JP2021191986A - Gas cooking stove and sensor support stand - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ガスこんろ及びセンサ支持台に関する。 The present invention relates to a gas stove and a sensor support.
特許文献1には、従来のセンサ支持台(特許文献1では、取付け具)が記載されている。特許文献1記載の取付け具は、コンロバーナの下方に配置された固定板部と、固定板部から下方向に突出するフランジ部と、を備える。フランジ部には、鍋底温度センサの支持パイプが取り付けられており、鍋底温度センサは、バーナキャップの中央の孔に通されて、バーナキャップの上端面から突出している。
フランジ部には、庇部を有する押え板が取り付けられている。庇部は、支持パイプの下端を上から覆っており、例えば、バーナキャップの孔に流れ込んだ煮こぼれ汁(煮零れ)を受けて、当該煮零れが支持パイプの下端にかかるのを防ごうとしている。 A holding plate having an eaves portion is attached to the flange portion. The eaves cover the lower end of the support pipe from above. There is.
しかし、特許文献1に記載の庇部は、フランジ部からの突出寸法が比較的短い上に、フランジ部の上端部に位置しており、庇部と支持パイプの下端との間の距離が比較的長く設定されている。
However, the eaves described in
このため、庇部で受けた煮零れが庇部から落ちる際、鉛直方向に対して支持パイプ側に傾いた方向に向かって落ちると、煮零れが支持パイプの下端にかかりやすい。煮零れが支持パイプの下端にかかったまま凝固すると、支持パイプの下端から出るリード線が支持パイプの下端に対して固着されることがある。 Therefore, when the boiled spill received in the eaves falls from the eaves, if it falls in the direction inclined toward the support pipe with respect to the vertical direction, the boiled spill is likely to be applied to the lower end of the support pipe. If the boiling spill is solidified while being applied to the lower end of the support pipe, the lead wire coming out from the lower end of the support pipe may be fixed to the lower end of the support pipe.
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、温度検出装置のケーシングの下端と、当該下端から出るリード線とに、煮零れがかかることを抑制することができ、リード線がケーシングに対して固着されるのを防ぐことができるガスこんろ及びセンサ支持台を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and it is possible to prevent boiling over from being applied to the lower end of the casing of the temperature detection device and the lead wire coming out from the lower end, and the lead wire is fixed to the casing. It is an object of the present invention to provide a gas stove and a sensor support that can prevent the casing.
本発明に係る一態様のガスこんろは、こんろバーナと、温度検出装置と、センサ支持台と、を備える。前記こんろバーナは、バーナキャップの中央部に貫通孔が形成され、被加熱物を加熱する。前記温度検出装置は、上下方向に延びて前記貫通孔に通されるケーシングを有する。前記温度検出装置は、前記ケーシングの上端面に前記被加熱物が接触することで前記被加熱物の温度を検出する。前記センサ支持台は、前記こんろバーナに対して固定され前記ケーシングを支持する。前記センサ支持台は、前記こんろバーナの下方に配置され、上下方向に交差する平面部と、前記平面部から上下方向に沿って突出し、その一側面に前記ケーシングが取り付けられる取付け部と、前記取付け部に設けられ、前記取付け部に取り付けられた前記ケーシングの下端を上から覆う庇部と、を有する。前記庇部の下面と前記ケーシングの下端との間の寸法は、上下方向に沿って見た場合の前記ケーシングの中心軸と前記庇部の外周縁との間の寸法以下である。 One aspect of the gas stove according to the present invention includes a stove burner, a temperature detection device, and a sensor support. In the stove burner, a through hole is formed in the central portion of the burner cap to heat the object to be heated. The temperature detector has a casing that extends in the vertical direction and is passed through the through hole. The temperature detecting device detects the temperature of the heated object by contacting the heated object with the upper end surface of the casing. The sensor support base is fixed to the stove burner and supports the casing. The sensor support base is arranged below the eaves burner, and has a flat surface portion that intersects in the vertical direction, a mounting portion that protrudes from the flat surface portion in the vertical direction and the casing is attached to one side surface thereof, and the mounting portion. It has an eaves portion provided in the mounting portion and covering the lower end of the casing mounted on the mounting portion from above. The dimension between the lower surface of the eaves and the lower end of the casing is less than or equal to the dimension between the central axis of the casing and the outer peripheral edge of the casing when viewed in the vertical direction.
本発明に係る一態様のセンサ支持台は、こんろバーナと、温度検出装置と、を備えるガスこんろに用いられる。前記温度検出装置は、前記こんろバーナは、バーナキャップの中央部に貫通孔が形成され、被加熱物を加熱する。前記温度検出装置は、上下方向に延びて前記貫通孔に通されるケーシングを有する。前記温度検出装置は、前記ケーシングの上端面に前記被加熱物が接触することで前記被加熱物の温度を検出する。センサ支持台は、前記こんろバーナに対して固定され前記ケーシングを支持する。センサ支持台は、前記こんろバーナの下方に配置され、上下方向に交差する平面部と、前記平面部の縁部から上下方向に沿って突出し、その一側面に前記ケーシングが取り付けられる取付け部と、前記取付け部に設けられ、前記取付け部に取り付けられた前記ケーシングの下端を上から覆う庇部と、を備える。前記庇部の下面と前記ケーシングの下端との間の寸法は、上下方向に沿って見た場合の前記ケーシングの中心軸と前記庇部の外周縁との間の寸法以下である。 One aspect of the sensor support according to the present invention is used for a gas stove including a stove burner and a temperature detection device. In the temperature detection device, the stove burner has a through hole formed in the central portion of the burner cap to heat the object to be heated. The temperature detector has a casing that extends in the vertical direction and is passed through the through hole. The temperature detecting device detects the temperature of the heated object by contacting the heated object with the upper end surface of the casing. The sensor support base is fixed to the stove burner and supports the casing. The sensor support base is arranged below the eaves burner, and has a flat surface portion that intersects in the vertical direction and a mounting portion that protrudes from the edge of the flat surface portion in the vertical direction and the casing is attached to one side surface thereof. It is provided with an eaves portion provided in the mounting portion and covering the lower end of the casing mounted on the mounting portion from above. The dimension between the lower surface of the eaves and the lower end of the casing is less than or equal to the dimension between the central axis of the casing and the outer peripheral edge of the casing when viewed in the vertical direction.
本発明に係る上記態様のガスこんろ及びセンサ支持台は、温度検出装置のケーシングの下端と、当該下端から出るリード線とに、煮零れがかかることを抑制することができ、リード線がケーシングに対して固着されるのを防ぐことができる、という利点がある。 The gas stove and the sensor support base of the above aspect according to the present invention can prevent the lower end of the casing of the temperature detection device and the lead wire coming out from the lower end from being boiled down, and the lead wire is a casing. There is an advantage that it can be prevented from being stuck to the casing.
1.実施形態
<概要>
本実施形態に係るガスこんろ1は、図1に示すように、複数のこんろバーナ5と、複数の温度検出装置6と、こんろバーナ5に対して固定されて温度検出装置6を支持する複数のセンサ支持台7(図3等)と、を備える。こんろバーナ5は、図3に示すように、バーナ本体51に載るバーナキャップ52を有する。こんろバーナ5には、バーナキャップ52の中央部とバーナ本体51とを貫通する貫通孔53が形成されている。貫通孔53の中心軸は上下方向に略平行である。温度検出装置6は、上下方向に延びたケーシング60を有しており、ケーシング60が貫通孔53に通されている。
1. 1. Embodiment <Overview>
As shown in FIG. 1, the
センサ支持台7は、図4(A)に示すように、平面部71と、取付け部72と、庇部74と、を有している。平面部71は、上下方向に交差しており、こんろバーナ5の下方に配置される。取付け部72は、平面部71から上下方向に(ここでは上方向に)沿って突出している。取付け部72の一側面には、ケーシング60が取り付けられている。
As shown in FIG. 4A, the
庇部74は、図4(A)に示すように、取付け部72に設けられており、ケーシング60の下端を上から覆う。図5(B)に示すように、庇部74の下面からケーシング60の下端までの寸法L1は、平面視におけるケーシング60の中心軸から庇部74の外周縁の間の寸法L2以下である。
As shown in FIG. 4A, the
このため、図5(A)に示すように、調理の際、沸騰することで鍋等の調理容器からあふれ出た汁(この汁を「煮零れ」という)がこんろバーナ5の貫通孔53に流れ込んだ場合、煮零れは庇部74に落ち、そのまま下に流れる。したがって、煮零れがケーシング60の下端(ここでは、カバー部63)にかかることが抑制されるため、煮零れがケーシング60の下端に凝固してこびり付くのを防ぐことができる。この結果、例えば、ケーシング60の下端から出るリード線64がケーシング60の下端に固着するのを防止でき、ケーシング60に対するリード線64のしゅう動性が損なわれるのを防ぐことができる。
Therefore, as shown in FIG. 5A, the soup that overflows from the cooking container such as a pot due to boiling during cooking (this soup is called “simmering”) is the through
ここで、本明細書でいう「煮零れ」は、沸騰によって調理容器の外に零れる液体を意味する。「煮零れ」は、主に、煮物の際に生じ得るが、ここでは煮物に限らず、例えば、炊飯、鍋料理等の際の吹き零れによる液体も含むこととする。 Here, "simmering" as used herein means a liquid that spills out of the cooking container due to boiling. "Boiled spill" can occur mainly in simmered dishes, but here, it is not limited to simmered dishes, and includes, for example, liquids caused by spills during cooking rice, hot pot dishes, and the like.
以下では、説明の便宜上、ガスこんろ1の設置状態及び使用態様に基づいて、方向を定義する。すなわち、設置面に対して直交する方向を「上下方向」として定義する。また、ガスこんろ1に対してユーザが立って調理することを想定し、図1に示すように、ガスこんろ1からユーザに向かい、かつ水平面に沿う方向を「前方向」とし、その反対方向を「後方向」として定義する。「上下方向」及び「前後方向」に直交する方向を「左右方向」として定義し、「右」及び「左」は、ユーザからガスこんろ1を見た視点を基準とする。ただし、これらの方向の定義は、ガスこんろ1の使用態様を限定する趣旨ではない。
In the following, for convenience of explanation, the direction is defined based on the installation state and usage mode of the
<詳細>
以下、図面を参照して、本実施形態に係るガスこんろ1を詳細に説明する。
<Details>
Hereinafter, the
ガスこんろ1は、ガスを燃料とする調理用のこんろである。ガスこんろ1は、図1に示すように、一の筐体31内にグリル装置32と複数のバーナ装置4とが配置されるグリル付きガスこんろである。ただし、本発明では、ガスこんろ1は、グリル付きガスこんろに限らず、例えば、オーブンレンジ付きのガスこんろ、炊飯器付きのガスこんろ、グリルを備えないガスこんろ等であってもよい。
The
ガスこんろ1は、本実施形態では、キッチンカウンタのワークトップに形成された開口に、機器本体3が落とし込まれるビルトインこんろ(ドロップインこんろ)である。この場合、ワークトップの上面が設置面である。ただし、本発明では、ガスこんろ1は、ビルトインこんろに限らず、設置面を、例えばこんろ台等の台面とし、台面に載せて使用されるテーブルこんろであってもよい。
In the present embodiment, the
ガスこんろ1は、図1に示すように、複数の五徳24及び排気口カバー23が取り付けられるトッププレート2と、複数のバーナ装置4を有する機器本体3と、を備える。
As shown in FIG. 1, the
(1)トッププレート
トッププレート2は、ガスこんろ1の最上部の板である。トッププレート2は、略矩形板状に形成されている。トッププレート2は、機器本体3の筐体31の上端に載るようにして、筐体31に取り付けられる。トッププレート2の外周部の下面は、ガスこんろ1がワークトップに設置された状態で、ワークトップの上面に対向する。トッププレート2には、バーナ装置4の上端部が通される複数の孔(不図示)が形成されている。各孔の内周面とバーナ装置4との間の隙間は、バーナリング21で覆われる。また、トッププレート2には、排気口22が形成されている。排気口22は、トッププレート2の後縁部に沿って形成されており、グリル装置32の排気を出す。排気口22には、排気口カバー23が取外し可能に取り付けられている。
(1) Top plate The
また、トッププレート2には、複数の五徳24が取外し可能に取り付けられる。五徳24は、被加熱物をバーナ装置4の上に配置するための部材であり、各バーナ装置4に対応して取り付けられる。ここでいう「被加熱物」とは、バーナ装置4によって加熱する対象物を意味し、例えば、食品、水等の調理物を収めた調理容器が挙げられる。
Further, a plurality of
トッププレート2の材質としては、例えば、ガラス、ステンレス、ホーロー、アルミニウム、フッ素コーティングされた鋼板等が挙げられる。本実施形態に係るトッププレート2は、ガラスによって構成されている。
Examples of the material of the
(2)機器本体
機器本体3は、ガスこんろ1の主体を構成する。機器本体3は、筐体31と、複数の機器と、を備える。本実施形態に係る機器本体3は、複数の機器として、グリル装置32と、複数のバーナ装置4と、を備える。ただし、本発明では、ガスこんろ1は、少なくとも一つのバーナ装置4を備えていればよい。
(2) Equipment main body The equipment
(2.1)筐体
筐体31は、機器本体3において、機器が収まる箱である。筐体31は、直方体状に形成されており、図2に示すように、上面に開口面を有している。筐体31の前面には、図1に示すように、グリル装置32の開閉扉321を通すための開口311と、各機器の点火/消火スイッチを通すための開口312と、火力操作レバーを通すための開口313と、が形成されている。また、筐体31の前面には、操作パネル314が設けられている。操作パネル314は、操作に応じて電気信号を出力可能な複数の操作ボタンを有する。複数の操作ボタンによれば、例えば、各機器の火力操作、調理モード、タイマー、加熱温度等の設定を行うことができる。
(2.1) Housing The
(2.2)バーナ装置
バーナ装置4は、五徳24に載った被加熱物を加熱する装置である。ガスこんろ1は、図2に示すように、複数のバーナ装置4として、左右方向に離れた一対の大バーナ装置41と、一対の大バーナ装置41の間に配置された小バーナ装置42と、を備える。
大バーナ装置41は、小バーナ装置42よりも、最大火力が大きいバーナ装置4である。大バーナ装置41は、左右方向に離れて配置されている。小バーナ装置42は、大バーナ装置41の間に配置されている。小バーナ装置42と大バーナ装置41とでは、基本的な構造が同じである。このため、以下では、大バーナ装置41に基づき、本実施形態に係るバーナ装置4について説明する。バーナ装置4は、図3に示すように、こんろバーナ5と、温度検出装置6と、センサ支持台7と、を備える。
(2.2) Burner device The
The
(2.2.1)こんろバーナ
こんろバーナ5は、ガスを含む気体の供給を受け、予混合燃焼を行うブンゼンバーナであり、五徳24に載った被加熱物を加熱する。こんろバーナ5は、複数の炎口521を有しており、炎口521から炎を生成する。こんろバーナ5は、図3に示すように、バーナ本体51と、バーナキャップ52と、点火プラグ54と、を備える。
(2.2.1) Konro Burner
バーナ本体51は、こんろバーナ5の主体を構成する。バーナ本体51は、内筒512と外筒513とが同心円状に配置された円筒部511と、円筒部511から後方向に沿って延びた延出管部514と、を備える。延出管部514は、内筒512と外筒513との間の空間に通じている。延出管部514の後端部は、後方向に進むに従って内径が拡がっている。延出管部514の後端部には、都市ガスやLPガス等の燃料ガスの供給源に通じるガス供給路515が接続されている。ガス供給路515の先端には、燃料ガスを噴射するノズル516が設けられている。なお、上述の通り大バーナ装置41の延出管部514は円筒部511から後方向に沿って延びているが、小バーナ装置42では、延出管部514は円筒部511から前方向に沿って延びている。
The burner
ガス供給路515から燃料ガスが供給され、ノズル516から燃料ガスが噴射されると、エジャクタ効果によって、燃料ガスと一緒に筐体31内の空気が延出管部514に入る。延出管部514に入った燃料ガス及び空気は、延出管部514の内部の空間及び内筒512と外筒513との間の空間で混合され(この混合されたガスを「混合ガス」という場合がある)、円筒部511の上端の開口面に向かって流れる。
When the fuel gas is supplied from the
バーナキャップ52は、バーナ本体51の円筒部511の上端に載る部品であり、円筒部511の上端に載ることで複数の炎口521を形成する。バーナキャップ52は、下面に放射状に延びる複数の溝を有するキャップ本体522と、筒状部524と、を備える。キャップ本体522の中央部には孔部523が形成されている。筒状部524は、キャップ本体522から下方向に突出しており、キャップ本体522の孔部523に通じている。筒状部524は、バーナ本体51の上端にバーナキャップ52が載ると、円筒部511の内筒512の内周面に沿って挿し入れられる。キャップ本体522の孔部523、筒状部524及び内筒512は、中心軸が同心状に位置して一つの孔を形成し、こんろバーナ5を上下方向に貫通する。孔部523、筒状部524及び内筒512で構成される孔を、「貫通孔53」という。
The
円筒部511の内部を通る混合ガスは、バーナキャップ52の複数の溝を通って炎口521に至る。このとき、点火プラグ54によってスパークすると、炎口521から出る混合ガスに点火する。これによって、こんろバーナ5のバーナキャップ52の外周に炎が形成される。
The mixed gas passing through the inside of the
(2.2.2)温度検出装置
温度検出装置6は、被加熱物の温度を検出する。温度検出装置6は、ケーシング60と、ケーシング60内に収められた温度センサ(不図示)と、温度センサと制御器(不図示)とを接続するリード線64(図4(B))と、を備える。温度検出装置6では、ケーシング60がこんろバーナ5の貫通孔53に通されて、ケーシング60の上端部がバーナキャップ52の上端面よりも上方に突出している。五徳24に被加熱物が載ると、ケーシング60の上端面が被加熱物に接触する。ケーシング60の上端面が被加熱物に接触した結果、温度センサが生成した電気信号を制御器によって処理することで、被加熱物の温度を検出することができる。ケーシング60は、図4(A)に示すように、支持パイプ61と、可動部62と、カバー部63と、を備える。
(2.2.2) Temperature detection device The
支持パイプ61は、上下方向に沿って延びており、センサ支持台7に対して固定される部分である。支持パイプ61は円筒状に形成されており、中心軸が上下方向に沿っている。支持パイプ61内には、可動部62内に配置された温度センサ(ここでは、サーミスタ素子)に接続されたリード線64が通される。
The
可動部62は、支持パイプ61の上端部に対して上下方向に移動可能に取り付けられている。可動部62は、ねじりコイルばね等の弾性体によって、上方向に力が加えられている。したがって、五徳24に被加熱物が載ると、可動部62は、被加熱物の下面によって押されて下方向に移動するが、被加熱物が五徳24に載った状態では、常時、被加熱物の下面を上方向に押している。可動部62の内部には、上述したように、温度センサ(サーミスタ素子)が配置されている。
The
カバー部63は、支持パイプ61の下端部に形成されており、カバー部63の外径が支持パイプ61の外径よりも大きく形成されている。支持パイプ61に対して可動部62が移動すると、可動部62の移動に従ってリード線64が支持パイプ61内を動くが、このとき、カバー部63が無いと、リード線64が支持パイプ61の下端面のエッジによって損傷し得る。しかし、本実施形態に係る温度検出装置6では、支持パイプ61の下端部にカバー部63が設けられることで、上記のようなリード線64の損傷を防ぐことができる。また、カバー部63の外周縁とリード線64とを離すことができるため、仮にカバー部63に煮零れが付着しても、カバー部63に対してリード線64が固着するのを抑制することができる。
The
(2.2.3)センサ支持台
センサ支持台7は、こんろバーナ5に対して固定され、温度検出装置6を支持する。ここでいう「こんろバーナ5に対して固定される」とは、こんろバーナ5に対してセンサ支持台7が動かない態様を意味する。したがって、「センサ支持台7がこんろバーナ5に対して固定される」とは、センサ支持台7がこんろバーナ5に対して動かないような構造であれば、こんろバーナ5に直接的に固定されていなくてもよい。すなわち、センサ支持台7は、例えば、こんろバーナ5に取り付けられてもよいし、筐体31に取り付けられてもよいし、筐体31に取り付けられたブラケットに取り付けられてもよい。本実施形態では、センサ支持台7は、こんろバーナ5に対して、ねじ止めによって取り付けられている。
(2.2.3) Sensor support base The
センサ支持台7は、図4(A)に示すように、支持台本体70と、庇部74と、を備える。支持台本体70は、センサ支持台7の主体を構成する部分であり、平面部71と、遮蔽板713(図4(B))と、取付け部72と、堰部73と、を備える。支持台本体70は、金属板に対し、プレス機等による曲げ加工を施すことで形成されている。金属板としては、特に制限はないが、例えば、めっき鋼板、アルミニウム鋼板、ステンレス鋼板、スチール等が挙げられる。ただし、センサ支持台7は、金属板に限らず、例えば、合成樹脂、カーボン等で構成されてもよい。
As shown in FIG. 4A, the
平面部71は、上下方向に交差する(ここでは、上下方向に略直交する)平面を有する平板によって構成されている。平面部71は、こんろバーナ5の下方に配置されており、上下方向に沿って見た場合に(以下、平面視という)、図6に示すように、平面部71の少なくとも一部がこんろバーナ5の貫通孔53に重なる。
The
平面部71は、図4(A)に示すように、複数の取付け孔714を有する。取付け孔714は、平面部71を上下方向に貫通する。平面部71は、取付け孔714に対して下から通されたねじ具によって、こんろバーナ5に取り付けられる。また、平面部71は、欠損部711と、開口部712と、を備える。欠損部711は、金属板の一部を取付け部72として切り起こすことで欠けた部分であり、平面部71を上下方向に貫通する。欠損部711は、前後方向において、取付け部72よりも後側の領域に形成されており、略矩形状に形成されている。
As shown in FIG. 4A, the
開口部712は、平面部71を上下方向に貫通する。ここで、こんろバーナ5にセンサ支持台7が取り付けられた場合、欠損部711を通して、こんろバーナ5の下方から貫通孔53に向かって空気を取り込んで気流を作り、例えば、炎口521近傍に二次空気を供給したり、ケーシング60を冷却したりすることができる。しかし、庇部74が設けられることで、欠損部711を通した気流が妨げられることが懸念される。しかし、本実施形態に係るセンサ支持台7では、開口部712を設けることで、図5(A)に示すように、こんろバーナ5の下方から、開口部712及び貫通孔53を通して、炎口521近傍に向かう気流D1を形成することができる。すなわち、開口部712によって、庇部74による空気の取り込み量の減少を補うことができる。また、調理の際、こんろバーナ5の貫通孔53に流れ込んだ煮零れを、開口部712を通して、平面部71の下方に通すことができる(図5(A)の符号N1参照)。
The
図6に示すように、平面視において、開口部712の少なくとも一部は、貫通孔53に重なっている。開口部712は、前後方向(すなわち、取付け部72と温度検出装置6とが並ぶ方向)において、取付け部72よりも前側の領域(すなわち、温度検出装置6とは反対側の領域)の一部に形成されている。
As shown in FIG. 6, in a plan view, at least a part of the
開口部712は、平面部71における取付け部72よりも前側において、平面視で取付け部72から離れており、すなわち、開口部712と取付け部72との間には、平面部71における金属部分が位置している。ただし、本発明では、開口部712は、平面視で、取付け部72に隣接していてもよい。
The
ここで、図5(B)に示すように、温度検出装置6のカバー部63の上面は、平面部71の下面よりも下方に位置している。そして、開口部712とケーシング60との間には、遮蔽板713が設けられている。遮蔽板713は、金属板を下方向に切り起こすことで形成されており、平面部71から下方向に突出している。遮蔽板713の下端は、カバー部63の下端よりも下側に位置している。また、開口部712は、開口部712の開口縁のうちの一部に、取付け部72に略平行でかつ当該取付け部72に近接する直線状の縁部を有しており、この縁部に遮蔽板713が一体に形成されている。遮蔽板713は、開口部712の前記縁部に対し、左右方向の全長にわたって形成されている。
Here, as shown in FIG. 5B, the upper surface of the
このように、本実施形態に係るセンサ支持台7は、平面視で、開口部712とケーシング60との間に遮蔽板713が設けられているため、煮零れが開口部712を通過した後、平面部71の裏面を伝って、ケーシング60の下端に至るのを防ぐことができる。
As described above, in the
ところで、例えば、キッチンカウンタの引き出しを引いたり、扉を開けたりした際、キッチンカウンタの内部が負圧になるが、このとき、キッチンカウンタの内部と通じる筐体31の内部も負圧になる。このとき、こんろバーナ5に点火されていると、高熱の空気が、こんろバーナ5の貫通孔53及び開口部712を通して、平面部71よりも下側に流れ込み、リード線64や電気部品に悪影響を与える可能性がある。しかし、本実施形態では、平面視において、遮蔽板713が、開口部712とケーシング60との間に位置しているため、高熱の空気にリード線64が晒されるのを防ぐことができる。
By the way, for example, when the drawer of the kitchen counter is pulled or the door is opened, the inside of the kitchen counter becomes negative pressure, but at this time, the inside of the
取付け部72は、図4(A)に示すように、温度検出装置6が取り付けられる部分である。取付け部72は、平面部71から起立しており、その一側面に沿って、温度検出装置6の支持パイプ61が配置される。取付け部72は、取付け面721Aを有する起立板721と、左右方向に離れた一対の上爪723と、上爪723の下方に配置され左右方向に離れた一対の下爪724と、を備える。
As shown in FIG. 4A, the mounting
起立板721は、平面部71から上方向に立ち上げられている。起立板721は、平面部71に直交している。取付け面721Aは、温度検出装置6が沿う面であり、起立板721の一対の主面のうちの欠損部711に面する主面である。取付け面721Aには、支持パイプ61を保持するための保持具725が取外し可能に取り付けられる。
The
一対の上爪723は、起立板721の上端から、後方向に突出している。一対の上爪723は、起立板721から上方向に延出する部分を、起立板721に直交するように折り曲げることで形成されており、起立板721に一体に形成されている。一対の下爪724は、起立板721の下端から後方向に突出している。一対の下爪724は、起立板721から下方向に延出する部分を、起立板721に直交するように折り曲げることで形成されており、起立板721に一体に形成されている。一対の上爪723の間と一対の下爪724の間とを通すようにして支持パイプ61が配置される。
The pair of
堰部73は、前後方向において、平面部71の取付け部72とは反対側の縁部から立ち上がっている。センサ支持台7がこんろバーナ5に取り付けられると、図3に示すように、堰部73は、点火プラグ54と温度検出装置6との間に配置される。堰部73は、図4(A)に示すように、平面部71の縁部から突出する傾斜部731と、傾斜部731の上端から上方向に突出する鉛直部732と、を備える。傾斜部731は、前方向に進むに従って上方向に進むように、平面部71に対して傾斜している。
The
庇部74は、取付け部72に設けられており、ケーシングの下端を上から覆う。庇部74は、取付け面721Aの下端部から後方向に突出するように、取付け部72に取り付けられている。庇部74は、支持台本体70と同様、金属板で構成されている。ただし、庇部74は、支持台本体70とは異なる材質で構成されてもよく、金属板のほか、例えば、合成樹脂、カーボン等で構成されてもよい。また、庇部74は、支持台本体70や保持具725に対し、溶接や曲げ加工等により一体に形成されてもよい。
The
庇部74は、平面視半長円形状に形成された庇本体741と、庇本体741の外周縁から下方向に突出する垂片742と、を備える。庇部74は、庇本体741と垂片742とが曲げ加工によって一体に形成されている。
The
図5(B)に示すように、庇部74の下面(庇本体741の下面)とケーシング60の下端(カバー部63の下端)との間の寸法L1は、ケーシング60の中心軸と庇部74の外周縁との間の寸法L2以下になるように形成されている。また、ケーシング60の中心軸から庇部74の外周縁までの寸法L2は、カバー部63の半径r1よりも大きい。
As shown in FIG. 5B, the dimension L1 between the lower surface of the eaves 74 (the lower surface of the eaves body 741) and the lower end of the casing 60 (the lower end of the cover 63) is the central axis of the
ところで、図6に示すように、ケーシング60の中心軸は、庇部74の左右方向の中心に対して、左右方向(ここでは右側)にずれた位置にある。このため、ケーシング60の中心軸と庇部74の外周縁との間の寸法L2は、一に定まらず、図6においては、その最大値が示されている。ただし、本実施形態では、寸法L1は、L2の最小値以下となるように設定されており、できる限りケーシング60の下端を庇部74に近付けるような設計を採用している。
By the way, as shown in FIG. 6, the central axis of the
このように、本実施形態に係るガスこんろ1では、庇部74の下面とケーシング60の下端との間の寸法L1は、平面視における、ケーシング60の中心軸と庇部74の外周縁との間の寸法L2以下に設定されている。このため、庇部74から落ちる煮零れが、鉛直方向に対してケーシング60側に傾いて落ちても、煮零れがカバー部63の下端にかかることを抑制できる。この結果、煮零れが凝固して、リード線64がケーシング60に対して固着されるのを防ぐことができる。
As described above, in the
具体的に、本実施形態では、寸法L1は、4mm以下であることが好ましく、より好ましくは、2mm以下である。また、寸法L2は、11mm以上であることが好ましく、より好ましくは、16mm以上である。 Specifically, in the present embodiment, the dimension L1 is preferably 4 mm or less, more preferably 2 mm or less. The dimension L2 is preferably 11 mm or more, more preferably 16 mm or more.
2.変形例
上記実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
2. 2. Modifications The above embodiment is only one of various embodiments of the present invention. The embodiment can be variously changed according to the design and the like as long as the object of the present invention can be achieved. Hereinafter, modified examples of the embodiments are listed. The modifications described below can be applied in combination as appropriate.
上記実施形態に係るガスこんろ1は、大バーナ装置41と小バーナ装置42との両方を備えたが、本発明では、ガスこんろ1は、大バーナ装置41のみを有してもよいし、小バーナ装置42のみを有してもよい。また、上記実施形態では、ガスこんろ1は、複数のこんろバーナ5を備えたが、本発明では、一つのみのこんろバーナ5を備えたものであってもよい。
The
上記実施形態に係るガスこんろ1は、燃料ガスとして、都市ガスやLPガスを例示したが、例えば、カセットボンベに収容されたガスを燃料とするカセットこんろであってもよい。
The
上記実施形態に係る遮蔽板713は、平面部71に対して直交したが、本発明では、遮蔽板713は、平面部71に対して傾斜してもよい。また、上記実施形態に係る遮蔽板713は、開口部712の開口縁のうち取付け部72に近接する縁部から下方向に一体に形成されたが、本発明では、遮蔽板713は、開口縁から突出していなくてもよい。例えば、開口部と取付け部72の間の中央において、平面部71に対して溶接によって取り付けられてもよい。
The shielding
上記実施形態では、取付け部72の取付け面721Aは、前後方向に直交する平面であったが、左右方向に直交する平面であってもよいし、前後方向又は左右方向に対して傾斜していてもよい。例えば、温度検出装置6が取付け部72の右側の面に取り付けられる場合、開口部712は、取付け部72よりも左右方向の左側の領域に形成される。一方、温度検出装置6が取付け部72の左側の面に取り付けられる場合、開口部712は、取付け部72よりも左右方向の右側の領域に形成される。
In the above embodiment, the mounting
また、上記実施形態では、取付け部72は、平面部71から上方向に突出する起立板721によって構成されたが、本発明では、取付け部72は、平面部71から下方向に突出してもよい。また、取付け部72は、平面部71から上下方向の両方に突出してもよい。すなわち、取付け部72は、平面部71から上下方向の少なくとも一方に突出していればよい。また、本実施形態では、取付け面721Aは、取付け部72におけるケーシング60と取付け部72とが並ぶ方向の欠損部711側の面であったが、その反対側の面であってもよい。
Further, in the above embodiment, the mounting
上記実施形態では、堰部73は、傾斜部731と鉛直部732とで構成されたが、本発明では、堰部73は、鉛直部732のみで構成されてもよいし、傾斜部731のみで構成されてもよい。
In the above embodiment, the
上記実施形態では、ケーシング60の下端は、垂片742の下端に対して、下方に位置したが、例えば、ケーシング60の下端は、垂片742の下端に対し、上下方向において同じ位置であってもよいし、上側に位置してもよい。
In the above embodiment, the lower end of the
また、ケーシング60の下端には、カバー部63が形成されるが、カバー部63はなくてもよく、ケーシング60の下端は支持パイプ61の下端であってもよい。
Further, although the
上記実施形態では、センサ支持台7は、平面部71における前後方向の取付け部72よりも後側の一部の領域が欠損部711であったが、本発明ではこれに限らず、平面部71における取付け部72よりも後側の全領域を欠損部711としてもよい。
In the above embodiment, the
本明細書にて、「略平行」、又は「略直交」のように「略」を伴った表現が、用いられる場合がある。例えば、「略平行」とは、実質的に「平行」であることを意味し、厳密に「平行」な状態だけでなく、数度程度の誤差を含む意味である。他の「略」を伴った表現についても同様である。 In the present specification, expressions with "abbreviation" such as "substantially parallel" or "substantially orthogonal" may be used. For example, "substantially parallel" means that it is substantially "parallel", and includes not only a strictly "parallel" state but also an error of about several degrees. The same applies to other expressions with "abbreviations".
また、本明細書において「端部」及び「端」等のように、「…部」の有無で区別した表現が用いられている。例えば、「端部」とは、「端」を含む一定の範囲を持つ部分を意味する。他の「…部」を伴った表現についても同様である。 Further, in the present specification, expressions such as "end" and "end" are used, which are distinguished by the presence or absence of "... part". For example, "edge" means a portion having a certain range including "edge". The same applies to other expressions with "... part".
3.まとめ
以上説明したように、第1の態様に係るガスこんろ1は、こんろバーナ5と、温度検出装置6と、センサ支持台7と、を備える。こんろバーナ5は、バーナキャップ52の中央部に貫通孔53が形成され、被加熱物を加熱する。温度検出装置6は、上下方向に延びて貫通孔53に通されるケーシング60を有し、ケーシング60の上端面に被加熱物が接触することで被加熱物の温度を検出する。センサ支持台7は、こんろバーナ5に対して固定されケーシング60を支持する。センサ支持台7は、こんろバーナ5の下方に配置され、上下方向に交差する平面部71と、平面部71から上下方向に沿って突出し、その一側面にケーシング60が取り付けられる取付け部72と、取付け部72に設けられ、取付け部72に取り付けられたケーシング60の下端を上から覆う庇部74と、を有する。庇部74の下面とケーシング60の下端との間の寸法L1は、上下方向に沿って見た場合のケーシング60の中心軸と庇部74の外周縁との間の寸法L2以下である。
3. 3. Summary As described above, the
この態様によれば、ケーシング60の下端に庇部74を近付けることができるため、庇部74から落ちる煮零れが、鉛直方向に対してケーシング側に傾くように落ちても、煮零れがカバー部63の下端にかかることを抑制できる。この結果、凝固した煮零れによって、リード線64がケーシング60に対して固着されるのを防ぐことができる。
According to this aspect, since the
第2の態様に係るガスこんろ1では、第1の態様において、平面部71は、上下方向に貫通する開口部712を有し、開口部712は、上下方向に沿って見て、少なくとも一部が、貫通孔53に重なっている。
In the
この態様によれば、貫通孔53のすぐ下方に開口部712を配置することができる。したがって、貫通孔53に流れ込んだ煮零れを、開口部712を通して、平面部71の下方に流すことができるし、平面部71の下方から、二次空気や温度検出装置6の冷却空気を取り込むことができる。
According to this aspect, the
第3の態様に係るガスこんろ1では、第2の態様において、開口部712は、上下方向に沿って見て、ケーシング60と取付け部72とが並ぶ方向において、取付け部72よりもケーシング60とは反対側の領域に形成されている。
In the
この態様によれば、より効果的に、貫通孔53に流れ込んだ煮零れを、開口部712を通して、平面部71の下方に流すことができ、また、平面部71の下方から、二次空気や温度検出装置6の冷却空気を取り込むことができる。
According to this aspect, the boiling spill that has flowed into the through
第4の態様に係るガスこんろ1では、第3の態様において、上下方向に沿って見て開口部712とケーシング60との間に形成され、平面部71から下方向に突出する遮蔽板713を更に備える。
In the
この態様によれば、こんろバーナ5の燃焼中に、貫通孔53及び開口部712を通して高熱の空気が流れ込んでも、高熱の空気に、ケーシング60の下端から出るリード線64が晒されるのを防ぐことができる。
According to this aspect, even if hot air flows through the through
第5の態様に係るガスこんろ1では、第1〜第4の態様において、ケーシング60は、上下方向に沿って延び、取付け部72に保持された支持パイプ61と、支持パイプ61の上端部に対して上下方向に移動可能に取り付けられた可動部62と、支持パイプ61の下端部に形成されたカバー部63と、を有する。カバー部63は、その直径が支持パイプ61の外径よりも大きく、かつその半径r1が上下方向に沿って見た場合のケーシング60の中心軸から庇部74の外周縁までの寸法L2よりも小さい。
In the
この態様によれば、庇部74によって、カバー部63に煮零れがかかりにくくできる。しかも、ケーシング60の下端にカバー部63が形成されているため、万が一、カバー部63に煮零れがかかっても、カバー部63とリード線64との両方に煮零れがかかりにくく、カバー部63に対してリード線64が固着しにくい。
According to this aspect, the
第6の態様に係るセンサ支持台7は、バーナキャップ52の中央部に貫通孔53が形成され、被加熱物を加熱するこんろバーナ5と、上下方向に延びて貫通孔53に通されるケーシング60を有し、ケーシング60の上端面に被加熱物が接触することで被加熱物の温度を検出する温度検出装置6と、を備えるガスこんろ1に用いられる。センサ支持台7は、こんろバーナ5に対して固定されケーシング60を支持する。センサ支持台7は、こんろバーナ5の下方に配置され、上下方向に交差する平面部71と、平面部71の縁部から上下方向に沿って突出し、その一側面にケーシング60が取り付けられる取付け部72と、取付け部72に設けられ、取付け部72に取り付けられたケーシング60の下端を上から覆う庇部74と、を備える。庇部74の下面とケーシング60の下端との間の寸法L1は、上下方向に沿って見た場合のケーシング60の中心軸と庇部74の外周縁との間の寸法L2以下である。
The
この態様によれば、庇部74から落ちる煮零れが、鉛直方向に対してケーシング側に傾くように落ちても、煮零れがカバー部63の下端にかかることを抑制できるセンサ支持台7を提供することができる。
According to this aspect, even if the boiling spill falling from the
第2〜第6の態様に係る構成については、ガスこんろ1に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
The configuration according to the second to sixth aspects is not an essential configuration for the
1 ガスこんろ
5 こんろバーナ
52 バーナキャップ
53 貫通孔
6 温度検出装置
60 ケーシング
61 支持パイプ
62 可動部
63 カバー部
7 センサ支持台
71 平面部
712 開口部
713 遮蔽板
72 取付け部
74 庇部
L1,L2 寸法
r1 カバー部の半径
1
Claims (6)
上下方向に延びて前記貫通孔に通されるケーシングを有し、前記ケーシングの上端面に前記被加熱物が接触することで前記被加熱物の温度を検出する温度検出装置と、
前記こんろバーナに対して固定され前記ケーシングを支持するセンサ支持台と、
を備え、
前記センサ支持台は、
前記こんろバーナの下方に配置され、上下方向に交差する平面部と、
前記平面部から上下方向に沿って突出し、その一側面に前記ケーシングが取り付けられる取付け部と、
前記取付け部に設けられ、前記取付け部に取り付けられた前記ケーシングの下端を上から覆う庇部と、
を有し、
前記庇部の下面と前記ケーシングの下端との間の寸法は、上下方向に沿って見た場合の前記ケーシングの中心軸と前記庇部の外周縁との間の寸法以下である、
ガスこんろ。 A through hole is formed in the center of the burner cap to heat the object to be heated.
A temperature detection device having a casing that extends in the vertical direction and is passed through the through hole, and detects the temperature of the object to be heated by contacting the upper end surface of the casing with the object to be heated.
A sensor support base that is fixed to the stove burner and supports the casing,
Equipped with
The sensor support is
A flat surface that is placed below the stove and intersects in the vertical direction,
A mounting portion that protrudes from the flat surface portion in the vertical direction and to which the casing is mounted on one side surface thereof.
An eaves portion provided in the mounting portion and covering the lower end of the casing mounted on the mounting portion from above.
Have,
The dimension between the lower surface of the eaves and the lower end of the casing is less than or equal to the dimension between the central axis of the casing and the outer peripheral edge of the eaves when viewed in the vertical direction.
Gas stove.
前記開口部は、上下方向に沿って見て、少なくとも一部が、前記貫通孔に重なっている、
請求項1記載のガスこんろ。 The flat surface portion has an opening that penetrates in the vertical direction.
The opening is at least partially overlapped with the through hole when viewed in the vertical direction.
The gas stove according to claim 1.
請求項2記載のガスこんろ。 The opening is formed in a region opposite to the casing with respect to the mounting portion in the direction in which the casing and the mounting portion are aligned when viewed in the vertical direction.
The gas stove according to claim 2.
請求項2又は請求項3記載のガスこんろ。 A shielding plate formed between the opening and the casing when viewed along the vertical direction and projecting downward from the flat surface portion is further provided.
The gas stove according to claim 2 or 3.
上下方向に沿って延び、前記取付け部に保持された支持パイプと、
前記支持パイプの上端部に対して上下方向に移動可能に取り付けられた可動部と、
前記支持パイプの下端部に形成されたカバー部と、
を有し、
前記カバー部は、その直径が前記支持パイプの外径よりも大きく、かつその半径が上下方向に沿って見た場合の前記ケーシングの中心軸から前記庇部の外周縁までの寸法よりも小さい、
請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスこんろ。 The casing is
A support pipe extending along the vertical direction and held by the mounting portion,
A movable part attached so as to be movable in the vertical direction with respect to the upper end portion of the support pipe,
A cover portion formed at the lower end portion of the support pipe and a cover portion
Have,
The diameter of the cover portion is larger than the outer diameter of the support pipe, and the radius thereof is smaller than the dimension from the central axis of the casing to the outer peripheral edge of the eaves portion when viewed along the vertical direction.
The gas stove according to any one of claims 1 to 4.
上下方向に延びて前記貫通孔に通されるケーシングを有し、前記ケーシングの上端面に前記被加熱物が接触することで前記被加熱物の温度を検出する温度検出装置と、
を備えるガスこんろに用いられ、前記こんろバーナに対して固定され前記ケーシングを支持するセンサ支持台であって、
前記こんろバーナの下方に配置され、上下方向に交差する平面部と、
前記平面部の縁部から上下方向に沿って突出し、その一側面に前記ケーシングが取り付けられる取付け部と、
前記取付け部に設けられ、前記取付け部に取り付けられた前記ケーシングの下端を上から覆う庇部と、
を備え、
前記庇部の下面と前記ケーシングの下端との間の寸法は、上下方向に沿って見た場合の前記ケーシングの中心軸と前記庇部の外周縁との間の寸法以下である、
センサ支持台。 A through hole is formed in the center of the burner cap to heat the object to be heated.
A temperature detection device having a casing that extends in the vertical direction and is passed through the through hole, and detects the temperature of the object to be heated by contacting the upper end surface of the casing with the object to be heated.
A sensor support base that is used for a gas stove and is fixed to the stove burner to support the casing.
A flat surface that is placed below the stove and intersects in the vertical direction,
A mounting portion that protrudes from the edge of the flat surface portion in the vertical direction and to which the casing is mounted on one side surface thereof.
An eaves portion provided in the mounting portion and covering the lower end of the casing mounted on the mounting portion from above.
Equipped with
The dimension between the lower surface of the eaves and the lower end of the casing is less than or equal to the dimension between the central axis of the casing and the outer peripheral edge of the eaves when viewed in the vertical direction.
Sensor support.
Priority Applications (1)
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JP2020098551A JP2021191986A (en) | 2020-06-05 | 2020-06-05 | Gas cooking stove and sensor support stand |
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