JP2021195143A - 熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル - Google Patents

熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル Download PDF

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【課題】東京オリンピックが来る。新型コロナウィルスの猛威がある。また暑い夏がくる。熱中症対策として、こまめに水分補給することが提唱されている。しかし、ペットボトルに口をつけて飲み、そのままキャップをすると長時間の後では危険であると警鐘されている。新型コロナウィルスも唾液中に多い。キャップを閉めても口腔内細菌、唾液のウィルスがやがて繁殖し食中毒、感染などの病状をもたらす危険性がある。【解決手段】一口では飲み干せないので飲み口を多数設ける。子供や女性では少量の飲み継ぎなのでさらに口数を要する。ストローは安価なので、本数を増やすのは容易である。指先が飲み口に直接触れないとするテープ付箋付きやキャップ付きストローを複数本内在したペットボトルとすることで衛生的な飲み口を増やすことができる。【選択図】 図7

Description

本発明は、ペットボトルの飲み残した飲み口のキャップ部から時間とともに口腔内細菌や唾液のウィルスが増殖することから、飲み口を複数とするもので、指先に他の飲み口に触れず、衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローを内在させたペットボトルに関する。
開栓したペットボトルの飲み口は、いくらキャップを閉じても時間とともに菌やウィルスが増殖する。一気飲みしないなら、まずは、口を直接触れないで飲むことが考えられるが、それはむつかしい。多数に独立した飲み口を設けることが望ましい。そこで、ストローであれば安価で、飲み口が本数分で確保できるので、飲料充填の工場生産時にあらかじめペットボトルに内在することとする。ただし、ストローをそのまま挿入したのでは取り出し時に不衛生といえる。フロートをつけて浮き上げる方法もあるが半分まで飲むと浮力が不足するし、欲張って密集した複数本では、取り出し時に他の飲み口に指先があたり不衛生である。特許情報プラットフォームでキーワードが「ペットボトル、ストロー、取っ手」で検索したところ2件あったが本願に該当なし。「ペットボトル、ストロー、つまみ」で検索したところ2件あり、うち、(特許文献1)は、ストローがキャップの上下に貫通しているため、ストローがペットポトルの中に内在する本願とは異なる。
特開2004−181197号公報
東京オリンピックが来る。新型コロナウィルスの猛威がある。また暑い夏がくる。熱中症対策として、こまめに水分補給することが提唱されている。しかし、ペットボトルに口をつけて飲み、そのままキャップをすると長時間の後では危険であると警鐘されている。新型コロナウィルスも鼻の奥、喉の奥、さらには唾液で増殖するといわれている。すなわち、キャップを閉めても口腔内細菌、唾液のウィルスがやがて繁殖し食中毒、感染などの病状をもたらす危険性がある。例えば500mlのペットボトルでは、中身すべてを飲み干すのが望ましいが、量が多いので2回分け以上となる。250mlのペットボトルも販売されているが物足りない。コップに注げばよいのだが、屋外ではコップを持ち歩くのが面倒である。プッシュポンプ式のキャップも考えられるが、面倒であるし、同じ飲み口では衛生的といえない。飲み口から口を離して飲めばいいのだが、顔を上向きにする必要がある。飲み口の断面積が大きいのでなだれ込む量が多く、いきなり要領を得るのが困難である。要領が悪ければ当然、顔や衣服に落ちてあわてることは目に見えている。飲み口の断面積を小さくすることでこぼさず、口をつけないで上を向いて飲めると考えがちだが、これも最初の飛び出しをうまくとらえる要領を得るまで濡れる覚悟が必要だ。
2013年7月の細菌増殖の実験がある。エフシージー総研が検証実験を行い、500mlのペットボトルで5歳女児に2時間おきに30〜50mlを飲んでもらい、一般細菌数の増加を調べた結果では、2時間後にはすでに菌が発見され、それ以降は増加が加速されるとされる。4〜5時間を目安に飲み切ることと推奨され、羽鳥慎一のモーニングショーでも紹介されている。そこで、何口で飲み干すかであるが、夏季は、汗をかくので比較的少ない数だが、季節が落ち着くと飲み口数が多くなる。ただ、夏季でも少しずつ、ちびり、ちびり飲み継ぐことが考えられるので独立した多くの飲み口を用意する必要がある。4時間程度で増殖するといわれているので最低2,3回飲みの対応は必要である。午前中で半分、午後で半分飲みとすると、飲み口は別々の2口が必要となる。子供では、30mlずつで飲み継ぐとすれば500/30=17回、大人では一口50〜100mlずつで飲み継ぐとすれば別々の5〜10回分の飲み口が必要になる。
そこで、ペットボトル本体をそのままとし、ストローを内在する方法では、独立した複数の飲み口を設ける課題を解決できる。ただ、単にストローを内在したのでは、取り出すときにペットボトルの飲み口に指先が触れ非衛生的である。複数の他のストロー先端にも触れ、このことは飲み口に触れるということであり不衛生である。ストローの比重を液体の比重より若干小さいものとすればキャップの開栓時に少し浮上するため取り出しやすくなる。あまり軽すぎると、生産工程の閉栓時に押さえ込みが効かなくなる。本願の衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローであれば、衛生的に取り出す、衛生的な飲み口を得るという課題を解決できる。
当然キャップを閉栓する前にストローを内在しているので、飲料を充填する生産工程で、上からの注入時にストローが邪魔にならないかどうかである。飲料充填の前か、後に内挿するかを選択することになるが、室内実験をした。市販のストローでは、直径5mmで長さ19cmと、直径6mmで上から5cmの途中に蛇腹があり長さ21cmの、2種類を使って比較した。
水道水を上から注入する実験では、支障もなくどちらも差異がない。工場の自動工程への影響は最少といえる。複数のストローによる充填時の飲料ロス、体積増のロスも差異はない。大人用としては、直径6mm、長さ21cmのほうがよさそうである。長すぎるとペットボトルの高さの中で多少斜めになる程度だが調整の範囲である。半分までの飲み量なら長さが半分のストローがあってもよさそうと考えがちだが、わざわざ切断する手間を考えるとそのままの長さでよい。ストローの比重が軽いので、注入時にストローの底が若干浮き上がるため、ストローの先端も尖った3角形状にする必要もなく、注入水位の上昇とともに連動してストロー内にも飲料が十分に満たされるので不都合はない。閉栓工程で、多少押さえ込むことになる程度である。複数のストローの挿入時に、バラバラになるのが不都合であれば、ストローを上と下で円周状に束ねるか、ペットボトルの天端に漏斗をかまして挿入すればよい。さらに、まずペットボトルの飲み口部の内径が22mmでは、直径6mm、長さ21cmの市販の蛇腹付きストローを挿入すると、9本まで詰め込みながら挿入可能であった。ただし、それでは取り出しにくいので8本とすると、それでもやはり取り出しにくかった。内径22mmの飲み口には直径6mmのストローで7本が内挿、取り出しの限度といえる。最後に本来のペットボトルの飲み口(1口)で飲み干すとすれば、ストローを内在する本願では最大で(1口+7口)=8口の飲み口が確保できる。上手に飲み分ければ十分可能な飲み口数といえる。当初に販売されるペットボトルの、内挿するストローの本数は、ニーズごとに異なる多種となると思われるが、いずれはアンケートとかで多くても3、4本に収れんすると予測する。計画的に飲んで、最後は本体のキャップを外して飲み干す調整法があるからである。長い蛇腹付きストローでは、生産工程の閉栓時にキャップの天端裏に当たるため、取り出しつまみは柔軟なもの、ストローを若干短くする等の対策が必要である。つぎに、直径5mm、長さ19cmの市販の短いストローを挿入すると、15本まで詰め込みながら挿入可能であるがそんなに多くは必要ないし、正直短いので取り出しにくい。この場合の取り出しつまみは形状保持が必要となるため固いほうが良い。
ペットボトルの中のストローを衛生的に取り上げるためには、ペットボトルの飲み口や他のストローの飲み口にも触れないことが肝要であり、ストロー1本ごとに取り出しつまみ付きとすることで衛生的に取り上げる課題を解決できる。ストロー1本ごとに、ストローに部分接着したテープ付箋、ストローにかぶせた穴開きキャップ、部分さや管とした2重ストローの外管、または部分さや管とした2重ストローの外管と内管を2つの飲み口とした外管の外側に通したテープ付箋を取り出しつまみとすることで衛生的に取り上げることができ、飲み口に触れないという課題を解決できる。ここで、単に、キャップをかぶせたストローとすると、管内部に空気を保持するので浮き上がって閉栓の邪魔になる。生産工程で挿入するストローは、必ずキャップに空気抜きの穴を設ける必要がある。
また別に、キャップの穴を横部に設けておくと、閉栓時にキャップの頂点が押し込まれて穴がストロー部で塞がるため、水面以上の空気がキャップをかぶせたストロー上部に保持されることとなり、開封時に浮力で浮き上がり取り出しやすくなる。数本のストローのキャップで横穴位置の高さを変えると浮き上がる高さが異なるので、高く浮上したストローから取り出しやすくなる。ただし、途中まで飲んだ半分の水位では効果差は少なくなる。携帯用では、キャップの穴は開いていても、開いてなくてもどちらでもいい。
携帯用のストローでは、前記衛生的に取り出すためのつまみ付きストローのほかに、比重を小さくして3〜5cmほど浮き上がる比重の軽いストロー、ペットボトルの底から天端高さより3〜5cmほど長いストロー、あるいはキャップをかぶせたストローとすることで指先が飲み口に触れないで衛生的という課題を解決できる。ストローは飲み継ぐ度に新しいものに交換する必要がある。環境上の配慮から紙製とすることも考えられる。ストローの飲み心地が物足りないとしても、最後の飲み干しは当然キャップを外して飲むだけなので不満は解消される。
環境上の問題から、ストローを途中で破棄しないマナーが大切で、アイデアとして取り出しのためのつまみ部、ストローに番号をプリントし、後日抽選とすれば楽しみでもあり、相当な効果が見込める。
このような課題を解決するために、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルは、ペットボトルに複数の衛生的な飲み口を提供するものであって、ペットボトルの飲料充填の前または後の生産工程で、衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローを挿入しその後にキャップを閉栓することで、生産時に前記衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローを内在することを特徴とする。
また、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル生産時に内在する前記衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローは、ストローに部分接着したテープ付箋、ストローにかぶせた穴開きキャップ、2重管ストローの外管、2重管ストローの外管の上先端をすぼめた部分、または2重管ストローの外管に接着したテープ付箋、さらに2重管ストローの外管と内管を2つの飲み口とした外管の外側に通したテープ付箋をつまみ部としたことを特徴とする。
また、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルのドーム型キャップは、
ペットボトルの生産工程のキャップ閉栓時に、内在したストローが接触し回転で乱されることを防止するため、ペットボトルのキャップの天板が盛り上がったドーム型の形状としたことを特徴とする。
また、本発明のペットボトル用の熱中症および新型コロナウィルス対策の携帯用ストローは、前記生産時に内在するストロー、ペットボトルの天端から3〜5cmほど浮き上がるとした比重の小さいストロー、ペットボトルの底から天端までの高さより3〜5cmほど長いストロー、またはキャップをかぶせたストローであって、ペットボトルに複数入れても、出し入れするときに指先が他の飲み口に触れないとしたことを特徴とする。
複数のストロー分で複数の飲み口を有することを可能としているので、熱中症対策、新型コロナウィルス対策として、飲み継ぎがなく新鮮な飲み口で飲め、細菌、ウィルスの培養、増殖それによる食中毒、感染の心配をしなくて済む。衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローなので、指先が飲み口に触れず1本1本の取り出し時も隣のストローの飲み口との接触もなく衛生的である。携帯用にもつまみ付きストローが役立つ。ただし、携帯用では飲み口に触れないため比重の軽いストロー、または長いストローとする、キャップ付きストローとすることでも衛生的になる。大人から子供まで対応でき食中毒や感染症の予防ができる。自動生産工程では飲料充填の前後工程に挿入するだけなので、生産工程にあまり影響なく経済的である。ペットボトル本体は改変しないでそのまま利用できるので効果抜群である。ストローを内在した生産工程で、キャップ閉栓時に回転でストローが乱れる可能性があるので、キャップ中央が盛り上がったドーム型とすることも有効である。複数本の束ねたストローをカバー、ビニール袋にいれてバッグで携帯する習慣を付ければ、衛生的に個人で自由に飲み口を増やすなどの調整ができる。ペットボトルの中の飲料は、スポーツドリンク用、お茶、ジュース、コーヒー用と多種多彩で、季節により、中身量により一度に飲む量が異なり、屋内外でも異なる。女性はしとやかに飲みたいし、小児は一口の量が少ない。無理に口を離して顔や衣服に飲料を浴びることもなくなる。また、ペットボトル飲料のケース販売時に本願ストローを袋に入れて、ボトルペットの首部にぶら下げ、おまけとすれば、販売増となる期待がある。
衛生的に取り出すことができるつまみ付きストローを、4本内在したペットボトルの断面図 テープ付箋を取り出しつまみとしたストロー 2重管ストローの外管を取り出しつまみとしたストロー 2重管ストローの上先端を伸ばし、すぼめて取り出しつまみとしたストロー 2重管ストローの外管につけたテープ付箋を取り出しつまみとしたストロー 2重管ストローの外管と内管を、2つの飲み口としたテープ付箋による取り出しつまみ付きストロー 上部に空気穴を設けたキャップを取り出しつまみとしたストロー 横腹部に空気穴を設けたキャップを取り出しつまみとしたストロー キャップの上に嵩上げしたつまみ部を取り出しつまみとしたストロー ペットボトルのドーム型キャップ
ペットボトルの飲み口の内径22mmには、市販の6mm径のストローが7本までで最大といえる。もちろんこれより径の小さなストローでは多く入るが吸引する飲み心地は小さくなる。逆に大きな径とすれば入る本数、飲み口数は少なくなる。ストローの標準として、6mm径を想定している。長さは約21cmで、上から5cm程度のところに蛇腹がついているので、ストローを取り出して飲むときの角度を調整できる。一息ついて飲むときにも蛇腹は曲げられるので役立つ。長さ約21cmでは、飲料の比重にもよるが、中に挿入したストローは、比重が軽いのでわずかに浮き上がる。浮き上がり量、その程度、本数による密集度により、飲料充填の注入工程で邪魔になるかどうか、充填の前にストローを挿入するか、充填の後に挿入するかを判断しなければならない。前後で、ストローのパイプ厚みで飲料量に差が出るのは計算できるのでラベル表示量と同じに調整できる。注入のやりやすさでは前後で特別な差異は見当たらない。ただし、テープ付箋がついていると注入時の影響、程度は比較検討する必要がある。あるいは適切な長さを求めておく。多少の長さはストローの変形で吸収してくれる。室内実験では特注になるが中間の長さ20cmがよさそうである。ペットボトルの底部に接触するストロー先端形状も、特に三角形状や45度にカットしなくても底面は浮いているので周囲と同様にストロー内部水位が上がり注入作業に支障がない。複数のストローが浮力でバラバラになりやすいため、中央か、上方と下方でテープ、糸等で束ねて挿入するとか、ペットボトルの飲み口の最上部に漏斗を介して落とし込むとかの工夫を要する。いずれの工程でもキャップの閉栓は、ストローの挿入、飲料の充填後になるので、ストローが浮き上がり過ぎてキャップの閉栓に支障とならないようにしなければならない。ペットボトルキャップをドーム型とするのも対策になる。当然ストローの頂点は開放されてない。閉塞されていると空気をはらんで浮き上がり過ぎるといえる。逆に半分ほど飲んだ状態では、浮力が少ないので、浮き上がりを調整するのは困難である。そこでここでは、浮力差を利用するよりは、指でつまんで取り上げる原始的手段を基本とする。しかし、生産時に複数本が内在しているため、22mmの径の密集した中で、指でそのうちの1本を直接つまみ上げるのは、その飲み口のみならず他の飲み口に触れることにもなり、非衛生的であるので工夫を要する。
ペットボトルの飲み口の内径22mmに多くの本数のストローを内在することができるが、視覚的、感覚的には3,4本入れれば概ね満足できる。多いにこしたことはないが、あとは個人で飲み継ぎ方を工夫することで衛生的となる。ストローの取り出しつまみ部に番号1、2、3・・・をマーク印字しておくと、飲む順番や、いつ飲んだか、時間が空いてないので続けて飲めるかの判断ができる。1本でも異なる色、直径のストローを混合、混在すると面白い。もちろん、紙製や、番号付き抽選と趣向を凝らせば破棄が少なくなり、環境上も配慮がなされたものとなる。
取り上げのためのつまみ付きストローは、単につまみ部を設けただけでは、そこも飲み口に含まれるため不衛生である。したがって、テープ状の付箋では、下方の片端をストローの側面に接着し、途中部は人の口が触れる分の飲み口高さを確保して離隔し、上方の片端をストローの頂点から指でつまむ長さ分を突出させる。上方の片端が飲料中に沈下しないように、曲げ性能、耐水性能、復元性、弾力性があり、比重も特に重くないものに適性がある。工場生産時のキャップの閉栓時に、回転して乱され、押さえつけられるため、形状記憶性能があればさらに良い。あるいは、ペットボトルキャップの天板をドームのように盛り上げる方法も有力である。浮力で不安定なストローがうまくキャップ中央、中心に向かって収納できるメリットもある。テープ付箋では先端が絡まないようにしなければならない。そのため短いストローとすることも選択肢といえる。複数本ではテープ付箋長さも変化させた方が順番に取り出しやすいが、挿入時のストローのテープ付箋をそのようにそろえる手間が大変である場合はやむを得ないとする。
また、取り上げ時に指が直接飲み口に触れないため、つまみ部とする外管を内管に挿入する2重管ストローとする方法がある。さらに、外管に別途つまみ部を立ち上げる、外管にテープ状の付箋を接着する、さらには、テープ付箋を、2重管ストローの外を通り下端より下でストローの蛇腹手前に接着すると2口が有効になる。すなわち、4本のストローでは2倍の8口が確保できるといえる。
また、取り上げ時に指が直接触れないよう、ストローにつまみとなるキャップをかぶせる方法がある。閉栓の生産工程上で、ストローに空気を含むと浮力で閉栓がむつかしくなるので、キャップの上部には空気抜き穴を設けることが肝要である。長さ19cmの短いストローではキャップの上につまみ部を設けて嵩上げすることもできる。
また、ストローにかぶせたキャップの穴を横部に設けることで、空気をはらみ、空気量に応じて適度に浮力を得て、開栓時に浮上すれば取り出しに助けとなる。閉栓時にキャップの頂点が押し込まれて横穴がストロー表部で塞がるため、水面以上の空気が保持されることとなる。数本のストローのキャップで横穴位置の高さを変えると浮き上がる高さが異なるので、高く浮上したストローから取り出しやすくなる。ただし、途中まで飲んだ水位では効果差は少なくなる。携帯用では、ストローにかぶせるキャップの穴は、開いていても、開いてなくてもどちらでもよい。
また、本発明のペットボトル用の熱中症および新型コロナウィルス対策の携帯用ストローは便利であるので、市販のペットボトルの開栓後に挿入する。ただし、携帯時にはビニール袋に入れバッグで携帯することが衛生的であるが、多くの本数を携帯する必要がある。実施例1から5までに記載のストローのほかに、ペットボトルの天端から3〜5cmほど浮き上がるとした比重の小さいストロー、ペットボトルの底から天端までの高さより3〜5cmほど長いストロー、さらにはキャップをかぶせた穴なしストローとすることで、指先が直接飲み口に触れないとできる。
1.ペットボトル
2.ストロー
3.ストローの蛇腹部
4.テープ付箋
5.テープ付箋の下端部のストローとの接着部
6.テープ付箋の取り出しのためのつまみ部
7.2重管ストロー
8.2重管ストローの外管を取り出しつまみとした部分
9.2重管ストローの外管の上先端をすぼめた取り出しのためのつまみ部
10.2重管ストローの外管に接着したテープ付箋
11.テープ付箋を2重管ストローの外管の外を通り下まで伸ばしたストローの蛇腹手前の接着部
12.2つの飲み口
13.上部に空気穴のあるキャップ
14.横腹部に空気穴のあるキャップ
15.キャップの上に設けた嵩上げつまみ部
16.天板がドーム型のペットボトルキャップ
a.飲み口

Claims (4)

  1. ペットボトルに複数の衛生的な飲み口を提供するものであって、ペットボトルの飲料充填の前または後の生産工程で、衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローを挿入しその後にキャップを閉栓することで、生産時に前記衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローを内在することを特徴とする熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル。
  2. 前記衛生的に取り上げることができるつまみ付きストローは、ストローに部分接着したテープ付箋、ストローにかぶせた穴開きキャップ、2重管ストローの外管、2重管ストローの外管の上先端をすぼめた部分、または2重管ストローの外管に接着したテープ付箋、さらに2重管ストローの外管と内管を2つの飲み口とした外管の外側に通したテープ付箋をつまみ部としたことを特徴とする熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル生産時に内在する請求項1に記載の衛生的に取り上げることができるつまみ付きストロー。
  3. ペットボトルの生産工程のキャップ閉栓時に、内在したストローが接触し回転で乱されることを防止するため、ペットボトルのキャップの天板が盛り上がったドーム型の形状としたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルのドーム型キャップ。
  4. 前記生産時に内在するストロー、ペットボトルの天端から3〜5cmほど浮き上がるとした比重の小さいストロー、ペットボトルの底から天端までの高さより3〜5cmほど長いストロー、またはキャップをかぶせたストローであって、ペットボトルに複数入れても、出し入れするときに指先が他の飲み口に触れないとしたことを特徴とするペットボトル用の熱中症および新型コロナウィルス対策の携帯用ストロー。
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