JP2021194507A - ひっくり返しボード - Google Patents

Abstract

【課題】厚紙が連続して何度も容易にひっくり返すことが可能となるボードを提供する。【解決手段】一方の厚紙１０に９点の突起物を接着し、その上に突起物の外周よりわずかに大きな厚紙を載せる。外周の突起物が支点となり、あらゆる方向から容易に厚紙をひっくり返すことが可能。また、複数並べた時においても、連続して何度も容易にひっくり返すことが可能となる。【選択図】図２

Description

本発明は、ボードゲームにおけるボードの上に置いた複数の厚紙を、連続して容易にあらゆる方向からもひっくり返すことができる構造となる。

大きな厚紙の上に、別の厚紙を置いた時、これをひっくり返すことは容易ではない。これは、紙と紙との間にほとんど隙間が存在しないからである。また、オセロのような石を置いた時、これは容易にひっくり返すことができる。これはオセロの石ぐらい厚くすることで人差し指の腹で持ち上がるようになるからである。

オセロのような石が持ち上がるのは、親指で一方の端を抑え、反対側の一方を、人差し指の腹で持ち上げられるからである。これは、支点、力点、作用点が石の厚さによって生じているからと考えられる。よって、この支点、力点、作用点を厚紙でも発生させることができれば課題を解決することができる。

従来のボードゲームとチップは、厚紙や薄紙だと容易にひっくり返すことができなかったため、オセロの石相当の厚紙をチップに使うことで、ようやくひっくり返すことを実現していた。トランプのような大きな厚紙であれば、指で大きくたわませて、ひっくり返すことができる。この発明の効果は、小さいサイズのチップを厚紙で作成したとしても、容易にあらゆる方向からもひっくり返すことが可能となることである。また、並べて連続して容易にひっくり返すことも可能なため、新たなボードゲームの構造として確立させることができる。

厚紙の上に接着した９つの点である 厚紙の上に接着した９つの点に、それよりも大きな厚紙を載せている 厚紙の上に接着した９つの点を連続して並べている 厚紙の上に接着した９つの点を連続して並べた上に、複数の厚紙を載せてひっくり返し行為を実行 突起物で厚紙が持ち上がるところを横から見た図 突起物から厚紙がずれても並行に位置をたもつことができる図 突起物からずれても他の突起物にひっかかり容易に持ち上げることができる図

１ 突起物
２ 突起物
３ 突起物
４ 突起物
５ 突起物
６ 突起物
７ 突起物
８ 突起物
９ 突起物
１０ 厚紙
１１ 突起物を複数接着した厚紙
１２ 突起物を複数接着した厚紙の上に複数の厚紙を配置
１３ 側面図｜ひっくり返し
１４ 側面図｜突起物からの位置ズレによる並行保持による安定
１５ 側面図｜突起物からの位置ズレによるひっくり返し安定

Claims (2)

1. 厚紙の上に８つの突起物（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（８）を長方形型に接着。長方形の真ん中にも突起物を１つ接着（９）。この上に長方形の突起物の外周よりもわずかに大きい、厚紙（１０）を載せる。この厚紙（１０）は、外周の８つのどの突起物を支点に使っても、１つの指で容易に持ち上げられ（１３）、もうひとつの指で容易にひっくり返すことが可能。これはあらゆる方向からもひっくり返すことを容易に実現している。さらに、長方形の真ん中の１つの突起物（９）により、厚紙（１０）の位置が少々ズレたとしても、突起物（９）と外周の突起物（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（８）により、厚紙を並行に保つことができる（１４）。そのためより安定し、何度も繰り返しひっくり返すことを可能とさせている（１５）。
2. ［請求項１］の長方形型の９つの突起物（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（８）（９）を１セットに、複数個セットを接着したボード（１１）。さらに、この上に長方形の突起物よりもわずかに大きい、厚紙（１０）を、複数個載せる。上に乗せた厚紙（１０）は、［請求項１］の容易に１つの指で持ち上げひっくり返す行為ができる行為に加え、複数個に増えたとしても、容易にそれを連続してひっくり返すことが可能となる（１２）

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