JP2021191176A - 同期発電機の励磁制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子が界磁である同期発電機の励磁制御装置であって、界磁巻線に対して測定器を取り付ける必要なく、界磁電流に基づいた過励磁制限機能を実現する。【解決手段】出力電圧計測部75により測定される主発電機電圧(V)の出力電圧値45と、出力電流計測部78により測定される主発電機電流(I)の出力電流値44と、パラメータ設定部72Aにより設定されるポーシェリアクタンス(Xp)の値52d1と、電機子巻線抵抗(Ra)の値52d2と、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値52d3とに基づいて、界磁電流推定手段72により主発電機20の界磁21に流れる界磁電流推定値(Ifest)47を算出する。そして、算出された界磁電流推定値(Ifest)47に基づいて、判定手段73により界磁21が過励磁状態にあるか否かを判定し、当該判定結果に応じて過励磁制限手段74により界磁電流制御信号48を調整する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、回転子が界磁である同期発電機の励磁制御装置に関する。
回転子が界磁である同期発電機の励磁装置の一つにブラシレス励磁装置がある。
このブラシレス励磁装置は、交流励磁機の交流出力を、同軸上に取り付けた回転整流器で整流する。そして、回転整流器の直流出力を界磁巻線に供給する。ブラシレス励磁装置では、回転部と静止部との間での機械的接触が無いため、そのような機械的接触を有するサイリスタ励磁装置と比較して、保守が容易である特徴を有する。
一般に励磁装置には、過励磁制限機能(OEL:Over Excitation Limit)を付加する。
過励磁制限機能とは、発電機の回転子に生じる発熱がその熱耐量を超えないように、界磁巻線に供給される電流を制限する機能である。この過励磁制限機能は、短時間耐量を表す時間−界磁電流グラフの内側領域に、界磁電流の供給が制限されるように機能する。
過励磁制限機能が動作すると、自動電圧調整装置(AVR:Automatic Voltage Regulator)から界磁電流を減少させる信号が出力され、その供給が定格付近まで下がり、過励磁状態による回転子の損傷が防止される。
サイリスタ励磁装置における過励磁制限機能は、サイリスタ整流器の直流出力電流である発電機の界磁巻線に流れる電流を直接測定し、過励磁状態であるか否かを判定する。また、サイリスタ整流器の交流入力電流を直接測定して界磁電流であるサイリスタ整流器の直流出力電流に一定比で換算し、これを過励磁制限機能に用いる場合もある。いずれの場合も、測定器は静止部に取付け可能であり、構造上の制約も少なく、保守性にも優れ、過励磁制限機能へ比較的容易に界磁電流を用いることができる。
一方で、ブラシレス励磁装置では、界磁巻線に界磁電流を供給する交流励磁機及び回転整流器が同軸回転している。そのような構造上の制約により、ブラシレス励磁装置では界磁電流を静止部で直接監視することはできない。回転部に界磁電流の測定器を置くことも考えられるが、保守が難しく、機構も複雑となる。
特開2019−088071号公報 特開平03−052600号公報 特開平06−245368号公報 特開2017−099103号公報
同期機 電気学会電気規格調査会標準規格 JEC−2130:2016/電気書院/2016年8月
ブラシレス励磁装置においては、過励磁防止に発電機の界磁電圧を用いる方法がある。
この場合、界磁電圧測定用のブラシを取付ける必要があるため、摺動部分が生じてブラシの保守が必要になり、システムを構成するためのコストも高くなる。
また、前述したように、回転部となる界磁巻線へ無線の測定器を取り付けることで、界磁電流を直接測定する方法も考えられるが、機構が複雑となり、コストが高いことに変わりなく、更には、発電機運転中の測定器の保守も困難である。
本発明が解決しようとする課題は、界磁巻線に対して測定器を取り付ける必要なく、界磁電流に基づいた過励磁制限機能を実現することが可能になる同期発電機の励磁制御装置を提供することにある。
実施形態の同期発電機の励磁制御装置は、
主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値と、前記主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、前記主発電機の電機子巻線抵抗(Ra)の値と、前記主発電機の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とに基づいて、前記主発電機の界磁に流れる界磁電流推定値(Ifest)を算出する界磁電流推定手段と、
前記界磁電流推定手段により算出された界磁電流推定値(Ifest)に基づいて、前記界磁が過励磁状態にあるか否かを判定し、過励磁状態にあると判定した場合に、当該過励磁状態を制限する方向に前記界磁に流れる界磁電流の制御信号を調整する過励磁制限手段と、を備えている。
実施形態の同期発電機の励磁制御装置を備えた同期発電システム10の構成を示す回路図。 同期発電システム10の構成を示す図。 自動電圧調整装置(AVR)70の構成を示すブロック図。 自動電圧調整装置(AVR)70のコンピュータシステムCの構成を示すブロック図。 界磁電流推定手段72の構成を示すブロック図。 力率角算出手段721の構成を示すブロック図。 ギャップ電圧算出手段722の構成を示すブロック図。 ギャップ電圧算出手段722を構成するギャップ電圧無効分計算手段722Aと、ギャップ電圧有効分計算手段722Bと、ギャップ電圧計算手段722Cと、の各計算手段による計算処理のロジックを示す図。 ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723による計算処理のロジックを示す図。 界磁電流算出手段724による計算処理のロジックを示す図。 主発電機20の誘導電圧と電機子電流に対する界磁電流の無負荷飽和曲線と短絡特性曲線を示す図。 ギャップ電圧算出手段722によるギャップ電圧(Vg)の算出処理および界磁電流算出手段724による界磁電流推定値(Ifest)の算出処理のロジックを説明するためのベクトル図。
以下、実施形態の同期発電機の励磁制御装置について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の同期発電機の励磁制御装置を備えた同期発電システム10の構成を示す回路図である。
図2は、同期発電システム10の構成を示す図である。
先ず、同期発電システム10の構成について説明する。
同期発電システム10の回転軸41には、原子炉やボイラーで発生させた蒸気により回転運動するタービン(図示せず)が、同軸接続されている。このタービンの回転運動エネルギーが、主発電機20において電気エネルギーに変換され、三相交流の発電電力が、主変圧器11を介して送電網(図示せず)に供給される。
同期発電システム10の電力出力系統には、主発電機20の出力電圧を計測することができる変圧器12を介して自動電圧調整装置(AVR:Automatic Voltage Regulator)70が接続されている。この自動電圧調整装置(AVR)70は、同期発電システム10の出力電圧と設定電圧との偏差が規格内に収まるように、この出力電圧を制御する制御信号48を固定整流器80に送信する。この制御信号48を受信した固定整流器80は、点弧信号を変調させることで、永久磁石発電機(PMG)60から入力した交流を、電圧調整された直流に変換して交流励磁機30に供給する。このようにして永久磁石発電機(PMG)60からの出力電圧が調整されることにより、同期発電システム10の出力電圧は、設定値に対して安定的に制御される。
本実施形態に適用される自動電圧調整装置70は、上述した同期発電システム10の出力電圧を安定的に制御する機能の他に、後述するように、界磁電流推定手段72により界磁電流15を推定しその制限値を超えたところで過励磁制限機能(OEL)77を発動させる機能を有する。
主発電機20は、回転整流器40から直流電流の供給を受け回転軸41の軸回転により回転磁束を発生する界磁21と、この発生した回転磁束を横切らせることで交流電流を誘導させる電機子22と、から構成されている。この主発電機20は、界磁21が回転子で、電機子22が固定子の回転界磁形となっている。
主発電機20の電機子22は、三相巻線で構成され、位相が互いに120°ずつずれた三相の交流電流を出力し、主変圧器11で電圧調整したうえで、送電網に供給する。
交流励磁機30は、永久磁石発電機60の出力を固定整流器80で整流した直流電流の供給を受け磁界を発生させる界磁31と、回転軸41が軸回転することによりこの磁界31を横切り交流電流を誘導させる電機子32と、から構成されている。この交流励磁機30は、界磁31が固定子で、電機子32が回転子の回転電機子形となっている。
交流励磁機30の電機子32は、三相巻線で構成され、位相が互いに120°ずつずれた三相の交流電流を出力し、回転整流器40に供給する。
回転整流器40は、その円盤形状の中心を直交するように回転軸41が貫通し、この円盤形状の表面に沿って複数の整流素子(図示せず)が、放射状に質量分布が均等になるように配列されている。そして回転整流器40は、交流励磁機30の電機子32からの入力を、これら整流素子で整流させた後に、主発電機20の界磁21に出力する。
永久磁石発電機60(PMG)は、回転子に永久磁石回転子61を用い、固定子に電機子巻線62を用いた、高周波数の小型の発電機である。この永久磁石発電機60は、回転軸41の軸回転に同期して、高周波電圧を出力するものであるために、起動時及び定常運転時にかかわらず、同期発電システム10の界磁21の励磁源としての役割を果たす。
固定整流器80は、永久磁石発電機60の電機子巻線62からの入力である交流を整流し、交流励磁機30の界磁31に直流を出力するものである。そして、この界磁31に入力される直流は、自動電圧調整装置70から入力した制御信号48により、その大きさが
制御されている。
ここで、回転整流器40と交流励磁機30と永久磁石発電機60とは、共通の回転軸上にユニット構成されて励磁装置42を成している。ブラシレス励磁方式の同期発電システム10は、主発電機20の回転軸41Aと励磁装置42の回転軸41Bとが、互いの先端のフランジ面において、突合せて締結されている。
図3は、自動電圧調整装置(AVR)70の構成を示すブロック図である。
自動電圧制御装置70は、出力電圧計測部75、電圧設定手段76、界磁電流制御手段71、出力電流計測部78、界磁電流推定手段72、過励磁制限機能(OEL)77を構成する判定手段73および過励磁制限手段74を備える。
出力電圧計測部75は、変圧器12を介して入力される主発電機20の出力電圧(V)を測定し、測定した出力電圧値45を出力する。
電圧設定手段76は、出力電圧計測部75により測定される主発電機20の出力電圧値45の目標値46をオペレータの操作に応じて設定する。
界磁電流制御手段71は、出力電圧計測部75により測定される出力電圧値45及びその目標値46に基づいて、当該出力電圧値45が目標値46に一致するように界磁電流15を制御するための制御信号48を出力する。
出力電流計測部78は、変流器13を介して入力される主発電機20の出力電流(I)を測定し、測定した出力電流値44を出力する。
界磁電流推定手段72は、パラメータ設定部72Aを有し、出力電圧計測部75により測定される主発電機20の出力電圧値45と、出力電流計測部78により測定される主発電機20の出力電流値44と、オペレータの操作に応じてパラメータ設定部72Aにより設定されるポーシェリアクタンス(Xp)の値と、電機子巻線抵抗(Ra)の値と、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値と、に基づいて、界磁21に流れる界磁電流15を推定し、界磁電流推定値47を出力する。
判定手段73は、界磁電流推定手段72により推定された界磁電流推定値47をリアルタイムに監視し、界磁21が、主発電機20の回転子に損傷を引き起こすような過励磁状態にあるか否かを所定のシーケンスに基づき判定する。
過励磁制限手段74は、判定手段73により界磁21が過励磁状態にあると判定された場合に、当該過励磁状態を制限する方向に界磁電流制御手段71により出力される制御信号48を調整する。
なお、実施形態の同期発電システム10において、自動電圧調整装置(AVR)70を構成する電圧設定手段76、界磁電流制御手段71、界磁電流推定手段72、励磁制限機能(OEL)77としての判定手段73および過励磁制限手段74は、例えば、発電所の制御盤に組み込まれたコンピュータシステムCにより構成される。
図4は、自動電圧調整装置(AVR)70のコンピュータシステムCの構成を示すブロック図である。
コンピュータシステムCは、CPU(Central Processing Unit)51、および当該CPU51のシステムバスBusに接続されたフラッシュメモリ、ハードディスクなどの記憶部(Memory)52、記録媒体読取部54、キーボード、ボリュームなどの入力部55、タッチパネル式液晶ディスプレイなどの表示部56を備える。
CPU51は、記憶部52に予め記憶された自動電圧調整プログラム52aおよび界磁電流推定プログラム52b、あるいはUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの外部記録媒体53から記録媒体読取部54を介して記憶部52に記憶された各プログラム52a,52bに従いコンピュータシステムCの各部の動作を制御し、励磁装置42の固定整流器80に対する図示しないハードウエアインターフェイスを介して界磁電流15の制御信号48を出力させる。
記憶部52には、各プログラム52a,52bのデータを記憶するプログラム記憶エリアのほかに、目標電圧記憶エリア52c、パラメータ記憶エリア52d、作業データ記憶エリア52eが確保される。
目標電圧記憶エリア52cには、電圧設定手段76としての入力部55または記録媒体読取部54により入力された出力電圧の目標値46のデータが記憶される。
パラメータ記憶エリア52dには、パラメータ設定部72Aとしての入力部55または記録媒体読取部54から入力されたポーシェリアクタンス(Xp)の値52d1と、電機子巻線抵抗(Ra)の値52d2と、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値52d3と、の各値のデータが記憶される。
作業データ記憶エリア52eには、CPU51による自動電圧調整プログラム52aおよび界磁電流推定プログラム52bの実行に応じて各部の制御に必要なデータが一時的に記憶される。
自動電圧調整プログラム52aは、出力電圧計測部75により測定される主発電機20の出力電圧値45が目標電圧記憶エリア52cに記憶された目標値46に一致するように界磁電流15の制御信号48を出力させるためのプログラム、界磁電流推定プログラム52bに従い推定される界磁電流推定値47に基づいて界磁21が過励磁状態にあるか否かを判定するためのプログラム、および界磁21が過励磁状態にあると判定された場合に、当該過励磁状態を制限する方向に界磁電流15の制御信号48を調整するためのプログラムを含む。
界磁電流推定プログラム52bは、出力電圧計測部75により測定される主発電機20の出力電圧値45と、出力電流計測部78により測定される主発電機20の出力電流値44と、パラメータ記憶エリア52dに記憶されたポーシェリアクタンス(Xp)の値52d1と、電機子巻線抵抗(Ra)の値52d2と、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値52d3と、に基づいて、界磁電流推定値47を算出するためのプログラムを含む。
このような自動電圧調整装置(AVR)70を接続した同期発電システム10において、界磁21が設けられている主発電機20の回転子には、界磁電流15の流れ等に伴う発熱に対し熱耐量が規定される。そして同期発電システム10の運転中は、この熱耐量を超過しないように、界磁電流15の大きさを制限する必要がある。
(実施形態の動作)
次に、界磁電流推定手段72としての界磁電流推定プログラム52bに従い界磁電流推定値47を算出するための処理の流れについて説明する。
以下の説明では、出力電圧計測部75により測定された主発電機電圧(V)の出力電圧値45を単に主発電機電圧(V)、出力電流計測部78により測定された主発電機電流(I)の出力電流値44を単に主発電機電流(I)、パラメータ設定部72Aにより設定されたポーシェリアクタンス(Xp)の値52d1を単にポーシェリアクタンス(Xp)、電機子巻線抵抗(Ra)の値52d2を単に電機子巻線抵抗(Ra)、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値52d3を単に定格三相短絡界磁電流(Ifs)、と略して説明する。
図5は、界磁電流推定手段72の構成を示すブロック図である。
界磁電流推定手段72は、力率角算出手段721と、ギャップ電圧算出手段722と、ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723と、界磁電流算出手段724と、パラメータ設定部72Aと、を備える。
図6は、力率角算出手段721の構成を示すブロック図である。
力率角算出手段721は、出力電圧計測部75により測定された主発電機電圧(V)と出力電流計測部78により測定された主発電機電流(I)とに基づいて、力率角算出手段721Aにより力率角(φ)を算出し、算出した力率角(φ)をギャップ電圧算出手段722およびギャップ電圧位相角正弦値算出手段723に出力する。
図7は、ギャップ電圧算出手段722の構成を示すブロック図である。
ギャップ電圧算出手段722は、ギャップ電圧無効分計算手段722Aと、ギャップ電圧有効分計算手段722Bと、ギャップ電圧計算手段722Cと、を備えて構成される。
図8は、ギャップ電圧算出手段722を構成するギャップ電圧無効分計算手段722Aと、ギャップ電圧有効分計算手段722Bと、ギャップ電圧計算手段722Cと、の各計算手段による計算処理のロジックを示す図である。
ギャップ電圧無効分計算手段722Aは、図8の(a)に示すように、力率角算出手段721により算出された力率角(φ)の正弦値(sinφ)を算出する正弦計算手段722A1を備え、主発電機電圧(V)と当該力率角(φ)の正弦値(sinφ)とに基づく乗算値(Vsinφ)と、主発電機電流(I)とパラメータ設定部72Aにより設定されたポーシェリアクタンス(Xp)とに基づく乗算値(I*Xp)とに基づいて、ギャップ電圧(Vg)無効分(Vsinφ+I*Xp)を算出する。算出されたギャップ電圧(Vg)無効分(Vsinφ+I*Xp)は、ギャップ電圧計算手段722Cおよびギャップ電圧位相角正弦値算出手段723に出力される。
ギャップ電圧有効分計算手段722Bは、図8の(b)に示すように、力率角算出手段721により算出された力率角(φ)の余弦値(cosφ)を算出する余弦計算手段722B1を備え、主発電機電圧(V)と当該力率角(φ)の余弦値(cosφ)とに基づく乗算値(Vcosφ)と、主発電機電流(I)とパラメータ設定部72Aにより設定された電機子巻線抵抗(Ra)とに基づく乗算値(I*Ra)とに基づいて、ギャップ電圧(Vg)有効分(Vcosφ+I*Ra)を算出する。算出されたギャップ電圧(Vg)有効分(Vcosφ+I*Ra)は、ギャップ電圧計算手段722Cに出力される。
ギャップ電圧計算手段722Cは、図8の(c)に示すように、ギャップ電圧無効分計算手段722Aにより算出されたギャップ電圧(Vg)無効分(Vsinφ+I*Xp)と、ギャップ電圧有効分計算手段722Bにより算出されたギャップ電圧(Vg)有効分(Vcosφ+I*Ra)とに基づいて、次の(式1)に従いギャップ電圧(Vg)の大きさを算出する。
Vg=√[(Vcosφ+I*Ra)+(Vsinφ+I*Xp)] …(式1)
すなわち、ギャップ電圧(Vg)は、図12に示すように、主発電機電圧(V)ベクトルと、電機子巻線抵抗(Ra)により発生する降下電圧ベクトル(I*Ra)と、ポーシェリアクタンス(Xp)の背後電圧ベクトル(I*Xp)とのベクトル和として算出される。
ギャップ電圧算出手段722により算出されたギャップ電圧(Vg)は、ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723および界磁電流算出手段724に出力される。
図9は、ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723による計算処理のロジックを示す図である。
ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723は、ギャップ電圧算出手段722のギャップ電圧無効分計算手段722Aにより算出されたギャップ電圧(Vg)無効分(Vsinφ+I*Xp)の大きさと、ギャップ電圧計算手段722Cにより算出されたギャップ電圧(Vg)の大きさとの比を計算してギャップ電圧(Vg)位相角正弦値(sinδ)を算出し、界磁電流算出手段724に出力する。
図10は、界磁電流算出手段724による計算処理のロジックを示す図である。
界磁電流算出手段724は、ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流推定手段724Aと、ギャップ電圧に相応する界磁電流推定手段724Bと、界磁電流推定値算出手段724Cと、を備える。
図11は、主発電機20の誘導電圧と電機子電流に対する界磁電流の無負荷飽和曲線と短絡特性曲線を示す図である。
ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流推定手段724Aは、出力電流計測部78により測定された主発電機電流(I)とパラメータ設定部72Aにより設定されたポーシェリアクタンス(Xp)との乗算値であるポーシェリアクタンス(Xp)背後電圧(I*Xp)を入力し、図11に示す主発電機20の無負荷飽和曲線に基づいて、ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流(Ifx)を推定して算出する。
ギャップ電圧に相応する界磁電流推定手段724Bは、ギャップ電圧算出手段722により算出されたギャップ電圧(Vg)を入力し、図11に示す主発電機20の無負荷飽和曲線に基づいて、ギャップ電圧に相応する界磁電流(Ife)を推定して算出する。
また、界磁電流算出手段724は、出力電流計測部78により測定された主発電機電流(I)とパラメータ設定部72Aにより設定された定格三相短絡界磁電流(Ifs)との乗算値である任意の主発電機電流(I)時の界磁電流(I*Ifs)と、ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流(Ifx)との差である電機子反作用打消界磁電流(Ifa)を算出する。
そして、界磁電流推定値算出手段724Cは、ギャップ電圧位相角正弦値算出手段723により算出されたギャップ電圧(Vg)位相角正弦値(sinδ)と、任意の主発電機電流(I)時の界磁電流(I*Ifs)とポーシェリアクタンスに相応する界磁電流(Ifx)との差として算出された電機子反作用打消界磁電流(Ifa)と、ギャップ電圧に相応する界磁電流(Ife)とを入力し、次の(式2)に従い、図12のベクトル図に示すように、界磁電流推定値(Ifest)を算出する。
Ifest=√(Ifa+Ife+2Ifa*Ife*sinδ) …(式2)
図12は、ギャップ電圧算出手段722によるギャップ電圧(Vg)の算出処理および界磁電流算出手段724による界磁電流推定値(Ifest)の算出処理のロジックを説明するためのベクトル図である。
こうして界磁電流算出手段724により算出された界磁電流推定値(Ifest)47は、界磁電流推定手段72の出力として、過励磁制限機能(OEL)77を構成する判定手段73に入力される。そして判定手段73において、入力された界磁電流推定値(Ifest)47をリアルタイムに監視し、界磁21が、過励磁状態にあるか否かを判定する。
判定手段73により界磁21が過励磁状態にあると判定されると、過励磁制限手段74により、界磁電流制御手段71により出力される制御信号48が当該過励磁状態を制限する方向に調整され、界磁電流15の制御が行われる。
(実施形態のまとめ)
従って、実施形態の同期発電機の励磁制御装置を備えた同期発電システム10によれば、出力電圧計測部75により測定される主発電機電圧(V)の出力電圧値45と、出力電流計測部78により測定される主発電機電流(I)の出力電流値44と、パラメータ設定部72Aにより設定されるポーシェリアクタンス(Xp)の値52d1と、電機子巻線抵抗(Ra)の値52d2と、主発電機20の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値52d3とに基づいて、界磁電流推定手段72により主発電機20の界磁21に流れる界磁電流推定値(Ifest)47を算出する。そして、算出された界磁電流推定値(Ifest)47に基づいて、判定手段73により界磁21が過励磁状態にあるか否かを判定し、当該判定結果に応じて過励磁制限手段74により界磁電流制御信号48を調整する。
これにより、界磁電流を直接測定できないブラシレス励磁装置であっても、界磁電流推定値(Ifest)47を用いて過励磁制限機能を実装することができる。
よって、界磁巻線に対して摺動部分を生じさせる測定機器を用いたり、界磁巻線に直接測定器を取り付けたりする必要なく、界磁電流に基づいた過励磁制限機能を実現することが可能になる。
なお、前記実施形態においてコンピュータシステムCを用いて構成した自動電圧調整装置(AVR)70は、その一部または全てをASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成することで、界磁電流推定値(Ifest)47を算出して界磁電流15を制御するまでの一連の動作速度を高速化してもよい。
本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされたりしても、発明の解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされたりした構成が発明として抽出され得るものである。
10…同期発電システム、12…変圧器、13…変流器、15…界磁電流、20…主発電機、21…界磁、30…交流励磁機、40…回転整流器、41…回転軸、42…励磁装置、44…出力電流値、45…出力電圧値、46…目標値、47…界磁電流推定値(Ifest)、48…界磁電流制御信号、51…CPU、52…記憶部、52a…自動電圧調整プログラム、52b…界磁電流推定プログラム、52c…目標電圧記憶エリア、52d…パラメータ記憶エリア、53…外部記録媒体、54…記録媒体読取部、55…入力部、56…表示部、60…永久磁石発電機、70…自動電圧調整装置(AVR)、71…界磁電流制御手段、72…界磁電流推定手段、72A…パラメータ設定部、721…力率角算出手段、722…ギャップ電圧算出手段、722A…ギャップ電圧無効分計算手段、722A1…正弦計算手段、722B…ギャップ電圧有効分計算手段、722B1…余弦計算手段、722C…ギャップ電圧計算手段、723…ギャップ電圧位相角正弦値算出手段、724…界磁電流算出手段、724A…ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流推定手段、724B…ギャップ電圧に相応する界磁電流推定手段、724C…界磁電流推定値算出手段、73…過励磁判定手段、74…過励磁制限手段、75…出力電圧計測部、76…電圧設定手段、77…過励磁制限機能(OEL)、78…出力電流計測部、80…固定整流器。

Claims (6)

  1. 主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値と、前記主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、前記主発電機の電機子巻線抵抗(Ra)の値と、前記主発電機の定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とに基づいて、前記主発電機の界磁に流れる界磁電流推定値(Ifest)を算出する界磁電流推定手段と、
    前記界磁電流推定手段により算出された界磁電流推定値(Ifest)に基づいて、前記界磁が過励磁状態にあるか否かを判定し、過励磁状態にあると判定した場合に、当該過励磁状態を制限する方向に前記界磁に流れる界磁電流の制御信号を調整する過励磁制限手段と、
    を備えた同期発電機の励磁制御装置。
  2. 前記主発電機の出力電圧値を測定する出力電圧計測手段と、
    前記主発電機の出力電流値を測定する出力電流計測手段と、
    前記主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、電機子巻線抵抗(Ra)の値と、定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とを設定するパラメータ設定手段と、を備え、
    前記界磁電流推定手段は、前記出力電圧計測手段により測定された前記主発電機の出力電圧値と、前記出力電流計測手段により測定された前記主発電機の出力電流値と、前記パラメータ設定手段により設定された前記主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、電機子巻線抵抗(Ra)の値と、定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とに基づいて、前記主発電機の界磁に流れる界磁電流推定値(Ifest)を算出する、
    請求項1に記載の同期発電機の励磁制御装置。
  3. 前記界磁電流推定手段は、
    前記主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値とに基づいて力率角(φ)を算出する力率角算出手段と、
    前記力率角算出手段により算出された力率角(φ)と、前記主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値と、前記ポーシェリアクタンス(Xp)の値とに基づいて、ギャップ電圧無効分(Vsinφ+I*Xp)を算出するギャップ電圧無効分計算手段と、
    前記力率角算出手段により算出された力率角(φ)と、前記主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値と、前記電機子巻線抵抗(Ra)の値とに基づいて、ギャップ電圧有効分(Vcosφ+I*Ra)を算出するギャップ電圧有効分計算手段と、
    前記ギャップ電圧無効分計算手段により算出されたギャップ電圧無効分(Vsinφ+I*Xp)と、前記ギャップ電圧有効分計算手段により算出されたギャップ電圧有効分(Vcosφ+I*Ra)とに基づいて、ギャップ電圧(Vg)を算出するギャップ電圧計算手段と、
    前記ギャップ電圧無効分計算手段により算出されたギャップ電圧無効分(Vsinφ+I*Xp)と、前記ギャップ電圧計算手段により算出されたギャップ電圧(Vg)とに基づいて、ギャップ電圧位相角正弦値(sinδ)を算出するギャップ電圧位相角正弦値算出手段と、
    前記ギャップ電圧計算手段により算出されたギャップ電圧(Vg)と、前記ギャップ電圧位相角正弦値算出手段により算出されたギャップ電圧位相角正弦値(sinδ)とに基づいて、前記界磁電流推定値(Ifest)を算出する界磁電流算出手段と、
    を有する請求項1または請求項2に記載の同期発電機の励磁制御装置。
  4. 前記界磁電流算出手段は、
    前記主発電機の出力電流値と、前記ポーシェリアクタンス(Xp)の値とに基づいて、前記主発電機の無負荷飽和曲線におけるポーシェリアクタンス背後電圧(I*Xp)に対応した界磁電流(Ifx)を算出するポーシェリアクタンスに相応する界磁電流推定手段と、
    前記ギャップ電圧計算手段により算出されたギャップ電圧(Vg)に基づいて、前記主発電機の無負荷飽和曲線における当該ギャップ電圧(Vg)に対応した界磁電流(Ife)を算出するギャップ電圧に相応する界磁電流推定手段と、
    前記主発電機の出力電流値と前記定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値との乗算値(I*Ifs)と、前記ポーシェリアクタンスに相応する界磁電流推定手段により算出されたポーシェリアクタンス背後電圧に対応した界磁電流(Ifx)との差分である電機子反作用打消界磁電流(Ifa)を算出する電機子反作用打消界磁電流算出手段と、
    前記ギャップ電圧位相角正弦値算出手段により算出されたギャップ電圧位相角正弦値(sinδ)と、電機子反作用打消界磁電流算出手段により算出された電機子反作用打消界磁電流(Ifa)と、前記ギャップ電圧に相応する界磁電流推定手段により算出されたギャップ電圧に対応した界磁電流(Ife)とに基づいて、前記界磁電流推定値(Ifest)を算出する界磁電流推定値算出手段と、
    を有する請求項3に記載の同期発電機の励磁制御装置。
  5. 前記界磁電流推定手段及び前記過励磁制限手段は、ASICまたはFPGAを用いて構成される請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の同期発電機の励磁制御装置。
  6. プロセッサと、メモリとを備え、
    前記メモリは、
    主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、電機子巻線抵抗(Ra)の値と、定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とを記憶するパラメータ記憶エリアと、
    前記プロセッサを、
    前記主発電機の出力電圧値と、前記主発電機の出力電流値と、前記主発電機のポーシェリアクタンス(Xp)の値と、電機子巻線抵抗(Ra)の値と、定格三相短絡界磁電流(Ifs)の値とに基づいて、前記主発電機の界磁に流れる界磁電流推定値(Ifest)を算出する界磁電流推定手段、
    前記界磁電流推定手段により算出された界磁電流推定値(Ifest)に基づいて、前記界磁が過励磁状態にあるか否かを判定し、過励磁状態にあると判定した場合に、当該過励磁状態を制限する方向に前記界磁に流れる界磁電流の制御信号を調整する過励磁制限手段、として機能させるプログラムを記憶するプログラム記憶エリアとを有する、
    同期発電機の励磁制御装置。
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