部へ検知結果を提示してもよい。
(ガス漏洩検知システム100を用いたガス漏洩検知方法)
次に、ガス漏洩検知システム100(具体的には、一対のガス漏洩検知装置10)を用いたガス漏洩検知方法を説明する。
ガス漏洩検知方法は、一例として、配置工程と、照射工程と、提示工程と、を有している。配置工程では、レーザ照射部20からのレーザが照射対象28に照射される位置に、ガス漏洩検知システム100(具体的には、一対のガス漏洩検知装置10)を配置する。例えば、ガス漏洩検知システム100が、地中に埋められたガス配管からのガスの漏洩を検知する場合には、照射対象28としての地面の上に、一対のガス漏洩検知装置10を配置する。
次に、照射工程では、一のガス漏洩検知装置10のレーザ照射部20からのレーザと、他のガス漏洩検知装置10のレーザ照射部20からのレーザとが、予め定められた角度を有して重なるように、当該レーザを照射する。
次に、提示工程では、処理装置50が、レーザ受光部40から取得したレーザ情報を処理(分析)し、処理した結果を、外部(ガス漏洩検知装置10の使用者)に対して提示する。
具体的には、処理装置50の処理部52が、前述のように、一対のガス漏洩検知装置10の各々のレーザ受光部40が検知したレーザ強度に基づき、ガス濃度「ppm」を算出する。さらに、処理装置50の提示部54が、処理部52にて算出したガス濃度「ppm」を表示部に表示することで、外部へ提示する。
(ガス漏洩検知システム100の作用効果)
ガス漏洩検知システム100では、前述のように、一のガス漏洩検知装置10のレーザ照射部20から照射されるレーザと、他のガス漏洩検知装置10のレーザ照射部20から照射されるレーザとが、予め定められた角度を有して重なる。このため、レーザの異なる照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」が、ガス漏洩検知装置10の各々における算出値(測定値)として算出(測定)される。
そして、ガス漏洩検知装置10ごとに算出された複数の算出値(測定値)を用いることで、距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出(測定)することができる。
ガス漏洩検知システム100では、前述のように、一対のガス漏洩検知装置10の各々の走査部30が、レーザ照射部20から照射されたレーザを走査方向(図中のX方向)へ拡張する。このため、一対のガス漏洩検知装置10の各々において、ガスの漏洩を検知できる検知範囲を広くできる。
また、ガス漏洩検知システム100では、走査部30がポリゴンミラー32を用いて、レーザ照射部20から照射されたレーザを走査方向に沿って走査して、当該走査方向へ拡張するので、ポリゴンミラー32によって、走査する幅や角度を変えることで、拡張幅を調整できる。このため、ガスの漏洩を検知できる検知範囲の調整が容易となる。
《第2実施形態》
次に、第2実施形態に係るガス漏洩検知システム102について説明する。図6は、第2実施形態に係るガス漏洩検知システム102を示す概略図である。なお、各図では、ガス漏洩検知システム102の構成を模式的に示しており、各構成部同士の寸法比は、実際の寸法比と異なる場合がある。また、第1実施形態と同一の機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
第1実施形態に係るガス漏洩検知システム100では、走査部30によってレーザを拡張していたのに対して、第2実施形態に係るガス漏洩検知システム102では、光学素子を用いてレーザを拡張する。具体的には、ガス漏洩検知システム102は、図6に示されるように、一対のガス漏洩検知装置200と、処理装置50と、を備えている。一対のガス漏洩検知装置200は、特許請求の範囲における複数のガス漏洩検知装置の一例である。
ガス漏洩検知装置200は、図7に示されるように、走査部30に替えて、平凹シリンドリカルレンズ230(以下、「レンズ230」という)を備えている。レンズ230は、特許請求の範囲における光学素子の一例である。
レンズ230は、図8及び図9に示されるように、凹面232と、平面234と、を有するシリンドリカルレンズである。具体的には、レンズ230では、凹面232は、レーザ照射部20に対向しており、レーザ照射部20からのレーザが入射される面となっている。平面234は、レーザ照射部20の照射方向の下流側を向いており、凹面232から入射されたレーザを出射する面となっている。ガス漏洩検知装置200では、レンズ230の作用により、凹面232から入射されたレーザが、平面234から拡張されて出射され、照射対象28に照射される。
そして、レーザ受光部40は、レンズ230で拡張された後、照射対象28で反射し、筐体12の開口(図示省略)又は透過部(図示省略)を通じて筐体12内部に進入した反射光を受光する。なお、ガス漏洩検知装置200では、レーザ受光部40は、レーザ照射部20と一体に構成されている。
ガス漏洩検知装置200では、ガス漏洩検知装置10と同様に、レンズ230が、レーザ照射部20から照射されたレーザを予め定められた拡張方向(図中のX方向)へ拡張する。
また、ガス漏洩検知システム102においても、ガス漏洩検知システム100と同様に、配置工程、照射工程及び提示工程を有するガス漏洩検知方法の実施に用いることができる。
さらに、ガス漏洩検知システム102においても、前述のように、一のガス漏洩検知装置200のレーザ照射部20から照射されるレーザと、他のガス漏洩検知装置200のレーザ照射部20から照射されるレーザとが、予め定められた角度を有して重なる。このため、レーザの異なる照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」が、ガス漏洩検知装置200の各々における算出値(測定値)として算出(測定)される。
そして、ガス漏洩検知装置200ごとに算出された複数の算出値(測定値)を用いることで、距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出(測定)することができる。
また、ガス漏洩検知システム102では、光学素子であるレンズ230によって、レーザを拡張するので、駆動しなくても、レーザを拡張できる。
《第3実施形態》
次に、第3実施形態に係るガス漏洩検知システム103について説明する。図10は、第3実施形態に係るガス漏洩検知システム103を示す概略図である。なお、各図では、ガス漏洩検知システム103の構成を模式的に示しており、各構成部同士の寸法比は、実際の寸法比と異なる場合がある。また、第1実施形態と同一の機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
第1、第2実施形態に係るガス漏洩検知システム100、102では、レーザを拡張していたのに対して、第3実施形態に係るガス漏洩検知システム103では、レーザの拡張は行わない。具体的には、ガス漏洩検知システム103は、図10に示されるように、一対のガス漏洩検知装置300と、処理装置50と、を備えている。一対のガス漏洩検知装置300は、特許請求の範囲における複数のガス漏洩検知装置の一例である。
ガス漏洩検知装置300は、図11に示されるように、レーザ照射部20及びレーザ受光部40を備えているが、走査部30及びレンズ230を備えていない。ガス漏洩検知装置300では、レーザ受光部40は、レーザ照射部20と一体に構成されている。
ガス漏洩検知システム103においても、ガス漏洩検知システム100と同様に、配置工程、照射工程及び提示工程を有するガス漏洩検知方法の実施に用いることができる。
また、ガス漏洩検知システム103においても、前述のように、一のガス漏洩検知装置300のレーザ照射部20から照射されるレーザと、他のガス漏洩検知装置300のレーザ照射部20から照射されるレーザとが、予め定められた角度を有して重なる。このため、レーザの異なる照射方向におけるガスの厚み分の距離を、ガス濃度に対して乗じた「ppm・m」が、ガス漏洩検知装置300の各々における算出値(測定値)として算出(測定)される。
そして、ガス漏洩検知装置300ごとに算出された複数の算出値(測定値)を用いることで、距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出(測定)することができる。
《第4実施形態》
次に、第4実施形態に係るガス漏洩検知システム104について説明する。図12は、第4実施形態に係るガス漏洩検知システム104を示す概略図である。なお、各図では、ガス漏洩検知システム104の構成を模式的に示しており、各構成部同士の寸法比は、実際の寸法比と異なる場合がある。また、第1実施形態と同一の機能を有する部分については、同一符号を付して、適宜、説明を省略する。
第4実施形態に係るガス漏洩検知システム104は、図12に示されるように、一対の赤外線カメラ400と、処理装置50と、を備えている。一対の赤外線カメラ400は、特許請求の範囲における複数のガス漏洩検知装置の一例である。この一対の赤外線カメラ400は、撮影方向が予め定められた角度を有し且つ撮像範囲が重なるように配置されている。具体的には、赤外線カメラ400は、図13に示されるように、光源410と、レンズ等を含む光学系420と、撮像素子430と、を備えている。
光源410は、特許請求の範囲における照射部の一例である。この光源410は、照射対象28へ向けて赤外光を照射する。赤外光とは、赤外領域を含む波長領域の光である。さらに具体的には、光源410は、近赤外領域の波長(およそ0.7μm以上2.5μm未満)又は、中赤外領域の波長(およそ2.5μm以上4μm未満)を有する赤外光を出射する。さらに言えば、光源410は、前述のレーザ照射部20と同様に、検知対象であるメタンの光吸収スペクトルに応じた波長の光を照射する。なお、光源410としては、例えばLEDや、レーザ光源等を用いることができる。
光学系420は、光源410から照射された後、照射対象28で反射し、筐体12の開口(図示省略)又は透過部(図示省略)を通じて筐体12内部に進入した反射光を、予め定められた焦点位置で結像する。
撮像素子430は、特許請求の範囲における受光部の一例である。撮像素子430としては、例えば、赤外領域に感度を有するCCD又はMOS型撮像素子が用いられる。撮像素子430は光学系420の焦点位置に配置されており、光学系420に入射された光は撮像素子430の受光面に結像される。光学系420によって光が結像された撮像素子430は、画像情報(画像信号)を出力する。
処理装置50は、撮像素子430から出力された画像情報を処理(分析)し、処理した結果を、外部(ガス漏洩検知装置10の使用者)に対して提示する。
具体的には、処理部52において、一対の赤外線カメラ400によって異なる視点から撮影された複数の画像間でステレオマッチングを行い、互いに対応する画素の間の視差情報を得る。さらに処理部52は、得られた視差情報によって、検知対象のガスGAの照射方向(奥行方向)の距離、及び、当該ガスGAにおける各点の距離が求めることができる。さらに、処理部52は、当該ガスGAの形状(立体画像)を求めることができる。
また、処理部52は、撮像素子430が検知した光強度に基づき、ガスの厚み分の距離をガス濃度に対して乗じた値「ppm・m」を算出する。前述のように、ガスGAの照射方向(奥行方向)の距離を求めることで、算出された「ppm・m」から距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出することができる。
提示部54では、処理部52にて算出したガス濃度「ppm」を表示部に表示することで、外部へ提示する。また、提示部54では、処理部52によって得られたガスに関する情報(例えば、ガスGAの形状(立体画像))を表示する。なお、処理装置50は、赤外線カメラ400に設けられていてもよい。また、前述のガスに関する情報は、赤外線カメラ400に設けられた表示画面に表示してもよい。すなわち、赤外線カメラ400に設けられた表示画面が提示部54として機能してもよい。
以上のように、ガス漏洩検知システム104では、複数の赤外線カメラ400が、撮影方向が予め定められた角度を有し且つ撮像範囲が重なるように配置されているので、異なる視点から撮影された、視差を有する複数の画像を得ることができる。そして、この複数の画像間でステレオマッチングを行うことで、照射方向におけるガスの厚みを求めることができる。これにより、測定された「ppm・m」から距離の次元を除して、実際のガス濃度「ppm」を算出することができる。また、検知対象のガスGAを立体的に把握することが可能となり、ガスGAの立体画像を表示することも可能となる。
(変形例)
第1、第2、第3実施形態では、ガス漏洩検知システム100、102、103は、一対のガス漏洩検知装置10、200、300を有していたが、これに限られない。例えば、ガス漏洩検知システム100、102、103は、3つ以上のガス漏洩検知装置10、200、300を有する構成であってもよい。
また、第4実施形態では、ガス漏洩検知システム104は、一対の赤外線カメラ400を有していたが、これに限られない。例えば、ガス漏洩検知システム104は、3つ以上の赤外線カメラ400を有する構成であってもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
10 ガス漏洩検知装置
20 レーザ照射部(照射部の一例)
30 走査部(拡張部の一例)
32 ポリゴンミラー
40 レーザ受光部(受光部の一例)
100 ガス漏洩検知システム
102 ガス漏洩検知システム
103 ガス漏洩検知システム
104 ガス漏洩検知システム
200 ガス漏洩検知装置
230 平凹シリンドリカルレンズ(拡張部の一例、光学素子の一例)
300 ガス漏洩検知装置
400 赤外線カメラ(ガス漏洩検知装置の一例)
410 光源(照射部の一例)
430 撮像素子(受光部の一例)

Claims (9)

  1. 光を照射する照射部と、前記光を受光する受光部と、を有する複数のガス漏洩検知装置を備え、
    一のガス漏洩検知装置の照射部から照射される光と、他のガス漏洩検知装置の照射部から照射される光とが、予め定められた角度を有して重なる
    ガス漏洩検知システム。
  2. 前記複数のガス漏洩検知装置の各々は、
    前記照射部から照射された光としてのレーザを一方向へ拡張する拡張部を有している
    請求項1に記載のガス漏洩検知システム。
  3. 前記拡張部は、
    前記照射部からのレーザを前記一方向に沿って走査して、当該一方向へ拡張する走査部である
    請求項2に記載のガス漏洩検知システム。
  4. 前記走査部は、回転するポリゴンミラーを有する
    請求項3に記載のガス漏洩検知システム。
  5. 前記拡張部は、
    前記照射部から照射されたレーザを一方向へ拡張する光学素子である
    請求項2に記載のガス漏洩検知システム。
  6. 前記光学素子は、
    平凹シリンドリカルレンズである
    請求項5に記載のガス漏洩検知システム。
  7. 前記複数のガス漏洩検知装置は、
    撮影方向が予め定められた角度を有し且つ撮像範囲が重なるように配置された複数の赤外線カメラである
    請求項1に記載のガス漏洩検知システム。
  8. 前記複数のガス漏洩検知装置は、一対のガス漏洩検知装置で構成されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のガス漏洩検知システム。
  9. 光を照射する照射部と、前記光を受光する受光部と、を有する複数のガス漏洩検知装置を用い、
    一のガス漏洩検知装置の照射部からの光と、他のガス漏洩検知装置の照射部からの光とが、予め定められた角度を有して重なるように、当該光を照射する
    ガス漏洩検知方法。
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