JP2021195023A - 飛行体装置および飛行体制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行体を着脱可能に駐機させることのできる駐機場所を実現すること。【解決手段】本願に係る飛行体装置は、飛行体を取り付け可能な取付部と、取付部に接続する接続部と、接続部の一端を軸として接続部が回転移動可能なように接続部の一端を支持する支持部と、を備える。取付部は、接続部とともに回転移動することにより飛行体が着脱可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行体装置および飛行体制御方法に関する。
飛行装置が離着陸する離着陸装置において、着陸した飛行装置の位置を矯正して正規位置に位置決めし、装置側と接続させるという技術が知られている(特許文献1)。
特開2016−175490号公報
本開示の一実施形態に係る飛行体装置は、飛行体を取り付け可能な取付部と、取付部に接続する接続部と、接続部の一端を軸として接続部が回転移動可能なように接続部の一端を支持する支持部と、を備える。取付部は、接続部とともに回転移動することにより飛行体が着脱可能となる。
本開示の一実施形態に係る飛行制御方法は、一実施形態に係る飛行体装置を準備するステップと、取付部に飛行体を取り付けるステップと、飛行体を起動して浮上させるステップと、飛行体の浮上により、取付部を回転移動させるステップと、回転移動後の取付部から飛行体を発進させるステップと、を備える。
図1は、実施形態に係る飛行体装置の基本動作を説明する概略図である。 図2は、飛行体装置の構成と動作の詳細を説明する説明図である。 図3は、変形例に係る飛行体装置の構成を示す図である。 図4は、パーツ分類を説明する説明部である。 図5は、飛行体装置の本体を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。 図6は、飛行体装置の第2部材を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。 図7は、飛行体装置の支持部を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。 図8は、飛行体が有する接続部を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。 図9は、ドローンを複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。
以下に、本願に係る飛行体装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願に係る飛行体装置が限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.基本動作の概要〕
図1を用いて、一実施形態に係る飛行体装置の基本的な動作について説明する。図1は、実施形態に係る飛行体装置の基本動作を説明する概略図である。図1では、実施形態に係る飛行体装置の一例として飛行体装置10が示されている。
飛行体装置10は、飛行体を着脱可能に駐機(定着)させることができる。飛行体装置10は、例えば、離脱する際の飛行体による揚力(推進力)によって動作してよい。すなわち、飛行体装置10は、例えば、自己では動力源を有しない簡易的な構造の装置であってよい。飛行体装置10は、支持部110と、接続部120と、取付部130とを有してよい。
支持部110は、接続部120を支持することができる。支持部110は、例えば、接続部120の一端(図1の例では右端)を軸として接続部120が回転移動可能なように接続部120のこの一端を支持してよい。支持部110の材質は、飛行体の重さに耐えうる材質であれば例えば、特に限定されない。支持部110は、例えば、金属、炭素繊維、FRP(Fiber Reinforced Plastics)、合成樹脂、プラスチック等で構成されてよい。
接続部120は、支持部110及び取付部130と接続することができる。接続部120は、接続部120の構造上の任意の部分で、支持部110及び取付部130と接続してよい。接続部120は、例えば、一端(図1の例では右端)で支持部110と接続し、他端(図1の例では左端)で取付部130と接続してよい。接続部120の材質は、飛行体の重さに耐えうる材質であれば、特に限定されない。接続部120は、例えば、金属、炭素繊維、FRP(Fiber Reinforced Plastics)、合成樹脂、プラスチック等で構成されてよい。接続部120は、例えば、棒状の部材であってよい。また、接続部120は、例えば、伸縮可能なひも状の部材であってもよい。なお、接続部120の形状は、支持部110と取付部130とを接続することができれば特に限定されない。接続部120は、例えば、真直であってよい。接続部120は、例えば、湾曲していてもよい。接続部120は、例えば、ヒンジ等の屈曲することができる機構を備えていてもよい。
例えば、接続部120と支持部110の接続箇所及び支持部110と取付部130の接続箇所はそれぞれ固定されてもよい。すなわち、接続部120は、例えば、支持部110及び取付部130が継ぎ目で動かないようにこれらの部品と接続してよい。具体的には、接続部120は、例えば、支持部110及び接続部120と溶接されて接続してもよい。また、例えば、接続部120と支持部110の接続箇所及び支持部110と取付部130の接続箇所はそれぞれ可動であってもよい。すなわち、接続部120は、例えば、支持部110及び取付部130が継ぎ目で動くようにこれらの部品と接続してよい。具体的には、接続部120は、例えば、支持部110及び接続部120とヒンジ等の可動式の固定具を介して接続してもよい。
取付部130は、飛行体を着脱することができる。取付部130は、例えば、接続部120の一端(図1の例では左端)に設けられてよい。取付部130は、飛行体を着脱可能な機構(着脱機構)を有してよい。着脱機構は、取付部130が接続部120とともに回転移動することにより、飛行体が着脱可能となる機構であってよい。取付部130の材質は、飛行体の重さに耐えうる材質であれば例えば、特に限定されない。取付部130は、例えば、金属、炭素繊維、FRP(Fiber Reinforced Plastics)、合成樹脂、プラスチック等で構成されてよい。
飛行体装置10は、構造物の壁面に取り付けられてよい。飛行体装置10は、図1の例のように、建造物BDの壁(外壁、内壁のいずれでもよい)に取り付けられてよい。建造物BDは、例えば、ビル(例えば、高層ビル、ショッピングモール等の各種公共施設)、携帯電話基地局等であってよい。
飛行体装置10の支持部110は、飛行体装置10の本体を壁に取り付けるための専用の取付器具を有してよい。取付器具は、飛行体を取り付けることができるものであって飛行体の荷重に耐えられるものであれば、特に限定されない。取付器具は、例えば、ネジ、クランプ、ワイヤー、チェーン、吸盤、磁石等であってよい。取付器具は、例えば、金属、炭素繊維、FRP(Fiber Reinforced Plastics)、合成樹脂、プラスチック、木材等で構成されてよい。また、取付器具の形状は、飛行体装置10の本体を取り付ける場所の形状や、環境に応じた任意の形状であってよい。なお、飛行体装置10は、地面(床)に設置されてもよい。また、飛行体装置10は、例えば、取付器具の代わりに、接着剤で取り付けられてもよい。また、飛行体装置10は、例えば、取付器具を介して、あるいは支持部110が直接取付られてもよい。また、飛行体装置10は、例えば、支持部110がコンクリートなどに埋め込まれて取り付けられてもよい。
飛行体装置10は、飛行体を駐機させた状態で、飛行体を建造物等の壁に吊り下げておくことができる。また、飛行体装置10は、飛行体を壁に吊り下げることができるので、飛行体を駐機さる駐機場所を確保しやすくすることができる。また、飛行体装置10は、例えば、人の手には簡単に届かない高さの壁面に取り付けられてよい。これによれば、飛行体装置10は、駐機中の飛行体に係る盗難リスクを軽減させることができる。
以下、飛行体装置10の動作について、飛行体装置10が壁に取り付けられている場合を例に説明する。なお、飛行体装置10が地面(床)に設置される場合であっても、飛行体装置10は同様に動作してよい。
図1を用いて、飛行体装置10の基本動作の一例について説明する。飛行体装置10自体は、動力源を有しておらず、移動体から受ける力(揚力)によって動作してよい。飛行体装置10は、飛行体を保持可能な状態(第1状態)と、飛行体を着脱可能な状態(第2状態)とに変形することができる。すなわち、飛行体装置10は、例えば、第1状態において飛行体を保持することができる。また、飛行体装置10は、例えば、第1状態から第2状態に変形し、第2状態において飛行体を着脱することができる。図1では、飛行体の一例として、ドローンDNが示されている。したがって、図1は、飛行体装置10が、ドローンDNを駐機させている第1状態から第2状態に変形し、ドローンDNが飛行体装置10から離脱していく際の基本動作の一例を示している。
第1状態では、ドローンDNは、建造物BDの壁に取り付けられた飛行体装置10から吊り下げられるようにして飛行体装置10に駐機させられてよい。このような状態において、ドローンDNの持ち主である利用者が、ドローンDNを飛び立たせようと遠隔操作を行ったとする。例えば、利用者は、遠隔操作によりドローンDNを起動させたとする。そうすると、ドローンDNは、プロペラ回転による揚力によって、飛行体装置10から離れようとする。具体的には、ドローンDNは、飛行体装置10から離れようとして、第2状態に向って上空へ移動してゆく。
このようにドローンDNが上空に移動してゆく場合、上空に向けてのドローンDNの揚力(浮き上がる推進力)によって、飛行体装置10は持ち上げられる。具体的には、飛行体装置10は、図1に示すように、支持部110を回転の軸として、ドローンDNの揚力によって支持部110に沿った方向(上方向)へと回転移動する。ここで、取付部130は、第1状態では開放されている部分が存在しない円環状となっているが、ドローンDNの揚力によって飛行体装置10が持ち上げられることに応じて一部が解放される機構となっている(この点については図2で詳細に説明する)。
そして、ドローンDNは、飛行体装置10が第2状態となった場合に、飛行体装置10から離脱することができる。具体的には、例えば、飛行体装置10が、回転移動することで、取付部130の一部が次第に開放されていく。そして、飛行体装置10の回転角度がある角度まで達した場合に、ドローンDNは解放され、飛行体装置10から離脱することができる。
このように、一実施形態に係る飛行体装置10は、飛行体の力で回転移動すると取付部130の一部が解放されるという着脱機構を有している。したがって、一実施形態に係る飛行体装置10によれば、飛行体を着脱可能に駐機させることのできる駐機場所を実現することができる。
また、支持部110は、取付部130から飛行体が離脱する際の推進力に応じて回転移動可能なように接続部120の一端を支持してよい。これによれば、一実施形態に係る飛行体装置10は、専用の動力源を必要としない駐機場所を実現することができる。すなわち、一実施形態に係る飛行体装置10は、駐機場所省スペース化を図ることや、持ち運び可能な駐機場所を実現することができる。
〔2.飛行体装置の構成と動作の詳細〕
図2は、一実施形態に係る飛行体装置の構成と動作の詳細の一例を説明する説明図である。まず、取付部130における着脱機構について説明する。取付部130は、第1円環部材140と、第2円環部材151とを有してよい。第1円環部材140は、円環状の部材であってよい。第1円環部材140は、円環の一部が開放された開口部(第1開口部)を有してよい。第2円環部材151は、円環状の部材であってよい。第2円環部材151は、円環の一部が開放された開口部(第2開口部)を有してよい。着脱機構は、第1円環部材140と、第2円環部材151とが組み合わされて構成されてよい。
図2では不図示であるが、第1円環部材140が有する第1開口部は、一例として、図5(b)に第1開口部141として示されている。同様に、図2では不図示であるが、第2円環部材151が有する第2開口部は、一例として、図6(b)に第2開口部153として示されている。
取付部130は、第2円環部材151と接続した錘部材152を有してよい。錘部材152は、第2円環部材151の向きを一定に保持するための重りとして機能することができる。すなわち、錘部材152は、第2円環部材151に対して重力方向に力を加えることができる。これによれば、一実施形態に係る飛行体装置10は、第2状態を維持しやすくなる。すなわち、一実施形態に係る飛行体装置10によれば、飛行体は、飛行体装置10から発進しやすくなる。また、一実施形態に係る飛行体装置10によれば、飛行体を取付部130に取り付けやすくすることができる。
錘部材152は、第2円環部材151に対して水平方向に設けられてよい。具体的には、錘部材152は、第2円環部材151の円環中心から外に向かって伸びるようにして、第2円環部材151に対して水平方向に設けられてよい。以下、第2円環部材151と、錘部材152とで構成される部材を「第2部材150」と表記する。すなわち、取付部130は、第1円環部材140と、第2部材150とが組み合わされた着脱機構(着脱機構130)を有してよい。
また、図2では不図示であるが、第1円環部材140は、円環に沿った所定長さの切り込み状の溝である切込み部を有してよい。切込み部は、一例として、図5(c)に切込み部142として示されている。切込み部は、例えば、空洞内部から重力方向に向けて錘部材152を突出させられるような位置に設けられてよい。錘部材152は、切込み部142によって、第1円環部材140の円環に沿ってスライド可能に制御されてよい。
ここで、第1円環部材140と、第2部材150との組み合わせについてより詳細に説明する。第1円環部材140は、内部が円空洞状になっていてよい。第2部材150は、この空洞内部に少なくとも一部が収納されてよい。したがって、第2部材150の少なくとも一部は、第1円環部材140の空洞内部においてスライド可能であってよい。具体的には、第1円環部材140は、例えば、第2部材150のうち第2円環部材151の少なくとも一部を空洞内部に収納してよい。また、第2部材150のうち錘部材152の少なくとも一部は、例えば、第1円環部材140が有する切込み部142を介して空洞内部から突出してよい。また、第1円環部材140は、例えば、接続部120の一端に固定されてよい。すなわち、一実施形態において、第2部材150は、支持部110、接続部120及び第1円環部材140に対して回転移動することができる。
なお、接続部120は、支持部110を回転軸として、支持部110の周囲方向を回転移動可能であってよい。接続部120は、図2に例示するように、もう一端(右端)に円環状の部位である円環部位121を有してよい。支持部110は、例えば、自身を回転軸として接続部120が周囲方向を回転移動可能なように円環部位121を支持してよい。
以下、飛行体装置10の基本動作をより詳細に説明する。なお、飛行体装置10のうち、接続部120と第1円環部材140とで構成される部分を「本体11」として説明する。
第1状態において、ドローンDNが起動すると、ドローンDNの揚力(浮き上がる推進力)によって、円環部位121(支持部110)を軸として、本体11が持ち上げられる(ステップS1)。すなわち、一実施形態において、本体11は、ドローンDNが起動すると、ドローンDNの揚力によって、円環部位121(支持部110)を軸として回転移動することができる。つまり、接続部120は、例えば、円環部位121(支持部110)を軸として、ドローンDNに引き上げられて回転移動することができる。また、第1円環部材140は、例えば、接続部120に固定されているため、接続部120とともに回転移動することができる。ここで、第1状態では、第1円環部材140が有する第1開口部141が向けられる方向は、第1円環部材140の円環中心から左下に向けての方向(ベクトルV11とする)である。しかしながら、第1円環部材140が接続部120とともに回転移動することで、第1開口部141が向けられる方向は変化する。そして、第1開口部141が向けられる方向は、第2状態では、第1円環部材140の円環中心から左上に向けての方向(ベクトルV12とする)へと変化する。
また、ステップS1において、ドローンDNの揚力より本体11が持ち上げられると、第2部材150は、錘部材152による重力作用に応じて動作する(ステップS21)。例えば、第2円環部材151が第1円環部材140の空洞内部に収まっているため、第2円環部材151は、第2状態に向けて、接続部120の回転移動に応じて第1円環部材140とともに支持部110に対して回転移動する。ここで、一実施形態において、錘部材152は、第1円環部材140の切込み部142から突出し、第1円環部材140の円環に沿ってスライド可能となっている。また、第2円環部材151には、錘部材152によって重力方向に力が加えられている。そのため、一実施形態において、第2円環部材151の向きは、第1円環部材140の空洞内部において固定される。具体的には、一実施形態において、第2円環部材151の向きは、水平方向に対して一定となる。すなわち、一実施形態において、第1円環部材140の円環中心に対して、第2円環部材151の回転角度は、第1状態と第2状態とで変化しない。
したがって、第1円環部材140は、例えば、切込み部142を有することにより、第2円環部材151に対して、本体11の回転移動により錘部材152による重力作用が弱まることを低減することができる。
また、上記のように、第2円環部材151が空洞内部において向きを固定されることで、第2円環部材151が有する第2開口部153の方向は、第1状態での方向に維持される。ここで、第1状態では、第2開口部153が向けられる方向は、第2円環部材151の円環中心から左上に向けての方向(ベクトルV21とする)である。また、第2円環部材151が空洞内部において向きを固定されるため、第2状態になったとしても、第2開口部153が向けられる方向は、ベクトルV21のまま維持される。
以上のことから、一実施形態において、ドローンDNの揚力により本体11が回転移動すると、回転移動に応じて第1円環部材140が有する第1開口部141が向けられる方向は変化する。一方で、回転移動に拘わらず第2円環部材151が有する第2開口部153が向けられる方向は第1状態のときのまま維持される。このため、本体11が回転移動してゆくと、いずれ第1開口部141が向けられる方向と、第2開口部153が向けられる方向とが重なる。つまり、本体11が回転移動すると、第1開口部141と、第2開口部153とが重なる。
このように、第1開口部141と、第2開口部153とが重なった時点での本体11の状態が第2状態に対応する。すなわち、この場合、取付部130の一部が開放される。そのため、一実施形態において、ドローンDNは、飛行体装置10が第2状態に変形すると離脱可能となる(ステップS3)。よって、ドローンDNは、取付部130の開放された部分から離脱して、本体11から発進することができる。
例えば、第1状態では、第1開口部141が向けられる方向と、第2開口部153が向けられる方向とが全く重なっていないため、第2円環部材151によって第1円環部材140が有する第1開口部141は閉じられている。このため取付部130の円環は開放されていない。一方で、第2状態では、第1開口部141が向けられる方向と、第2開口部153が向けられる方向とが重なったことにより、取付部130の円環が開放されることになる。すなわち、一実施形態に係る飛行体装置10によれば、飛行体は、第1開口部141と、第2開口部153とが重なることを利用して、飛行体の揚力によって取付部130に開放部を生じさせることができる。したがって、一実施形態に係る飛行体装置10は、飛行体のみの力で飛行体を飛行体装置10から離脱させることができる。
なお、第1開口部141が向けられる方向と、第2開口部153が向けられる方向とが重なるという状況下では、ベクトルV12と、ベクトルV21とが類似する方向を示すことになる。言い換えれば、第2状態において、第1開口部141の全部と、第2開口部153の全部とが重なる必要はない。例えば、ドローンDNが取付部130の開放部分から発進することができれば、第1開口部141の少なくとも一部と、第2開口部153の少なくとも一部が重なった状態が第2状態であってもよい。すなわち、第2状態における取付部130の開口幅は、駐機させるドローンDNの種類に応じて任意に調整してよい。つまり、第1開口部141又は第2開口部153の開口幅は、特に限定されない。
〔3.飛行体装置の構成と動作の詳細(変形例)〕
図3は、変形例に係る飛行体装置10の構成を示す図である。変形例に係る飛行体装置10は、さらに外的な作用を第2部材150に付加することができる。これによれば、変形例に係る飛行体装置10は、空洞内部での第2円環部材151の向きをさらに固定しやすくすることができる。すなわち、変形例に係る飛行体装置10は、第2開口部153が向けられる方向をベクトルV21のまま維持しやすくすることができる。なお、以下の説明において、変形例に係る飛行体装置10と上記の実施形態で説明した飛行体装置10とで共通する内容については説明を省略する。すなわち、以下の説明以外の構成について、変形例に係る飛行体装置10は、上記の実施形態で説明した飛行体装置10と同様の構成を有してよい。
変形例に係る飛行体装置10は、引張部材STを有してよい。引張部材STは、第2部材150に対して外的な作用を与えることができる。引張部材STは、例えば、第2部材150に繋がれていてよい。具体的には、引張部材STは、一端が錘部材152に繋がれてよい。また、引張部材STは、他端が建造物BD(例えば、建造物BDの壁面)に繋がれてよい。このとき、引張部材STおよび支持部110ともに建造物BDにおける同一の壁面に固定されてよいが、係る壁面において固定される位置は異なってよい。なお、引張部材STは、例えば、全長が変化しない部材で構成されてもよい。例えば、引張部材STは、金属製のチェーンであってもよい。また、引張部材STは、全長が変化する部材で構成されてもよい。例えば、引張部材STは、紐状の伸縮素材で構成されてもよい。すなわち、引張部材STを構成する部材は、第2部材150に対して外的な作用を与えることができれば、特に限定されない。
変形例に係る飛行体装置10の基本的な動作について説明する。まず、図2のステップS1と同様に、第1状態において、ドローンDNが起動すると、ドローンDNの揚力により本体11が持ち上げられる。そして、円環部位121(支持部110)を軸として本体11が回転移動して、飛行体装置10は第2状態に変形する(ステップS22)。
ここで、ステップS22では、第2部材150には、錘部材152による重力作用に加えて、引張部材STの一端が建造物BDに繋がれていることによる反作用の力が加わる。すなわち、変形例に係る飛行体装置10は、第1状態から第2状態に変形する際に、第2部材150に対して、重力と引張部材STによる応力によって、空洞内部での第2円環部材151の向きを維持することができる。したがって、変形例に係る飛行体装置10は、第2開口部153が向けられる方向をベクトルV21のまま維持しやすくすることができる。
〔4.パーツ分類〕
以下では、一実施形態に係る飛行体装置を特定のパーツに分類し、分類したパーツごとにその構造の詳細を説明する。図4は、一実施形態に係る飛行体装置10のパーツ分類を説明する説明部である。
一実施形態に係る飛行体装置10は、支持部110と、接続部120と、第1円環部材140と、第2部材150によって構成されてよい。すなわち、飛行体装置10は、例えば、本体11(接続部120+第1円環部材140)、第2部材150、支持部110といった3つのパーツに分類されてよい。以下では、パーツごとに構造の詳細について説明する。
〔5.本体の構造について〕
まず、図5を用いて、一実施形態に係る本体11の構造について説明する。図5は、飛行体装置10の本体11を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。具体的には、図5(a)は、第1円環部材140を手前に向けた状態で本体11を上方から見た際の平面図を示す。また、図5(b)は、第1円環部材140を手前に向けた状態で、本体11を正面から見た際の正面図、本体11を右側面から見た際の右側面図、本体11を背後から見た際の背面図を示す。また、図5(c)は、第1円環部材140を手前に向けた状態で本体11を下から見た際の下面図を示す。
まず、図5(a)の平面図について説明する。一実施形態において、本体11のうち、第1円環部材140は、第1開口部141を有する。したがって、本体11を上方から見た場合には、図5(a)に示すように、第1開口部141に対応する2つの空洞入口CDのうちの一方が見えることとなる。
次に、図5(b)の正面図について説明する。一実施形態において、第1円環部材140は、第1開口部141を有してよい。したがって、本体11を正面から見た場合には、図5(b)に示すように、第1開口部141に対応する2つの空洞入口CDのうちの双方が見えてよい。
次に、図5(b)の右側面図について説明する。一実施形態において、第1円環部材140は、第1開口部141を有する。第1開口部141は、任意の角度で開口してよい。第1開口部141は、例えば、円周に対する1/4、3/4、2/5、及び3/5の角度で開口してよい。なお、第1開口部141の開口角度は、これらに限定されない。すなわち、飛行体装置10に駐機させる飛行体に応じて、任意の開口角度を有する第1開口部141を用いればよい。
また、右側面図に例示するように、一実施形態において、接続部120は、支持部110の周囲方向を回転移動可能なようにもう一端が円環状である。係る円環状の部位は、円環部位121であってよい。
次に、図5(b)の背面図について説明する。背面図における最も内側の点線と、中間の実線とで囲まれる部位は、一実施形態において、円環部位121に対応する。背面図における最も外側の点線は、一実施形態において、第1円環部材140の外郭を示す。
ここで、背面図における最も内側の点線は、円環部位121の内周を構成する面である内周面121Mに対応し、本体11を背後から見た場合では、長方形の形状を示している。これによれば、円環部位121の内側が面で支持部110に接するため、接続部120が回転する際の抵抗が比較的大きくなる。具体的には、例えば、内周面121Mがカーブした形状であり、点で支持部110と接する場合と比較して、円環部位121の内側が支持部110に接する表面積がより広くなるため、接続部120が回転する際の抵抗が比較的大きくなる。その結果、一実施形態に係る飛行体装置10は、回転動作の安定性を向上させることができる。例えば、重量や出力が標準より大きいとされるような飛行体を駐機させる際には、重量や出力によって飛行体装置10の動作の安定性を高める目的で、図5(b)の背面図のような形状の内周面121Mを採用してよい。
なお、本体11を背後から見た場合における、内周面121Mの形状は、必ずしも長方形でなくともよい。内周面121Mの形状は、例えば、長方形に対応する上下面が内側に反り返ってカーブした形状であってもよい。すなわち、内周面121Mの一部が曲面で構成されてもよい。図5(b)には、背面図のバリエーションとしてこの一例が示されている。このように、支持部110に接する面が内側にカーブしている場合では、円環部位121の内側が点で支持部110に接するため、接続部120が回転する際の抵抗が比較的小さくなる。具体的には、円環部位121の内側が支持部110に接する表面積がより小さくなるため、円環部位121の内側が支持部110と面で接する上記例と比較して、接続部120が回転する際の抵抗が比較的小さくなる。その結果、一実施形態に係る飛行体装置10は、比較的容易に回転動作することができる。例えば、重量や出力が標準より小さいとされるような飛行体を駐機させる際には、回転力不足を補うために、係るバリエーションのような形状の内周面121Mを採用してよい。
次に、図5(c)の下面図について説明する。一実施形態において、第1円環部材140は、切込み部142を有する。一実施形態において、切込み部142は、図5(c)に例示されるように、第1円環部材140を手前に向けた状態で本体11を下から見た際にだけ視認できるような位置であって、円環外周側面上の位置に設けられてよい。
〔6.第2部材について〕
次に、図6を用いて、一実施形態に係る第2部材150の構造について説明する。図6は、飛行体装置10の第2部材150を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。具体的には、図6(a)は、第2開口部153を手前に向けた状態で第2部材150を上方から見た際の平面図を示す。また、図6(b)は、第2開口部153を手前に向けた状態で、第2部材150を正面から見た際の正面図、第2部材150を右側面から見た際の右側面図、第2部材150を背後から見た際の背面図を示す。また、図6(c)は、第2開口部153を手前に向けた状態で第2部材150を下から見た際の下面図を示す。なお、図6に示す点線は、本体11の外郭を示す。
まず、図6(a)の平面図について説明する。一実施形態において、第2部材150を上方から見た場合には、図6(a)に示すように、第2円環部材151が見えることとなる。これは、第2円環部材151には、棒状の錘部材152が取り付けられているが、円環中心とは逆の特定の方向に向かって伸びるようにして水平方向に取り付けられているため、第2部材150を上方から見た場合には、第2円環部材151によって錘部材152が隠れてしまうためである。
次に、図6(b)の正面図について説明する。一実施形態において、第2円環部材151には、図6(b)に例示するように、錘の役割を果たす棒状の錘部材152が自身に対して水平方向に設けられている。具体的には、第2円環部材151には、例えば、円環中心とは逆方向に向かって伸びるようにして、自身に対して水平方向に錘部材152が設けられてよい。
次に、図6(b)の右側面図について説明する。一実施形態において、第2円環部材151は、図6(b)に例示するように、その円環の一部を開口するように形成された開口部位である第2開口部153を有する。第2開口部153は、任意の角度で開口してよい。第2開口部153は、例えば、円周に対する1/4、3/4、2/5、及び3/5の角度で開口してよい。なお、第2開口部153の開口角度は、これらに限定されない。すなわち、飛行体装置10に駐機させる飛行体に応じて、任意の開口角度を有する第2開口部153を用いればよい。
次に、図6(b)の背面図について説明する。一実施形態において、第2円環部材151には、図6(b)に例示するように、錘の役割を果たす棒状の錘部材152が自身に対して水平方向に設けられている。具体的には、第2円環部材151には、例えば、円環中心とは逆方向に向かって伸びるようにして、自身に対して水平方向に錘部材152が設けられてよい。
次に、図6(c)の下面図について説明する。一実施形態において、錘部材152は、図6(c)に例示するように、第2開口部153を手前に向けた状態で第2円環部材151を下から見た際にだけ視認できるような位置であって、円環外周側面上の位置に設けられる。また、一実施形態において、錘部材152の縦幅は、第2円環部材151の縦幅よりも短くなっている。また、一実施形態において、錘部材152の横幅は、第2円環部材151の横幅よりも短くなっている。
〔7.支持部について〕
次に、図7を用いて、一実施形態に係る支持部110の構造について説明する。図7は、飛行体装置10の支持部110を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。具体的には、図7(a)は、建造物BDに取り付けられている支持部110を、建造物BDに対して上方から見た際の平面図を示す。また、図7(b)は、建造物BDに取り付けられている支持部110を、建造物BDに向かって右側面から見た際の右側面図を示す。また、図7(c)は、建造物BDに取り付けられている支持部110を、建造物BDに向かって正面から見た際の正面図を示す。
まず、図7(a)の平面図について説明する。一実施形態において、支持部110は、図7(a)に例示するように、接続部120が回転移動するための軸となる回転軸111と、本体11を壁に取り付けるための専用の取付器具112とで構成される。また、図7(a)では、本体11の外郭が点線で示されている。係る例によれば、回転軸111は、自身を軸として接続部120回転移動可能なように円環部位121を把持する態様で接続部120を支持する。また、この点をより詳細に説明する様子が図7(b)の右側面図に示される。
次に、図7(c)の正面図について説明する。一実施形態において、取付器具112は、図7(c)に例示するように、四角形の形状をしている。ここで、また、図7(a)および図7(b)の例も考慮すると、取付器具112は、四角形かつ所定の厚さ幅を有する板状の部材であってよい。厚さ幅は限定されない。また、図7(a)〜図7(c)の例によれば、回転軸111は、取付器具112を土台として取付器具112に対して設置されてよい。
〔8.飛行体について〕
以下では、一実施形態に係る飛行体について説明する。一実施形態に係る飛行体は、飛行体装置10に接続するための接続部を有する。図8では、係る接続部の一例として接続部DN10が示される。
図8は、飛行体が有する接続部DN10を複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。具体的には、図8(a)は、接続部DN10を上方から見た際の平面図を示す。また、図8(b)は、接続部DN10を右側面から見た際の右側面図を示す。なお、図8に示す点線は、本体11の外郭を示す。
まず、図8(a)の平面図について説明する。一実施形態において、接続部DN10は、図8(a)に例示するように、本体11に対して引っ掛けることができるように一端(図8(a)の例では右端)が円環状であってよい。具体的には、接続部DN10は、例えば、第1円環部材140に対して引っ掛けることができるように一端が円環状であってよい。図8(a)では、この円環状の部分が、第1円環部材140の内側に設けられ、接続部DN10が第1円環部材140に対して引っ掛けられている例が示されている。
次に、図8(b)の右側面図について説明する。一実施形態において、接続部DN10は、図8(b)に例示するように、所定の厚さ幅を有する板状の部材である。ドローンDNの重量に耐えうる強度の厚さであれば、厚さ幅は特に限定されない。また、図8(b)では、円環状の部分が、第1円環部材140の内側に設けられ、接続部DN10が第1円環部材140に対して引っ掛けられている例がより詳細に示されている。
次に、図9を用いて、一実施形態において、接続部が、飛行体に対してどのような位置関係で取り付けられるかを説明する。図9では、接続部の一例として接続部DN10が示される。また、図9では、飛行体の一例としてドローンDNが示される。
図9は、ドローンDNを複数の異なる方向から見た際の各方向からの平面概略図である。具体的には、図9(a)は、ドローンDNを上方から見た際の平面図を示す。また、図9(b)は、ドローンDNを右側面から見た際の右側面図を示す。
図9(a)および図9(b)の例によると、ドローンDNは、矩形の胴体に対して、四隅それぞれにプロペラを配置される。そして、接続部DN10は、このようなドローンDN本体の一側面に取り付けられる。例えば、接続部DN10は、本体11への接続をプロペラによって阻害されないよう、例えば、ドローンDN本体の一側面のうち、短手方向に対応する面のいずれか一方に取り付けられる。
〔9.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
10 飛行体装置
11 本体
110 支持部
111 回転軸
112 取付器具
120 接続部
121 円環部位
130 取付部(着脱機構)
140 第1円環部材
141 第1開口部
142 切込み部
150 第2部材
151 第2円環部材
152 錘部材
153 第2開口部
BD 建造物
DN ドローン
DN10 接続部

Claims (12)

  1. 飛行体を取り付け可能であり、前記飛行体を保持する第1状態および前記飛行体を着脱可能な第2状態に変形可能な取付部と、
    前記取付部に接続する接続部と、
    前記接続部の一端を軸として前記接続部が回転移動可能なように前記接続部の一端を支持する支持部と、を備え、
    前記取付部は、前記接続部とともに回転移動することにより、前記第1状態から前記第2状態に変形可能である、
    飛行体装置。
  2. 前記支持部は、前記取付部から前記飛行体が離脱する際の推進力に応じて回転移動可能なように前記接続部の一端を支持する
    請求項1に記載の飛行体装置。
  3. 前記取付部は、円環状の部材であって円環の一部が開口した第1開口部を有する第1円環部材と、円環状の部材であって円環の一部が開口した第2開口部を有する第2円環部材と、を有する
    請求項1又は2に記載の飛行体装置。
  4. 前記第1円環部材は、空洞を有し、
    前記第2円環部材は、前記空洞の内部においてスライド可能に設けられる
    請求項3に記載の飛行体装置。
  5. 前記第1円環部材は、前記接続部の他端に固定され、前記接続部とともに回転移動可能であり、
    前記第2円環部材は、前記接続部の回転移動に応じて前記第1円環部材とともに回転移動するとともに、前記第2開口部の方向が所定の方向に維持可能である
    請求項4に記載の飛行体装置。
  6. 前記第2円環部材は、前記回転移動にともなって、前記第1開口部の少なくとも一部と前記第2開口部の少なくとも一部とが重なるように前記空洞の内部をスライド可能である
    請求項4又は5に記載の飛行体装置。
  7. 前記第2円環部材は、前記第1開口部の少なくとも一部と前記第2開口部の少なくとも一部とが重なった場合に、前記空洞の内部において固定される
    請求項6に記載の飛行体装置。
  8. 前記第2円環部材は、当該第2円環部材に対して重力方向に力を加える錘部材を有する
    請求項3から7のいずれか一項に記載の飛行体装置。
  9. 前記錘部材は、前記第2円環部材に対して水平方向に接続している
    請求項8に記載の飛行体装置。
  10. 前記第1円環部材は、円環に沿った所定長さの切り込みを有する切込み部、を有し、
    前記錘部材は、前記切込み部に沿ってスライド可能である
    請求項8または9に記載の飛行体装置。
  11. 前記支持部は、壁面に固定され、
    前記取付部と接続し、かつ、前記支持部が固定された面と異なる面に接続された引張部材、をさらに備える
    請求項1から10のいずれか一項に記載の飛行体装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の飛行体装置を準備するステップと、
    前記取付部に飛行体を取り付けるステップと、
    前記飛行体を起動して浮上させるステップと、
    前記飛行体の浮上により、前記取付部を回転移動させるステップと、
    回転移動後の前記取付部から前記飛行体を発進させるステップと、を備える
    飛行体制御方法。
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